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C 9335-2-83

:2015

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

2

3

  用語及び定義  

2

4

  一般要求事項  

2

5

  試験のための一般条件  

2

6

  分類 

3

7

  表示,及び取扱説明又は据付説明  

3

8

  充電部への接近に対する保護  

3

9

  モータ駆動機器の始動  

3

10

  入力及び電流  

3

11

  温度上昇  

3

12

  (規定なし)  

3

13

  動作温度での漏えい電流及び耐電圧  

3

14

  過渡過電圧  

3

15

  耐湿性等  

3

16

  漏えい電流及び耐電圧  

4

17

  変圧器及びその関連回路の過負荷保護  

4

18

  耐久性  

4

19

  異常運転  

4

20

  安定性及び機械的危険  

4

21

  機械的強度  

4

22

  構造  

4

23

  内部配線  

4

24

  部品  

4

25

  電源接続及び外部可とうコード  

5

26

  外部導体用端子  

5

27

  接地接続の手段  

5

28

  ねじ及び接続  

5

29

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁  

5

30

  耐熱性及び耐火性  

5

31

  耐腐食性  

5

32

  放射線,毒性その他これに類する危険性  

6

附属書  

7

参考文献  

7


C 9335-2-83

:2015  目次

(2)

ページ

附属書 JAA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

8


C 9335-2-83

:2015

(3)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本

工業規格である。これによって,JIS C 9335-2-83:2007 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS C 9335

の規格群には,約 100 規格による部編成があるが,この規格では省略した。

なお,全ての部編成は,次に示す規格の“まえがき”に記載されている。

JIS C 9335-1

  第 1 部:通則


日本工業規格

JIS

 C

9335-2-83

:2015

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−

第 2-83 部:電熱式雨どい凍結防止器の個別要求事項

Household and similar electrical appliances-Safety-

Part 2-83: Particular requirements for heated gullies for roof drainage

序文 

この規格は,2001 年に第 1 版として発行された IEC 60335-2-83 及び Amendment 1(2008)を基とし,我

が国の配電事情を考慮するため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。ただし,追補

(Amendment)については,編集し,一体とした。

この規格は,JIS C 9335-1(家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:通則)と併読する規格

である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JAA に示す。

この規格の箇条などの番号は,JIS C 9335-1 と対応している。JIS C 9335-1 に対する変更は,次の表現を

用いた。

−  “

置換”は,JIS C 9335-1 の該当する箇所の要求事項を,この規格の規定に置き換えることを意味す

る。

−  “

追加”は,JIS C 9335-1 の該当する箇所の要求事項に,この規格の規定を追加することを意味する。

変更する箇所に関する情報が必要な場合には,

これらの表現に続く括弧書きで示す。

ただし,

JIS C 9335-1

の引用項目又は引用箇所は,この規格の作成時に最新版として発効されていた JIS C 9335-1:2014 を引用し

ている。このため,この規格の発効以降に発効された JIS C 9335-1 を引用する場合は,その引用項目又は

引用箇所が異なる場合があることに注意する。

JIS C 9335-1

に追加する細分箇条番号は,JIS C 9335-1 の箇条番号の後に“101”からの番号を付け,図

番号及び表番号は,

101”からの連続番号を付ける。追加する細別は,aa)bb)  などとし,追加する附属

書番号は,AABB などと記載する。

適用範囲 

置換(箇条 全て)

この規格は,定格電圧が 250 V 以下のバルコニー,平らな屋根及びそれに類する構造物に設置する電熱

式雨どい凍結防止器の安全性について規定する。

この規格では,住居の中及び周囲で,機器に起因して全ての人が遭遇する共通的な危険性を可能な限り

取り扱う。ただし,通常,次の状態については想定しない。

−  次のような人(子供を含む。

)が監視又は指示のない状態で機器を用いる場合


2

C 9335-2-83

:2015

・  肉体的,知覚的又は知的能力が低下している人

・  経験及び知識の不足している人

−  子供が機器で遊ぶ場合

注記 1  この規格の適用に際しては,厚生関係機関,労働安全所管機関,その他の当局によって,追

加要求事項を規定する場合があるので注意する。

注記 2  この規格は,腐食しやすい場所又は爆発性の雰囲気(じんあい,蒸気又はガス)が存在する

ような特殊な状況にある場所で用いる機器への適用は意図していない。

注記 3  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60335-2-83:2001

,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 2-83: Particular

requirements for heated gullies for roof drainage

及び Amendment 1:2008(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

引用規格は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 2(引用規格)による。

追加 

JIS C 9335-1

  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:通則

注記  対応国際規格:IEC 60335-1,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 1: General

requirements

(MOD)

