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C 9335-2-207

:2007

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本ホー

ムヘルス機器協会 (HAPI)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正

すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,

経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS C 9335-2-207:2000 及び追補 1(2006)は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


C 9335-2-207

:2007

(2)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

1

4.

  一般要求事項

2

5.

  試験のための一般条件

2

6.

  分類

2

7.

  表示及び取扱説明

2

8.

  充電部への接近に対する保護

2

9.

  モータ駆動機器の始動

2

10.

  入力及び電流

2

11.

  温度上昇

2

12.

  (規定なし)

2

13.

  動作温度での漏えい電流及び耐電圧

2

14.

  過渡過電圧

3

15.

  耐湿性

3

16.

  漏えい電流及び耐電圧

3

17.

  変圧器及びその関連回路の過負荷保護

3

18.

  耐久性

3

19.

  異常運転

3

20.

  安定性及び機械的危険

3

21.

  機械的強度

3

22.

  構造

3

23.

  内部配線

3

24.

  部品

3

25.

  電源接続及び外部可とうコード

3

26.

  外部導体用端子

4

27.

  接地接続の手段

4

28.

  ねじ及び接続

4

29.

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁

4

30.

  耐熱性及び耐火性

4

31.

  耐腐食性

4

32.

  放射線,毒性その他これに類する危険性

4

附属書

4


日本工業規格

JIS

 C

9335-2-207

:2007

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−

第 2-207 部:水電解器の個別要求事項

Safety of household and similar electrical appliances

Part 2-207: Particular requirements

for electrolyzed water producing appliances

序文  この規格は,JIS C 9335-1:2003(家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:一般要求事

項)と併読する規格である。ただし,この規格は,一般要求事項に優先して用いる。

1. 

適用範囲  この規格は,家庭用及び類似の目的の定格電圧 250 V 以下の機器で,水を電気分解して,

アルカリ性水,酸性水などを生成する機能をもつものの安全性について規定する。

通常,家庭で使用しない場合であっても,店舗,軽工業及び農場において,一般の人が使用する場合に

危険要因となる機器も,この規格の適用範囲である。

この規格では,住宅の中及び周囲で,機器に起因して人が遭遇する共通的な危険性を可能な限り取り扱

っている。ただし,この規格では,通常,次の状態については規定していない。

−  監視のない状態で幼児又は非健常者が機器を使用する場合。

−  幼児が機器で遊ぶ場合。

備考 101.  この規格は,次のものには適用しない。

−  産業用機器

−  腐食しやすい,又は爆発性の雰囲気(例えば,じんあい,蒸気又はガス)が存在する

特殊な状態の場所で使用する機器

−  湯沸器(JIS C 9335-2-15

−  医用電気機器(JIS T 0601-1

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。この引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追

補は適用しない。

JIS C 9335-1:2003

  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:一般要求事項

3. 

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 9335-1 の 3.によるほか,次による。ただし,3.1.9

は,この規格による。

3.1.9 

通常動作  水道直結式の機器は,表示された定格水量の水を吐水させ,その他のものは,容器に

定格容量(定格容量の表示がないものは,容器の容量の約 80  %)の 20  ℃±5  ℃の水を入れた状態の運転。


2

C 9335-2-207

:2007

3.101 

貯槽式の機器  一定時間,貯水している状態(一定時間,一定の水が循環している場合も含む。)

で,水を電気分解してアルカリ性水,酸性水などを生成する機器。

3.102 

水道直結式の機器  水道などに直結して流水しながら,水を電気分解してアルカリ性水,酸性水

などを生成する機器。

4. 

一般要求事項  一般要求事項は,JIS C 9335-1 の 4

4.

による。

5. 

試験のための一般条件  試験のための一般条件は,JIS C 9335-1 の 5.によるほか,次による。

5.101 

この規格で取り扱う機器は,モータ駆動機器として試験する。

5.102 

機器に供給する水は,次によらなければならない。

水温:20  ℃±5  ℃,

電気伝導率:200 µS/cm±50 µS/cm

6. 

分類  分類は,JIS C 9335-1 の 6.によるほか,次による。

6.2  JIS C 9335-1

の 6.2 によるほか,次による。

− IPX1 以上でなければならない。

7. 

表示及び取扱説明  表示及び取扱説明は,JIS C 9335-1 の 7.によるほか,次による。

7.101

水道直結式の機器は,定格水量を本体又は取扱説明書に記載しなければならない。

8. 

充電部への接近に対する保護  充電部への接近に対する保護は,JIS C 9335-1 の 8.による。

9. 

モータ駆動機器の始動  モータ駆動機器の始動は,この規格では規定しない。

10. 

入力及び電流  入力及び電流は,JIS C 9335-1 の 10.によるほか,次による。

10.1

JIS C 9335-1

の 10.1 によるほか,次による。

−  貯槽式の機器は,定格電圧を連続して 15  分間加えたときに測定する。

10.2  JIS C 9335-1

の 10.2 によるほか,次による。

−  貯槽式の機器は,定格電圧を連続して 15  分間加えたときに測定する。

11. 

