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C 9335-2-203

:2009

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  用語及び定義 

2

4.

  一般要求事項 

2

5.

  試験のための一般条件 

2

6.

  分類

2

7.

  表示及び取扱説明

2

8.

  充電部への接近に対する保護

2

9.

  モータ駆動機器の始動 

2

10.

  入力及び電流 

2

11.

  温度上昇

2

12.

  (規定なし) 

2

13.

  動作温度での漏えい電流及び耐電圧 

3

14.

  過渡過電圧 

3

15.

  耐湿性

3

16.

  漏えい電流及び耐電圧 

3

17.

  変圧器及びその関連回路の過負荷保護 

3

18.

  耐久性

3

19.

  異常運転 

3

20.

  安定性及び機械的危険 

3

21.

  機械的強度 

3

22.

  構造

4

23.

  内部配線 

4

24.

  部品

4

25.

  電源接続及び外部可とうコード

4

26.

  外部導体用端子

4

27.

  接地接続の手段

4

28.

  ねじ及び接続 

4

29.

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁 

4

30.

  耐熱性及び耐火性

4

31.

  耐腐食性 

4

32.

  放射線,毒性その他これに類する危険性 

4

附属書 

5

参考規格

5


C 9335-2-203

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本電機

工業会(JEMA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS C 9335-2-203:2006

は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


日本工業規格

JIS

 C

9335-2-203

:2009

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−

第 2-203 部:ハードあんかの個別要求事項

Household and similar electrical appliances-Safety-

Part 2-203: Particular requirements for electric ANKA

序文  この規格は,JIS C 9335-1:2003(家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:一般要求事

項)と併読する規格である。ただし,この規格は,一般要求事項に優先して用いる。

1. 

適用範囲  この規格は,家庭用及び類似の目的のためのハードあんかの安全性について規定する。そ

れらの定格電圧は,単相の機器に対しては 250 V 以下,また,その他の機器に対しては 480 V 以下とする。 

備考 101.  通常,家庭で使用しない機器であっても,店舗,軽工業及び農場において,一般の人が使

用する場合に危険要因となる機器も,この規格の適用範囲である。

この規格では可能な限り,住居の中及び周囲ですべての人が遭遇する機器に起因する共

通的な危険性を取り扱っている。

102.

この規格は,次のものには適用しない。

−  ソフトあんか(JIS C 9335-2-17

−  腐食しやすい,又は爆発性の雰囲気(じんあい,蒸気又はガス)が存在する特殊な状態

の場所で使用する機器

103.

次のことに注意しなければならない。

−  車両,船舶又は航空機搭載用機器には,要求事項の追加が必要になる場合もある。

−  多くの国においては,厚生関係機関,労働安全所管機関,水道当局その他の当局によっ

て,追加要求事項を規定している。

2. 

引用規格  引用規格は,JIS C 9335-1 の 2.によるほか,次による。

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 9335-1:2003

  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:一般要求事項

備考  IEC 60335-1:2001 , Household and similar electrical appliances − Safety − Part 1: General

requirements

が,この規格と対応している。

JIS L 2001

  綿ふとんわた


2

C 9335-2-203

:2009

3. 

用語及び定義  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 9335-1 の 3.によるほか,次による。た

だし,3.1.9 は,この規格による。 

3.1.9

通常動作  通常の使用状態に置き,厚さが約 5 cm の綿ふとんで全面を覆う。使用される綿ふとん

は,JIS L 2001 に規定する綿ふとんわた 1 級で,その質量は,乾燥しているとき 2 kg/m

2

のものを標準とす

る。

3.2.101

ハードあんか  主として寝具の中に入れて使用し,足下を暖めるもので,発熱体又は本体全体が

硬質のものをいう。

4. 

一般要求事項  一般要求事項は,JIS C 9335-1 の 4.による。 

5. 

試験のための一般条件  試験のための一般条件は,JIS C 9335-1 の 5.による。 

6. 

分類  分類は,JIS C 9335-1 の 6.による。 

7. 

表示及び取扱説明  表示及び取扱説明は,JIS C 9335-1 の 7.による。 

8. 

充電部への接近に対する保護  充電部への接近に対する保護は,JIS C 9335-1 の 8.による。 

9. 

モータ駆動機器の始動  JIS C 9335-1 の 9.は,この規格では適用しない。 

10. 

入力及び電流  入力及び電流は,JIS C 9335-1 の 10.による。 

11. 

温度上昇  温度上昇は,JIS C 9335-1 の 11.による。ただし,11.211.7 及び 11.8 は,この規格による。 

11.2

機器は,正常な向きでふとんを覆い,温度試験の影響がない状態に置かれる。

11.7

機器は,定常状態が確立するまで運転される。

11.8  JIS C 9335-1

の 11.8 によるほか,次による。

表 に規定された最大通常温度上昇値に加え,次の値を適用する。

表 3  最大通常温度上昇値 

箇所

温度上昇値

K

発熱体又は発熱体の保護カバー(

2

) 440

(400)

(

1

)

蓄熱形のもの 120 (90)

(

1

)

表面

その他のもの 90

通気孔 110

(

1

)

括弧内の数値は,温度がほぼ一定になった後適用する。

(

2

)

密閉されたあんかには適用しない。

12. 

