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C 8324

:2010

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  一般事項

1

2

  用語及び定義

3

3

  一般要求事項

6

4

  一般試験条件

6

5

  定格

8

6

  分類

8

7

  表示

8

8

  感電に対する保護

11

9

  端子

12

10

  構造

13

11

  じんあい及び水気の侵入に対する保護

18

12

  絶縁抵抗及び耐電圧

19

13

  耐久性

20

13A

  インターロック接点の性能

21

14

  機械的強度

21

15

  ねじ,導電部及び接続

22

16

  沿面距離及び空間距離

24

17

  耐熱,耐火性及び耐トラッキング性

26

18

  過度の残留ストレス(自然割れ)及びさびに対する抵抗力

29

附属書 A(規定)この規格に含める蛍光灯ソケットのリスト

67

附属書 B(規定)自然割れ/腐食試験

69

附属書 C(参考)感電保護−8.2 による蛍光灯ソケットにランプを取り付ける詳細説明

71

附属書 JA(規定)その他の受金寸法及び端子記号

72

附属書 JB(規定)“防浸型”ソケットの試験方法

73

附属書 JC(参考)JIS と対応国際規格との対比表

74


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(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本照明

器具工業会 (JLA) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべ

きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS C 8324:2004 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


日本工業規格

JIS

 C

8324

:2010

蛍光灯ソケット及びスタータソケット

Lampholders and starterholders for fluorescent lamps

序文

この規格は,2008 年に第 7 版として発行された IEC 60400 を基とし,技術的内容を変更して作成した日

本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JC に示す。また,附属書 JA 及び附属書 JB は対応国際規格に

はない事項である。

1

一般事項

1.1

適用範囲

この規格は,蛍光灯ソケット及びスタータソケットに対する技術上及び寸法上の要求事項,並びに安全

性及びかん合性(蛍光灯ソケットと蛍光ランプとのかん合及びスタータソケットとスタータとのかん合)

について規定する。

この規格は,動作電圧が実効値 1 000 V 以下の交流回路に使用する

附属書 に規定する口金をもつ蛍光

ランプに使用する独立形蛍光灯ソケット及び器具内用蛍光灯ソケット,並びに JIS C 7619 に規定するスタ

ータに使用する独立形スタータソケット及び器具内用スタータソケットに適用する。

この規格は,ねじ込みランプソケットに類似した,外郭及びドームとコンパクト形蛍光灯用受金(例え

ば,G23 及び G24 口金付きランプ用)とが一体になった片口金蛍光灯ソケットにも適用する。このような

蛍光灯ソケットは,JIS C 8280 の 8.48.58.69.310.71112.212.512.612.71315.315.4

15.5

及び 15.9 の対応する項目で試験する。

また,この規格は,器具一体形ソケット及び電気器具組込み用ソケットにも適用する。この規格は,ソ

ケットに対してだけ要求事項を適用する。その他のすべての要求事項,例えば,端子部における感電保護

などについては関連する電気器具の規格に従い,電気器具をその個別規格に従って試験する場合は,電気

器具に組み込んだ後に試験を行わなければならない。

また,上記に規定したもの以外の蛍光灯ソケット,スタータソケット及びランプコネクタにも可能な限

り適用する。

この規格で用いる“ソケット”の用語は,蛍光灯ソケット及びスタータソケットの両方を意味している。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60400:2008

,Lampholders for tubular fluorescent lamps and starterholders (MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。


2

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1.2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 0920:2003

  電気機械器具の外郭による保護等級(IP コード)

注記  対応国際規格:IEC 60529:2001,Degrees of protection provided by enclosures (IP Code) (IDT)

JIS C 2134:2007

  固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法

注記  対応国際規格:IEC 60112:2003,Method for the determination of the proof and the comparative

tracking indices of solid insulating materials (IDT)

JIS C 7617-2

  直管蛍光ランプ−第 2 部:性能規定

注記  対 応 国 際 規 格 : IEC 60081:1997 , Double-capped fluorescent lamps − Part 2: Performance

specifications (MOD)

JIS C 7618-1

  片口金蛍光ランプ−第 1 部:安全仕様

注記  対応国際規格:IEC 61199,Single-capped fluorescent lamps−Safety specifications (MOD)

JIS C 7619

  蛍光ランプ用グロースタータ−一般及び安全性要求事項

注記  対応国際規格:IEC 60155:1993,Glow-starters for fluorescent lamps 及び Amendment 1 (1995)

(MOD)

JIS C 7709-1

  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性    第 1 部    口金

注記  対応国際規格:IEC 60061-1:2006,Lamp caps and holders together with gauges for the control of

interchangeability and safety−Part 1:Lamp caps (MOD)

JIS C 7709-2

  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性    第 2 部    受金

注記  対応国際規格:IEC 60061-2:2007,Lamp caps and holders together with gauges for the control of

interchangeability and safety−Part 2:Lampholders (MOD)

JIS C 7709-3

  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性    第 3 部    ゲージ

注記  対応国際規格:IEC 60061-3:2007,Lamp caps and holders together with gauges for the control of

interchangeability and safety−Part 3:Gauges (MOD)

JIS C 8105-1

  照明器具−第 1 部:安全性要求事項通則

注記  対応国際規格:IEC 60598-1:2008,Luminaires−Part 1: General requirements and tests (MOD)

JIS C 8280

  ねじ込みランプソケット

注記  対応国際規格:IEC 60238:2004,Edison screw lampholders (MOD)

JIS C 60068-2-20

  環境試験方法−電気・電子−はんだ付け試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60068-2-20:1979,Environmental testing. Part 2: Tests. Test T: Soldering (IDT)

JIS C 60068-2-75:2004

  環境試験方法−電気・電子−第 2-75 部:ハンマ試験

注記  対応国際規格:IEC 60068-2-75:1997,Environmental testing−Part 2-75: Tests-Test Eh: Hammer

tests (IDT)

JIS C 60664-1:2009

  低圧系統内機器の絶縁協調−第 1 部:基本原則,要求事項及び試験

注記  対応国際規格:IEC 60664-1:2007,Insulation coordination for equipment within low-voltage

systems−Part 1: Principles, requirements and tests (IDT)

JIS C 60695-2-11:2004

  耐火性試験−電気・電子−最終製品に対するグローワイヤ燃焼性試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60695-2-11:2000,Fire hazard testing−Part 2-11: Glowing/hot-wire based test


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methods−Glow-wire flammability test method for end-products (IDT)

JIS C 60695-11-5:2007

  耐火性試験−電気・電子−第 11-5 部:試験炎−ニードルフレーム(注射針バ

ーナ)試験方法−装置,試験炎確認試験装置の配置及び指針

注記  対応国際規格:IEC 60695-11-5:2004,Fire hazard testing−Part 11-5: Test flames−Needle-flame

test method−Apparatus, confirmatory test arrangement and guidance (IDT)

JIS P 0001:1998

  紙・板紙及びパルプ用語

注記  対応国際規格:ISO 4046-4:2002,Paper,board,pulps and related terms−Vocabulary−Part 4: Paper

and board grades and converted products (MOD)

JIS Z 8113

  照明用語

IEC 60061-1

,Lamp caps and holders together with gauges for the control of interchangeability and safety Part

1: Lamp caps

IEC 60061-2

,Lamp caps and holders together with gauges for the control of interchangeability and safety Part

2: Lampholders

IEC 60061-3

,Lamp caps and holders together with gauges for the control of interchangeability and safety Part

3: Gauges

IEC 60352-1:1997

,Solderless connections−Part 1: Wrapped connections−General requirements, test methods

and practical guidance

IEC 60399

,Barrel thread for lampholders with shade holder ring

2

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8113 によるほか,次による。

2.1

定格電圧  (rated voltage)

ソケットが意図した最高動作電圧を表示するために,製造業者が宣言した電圧。

2.2

動作電圧 (working voltage)

ランプ又はスタータが正常状態で動作しているとき及びランプ又はスタータが取り外されているときの

双方とも,一時的なものを除いて,任意の絶縁体に加わると思われる最高実効値電圧。

2.3

直管両口金可動形蛍光灯ソケット  (flexible lampholders for linear double-capped fluorescent lamps)

各ソケットのベースが,照明器具に固定されてはいるが,ランプ長のばらつきに対する補正に備えるた

めに接触部が軸方向に動くようにすることによって,必要によってはランプの挿入及び取外しも可能にす

るように設計した蛍光灯ソケットの一つ,又は双方をもつ一対の蛍光灯ソケット。

注記  蛍光灯ソケット G5 又は G13 が,要求されている接触部の軸方向の動きを備えているかどうか

疑わしい場合は,

図 に示す装置で試験する。

2.4

直管両口金固定形蛍光灯ソケット  (inflexible lampholders for linear double-capped fluorescent lamps)

固定取付けを意図しており,ランプの挿入及び取外し,若しくはランプ長のばらつきを補正するような

接触部の軸方向の動きが備わっていないか又は必要のない一対の蛍光灯ソケット。


4

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2.5

直管両口金可動取付形蛍光灯ソケット  (flexible mounted lampholders for linear double-capped fluorescent

lamps)

接触システムのいかなる軸方向の動きもそれ自身では備えていないが,照明器具との組合せによって接

触システムに必要な軸方向の動きを備えるよう,指定した方法で照明器具に取り付けることを意図した一

対の蛍光灯ソケット。

注記  このタイプの蛍光灯ソケットは,固定取付けに適しているかもしれないし,適していないかも

しれない。

2.6

ランプコネクタ  (lamp connectors)

可とう性導体に取り付けた接触部のセットであって,電気的接触は備えているが,ランプを支えること

ができないもの。

2.7

器具内用ソケット  (holder for building-in)

照明器具内又は追加外郭類に組み込むように設計したソケット。

2.7.1

外郭のないソケット (unenclosed holder)

例えば外郭のように,感電保護に関してこの規格の要求を満たすための追加手段を必要とするように設

計した器具内用ソケット。

2.7.2

外郭付ソケット (enclosed holder)

感電保護,及び該当する場合には IP 保護等級に関して,ソケット自身がこの規格の要求事項を満たすよ

うに設計した器具内用ソケット。

2.8

独立形ソケット (independent holder)

照明器具から独立して取付けができるように設計し,同時にその等級及び表示に従った必要な保護をす

べて備えるように設計したソケット。

2.9

定格動作温度 (rated operating temperature)

ソケットの最高動作許容温度。

2.10

定格蛍光灯ソケット背面温度  (rated lampholder rearside temperature)

17.1 b)

の試験で確かめた T マーク付き蛍光灯ソケットに対する背面温度,又は製造業者が宣言したより

高い温度。

2.11

形式試験 (type test)

製品設計の,関連規格の要求事項に対する適合性を判定する目的で,形式試験試料で行う試験又は一連

の試験。


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2.12

形式試験試料  (type test sample)

形式試験のために,製造業者又は責任ある販売業者が提出した,1 個又はそれ以上の類似見本からなる

試料。

2.13

充電部 (live part)

感電を引き起こす可能性がある導電部。

2.14

定格パルス電圧  (rated pulse voltage)

ソケットが耐える最大パルスピーク電圧。

2.14A

つき合わせ形蛍光灯ソケット

主にランプ口金のピンの先端を,ソケットの導電部分に押し付けることによって接触する構造のソケッ

ト。

2.14B

挟み込み形蛍光灯ソケット

主にランプ口金のピンの側面を,ソケットの導電部分に押し付けることによって接触する構造のソケッ

ト。

2.14C

差込み形蛍光灯ソケット

主にランプ口金ピンに対し,ソケットを軸方向に差し込むことによって,ランプピンとソケットとの導

電金具が接触する構造のソケット。

2.14D

保持力

ランプを保持する力。つき合わせ形では,ランプ口金のピンの先端に加わっている力をいい,挟み込み

形及び差込み形では,ランプ口金ピンをその軸方向に抜き取るために要する力をいう。

2.14E

インターロック構造

蛍光ランプを取り外したとき,安定器の一次側を開路し,ランプを取り付けたとき閉路するようなソケ

ットの構造。

2.15

マルチランプ安定器 (multilamp ballast)

各種の誤使用防止キーをもつランプと組み合わせて使用できるように設計し,その旨を宣言した電子安

定器。

2.16

耐インパルスカテゴリ (impulse withstand categorie)

過渡的な過電圧状態を定めている数字(過電圧カテゴリともいう。

注記  耐インパルスカテゴリには I,II,III 及び IV の分類があり,次を参照。

a)

耐インパルスカテゴリ分類の目的  耐インパルスカテゴリは,サービスの継続性及び事故

発生確率について予測することが必要なときに機器の使用等級の違いを区別するために用


6

C 8324

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いる。

機器の耐インパルスレベルを選定することによって,基本的には過電圧抑制を備えるこ

とによって,事故発生確率を許容レベルまで低減させ,設備全体について絶縁協調を達成

することができる。

耐インパルスカテゴリの数字が大きいほど,機器の耐インパルス性がより高いことを示

しており,また,過電圧抑制のための方法のより幅広い選択ができる。

耐インパルスカテゴリの概念は,商用電源から直接充電される機器に対して用いられる。

b)

耐インパルスカテゴリの説明  耐インパルスカテゴリ I の機器は,建築物の固定電気設備

に接続することを意図している機器である。規定のレベルにまで過渡過電圧を抑制するた

めに,機器の外部(固定設備中又は固定設備と機器との間)に保護手段を用いる。

耐インパルスカテゴリ II の機器は,建築物の固定電気設備に接続する機器である。

耐インパルスカテゴリ III の機器は,固定電気設備の一部となる機器及びより高い有用性

を期待している機器である。

耐インパルスカテゴリ IV の機器は,建築物の電気設備の引込口部又はその近傍で使用し,

主分電盤の電源側で使用する機器である。

2.17

一次回路  (primary circuit)

商用電源に直接接続した回路。一次回路には,例えば,商用電源への接続手段,変圧器の一次巻線,モ

ータ及びその他の負荷装置が含まれる。

2.18

二次回路 (secondary circuit)

一次回路に直接接続せず,変圧器,コンバータ若しくは類似の絶縁装置,又は電池から供電される回路。

単巻変圧器は例外であり,一次回路に直接接続されるが,一次回路の途中から引き出されたタップは上

記でいう二次回路とみなす。

注記  このような回路では,商用電源の過渡電圧は,一次巻線によって減衰する。さらに,誘導性安

定器も商用電源の過渡電圧を減衰する。したがって,一次回路の後又は誘導性安定器の後に設

置された機器は,一段階下の耐インパルスカテゴリ,すなわち耐インパルスカテゴリ II を適用

できる。

3

一般要求事項

ソケットは,通常使用でそれらが確実に機能し,かつ,人及び周囲に危険を生じない設計及び構造でな

ければならない。

合否は,規定したすべての試験を行って判定する。

さらに,独立形ソケットの外郭は,JIS C 8105-1 の分類及び表示の要求事項を含む該当の要求事項に適

合しなければならない。

4

一般試験条件

4.1

この規格による試験は,形式試験である。

注記  この規格の要求事項及び認められる許容差は,その目的で提出される形式試験試料の試験に関

連する。


7

C 8324

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形式試験試料の適合性は,製造業者の全製品がこの安全規格に適合することを保証するもの