JIS C 60068-2-52:2000

  環境試験方法−電気・電子−塩水噴霧(サイクル)試験方法(塩化ナトリウ

ム水溶液)

注記  対応国際規格:IEC 60068-2-52:1996,Environmental testing−Part 2: Tests−Test Kb: Salt mist,

cyclic (sodium, chloride solution)

(IDT)

用語及び定義 

用語及び定義は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 3(用語及び定義)による。

3.1.9

置換(3.1.9 全て)

通常動作(normal operation)

上面を熱伝導率 1.25 m

2

K/W

±0.3 m

2

K/W

をもつ一層の断熱材で覆った状態での機器の運転。

一般要求事項 

一般要求事項は,JIS C 9335-1 の箇条 4(一般要求事項)による。

試験のための一般条件 

試験のための一般条件は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 5(試験のための一般条件)による。

5.6

追加(“電圧切換スイッチ”から始まる段落の後に,次を追加する。)

自動温度調節器は,短絡して試験を行う。

5.7

追加(“ある部分”から始まる段落の後に,次を追加する。)

箇条 10,箇条 11,箇条 13 及び箇条 19 に規定する周囲温度は,40  ℃±2  ℃とする。


3

C 9335-2-83

:2015

分類 

分類は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 6(分類)による。

6.1

置換(6.1 全て)

機器は,感電に対する保護に関して,クラス 0I,クラス I,クラス II 又はクラス III のいずれかでなけれ

ばならない。

適否は,目視検査及び関連する試験によって判定する。

6.2

追加(“適否は,”から始まる段落の前に,次を追加する。)

機器は,IPX7 以上でなければならない。

表示,及び取扱説明又は据付説明 

表示,及び取扱説明又は据付説明は,JIS C 9335-1 の箇条 7(表示,及び取扱説明又は据付説明)による。

充電部への接近に対する保護 

充電部への接近に対する保護は,JIS C 9335-1 の箇条 8(充電部への接近に対する保護)による。

モータ駆動機器の始動 

モータ駆動機器の始動は,この規格では規定しない。

10 

入力及び電流 

入力及び電流は,JIS C 9335-1 の箇条 10(入力及び電流)による。

11 

温度上昇 

入力及び電流は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 11(温度上昇)による。

11.7

置換(11.7 全て)

機器は,定常状態に達するまで運転する。

11.8

追加(“試験中”から始まる段落の後に続けて,次を追加する。)

ただし,温度上昇は,

表 に規定する値から 15 K 減じた値を超えてはならない。

また,外郭表面の温度上昇値は,設置後,接近できない部分を含めて,60 K を超えてはならない。

12 

(規定なし) 

13 

動作温度での漏えい電流及び耐電圧 

動作温度での漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の箇条 13(動作温度での漏えい電流及び耐電圧)

による。

14 

過渡過電圧 

過渡過電圧は,JIS C 9335-1 の箇条 14(過渡過電圧)による。

15 

耐湿性等 

耐湿性等は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 15(耐湿性等)による。


4

C 9335-2-83

:2015

15.1.2

追加(“通常,壁に”から始まる段落の後に,次を追加する。)

排水にさらすことを意図しない機器の部分は,試験実施前に密封する。

16 

漏えい電流及び耐電圧 

漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の箇条 16(漏えい電流及び耐電圧)による。

17 

変圧器及びその関連回路の過負荷保護 

変圧器及びその関連回路の過負荷保護は,JIS C 9335-1 の箇条 17(変圧器及びその関連回路の過負荷保

護)による。

18 

耐久性 

耐久性は,この規格では規定しない。

19 

異常運転 

異常運転は,JIS C 9335-1 の箇条 19(異常運転)による。

20 

安定性及び機械的危険 

安定性及び機械的危険は,JIS C 9335-1 の箇条 20(安定性及び機械的危険)による。

21 

機械的強度 

機械的強度は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 21(機械的強度)による。

21.1

追加(“機器は,十分な”から始まる段落の後に,次を追加する。)

試験は,−25  ℃の周囲温度でも行う。

22 

構造 

構造は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 22(構造)による。

追加 

22.101

電熱素子は,着脱できる部分であってはならない。

適否は,目視検査及び手による試験によって判定する。

23 

内部配線 

内部配線は,JIS C 9335-1 の箇条 23(内部配線)による。

24 

部品 

部品は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 24(部品)による。

追加 

24.101

19.4

に適合するために必要な温度過昇防止装置は,非自己復帰形でなければならない。

適否は,目視検査及び 19.4 に規定する試験によって判定する。


5

C 9335-2-83

:2015

25 

電源接続及び外部可とうコード 

電源接続及び外部可とうコードは,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 25(電源接続及び外部可とうコード)

