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C 8283-2-1:2008

(1)

目  次

ページ

序文

1

1  適用範囲

1

2  引用規格

1

3  用語及び定義

1

4  一般要求事項

2

5  試験に関する一般注意事項

2

6  定格

2

7  区分

2

8  表示

2

9  寸法及び適合性

2

10  感電に対する保護

3

11  接地接続の装備

3

12  端子及び端末

3

13  構造

4

14  耐湿性

4

15  絶縁抵抗及び耐電圧

4

16  コネクタの抜差しに必要な力

4

17  コンタクトの動作

4

18  高温及び超高温用機器用カプラの耐熱性

4

19  開閉性能

4

20  通常操作

5

21  導電部の温度上昇

5

22  コード及びその接続

5

23  機械的強度

5

24  耐熱性及び耐劣化性

6

25  ねじ,通電部及び接続

6

26  沿面距離,空間距離及び絶縁材料を通しての距離

6

27  絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性

6

28  耐腐食性

6

29  電磁両立性  (EMC)  要求事項

6

附属書

7

附属書 JC(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

8

 


 
C 8283-2-1:2008

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本

工業規格である。これによって,JIS C 8283-2-1:2000 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

JIS C 8283 の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

C

8283-1

第 1 部:一般要求事項

JIS

C

8283-2-1

第 2-1 部:ミシン用カプラ

JIS

C

8283-2-2

第 2-2 部:家庭用及び類似の機器用相互接続カプラ

JIS

C

8283-2-3

第 2-3 部:IPX1 以上の保護等級をもつ機器用カプラ

JIS

C

8283-2-4

第 2-4 部:機器の質量によってかん(嵌)合するカプラ

JIS

C

8283-2-101

第 2-101 部:電熱機器用カプラ


日本工業規格

JIS

 C

8283-2-1

:2008

家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−

第 2-1 部:ミシン用カプラ

Appliance couplers for household and similar general purposes−

Part 2-1: Sewing machine couplers

序文

この規格は,

2000 年に第 2 版として発行された IEC 60320-2-1 を基に作成した日本工業規格であるが,

我が国の配電事情などを考慮し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JC に示す。

1

適用範囲

この規格は,家庭ミシン用の特殊な機器用カプラで,定格電圧 250 V 以下,定格電流 3.0 A 以下の交流

専用のミシン用カプラについて規定する。

ミシン用カプラは制御部品又はミシン動作用の回路によって 2 個以上の接点があってもよく,また,接

地極はあってもなくてもよい。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60320-2-1:2000,Appliance couplers for household and similar general purposes−Part 2-1: Sewing

machine couplers (MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを示

す。

2

引用規格

引用規格は,JIS C 8283-1 の箇条 2 によるほか,次による。

JIS C 8283-1:2008  家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−第 1 部:一般要求事項

注記  対応国際規格:IEC 60320-1:2001,Appliance couplers for household and similar general purposes

−Part 1: General requirements (MOD)

JIS C 9335-2-28:2004  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-28 部:ミシンの個別要求事項

注記  対応国際規格:IEC 60335-2-28:2002,Household and similar electrical appliances−Safety−Part

2-28: Particular requirements for sewing machines (MOD)

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8283-1 の箇条 3 によるほか,次による。



C 8283-2-1:2008

3.101

ミシン用カプラ  (sewing machine coupler)  

ミシンにだけ使用する機器用カプラ。

ミシン用カプラは,次の二つの部分からなる。

−  コードと一体化した又はコードに取り付けることを意図したミシン用コネクタ

−  ミシン本体若しくはその制御装置と一体化した,それらに組み込んだ,又はそれらに固定することを

意図したミシン用インレット

4

一般要求事項

一般要求事項は,JIS C 8283-1 の箇条 4 による。

5

試験に関する一般注意事項

試験に関する一般注意事項は,JIS C 8283-1 の箇条 5 による。

6

定格

定格は,JIS C 8283-1 の箇条 6 による。ただし,6.1 及び 6.2 はこの規格による。

6.1

標準定格電圧は 250 V 又は 125 V とする。

6.2

ミシン用カプラの標準定格電流は,3.0 A 以下でなければならない。

7

区分

区分は,JIS C 8283-1 の箇条 7 による。ただし,7.1.1 及び 7.1.2 はこの規格による。

7.1.1

ミシン用カプラは,低温用だけである(ミシン用インレットのピンの最高温度は 70 ℃以下)