ではない。

形式試験に加え,製品のこの規格への適合性は,製造業者の責任である。定期検査及び品質

保証も製造業者の責任に含めてもよい。

詳細は JIS C 7709-0 を参照。

4.2

その他の規定がない場合,試験は,20  ℃±5  ℃の周囲温度,かつ,通常使用の最も不利な位置にソ

ケットを置いて行う。

4.3

その他に連続した試験が規定されていなければ,試験はこの規格の箇条の順で行う。

IP20 を超える IP 保護等級を備えようとするソケットは,17.1 の試験後に,11.1 及び 11.2 の試験を行う。

4.4

試験及び目視検査は,次の合計数を用いて行う。

−  直管蛍光ランプ用の蛍光灯ソケットでは,八対。

注記 1  同じソケットが一対の蛍光灯ソケットを構成している場合は,一対が必要となる 10.5 d)の

試験を除いて,

すべての試験を行うために,

一対の代わりに 1 個のソケットで十分である。

−  片口金蛍光灯用の蛍光灯ソケットは,8 個の試料及びスタータソケットでは 8 個の試料。

試験は,次の箇条の順で行う。

−  二対又は 2 個の試料:箇条 から箇条 16 まで  (9.2 及び 9.5 を除く。

注記 2  9.2 の試験は,関連規格で規定された幾つかの別の試料を用いて行う。

−  三対又は 3 個の試料:9.5 及び 17.1

−  二対又は 2 個の試料:17.2 から 17.5 まで(17.2 の試験に対して 1 個の試料,並びに 17.4 及び 17.5 

試験に対して片方の試料。

−  一対又は 1 個の試料:17.6 及び箇条 18

可動形及び固定形蛍光灯ソケット G5 又は G13(2.3 及び 2.4 を参照。

)の場合,試料は

図 に規定する二

対の取付け板に取り付ける。

一対の蛍光灯ソケットは,製造業者の取扱説明書に従い,この対のソケットに対する最小取付け間隔に

なるように取り付ける。その他の対は,最大取付け間隔に取り付ける。そろいの取付け板には,印を付け

る。

特別な場合には,上記に規定した数以上の試料で試験を行ってもよい。

製造業者は,これらの試料とともに取扱説明書(7.3 を参照。

)を提供しなければならない。

17.1

で規定する値と異なった最高動作温度をもつ取外し可能な防水パッキンによって,IP20 を超える IP

保護等級を備えようとするソケットについては,製造業者は,防水パッキンの追加試料をそれらの最高動

作温度の情報(これは製造業者の取扱説明書の一部である。

)とともに提供しなければならない。

注記 3  これは,ソケットの取付け表面上の取外し可能な防水パッキンには適用しない(17.1 を参照。)。

4.5

すべてのソケットが 4.4 に規定するすべての試験に合格する場合,この規格に適合するとみなす。

1 個の試料が一つの試験に不合格の場合,4.4 で必要とする数のその他の試料を用いて,その試験及びその

試験の結果に影響する可能性のある先行する試験を繰り返し,全試料がその再試験及びそれに続く試験に

適合しなければならない。それらの試験の一つで,2 個以上の不合格があれば,ソケットはこの規格に不

適合とみなす。

注記  一般的に,その試料が箇条 13 又は箇条 14 による試験で不合格でなければ,再試験は関連試験

を繰り返すだけでよい。箇条 13 又は箇条 14 による試験で不合格の場合は,先行の箇条 12 によ

る試験から繰り返す。


8

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一つ目の形式試験試料が不合格の場合に要求される二つ目の形式試験試料を,最初の試料と

ともに提出してもよい。

追加の形式試験試料が同時に提出されない場合,一つ目の試料の不合格をもって不適合とみ

なす。

5

定格

電気的定格は,次による。

− 125

V 以上 1 000 V 以下

− 0.5

A 以上

− 2G13 蛍光灯ソケットは,2 A 以上。

− G13,FaX6,R17d 及び RX17d 蛍光灯ソケットは,1 A 以上。

6

分類

蛍光灯ソケット及びスタータソケットの分類は,次による。

6.1

感電に対する保護による分類は,次による。

−  外郭のないソケット

−  外郭付ソケット

−  独立形ソケット

6.2

じんあい及び水気の侵入に対する保護の等級による分類は,次による。

保護等級(IP コード)によるじんあい及び水気の侵入に対する保護の等級は,JIS C 0920 による。

なお,保護等級の記号の表示は,7.4 による。ただし,独立形の外郭付ソケットに限る。

6.3

耐熱性による分類は,次による。

− 80 ℃以下の定格動作温度用のソケット

− 80 ℃を超える定格動作温度用のソケット

注記  動作温度の測定点は,蛍光灯ソケットがランプ口金に接触する範囲である。

6.4

さらに,スタータソケットは,異なったタイプのスタータに適合するか否かで分類する。

−  JIS C 7619 によるスタータに適合するスタータソケット

−  JIS C 7619 

附属書 だけによるスタータに適合するスタータソケット

7

表示

7.1

ソケットの表示は,次による。

a)

製造業者名(商標,製造業者の識別マーク,又は責任ある販売業者名でもよい。

b)

製造業者の形式番号

c)

定格電圧(V で表示)

,及び適用する場合は,定格パルス電圧(kV で表示)

注記  調光状態,すなわち軽負荷状態などで,表示した定格電圧を超えることを(沿面距離,空間

距離を増やすことによって)許容する場合,これらの動作条件下での最大許容差を製造業者

のカタログ又はこれに類するものに表示するのがよい(例,調光時の最大電圧:V)

d)

定格電流(A で表示)

e)

定格動作温度が 80  ℃を超える場合は,定格動作温度“T”は 10  ℃刻みで表示する。

f)

防滴型ソケットだけに対しては,じんあい及び水気の侵入に対する保護の程度(7.4 を参照。


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一般ソケットに対する“IP20”の表示は,要求しない。

g)

じんあい及び水気の侵入防止型ソケットでは,ソケットの製造業者は対象とするランプ又はスタータ

の呼び径を取扱説明書に表示しなければならない。

h)

インターロック付のものは,その記号。

b)

及び e)は,該当する内容を取扱説明書などに表示すれば,本体に表示しなくてもよい。

合否は,目視検査で判定する。

7.2

該当する場合,次の情報をソケット本体に表示するか,又は製造業者のカタログ,若しくはこれに

類するものに記載する。

−  17.1 b)で試験したソケットの背面温度  Tm

−  17.1 b)で試験したソケットのねじなし端子の測定した温度

−  9.3 に適合するために,ソケット端子に適する導体断面積

合否は,目視検査で判定する。

この規格に準ずるソケットでは,耐インパルスカテゴリ II の絶縁距離が適用される。この情報は,製造

業者のカタログ又はこれに類するものに記載しなければならない。

二重絶縁又は強化絶縁によって耐電圧試験に合格し,二重絶縁又は強化絶縁と同等の沿面及び空間距離

をもつ蛍光灯ソケット又はスタータソケットは,通常使用で手が触れる位置にソケットがある照明器具の

使用においても十分な保護レベルがある。このようなソケットは,クラス II 照明器具に使用するソケット

とする。この情報は製造業者のカタログ又はこれに類するものに記載しなければならない。

注記  二重絶縁又は強化絶縁の耐電圧試験の試験電圧と同様,沿面距離及び空間距離の値は JIS C 

8105-1

による。

手が触れるソケット表面と十分な沿面距離及び空間距離を確保するために,追加部材を用いてもよい。

場合によっては,照明器具にソケットを取り付けたときだけ,十分な沿面距離及び空間距離が得られるよ

うであってもよい。関連情報は,製造業者のカタログ又はこれに類するものに記載することが望ましい。

7.3

直管両口金形蛍光ランプ用の一対のソケットの正確な取付け及び動作を保証するために,製造業者

又は信頼できる販売業者による取扱説明書には,少なくとも次の事項を記載しなければならない。

−  取付方法。可動取付形ソケットにおいて,取付方法がランプ両端のうち可動取付となる側が一方のソ

ケットだけか,又は両端のソケットかを明記しなければならない。

−  取付け間隔及び許容差又は参照するスタンダードシート

−  一対で使用するときに組み合わせるソケットの形式番号

−  一対のソケットに対して,許容する角度誤差

−  ねじなし取付け用としてソケットを設計している場合,取付け板の厚さ

上記の情報は,製造業者又は信頼できる販売業者のカタログに記載してもよい。

合否は,目視検査で判定する。

7.4

記号を用いて表示する場合は,次による。

a)

電気定格

−  電圧:V

−  電流:A

−  電力:W

注記  別の方法として,電圧及び電流の定格に数字だけを用いてもよい。定格電流の数字は,定格

電圧の数字の前又は上に表示し,斜線又は直線によって定格電圧と分離して表示する。


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C 8324

:2010

したがって,電流及び電圧の表示は次のようになる。

2A250V,2/250 又は

250

2

b)

定格動作温度:T  T の次に  ℃で動作温度を示す。例えば,T200 とする。

c)

じんあい及び水の侵入に対する保護等級は,次のように表示する。

−  一般:IP20

−  水滴に対する保護(防滴)

:IPX1

− 15゜方向までの水滴に対する保護:IPX2

−  散水に対する保護(防雨)

:IPX3 又は“防雨型”

−  飛まつ(沫)に対する保護[防まつ(沫)

:IPX4

−  噴流に対する保護(防噴流)

:IPX5

−  浸水の影響に対する保護(防浸)

:IPX7

−  浸水の影響に対する保護(防浸)

“防浸型”

浸水の影響に対する保護(防浸)の等級には,IPX7 及び“防浸型”の二つの等級が存在する。こ

こでいう“防浸型”は,IPX7 の試験方法とは異なっており,

“防浸型”の試験方法は

附属書 JB によ

る。

“防浸型”ソケットを防浸形照明器具に使用する場合は,照明器具に組み込まれた状態で IPX7

の試験を行い,保護性能を確認する必要がある。

−  浸水に対する保護(耐水型)

:IPX8

− 1.0

mm より大きい固体の侵入に対する保護:IP4X

−  ちりに対する保護(防じん)

:IP5X

−  耐じん:IP6X

7.4

で IP 数字に使用している X は,記号表示で欠けている数字を示している。JIS C 0920 を参照して,

二けた(桁)の数字をソケットに表示する。

d)

導体の断面積

−  接続できる導体の断面積又は断面積範囲を mm

2

単位で表した値に,小さな□を付けて表す(例えば,

0.5

。導体が単線の場合は,導体の直径を mm 単位の数値 X で表し,φX としてもよい。

e)

