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C 8283-2-2:2008

(1)

目  次

ページ

序文

1

1  適用範囲

1

2  引用規格

2

3  用語及び定義

2

4  一般要求事項

2

5  試験に関する一般注意事項

2

6  定格

3

7  区分

3

8  表示

3

9  寸法及び適合性

4

10  感電に対する保護

6

11  接地接続の装備

6

12  端子及び端末

7

13  構造

7

14  耐湿性

8

15  絶縁抵抗及び耐電圧

8

16  プラグコネクタの抜差しに必要な力

8

17  コンタクトの動作

9

18  高温及び超高温用機器用カプラの耐熱性

9

19  開閉性能

9

20  通常操作

10

21  導電部の温度上昇

11

22  コード及びその接続

11

23  機械的強度

12

24  耐熱性及び耐劣化性

13

25  ねじ,通電部及び接続

13

26  沿面距離,空間距離及び絶縁材料を通しての距離

13

27  絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性

13

28  耐腐食性

13

29  電磁両立性  (EMC)  要求事項

13

附属書

31

附属書 JC(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

32

 


 
C 8283-2-2:2008

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本

工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

JIS C 8283 の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

C

8283-1

第 1 部:一般要求事項

JIS

C

8283-2-1  第 2-1 部:ミシン用カプラ

JIS

C

8283-2-2  第 2-2 部:家庭用及び類似の機器用相互接続カプラ

JIS

C

8283-2-3  第 2-3 部:IPX1 以上の保護等級をもつ機器用カプラ

JIS

C

8283-2-4  第 2-4 部:機器の質量によってかん(嵌)合するカプラ

JIS

C

8283-2-101

第 2-101 部:電熱機器用カプラ


日本工業規格

JIS

 C

8283-2-2

:2008

家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−

第 2-2 部:家庭用及び類似の機器用相互接続カプラ

Appliance couplers for household and similar general purposes−

Part 2-2: Interconnection couplers for household and similar equipment

序文

この規格は,1998 年に第 2 版として発行された IEC 60320-2-2 を基に作成した日本工業規格であるが,

我が国の配電事情などを考慮し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JC に示す。

1

適用範囲

この規格は,家庭用及びこれに類する用途で,50 Hz 又は 60 Hz 電源用の電気機器又はその他の電気装

置と電源とを接続するためのもので,定格電圧 250 V 以下,定格電流 16 A 以下の接地接点付き又は接地接

点なしの交流専用の 2 極の相互接続カプラについて規定する。

機器若しくはその他の装置と一体化した又はこれらの中に組み込んだ機器用アウトレットは,この規格

の適用範囲内である。この規格の寸法及び一般要求事項は,このようなアウトレットに適用されるが,あ

る試験は関連しない場合がある。

プラグコネクタの要求事項は,対応する機器用アウトレットのソケット接点の温度が,70  ℃を超えない

(冷却状態)という前提に基づいている。

この規格に適合する相互接続カプラは,通常は 25  ℃以下であるが,ときには 35  ℃に達する周囲温度に

おいて使用される機器に使用するものに適している。

この規格のスタンダードシートに適合する相互接続カプラは,水分に対する特別な保護をもたない機器

又は装置の相互接続を目的とする。通常の使用状態で,液体のこぼれるおそれのある機器又は装置の相互

接続に対しては,追加の要求事項が必要である。

次の場所においては,特殊構造が要求される場合がある。

−  例えば,船舶,乗物などの内部のように,特殊な状態が支配的である場所

−  例えば,爆発が発生するおそれがある危険な場所

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60320-2-2:1998,Appliance couplers for household and similar general purposes−Part 2-2:

Interconnection couplers for household and similar equipment (MOD)

なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを

示す。



C 8283-2-2:2008

2

引用規格

引用規格は,JIS C 8283-1 の箇条 によるほか,次による。

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。

これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追

補を含む。

)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 8283-1:2008  家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−第 1 部:一般要求事項

注記  対応国際規格:IEC 60320-1:2001,Appliance couplers for household and similar general purposes

−Part 1: General requirements (MOD)

JIS C 8303:2007  配線用差込接続器

IEC 60906 (all parts),IEC system of plugs and socket-outlets for household and similar purposes

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8283-1 の箇条 によるほか,次による。

“アクセサリ”は,プラグコネクタ及び/又は,機器用アウトレットをその範囲とする一般用語として

使用する。

3.101

相互接続カプラ  (interconnection coupler)

