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C 8330 : 1999

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって,JIS C 8359 : 1991 は廃止,統合され,JIS C 8330 : 1991 は改正され,こ

の規格に置き換えられる。


日本工業規格

JIS

 C

8330

: 1999

金属製電線管用の附属品

Fittings for rigid metal conduits

1.

適用範囲  この規格は,JIS C 8305 に規定する鋼製電線管に用いる附属品(以下,附属品という。)に

ついて規定する。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。

JIS A 1415

  高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法

JIS B 0205

  メートル並目ねじ

JIS C 8305

  鋼製電線管

JIS C 8340

  電線管用金属製ボックス及びボックスカバー

JIS K 8594

  石油ベンジン(試薬)

JIS S 6006

  鉛筆及び色鉛筆

JIS Z 1522

  セロハン粘着テープ

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

a)

ねじ接続  ねじを施してある電線管に附属品を接続する方式。

b)

ねじなし接続  ねじを施していない電線管に附属品を接続する方式。

c)

管止め  附属品に電線管を接続する場合,その管端が適正な位置に止まるもの。

d)

ハブ  ユニバーサルの電線管を接続する部分。

e)

合成樹脂被覆  附属品の表面に流動浸せき法,押出し成形法又はその他の方法によって合成樹脂の被

覆を施したもの。

f)

塗装  粉体塗装,電着塗装及び亜鉛末クロム酸塗装の総称。

g)

粉体塗装  附属品の表面に,水及び溶剤を含まない合成樹脂系の粉末状の塗料を静電気又は熱によっ

て付着させ,加熱硬化して塗膜を形成させる方式。

h)

電着塗装  附属品の表面に,水溶性塗料に直流電流を通じ,電気泳動によって塗料を付着させ,加熱

硬化して塗膜を形成させる方式。

i)

亜鉛末クロム酸塗装  附属品の表面に,片状亜鉛末クロム酸含有塗料を付着させ,加熱硬化して亜鉛

末クロム酸塗膜を形成させる方式。

4.

種類  金属製電線管用の附属品の種類は,表 のとおりとする。


2

C 8330 : 1999

表 1  附属品の種類及び呼び

種類

名称

適合する電線管

呼び

付図

備考

厚鋼電線管

G16, G22, G28, G36, G42, G54,

G70, G82, G92, G104

ノーマルベンド

薄鋼電線管

C25, C31, C39, C51, C63, C75

カップリングで接続
するノーマルベンド

B

ねじなし電線管 E25, E31, E39, E51, E63, E75

ねじなし接続機能を備

えたノーマルベンド

厚鋼電線管

G16, G22, G28, G36, G42, G54,

G70, G82, G92, G104

薄鋼電線管

C19, C25, C31, C39, C51, C63,

C75

カップリング

ねじなし電線管 E19, E25, E31, E39, E51, E63,

E75

ユニオンカップリング

厚鋼電線管

G16, G22, G28, G36, G42, G54

コネクタ

薄鋼電線管

ねじなし電線管

E19, E25, E31, E39, E51, E63,

E75

厚鋼電線管

G16, G22, G28, G36, G42, G54,

G70, G82, G92, G104

絶縁ブッシング  2 号

薄鋼電線管

C19, C25, C31, C39, C51, C63,

C75

  7,

 8,

9

2

号は本体が絶縁物

だけのもの

厚鋼電線管

G16, G22, G28

薄鋼電線管

C19, C25, C31

LL

ねじなし電線管 E19, E25, E31

厚鋼電線管

G16, G22, G28

薄鋼電線管

C19, C25, C31

ユニバーサル

LB

ねじなし電線管 E19, E25, E31

  10,

 11,

12

備考  合成樹脂被覆を施したものには,附属品の呼びの後に L を,塗装を施したものには T を付ける。

5.