インターロック構造

図 JA.2 の記号

合否は,目視検査で判定する。

7.5

表示は,適切な位置に施さなければならない。

7.1

の a)∼e)に示すソケット本体への表示は,通常の状態に取り付けたときに,必要があればカバーを外

したとき容易に見えなければならない。器具内用ソケットの f)の表示は,完成した照明器具の表示と誤解

されないように,通常の使用状態にソケットを取り付けたとき,見えないようにする。

合否は,目視検査で判定する。

7.6

表示は,耐久性があり容易に読めなければならない。

合否は,目視検査及び水を浸した布で 15 秒間軽くこすり,更に石油成分を浸した布で 15 秒間軽くこす

り,表示が消えないか試験する。

使用する石油成分は,沸点約 65  ℃,乾点約 69  ℃,密度約 0.68 g/cm

3

で,カウリ・ブタノール値 29,芳

香族成分容量分率 0.1 %以下のヘキサン溶液からなるものであることが望ましい。

試験後,その表示は,判読できなければならない。


11

C 8324

:2010

8

感電に対する保護

8.1

照明器具に組み込むか又は取り付けたソケットを,通常の使用状態に配線し,適合するランプ及び

/又はスタータを取り付けた状態で,その充電部に容易に手が触れない構造に設計しなければならない。

外郭付ソケットに対しては,合否は,

図 41 に示す標準試験指で判定する。この標準試験指は,10 N の

力で可能なすべての箇所に当てる。充電部との接触は,電気表示器で示す。電圧は,40 V 以上を推奨する。

外郭付ソケットは,上記の試験を行う前に通常使用状態,すなわち,適合する最も条件の厳しいサイズ

の導体を接続し,支持面又は類似物に取り付ける。

外郭のないソケットは,照明器具又はその他の追加外郭類に組み込んで,試験を行う。

8.2

ソケットは,通常の使用状態に取り付けた状態で,ランプ及びスタータを取り除いたとき,並びに

ランプ及びスタータの装着・交換時のいずれにおいても感電に対する保護をしなければならない。

ランプ(2 本以上のピンをもつ口金の場合)又はスタータの片側のピンだけをソケットに挿入し,この

ピンが充電部に接触するような構造は,避けなければならない。この要求事項は,G10q のソケットには適

用しない。

G5 及び G13 を側面から挿入する蛍光灯ソケットの場合,次のゲージの表面と蛍光灯ソケット表面とが

接触している状態で合否を判定する。

−  蛍光灯ソケット G5 に対して:JIS C 7709-3 のスタンダードシート番号 3-34-3 のゲージ B

−  蛍光灯ソケット G13 に対して:JIS C 7709-3 のスタンダードシート番号 3-40-3 のゲージ B

注記 1  側面から挿入するソケットとは,ランプ軸に垂直の方向に,ソケットの差込み溝に口金ピン

が入るソケットである(

図 C.1C.2 及び C.3 を参照。)。

回転部品をもつ蛍光灯ソケットは,その回転部品を通常のランプ挿入位置に置いて試験する。

通常のランプ挿入軸から 5゜以下の角度でランプを挿入した場合には,感電に対する保護をしなければ

ならない。この要求は,FaX6,R17d 及び RX17d の蛍光灯ソケットには適用しない。

注記 2  更なる情報は,図 C.4 を参照。

合否は,次で判定する。

−  スタータソケットは,

図 41 に示す標準試験指を用いて行う。

− G5 蛍光灯ソケットに対しては,IEC 60061-3 のスタンダードシート番号 7006-47A に示すゲージを,

JIS C 7709-3

のスタンダードシート番号 3-34-3 に示すゲージ B 及び

図 41 に示す標準試験指とともに

用いて行う。

標準試験指とゲージ B の金属部分との間の電気的な接触を防止するために,ゲージの口金表面は厚

さ 0.1 mm 以下の絶縁材料で覆う。

− G13 蛍光灯ソケットに対しては,JIS C 7709-3 のスタンダードシート番号 3-40-3 に示すゲージ B 及び

図 41 に示す標準試験指を用いて行う。

標準試験指とゲージ B の金属部分との間の電気的な接触を防止するために,ゲージの口金表面は厚

さ 0.1 mm 以下の絶縁材料で覆う。

− R17d 及び RX17d 蛍光灯ソケットは,先端が半径 5.2 mm の半球の円筒形のゲージを用いて行う。

−  ランプを軸方向に脱着する G13 受金のものは,ランプ装着状態で

図 41 に示す標準試験指を用いて行

う。

−  挟み込み形の蛍光灯ソケットは,ランプ装着状態で

図 41 に示す標準試験指を用いて行う。

−  E 形スタータソケットは,スタータを装着した状態で

図 41 に示す標準試験指を用いて行う。

−  その他のすべての蛍光灯ソケットは,

図 41 に示す標準試験指を用いて行う。


12

C 8324

:2010

8.3

感電に対する保護のための部品は,適切な機械的強度をもち,通常の使用では,緩んではならない。

また,それらの部品は,手で外せてはならない。

合否は,目視検査,手による試験,箇条 13 及び箇条 14 による試験で判定する。

8.4

取り付けた後に容易に手が触れるソケットの外側の部分は,絶縁材料製であるか,又は導電性の材

質の場合,ソケットの充電部から適切に絶縁しなければならない。

合否は,目視検査及びこの規格の関連する試験で判定する。

9

端子

9.1

ソケットは,次の接続方法の少なくとも一つをもたなければならない。

−  ねじ端子

−  ねじなし端子

−  平形差し込み端子,又は丸形差し込み端子

−  ワイヤ巻付け用端子

−  はんだ用端子

−  口出し線

合否は,目視検査で判定する。

9.2

端子は,次の条件を満たさなければならない。ただし,内部配線に関する要求事項は,独立形ソケ

ットの内部配線及び器具内用ソケットに対する照明器具内配線に限定する。

端子に対するすべての試験は,その他の試験に供していない試料を用いて行う。

−  ねじ端子は,JIS C 8105-1 

第 14 章(ねじ端子)に適合しなければならない。

−  ねじなし端子は,JIS C 8105-1 

第 15 章(ねじなし端子及び電子接続)に適合しなければならない。

ただし,蛍光灯ソケットの耐熱性を 17.1 b)で試験しなければならない場合は,17.1 b)によって記録し

たねじなし端子の温度を JIS C 8105-1 

第 15 章の試験に適用しなければならない。

−  平形差し込み端子又は丸形差し込み端子は,JIS C 8105-1 

第 15 章に適合しなければならない。

−  ワイヤ巻付け用端子は,IEC 60352-1 に適合しなければならない。

ワイヤ巻付けは,器具内配線用の単線だけに適用する。

−  はんだ用端子は,良好なはんだ付け性をもたなければならない。これに該当する要求事項は,JIS C 

60068-2-20

を参照する。

−  口出し線は,9.5 に適合しなければならない。

9.3

JIS C 8105-1

第 14 章及び第 15 章を適用する場合を除き,端子は,器具内用ソケットにおいては導

体断面積 0.5∼1.0 mm

2

,独立形ソケットにおいては導体断面積 1.0∼1.5 mm

2

の導体を接続できるものでな

ければならない。

照明器具又はその他の追加外郭類に組み込むように専用に設計した蛍光灯ソケットでは,この導体断面

積範囲以外のものは認められるが,その場合,製造業者は端子の設計が対象とする導体断面積を明記しな

ければならない。

注記  ばね式又はウェッジ式のねじなし端子(速結端子)をもつ蛍光灯ソケットは,最小 8 mm から

最大 11.5 mm の長さで被覆を取り除いた電線を接続できるように設計することを推奨する。

合否は,最小及び最大断面積の電線を取り付けて,9.2 の該当する試験で判定する。

9.4

すべての端子は,電線を簡単に挿入でき,更に接続できなければならない。また,カバーがある場

合は,そのカバーが電線を傷つけることなく取り付けることができなければならない。


13

C 8324

:2010

合否は,目視検査及び手による試験で判定する。

9.5

口出し線は,はんだ,溶接,圧着又は少なくともこれらと同等な方法でソケットに接続されていな

ければならない。

口出し線は,絶縁した導体で導体断面積は,0.75 mm

2

以上とする。ただし,器具内用ソケットの直接電

源側に接続しない口出し線は,0.5 mm

2

以上とする。

口出し線の端末の絶縁は,被覆を除いて導体をむき出しにしてもよい。

ソケットと口出し線との固定は,通常の使用状態で加えられる機械的な力に耐えなければならない。

合否は,目視検査及び 17.1 の試験の後に,同じ 3 個の試料を用いて次の試験で判定する。

各口出し線は,50 N の引張力を加えて試験する。引っ張るときは,衝撃を与えずに,最も不利な方向に

1 分間引っ張る。

口出し線は,試験中に固定部から離れてはならない。

試験後,ソケットはこの規格に定める何らかの損傷があってはならない。

9.6

ちょう(蝶)番付き蛍光灯ソケットは,配線を傷つけない構造でなければならない。

可とう導体以外の配線を意図したソケットでは,次の試験で合否を判定する。

ソケットは,適切な断面積の単線の銅電線を取り付け,意図した動作姿勢で取付け板に固定する。

この取付け板には,ソケットの端子の取入れ孔から 50 mm の位置に導体を固定する装置を設ける。導体

をぴんと張り,固定装置の取入れ孔の箇所に印を付ける。

固定する前に,導体の長さは,付けた印から 30 mm 長くなるようにする。

次にソケットを 45 回動作させる。動作の 1 周期は,可動範囲の一番端から他の端に行き,また,最初の

位置に戻るまでの動きとする。可動範囲に何も制限がないとき,可動範囲は 90゜とする。

試験後,ソケットは,次を満たさなければならない。

−  接触抵抗の測定値は,箇条 13 に適合しなければならない。

−  導体は,深い又は鋭い傷が生じてはならない。

10

構造

10.1

木材,綿,絹,紙及び類似の吸湿材料は,適切に含浸した場合を除き,絶縁体として認められない。

合否は,目視検査で判定する。

10.2

ソケットは,ランプ又はスタータが容易に着脱でき,かつ,振動又は温度変化で緩まないように設

計しなければならない。

ソケットを固定する装置は,ソケットの固定部が回転しないようになっていなければならない。

注記  固定形ソケットは,一対の可動形ソケットとして動作するように照明器具に取り付けてもよい。

合否は,市販のランプ又はスタータを使用して目視検査及び手による試験で判定する。

10.3

ソケットは,十分な接触力が得られるように設計しなければならない。

合否は,目視検査,及び 10.3.110.3.4 の該当する試験で判定する。

10.3.1

ソケットの口金とランプ又はスタータとの接触力の試験は,該当する場合は,次による。

a)

口金の各ピンの一側面に沿って主に接触する G5 及び G13 の蛍光灯ソケットに対して,接触力は,IEC 

60061-3

のスタンダードシートの最新版に規定するピンの寸法及びピンの距離をもつ,次のゲージで

測定する。

−  蛍光灯ソケット G5 に対して:IEC 60061-3 のスタンダードシート番号 7006-47B に記載のゲージ III

及び V


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C 8324

:2010

−  蛍光灯ソケット G13 に対して:IEC 60061-3 のスタンダードシート番号 7006-60B に記載のゲージ III

及び V

接触力は,次の範囲でなければならない。

−  ランプを支持しないもの:2∼30 N

−  蛍光灯ソケット G5 でランプを支持する構造のもの:2∼35 N

−  蛍光灯ソケット G13 でランプを支持する構造のもの:2∼45 N

最初にゲージ V によるピンの距離で,最大接触力を測定する。次に,ゲージ III によるピンの距離

で最小接触力を測定する。

b)

チューブ状の接触部をもつ G5 及び G13 蛍光灯ソケットの接触力は,IEC 60061-3 の 7006-69E の最新

版に規定する単ピンゲージ E で確認する。

蛍光灯ソケットの各々の接触部は,少なくとも 0.5N(検討中)の力でゲージを保持しなければなら

ない。

この試験は,10.5 d)に示す“通り”ゲージの試験の後に実行する。ただし,10.3.4B に示す保持力に

適合するものは,この項の試験は行わなくてもよい。

注記  ピン先端で接触させることは,新しく設計する蛍光灯ソケットには推奨しない。

c)

(対応国際規格の,G20 に関する記述を削除。

d)

ランプの挿入及び引抜きに対して回転動作を必要とする G5 及び G13 の蛍光灯ソケットに対して,必

要なトルクは,IEC 60061-3 に定める次のスタンダードシートの最新版に規定するピンの寸法及びピ

ン間距離をもち,かつ,単一の端をもつゲージ,又は JIS C 7709-1 に適合する口金で測定しなければ

ならない。

−  蛍光灯ソケット G5 に対して:IEC 60061-3 のスタンダードシート番号 7006-47B に記載のゲージ V,

並びに E 寸法及び D 寸法をそれぞれ 2.44 mm 及び 4.4 mm に変えた同じ寸法の第二ゲージ。

−  蛍光灯ソケット G13 に対して:IEC 60061-3 のスタンダードシート番号 7006-60B に記載のゲージ V,

並びに E 寸法及び D 寸法をそれぞれ 2.44 mm 及び 12.35 mm に変えた同じ寸法の第二ゲージ。

ランプの操作位置を示す位置に到達するまでゲージを挿入するために必要なトルクは,次の値以下

とする。

−  蛍光灯ソケット G5 に対しては,0.3 N・m

−  蛍光灯ソケット G13 に対しては,0.5 N・m

取付位置からゲージを外すために必要なトルクは,次の間でなければならない。

−  蛍光灯ソケット G5 に対しては,0.02 N・m と 0.3 N・m との間

−  蛍光灯ソケット G13 に対しては,0.1 N・m と 0.5 N・m との間

ゲージを完全に外す間,最大値以下とする。

e)

ランプの挿入及び取外しのための横方向の挿入の動作を必要とする G5,G13 及び 2G13 ソケットに対

して,必要な力は,IEC 60061-3 に定める次のスタンダードシートの最新版に規定するピンの寸法と

ピンの距離とをもち,かつ,単一の端をもつゲージ,又は JIS C 7709-1 に適合する口金で測定しなけ

ればならない。

−  蛍光灯ソケット G5 に対して:IEC 60061-3 のスタンダードシート番号 7006-47B に記載のゲージ IV

及び V,

並びに E 寸法及び D 寸法をそれぞれ 2.44 mm 及び 4.4 mm に変えた同じ寸法の第三ゲージ。

−  蛍光灯ソケット G13 に対して:IEC 60061-3 のスタンダードシート番号 7006-60B に記載のゲージ IV

及び V,並びに E 寸法及び D 寸法をそれぞれ 2.44 mm 及び 12.35 mm に変えた同じ寸法の第三ゲー


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C 8324

:2010

ジ。

ゲージを挿入して外すために必要な力は,50 N 以下とする。

通常取付位置からゲージを外すために必要な力は,10 N 以上でなければならない。

トルク及び力の試験中に,ゲージの前面をソケットの表面と平行に保っておくことに注意しなければな

らない。

前準備として,試験前に各試験部品の挿入及び引抜き,又は反時計方向の回転及び時計方向の回転を各

1 回実施する。

試験結果に影響する可能性のある場合には,ソケットが設計対象としている最小及び最大の断面積の電

線をソケットに付ける。

10.3.2

その他すべての蛍光灯ソケットについては,IEC 60061-3 に準拠したゲージ,又は JIS C 7709-1 

適合する口金を用いた試験に適合しなければならない。

10.3.3

蛍光灯ソケット R17d 及び RX17d に対しては,ランプの接触部内面,若しくはランプの接触部端部

のいずれか又は両方で,ランプと接触してよい。最小の口金ゲージで電気的接触を構成及び維持し,最大

の口金ゲージの挿入を妨げないように電気的接触部を設計しなければならない(10.5 を参照。

蛍光灯ソケットの接触部及び接続部の抵抗は,次によって測定したとき 0.2 Ω(1 極当たり)以下とする。

−  口出し線を付ける蛍光灯ソケットについては,2 本の口出し線間で,口出し線がソケットから出ると

ころから 75 mm の位置で,抵抗を測定する。

−  口出し線のないソケットは,ソケットの許容する最小の導体断面積の口出し線を付ける(ただし,0.75

mm

2

以上の銅線。

。2 本の口出し線間で,口出し線がソケットから出るところから 75 mm の位置で,

抵抗を測定する。

−  使用する口金は,JIS C 7709-1 の口金シートの寸法規定に適合しなければならない。また,0.01  Ω を

超えない抵抗値で接点を短絡しなければならない。

−  口金は,プランジャの位置にかかわらず,ソケットの中に完全に取り付ける。

−  抵抗測定は,ブリッジ法又はこれと同等以上の精度をもつ方法で実施する。

口金を最大ストロークまで押し込むために必要な力は,35 N 以上,90 N 以下でなければならない。

10.3.4

主にスタータの各ピンの 1 側面に沿って接触するスタータソケットに対して,接触力は,

図 11 

示すゲージ A で測定する。

接触力は,2 N と 25 N との間でなければならない。

注記  ピンの先端で導通するスタータソケットの接触力は,検討中である。

スタータを取り外すために回転運動が必要なスタータソケットに対して,必要なトルクを測定する。ト

ルクは,0.05 N・m と 0.3 N・m との間でなければならない。

合否は,

図 11 のゲージ A を用いて判定する。

10.3.4A  E

形スタータソケットは,

JIS C 7709-3

のゲージシート番号 3-20-3 に適合したゲージを用いて 0.6

N・m のトルクを 1 分間加える。

受金の取付部に,破損又はその他の異常が生じてはならない。

10.3.4B

附属書 の表の JIS C 7709-2 の欄にシート番号が記載してある蛍光灯ソケットの保持力は,次に

よらなければならない。

10.3.4C

の方法で試験したとき,ピン 1 本当たり

表 0.A に示す保持力をもたなければならない。


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C 8324

:2010

表 0.A−ピン 本当たりの保持力

定格電流

A

つき合わせ形のもの

N

挟み込み形のもの

又は差込み形のもの

N

0.5 以下

3 以上 10 以下 0.5 以上 5 以下

0.5 を超え 3 以下

5 以上 20 以下

1 以上 8 以下

3 を超えるもの

5 以上

1 以上

10.3.4C  JIS C 7709-1

に適合する口金を用いて,ランプの脱着と同じ操作を 10 回行った後,指定した状態

に保持したときの主要接触部における保持力を測定する。

−  つき合わせ形のものに対しては,接触部に加えている力を測定する。

−  挟み込み形又は差込み形のものにあっては,蛍光ランプをピンの方向に抜くために要する力を測定す

る。

−  ピン数が 2 又は 4 のものにあっては,2 ピン当たり又は 4 ピン当たりについて測定した値の各々1/2 又

は 1/4 とする。

10.4

蛍光灯ソケットは,ランプ装着時にランプの取付位置が手ごたえで分かるような構造でなければな

らない。

蛍光灯ソケットからランプを取り外す方法は,簡単で明確でなければならない。必要がある場合は,取

り外す方法を表示しなければならない。

合否は,目視検査及び手による試験で判定する。

10.5

ソケットの寸法は,存在する限り IEC 規格又は JIS に適合しなければならず,次による。

a)

蛍光灯ソケットの寸法は,IEC 60061-2 若しくは JIS C 7709-2 に定める次の番号のスタンダードシー

ト,又は

図 JA.1 に適合しなければならない。

− 2-40:一対に取り付けられた固定形蛍光灯ソケット G13

− 2-34:一対に取り付けられた固定形蛍光灯ソケット G5

− 2-31:蛍光灯ソケット FaX6

− 2-38:蛍光灯ソケット G10q

− 2-101:蛍光灯ソケット R17d

− 2-101A:蛍光灯ソケット RX17d

− 7005-68:蛍光灯ソケット GR8

− 7005-77:蛍光灯ソケット GR10q

− 2-45:蛍光灯ソケット G23

− 2-48:蛍光灯ソケット GRX10q

− 2-55:蛍光灯ソケット GX23

− 2-56:蛍光灯ソケット GX24q

− 2-53:蛍光灯ソケット GX10q

− 2-60:蛍光灯ソケット GY10q

− 7005-87:蛍光灯ソケット G32,GX32 及び GY32

− 7005-78:蛍光灯ソケット G24,GX24 及び GY24(

注記 を参照。)

− 2-64:蛍光灯ソケット 2G11

− 7005-33:蛍光灯ソケット 2G13


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C 8324

:2010

− 2-38B:蛍光灯ソケット GU10q

− 2-38A:蛍光灯ソケット GZ10q

注記 1  キー番号-3 及び-4 の蛍光ランプを装着する蛍光灯ソケット G24q 及び GX24q は,照明器具

又は機器製造業者にだけ販売することができる。このような,2 個のキー付きソケットは,

キー番号-3 及び-4 用の“止まり”ゲージ F(IEC 60061-3 のシート番号 7006-78F)を適用

する。

注記 2  JIS C 7618-1 の 2.3(口金の機械的要求事項),附属書 及び附属書 に,キーの必要性の

背景が記載してある。

b)

スタータソケットの寸法は,

図 10 に示すスタンダードシートに,E 形スタータソケットに対しては図

JA.1

及び JIS C 7709-2 のスタンダードシート番号 2-20 に適合しなければならない。

c)

JIS C 7619

附属書 にだけ対応するスタータ用のスタータソケットは,図 10a に示すスタンダード

シートに適合しなければならない。

d)

合否は,次によって判定する。

図 に示す取付けジグに取り付けた後,規定のゲージを用いて,取り付けた二対の適合するソケッ

トをもつ蛍光灯ソケット G5 及び G13 に対しては,次による。

・  蛍光灯ソケット G5 に対して:JIS C 7709-の 3-34-3“通り”ゲージ及び IEC 60061-3 の 7006-47B

の接触を試験するゲージ

・  蛍光灯ソケット G13 に対して:JIS C 7709-3 の 3-40-3“通り”ゲージ及び IEC 60061-3 の 7006-60B

の接触を試験するゲージ

−  取付けジグで試験できない設計の蛍光灯ソケット及び可動取付形蛍光灯ソケット

2.5 を参照。

は,

関連する照明器具及び JIS C 7617-2 に規定するランプの長さに対応した上記のゲージで試験する。

ソケットを試験するとき,

“通り”ゲージを挿入するために必要な力は,次の値以下とする。

−  ランプの軸方向の力:蛍光灯ソケット G5 は 15 N,G13 ソケットは 30 N。

−  ランプの軸と垂直方向の力:蛍光灯ソケット G5 及び G13 は,ともに検討中。

1)

1)

