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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

D 0111-1992 

自動車懸架装置用語 

Glossary of terms relating to suspension of automobiles 

1. 適用範囲 この規格は,自動車の懸架装置に関する用語について規定する。ただし,二輪自動車関係

の用語は除く。 

備考 この規格の引用規格を,次に示す。 

JIS B 0101 ねじ用語 

JIS B 0103 ばね用語 

JIS D 0104 自動車の主要装置用語 

2. 分類 用語の分類は,次のとおりとする。 

(1) 懸架装置一般 

(2) 懸架方式及び形式 

(a) 懸架方式 

(b) ばね形式 

(3) 構成部品 

3. 用語及び定義 用語及び定義は,次のとおりとする。 

なお,対応英語及び慣用語を参考として示す。 

備考1. 定義欄の末尾の引用規格の番号に,*を付けてあるものは,引用した日本工業規格に規定し

ている用語の定義を,更に限定したものである。 

2. 用語の下に( )を付けて示してあるものは,読み方である。 

3. 慣用語は,今後できるだけ使用しないこととする。 

(1) 懸架装置一般 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

1000 

懸架装置 
(けんがそうち) 

車体又はフレームと車輪との中間にあり,車
体をばねで支え,路面からの振動及び衝撃を
緩和するとともに,車体と車輪との相対位置
を規制し,車輪に作用する力を車体に伝達す
る装置(JIS D 0104*参照)。 

suspension system 

− 

1001 

車軸懸架装置 

左右の車輪が1本の車軸で連結してある懸架
装置。 

rigid axle suspension 

system 

ビームアクスル 

1002 

独立懸架装置 

左右の車輪を1本の車軸で連結しないで,そ
れぞれ独立に運動できる構造の懸架装置。 

independent 

suspension system 

− 

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D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

1003 

平衡懸架装置 

特に車体の動きを制御するために,前後又は
左右の懸架機構を関連させた懸架装置。 

equalizing type 
suspension system 

関連懸架装置, 
相関懸架装置 

(2) 懸架方式及び形式 

(a) 懸架方式 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

2101 

縦置き板ばね式 

左右の車輪を結ぶ車軸に,それぞれ板ばね
(3034参照)を前後方向に取り付け懸架する
方式(付図1参照)。 

parallel leaf spring 

type 

平行リーフ式 

2102 

横置き板ばね式 

車軸と平行に板ばねを置き懸架する方式(付
図2参照)。 

transversal leaf spring 

type 

− 

2103 

オーバスラング式 

縦置き板ばね式で,板ばねを車軸の上側に取
り付ける方式。 

over slung type 

− 

2104 

アンダスラング式 

縦置き板ばね式で,板ばねを車軸の下側に取
り付ける方式(付図1参照)。 

under slung type 

− 

2105 

4リンク式(ふぉり
んくしき) 

車軸懸架装置において,4本のリンクを用いて
車軸の位置決めを行う方式(付図3参照)。 

備考 3本のリンクを用いた3リンク式

(すりーりんくしき),5本のリン
クを用いた5リンク式(ふぁいぶり
んくしき)もある。 

four-link type 

− 

2106 

トルクチューブド
ライブ式 

終減速装置をチューブによって前方へ伸ば
し,ボールジョイントによって変速装置後端
又は車体に取り付け懸架する方式(付図4参
照)。 

備考 推進軸は,このチューブの中を通

る。 

torque tube drive type 

− 

2107 

タンデムアクスル
式 

路面への圧力,及び車体への反力を軽減し,
又はけん引力を増加するために,車軸を2本
取り付けて懸架する方式(付図5参照)。 

備考 この方式は,大型トラック,特別車

などに多く用い,各種の形式(トラ
ニオン式,4スプリング式,ウォー
キングビーム式,ロッカビーム式な
ど)がある。 

tandem axle type 

− 

2108 

ド・ディオン式 

終減速装置は,車体又はフレームに取り付け
られ,左右の車輪を結ぶ1本の固定車軸によ
って懸架する方式(付図6参照)。 

備考 駆動力は,自在継手付きの駆動軸に

よって車輪へ伝えられる。 

de Dion type 

− 

2109 

ダブルウィッシュ
ボーン式 

コントロールアーム(3001参照)を上下に2
本用いて車体を懸架する方式(付図7参照)。 

double wishbone type 

− 

2110 

マクファーソン式 

上端で車体を支持したサスペンションストラ
ット(3054参照)と,トランスバースリンク
(3010参照)とによって懸架する方式(付図
8参照)。 

MacPherson type 

ストラット式 

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D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