性能

5.1

ねじなし接続性  ねじなし接続部のねじなし接続性は,次に適合しなければならない。

a)

第一次電気抵抗は,9.3 a)によって試験を行ったとき,その値が 0.001

Ω以下でなければならない。

b)

横圧は,9.3 b)によって試験を行ったとき,サンプルが破壊したり,電線管との接続が滑ったり,緩ん

だりしてはならない。

c)

第二次電気抵抗は,9.3 c)によって試験を行ったとき,その値が 0.005

Ω以下でなければならない。

d)

引張りは,9.3 d)によって試験を行ったとき,サンプルが損傷したり,電線管との接続が滑ったり,緩

んだりしてはならない。

5.2

取付け試験  絶縁ブッシング 2 号の取付けは,9.4 の試験を行ったとき,ひび,割れ,その他の損傷

を生じてはならない。

5.3

耐電圧試験  絶縁ブッシング 2 号の耐電圧は,9.5 の試験を行ったとき,これに耐えなければならな

い。

5.4

さび止め  さび止めは,次に適合しなければならない。

a)

溶融亜鉛めっき及び乾式亜鉛めっきのさび止めは,9.6 a)によって試験を行ったとき,必要があれば,

10%

の塩酸水溶液に 15 秒間浸せきした後,サンプルに流水で洗い落とせない銅の析出物があってはな

らない。ただし,ねじ山,鋭いエッジ及び機械加工面上の銅析出物のこん跡は無視してもよい。


3

C 8330 : 1999

b)

電気亜鉛めっき(クロメート処理を施す。

,合成樹脂被覆,塗装及び鋼管の内面に塗料を施した部分

のさび止めは,9.6 b)によって試験を行ったとき,サンプルは,表面の 1cm

2

ごとに 2 個以上の青色の

はん点が生じず,かつ,はん点が生じた場合,各はん点の寸法は 1.5mm 以下でなければならない。た

だし,鋭いエッジ部,ねじ山及び機械加工面のさびのこん跡,及びこすって取り除ける黄色の膜は無

視してもよい。

5.5

被覆性能  合成樹脂被覆を施した面は,次に適合しなければならない。

a)

はく離強度は 9.7 a)の試験を行ったとき,被覆がはがれてはならない。

b)

耐燃性は 9.7 b)の試験を行ったとき,炎が 30 秒以内に消えなければならない。

c)

ピンホールは 9.7 c)の試験を行ったとき,これに耐えなければならない。

d)

耐候性は 9.7 d)の試験を行ったとき,被覆の浮き上がり,ひび又は割れを生じず,かつ,著しい変色

及び退色があってはならない。

5.6

塗膜性能  塗装を施した面の硬さは 9.8 a)の試験を行ったとき,塗膜の破れ又はきずを生じてはなら

ない。ただし,切断面,ねじ部及び鋼管の内面に塗料を施した部分を除く。

6.

構造

6.1

構造一般  構造は,次に適合しなければならない。

a)

ノーマルベンドは,その両端を軸に対して直角に切断し,面取りを施し,各断面は,実用的に円形で

厚さが均一,内外面が滑らかで,有害な突起がないものでなければならない。

b)

ねじなしカップリングは,カップリングの中央に管止めを設けていなければならない。

c)

コネクタのおねじの部分の管口には電線を損傷しないように丸みをつけなければならない。

なお,接地用の構造を設けてもよい。

d)

絶縁ブッシング 2 号の電線引出端には,電線を損傷しないように丸みをつけ,そのねじ部の端には面

取りを施すものとする。

e)

絶縁ブッシング 2 号の外周には締付けできるようなリブを付けるものとする。

f)

ダイカストの附属品には,リブを設けてもよい。

g)

ユニバーサルは,厚さ 1.6mm の鋼板製のカバーが取り付けられる構造であるものとする。

ねじで取り付ける構造のものは JIS B 0205 に規定するめねじを施してあるものとする。

6.2

接続  接続は,次に適合しなければならない。

a)

附属品は,適合する電線管とそれぞれ接続できるものでなければならない。

b)

接続は,機械的及び電気的に容易で,かつ,耐久性があるものでなければならない。

c)

接続端は,軸に対して直角であり,かつ,面取りを施したものでなければならない。

d)

ねじ接続形の附属品の接続部分のねじには,JIS C 8305 

附属書(規定)に規定する電線管ねじを施

さなければならない。

e)

ねじなし接続形の附属品は,5.1 の性能をもったものでなければならない。

f)

ねじなし接続形の附属品は,接続したときに管に穴をあけたり,き裂や,ひび割れを生じさせたりせ

ず,管内径を 10%以上減少させるおそれのない構造のものでなければならない。

g)

ねじなし接続形の附属品でねじを締め付ける形のものは,ねじの数,位置及び形状は任意とする。ま

た,その止めねじの部分の形状及び構造は任意とする。


4

C 8330 : 1999

7.