(規定なし) 


3

C 9335-2-203

:2009

13. 

動作温度での漏えい電流及び耐電圧  動作温度での漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の 13.によ

る。 

14. 

過渡過電圧  過渡過電圧は,JIS C 9335-1 の 14.による。 

15. 

耐湿性  耐湿性は,JIS C 9335-1 の 15.による。

16. 

漏えい電流及び耐電圧  漏えい電流及び耐電圧は,JIS C 9335-1 の 16.による。 

17. 

変圧器及びその関連回路の過負荷保護  変圧器及びその関連回路の過負荷保護は,JIS C 9335-1 の 17.

による。 

18. 

耐久性  JIS C 9335-1 の 18.は,この規格では適用しない。 

19. 

異常運転  異常運転は,JIS C 9335-1 の 19.による。ただし,19.2 及び 19.13 は,この規格による。 

19.2  JIS C 9335-1

の 19.2 によるほか,次による。

機器は,横転及び反転した状態で試験を行う。

19.13  JIS C 9335-1

の 19.13 によるほか,次による。

19.2

及び 19.3 に規定した条件で試験を行ったとき,

表 に加えて,次の値を適用する。

表 9  異常時における温度上昇許容値 

測定箇所

温度上昇

K

発熱体又は発熱体の保護カバー(

2

) 440

(400)

(

1

)

蓄熱形のもの 130 (100)

(

1

)

表面

その他のもの 100

通気孔 120

(

1

)

括弧内の数値は,温度がほぼ一定になった後適用する。

(

2

)

密閉されたあんかには適用しない。

20. 

安定性及び機械的危険  安定性及び機械的危険は,JIS C 9335-1 の 20.による。 

21. 

機械的強度  機械的強度は,JIS C 9335-1 の 21.によるほか,次による。 

21.101

機器は,静荷重に耐えるように設計されていなければならない。

適否は,次によって判定する。

試験サンプルを,厚さが 10 mm 以上の表面が平らな木台の上に,通常の使用状態に置き,底面の形状が

正方形のものは,1 辺の長さが 100 mm,質量が 60 kg のおもり(大きさが 100 mm×100 mm×30 mm の砂

袋)を上部に 1 分間置いたとき,8.に適合しなければならない。

21.102

機器は,落下に対して保護されていなければならない。

適否は,次によって判定する。

器体の質量が 4 kg 以下のものは,コンクリートの床上に置いた,厚さが 30 mm の表面が平らなラワン


4

C 9335-2-203

:2009

板の中央部に,器体の底面がラワン板の面に平行になるように器体をひもでつり下げたものを,70 cm の

高さから落としたとき,8.16.及び 29.1 に適合しなければならない。

22. 

構造  構造は,JIS C 9335-1 の 22.によるほか,次による。 

22.101

機器は,器体の表面の温度を 45  ℃以下にセットできる調節装置を取り付けなければならない。

23. 

内部配線  内部配線は,JIS C 9335-1 の 23.による。

24. 

部品  部品は,JIS C 9335-1 の 24.による。ただし,24.2 は,この規格による。 

24.2

JIS C 9335-1

の 24.2 によるほか,次による。

21.

の条件を満たす中間スイッチ及び自動調節器は使用できる。

25. 

電源接続及び外部可とうコード  電源接続及び外部可とうコードは,JIS C 9335-1 の 25.による。 

26. 

外部導体用端子  外部導体用端子は,JIS C 9335-1 の 26.による。 

27. 

接地接続の手段  接地接続の手段は,JIS C 9335-1 の 27.による。 

28. 

ねじ及び接続  ねじ及び接続は,JIS C 9335-1 の 28.による。 

29. 

空間距離,沿面距離及び固体絶縁  空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,JIS C 9335-1 の 29.による。 

30. 

耐熱性及び耐火性  耐熱性及び耐火性は,JIS C 9335-1 の 30.による。 

31. 

耐腐食性  耐腐食性は,JIS C 9335-1 の 31.による。 

32. 

放射線,毒性その他これに類する危険性  放射線,毒性その他これに類する危険性は,JIS C 9335-1

の 32.による。 


5

C 9335-2-203

:2009

附属書

JIS C 9335-1

附属書による。

参考規格

JIS C 9335-1

の参考規格によるほか,次による。

JIS C 9335-2-17

  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-17 部:毛布,パッド及びこれに類す

る可とう電熱機器の個別要求事項

備考  IEC 60335-2-17 , Household and similar electrical appliances − Safety − Part 2-17: Particular

requirements for blankets, pads and similar flexible heating appliances

が,この規格と対応している。