7.1.2

ミシン用カプラは,接続するミシンのタイプによって次のように分類する。

−  クラス 0 用のミシン用カプラ

注記  定格電圧が 150 V 以下のミシン用カプラについてだけ許容する。

−  クラスⅠ用のミシン用カプラ

−  クラスⅡ用のミシン用カプラ

8

表示

表示は,JIS C 8283-1 の箇条 8 による。

9

寸法及び適合性

寸法及び適合性は,JIS C 8283-1 の箇条 9 によるほか,次による。ただし,9.1 は適用しない。

9.3

JIS C 8283-1 の 9.3 によるほか,次による。

JIS C 8283-1 の注記 は適用しない。

クラスⅠ用及びクラスⅡ用のミシン用カプラは,次に適合しなければならない。

ミシン用カプラにはスタンダードシートが含まれていないが,次の寸法規定を適用する。

ミシン用コネクタには,

箇条 26 に規定する距離に適合するようにソケットコンタクトが埋め込まれてい

なければならない。その寸法は,JIS C 8283-1 のコネクタのスタンダードシートにできる限り,合致させ

る。


3

C 8283-2-1:2008

注記 2  コンタクトの引込口の直径又は幅が 3 mm 以下で外郭の受け口面から計測したときに 3 mm

以上コンタクトが埋め込まれているミシン用コネクタは,許容範囲内である。JIS C 8283-1

のスタンダードシート C1,C5 及び C7 を参照。

注記 3  コンタクトの引込口の寸法とソケットコンタクトから外郭の受け口面までの距離との間のよ

り正確な関係は考慮中である。

ソケットコンタクトの内部の長さは,ソケットコンタクトとミシン用インレットの挿入ピンとの間のオ

ーバラップ部分が 4 mm 以上としなければならない。

クラス 0 用のミシン用コネクタの刃受け金具が外郭の受け口面から沈む深さは,次に適合しなければな

らない。

刃受け孔の直径又は短辺が 3 mm 以下のものは 1.2 mm 以上,刃受け孔の直径又は短辺が 3 mm を超え

5 mm 以下のものは 1.5 mm 以上,及び刃受け孔の直径又は短辺が 5 mm を超えるものは 3 mm 以上でな

ければならない。

9.4

JIS C 8283-1 の 9.4 によるほか,次による。

(第 1 ダッシュを次の二つのダッシュに置き換える。

−  クラスⅡ用のミシン用コネクタと,クラスⅠ機器用インレット

−  クラス 0 用のミシン用コネクタと,そのクラス以外の機器用インレット

9.101  ミシン用カプラは,JIS C 8283-1 のスタンダードシートに適合するコネクタ又は機器用インレット

と互換性があってはならず,また,家庭用及びこれに類する用途のプラグ及びコンセント(

例  JIS C 8303

及び IEC/TR 60083 に適合するもの)とも互換性があってはならない。

10  感電に対する保護

感電に対する保護は,JIS C 8283-1 の箇条 10 による。

11  接地接続の装備

接地接続の装備は,JIS C 8283-1 の箇条 11 による。

12  端子及び端末

端子及び端末は,JIS C 8283-1 の箇条 12 によるほか,次による。ただし,12.1.3 はこの規格による。

12.1.3  JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合したコードを使用する場合,コード交換形ミシン用コネクタの

端子は公称断面積が 0.75 mm

2

及び 1 mm

2

の可とう導体を付けられるものでなければならない。ねじ形端子

及びスタッド形端子の の長さは 1.4 mm とする。JIS C 8283-1 のスタンダードシート C27 を参照する。

その他のコードを使用する場合,製造業者が指定するコードを取り付けられる端子をもっていなければ

ならない。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合したコードを使用する場合,適否は,目視検査,測定並びに 0.75 mm

2

及び 1 mm

2

の導体を取り付けることによって判定する。

12.101  (12.1.3 に続く)