ある機器ともう一方の機器との接続及び遮断を自由に行えるようにするもの。

それは,次の二つの部分からなる(

参考図参照)。

−  コードと一体化した又はコードに取り付けることを意図したプラグコネクタ

−  機器若しくは装置と一体化した,これらに組み込んだ,又はこれらに固定することを意図した部分で,

それから給電する機器用アウトレット

注記  機器又は装置と一体化した機器用アウトレットとは,機器用アウトレットの覆い及びベース

が機器又は装置のハウジングによって形成されているものである。機器又は装置に組み込ん

だ機器用アウトレットとは,機器又は装置と分離されている機器用アウトレットであって,

機器又は装置に組込むか,又は固定する機器用アウトレットである。

4

一般要求事項

相互接続カプラは,通常の使用状態において,十分な性能をもち,使用者及び周囲に危険を及ぼすこと

のないように設計し組み立てなければならない。

一般に,適否は,規定するすべての試験を行うことによって判定する。

5

試験に関する一般注意事項

試験に関する一般注意事項は,JIS C 8283-1 の箇条 による。ただし,5.4 及び 5.5 は,この規格による。

5.4

特に規定のない限り,プラグコネクタ及び機器用アウトレットは,この規格に適合した機器用アウ

トレット又はプラグコネクタを結合させて試験を行う。

5.5

機器用アウトレットに対しては,6 個の試料が必要となる。そのうちの 3 個は,箇条 14∼箇条 16 

び箇条 19∼箇条 21 の試験を除き,規定の試験を行う。その他の 3 個の試料は,箇条 14∼箇条 16,及び箇

条 19∼箇条 21 の試験(16.2 の試験の繰り返しを含む。

)を行う。

プラグコネクタに対しては,9 個の試料が必要となる。そのうちの 3 個は,箇条 14,箇条 15 及び箇条


3

C 8283-2-2:2008

17 並びに 22.4 及び 24.2 の試験を除き,規定の試験を行う。その他の試料のうち 3 個は,箇条 14,箇条 15

及び箇条 17 の試験を行う。その他の 3 個の試料は,22.4 の試験を行う。

ゴム又は類似の材料製のプラグコネクタに対しては,2 個の追加試料が 24.2.1 の試験を行うために必要

となる。

ポリ塩化ビニル (PVC) 又は類似の材料製のプラグコネクタに対しては,2 個の追加試料が 24.2.3 の試験

を行うために必要となる。

したがって,プラグコネクタに対しては,試料の総数は

表 101 のとおりとなる。

表 101−プラグコネクタの試料数

プラグコネクタの材料

試料数

硬い絶縁材料 9 
PVC,ゴム又は類似の材料 11

5.8A  この規格のコード非交換形プラグコネクタは,JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合したコードだけが

使用できる。

6

定格

定格は,JIS C 8283-1 の箇条 による。ただし,6.2 はこの規格による。

6.2

置換

この規格の 9.1 で規定するように標準定格電流は,2.5 A,10 A 及び 16 A とする。

7

区分

区分は,JIS C 8283-1 の箇条 による。ただし,7.1 及び 7.2 はこの規格による。

7.1

相互接続カプラは,接続される機器又は装置の形式に従って分類する。

−  クラスⅠ機器用の相互接続カプラ

−  クラスⅡ機器用の相互接続カプラ

注記  クラスの説明については,IEC 61140 参照。

7.2

さらに,プラグコネクタは,コードの接続法に従って分類する。

−  コード交換形プラグコネクタ

−  コード非交換形プラグコネクタ

8

表示

表示は,JIS C 8283-1 の箇条 による。ただし,8.18.38.5 及び 8.6 はこの規格による。

8.1

プラグコネクタは,次の表示をしなければならない。

−  定格電流(アンペア)

−  定格電圧(ボルト)