による。

25.1

置換(“適否は,”から始まる段落を除き全てを,次に置換する。)

機器は,電源への接続手段として“差込プラグ付きの電源コード”だけを認める。

25.5

置換(“第 2 部”から始まる細別を,次に置換する。)

−  Z 形取付け

25.7

置換(“クラス III 機器以外”から始まる段落及び六つの細別を,次に置換する。)

電源コードは,ポリクロロプレン被覆又は同等以上の特性をもつものでなければならない。

注記 101A  電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈(20130605 商局第 3 号)の別表第一に適合

するものは,同等以上の特性をもつものとみなされている。

26 

外部導体用端子 

外部導体用端子は,JIS C 9335-1 の箇条 26(外部導体用端子)による。

27 

接地接続の手段 

接地接続の手段は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 27(接地接続の手段)による。

27.1

追加(“適否は,”から始まる段落の前に,次を追加する。)

クラス 0I 機器及びクラス I 機器は,水と接する可能性のある全ての導電性部分を接地端子に確実に接続

しなければならない。

28 

ねじ及び接続 

ねじ及び接続は,JIS C 9335-1 の箇条 28(ねじ及び接続)による。

29 

空間距離,沿面距離及び固体絶縁 

空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,JIS C 9335-1 の箇条 29(空間距離,沿面距離及び固体絶縁)によ

る。

30 

耐熱性及び耐火性 

耐熱性及び耐火性は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 30(耐熱性及び耐火性)による。

30.2.2

置換(30.2.2 全て)

この規格では,規定しない。

31 

耐腐食性 

耐腐食性は,次を除き,JIS C 9335-1 の箇条 31(耐腐食性)による。

追加(注記の前に,次を追加する。)

適否は,JIS C 60068-2-52 に規定する塩水噴霧(サイクル)試験によって判定する。試験の厳しさは,

厳しさ(2)を適用する。

塩水噴霧試験の前に,ピンの先端部の角度が 40°の円すい(錐)形をした硬化鋼のピンを用いて引っか

きを行う。ピンの先端部の丸みは,半径 0.25 mm±0.02 mm とする。ピンの軸方向に作用する力が 10 N±


6

C 9335-2-83

:2015

0.5 N

になるように力を加える。ピンを塗膜面に沿って約 20 mm/s の速度で引いて引っかききずを付ける。

5 mm

以上の間隔で,縁から 5 mm 以上離して,5 本の引っかききずを付ける。

塩水噴霧試験の後,この規格,特に箇条 及び箇条 27 に規定する要求事項に対する適合性を損なうほど

の劣化を起こしてはならない。塗膜は,破れたり金属面から浮いたりしてはならない。

32 

放射線,毒性その他これに類する危険性 

放射線,毒性その他これに類する危険性は,JIS C 9335-1 の箇条 32(放射線,毒性その他これに類する

危険性)による。


7

C 9335-2-83

:2015

附属書

附属書は,JIS C 9335-1 

附属書による。

参考文献

参考文献は,JIS C 9335-1 

参考文献による。


8

C 9335-2-83

:2015

附属書 JAA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS C 9335-2-83:2015

  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-83 部:電熱

式雨どい凍結防止器の個別要求事項

IEC 60335-2-83:2001

,Household and similar electrical appliances−Safety−Part

2-83: Particular requirements for heated gullies for roof drainage

及び Amendment

1:2008

(I)JIS の規定

(II)

国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

6.1

感 電 に 対 す る 保 護
分類

 6.1

JIS

とほぼ同じ

追加

絶縁に対する分類に“クラス

0I

”を追加した。

我が国の配電事情により,クラス

0I

を追加した。

9

モ ー タ 駆 動 機 器 の

始動

 9

JIS

は,なし

変更

通則にはモータ駆動機器の始

動に関する規定はないため変

更した。

IEC

規格の誤記であるため,修正

提案を検討する。

18

耐久性

18

JIS

は,なし

変更

箇条 9 の(IV)欄と同じ。

箇条 9(V)欄と同じ。

25.7

電源コードの種類

25.7

JIS

とほぼ同じ

追加

IEC

規格では電源コードの種

類が限定されいるが,

JIS

では,

特性が同等の他の種類を認め
た。

特性が同等の他の種類を認めた。

27.1

接地接続

27.1

JIS

とほぼ同じ

追加

接地接続の手段として“クラス

0I

”を追加した。

我が国の配電事情により,クラス

0I

を追加した。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:

IEC 60335-2-83:2001 及び Amd.1:2008,MOD)

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

8

C

 933

5-2

-83

2

015