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C 9335-2-212

:2007

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本ホー

ムヘルス機器協会(HAPI)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正す

べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS C 9335-2-212:2004 及び追補 1(2006)は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


C 9335-2-212

:2007

(2)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

1

4.

  一般要求事項

2

5.

  試験のための一般条件

2

6.

  分類

2

7.

  表示及び取扱説明

2

8.

  充電部への接近に対する保護

2

9.

  モータ駆動機器の始動

2

10.

  入力及び電流

2

11.

  温度上昇

2

12.

  (規定なし)

2

13.

  動作温度での漏えい電流及び耐電圧

2

14.

  過渡過電圧

2

15.

  耐湿性

2

16.

  漏えい電流及び耐電圧

2

17.

  変圧器及びその関連回路の過負荷保護

3

18.

  耐久性

3

19.

  異常運転

3

20.

  安定性及び機械的危険

3

21.

  機械的強度

3

22.

  構造

3

23.

  内部配線

3

24.

  部品

3

25.

  電源接続及び外部可とうコード

3

26.

  外部導体用端子

3

27.

  接地接続の手段

3

28.

  ねじ及び接続

3

29.

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁

4

30.

  耐熱性及び耐火性

4

31.

  耐腐食性

4

32.

  放射線,毒性その他これに類する危険性

4

附属書

4


日本工業規格

JIS

 C

9335-2-212

:2007

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−

第 2-212 部:家庭用吸入器の個別要求事項

Safety of household and similar electrical appliances

Part 2-212: Particular requirements for vaporizer for home use

序文  この規格は,JIS C 9335-1:2003(家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:一般要求事

項)と併読する規格である。ただし,この規格は,一般要求事項に優先して用いる。

1.

適用範囲  この規格は,家庭用及び類似の目的の家庭用吸入器で,定格電圧が単相の場合には 250 V

以下,その他の機器の場合には 480 V 以下の機器の安全性について規定する。

なお,この規格の範囲内の機器の例は,次による。

−  家庭用超音波吸入器

−  家庭用電動式吸入器

−  家庭用電熱式吸入器

家庭用吸入器は,モータ,電熱素子又はそれらの組合せを含む場合がある。

通常,家庭で使用しない場合であっても,店舗,軽工業及び農場において,一般の人が使用する場合に

危険要因となる機器も,この規格の適用範囲である。

この規格では,住宅の中及び周囲で,機器に起因して人が遭遇する共通的な危険性を,可能な限り取り

扱っている。ただし,この規格では,通常,次の状態については規定していない。

−  監視のない状態で幼児又は非健常者が機器を使用する場合。

−  幼児が機器で遊ぶ場合。

備考 101.  この規格は,次のものには適用しない。

−  産業用機器

−  腐食しやすい又は爆発性の雰囲気(例えば,じんあい,蒸気又はガス)が存在する特

殊な状態の場所で使用する機器

−  医用電気機器(JIS T 0601-1

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。この引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追

補は適用しない。

JIS C 9335-1:2003

  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:一般要求事項

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 9335-1 の 3.

によるほか,次による。ただし,3.1.9

は,この規格による。


2

C 9335-2-212

:2007

3.1.9

通常動作  タンク及び吸入液容器に定格容量(定格容量の表示がないものは,容器の約 80

%)の

水を入れた状態の運転。

3.101

  家庭用吸入器  吸入液をガス,蒸気又は霧の状態に変えて,いんこう(咽喉)部及び/又は鼻に噴

霧吸入させる家庭用の機器。

3.102

  家庭用超音波吸入器  超音波振動方式によって吸入液を微粒子にして,いんこう(咽喉)部及び/

又は鼻に噴霧吸入させる家庭用の機器。

3.103

  家庭用電動式吸入器  空気の噴射によって吸入液を,いんこう(咽喉)部及び/又は鼻に噴霧吸入

させる家庭用の機器。

3.104

  家庭用電熱式吸入器  電熱で水蒸気を発生させ,その噴射によって吸入液を,いんこう(咽喉)部

及び/又は鼻に噴霧吸入させる家庭用の機器。

4.

一般要求事項  一般要求事項は,JIS C 9335-1 の 4.

による。

5.

試験のための一般条件  試験のための一般条件は,JIS C 9335-1 の 5.

