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1.

案内検索データフレーム

1.1 

案内検索データフレームの全体構造

案内検索データフレームは,検索・地点情報全体を管理するデータ管理部,検索関係のデータ(対

象データの絞り込みのためのカテゴリデータと地点情報を指し示す該当データ)を各検索ごとに集

めた検索フレーム,地点情報データフレーム,各フレームの情報を管理するボリューム管理部の四

つのフレームから構成する。

データ管理部から各検索フレーム・地点情報フレームへは,オフセット(データ全体が,1 ブロ

ックとなって連続して配置されているとき)又は(ディスプレイスメント)セクタアドレス(デー

タ全体が,フレーム単位で複数に分割されて,離れて配置されているとき)によって飛んでいくこ

とが可能である。

地点情報・検索に関連するデータとして,次の種類を定義する。

a) 

データ管理部  データ管理部は,ボリューム管理部及び地点情報を,管理するデータ。1 デー

タ/ディレクトリである。

b) 

ボリューム管理部  ボリューム管理部は,検索のボリュームを,管理するデータ。

検索データは,ボリューム単位で管理する。複数の検索フレームを管理することも可能であ

る。

c) 

検索フレーム  検索フレームは,検索データのフレーム管理に用いられるデータである。

検索名称などを格納するヘッダ,データの絞り込みに利用されるカテゴリデータ,及び地点

情報を指し示す該当データから構成する。

1)

カテゴリフレーム  カテゴリフレームは,検索データの階層構造の格納などに利用される。

データ絞り込みのための選択肢などから構成する。

2) 

該当データフレーム  該当データフレームは,7.7.2 の図 14 の“ボリューム 1”と“ボリュー

ム 2”のように複数の検索で,地点情報の共有を図るために,

(検索の)リスト画面作成時に

必要なソート済みの地点情報を指し示すためのデータを該当テーブルとして用意する。この

データによって,最適なリスト表示が可能となる。

なお,電話番号検索のように,カテゴリフレームから,直接,地点情報を呼び出すことも

可能。

登録地点の場合,検索のための絞り込み動作が必要なく,最初からリスト表示を行えばよい。

そのため,カテゴリフレームが必ずしも必要ないため,実体のない,階層数=0 のものを用意

する。

d) 

地点情報フレーム  地点情報フレームは,地点の座標・詳細情報及びルート設定などに利用す

る情報(緯度経度・リンク情報など)をもつデータ。

地点情報は,(検索方法によらず,)独立して存在する。検索データは,複数の地点情報フレ

ームを利用することが可能。さらに,ビットフラグを利用して,フィールドの有無を判別させ

ることも可能。


検索フレームに格納された地点情報フレーム番号(又はビットフラグ)を利用し,リスト表

示において,関連情報(写真・音声を利用した詳細な施設情報など)があることの記号表示に

利用することができる。

地点情報フレームは,地図ユニットに依存する場合(周辺施設の検索など)と,データとし

て独立して収録する場合がある(鉄道施設検索など)

ただし,地図ユニットに依存していても,データ実体へのリンクを張ることで,見かけ上,

独立したデータとすることも可能(利用方法によっては,依存するもの・しないものの混在も

可能。ただし,それぞれ別のボリュームとして管理する)

(交換を目的とした)登録地点データなどにも利用する。検索データ  全体構造図を,

図 56

に示す。


#j  地点情報フレーム

(通常地点情報)

地点情報フレーム管理部

定義フレーム

データフレーム

#k  検索フレーム

(階層検索)

検索フレーム管理部

該当データ定義フレーム

  ジャンル検索

  電話番号検索

 50 音検索 
      :

カテゴリー定義フレーム

  ジャンル検索

  電話番号検索

 50 音検索

      :

該当データフレーム

  ジャンル検索

  電話番号検索

 50 音検索

        :

カテゴリーデータフレーム

  ジャンル検索

  電話番号検索

 50 音検索

        :

データ管理部

#1 ボリューム管理レコード

#k ボリューム管理レコード

(階層検索)

#m ボリューム管理レコード

データ管理部ヘッダ

#1 地点情報管理レコード

・ 

#j 地点情報管理レコード

(通常地点情報)

・ 

#n 地点情報管理レコード

ユーザ領域

(META データ)

拡張領域

(データ管理部)

 56  検索データ  全体構造図


1.2

データ管理部  データ管理部は,表 523 による。

データ管理部の構成は,次による。

データフォーマットのバージョン,データ作成日・作成者,権利保有者などを格納する“デー

タ管理部  ヘッダ”

検索データだけの情報提供の場合利用する“使用者領域(メタデータ)

それぞれの検索のための“ボリューム管理レコード”の並び

地点情報を管理するための“地点情報管理レコード”の並び

拡張用の“拡張領域”

 523  データ管理部

項番  オフセット

データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

L0

データ管理部  ヘッダ

a

) a

2 L0

Lx

使用者領域(メタデータ)

c

3 O1

L1×(M+

α)

ボリューム管理レコード  #1∼#M+α

b

) a

4 O2  L2×N

地点情報管理レコード  #1∼#N c) a

5 O3

拡張領域

c

備考  上記項番 1-4 までの最大サイズは,16Kbytes とする。

a) 

データ管理部  ヘッダ  データ管理部は,固定とする。

b) 

ボリューム管理レコード  ボリューム管理レコード,地点情報管理レコードは,固定長となり,

そのサイズ L1 は,

“データ管理部  ヘッダ”に格納する。

ボリューム管理レコードは,15.2.2  で後述するが,更なるボリューム管理レコードを管理す

ることが可能である。そのため,総レコード数は,データ管理部で管理するレコード数=に,

ボリューム管理レコードで管理するレコード数=αを加えたものとなる。

c) 

地点情報管理レコード  地点情報管理レコードのサイズは,

“データ管理部  ヘッダ”に説明す

る。

      オフセット  O1  =  L0 + Lx

                  O2  =  L0 + Lx +L1 × (M+α)

