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C 9335-2-27

:2005

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て経済産業大臣が改正した日本

工業規格である。これによって,JIS C 9335-2-27:2000 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60335-2-27:2003,Household and

similar electrical appliances−Safety−Part 2-27 : Particular requirements for appliances for skin exposure to

ultraviolet and infrared radiation 及び Amendment 1:2004 を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

JIS C 9335-2-27

には,次に示す附属書がある。

附属書 AA(規定)輝度の測定

附属書 BB(参考)UV 機器の詳細な分類

附属書 1(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


C 9335-2-27

:2005

(2)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

2

3.

  定義

2

4.

  一般要求事項

2

5.

  試験のための一般条件

2

6.

  分類

2

7.

  表示及び取扱説明

2

8.

  充電部への接近に対する保護

4

9.

  モータ駆動機器の始動

4

10.

  入力及び電流

5

11.

  温度上昇

5

12.

  (規定なし)

5

13.

  動作温度での漏えい電流及び耐電圧

5

14.

  過渡過電圧

5

15.

  耐湿性

5

16.

  漏えい電流及び耐電圧

5

17.

  変圧器及びその関連回路の過負荷保護

5

18.

  耐久性

6

19.

  異常運転

6

20.

  安定性及び機械的危険

6

21.

  機械的強度

6

22.

  構造

7

23.

  内部配線

8

24.

  部品

8

25.

  電源接続及び外部可とうコード

8

26.

  外部導体用端子

9

27.

  接地接続の手段

9

28.

  ねじ及び接続

9

29.

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁

9

30.

  耐熱性及び耐火性

9

31.

  耐腐食性

9

32.

  放射線,毒性その他これに類する危険性

9

附属書

13

附属書 AA(規定)輝度の測定

13


C 9335-2-27

:2005  目次

(3)

ページ

附属書 BB(参考)UV 機器の詳細な分類

14

附属書 1(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

15


C 9335-2-27

:2005

(4)

白      紙


日本工業規格

JIS

 C

9335-2-27

:2005

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−

第 2-27 部:紫外線及び赤外線による

皮膚照射用装置の個別要求事項

Household and similar electrical appliances

Safety

Part 2-27 : Particular requirements for appliances for skin

exposure to ultraviolet and infrared radiation

序文  この規格は,2003 年に第 4 版として発行された IEC 60335-2-27,Household and similar electrical

appliances−Safety−Part 2-27 : Particular requirements for appliances for skin exposure to ultraviolet and infrared

radiation 及び Amendment 1:2004 を元に,技術的内容を変更して作成した日本工業規格であり,JIS C 

9335-1:2003

(家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:一般要求事項)と併読する規格であ

る。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧

表をその説明を付けて,

附属書 1(参考)に示す。

1.

適用範囲  この規格は,定格電圧が単相機器に対して 250 V 以下,その他の機器に対して 480 V 以下

の家庭用及び類似の目的の紫外線及び赤外線皮膚照射器を組み込んでいる電気機器の安全性について規定

する。

通常,家庭で使用しない機器であっても,日焼けサロン,美容院及び類似の店内において,一般の人が

使用する場合に危険要因となる機器も,この規格の適用範囲である。

この規格では,可能な限り住居の中及び周囲で,すべての人が遭遇する機器に起因する共通的な危険性

を取り扱っている。ただし,この規格では,通常,次の状態については規定していない。

−  監督のない状態で幼児又は非健常者が機器を使用する場合

−  幼児が器具で遊ぶ場合

備考 101.  この規格の適用に際しては,次のことに注意する。

−  車両,船舶又は航空機搭載用機器には,要求事項の追加が必要となる場合がある。

−  厚生関係機関,労働安全所管機関その他の当局によって,要求事項が追加されている場合

がある。

−  合理的な限り,JIS C 8105-1 を適用する。

102.

この規格は,次のものには適用しない。

−  医家向け機器

−  腐食しやすい,又は爆発性の雰囲気(じんあい,蒸気又はガス)が存在する特殊な状態の

場所で使用する機器


2

C 9335-2-27

:2005

−  暖房を目的とした赤外線利用機器(電気こたつ,電気サウナなど)

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

IEC 60335-2-27:2003

,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 2-27 : Particular

requirements for appliances for skin exposure to ultraviolet and infrared radiation 及 び

Amendment 1:2004(MOD)

2.

引用規格  この規格で用いる引用規格は,JIS C 9335-1 の 2.  による。

JIS Z 9101

  安全色及び安全標識

備考  ISO 3864:1984  Safety colours and safety signs からの引用事項は,この規格の該当事項と同等

である。

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 9335-1 の 3.  によるほか,次による。

3.101

紫外線照射器(UV 照射器)  [ultraviolet emitter (UV emitter)]  400 nm 以下の波長で非電離性電磁

エネルギーを放射するように設計された放射源。

3.102

赤外線照射器(IR 照射器)  [infrared emitter (IR emitter)]  800 nm 以上の波長で電磁エネルギーを

放射するように設計された放射源。

3.103

実効放射照度  (effective irradiance)  規定された作用曲線に従って重み付けした電磁放射量。

4.

一般要求事項  一般要求事項は,JIS C 9335-1 の 4.  による。

5.