温度上昇  温度上昇は,JIS C 9335-1 の 11.による。ただし,11.7 は,この規格による。

11.7

機器は,次のように運転する。

−  タイムスイッチをもつ機器は,セットできる最大の時間に等しい時間運転する。

−  タイムスイッチをもたない機器は,1 時間運転する。

備考 101.  タイムスイッチには,マイコンを使用した電子タイマを含める。

12. 

(規定なし)

13.

動作温度での漏えい電流及び耐電圧  動作温度での漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の 13.によ

る。


3

C 9335-2-207

:2007

14. 

過渡過電圧  過渡過電圧は,JIS C 9335-1 の 14.による。

15. 

耐湿性  耐湿性は,JIS C 9335-1 の 15.による。

16. 

漏えい電流及び耐電圧  漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の 16.による。

17. 

変圧器及びその関連回路の過負荷保護  変圧器及びその関連回路の過負荷保護は,JIS C 9335-1 の 17.

による。

18. 

耐久性  耐久性は,この規格では規定しない。

19. 

異常運転  異常運転は,JIS C 9335-1 の 19.によるほか,次による。

19.11.2  JIS C 9335-1

の 19.11.2 によるほか,次による。

g) 

電極部の短絡

20. 

安定性及び機械的危険  安定性及び機械的危険は,JIS C 9335-1 の 20.による。

21. 

機械的強度  機械的強度は,JIS C 9335-1 の 21.による。

22. 

構造  構造は,JIS C 9335-1 の 22.によるほか,次による。

22.33

JIS C 9335-1

の 22.33 によるほか,次による。

絶縁変圧器又は保護インピーダンスによって電極部(水に触れる充電部)が電源電圧から分離されてい

る場合は,JIS C 9335-1 の 22.33 の代わりに,次を適用する。

−  クラス 0 機器の場合,絶縁変圧器は JIS C 9335-1 の 16.3 の強化絶縁の耐電圧試験に耐えなければなら

ない。その他の機器の場合,絶縁変圧器は二重絶縁又は強化絶縁構造でなければならない。

−  保護インピーダンスを使用している機器は,JIS C 9335-1 の 8.1.4 及び 22.42 に適合しなければならな

い。

−  通常の使用状態において,水の出口から 10 mm 離れたところに金属はくを置き,その金属はくと電源

の各極との間の漏えい電流を JIS C 9335-1 の 13.2 の条件で測定したとき,漏えい電流の値が 0.25 mA

を超えてはならない。

備考 101.  クラス 0 機器の絶縁変圧器の 1 次−2 次間を抵抗,コンデンサなどの部品で接続する場合,

これらの部品を保護インピーダンスとみなす。

23. 

内部配線  内部配線は,JIS C 9335-1 の 23.による。

24. 

部品  部品は,JIS C 9335-1 の 24.によるほか,次による。

24.101

感電防止目的のインタロックスイッチは,全極を遮断できなければならない。

25. 

電源接続及び外部可とうコード  電源接続及び外部可とうコードは,JIS C 9335-1 の 25.による。


4

C 9335-2-207

:2007

26. 

外部導体用端子  外部導体用端子は,JIS C 9335-1 の 26.による。

27. 

接地接続の手段  接地接続の手段は,JIS C 9335-1 の 27.による。

28. 

ねじ及び接続  ねじ及び接続は,JIS C 9335-1 の 28.による。

29. 

空間距離,沿面距離及び固体絶縁  空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,JIS C 9335-1 の 29.による。

30. 

耐熱性及び耐火性  耐熱性及び耐火性は,JIS C 9335-1 の 30.によるほか,次による。

30.1  JIS C 9335-1

の 30.1 によるほか,次による。

電極の保持部には,その保持部が軟化することによって,感電の危険が生じるおそれがある場合に限り,

この項を適用する。

備考 101.  感電の危険とは,例えば,電極が可触金属部に触れてそのときの漏えい電流が JIS C 9335-1

の 13.2 の値を超える場合をいう。

30.2  JIS C 9335-1

の 30.2 によるほか,次による。

通常の使用状態で,電解槽など,通水する部分にはこの要求事項を適用しない。

31. 

耐腐食性  耐腐食性は,JIS C 9335-1 の 31.による。

32. 

放射線,毒性その他これに類する危険性  放射線,毒性その他これに類する危険性は,JIS C 9335-1

の 32.による。

附属書

附属書は,JIS C 9335-1  の附属書による。

参考規格

JIS C 9335-1

の参考規格によるほか,次による。

JIS C 9335-2-15

  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-15 部:液体加熱機器の個別要求事項

JIS T 0601-1

  医用電気機器−第 1 部:安全に関する一般的要求事項