  ランプを回転しないで装着する蛍光灯ソケットには適用しない。これらのソケットに対して

は,10.3.1 にて,単一の端をもつゲージを用いた試験が済んでいる。

接触を試験するとき,ゲージを次の力で順にソケットの表面の各方向に押す。

−  蛍光灯ソケット G5 に対して:2 N

−  蛍光灯ソケット G13 に対して:5 N

取付けジグの中で試験するとき,この力は,ゲージの垂直位置で達成できる。

注記 3  2 本以上のランプを同時に使用することを意図する蛍光灯ソケットに対しては,ランプ数

に一致する追加の重なりを蛍光灯ソケットの表面に置く。

−  蛍光灯ソケット R17d に対しては,JIS C 7709-3 のスタンダードシート番号 3-101-1 及び 3-101-2 に

示すゲージによる。

−  蛍光灯ソケット RX17d に対しては,

JIS C 7709-3

のスタンダードシート番号 3-101A-1 及び 3-101A-2

に示すゲージによる。

−  蛍光灯ソケット 2G13 に対しては,IEC 60061-3 のスタンダードシート番号 7006-33A 及び 7006-33B

に示すゲージによる。

−  その他のすべてのソケットに対しては,IEC 60061-3 に示すゲージによる。

−  スタータソケットに対しては,

図 11∼図 13 に示すゲージによる。


18

C 8324

:2010

−  クラス II 照明器具用のスタータだけを挿入するスタータソケットに対しては,更に

図 10a に示す寸

法 V 及び W を測定する。

注記 3A  受金部の寸法は,計測器を使用して測定してもよい。

取付けジグで試験できない蛍光灯ソケット及び可動取付形蛍光灯ソケット(2.5 を参照。

)は,適合する

照明器具に組み込んだ後,試験する。

注記 3B  一対で使用する蛍光灯ソケットの取付け間隔は,IEC 60061-3 又は JIS C 7709-3 によるほ

か,次によってもよい。

−  蛍光灯ソケットの取付け間隔が最小のものに,適合ランプの長さが最大のものを適用する。

−  蛍光灯ソケットの取付け間隔が最大のものに,適合ランプの長さが最小のものを適用する。

−  試験に使用するランプの長さが最大及び最小のものが使用できない場合は,試験に用いるランプの

長さとの差分だけ取付け間隔を補正して,試験条件を同等としてもよい。

製造業者の取扱説明書には,ソケットの正確な取付けに必要な全情報を示さなければならない。

誤使用防止用のキー番号 3 及びキー番号 4 のキーを備えたランプの挿入が可能な(マルチキー)蛍光灯

ソケット G24q 及び GX24q については,キー番号 3 及びキー番号 4 のキーを備えたランプを点灯するのに

適した安定器(マルチランプ安定器)と一緒に使用する場合にだけ使用可能である旨の警告をソケット製

造業者の取扱説明書に記載しなければならない。

このことは,安全及び性能要求事項に適合するための本質的なものであり,すべてのランプキーに対し

て適用する。

10.6  JIS C 7709-1

の該当する口金データシートで定義してあるように,片口金蛍光ランプのピンのかしめ

部区域における接触の形成は,ランプピンの両側で,対向する位置で接触する状態に限り,許される。そ

して,少なくともソケット側の接触部の一部分は,ランプピンの非かしめ部側に常に接触していなければ

ならない。

ランプソケットの接触部は,それがランプピンのかしめ部を押し付けて,ランプの引抜きを妨げること

のないように設計しなければならない。

注記  製造の柔軟性のために,JIS C 7709-1 では口金接触部における非かしめ部区域の大部分は対称

形で定義している。しかしながら,実際にはランプピンのかしめは,最小ピン径を維持しなが

ら片面だけで行われている。

10.7

シェードホルダリング用バレルねじ山を用いて設計したソケット及びシェードホルダリングは,IEC 

60399

に適合しなければならない。

合否は,IEC 60399 に規定するゲージを用いて判定する。

11

じんあい及び水気の侵入に対する保護

11.1 IP

保護等級,

“防雨型”又は“防浸型”の表示があるソケットの場合,外郭は,組立後のソケットの

分類に従って,じんあい及び水気の侵入に対する保護等級を備えていなければならない。

合否は,JIS C 8105-1 のソケットの表示に対する該当の関連要求項目で判定する。ただし,

“防浸型”と

表示されたものは,

附属書 JB に適合しなければならない。

絶縁抵抗及び耐電圧は箇条 12 で判定する。

ソケットは,設計の対象としたランプ又はスタータの最小及び最大公称直径のものを装着し,通常使用

状態に取り付ける。

試験の前に,ソケットをランプ又はスタータへの通電によって加熱し,安定した動作温度にする。


19

C 8324

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11.2

ソケットは,耐湿性をもたなければならない。

合否は,次によって判定する。

耐湿試験は,相対湿度 91∼95 %に維持された恒湿槽の中で行う。恒湿槽内の試験品を置くことができる

すべての場所の温度の均一化を図り,20∼30  ℃の範囲で,任意の温度“t”の 1  ℃以内に維持する。

恒湿槽に入れる前に試験品を  [t∼  (t+4)]  ℃の温度にする。

試験品は恒湿槽に次に示す時間,保持する。

− IPX0 のソケット:2 日間(48 時間)

−  その他のソケット:7 日間(168 時間)

試験後,ソケットにこの規格の意図する範囲を超える損傷があってはならない。

12

絶縁抵抗及び耐電圧

12.1

ソケットの次の箇所の絶縁抵抗及び耐電圧は,適切でなければならない。

−  異極充電部間

−  充電部と取付けねじを含む外部金属部との間

合否は,ソケットが規定温度状態となっている恒湿槽又は恒温室にて,耐湿試験後,直ちに行う 12.2 

絶縁抵抗の測定及び 12.3 の耐電圧試験で判定する。

12.2

絶縁抵抗は,約 500 V の直流電圧を印加し,1 分後に測定する。各部の絶縁抵抗は,

表 に示す値以

上でなければならない。

表 1−絶縁抵抗の最小値

単位  MΩ

試験箇所

絶縁抵抗の最小値

異極充電部間

  2

a)

充電部と取付けねじを含む外部金属

部又は絶縁材料の外部部品を覆って
いる金属はくとの間

2

a)

  蛍光灯ソケットのランプ接触片間の絶縁抵抗は,0.5

MΩ 未満であってはならない。

クラス II 照明器具用に設計したソケットの合否は,照明器具にランプ及びスタータを完全に装着した状

態で,JIS C 8105-1

の第 10 章(絶縁抵抗及び耐電圧)に示す条件で判定する。

12.3

耐電圧試験は,絶縁抵抗測定後,直ちに行う。

試験電圧を絶縁抵抗の測定と同じ部分に印加する。

周波数 50 Hz 又は 60 Hz のほぼ正弦波の交流で,次に示す値を 1 分間印加する。

−  蛍光灯ソケットのランプ接触片間の試験電圧は 500 V

−  上記以外のすべての場合の試験電圧は, (2U+1 000) V(U は,定格電圧。

初めに規定の半分以下の電圧を印加し,その後速やかに規定の電圧に上昇させる。

試験中に,せん(閃)絡又は絶縁破壊が生じてはならない。

試験に使用する高圧変圧器は,出力電圧を適正な試験電圧に調整した後,出力端子を短絡したとき,出

力電流が少なくとも 200 mA になるように設計することが望ましい。

過電流継電器は,出力が 100 mA 未満のときに動作してはならない。

試験電圧の実効値は,±3 %の精度で測定するよう注意する。


20

C 8324

:2010

電圧降下を生じないグロー放電は無視する。

13

耐久性

ソケットは,広義の一般使用において,この規格で定めた範囲内で,いかなる電気的,機械的な損傷を

も受けないような構造でなければならない。絶縁部分は熱,振動などによる異常がなく,接続部分は緩ん

ではならない。

なお,スタータソケット E17 には,この要求事項は適用しない。

合否は,次の試験で判定する。

ピン間を短絡した市販の口金又はスタータを,それぞれのソケットに 1 分間に約 30 回の割合で 30 回着

脱する。そのソケットには,定格電圧にて,誘導性負荷による遅れ力率が約 0.6 の定格電流を流す。

試験の結果,ソケットは,この規格でいう損傷がなく,そして

図 6,図 14∼図 16,図 19,図 21∼図 29

図 39 及び図 40 に従った黄銅製試験用口金又は黄銅製試験用スタータを挿入して,6 V 以下の交流電圧で

定格電流を 1 時間流したとき,異常があってはならない。

これらの図では,試験のために,主要な数値だけを示す。これらの図で示さない数値は,該当の口金を

規定している IEC 60061-1 又は JIS C 7709-1 による。

注記  キーが誤使用防止だけを目的にしている場合は,試験口金にはキーがなくてもよい。

この試験期間が終了したとき,測定抵抗は,次に示す上限値(最大抵抗)R

max

以下でなければならない。

−  単ピン口金ソケット

R

max

=0.03 Ω

−  通電部にコイルスプリングをもつソケット

R

max

=0.2 Ω(1 極当たり)

−  その他のソケット

R

max

=(0.045+A×n) Ω

ここに,

A=0.01 Ω: n=2 の場合。

A=0.015 Ω: n>2 の場合。 

n: 口金又はスタータとソケットとの間の測定に

含まれる,分離した接触点の数

測定は,ソケットの定格電流及び次の方法で行う。

−  単ピン口金ソケット:口出し線付ソケットにおける抵抗値は,口出し線のソケットの出口から 75 mm

の点と試験用口金との間で測定する。

口出し線がないソケットは,上記測定の前にソケットが設計対象としている最小断面積の口出し線

を取り付ける必要がある。

−  その他のソケット及び通電部にコイルスプリングをもつソケット:口出し線付ソケットにおける抵抗

値は,ソケットの出口から 75 mm 出ている口出し線間で測定する。

口出し線がないソケットは,上記測定の前にソケットが設計対象としている最小断面積の口出し線

を 2 本取り付ける必要がある。

試験用口金又は試験用スタータは,測定のためにきれいに洗い磨いておく。

試験用口金又は試験用スタータは,ソケットに完全に装着する。

蛍光灯ソケット R17d 及び RX17d は,10.3.3 で既に試験済みのため測定しない。


21

C 8324

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13A  

インターロック接点の性能

インターロック接点の性能は,次による。

a)

インターロックをもつ蛍光灯ソケットの接点は,b)の方法で試験したとき,異常があってはならない。

また,接点部の温度上昇は,30 K 以下とする。

b)

ランプの口金を用いて,300 V,3 A,力率 0.6,開閉速度 30 回/分で,100 回開閉を行う。引き続いて,

3 A の電流を流して各部の温度がほぼ一定となった後,熱電対などで接点部の温度上昇を測定する。

14

機械的強度

14.1

ソケットは,十分な機械的強度がなければならない。

合否は,次の試験で判定する。

注記  照明器具及びその他の機器で使用する蛍光灯ソケットの機械的強度は,スプリング衝撃装置で

確認する場合もある。

JIS C 8105-1

では,衝撃試験のエネルギーは,構成材料及び照明器具の種類によって 0.2 N・

m から 0.7 N・m までの範囲と規定している。

14.2

照明器具又は追加外郭類への組込専用の蛍光灯ソケットの機械的強度は,JIS C 60068-2-75 の振り子

ハンマ試験装置を用いて,次の詳細(JIS C 60068-2-75 の 4.を参照。

図 5,図 5a 及び図 に従って判定

する。

a)

取付方法  試料は,JIS C 60068-2-75  附属書 の図 に示すアダプタに通常の使用状態で取り付ける。

金属板の厚さは製造業者の指定による。

もし,蛍光灯ソケットがその構造によって,JIS C 60068-2-75

附属書 の図 に示すアダプタに取

り付けることができなければ,その蛍光灯ソケットが特別に設計対象としてきた照明器具に合わせた

取付台に取り付けてもよい。

b)

落下高さ  打撃の要素は,次の高さから落とす。

−  蛍光灯ソケット G5 及び適切な保護を備えた照明器具内用蛍光灯ソケットに対して, (100±1) mm

−  適切な保護を備えていない照明器具内用蛍光灯ソケットに対して, (150±1.5) mm

c)

衝突回数  充電部を覆う絶縁材料及び絶縁材料のブッシングに特に注意しながら,その一番弱い箇所

へ 3 回衝突させる。

スタータソケットの凹部の中に当ててはならない。

d)

事前調整  電線の入り口は開けておく。ノックアウトも開けておく。また,カバー固定ねじ及びそれ

に類するねじは,箇条 15 に示すトルクの 2/3 のトルクで締め付けておく。

e)

初期測定  適用しない。

f)

姿勢及び衝突位置  c)による。

g)

動作状態及び機能の監視  試料は,衝突の間動作させてはならない。

h)

合否判定基準  試験後,試料には,この規格の意図する重大な損傷があってはならない。

1)

充電部に触れるようになってはならない。また,ソケットが支持物から離れてはならない。

仕上げの損傷については,箇条 16 に示す沿面距離及び空間距離を短くしないような小さなくぼみ

は無視する。また,感電保護,及びじんあい又は水の侵入に対する保護に悪影響を及ぼさない小さ

な欠けも無視する。

2)

肉眼で見えない割れ及び繊維強化樹脂成形品の表面の割れは,無視する。

蛍光灯ソケットのその他の部分の表面の孔及び割れは,その部分がなくとも蛍光灯ソケットがこ


22

C 8324

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の規格に適合していれば無視する。

i)

後処理  適用しない。

j)

最終測定  h)による。

注記 1  器具内用スタータソケットは,通常,照明器具内の保護された位置で使用するので試験は

行わない。

注記 2  照明器具及びその他の機器に使用するソケットの機械的強度は,JIS C 60068-2-75 に規定

するスプリングハンマ試験装置を用いて試験してもよい。JIS C 8105-1 では,衝撃試験の

エネルギーは,構成材料及び照明器具の種類によって 0.2∼0.7 N・m の範囲と規定している。

14.3

蛍光灯ソケットにゲージを装着し,その状態で軸方向に 50 N の力を 1 分間加える。さらに,ランプ

挿入時に回転を停止する機構を備えた蛍光灯ソケットの場合は,1 N・m のトルクを 1 分間加える。ソケッ

トは台に据え付けない状態で堅固に支える。

ゲージは,次の番号のスタンダードシートに適合しなければならない(JIS C 7709-3 及び IEC 60061-3

を参照。

−  蛍光灯ソケット G5 は,JIS C 7709-3 の 3-34-3 のゲージ A

−  蛍光灯ソケット G13 は,JIS C 7709-3 の 3-40-3 のゲージ A

−  蛍光灯ソケット 2G13 は,IEC 60061-3 の 7006-33A

−  その他の蛍光灯ソケットに対しては,検討中である。

これらの試験後,蛍光灯ソケットに損傷があってはならない。

14.3A  

ランプ軸方向に着脱操作を行う蛍光灯ソケット G13,R17d 及び RX17d は,製造業者の指定する使

用状態に取り付け,適合する口金を正しく装着して,100 N の押込み力をランプの軸方向に 1 分間加える。

試験後,蛍光灯ソケットに損傷があってはならない。

14.4

図 11 に示すゲージ A 又は JIS C 7709-3 のスタンダードシート番号 3-20-3 に示すゲージをスタータ

ソケットに装着し,その状態で軸方向に 20 N の押付け力を 1 分間加える。ソケットは台に据え付けない状

態で堅固に支える。

試験後,スタータソケットに損傷があってはならない。

15

ねじ,導電部及び接続

15.1

破損によってソケットに危険を生じさせるおそれのあるねじ及び機械的接続部は,通常の使用状態

で生じる機械的応力に耐えなければならない。

合否は,目視検査及び次の試験で判定する。

ソケットに接続するときに操作するねじは,締め付けたり,緩めたりする操作を,次によって実施する。

−  金属製めねじに対して操作するねじは 5 回

−  絶縁材料製めねじに対して操作するねじは 10 回

適切な試験用ドライバを用いて

表 に示すトルクを加える。1 の欄は,締め付けたとき孔からねじが突

き出ない,頭のないねじに適用する。2 の欄は,その他のねじに適用する。

絶縁材料製めねじに対して操作するねじは,毎回完全に取り外して再締め付けを行う。

この試験によって,ねじ接触部に試験後の使用を妨げる損傷が生じてはならない。

 
 


23

C 8324

:2010

表 2−ねじのトルク試験

トルク

N・m

ねじの公称直径

mm

1 2

              2.8 以下 0.2

0.4

2.8 を超え   3.0 以下 0.25  0.5 
3.0 を超え   3.2 以下 0.30  0.6 
3.2 を超え   3.6 以下 0.40  0.8 
3.6 を超え   4.1 以下 0.70  1.2 
4.1 を超え   4.7 以下 0.80  1.8 
4.7 を超え   5.3 以下 0.80  2.0 
5.3 を超え   6.0 以下

