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C 8283-2-3:2008

(1)

目  次

ページ

序文

1

1  適用範囲

1

2  引用規格

1

3  用語及び定義

2

4  一般要求事項

2

5  試験に関する一般注意事項

2

6  定格

3

7  区分

3

8  表示

3

9  寸法及び適合性

5

10  感電に対する保護

5

11  接地接続の装備

6

12  端子及び端末

6

13  構造

7

14  耐湿性

8

15  絶縁抵抗及び耐電圧

8

16  コネクタの抜差しに必要な力

9

17  コンタクトの動作

10

18  高温及び超高温用機器用カプラの耐熱性

10

19  開閉性能

10

20  通常操作

10

21  導電部の温度上昇

10

22  コード及びその接続

11

23  機械的強度

13

24  耐熱性及び耐劣化性

14

25  ねじ,通電部及び接続

14

26  沿面距離,空間距離及び絶縁材料を通しての距離

14

27  絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性

14

28  耐腐食性

14

29  電磁両立性  (EMC)  の要求事項

14

附属書

25

附属書 JC(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

26

 


 
C 8283-2-3:2008

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本

工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

JIS C 8283 の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

C

8283-1

第 1 部:一般要求事項

JIS

C

8283-2-1  第 2-1 部:ミシン用カプラ

JIS

C

8283-2-2  第 2-2 部:家庭用及び類似の機器用相互接続カプラ

JIS

C

8283-2-3  第 2-3 部:IPX1 以上の保護等級をもつ機器用カプラ

JIS

C

8283-2-4  第 2-4 部:機器の質量によってかん(嵌)合するカプラ

JIS

C

8283-2-101

第 2-101 部:電熱機器用カプラ


日本工業規格

JIS

 C

8283-2-3

:2008

家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−

第 2-3 部:IPX1 以上の保護等級をもつ機器用カプラ

Appliance couplers for household and similar general purposes−

Part 2-3: Appliance couplers with a degree of protection higher than IPX0

序文

この規格は,1998 年に第 1 版として発行された IEC 60320-2-3 及び Amendment 1 (2004)  を基に作成

した日本工業規格であるが,我が国の配電事情などを考慮し,技術的内容を変更して作成した日本工業規

格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JC に示す。

1

適用範囲

この規格は,交流専用で,水の浸入に対して IPX1 以上の保護等級をもち,50 Hz 又は 60 Hz 電源の場

合,定格電圧が 250 V 以下,定格電流が 10 A 以下で,低温用の 2 極の非可逆的(極性を逆にして接続す

ることができない)機器用カプラについて規定する。それらは,家庭用,商用及び軽工業用のクラスⅡ電

気機器に電源コードを接続するよう意図している。

注記 1  JIS C 8283-1 の箇条 の注記 を適用する。

注記 2  JIS C 8283-1 の箇条 の注記 を適用する。

注記 3  JIS C 8283-1 の箇条 の注記 を適用する。

注記 4  JIS C 8283-1 の箇条 の注記 は適用しない。

注記 5  JIS C 8283-1 の箇条 の注記 を適用する。

注記 6  JIS C 0920 には,水の浸入に対する保護等級(IP コード)の規定がある。

注記 7  IEC 61140 には,機器のクラスの規定がある。

注記 8  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60320-2-3:1998,Appliance couplers for household and similar general purposes−Part 2-3:

Appliance couplers with a degree of protection higher than IPX0 及び Amendment 1:2004(全体評

価:MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを

示す。

2

引用規格

引用規格は,JIS C 8283-1 の箇条 2 によるほか,次による。

JIS C 0920:2003  電気機械器具の外郭による保護等級(IP コード)



C 8283-2-3:2008

注記  対応国際規格:IEC 60529:2001,Degrees of protection provided by enclosures (IP Code) (IDT)

JIS C 8283-1:2008  家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−第 1 部:一般要求事項

注記  対応国際規格:IEC 60320-1:2001,Appliance couplers for household and similar general purposes

−Part 1: General requirements (MOD)

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8283-1 の箇条 によるほか,次による。

3.101

プラグコネクタ  (plug connector)

コードによって機器に取り付けられるようになっている機器用インレット。

3.102

アクセサリの可触表面  (accessible surface of an accessory)

アクセサリが通常の使用に従って,また,次の条件に従って組み立てられる場合に,JIS C 8283-1 

10 に示す標準試験指を使って触れることができるアクセサリの表面。

a)  コネクタの場合:差込み状態の相補的なアクセサリがないが,開位置にカバーがある,

b)  プラグコネクタ及び機器用インレットの場合:最も好ましくない等級の差込み状態において相補的な

アクセサリがあるが,電気的接点が接点と接点(ピンとチューブ)との間で行なわれるもの。

3.103

カバー  (cover)

アクセサリが通常の使用状態にあるときに触れることができ,工具を使ってしか取り外すことができな

いが,開けるには工具の使用を必要としない部分。

3.104

形式試験のサンプル  (type test sample)

形式試験のために供出された一つ又はそれ以上の試料からなるサンプル。

4

一般要求事項

一般要求事項は,JIS C 8283-1 の箇条 による。

5

試験に関する一般注意事項

試験に関する一般的注意事項は,JIS C 8283-1 の箇条 による。ただし,5.25.5 及び 5.7 はこの規格に

よる。また,5.3 及び 5.4 は適用しない。

5.2

特に規定のない限り,試料には,納入状態のもので周囲温度 20±5 ℃の通常使用状態で試験を行う。

これらは交流 50 Hz 又は 60 Hz で試験を行う。

試験に用いられる試料は,試験の結果に影響を及ぼす場合があるすべての細部について通常の生産品目

と実質的に同一でなければならない。

非交換形アクセサリは,1 m 以上のコードを附属させなければならない。交換形アクセサリの試験に用

いられるコードは,特定の箇条に特に規定がない限り,製造業者の指定又は 60227 IEC 53 に適合する円

形の被覆可とうコードでなければならない。

5.5

任意の 1 形式について,合計 18 試料からなるサンプルを,

表 101 に示す検査及び試験に供出しなけ

ればならない。


3

C 8283-2-3:2008

表 101−試料数及び試験の順序

試験

試料の数

試験の順序

(箇条の参照)

