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C 8340 : 1999

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって,JIS C 8336-1991,JIS C 8359-1991 は廃止,統合され,JIS C 8340-1991

は改正され,この規格に置き換えられる。


日本工業規格

JIS

 C

8340

: 1999

電線管用金属製ボックス及び

ボックスカバー

Boxes and box covers for rigid metal conduits

1.

適用範囲  この規格は,JIS C 8305 に規定する鋼製電線管に用いる金属製のボックス及びボックスカ

バー(以下,附属品という。

)について規定する。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。

JIS A 1415

  プラスチック建築材料の促進暴露試験方法

JIS B 0205

  メートル並目ねじ

JIS C 8305

  鋼製電線管

JIS K 8594

  石油ベンジン(試薬)

JIS S 6006

  鉛筆及び色鉛筆

JIS Z 1522

  セロハン粘着テープ

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は次による。

a)

ねじ接続  ねじを施してある電線管に附属品を接続する方式。

b)

ねじなし接続  ねじを施していない電線管に附属品を接続する方式。

c)

ハブ  丸形露出ボックス及び露出スイッチボックスの電線管を接続する部分。

d)

ノックアウト  鋼板製ボックスにおいて,電線管などに通すための孔を容易にあけられるように加工

してある部分。

e)

合成樹脂被覆  附属品の表面に流動浸せき法,押出し成形法又はその他の方法によって合成樹脂の被

覆を施したもの。

f)

塗装  粉体塗装,電着塗装及び亜鉛末クロム酸塗装の総称。

g)

粉体塗装  附属品の表面に,水及び溶剤を含まない合成樹脂系の粉末状の塗料を静電気又は熱によっ

て付着させ,加熱硬化して塗膜を形成させる方式。

h)

電着塗装  附属品の表面に,水溶性塗料に直流電流を通じ,電気泳動によって塗料を付着させ,加熱

硬化して塗膜を形成させる方式。

i)

亜鉛末クロム酸塗装  附属品の表面に,片状亜鉛末クロム酸含有塗料を付着させ加熱硬化して亜鉛末

クロム酸塗膜を形成させる方式。

4.

種類  附属品の種類は,表 1.1,  表 1.2 及び表 のとおりとする。


2

C 8340 : 1999

表 1.1  埋込配管用のボックスの種類

単位:mm

種類

名称

呼び

付図

鋼板の厚さ

プレキャストコンクリート用

浅形,深形 1

1.6

1

個用(カバーなし)

浅形 2

2

個用(カバーなし)

浅形 3

1.2

1

個用(カバー付き)

− 4,

5

2

個用(カバー付き)

3

個用(カバー付き)

4

個用(カバー付き)

スイッチ 
ボックス

5

個用(カバー付き)

6, 7

プレキャストコンクリート用八角

深形

プレキャストコンクリート用八角大形

8

中形四角

浅形,深形

ア ウ ト レ ッ ト

ボックス

大形四角

浅形,深形

9, 10

1.6

八角

H44, H54, H75, H90, H100

11, 12

中形四角

H44, H54, H75, H90, H100

13, 14

コ ン ク リ ー ト

ボックス

大形四角

H44, H54, H75, H90, H100

15, 16

2.0

備考:合成樹脂被覆を施したものには,呼びの後に L を,塗装を施したものには T を付ける。

表 1.2  埋込配管用のボックスカバーの種類

適合するボックスの名称

種類

八角アウトレット

ボックス, 
八角コンクリート
ボックス

中形四角アウトレ

ットボックス, 
中形四角コンクリ
ートボックス

大形四角アウトレ

ットボックス, 
大形四角コンクリ
ートボックス

呼び

名称

八角

中形四角

大形四角

鋼板の厚さ

ブランクカバー

丸孔カバー

塗代付き

1

個用  塗代付き

スイッチ 
カバー

2

個用  塗代付き

1.6

備考:

表中の数字は,

付図 17 の番号を示す。


3

C 8340 : 1999

表 2  露出配管用のボックスの種類

種類

名称

呼び

付図

厚鋼電線管用 G16,

G22

薄鋼電線管用 C19,

C25

1

個用 1 方出

ねじなし電線管用

E19, E25

厚鋼電線管用 G16,

G22

薄鋼電線管用 C19,

C25

1

個用 2 方出

ねじなし電線管用

E19, E25

厚鋼電線管用 G16,

G22

薄鋼電線管用 C19,

C25

露出スイッチボックス

2

個用 1 方出

ねじなし電線管用

E19, E25

18, 19

厚鋼電線管用

G16, G22, G28

薄鋼電線管用

C19, C25, C31

1

方出

ねじなし電線管用

E19, E25, E31

厚鋼電線管用

G16, G22, G28

薄鋼電線管用

C19, C25, C31

2

方出

ねじなし電線管用

E19, E25, E31

厚鋼電線管用

G16, G22, G28

薄鋼電線管用

C19, C25, C31

3

方出

ねじなし電線管用

E19, E25, E31

厚鋼電線管用

G16, G22, G28

薄鋼電線管用

C19, C25, C31

丸形露出ボックス

4

方出

ねじなし電線管用

E19, E25, E31

18, 20

備考:合成樹脂被覆を施したものには,呼びの後に L を,塗装を施したものには T

を付ける。

5.

性能

5.1

ねじなし接続性  ねじなし接続部のねじなし接続性は,次に適合しなければならない。

a)

第一次電気抵抗は,9.2a)によって試験を行ったとき,その値が 0.001

Ω以下でなければならない。

b)

横圧は,9.2b)によって試験を行ったとき,サンプルが破壊したり,電線管との接続が滑ったり,緩ん

だりしてはならない。

c)

第二次電気抵抗は,9.2c)によって試験を行ったとき,その値が 0.005

Ω以下でなければならない。

d)

引張りは,9.2d)によって試験を行ったとき,サンプルが損傷したり,電線管との接続が滑ったり,緩

んだりしてはならない。

5.2

さび止め  さび止めば,次に適合しなければならない。

a)

溶融亜鉛めっき及び乾式亜鉛めっきのさび止めば,9.3a)によって試験を行ったとき,必要があれば,

10%

の塩酸水溶液に 15 秒間浸せきした後,サンプルに流水で洗い落とせない銅の析出物があってはな

らない。ただし,ねじ山,鋭いエッジ,及び機械加工面上の銅析出物のこん跡は無視してもよい。

b)

電気亜鉛めっき(クロメート処理を施す。

,合成樹脂被覆,及び塗装を施した部分のさび止めは,9.3b)

によって試験を行ったとき,サンプルは,表面の 1cm

2

ごとに 2 個以上の青色のはん点が生じず,かつ,

はん点が生じた場合,各はん点の寸法は 1.5mm 以下でなければならない。ただし,鋭いエッジ部,ね

じ山,及び機械加工面のさびのこん跡,及びこすって取り除ける黄色の膜は無視してもよい。

5.3

被覆性能  合成樹脂被覆を施した面は,次に適合しなければならない。


4

C 8340 : 1999

a)

はく離強度は 9.4a)の試験を行ったとき,被覆がはがれてはならない。

b)

耐燃性は 9.4b)の試験を行ったとき,炎が 30 秒以内に消えなければならない。

c)

ピンホールは 9.4c)の試験を行ったとき,これに耐えなければならない。

d)

耐候性は 9.4d)の試験を行ったとき,被覆の浮き上がり,ひび又は割れを生じず,かつ,著しい変色及

び退色があってはならない。

5.4

塗膜性能  塗装を施した面の硬さは 9.5a)の試験を行ったとき,塗膜の破れ又はきずを生じてはなら

ない。ただし,切断面,及びねじ部に塗料を施した部分を除く。

6.

