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C 8280

:2011

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  一般事項

1

1.1

  適用範囲

1

1.2

  引用規格

2

2

  用語及び定義

4

3

  一般要求事項

7

4

  試験に関する共通条件

7

5

  定格

9

6

  分類

10

6.1

  外部部品の材料

10

6.2

  水の浸入に対する保護度

11

6.3

  固定方法

11

6.4

  スイッチの有無

11

6.5

  感電保護

11

6.6

  熱耐久性

11

7

  表示

11

8

  寸法

14

9

  感電に対する保護

16

10

  端子

18

10.2

  接続

18

11

  接地接続の手段

21

12

  構造

23

13

  スイッチ付きランプソケット

27

14

  耐湿性,絶縁抵抗及び耐電圧

28

15

  機械的強度

30

16

  ねじ,通電部及び接続

33

17

  沿面距離及び空間距離

35

18

  通常動作

38

19

  熱耐久性

39

20

  耐熱性,耐炎性及び耐トラッキング性

42

20.1

  絶縁材料

42

21

  過度の残留ストレス(自然割れ)及びさびに対する抵抗力

44

附属書 A(規定)自然割れ・腐食試験

45

附属書 B(参考)ランプソケットのスイッチに適用する JIS C 4526-1 の要求事項の指針

47

附属書 C(参考)機器規格の特別要求事項のための指針−家庭用及びこれに類する電気機器

48


C 8280

:2011  目次

(2)

ページ

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表

71


C 8280

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(3)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本

工業規格である。

これによって,JIS C 8280:2007 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


C 8280

:2011  目次

(4)

白      紙


日本工業規格

JIS

 C

8280

:2011

ねじ込みランプソケット

Edison screw lampholders

序文

この規格は,2004 年に第 8 版として発行された IEC 60238 及び Amendment 1(2008)を基に作成した日

本工業規格であるが,

日本の配電事情などを考慮し,

技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

ただし,追補(amendment)については,編集し,一体とした。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

1

一般事項

1.1

適用範囲

この規格は,電球及び準照明器具を電源に接続するために設計したねじ込みランプソケット E11,E12,

E14,EZ14,E17,E26 及び E39 について規定する。

その他のねじ込みランプソケットは,この規格に準じる。ただし,それらは,この規格に規定するラン

プソケットに対応する口金にかん合してはならない。

この規格は,動作電圧が 250 V(実効値)以下の交流回路だけで使用するスイッチ付きランプソケット

にも適用する。

この規格は,EZ10,動作電圧が 25 V 以下の屋内用の直列接続電球を電源に接続するために設計したね

じ込みランプソケット E5,及び動作電圧が 60 V 以下の屋内用又は屋外用の直列接続電球を電源に接続す

るために設計されたねじ込みランプソケット E10 にも適用する。電源にランプ単体を接続するための埋込

形の E10 ランプソケットにも適用する。これらのランプソケットは,小売販売用ではない。

それが合理的に適用できる限り,この規格は,電源に直列接続電球を接続するために設計されたねじ込

み形ランプソケット以外のランプソケットを含む。

注記 1  このタイプのランプソケットは,例えば,クリスマスツリーのライティングチェーンに用い

るものである。

それが合理的に適用できる限り,この規格は,アダプタを含む。

この規格は,全部又は一部分が照明器具と一体になっている又は機器中に組み込む目的のランプソケッ

トにも適用する。それらは,ランプソケットの要求事項だけを含む。例えば,端子又はランプ口金エリア

の感電防止のような,その他の全ての要求事項は,該当する機器中に組み込んだ後,その機器の規格に従

って試験するときに,関連する器具規格の要求事項を遵守し,試験しなければならない。そのようなラン

プソケットは,

照明器具製造業者だけが使用するスナップオン形の外側枠付きのランプソケットと同様に,

小売販売用ではない。

この規格は,産業用照明設備と同様に,住宅照明用設備において,屋内又は屋外で使用するランプソケ


2

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ットに適用する。この規格は,キャンドルランプソケットにも適用する。道路照明用,船舶用,車内用,

例えば爆発が起こりやすい危険な場所用など,特殊条件が支配的な場所では,特別な構造が必要となる。

注記 2  この規格は,3 光源 E26d ランプソケットには適用しない。

注記 3  この規格は,一般照明用電球に関する次のデータに基づいている。

− E14 口金は,電流が 2 A を超えない電球に使用する。

−  (対応国際規格の,E27 ランプソケットに対する規定を削除した。

−  (対応国際規格の,E40 ランプソケットに対する規定を削除した。

注記 4  (対応国際規格の,E40 ランプソケットに対する規定を削除した。)

注記 5  ランプソケットを照明器具の中で使用する場合,それらの最高動作温度は,JIS C 8105 の規

格群で規定する。

注記 6  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60238:2004

,Edison screw lampholders 及び Amendment 1:2008(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

1.2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

注記  (対応国際規格の,IEC 規格の改正動向に関する注記を削除した。)

JIS B 0202

  管用平行ねじ

JIS B 0205

(規格群)  一般用メートルねじ

JIS B 0251

  メートルねじ用限界ゲージ

JIS B 0254

  管用平行ねじゲージ

JIS C 0920:2003

  電気機械器具の外郭による保護等級(IP コード)

注記  対応国際規格:IEC 60529:1989,Degrees of protection provided by enclosures (IP code)及び

Amendment 1(1999)(IDT)

JIS C 2134:1996

  湿潤状態での固体電気絶縁材料の比較トラッキング指数及び保証トラッキング指数

を決定する試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60112:1979,Method for determining the comparative and the proof tracking

indices of solid insulating materials under moist conditions(IDT)

JIS C 3662

(規格群)  定格電圧 450/750 V 以下の塩化ビニル絶縁ケーブル

注記  対応国際規格:IEC 60227 (all parts),Polyvinyl chloride insulated cables of rated voltages up to and

including 450/750 V(MOD)

JIS C 3663

(規格群)  定格電圧 450/750 V 以下のゴム絶縁ケーブル

注記  対応国際規格:IEC 60245 (all parts),Rubber insulated cables−Rated voltages up to and including

450/750 V(MOD)

JIS C 4526-1:2005

  機器用スイッチ−第 1 部:一般要求事項

注記  対応国際規格:IEC 61058-1:2000,Switches for appliances−Part 1: General requirements(MOD)

JIS C 7709-1

  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性  第 1 部:口金

注記  対応国際規格:IEC 60061-1,Lamp caps and holders together with gauges for the control of


3

C 8280

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interchangeability and safety−Part 1: Lamp caps(MOD)

JIS C 7709-2

  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性  第 2 部:受金

注記  対応国際規格:IEC 60061-2,Lamp caps and holders together with gauges for the control of

interchangeability and safety−Part 2: Lampholders(MOD)

JIS C 7709-3

  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性  第 3 部  ゲージ

注記  対応国際規格:IEC 60061-3,Lamp caps and holders together with gauges for the control of

interchangeability and safety−Part 3: Gauges(MOD)

JIS C 8105

(規格群)  照明器具

注記  対応国際規格:IEC 60598 (all parts and sections),Luminaires(MOD)

JIS C 8105-1:2010

  照明器具−第 1 部:安全性要求事項通則

注記  対応国際規格:IEC 60598-1,Luminaires−Part 1: General requirements and tests(MOD)

JIS C 9335-2-24:2005

  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-24 部:冷却用機器,アイスク

リーム機器及び製氷機の個別要求事項

注記  対応国際規格:IEC 60335-2-24,Household and similar electrical appliances−Safety−Part 2-24:

Particular requirements for refrigerating appliances, ice-cream appliances and ice makers(MOD)

JIS C 60068-2-20:2010

  環境試験方法−電気・電子−第 2-20 部:試験−試験 T−端子付部品のはんだ

付け性及びはんだ耐熱性試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60068-2-20:1979,Environmental testing−Part 2: Tests−Test T: Soldering

(IDT)

JIS C 60068-2-32:1995

  環境試験方法−電気・電子−自然落下試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60068-2-32:1975,Environmental testing Part 2: Tests. Test−Ed: Free fall(IDT)

