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C 9335-2-209

:2009

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

2

4.

  一般要求事項 

2

5.

  試験のための一般条件 

2

6.

  分類

2

7.

  表示及び取扱説明

2

8.

  充電部への接近に対する保護

3

9.

  モータ駆動機器の始動 

3

10.

  入力及び電流 

3

11.

  温度上昇

3

12.

  (規定なし) 

3

13.

  動作温度での漏えい電流及び耐電圧 

3

14.

  過渡過電圧 

3

15.

  耐湿性

3

16.

  漏えい電流及び耐電圧 

3

17.

  変圧器及びその関連回路の過負荷保護 

3

18.

  耐久性

3

19.

  異常運転 

3

20.

  安定性及び機械的危険 

3

21.

  機械的強度 

4

22.

  構造

4

23.

  内部配線 

4

24.

  部品

4

25.

  電源接続及び外部可とうコード

4

26.

  外部導体用端子

4

27.

  接地接続の手段

4

28.

  ねじ及び接続 

4

29.

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁 

5

30.

  耐熱性及び耐火性

5

31.

  耐腐食性 

5

32.

  放射線,毒性その他これに類する危険性 

5

附属書 3(規定)家庭用低周波治療器の出力電流測定回路 

6

附属書 4(規定)家庭用超短波治療器の出力電力測定回路 

7


C 9335-2-209

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本ホー

ムヘルス機器協会(HAPI)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格

を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格

である。

これによって,JIS C 9335-2-209:2007 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。

JIS C 9335-2-209

には,次に示す附属書がある。

附属書 3(規定)家庭用低周波治療器の出力電流測定回路

附属書 4(規定)家庭用超短波治療器の出力電力測定回路


日本工業規格

JIS

 C

9335-2-209

:2009

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−

第 2-209 部:家庭用電気治療器の個別要求事項

Safety of household and similar electrical appliances-

Part 2-209: Particular requirements for electric therapy apparatus

for home use

序文  この規格は,JIS C 9335-1:2003(家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:一般要求事

項)と併読する規格である。ただし,この規格は,一般要求事項に優先して用いる。

1. 

適用範囲  この規格は,家庭用及び類似の目的の家庭用電気治療器で,定格電圧が単相の場合には 250

V 以下,その他の機器の場合には 480 V 以下の機器の安全性について規定する。 

なお,この規格の範囲内の機器の例は,次による。

−  家庭用超短波治療器

−  家庭用低周波治療器

−  家庭用電位治療器

家庭用電気治療器は,モータ,電熱素子又はそれらの組合せを含む場合がある。

通常,家庭で使用しない場合であっても,店舗,軽工業及び農場において,一般の人が使用する場合に

危険要因となる機器も,この規格の適用範囲である。

この規格では,住宅の中及び周囲で,機器に起因して人が遭遇する共通的な危険性を,可能な限り取り

扱っている。ただし,この規格では,通常,次の状態については規定していない。

−  監視のない状態で幼児又は非健常者が機器を使用する場合。

−  幼児が機器で遊ぶ場合。

備考 101.  この規格は,次のものには適用しない。

−  産業用機器

−  腐食しやすい又は爆発性の雰囲気(例えば,じんあい,蒸気又はガス)が存在する特

殊な状態の場所で使用する機器

−  医用電気機器(JIS T 0601-1

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。この引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追

補は適用しない。

JIS C 9335-1:2003

  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:一般要求事項


2

C 9335-2-209

:2009

3. 

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 9335-1 の 3.によるほか,次による。ただし,3.1.9

はこの規格による。

3.1.9 

通常動作 

−  家庭用超短波治療器は,導子部を合わせた状態の運転。

備考 101.  導子部を合わせることができない構造のものは,開放した状態とする。

−  家庭用低周波治療器は,1 kΩ の無誘導抵抗負荷の運転。

−  家庭用電位治療器は,導子部を広げ,10 MΩ 以上のインピーダンスで大地と絶縁した状態の運転。

備考 102.  試験枠に設置する場合は,試験枠全体を絶縁してもよい。

3.101 

導子  治療のために,人体にエネルギーを供給する機器の部分及び附属品。 

3.102 

導子部  治療のために,人体に接触又はエネルギーを放出させることを目的とした導子の部分。

3.103 

家庭用電気治療器  電気エネルギーによる電流,電位,電磁波等を利用して治療する家庭用の機

器。

3.104 

家庭用超短波治療器  13 MHz∼2 450 MHz の帯域の電磁エネルギーを身体の特定部位に照射し,

身体組織に深部加熱を与えて治療する家庭用の機器。

3.105 

家庭用低周波治療器  皮膚の表面から微弱な低周波電流を流して患部を治療する家庭用の機器。

3.106 

家庭用電位治療器  人体を交流又は直流電界におくか,絶縁状態において電位を与えて治療する

家庭用の機器。 

4. 