−  電源の種別の記号

−  製造業者名,責任ある販売業者の名称又はその商標若しくは識別表示

−  形式名



C 8283-2-2:2008

注記  形式名は,カタログ番号でもよい。

8.2

機器又は装置と一体化した機器用アウトレット以外の機器用アウトレットは,次の表示をしなけれ

ばならない。

−  製造業者名,責任ある販売業者の名称又はその商標若しくは識別表示

−  形式名,ただし,形式名は機器用アウトレットが正しく取付けられたとき,又はコネクタがかん合し

たときに,その表示が外部から見えてはいけない。

注記  形式名は,カタログ番号でよい。

8.3

クラスⅡ機器用のプラグコネクタ及び機器用アウトレットには,クラスⅡ構造であることの記号を

表示してはならない。

8.5

8.1 に規定する表示は,使用するためにプラグコネクタを結線するときに,容易に識別できなければ

ならない。

注記  “使用するため”という用語は,プラグコネクタを機器用アウトレットにかん合することを含

まない。

8.6

有極性プラグコネクタでは,コンタクトの位置は,プラグコネクタのかん合面から見た位置で定め,

その配置は,次のとおりでなければならない。

接地極:上部中心位置

電圧極:下部左側位置

中性極:下部右側位置

コード交換形の有極性プラグコネクタの端子は,次のとおり表示しなければならない。

接地端子:記号    又は

中性線端子:文字 N

コード非交換形の有極性プラグコネクタは,コンタクトの表示は必要としないが,コードの線心は 22.1

で規定するとおりに接続しなければならない。

機器若しくは装置の内部と一体化した又はこれらに組み込んだもの以外の機器用アウトレットは,この

箇条に従うプラグコネクタとの使用に当たって,この箇条に対応する端子表示をもっていなければならな

い。

表示事項で要求される記号又は文字は,ねじ,取り外せるワッシャ又はその他の取り外せるものの上に

あってはならない。

注記  端子の表示及び導体の接続に関する要求事項は,機器用カプラの対応する要求事項にそって紹

介されている。有極性給電システムを要求する国及び IEC のプラグ及びコンセントシステム

IEC 60906 参照)を考慮している。

9

寸法及び適合性

寸法及び適合性は,JIS C 8283-1 の箇条 による。ただし,9.19.4 はこの規格による。また,9.5 は適

用しない。

9.1

相互接続カプラは,9.6 で認められているものを除き,次に規定するように,対応するスタンダード

シートに適合しなければならない。

クラスⅠ機器用の 2.5 A 250 V 相互接続カプラ

−  プラグコネクタ

シート A

−  機器用アウトレット

シート B


5

C 8283-2-2:2008

クラスⅡ機器用の 2.5 A 250 V の相互接続カプラ

−  プラグコネクタ

シート C

−  機器用アウトレット

シート D

クラスⅠ機器用の 10 A 250 V 相互接続カプラ

−  プラグコネクタ

シート E

−  機器用アウトレット

シート F

クラスⅡ機器用の 10 A 250 V の相互接続カプラ

−  プラグコネクタ

シート G

−  機器用アウトレット

シート H

クラスⅠ機器用の 16 A 250 V 相互接続カプラ

−  プラグコネクタ

シート I

−  機器用アウトレット

シート J

クラスⅡ機器用の 16 A 250 V の相互接続カプラ

−  プラグコネクタ

シート K

−  機器用アウトレット

シート L

適否は,周囲温度 25  ℃±5  ℃において,ゲージを使うか又は測定によって判定する。

アクセサリは,

表 102 に従ったゲージで試験する。

表 102−適用ゲージ

試験するアクセサリ

ゲージ

スタンダードシート E 及び G の 10 A プラグコネクタ

図 9H 

スタンダードシート I 及び K の 16 A プラグコネクタ

図 9M 

スタンダードシート F の 10 A 機器用アウトレット

図 101 

スタンダードシート H の 10 A 機器用アウトレット

図 102 

スタンダードシート J の 16 A 機器用アウトレット

図 103 

スタンダードシート L の 16 A 機器用アウトレット

図 104 

9.2

プラグコネクタに挿入される機器用アウトレットに保持装置がある場合のスタンダードシートは,

検討中。

9.3

プラグコネクタと機器用アウトレットとの間は単極接続が可能であってはならない。

機器用アウトレットは,JIS C 8303 及び IEC/TR 60083 に適合するプラグとの不適切なかん合ができて

はならない。

プラグコネクタは,JIS C 8303 及び IEC/TR 60083 に適合する可搬形コンセント又は JIS C 8283-1 に適

合するコネクタとの不適切なかん合ができてはならない。

適否は,手による試験によって判定する。

注記 1  “不適切なかん合”の中には,感電に対する保護に関する要求事項に適合しない単極接続又

はその他の不適切な接続も含まれる。

注記 2  スタンダードシートに適合すれば,この要求事項に適合している。

9.4

次の場合は,かん合できてはならない。

−  クラスⅡ機器用の機器用アウトレットとクラスⅠ機器用のプラグコネクタ

−  プラグコネクタより低い定格電流をもつ機器用アウトレットとプラグコネクタ



C 8283-2-2:2008

適否は,目視検査及び手による試験によって判定する。

注記 1  スタンダードシートとの適合は,要求事項への適合を保証する。

注記 2  (対応国際規格の注記を削除した。)

