C 8913 : 2005
(1)
まえがき
この追補は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日
本工業規格の追補である。これによって JIS C 8913:1998 は改正され,JIS C 8913:1998 の
1.
,2. ,
4.
,及び 5.2 はこの追補によって変更される。
日本工業規格
JIS
C
8913
: 2005
結晶系太陽電池セル出力測定方法
(追補 1)
Measuring method of output power for crystalline solar cells
−Amendment 1
序文 この追補は JIS C 8913:1998 と併用されるものであり,JIS C 8913:1998 の一部は改正されこの追
補に置き換えられる。
JIS C 8913
:1998 を次のように改正する。
1.
適用範囲
備考の JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第 2 部:電流計及び電圧計に対する要求事項 の次の行に次
を挿入する。
JIS C 8910
一次基準太陽電池セル
2.
用語の定義
− 第一文を次の文と置き替える
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 1102-1,JIS C 1102-2,JIS C 8910,JIS C 8912,JIS C 8916,
JIS Z 8103
,JIS Z 8113 及び JIS Z 8120 の規定によるほか,次による。
−
(3)を次に置き替える。
(3)
二次基準太陽電池セル 基準太陽電池セルのうち,JIS C 8910 に規定する一次基準太陽電池セル
を用いて JIS C 8912 に規定するソーラシミュレータで校正したもの。
4.
測定装置
(3)
を次に置き替える。
(3)
温度を測定する温度計の確度は,±1 ℃とする。
5.2
測定方法
(2)
を次に置き替える。
(2)
I-V 特性曲線の測定は,
図 2 の回路を使用し,次のいずれかの方法による。この場合,I-V 特性曲線の
短絡電流 I
sc
(
図 1 の C 点)から開放電圧 V
oc
(
図 1 の D 点)までの間で 30 点以上を測定する。
2
C 8913 : 2005
図 2 I-V 特性曲線の測定
(a)
電圧・電流の測定端子を X-Y レコーダ等に接続し,バイアス電圧を連続的に変化させながら I-V 特
性曲線を描く方法。
(b)
バイアス電圧をステップ状に変化させ,電圧・電流の測定出力を記録し,測定値を基に I-V 特性曲
線を描く方法。
等