形状,寸法及び寸法許容差  形状,寸法及び寸法許容差は,付図 1による。ただし,図は形状の一

例を示したものである。

なお,合成樹脂被覆又は塗装を施したもので,特に定めのないものの寸法は,金属部の部分をいう。

8.

材料  主要部の材料は,表 のとおりとする。

表 2  附属品の主要部の材料

主要部の材料

附属品の名称

可鍛鋳鉄

合金ダイカスト

合成樹脂

鋳鉄

ノーマルベンド

カップリング

ユニオンカップリング

コネクタ

絶縁ブッシング  2 号

ユニバーサル

備考  ○印は,対応する材料を示す。

9.

試験方法

9.1

試験に関する一般的注意事項は,次による。

a)

この規格に指定された試験は,形式試験とする。

b)

特別に指定がない限り,試験は室内の周囲温度で行うものとする。

c)

特別に指定がない限り,試験は 3 個の新しい試料について行うものとする。

備考  ある試験,例えば寸法のチェックなどは,試料の特性を変化させることがないので,これらの

試料は新しい試料とみなし,以後の試験に使用することができる。

d)

試験は,3 個の試料で,すべての試験を実施して合格すれば,この規格に適合するものとみなす。

試料の 1 個だけが組立て不良,又は製作不良のために試験が不合格の場合には,別の 3 個(一組の

サンプルセット)の試料を用意して,その試験と,その試験の結果に影響を及ぼした可能性のある先

行の試験を再度実施し,さらに後続の試験を規定された順序で行い,それらがすべて要求事項に合格

すれば,この規格に適合したものとみなす。

備考  追加試験用サンプルセットが,最初の試験用サンプルセットと同時に提出されていない場合,

一組のサンプルセットが不合格となれば,全体が不合格となる。申請者は,最初の試験用サン

プルセットを提出するときに,その中の 1 セットが不合格となった場合に備えて追加の試験用

サンプルセットを提出することができる。その場合,試験機関は,改めて試験用サンプルセッ

トを要求することなく上記の追加の試験用サンプルセットで試験を行い,更に不合格となった

場合だけ,不合格とする。

9.2

構造試験は 6.8.及び 11.に適合しているかどうかを調べる。

9.3

ねじなし接続性試験は,次の ad)の順序によって行う。また,ユニバーサルについては,JIS C 8340

の 9.2 の方法で行う。

なお,カップリングは,2 個のねじなし電線管をサンプルカップリングで接続して,a)b)c)の試験に


5

C 8330 : 1999

ついて同一サンプルで行い,d)の試験は,別個のサンプルについて行うものとする(

図 参照)。

コネクタは,ねじ込み形カップリングの両側からねじ込んでサンプルとし,カップリングと同じ試験を

行うものとする(

図 参照)。

ノーマルベンド B 形は,2 個のねじなし電線管をサンプルのノーマルベンド B 形で接続し,カップリン

グと同じ試験を行うものとする(

図 参照)。

図 1  ねじなしカップリングの供試品の組立図

図 2  コネクタの供試品の組立図

a)

第一次電気抵抗試験は,電線管と附属品の接続部からそれぞれ約 15mm 離れた電線管上,及び附属品

の 2 点間で直流電気抵抗を測定する。測定位置は,

図 1,図 及び図 による。

b)