2111 

スライディングピ
ラー式 

キングピンが,そのまま上に伸び,車体に固
定された筒の中で往復運動する懸架方式(付
図9参照)。 

sliding pillar type 

− 

2112 

デュボネ式 

キングピンを車体に固定し,ステアリングナ
ックルにトレーリングアーム(3002参照)又
はリーディングアーム(3003参照)を組み込
んだ構造の懸架方式(付図10参照)。 

Dubonnet type 

− 

2113 

スイングアクスル
式 

車体に取り付けられた終減速装置側のジョイ
ントを,中心として揺動するドライブアクス
ルと,コントロールアームによって懸架する
方式(付図11参照)。 

swing axle type 

− 

2114 

ダイアゴナルスイ
ングアクスル式 

スイングアクスル式で,コントロールアーム
の揺動軸がドライブシャフトの内側ジョイン
トと同一線上にある方式(付図12参照)。 

diagonal swing axle 

type 

− 

2115 

トレーリングアー
ム式 

車軸と平行な揺動軸をもつトレーリングアー
ムによって車体を懸架する方式(付図13参
照)。 

trailing arm type 

− 

2116 

セミトレーリング
アーム式 

揺動軸が車軸に対して斜めに配置された,ト
レーリングアームによって車体を懸架する方
式(付図14参照)。 

semi-trailing arm type 

− 

2117 

ダブルトレーリン
グアーム式 

トレーリングアームを上下に2本設けて,車
体を懸架する方式(付図15参照)。 

double trailing arm 

type 

− 

2118 

リーディングアー
ム式 

車軸と平行な揺動軸をもつリーディングアー
ムによって,車体を懸架する方式(付図16参
照)。 

leading arm type 

− 

2119 

ロッカアーム式 

前一車輪で,ダンパ軸上にコイルばね(3042
参照)とロッカアームとを組み合わせて懸架
する方式(付図17参照)。 

rocker arm type 

− 

2120 

オレオ式 

キングピン軸にばね[例えば,空気ばね(3031
参照)]を配置し,ステアリングアームによっ
て,転だ(舵)トルクがその軸周りに伝達で
きるようにして懸架する方式(付図18参照)。 

oleo type 

− 

2121 

トーションビーム
式 

ねじり弾性変形を許し,曲げ弾性をもつトー
ションビーム(3013参照)によって,左右の
トレーリングアームを連結した方式(付図19
参照)。 

torsion beam type 

トレーリングツ
イストアクスル
式, 
トレーリングア
ームトーション
ビーム式 

(b) ばね形式 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

2201 

空気ばね式 

懸架ばねに,空気ばね(3031参照)を用いた
方式(付図20参照)。 

air suspension type 

− 

2202 

流体ばね式 

懸架ばねに,流体ばね(3032参照)を用いた
方式(付図21参照)。 

hydropneumatic 

suspension type,  

hydrolastic suspension 

type 

− 

2203 

ゴムばね式 

懸架ばねに,ゴムばね(3033参照)を用いた
方式(付図22参照)。 

rubber suspension type 

− 

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D 0111-1992  

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番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