JIS C 60068-2-75:2004

  環境試験方法−電気・電子−第 2-75 部:ハンマ試験

注記  対応国際規格:IEC 60068-2-75:1997,Environmental testing−Part 2-75: Tests−Test Eh: Hammer

tests(IDT)

JIS C 60664-1

  低圧系統内機器の絶縁協調  第 1 部:原理,要求事項及び試験

注記  対応国際規格:IEC 60664-1:1992,Insulation coordination for equipment within low-voltage

systems−Part 1: Principles, requirements and tests,Amendment 1(2000)及び Amendment 2(2002)

(MOD)

JIS C 60695-2-11:2004

  耐火性試験−電気・電子−最終製品に対するグローワイヤ燃焼性試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60695-2-11:2000,Fire hazard testing−Part 2-11: Glowing/hot-wire based test

methods−Glow-wire flammability test method for end-products(IDT)

JIS C 60695-11-5:2007

  耐火性試験−電気・電子−第 11-5 部:試験炎−ニードルフレーム(注射針バ

ーナ)試験方法−装置,試験炎確認試験装置の配置及び指針

注記  対応国際規格:IEC 60695-11-5:2004,Fire hazard testing−Part 11-5: Test flames−Needle-flame

test method−Apparatus, confirmatory test arrangement and guidance(IDT)

JIS P 0001:1998

  紙・板紙及びパルプ用語

注記  対応国際規格:ISO 4046-4:2002,Paper, board, pulps and related terms−Vocabulary−Part 4: Paper

and board grades and converted products(MOD)

JIS Z 8601

  標準数

IEC 60061-3

,Lamp caps and holders together with gauges for the control of interchangeability and safety−


4

C 8280

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Part 3: Gauges

IEC 60352-1:1997

,Solderless connections−Part 1: Wrapped connections−General requirements, test methods

and practical guidance

IEC 60417-DB:2002

,Graphical symbols for use on equipment

IEC 60630

,Maximum lamp outlines for incandescent lamps

2

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による(

図 17 も参照する。)。

2.1

コードグリップランプソケット(cord-grip lampholder)

つり下げるときに可とうコードを保持する方法を組み込んだランプソケット。

2.2

ねじを切った差込口があるランプソケット(threaded entry lampholder)

ねじを切った支持物に取付けできるように,電源電線の引込口に,ねじを切った構成部品を組み込んだ

ランプソケット(以前は,

“ニップルランプソケット”といった。

2.3

ランプレセプタクル(backplate lampholder)

結合しているか又は一体となった背板によって,支持面又は適切な箱に直接取り付けるのに適するよう

に設計されたランプソケット。

2.4

器具内用ランプソケット(lampholder for building-in)

照明器具,追加の外郭などに組み込む設計になっているランプソケット。

2.4.1

外郭のないランプソケット(unenclosed lampholder)

そのランプソケットが,感電保護に関して,この規格の要求事項を満足するための追加の手段,例えば,

外郭を必要とする設計になっている器具内用ランプソケット。

2.4.2

外郭付ランプソケット(enclosed lampholder)

それ自身で,感電保護及び該当する場合,IP 分類(外郭による保護等級)に関して,この規格の要求事

項を満足するように設計された,器具内用ランプソケット。

2.5

独立形ランプソケット(independent lampholder)

照明器具から離して取り付けることができるように設計され,同時に,その分類及び表示に従って,全

ての必要な保護を備えたランプソケット。

2.6

端子/接点組立品(terminal/contact assembly)

電源導体の終端部と対応する電球口金接触面との間の接続手段を備えた部品又は組立部品。

2.7

外側枠(outer shell)

使用者が電球口金に接触しないように防護する円筒形部品。円筒形部品には,シェードリングを固定す


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るための外部のねじ山が付いていても付いていなくてもよい。

2.7.1

スナップオン形の外側枠(snap-on outer shell)

受金を含まない,ねじ込みなし組立用の外側枠。

注記  スナップオン形の外側枠を取り外したとき,そのランプソケットは,使用しないほうがよい。

そのために,認証マークがある場合は,外側枠を取り外したときに見えなくなる位置に付ける

のがよい。

2.8

受金(screw shell)

対応する電球(口金)の保持のための,ねじ込み形の内部ねじ山をもつ円筒形部品。

受金は,永続的に外側枠に固定するか又は一体になっている場合がある。

2.9

絶縁用リング(insulating ring)

金属の受金及び金属の外側枠を分離する絶縁材料製の円筒形介在部品。

2.10

シェードリング(shade ring)

外側枠上で対応する支持物とかみ合わせるために,内部のねじ山又はその他の手段をもち,シェードを

支えるか又は保持するための円筒形部品。

2.11

ドーム(dome)

接続用端子を遮蔽する,コードグリップランプソケット又はねじを切った差込口があるランプソケット

の一つの部品。

2.12

基礎絶縁(basic insulation)

感電に対する基礎的な保護を行うため,充電部に施した絶縁。

注記  基礎絶縁は,必ずしも,機能目的だけに用いられる絶縁を含まない。

2.13

付加絶縁(supplementary insulation)

基礎絶縁が破壊した場合に,感電に対する保護を行うために,基礎絶縁に追加した独立した絶縁。

2.14

二重絶縁(double insulation)

基礎絶縁及び付加絶縁の両方で構成する絶縁。

2.15

強化絶縁(reinforced insulation)

規定する条件のもとで,感電に対し二重絶縁と同程度の保護をもつ,充電部に施した単一の絶縁システ

ム。

注記  “絶縁システム”という用語は,この絶縁が 1 個の均一片でなければならないことを意味して

いない。絶縁は,付加絶縁又は基礎絶縁として単独に試験することができない数層からなって

いてもよい。


6

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2.16

充電部(live part)

感電を引き起こすおそれがある導電部分。

2.17

形式試験(type test)

関連規格の要求事項によって,ある製品の設計の適否を判定する目的で,1 個の形式試験サンプルに行

う単独の試験又は一連の試験。

2.18

形式試験サンプル(type test sample)

形式試験の目的で,製造業者又は責任がある販売業者から提出された,1 個又は複数の類似のサンプル

で構成する試験品。

2.19

準照明器具(semi-luminaire)

自己安定器が付いた電球に類似であるが,交換できる光源及び/又は始動装置を利用する設計になって

いる照明器具。

2.20

定格動作温度(rated operating temperature)

ソケットが設計されている最高温度。

2.21

定格最低温度(rated minimum temperature)

ソケットが設計されている最低温度(冷蔵庫及び食品冷凍庫の中で用いられるランプソケットだけに適

用する。

2.22

アングル形ランプソケット(angled lampholder)

裏側(ねじを切った差込口及び/又はドーム)が,受金の軸に対して角度の付いた位置にあるランプソ

ケット。

2.23

保持装置付ランプソケット(lampholder with retention device)

ソケットからランプが緩むことを防止する装置をもつランプソケット。

注記  ランプは,例えば,温度変化又は振動で緩むことがある。

2.24

耐インパルスカテゴリ(impulse withstand categories)

過渡過電圧状態で定義される数字。

注記  耐インパルスカテゴリ I,II,III 及び IV を使用する。

a)

耐インパルスカテゴリの分類の目的  耐インパルスカテゴリは,利用の継続性及び故障の

許容可能な危険性に関して,機器の有用性の程度を区別するために規定する。

機器の絶縁について,耐インパルスレベルを選択することによって,過電圧制御に基づ

いて,故障の危険性を許容レベルにまで低減させ,設備全体の絶縁協調が達成できる。

高い耐インパルスカテゴリ数は,機器の耐電圧特性が高いことを示しており,過電圧制

御に対する選択方法が広がる。


7

C 8280

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耐インパルスカテゴリの考え方は,幹線から直接,電力を供給する機器に使用する。

b)