構造

6.1

構造一般  構造は次に適合しなければならない。

a)

ボックス類のカバー,及び器具取付けに使用する部分のねじで止めるものには,JIS B 0205 に規定す

るめねじを施すものとする。

b)

埋込配管用ボックス類及びカバー類は,鋼板をプレス加工又は溶接加工によって製作したものとする。

c)

埋込配管用ボックス類には,ノックアウトをロックナット及びブッシングなどの使用に差し支えない

ように配置してあるものとする。

d)

埋込配管用ボックスのノックアウトは,材料厚さの約 1/2 以上を押し戻すものとする。1 個用及び 2

個用スイッチボックス(カバーなし)のものは除く。

e)

埋込配管用ボックス類にカバーを取り付ける部分(通称,耳という。

)を設ける場合はプレス加工によ

るほか,溶接又はかしめその他堅固な方法によるものとする。

f)

カバー類の取付け用の孔の寸法,形状は任意とするが,ボックス類に確実に固定できるものとする。

g)

造営物に取り付けるための

φ6mm の孔は,ノックアウトでもよい。

h)

丸形露出配管用のボックスは鋼板製のカバーを備え,かつ,器具を取り付けるのに適切な構造である

ものとする。露出スイッチボックスはスイッチ又はコンセントを取り付けるのに適切な構造であるも

のとする。

6.2

接続  接続は次に適合しなければならない。

a)

ボックスは,適合する電線管とそれぞれ接続できるものでなければならない。

b)

接続が機械的及び電気的に容易で,かつ,耐久性があるものでなければならない。

c)

接続端は,軸に対して直角であり,かつ,面取りを施したものでなければならない。

d)

ねじ接続形の附属品の接続部分のねじには,JIS C 8305 

附属書(規定)に規定するねじを施さなけ

ればならない。

e)

ねじなし接続形の附属品は,5.1 の性能をもったものでなければならない。

f)

ねじなし接続形の附属品は,接続したときに管に孔をあけたり,き裂や,ひび割れを生じさせたりせ

ず,管内径を 10%以上に減少させるおそれのない構造のものでなければならない。

g)

ねじなし接続形の附属品でねじを締めつける形のものは,ねじの数,位置及び形状は任意とする。ま

た,その止めねじの部分の形状及び構造は任意とする。

7.

形状,寸法及び寸法許容差

7.1

形状,寸法  形状及び寸法は付図 119 による。ただし,図は形状の一例を示したものである。ま

た,埋込配管用ボックスの電線管接続用のノックアウトの径は

表 による。

なお,合成樹脂被覆又は塗装を施したもので特に定めのないものの寸法は,金属部の部分をいう。


5

C 8340 : 1999

表 3  埋込配管用ボックスの電線管接続用のノックアウトの径

単位 mm

薄鋼電線管用

厚鋼電線管用

ノックアウトの呼び

ノックアウトの径

ノックアウトの呼び

ノックアウトの径

C19 19.6 G16 21.5

C25 26.1 G22 27.1

C31 32.5 G28 34.0

7.2

寸法許容差  主要部の寸法のうち,材料が鋼製のもので寸法許容差の規定のないものは表 及び表 5

による。

表 4  厚さの許容差

表 5  プレス加工の許容差

単位:mm

単位:mm

基準寸法の区分  許容差

打抜き 曲げ・絞り・切断

1.2

±0.12

基準寸法の区分

許容差

許容差

1.6

±0.16

6

以下

±0.3

±0.5

2.0

±0.20  6 を超え 30 以下

±0.5

±1.0

30

を超え 120 以下

±0.8

±1.5

120

を超え 400 以下

±1.2

±2.5

8.

材料  主要部の材料は表 のとおりとする。

表 6  主要部の材料

主要部の材料

附属品の種類

鋳鉄

合金ダイカスト

埋込配管用のボックス及びカバー

露出配管用のボックス

備考:○印は対応する材料を示す。

9.