1

外観検査及び手動試験 3

78910121324.1252628

2

一般試験 3

1414.101 を除く。),15

3

一般試験 3

2222.4 を除く。),1617192021

4

曲げ試験 3

22.4

5

材料試験 3

2324.214.10115.3

6

材料試験 3

24.227

注記 1  通常の順序の一部として,いずれかの特定試験が繰り返される場合,この要求事項を該当の

箇条で規定する。

注記 2  製造業者の合意を得て,同じ試料を二つ以上の試験順序に用いてもよい。

5.7

アクセサリが一つも,5.5 に規定した一連の試験のすべてに不合格にならない場合,その形式のアク

セサリは,この規格に適合するとみなす。

任意のグループ内の一つのアクセサリが 5.5 に規定した一連の試験のすべてに合格しない場合,その形

式のアクセサリは,そのアクセサリが通常の生産又は設計から出たものではないと示すことができない限

り,この規格に不適合と見なす。そのような場合,別のセットのアクセサリを,そのグループの単独の試

験又は複数の試験に供出しなければならない。この再試験において不合格になったものがなければ,その

タイプのアクセサリは,この規格に適合するとみなす。

二つ以上のアクセサリが 5.5 に規定した一連の試験のすべてに不合格になる場合,その形式のアクセサ

リは,この規格に不適合とみなす。

6

定格

定格は,JIS C 8283-1 の箇条 による。ただし,6.2 はこの規格による。

6.2

定格電流は,6 A 又は 10 A とする。

7

区分

区分は,JIS C 8283-1 の箇条 によるほか,次による。ただし,7.2 はこの規格による。

7.1.1

JIS C 8283-1 の 7.1.1 の一部を,次のように修正する。

低温用の項目だけを適用する。

7.1.2

JIS C 8283-1 の 7.1.2 の一部を,次のように修正する。

クラスⅡ機器の項目だけを適用する。

7.2

アクセサリは,コードを結線する方法によって,次のように区分する。

−  コード交換形アクセサリ

−  コード非交換形アクセサリ

7.101  (対応国際規格の規定を削除した。)

8

表示

表示は,JIS C 8283-1 の箇条 によるほか,次による。ただし,8.1 及び 8.2 はこの規格による。また,

8.5 は適用しない。



C 8283-2-3:2008

8.1

カプラには,機器に附属して供給される機器用インレットを除いて,次の表示を行なわなければな

らない。

a)  製造業者,責任ある販売業者の名称又はその商標若しくは識別記号

b)  (対応国際規格の規定を削除した。)

c)  定格電流

d)  定格電圧

e)  供給電源の種別の記号

f) IP 等級

g)  形式名,ただし,これはカタログ番号,コード番号などであってもよい。

8.2

機器用インレットには,8.1 の a)及び g)に示す情報を表示しなければならない。これらは,屋外使用

に取り付ける場合に外から見える必要はない。

注記  コネクタ及び機器用インレットへの表示は,これらが一緒に結線される場合,外から見える必

要はない。

8.4

JIS C 8283-1 の 8.4 に,次の記号を追加する。

電圧極 L

中性極 N

防まつ(沫)保護 IPX4

注記 IP コードの場合,固形物侵入に対する保護に関する文字 X は,該当する番号で置き換える。

8.6

JIS C 8283-1 の 8.6 を,接地極及び接地用端子の規定を除いて適用する。

8.101  JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合したコードを使用する場合,コード非交換形アクセサリのコード

の色は,黒,緑,白又は茶色であってはならない。

8.102  一般用のカプラの場合,供給業者は,それぞれのカプラ又はアクセサリとともに,販売包装の表面

又は内部に説明用の冊子を含め,その屋外使用の適正の範囲を明確に記述しなければならない。耐候性に

関する情報は,購入者にはっきりそれと分かるものでなければならない。また,JIS C 3662 又は JIS C 3663

に適合したコードを使用する場合,アクセサリに取り付けられるコードの色は黒,緑,白又は茶色としな

いことが望ましい旨を勧告しなければならない。説明用のシートには,プラグコネクタは機器に接続しな

ければならないこと,また,コネクタは商用電源サイドに接続しなければならないことを明言する情報を

含めなければならない。

カプラ又はアクセサリが取り付けられるコードと非交換形である場合,各自由端には,必要に応じて,

機器又は商用電源への接続のために,間違った接続の危険又は接地連続導体の保護を必要とする機器への

接続の危険について案内をはっきり表示しなければならない。

コードを取り付けたプラグコネクタ又は機器用インレットが他の機器に組み込まれるために製造業者に

直接供給される場合を除いて,そのような組立品の自由端には,次の内容のラベルをてん(貼)付しなけ

ればならない。

“このアクセサリのコードは,機器に通電する前に機器の電源部分に正しく接続しなければならない。

カプラ又はアクセサリがコード交換形である場合,次に関して説明を行なわなければならない。

a)  被覆及び絶縁をはがす長さ

b)  必要に応じて,機器又は電源コードに接続するアクセサリの同一性

c) L と表示された端子への茶色の線の結線,また,N と表示された端子へのライトブルーの線の結線

d)  被覆が最低 3 mm 締付装置から突き出る必要性を含めてコード止めの正しい組立の重要性


5

C 8283-2-3:2008

e)  (対応国際規格の規定を削除した。)

8.101 及び 8.102 の要求事項への適否は,目視検査によって判定する。 

9

寸法及び適合性

寸法及び適合性は,JIS C 8283-1 の箇条 による。ただし,9.19.2 及び 9.4 はこの規格による。

9.1

カプラは,JIS C 8283-1 の 9.6 で認められているものを除き,次の表に示す該当するスタンダードシ

ートに規定する寸法に適合しなければならない。

定格

スタンダードシート(コネクタ)

スタンダードシート(インレット)

