>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

C 9745-2-16 : 2000

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本電機工業会  (JEMA)  /財団法

人日本規格協会  (JSA)  から工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標

準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS C 9745-2-16

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)  温度過昇防止装置及び過負荷保護装置

附属書 B(規定)  電子回路

附属書 C(規定)  安全絶縁変圧器の構造

附属書 D(規定)  沿面距離及び空間距離の測定


C 9745-2-16 : 2000

(1) 

目次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  定義

1

3.

  一般要求事項

1

4.

  試験に関する共通事項

1

5.

  定格

1

6.

  分類

2

7.

  表示

2

8.

  感電に対する保護

2

9.

  始動

2

10.

  入力及び電流

2

11.

  温度上昇

2

12.

  漏えい電流

2

13.

  無線及びテレビ妨害抑制

2

14.

  耐湿性

2

15.

  絶縁抵抗及び耐電圧

2

16.

  耐久性

2

17.

  異常運転

3

18.

  機械的危険

3

19.

  機械的強度

3

20.

  構造

3

21.

  内部配線

3

22.

  部品

3

23.

  電源接続並びに外部可とうケーブル及びコード

3

24.

  外部電線用端子

3

25.

  アース接続

3

26.

  ねじ及び接続

3

27.

  沿面距離,空間距雌及び通し絶縁距離

3

28.

  耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性

3

29.

  耐腐食性

3

附属書 A(規定)  温度過昇防止装置及び過負荷保護装置

4

附属書 B(規定)  電子回路

4

附属書 C(規定)  安全絶縁変圧器の構造

4

附属書 D(規定)  沿面距離及び空間距離の測定附属書

4


日本工業規格

JIS

 C

9745-2-16

 : 2000

手持ち形電動工具の安全性−

第 2-16 部:タッカの個別要求事項

Safety of hand-held motor-operated electric tools

Part 2-16 : Particular requirements for tackers

序文  この規格は,1993 年に第 2 版として発行された IEC 60745-2-16, Safety of hand-held motor-operated

electric tools. Part 2 : Particular requirements for tackers

を元に,対応する部分については対応国際規格を翻訳

し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格であるが,対応国際規格には規定されていない

規定内容を日本工業規格として追加している。

なお,この規格で点線の下線を施してある“箇所”は,原国際規格にはない事項である。

1.

適用範囲  適用範囲は,JIS C 9745-1 の 1.によるほか,次による。ただし,1.1 は,この規格による。

1.1

この規格は,タッカに適用する。

備考1.  この規格の対応国際規格を,次に示す。

IEC 60745-1

  Safety of hand-held motor-operated electric tools−Part 1 : General requirements

IEC 60745-2-16

  Safety of hand-held motor-operated electric tools. Part 2 : Particular requirements for

tackers

2.

引用規格を

付表 に示す。

2.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 9745-1 の 2.によるほか,次による。ただし,2.2.23

及び 2.2.101 は,この規格による。

2.2.23

通常負荷とは,製造業者の説明書に指定されたファスナ(ピン,くぎ,ステープルなど)を使用し

て,銘板に表示された毎分又は毎秒当たりの操作回数に一致する速度で木又はこれに類する材料に対して

工具を連続運転したときに工具にかかる負荷を意味する。

備考  製造業者は,通常の使用をシミュレートするために特別固定具を提供することができる。

2.2.101

タッカとは,木又はこれに類する材料に固定するために,例えば,金属ピン,くぎ及びステープル

のようなファスナを使用する工具である。

3.

一般要求事項  一般要求事項は,JIS C 9745-1 の 3.による。

4.

試験に関する共通事項  試験に関する共通事項は,JIS C 9745-1 の 4.による。

5.

定格  定格は,JIS C 9745-1 の 5.による。


2

C 9745-2-16 : 2000

6.

分類  分類は,JIS C 9745-1 の 6.による。

7.

表示  表示は,JIS C 9745-1 の 7.によるほか,次による。ただし,7.17.6 及び 7.13 は,この規格に

よる。

7.1

JIS C 9745-1

の 7.1 によるほか,次による。

定格入力又は定格電流を表示する必要はない。

−  毎分又は毎秒当たりの最大操作回数

7.6

JIS C 9745-1

の 7.6 によるほか,次による。

毎分又は毎秒当たりの最大操作回数は“.

./min”又は“.

./s”という記号で表示しなければならない。

7.13  JIS C 9745-1

の 7.13 によるほか,次による。

推奨ファスナのタイプ及び寸法又は製造業者参照番号を,説明書に表示しなければならない。

タッカには,使用者及び周囲の他の人の負傷の危険を最小限に抑えるため,工具の安全な使用法に関す

る十分な情報を示した取扱説明書を添付しなければならない。

8.

感電に対する保護  感電に対する保護は,JIS C 9745-1 の 8.による。

9.

始動  始動は,JIS C 9745-1 の 9.による。

10.

入力及び電流  入力及び電流は,JIS C 9745-1 の 10.による。

11.

温度上昇  温度上昇は,JIS C 9745-1 の 11.によるほか,次による。ただし,11.4 は,この規格による。

11.4

定格運転時間に等しい期間,又は関係表示がない場合には,通常負荷に規定された条件の下で 30 分

間工具を運転する。運転期間の終了時に,温度上昇を測定する。

12.