10  感電に対する保護

感電に対する保護は,JIS C 8283-1 の箇条 10 による。ただし,10.110.2 及び 10.4 はこの規格による。

10.1  相互接続カプラは,プラグコネクタを一部又は完全にかん合させたときに,充電部に手が触れない

ように設計しなければならない。

機器用アウトレットは,機器用アウトレットが通常使用するように適正に取り付けられるとき,充電部

に手が触れないように設計しなければならない。

適否は,目視検査か又は必要な場合,

図 10 に示す標準試験指による試験によって判定する。

この試験指は,手が触れる可能性のあるすべての場所に当て,該当部分に接触したか否かを表示する電

気表示器を備える。ゴム又は熱可塑性の周囲の覆い,外郭又は器体をもつプラグコネクタ及び機器用アウ

トレットに対しては,標準試験指は,絶縁材の変形によってコネクタの安全性を低下させるおそれのある

すべての部分にこの標準試験指を 20 N の力で 30 秒間当てる。この試験は,周囲温度 35  ℃±2  ℃で行う。

注記 1  標準試験指は,試験指の軸を基準にして各関節が同一の方向だけに角度 90°で回転できるよ

うに設計する。

注記 2  電気指示部は,40 V∼50 V の電圧で,該当部品に接触したかどうか分かるようにして使用す

る。

注記 3  スタンダードシートに適合する場合で,機器用アウトレットにプラグコネクタを挿入してい

る間に接触部の非接触性が確認できれば,この要求事項に適合している。

10.2  プラグコネクタのピンと,機器用アウトレットのコンタクトが接触したとき,ピンの充電部に手が

触れられるほどピンが長くてはならない。

適否は,手による試験及び 10.1 の試験によって判定する。

注記  スタンダードシートに適合する場合,この要求事項に適合する。

10.4  プラグコネクタ及び機器用アウトレットの外郭部品は,組立用ねじ又はこれに類するものを除き,

絶縁材料でできていなければならない。

適否は,目視検査によって判定する。

注記 1  絶縁材料の適合性は,箇条 15 の絶縁試験を通じて判定する。

注記 2  ラッカ又はエナメルは,10.110.4 の目的に合致する絶縁材料とはみなさない。

11  接地接続の装備

接地に関する規定は,JIS C 8283-1 の箇条 11 による。ただし,11.2 はこの規格による。

11.2  接地極付相互接続カプラは,プラグを差し込むとき,プラグコネクタの通電極のコンタクトが接続

する前に接地接続ができるような構造になっていなければならない。

プラグコネクタを引き抜くときは,接地接続が離れる前に,通電極のコンタクトが離れなければならな

い。

スタンダードシートに適合しない相互接続カプラの場合は,その適否は,許容差を考慮した図面の確認

及びその図面と試料とを照合することによって判定する。

注記  スタンダードシートに適合する場合,この要求事項に適合する。


7

C 8283-2-2:2008

12  端子及び端末

端子及び端末は,JIS C 8283-1 の箇条 12 による。

13  構造

構造は,JIS C 8283-1 の箇条 13 による。ただし,13.113.313.5 及び 13.9 はこの規格による。また,

13.7 及び 13.11 は適用しない。

13.1  相互接続カプラは,プラグコネクタの接地極と機器用アウトレットの通電極のコンタクトとの間に,

突発的な接触が生じるおそれのないよう設計しなければならない。

適否は,目視検査によって判定する。

注記  スタンダードシートに適合する場合,この要求事項に適合する。

13.3  プラグコネクタのピン及び機器用アウトレットのコンタクトは,緩むことのないよう固定しなけれ

ばならない。

適否は,目視検査及び手による試験によって判定する。

注記  締付けねじを緩み止めとして用いてもよい。

13.4  プラグコネクタのピンは,確実に固定し,十分な機械的強度をもつものでなければならない。ピン

は,工具を用いなければ取外しが不可能であり,また,周囲の覆いによって囲まれていなければならない。

ピン保持の確実さは,目視検査によって行い,疑義がある場合は,次の試験によって判定する。

試料は,70  ℃±2  ℃で 1 時間加熱し,更に試験用負荷を取り去った後の 5 分間を含む規定の試験時間,

この温度を維持する。

プラグコネクタは,不当なゆがみを受けることがなく,かつ,過度に圧迫することがないような方法で,

しっかりと保持する。ピンを初期の位置に維持するような保持の仕方をしてはならない。

各々のピンに軸方向に 60 N±0.6 N の力を徐々に加える。この力を加えた状態で 60 秒間保持する。

すべてのピンに対し最初はプラグコネクタの底面から抜ける方向に加え,次に押し込む方向に加える。

上記の試験中,各ピンの変位が 2.5 mm 以下で,また,押込力及び引張力を取り除いた後,5 分以内に関

連するスタンダードシートの許容差内の値であれば,この要求事項を満たす。

注記 1  この要求事項は,ピンがある程度浮いていることを排除するものではない。

注記 2  認めることのできる浮き具合については,寸法測定ではなく,ゲージで確認する。

13.5  機器用アウトレットのコンタクトは,十分な接触圧が加えられるよう適応力のあるものでなければ

ならない。

コンタクトの弾性を,絶縁体の適応性に依存してはならない。

適否は,目視検査及び箇条 16∼箇条 21 の試験によって判定する。

13.8  JIS C 8283-1 の 13.8 による。ただし,第 3 段落は,適用しない。

13.9  プラグコネクタの接地極は,本体に固定していなければならない。接地端子とプラグコネクタの接

地ピンとが一体でない場合,

又は接地端子と機器用アウトレットの接地コンタクトとが一体でない場合は,

それらの部品をリベット,溶接又は同様の確実な方法によって一体に固定していなければならない。

接地ピンと接地用端子との結合部,又はコンタクトと接地用端子との結合部は,耐腐食性の金属でなけ

ればならない。

適否は,目視検査によって,また必要な場合,試験によって判定する。

注記 1  この要求事項には,接地コンタクトがある程度浮いていることを排除するものではない。

注記 2  このある程度浮いていることをどれだけ許すかは,寸法測定によらず,ゲージを用いて判定



C 8283-2-2:2008

するが,ゲージは 2.5 A プラグコネクタに対しては検討中,また,10 A プラグコネクタに対

しては,JIS C 8283-1 

図 9H を参照。

14  耐湿性

耐湿性は,JIS C 8283-1 の箇条 14 による。

15  絶縁抵抗及び耐電圧

絶縁抵抗及び耐電圧は,JIS C 8283-1 の箇条 15 による。ただし,15.2 はこの規格による。

15.2  絶縁抵抗は,直流電圧 500 V を印加して測定する。各測定は,電圧印加後 1 分後に行う。

絶縁抵抗は,次の箇所で測定する。

a)  プラグコネクタを差し込んだ状態及び抜いた状態の機器用アウトレットに対して,通電極のコンタク

トを一括したものと本体との間

b)  プラグコネクタを差し込んだ状態の,機器用アウトレットに対して,順次,各通電極のコンタクトと

その他の一括したコンタクトとの間

c)  プラグコネクタに対して,通電極のコンタクトを一括したものと本体との間

d)  プラグコネクタに対して,順次,各極とその他の一括した極との間

e)  コード交換形プラグコネクタに対して,締付けねじを含んで,コード止めの金属部と接地極又は接地

用端子との間

f)  コード交換形プラグコネクタに対して,締付ねじを除いて,コード止めの金属部と規定の場所に取付

けられたコードの最大直径の金属棒との間

可とうコードの最大直径は,JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合するコードを使用する場合は,次の

表 2

による。その他は製造業者の指定による。

表 2−コードの最大直径

可とうコードのタイプ

心線数及び公称断面積

本・mm

2

最大直径

mm

3×0.75 7.6 
3×1 8.0

60227 IEC 53

3×1.5 9.4 
3×0.75 8.1 
3×1 8.5

60245 IEC 53

3×1.5 10.4

絶縁抵抗は,5 MΩ 以上でなければならない。

注記 1  a)及び c)において用いられる用語“本体”は,すべての金属部,固定ねじ,外部組立用のね

じ及び類似のもの,絶縁材料製の外部部品の外側表面に接触している金属はくを含むが,プ

ラグコネクタ[アイテム c)]のかん合面は,除く。

注記 2  金属はくは,絶縁材料製の外部部品の外側の表面の周りに巻く。ただし,開口部には押し込

まない。

16  プラグコネクタの抜差しに必要な力


9

C 8283-2-2:2008

16.1  相互接続カプラの構造は,プラグコネクタの容易な差込み及び引抜きを可能にし,通常の使用にお

いてプラグコネクタが機器用アウトレットから抜け落ちるのを防止しなければならない。この性質は,通

常の使用状態で過度に変化してはならない。

適否は,16.2 の試験によって判定する。この試験は,機器用アウトレットに対して実施し,箇条 21 の試

験の後繰り返す。

注記  機器用アウトレットにプラグコネクタを挿入するために必要な力を判定するための追加試験は,

検討中である。これらの挿入力に対しては,引抜力の 1.5 倍の値も検討されている。

16.2  機器用アウトレットから,試験用プラグコネクタを引き抜くのに必要である最大及び最小力は,JIS 

C 8283-1 の図 12 に示す装置によって決定する。この装置は,取付板 A 及び試験する機器用アウトレット
B で構成し,そのコンタクトの軸が垂直でコンタクトの開放端が下方を向いているように取り付ける。