2 個以上の導体を接続するコード交換形ミシン用コネクタの端子は,接続する導体数を確認しなければ

ならない。

12.2.4  JIS C 8283-1 の 12.2.4 によるほか,次による。

端子サイズ 0 の端子には,各導体に 30 N の引張力を加える。



C 8283-2-1:2008

12.2.6  JIS C 8283-1 の 12.2.6 によるほか,次による。

端子サイズ 0 の端子には,公称断面積 1 mm

2

の導体を取り付け,

(可とう導体の構成は)素線数及び素

線の公称直径を 32 本×0.20 mm とする。

13  構造

構造は,JIS C 8283-1 の箇条 13 によるほか,次による。

13.10.3  JIS C 8283-1 の 13.10.3 によるほか,次による。

クラス 0 用のミシン用カプラは,絶縁物を通しての距離を 0.8 mm 以上とする。

13.101  (13.7 に続く)

ミシン用コネクタは,溝に埋め込んだ又は類似のコンタクトがあってはならない。

注記  たとえ標準試験指がコンタクトに接触不可能であっても,この規定はすべての条件に適用する。

適否は,検査によって判定する。

13.102  (13.11 に続く)

供給電圧用及び安全特別低電圧用の接点をもつミシン用コネクタは,

コード交換形であってはならない。

適否は,検査によって判定する。

14  耐湿性

耐湿性は,JIS C 8283-1 の箇条 14 による。

15  絶縁抵抗及び耐電圧

絶縁抵抗及び耐電圧は,JIS C 8283-1 の箇条 15 によるほか,次による。

15.3  JIS C 8283-1 の 15.3 によるほか,次による。

クラス 0 用のミシン用カプラの試験電圧は 1 000 V とする。 

16  コネクタの抜差しに必要な力

コネクタの抜差しに必要な力は,JIS C 8283-1 の箇条 16 によるほか,次による。

16.1  JIS C 8283-1 の 16.1 によるほか,次による。

16.1 の一部を,次のように修正する。

ミシン用コネクタはコネクタに適切なミシン用インレットを用いて,次の力で試験を行う。

最大 50 N

最小 10 N

17  コンタクトの動作

コンタクトの動作は,JIS C 8283-1 の箇条 17 による。

18  高温及び超高温用機器用カプラの耐熱性

高温及び超高温用機器用カプラの耐熱性は,JIS C 8283-1 の箇条 18 による。

19  開閉性能

開閉性能は,JIS C 8283-1 の箇条 19 によるほか,次による。

(箇条 19 の一部を,次のように修正する。


5

C 8283-2-1:2008

試験電圧は,定格電圧の 1.1 倍とする。

20  通常操作

通常操作は,JIS C 8283-1 の箇条 20 によるほか,次による。

(箇条 20 の一部を,次のように修正する。

試験電圧は,定格電圧とする。

(箇条 20 に,次を追加する。

クラス 0 のミシン用カプラの耐電圧試験電圧は,1 000 V とする。

21  導電部の温度上昇

導電部の温度上昇は,JIS C 8283-1 の箇条 21 による。

22  コード及びその接続

コード及びその接続は,JIS C 8283-1 の箇条 22 によるほか,次による。ただし,22.4 はこの規格による。

22.1  JIS C 8283-1 の 22.1 による。ただし,表 は,次による。

表 4−コードのタイプ及び最小公称断面積

コネクタのタイプ

コードのタイプ

最小公称断面積

mm

2

ミシン用コネクタ

60227 IEC 52

60245 IEC 53

0.75 *

0.75 *

注* 2

m 以下のコードに対しては,0.5 mm

2

への低減が JIS C 9335-2-28 によって認められる。ただし,この場合,

その差込みプラグ内に 500 A 以上の定格遮断容量をもつ定格電流が 3 A 以下のヒューズリンクを備えなけれ
ばならない。

表 以外でも,電気用品の技術上の基準を定める省令(昭和 37 年通商産業省令第 85 号)別表第一に適

合するものは接続できる。ただし,シースのない平形コードは,クラス 0 用コネクタにだけ使用できる。

22.3 及び 22.4  JIS C 8283-1 の 22.3 及び 22.4 によるほか,次による。

22.3 及び 22.4 の試験項目に追加)