試験のための一般条件  試験のための一般条件は,JIS C 9335-1 の 5.  によるほか,次による。

5.1

JIS C 9335-1

の 5.1 によるほか,次による。

UV 照射器付きの機器は,モータ駆動機器として試験する。

IR 照射器付きの機器は,電熱機器として試験する。

6.

分類  分類は,JIS C 9335-1 の 6.  によるほか,次による。

6.101   UV

機器は,紫外線放射のタイプに関して,次のタイプのいずれかでなければならない。

−  家庭用機器

−  業務用機器

備考1.  家庭用機器は,日焼けサロン,美容院及び類似の店内で使用される場合がある。

2. 

機器の詳細な分類は,

附属書 BB に示す。

適否は,目視検査及び関連する試験によって判定する。

7.

表示及び取扱説明  表示及び取扱説明は,JIS C 9335-1 の 7.  によるほか,次による。

7.1

JIS C 9335-1

の 7.1 によるほか,次による。

日焼けサロン,美容院及び類似の店内での使用を意図した UV 機器は,7.6 の家庭用ではないことを示す

記号,又は次の主旨の警告を表示しなければならない。

“家庭用ではない”


3

C 9335-2-27

:2005

交換可能の UV 照射器を備えた UV 機器は,使用するときに推奨されるその照射器の形式を表示しなけ

ればならない。

UV 照射器をもつ機器には,次の主旨の警告を表示しなければならない。

警告:紫外線は,肌の老化及びやがては皮膚がんになるような,眼及び皮膚に傷害を引き起こすこと

もある。入念に取扱説明書を読むこと。備えられている保護ゴーグルを着用すること。医薬品

及び化粧品によっては,過敏性を増加することもある。

備考 101.  日焼けサロン,美容院及び類似の店内での使用を意図した UV 照射器をもつ機器に対して

は,この警告は,UV 機器に隣接した壁に固定することを意図した永続的ラベルに示しても

よい。

“入念に取扱説明書を読むこと”という表現は,

“これ以上の情報は,接客係に相談す

ること”に替えてもよい。

100 000 cd/m

2

を超える輝度をもつ UV 照射器をもつ機器は,次の主旨の警告を表示しなければならない。

警告:強烈な光。照射器を見つめないこと。

備考 102.  輝度測定法は,附属書 AA に示す。

103.

これらの警告を組み合わせる場合には,警告という語は,繰り返す必要がない。

7.6

JIS C 9335-1

の 7.6 によるほか,次による。

家庭用ではない。

備考 101.  この記号は,JIS Z 9101 の禁止標識を組み合わせている。

7.12  JIS C 9335-1

の 7.12 によるほか,次による。

取扱説明書は,機器の適切な使用に関する情報を明確に示さなければならない。

UV 照射器を備えた機器の取扱説明書には,次の主旨を含まなければならない。

− UV 機器は,太陽にさらされたときに日焼けでなくやけどする人,ひどい日焼けによる痛みがある人,

子供,又は皮膚がんにかかっているか,以前にかかっていた人若しくはかかりやすい人に使用しては

ならない。

− UV 機器は,最初の期間の 48 時間以内に生じるかゆみのような,予期しない影響について医学的な助

言を得ずに使用してはならない。

−  意図した暴露距離に関する情報(ただし,UV 機器の構造によって制御されるものは除く。

−  暴露時間,暴露インターバルの推奨スケジュール(UV 照射器の特性,距離及び皮膚過敏性を基礎と

する。

備考 101.  日焼けしていない皮膚のための最初の期間に対する推奨暴露時間は,図 101 の紅はん(斑)

