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D 1011

:2011

(1) 

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  測定条件

1

4

  校正方法

1

4.1

  スピードメータ

1

4.2

  積算計

2

5

  測定の記録及び成績

2


D 1011

:2011

(2) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,公益社団法人自動

車技術会(JSAE)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS D 1011:1993 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 D

1011

:2011

自動車部品−スピードメータ−校正方法

Automotive parts-Speedometers-Methods of calibration

序文 

この規格は,1954 年に制定され,その後 5 回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は 1993 年に

行われたが,その後のスピードメータの電気化・電子化に対応するために改正した。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

適用範囲 

この規格は,走行試験を行う自動車に取り付けられたスピードメータ及び積算計の校正方法について規

定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS D 1010

  自動車走行試験方法通則

JIS D 5601

  自動車用スピードメータ

測定条件 

試験自動車の状態,試験路及び試験器材は,JIS D 1010 による。

校正方法 

4.1 

スピードメータ 

試験路に,適切な測定区間及びその前後に助走区間を設け,スピードメータの指示による任意の一定速

度で測定区間を走行し,それに要した時間を測定して,次の式によって実速度,指示誤差及びスピードメ

ータ補正率

1)

を求める。

1)

  スピードメータ指示速度に対する実速度の比。

t

L

V

600

3

'=

t

L

V

V

600

3

Δ

Vt

L

C

600

3

V

ここに,

V

': 実速度(km/h)

L

: 測定区間の距離(km)


2

D 1011

:2011

   

t

測定区間の走行時間(s)

ΔV: スピードメータ指示誤差(km/h)

V

スピードメータ指示速度(km/h)

C

V

スピードメータ補正率

4.2 

積算計 

4.2.1 

一般 

積算計の駆動に関わる車輪を低速で数回回転させ,その移動距離を測定して,次のいずれかによって車

輪の有効径及び積算計補正率

2)

を求める。

2)

  積算計の指示距離に対する実走行距離の比。

4.2.2 

機械式 

N

l

D

π

1

l

000

1

K

DK

C

π

2

1

1

n

n

K

ここに,

D

車輪有効径(m)

l

移動距離(m)

N

車輪の回転の回数

C

l

積算計補正率

K

スピードメータ定数

3)

K

1

スピードメータ駆動減速比

n

1

スピードメータ軸の回転の回数

n

2

車輪の駆動軸の回転の回数

3)

  積算計の 1 km 当たりのスピードメータ軸の回転の回数。

通常 1 km 当たり 637 回転である(JIS D 5601 による)

4.2.3 

電気式・電子式 

N

l

D

π

000

1

l

DM

C

π

N

l

M

000

1

ここに,

D

車輪有効径(m)

l

移動距離(m)

N

車輪の回転の回数

C

l

積算計補正率

M

積算計指示距離定数

4)

4)

  積算計の 1 km 当たりの車輪の回転の回数。

測定の記録及び成績 

スピードメータ校正の記録及び成績は,

表 又は表 に示す様式の記録用紙に記入する。


3

D 1011

:2011

表 1−スピードメータ校正記録用紙の様式(1 

機械式スピードメータ校正記録

日         年

積 載 質 量 ・ 乗 車 人 数

kg        人  測

試 験 時 自 動 車 総 質 量

kg

圧  (前輪)              kPa

(後輪)              kPa

スピードメータ定数  K

スピードメータ駆動減速比  K

1

スピードメータ記録

スピードメータ指示速度

V

(km/h)

測定区間

L

(km)

測定区間の走行時間

t

(s)

実速度

' 

(km/h)

スピードメータ指示誤差

ΔV

(km/h)

スピードメータ補正率

C

V

実速度

km/h

スピードメータ指示速度 km/h

    スピードメータ記録の計算式

t

L

V

600

3

'

=

'

V

V

V

=

Δ

V

V

C

'

V

=

    積算計記録の計算式

N

l

D

π

=

1

l

000

1

K

DK

C

π

=

積算計記録

移動距離

l

(m)

車輪の回転の回数

N

車輪有効径

(m)

積算計補正率

C

l


4

D 1011

:2011

   

表 2−スピードメータ校正記録用紙の様式(2 

電気式・電子式スピードメータ校正記録

日         年

積 載 質 量 ・ 乗 車 人 数

kg        人  測

試 験 時 自 動 車 総 質 量

kg

圧  (前輪)              kPa

積算計指示距離定数  M

(後輪)              kPa

スピードメータ記録

スピードメータ指示速度

V

(km/h)

測定区間

L

(km)

測定区間の走行時間

t

(s)

実速度

'

(km/h)

スピードメータ指示誤差

ΔV

(km/h)

スピードメータ補正率

C

V

実速度

km/h

スピードメータ指示速度 km/h

    スピードメータ記録の計算式

t

L

V

600

3

'

=

'

V

V

V

=

Δ

V

V

C

'

V

=

    積算計記録の計算式

N

l

D

π

=

000

1

l

DM

C

π

=

   

積算計記録

移動距離

l

(m)

車輪の回転の回数

N

車輪有効径

(m)

積算計補正率

C

l