ミシン用コネクタが 1 本又はそれ以上の可とうコードを装着しているか又は装着するよう設計する場合,

試験は次の条件で実施する。

−  コード非交換形ミシン用コネクタは,コードが付いた納入された状態で試験する。

−  コード交換形ミシン用コネクタは,製造業者推奨のコードのサイズ及びタイプを用いて試験する。

−  ミシン用コネクタは,コードを約 100 mm の長さに裁断し,各コードごとに試験する。

注記  この試験用に,使用コードごとに 1 セットの追加の試料が必要である。

22.4 の一部を置換)

コード非交換形ミシン用コネクタについて,屈曲回数は 10 000(シースなしは 2 000 回)とする。

23  機械的強度

機械的強度は,JIS C 8283-1 の箇条 23 によるほか,次による。

23.2  JIS C 8283-1 の 23.2 によるほか,次による。

ミシン用コネクタが 1 本以上のコードを装着しているか又は装着するように設計されている場合,試験



C 8283-2-1:2008

は,次の条件で実施しなければならない。

−  コード非交換形ミシン用コネクタは,納入された状態でコードが付いている状態で試験しなければな

らない。

−  コード交換形ミシン用コネクタは,製造業者推奨の可とうコードのサイズ及びタイプのものを用いて

試験しなければならない。

−  すべてのコードの長さは約 100 mm としなければならない。

23.3  JIS C 8283-1 の 23.3 による。ただし,表 は,次による。

表 7−加えられる横方向の引張力

コネクタのタイプ

引張力 (N)

ミシン用コネクタ 6

24  耐熱性及び耐劣化性

耐熱性及び耐劣化性は,JIS C 8283-1 の箇条 24 による。

25  ねじ,通電部及び接続

ねじ,通電部及び接続は,JIS C 8283-1 の箇条 25 によるほか,次による。

25.1

JIS C 8283-1 の 25.1 によるほか,次による。

JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合したコードを使用する場合,ミシン用コネクタの端子ねじの試験用に

使用する導線の公称断面積は,1 mm

2

とする。

26  沿面距離,空間距離及び絶縁材料を通しての距離

沿面距離,空間距離及び絶縁材料を通しての距離は,JIS C 8283-1 の箇条 26 による。ただし,クラス 0

用のミシン用カプラは,次を適用する。

充電部と可触金属部との間は,9.3 による。

可触金属部と充電部との間の絶縁材料の厚さは,0.8 mm 以上とする。

27  絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性

絶縁材料の耐熱性,耐火性及び耐トラッキング性は,JIS C 8283-1 の箇条 27 による。

28  耐腐食性

耐腐食性は,JIS C 8283-1 の箇条 28 による。

29  電磁両立性  (EMC)  要求事項

電磁両立性 (EMC) 要求事項は,JIS C 8283-1 の箇条 29 による。


7

C 8283-2-1:2008

附属書

附属書は,JIS C 8283-1 の

附属書 及び附属書 JA によるほか,附属書 JC による。

参考文献  IEC/TR 60083:2006,Plugs and socket-outlets for domestic and similar general use standardized in

member countries of IEC

注記

対応日本工業規格:JIS C 8303  配線用差込接続器 (NEQ)



C 8283-2-1:2008

附属書 JC

参考)

JIS と対応する国際規格との対比表

JIS C 8283-2-1:2008  家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ−第 2-1 部:ミ
シン用カプラ

IEC 60320-2-1:2000,Appliance couplers for household and similar general purposes 
−Part 2-1: Sewing machine couplers

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号

及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策


6.2

標準定格電流(3.0 A
以下)


6.2

標準定格電流(2.5 A 以
下) 

変更

JIS では,標準定格電流の範囲
を 3.0 A まで拡大した。 

我が国の電圧は 100 V のため,欧
州よりもミシンの定格電流が大き

くなる。このため,標準電流の範
囲を 2.5 A から 3.0 A に広げた。

6.1

標準定格電圧(125 
V 又は 250 V)

6.1

IEC 60320-1 による。 
(250 V)