                  O3  =  L0 + Lx + L1 × (M+α)    + L2 × N となる。

データ管理部の全体サイズ及びヘッダのサイズに関しては,メディアの全体を管理する部分

(全データ管理フレーム)において,格納するものとする。

オフセットについては,

図 57 に示す。


地点情報管理レコード 
先頭へのオフセット

管理データ  ヘッダ

ボリューム管理レコード

#1∼#M

地点情報

管理レコード

#1∼#N

ボリューム管理レコード 
先頭へのオフセット

検索フレーム

地点情報フレーム

地点情報フレーム#x 
先頭へのオフセット

地点情報フレーム#x’ 
先頭へのオフセット

検索管理型レコード  #y 
へのオフセット

検索による 
地点情報の特定

(検索管理型レコード)

#1∼#L

検索フレーム  #z 
へのオフセット

ボリューム管理レコード  #v 
へのオフセット

ユーザ領域

(メタデータ)

ユーザ領域(メタデータ) 
先頭へのオフセット

拡張領域

(データ管理部)

※      :オフセット部分

 57  オフセットについて


1.2.1

データ管理部  ヘッダ  データ管理部  ヘッダは,表 524 による。

 524  データ管理部  ヘッダ

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

4

C

データ宣言

“DCTR”

a

2 4

8

C

データフォーマット  バージョン

a

) a

3 12

8

BCD

データ作成日

b

) a

4 20

32

C COPYRIGHT

c

) a

5 52

4

SWS

使用者領域(メタデータ)  サイズ

d

) a

6 56

4

D

使用者領域(メタデータ)へのオフセット

d

) a

7 60

4

SWS

拡張領域  サイズ

e

) a

8 64

4

D

拡張領域へのオフセット

e

) a

9 68

4

N

ボリューム管理レコード  数 =

M

a

10 72

4

SWS

ボリューム管理レコード  サイズ(1 レコードのサイズ) =

L1  a

11 76

4

D

ボリューム管理レコード  先頭へのオフセット (=

O1)

a

12 80

4

N

地点情報管理レコード数 =

N

a

13 84

4

SWS

地点情報管理レコード  サイズ(1 レコードのサイズ) =

L2 a

14 88

4

D

地点情報管理レコード  先頭へのオフセット

a

15 92

B1

タイトル表示  文字情報データリスト

f

) a

a) 

データフォーマット  バージョン  データフォーマット  バージョンは,初期値

1.00????

”と

するキャラクタ表現(ASCII)とする。整数部がバージョンを,小数点以下 2 けたがレビジョンを

表現する。

それ以下の 4 けたは,

データ作成者の判断で自由に設定できる。

例えば,

1.00a

 1.00b

1.000001

, 1.00IPC など自由とする。

b) 

データ作成日  データ作成日は,YYYYMMDDhhmmssss による,BCD 表現とする。

例          1998 年 11 月  7 日 15 時 14 分 30.02 秒  →  0x1998110715143002

            2001 年  9 月 15 日  0 時  0 分  0.00 秒  →  0x2001091500000000

            時間は,24 時間表現を使用する。

c) COPYRIGHT

  ASCII コードで表現する。

d) 

使用者領域(メタデータ)サイズ・オフセット  使用者領域(メタデータ)サイズ・オフセッ

トには,検索や,地点登録の管理で必要な情報を,メタデータ化して格納する。

検索データ,POI を外部から(地図データと関係なく)供給する場合などに利用する。

なお,緯度経度の分解能が,地図データと異なる場合又は,対応言語が異なる場合,必ず格

納する。

使用者領域へのオフセットは,データ管理部先頭からの使用者領域先頭へのディスプレイス

メントを格納する。

使用者領域のなき場合はサイズ,オフセットともに“NULL”を設定する。

e) 

拡張領域  サイズ・オフセット  拡張領域  サイズ・オフセットには,8.3 の拡張方法に従い,

データ管理部の拡張データを格納する。

拡張領域へのオフセットは,データ管理部先頭から拡張領域先頭へのディスプレイスメント

を格納する。

拡張領域のなき場合はサイズ,オフセットともに“NULL”を設定する。


f) 

タイトル表示  文字情報データリスト  タイトル表示  文字情報データリストは,表 525 によ

る。

 525  タイトル表示  文字情報データリスト

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

2

SWS

タイトル表示  文字情報データサイズ

g

) c

2 2

B1

タイトル表示  言語別オフセットポインタテーブル

h

) c

3

B2

タイトル表示  言語別文字情報リスト

i

) a

チェンジャータイプのドライブでの,検索・情報のためのメディア選択画面の表示などにお

いて利用する。

ディスクそのものの選択には,全データ管理フレームのディスクタイトルを利用する。

メタデータで定義する対応言語数を格納する。格納の順番は,メタデータでの定義順とする。

g) 

タイトル表示  文字情報データサイズ  タイトル表示  文字情報データサイズは,データサイ

ズとして,タイトル表示  文字情報データリスト全体のサイズを表す。

h) 

タイトル表示  言語別オフセットポインタテーブル  タイトル表示  言語別オフセットポイン

タテーブルは,

表 526 による。

 526  タイトル表示  言語別オフセットポインタテーブル

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

2

D

タイトル表示  言語別オフセットポインタ(言語 1)

c

2 2

2

D

タイトル表示  言語別オフセットポインタ(言語 2)

c

3

・・・・・・・・

c

4

2

D

タイトル表示  言語別オフセットポインタ(言語 n)

c

タイトル表示  文字情報データリストの先頭から,各言語別文字情報の先頭までのディスプ

レイスメントを表す。

格納言語数及び種別並びにその配置順は,メタデータにおいて説明する。

備考1.  格納言語が 1 種類(単言語:例えば,日本語だけ)の場合は,当該言語別オフセ

ットポインタテーブルは削除する。

2.