試験用プラグコネクタは,試験する機器用アウトレットに対応するタイプであり,表面粗さ(粗度)が,

0.8 µm を超えない硬化鋼製のピンをもつ。ピンの長さ及びピンの中心間の距離は,関連するスタンダード

シートのなかで決められた値とする。ピン中心間の距離の許容差は,±0.02 mm とする。

最大引抜力を測定するために,ピン寸法は関連するスタンダードシートで規定する最大値(許容差は

0
0.01

mm)をもち,周囲の覆いの内部の寸法は,最小値(許容差は,

0.01
0

mm)をもつ。

最小引抜力を測定するために,ピン寸法は関連するスタンダードシートで規定する最小値(許容差は

0.01
0

mm)及び周囲の覆いの内部寸法は,最大値(許容差は,

0
0.01

mm)をもつ。

試験用プラグコネクタは,機器用アウトレットに対する挿入及び引抜きを 10 回行う。その後,試験用プ

ラグコネクタを再度挿入する。主おもり F 及び副おもり G に対しては,キャリア E を,適切な締め具(ク

ランプ)によってそれに取り付ける。副おもりは,5 N の力を働かせる。

おもり(副おもり付き)

,クランプ,キャリア及びプラグコネクタの合計荷重が,10 A 以下のアクセサ

リに対して 50 N,16 A のアクセサリに対して 60 N と同じでなければならない。おもりは,プラグコネク

タを揺らさないようにして掛け,その上に高さ 5 cm から副おもりを落とす。

試験用プラグコネクタは,機器用アウトレットから抜けなければならない。

引続き試験用プラグコネクタを取り替え,主おもり及び副おもりを他のおもりに取り替えて繰り返す。

このとき,試験用プラグコネクタ,クランプ,キャリア及び新しいおもりの合計荷重は,10 A 以下のアク

セサリで 10 N,16 A のアクセサリで 15 N とする。

試験用プラグコネクタは,機器用アウトレットから抜けてはならない。

17  コンタクトの動作

コンタクトの動作は,JIS C 8283-1 の箇条 17 による。

18  高温及び超高温用機器用カプラの耐熱性

JIS C 8283-1 の箇条 18 は,適用しない。

19  開閉性能

相互接続カプラは,十分な開閉性能をもっていなければならない。

適否は,機器用アウトレットに対し,次の試験によって判定する。

研磨した焼入れ鋼のピン及び関連するスタンダードシートに規定する寸法をもつプラグコネクタを組み

込んでいる試験装置の中に機器用アウトレットを取り付ける。


10 
C 8283-2-2:2008

機器用アウトレットは,コンタクトの軸を含む平面が水平になるよう,又接地極をもつものは,接地極

が最も上方になるように配置する。

プラグコネクタ及び機器用アウトレットを毎分 30 ストロークの速度で 50 回接続及び切断(100 ストロ

ーク)する。

結線は,JIS C 8283-1 

図 15 のように行う。試験電圧は 275 V,試験電流は定格電流の 1.25 倍,力率は

10 A 及び 16 A 機器用アウトレットに対しては 0.95 以上とし,2.5 A 機器用アウトレットに対しては,0.6

±0.05 とする。

接地回路には,電流は流さない。

接地回路及び可触金属部と電源の 1 極に接続した切換スイッチ C を,ストローク数の半数後に切り換え

る。

空心コイルを用いる場合は,誘導コイルを通る電流の約 1 %が流れる抵抗体をそれと並列に接続する。

鉄心誘導コイルを用いる場合は,ほぼ正弦波形の電流が流れるものであればよい。

試験中,異極充電部間又は充電部と接地回路との間に,せん(閃)絡があってはならない。また,どん

な個所にも持続するせん絡があってはならない。

試験後,試料にその後の使用を妨げる程度の損傷,及びピンの差込口にいかなる重大な損傷も認められ

てはならない。

注記 1  疑義のある場合,試験装置のプラグコネクタの中に固定したその実効長さの部分の表面粗さ

が 0.8 µm 以下の新しいピンで試験を繰り返す。新しい試料のセットによる新しいピンを用い

た繰返し試験に耐えれば,機器用アウトレットはこの要求事項に適合したとみなす。

注記 2  1 ストロークとは,プラグコネクタの 1 回の差込み又は 1 回の引抜きをいう。

注記 3  プラグコネクタは,開閉性能試験を行わない。

20  通常操作

相互接続カプラは,通常の使用状態において起こり得る機械的,電気的及び熱的応力に対し,過度に摩

耗したり,その他の有害な影響を受けることなく,それに耐えるものでなければならない。

適否は,箇条 19 の装置に取付けた機器用アウトレットによって判定する。

プラグコネクタ及び機器用アウトレットは,定格電流を流して 1 000 回(2 000 ストローク)抜き差しを

行い,更に電流を流さずに 3 000 回(6 000 ストローク)の抜き差しを行う。

試験電圧が 250 V であることを除いては,接続方法及びその他の条件は,箇条 19 で規定したものと同じ

とする。

接地回路及び可触金属部と電源の 1 極とを接続する切換スイッチ C(JIS C 8283-1 

図 15 を参照)を,

定格電流で,ストローク回数の半分を行った後に切り換える。

この試験の後,試料は,JIS C 8283-1 の 15.3 に規定する耐電圧試験に耐えなければならない。このとき

電圧は 1 500 V に減ずる。

試料は,次のとおりでなければならない。

−  その後の使用の妨げとなるような摩耗がない

−  外郭又は隔壁の品質低下がない

−  不具合のおそれのある損傷をピンの差込孔に与えない

−  電気的又は機械的接続に緩みをきたさない

−  充てん物の流出がない


11

C 8283-2-2:2008

注記 1  加湿処理は,この箇条の耐電圧試験前に繰返す必要はない。

注記 2  プラグコネクタは,通常操作の試験は行わない。

21  導電部の温度上昇

コンタクト及びその他の通電部は,電流が流れて生じる温度上昇が過度にならないように設計をしなけ