 6 A

C

D

10 A

A

B

適否は,測定による。また,関連性のある場合には,適切なゲージの使用によって判定する。

図 又は図 1A の適切なゲージを使用する場合,コネクタを 60 N 以下の力で完全に挿入することができ

なければならない。正しく,かつ,完全な挿入を確認するために,ゲージの挿入部分には開口部を設ける。

図 及び図 2A の適切な主ゲージ及び補助ゲージを使用する場合,主ゲージを 60 N 以下の力で機器用イ

ンレットに完全に挿入することができなければならない。補助ゲージは,バーの上に押し込まなければな

らない。

ピン及び外覆いの長さを検査するために水平面に主ゲージを取り付ける。補助ゲージの差込み状態が十

分かどうかは,機器用インレットの外側の凹部を検査する。

9.2

プラグコネクタ又は機器用インレットにコネクタを保持する装置は,スタンダードシート A 及び B

に適合しなければならない。

適否は,箇条 16 の試験によって判定する。

9.4

次のものを,かみ合わせることができてはならない。

−  クラスⅡ機器用のコネクタを,別の機器用の機器用インレットに

− 6

A コネクタを,10 A インレットの中に

適否は目視検査,手動試験及び適切なゲージによって判定する。

試験は,35 ℃±2 ℃の周囲温度で実施し,アクセサリ及びゲージの両方をこの温度にする。

10  感電に対する保護

感電に対する保護は,JIS C 8283-1 の箇条 10 による。ただし,10.1 はこの規格による。

10.1  機器用カプラは,機器用インレットにコネクタを一部又は完全に差し込んだときに,インレットの

充電部に手が触れられないように設計しなければならない。

コネクタは,通常使用するように設計する。ただし,カバーを開いて,適切に組立及び結線がされたと

き,その充電部に手が触れられないように設計しなければならない。

適否は,目視検査によって判定する。また,必要な場合,JIS C 8283-1 

図 10 に示す標準試験指による

試験によって判定する。この試験指は,手が触れる可能性のあるすべての場所に当て,該当部分に接触し

たか否かを表示する電気表示器を備えている。エラストマ又は熱可塑材でできた外覆い,外郭又は本体を

もつコネクタの場合は,絶縁材の変形によってコネクタの安全性を低下させるおそれのあるすべての部分

にこの標準試験指を 20 N±3 N の力で 30 秒±5 秒間当てる。この試験は,周囲温度を 35 ℃±2 ℃にして

行う。

注記 1  電気表示器を,40 V∼50 V の電圧で,該当部分に接触したかどうかを示すために使用する。



C 8283-2-3:2008

注記 2  コネクタを機器用インレットに挿入している間接触部と非接触性であるということに関して

は,スタンダードシートに合致する場合,この要求事項との適合性が確実になる。

11  接地接続の装備

JIS C 8283-1 の箇条 11 は,適用しない。 

12  端子及び端末

端子及び端末は,JIS C 8283-1 の箇条 12 によるほか,次による。ただし,12.1 及び 12.1.3 はこの規格に

よる。また,12.2.912.2.11 は適用しない。

12.1  一般

この箇条の要求事項は,コネクタ及びプラグコネクタにだけ適用する。

電気機器若しくは装置と一体化していない又はこれらに組み込んでいない,個々のアクセサリとして供

出される機器用インレットの場合,特別の要求事項が必要になる場合がある。

電気機器若しくは装置と一体化した又はこれらに組み込んだ機器用インレットの場合,その機器に適用

される該当の IEC 規格の要求事項を適用する。

12.1.1  JIS C 8283-1 の 12.1.1 の第 1 段落を,次の内容に置き換える。

コード交換形アクセサリには,ねじ止めの端子を備えなければならない。

JIS C 8283-1 の 12.1.1 の第 3 段落を,次の内容に置き換える。

コード非交換形アクセサリには,導体の取外しが可能であってはならず,はんだ付,溶接,圧着又はこ

れと等しい効果をもつねじなし接続を行なわなければならない。すなわち,ねじによる接続方式を用いて

はならない。

12.1.3  コード交換形コネクタは,次の公称断面積が 0.75 mm

2

及び 1.0 mm

2

の導体を受け入れることができ

るサイズ 1 の端子を備えなければならない。ただし,製造業者の指定電線の断面積が明確に表示されてい

る場合はこの限りでない。

− 6

A アクセサリの場合 0.75

mm

2

− 10

A アクセサリの場合 0.75

mm

2

及び 1.0 mm

2

注記  端子サイズ番号は,JIS C 8283-1 のスタンダードシート C26 及び C27 の端子寸法を参照する。

適否は,目視検査及び測定によって,また,適切な公称断面積の導体を取り付けることによって判定す

る。

12.2.6  JIS C 8283-1 の 12.2.6 の第 3 段落を,次の内容に置き換える。

端子には,次の公称断面積又は製造業者の指定電線の断面積の導体を取り付ける。

− 6

A アクセサリの場合 0.75

mm

2

− 10

A アクセサリの場合 1.0

mm

2

12.2.8  JIS C 8283-1 の 12.2.8 の第 3 段落を,次の内容に置き換える。

次の公称断面積又は製造業者の指定電線の断面積の硬い単心銅線を端子に差し込む。

− 6

A アクセサリの場合 0.75

mm

2

− 10

A アクセサリの場合 1.0

mm

2

12.2.12  次を除き,JIS C 8283-1 の 12.2.12 を適用する。

試験用導体は,次の公称断面積又は製造業者の指定電線の断面積とする。

− 6

A アクセサリの場合 0.75

mm

2


7

C 8283-2-3:2008

− 10

A アクセサリの場合 1.0

mm

2

13  構造

構造は,JIS C 8283-1 の箇条 13 によるほか,次による。ただし,13.5 はこの規格による。また,13.1

13.9 及び 13.11 は適用しない。

13.5  コネクタのコンタクトは,十分な接触圧が加えられるように適応力のあるものでなければならない。

コンタクトの弾性は,絶縁材の適応性に依存してはならない。

適否は,目視検査によって,また,外郭のヒンジ付カバーが試験の結果にいかなる影響も及ぼすことが

ないようにして,個々のライン及び中性コンタクトを確認するために

図 に示す引抜きプルゲージを使用

することによって判定する。この試験中,コネクタのコンタクトは,コネクタを垂直に保持し,ゲージを

下向きにつるすとき,30 秒間以上にわたってゲージを留めておかなければならない。

13.6  JIS C 8283-1 の 13.6 は,すべてのコード交換形アクセサリに適用する。

コード交換形アクセサリの外郭は,2 個以上の部品で作られ,端子及びコードの先端を完全に覆うもの

でなければならない。

注記  ヒンジなどによる折り曲げができる方法によって,互いにつながっている外郭の部品は,分離

した部品と考えてよい。

コード交換形アクセサリの構造は,線心の分岐点から導体を正しく接続することができるような構造ま

たアクセサリを組み立てて通常の使用状態のように結線する場合,次のような危険が存在しないような構

造でなければならない。

−  線心が互いに強く押される

−  線心が可触金属部品と接触する

−  線心が他の充電部と接触する