異なる言語別オフセットポインタで,同一の言語文字情報を示すことも可能であ

る。

i) 

タイトル表示  言語別文字情報リスト  タイトル表示  言語別文字情報リストは,表 527 によ

る。

 527  タイトル表示  言語別文字情報リスト

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

タイトル表示  言語別文字情報(言語 1)

j

) c

2

タイトル表示  言語別文字情報(言語 2)   c

3

・・・・・・・・

c

4

タイトル表示  言語別文字情報(言語 n)   c

j) 

タイトル表示  言語別文字情報  タイトル表示  言語別文字情報は,表 528 による。

 528  タイトル表示  言語別文字情報

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別


1 0

2

SWS

タイトル表示  言語別文字列サイズ(word)

k

) a

2 2

C;CC

タイトル表示  言語別文字列

l

) c

k) 

タイトル表示  言語別文字列サイズ  タイトル表示  言語別文字列サイズは,文字列のサイズ

を,word 単位で格納する。

l) 

タイトル表示  言語別文字列  タイトル表示  言語別文字列は,文字列が奇数バイト終わる場

合,文字列の最後にダミーデータとして“00(16)”を格納する。

データ管理部は,一つのディレクトリにつき,必ず一つしか存在しない。また,そのヘッダ

のサイズは,メディアの全体を管理する部分(全データ管理フレーム)において,定義するも

のとする。ただし,ヘッダの先頭から 86 bytes は,

(フォーマットバージョンに依存する。

)固

定領域とする。タイトル名称レコード数は,メタデータによってする(バージョンが進めば,

固定領域が大きく又は小さくなることもあり得る。

データフォーマットは,フォーマットの変更を伴う場合,拡張を行う。対象種別・シグネチ

ャの増加・減少などには,レビジョンアップで対応するものとする。

ヘッダ・ボリューム管理レコード・地点情報管理レコードは,合わせて一つのフレームを構

成するものとする。そのため,ここで用いられるオフセットは,フレーム先頭からのディスプ

レイスメントである。また,各管理レコードのサイズは,ファイル管理部に格納された固定長

である。

地点情報フレームの連番は,地点情報管理フレームに格納されているレコード順に 1,2,3・・・

N

と番号付けする。ただし,地点情報管理レコード数=1 の場合,各検索ボリュームで,地点

情報フレーム番号を指定する必要はない。

1.2.2 

ボリューム管理レコード  ボリューム管理レコードは,“データ宣言”の 4 バイトのシグネ

チャによって,その用途が明確になる。

データ宣言の種類は,

附属書 を参照。

なお,ボリューム管理レコードの表記内容は,シグネチャによって変化する。ボリューム管理レ

コード  検索型は,

表 529 による。ボリューム管理レコード  管理型は,表 530 による。

 529  ボリューム管理レコード  検索型

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

4

C

データ宣言

“DSRC”etc.

a

2 4

4

C

検索機能宣言

“FGGF”etc.

a

3 8

4

C

アドレス記述宣言

a

a

4 12

4

SWS

拡張領域サイズ

b

a

5 16

4

D

拡張領域へのオフセット

b

a

6 20

4

C

デフォルトキーボード  指定

c

a

7 24

8

PID

カバーエリア  最小緯度経度

d

a

8 32

8

PID

カバーエリア  最大緯度経度

d

a

9 40

4

SWS

検索フレーム  管理部のサイズ

 a

10 44

4

D

検索フレーム  管理部へのアドレス

h

a

11 48

B1

表記項目  文字情報データリスト

l

) a

12 O1

B2

別設定検索フレーム  管理部アドレス

h

) c


13 O2

B3

拡張領域

c

14 O3

B4

パディング領域

c

備考  項番 12,13 は項番 5,10 で格納エリアを指定できるため,ボリューム管理レコード内で

の配置は,任意である。ただし,項番 12-14 で上位データ管理部に指定する,ボリュー

ム管理レコードサイズを満足することとする。

 530  ボリューム管理レコード  管理型

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

4

C

データ宣言

“DVCR

a

2 4

4

C

管理目的  宣言

e

a

3 8

4

C

アドレス記述宣言

a

a

4 12

4

SWS

拡張領域サイズ

b

a

5 16

4

D 拡張領域へのオフセット

b

a

6 20

16

 RESERVED

  b

7 36

4

N ボリューム管理レコード  数

f

a

8 40

4

SWS

ボリューム管理レコード  サイズ(1 レコードのサイズ) g)

a

9 44

4

D ボリューム管理レコード  (対象フレーム)先頭への

アドレス

g

a

10 48

B1

表記項目  文字情報データリスト

l

) a

11 O1

B2

別設定  ボリューム管理レコード(対象フレーム)先
頭へのアドレス

h

) c

12 O2

B3

拡張領域

c

13 O3

B4

パディング領域

c

備考  項番 11,12 は項番 5,9 で格納エリアを指定できるため,ボリューム管理レコード内で

の配置は,任意である。ただし,項番 11-13 で上位データ管理部に指定するボリューム

管理レコードサイズを満足することとする。

a) 

アドレス記述宣言  アドレス記述宣言は,シグネチャでその方針を設定する。宣言は附属書 8

を参照。

b) 

拡張領域  サイズ/オフセット  拡張領域へのオフセットは,データ管理部先頭からの拡張領

域先頭へのディスプレイスメントを格納する。

拡張領域のなき場合はサイズ,オフセットともに“NULL”を設定する。

c) 

デフォルトキーボードの指定  デフォルトキーボードの指定には,常使用するキーボードを,

シグネチャで指定する。

指定の必要がない(リスト形式の階層検索などの)場合,

NORM

”を推奨する。

デフォルトキーボード指定の利点は,画面表示などの効率化のためである。

さらに,データ面からでは,デフォルトキーボードを指定することによって,そのデータの

制限事項を暗黙的に指示することができる。

(例えば,大文字だけを対象とした 50 音入力画面,

電話番号を入力するための数字入力画面など)

d) 

カバーエリア  カバーエリアは,緯度・経度は,南西の端点を最小,北東の端点を最大とし,

PID

形式で表現する。

e) 

管理目的  宣言  管理目的  宣言は,管理しているボリュームの用途をシグネチャで宣言する。


参考  シグネチャは,本規定で定めないが,インタオペラビリティを確保するため,検索のた

めであるならば

DSRC

”を,登録地点の管理のためならば

DPOU

”を使用することを

推奨する。

f) 