− 2.5

6.0 を超え   8.0 以下

− 8.0

8.0 を超え 10.0 以下

− 17.0

10.0 を超え 12.0 以下

− 29.0

12.0 を超え 14.0 以下

− 48.0

14.0 を超え 16.0 以下

− 114.0

注記  ソケットに接続するときに操作するねじには,例えば,接続するときに緩めなければならない

カバー固定ねじなどを含む。電線管ねじ込み接続部及びソケットを固定するねじは含まない。

試験用ドライバの先端の形状は,試験するねじの溝に適合するものでなければならない。ねじは,急激

に締め付けてはならない。

ナットも,同様の方法で試験する。

15.2

スペーススレッドねじ(ねじ頭とねじ山との間に円筒部をもつねじ)は,通電部を直接互いに接触

させて締め付けて適切なロック手段を設ける場合を除いて,通電部の接続に使用してはならない。

タッピンねじは,亜鉛又はアルミニウムのように軟らかくクリープを起こしやすい材料でなければ,通

電部の内部接続に使用してもよい。

スペーススレッドねじは,通常の使用状態では接続を妨げるような使用状態がなく,かつ,各接続部に

2 本以上のねじを使用すれば,接地の連続性をもたせるために使用してもよい。

合否は,目視検査で判定する。

15.3 

絶縁材料のねじ溝に対して操作するねじの場合は,ねじ山の長さがねじの公称直径の 1/3 に 3 mm を

加えた値以上とする。ただし,8 mm を超える必要はない。ねじを正確にねじ溝へ挿入することを確実に

しなければならない。

合否は,目視検査,測定,及び手による試験で判定する。

注記  ねじの正確な挿入に関する上記要求事項について,傾いた状態でのねじ込みを防止している場

合とは,例えば,固定した部品でねじを案内したり,ねじ溝に凹部を設けたり,ねじ山のない

案内部をもつねじを使うなどがある。

15.4

電気接続部は,絶縁材料に起こり得るいかなる収縮も相殺できる十分な弾性をもつ金属部品がある

場合を除いて,陶磁器又は同等以上の特性をもつその他の材料以外の絶縁材料を通して接触力が伝わらな

いように,設計しなければならない。

ねじは,亜鉛又はアルミニウムのように軟らかい金属製又はクリープを起こしやすい金属製であっては

ならない。

接触力を伝えるねじ及びソケットに接続するときに操作する公称直径 2.8 mm 未満のねじは,金属ナッ


24

C 8324

:2010

ト又は金属インサート部にねじ込まなければならない。

合否は,目視検査で判定する。

この規定は,ランプ及びスタータ並びにそれらのソケットのような,分離できる部品間で適切なばね作

用を必要とする接触部には適用しない。

15.5

ねじ及びリベットで機械的にだけでなく電気的にも接続する場合,緩み防止のため,これらをロッ

クしなければならない。

合否は,目視検査及び手による試験で判定する。

注記  ばね座金によって,満足すべきロックが得られる。リベットは,非円形の軸又は適切なきざみ

目があれば満足すべきロックが得られる。

熱で軟化するシール用コンパウンドは,通常の使用中にねじりを受けないねじ接続部に限り,

十分なロックが得られる。

15.6

通電部は,銅,50 %以上の銅を含む合金,又はこれらと同等以上の特性をもつ材料でなければなら

ない。

この要求事項は,実質的に電流が流れない端子ねじのようなねじには適用しない。

合否は,目視検査及び必要がある場合,化学分析で判定する。

通電部は,箇条 18 の試験によって,通電性,機械的強度及び通常の使用状態における耐食性が銅と同等

であることを確認する。

注記  腐食及び機械的特性については,特に注意を払うことが望ましい。

16

沿面距離及び空間距離

沿面距離及び空間距離は,

表 及び表 に示す値以上でなければならない。

注記 1  表 に示す電圧は,定格電圧であり,始動電圧ではない。


25

C 8324

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表 3−正弦波交流  (50 Hz/60 Hz)  電圧に対する最小距離−耐インパルスカテゴリ II(過電圧カテゴリ II

単位  mm

定格電圧

V

項目

50 150 250 500

異極充電部間

充電部と,カバーをソケットに固定するねじ,若し

くはソケット

a)

を支持物に固定するねじ,又は装置を含

めた外部金属部との間,並びに充電部とソケットに永

久的に固定した絶縁材料の部品の外面との間。

−  沿面距離

絶縁材料  PTI

b)

≧600

          PTI

b)

<600

−  空間距離

 
 
 
 
 

0.6 
1.2 
0.2

 
 
 
 
 

1.2 
1.6 
1.2

 
 
 
 
 

1.5 
2.5 
1.5

 
 
 
 
 



3

充電部と取付け面との間,又は取付けが不十分な金

属カバーがあり,最も不利な状態で に適合しないお
それがある場合は,充電部とカバーとの間。

−  空間距離

 
 

0.6

 
 

1.2

 
 

1.5

 
 

3

注記 1  この表に規定する距離は,JIS C 60664-1 の耐インパルスカテゴリ II(ただし,JIS C 60664-1 では過

電圧カテゴリと呼んでいる。

)を適用する。また,汚損度 2(通常は非導電性の汚れが生じるだけだ

が,ときには結露による一時的な導通が予測される場合。

)を適用する。その他の耐インパルスカテ

ゴリ,及びより高い汚損度に関する情報は,JIS C 8105-1 及び JIS C 60664-1 を参照。

注記 2  特定のソケットの標準定格に関する情報は,箇条 に記載している。 
注記 3  表に記載した電圧の間の定格電圧に対する沿面距離及び空間距離は,直線補間法によって求めてもよ

い。25 V 未満の定格電圧に対しては,12.3 の耐電圧試験にて十分と考えられるため規定していない。

注記 4  この項で示す沿面距離及び空間距離は,絶対的な最小値であることに注意する。 

a)

  蛍光灯ソケットの接触片と受口面(基準面)との距離は,関連する IEC 60061-2 又は JIS C 7709-2 によ

る。スタータソケットに対する距離は,

図 10 及び図 10a,又は JIS C 7709-2 による。

b)

 PTI(保証トラッキング指数)は,JIS C 2134 による。

−  電圧を加えない部分又は接地を意図しない部分の沿面距離の場合,トラッキングが発生しないとき

は,

(実際の PTI の値に関係なく)PTI 600 以上の材料に対する値をすべての材料に適用する。

−  動作電圧を印加する時間が 60 秒未満の部分の沿面距離は,PTI600 以上の材料に対する値をすべて

の材料に適用する。

−  ほこり又は湿気による汚損が生じにくい部分の沿面距離は,

(実際の PTI の値に関係なく)PTI600

以上の材料に対する値をすべての材料に適用する。

表 4−非正弦波パルス電圧に対する最小距離

定格パルスピーク電圧    kV 2 2.5 3  4  5 6  8

最小空間距離            mm 1  1.5  2  3  4 5.5  8

正弦波電圧と非正弦波パルス電圧との両方が印加される部分の最小距離は,いずれかの表に示す最も大
きい値以上でなければならない。

沿面距離は,最小空間距離以上でなければならない。

クラス II 照明器具用に設計したソケットは,照明器具にランプ及びスタータを挿入し,JIS C 8105-1 

第 11 章(絶縁距離)の条件に従って,上記要求事項について合否を判定する。

蛍光灯ソケットのランプ接触片間の沿面距離又は空間距離は,次の値以上でなければならない。

−  蛍光灯ソケット G10q        :1.5 mm

−  その他の蛍光灯ソケット    :2 mm


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C 8324

:2010

合否は,9.3 に規定した最大断面積の外部導体を端子に接続したソケット,及び接続しないソケットにつ

いて測定し,判定する。

完全に密封した部分,又はコンパウンドを充てんした部分の距離には,この要求事項は適用しない。

幅 1 mm 未満の溝は,どのような溝でもその幅を沿面距離とする。

注記 2  沿面距離とは,空気中の絶縁材料の表面に沿って測定した距離である。

17

耐熱,耐火性及び耐トラッキング性

17.1

ソケットは,十分な耐熱性をもたなければならない。

直管蛍光灯ソケット,蛍光灯ソケット 2G13 及び G10q,並びにスタータソケットの合否は,次の試験 a) 

又は b)のうち製造業者が選んだ方法で判定する。

製造業者による指定がない場合は,a)で試験しなければならない。

片口金蛍光灯ソケット(蛍光灯ソケット 2G13 及び G10q を除く。

)の合否は,c)  の試験で判定する。

a)

試料は, (100±5)  ℃にした恒温槽で試験する。ただし,T マーク付きソケットの場合は,温度は [(T

+20)±5]  ℃とする。試験期間は,168 時間(7 日間)とする。

防水パッキンの最高動作温度が上記の温度と異なる場合で,ソケットが IP20 を超える IP 保護等級

を意図している場合は,別の防水パッキンのセット(4.4 を参照。

)を,製造業者の取付け指示による

温度に設定した恒温槽で同時に試験しなければならない。

試験後,ソケットの防水パッキンを別に試験したものと取り替える。

b) G13

蛍光灯ソケットは,

図 の寸法の鋼製試験用口金 A[管径 25 mm ランプ(JIS C 7617-2 を参照。)

用を意図した蛍光灯ソケットに用いる。

,又は試験用口金 B[管径 38 mm ランプ(JIS C 7617-2 を参

照。

)用を意図した蛍光灯ソケットに用いる。

]のいずれかの上に置く。

注記 1  図 の中の円筒は,保護円筒をもつ蛍光灯ソケットの試験を意図したものである。保護円

筒をもたない蛍光灯ソケットの試験の場合は,取り外す。

蛍光灯ソケット G5 は,

図 9 a の寸法の鋼製試験用口金の上に置く。

試験用口金台は,内部熱源及びピン間の試験用口金表面の実際の温度を確認するための熱電対を備

えている。

2 番目の熱電対は,蛍光灯ソケット背面の,口金ピンの最も熱い部分の真上となる箇所に置く。こ

の熱電対は,銅製円板(直径 5 mm,厚さ 1 mm でつや消し黒仕上げ)に,円板表面と同じ高さになる

よう沈み込ませて取り付ける。この円板に 100 g のおもりを取り付ける。おもりは,銅製円板とは熱

的に絶縁するよう,注意しなければならない。

注記 2  蛍光灯ソケットの前面と試験用口金とが密着するように注意することが望ましい。

蛍光灯ソケットに組み込まれた回転部品で,受口面とランプ口金との間にすき間を設ける突起をも

つものは,製造業者の指示に従って

図 の試験用口金に別の取付装置を用いて固定して試験する(7.3

を参照。

試験中,口金と回転部品の突起とは密着していなければならない。

ねじなし端子付きの蛍光灯ソケットに対し,熱電対は,ねじなし端子の各々のクランプ部に取り付

ける。完成したアセンブリは,内部のいかなる 2 か所の温度の違いも無視できるような均一温度の恒

温槽内部におく。

恒温槽は,次の特徴をもつ。

−  材質:10 mm(公称厚さ)の合板


27

C 8324

:2010

−  内部仕上げ:つや消し黒塗装

−  内寸:500 mm×500 mm×500 mm で各寸法は±10 mm の許容差があり,中に手が入るように一

方の壁が取り外せる。

注記 3  恒温槽は,隣接する表面からの加熱及び冷却の影響を受けないように注意し,空気の移動

も避けることが望ましい。

次に,試験用口金内の熱源を,試験用口金のピン間の表面上で,蛍光灯ソケットの T マークの値よ

りも 25    K だけ高くなるように調節する。

熱平衡に達した後に,蛍光灯ソケット背面の温度 Tm を読み取り,記録する。Tm は,蛍光灯ソケッ

ト背面を試験するときの基準温度となる。ただし,製造業者が取扱説明書で,より高い温度を設定し

ている場合は,その温度を基準温度とする。

ねじなし端子の最高温度も記録する。この温度は,JIS C 8105-1 

第 15 章によるねじなし端子の試

験に適用する。ただし,ねじなし端子の測定温度が 100  ℃未満の場合は,ねじなし端子は (100±5)  ℃

で試験する。

試験期間は,168 時間(7 日間)とする。

試験 a)又は b)の間に,試料は,試験後の使用に差し支えるような変化,特に次に示すものがあってはな

らない。

−  感電に対する保護の低下

−  じんあい及び水気の侵入に対する保護の低下

−  電気的接続の緩み

ソケットの取付け面の取り外しできる防水パッキンは,

この試験を適用せず,

照明器具内で試験を行う。

c)

片口金蛍光灯ソケット(蛍光灯ソケット 2G13 及び G10q を除く。

)の合否は,試験に供する 3 個の蛍

光灯ソケットの一つに対してその都度行う次の試験で判定する。

関連する

図 30,図 31,図 32,図 33,図 34,図 35,図 36,図 37 若しくは図 38,又はこれらが使用

できない場合は IEC 60061-1 若しくは JIS C 7709-1 の関連する口金シートに従った公称寸法の試験用

口金を用い,それらを 2 個の蛍光灯ソケットに挿入し,残りの 1 個はそのまま残しておく。

注記 4  キーが誤使用防止だけを目的にしているのであれば,試験用口金にはキーがなくてもよい。

これら 3 個の蛍光灯ソケットは,次の温度で 168 時間恒温槽に入れておく。

(最高口金温度+20)±5]℃

器具一体形ソケットに対しては,この温度は,JIS C 8105-1 の 12.4.2(合否)に規定する動作条件に

従って測定した値に (20±5)  ℃を加えた値とする。

注記 5  最高口金温度に関する情報は,JIS C 7618-1 の附属書 を参照。

試験用口金の質量が蛍光灯ソケットに負担を与えることを避けるため,試験用口金を恒温槽に入れ

るときは,蛍光灯ソケットを垂直に上にした姿勢とする。試験の全期間を通じて,これらの蛍光灯ソ

ケットの一つに,基準面に対して 0.3 N・m の曲げモーメントを加える。

この条件は,蛍光灯ソケット 2G11,2GX13,GU10q 及び GZ10q には適用しない。

注記 6  蛍光灯ソケットから独立した,ランプ固定のための追加手段がある場合は,曲げモーメン

トの試験を適用しない。

曲げモーメントをかける箇所は,試験用口金の軸とする。

曲げモーメントは,保持装置(保持スプリング又は留め金)を介して,この面の方向に作用しなけ

ればならない。

+5 
  0


28

C 8324

:2010

試験中,蛍光灯ソケットは,試験後の使用に差し支えるような変化があってはならない。

試験後,蛍光灯ソケットを恒温槽から取り出し,試験用口金を取り除いて冷却する。

蛍光灯ソケットは,次の要求事項に適合しなければならない。

−  加熱期間中に空のままで置いた蛍光灯ソケットは,IEC 60061-3 の関連するすべての蛍光灯ソケ

ットゲージに適合しなければならない。

−  試験期間中に試験用口金を取り付けた蛍光灯ソケットは,対応する最小引抜き力を満足しなけれ

ばならない。

17.2

感電保護のための外郭,及び絶縁材料製の外部部品,並びに充電部を所定の位置に保持する絶縁材

料の部品は,

図 に示す装置によってボールプレッシャ試験を行う。

この規格の箇条 1717.1 を除く。

)で要求するいずれの試験も,器具一体形ソケットには適用しない。

これは,JIS C 8105-1 

第 13 章で類似の試験を要求しているためである。ただし,これらの試験の動作条

件は,ソケット特有の条件及びこの箇条 17 で規定している条件を考慮している。

試験する部品の表面を水平に置き,直径 5 mm の鋼製ボールを 20 N の力でこの表面に押し付ける。試験

は,動作温度(6.3 を参照。

)に (25±5)  ℃を加えた温度の恒温槽の中で行う。ただし,充電部を保持する

部品を試験する場合は,最低温度は 125  ℃とする。

試験負荷及び支持装置は,試験前に安定した試験温度に達するよう,十分な時間,恒温槽の中に入れて

おく。

試験する部品は,試験負荷をかける前に 1 時間,恒温槽の中に入れておく。

試験する表面が曲がるときは,ボールを押し付ける部分を支持しなければならない。この目的のため,

完全な試料で試験できない場合は,適切な部分を切り取ってもよい。

試料の厚さは,2.5 mm 以上とするが,試料にその厚さがない場合は,二つ以上重ねて使う。

17.1 b)

に従って試験した T マーク付きの蛍光灯ソケットに対しては,蛍光灯ソケットの前面の試験では

恒温槽の温度は [(T+25)  ±5]  ℃とし,蛍光灯ソケット背面の試験では  (Tm±5)  ℃とするが,充電部品を

所定の位置に保持する部品の試験では,最低温度は 125  ℃とする。

1 時間後,ボールを試料から外し,10 秒以内に試料を冷水に浸してほぼ室温まで下げる。ボールを押し

付けた跡の直径を測定し,直径が 2 mm 以下とする。

この試験は,セラミック材料には適用しない。

注記  表面が曲面の場合で,跡がだ円形のときは,短径を測定する。疑わしい場合は,押し付けた跡

の深さ を測定し,次の式で直径φを算出する。

)