ればならない。

適否は,機器用アウトレットに対しては,次の試験を行うことによって判定する。

機器用アウトレットは,関連するスタンダードシートに規定する最小寸法で,かつ,径の許容差

0.02
0

mm

の黄銅ピンで,ピンの中心間距離がスタンダードシートに規定する値のプラグコネクタに差し込む。

プラグコネクタを機器用アウトレットに挿入し,定格電流の 1.25 倍の交流を 1 時間通電極のコンタクト

に流す。

接地極をもつコネクタの場合は,次に電流を通電極のコンタクトの一方と接地極に 1 時間流す。

温度測定は,溶融小片,色変化表示又は熱電対など適切な方法を選び,温度を決定するためにほとんど

影響を及ぼさない個所で測定する。

端子及びコンタクトの温度上昇は,45 K を超えてはならない。

この試験の後,5.5 に規定した 2 番目の組の 3 個の試料は,箇条 16 の試験に耐えなければならない。

注記 1  プラグコネクタは,温度上昇試験を行わない。

注記 2  この試験中,アクセサリは,外部熱源にさらさないようにしなければならない。

22  コード及びその接続

コード及びその接続は,JIS C 8283-1 の箇条 22 による。ただし,22.3 

表 及び 22.4 の表 は,この規

格による。

表 5−コード交換形プラグコネクタ試験用コードのタイプ

プラグコネクタのタイプ

コードのタイプ

公称断面積

mm

2

10 A

60245 IEC 53

0.75 
1

16 A

60245 IEC 53


1.5


12 
C 8283-2-2:2008

表 6−コード交換形プラグコネクタ用コードのタイプ及び公称断面積

プラグコネクタのタイプ

コードのタイプ

公称断面積

mm

2

10 A

60245 IEC 53

1

16 A

60245 IEC 53

1.5

23  機械的強度

機械的強度は,JIS C 8283-1 の箇条 23 によるほか,次による。ただし,23.123.3 及び 23.8 はこの規格

による。また,23.4 及び 23.6 は適用しない。

23.1  相互接続カプラは,十分な機械的強度をもたなければならない。

適否は,

−  プラグコネクタに対しては,23.223.323.523.7 及び 23.8 の試験によって,

−  機器用アウトレットに対しては,23.5 の試験によって,

判定する。

23.3  23.2 の試験後,プラグコネクタは,JIS C 8283-1 の図 19 に示すような装置の機器用アウトレットに

挿入する。

プラグコネクタは,この規格に適合し,かつ,選択することができる平均的な特性にできる限り近い特

性をもつ機器用アウトレットを用いて試験する。プラグコネクタのピンは,下向きでなければならない。

表 に規定する横方向の引張力を,通電極のコンタクトの軸を含む平面に垂直な方向にコードに加え,

直ちに離す。

この操作シーケンスは,一方向に 100 回行い,その後,反対方向に 100 回行う。

表 7−加えられる横方向の引張力

プラグコネクタの定格電流

A

引張力

N

2.5 6

10 35 
16 50

必要な場合,プラグコネクタが機器用アウトレットから外れることを防止するような位置に保持する。

試験中,ガードがあれば,器体から分離してはならない。

試験後,プラグコネクタは,この規格の意味で,損傷を示してはならない。

注記  図 19 に示す装置は,プラグコネクタの軸と,可とうコードの軸が一致したもの(“まっすぐな”

プラグコネクタ)用の装置で,これ以外のプラグコネクタの場合は,引張力が最も不利になる

ような位置で加えられるように装置を調整しなければならない。

23.5  JIS C 8283-1 の 23.5 の一部を,次のように修正する。

第 1 段落の代わりに,次を適用する。

プラグコネクタ及び機器用アウトレットの周囲の覆いは,

図 21 のばね動作式衝撃試験装置を用いて試験

する。

23.8  プラグコネクタの周囲の覆いは,JIS C 8283-1 の図 24 に示すような装置の中で 25  ℃±5  ℃の周囲

温度で圧縮試験を行う。


13

C 8283-2-2:2008

試料を,半径 25 mm の円筒面で幅 15 mm,長さ 50 mm の鋼鉄製のあごの間に挟む。角は半径 2.5 mm の

面取りを施す。

試料の周囲の覆いの先端と,あごの先端が一致するように挟む。

あごに加える力は 20 N±2 N とする。

1 分後に力の掛かった状態で,該当“通り”ゲージがプラグコネクタに挿入できなければならない。疑

義が生じた場合及びゲージがない場合は,周囲の覆いの内部寸法を測定する。寸法は,該当スタンダード

シートに適合していなければならない。

試験は,試料を 90°回転させて繰り返す。

24  耐熱性及び耐劣化性

耐熱性及び耐劣化性は,JIS C 8283-1 の箇条 24 による。

25  ねじ,通電部及び接続

ねじ,通電部及び接続は,JIS C 8283-1 の箇条 25 による。

26  沿面距離,空間距離及び絶縁材料を通しての距離

沿面距離,空間距離及び絶縁材料を通しての距離は,JIS C 8283-1 の箇条 26 によるほか,次による。

表 の注記 の内容を,次に置き換える。

用語“可触金属部”は,次を含む。

−  機器用アウトレットの絶縁材料でできた外部表面に接触する金属はく

−  ピンが,対応する機器用アウトレットのコンタクトに電気的に接続されているとき,可触であるプラ

グコネクタの絶縁材料製の外部表面に接触している金属はく

さらに,最終段落を削除する。

27  絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性

絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性は,JIS C 8283-1 の箇条 27 による。ただし,27.2 は適