横圧試験は,

図 に示すように,750mm の間隔をもって平行する 2 個の支持物の間にカップリングな

どを中央にしてサンプルを水平に載せ,サンプルが自由に支持物の上を転がるようにした後,カップ

リングなどの中央部に,ロープの輪及び滑車で,

表 で示すおもりをつるし,サンプルを 1 分間に 1

回,静かに回転させる。ただし,ノーマルベンド B 形については,

表 に示すおもりで,1 分間荷重

を加えた後,1 分間取り除き,再び 1 分間荷重を加えるものとする。


6

C 8330 : 1999

図 3  ねじなしカップリングの横圧試験方法

図 4  ノーマルベンド 形の横圧試験方法


7

C 8330 : 1999

表 3  横圧試験のおもりの質量

附属品の呼び

おもりの質量  kg

E19 13

E25 22

E31 30

E39 45

E51 50

E63

E75

70

備考1.  おもりの質量は,滑車及び附属品

を含む。

2.

コネクタの試験は,

図 の組立て

で,カップリングに準じて行う。

c)

第二次電気抵抗試験は,a)と同様の方法で,電線管と附属品との間の直流電気抵抗を測定する。

d)

引張試験は,電線管と附属品との間に

表 に示す引張荷重を 1 分間加える。

表 4  引張荷重

附属品の呼び

引張荷重 N

E19 1471

E25 2206

E31 2775

E39 3119

E51 4050

E63

E75

4452

9.4

取付試験は,絶縁ブッシング 2 号を,ねじ切った電線管の終端の位置までねじ込んだ後,

表 のね

じりモーメントで付ける。

表 5  取付試験のねじりモーメント

単位  N・m

絶縁ブッシングの呼び

ねじりモーメント

C19 G 16

5.9

C25 G 22

6.9

C31 G 28

7.8

C39 G 36

C51 G 42

C63 G 54

C75 G 70

− G 82

− G 92

− G104

9.8

9.5

耐電圧試験は,絶縁ブッシング 2 号を電線管に取り付けて上向きとし,その上に平らな金属板を載

せ,1kg のおもりを加え,その金属板と電線管との間に 50Hz 又は 60Hz の正弦波に近い交流 2 000V の電

圧を 15 分間加える。

9.6

さび止め試験  附属品のさび止め試験は,次のとおりとする。

なお,

合成樹脂被覆を施したものの被覆性能試験は 9.7

塗装を施したものの塗膜性能試験は 9.8 による。

a)

溶融亜鉛めっき及び乾式亜鉛めっきのさび止め試験は,次のとおりとする。


8

C 8330 : 1999

サンプルを,JIS K 8594 又は類似する脱脂剤に 10 分

5

0

+

秒間浸せきして油脂を除去し,柔らかい布

でふいて乾燥させる,次に,これらを 2%の硫酸水溶液中に 15 秒間浸せきし,流水で完全に清浄し,

再度,清潔な柔らかい布で拭いて乾燥させる。次に,各サンプルは 23±2℃において 1.186 kg/密度を

もつ硫酸銅 (CuSO

4

5H

2

O)

の蒸留水の水溶液に完全に浸せきさせる。溶液とサンプルは,23±2℃の温

度に維持し,溶液はかくはんしない。

備考  溶液は,360g の結晶硫酸銅を 1の蒸留水中に溶解させ,銅炭酸塩又は銅水酸化物(約 1g/l)で

中和させる。次に密度を測定し,必要に応じて調整する。

容器は,この溶液に反応せず,その容器の壁部とサンプル間に少なくとも 25mm の間隔ができるよ

うな大きさのものであること。

各サンプルは,同じ溶液に連続 2 回,毎回 1 分

5

0

+

秒間浸せきする。サンプルごとに,新しい溶液を

使用する。サンプルは,各浸せき後,直ちに流水中でブラシを用いて清掃し,必要があれば 10%の塩

酸水溶液に 15 秒間浸せきした後,黒色の析出物を除去する。次にサンプルを清潔な柔らかい布でふい

て乾燥させ,第 2 回目の乾燥以外,順次溶液に浸せきする。

すべての穴とポケットを十分注意して清掃する。

b)