選択

JIS では,標準定格電圧として
125 V を追加した。

この規格でカバーされるミシン用
カプラの形状は,すべて非標準寸
法であり,定格電圧を 250 V だけ

に標準化する必要はない。このた
め,我が国の 100 V 電源で使用さ
れているミシンに使用する機器用

カプラの定格は 125 V も標準値と
した。

7.1.2

ミ シ ン 用 カ プ ラ の
接 続 さ れ る ミ シ ン
の タ イ プ に よ る 分

7.1.2

JIS に同じ。ただし,ク
ラス 0 用のミシン用カプ
ラはなし。

追加

JIS では,定格電圧 150 V 以下
のミシン用に対して,クラス 0
用カプラを認めた。 

JIS C 9335-2-28 で,定格電圧 150 V
以下についてはクラス 0 のミシン
を認めているため,そのミシン用

カプラの分類を追加した。

9.3

寸法規定

9.3

JIS に同じ。 

追加

JIS では,クラス 0 用コネクタ
に対する刃受け面から刃受け
金具までの距離の規定を追加
した。 

クラス 0 用を追加したことによ

る。

1

C

 828

3-

2-

1

2

008


9

C 8283-2-1:2008

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

9.4

互換性の規定を JIS 
C 8283-1 
から修正

9.4

IEC 60320-1 による。 

変更

IEC 規格では,クラスⅡのコ
ネクタとその他のクラス(ク
ラス I)のインレットのかん合
を禁止しているが,JIS では,

クラスⅡのコネクタは,クラ
ス 0 のインレットにかん合す
ることを認め,クラス 0 のコ

ネクタが,他のクラスのイン
レットにかん合することを禁
止した。 

クラス 0 用を追加したことによ

る。

9.101

こ の 規 格 で カ バ ー
さ れ る 機 器 用 カ プ

ラと JIS C 8283-1 
ス タ ン ダ ー ド シ ー
ト 化 さ れ た 機 器 用

カ プ ラ 及 び プ ラ
グ・コンセントの規
格 で カ バ ー さ れ る

標準プラグ・コンセ
ントとの間で,互換
性の禁止

9.3

JIS に同じ

追加

JIS では,IEC/TR 60083 でカ
バーされる標準プラグ・コン

セントに加えて,我が国のプ
ラグ・コンセントの標準サイ
ズ を カ バ ー し て い る JIS C 
8303 
とこの規格でカバーされ
る機器用カプラとの互換性も
禁止した。

ミシン用カプラは,独自の寸法を
使用するというコンセプトに基づ

いて規格が作成されているので,
他の機器には接続できないように
する必要がある。

12.1.3

コ ー ド 交 換 形 コ ネ
ク タ の ね じ 端 子 サ

イズ

12.1.3

JIS に同じ

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合するコード以外の
コードは,製造業者の指定の
コードを使用して試験するこ
とにした。

JIS C 8283-1 の 22.1 などで認めた
JIS C 3662 又は JIS C 3663 に適合
す る コ ー ド 以 外 の コ ー ド に は ,
IEC 規格が指定している断面積
1.0 mm

2

のコードがないことによ

る。

13.10.3

JIS C 8283-1 の規定
にクラス 0 用の通し
絶縁距離を追加

13.10.3

IEC 60320-1 による。 

追加

JIS では,クラス 0 用のミシン
用カプラの通し絶縁距離(0.8 
mm)を追加した。 

クラス 0 用を追加したことによ

る。

1

C

 828

3-

2-

1

20
0

8


10 
C 8283-2-1:2008

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

15.3

JIS C 8283-1 の耐電
圧試験にクラス 0 用
の試験電圧を追加

15.3

IEC 60320-1 による。 

追加

JIS では,クラス 0 用のミシン
用カプラの耐電圧試験の試験
電圧(1 000 V)を追加した。

クラス 0 用を追加したことによ

る。

16.1

JIS C 8283-1 のコネ
ク タ の 保 持 力 試 験
の試験値を変更 

16.1

IEC 60320-1 による。 

変更

JIS では,最大及び最小の力の
規定ともインレットを使用し
て試験を行い,JIS C 8283-1 

ゲージは使用しないことにし
た 。 ま た , 規 定 値 も JIS C 
8283-1 
の値を変更した。 

ミシン用コネクタは,標準サイズ
が規定されていないため,ゲージ
を使用できない。また,JIS C   
8283-1 では,最小引抜き力にシン
グルピンゲージを使用するが,イ
ンレットを使用すると 2 ピン以上