5

(

2

p

p

=

φ

17.3

感電保護のための絶縁材料製の外側部品,及び充電部を所定の位置に保持する絶縁材料部品は,耐

炎性及び耐着火性をもたなければならない。

セラミック以外の材料に対する合否は 17.4 又は 17.5 で判定する。

17.4

感電保護のための絶縁材料の外側部品は,JIS C 60695-2-11 に従い,次に示すグローワイヤ試験を行

う。

−  試料は,完成品のソケットとする。試験のために部品を取り外してもよいが,試験条件が通常の使用

条件から大きくかけ離れたものにならないように注意しなければならない。

−  試料をキャリッジに載せ,1 N の力でグローワイヤチップに押し付け,できれば上端から 15 mm 以上

のところで,試験表面の中央に押し込む。グローワイヤが試料に食い込むのは,機械的に 7 mm に制


29

C 8324

:2010

限する。

試料が小さすぎて上記の試験ができない場合は,同じ材料を使った別の試料で,30 mm×30 mm 及

び試料の最小厚さに等しい厚さのもので試験を行う。

−  グローワイヤチップの温度は,650  ℃とする。

30 秒後に試料をグローワイヤチップから引き離す。

グローワイヤの温度及び加熱電流は,試験開始前の 1 分間一定でなければならない。

この期間中に,試料が放熱の影響を受けないように注意しなければならない。

グローワイヤチップの温度は,JIS C 60695-2-11 で規定に従って,校正された被覆細線熱電対を用いて

測定する。

−  試料の炎又は赤熱は,グローワイヤを離してから 30 秒以内に消え,燃焼滴下物が試料から (200±5)

mm 下に水平に広げた JIS P 0001 の 6228 に規定する包装用ティシュを発火させてはならない。

17.5

充電部を所定の位置に保持する絶縁材料製部品は,JIS C 60695-11-5 に従い,次に示すニードルフレ

ーム試験を行う。

−  試料は,完成品のソケットとする。試験のために部品を取り外してもよいが,試験条件が通常の使用

条件から大きくかけ離れたものにならないよう注意しなければならない。

−  試験炎は,試料表面の中央に当てる。

−  当てる時間は,10 秒とする。

−  試験炎から試料に燃え移って燃え続けている炎は,試験炎を離してから 30 秒以内に消え,燃焼滴下物

が試料から (200±5) mm 下に水平に広げた包装用ティシュを発火させてはならない。

17.6

普通形以外のソケットでは,充電部を所定の位置に保持する絶縁部品は,適切な耐トラッキング性

をもたなければならない。

セラミック以外の材料は,JIS C 2134 に従い,次に示す保証トラッキング試験で合否を判定する。

−  試料が最低 15 mm×15 mm の平らな表面をもたない場合,

試験中に液体が試料から流れ落ちない限り,

これ以下の寸法の表面で試験してもよい。ただし,液体を表面上に留めるための人工的な方法を講じ

てはならない。疑わしい場合は,要求される寸法の,同じプロセスで製造した同じ材料の別の小片で

試験してもよい。

−  試料の厚さが 3 mm 未満のときは,2 個又は必要に応じてそれ以上の試料を重ねて 3 mm 以上の厚さに

してもよい。

−  試験は,試料上の 3 か所又は 3 個の試料で実施する。

−  電極は白金とし,JIS C 2134 の 7.3(測定溶液)に規定する溶液 A を用いる。

−  試料は,PTI 175 の試験電圧で,50 滴の滴下に対して故障なく耐えなければならない。

−  試料表面上の電極間の導路に最低 2 秒間 0.5 A 以上の電流が流れて過電流リレーを動作させるか,又

は過電流リレーが動作せずに試料が燃えた場合は,故障が発生したものとみなす。

−  浸食の決定に関する JIS C 2134 の箇条 9(浸食の測定)は,適用しない。

18

過度の残留ストレス(自然割れ)及びさびに対する抵抗力

18.1

銅又は銅合金のロール材の接触片及びその他の部分の故障によってソケットが不安全となるおそれ

がある場合は,それらは過度の残留応力によって損傷してはならない。

なお,E 形スタータソケットには,この要求事項は適用しない。

合否は,次の試験で判定する。


30

C 8324

:2010

試料の表面の汚れを注意して取り除く。ワニスはアセトンで取り除き,グリース及び指紋はアルコール

又はその類のもので取り除く。

試料は,底部を pH10 の塩化アンモニウム溶液で満たした試験槽の中に,24 時間放置する(試験槽,試

験用溶液及び試験手順の詳細は,

附属書 を参照。)。

この処理の後,この試料を流水で洗い,24 時間経過した後,光学的に 8 倍に拡大して調べたとき,ひび

割れがあってはならない。

絶縁環の固定部近傍の,金属製蛍光灯ソケット外郭部の極めて狭い範囲に発生するかもしれないひび割

れは考慮しない。

注記  試験の結果に影響を与えないように,試料は注意深く取り扱うことが望ましい。

18.2

鉄の部分は,ソケットに危険を生じさせるようなさびの発生のないように適切に保護されていなけ

ればならない。

合否は,次の試験で判定する。

適切な温度の薬品に 10 分間浸して,すべてのグリースを試験する部分から取り除く。  温度 (20±5)  ℃

の塩化アンモニウムの 10 %水溶液中に,試験する部分を 10 分間浸す。水滴をふるい落とし,乾燥させず

に温度 (20±5)  ℃の飽和水蒸気の箱内に,10 分間放置する。

試料を (100±5)  ℃の恒温槽内で 10 分間乾燥した後,表面にはいかなるさびの形跡があってもならない。

小さならせん状のスプリング,それに類するもの,及び磨耗にさらされる鋼の部分では,グリースの層

はさびに対する十分な保護があるとみなす。

そのような部分は,試験をする必要はない。


31

C 8324

:2010

図面は,ジグの主要な寸法を図解することだけを目的とする。

目的:組み合わせた一対のソケットに対し,規定した“通りゲージ”及び接触を試験するゲージを満足してい

ることを試験する。

試験:一対の蛍光灯ソケットを付けた取付け板を取付けジグの中に挿入して停止板に向かって押し付け,締付

けあごを使用して固定する。この姿勢でゲージを当てる。

注*

ある特定の蛍光灯ソケット,例えば,2 灯用蛍光灯ソケットに対しては,二つに分かれた締付けあごを使
用してもよい。

単位  mm

記号

寸法

許容差

a) 

±0.05

65

±0.1

60.2

+0.1

0.0

5

±0.1

40

±0.1

a)

  蛍光灯ソケット G5 の試験では,Z=65.9 mm  (4 W 蛍光ランプの寸法 最大から得ら

れる。JIS C 7617-2 を参照。

蛍光灯ソケット G13 の試験では,Z=367.4 mm  (15 W 蛍光ランプの寸法 最大から

得られる。JIS C 7617-2 を参照。

図 1−蛍光灯ソケット試験用取付けジグ


32

C 8324

:2010

図面は,取付け板の主要な寸法を図解することだけを目的とする。 
垂直取付け面を必要とする蛍光灯ソケットに対しては,鋼アングルを取付け板に追加しなければならない。

蛍光灯ソケットの高さで,ソケットの軸方向に 50 N の力を加えるとき,ソケットは元の位置から 0.2 mm を 
超えてずれてはならない。

注*

この側には,標識を付ける。

単位  mm

記号

寸法

許容差

70

±0.1

60

±0.1

2

±0.5

 S 

a)

 1.0

±0.05

a)

  蛍光灯ソケットがこの規定値と異なる厚さの取付け板用に設計されたものであれば,蛍光灯

ソケットの取付けに必要な面積だけ,この規定値を試験ソケットの仕様の値に変更する。

図 2−取付け板


33

C 8324

:2010

図示した試験用取付け器具は,1 灯用蛍光灯ソケットに対するもので,2 灯用の蛍光灯ソケットに対し
ては,改造が必要である。

目的:蛍光灯ソケットを可動形とみなすか固定形とみなすか,疑義がある場合に判定する。 
試験:取付け板上に取り付けたソケットを支持台上に配置し,蛍光灯ソケットに試験用口金を挿入する。

その後,試験用口金***を蛍光灯ソケットと取付け板との間にすき間なく固定する方向に,取付

け板を移動する。その位置で,取付け板を締付けあごを使用して固定する。プランジャストロー
ク*に達するまで,プランジャを通して試験用口金に力を加える。力は,蛍光灯ソケット G5 に対
しては 15 N,蛍光灯ソケット G13 に対しては 30 N 以下とする。この手順を 10 回繰り返す。

この試験後,試験用口金と取付けフレームとの間,又は試験用口金と蛍光灯ソケットとの間に,すき間
が存在してはならない。蛍光灯ソケットが適合していれば可動形ソケットとみなし,そうでなければ固
定形ソケットとみなす。

組み合わせた一対の蛍光灯ソケットが 2 個の可動形ソケットで構成される場合,それぞれのソケットは
必要とする接点移動の半分を提供しなければならない。 
注*

プランジャストロークは,必要な最小軸方向接点移動に等しい。この移動距離は,次による。

−  横入れ形の一対の蛍光灯ソケットに対しては,3 mm+取付け許容差** 
−  軸方向挿入形の一対の蛍光灯ソケットに対しては,3 mm+最大口金ピン長さ  (=7.62 mm)  +

取付け許容差**

**  製造業者の取扱説明書による(7.3 を参照。)。 
***   図 に関連する試験用口金を示す。

図 3−蛍光灯ソケットの可動性試験用取付け装置


34

C 8324

:2010

注*

ゲージのこの部分及び口金ピンは,硬化鋼でなければならない。 

単位  mm

寸法

記号

G5 G13

許容差

a)

 

15.5 25.6

±0.1

4.75 12.7

±0.05

2.37

±0.02

7.1

±0.05

H

 a)

 

35.0

±0.1

r 

a)

 

0.5

+0.3

0.0

a)

  これらの試験用口金は,箇条 14 で使用する試験用口金とは材料が異

なり,寸法 A及び が追加されている。

図 4−蛍光灯ソケット G5 及び G13 試験用口金


35

C 8324

:2010

単位  mm

注記  基本規格が存在するが,参考のため,この規格に図を記載する。図に関して疑義がある場合

は,JIS C 60068-2-75 を参照。

図 5−衝撃試験装置

単位  mm

図 5a−取付け支持台


36

C 8324

:2010

単位  mm

記号

寸法

許容差

A 18.5

±0.01

B 12.8

±0.05

D 13.0

±0.05

E 2.37

±0.02

F 6.4

±0.05

J 0.5

±0.1

Q 1.7

±0.05

S 7.2

±0.05

C 25.0

±0.2

図 6−箇条 13 における,蛍光灯ソケット 2GX13 に対する試験用口金

注記  基本規格が存在するが,参考のため,この規格に図を記載する。図に関して疑義がある場合は,

JIS C 60068-2-75

を参照。

図 7−ボールプレッシャ装置


37

C 8324

:2010

単位  mm

図 8−衝撃試験用蛍光灯ソケット固定用ブラケット


38

C 8324

:2010

単位  mm

試験用口金には,内部熱源を備えていなければならない。例えば,試験用口金の前側に均等に熱を 
供給するカートリッジヒータなどがある。 

a)

  試験用口金と試験用口金台とは,分割できなくてもよい。

b)

  試験用口金台の推奨値である。これを採用することによって,試験装置の統一が図れる。

試験用口金

記号

A B

許容差

25.8 36.5

0.0

−0.1

b

 c)

 26

38

0.0

−0.1

38

 d)

 50

±0.1

12.7

±0.05

2.5

±0.05

7.1

0.0

−0.1

8.71

+0.1

0.0

c)

  記号 は公称ランプ直径を表す。ランプ管に対する口金に生じる偏心は,考慮していない。

d)

  互換性があるリングによって,その他の直径(例えば,直径 40 mm 及び 50 mm)を使用で

きる。

図 9マーク付き蛍光灯ソケット G13 の耐熱試験用の試験用口金及び試験装置(17.1 を参照。)


39

C 8324

:2010

単位  mm

試験用口金には,内部熱源を備えていなければならない。例えば,試験用口金の前側に均等に熱を 
供給するカートリッジヒータなど。 

a)

  試験用口金と試験用口金台とは,分割できなくてもよい。

b)

  試験用口金台の推奨値である。これを採用することによって,試験装置の統一が図れる。

記号

試験用口金

許容差

15.57

0.0

−0.1

b

 c)

 16.0

0.0

−0.1

4.75

±0.05

2.5

±0.05

7.1

0.0

−0.1

8.71

+0.1

0.0

c)

  記号 は公称ランプ直径を表す。ランプ管に対する口金に生じる偏心は,考慮していな

い。

図 9aマーク付き蛍光灯ソケット G5 の耐熱試験用の試験用口金及び試験装置(17.1 を参照。)


40

C 8324

:2010

図面は,検査しなければならない寸法を指示することだけを目的とする。

単位  mm

記号

最小値

最大値

12.5 12.9

B 21.7  − 

5.4

E

1

 

8.7 9.2

E

2

 

16.2 16.7

− 28.0

− 1.5

T

1

 a)

 

− 1.5

T

2

 b)

 

2.5

T

3

 

2.3

U

1

 a)

 

− 17.0

U

2

 b)

 

18.0

β 

45°

a)

  接点の休止位置。

b)

  接点は,完全に押し込まれている。

図 10−スタータソケットの寸法


41

C 8324

:2010

図面は,検査しなければならない寸法を指示することだけを目的とする。

単位  mm

記号

最小値

最大値

12.5 12.9

B 21.7  − 

5.4

E

1

 

8.7 9.2

E

2

 

16.2 16.7

− 28.0

− 1.5

T

1

 a)

 

− 1.5

T

2

 b)

 

2.5

T

3

 

2.3

U

1

 a)

 

− 17.0

U

2

 b)

 

18.0

2.2 2.5

3.6 4.1

β 

45°

a)

  接点の休止位置。

b)

  接点は,完全に押し込まれている。

図 10aJIS C 7619  附属書 のスタータだけを受け入れることを目的とするソケットの寸法


42

C 8324

:2010

図面は,ゲージの主要な寸法を図解することだけを目的とする。

目的:

“最大”スタータのはめあいについて,スタータソケットを検査することだけを目的とする。また,
ゲージ A は,ねじり試験に対しても使用する。

試験:ゲージ A 及び B は順番に,それぞれ通常動作位置に到達するまでスタータソケットに滑らかに入

らなければならない。

単位  mm

寸法

記号

ゲージ A

ゲージ B

許容差

12.9 12.5

±0.05

21.5 21.5

+0.01

 0.0

5.0 5.0

+0.01

 0.0

3.2 3.2

+0.01

 0.0

38 28 ±0.2

1.7 1.7

0.0

−0.01

2.2 2.2

+0.01

 0.0

2.7 2.7

0.0

−0.01

2.5 2.5

0.0

−0.01

図 11−スタータの“通り”プラグゲージ


43

C 8324

:2010

図面は,ゲージの主要な寸法を図解することだけを目的とする。 
目的:

“最小”スタータのスタータソケットにおける保持及び接触を検査することを目的とする。接触力は,

とりわけスタータピン間隔で決定される。

接触力が,実際にはスタータピン間隔とは無関係なスタータソケットでは,

図 13 に示す特殊プラグ

ゲージを使用する。

試験:ゲージをスタータの通常位置に挿入したとき,表示ランプが点灯すれば,スタータソケットが適正で

あるとみなす。この位置では,スタータソケットは,ゲージを保持しなければならない。この試験は,
図 11 に示すゲージで検査した後に行う。

注記  ゲージの質量:約 75 g

単位  mm

単位  mm

記号

寸法

許容差

記号

寸法

許容差

12.7

±0.05

4.3

+0.01

0.0

20.0

±0.1

1.9

0.0

−0.01

4.5

0.0

−0.01

3.0

±0.01

2.6

0.0

−0.01

4.0

+0.1

0.0

38.0

±0.2

図 12−接触及び保持を試験するための,スタータソケット用のプラグゲージ


44

C 8324

:2010

図面は,ゲージの主要な寸法を図解することだけを目的とする。 
目的:接触力が,実際にはスタータピン間隔とは無関係なスタータソケット内の接触を,確認することを

目的とする。

試験:ゲージを両接点中に順番に挿入するとき,表示ランプは,ゲージのあらゆる可能な位置でちらつき

なしに光らなければならない。試験は,

図 11 に示すゲージによる検査の後に行う。

単位  mm

記号

寸法

許容差

4.7

0.0

−0.01

2.8

0.0

−0.01

4.3

+0.01

0.0

1.9

0.0

−0.01

図 13−スタータソケット用の接触試験用特殊プラグゲージ

単位  mm

単位  mm

記号

寸法

許容差

記号

寸法

許容差

4.75

±0.05

12.7

±0.05

2.37

±0.02

2.37

±0.02

7.1

±0.05

7.1

±0.05

図 14−蛍光灯ソケット G5 に対する

箇条 13 の試験用口金

図 15−蛍光灯ソケット G13 に対する

箇条 13 の試験用口金


45

C 8324

:2010

単位  mm

寸法

記号

2G13-41 2G13-56 2G13-92  2G13-152

許容差

A 41

56

92 152  ±0.1

D 12.7

±0.05

E 2.37  ±0.02 
F 7.1

±0.05

図 16−蛍光灯ソケット 2G13 に対する箇条 13 の試験用口金

図 17−(対応国際規格の,G20 に関する図を削除。)