2204 

板ばね式 

懸架ばねに,板ばねを用いた方式[付図1,付
図2,付図5,付図6,付図7(c)参照]。 

leaf spring suspension 

type 

リーフスプリ
ング式 

2205 

コイルばね式 

懸架ばねに,コイルばねを用いた方式[付図3,
付図4,付図7(a),付図8,付図12,付図17
参照]。 

coil spring suspension 

type 

コイルスプリ
ング式 

2206 

トーションバー式 

懸架ばねに,トーションバー(3043参照)を
用いた方式[付図7(b),付図13(b)参照]。 

torsion bar suspcnsion 

type 

− 

(3) 構成部品 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

3001 

コントロールアー
ム 

主に,ダブルウィッシュボーン式などで,車
輪の動きを規制するアーム(付図7参照)。 

control arm 

サスペンション
アーム 

3002 

トレーリングアー
ム 

回転軸が車軸の前方にあり,後端が上下に揺
れ動くアーム(付図13,付図14,付図15,付
図18,付図19参照)。 

trailing arm 

− 

3003 

リーディングアー
ム 

回転軸が車軸の後方にあり,前端が上下に揺
れ動くアーム(付図16参照)。 

leading arm 

− 

3004 

ラテラルロッド 

車輪の横向き反力を支えるために,車軸と車
体との間に横向きに取り付けたロッド[付図
3,付図4, 付図19(b),付図20(b)参照]。 

lateral rod 

パナールロッド 

3005 

ラジアスロッド 

車輪の前後方向の反力を支えるために,車軸
と車体との間に前後方向に取り付けたロッド
[付図20(b)参照]。 

radius rod 

− 

3006 

トルクロッド 

加速時,減速時に,車軸周りに発生するトル
クを受けるために使用されるロッド[付図5(a)
参照]。 

torque rod 

− 

3007 

テンションロッド 

引張り力を受けるために使用されるロッド。 

tension rod 

− 

3008 

コンプレッション
ロッド 

圧縮力を受けるために使用されるロッド。 

compression rod 

− 

3009 

ストラットバー 

主に,前後方向の車軸の支えとして使用され
るバー。 

strut bar 

− 

3010 

トランスバースリ
ンク 

回転軸が前後方向にあり,横向きに配置され
たりンク(付図8参照)。 

transverse link 

ロアーアーム 

3011 

ワットリンク 

車軸と車体との前後又は左右方向の相対位置
決めをするために,ワットの直線運動機構を
応用したリンク。 

watt link 

− 

3012 

トルクチューブ 

後車軸のトルク反力を受けもつ鋼管で,推進
軸を内蔵するもの(付図4参照)。 

torque tube 

− 

3013 

トーションビーム 

トーションビーム式懸架方式において,左右
のアームを連結する部材(付図19参照)。 

torsion beam 

クロスビーム 

3014 

トラニオンベース 

フレームに固定され,板ばね,イコライザ
(3017参照)などを支持し,軸荷重をフレー
ムに伝達する部材[付図5(a)参照]。 

trunnion base 

トラニオンブラ
ケット 

3015 

トラニオンシャフ
ト 

タンデムアクスル式の中のトラニオン式,又
はロッカビーム式において,2軸の上下動に伴
い,回転する部材の中心軸で荷重配分の支点
となる軸[付図5(a)参照]。 

trunnion shaft 

− 

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D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