電気亜鉛めっき,合成樹脂被覆,塗装及び鋼管の内面に塗料を施した部分のさび止め試験は,次のと

おりとする。

サンプルを,JIS K 8594 又は類似する化学薬品に浸せきした布で清浄し,乾燥させる。

次に,これらは,0.75%のフェリシアン化カリウム K

3

Fe(CN)

6

及び 0.25%ペルオキソ二硫酸アンモニ

ウム [(NH

4

)

2

S

2

O

8

]

の水溶液中に完全に浸せきさせて,約 0.1%の量の浸透剤を,例えば,アルキル・

ナフタレン・スルフォン酸のナトリウム塩を加える。

溶液とサンプルは,23±2℃の温度に維持する。

各サンプルは,毎回,新しい溶液を使用して試験する。

各サンプルは,5 分

5

0

+

秒間浸せき後,溶液から取り出し,空気中に放置して乾燥させる。

9.7

被覆性能試験  合成樹脂被覆を施したものの被覆性能試験は,次による。

a)

はく離試験は,98±2℃に保った温水の中にサンプルを 2 時間浸せきした後,サンプルを取り出し,更

に 2 時間以上放置した後,一辺が 5mm の碁盤目を 4 個 (2×2)  作る。碁盤目の切込みは素地に達する

ものとし,その上から JIS Z 1522 に規定する幅 24mm のテープを密着させ,テープの端をもち,瞬間

的に引きはがす。

b)

耐燃性試験は,サンプルを水平に対し約 60 度傾け,その下端を酸火炎の長さが約 130mm,還元炎の

長さが約 50mm のプンゼンバーナの還元炎を,合成樹脂被覆が燃焼を始めるまで当てた後,その炎を

取り去り燃焼時間を測定する。

c)

ピンホール試験は,管状のものはサンプルの内面の管端から 20mm 以上離れた被覆をはがした金属部

に,直径が約 12.5mm のきずのない黄銅製の球状の電極を当て,その部分の外面の被覆部に約 20mm

の幅に金属はくの電極をワセリンで密着して巻き付け,両電極間に 2 500V の交流電圧を連続して 1

分間加える。

管状のもの以外のものは,サンプルの平面の被膜をはがした金属部に,直径が約 12.5mm のきずの

ない黄銅製の球状の電極を当て,その部分の反対側の被覆部に直径が 25mm の円盤の電極を当て,両

電極間に 2 500V の交流電圧を 1 分間加える。

d)

耐候性試験は,

サンプルに JIS A 1415 に規定する促進暴露試験方法によってカーボンアーク灯で 1 000

時間の暴露試験を行う。


9

C 8330 : 1999

9.8

塗膜試験  塗装を施したものの塗膜性能試験は,次による。

a)

鉛筆硬度試験は,次のとおりとする。

鉛筆は JIS S 6006 に規定された普通用 H の硬度の鉛筆を

図 のように,長さ方向に対し直角な平面

が得られるように削る。

図 5  鉛筆の削り方

準備された鉛筆をサンプルの試験面に対し約 45 度を保ちつつ,

図 に示す方向に線書きする。この

線の長さは 20mm 以上で,数は 3 本以上とする。

参考  線書きの際の荷重は 9.8N 程度とする。

図 6  線書きの方法

10.

製品の呼び方  製品の呼び方は,附属品の名称及び呼びによる。

1.

カップリング C19

2.

ノーマルベンド C31

3.

絶縁ブッシング2号 C25

11.

表示  附属品には 1 個ごとに,容易に消えない方法で,製造業者名又はその略号を表示しなければな

らない。


10

C 8330 : 1999

薄鋼電線管用 

単位 mm

各部の寸法

l

(有効ねじ部の長さ)

ノーマルベンド 
の呼び

最大

最小

R

L

C25 17

15

120

± 6

170

± 6

C31 19

17

150

± 7

210

± 7

C39 21

19

180

± 9

255

± 9

C51 24

22

230

±11 330±11

C63 27

25

290

±14 410±14

C75 30

28

350

±17 500±17

厚鋼電線管用 

単位 mm

各部の寸法

l

(有効ねじ部の長さ)