図 18−(対応国際規格の,Fa6 に関する図を削除。)

単位  mm

記号

寸法

許容差

6.35

±0.05

7.92

±0.05

2.37

±0.02

7.1

±0.05

図 19−蛍光灯ソケット G10qGU10q 及び GZ10q に対する箇条 13 の試験用口金

図 20−(対応国際規格の,Fa8 に関する図を削除。)


46

C 8324

:2010

単位  mm

記号

寸法

許容差

12.7

±0.05

4.85

±0.02

2.9

±0.02

4.1

±0.05

2.05

±0.05

図 21−箇条 13 の試験用スタータ

単位  mm

記号

寸法

許容差

1.41

±0.05

8.7

±0.05

16.49

±0.05

2.6

±0.05

5.3

±0.05

7.08

±0.05

8.0

±0.1

r

1

 0.85

±0.05

r

2

 0.89

±0.05

r

3

最大 0.9

図 22−蛍光灯ソケット R17d に対する箇条 13 の試験用口金


47

C 8324

:2010

単位  mm

記号

寸法

許容差

22.0

±0.05

11.0

±0.05

2.37

±0.02

6.4

±0.05

0.5

±0.1

図 23−蛍光灯ソケット 2G11 に対する箇条 13 の試験用口金


48

C 8324

:2010

単位  mm

記号

寸法

許容差

23.0

±0.05

2.37

±0.02

6.4

±0.05

0.5

±0.1

図 24−蛍光灯ソケット G23 及び GX23 に対する箇条 13 の試験用口金


49

C 8324

:2010

単位  mm

記号

寸法

許容差

8.0

±0.05

2.37

±0.02

7.1

±0.05

図 25−蛍光灯ソケット GR8 に対する箇条 13 の試験用口金

単位  mm

記号

寸法

許容差

8.0

±0.05

D

1

 6.35

±0.05

2.37

±0.02

7.1

±0.05

図 26−蛍光灯ソケット GR10q に対する箇条 13 の試験用口金


50

C 8324

:2010

単位  mm

記号

寸法

許容差

2.37

±0.02

7.10

±0.05

6.35

±0.05

7.92

±0.05

図 27−蛍光灯ソケット GX10q 及び GY10q に対する箇条 13 の試験用口金


51

C 8324

:2010

単位  mm

記号

寸法

許容差

D

1

 23.0 ±0.05

D

2

 8.0 ±0.05

2.37

±0.02

6.4

±0.05

0.5

±0.1

a)

  これらのピンは,G24d-1,G24d-2 及び G24d-3 ソケットの試験の場合には外さなければな

らない。

b)

  これらのピンは,GY24d-1,GY24d-2 及び GY24d-3 ソケットの試験の場合には外さなけれ

ばならない。

図 28−蛍光灯ソケット G24GX24 及び GY24 に対する箇条 13 の試験用口金


52

C 8324

:2010

単位  mm

記号

寸法

許容差

D

1

 31.0 ±0.05

D

2

 8.0

±0.05

2.37

±0.02

6.4

±0.05

0.5

±0.1

a)

  これらのピンは,G32d-1,G32d-2,G32d-3,G32d-4 及び G32d-5 ソケットの試験の場合には

外さなければならない。

b)

  これらのピンは,GY32d-1,GY32d-2,GY32d-3,GY32d-4 及び GY32d-5 ソケットの試験の

場合には外さなければならない。

図 29−蛍光灯ソケット G32 及び GY32 に対する箇条 13 の試験用口金


53

C 8324

:2010

単位  mm

単位  mm

記号

寸法

許容差

記号

寸法

許容差

32.5

±0.02

21.0

±0.02

18.1

±0.02

B/2

23.0

±0.01

9.0

±0.05

2.67

±0.02

4.5

±0.02

6.8

±0.02

18

±0.2

K

1

a)

 16.3  ±0.02

0.5

±0.05

K

2

b)

 15.75  ±0.02

r

2

 0.8

±0.05

L

1

a)

 13.9  ±0.02

r

3

 0.5

±0.05

L

2

b)

 13.35 ±0.02

r

4

 E/2 −

+0.02

β

1

 35°

±1°

23.0

−0.05

β

2

 30°

±1°

N

1

 0.5  −

N

2

 21.0  −

a)

  距離 N

1

のところで測定。

b)

  距離 N

2

のところで測定。

図 30−蛍光灯ソケット G23 に対する 17.1 の試験用口金


54

C 8324

:2010

単位  mm

単位  mm

記号

寸法

許容差

記号

寸法

許容差

15.5

±0.02

22.0

±0.02

20.4

±0.02

20.3

±0.02

31.0

±0.2

3.5

±0.02

8.0

±0.01

9.9

±0.02

2.54

±0.02

P

1

 7.0

±0.02

7.77

±0.01

9.0

±0.02

1.27

±0.02

22.0

±0.1

3.3

±0.02

0.8

±0.05

19.3

±0.02

r

1

 E/2 −

16.2

±0.01

r

2

 0.3

±0.2

図 31−蛍光灯ソケット GR8 に対する 17.1 の試験用口金


55

C 8324

:2010

単位  mm

単位  mm

記号

寸法

許容差

記号

寸法

許容差

15.5

±0.02

22.0

±0.02

20.4

±0.02

20.3

±0.02

31.0

±0.2

3.5

±0.02

8.0

±0.01

9.9

±0.02

D

1

 6.35

±0.01

P

1

 7.0

±0.02

2.54

±0.02

9.0

±0.02

7.77

±0.01

22.0

±0.1

1.27

±0.02

0.8

±0.05

3.3

±0.02

r

1

 E/2 −

19.3

±0.02

r

2

 0.3

±0.2

10.0

±0.01

図 32−蛍光灯ソケット GR10q に対する 17.1 の試験用口金


56

C 8324

:2010

単位  mm

単位  mm

記号

寸法

許容差

記号

寸法

許容差

36.2

±0.02

42.2

±0.02

18.0

±0.02

21.2

±0.02

6.1

±0.02

R

1

 B/2 −

10.2

±0.02

R

2

 1.0

±0.05

2.54

±0.02

R

3

 0.5

±0.05

7.62

±0.02

R

4

 2.0

±0.05

1.27

±0.02

6.35

±0.01

3.3

±0.02

7.92

±0.01

15.0

±0.2

r

5

 E/2 −

6.4

±0.05

β

1

 45°

±1°

8.15

±0.02

β

2

 15°

±1°

0.5

±0.05

β

3

 45°

±1°

図 33−蛍光灯ソケット GX10q に対する 17.1 の試験用口金


57

C 8324

:2010

単位  mm

単位  mm

記号

寸法

許容差

記号

寸法

許容差

47.5

±0.02

54.2

±0.02

24.8

±0.02

R

1

 B/2 −

7.1

±0.02

R

2

 2.0

±0.05

2.54

±0.02

R

3

 1.0

±0.05

7.62

±0.02

R

4

 2.0

±0.05

1.27

±0.02

6.55

±0.01

3.3

±0.02

7.92

±0.01

17.0

±0.2

r

5

 E/2 −

10.05

±0.02

β 

45°

±1°

図 34−蛍光灯ソケット GY10q に対する 17.1 の試験用口金


58

C 8324

:2010

単位  mm

単位  mm

記号

寸法

許容差

記号

寸法

許容差

22.0

±0.01

B/2

A

1

 43.9

±0.02

3.9

±0.02

23.6

±0.02

7.0

±0.02

11.0

±0.01

12.9

±0.2

2.54

±0.02

r

2

 

0.2

±0.05

6.8

±0.02

r

3

 

E/2

6.5

±0.02

β 

45°

±1°

1.5

±0.02

図 35−蛍光灯ソケット 2G11 に対する 17.1 の試験用口金


59

C 8324

:2010

単位  mm

単位  mm

記号

寸法

許容差

記号

寸法

許容差

32.5

±0.02

21.0

±0.02

18.1

±0.02

B/2

23.0

±0.01

9.0

±0.05

2.54

±0.02

3.3

±0.02

6.8

±0.02

18

±0.2

K

1

a)

 16.3 ±0.02

0.5

±0.05

K

2

b)

 15.75 ±0.02

r

2

 0.8

±0.05

L

1

a)

 13.9 ±0.02

r

3

 0.5

±0.05

L

2

b)

 13.35 ±0.02

r

4

 E/2 −

+0.02

β

1

 35°

±1°

23.0

−0.05

β

2

 30°

±1°

N

1

 0.5 −

N

2

 21.0  −

a)

  距離 N

1

のところで測定。

b)

  距離 N

2

のところで測定。

図 36−蛍光灯ソケット GX23 に対する 17.1 の試験用口金


60

C 8324

:2010

蛍光灯ソケット G24q-1 の試験に用いる試験用口金だけを示す。 

a)

  これらのピンは,GY24d-1,GY24d-2 及び GY24d-3 ソケットの試験の場合には

外さなければならない。

b)

  これらのピンは,G24d-1,G24d-2,G24d-3,GX24d-1,GX24d-2 及び GX24d-3

ソケットの試験の場合には外さなければならない。

図 37−蛍光灯ソケット G24GX24 及び GY24 に対する 17.1 の試験用口金


61

C 8324

:2010

単位  mm

記号

寸法

許容差

28.5

±0.02

A

1

 31.0

±0.02

35.0

c)

±0.02

D

1

 23.0

±0.01

D

2

 8.0  ±0.01

2.54

±0.02

6.8

±0.02

K

1

h)

 16.3

±0.02

K

2

i)

 15.75

f)

±0.02

L

1

h)

 13.9

±0.02

L

2

i)

 13.35

g)

±0.02

M  

23.0

d)

+0.02

−0.05

N

1

 0.5

N

2

 21.0

e)

21.0

±0.02

1.2

±0.02

8.4

±0.05

R

1

 

9.0

±0.05

9.0

±0.05

4.5

±0.02

33.0

±0.02

X

2

 

6.6

±0.01

X

3

 

12.4

±0.01

X

4

 

6.2

±0.01

5.7

±0.2

Y

1

 

18

±0.2

0.5

±0.05

r

2

 

0.8

±0.05

r

3

 

0.5

±0.05

r

6

 

E/2

β

1

 

35°

±1°

β

2

 

30°

±1°

c)

  蛍光灯ソケット GX24d 及び GX24q に対する試験用口金は,この寸法を 61 mm にする。

d)

  蛍光灯ソケット G24q 及び GX24q に対する試験用口金は,この寸法を 16 mm にする。

e)

  蛍光灯ソケット G24q 及び GX24q に対する試験用口金は,この寸法を 14 mm にする。

f)

  蛍光灯ソケット G24q 及び GX24q に対する試験用口金は,この寸法を 15.95 mm にする。

g)

  蛍光灯ソケット G24q 及び GX24q に対する試験用口金は,この寸法を 13.55 mm にする。

h)

  距離 N

1

のところで測定。

i)

  距離 N

2

のところで測定。

図 37−蛍光灯ソケット G24GX24 及び GY24 に対する 17.1 の試験用口金(続き)


62

C 8324

:2010

蛍光灯ソケット G32q-4 の試験に用いる試験用口金だけ示す。 

a)

  これらのピンは,蛍光灯ソケット GY32d-1,GY32d-2,GY32d-3,GY32d-4 及び GY32d-5 の

試験の場合には外さなければならない。

b)

  これらのピンは,蛍光灯ソケット G32d-1,G32d-2,G32d-3,G32d-4,G32d-5,GX32d-1,

GX32d-2,GX32d-3,GX32d-4 及び GX32d-5 の試験の場合には外さなければならない。

図 38−蛍光灯ソケット G32GX32 及び GY32 に対する 17.1 の試験用口金


63

C 8324

:2010

単位  mm

記号

寸法

許容差

38

±0.02

B 23.6

±0.02

D

1

 

31.0

±0.01

D

2

 8.0

±0.01

E 2.54

±0.02

6.8

±0.02

K

1

a)

 

21.95

±0.02

K

2

b)

 21.2 ±0.02

L

1

a)

 16.35

±0.02

L

2

b)

 15.6 ±0.02

M 26.5

+0.02 
−0.05

M

1

 

8.0

+0.02 
−0.05

N

1

 0.5 −

N

2

 24.5 −

26.7

±0.02

1.2

±0.02

B/2

9.0

±0.05

4.5

±0.02

21.2

±0.01

X

2

 

3.6

±0.01

X

3

 

11.1

±0.01

X

4

 

3.9

±0.01

X

5

 

18.6

±0.01

X

6

 

11.4

±0.01

18

±0.2

0.5

±0.05

r

2

 

0.8

±0.05

r

3

 

0.5

±0.05

r

6

 

E/2

β

1

 

35°

±1°

β

2

 

30°

±1°

a)

  距離 N

1

のところで測定。

b)

  距離 N

2

のところで測定。

図 38−蛍光灯ソケット G32GX32 及び GY32 に対する 17.1 の試験用口金(続き)


64

C 8324

:2010

        図面は,ゲージの主要な寸法を図解することだけを目的とする。 

単位  mm

記号

寸法

許容差

59.5

±0.02

A

1

 

53.7

±0.02

7.5

±0.01

D

1

 

32.5

±0.01

2.37

±0.01

6.4

±0.02

14.5

±0.02

0.4

±0.02

10.2

±0.02

65.0

±0.02

1.0

±0.02

2.35

±0.02

α

1

 

  9°

±10′

α

2

 

  8°

±10′

β 

30°

±1°

図 39−蛍光灯ソケット 2G8 に対する箇条 13 の試験用口金


65

C 8324

:2010

            図面は,ゲージの主要な寸法を図解することだけを目的とする。 

単位  mm

記号

寸法

許容差

4.85

±0.02

B 2.05

±0.02

53.0

±0.01

E 3.0

±0.05

F 4.1

±0.02

9.4

±0.05

L

1

 

42.25

±0.02

L

2

 

40.6

±0.02

β

1

 

41°

±1°

β

2

 

25°

±1°

図 40−蛍光灯ソケット GX53 に対する箇条 13 の試験用口金


66

C 8324

:2010

単位  mm

材料:その他の規定がない場合は,金属とする。 
直線寸法は,すべて mm で表す。

記入なき許容差(又は公差)は,次による。

角度:    分 
直線寸法:25 mm 以下の場合:

mm

          25 mm を超える場合:±0.2 mm

二つの関節部分は,同一平面で同一方向に角度 90 (+10,0)  度まで動かすことが 
できなければならない。

図 41−標準試験指(JIS C 0920 による。)

  0 
−10

  0 
−0.05


67

C 8324

:2010

附属書 A

規定)

この規格に含める蛍光灯ソケットのリスト

この規格は,次の表の受金を用いた独立形及び器具内用蛍光灯ソケットを含む[1.1(適用範囲)の第二

段落を参照。

。ただし,このリストは,すべてではない。

注記  表中の JIS の欄にシート番号を記載していない受金に対応する蛍光ランプは,一般に我が国で

は使用していない。したがって,これらの受金を用いたソケットは,使用しないことが望まし

い。これらのソケットを使用した照明器具を製造する場合,保守用の蛍光ランプの供給を配慮

しなければならない。

蛍光灯受金のシート番号

蛍光灯受金

IEC 60061-2

参照

JIS C 7709-2 

G5 7005-51

2-34

2G8 7005-141

2-123

GR8 7005-68

G10q 7005-56

2-38

GR10q 7005-77

GRZ10d 7005-131

GRZ10t 7005-132

GU10q 7005-123

2-38B

GX10q 7005-84

2-53

GY10q 7005-85

2-60

GZ10q 7005-124

2-38A

2G11 7005-82

2-64

G13 7005-50

2-40

2G13 7005-33

2GX13 7005-125

G23 7005-69

2-45

GX23 7005-86

2-55

G24 7005-78

G24d 7005-78

2-46

G24q 7005-78

GX24d 7005-78

GX24q 7005-78

2-56

GY24d 7005-78

GX24 7005-78

GY24 7005-78

G32 7005-87

G32d 7005-87

G32q 7005-87

GX32 7005-87

GX32d 7005-87

GX32q 7005-87


68

C 8324

:2010

蛍光灯受金のシート番号

蛍光灯受金

IEC 60061-2

参照

JIS C 7709-2 

GY32 7005-87

GY32d 7005-87

GX53 7005-142

2-122

FaX6

− 2-31

R17d 7005-57

2-101

RX17d

− 2-101A


69

C 8324

:2010

附属書 B

規定)