作用曲線に従って重み付けをするか,又は皮膚の小さい面積の試験の結果に基づき,100

J/m

2

を超えない線量に対応させる。

−  1 年間に超えるべきではない推奨暴露回数。

備考 102.  身体の各部に対する推奨暴露回数は,図 101 の非メラノーマ皮膚がん作用曲線に従って重

み付けを行い推奨暴露スケジュールを考慮して,25 kJ/m

2

という最大年間線量に基づく。

−  タイマが故障している又はフィルタが破損している若しくは外されている場合には,機器は,使用し

てはならない旨の記載。

−  フィルタ又はリフレクタのような,紫外線放射に影響を与える代替部品の識別。

−  交換できる UV 照射器の識別及び,機器に表示されているタイプだけに取り換えなければならない旨

の記載,又はランプ交換は,資格がある保守代理業者の助言を得た後に限り,実施されなければなら

ないという説明。


4

C 9335-2-27

:2005

UV 照射器をもつ機器の使用説明書には,次の情報の主旨及び取るべき予防措置を含まなければならな

い。

−  日光又は UV 機器の紫外線放射は,皮膚又は眼にダメージを招くおそれがある。これら生物学的な影

響は,個人の皮膚及び眼の過敏性だけでなく,放射線の質及び量に依存する。

−  皮膚は,過度の暴露の後,日焼けを起こすこともある。日光又は UV 機器からの紫外線放射に対する

過度の繰返し暴露は,皮膚しゅよう(腫瘍)の進行の危険を増すだけでなく,皮膚の早い老化を招く

こともある。

−  目を保護していないと表面炎症を生じることもある。また,ある場合には,例えば,白内障手術の後

では,過度の暴露の後に,網膜にダメージを与えることもある。

−  紫外線放射に対する個々の過敏性を表明する場合には,また,ある種の医薬品又は化粧品を使用する

場合には,特別な注意が必要である。

−  次の予防措置を取らなければならない。

・  常に備えられた保護ゴーグルを使用する。

・  暴露に先立って,化粧品を十分に落とす。また,サンスクリーンを塗らない。

・  紫外線放射に対する過敏性を高める医薬を摂取しているときは,暴露は受けない。疑義があれば,

医師のアドバイスを受ける。

・  最初を 2 回目の暴露の間に,48 時間以上あける。

・  同じ日に,日光浴とこの機器の使用は行わない。

・  暴露時間,暴露インターバル及びランプからの距離に関する推奨事項を守る。

・  皮膚に,頑固なはれもの,炎症,色素及びあざを生じる場合には,医師のアドバイスを受ける。

通常の使用状態で,開けなければならないふたをもつ機器に対しては,取扱説明書には,ふたを閉じた

位置で,機器のスイッチを入れてはならない旨,また,保管のためにふたを閉じる前に,機器を電源から

切り離し,冷却しなければならないという警告を含まなければならない。

備考 103.  この警告は,19.2 及び 19.3 の試験に適合する機器には要求しない。

IR 照射器を備えた機器の取扱説明書には,赤外線暴露に対する目の保護のための忠告及び過度な暴露の

危険に対して,

使用者を守るために取らなければならない十分な予防措置の忠告を含まなければならない。

家庭用ではないことを示す記号を使用するときは,その意味を説明しなければならない。

7.14  JIS C 9335-1

の 7.14 によるほか,次による。

家庭用ではないことを示す記号の高さは,10 mm 以上でなければならない。

適否は,測定によって判定する。

7.15  JIS C 9335-1

の 7.15 によるほか,次による。

7.1

で規定した警告は,機器を据え付けた後,カバーを外さないで見ることができなければならない。

8.

充電部への接近に対する保護  充電部への接近に対する保護は,JIS C 9335-1 の 8.  によるほか,次に

よる。ただし,8.1.3 は,この規格では適用しない。

備考 101.  照射器の交換中,JIS C 8105-1 の 8.  の関連要求への適合性を維持していること。ただし,

取扱説明書で使用者による交換を禁止し,工具を必要とする場合は除く。

9.

モータ駆動機器の始動  モータ駆動機器の始動は,この規格では規定しない。


5

C 9335-2-27

:2005

10.

入力及び電流  入力及び電流は,JIS C 9335-1 の 10.  によるほか,次による。

10.1  JIS C 9335-1

の 10.1 によるほか,次による。

次の偏差値を適用する。

− UV 照射器だけをもつ機器

:+10  %

−  その他の機器

5

10


  %

10.2  JIS C 9335-1

の 10.2 によるほか,次による。

次の偏差値を適用する。

− UV 照射器だけをもつ機器

:+10  %

−  その他の機器

5

10


  %

11.

温度上昇  温度上昇は,JIS C 9335-1 の 11.  によるほか,次による。ただし,11.7 は,この規格によ

る。

11.2  JIS C 9335-1

の 11.2 によるほか,次による。

通常,床上又は卓上に置かれる機器は,テストコーナの床上に置く。機器の背面を壁の 1 面にできる限

り近付け,他の壁からは遠ざける。

放射方向を調整できる場合には,機器は,通常の使用状態のうち,最も不利となる位置に調整する。

11.7

機器は,定常状態になるまで運転する。

備考 101.  必要な場合には,タイマはすぐにリセットする。

壁又は天井取付機器のモータで動作する部分は,休止時間をおかないで 5 回又は 5 分間のうちのいずれ

か短い方の間,完全に上昇及び下降させる。

11.8  JIS C 9335-1

の 11.8 によるほか,次による。

安定器巻線及びそれに接続した配線の温度は,規定された条件の下で測定したとき,JIS C 8105-1 の 12.4

に規定した値以下でなければならない。

皮膚と接触する表面の温度上昇は,手で継続的に保持するハンドルについて規定した値以下でなければ

ならない。

12.

規定なし)

13.

動作温度での漏えい電流及び耐電圧  動作温度での漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の 13.  

よる。

14.

過渡過電圧  過渡過電圧は,JIS C 9335-1 の 14.  による。

15.

耐湿性  耐湿性は,JIS C 9335-1 の 15.  による。

16.

漏えい電流及び耐電圧  漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の 16.  による。

17.

変圧器及びその関連回路の過負荷保護  変圧器及びその関連回路の過負荷保護は,JIS C 9335-1 の 17. 

による。


6

C 9335-2-27

:2005

18.

耐久性  耐久性は,この規格では規定しない。

19.