ノーマルベンド

の呼び

最大

最小

R

L

C 16

19

16

  90

± 4

150

± 4

C 22

22

19

110

± 5

180

± 5

C 28

25

22

140

± 7

215

± 7

C 36

170

± 8

250

± 8

C 42

28 25

210

±10 295±10

C 54

32

28

235

±11 345±11

C 70

36

32

275

±13 425±13

C 82

40

310

±15 510±15

C 92

42

36

355

±17 575±17

C104 45 39

395

±19 645±19

付図 1  ノーマルベンド(ねじ接続用)


11

C 8330 : 1999

単位 mm

各部の寸法

ノーマルベンドの
呼び

R

L

l

(最小)

d

d

1

E25 120

± 6

170

± 6

25.9

27.3

E31 150

± 7

210

± 7

20

32.3 33.7

E39 180

± 9

255

± 9

38.6

40.0

E51 230

±11 330±11

25

51.3 52.7

+1.2

0

E63 290

±14 410±14 26

64.2

65.6

E75 350

±17 500±17 35

76.9

±0.2

78.3

+1.5

0

備考1.  d

1

は,合成樹脂被覆を施した電線管と接続する部分の,さび止めを施した内径寸法をいう。

付図 2  ノーマルベンド  形(ねじなし接続用)


12

C 8330 : 1999

薄鋼電線管用 

単位 mm

各部の寸法

カ ッ プ リ ン
グの呼び

D

L

C19 23.0

28

C25 29.5

34

C31 36.0

38

C39 42.5

42

C51 56.0

±0.7

48

C63 70.0

54

C75 83.0

±1.0

60

±0.5

厚鋼電線管用 

単位 mm

各部の寸法

カ ッ プ リ ン
グの呼び

D

L

G 16

  25.0

38

G 22

  31.0

44

G 28

  37.5

50

G 36

  48.5

56

G 42

  54.5

±0.7

56

G 54

  68.0

64

±0.5

G 70

  84.0

72

G 82

  97.0

80

G 92

110.5

85

G104 123.5

±1.0

90

±1.0

付図 3  カップリング(ねじ接続用)


13

C 8330 : 1999

単位 mm

各部の寸法

T

カップリング

の呼び

d

d

1

L

(最小値)

鋼管

アルミニウム合金ダイカス

ト及び亜鉛合金ダイカスト

E19 19.6

21.0

57

E25 25.9

27.3

66

E31 32.3

33.7

76

2.0

±0.20

2.9

E39 38.6

40.0

85

E51 51.3

52.7

1.2

0

 

95

2.3

±0.23

E63 64.2

65.6

104

E75 76.9

±0.2

78.3

1.5
0

 

114

2.5

±0.25

3.4

2.0

0

 

備考  d

1

は,合成樹脂被覆を施した電線管と接続する部分の,さび止めを施した内径寸法をいう。

付図 4  カップリング(ねじなし接続用)

厚鋼電線管用 

単位 mm

各部の寸法

ユニオンカップ
リングの呼び

d

D

L

λ

λ

1

G16 22.0

35

28

16

G22 28.0

42

30

14

19

G28

35.0  50 34 16 22

G36

43.5  61 41 18 25

G42

49.5  67 43 21 25

G54 61.5

±0.5

79

5

.

3

5

.

1

48

±1.0

24

±0.5

28

±0.5

付図 5  ユニオンカップリング


14

C 8330 : 1999

単位 mm

各部の寸法

L

1

T

コネクタ

の呼び

d

d

1

最大

最小

L

2

(最小値)

銅管

可鍛鋳鉄

アルミニウム合金

亜鉛合金

E19 19.6

21.0

14 10  18

E25 25.9

27.3

17 12

E31 32.3

33.7

19 14

20

2.0

±0.20 2.9

E39 38.6

40.0

21

E51 51.3

52.7

1.2

0

 

24

16 25 2.3

±0.23

E63 64.2

65.6

27 18  26

E75 76.9

±0.2

78.3

1.5
0

 