自然割れ/腐食試験

B.1

試験槽

試験には,閉じることができるガラス容器を使用しなければならない。例えば,デシケータ容器,又は

研磨した縁及びふた付きの簡単なガラストラフであってよい。容器の体積は,10 リットル以上でなければ

ならない。試験空間の試験溶液の体積に対する比率を一定に維持しなければならない (20:1∼10:1)。

B.2

試験溶液

注記 1  環境保護の観点から,試験機関の判断によって,試験溶液,容積及び容器の体積に関する要

求事項を変更してもよい。

その場合,試験容器は,試料の体積より 500∼1 000 倍の体積とし,試験溶液体積は,容器

体積と試験溶液体積との比率が 20:1∼10:1 となるようにするのが望ましい。

注記 2  疑義が生じた場合は,B.1 を適用する

溶液 1 リットルの作成:

約 0.75 リットルの蒸留水又は完全に鉱物質を取り除いた水の中に塩化アンモニウム(NH

4

CI,試薬級)

107g を溶解し,22  ℃で pH 値が 10 に達するのに必要とする量の 30 %水酸化ナトリウム溶液[NaOH(試

薬級)

,及び蒸留水又は完全に鉱物質を取り除いた水から作成]を加える。その他の温度では,この溶液を

表 B.1 に定める pH 値に調整する。

表 B.1−試験溶液調整値

温度

試験溶液

pH

22±1 10.0±0.1 
25±1 9.9±0.1 
27±1 9.8±0.1 
30±1 9.7±0.1

pH 値を調整後,蒸留水又は完全に鉱物質を取り除いた水で 1 リットルまで,調整する。

この場合,pH 値を変化させてはならない。

いかなる場合でも,pH 調整中の温度は±1  ℃に保持し,pH 値を±0.02 に調節可能な計器を用いて,pH

測定を行う。

試験溶液は,長い期間にわたって使用できるが,蒸気雰囲気中のアンモニア濃度を決める pH 値は,少

なくとも 3 週間ごとに確認し,必要がある場合,調整しなければならない。

B.3

試験手続

アンモニア蒸気が,妨害なく効果を挙げるように試験槽中に試験品を入れる。試験品は,つるすことが

望ましい。

試験品は,試験溶剤に浸してはならない。また,相互に接触してはならない。


70

C 8324

:2010

支持物又はつり下げ装置は,アンモニア蒸気で腐食されない材料,例えば,ガラス又は陶器でなければ

ならない。

温度変化によって,試験結果に影響を与える目に見える凝結水の形成を排除するために,試験は,温度

(30±1)  ℃で行わなければならない。

試験に先立って,試験溶液を含む試験槽を (30±1)  ℃にしなければならない。試験品を 30  ℃に予熱し

て,できる限り短時間に試験槽に入れる。この時点を試験の開始とみなす。


71

C 8324

:2010

附属書 C 

参考)

感電保護−8.2 による蛍光灯ソケットにランプを取り付ける詳細説明

図−C.1

図−C.2

図−C.3

図−C.4

図 C.1∼図 C.4 は,ソケットの一例。


72

C 8324

:2010

附属書 JA

規定)

その他の受金寸法及び端子記号

JA.1  E

形受金

蛍光灯器具用に使用する E 形スタータソケットは,

図 JA.1 の寸法に適合しなければならない。

スタータソケット E17 は,E17 の一般ランプと同一の照明器具に使用することは望ましくない。

単位  mm

寸法 X,Y 及びねじ部詳細寸法は,次による。 
−  寸法 X,Y 及びねじ部詳細寸法は,JIS C 7709-2 のスタンダードシート番号 2-20 

ねじの寸法は,JIS C 7709-3 のスタンダードシート番号 3-20-3 及び 3-20-4

注記  形状は一例を示す。 

a)

 IPX1(防滴)以上の保護等級のものには適用しない。

図 JA.1形スタータソケットの寸法

JA.2

インターロック構造

図 JA.2 に,インターロック端子の記号を示す。

図 JA.2−インターロック端子の記号


73

C 8324

:2010

附属書 JB

規定)

防浸型”ソケットの試験方法

“防浸型”のソケットは,通常の使用状態に取り付けた場合と同様の状態で,試験品の上部が水面下 5 cm

の位置となるように清水中に入れ,24 時間経過した時に取り出し,試験品の外面の水をふきとった直後に,

次の a)及び b)に規定する試験に適合しなければならない。

a) 500

V 絶縁抵抗計によって測定した各部の絶縁抵抗は,次の表に掲げる値以上でなければならない。

この場合,人が触れるおそれのある非金属部に対しては金属はくをすき間なくあて,固定して取り付

けるものに対しては通常の使用状態で試験用金属板に取り付けて測定しなければならない。

表 JB.1−絶縁抵抗

単位  MΩ

測定箇所

絶縁抵抗

・極性が異なる充電部(定格電圧が 100 V 未満の操作回路を

除く。以下この表において同じ。

)間

・充電部とアースするおそれのある非充電金属との間,又は

人が触れるおそれのある非金属部との間

・充電部と試験用金属板との間

5

b)  a)

に規定する試験の直後において,

表 JB.1 に掲げる測定箇所(開路の状態における極性が同じである

充電部を除く。

)に

表 JB.2 に掲げる電圧を加えたとき,連続して 1 分間これに耐えなければならない。

この場合,人が触れるおそれのある非金属部に対しては金属はくをすき間なくあてて,固定して取り

付けるものに対しては通常の使用状態で,試験用金属板に取り付けて行わなければならない。

表 JB.2−絶縁耐電圧

単位  V

定格電圧

試験電圧

                         30 以下 500 
 30 を超え       150 以下 1

000

150 を超え       300 以下 1

500

300 を超え       600 以下 2

000

600 を超え    1 000 以下 3

000

 
 

参考文献  JIS C 7709-0  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性  第 0 部  電球類

の口金・受金及びそれらのゲージ類の総括的事項


74

C 8324

:2010

附属書 JC

参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS C 8324:2010

  蛍光灯ソケット及びスタータソケット

IEC 60400:2008

,Lampholders for tubular fluorescent lamps and starterholders

 
(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

箇条番号及び

題名

内容

(II) 
国際規
格番号

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

1  一般事項 1.1

適用範囲

受金リストを附属

書 A に規定。 

1

・適用範囲に我が国で普及し

ている E17,

FaX6 及び RX17d

がない。また,我が国で普及
していない G20,

Fa6 及び Fa8

を規定している。

・照明器具製造業者が使用す

ることを意図したソケット
の販売に関する規定がある。

追加/削

IEC 規格に規定していない
我が国固有の口金 E17,FaX6

及び RX17d を追加し,IEC 
格で規定している G20,Fa6
及び Fa8 を削除した。

・照明器具製造業者が使用す
ることを意図したソケットの
販 売 に 関 す る 規 定 を 削 除 し

た。

・我が国で普及している口金を追加

した。また,普及していない,又は

普及が見込まれない口金は削除し
た。これは,我が国の口金/受金の
規格化に関する方針である。

・ソケットの販売に関する規定は,

JIS

で規定すべき事柄ではないた

め,削除した。

2  用語及び定

各種の受金構造の

ソケットの我が国
固有の名称,及び
インターロック構

造を規定。

2

JIS

に相当する用語は,名称

が存在しない。

追加

我が国で標準化されている蛍

光灯ソケットの構造に対する
用語,及びインターロック構
造の定義を追加した。

我が国で普及している我が国固有

の用語であり,削除することはでき
ない。 

3  一般要求事

 3

  一致

4  一般試験条

 4

  一致

5  定格

定格電流は 0.5 A
以上。ただし,G13,
FaX6 , R17d 及 び
RX17d ソケットは
1 A 以上と規定。

 

5

・定格電流は,1 A 以上。た
だし,G13,2G13,G20,Fa6,
Fa8 及び R17d 蛍光灯ソケッ
トは 2 A 以上と規定。

変更/追
加/削除

JIS

では,定格電流の範囲を

変更した。また,対象とする

口金として我が国固有の口金
FaX6 などを追加し,G20,Fa6
及び Fa8 を削除した。

・我が国で普及しているソケットを

カバーする必要がある。

・新規に設計するものから,IEC
規格に整合するよう検討する。

74

C

 8324


2

010


75

C 8324

:2010

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇条番号及

び題名

内容

(II) 
国際規
格番号

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

6  分類

6

一致

7  表示

我が国固有のインタ
ーロック端子の記号
を規定した。また,

防水型ソケットの保
護 の 程 度 と し て ,
“防浸型”を追加し,
IPX3 の呼び方として
“防雨型”を追加し
た。“防浸 型”は,
IPX7 とは異なる旨を
記載した。

7 IP 保護等級の表示を規定

しており,その内容は,JIS
と同じ。

変更

電気設備技術基準によるイン
ターロック端子の記号及び一
般的に使用されている防水構

造の名称を表示してもよい。 
“防浸型”の試験方法を附属書
JB に規定した。

・電気設備技術基準に整合した。今

後も,同法の動向に従う。 
・我が国で普及している製品には,

電気用品安全法  技術基準第 1 項
で規定している“防浸型”のものが
あり,これをカバーする必要があ

る。

8  感電に対
する保護

ランプを軸方向に脱
着する G13 ソケッ
ト・E 形スタータソ

ケットなど一部のソ
ケットは,ランプを
装着した後だけで感

電防止を規定した。

8 G13 はランプ装着中の感

電防止を規定。E 形スター
タソケットは,規定がな

い。

変更

JIS

では,ランプを軸方向に脱

着する G13 ソケット・E 形スタ
ータソケットなどの一部の構

造のソケットについては,ラン
プ交換時の感電保護の対象外
とし,ランプ装着状態で感電に

対する保護を規定した。

・ランプ軸方向に脱着する G13 ソ
ケットは,我が国で普及しており,
ランプ装着中の感電保護は適用せ

ず,

装着状態だけ検証することとし

た。 
・E 形スタータソケットについて

も,我が国で普及しており,ねじ込
みソケットと同様,

ランプ装着中の

感電保護は適用せず,

装着状態だけ

検証することとした。

9  端子

口出し線の導体断面

積は,0.75 mm

2

以上

とする。ただし,器
具内用ソケットの直

接電源側に接続しな
い 口 出 し 線 は 0.5 
mm

2

以 上 と 規 定 し

た。

9

口出し線の導体断面積は,
0.5 mm

2

∼1.0 mm

2

と規定

している。

変更

口出し線の導体断面積は,電気

用品安全法  技術基準第 1 項
の要求事項に整合した。

我が国で普及している製品をカバ

ーする必要がある。

75

C

 8324


20
1

0


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C 8324

:2010

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容

箇条番号及
び題名

内容

(II) 
国際規
格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

10  構造

構 造 一 般 , 主 要 寸

法,試験に用いるゲ
ー ジ 又 は 試 験 用 口
金,及び保持力を規

定した。

10

構造一般,主要寸法及び

試験に用いるゲージ口金
を規定している。

追加

・試験に使用するゲージ口金の

代わりに JIS に定めた口金の使
用を認めた。 
・10.3.3 での抵抗値測定の極数

が不明なため,1 極当たりであ
ることを追加した。

・スタータソケット E 形のねじ

込みトルク試験を追加した。 
・保持力試験を追加した。

・ゲージ整備には多額の費用がか

かるので,寸法での適合確認を容
認した。ゲージの代わりに口金を
使用することについては,次回改

正のときに再検討する。

・10.3.3 に極数を追記するよう,

IEC

に提案する。

・スタータソケット E 形追加によ
って,ねじ込み形ランプソケット
と同じねじ込みトルク試験が必要

である。 
IEC 規格では,つき合わせ形及
び差込み形の保持力の規定がない

が,接触性能の確認ができないた
め,我が国で従来から規定してい
た保持力の規定が必要である。

11  じ ん あ
い及び水気

の侵入に対
する保護

・IP 保護等級の表示

の あ る ソ ケ ッ ト に

加え,“防雨型”及
び“防浸型”を規定
した。

・“防浸型”につい
て は 試 験 方 法 を 附
属書 JB に規定した

ことを記載した。

11 IP 保護等級の表示がある

ソケットの合否の判定方

法を規定している。

追加

JIS では,

“防雨型”及び“防

浸型”を規定した。

“防浸型”については試験方

法を規定した。 

我が国で普及している製品には,
電気用品安全法  技術基準第 1 項

で規定している“防雨型”及び“防
浸型”のものがあり,これをカバ
ーする必要がある。

12  絶 縁 抵
抗及び耐電

12

一致

76

C

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2

010


77

C 8324

:2010

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容

箇条番号及
び題名

内容

(II) 
国際規
格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

13  耐久性

開 閉 性 能 を 規 定 し

ている。 
ス タ ー タ ソ ケ ッ ト
E17 には適用しない
ことを規定した。 
通 電 部 に コ イ ル ス
プ リ ン グ を も つ ソ

ケ ッ ト に つ い て 抵
抗を規定した。

13

スタータソケット E17,及

び通電部にコイルスプリ
ングをもつソケットの規
定がない。

追加

・スタータソケット E17 には適

用しない。

・我が国固有のコイルスプリン

グを使用したソケットの抵抗

を規定した。

・我が国固有のインターロック

接点の性能を規定した。

・スタータソケット E17 は,我が

国で古くから普及しているスター
タソケットであり,スタータソケ
ットとして長年の使用実績がある

ため,耐久性については検証しな
い。 
・つき合わせ型ソケットに多いコ

イルスプリング式のソケットでも
耐久性試験が必要である。 
・電気設備技術基準に整合させた。

14  機 械 的
強度

・ランプ軸方向に着
脱 を 行 う ソ ケ ッ ト
G13 , R17d 及 び
RX17d につ いて,
100 N の押込み力を
1 分間加える試験を
規定した。

14

ランプ軸方向に着脱を行
うソケットに対する規定

がない。

追加

ランプ軸方向に着脱操作する
ソケットの押込み強度を規定

した。

ランプ軸方向に着脱を行うソケッ
トは,ランプ交換時に押込み力が

強く加わるので強度の規定が必要
である。

15  ねじ,導
電部及び接

 15

一致

16  沿 面 距
離及び空間

距離

150 V 欄の電圧区分
にて絶縁材料が PTI

≧600 の沿面距離の
値(1 か所)

,及び空

間距離の値(2 か所)

を 1.2 mm とした。

16 150

V 欄の電圧区分にて

絶縁材料が PTI≧600 の沿

面距離の値(1 か所)

,及

び空間距離の値(2 か所)
を 0.8 mm としている。

変更

電気用品安全法  技術基準第 1
項で規定される絶縁距離を規

定した。

・我が国では,100 V 機器にて,ク

ラス 0 照明器具が使用されるため,

JIS C 8105-1

での規定の考え方及

びソケットに対する電気用品安全
法  技術基準第 1 項に規定される

絶縁距離を勘案した。その他の電
圧区分は IEC 規格に整合した。

17  耐熱,耐
火性及び耐
トラッキン

グ性

17

一致

77

C

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20
1

0


78

C 8324

:2010

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容

箇条番号及
び題名

内容

(II) 
国際規
格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

18  過 度 の
残留ストレ
ス(自然割
れ)及びさ

びに対する
抵抗力

ス タ ー タ ソ ケ ッ ト
E17 には,アンモニ
ア ガ ス 耐 久 性 試 験
を適用しない。

18

スタータソケット E17 の

規定がない。

追加

スタータソケット E17 にはア

ンモニアガス耐久性試験を適
用しない。 

スタータソケット E17 は,我が国

で古くから普及しているスタータ
ソケットであり,スタータソケッ
トとして長年の使用実績があるた

め,アンモニアガス耐久性試験は
適用しない。

附属書 A 
(規定)

箇条 1(一般事項)
に 記 載 し た と お り
の 内 容 で 受 口 金 リ

ストを規定。

附属書 A

1.1(適用範囲)を参照。

追 加 / 削

1.1(適用範囲)を参照。 

1.1(適用範囲)を参照。 

附属書 B

(参考)

附属書 B

一致

附属書 C

(参考)

附属書 C

一致

附属書 JA 
(規定)

・スタータソケット
E17 の受金寸法を追
加。 
・インターロック端
子記号を追加。

追加

箇条 2(用語及び定義)

,箇条 7

(表示)及び箇条 11(じんあ

い及び水気の侵入に対する保
護)を参照。

箇条 2(用語及び定義)

,箇条 7(表

示)及び箇条 11(じんあい及び水

気の侵入に対する保護)を参照。

附属書 JB 
(規定)

“防浸型”ソケット
の試験方法を規定。

追加

箇条 11(じんあい及び水気の
侵入に対する保護)を参照。

箇条 11(じんあい及び水気の侵入
に対する保護)を参照。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 60400:2008,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致……………… 技術的差異がない。 
    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

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