3016 

アームシャフト 

アーム類を車体に固定するために使用する
軸。 

arm shaft 

クロスシャフ
ト, 
インナシャフト 

3017 

イコライザ 

タンデムアクスル式において,2軸の荷重比率
を一定にする装置[付図5(b)参照]。 

equalizer 

イコライザビー
ム, 
ソリッドバー 

3018 

ウォーキングビー
ム 

タンデムアクスル式の中の,ウォーキングビ
ーム式において,2軸の上下動に伴って揺動
し,2軸の荷重比率を一定にする装置[付図
5(d)参照]。 

walking beam 

− 

3019 

サポートビーム 

空気ばね式懸架方式であって,空気ばね,後
車軸などを支持する部材[付図20(b)参照]。 

support beam 

− 

3031 

空気ばね 

空気の圧縮弾性を利用したばね(付図18,付
図20参照)。 

備考 ベローズ形及びダイアフラム形が

ある。 

air spring 

− 

3032 

流体ばね 

荷重の伝達に液体を用い,気体の圧縮弾性又
はゴムの弾性を利用したばね(付図21参照)。 

hydropneumatic 

spring,  

hydrolastic spring 

− 

3033 

ゴムばね 

ゴムの弾性を利用したばね(付図22参照)。 

備考 圧縮ゴムばね,せん断ゴムばね及び

ねじりゴムばねがある。 

rubber spring 

− 

3034 

板ばね 

板状のばね。 

leaf spring 

− 

3035 

1枚ばね 

ばね板が,1枚の板ばね。 

single leaf spring 

− 

3036 

重ね板ばね 

重ね合わせた2枚以上のばね板で構成された
ばね[付図1,付図2,付図5,付図6,付図
7(c)参照](JIS B 0103参照)。 

leaf spring,  
laminated spring 

リーフスプリン
グ, 
板ばね 

3037 

スライディングシ
ート 

板ばねの変形時に,板ばねを滑らせるばね受
け[付図5(a)参照]。 

sliding seat 

− 

3038 

Uボルト 

板ばねを車軸に取り付けるために使用され
る,U字形のボルト(付図1,付図5,付図6
参照)(JIS B 0101*参照)。 

U-bolt 

− 

3039 

シャックル 

板ばねの末端に取り付けられ,ばねの変形に
追従しながら,ばね荷重を受ける役目をもつ
金具(付図1参照)。 

備考 コンプレッションシャックルとテ

ンションシャックルとがある。 

shackle 

− 

3040 

スプリングピン 

板ばねをブラケット及びシャックルに取り付
けるために使用されるピン。 

備考 シャックルに使用される場合,シャ

ックルピンと呼ぶこともある。 

spring pin 

− 

3041 

スプリングブシュ 

板ばねの目玉部に圧入し,軸受として使用す
るりん青銅,ゴムなどのブシュ。 

spring bushing 

− 

3042 

コイルばね 

ねじり弾性を利用するコイル状のばね[付図
3,付図4,付図7(a),付図8,付図12,付図
17参照](JIS B 0103*参照)。 

coil spring,  
helical spring 

巻ばね, 
コイルスプリン
グ 

3043 

トーションバー 

ねじり弾性を利用する棒状のばね[付図7(b),
付図13(b)参照](JIS B 0103*参照)。 

torsion bar spring 

ねじり棒ばね 

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D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

3044 

スタビライザ 

車体のローリングを少なくするために取り付
けられる,コの字形のトーションバー[付図
7(b),付図13(b),付図18参照](JIS B 0103
*参照)。 

stabilizer,  
stabilizer bar,  
anti-roll bar 

アンチロールバ
ー 

3051 

ショックアブソー
バ 

液体が流れるときの抵抗を利用して,振動エ
ネルギーなどを吸収して減衰させる機能をも
たせた装置。 

shock absorber 

ダンパ, 
緩衝器 

3052 

筒形ショックアブ
ソーバ 

筒形をしたショックアブソーバ[付図1,付図
6,付図7,付図12,付図13(a),付図18,付
図20(b)参照]。 

telescopic shock 

absorber 

− 

3053 

レバー形ショック
アブソーバ 

レバーを通じてピストンを動かし,減衰機能
をもたせたショックアブソーバ。 

lever type shock 

absorber 

− 

3054 

サスペンションス
トラット 

車輪を保持する機能をもつショックアブソー
バ(付図8参照)。 

suspension strut 

− 

3055 

減衰力可変式ショ
ックアブソーバ 

手動又は外部の動力によって,絞り部の抵抗
を変化させる機構をもつショックアブソー
バ。 

adjustable shock 

absorber 

− 

3061 

ラバーブシュ 

懸架装置において,各種ロッドなどの連結部
に用いられるゴム(付図8,付図14参照)。 

rubber busbing 

− 

3062 

ボールブシュ 

懸架装置において,各種ロッドなどの連結部
に用いられる球面滑りブシュ。 

ball busbing,  
spherical bushing 

ピローボールブ
シュ 

3063 

ねじブシュ 

アームを車体に結合するピボットとして使用
されるねじ式のブシュ。 

screw bushing 

スレッドブシュ 

3064 

ストラットマウン
ト 

サスペンションストラット上部に取り付けら
れ,車輪からの振動が直接車体に伝達される
のを防止するために使用される部材(付図8
参照)。 

備考 一般に弾性体を含んで構成される。 

strut mount 

サスペンション
サポート, 
ダンパマウン
ト, 
ラバーマウン
ト, 
トップマウント
ストラットサポ
ート, 
ストラットイン
シュレータ, 
サスペンション
インシュレータ 