30 20  35

2.5

±0.25

3.4

2.0

0

備考  d

1

は,合成樹脂被覆を施した電線管と接続する部分の,さび止めを施した内径寸法をいう。

付図 6  コネクタ


15

C 8330 : 1999

薄鋼電線管用 

単位 mm

各部の寸法

絶縁ブッシング

の呼び

D

d

c

(最小値)

H

C19

23

16

 6.5

 9

C25 30

±1.0

22

7.0

10

C31 36

29

±1.0

 8.5

12

C39 43

35

9.0

13

C51 57

48

10.5

15

C63 70

60

12.0

17

C75 83

±1.5

72

±1.5

14.0 20

±1.0

厚鋼電線管用 

単位 mm

各部の寸法

絶縁ブッシング

の呼び

D

d

c

(最小値)

H

G 16

 24

16

 6.5

 9

G 22

  30

±1.0

22

7.0

10

G 28

  37

28

12

G 36

  46

36

 9.0

13

G 42

  52

42

10.5

15

G 54

  65

53

11.0

16

G 70

  81

68

12.0

18

G 82

  95

81

13.0

20

G 92

110

±1.5

93 14.0

22

G104 125

±2.5 105

±1.5

15.0 24

±1.0

付図 7  絶縁ブッシング 


16

C 8330 : 1999

単位 mm

各部の寸法

谷の径

有効径

内径

ねじの

呼び

適用する
電線管の

呼び

ねじの山数

25.4mm

につき

n

ピッチ

P

(参考)

D

最小

D

2

最大

D

2

最小

公差

TD

2

D

1

最大

D

1

最小

公差

TD

1

G 16

G 16

1.814 3

21.485

20.578

20.178

19.707

19.307

G 22

G 22

14

1.814 3

26.996

26.089

25.689

25.218

24.818

G 28

G 28

2.309 1

33.944

32.680

32.280

31.571

31.171

G 36

G 36

2.309 1

42.605

41.341

40.941

40.232

39.832

G 42

G 42

2.309 1

48.573

47.309

46.909

0.400

46.200 45.800

0.400

G 54

G 54

2.309 1

60.409

59.245

58.745

58.136

57.636

G 70

G 70

2.309 1

76.029

74.865

74.365

73.756

73.256

G 82

G 82

2.309 1

88.779

87.615

87.115

86.506

86.006

G 92

G 92

2.309 1

101.225

100.061

99.561

98.952

98.452

G104 G104

11

2.309 1

113.925

112.761

112.261

0.500

111.652 111.152

0.500

付図 8  厚鋼電線管用絶縁ブッシング 号用めねじ


17

C 8330 : 1999

単位 mm

各部の寸法

谷の径

有効径

内径

ねじの

呼び

適用する
電線管の

呼び

ねじの山数

25.4mm

につき

n

ピッチ

P

(参考)

D

最小

D

2

最大

D

2

最小

公差

TD

2

D

1

最大

D

1

最小

公差

TD

1

C19 C19

1.587

5

19.440

19.083

18.683

18.448

18.048

C25 C25

1.587

5

25.760

25.403

25.003

24.768

24.368

C31 C31

1.587

5

32.180

31.823

31.423

31.188

30.788

C39 C39

1.587

5

38.500

38.143

37.743

37.508

37.108

C51 C51

1.587

5

51.200

50.843

50.443

50.208

49.808

C63 C63

1.587

5

63.960

63.603

63.203

62.968

62.568

C75 C75

16

1.587 5

76.740

76.383

75.983

0.400

75.748 75.348

0.400

付図 9  薄鋼電線管用絶縁ブッシング 号用めねじ


18

C 8330 : 1999

鋳鉄製の場合

単位 mm

呼び

各部の寸法

薄鋼

厚鋼

ねじなし

A

B

H

P

1

P

2

T

(最小値)

C19

− E19

− G16 −

90

0

.

3
1.5

33

0

.

3
1.5

35 78 21

C25

− E25

− G22 −

95 40 42 83 28

C31

− E31

− C28 −

110

5

.

3
1.5

45

5

.