試験方法

9.1

試験に関する一般的注意事項は次による。

a)

この規格に指定された試験は,形式試験とする。

b)

特別に指定がない限り,試験は,室内の周囲温度で行うものとする。

c)

特別に指定がない限り,試験は 3 個の新しい試料について行うものとする。

備考  ある試験,例えば寸法のチェックなどは,試料の特性を変化させることがないので,これらの

試料は新しい試料とみなし,以後の試験に使用することができる。

d)

試験は,3 個の試料で,すべての試験を実施して合格すれば,この規格に適合するものとみなす。

試料の 1 個だけが組み立て不良,又は製作不良のために試験が不合格の場合には,別の 3 個(1 組

のサンプルセット)の試料を用意して,その試験と,その試験の結果に影響を及ぼした可能性のある

先行の試験を再度実施し,さらに後続の試験を規定された順序で行い,それらがすべて要求事項に合

格すれば,この規格に適合したものとみなす。


6

C 8340 : 1999

備考  追加試験用サンプルセットが,最初の試験用サンプルセットと同時に提出されていない場合,1

組のサンプルセットが不合格となれば,全体が不合格となる。申請者は最初の試験用サンプル

セットを提出するときに,その中の 1 セットが不合格となった場合に備えて追加の試験用サン

プルセットを提出することができる。その場合,試験機関は,改めて試験用サンプルセットを

要求することなく上記の追加の試験用サンプルセットで試験を行い,さらに不合格となった場

合だけ,不合格とする。

9.2

ねじなし接続性試験は次の a)d)の順序によって行う。

ねじなし電線管にサンプルを接続し,a)b)c)の試験について同一サンプルで行い,d)の試験は,別個

のサンプルについて行うものとする

図 参照)。サンプルの組立ては,ねじ回しで締める形状の附属品は,

約 2.9N・m のねじりモーメントで締めつけるものとする。

図 1  丸形露出ボックスなどのサンプルの組立図

a)

第一次電気抵抗試験は,電線管と附属品の接続部からそれぞれ約 15mm 離れた電線管上,及び附属品

の 2 点間で直流電気抵抗を測定する。測定位置は,

図 による。

b)

横圧試験は,

図 に示すようにサンプルの中央部が支持物の端から 375mm 離れて,電線管が水平に

なるようにして支持物に固定させた後,サンプルの中央部に,ロープの輪をもって,

表 に示す質量

のおもりを 1 分間つるした後,1 分間そのおもりを取り除き,再び 1 分間おもりをつるす。さらにサ

ンプルの向きを 90°変えて再び試験を繰り返す。

図 2  丸形露出ボックスなどの横圧試験方法


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C 8340 : 1999

表 7  横圧試験のおもりの質量

附属品の呼び おもりの質量 kg

E19 7

E25 11

E31 15

c)

第二次電気抵抗試験は,a)と同様の方法で,電線管と附属品との間の直流電気抵抗を測定する。

d)

引張試験は,電線管と附属品との間に

表 に示す引張荷重を 1 分間加える。

表 8  引張荷重

附属品の呼び

引張荷重 N

E19 1

471

E25 2

206

E31 2

775

9.3

さび止め試験  附属品のさび止め試験は,次のとおりとする。

a)

溶融亜鉛めっき及び乾式亜鉛めっきのさび止め試験は次のとおりとする。

サンプルを,JIS K 8594 又は類似する脱脂剤に 10 分

5

0

+

秒間浸せきして油脂を除去し,柔らかい布

で拭いて乾燥させる,次に,これらを 2%の硫酸水溶液中に 15 秒間浸せきし,流水で完全に清浄し,

再度,清潔な柔らかい布で拭いて乾燥させる。次に,各サンプルは 23±2℃において 1.186kg/の密度

をもつ硫酸銅 (CuSO・5H

2

O)