異常運転  異常運転は,JIS C 9335-1 の 19.  によるほか,次による。ただし,19.2 及び 19.3 は,この

規格による。また,19.9 は,この規格では適用しない。

19.1  JIS C 9335-1

の 19.1 によるほか,次による。

規定した試験に代えて,機器には 19.419.1219.101 及び 19.102 の該当する試験を適用する。

さらに 19.2 及び 19.3 は,ふたをもつ機器で,取扱説明書に機器はふたを閉じて電源を入れてはならない

という警告がないものに対して適用する。

19.2

通常の使用状態で開けられるふたをもつ機器は,ふたを閉じた状態で試験する。ただし,制御装置

が非可触のときを除く。

試験は,11.  に規定した条件の下で行う。UV 照射器をもつ機器は,定格電圧の 0.94  倍の電圧を加え,

また,その他の機器は定格入力の 0.85  倍で運転する。

19.3 UV

照射器をもつ機器には定格電圧の 1.1 倍の電圧を加え,

その他の機器は定格入力の 1.24 倍で,

19.2

の試験を再度行う。

19.101

床上 1.8 m を超える高さに取り付ける機器以外の機器は,定格電圧を加え,11.  に規定した条件で

運転する。定常状態になったとき,固有質量が 130 g/m

2

∼165 g/m

2

で,幅 100 mm,機器の前面を覆うのに

十分な長さをもつ乾燥した漂白綿フランネル 1 枚を最も不利な位置で,機器の上に広げる。

フランネルは,10 秒以内にくすぶったり,着火してはならない。

備考  くすぶり始めたら,縁が赤熱燃焼するにつれて,材料に孔が形成されるであろう。くすぶりの

ない黒化は無視する。

19.102

放電ランプをもつ機器は,JIS C 8105-1 の 12.5.1 a),d),及び e)に規定した故障状態の下で,定格

電圧を加えて運転する。

安定器又は変圧器の巻線の温度は,JIS C 8105-1 の 12.5 に規定した値以下でなければならない。

20.

安定性及び機械的危険  安定性及び機械的危険は,JIS C 9335-1 の 20.  による。

21.

機械的強度  機械的強度は,JIS C 9335-1 の 21.  によるほか,次による。

21.1

エンクロージャから突き出ている隣接したガラス部分及びレンズを含み,照射器に対しては,衝撃

エネルギーを 0.35 J に低減する。

備考 101.  この試験は,機器が落下した場合に床にぶつからない照射器及びガラス部分については行

わない。

21.101

可燃材料の不用意な着火を防止することを意図したガードは,十分な機器的強度をもっていなけ

ればならない。

適否は,次の試験によって判定する。

機器は,ガードの中心部分が水平になるように置く。直径 10 cm で質量 2.5 kg の平たい円板を,ガード

の中心部に 1 分間置く。

試験後,ガードは著しい永久的変形を示してはならない。

21.102

人を支持することを意図した機器の部分は,十分な機械的強度をもっていなければならない。

適否は,次の試験によって判定する。


7

C 9335-2-27

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30 cm×50 cm の範囲にわたって均一分布した 135 kg の質量を,人を支持することを意図した表面上に 1

分間置く。

負荷を取り去った後,機器は,この規格,特に 29.1 に適合しなくなるほどの損傷があってはならない。

備考  疑義がある場合には,付加絶縁及び強化絶縁には,16.3 の耐電圧試験を行う。

22.

構造  構造は,JIS C 9335-1 の 22.  によるほか,次による。ただし,22.24 は,この規格による。

22.24

裸の加熱素子は,通常使用中の過度な変位を防ぐように支持されていなければならない。加熱素

子の破裂が危険を増加させてはならない。

適否は,目視検査及び次の試験によって判定する。

加熱導体は,最も不利な位置で切断する。導体が可触金属部に接触したり,機器から脱落してはならな

い。

22.35    JIS C 9335-1

の 22.35 によるほか,次による。

据置形機器に対する緩和措置は,適用しない。

22.101

通常の使用状態で開ける必要があるふたをもつ機器は,ふたが不用意に閉じないような構造でな

ければならない。

適否は,次の試験によって判定する。

機器は,水平に対して 15°の角度で傾斜した面上に,通常の使用姿勢で置く。

ふたは,開放位置を維持していなければならない。

22.102

つるす部分又は人に覆いかぶさって上げ下げすることを意図した部分を組み込んだ機器は,つり

下げ装置が故障しても,また,その部分の行程を行き過ぎても,障害が生じないように安全装置を組み込

んでいなければならない。

適否は,目視検査及び手による試験によって判定する。

22.103

全身暴露用で,人に覆いかぶさって使用することを意図した UV 照射器は,偶発的な損害に対し

て保護されていなければならない。

適否は,目視検査及び次の試験によって判定する。

直径 100 mm±1 mm で,半球形の先端をもつ円筒形の棒で 5 N の力を加える。

この棒が,照射器に接触してはならない。

22.104

人に覆いかぶさって使用する据付形機器は,緩みに対して保護した固定装置をもっていなければ

ならない。

適否は,目視検査及び手による試験によって判定する。

22.105

人に覆いかぶさって使用することを意図した UV 照射器を備えた機器は,タイマが故障したとき

に UV 照射が自動的に停止する構造でなければならない。

適否は,次の試験によって判定する。

機器は定格電圧を印加して,通常動作の下で動作させる。タイマの故障を模擬する。UV 照射は,暴露

時間が設定値の 110  %を超える前に終了しなければならない。

備考  垂直に対して 35°を超える角度に傾けて使用することを意図した UV 照射器を備えた機器は,

人に覆いかぶさって使用する機器とみなす。

22.106 UV

機器は,紫外線放射を終わらせるタイマを備えていなければならない。

タイマは機器に組み込んであるか,又は固定配線に永久接続することを意図した機器の場合は,配線シ

ステムに組み込んで供給しなければならない。


8

C 9335-2-27

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タイマに表示された設定値は,

推奨暴露スケジュールに定めた時間と矛盾しないものでなければならず,

最大設定値は 800 J/m

2

を超えない。

適否は,目視検査,測定及び 32.101 の試験の間に決定された総実効放射照度で,

図 101 の紅はん(斑)