一般要求事項  一般要求事項は,JIS C 9335-1 の 4.による。 

5. 

試験のための一般条件  試験のための一般条件は,JIS C 9335-1 の 5.によるほか,次による。

5.101 

この規格で取り扱う機器は,モータ駆動機器として試験する。ただし,モータ駆動機器及び電熱

機器の特性をもつものは複合機器として試験する。

6. 

分類  分類は,JIS C 9335-1 の 6.による。 

7.

表示及び取扱説明  表示及び取扱説明は,JIS C 9335-1 の 7.によるほか,次による。 

7.1 

JIS C 9335-1

の 7.1 によるほか,次による。 

−  短時間定格のものは,その定格時間。

7.101 

家庭用超短波治療器の取扱説明書は,次の内容を含んでいなければならない。 

−  機器を使用する場合,血圧に異常のある人は,医師と相談する旨

−  定格出力電力が 10 W を超える家庭用超短波治療器は,次の内容

・  金属類(ネックレス,時計,金糸,銀糸,ラメ入り衣装など)は身に付けない旨

・  金属製物質(人工骨頭,埋没くぎ,金属製クリップなど)を体内に植え込んだ人には,使用しな

い旨

・  金属枠を使用したいす及びベッドを使用してはならない等,接地された導電部又は接地に対して

相当の静電容量をもつ部分で,高周波電流の予期しない伝導路を形成する可能性のある部分へ接

触がないようにしなければならない旨

・  導子ケーブルは,導体及び超短波を吸収しやすい機器と接触しないように配置する旨

−  使用者に導子部及びケーブルの絶縁に損傷がないか定期的に点検させる注意書


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C 9335-2-209

:2009

8. 

充電部への接近に対する保護  充電部への接近に対する保護は,JIS C 9335-1 の 8.によるほか,次に

よる。 

8.1.4 

JIS C 9335-1

の 8.1.4 によるほか,次による。 

家庭用電気治療器の導子部は,充電部とみなさない。

9. 

モータ駆動機器の始動  モータ駆動機器の始動は,この規格では規定しない。 

10. 

入力及び電流  入力及び電流は,JIS C 9335-1 の 10.による。 

11. 

温度上昇  温度上昇は,JIS C 9335-1 の 11.による。ただし,11.7 は,この規格による。 

11.7

機器は 30 分間連続運転する。ただし,30 分未満の短時間定格のものは,その表示された定格時間に

等しい時間とする。 

12.

(規定なし)

13. 

動作温度での漏えい電流及び耐電圧  動作温度での漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の 13.によ

るほか,次による。

13.2  JIS C 9335-1

の 13.2 によるほか,次による。 

−  家庭用超短波治療器の動作温度での漏えい電流は,高周波発振器を停止している状態で測定する。

−  家庭用電位治療器の導子部からの漏えい電流の値は,1 mA 以下とする。

14.

過渡過電圧  過渡過電圧は,JIS C 9335-1 の 14.による。

15. 

耐湿性  耐湿性は,JIS C 9335-1 の 15.による。 

16. 

漏えい電流及び耐電圧  漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の 16.による。 

17. 

変圧器及びその関連回路の過負荷保護  変圧器及びその関連回路の過負荷保護は,JIS C 9335-1 の 17.

による。

18. 

耐久性  耐久性は,この規格では規定しない。 

19. 

異常運転  異常運転は,JIS C 9335-1 の 19.によるほか,次による。

19.101 

家庭用電位治療器は,出力端子の一端を,電源の一端に接続し,11.の温度上昇と同等の方法で試

験する。判定基準は,JIS C 9335-1 の 19.13 によるほか,封止コンパウンドが流出してはならない。 

適否は,目視検査及び関連する試験によって判定する。

20. 

安定性及び機械的危険  安定性及び機械的危険は,JIS C 9335-1 の 20.による。


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C 9335-2-209

:2009

21. 