の蒸留水の水溶液に完全に浸せきさせる。

溶液とサンプルは,23±2℃の温度に維持し,溶液はかくはんしない。

備考  溶液は,360g の結晶硫酸銅を 1の蒸留水中に溶解させ,銅炭酸塩又は銅水酸化物 1g/で中和

させる。次に密度を測定し,必要に応じて調整する。

容器は,この溶液に反応せず,その容器の壁部とサンプル間に少なくとも 25mm の間隔ができるよ

うな大きさのものであること。

各サンプルは,同じ溶液に連続 2 回,毎回 1 分

5

0

+

秒間浸せきする。サンプルごとに,新しい溶液を

使用する。サンプルは,各浸せき後,直ちに流水中でブラシを用いて清掃し,必要があれば 10%の塩

酸水溶液に 15 秒間浸せきした後,黒色の析出物を除去する。次にサンプルを清潔な柔らかい布で拭い

て乾燥させ,第 2 回目の乾燥以外,順次溶液に浸せきする。

すべての孔とポケットを十分注意して清掃する。

b)

電気亜鉛めっき,合成樹脂被覆,及び塗装を施した部分のさび止め試験は次のとおりとする。

サンプルを,JIS K 8594 又は類似する化学薬品に浸せきした布で清浄し,乾燥させる。

次に,これらは,0.75%のフェリシアン化カリウム k

3

 [Fe (CN)

6

]

及び 0.25%ペルオキソ二硫酸アン

モニウム [ (NH

4

)

2

S

2

O

8

]

の水溶液中に完全に浸せきさせて,約 0.1%の量の浸透剤を,例えばアルキ

ル・ナフタレン・スルフォン酸のナトリウム塩を加える。

溶液とサンプルは,23±2℃の温度に維持する。

各サンプルは,毎回,新しい溶液を使用して試験する。

各サンプルは,5 分

5

0

+

秒間浸せき後,溶液から取り出し,空気中に放置して乾燥させる。

9.4

被覆性能試験  合成樹脂被覆を施したものの被覆性能試験は,次による。

a)

はく離試験は 98±2℃に保った温水の中にサンプルを 2 時間浸せきした後,サンプルを取り出し,更

に 2 時間以上放置した後,一辺が 5mm の碁盤目を 4 個 (2×2)  作る。碁盤目の切込みは素地に達する

ものとし,その上から JIS Z 1522 に規定する幅 24mm のテープを密着させ,テープの端をもち,瞬間

的に引きはがす。


8

C 8340 : 1999

b)

耐燃性試験はサンプルを水平に対し約 60 度傾け,その下端を酸火炎の長さが約 130mm,還元炎の長さ

が約 50mm のプンゼンバーナーの還元炎を,合成樹脂被覆が燃焼を始めるまで当てた後,その炎を取

り去り燃焼時間を測定する。

c)

ピンホール試験は管状のものは,サンプルの内面の管端から 20mm 以上離れた被覆をはがした金属部

に,直径が約 12.5mm のきずのない黄銅製の球状の電極を当て,その部分の外面の被覆部に約 20mm

の幅に金属はくの電極をワセリンで密着して巻き付け,両電極間に 2 500V の交流電圧を連続して 1

分間加える。

管状のもの以外のものは,サンプルの平面の被覆をはがした金属部に,直径が約 12.5mm のきずの

ない黄銅製の球状の電極を当て,その部分の反対側の被覆部に直径が 25mm の円盤の電極を当て,両

電極間に 2 500V の交流電圧を 1 分間加える。

d)

耐候性試験はサンプルに JIS A 1415 に規定する促進暴露試験方法によってカーボンアーク灯で 1 000

時間の暴露試験を行う。

9.5

塗膜試験  塗装を施したものの塗膜性能試験は,次による。

a)

鉛筆硬度試験は次のとおりとする。

鉛筆は JIS S 6006 に規定された普通用 H の硬度の鉛筆を

図 のように,長さ方向に対し直角な平面

が得られるように削る。

図 3  鉛筆の削り方

準備された鉛筆をサンプルの試験面に対し約 45 度を保ちつつ,

図 に示す方向に線書きする。この

線の長さは 20mm 以上で,数は 3 本以上とする。

参考  線書きの際の荷重は 9.8N 程度とする。

図 4  線書きの方法

10.

製品の呼び方  製品の呼び方は,附属品の名称及び呼びによる。

1.  中形四角アウトレットボックス浅形  G16-G22


9

C 8340 : 1999

2.  丸形露出ボックス1方出  C19

11.