作用曲線に従って重み付けをした照射量の計算によって判定する。

22.107

皮膚に接触し,通常の使用状態で身体を支持する金属部分は,接地してはならない。

備考  丁番及び取付け又は取外し中に触れることのできる外郭のその他の部分は,接地してよい。

適否は,目視検査及び二重絶縁又は強化絶縁に対して規定した試験によって判定する。

22.108

ねじ又はその他の永久据付装置によって壁に固定することを意図した機器は,固定方法が容易に

分かるような構造であるか,取扱説明書に記載しなければならない。

適否は,目視検査によって判定する。

22.109

可燃材料の不用意な着火を防止することを意図したガードは,機器に確実に取り付けられ,工具

を使用せずに取り外すことができてはならない。

適否は,目視検査及び手による試験によって判定する。

22.110 UV

機器は,放射を終わらせる制御器を備えていなければならない。

制御器は,暴露中に使用者が容易にアクセス可能であり,触れたり見たりすることで容易に識別できな

ければならない。

23.

内部配線  内部配線は,JIS C 9335-1 の 23.  によるほか次による。

23.3  JIS C 9335-1

の 23.3 によるほか,次による。

機器を保管するときに限り屈曲される導体の屈曲数は,5 000 とする。通常使用において屈曲する導体の

屈曲数は 50 000 に増加する。

24.

部品  部品は,JIS C 9335-1 の 24.  によるほか,次による。

24.1  JIS C 9335-1

の 24.1 によるほか,次による。

ランプホルダ又は安定器の端子を流れる電流が定格値を超える場合には,端子は JIS C 8105-1 の 15.6 

適合しなければならない。試験電流は,機器を定格電圧で動作させるときは,測定される電流の 1.1  倍で

ある。

24.1.1  JIS C 9335-1

の 24.1.1 によるほか,次による。

E27 及び E40 電球受金は,取扱説明書で使用者によるランプの交換を禁止している場合を除いて,使用

してはならない。

24.2  JIS C 9335-1

の 24.2 によるほか,次による。

機器の上げ下げする部分のモータを制御するスイッチ及び定格電流が 2 A 以下の可搬形機器のスイッチ

は,可とうコード中に取り付けてもよい。

25.

電源接続及び外部可とうコード  電源接続及び外部可とうコードは,JIS C 9335-1 の 25.  によるほか,

次による。

25.5  JIS C 9335-1

の 25.5 によるほか,次による。

質量が 3 kg 以下の機器に対しては,Z 形取付けを許容する。

25.7  JIS C 9335-1

の 25.7 によるほか,次による。

UV機器については,ゴムシース又は紫外線放射によって影響を受けるおそれがあるその他の材料のシ


9

C 9335-2-27

:2005

ースをもつ電源コードは,使用してはならない。

備考 101.  照射器及び反射板は,電源コードが通常使用状態で接触するおそれがある部分とはみなさ

ない。

26.

外部導体用端子  外部導体用端子は,JIS C 9335-1 の 26.  による。

27.

接地接続の手段  接地接続の手段は,JIS C 9335-1 の 27.  による。

28.

ねじ及び接続  ねじ及び接続は,JIS C 9335-1 の 28.  による。

29.

空間距離,沿面距離及び固体絶縁  空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,JIS C 9335-1 の 29.  による

ほか,次による。

29.3  JIS C 9335-1

の 29.3 によるほか,次による。

絶縁物が UV 照射器の容器又は IR 照射器のガラス容器である場合には,この要求事項を適用しない。

30.

耐熱性及び耐火性  耐熱性及び耐火性は,JIS C 9335-1 の 30.  による。ただし,30.2.3 は,この規格で

は適用しない。

31.

耐腐食性  耐腐食性は,JIS C 9335-1 の 31.  による。

32.

放射線,毒性その他これに類する危険性  放射線,毒性その他これに類する危険性は,JIS C 9335-1

の 32.  によるほか,次による。

32.101

機器は,中毒又は類似の危険を与えてはならない。UV 機器は,危険な量の放射線を放出してはな

らない。

適否は,次の試験によって判定する。

機器には,定格電圧を加え,次の時間点灯させた UV 照射器を取り付ける。

−  蛍光ランプに対しては,5 時間±15 分間

−  高輝度放電ランプに対しては,1 時間±15 分間

備考1.  高輝度放電ランプは,放射線生成アークが壁の温度によって安定され,アークが 3 W/cm

2

超える負荷がかかるバルブ壁をもつ放電ランプである。

機器は,定格電圧を加えて,タイマで設定できる最大暴露時間のほぼ半分の時間運転する。放射照度は,

推奨された最短暴露距離で測定する。ただし,フェイシャルガンの放射照度は,10.0±0.2 cm の距離で測

定し,推奨された暴露距離に対して計算する。

人に覆いかぶせる UV 照射器の暴露距離は,照射器と支持面との間の距離から,0.3 m だけ減じた距離と

する。

備考 2.  使用する測定器は,直径 20 mm 以下の円形域にわたって平均放射照度を測定する。測定器の

応答は,入射放射線と円形域に対する法線との間の角度の余弦に比例する。分光分布は,帯

域幅が 2.5 nm 以下の分光光度計で,1 nm 間隔で測定する。

3.

