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C 8702-2

:2009

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

2

4

  種類

2

5

  端子

4

6

  表示

4

6.1

  極性表示 

4

6.2

  表示事項 

5

附属書 JA(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

7


C 8702-2

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人電池工業

会(BAJ)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,

JIS C 8702-2:2003

は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。

JIS C 8702

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

C

8702-1

第 1 部:一般要求事項,機能特性及び試験方法

JIS

C

8702-2

第 2 部:寸法,端子及び表示

JIS

C

8702-3

第 3 部:電気機器への使用に際しての安全性


日本工業規格

JIS

 C

8702-2

:2009

小形制御弁式鉛蓄電池−

第 2 部:寸法,端子及び表示

Small-sized valve regulated lead-acid batteries-

Part 2:Dimensions, terminals and marking

序文 

この規格は,2002 年に第 2 版として発行された IEC 61056-2 を基に作成した日本工業規格であるが,よ

り適切な内容とするため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項であり,変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,補水を必要としないサイクル仕様用,トリクル仕様用及び浮動仕様用小形制御弁式鉛蓄電

池(以下,蓄電池という。

)の寸法,端子及び表示について規定する。

なお,この規格は,次の用途に使用される蓄電池には適用しない。

−  JIS C 8704  規格群に規定する据置鉛蓄電池

−  JIS D 5301  始動用鉛蓄電池

−  JIS D 5303  規格群に規定する電気車用鉛蓄電池

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 61056-2:2002

,General purpose lead-acid batteries (valve-regulated types)−Part 2:Dimensions,

terminals and marking (MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを示

す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0205-1

一般用メートルねじ−第 1 部:基準山形

JIS B 0205-2

一般用メートルねじ−第 2 部:全体系

JIS B 0205-3

一般用メートルねじ−第 3 部:ねじ部品用に選択したサイズ

JIS B 0205-4

一般用メートルねじ−第 4 部:基準寸法 

JIS C 0446

  色又は数字による電線の識別

JIS C 2809

  平形接続子

JIS C 8702-1

  小形制御弁式鉛蓄電池−第 1 部:一般要求事項,機能特性及び試験方法


2

C 8702-2

:2009

JIS C 8704

規格群  据置鉛蓄電池

JIS D 5301

  始動用鉛蓄電池

JIS D 5303

規格群  電気車用鉛蓄電池

IEC 61429

,Marking of secondary cells and batteries with the international recycling symbol ISO 7000-1135

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8702-1 によるほか,次による。

3.1 

メールタブ式端子  (male blade terminal) 

平形接続子のおす端子。F1 又は F2 で表す。

3.2 

ボルトナット式端子  (bolt fastening terminal) 

リード線をボルトとナットとを用いて接続する構造の端子。B5 又は B6 で表す。

3.3 

リード線式端子  (leading wire terminal) 

一端を電池から発し,ビニール線などのリード線を介してその先端に機器側との接続金具を備えた端子。

W で表す。

3.4 

ワンタッチ式端子  (one-touch terminal) 

外部の電気回路と接続するときに,ボルトなどによる締付けが不要な,はめ込み接触式の端子。C で表

す。

3.5 

ボルトインサート式端子  (bolt insert terminal) 

ボルトがあらかじめ蓄電池に埋め込まれており,リード線をナットだけで接続できる構造の端子。S5B

又は S6B で表す。

種類 

蓄電池の種類は,角形と円筒形とがあり,それぞれ

表 及び表 による。

注記  表 及び表 に示した 20 時間率定格容量,端子形状,質量及び旧国内形式は,参考値を示す。


3

C 8702-2

:2009

表 1−種類(角形)

(参考)

外形寸法

mm

形式

公称

電圧

V

20 時間率

定格容量
(参考)