耐インパルスカテゴリの説明  耐インパルスカテゴリ I の機器は,建築物の固定電気設備

に接続することを意図した機器である。過渡過電圧を特定のレベルに抑制するために,機

器の外部に保護手段を設ける。保護手段は,固定設備の中,又は固定設備と機器との間の

いずれでもよい。

耐インパルスカテゴリ II の機器は,建築物の固定電気設備に接続する装置である。

耐インパルスカテゴリ III の機器は,固定電気設備の一部となる機器である。また,固定

電気設備の一部となる機器以外であっても,更に高い有用性を期待する機器である。

耐インパルスカテゴリ IV の機器は,建築物の電気設備の主分電盤より上位の,受電側に

近い位置又はその近傍で使用する機器である。

2.25

一次回路(primary circuit)

交流主電源に直接接続する回路。例えば,交流主電源に接続するための手段,変圧器の一次巻線,モー

タ及びその他の負荷装置を含む。

2.26

二次回路(secondary circuit)

一次回路に直接接続していない回路であって,変圧器,コンバータ若しくは等価絶縁装置から又は電池

から電力を得る回路。

なお,単巻変圧器は,それらのタップ部もこの定義の趣旨では二次回路になると考えられるが,一次回

路への直接接続をもち,この定義には含まない。

注記  そのような回路の主電源過渡電圧は対応する一次巻線によって減少する。誘導安定器もまた主

電源過渡電圧を減少する。したがって,一次回路又は誘導安定器の後に置く部品は,1 階級低

い耐インパルスカテゴリに適合してもよい。

2.27

アダプタ(adapter)

ランプを電気的及び機械的にランプソケットに接続するために使用する部品。

注記  この定義は,この規格に対し明確にしたものである。アダプタの定義は,一般にその用途によ

って大きく変化する。ほとんどの場合,そのような部品は,ランプソケットとランプとの間の

ねじ山寸法の違いを埋めるために使用する。

3

一般要求事項

ランプソケットは,通常の使用状態でそれらが確実に機能し,人又は周囲に危険を引き起こさないよう

に設計し,組み立てなければならない。

一般に,適否は,規定する全ての試験を実施することによって判定する。

さらに,独立形ランプソケットの外郭は,JIS C 8105-1 の分類及び表示要求を含む要求事項を満足しな

ければならない。

4

試験に関する共通条件

4.1

この規格による試験は,形式検査である。

注記  この規格によって,許される要求事項及び許容差は,その目的のために提出された形式試験サ


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ンプルの試験に関係する。

形式試験サンプルが適合していることは,製造業者の全製品が,この安全規格に適合するこ

とを保証しない。

形式検査に加えて,製品の適否は,製造業者が責任を負うべき事項であり,定期検査及び品

質保証を含む場合がある。

それ以上の情報は,JIS C 7709-0 を参照(製造中の適合性試験の指針の包含は,準備中)

4.2

特に規定がなければ,試験は,周囲温度 20  ℃±5  ℃で実施し,ランプソケットを,受理状態で通常

の使用状態のように設置した状態で試験する。ただし,試験結果に影響を与えない場合,周囲温度は,こ

の限りでない。

4.3

試験及び目視検査は,次の試験品で行う。

−  スイッチなしランプソケットは,9 個の試験品

−  スイッチ付きランプソケットは,12 個の試験品

試験は,次の箇条及び/又は細分箇条の順序で実施する。

−  3 個の試験品:箇条 1∼箇条 129.1 及び 10.2 を除く。

)及び箇条 14∼箇条 17

−  3 個の試験品:箇条 13(スイッチ付きランプソケット試験に限る。

−  3 個の試験品:9.1,箇条 18 及び箇条 19

−  2 個の試験品:箇条 20(そのうち,20.1 の試験に 1 個の試験品及び 20.3 又は 20.4 の試験に他の試験品

を用いる。

−  1 個の試験品:20.5 及び箇条 21

試験に使用する保持装置付ランプソケットは,保持装置を除去しなければならない。

12.14

に従って試験に使用する保持装置付ランプソケットは,3 個の保持装置をもった追加の試験品が必

要となる。

注記  10.2 に従うねじなし端子の試験には,別の試験品が,更に必要となる。

4.4

疑義がある場合には,ゲージ,試験用口金及び芯棒を,特に規定がなければ,次のトルクを加える

ことによって,試験片に導入する。

− E5 ランプソケットは,0.2 N・m

− E10 及び EZ10 ランプソケットは,0.2 N・m

− E11 ランプソケットは,0.2 N・m

− E12 ランプソケットは,0.2 N・m

− E14 及び EZ14 ランプソケットは,0.2 N・m

− E17 ランプソケットは,0.2 N・m

− E26 ランプソケットは,0.4 N・m

− E39 ランプソケットは,0.8 N・m

4.5

(対応国際規格の,E40 ランプソケットに対する規定を削除した。

4.6

ランプソケットは,4.3 に規定する一連の試験で試験品が不適合にならない場合,この規格を満足す

るとみなす。

1 個の試験品が,一つの試験において不適合になる場合は,その試験及びその試験の結果に影響を与え

たかもしれない先行試験を,4.3 で要求する数の別の組の試験品に対し繰り返す。その全ての試験品は,繰

り返した試験及びそれに続く試験を満足しなければならない。ランプソケットは,2 個以上の不適合があ

る場合,この規格を満足するとみなさない。


9

C 8280

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注記  一般に試験品が,箇条 18 及び箇条 19 に従った試験に不適合になった場合,又は不適合が,弾

性片若しくは中央接点(1 か所又は複数箇所)について発生した場合を除き,関連試験を繰り

返す必要がある。これらの場合,両方の試験を,3 個の試験品からなる第 2 の組を用いて繰り

返す。

申請者は,第 1 組の試験品とともに,1 個の試験品の不適合の場合に求められる追加の組を

提出してもよい。その場合,試験所は,更に要求がなくても追加の試験品を試験しなければな

らず,更に故障が発生した場合,不適合となる。

追加組の試験品が同時に提出されなかった場合は,1 個の試験品の不良によって不適合とな

る。

5

定格

5.1

標準定格電圧は,

表 0A による。

表 0A−標準定格電圧

単位  V

ランプソケット

定格電圧

E5

a)

 25 以下

E10 60 以下

a)

,125

b)

,250

c)

EZ10

b)

 125 以下

E11

c)

 125,250

E12 125 
E14 250 
EZ14

c)

 300

E17 125 
E26 125,300

c)

,600

d)

E39 250,300

c)

,600

d)

a)

  電源に直列に接続するランプの接続を意図するものに限る。

b)

  電源にランプ単体を接続することを意図したものに限る。

c)

  器具内用のものに限る。

d)

  放電灯回路の二次側に使用するものに限る。

適否は,標準定格電圧表示の目視検査によって判定する。

5.2

標準定格電流は,次による。

− E5 ランプソケットは,0.2 A

− E10 及び EZ10 ランプソケットは,0.5 A

− E11 ランプソケットは,1 A

− E12 ランプソケットは,1 A

− E14 及び EZ14 ランプソケットは,2 A

− E17 ランプソケットは,1 A

− E26 ランプソケットは,1 A

− E39 ランプソケットは,15 A

−  (対応国際規格の,E27 及び E40 ランプソケットに対する規定を削除した。


10

C 8280

:2011

定格電流は,標準値以上でなければならない。

適否は,定格電流表示の目視検査によって判定する。

5.3

(対応国際規格の,E40 ランプソケットに対する規定を削除した。

5.4

高温度条件で使用する目的のランプソケット(

“T”表示ソケット)の定格動作温度は,

表 0B の値以

上でなければならない。

表 0B−定格動作温度

単位  ℃

ランプソケット

定格動作温度

EZ10 230

E11 230 
E12 105 
E14 140

EZ14 230

E17 170 
E26 170 
E39 230

注記 1  温度表示値は,10  ℃刻みで増加するのが望ましい。

適否は,定格動作温度表示の目視検査によって判定する。

注記 2  “T”マークなしねじ込み形ランプソケットに対する定格動作温度を,JIS C 8105-1 の表 12.1

に示す。

それらは,次による。

− E11 ランプソケットは,225  ℃

− E12 ランプソケットは,100  ℃

− E14 ランプソケットは,135  ℃

− E17 ランプソケットは,165  ℃

− E26 ランプソケットは,165  ℃

− E39 ランプソケットは,225  ℃

−  (対応国際規格の,E27 及び E40 ランプソケットに対する規定を削除した。

5.4A

19.4

の適用を受けないランプソケット(

“t”表示ソケット)の定格動作温度は,

表 0B の値未満で

なければならない。この“t”表示は,合成樹脂ランプソケットにだけ適用できる。また,

“t”の値は,JIS 

C 8105-1

附属書 JB(絶縁物の使用温度の上限値)の温度限度を超えてはならない。

適否は,定格動作温度表示の目視検査によって判定する。

6

分類

ランプソケットは,次の基準によって分類する。

6.1

外部部品の材料

−  絶縁材料製のランプソケット

−  金属ランプソケット

注記  一部金属でできた外部部品付きのランプソケット及び導電性外側面,例えば,金属製外側枠を

もつ,絶縁材料製の外部部品を含むランプソケットは,金属ランプソケットとみなす(12.3 


11

C 8280

:2011

照)