13.8  JIS C 8283-1 の 13.8 を,コネクタ及びプラグコネクタに適用する。

13.10  JIS C 8283-1 の 13.10 を,コネクタ及びプラグコネクタに適用する。 
13.101  インレット,プラグコネクタ及びコネクタが相補的なアクセサリと完全な差込み状態にある場合

に,カプラは水の浸入に対する必要な保護等級を確実にするための手段を組み込まなければならない。

適否は,目視検査によって,また,14.101 の試験によって判定する。

13.102  コネクタ又はプラグコネクタは,通常の使用のためにコードを取り付けてあって,相補的なアク

セサリと差込み状態にない場合,箇条 10 及び 14.101 に適合しなければならない。

13.103  コネクタは,相補的なアクセサリが規定の場所についていない場合,湿気に対する必要な保護等

級を達成するためにカバーを装備しなければならない。カバーは,自閉式とし,コネクタに確実に固定し

なければならない。

13.102 及び 13.103 の要求事項への適否は,箇条 10,箇条 20,箇条 23,箇条 28 及び 14.101 の試験によ

って判定する。

13.104  電気機器若しくは装置と一体化した又はこれらに組み込んだ機器用インレットは,開放式インタ

フェースから端子又は永久固定用端子まで,水の浸入に対する必要な保護等級を確実にする手段を組み込

まなければならない。

機器組込み用コード非交換形プラグコネクタには,500 mm 以下(コードのプラグコネクタへの入口点

からコードの機器への入口点まで測定したとき)のコードを取り付けなければならない。

適否は,目視検査及び 14.101 の試験によって判定する。



C 8283-2-3:2008

13.105  通常の使用状態のように可とうコードを取り付ける場合,コネクタのカバースプリング(一つ又

は複数)は,もしあれば,相補的アクセサリが差し込まれていないときにカバーを素早く閉めるために,

また通常の操作で角度 90°∼100°の開閉に耐えるために十分強力でなければならない。カバー及び附属

のスプリング(一つ又は複数)は,もしあれば,最大限度まで開くとき損傷に耐えなければならず,また

耐腐食材料で作られなければならない。

適否は,目視検査によって,また,13.105.1 の試験によって判定する。試験が終了したとき,カバーは,

この規格で要求するとおりに閉じなければならない。

耐腐食材料に適用される要求事項への適否は,箇条 28 の試験によって判定する。

13.105.1  カバーを最大限度まで開け,附属のスプリングの力で閉まるようにする操作を,毎分 15±2 回の

割合で,連続 4 000 回実施する。

14  耐湿性

耐湿性は,JIS C 8283-1 の箇条 14 によるほか,次による。

第 6 段落を,次の内容に置き換える。

試料は,168 時間(7 日間)槽内に放置する。

14.101  アクセサリは,JIS C 0920 に従って IPX1 以上の保護等級を備えなければならない。

適否は,JIS C 0920 の該当の試験によって,また,次に規定した処理の後すぐにアクセサリから残った

表面の水滴を拭き取り,箇条 15 の耐電圧試験を実施することによって判定する。

アクセサリは,耐電圧試験に耐えなければならない。さらに,検査では,水がそれと分かる程度まで試

料に入っていないこと,及び通電部分に達していないことを実証しなければならない。

コードを取り付けるアクセサリは,次のコードを使用して試験を行う。ただし,b)及び c)において,製

造業者の指定電線の断面積が明確に表示されている場合はこの限りでない。

a)  コード非交換形アクセサリの場合,供給されたコード

b) 6

A のコード交換形アクセサリの場合,0.75 mm

2

のコード

c) 10

A のコード交換形アクセサリの場合,0.75 mm

2

及び 1.0 mm

2

のコード

機器用インレットには,十分に防水された外郭内又は外郭上に取り付ける場合,製造業者の取付説明書

に従って試験を行う。

外郭及びカバーの取付けねじは,箇条 25 に示す該当のトルクの 2/3 に等しいトルクで締め付ける。アク

セサリは,最も不利な位置に配置する。

コネクタには,差し込んだ状態の相補的なアクセサリ,すなわち,通常の使用状態のように配置したと

きに,湿気に対する必要な保護等級を確実にするための手段(13.102 に規定するとおりに)のある場合と,

ない場合とで試験を行う。

15  絶縁抵抗及び耐電圧

絶縁抵抗及び耐電圧は,JIS C 8283-1 の箇条 15 による。ただし,15.2 及び 15.3 はこの規格による。

15.2  絶縁抵抗は,約 500 V の直流電圧を印加して測定する。各測定は,電圧印加後 60 秒±5 秒後に行う。

絶縁抵抗は,次の箇所で測定する。

a)  コネクタを差し込んだ状態の機器用インレットに対して,通電極のピンを一括したものと本体との間

b)  コネクタを差し込んだ状態の機器用インレットに対して,順次それぞれの通電極のピンと本体に接続

されたその他のピンとの間


9

C 8283-2-3:2008

c)  コネクタとプラグコネクタに対して,通電極のピン又はコンタクトを一括したものと本体との間

d)  コネクタとプラグコネクタに対して,順次それぞれの通電極のピン又はコンタクトと本体に接続され

たその他のピン又はコンタクトとの間

e)  コード交換形コネクタ及びプラグコネクタに対して,締付けねじを除く,コード止めの任意の金属部

と規定の場所に挿入された,コードの最大直径をもつ金属棒との間

注記  コードの最大直径は表 又は製造業者の指定電線による。

表 2−コードの最大直径

コードのタイプ

線心の数及び公称断面積

本・mm

2

最大直径

mm

  2×0.75 7.2

60227 IEC 53

2×1.0 7.5

  2×0.75 7.4

60245 IEC 53

2×1.0 8.0

絶縁抵抗は,5 MΩ 以上でなければならない。

上記の項目 a)∼d)で用いた用語“本体”には,すべての可触金属部,固定ねじ,外側の組立用ねじなど,

また,コネクタのかん合面[項目 c)及び d)]を含む,絶縁材料製の外部部分の外表面と接触する金属はく

が含まれる。

金属はくは,絶縁材料製の外部部分の外表面の周りを包む。ただし,開口部の中には押し込まない。

15.3  15.2 に示した部分間に周波数が 50 Hz∼60 Hz の実質的に正弦波形の電圧を 1 分以上にわたって印加

する。

試験電圧の値は,次による。

a)  通電部分と本体との間で 4 000 V±60 V

b)  他のすべての部分間で 2 000 V±60 V

最初に,半分以下の規定電圧を印加し,その後で全電圧値まで急激に上げる。

試験中に,フラッシオーバ又は絶縁破壊が生じてはならない。

注記 1  試験に使用する高電圧変圧器は,出力電圧をしかるべき試験電圧に調整した後で出力端子を

短絡させる場合,出力電流が 200 mA 以上になるように設計しなければならない。過電流継

電器は,出力電流が 100 mA 未満の場合,作動してはならない。

注記 2  印加する試験電圧の実効値は,±3 %以内で測定するよう注意する。

注記 3  電圧降下を生じさせないグロー放電は,無視する。

16  コネクタの抜差しに必要な力

コネクタの抜差しに必要な力は,JIS C 8283-1 の箇条 16 によるほか,次による。