用しない。

28  耐腐食性

耐腐食性は,JIS C 8283-1 の箇条 28 による。

29  電磁両立性  (EMC)  要求事項

電磁両立性 (EMC) 要求事項は,JIS C 8283-1 の箇条 29 による。


14 
C 8283-2-2:2008

スタンダードシート A

クラスⅠ機器用 2.5 A プラグコネクタ(コード非交換形だけ)

単位  mm

コネクタが挿入される部分の輪郭 1)は,どの点においても,かん合面から 16.5 mm の距離までは,超えたり,縮小

してはならない。

コネクタが挿入されない部分の輪郭 2)は,プラグコネクタの軸に直角な,いかなる断面においても超えてはならな

い。ただし,側面コード差込み口のあるプラグコネクタに対して,また,他のアクセサリと組み合わせたプラグコネ
クタに対しては,コードの軸方向又は挿入部分の動作方向に対し,この制限は適用しない。

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。 
形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


15

C 8283-2-2:2008

スタンダードシート B

クラスⅠ機器用 2.5 A 機器用アウトレット

単位  mm

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。 
形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


16 
C 8283-2-2:2008

スタンダードシート C

クラスⅡ機器用 2.5 A プラグコネクタ(コード非交換形だけ)

単位  mm

コネクタが挿入される部分の輪郭 1)は,どの点においても,かん合面から 14.5 mm の距離までは,超えたり,縮小

してはならない。

コネクタが挿入されない部分の輪郭 2)は,プラグコネクタの軸に直角な,いかなる断面においても超えてはならな

い。ただし,側面コード差込み口のあるプラグコネクタに対して,また,他のアクセサリと組み合わせたプラグコネ
クタに対しては,コードの軸方向又は挿入部分の動作方向に対し,この制限は適用しない。

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。

形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


17

C 8283-2-2:2008

スタンダードシート D

クラスⅡ機器用 2.5 A 機器用アウトレット

単位  mm

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。

形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


18 
C 8283-2-2:2008

スタンダードシート E

クラスⅠ機器用 10 A プラグコネクタ

単位  mm

コネクタが挿入される部分の輪郭 1)は,どの点においても,かん合面から 17 mm の距離までは,超えたり,縮小し

てはならない。

コネクタが挿入されない部分の輪郭 2)は,プラグコネクタの軸に直角な,いかなる断面においても超えてはならな

い。ただし,側面コード差込み口のあるプラグコネクタに対して,また,他のアクセサリと組み合わせたプラグコネ

クタに対しては,コードの軸方向又は挿入部分の動作方向に対し,この制限は適用しない。

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。 
形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


19

C 8283-2-2:2008

スタンダードシート F

クラスⅠ機器用 10 A 機器用アウトレット

単位  mm

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。

形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


20 
C 8283-2-2:2008

スタンダードシート G

クラスⅡ機器用 10 A プラグコネクタ(コード非交換形だけ)

単位  mm

コネクタが挿入される部分の輪郭 1)は,どの点においても,かん合面から 17 mm の距離までは,超えたり,縮小し

てはならない。

コネクタが挿入されない部分の輪郭 2)は,プラグコネクタの軸に直角な,いかなる断面においても超えてはならな

い。ただし,側面コード差込み口のあるプラグコネクタに対して,また,他のアクセサリと組み合わせたプラグコネ
クタに対しては,コードの軸方向又は挿入部分の動作方向に対し,この制限は適用しない。

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。 
形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


21

C 8283-2-2:2008

スタンダードシート H

クラスⅡ機器用 10 A 機器用アウトレット

単位  mm

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。 
形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


22 
C 8283-2-2:2008

スタンダードシート I

クラスⅠ機器用 16 A プラグコネクタ

単位  mm

コネクタが挿入される部分の輪郭 1)は,どの点においても,かん合面から 19 mm の距離までは,超えたり,縮小し

てはならない。

コネクタが挿入されない部分の輪郭 2)は,プラグコネクタの軸に直角な,いかなる断面においても超えてはならな

い。ただし,側面コード差込み口のあるプラグコネクタに対して,また,他のアクセサリと組み合わせたプラグコネ
クタに対しては,コードの軸方向又は挿入部分の動作方向に対し,この制限は適用しない。

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。

形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


23

C 8283-2-2:2008

スタンダードシート J

クラスⅠ機器用の 16 A 機器用アウトレット

単位  mm

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。 
形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


24 
C 8283-2-2:2008

スタンダードシート K

クラスⅡ機器用 16 A プラグコネクタ

単位  mm

コネクタが挿入される部分の輪郭 1)は,どの点においても,かん合面から 19 mm の距離までは,超えたり,縮小し

てはならない。

コネクタが挿入されない部分の輪郭 2)は,プラグコネクタの軸に直角な,いかなる断面においても超えてはならな

い。ただし,側面コード差込み口のあるプラグコネクタに対して,また,他のアクセサリと組み合わせたプラグコネ
クタに対しては,コードの軸方向又は挿入部分の動作方向に対し,この制限は適用しない。

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。

形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


25

C 8283-2-2:2008

スタンダードシート L

クラスⅡ機器用 16 A 機器用アウトレット

単位  mm

図に示した寸法を除き,図は形状の詳細を規定するものではない。 
形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。


26 
C 8283-2-2:2008

単位  mm

ゲージ及びピン:焼入れ鋼

機器用アウトレットを,60 N 以下の力でこのゲージに完全に差し込むことが可能でなければならない。 
コネクタが,完全に差し込まれているか否かを確かめるために,のぞき穴を付したゲージの使用を推奨する。 
形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。

