>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

C 9921-1

:2009

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  用語及び定義 

1

3

  標準使用条件 

2


C 9921-1

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本

工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


日本工業規格

JIS

 C

9921-1

:2009

扇風機の設計上の標準使用期間を設定するための

標準使用条件

Standard use conditions for electric fans

to predetermine design standard use period

序文 

2007

年 11 月 21 日の消費生活用製品安全法の改正(2009 年 4 月 1 日施行)によって導入された長期使用

製品安全点検制度の対象とはならないものの,長期にわたって使用される製品について,消費者などに長

期使用時の注意喚起を促す表示を義務付ける長期使用製品安全表示制度が導入された。扇風機は長期使用

製品安全表示制度の対象とされ,具体的には,電気用品の技術上の基準を定める省令別表第八 2.(41)扇

風機“ホ  経年劣化に係る注意喚起のための表示”に表示項目が規定された。

この規格は,表示項目のうち(ロ)で規定される設計上の標準使用期間を設定するための標準使用条件

を定めたものである。

適用範囲 

この規格は,

家庭用の扇風機の設計上の標準使用期間を設定するための標準使用条件について規定する。

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

2.1

扇風機

電気用品安全法施行令別表第二  八(41)に掲げる扇風機及び天井扇であって,家庭用のもの。

2.2

設計上の標準使用期間

製造年を始期として,使用環境,使用条件及び使用頻度について標準的な数値などを基礎に,加速試験,

耐久試験などの科学的見地から行われる試験を行って算定された数値に基づき,経年劣化による発火・け

がなどにより安全上支障が生じるおそれが著しく少ないことを確認した時期までの期間(年数で表す。

なお,製品の主要部品と同様のものを使用している製品に関する科学的試験の結果算出されたデータを

保有している場合には,そのデータ・部品の仕様に基づいて合理的に算出された数値をもって算定するこ

とができる。

2.3

標準使用条件

製造事業者又は輸入事業者が設定する製品の設計上の標準使用期間を設定するための環境条件,負荷条

件及び想定時間。


2

C 9921-1

:2009

2.4

環境条件

製品を使用する温度,湿度(相対湿度)などの条件。

2.5

負荷条件

製品の取扱説明書による定格負荷(風速)

2.6

想定時間 

標準的な使用時間など。

標準使用条件 

扇風機の設計上の標準使用期間を設定するために,ユーザが製品を利用する前提条件として,

表 の標

準使用条件を用いる。

表 1−標準使用条件 

電圧

単相 100 V 又は単相 200 V

製品の定格電圧による。

周波数 50

Hz

及び/又は 60 Hz

温度 30

湿度 65

環境条件

設置

標準設置

製品の取扱説明書・据付説明書による。

負荷条件

定格負荷(風速)

製品の取扱説明書による。

運転時間 8

h

/日

運転回数

5

回/日

運転日数 110 日/年

スイッチ

操作回数

550

回/年

扇風機(壁掛け

扇,天井旋回扇
を含む。

首振運転 
の割合

100

運転時間 10

h

/日

運転回数

5

回/日

運転日数 180 日/年

スイッチ 
操作回数

900

回/年

想定時間

など

天井扇

首振運転 
の割合

規定しない。

注記  環境条件の湿度 65  %は,JIS Z 8703 の試験状態を参考としている。

参考文献  JIS C 9601  扇風機