表示  附属品には 1 個ごとに,容易に消えない方法で製造業者名又はその略号を表示しなければなら

ない。

付図 1  プレキャストコンクリート用スイッチボックス

付図 2  個用スイッチボックス(カバーなし)


10

C 8340 : 1999

付図 3  個用スイッチボックス(カバーなし)

付図 4  個用スイッチボックス(カバー付き)


11

C 8340 : 1999

付図 5  個用スイッチボックスカバー 


12

C 8340 : 1999

各部の寸法

種類

L

H

P

l

2

個用

136 44 106 70

3

個用 182  44  152  110

4

個用 228  54  198  155

5

個用 274  54  244  200

備考  カバー取付部の形状は,付図 4 の

形でもよい

(取付部の数は 4 か所)

付図 6  個用,個用,個用及び 個用スイッチボックス(カバー付き) 


13

C 8340 : 1999

各部の寸法

種類

L

P

N

A

2

個用 138  106

1  92

±0.5

3

個用 184  152

2 138

±0.5

4

個用 230  198

3 184

±0.5

5

個用 276  244

4 230

±0.5

付図 7  個用,個用,個用及び 個用スイッチボックスカバー

付図 8  プレキャストコンクリート用八角アウトレットボックス


14

C 8340 : 1999

付図 8  プレキャストコンクリート用八角大形アウトレットボックス(続き)


15

C 8340 : 1999

(

1

)

プレキャストコンクリート用にあっては2mm 以上。

各部の寸法  mm

種類

A

H

P

1

P

2

カバーなどを取り付ける
ねじの数

浅形 44

中形四角

深形

102

54

89 30

2

浅形 44

大形四角

深形

119

54

105 35

4

付図 9  四角アウトレットボックス

備考  中形四角アウトレットボックス及び中形四角コンクリートボックスのノッ

クアウトが各々呼び G22 用が 2 個の場合の間隔は,36mm まで狭めることが
できる。

種類

中形四角 28

大形四角 35

付図 10  ノックアウトの間隔


16

C 8340 : 1999

H h

(最小値)

44 8.5

54, 75, 90, 100

12

付図 11  八角コンクリートボックス

付図 12  八角コンクリートボックスのバックプレート


17

C 8340 : 1999

H h

(最小値)

44 8.5

54, 75, 90, 100

12

付図 13  中形四角コンクリートボックス

付図 14  中形四角コンクリートボックスのバックプレート


18

C 8340 : 1999

H h

(最小値)

44 8.5

54, 75, 90, 100

12

付図 15  大形四角コンクリートボックス

付図 16  大形四角コンクリートボックスのバックプレート


19

C 8340 : 1999

付図 17  カバー


20

C 8340 : 1999

付図 17  カバー(続き)


21

C 8340 : 1999

単位 mm

呼び

D

薄鋼  厚鋼  ねじなし

最小値

s

鋳鉄・ダイカスト

鋼管

d

d

1

C19

− 23.0

− G16  − 25.0

− E19

16 28

+3.0 
−1.5

23.6

19.6

±0.2

21.0

2

.

1

0

+

C25

− 29.0

− G22  − 31.0

− E25

22 35

29.9

±1.0

25.9

±0.2

27.3

2

.

1

0

+

C31

− 36.0

− G28  − 37.0

− E31

17

29

±1.5

42

+3.5 
−1.5

36.3

±1.5

32.3

±0.2

33.7

2

.