図 101−スタンダードシート の機器用アウトレット用“通り”ゲージ(9.1 参照)


27

C 8283-2-2:2008

単位  mm

ゲージ及びピン:焼入れ鋼 
機器用アウトレットを,60 N 以下の力でこのゲージに完全に差し込むことが可能でなければならない。 
コネクタが,完全に差し込まれているか否かを確かめるために,のぞき穴を付したゲージの使用を推奨する。

形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。

図 102−スタンダードシート の機器用アウトレット用“通り”ゲージ(9.1 参照)


28 
C 8283-2-2:2008

単位  mm

ゲージ及びピン:焼入れ鋼 
機器用アウトレットを,60 N 以下の力でこのゲージに完全に差し込むことが可能でなければならない。 
コネクタが,完全に差し込まれているか否かを確かめるために,のぞき穴を付したゲージの使用を推奨する。

形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。

図 103−スタンダードシート の機器用アウトレット用“通り”ゲージ(9.1 参照)


29

C 8283-2-2:2008

単位  mm

ゲージ及びピン:焼入れ鋼 
機器用アウトレットを,60 N 以下の力でこのゲージに完全に差し込むことが可能でなければならない。

コネクタが,完全に差し込まれているか否かを確かめるために,のぞき穴を付したゲージの使用を推奨する。 
形状又は位置の公差を示す記号については,JIS B 0621 を参照。

図 104−スタンダードシート の機器用アウトレット用“通り”ゲージ(9.1 参照)


30 
C 8283-2-2:2008

参考図−機器用カプラと相互接続カプラ


31

C 8283-2-2:2008

附属書

附属書は,JIS C 8283-1 

附属書 及び附属書 JA によるほか,次による。

参考文献  JIS B 0621  幾何偏差の定義及び表示

注記  対 応 国 際 規 格 : ISO 1101 , Geometrical Product Specifications (GPS) − Geometrical

tolerancing−Tolerances of form, orientation, location and run-out (MOD)

IEC 61140:2001,Protection against electric shock−Common aspects for installation and equipment

IEC/TR 60083:2006,Plugs and socket-outlets for domestic and similar general use standardized in

member countries of IEC

注記  対応日本工業規格:JIS C 8303  配線用差込接続器 (NEQ)


32 
C 8283-2-2:2008

附属書 JC

参考)

JIS と対応する国際規格との対比表

JIS C 8283-2-2:2008  家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−第 2-2
部:家庭用及び類似の機器用相互接続カプラ

IEC 60320-2-2:1998,Appliance couplers for household and similar general purposes−Part 
2-2: Interconnection couplers for household and similar equipment

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

箇条番号

及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際
規格
番号

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

1  適用範囲

この規格を適用するカ
プラの適用範囲を規定

1

JIS に同じ。

変更

IEC 規格では,プラグコネクタに対
応する機器用アウトレットの接点温

度を 65  ℃以下としているが,JIS 
は,70  ℃以下とした。

IEC 60320-1 の最新版では,低温用カ
プラの温度分類は,65  ℃から 70  ℃

に変更されており,JIS では,この値
を先取りした。

3.101

相互接続カプラの定義 3.101

JIS に同じ。

追加

JIS では,相互接続カプラの定義に
おいて,参考図を参照した。

定義だけでは,分かりにくいので,
参考図を追加し,定義でこの図を引
用した。

5.8A

使用電線を IEC 対応電
線に限定

追加

JIS C 8283-1 で追加した JIS C 3662
又は JIS C 3663 に適合するコード以

外のコードは,この規格では認めな
いことにした。

この規格でカバーされるプラグコネ
クタのコードセットとして使用され

る接続器は,機器用コネタクであり,
プラグではないため,使用コードの
国際整合化は可能であると判断し,
IEC 対応電線だけを認めた。

8.6

接地端子の記号 8.6

JIS に同じ。

選択

JIS では,丸付き接地端子記号を追
加した。

国際的には,丸付き接地端子が主流

となっているため,先取りして追加
した。

9.3

9.3

JIS に同じ。

追加

JIS では,IEC/TR 60083 でカバーさ
れる標準コンセントに加えて,我が
国のコンセントの標準サイズをカバ
ーしている JIS C 8303 とこの規格で

カバーされるプラグコネクタとの不
適切なかん合も禁止した。

接続器において,異なった規格間の

不適切なかん合は,危険なので,我
が国の標準コンセントも追加した。

1

C

 828

3-

2-

2

2

008


33

C 8283-2-2:2008

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

箇条番号 
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際
規格

番号

箇条番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

9.4

互換性 9.4

JIS に同じ。

削除

JIS では,ゲージによる判定を削除
した。

IEC 規格では,ゲージは検討中とな
っており,ゲージの規定がないため
削除した。

13

規定なし 13

JIS に同じ。

変更 13.13 を 13.11 に修正した。

IEC 規格はミスプリント。

17  コ ン タ
クトの動作

JIS C 8283-1 による。 17 コンタ

ク ト の 動

個 別 規 格 で IEC 
60320-1 
の 17.1 及
び 17.2 を修正し
て適用。

変更

IEC 規格の内容は,一般要求事項の
内容とほぼ同じであり,項番号も一
致していないため JIS C 8283-1 の箇
条 17 をそのまま適用した。

IEC 規格はミスプリント。

参考図

機器用カプラと相互接
続カプラのイメージ図

JIS に同じ。

追加

JIS では,参考図を追加した。

定義だけでは,分かりにくいため,
参考図を作成した。

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 60320-2-2:1998,MOD 

被引用法規

電気用品安全法(予定)

 
注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

−  削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

−  追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更 国際規格の規定内容を変更している。

−  選択 国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしている。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

−  MOD  国際規格を修正している。 

1

C

 828

3-

2-

2

20
0

8