Ah

高さ

長さ

最大高さ

端子形状

質量 
約 g

旧国内

形式

6P10 1.0

51

42

±2

51 60

260

6M1.0

6P12 1.2

51

25

±3

97 60

F1

300 6M1.2

6P30 3.0

60

34

±2

134 69

680

6M3.0

6P32A 3.2

119

33

±3

66 128

660

6M3.2A

6P34 3.4

60

34

134

69

F1

700 6M3.4

6P40 4.0

102

48

±2

70 111

F1,

W

850

6M4.0

6P60 6.0

F1

1

250

6M6.0

6P70A 7.0

94 34

±3

151 103

1 400

6M7.0

6P70 7.0

118

56

98

±2

127

6P80 8.0

1 800

6M8.0

6P100 10.0

2 000

6M10

6P120 12.0

94 50

152

±3

103

2 100

6M12

6P200

 6

20.0 125

83

157

134

8P30

8 3.0  60

34

179

65

F1, F2

12P7 0.7

61.5

±2

25

±2

96

±2

63.5 W

350

12M0.7

12P12 1.2

51

±4 49

98

61

570  12M1.2

12P19 1.9

840 12M1.9

12P22 2.2

±3 34

±3

178

±3

900 12M2.2

12P30 3.0

60

67

134

69

F1

1 250

12M3.0

12P34 3.4

60

67

134

69

1

400

12M3.4

12P40 70

47

195

79

12M4.0

12P40A

4.0

102 70

90 111

1 700

12M4.0A

12P60 6.0

F1

2 300

12M6.0

12P65 6.5

2 600

12M6.5

12P70 7.0

65

151

±2

F1,F2

2 700

12M7.0

12P100 10.0

12P120 12.0

94

±2

98

±2

152

±3

103

F2 4

100

12M12

12P150 15.0

B5,F2 5

900 12M15

12P170 17.0

167

±3 77

±3

181

±3

176

B5,S5B 6

500 12M17

12P240 125

167

±3

175 134

12M24

12P240A

24.0

175

±2

125

±2

166

±2

177

B5,F2,S5B 9

000

12M24A

12P380 38.0

172

±4 165

±4

197

±3

176 B5,B6,S5B 14

000

12M38

12P650

12

65.0 174

±2 166

±2

350

±2

176 B6,S6B 22

000  12M65

注記 1  形式に使用した数値及び記号は,次の意味を示す。

例 12  P  30  □

寸法区分(寸法が異なる同一容量の形式がある場合,

それを区別する記号 A を付ける。

20 時間率定格容量×10 
角形を示す記号

公称電圧 

注記 2  表 の外形寸法は,図 に基づく。ただし,表 の水平方向の外形寸法のうち,大きいほうを長さとし,

小さいほうを幅とする。


4

C 8702-2

:2009

表 2−種類(円筒形) 

外形寸法

mm

形式

公称
電圧

V

20 時間率

定格容量 
(参考)

Ah

高さ

直径

許容差

最大高さ

2C25 2 2.5 61

34

69

2C50 2 5.0 72

44

82

2C130 2 13.0 123

52

137

2C250 2 25.0 158

64

±2

176

注記 1  形式に使用した数値及び記号は,次の意味を示す。

例    2  C  25

20 時間率定格容量×10 
円筒形を示す記号

公称電圧

注記 2

表 の外形寸法は,図 に基づく。

 

図 1−外形寸法(角形)

図 2−外形寸法(円筒形)

端子 

端子の形状及び寸法は,

図 3.1∼図 3.5 に示す。

表示 

6.1 

極性表示 

極性は,正極には+,負極には−の記号で表示する。蓄電池に接続されたリード線の色で両端子の極性


5

C 8702-2

:2009

表示を行う場合は,JIS C 0446 に従う。

なお,正極は赤,負極は黒が望ましい。

6.2 

表示事項 

蓄電池には,その表面に,適切な方法で次の項目を表示しなくてはならない。

a)

形式又は品名

b)

公称電圧

c) 20

時間率定格容量

d)

供給者名,製造業者名又はそれらの略号

e)

製造年月又はその略号

f)

リサイクルマーク(IEC 61429 参照)

単位  mm

図 3.1−メールタブ式端子(JIS C 2809 参照)