1

0

+

備考  d

1

は,合成樹脂被覆を施した電線管と接続する部分の,さび止めを施した内径寸法をいう。

付図 18  ハブの寸法


22

C 8340 : 1999

付図 19  露出スイッチボックス 

(鋳鉄製の場合を示す。)


23

C 8340 : 1999

鋳鉄製の場合

単位 mm

各部の寸法

呼び

A

H

P

T

(最小値)

薄鋼  厚鋼  ねじなし

1

個用

2

個用

1

個用

2

個用

C19

− E19

− G16  −

+3.0 
−1.5

+3.0
−1.5

40 40

C25

− E25

− G22  −

74

+3.5 
−1.5

120

+3.5
−1.5

50

±1.5

50

±1.5

80

±1.5

2.9

鋼板製の場合

単位 mm

各部の寸法

呼び

A

H

P

T

(材料の厚

さ)

薄鋼  厚鋼  ねじなし

1

個用

2

個用

1

個用

2

個用

C19

− E19

− G16  −

40 40

C25

− E25

− G22  −

74

±1.5 120 ±1.5

50

±1.5

50

±1.5

80

±0.8

1.6

±0.16

付図 19  露出スイッチボックス(続き) 


24

C 8340 : 1999

鋳鉄製の場合

単位 mm

呼び

各部の寸法

薄鋼  厚鋼  ねじなし

A

H

P

T

(最小値)

C19

− E19

− G16  −

C25

− E25

− G22  −

89 40 73

C31

− E31

− G28  −

100

+3.5

−1.5

44

±1.5

84

±1.5

2.9

鋼板製の場合

単位 mm

呼び

各部の寸法

薄鋼  厚鋼  ねじなし

A

H

P

T

(材料の厚さ)

C19

− E19

− G16  −

C25

− E25

− G22  −

89 40 73

C31

− E31

− G28  −

100

±1.5

44

±1.5

84

±0.8

1.6

±0.16

付図 20  丸形露出ボックス 

(鋳鉄製の場合を示す。)

(形状は 4 方出を示す。1 方出,2 方出,3 方出の形状・寸法はこれに準じる。)


25

C 8340 : 1999

電線管分野の国際整合化調整研究委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

川  瀬  太  郎

千葉大学工学部

兼  谷  明  男

工業技術院標準部

薦  田  康  久

資源エネルギー庁公益事業部

西  澤      滋

建設省官庁営繕部

高  橋  健  彦

関東学院大学工学部

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

樋  村  教  章

財団法人電気安全環境研究所

木  村  方  紀

社団法人日本電気協会

村  田  光  一

電気事業連合会(東京電力株式会社)

石  黒  開  二

社団法人日本配線器具工業会

石  山  壮  爾

社団法人電気設備学会

内  田  忠  敬

株式会社関電工

森  本      節

熔接鋼管協会(松下電工株式会社)

堀  田  文  夫

塩化ビニル管・継手協会

大  森  和  男

全国金属製電線管附属品工業組合(摂陽鋼管株式会社)

後  藤  文  夫

合成樹脂可とう電線管工業会(未来工業株式会社)

乾      三  男

古河電気工業株式会社

(関係者)

下  川  英  男

社団法人電気設備学会

中  川      実

社団法人電気設備学会

(事務局)

内  野  博  道

社団法人電気設備学会

電線管分野の国際整合化調整研究委員会分科会  構成表

氏名

所属

(主査)

内  田  忠  敬

株式会社関電工

兼  谷  明  男

工業技術院標準部

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

松  澤  孝  司

財団法人電気安全環境研究所

下  川  英  男

社団法人電気設備学会

築  地  勝  二

熔接鋼管協会(日鉄鋼管株式会社)

谷  澤  裕  人

熔接鋼管協会(株式会社三桂製作所)

森  本      節

熔接鋼管協会(松下電工株式会社)

堀  田  文  夫

塩化ビニル管・継手協会

横  山  昌  明

塩化ビニル管・継手協会(株式会社クボタ)

大  森  和  男

全国金属製電線管附属品工業組合(摂陽鋼管株式会社)

新  村  敏  光

全国金属製電線管附属品工業組合(トヨタ工業株式会社)

後  藤  文  夫

合成樹脂可とう電線管工業会(未来工業株式会社)

工  藤  繁  雄

日本電設工業株式会社

乾      三  男

古河電気工業株式会社

(関係者)

中  川      実

社団法人電気設備学会

(事務局)

内  野  博  道

社団法人電気設備学会