ボリューム管理レコード数  ボリューム管理レコード数は,管理型でだけ格納する情報であり,

次段で管理するボリューム管理レコード数である。

次段で,更に新たなボリュームを管理することが可能となる。

g) 

ボリューム管理レコードサイズ/先頭へのアドレス  ボリューム管理レコードサイズ/先頭へ

のアドレスには,本フレームで管理するボリューム管理レコードの 1 レコードのサイズを格納

する。

h) 

アドレスの表記について  アドレスは,次の形式となる。アドレスは,表 531 による。

 531  アドレス

項番

オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1

   :

c

2   4  D

***  アドレス

a

3

   :

c

4  B1

別設定  ***  アドレス

c

5

   :

c

データ宣言の内容及びそれに伴う項番 2,4 の内容は,アドレス記述宣言に従い次のよう設定

する。

1) 

ファイル名称&オフセット指定  ファイル名称&オフセット指定には,項番 2  当該データフ

レーム先頭から項番 4 の“別設定  ***  アドレス”先頭へのディスプレイスメントを格

納する。

(

項番 4)以下

表 532 を参照。

2) 

オフセット指定

(

項番 2) 14.先頭からのディスプレイスメント

(

項番 4)  設定しない。

3) 

地図ユニット依存型指定  各地図ユニット内にデータフレームが格納されている。

基本的に,地図ユニット内に,A,B2 種類のフレームが追加で格納可能。地図ユニット

依存型指定には,その,いずれであるかを指定する。

(

項番 2)“NULL”を設定。

(

項番 4)非設定若しくは,

“NULL”を設定。

4) 

メッシュ依存型指定  メッシュ依存型指定には,(項番 4)非設定若しくは,“NULL”を設定。

別設定  ***  アドレスは,

表 532 による。

備考  対象フレームが非設定で無効値を設定する場合は,項番 2 若しくは項番 4 で“NULL”を

設定する。

 532  別設定  ***  アドレス

項番

オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別


1 0  4

D

***  へのオフセット

i

) a

2 4  2  SWS

データ名称  サイズ

j

) a

3 6 B1  C

データ名称

k

) c

i) 

***へのオフセット  ***へのオフセットには,対象データフレームの,対象ファイル先

頭からのディスプレイスメントを格納する。

j) 

データ名称サイズ  データ名称サイズには,対象データフレームに格納するファイル名称のサ

イズを格納する。

k) 

データ名称  データ名称には,対象データフレームに格納するファイル名称を格納する。ただ

し,ファイル名称が奇数サイズとなった場合は,

“NULL”を設定する。

備考  対象フレームが非設定で無効値を設定する場合は,項番 2 若しくは項番 4 で無効値

“NULL”を設定する。

l) 

表記項目  文字情報データリスト  表記項目  文字情報データリストは,表 533 による。

 533  表記項目  文字情報データリスト

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

2

SWS

表記項目  文字情報データサイズ

m

) c

2 2  B1

表記項目  言語別オフセットポインタテーブル  c

3   B2

表記項目  言語別文字情報リスト

n

) a

表記項目は,その時点での画面表示に必要な文字列を格納する。

メタデータで定義する対応言語数を格納する。格納の順番は,メタデータでの定義順とする。

m) 

表記項目  文字情報データサイズ  表記項目  文字情報データサイズは,データサイズとして,

表記項目  文字情報データリスト全体のサイズを表す。

ただし,格納言語が 1 種類(単言語:例えば,日本語だけ)の場合は当該文字情報データサ

イズは,削除する。表記項目  言語別オフセットポインタテーブルは,

表 534 による。

 534  表記項目  言語別オフセットポインタテーブル

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

2

D

表記項目  言語別オフセットポインタ(言語 1)

c

2 2

2

D

表記項目  言語別オフセットポインタ(言語 2)

c

3

2

D

・・・・・・・・

c

4

2

D

表記項目  言語別オフセットポインタ(言語 n)

c

表記項目情報データリストの先頭から,各言語別文字情報の先頭までのディスプレイスメン

トを表す。

格納言語数及びその配置順は,メタデータにおいて格納する。

備考1.  格納言語が 1 種類(単言語:例えば,日本語だけ)の場合は,当該言語別オフセ

ットテーブルは,削除する。

2.

異なる言語別オフセットで,同一の文字情報を示すことも可能である。

n) 

表記項目  言語別文字情報リスト  表記項目  言語別文字情報リストは,表 535 による。表記

項目  言語別  文字情報は,

表 536 による。

 535  表記項目  言語別文字情報リスト

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別


1 0

表記項目  言語別文字情報(言語 1)   c

2

表記項目  言語別文字情報(言語 2)   c

3

・・・・・・・・

c

4

表記項目  言語別文字情報(言語 n)   c

 536  表記項目  言語別  文字情報

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

2

SWS

表記項目  言語別文字列サイズ(word)

o

) a

2 2

C;CC

表記項目  言語別文字列

p

) c

o) 

表記項目  言語別文字列サイズ  表記項目  言語別文字列サイズには,文字列のサイズを word

単位で格納する。

p) 

表記項目  言語別文字列  表記項目  言語別文字列には,文字列が奇数 byte 終わる場合,文字

列の最後にダミーデータとして“00(16)”を格納する。

1.2.3

地点情報管理レコード  (ボリューム管理レコード  検索型  に準じる)

地点情報管理レ

コードは,

表 537 による。地点情報管理レコードは,地点情報の定義や実体のある場所の指定など

を行う。格納方法は,固定フォーマットとする。

 537  地点情報管理レコード

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

4

C

データ宣言

“PINR”etc.