16.101  差し込んだときにアクセサリが偶然に外れることがないようにする止め具を設ける。止め具は正

しく機能しなければならない。コネクタの引抜きと止め具の操作が両手で容易にできなければならない。

適否は,手の操作によって,また,次の試験によって判定する。この試験中,アクセサリ間の連結は,

基本のおもりを加えている間は維持され,追加のおもりを加えたときに外れなければならない。

カプラを引き離すのに必要な最大力及び最低力は,

図 に示す装置を使って決定する。この装置は,取

付板(A)と通常の使用状態のように結線した機器用カプラ(B)とからなり,カプラが下向きにプラグコネク

タ又は機器用インレットと垂直に垂れ下がるように取り付ける。


10 
C 8283-2-3:2008

締付けねじでコード止めを使用するコード交換形機器用カプラの場合,これらのねじは,25.1 に示すト

ルクで締め付ける。

保持装置によって生じる最大及び最低の引離し力は,コネクタをプラグコネクタ又は機器用インレット

に深さ一杯まで挿入して測定する。キャリヤ(C)を,基本のおもり(D)及び追加のおもり(E)と共に,ケーブ

ル(F)に取り付ける。これらの構成要素によって加えられる力を,次の表に示す。基本のおもりは,コネク

タを揺らさずにつるし,追加のおもりは,基本のおもりの上に 50 mm±2.5 mm の高さから落下させる。

構成要素

N

キャリヤ(C)と基本のおもり(D) 60±1

追加のおもり(E) 30±1

17  コンタクトの動作

コンタクトの動作は,JIS C 8283-1 の箇条 17 による。

18  高温及び超高温用機器用カプラの耐熱性

JIS C 8283-1 の箇条 18 は,適用しない。 

19  開閉性能

開閉性能は,JIS C 8283-1 の箇条 19 によるほか,次による。

第 4 段落を,次の内容に置き換える。

機器用インレット又はプラグコネクタは,ピンの軸を含む平面が水平になるように,また,カバーを取

り外すか,開いた状態にして配置する。

20  通常操作

通常操作は,JIS C 8283-1 の箇条 20 によるほか,次による。

コネクタは,カバーを取り外すか,又は開いた状態にして試験を行う。

21  導電部の温度上昇

導電部の温度上昇は,この規格による。

コンタクト及びその他の通電部は,電流が流れて生じる温度上昇が過度にならないように設計しなけれ

ばならない。

適否は,次の試験によって判定する。

コード交換形コネクタ及びプラグコネクタには,最小長さ 500 mm で,かつ,次の公称断面積又は製造

業者の指定電線の断面積の熱可塑性材料で絶縁したコードを取り付ける。

− 6

A アクセサリの場合 0.75

mm

2

− 10

A アクセサリの場合 1.0

mm

2

端子ねじを,JIS C 8283-1 の 25.1 

表 8 の該当の列に規定したトルクの 2/3 で締め付ける。コード非交

換形コネクタ及びプラグコネクタには,最低長さ 500 mm の出荷時のコードで試験を行う。

コネクタは,ピンが許容差    mm の最低寸法とすること以外は,スタンダードシート B に適合するプ

ラグコネクタに挿入する。このとき,ピンの中心間の距離はスタンダードシートに規定した値を取る。

+0.02 
  0


11

C 8283-2-3:2008

注記  最低寸法とは,規定の負の許容差を適用したスタンダードシート B に示す寸法を意味する。

プラグコネクタは,この規格に適合するコネクタで試験を行う。

定格電流    A の 1.25 倍の交流を,1 時間又は定常状態が得られるまでの,いずれか長い方の時間にわ

たって通電コンタクトに流す。

温度は,測定する温度にほとんど影響を及ぼさないように選択し,配置した熱電対を使って測定する。

端子及び端末(一体成形のコネクタについては,コードとの接続部)の温度上昇は,45 K を超えてはな

らない。

22  コード及びその接続

コード及びその接続は,JIS C 8283-1 の箇条 22 によるほか,次による。ただし,22.122.3 及び 22.4 

この規格による。

22.1  コード非交換形アクセサリは,表 に従って,60227 IEC 53 又は 60245 IEC 53 のいずれかに適合す

るコードを備えなければならない。

表 4−カプラのタイプ及び公称断面積

カプラのタイプ

公称断面積

mm

2

プラグコネクタ

0.75∼1

機器の製造業者の説明書による

6 A コネクタ

0.75

2 m 以下の取付けコード付き 10 A コネクタ

0.75 又は 1

2 m を超える取付けコード付き 10 A コネクタ 1

上記以外でも,電気用品の技術上の基準を定める省令(昭和 37 年通商産業省令第 85 号)別表第一に適

合するキャブタイヤコード又はキャブタイヤケーブルは接続できる。この場合の断面積は,6 A コネクタ

は 0.75 mm

2

,10 A コネクタは 1.25 mm

2

(ただし,耐熱温度が 90 ℃以上の場合は 0.75 mm

2

)とする。

適否は,目視検査によって判定する。

22.2  JIS C 8283-1 の 22.2 による。ただし,“コネクタ”を“コネクタ及びプラグコネクタ”に読み替える。

22.3  コード交換形アクセサリに対しては,次に適合しなければならない。

−  張力の除去及びねじれ防止をどのように達成するようになっているかを明確にする。

−  コード止め,又は少なくともその一部は,アクセサリの他の構成部品の一つと一体化するか,固定す

る。

−  間に合わせの方法,例えば,コードに結び目を作ったり,先端を糸で結ぶ方法を用いない。

−  コード止めは,接続される可能性のある種々の形式のコードに適合し,その有効性が本体の部品の組

立に依存しない。

−  コード止めは,絶縁材料製か,金属部品に絶縁内張りを付したものとする。

−  コードは,コード止めの締付けねじが JIS C 8283-1 

図 10 に示す標準試験指で触れられるか,可触金

属部に電気的に接続される場合,これらのねじに接触しない。

22.2 及び 22.3 の要求事項への適否は,目視検査によって,また,JIS C 8283-1 の図 16 に示すような装置

を用いて行う引張試験によって判定し,引き続きトルク試験を行う。

コード非交換形アクセサリは,出荷時のコードで試験を行う。コード交換形アクセサリは,次の公称断

面積の 60227 IEC 53 又は 60245 IEC 53 のコード又は製造業者の指定の断面積のコードで試験を行う。

− 6

A アクセサリの場合 0.75

mm

2

  0 
−0.5


12 
C 8283-2-3:2008

− 10

A アクセサリの場合 0.75

mm

2

及び 1.0 mm

2

コード交換形のアクセサリのコードの導体を端子に通し,端子ねじを,導体がその位置から容易に移動

しないように十分締め付ける。

コード止めは,通常の方法で使用し,端子ねじは,JIS C 8283-1 の 25.1 

表 の該当の列に規定した該

当のトルクの 2/3 に等しいトルクで締め付ける。試料を再組立した後で,構成部品がうまく収まり,コー

ドをはっきり分かる程度でアクセサリの中に押し込むことができてはならない。

試料は,コードの軸がアクセサリに入る箇所で垂直になるように試験装置の中に固定する。

次に,コードに,150 N±3 N の引張力を 25 回加える。引張力は,各回最低 1 秒掛けて徐々に加える。

