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C 9300-1

:2008

(1)

まえがき

この追補は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,工業標準原案を具

して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正

したもので,これによって,JIS C 9300-1:2006 は改正され,一部が置き換えられた。


   

日本工業規格

JIS

 C

9300-1

:2008

アーク溶接装置−第 1 部:アーク溶接電源

追補 1)

Arc welding equipment

−Part 1: Arc welding power sources

(Amendment 1)

序文 

この追補は,JIS C 9300-1:2006 を電気用品安全法の技術基準省令第 2 項に引用するに当たってのデビエ

ーション並びに誤記及び不具合部分を改正するための日本工業規格の追補である。

JIS C 9300-1:2006

を,次のように改正する。

1.

(適用範囲)の最初の段落を次の文に置き換える。

この規格は,工業用及び専門家用に設計され,交流電源を入力とし,又はエンジンで駆動する方式のア

ーク溶接電源並びにプラズマ切断電源の性能要件及び安全要件について規定する。タイプ J の種類,定格

及び特性は,

附属書 1(規定)による。

2.

(引用規格)の JIS C 0365 の備考の“IEC/CDV 61140:1996”を,

IEC 61140:2001/Amd 1:2004”に置き

換える。

2.

(引用規格)の JIS C 2134 の備考の“IEC 60112:1979”を,

IEC 60112:2003”に置き換える。

2.

(引用規格)の JIS C 3663-6 の備考の“IEC 60245-6:1994/Amd 1:1997”を,

IEC 60245-6:1994/Amd 1:

1997/Amd 2:2003

”に置き換える。

2.

(引用規格)の JIS Z 2391 を,次の JIS に置き換える。

JIS C 60695-11-10

  耐火性試験−電気・電子−第 11-10 部:試験炎−50 W 試験炎による水平及び垂直

燃焼試験方法

備考  IEC 60695-11-10:1999  Fire hazard testing−Part 11-10: Test flames−50 W horizontal and vertical

flame test methods

及び Amendment 1:2003 が,この規格と一致している。

2.

(引用規格)の IEC 60974-3:2003 を,次の JIS に置き換え,JIS C 3663-6 の次に挿入する。

JIS C 9300-3

  アーク溶接装置−第 3 部:アーク起動及びアーク安定化装置

2.

(引用規格)の IEC 60974-12:1992 を,次の JIS に置き換え,JIS C 9300-3 の次に挿入する。


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C 9300-1

:2008

   

JIS C 9300-12

  アーク溶接装置−第 12 部:溶接ケーブルジョイント

備考 IEC 

60974-12:2005

  Arc welding equipment−Part 12: Coupling devices for welding cables からの

引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

2.

(引用規格)の IEC 61558-2-4:1997 を,次の JIS に置き換え,JIS C 60695-11-10 の次に挿入する。

JIS C 61558-2-4

  変圧器,電源装置,リアクトル及びこれに類する装置の安全性−第 2-4 部:一般用

絶縁変圧器の個別要求事項

備考 IEC 

61558-2-4:1997

  Safety of power transformers, power supply units and similar−Part 2-4:

Particular requirements for isolating transformers for general use

からの引用事項は,この規格の該

当事項と同等である。

2.

(引用規格)の IEC 61558-2-6:1997 を,次の JIS に置き換え,JIS C 61558-2-4 の次に挿入する。

JIS C 61558-2-6

  変圧器,電源装置,リアクトル及びこれに類する装置の安全性−第 2-6 部:一般用

安全絶縁変圧器の個別要求事項

備考 IEC 

61558-2-6:1997

  Safety of power transformers, power supply units and similar−Part 2:

Particular requirements for safety isolating transformers for general use

からの引用事項は,この規

格の該当事項と同等である。

3.

(用語及び定義)の 3.201(始動電圧)の“IEC 60974-3”を,

JIS C 9300-3”に置き換える。

4.

(環境条件)a)(周囲大気の温度範囲)の 2 行目の“運搬,保管時及びその後”を,

“運搬・保管後”に

置き換える。

5.

(試験)の 5.3(構成部材の要求事項)を,次の文に置き換える。

5.3 

構成部材の要求事項  故障によって危険が増大するおそれのある構成部材は,関連する JIS

IEC/ISO

規格若しくは電気用品安全法に基づく技術基準の要求事項,又はこの規格の要求事項に従わなけ

ればならない。

参考 1.  構成部材が JISIEC/ISO 構成部材規格又は電気用品安全法に基づく技術基準範囲内にある

場合だけ,適切であるとみなす。

構成部材の評価及び試験は,次による。

a)

認証試験機関によって関連する JISIEC/ISO 構成部材規格又は電気用品安全法に基づく技術基準に

一致していると証明された構成部材は,その定格に従って適正に適用され,使用されているかを確認

しなければならない。その確認は,関連する JISIEC/ISO 構成部材規格又は電気用品安全法に基づ

く技術基準による部材単体の試験による。

関連する JISIEC/ISO 構成部材規格又は電気用品安全法に基づく技術基準による部材単体の試験

によらない場合は,装置の一部としてこの規格の適用可能な試験によらなければならない。

b)

上記 a)  のように関連した要求事項に従っていると認証されていない構成部材は,その定格に従って

適正に適用され,使用されているかを確認しなければならない。その確認は,装置の一部としてこの

規格の適用可能な試験,及び装置に生じる条件下において構成部材の要求事項の適用可能な試験によ

らなければならない。


3

C 9300-1

:2008

参考 2.  構成部材の要求事項の適用試験は,通常別々に行われる。試験試料の数は,通常構成部材の

要求事項における必要要件と同一である。

c) 

構成部材の要求事項が存在しない場合,又は構成部材が,指定された要求事項に従っていない回路の

中で使用される場合は,構成部材は装置に生じる条件下で試験をしなければならない。試験試料の数

は,通常相当要求事項が要求するものと同一である。

6.