a

a

2 4

4

C

地点情報種別宣言

g

) a

3 8

4

C

アドレス記述宣言

b

) a

4 12

4

SWS

拡張領域サイズ

c

) a

5 16

4

D

拡張領域へのオフセット

c

) a

6 20

4

 (RESERVED)

b

7 24

8

PID

カバーエリア  最小緯度経度

d

) a

8 32

8

PID

カバーエリア  最大緯度経度

d

) a

9 40

4

SWS

地点情報フレーム  管理部のサイズ

a

10 44

4

D

地点情報フレーム  管理部へのアドレス

e

) a

11 48

B1

地点情報名称  文字情報データリスト

f

) a

12 O1

B2

別設定地点情報フレーム  管理部アドレス

e

) c

13 O2

B3

拡張領域

c

14 O3

B4

パディング領域

c

備考  項番 12,13 は項番 5,10 で格納エリアを指定できるため,当該地点情報管理レコード内

の配置は,任意である。ただし,項番 12-14 で上位データ管理部に指定する,地点情報

管理レコードサイズを満足することとする。

a) 

データ宣言  データ宣言の種類は,附属書 を参照。

b) 

アドレス記述宣言  アドレス記述宣言は,シグネチャでその方針を設定する。

シグネチャ設定については,

附属書 に同じくボリューム管理レコード検索型に準じる。

c) 

拡張領域  サイズ/オフセット  拡張領域  サイズ/オフセットには,8.3 の拡張方法に従い,

データ管理部の拡張データを収録する。

拡張領域へのオフセットは,データ管理部先頭からの拡張領域先頭へのディスプレイスメン

トを格納する。


拡張領域のなき場合はサイズ=0,オフセットともに,

“NULL”を設定する。

d) 

カバーエリア  カバーエリアには,緯度・経度は,南西の端点を最小,北東の端点を最大とし,

緯度経度それぞれ PID 形式で格納する。

e) 

アドレス表記について  アドレス表記の格納方法は 15.2.2 の h)に同じくボリューム管理レコー

ド検索型に準じる。

f) 

地点情報名称  文字情報データリスト  地点情報名称は,各地点情報単位で名称の表示(デー

タ内容の確認)を行うときなどに利用する。

(ほとんどの場合,名称表示には,ボリューム管理における表記項目を使用する。

メタデータで定義する対応言語数を格納する。格納の順番は,メタデータでの定義順とする。

記述方法は,15.2.2 の l)に同じくボリューム管理レコード検索型に準じる。

g) 

地点情報種別宣言  地点情報種別宣言は附属書 の を参照。

1.3

検索フレーム  全体構造  検索フレームは,次の五つのブロックから,構成されている。

a) 

フレーム全体を管理するための,

“検索フレーム管理部”

b) 

検索実行時の該当データ絞り込みのための,

“カテゴリデータフレーム”

c) 

カテゴリデータのレコードの構造を定義するための,

“カテゴリ定義フレーム”

d) 

カテゴリデータを利用して絞り込まれた該当データと,実際の地点情報を関連づけるための,

“該当データフレーム”

e) 

該当データレコードを定義するための,

“該当データ定義フレーム”

なお,b)∼e)は,配置は自由であり,かつ,フレーム実体の共有も可能である。

検索フレーム  全体構造につて,

図 58

に示す。

検索フレーム管理部

 

カテゴリ定義フレーム

(#1∼#7)

【Locatable in any place】

 

該当データ定義フレーム

(#1∼#7)

【Locatable in any place】

 

カテゴリデータフレーム

(#1∼#7)

【Locatable in any place】

 

該当データフレーム

(#1∼#7)


【Locatable in any place】

 58

検索フレーム  全体構造


1.3.1

検索フレーム  管理部  検索フレーム  管理部は,表 538 による。

 538  検索フレーム  管理部

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

16

検索フレーム  管理部ヘッダ

a

2 16

X

検索詳細情報レコードの並び  #1∼#G   a

検索フレーム  管理部は,16 バイトの“検索フレーム  管理部ヘッダ”と,その管理部ヘッダで

格納するレコード数 = G,サイズ = X の検索フレーム内で固定長となる“検索詳細情報レコードの

並び”から,構成する。

1.3.2

検索フレーム  管理部ヘッダ  検索フレーム    管理部ヘッダは,表 539 による。

 539  検索フレーム    管理部ヘッダ

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

4

C

データ宣言

“DSRC”

a

2 4

4

N

カテゴリ・該当データ数  G 
(検索詳細情報レコード数)

a

) a

3 8

4

SWS

検索詳細情報レコードサイズ =X

b

) a

4 12

4

D

検索詳細情報レコード  先頭へのオフセット

c

) a

a) 

カテゴリ・該当データ数  カテゴリ・該当データ数は,基本的には,G=1 である。ただし,将

来の拡張性を考慮し,記述する。50 音検索,電話番号検索などで対象データをあるキー(例え

ば,カテゴリ,エリア)などで更に絞り込む機能を実現するために用いるなどに利用する。

b) 

検索詳細情報レコードサイズ  検索詳細情報レコードサイズには,検索詳細情報レコードのサ

イズを格納する。複数レコードをもつ場合,各レコードサイズは,共通とする。

c) 

検索詳細情報レコード  先頭へのオフセット  検索詳細情報レコード  先頭へのオフセットに

は,先頭へのオフセットを格納することによって,将来の拡張・制作者独自のデータの格納が

可能となる。

検索詳細情報レコードは,検索のときに使うカテゴリデータ・該当データの定義や実体のあ

る場所の指定などを行う。格納方法は,固定フォーマットとする(可変長)