。このことは,例えば,絶縁故障の場合においても充電部となるおそれがない絶縁材料製の

ランプソケットの外部に取り付けられる金属シェードリングのような,ねじを切った引込口及

び外部部品には適用しない。絶縁カバーをもつ金属ソケットは,金属ランプソケットとみなす

9.5 参照)

表面が,導電性であるかどうかを判定するために,2 個のストライプ電極(幅 1.5 mm,長さ 25 mm で,

相互距離が 2 mm)を,その表面に当てる(例えば,銀導電性塗料によって)

14.4 に従って,絶縁抵抗を

ストライプ間で測定する。表面は,抵抗値が 5 MΩ 未満である場合,導電性とみなす。

6.2

水の浸入に対する保護度

−  通常のランプソケット

−  防滴形ランプソケット

−  防雨形ランプソケット

6.3

固定方法

−  ねじを切った差込口があるランプソケット

−  コードグリップランプソケット

−  ランプレセプタクル

−  その他のランプソケット

注記  その他のランプソケットの例は,機械的つり下げ装置,例えばフックを備えたランプソケット

である。

6.4

スイッチの有無

−  スイッチ付きランプソケット(電球への電源を制御するための一体スイッチを備えたもの)

−  スイッチなしランプソケット

6.5

感電保護

−  外郭のないランプソケット

−  外郭付ランプソケット

−  独立形ランプソケット

6.6

熱耐久性

−  “T”又は“t”表示のないランプソケット

−  通常よりも低い温度条件の中で,動作するランプソケット(

“t”表示ソケット)

−  高温度条件の中で,動作するランプソケット(

“T”表示ソケット)

7

表示

7.1 E5

及び E10 以外のランプソケットは,次を表示しなければならない。

−  定格電流をアンペア(A)で。

−  定格電圧をボルト(V)で,及び定格パルスが次の値よりも高いときは,定格パルス電圧をキロボル

ト(kV)で。

・  定格 250 V のランプソケットは,2.5 kV

・  定格 300 V のランプソケットは,2.5 kV

・  定格 500 V のランプソケットは,4 kV

・  定格 600 V のランプソケットは,4 kV

注記 1  ランプソケットの定格パルス電圧(kV)は,ランプソケット上に表示する又は製造業者の


12

C 8280

:2011

カタログ若しくは類似のものから入手できるようにすることが望ましい。

注記 2  幾つかのランプソケットは,まだ 500 V を超える定格電圧をもつ。これは,定格電圧によ

って許容するパルス電圧を表していた頃の方法である。このようなランプソケットの空間

距離及び沿面距離は,JIS C 8105-1 から見出すことができる。

注記 3  定格 125 V のものは,定格パルス電圧の規定を適用しない。

−  必要な場合,電流の種類の記号(スイッチ付きランプソケットに限る。

−  製造業者名(商標,製造業者識別マーク又は責任をもつ販売業者の名称を採用してもよい。

−  形式記号

−  防滴形ランプソケットの水の浸入に対する保護等級(7.2 参照)

−  防雨形ランプソケットの水の浸入に対する保護等級(7.2 参照)

−  器具内用ランプソケットの場合,その旨の表示又は記号

−  端子をもつランプソケットで,製造業者が適用できる電線の断面積を宣言する場合には,接続できる

電線の断面積(又は断面積の範囲)及び種類

−  適用できる場合には,最高の動作温度を示す,定格動作温度“T”又は“t”