3065 

バンプストッパ 

バンプ時の車輪の過大な動きを防止するため
に設けられたストッパ[付図1,付図6,付図
7(c),付図8参照]。 

bump stopper 

ストップラバ
ー, 
バンプラバー, 
バンプストップ
ラバー, 
バッファラバ
ー, 
ジャンスバンパ 

3066 

リバウンドストッ
パ 

リバウンド時の車輪の過大な動きを防止する
ために設けられたストッパ[付図7(c)参照]。 

rebound stopper 

− 

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D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

慣用語 

3071 

レベリングバルブ 

空気ばね式懸架装置などに使用され,車軸と
車体との間の距離を検出して,荷重が変化し
ても車高を一定に保っためのバルブ[付図
20(b)参照]。 

leveling valve 

− 

3072 

可変絞り弁 

空気ばね式懸架装置などに使用され,空気ば
ね内の圧力の変動に応じた空気の吸気,排気
を自動的に行い,走行条件に最適な減衰力特
性を保つためのバルブ。 

variable throttle 

− 

3073 

サージタンク 

空気ばねのばね定数を下げるため,又は空気
減衰を得るため,空気ばねに連結して使用さ
れる空気タンク。 

surge tank,  
reservoir 

補助タンク 

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D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図1 縦置き板ばね式 (2101)  

備考 この図は,アンダスラング式 (2104) の場合を示す。 

付図2 横置き板ばね式 (2102)  

付図3 4リンク式 (2105)  

付図4 トルクチューブドライブ式 (2106)  

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D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図5 タンデムアクスル式 (2107)  

(a) トラニオン式 

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10 

D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図6 ド・ディオン式 (2108)  

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11 

D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図7 ダブルウィッシュボーン式 (2109)  

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12 

D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図8 マクファーソン式 (2110)  

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13 

D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図9 スライディングピラー式 (2111)  

付図10 デュボネ式 (2112)  

付図11 スイングアクスル式 (2113)  

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14 

D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図12 ダイアゴナルスイングアクスル式 (2114)  

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15 

D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図13 トレーリングアーム式 (2115)  

付図14 セミトレーリングアーム式 (2116)  

 
 
 

付図15 ダブルトレーリングアーム式 (2117)  

 
 
 

付図16 リーディングアーム式 (2118)  

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16 

D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図17 ロッカアーム式 (2119)  

付図18 オレオ式 (2120)  

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17 

D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図19 トーションビーム式 (2121)  

付図20 空気ばね式 (2201)  

付図21 流体ばね式 (2202)  

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D 0111-1992  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付図22 ゴムばね式 (2203)  

社団法人自動車技術会 基本部会 自動車懸架装置用語分科会 構成表 

氏名 

所属 

(分科会長) 

鹿 嶋 英 二 

スズキ株式会社 

(幹事) 

近 藤 喜 八 

スズキ株式会社 

占 部 浩一郎 

通商産業省機械情報産業局 

平 野 由紀夫 

工業技術院標準部機械規格課 

安 宅   豊 

いすゞ自動車株式会社 

片 山 英 則 

ダイハツ工業株式会社 

杉 本 尚 康 

トヨタ自動車株式会社 

村 上 拓 也 

日産自動車株式会社 

幅   康 雄 

日野自動車工業株式会社 

西 山   猛 

富士重工業株式会社 

神 谷   徹 

株式会社本田技術研究所 

近 藤 敏 郎 

マツダ株式会社 

岡 崎 真 浩 

三菱自動車工業株式会社 

羽根田 隆 俊 

アイシン精機株式会社 

神 田 政 徳 

株式会社アツギユニシア 

樋 口 慎 一 

カヤバ工業株式会社 

新 井 純 次 

株式会社昭和製作所 

十 林   崇 

株式会社スミハツ 

鈴 木   聡 

中央発條株式会社 

加 藤 哲 雄 

トキコ株式会社 

田 部 隆 幸 

日本発条株式会社 

押 田   守 

三菱製鋼株式会社 

小 島 克 己 

社団法人日本自動車部品工業会 

(事務局) 

小 磯 喜久子 

社団法人自動車技術会