1.3.3

検索詳細情報レコード  検索詳細情報レコードは,表 540 による。


 540  検索詳細情報レコード

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

4

C

データ宣言

a

) a

2 4

4

SWS

拡張領域  サイズ

= Lu b

) a

3 8

4

D

拡張領域へのオフセット

b

) a

4 12

4

SWS

カテゴリ定義フレーム  サイズ

a

5 16

4

D

カテゴリ定義フレーム  アドレス

h

) a

6 20

4

SWS

カテゴリデータフレーム  サイズ

a

7 24

4

D

カテゴリデータフレーム  アドレス

h

) a

8 28

4

C

デフォルトキーボード  指定

f

) a

9 32

4

SWS

カテゴリ  親レコード  サイズ

c

) a

10 36

4

SWS

カテゴリ  選択肢レコード  サイズ

d

) a

11 40

4

SWS

カテゴリ 1 段目  サイズ

e

) a

12 44

4

N

カテゴリ 1 段目  選択肢数

e

) a

13 48

4

D

カテゴリ 1 段目  オフセット

e

) a

14 52

4

C

カテゴリ 1 段目  キーボード指定

f

) a

15 56

4

SWS

該当データ定義フレーム  サイズ

a

16 60

4

D

該当データ定義フレーム  アドレス

h

) a

17 64

4

SWS

該当データフレーム  サイズ

a

18 68

4

D

該当データフレーム  アドレス

h

) a

19 72

4

SWS

該当データフレーム  レコードサイズ

a

20 76

4

N

該当データフレーム  総レコード数

g

) a

21 80

4

N

デフォルト地点情報連番

i

) a

22 84

4

SWS

次段データフレーム  サイズ

j

) a

23 88

4

D

次段データフレーム  アドレス

j

) a

24 92

B1

表記項目  文字情報データリスト

k

) a

25 O1

B2

別設定フレーム  アドレスの並び(#1∼#4)

h

) c

26 O2

B3

拡張領域

l

) c

27 O3

B4

パディング領域

c

備考  項番 25,26 は,項番 5,7,16,18 で格納エリアを指定できるため,当該検索詳細情報

レコード内での配置は,任意である。ただし,項番 25-27 で上位検索フレーム管理部ヘ

ッダに指定する検索詳細情報レコードサイズを満足することとする。

a) 

データ宣言  データ宣言は,その用途・全体を通じての検索方法の指針としてシグネチャで設

定する。

データ宣言の種類は

附属書 を参照。

b) 

拡張領域  サイズ・オフセット  拡張領域へのオフセットは,当該検索詳細情報レコード先頭

から拡張領域先頭へのディスプレイスメントを格納する。

拡張領域のなき場合はサイズ,オフセットともに,

“NULL”を設定する。

c) 

カテゴリ  親レコード  サイズ  カテゴリ  親レコード  サイズは,カテゴリの選択肢部分を

除いた大きさである。固定長となる場合に,具体的な数値を格納する。可変長の場合,データ

を読み取る場合の最大サイズを格納する。

d) 

カテゴリ  選択肢レコード  サイズ  カテゴリ  選択肢レコード  サイズには,カテゴリの選

択肢の 1 レコードのサイズを格納する。固定長となる場合に,具体的な数値を格納する。可変

長の場合,読み取る場合の最大サイズを格納する。

e) 

カテゴリ  段目  サイズ・選択肢数・オフセット  カテゴリ  1 段目  サイズ・選択肢数・オ


フセットには,1 番最初に読み込むべきカテゴリの  (選択肢を含んだ)サイズ・選択肢数・

(カ

テゴリデータフレーム先頭からの)オフセットを格納する。

2

段目以降は,実データの親レコード内に格納するようにする。

f) 

デフォルト/カテゴリ  段目  キーボード指定  デフォルト/カテゴリ  1 段目  キーボー

ド指定には,キーボードの指定をシグネチャを用いて行う。

なお,階層の途中で,キーボードの切り替え(使用する・しないを含む)がある場合,1 段

目以降のカテゴリデータの選択肢には,必ず,次段で使用するキーボードの措定を行わなけれ

ばいけない。

g) 

該当データフレーム  総レコード数  該当データフレーム  総レコード数には,該当データ総

レコード数を格納する。

h) 

アドレス表記について  アドレス表記については,当該ボリューム管理レコード(検索型)の

“アドレス記述宣言”の記述方針に従い,14.2.2 の 8)同様に格納する。

i) 

デフォルト地点情報連番  デフォルト地点情報連番は,地点情報フレームが複数存在する場合,

そのデフォルト値を宣言することができる。

地点情報ボリューム数に,1 からの対応する連番とする。

本検索フレームの次段のフレームがすべて地点情報でない場合,この地点情報連番は,

“NULL”を設定する。

j) 

次段データフレーム  サイズ/アドレス  当該検索フレームから,下段の検索フレームを管理

し,その構造が同一の場合検索フレーム管理部を共有する場合,次段データフレームに次段検

索フレーム管理部の格納アドレスを設定する。

k) 

表記項目  文字情報データリスト  表記項目は,その時点での画面表示に必要な文字列を言語

別に格納する。

データ格納方法は,15.2.2 の l)  に準じる。

l) 

拡張領域  拡張領域には,8.3 の拡張方法に従い,当該検索詳細情報レコードの拡張データを収

録する。

拡張領域は,データ制作者が自由に利用することのできる領域である(将来の拡張領域でも

ある)

独自データを記録することによって,専用データの所在を判断することなどが可能(例えば,

該当データが多い場合の,一定レコード数間隔の該当データを抜き出したデータ  など。

1.4

地点情報フレーム  地点情報フレーム  全体構造について,図 59 に示す。

地点情報フレーム管理部

 

地点情報  定義フレーム

(#1∼#7)


【Locatable in any place】

 

地点情報  データフレーム

(#1∼#7)

【Locatable in any place】

 59  地点情報フレーム  全体構造

1.4.1

地点情報フレーム  管理部  地点情報フレーム    管理部は,表 541 による。

 541  地点情報フレーム    管理部

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

16

地点情報フレーム  管理部ヘッダ

a

2 16

X

地点情報  詳細情報レコードの並び  #1∼#G

a

地点情報フレーム  管理部は,16 バイトの“地点情報フレーム  管理部ヘッダ”と,その管理部

ヘッダで格納する,レコード数 = G,サイズ = X  の地点情報フレーム内で固定長となる“地点情報

詳細情報レコードの並び”から,構成する。

1.4.2

地点情報フレーム  管理部ヘッダ  地点情報フレーム  管理部ヘッダは,表 542 による。

 542  地点情報フレーム  管理部ヘッダ

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

4

C

データ宣言

“PINR” etc.

a

2 4

4

N

地点情報  詳細情報レコード数  G

= 1 a

) a

3 8

4  SWS

地点情報  詳細情報レコード  サイズ =

X

b

) a

4 12

4

D

地点情報  詳細情報レコード  先頭へのオフセット

c

) a

a) 