定格動作温度の表示は,その外面が全てセラミック材料でできているランプソケットには要求しない。

この情報は,適用できる場合,そのランプソケット上に表示するか又は製造業者のカタログから入手でき

なければならない。

この規格に従ったランプソケットについて,耐インパルスカテゴリ II の距離を,通常,適用する。より

高い階級の有効性を要求する装置のソケットについて,

耐インパルスカテゴリ III の距離を適用してもよい。

この情報は製造業者のカタログ又は類似のもので表示しなければならない。

使用に対して適切な二重絶縁又は強化絶縁に対する耐電圧試験に適合し,かつ,二重絶縁又は強化絶縁

と同等の空間距離及び沿面距離をもつランプソケットは,通常の使用時に触れることのできる照明器具の

中での使用に対し,適切な水準の保護を提供する。そのようなランプソケットは,クラス II 機器用ランプ

ソケットとして扱う。この情報は,製造業者のカタログ又は同様のものの中で示さなければならない。

注記 4  二重絶縁又は強化絶縁の耐電圧試験の試験電圧と同様に,空間距離及び沿面距離の値は,JIS 

C 8105-1

に規定している。

十分な沿面距離及び空間距離を外側の可触表面に達成するために,追加の附属物を使用することができ

る。これらの寸法は,ソケットを照明器具に取り付けた後にだけ達成される場合がある。関連情報を,製

造業者のカタログ又は同様のものの中で提供することが望ましい。

E10 ランプソケットは,次を表示しなければならない。

−  定格電圧をボルト(V)で。

−  製造業者名(商標,製造業者識別マーク又は責任をもつ販売業者の名称を採用してもよい。

−  形式記号

−  適用できれば,水の浸入に対する保護

−  器具内用のランプソケットの場合,その旨の表示又は記号

−  端子をもつランプソケットで,製造業者が適用できる電線の断面積を宣言する場合には,接続できる

電線の断面積(又は断面積の範囲)及び種類


13

C 8280

:2011

E5 ランプソケットは,次を表示しなければならない。

−  製造業者名(商標,製造業者識別マーク又は責任をもつ販売業者の名称を採用してもよい。

−  形式記号

−  器具内用ランプソケットの場合,その旨の表示又は記号

−  端子をもつランプソケットで,製造業者が適用できる電線の断面積を宣言する場合には,接続できる

電線の断面積(又は断面積の範囲)及び種類

適否は,目視検査によって判定する。

器具内用ランプソケットは,製造業者の宣言値をランプソケット上に表示する又は製造業者のカタログ

若しくは類似のものから入手できるようにする。

注記 5 E10 及び E5 ランプソケットに対する形式記号は,カタログ番号でもよい。

7.2

電流及び電圧に対して記号を用いる場合,

“A”という文字はアンペア,

“V”はボルトを表さなけれ

ばならない。

注記 1  別の方法として,電圧及び電流の定格に,数字だけを用いてもよい。定格電流の数字は,定

格電圧の数字の前又はその上に表示し,斜線又は直線によって定格電圧と分離する。

したがって,電流及び電圧の表示は,次のようになる。

2 A 250 V,2/250 又は

直流の記号は,

  とする(IEC 60417 図記号番号 5031 参照)。

防滴形ランプソケットの水に対する保護の記号は,IPX1 とする。

防雨形ランプソケットの水に対する保護の記号は,IPX3 とする。

注記 2  X を IP 番号で使用する場合,それは例中で欠けている数字を示すが,両方とも JIS C 0920

に従う該当する数字を表示する。

器具内用ランプソケットには,

“機器用”又は“

キ”を表示する。

接続できる電線の断面積又はその断面積を mm

2

単位で表した値に小さな□を付けて表示する(例えば,

0.5

。導体が単線の場合は,導体の直径を mm 単位で表した値の前に“φ”を付けて表示してもよい。

文字“T”又は“t”の後に,摂氏温度(℃)で表した定格動作温度の値を,続けて示す。

適否は,目視検査によって判定する。

7.3

水の浸入に対する保護の表示は,ランプソケットの外側とする。

適否は,目視検査によって判定する。

7.4

接地用端子は,記号      (IEC 60417 図記号番号 5017 参照)又は    (IEC 60417 図記号番号 5019

参照)によって示さなければならない。

この記号は,ねじ,又はその他の容易に外すことができる部品の上に付けてはならない。

適否は,目視検査によって判定する。

7.5

表示は,耐久性があり,容易に読むことができなければならない。

適否は,目視検査,及び箇条 19 の試験が完了した後,その表示を 15 秒間水に浸した布片で,更に 15

秒間石油アルコールを浸した布を用いて軽くこすって消そうと試みることによって判定する。

この試験の後でも,表示は読むことができなければならない。

注記  使用する石油成分は,沸点約 65  ℃,乾点約 69  ℃及び密度約 0.68 g/cm

3

でカウリブタノール値

29,芳香族成分容量比 0.1 %以下のヘキサン溶液であることが望ましい。

250

2


14

C 8280

:2011

8

寸法

8.1 E10

,EZ10,E11,E12,E14,EZ14,E17,E26 及び E39 ランプソケットは,JIS C 7709-2 の該当す

る受金シートに適合しなければならない。

適否は,JIS C 7709-2 の該当する受金シートに規定する寸法を測定することによって判定する。

ねじ山の最小寸法は,JIS C 7709-3 に受金ねじ山通りゲージがある場合,それを使用することによって

判定する。また,E11,E12,E17,E26 及び E39 ランプソケットは,

図 18B 又は図 18C に規定する寸法を

満足しなければならない。

適否は,測定することによって判定する。

8.2

ランプソケットは,全ての対応する電球を挿入したとき接触ができなければならない。

E14 の適否は,IEC 60061-3 の次に示すシートに規定するゲージによって判定する。

− E14 ランプソケット:7006-30 及び 7006-31

−  キャンドルランプソケット E14:7006-30A 及び 7006-31

−  (対応国際規格の,E27 ランプソケットに対する規定を削除した。

−  (対応国際規格の,E40 ランプソケットに対する規定を削除した。

E5,E10,EZ10,E11,E12,EZ14,E17,E26 及び E39 ランプソケットは,接触ができたかどうかを,

対応する電球によって判定する。試験のために,ランプソケットの製造業者は,ランプソケットに対応す

る電球を提出する場合がある。

接触があったかどうかの判定は,

受理状態のランプソケットについて箇条 18 及び 19.2 の試験後に行う。

照明器具以外の機器に使用するランプソケットには,更に次の事項を適用する。

ランプソケットの固定手段がリムと一体化した部品であり,ランプソケットを,選択した標準ランプだ

けを使用するように設計している場合,ランプソケットのリムの部品は適切な接触作成ゲージを妨げても

よい。この場合,ランプソケット製造業者の指示書に記載されたランプの,IEC 60630 による最大ランプ

の外形の要求事項への適合性を判定しなければならない。この検査に続き,ゲージを妨げるランプソケッ

トのこれらの部品を取り除いた後に,接触作成ゲージを適用しなければならない。

注記  そのようなランプソケットを試験するために,適切な接触作成ゲージを受け入れる特別に準備

した 2 個の追加試験品が,必要となる。

8.3

受金及び接点の厚さは,

表 に示す値以上でなければならない。

表 1−受金及び接点の厚さ

単位  mm

受金の厚さ E5

E10

EZ10

E11

E12

E14

EZ14

E17

E26

E39

−  受金を,支持しないとき

−  全体で受金の枠の周辺長の 4 分の 3

以上の部分を絶縁によって支持す

るとき。

0.20
0.15

0.20
0.15

0.20
0.15

0.20
0.20

0.20
0.20

0.30
0.25

0.20 
0.20

0.20 
0.20

0.24
0.24

0.44
0.44

弾性がある場合,側方接点又は中央接点

の厚さ

0.18

0.18

0.18

0.20

0.20

0.28

0.20

0.20

0.24

0.44

適否は,測定によって判定する。

注記 1  厚さは,半円形のフレーム及びラチェットねじをもつマイクロメータによって,測定する。

受金は,2 組×3 個の測定を行い,E5,E10 及び E14 の各組は,その受金の山線又は谷線のいずれかで

測定する。EZ10,E11,E12,EZ14,E17,E26 及び E39 の各組は,平面部の仕上がり寸法の最小値を測定


15

C 8280

:2011

する。6 個の測定の平均値は,規定値以上でなければならない。

注記 2  寸法的な要求事項の削除は,検討中である。

8.4

外側枠及びドームにねじのかみ合わせがある場合,その実効長は,次の要求事項の一つを満足しな

ければならない。ここでは,そのかみ合わせは,常に完全な 1 山を超えていなければならない。

実効長は,

表 に示す値以上,又は 15.2 に示すトルクの 1.2 倍のトルクで 15.3 による試験に耐える場合,

2 山以上でなければならない。

表 2−ねじの最小実効長

単位  mm

 E11,E12,E14

E26

E39

金属ランプソケット:

  転造ねじ山 
  切削ねじ山

5.0 
5.0

7.0 
5.0

10.0

7.0

絶縁材料製ランプソケット 5.0

7.0  10.0

これらの要求事項は,E5 及び E10 ランプソケットには適用しない。

適否は,測定によって判定する。

8.5

ランプソケットの差込口のねじは,次のいずれかのねじサイズでなければならない。

PF1/8,M10×0.75,M10×1,M12×1,M13×1,M16×1,又は M20×1。

注記 1  ブラケット間のサイズは,選択しない。さらに,ねじを切った差込口 M10 は,主として照明

器具の内部配線用を目的とする。

注記 2  (対応国際規格の,フランスに関する注記を削除した。)

差込口のねじは,

図 1a),図 1b),JIS B 0202 又は JIS B 0205 を満足しなければならない。

これらの要求事項は,E5 及び E10 ランプソケットには適用しない。

適否は,測定又は

図 2a),図 2b),JIS B 0254 若しくは JIS B 0251 によるゲージによって判定する。

疑わしい場合,そのゲージは,0.5 N・m のトルクによって,入口に導入し,検査する。

8.6

ねじを切った差込口及び止めねじの寸法は,

表 に示す値以上でなければならない。

表 3−ねじを切った差込口及び止めねじの寸法

単位  mm

公称ねじ径 M10×1

M13×1

PF1/8

M10×0.75

M12×1

M16×1 
M20×1

ねじの長さ:

  金属の差込口 
  絶縁材料の差込口


5

8

10

止めねじの直径: 
  頭付きのねじ

  頭なしのねじ

−  ねじ 1 個 
−  ねじ 2 個以上

2.5

3.0 
3.0

3.0

4.0 
3.0

ねじ山径の公称値に対する許容差は,

0
0.15

mm とする。


16

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:2011

適否は,測定によって判定する。

これらの要求事項は,E5 及び E10 ランプソケットには適用しない。

注記  8.38.6 の要求事項との適否を判定するために,ランプソケットを離すことが必要な場合,上

記の判定は箇条 17 の試験後に行う。

8.7

ランプソケットは,たとえ電球口金が少しへこんでいても,ランプソケットが電球の適正なかみ合

わせ又はかみ合わせのはずしを阻害しないように設計しなければならない。いかなる場合でも,ランプソ

ケットの接点が電球口金を切削する縁となってはならない。

適否は,目視検査によって判定する。

8.7A

造営材又は器具に木ねじ又は小ねじを用いて取り付けるランプレセプタクルの取付孔の中心距離

は,

図 18D によらなければならない。ただし,構造上この寸法によりにくいものは,器具内用のものを除

き JIS Z 8601 に規定する R20 数列から選定した数値とする。

適否は,測定によって判定する。

9

感電に対する保護

9.1 E5

,E10 及び E14 ランプソケットは,電球口金の挿入中に充電部になるとき,電球口金に接触でき

ないように設計しなければならない。

注記 1 E5 及び E10 について,挿入中,充電部と偶然に接触しないようにする保護に関する適否を判

定するための詳細は,検討中である。そのため,定格電圧が 60 V を超える E10 ランプソケ

ットは,照明器具又はその他の製造業者だけに販売する。

定格電圧が 60 V を超える E10 ランプソケットは,感電に対する保護をランプソケットを

使用する照明器具又はその他の器具に組み込んで測定してもよい。

EZ10,E11,E12,EZ14,E17,E26 及び E39 ランプソケットは,電球口金を完全に挿入したとき,電球

口金に接触できないように設計しなければならない。

キャンドルランプソケットは,装飾カバーをかけないで試験する。ただし,このカバーが,そのランプ

ソケットを確実に使用できなくしないと取り外すことができない場合を除く。

適否は,次のように判定する。

− E10,EZ10,E11,E12,EZ14,E17,E26 及び E39 ランプソケットには,対応する電球及び

図 16 に示

す標準試験指を用いる。また,試験の目的に対して,ランプソケットの製造業者は,ランプソケット

が意図する電球を提供しなければならない。

− E14 ランプソケットは,IEC 60061-3 のシート 7006-31 に規定するゲージによる。

注記 2  未使用のランプソケットへの挿入の間の感電に対する保護を確実にするため,9.1 による試験

は,新しい試験品で行うのがよい。

9.2

外郭付きランプソケット及び独立形ランプソケットの外側部分は,すぐにも使用でき,対応する通

常の電球を挿入した状態のランプソケットの充電部に接触できないように設計しなければならない。

キャンドルランプソケットは,装飾カバーをかけないで試験する。ただし,このカバーが,そのランプ

ソケットを確実に使用できなくしないと取り外すことができない場合を除く。

適否は,標準試験指によって判定する。

この試験の目的に対しては,次による。

−  外郭付ランプソケットは,適用可能な場合,通常の使用状態のように,例えば,ねじを切った支持台


17

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などに取り付け,ランプソケットが意図しているうちの最も不都合な導体サイズを取り付けて準備す

る。

−  独立形ランプソケットは,適切な平面上に通常の使用状態のように取り付けなければならない。

図 16 に示す標準試験指を,10 N の力で,あらゆる可能な位置に当て,通電指示器を用いて充電部との

接触を確認する。

40 V 以上の電圧を使用することが望ましい。

注記  外郭のないランプソケットは,照明器具又はその他の追加の外郭の中に,適切に設置した後に

限り試験する。

9.3

電球口金と偶然に接触しないようにする保護となる部分は,固くかん合している電球を取り外すと

き,又は該当する場合,シェードを回転するとき,それらの部品が外れることがないように確実に固定し

なければならない。

適否は,次の試験によって判定する。

ドームと外側枠との結合は,次のトルク試験値の 3 分の 2 のトルクで締め付け,次いで,関連部品は,

反時計方向に 1 分間,次の試験値のトルクを加える。

− E26 未満のランプソケットは,1 N・m

− E26 以上のランプソケットは,2 N・m

このランプソケットは,通常の使用状態に取り付け,

図 13(試験用口金 B)又は図 18A による該当する

試験用口金を,最初は取り付けて,次に外して試験する。

試験後,電球口金に,偶然に接触しないようにする保護となる部分は,外れてはならない。

E5 及び E10 ランプソケットを工具を用いずに取り外すことができてはならない。

9.4

シェードをランプソケットに取り付ける装置が設けられる場所は,シェードリングのような別の装

置によって,ランプソケットに取り付ける。感電に対する保護を備えた部分の間にシェードを固定しては

ならない。

適否は,目視検査によって判定する。

9.5

次の外側部分は絶縁材料製でなければならない。ただし,ねじを切った差込口,及び故障したとき

にも充電部となるおそれがない部分は除く。

−  防滴形ランプソケット

−  防雨形ランプソケット

− 250

V を超える定格電圧のランプソケット

−  スイッチ付きランプソケット

− E5 及び E10 ランプソケット

ラッカー又はエナメルは,この箇条の目的に対して,十分な保護となるとはみなさない。

適否は,目視検査によって判定する。

注記 1  二重絶縁又は強化絶縁によって充電部から分離された部分は,故障の場合,充電部となるお

それがない部分とみなす。

注記 2  故障の場合でも充電部となるおそれがない外部部分の実例として,絶縁したランプソケット

の外側に取り付けた金属のシェードリングがある。

注記 3  外部の金属部がついたスイッチ付きランプソケットは,12.3 の条件のもとで許容する。


18

C 8280

:2011

10

端子

10.1

ねじなし端子をもつランプソケット,器具内用ランプソケット及び特別な導体を取り付けるランプ

ソケットは,

製造業者が宣言した断面積の導体が,

正しく端子に取り付けられる構造でなければならない。

それ以外のランプソケットは,

表 3A の値の導体が正しく端子に取り付けられる構造でなければならな

い。

表 3A−端子に接続する導体の断面積

分類

導体の断面積又は直径

通常,コードを接続する端子をもつもの 
  ランプソケットの定格電流が 7

A 以下

10 A 以下 
15 A 以下 
20 A 以下 
20 A を超え

0.75 mm

2

1.25 mm

2

2.0 mm

2

3.5 mm

2

5.5 mm

2

固定配線に接続する端子をもつもの

φ1.6 mm

適否は目視検査によって,及び規定する断面積(断面積の範囲を宣言する場合には最小及び最大の断面

積)の導体を取り付けることによって判定する。

ねじを切った差込口があるランプソケットは,ねじ山を切った電線管中で試験する。

注記  (対応国際規格の,E27 ランプソケットに対する規定を削除した。)