漏えい電流  漏えい電流は,JIS C 9745-1 の 12.による。

13.

無線及びテレビ妨害抑制  無線及びテレビ妨害抑制は,JIS C 9745-1 の 13.による。

14.

耐湿性  耐湿性は,JIS C 9745-1 の 14.による。

15.

絶縁抵抗及び耐電圧  絶縁抵抗及び耐電圧は,JIS C 9745-1 の 15.による。

16.

耐久性  耐久性は,JIS C 9745-1 の 16.によるほか,次による。ただし,16.2 は,この規格による。

16.2  JIS C 9745-1

の 16.2 によるほか、次による。ただし,第 1 パラグラフは,この規格による。

定格電圧の 1.1 倍に等しい電圧で 24 時間,次いで定格電圧の 0.9 倍に等しい電源電圧で 24 時間,ファス

ナを使用せずに,通常負荷に規定された条件の下で工具を間欠的に運転する。

備考1.  無負荷運転で工具が過大な機械的応力を受けないように注意すべきである。そのために,製

造業者は特別試験装置を提供するか,工具に必要な表示を提案することができる。

2.

試験中,必要に応じて,製造業者の説明に従って工具を潤滑しなければならない。

3.

試験中,結果的に故障し得る機械的部品は,電気的安全性を損なわなければ交換してもよい。


3

C 9745-2-16 : 2000

17.

異常運転  異常運転は,JIS C 9745-1 の 17.による。

18.

機械的危険  機械的危険は,JIS C 9745-1 の 18.によるほか、次による。ただし,18.1 は,この規格に

よる。

18.1  JIS C 9745-1

の 18.1 によるほか、次による。

タッカは,不注意による始動を回避するための装置をもたなければならない。さらに,まず,操作スイ

ッチ又は自由射出インタロック機構を,初期位置に戻さない限り,ファスナ又はくぎを連続的に射出する

ことが可能であってはならない。

質量が 0.3g を超えるか,又は打ち込み長さが 25mm を超えるファスナ又はくぎを使用するように設計さ

れたタッカは,製造業者が予見できるファスナ又は釘が自由空気中に射出されたときの速度が,工具を離

れる時点で 15m/s 以上である場合,工具の最大質量の 1.25 倍の力か工具の最大質量に 5N を加えた力のど

ちらか大きいほうの力で,工具を工作物に押し付けない限り,工具を操作することが可能であってはなら

ない。

適否は,目視検査及び工具の,あらゆる可能な使用位置での実地試験によって判定する。

19.

機械的強度  機械的強度は,JIS C 9745-1 の 19.による。

20.

構造  構造は,JIS C 9745-1 の 20.による。

21.

内部配線  内部配線は,JIS C 9745-1 の 21.による。

22.

部品  部品は,JIS C 9745-1 の 22.による。

23.

電源接続並びに外部可とうケーブル及びコード  電源接続並びに外部可とうケーブル及びコードは,

JIS C 9745-1

の 23.による。

24.

外部電線用端子  外部電線用端子は,JIS C 9745-1 の 24.による。

25.

アース接続  アース接続は,JIS C 9745-1 の 25.による。

26.

ねじ及び接続  ねじ及び接続は,JIS C 9745-1 の 26.による。

27.

沿面距離,空間距雌及び通し絶縁距離  沿面距離,空間距離及び通し絶縁距離は,JIS C 9745-1 の 27.

による。

28.

耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性  耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性は,JIS C 9745-1 の 28.

による。

29.

耐腐食性  耐腐食性は,JIS C 9745-1 の 29.による。


4

C 9745-2-16 : 2000

附属書

JIS C 9745-1

附属書 A∼附属書 による。

付表 1  引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用

規格は,その最新版を適用する。

JIS C 9745-1

  手持ち形電動工具の安全性−第 1 部:一般要求事項

第 61-5 小委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

田  嶋  啓  三

株式会社日立工機

(委員)

浅  井      功

社団法人日本電気協会

吉  澤  正  浩

財団法人電気安全環境研究所

渡  辺  博市郎

財団法人日本品質保証機構

上  野  雅  雄

製品評価技術センター

片  岡      茂

国民生活センター

伊  藤  文  一

財団法人日本消費者協会

原      早  苗

消費科学連合会

大  内  孝  典

全国電機商業組合連合会

山  城  幸  雄

株式会社マキタ

大  橋  敏  治

松下電工株式会社

北  浦      誠

株式会社リョービ

鈴  木      渉

ボッシュ株式会社

中  村      進

通商産業省

八  田      薫

通商産業省

岩  田  悟  志

通商産業省

(事務局)

尾  身  健  二

社団法人日本電機工業会

電動工具技術専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

田  嶋  啓  三

株式会社日立工機

(委員)

布  施  三千雄

愛知電機株式会社

堀      俊  治

高速電機株式会社

羽  鳥  俊  二

日本電気精器株式会社

大  森  正  美

日本ヒルティ株式会社

鈴  木      渉

ボッシュ株式会社

山  城  幸  雄

株式会社マキタ

大  橋  敏  治

松下電工株式会社

北  原      誠

株式会社リョービ

(事務局)

尾  身  健  二

社団法人日本電機工業会