3
1.5

47

±1.5

96

±1.5

31

±1.5 2.9

鋼板製の場合

単位 mm

呼び

各部の寸法

薄鋼

厚鋼

ねじなし

A

B

H

T

(材料の厚さ)

C19

− E19

− G16 −

90 33 35

C25

− E25

− G22 −

95 40 42

C31

− E31

− G28 −

110

±1.5

45

±1.5

47

±1.5

1.6

±0.16

付図 10  ユニバーサル(鋳鉄製で,カバーはねじ止めの場合を示す。)


19

C 8330 : 1999

ダイカスト製の場合

単位 mm

呼び

各部の寸法

薄鋼

厚鋼

ねじなし

A

B

H

P

2

P

3

T

(最小値)

C19

− E19

− G16 −

90 33 35

93

C25

− E25

− G22 −

95 40 42

98

C31

− E31

− C28 −

110

±0.45

45

±0.3

47

±0.3

114

±0.8 2.9

付図 11  ユニバーサル(ダイカスト製で,カバーはねじ止めの場合を示す。)


20

C 8330 : 1999

単位 mm

呼び

D

薄鋼

厚鋼

ねじなし

最小値

s

鋳鉄・ダイカスト

鋼管

d

d

1

C19

− 23.0.

− G16 − 25.0

− E19

16 28

0

.

3
1.5

23.6 19.6

±0.2

21.0

2

.

1

0

+

C25

− 29.0

− G22 − 31.0

− E25

22 35

29.9

±1.0

25.9

±0.2

27.3

2

.

1

0

+

C31

− 36.0

− G28 − 37.0

− E31

17

29

±1.5

42

5

.

3
1.5

36.3

±1.5

32.3

±0.2

33.7

2

.

1

0

+

備考  d

1

は,合成樹脂被覆を施した電線管と接続する部分の,さび止めを施した内径寸法をいう。

付図 12  ハブの寸法


21

C 8330 : 1999

電線管分野の国際整合化調査研究委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

川  瀬  太  郎

千葉大学工学部

兼  谷  明  男

工業技術院標準部

薦  田  康  久

資源エネルギー庁公益事業部

西  澤      滋

建設省官庁営繕部

高  橋  健  彦

関東学院大学工学部

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

樋  村  教  章

財団法人電気安全環境研究所

木  村  方  紀

社団法人日本電気協会

村  田  光  一

電気事業連合会(東京電力株式会社)

石  黒  開  二

社団法人日本配線器具工業会

石  山  壮  爾

社団法人電気設備学会

内  田  忠  敬

株式会社関電工

森  本      節

熔接鋼管協会(松下電工株式会社)

堀  田  文  夫

塩化ビニル管・継手協会

大  森  和  男

全国金属製電線管附属品工業組合(摂陽鋼管株式会社)

後  藤  文  夫

合成樹脂可とう電線管工業会(未来工業株式会社)

乾      三  男

古河電気工業株式会社

(関係者)

下  川  英  男

社団法人電気設備学会

中  川      実

社団法人電気設備学会

(事務局)

内  野  博  道

社団法人電気設備学会

電線管分野の国際整合化調査研究委員会分科会  構成表

氏名

所属

(主査)

内  田  忠  敬

株式会社関電工

兼  谷  明  男

工業技術院標準部

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

松  澤  孝  司

財団法人電気安全環境研究所

下  川  英  男

社団法人電気設備学会

築  地  勝  二

熔接鋼管協会(日鉄鋼管株式会社)

谷  澤  裕  人

熔接鋼管協会(株式会社三桂製作所)

森  本      節

熔接鋼管協会(松下電工株式会社)

堀  田  文  夫

塩化ビニル管・継手協会

横  山  昌  明

塩化ビニル管・継手協会(株式会社クボタ)

大  森  和  男

全国金属製電線管附属品工業組合(摂陽鋼管株式会社)

新  村  敏  光

全国金属製電線管附属品工業組合(トヨタ工業株式会社)

後  藤  文  夫

合成樹脂可とう電線管工業会(未来工業株式会社)

工  藤  繁  雄

日本電設工業株式会社

乾      三  男

古河電気工業株式会社

(関係者)

中  川      実

社団法人電気設備学会

(事務局)

内  野  博  道

社団法人電気設備学会