10.2

接続

10.2.1

ランプソケットは,少なくとも次の接続装置の一つを備えていなければならない。

−  ねじ端子

−  ねじなし端子

−  プッシュオン接続部(タブ端子)のための小さなタブ又はピン

−  線巻き付け用の柱

−  はんだ付けラグ

−  接続用リード線

端子のねじ及びナットは,JIS メートルねじ山,又はこれと同等のピッチ及び機械的強度のねじ山をも

たなければならない。

導体は,はんだ付け,溶接,かしめ,又はその他の同じく有効な手段によって,E5,E10 及び類似の小

形ランプソケットに接続してもよい。

ねじなし端子のついたランプソケットは,照明器具製造業者又は機器製造業者に販売することを意図し

た場合を除き,非可とう(単芯又はより線)導体及び可とうケーブル又はコードの両方に同じく適合する

端子を備えていなければならない。ただし,ねじなし端子の接続電線を照明器具又は機器の製造事業者が

容易に認識できるように使用電線を表示してある場合は,この限りではない。

適否は,10.2.2 の試験によって判定する。

10.2.2

端子は,次の要求事項に適合しなければならない。ただし,内部配線に適用する要求事項は,独立

形ランプソケットの内部の配線及び器具内用ランプソケットのための照明器具内部の配線にだけ適用する。

全ての端子の試験は,他の試験を行っていない,個別の試験片で行わなければならない。

−  ねじ端子は,10.310.6 及び 10.8 で規定する要求事項に適合しなければならない。

−  ねじなし端子は,JIS C 8105-1 

第 15 章に適合しなければならない。ただし,温度上昇試験は,ラン


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C 8280

:2011

プソケットの定格動作温度±5  ℃で実施する。

−  プッシュオン接続部(タブ端子)のためのタブ又はピンは,JIS C 8105-1 

第 15 章に適合しなければ

ならない。

−  線巻き付け用の柱は,IEC 60352-1 に適合しなければならない。線巻き付けは,内部配線用の円形単

芯線だけに適用する。

−  はんだ付けラグは,良好なはんだ付け性の要求事項に適合しなければならない。JIS C 60068-2-20 

適切な要求事項がある。

−  接続用リード線は,10.10 に規定する要求事項に適合しなければならない。

10.3

端子は,導体を締め付け又は緩めるときに,端子が緩まないように固定しなければならない。

ねじ端子は,適否は,目視検査によって,また,10.1 の最大断面積の導体を 10 回固定し,緩めることに

よって判定する。加えるトルクは,JIS C 8105-1 

第 14 章のトルクの 3 分の 2 とする。

注記  端子は,1 本のねじを用いて著しい遊びなしにへこみ中に固定することによって,又はその他

の適切な手段によって,緩むことを防止してもよい。別の固定手段なしに密封コンパウンドで

覆うことは,通常,十分とはみなさない。

10.4

ねじ端子は,それらが十分な接触圧力で導体に損傷を与えずに,金属面の間に導体を締め付けるよ

うに設計しなければならない。端子は,それらをねじ又はナットで締め付けるとき,導体が滑り出ないよ

うに設計しなければならない。それらは,導体に特別な準備(例えば,導体のより線のはんだ付け,ケー

ブル  ラグの使用,アイレットの形成など)なしに接続ができなければならない。

適否は,10.1 に従って取り付けた後,及び 19.3 の試験後の導体の目視検査によって判定する。

注記  導体に,深い又は鋭いぎざぎざがある場合は,通常,損傷したとみなす。

10.5

ピラー端子は,

表 に示す値以上の寸法をもたなければならない。

表 4−ピラー端子の最小寸法

単位  mm

ランプソケット

公称ねじ径

導体用の孔径

柱にあけた

ねじ部の長さ

E10 2.5  2.5  1.8 
E14 2.5  2.5  1.8

注記  孔径は,ねじ径よりも 0.6 mm を超えて大きくてはならない。

端子ねじのねじを切った部分の長さは,導体孔径と柱のねじ部の長さとの和以上でなければならない。

注記  柱のねじ部の長さは,ねじ山が柱の孔によって遮断される点まで測定する。

また,EZ10,E11,E12,EZ14,E17,E26 及び E39 の場合には,

表 4A を適用する。


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C 8280

:2011

表 4A−ピラー端子の最小寸法

定格電流

A

端子ねじの公称ねじ径

mm

1 本のねじの先端で

押し締めるもの

2 本以上のねじの先端で

押し締めるもの

7 以下

3(2.5)

3(2.5)

  7 を超え 10 以下 3.5(3)

3(2.5)

 10 を超え 15 以下 3.5

3.5(3)

 15 を超え 20 以下 4

3.5

 20 を超え 30 以下 4.5

4

30 を超え 5

4.5

括弧内の数値は,コードを接続するもの及び機械器具に組み込まれるも

のに適用する。

E5 については規定しない。

適否は,測定によって判定する。

10.6

ねじ端子は,

表 に示す値以上の寸法でなければならない。

表 5−ねじ端子の最小寸法

単位  mm

ランプ

ソケット

公称ねじ径

頭部の下の

ねじ部の長さ

ナットの

ねじ部の長さ

頭部の直径と
ねじ部の直径

との公称差

ねじ頭の高さ

E10 2.5 4.0 1.5 2.5 1.4 
E14 3.0 5.0 1.5 3.0 1.8

座金又は圧力板のような,回転しないように固定した介在部品を,ねじ頭部と導体との間に使用する場

合は,ねじの頭部と軸との直径の公称差を,1 mm 低減してもよい。また,EZ10,E11,E12,EZ14,E17,

E26 及び E39 の場合には,表 5A を適用する。

表 5A−ねじ端子の最小寸法

定格電流

A

端子ねじの公称ねじ径

mm

7 以下 3.5(3)

  7 を超え 10 以下 3.5(3) 
 10 を超え 15 以下 3.5 
 15 を超え 20 以下 4 
 20 を超え 30 以下 4.5

30 を超えるもの 5

括弧内の数値は,コードを接続するもの及び

機械器具に組み込まれるものに適用する。

E5 については規定しない。

適否は,測定によって判定する。

公称ねじ径及び頭部の直径とねじ部の直径との公称差は,マイナス側の偏差を 0.15 mm とする。

注記  10.5 及び 10.6 の要求事項への適合を判定するために,ランプソケットを分解することが必要な

場合,このような判定は,箇条 17 の試験後に行う。


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C 8280

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10.7

端子は,線を正しく取り付けた後,充電部と可触金属部との間で偶然に接触する危険がないように

配置しなければならない。

適否は,目視検査及び次の試験によって判定する。

10.1

の最小公称断面積をもつ可とう導体の端末から長さ 4 mm にわたり絶縁物を取り除く。より線導体

のうちの 1 本の素線を外したままにし,残りを完全にそのランプソケットの中に挿入し,締め付け,通常

の使用状態のように取り付け,配置する(固定ねじを締め付けるなど)

それ以上絶縁被覆を破らずに,固定していない素線を可能な全ての方向に曲げる。ただし,バリヤの回

りに鋭く曲げない。

充電部に接続する導体の固定していない素線は,充電部ではない金属部に接触してはならない。また,

接地用端子に接続する導体の固定していない素線は,充電部に接触してはならない。

必要な場合,試験は,固定していない素線を別の位置にして繰り返す。

注記  バリヤの周りで鋭く曲げることの禁止は,試験中に自由な線を,まっすぐ保たなければならな

いという意味ではない。ランプソケットを普通に組み立てる間に,鋭い曲げが発生するおそれ

があると考えられる場合は,更にそのような屈曲部を作る。12.3 も参照する。

10.8

導体の端末が見えないピラー端子の場合,奥までいっぱいに挿入したときの導体の端末と締付ねじ

との距離は,ねじ径の半分の値又は 2.5 mm のいずれか大きい値以上でなければならない。

適否は,測定によって判定する。

10.9

浮動端子は,著しい横方向の遊びをもってはならず,電球を外す又は挿入するとき,縦方向に 3 mm

を超えて動いてはならない。

適否は,測定によって判定する。

10.10  10.2

10.6 及び 10.8 の要求事項は,照明器具の中に製造工程で取り付けるもの及び接続用リード線

を備えるランプソケットには適用しない。

照明器具の中に製造工程で取り付けるか,又は機器中に組み込む目的のランプソケットは,接続用リー

ド線,タブ端子又は同等の効果的手段を備えてもよい。

接続用リード線は,はんだ付け,溶接,かしめ又は何らかのその他の同等以上の方法によってそのラン

プソケットに接続しなければならない。

リード線は,絶縁した導体でなければならない。

リード線の自由端の絶縁は,はぎ取れてもよい。

ランプソケットへのリード線の固定は,通常の使用状態で発生するかもしれない機械的な力に耐えなけ

ればならない。

適否は,目視検査及び次の試験(同じ 3 個の試験品について,19.2 の試験の後に行う。

)によって判定す

る。

各接続用リード線に,引張力 20 N を加える。引張力は,最も不利な方向に 1 分間,急激に引くことなし

に加える。

試験の間,リード線はそれらの固定場所から動いてはならない。

試験後,この規格に適合しなくなるような損傷があってはならない。

11

接地接続の手段

11.1

接地接続の手段をもつねじを切った差込口があるランプソケット,コードグリップランプソケット

及びランプレセプタクル(接続用リード線を備えたものを除く。

)は,1 個以上の内部接地用端子をもたな


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C 8280

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ければならない。ねじを切った差込口のない他のランプソケット,例えば器具内用ランプソケットは,外