その後すぐに,コードは,可とうコードの差込口近くに加えた最低 0.15 Nm のトルクを 60 秒±5 秒間

受ける。

試験中,コードに損傷があってはならない。

試験の後で,コードに 2 mm を超える移動があってはならない。コード交換形アクセサリの場合,導体

の先端が端子の中ではっきり分かる移動があってはならない。コード非交換形アクセサリの場合は,電気

的接続が外れてはならない。

軸方向の移動を測定する場合,試験を開始する前にコード上にマークを付け,この間コードには規定値

の事前の引張力をかける。このマークは,アクセサリ又はコードガードの先端からほぼ 20 mm の距離に

付ける。コード非交換形アクセサリで,アクセサリ又はコードガードの先端が明確でない場合には,本体

に追加のマークを付け,そのマークから他のマークまでの距離を測定する。

試験の後で,アクセサリ又はコードガードに対してコード上のマークの移動を測定する。この間コード

には規定値の引張力をかける。

22.4  アクセサリは,コードが,アクセサリに入る箇所で過度に曲げられないように設計しなければなら

ない。

適否は,目視検査及び次の試験によって判定する。

アクセサリは,JIS C 8283-1 

図 17 に示すものと類似の振り子部材をもつ装置による屈曲試験を行う。

コード交換形のコネクタ及びプラグコネクタには,適切な長さで次の公称断面積又は製造業者の指定電

線の断面積のコードを取り付ける。コードガードがあれば,規定の位置に置く。

− 6

A アクセサリの場合 0.75

mm

2

− 10

A アクセサリの場合 1.0

mm

2

コード非交換形コネクタには,出荷時のコードで試験を行う。

試料は,装置の揺動要素がその行程の中央にきたとき,コードの軸がアクセサリに入る箇所で垂直にな

り,揺動軸を通過するように固定する。

揺動要素を,JIS C 8283-1 

図 17 に示す距離

d

をいろいろ変えて,試験装置の揺動要素がその行程一杯

に動いたときにコードの横方向の動きが最小となるような位置に置く。

コードには,加える力が 20 N    N になるようにおもりをつける。

定格電流±0.1 A の電流を導体に流す,このとき,導体間の電圧は定格電圧に等しくなる。

揺動要素を,90°の角度(垂直線の両側に 45°±3°)で前後に動かし,曲げ回数はコード交換形及び非

交換形のアクセサリの場合 20 000 回とし,毎分 60 回±1 回の割合で曲げる。

注記  曲げ回数は,左方及び右方の動作をそれぞれ 1 回とする。

要求する曲げ回数の半分を終えた後,アクセサリを,揺動要素で 90°,コードの軸の周りに回転させる。

この試験は,他のどのような試験も受けていないアクセサリに行なわなければならない。

  0 
−2


13

C 8283-2-3:2008

試験中,試験電流が流れなくなったり,導体間に短絡を生じることがあってはならない。コードの導体

間の短絡の発生は,電流がアクセサリの定格電流の 2 倍に等しい値に達した場合に短絡とみなす。

試験の後で,試料がこの規格の意味する損傷があってはならない。コードガードがあれば,それが本体

から離脱したり,コードの絶縁が摩耗したり,擦り切れたりしてはならない。また,コード非交換形アク

セサリの場合は,切れた導体のより線が絶縁体を貫通して可触状態になってはならない。

23  機械的強度

機械的強度は,JIS C 8283-1 の箇条 23 によるほか,次による。ただし,23.1 はこの規格による。また,

23.4 及び 23.6 は適用しない。

23.1  アクセサリは,十分な機械的強度をもたなければならない。

適否の判定は,次による。

−  コネクタについては,23.223.3 及び 23.7 の試験

−  プラグコネクタについては,23.2 の試験

−  機器用インレットについては,23.5 の試験

注記  機器又はその他の装置に埋込み,取り付けするように設計された機器用インレットの外覆い

には,23.5 の試験は行なわない。

23.2  JIS C 8283-1 の 23.2 の一部を,次のように修正する。

落下の回数は,一緒にコネクタ及びプラグコネクタを接続して,500 回とする。コード交換形アクセサ

リは,次の公称断面積の 60227 IEC 53 のコード又は製造業者の指定の断面積のコードを取り付けなけれ

ばならない。

− 6

A アクセサリの場合 0.75

mm

2

− 10

A アクセサリの場合 1.0

mm

2

23.5  第 1 段落を,次の内容に置き換える。

表面に取り付けるように設計された,エラストマ,熱可塑性又はその他の弾性材料以外の絶縁材料製の

外覆いをもつ機器用インレットは,JIS C 8283-1 

図 21 に示すばね作動式衝撃試験装置を用いて試験を行

う。試験を始める前に,弾性又は熱可塑性材料製の外郭をもつ機器用インレットは,その支持体又はコー

ドと一緒に,−5 ℃±2 ℃の温度の冷凍庫に最低 16 時間置く。冷凍庫から取り出してから直ぐに,機器用

インレットに次の試験を行う。JIS C 8283-1 

図 21 に示すばね作動式衝撃試験装置を用いて,試料に打撃

を加える。

第 5 段落を,次の内容に置き換える。

ハンマヘッドは,ロックウェル硬度 HR100,半径 10 mm    mm のポリアミド製の半球形の表面をも

ち,ヘッドは,衝撃部が引外し点にあるとき,その端部から円すいの先端面までの距離が 28 mm になる

ようにハンマ軸に固定する。

第 7 段落を,次の内容に置き換える。

ハンマばねは,ミリメートル単位の圧縮とニュートン単位の加える力との積が 2 000 に等しくなるよう

に,圧縮がほぼ 28 mm となるよう調節する。この調節で,衝撃エネルギーは 1 J±0.05 J となる。

第 12 段落を,次の内容に置き換える。

試料をしっかりと支持し,弱いと思われるあらゆる箇所に打撃を 3 回加える。

第 13 段落を,次の内容に置き換える。

試験の後,試料にこの規格の意味する損傷が認められてはならない。特に,充電部は可触となってはな

  0
−0.01


14 
C 8283-2-3:2008

らない。また,外郭に肉眼に見えるき裂が認められてはならない。機器用インレットは,14.101 に適合し

なければならない。

24  耐熱性及び耐劣化性

耐熱性及び耐劣化性は,JIS C 8283-1 の箇条 24 によるほか,次による。

24.1.3  JIS C 8283-1 の 24.1.3 による。ただし,“コネクタ”を“コネクタ及びプラグコネクタ”に読み替

える。

25  ねじ,通電部及び接続

ねじ,通電部及び接続は,JIS C 8283-1 の箇条 25 による。ただし,25.8 は適用しない。

26  沿面距離,空間距離及び絶縁材料を通しての距離

沿面距離,空間距離及び絶縁材料を通しての距離は,JIS C 8283-1 の箇条 26 によるほか,次による。

アクセサリには,次の又は製造業者の指定の公称断面積をもつ可とう導体で試験を行う。

− 6

A アクセサリ 0.75

mm

2

コード

− 10

A アクセサリ 1.0

mm

2

コード

27  絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性

絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性は,JIS C 8283-1 の箇条 27 による。ただし,27.2 及び