上方及び下方の放射面をもつ機器に対しては,各部分は,他の部分をカバーするか,又は外

して別々に測定する。2  個の放射面間の距離が,0.3 m 未満であれば,測定は,上方パネルの


10

C 9335-2-27

:2005

表面で行う。

各波長の実効放射照度は,

図 101 に示した UV 作用曲線から計算する。

家庭用の機器は,

図 101 の非メラノーマ皮膚がん作用曲線に従って重み付けを行い,次の値を超えない

総実効放射照度でなければならない。

−  波長が 320 nm 以下は,0.35 W/m

2

−  波長が 320 nm から 400 nm は,0.15 W/m

2

備考 4.  総実効放射照度は,次の式によって与えられる。

å

=

nm

400

nm

250

λ

λ

λ

E

S

E

                      ここに,    E:実効放射照度

S

λ

図 101 に従った有効な関連曲線(重み係数)

E

λ

:スペクトル放射照度,W/m

2

nm

λ

:帯域幅,nm

32.102 UV

機器は,目を十分に保護し,適切な透過輝度をもつ保護ゴーグルを,2 個以上供給しなければ

ならない。

適否は,各ゴーグルについて,次の試験によって判定する。

透過率は,帯域幅が 2.5 nm 以下の分光光度計によって,各レンズの中心部で測定する。直径約 5 mm の

ライトビームを使用する。透過率は,240 nm と 550 nm との間を,5 nm の間隔で測定する。

透過率は,

表 101 に規定した値を超えてはならず,透過輝度は 1  %以上でなければならない。

 101  ゴーグルの最大透過率

波長  (

λ

)

nm

最大透過率

250<

λ

≦320 0.1

320<

λ

≦400 1.0

400<

λ

≦550 5.0


11

C 9335-2-27

:2005

 
備考 1.

紅はん(斑)作用曲線は,次の変数で定義される。

波長  (

λ

)

nm

重み係数  (S

λ

)

λ

≦298 1

298<

λ

≦328 10

0.094

298

λ

328<

λ

≦400 10

0.015

140

λ

 101  UV 作用曲線


12

C 9335-2-27

:2005

備考 2.  非メラノーマ作用曲線及び紅はん(斑)作用曲線の各波長に対する重み係数は,次による。

重み係数  (S

λ

)

重み係数  (S

λ

)

重み係数  (S

λ

)

波長

(

λ

)

nm

NMSC

紅はん( 斑)

波長

(

λ

)

nm

NMSC

紅はん( 斑)

波長

(

λ

)

nm

NMSC

紅はん( 斑)