によるほか,次による。

5.101

  この規格で取り扱う機器は,電熱式吸入器にあっては電熱機器として,その他の機器にあってはモ

ータ駆動機器として試験する。ただし,モータ駆動機器及び電熱機器の特性をもつものは複合機器として

試験する。

6.

分類  分類は,JIS C 9335-1 の 6.

による。

7.

表示及び取扱説明  表示及び取扱説明は,JIS C 9335-1 の 7.

による。

8.

充電部への接近に対する保護  充電部への接近に対する保護は,JIS C 9335-1 の 8.

による。

9.

モータ駆動機器の始動  モータ駆動機器の始動は,この規格では規定しない。

10.

入力及び電流  入力及び電流は,JIS C 9335-1 の 10.

による。

11.

温度上昇  温度上昇は,JIS C 9335-1 の 11.

による。

12.

(規定なし)

13.

動作温度での漏えい電流及び耐電圧  動作温度での漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の 13.

よる。

14.

過渡過電圧  過渡過電圧は,JIS C 9335-1 の 14.

による。

15.

耐湿性  耐湿性は,JIS C 9335-1 の 15.

による。

16.

漏えい電流及び耐電圧  漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の 16.

による。


3

C 9335-2-212

:2007

17.

変圧器及びその関連回路の過負荷保護  変圧器及びその関連回路の過負荷保護は,JIS C 9335-1 の 17.

による。

18.

耐久性  耐久性は,この規格では規定しない。

19.

異常運転  異常運転は,JIS C 9335-1 の 19.

によるほか,次による。

19.1  JIS C 9335-1

の 19.1 によるほか,次による。

JIS C 9335-1

の 19.2 及び 19.3 の試験は,容器に水を入れない状態で試験を行う。

20.

安定性及び機械的危険  安定性及び機械的危険は,JIS C 9335-1 の 20.

による。

21.

機械的強度  機械的強度は,JIS C 9335-1 の 21.

によるほか,次による。

a)

落下試験  コンクリート床上に置いた厚さが 30 mm の表面が平らなラワン板の中央部に,機器の底面

がラワン板の面に平行になるように機器をひもでつり下げたものを,70 cm の高さから落とし,異常が

生じてはならない。

適否は,次の試験によって判定する。

充電部の露出及び短絡を生じず,かつ,500 V 絶縁抵抗計によって測定した充電部と機器の表面と

の間の絶縁抵抗は,0.1 MΩ 以上でなければならない。

22.

構造  構造は,JIS C 9335-1 の 22.

によるほか,次による。

a)

噴霧性能試験  水蒸気の噴出孔をもつものは,水滴が水蒸気とともに噴出してはならない。

適否は,次の試験によって判定する。

タンク及び吸入液容器に水を入れ,定格電圧に等しい電圧を連続して加え,噴霧が終了するまで運

転する。

b)

圧力安全弁作動試験  家庭用電熱式吸入器で,タンク式のものは,圧力安全弁が作動しなければなら

ない。

適否は,次の試験によって判定する。

タンクに水を入れ水蒸気の噴出孔を閉じた状態で,定格電圧に等しい電圧を連続して加える。

23.

内部配線  内部配線は,JIS C 9335-1 の 23.

による。

24.

部品  部品は,JIS C 9335-1 の 24.

による。

25.

電源接続及び外部可とうコード  電源接続及び外部可とうコードは,JIS C 9335-1 の 25.

による。

26.

外部導体用端子  外部導体用端子は,JIS C 9335-1 の 26.

による。

27.

接地接続の手段  接地接続の手段は,JIS C 9335-1 の 27.

による。

28.

ねじ及び接続  ねじ及び接続は,JIS C 9335-1 の 28.

による。


4

C 9335-2-212

:2007

29.

空間距離,沿面距離及び固体絶縁  空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,JIS C 9335-1 の 29.

による。

30.

耐熱性及び耐火性  耐熱性及び耐火性は,JIS C 9335-1 の 30.

による。

31.

耐腐食性  耐腐食性は,JIS C 9335-1 の 31.

による。

32.

放射線,毒性その他これに類する危険性  放射線,毒性その他これに類する危険性は,JIS C 9335-1

の 32.

による。

附属書

附属書は,JIS C 9335-1 の附属書による。

参考規格

JIS C 9335-1

の参考規格によるほか,次による。

JIS T 0601-1

  医用電気機器−第 1 部:安全に関する一般的要求事項