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附属書 5(参考)リージョン系データ管理フレームの補足説明

この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

1. 

リージョンの階層構造  経路計算用データは,リージョンと呼ぶ任意多角形に分割し管理する。リー

ジョンは,階層(レベル)が下位に下がるに従い,より細かく分割される。下位レベルでは,親子関係が

ある上位レベルのリージョン境界をまたいだリージョンを作成してはならないものとする。

附属書 図 に,その例を示す。

上位レベル

下位レベル

附属書   1  リージョンの階層構造 

2.

階層構造とリージョン管理  リージョンは,任意の多角形で分割するため,その管理は,上下レベル

の関係をシンプルに記述した木構造を用いて行う。各リージョンには,レベルごとに 0 番からの通し番号

であるリージョン番号を付与する。上位レベルで結合するリージョンは,必ず連続したリージョン番号と

なるようにする。また,上位レベルのリージョンは,下位レベルで構成するリージョンのリージョン番号

の昇順に合わせて,リージョン番号を順に付与する。各レベルのリージョン管理レコードは,リージョン

データの検索を容易にできるようにするため,リージョン番号の昇順に並べ,リージョン番号とリージョ

ン管理レコードとの格納順位を一致させる。

附属書 図 に,階層構造とリージョン管理レコードとの関係を示す。

附属書 図 に,リージョン管理レコードの構成を示す。


階層ごとのリージョンの分割状況

上位レベル

下位レベル

0

0

0

1

2

3

4

5

1

2

6

リージョン管理レコードの木構造

0

0

1

3

4

1

5

2

2

6

リージョン番号

0

附属書   2  階層構造とリージョン管理レコードとの関係 

レ ベ ル 管 理 レ コ ー ド
(0)

レベル管理レコード 
(1)

レベル管理レコード 
(2)

リージョン管理レコード (0) 
●    リージョン番号 0 
リージョン管理レコード (0) 
●    リージョン番号 0      ● 
リージョン管理レコード (1) 
●    リージョン番号 1      ● 
リージョン管理レコード (2) 
●    リージョン番号 2      ● 
リージョン管理レコード (0) 
      リージョン番号 0      ● 
リージョン管理レコード (1) 
      リージョン番号 1      ● 
リージョン管理レコード (2) 
      リージョン番号 2      ● 
リージョン管理レコード (3) 
      リージョン番号 3      ● 
リージョン管理レコード (4) 
      リージョン番号 4      ●

リージョン管理レコード (5) 
      リージョン番号 5      ●

リージョン管理レコード (6) 
      リージョン番号 6      ●

リージョン管理テーブル

上位レベル

のリージョ

ン番号

レベルごとの

リージョン管理の

格納順位

レベルごとの

リージョン数

下位レベルの

先頭リージョン番号

附属書   3  リージョン管理レコードの構成

a) 

最上位レベルで複数のリージョンが存在する場合  最上位レベルで複数のリージョンを必要とする

場合,リージョン管理レコードで構成する木構造のルートが一つになるように,ダミーのルートとな

るリージョン管理レコードを最上位に設ける。このリージョン管理レコードは,レベル番号を−32,

リージョンの上下左右端の経度・緯度を FFFFFF(16)とし,他のリージョン管理レコードと区別する。


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このとき,レベル管理レコードにもダミーを設け,ダミーのリージョン管理レコードに対応する仮想

レベル(−32)を設ける。

b)

下位レベルのリージョンがすべて存在しない場合  下位レベルに対応するリージョンが全く存在し

ないリージョンに関しては,リージョン管理レコードの下位レベルの先頭リージョン番号に FFFF(16)

を格納し,下位レベルのリージョンが存在しないことを示す。また,下位レベルで一部のエリアだけ

リージョンが存在する場合は,リージョン管理レコードで存在するリージョンだけを差し示す。

附属書 図 に、その例を示す。

0

1

2

0

2

1

0

上位レベル

下位レベル

…存在しないリージョン

…存在するリージョン

0

1

2

0

0

1

2

附属書   4  下位レベルのリージョンがすべて存在しない場合の階層構造とリージョン管理 

3. 

主要地図データと経路計算用データとの関係  同一階層(レベル)における主要地図データ及び経路

計算用データは,次に示すようなエリアで関係付けられる。その関係を,

附属書 図 に示す。

主要地図データ内に格納する基準パーセル(

附属書 図 では Pi,j)内の道路データ(リンク及びノー

ド)を,経路計算用データ(リンク及びノード)に,リージョン番号を付加して対応付けるものとする。


Rk+2

Rk+1

Pi, j

Pi+1, j

Rk

パーセル

リージョン

リージョン管理対象エリア

パーセル Pi,j は,主要地図データの基準パーセル

リージョン Rk は,経路計算用データ層の最下層のリージョン

附属書   5  主要地図データと経路計算データとの関係

a)

主要地図データの基準パーセルのサイズ  主要地図データの基準パーセルのサイズは,左下角と右上

角の緯度・経度で設定する長方形とする。

なお,あるパーセルとその下位のパーセルのうち,最も左下隅に位置するパーセルの基準座標(左

下角の緯度・経度)は,必ず一致させる。

b)

経路計算用データのリージョン  経路計算用データのリージョンは,不定形を成す。なお,リージョ

ンの存在する範囲は,リージョンを包含する最小の長方形の左下角と右上角の緯度・経度とで表す。


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