単位  mm

図 3.2−ボルトナット式端子 


6

C 8702-2

:2009

図 3.3−リード線式端子

図 3.4−ワンタッチ式端子

径が 5 mm の場合は S5B,径が 6 mm の場合は S6B で表す。

図 3.5−ボルトインサート式端子(JIS B 0205-1-4 参照)


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C 8702-2

:2009

附属書 JA

(参考)

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS C 8702-2 : 2009

  小形制御弁式鉛蓄電池−第 2 部:寸法,端子及び表示

IEC 61056-2: 2002

,General purpose lead-acid batteries (valve-regulated types)−Part 2:

Dimensions, terminals and marking

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇条番号及
び名称

内容

(Ⅱ)

国際規
格番号 箇条番

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異の理由
及び今後の対策

1 適用範囲

サイクル仕様用,トリ

クル仕様用及び浮動仕
様用小形制御弁式鉛蓄
電池について規定

 1

サイ クル 仕 様用 及び

浮動 仕様 用 の制 御弁
式鉛 蓄電 池 につ いて
規定

追加

JIS

では,トリクル仕様用途も

規定している。

実質的な差異はない。

2 引用規格

3 用語及び
定義

必要な用語を定義

追加

IEC

規格には用語及び定義の箇

条がないが,必要な用語を定義
している。

IEC

規格には用語の箇条がないが,IEC

61056-1

及び-2 の本文中で用語の説明が

されている。今後 IEC へ提案する。

4  種類

角形 33 種類,円筒形 4
種類を規定

 5

角形 31 種類,円筒形
4 種類を規定

変更

JIS

で規定し IEC 規格で規定し

ていない角形の形式 14 種類を
追加し,JIS で規定せず IEC 

格で 規定 して いる 角形 の形 式
12 種類を削除した。

IEC

規格で規定していない角形 6P32A な

どが国内で使用されているため追加した
が,IEC 規格で規定されておらず,国内

でも使用されていない 4P40 など 5 種類に
ついては不要であり削除した。形式の追
加又は削除については,IEC へ提案する。

5  端子

メールタブ式,ボルト
ナット式,リード線式,
ワンタッチ式及びボル

トインサート式につい
て規定

 3

メールタブ式,ボルト
ナッ ト式 , リー ド線
式,ナットインサート

式,ボルトインサート
式及 びボ タ ンコ ンタ
クト式について規定

変更

JIS

では,メールタブ式及びボ

ールインサート式に関して,そ
れぞれ JIS C 2809JIS B 0205-1

-4 を参照している。また,ワ
ンタ ッチ 式に つい ても 規定 し
ている。JIS では,ナットイン

サー ト式 及び ボタ ンコ ンタ ク
ト式 につ いて は規 定し てい な
い。

ナットインサート式及びボタンコンタク
ト式については国内で使用されていない
ため規定していない。方式の追加又は削

除については今後 IEC へ提案する。

7

C

 870

2-

2


2

009


8

C 8702-2

:2009

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇条番号及

び名称

内容

(Ⅱ)

国際規
格番号 箇条番

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異の理由
及び今後の対策

6  表示

6.1 極性 表

極性表示について規定

JIS

にほぼ同じ

追加

JIS

ではリード線式について追

加規定している。

リード線式の場合の極性表示について,
今後 IEC へ提案する。

6.2  表示 事

形式又は品名,公称電
圧,定格容量,供給者

名,製造業者名又はそ
れらの略号,製造年月
又はその略号及びリサ

イクルマークについて
規定

 4

JIS

にほぼ同じ

変更

JIS

では表示項目について品名

及び リサ イク ルマ ーク を追 加

規定している。

日本では品名表示が一般的なため追加し
た。また,リサイクルマークの表示は義

務化されており,JIS で規定することとし
た。今後 IEC へ提案する。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 61056-2:2002,MOD

関連する法規

資源の有効な利用の促進に関する法律

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

8

C

 870

2-

2


2

009