27.2.1 はこの規格による。

27.2  機器用カプラの充電部を支持するか,又はそれに接触する絶縁部品は,耐トラッキング性の材料製

でなければならない。

適否は,セラミック以外の材料の場合,JIS C 2134 に規定する試験によって判定する。沿面距離が 26

節に規定する値の最低 2 倍をとる場合には,試験を行う必要はない。

27.2.1  JIS C 2134 の 3.(定義)を,適用する。

注記  厚さ 3 mm のサンプルに試験を行うことができない場合,値が 3 mm の厚さになるまで試料を

積み重ねるか,又は厚さ 3 mm の同一の材料の板を使用してもよい。

28  耐腐食性

耐腐食性は,JIS C 8283-1 の箇条 28 による。

29  電磁両立性  (EMC)  の要求事項

電磁両立性 (EMC) は,JIS C 8283-1 の箇条 29 による。

 


15

C 8283-2-3:2008

スタンダードシート A

クラスⅡ機器 IPX4 の低温用 10 A250 V コネクタ

単位  mm

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。角度αは,13.105 の要求事項に合致するよう

に調節する。


16 
C 8283-2-3:2008

スタンダードシート B

クラスⅡ機器 IPX4 の低温用 10 A250 V 機器用インレット

単位  mm

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。


17

C 8283-2-3:2008

スタンダードシート C

クラスⅡ機器 IPX4 の低温用 6 A250 V コネクタ

単位  mm

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。角度αは 13.105 の要求事項に合致するように

調節する。


18 
C 8283-2-3:2008

スタンダードシート D

クラスⅡ機器,IPX4 の低温条件用の 6 A 250 V 機器用インレット

単位  mm

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。


19

C 8283-2-3:2008

単位  mm

ゲージ及びピン:焼き入れ鋼

図 1−スタンダードシート に準拠したコネクタ用の“通り”ゲージ(9.1 参照)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


20 
C 8283-2-3:2008

単位  mm

ゲージ及びピン:焼き入れ鋼

図 1A−スタンダードシート に準拠したコネクタ用の“通り”ゲージ(9.1 参照)


21

C 8283-2-3:2008

単位  mm

ゲージ及びバー:焼き入れ鋼

バー及び孔の S 及び T の公称値は,規定されていないが,許容差は守らなければならない。

図 2−スタンダードシート に準拠した機器用インレット用の主及び補助の“通り”ゲージ(9.1 参照)


22 
C 8283-2-3:2008

単位  mm

ゲージ及びバー:焼入れ鋼

バー及び孔の S 及び T の公称値は自由であるが,許容差は守らなければならない。

図 2A−スタンダードシート に準拠した機器用インレットの主及び補助の“通り”ゲージ(9.1 参照)

 
 


23

C 8283-2-3:2008

単位  mm

図 3−偶然の外れに対する装置の例(16.101 参照)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


24 
C 8283-2-3:2008

単位  mm

図 4−引抜きプルゲージ(13.5 参照)

 


25

C 8283-2-3:2008

附属書

附属書は,JIS C 8283-1 

附属書 A 及び附属書 JA によるほか,附属書 JC による。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

参考文献  IEC 61140:2001,Protection against electric shock−Common aspects for installation and equipment


26 
C 8283-2-3:2008

附属書 JC

参考)

JIS と対応する国際規格との対比表

JIS C 8283-2-3:2008  家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−第 2-3 部:
IPX1 以上の保護等級をもつ機器用カプラ

IEC 60320-2-3:1998,Appliance couplers for household and similar general purposes
−Part 2-3:Appliance couplers with a degree of protection higher than IPX0 及び
Amendment 1:2004

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

5.2

試験条件

・周囲温度 
・試料条件 
・附属コード

5.2

JIS に同じ

選択

IEC 規格では,コード交換形
の試験用コードについて,特
に規定がない限り,60227 IEC 
53 のコードを指定している
が,JIS では,JIS C 3662 又は
JIS C 3663 に適合するコード
IEC 規格適合コード)以外

のコードを使用することを考
慮し,“ 製造 者の指 定のコ ー
ド”を追加した。

コードセットとして一緒に使用す

るプラグの国際整合化が難しいた
め,IEC 規格に適合した電線だけ
に限定するには,時間を要する(プ

ラグに使用されるコードの許容電
流が,この規格と一致していない
ことによる。

規定なし

7.101

機器用カプラの温度分類

削除

JIS では,温度分類(常温用及
び冷温用)を削除した。 

IEC 規格の“冷温用”は,試験方
法が検討中であり,現状では“常

温用”だけとなる。また,他の項
目に“常温用”だけに関わる規定
がなく,分類に意味がないため,
7.101 を削除した。

8.1

銘板表示

8.1

JIS に同じ

削除

JIS では,“この規格の番号”
の表示義務を削除した。 

この規格に分類されるカプラは,
IP 表示の義務があり,他のカプラ
と見分けが可能であるため,規格
番号を表示する意味はないと判断

した。

1

C

 828

3-

2-

3

2

008


27

C 8283-2-3:2008

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

8.101

禁 止 さ れ る 附 属 コ

ードの配色

8.101

JIS に同じ

変更

IEC 規格で使用を禁止してい
るコードの色(黒,緑,白又
は茶)は,JIS では,JIS C 3662
又は JIS C 3663 だけ限定して

適用した。 

コードの色については,習慣及び

設備基準などと整合させる必要が
あるため,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
以外のコードについては,適
用を除外した。

8.102

包 装 容 器 又 は 取 扱

説明書への表示

8.101

JIS に同じ

変更

IEC 規格では,使用を禁止し
ているコードの色(黒,緑,
白又は茶)を使用しないこと
が望ましい旨を包装容器又は

取扱説明書に記載することに
なっているが,JIS では,JIS C 
3662 
又は JIS C 3663 だけ限定
して適用した。また,IEC 
格では,コード交換形につい
ては,L端子へ茶及びN端子

へライトブルーを結線する説
明を義務づけているが,JIS 
は,JIS C 3662 又は JIS C 3663

だけ限定して適用した。

コードの色については,習慣及び

設備基準などと整合させる必要が
あるため,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
以外のコードについては,適
用を除外した。

12.1.3

コ ー ド 交 換 形 コ ネ

クタのねじ端子

12.1.3

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合するコード以外の
コードは,製造業者の指定の
コードを使用して試験するこ

とにした。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
す る コ ー ド 以 外 の コ ー ド に は ,
IEC 規格が指定している断面積
1.0 mm

2

のコードがないことによ

る。

 
 
 
 

1

C

 828

3-

2-

3

20
0

8


28 
C 8283-2-3:2008

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

12.1.3 
(続き)

追加

IEC 規格では,断面積 1.0 mm

2

だけを指定しているが,JIS 
は,新たに IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプの
カプラについて,0.75 mm

2

適用することにした。また,
10 A タイプについては,接続
可能な 0.75 mm

2

も適用するこ

とにした。 

IEC 規格では,IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプのカ
プラへの対応がされていない。 
IEC に提案する必要がある。 

12.2.6

コ ー ド 交 換 形 コ ネ
ク タ の ね じ 端 子 に
コ ー ド を 取 付 け た

場合のすべり防止

12.2.6

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合するコード以外の
コードは,製造業者の指定の

コードを使用して試験するこ
とにした。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
す る コ ー ド 以 外 の コ ー ド に は ,
IEC 規格が指定している断面積
1.0 mm