250

0.010 900

1.000 000

300

0.991 996

0.648 634

350

0.000 394

0.000 708

251

0.011 139

1.000 000

301

0.967 660

0.522 396

351

0.000 394

0.000 684

252

0.011 383

1.000 000

302

0.929 095

0.420 727

352

0.000 394

0.000 661

253

0.011 633

1.000 000

303

0.798 410

0.338 844

353

0.000 394

0.000 638

254

0.011 888

1.000 000

304

0.677 339

0.272 898

354

0.000 394

0.000 617

255

0.012 158

1.000 000

305

0.567 466

0.219 786

355

0.000 394

0.000 596

256

0.012 435

1.000 000

306

0.470 257

0.177 011

356

0.000 394

0.000 575

257

0.012 718

1.000 000

307

0.385 911

0.142 561

357

0.000 394

0.000 556

258

0.013 007

1.000 000

308

0.313 889

0.114 815

358

0.000 394

0.000 537

259

0.013 303

1.000 000

309

0.253 391

0.092 469

359

0.000 394

0.000 519

260

0.013 605

1.000 000

310

0.203 182

0.074 473

360

0.000 394

0.000 501

261

0.013 915

1.000 000

311

0.162 032

0.059 979

361

0.000 394

0.000 484

262

0.014 231

1.000 000

312

0.128 671

0.048 306

362

0.000 394

0.000 468

263

0.014 555

1.000 000

313

0.101 794

0.038 905

363

0.000 394

0.000 452

264

0.014 886

1.000 000

314

0.079 247

0.031 333

364

0.000 394

0.000 437

265

0.015 225

1.000 000

315

0.061 659

0.025 235

365

0.000 394

0.000 422

266

0.015 571

1.000 000

316

0.047 902

0.020 324

366

0.000 394

0.000 407

267

0.015 925

1.000 000

317

0.037 223

0.016 368

367

0.000 394

0.000 394

268

0.016 287

1.000 000

318

0.028 934

0.013 183

368

0.000 394

0.000 380

269

0.016 658

1.000 000

319

0.022 529

0.010 617

369

0.000 394

0.000 367

270

0.017 037

1.000 000

320

0.017 584

0.008 551

370

0.000 394

0.000 355

271

0.017 424

1.000 000

321

0.013 758

0.006 887

371

0.000 394

0.000 343

272

0.017 821

1.000 000

322

0.010 804

0.005 546

372

0.000 394

0.000 331

273

0.018 226

1.000 000

323

0.008 525

0.004 467

373

0.000 394

0.000 320

274

0.018 641

1.000 000

324

0.006 756

0.003 597

374

0.000 394

0.000 309

275

0.019 065

1.000 000

325

0.005 385

0.002 897

375

0.000 394

0.000 299

276

0.019 498

1.000 000

326

0.004 316

0.002 333

376

0.000 394

0.000 288

277

0.019 942

1.000 000

327

0.003 483

0.001 879

377

0.000 394

0.000 279

278

0.020 395

1.000 000

328

0.002 830

0.001 514

378

0.000 394

0.000 269

279

0.020 859

1.000 000

329

0.002 316

0.001 462

379

0.000 394

0.000 260

280

0.021 334

1.000 000

330

0.001 911

0.001 413

380

0.000 394

0.000 251

281

0.025 368

1.000 000

331

0.001 590

0.001 365

381

0.000 394

0.000 243

282

0.030 166

1.000 000

332

0.001 333

0.001 318

382

0.000 394

0.000 234

283

0.035 871

1.000 000

333

0.001 129

0.001 274

383

0.000 394

0.000 226

284

0.057 388

1.000 000

334

0.000 964

0.001 230

384

0.000 394

0.000 219

285

0.088 044

1.000 000

335

0.000 810

0.001 189

385

0.000 394

0.000 211

286

0.129 670

1.000 000

336

0.000 688

0.001 148

386

0.000 394

0.000 204

287

0.183 618

1.000 000

337

0.000 589

0.001 109

387

0.000 394

0.000 197

288

0.250 586

1.000 000

338

0.000 510

0.001 072

388

0.000 394

0.000 191

289

0.330 048

1.000 000

339

0.000 446

0.001 035

389

0.000 394

0.000 184

290

0.420 338

1.000 000

340

0.000 394

0.001 000

390

0.000 394

0.000 178

291

0.514 138

1.000 000

341

0.000 394

0.000 966

391

0.000 394

0.000 172

292

0.609 954

1.000 000

342

0.000 394

0.000 933

392

0.000 394

0.000 166

293

0.703 140

1.000 000

343

0.000 394

0.000 902

393

0.000 394

0.000 160

294

0.788 659

1.000 000

344

0.000 394

0.000 871

394

0.000 394

0.000 155

295

0.861 948

1.000 000

345

0.000 394

0.000 841

395

0.000 394

0.000 150

296

0.919 650

1.000 000

346

0.000 394

0.000 813

396

0.000 394

0.000 145

297

0.958 965

1.000 000

347

0.000 394

0.000 785

397

0.000 394

0.000 140

298

0.988 917

1.000 000

348

0.000 394

0.000 759

398

0.000 394

0.000 135

299

1.000 000

0.805 378

349

0.000 394

0.000 733

399

0.000 394

0.000 130

400

0.000

394

0.000

126

NMSC−非メラノーマ皮膚がん

 101  UV 作用曲線(続き)


13

C 9335-2-27

:2005

附属書

附属書は,JIS C 9335-1 

附属書によるほか,次による。

附属書 AA(規定)輝度の測定