地点情報  詳細情報レコード数  G  地点情報  詳細情報レコード数  G は,基本的には,G=1

である。ただし,将来の拡張性を考慮し,記述する。

b) 

地点情報  詳細情報レコード  サイズ  地点情報  詳細情報レコード  サイズには,地点情報

詳細情報レコードのサイズを格納する。

c) 

地点情報  詳細情報レコード  先頭へのオフセット  先頭へのオフセットを格納することによ

って,将来の拡張・制作者独自のデータの格納が可能となる。

地点情報  詳細情報レコードは,そのレコードの定義や実体のある場所の指定などを行う。

格納方法は,固定長・固定フォーマットとする(検索詳細情報と異なり,文字情報がないため,

固定長となる。

1.4.3

地点情報  詳細情報レコード  地点情報  詳細情報レコードは,表 543 による。

 543  地点情報  詳細情報レコード

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0

4

C

データ宣言

“DPOI”  a) a

2 8

4  SWS

拡張領域  サイズ

= Lu b

) a

3 12

4

D

拡張領域へのオフセット

b

) a

4 16

4

SWS

定義フレーム  サイズ

a

5 20

4

D

定義フレーム  アドレス

c

) a

6 24

4

SWS

データフレーム  サイズ

a


7 28

4

D

データフレーム  アドレス

c

) a

8 32

4

SWS

データフレーム  レコードサイズ

a

9 36

4

N

データフレーム  総レコード数

d

) a

10 40  B1

別設定フレーム  アドレスの並び(#1∼#2)

c

) c

11 O1  B2

拡張領域

e

) c

12 O2  B3

パディング領域

c

備考  項番 10,11 は項番 3,5,7,で格納エリアを指定できるため,当該地点情報詳細情報レ

コード内での配置は,任意である。ただし,項番 10-12 で上位地点情報フレーム管理部

に指定する地点情報詳細情報レコードサイズを満足することとする。

a) 

データ宣言  データ宣言は,シグネチャで設定する。

b) 

拡張領域  サイズ・オフセット  拡張領域へのオフセットは,当該地点情報詳細情報レコード

先頭から拡張領域先頭へのディスプレイスメントを格納する。

拡張領域のなき場合はサイズ,オフセットともに“NULL”を設定する。

c) 

アドレスの表記  アドレスの表記は,対象データフレームの格納アドレスを当該地点情報管理

レコードの“アドレス記述宣言”の格納方針に従い,15.2.2 の h)同様に格納する。

d) 

データフレーム  総レコード数  データフレーム  総レコード数には,地点情報の総レコード

数を格納する。

レコード数=1 の場合,検索フレーム内で,地点情報のグループ番号に関する格納は,省略

可能である。

e) 

拡張領域  拡張領域には,7.3  拡張方法に従い,当該地点情報詳細情報レコードの拡張データ

を収録する。

拡張領域は,データ制作者が自由に利用することのできる領域である(将来の拡張領域でも

ある)

独自データを記録することによって,専用データの所在を判断することなどが可能(例えば,

該当データが多い場合の,一定レコード数間隔の該当データを抜き出したデータ  など。

このフォーマットでは,収録情報などを使用者エリアに納めることも想定している。詳細(ど

のような情報を格納するか。

)は未定である。

1.4.4 

地点情報の種類  地点情報は,その目的・用途に応じて,幾つかのパターン(地点情報の定

義内容)に分類することができる。

次は,その一例である(

“”は,地点情報のフィールド)

a) 

地点を呼び出すだけ(地図記号などの表示なし)  “緯度・経度”だけで構成。

b) 

地点を呼び出し,地図記号を表示する(周辺施設の表示,種別に対応した名称表示も可能)  “緯

度・経度”と“種別コード”とで構成。

c) 

地点を呼び出し,名称を表示する  “緯度・経度”と“名称”とで構成。(記号表示の場合,“種

別コード”も必要。

d) 

地点を呼び出し,名称・電話番号・住所を表示する  “緯度・経度”

“名称”

“電話番号”

“住

所”とで構成(

“種別コード”


e) 

地点を呼び出し,メモを表示する  “緯度・経度”・“メモ”とで構成(“種別コード”)。

メモの内容は,任意である。そのため,d

)の住所や電話番号をまとめてメモとすることも可

能。

また,この“メモ”は,地点を呼び出した際に,地図上で同時に表示するものを指し,画面

全体で表示するサービス情報とは区別する(動作を定義する必要があるため。

f) 

地点の呼び出し・サービスの表示の選択が可能  上記 a)から e)の構成要素に,“サービス情

報のアドレス”を格納する。

上記の他に,呼び出した地点名称などを読み上げるようにするならば,

“音声合成用データ”

及び“音声ファイル(WAVE ファイルなど)へのアドレス(・サイズ)

”を追加する。また,道

路と関連させる場合,

“道路情報”を追加する。

“道路情報”としては,リンク番号(列)

・ノー

ド番号(列)である(道路の右・左を判断するためには,始点・終点が必要なため,

(列)とな

る。

具体的には,次による。

  電話番号検索(個人宅)  :  a

)又は b)に,∼付近表示のため,“(現在)地名取得”

の動作指定を行う。

  電話番号検索(職業別)  :  d

)を利用。ただし,“住所”は利用しない。

  サービス情報があるものは,f

)を利用する。

  周辺施設検索

:  b

)を利用。ただし,電話番号検索の対象とする場合,d

を利用し,データの 2 重もちを防ぐ。

  住所検索  など

:  a

)を利用。住所には,付加情報がなく,地図を呼び出す

だけである。

  空港検索  など

:  c

)を利用。ただし,地図上に表示がある場合,a)でよ

い。一般に,地図上に名称が表示されているものは,著名

なもの・巨大施設である。そのため,地図を呼び出しても

名称がなく,確認のために,名称を表示する必要がある。


  宿泊情報  など

:  d

)∼f)のいずれかを利用する。

  写真や,音声ガイドがある場合,f

)を利用する。サービ

ス情報のフォーマットとしては,様々なデータが扱え,リ

ンクによって複数のページや他の情報を見ることができる

HTML

形式及びそれで扱える画像・音声ファイルを利用す

る。

  問合せ先電話番号などを表示する場合,e

)を利用する。

明確に問合せ先であることを表示するために,

“問合せ先”