機械的強度  機械的強度は,JIS C 9335-1 の 21.によるほか,次による。 

床上で使用するものは,次の a)の試験,また可搬形機器でその機器の質量が 4 kg 以下のものは,次の

b)

の試験を行ったとき,これに適合しなければならない。

a) 

静荷重試験  試験品を厚さが 10 mm 以上の表面が平らな木台の上に通常の使用状態に置き,底面の形

状が正方形で,その 1 辺の長さが 100 mm,質量が 60 kg のおもりを上部に 1 分間置いたとき,各部に

ひび,割れその他の異常が生じてはならない。

適否は,目視検査によって判定する。

b) 

落下試験  コンクリート床上に置いた厚さが 30 mm の表面が平らなラワン板の中央部に,機器の底面

がラワン板の面に平行になるようにひもでつり下げた機器を 70 cm の高さから落としたとき,充電部

の露出及び短絡などの異常が生じてはならない。適否は,次の試験によって判定する。

500 V 絶縁抵抗計によって測定した充電部と機器の表面との間の絶縁抵抗は,0.1 MΩ 以上でなけれ

ばならない。ただし,治療マットをもつもので,使用時に人体が電源装置の外郭及び大地に触れない

ようにするための十分な大きさの絶縁シートと併用して使用するものは,絶縁シートの表面に 10 cm

×20 cm の大きさの金属はく(箔)を,その他のものは,導子部の表面に導子部と同じ大きさの金属

はく(箔)を当て,充電部と金属はく(箔)との間の絶縁抵抗を測定する。

22.

構造  構造は,JIS C 9335-1 の 22.によるほか,次による。

22.101

家庭用低周波治療器の構造は,次による。

a)

最大出力電流  最大出力電流は,通常動作で実効値 20 mA 以下でなければならない。

適否は,この規格の

附属書 に規定する回路を用いて出力電流を測定し,判定する。

b)

出力調整器  電流を最小から最大まで連続的に増大する出力調整器を備えていなければならず,かつ,

出力調整器が最小位置以外の状態で電源を入れたときは,出力できない構造でなければならない。

適否は,出力電流測定によって判定する。

備考 1.  出力電流の最小設定値は,1 mA 以下とする。

2.  1

増加量当たり 1 mA 又は 1 V 以下の不連続増加は,連続的な増加とみなす。

22.102

家庭用超短波治療器の構造は,次による。

a) 

定格出力電力  定格出力電力は,50 W 以下でなければならない。

適否は,この規格の

附属書 に規定する回路を用いて出力電力を測定し,判定する。

23. 

内部配線  内部配線は,JIS C 9335-1 の 23.による。 

24. 

部品  部品は,JIS C 9335-1 の 24.による。 

25. 

電源接続及び外部可とうコード  電源接続及び外部可とうコードは,JIS C 9335-1 の 25.による。 

26. 

外部導体用端子  外部導体用端子は,JIS C 9335-1 の 26.による。 

27. 

接地接続の手段  接地接続の手段は,JIS C 9335-1 の 27.による。

28. 

ねじ及び接続  ねじ及び接続は,JIS C 9335-1 の 28.による。 


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C 9335-2-209

:2009

29. 

空間距離,沿面距離及び固体絶縁  空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,JIS C 9335-1 の 29.による。

30. 

耐熱性及び耐火性  耐熱性及び耐火性は,JIS C 9335-1 の 30.による。

31. 

耐腐食性  耐腐食性は,JIS C 9335-1 の 31.による。 

32. 

放射線,毒性その他これに類する危険性  放射線,毒性その他これに類する危険性は,JIS C 9335-1

の 32.による。


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C 9335-2-209

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附属書

附属書は,JIS C 9335-1 の附属書によるほか,次による。

附属書 3(規定)家庭用低周波治療器の出力電流測定回路

1. 

適用範囲  この附属書は,家庭用低周波治療器の出力電流測定回路について規定する。 

2. 

測定回路  家庭用低周波治療器の出力電流測定に適した回路図を,附属書図 3.1 に示す。 

出力端子に 1 kΩ の無誘導形抵抗器を接続し実効値測定形の電流計で測定する。

備考 1.  R は 1 kΩ の無誘導形抵抗器

2. mA

は実効値測定形の電流計

附属書図 3.1  出力電流測定回路

mA

家庭用低周波治療器

出力端子

R


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C 9335-2-209

:2009

附属書 4(規定)家庭用超短波治療器の出力電力測定回路

1. 

適用範囲  この附属書は,家庭用超短波治療器の出力電力測定回路について規定する。 

2. 

測定回路  家庭用超短波治療器の出力電力測定回路図を,附属書図 4.1 に示す。 

備考  W は 50 Ω の終端電力計

附属書図 4.1  出力電力測定回路

参考規格

JIS C 9335-1

の参考規格によるほか,次による。

JIS T 0601-1

  医用電気機器−第 1 部:安全に関する一般的要求事項

出力端子

家庭用超短波治療器

W

整合回路