輝度は,コリメーティングオプティクスの手段によって測定する。測定は,光源から可能な最短距離,

ただし,0.2 m 以上で行う。測定点で,そのオプティクスは,入射立体角内で,入射開口部を通過するす

べての光線を集めなければならない。対応する平面角は,1°である。

測定中,機器は,定格電圧で運転する。


14

C 9335-2-27

:2005

附属書 BB(参考)UV 機器の詳細な分類

  この附属書は,250 nm∼320 nm 及び 320 nm∼400 nm の放射に基づいた UV 機器の詳細な分類を規定す

る。

BB.1

定義

BB.1.1

  UV

タイプ 機器  320 nm より長い波長をもつ放射によって,生物学的効果を引き起こすような

UV 照射器を備えた機器で,320 nm∼400 nm の帯域において相対的に高い放射照度が特徴である。

BB.1.2

  UV

タイプ 機器  320 nm より短い波長及び 320 nm より長い波長の両方をもつ放射によって生物

学的効果を引き起こすような UV 照射器を備えた機器で,320 nm∼400 nm の帯域において相対的に高い放

射照度が特徴である。

BB.1.3

  UV

タイプ 機器  320 nm より短い波長及び 320 nm より長い波長の両方をもつ放射によって生物

学的効果を引き起こすような UV 照射器を備えた機器で,全 UV 放射帯域にわたって制限された放射照度

が特徴である。

BB.1.4

  UV

タイプ 機器  主として,320 nm より短い波長をもつ放射によって生物学的効果を引き起こ

すような UV 照射器を備えた機器。

BB.1.5

  UV

タイプ 機器  320 nm より短い波長及び 320 nm より長い波長の両方をもつ放射によって生物

学的効果を引き起こすような UV 照射器を備えた機器で,UV 放射の全帯域において相対的に高い放射照

度が特徴である。

BB.2

  分類  UV 機器は,次のうちいずれかのタイプに分類できる。

− UV タイプ1機器

− UV タイプ 2 機器

− UV タイプ 3 機器

− UV タイプ 4 機器

− UV タイプ 5 機器

BB.3

実効放射照度の限度値

図 101 の非メラノーマ皮膚がん作用曲線に従って重み付けを行った,各タイプの UV 機器の実効放射照

度の限度値は,

表 BB.1 による。

 BB.1  実効放射照度の限度値

実効放射照度

W/m

2

UV タイプ機器

250 nm <

λ

≤ 320 nm

320 nm <

λ

≤  400 nm

最大合計

実効放射照度

W/m

2

1

< 0.001

≥ 0.15

1.0

2 0.0

0.35  ≥ 0.15

1.0

3

< 0.35

< 0.15

4

≥ 0.35

< 0.15

1.0

5

≥ 0.35

≥ 0.15

1.0

λ

  は放射の波長


15

C 9335-2-27

:2005

15

C

 9335-

2-27


2

005

15

C

 9335-

2-27


2

005

附属書 1(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS C 9335-2-27

:2005  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-27 部:紫外線

及び赤外線による皮膚照射用装置の個別要求事項

IEC 60335-2-27

:2003    Household and similar electrical appliances−Safety−Part

2-27 : Particular requirements for appliances for skin exposure to ultraviolet and 
infrared radiation 及び Amendment 1(2004)

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:点線の下線

項目

番号

内容

( Ⅱ )  国 際
規格番号

項目

番号

内容

項 目 ご と

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

1.

適用範囲 1

JIS

に同じ

変更

合理的な限り,JIS C 8105

-1

を適用する。

日本で使用しているソケット,安

定 器 な ど に 対 す る 規 定 は , IEC 

60598-1

(照明器具通則)ではカバ

ーできない。

1.

適用範囲

1

JIS

に同じ 

追加

備考 102.  この規格は,次の
ものには適用しない。

−  暖房を目的とした赤外
線利用機器(電気こたつ,電
気サウナなど)

暖房を目的としている赤外線利用
機器は,この規格では考慮されて

いないが,3.102 の定義では含まれ
てしまうので,適用範囲において,
これらを除外することを明確にし

た。

8.

充電部への接近に対する保護

8

JIS

に同じ 

変更

備考 101.  照射器の交換中,

JIS C 8105-1

の 8.  の関連要

求への適合性を維持してい
ること。

日本で使用しているランプホルダ

に対 す る 感電 に 対 する 保 護 規定
は,IEC 規格で引用している IEC 

60598-1

(照明器具通則)ではカバ

ーできない。

11.8

通常状態における温度上限値

IEC 

60335-2-27

11.8

JIS

に同じ

変更

安定器巻線及びそれに接続
した配線の温度は,規定され

た条件の下で測定したとき,

JIS C 8105-1

の 12.4 に規定し

た値以下でなければならな

い。

日本で使用している安定器に対す
る温度上限値は,IEC 規格で引用

している IEC 60598-1(照明器具通
則)ではカバーできない。


16

C 9335-2-27

:2005

16

C

 9335-

2-27


2

005

16

C

 9335-

2-27


2

005

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の項目
ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体

  表示方法:点線の下線

項目

番号

内容

( Ⅱ )  国 際
規格番号

項目

番号

内容

項 目 ご と

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

19.102  放電ランプの故障

19.102

JIS

に同じ

変更

放電ランプをもつ機器は,

JIS C 8105-1

の 12.5.1 a),d),

及び e)に規定した故障状態
の下で,定格電圧を加えて運
転する。

  安定器又は変圧器の巻線
の温度は,JIS C 8105-1 
12.5 に規定した値以下でな
ければならない。

日本で使用している安定器に対す
る放電ランプの故障状態の安全規

定は,IEC 規格で引用している

IEC 60598-1

(照明器具通則)では

カバーできない。

24.1

ランプホルダ又は安定器の端

24.1

JIS

に同じ

変更

ランプホルダ又は安定器の

端子を流れる電流が定格値
を超える場合には,端子は

JIS C 8105-1

の 15.6 に適合し

なければならない。

日本で使用しているランプホルダ

又は 安 定 器に 対 す る端 子 の 規定
は,IEC 規格で引用している IEC 

60598-1

(照明器具通則)ではカバ

ーできない。

24.1.1 E27 及び E40 電球受金の使用

制限

24.1

規定なし

追加

E27 及び E40 電球受金は,取
扱説明書で使用者によるラ
ンプの交換を禁止している
場合を除いて,使用してはな

らない。

日本には E26 及び E39 というサイ

ズのランプが流通しており,この
ランプは E27 又は E40 受金に挿入
できるが,その状態での感電保護

や温度上昇などの安全性が保証さ
れない。

25.7

電源コードの種類

25.7

JIS

に同じ

追加

UV 機器については,ゴムシ
ース又は紫外線放射によっ
て影響を受けるおそれがあ

るその他の材料のシースを
もつ電源コードは,使用して
はならない。

紫外線放射によって影響を受ける
おそれがある材料のシースを使用
して問題があるのは,UV 機器だけ

なので,要求する機器の適用範囲
を限定した。


17

C 9335-2-27

:2005

17

C

 9335-

2-27


2

005

17

C

 9335-

2-27


2

005

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    ―  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

2.

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。


18

C 9335-2-27

:2005

参考規格

参考規格は,JIS C 9335-1 

参考規格による。