2

のコードがないことによ

る。

追加

IEC 規格では,断面積 1.0 mm

2

だけを指定しているが,JIS 
は,新たに IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプの
カプラについて,0.75 mm

2

適用することにした。 

IEC 規格では,IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプのカ
プラへの対応がされていない。 
IEC に提案する必要がある。 

12.2.8

コ ー ド 交 換 形 コ ネ
ク タ の ね じ 端 子 が

緩 ん だ 場 合 の コ ー
ドの固定方法

12.2.8

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合するコード以外の
コードは,製造業者の指定の
コードを使用して試験するこ
とにした。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
す る コ ー ド 以 外 の コ ー ド に は ,
IEC 規格が指定している断面積
1.0 mm

2

のコードがないことによ

る。

 
 
 

1

C

 828

3-

2-

3

2

008


29

C 8283-2-3:2008

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

12.2.8 
(続き)

追加

IEC 規格では,断面積 1.0 mm

2

だけを指定しているが,JIS 
は,新たに IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプの
カプラについて,0.75 mm

2

適用することにした。 

IEC 規格では,IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプのカ
プラへの対応がされていない。 
IEC に提案する必要がある。 

12.2.12

ピラー端子の構造

12.2.12

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合するコード以外の
コードは,製造業者の指定の

コードを使用して試験するこ
とにした。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
す る コ ー ド 以 外 の コ ー ド に は ,
IEC 規格が指定している断面積
1.0 mm

2

のコードがないことによ

る。

追加

IEC 規格では,断面積 1.0 mm

2

だけを指定しているが,JIS 
は,新たに IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプの
カプラについて,0.75 mm

2

適用することにした。 

IEC 規格では,IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプのカ
プラへの対応がされていない。 
IEC に提案する必要がある。 

14.101 IP 試験(水に対する

保護等級)

14.101

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合するコード以外の
コードは,製造業者の指定の
コードを使用して試験するこ
とにした。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
す る コ ー ド 以 外 の コ ー ド に は ,
IEC 規格が指定している断面積
1.0 mm

2

のコードがないことによ

る。

15.2

絶縁抵抗測定

15.2

JIS に同じ

選択

JIS C 3662 又は JIS C 3663 
適合するコード以外のコード
の最大直径は,製造業者の指

定によることにした。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
するコード以外のコードを認めた
が,そのコードの標準外径が決ま

っていない。

 
 
 

1

C

 828

3-

2-

3

20
0

8


30 
C 8283-2-3:2008

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

21  導電部
の 温 度 上

導 電 部 の 温 度 上 昇

限 度 値 及 び そ の 測
定方法

21

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合するコード以外の
コードは,製造業者の指定の
コードを使用して試験するこ

とにした。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
す る コ ー ド 以 外 の コ ー ド に は ,
IEC 規格が指定している断面積
1.0 mm

2

のコードがないことによ

る。

JIS では,一体成形のコネクタ
については,コードとの接続
部の温度を測定することを明
確にした。

導電部の温度上昇は,端子及び端

末 を 測 定 す る こ と に な っ て い る
が,これは,コード交換形の場合
は適用可能であるが,一体成形に

おいては,端子部がないため,実
態に合わせて,接続部を測定する
ことを明確にした。

22.1

コ ー ド 非 交 換 形 コ
ネ ク タ に 使 用 す る

コード

22.1

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に 適 合 す る コ ー ド 以 外
に,電気用品の技術上の基準
を定める省令(昭和 37 年通商
産業省令第 85 号)別表第一に

適合するキャブタイヤコード
(ケーブル)を認めた。また,
その場合の断面積は,我が国

の設備基準に合わせた。

コードセットとして一緒に使用す
るプラグの国際整合化が難しいた

め,IEC 規格に適合した電線だけ
に限定するには,時間を要する。
(プラグに使用されるコードの許

容電流が,この規格と一致してい
ないことによる。)

22.3

コ ー ド 交 換 形 コ ネ

クタのコード止め

22.3

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合するコード以外の
コードは,製造業者の指定の
コードを使用して試験するこ

とにした。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
す る コ ー ド 以 外 の コ ー ド に は ,
IEC 規格が指定している断面積
1.0 mm

2

のコードがないことによ

る。

 
 
 

1

C

 828

3-

2-

3

2

008


31

C 8283-2-3:2008

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

22.3 
(続き)

追加

IEC 規格では,断面積 1.0 mm

2

だけを指定しているが,JIS 
は,新たに IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプの
カプラについて,0.75 mm

2

適用することにした。また,
10 A タイプについては,接続
可能な 0.75 mm

2

も適用するこ

とにした。 

IEC 規格では,IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプのカ
プラへの対応がされていない。 
IEC に提案する必要がある。 

22.4

コード屈曲試験

22.4

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合するコード以外の
コードは,製造業者の指定の

コードを使用して試験するこ
とにした。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
す る コ ー ド 以 外 の コ ー ド に は ,
IEC 規格が指定している断面積
1.0 mm

2

のコードがないことによ

る。

追加

IEC 規格では,断面積 1.0 mm

2

だけを指定しているが,JIS 
は,新たに IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプの
カプラについて,0.75 mm

2

適用することにした。 

IEC 規格では,IEC 規格の修正第
1 版で追加された 6 A タイプのカ
プラへの対応がされていない。 
IEC に提案する必要がある。 

変更

IEC 規格では,10 A で試験す
ることになっているが,JIS 

は,定格電流で試験を行うこ
とにした。 

新たに IEC 規格の修正第 1 版で追
加された 6 A タイプのカプラを考

慮する必要がある。 
IEC に提案する必要がある。 

23.2

自由落下試験

23.2

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合するコード以外の
コードは,製造業者の指定の
コードを使用して試験するこ

とにした。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
す る コ ー ド 以 外 の コ ー ド に は ,
IEC 規格が指定している断面積
1.0 mm

2

のコードがないことによ

る。

1

C

 828

3-

2-

3

20
0

8


32 
C 8283-2-3:2008

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

26  沿面距
離,空間距
離及び絶
縁材料を

通しての
距離

沿面距離,空間距離

及 び 絶 縁 材 料 を 通
し て の 距 離 の 規 定
値とその測定方法

26

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合するコード以外の
コードは,製造業者の指定の
コードを使用して試験するこ

とにした。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
す る コ ー ド 以 外 の コ ー ド に は ,
IEC 規格が指定している断面積
1.0 mm

2

のコードがないことによ

る。

 
JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 60320-2-3:1998,Amendment 1:2004,MOD 

被引用法規

電気用品安全法(予定)

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    −  追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更 国際規格の規定内容を変更している。 
    −  選択 国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしている。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD  国際規格を修正している。

 

1

C

 828

3-

2-

3

2

008