と表示させるために“メモ”を利用する。

1.5

定義フレーム  定義フレームは,表 544 による。

 544  定義フレーム

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0  16

定義フレーム  ヘッダ

a

2 16  X

定義レコードの並び  #1∼#M a) a

1.5.1

定義フレーム  ヘッダ  定義フレーム  ヘッダは,表 545 による。

 545  定義フレーム  ヘッダ

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0  4

C

データ宣言

“DCTF” a

2 4  4

C

データタイプ

“REAL” etc.

a

3 8  4

 (RESERVED)

b

4 12  4

N

定義レコード数  M

a

a) 

定義フレーム及び定義レコードは,共通の表現方法を利用する。詳細については,後述する。

定義レコード数の格納も,定義レコードと共通の表現方法となる(16 バイト単位のデータレ

コード)

b) 

定義部の総データサイズは,検索詳細情報レコードや,地点情報詳細情報レコードに格納され

ている。

      “DCTF” = “Define for CounT of Fields”

多言語を想定し,文字情報は,文字情報データサイズ,オフセットポインタテーブル,文字

情報リストをそれぞれ 1 フィールドとして,定義する。

1.5.2

定義レコード  定義レコードは,情報の構成要素の自由定義である。定義レコードは,表 546

による。

一般的に,一つの情報は,様々な要素となる項目で構成する。要素となる項目の種類や内容は,

情報の分類によって,また,情報提供者(収集者)の意図によっても様々に変わる。

そこで,一つのデータを表現するレコードの各フィールドの定義を情報提供者がある程度自由に

表現・選択できるように考慮する。

使用するシグネチャは,フォーマットのバージョン・レビジョンの更新とともに,順次メンテナ

ンス・更新するものとする。


 546  定義レコード

項番  オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0  4

C

フィールド  用途 a)

a

2 4  4

C

フィールド  記述タイプ b)

a

3 8  2

C

フィールド  記述型宣言 c)

a

4 10  2

フィールド  データ数

C

フィールド記述タイプが可変長の場合  データ数を示す
記述型宣言

d) a

N

フィールド記述タイプが可変長以外の場合  データ数 e)

a

5 12  4

フィールド  付加情報 f)

b

a) 

フィールド  用途  フィールド  用途は,4 bytes キャラクタの“シグネチャ (signature)”を用い

て表現する(

附属書 参照)。

b) 

フィールド  記述タイプ  フィールド  記述タイプは,4 バイトキャラクタの“シグネチャ

(signature)

”を用いて表現する。これは,確保されたフィールドに入るデータの内容又は,4 バ

イトの付加情報に入る数値の内容を判別するためのものである(

附属書 参照)。

c) 

フィールド  記述型宣言  フィールド  記述型宣言は,2 bytes キャラクタの“シグネチャ

(signature)

”を用いて表現する(

附属書 参照)。

d) 

フィールド  データ数(フィールド用途が可変長の場合)

フィールド  データ数(フィールド用途が可変長の場合)には,c)  フィールド  記述型宣言

によるデータの数を示す先頭のデータ列の型を格納する。

記述例  (CH)(UB) =  1 バイト符号なし型で可変長データ列

の先頭

にサイズを表現する。

(CH)(UW) =  2 バイト符号なし型で可変長データ列

の先頭  にサイズを表現する。

e) 

フィールド  データ数(フィールド用途が可変長以外の場合)

フィールド  データ数(フィールド用途が可変長以外の場合)には,c)  フィールド  記述

型宣言によるデータの数をワードで格納する。

記述例 

(CH) 8

=  8 bytes

(WD) 2

=  4 bytes

(UL) 2

=  8 bytes

(FD) 1

= 16 bytes

フォーマット格納のための略号と異なっているため,取り扱いには,注意が必要。

(データ型を 2 バイト固定で格納することを前提としているため,及び,表現を多様にす

るため。

f) 

フィールド付加情報  フィールド付加情報は,通常は,“NULL”であるが,フィールド用途の

内容によっては,直接値を記入するのに利用する。

付加情報の領域は,4 bytes である。

具体的な例として,


  カテゴリにおいては,

選択のためのキーボードの指定

緯度経度取得などの自動での処理の指定

インターネットへの自動接続のための処理指定  があげられる。

詳細は,コンテンツ制作社の自主判断によって,決めることが可能。

付加情報は,効率のアップ,差別化のための情報であるため,その詳細については,言及

しない。

ただし,各社が必要と認識している情報は,フォーマットで定義し,付加情報としては扱

わない。

1.5.3 

シグネチャ  一覧  シグネチャ  一覧には,1999 年 11 月 26 日(V2.2)においては,シグネチ

ャを設定する。

附属書 に,参考シグネチャを挙げる。

1.6

データフレーム  データフレームは,表 547 による。


 547  データフレーム

項番

オフセット  データ長

データ形式

項目名

備考

識別

1 0  BS

記述部  1  (フィールド#1∼#M)

a

) b

2 BS  BS

記述部  2  (フィールド#1∼#M)

b

3 BS×2  BS

記述部  3  (フィールド#1∼#M)

b

          :

L BS

×(L-1) BS

記述部  L  (フィールド#1∼#M)

b

a) 

記述部  記述部は,定義部で指定されたフィールドで構成される。定義部と記述部との関係は,

表 548 による。

 548  定義部と記述部との関係

フィールド 1

フィールド  2

フィールド  3

フィールド M-1  フィールド  M

定義部

データ区分

名称文字数

名称

…・・

地点情報

オフセット情報

1

地点情報 
関連情報

記述部  1

“SRCH”

6

検索1

 xxxx

xxxx

記述部  2

“PISV”

12

サービス情報

 xxxx

xxxx

記述部  3

“SRCH”

6

検索2

 xxxx

xxxx

記述部  L

“SRAD”

8

周辺検索

 xxxx

xxxx

上図のフィールドには,サンプルとして,情報を記入した。