に な る た め , 規 定 値 も 変 更 し た
IEC 規格の旧 版の値 を採 用し
た。

IEC に提案する必要がある。

19 
開閉性能

JIS C 8283-1 の試験
電圧を変更 

19

IEC 60320-1 による。 

変更

JIS C 8283-1 では,試験電圧は
定格電圧によらず,275 V とな
っているが,これを定格電圧
の 1.1 倍に変更した。 

標準電圧に 125 V を追加したこと

による。

20 
通常操作

JIS C 8283-1 の試験
電圧を変更 

20

IEC 60320-1 による。 

変更

JIS C 8283-1 では,試験電圧は
定格電圧によらず,250 V とな

っているが,これを定格電圧
に変更した。また,クラス 0
用の試験後の耐電圧試験の試

験電圧を 1 000 V とした。 

標準電圧に 125 V を追加したこと
による。また,耐電圧試験につい

ては,クラス 0 用を追加したこと
による。

1

C

 828

3-

2-

1

2

008


11

C 8283-2-1:2008

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

22.1

コ ー ド 非 交 換 形 コ

ネ ク タ に 使 用 す る
コード

22.1

JIS に同じ

追加

IEC 規格では,“可とうコード
の長さが 2 m 以下の場合は,
公称断面積は 0.5 mm

2

でもよ

い。

”としているが,JIS では,

0.5 mm

2

のコードを使用する

場合,“コ ードセッ トとし て
一緒に使用する差込みプラグ

内に 500 A 以上の定格遮断容
量をもつ定格電流が 3 A 以下
のヒューズリンクを備えなけ

ればならない。

”を追加した。

従来より,我が国では電源コード

は 0.75 mm

2

以上の断面積のものが

使用されており,我が国のブレー
カ と の 保 護 協 調 を 維 持 し て い る

が,0.5 mm

2

のコードを短絡した場

合,コードが燃える前にブレーカ
が遮断するが立証されていないた

め,0.5 mm

2

の使用は,ヒューズで

コードを保護できるものに限定し
た。

選択

JIS では,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に適合 する コー ド以 外
に,電気用品の技術上の基準
を定める省令(昭和 37 年通商

産業省令第 85 号)別表第一に
適合するコードを認めた。た
だし,シースなしコードは,

クラス 0 用に限定した。

コードセットとして一緒に使用す

るプラグの国際整合化が難しいた
め,IEC 規格に適合した電線だけ
に限定するには,時間を要する。

(プラグに使用されるコードの許
容電流が,この規格と一致してい
ないことによる。)

クラス 0 の卓上ミシンには,シー
スなしコードが認められているた
め,カプラについても認めた。

22.4

コード屈曲試験

22.4

JIS に同じ

追加

JIS では,クラス 0 用の試験回
数として 2 000 を追加した。 

クラス 0 用にはシースなしコード
を認めたため,JIS C 9335-1 のシ

ースなしコードの屈曲回数と整合
させた。

1

C

 828

3-

2-

1

20
0

8


12 
C 8283-2-1:2008

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

25.1

ねじの耐久試験

25.1

JIS に同じ

選択

JIS C 8283-1 では,JIS C 3662
又は JIS C 3663 に適合するコ
ード以外のコードは,製造業
者の指定のコードを使用して

試験することにしたので,試
験用電線で 1.0 mm

2

を使用す

るのは,JIS C 3662 又は JIS C 
3663 
に限定されることを明確
にした。

JIS C 8283-1 の変更による。

26

沿面距離,空間距離
及 び 絶 縁 材 料 を 通
しての距離

26

IEC 60320-1 による。 

追加

JIS では,クラス 0 用の規定を
追加した。

クラス 0 用を追加したことによ
る。

 
JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 60320-2-1:2000,MOD 

被引用法規

電気用品安全法(予定)

 
注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更  国際規格の規定内容を変更している。 
    −  選択  国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしている。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD 国際規格を修正している。

 

1

C

 828

3-

2-

1

2

008