(電撃の防護)の 6.1.2(空間距離)の

表 1(過電圧種別Ⅲとしての最小空間距離)の注(

a

)

の最後に次の

文を追加する。

我が国における給電系統の公称電圧 100 V は,JIS C 0664

表 の注(

5

)

によって,150 V の欄が適用され

る。

6.

(電撃の防護)の 6.1.5(絶縁耐力)の備考の上 3 行目の“入力回路,露出導電部及び出力回路間の試験

電圧は,同時に加えてもよい(

附属書 参照)。”を,

“入力回路と出力回路との間の試験電圧の替わりに,

入力回路と露出導電部との間及び露出導電部と出力回路との間の試験電圧を同時に加えてもよい(

附属書

B

参照)

”に置き換える。

6.

(電撃の防護)の 6.1.5(絶縁耐力)の備考を,次の文に置き換える。

この項の要求事項がほぼクリーンな中古溶接電源(すなわち,新しい巻線を適用しないで補修・修理し

た後)の試験に適用する場合,入力回路と出力回路との間の試験電圧は,

表 の規定値の 30  %とする。

ただし,1 500 V を下回らない値に耐えなければならない。

7.

(温度要求事項)の 7.3(温度上昇限度)の 7.3.1(巻線,整流子及びスリップリング)の 2 行目の“抵

抗法又は埋込み式温度センサ”を,

“抵抗法又は表面温度センサ若しくは埋込み式温度センサ”に置き換え

る。

9.

(温度保護)の 9.4(動作)の合否判定の“7.1.1 b)”を,

“定格出力電流又は I

2a

”に置き換える。

9.

(温度保護)の 9.5(リセット)の“

表 の絶縁の種類”を,

表 の絶縁の耐熱クラス”に置き換える。

10.

(一次入力への接続)の 10.2(一次電源)の合否判定の 3 行目の“電圧試験装置”を,

“電圧測定器”

に置き換える。

10.

(一次入力への接続)の 10.4(一次入力端子)の 10.4.2(保護回路の連続性)の 3 行目の“

附属書 

1

に従った適切な大きさ”を,

附属書 表 に従った表 10 を満足する適切な大きさ”に置き換える。

10.

(一次入力への接続)の 10.4(一次入力端子)の

表 10 の表題“試験に使用する外部保護導体の最小断

面積”を,

“外部保護導体の最小断面積”に置き換える。

10.

(一次入力への接続)の 10.5(一次入力ケーブルの固定具)の

表 12(引張力)を,次の表に置き換え

る。


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C 9300-1

:2008

   

表 12  引張力 

導体の公称断面積

mm

2

引張力

N

1.25

(1.5) 125(150)

2

(2.5) 175(220)

3.5

(4.0) 295(330)

5.5 415

6.0

(6.0)以上 440(440)

参考  括弧の数値は,AWG の導体公称断面積を採用の場合。

11.

(出力)の 11.4(出力端子への接続)の 11.4.1(不用意な接触からの防護)の a)の 2 行目“IEC 60974-12

に従っているカップリング装置”を,

JIS C 9300-12 に従っている溶接ケーブルジョイント”に置き換え

る。

11.

(出力)の 11.5(外部装置への電力供給)の b)の“IEC 61558-2-6”を,

JIS C 61558-2-6”に置き換え

る。

11.

(出力)の 11.5(外部装置への電力供給)の c)の“IEC 61558-2-4”を,

JIS C 61558-2-4”に置き換え

る。

11.

(出力)の 11.6A(始動電圧)の“始動電圧回路をもつ溶接電源”を,

“始動電圧回路をもつタイプ J の

溶接電源”に置き換える。

11.

(出力)の 11.7(溶接ケーブル)の“出力ケーブル”を,

“溶接ケーブル”に置き換える。

14.

(機械的要求事項)の 14.2(外箱)の 14.2.1(外箱材料)の“JIS Z 2391”を,

JIS C 60695-11-10”に

置き換える。

15.

(定格銘板)の 15.2(表示)の

図 4(表示内容)の c)(エネルギー入力)の枠中の“又は 9)”を,“又

は 19)”に置き換える。

15.

(定格銘板)の 15.3(内容)の b)(溶接出力)の枠 8 の 4 行目の“直流又は交流出力。

”を,

“直流及び

交流出力。

”に置き換える。


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C 9300-1

:2008

附属書 の附属書 図 を,次の図に置き換える。

電流検出トリップ装置

入力

出力

V

X

露出導電部と入力回路との間の試験電圧

V

Y

露出導電部と出力回路との間の試験電圧

V

Z

入力及び出力回路間の試験電圧=V

X

V

Y

附属書 図 1  結合された高電圧変圧器

V

X

V

Z

V

Y