付けの接地用端子を備えてもよい。

適否は,目視検査によって判定する。

注記  接地する設計ではあるが,接地用端子又は接続用リード線を備えていないランプソケットは,

小売販売用ではない。

11.2

絶縁破壊の場合に,充電部となるかもしれない接地用端子のないランプソケットの可触金属部は,

確実な接地を施さなければならない。

枠が金属製であって,二重絶縁又は強化絶縁によって充電部から分離していないとき,金属ドームと外

側枠との間に接地の連続性がなければならない。

注記  この要求事項の目的に対して,底部又はカバーを固定するための小形の絶縁した金属ねじなど

は,絶縁破壊のときに充電部となる可能性のある可触部分とはみなさない。

適否は,次の試験によって判定する。

接地用端子が設けられている場合は,そのランプソケットが意図している最小断面積の非可とう導体を

それに取り付ける。

ドームと外側枠との間の接地の連続性も判定しなければならないとき,これらの部分の結合は,次のト

ルクで締め付けなければならない。

− E26 未満のランプソケットは,1 N・m

− E26 以上のランプソケットは,2 N・m

14.3

の試験の直後,接地手段とドーム(該当すれば外側枠)との間の抵抗を測定する。

接地用端子をもつランプソケットの場合,接地手段は,導体がその端子から出て行く箇所であり,接地

用端子のないランプソケットの場合,それは,接地接続を意図した箇所である。

無負荷電圧が 12 V 以下の電源から得られる 10 A 以上の電流を,接地用端子又は接地接点と各可触金属

部との間に順次に流す。

接地手段と可触金属部との間の電圧降下を,測定する。その電圧降下及び電流から算出した抵抗は,0.1

Ω を超えてはならない。

11.3

接地用端子は,箇条 10 の要求事項を満足しなければならない。

それらの締付装置は,偶然に緩まないように十分に固定し,手によってねじ端子を緩めることが,また,

手によって偶然にねじなし端子を緩めることが,可能であってはならない。

適否は,目視検査及び箇条 10 の試験によって判定する。

注記  一般に,通電端子(この規格の要求事項を満足する)のために普通用いられる設計は,後者の

要求事項を満足する十分な弾性を提供する。その他の設計に対しては,不注意で外すおそれが

ない,十分な弾性部品を用いるといった,特別の準備が必要となる場合もある。

11.4

接地用端子の金属は,接地用導体の銅に接触することから発生する腐食の危険がない金属でなけれ

ばならない。

接地用端子のねじ又は円筒部は,黄銅製か又は腐食に対して同等の耐性があるその他の金属製でなけれ

ばならない。また,接点面は,裸の金属でなければならない。

適否は,目視検査によって判定する。

注記  腐食の危険は,銅がアルミニウムと接触しているとき,特に大きい。

11.5

締付ねじを含め,コード止めの金属部品は,接地回路から絶縁しなければならない。

適否は,目視検査によって判定する。


23

C 8280

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12

構造

12.1

ランプソケットは,電球を保持するためのねじ込み形のねじ山を備えていなければならない。

E5 及び E10 以外のランプソケットは,このねじ山は,金属製の場合,JIS C 7709-2 の該当する受金シー

トに規定する記号 Y 寸法の長さにわたって連続していなければならない。その他の材料の場合,次の要求

事項を満足しなければならない。

注記 E5 及び E10 ランプソケットのねじ山の長さに対する要求事項は,検討中である。

金属ねじ山に対する要求事項からのずれは,設計及び製造許容差が,全てのゲージとの適正なかみ合わ

せを,引き渡したランプソケットの寿命を通して保証するものであるときに限り,許容する。

さらに,端子・接点組立品及び受金は,ランプソケットの使用を阻害する傾き又は回転を防止するよう

に組み立て,配置しなければならない。

連続ねじ山に対する要求事項からのずれは,このことがカットアウェイの中に電球保持装置を含めるこ

とといった特殊な技術的な利点を提供するために必要である場合,許容する。

適否は,目視検査及び箇条 で引用する JIS C 7709-3 に規定するゲージを,実施が可能な全ての位置に

合理的な力で当てる,手による試験によって判定する。また,ランプソケットは,そのときでも,ゲージ,

特に隙間ゲージ 0.08 mm×5.0 mm の検査に適合しなければならない。

さらに,対応する電球を装着及び取り外したとき,バルブの首の部分に刻み目が付いてはならない。

アダプタのおねじ山は,アダプタと同じ大きさ又はめねじ山の外形よりも大きくなければならない。

12.2

ランプソケットのドームの中には,電源電線のための十分な空間がなければならない。絶縁された

導体が接触する可能性のあるランプソケットの部品は,鋭い縁又は絶縁を損傷するおそれがある形状をも

ってはならない。

ねじを切った差込口があるランプソケットは,電線管が差込口の中に深く入りすぎることを防止するた

めの装置を備えていなければならない。ただし,例えばあるキャンドルランプソケットにおいて,電線管

が差込口の中に深く入りすぎるおそれがないことが構造上明らかな場合は除く。

適否は,目視検査及び M10×1 のねじを切った差込口がある E14 ランプソケットは,10.1 による最大断

面積の可とうケーブル又はコードを,その他のランプソケットは,規定するものよりも 1 サイズ下の公称

断面積をもつ導体を取り付けることによって判定する。

コードグリップランプソケット,及び M10×1 のねじを切った差込口があるランプソケット E14 は,通

常のシース付き可とうコードを用いる。他の場合は,全て,2 本又は 3 本の PVC 絶縁単芯ケーブルを用い

る。

ねじを切った差込口があるランプソケットは,ランプソケットのドームを長さ約 10 cm の電線管にねじ

込む。次にケーブルを電線管及びドームに導入する。ケーブルの端末は,通常の方法で準備した後,ラン

プソケットの端子に接続する。可能な場合は,端子を支える部分をドームの上縁の面と端子の最も近い部

分との間の最短距離が 10 mm となる姿勢にして行う。端子をこの姿勢に保持して,ケーブルを締め付け,

電線管の自由端末において固定する。この後,ランプソケットを組み立てる。

分解した後,ケーブル及びコードは,損傷してはならない。

注記 1  (対応国際規格の,E27 及び E40 ランプソケットに対する規定を削除した。)

注記 2  とがった角に関する要求事項は,ねじを切った差込口の外側の枠に対するものではない。そ

れらは,ランプソケットを電線管に取り付けたとき,電線と接触しないからである。

電線管が,ねじを切った差込口があるランプソケットの差込口の中に深く入りすぎないようにする装置


24

C 8280

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に関して,疑義がある場合には,そのランプソケットを鋼製電線管又は四角形の端末(縁は,鋭いままに

しておく。

)をもつ芯棒にねじ込む。電線管又は芯棒は,

図 1a)又は図 1b)に示す最小寸法をもつ完全ねじ

山を備える。

この試験中,次のトルクを 1 分間加える。

−  ねじを切った差込口 M10×1 は,1.0 N・m

−  ねじを切った差込口 M13×1 は,1.3 N・m

−  ねじを切った差込口 M16×1 及び G3/8A は,1.6 N・m

この試験後,電線管又は芯棒は,ランプソケットのドーム中の電源電線のための空間の中に入ってはな

らず,そのランプソケットには,その後の使用を妨げる変化があってはならない。

12.3

スイッチ付きランプソケットの可触部品は,絶縁材料製でなければならない。ただし,その端子か

ら離れた充電した電線が,可触金属部又は接地回路の部分に接触するおそれがなく,また,端子ねじ又は

緩んでしまったねじを切った差込口中のねじが,接地用端子を含む可触金属部と充電部とを短絡するおそ

れがない設計であるときを除く。

適否は,目視検査によって判定する。

注記  この要求事項は,必ずしも全部又は部分的な絶縁用裏打ちを必要とするものではない。

12.4

金属受金及び金属外側枠をもつランプソケットの場合において,これらの部分間の接触は,絶縁用

リングによって防止しなければならない。このリングは,充電部又は金属外側枠から手によって分離でき

てはならない。

適否は,目視検査によって判定する。

注記  絶縁用リングによる保護は,その長さが受金の長さにほぼ等しい場合には,十分であると考え

る。

12.5

電線管上にねじを切った引込口を固定することが可能でなければならない。固定装置は,ランプソ

ケットの一部であってもよいし照明器具の設計によって備えてもよい。

アングル形ランプソケットを除き,ランプソケットの一部として備えている場合,固定装置を内側から

操作できなければならない。

注記  そのような手段を照明器具の設計によって備える場合,ランプソケットを試験するときにそれ

らの効果を検査することができない。そのような検査は,当該照明器具を試験する際に行うこ

とが望ましい。そのようなランプソケットは,小売販売用ではない。

この要求事項は,ランプソケット E5 及び E10 には適用しない。

適否は,目視検査によって,また,一体形としての固定装置をもつランプソケットは 15.4 の試験によっ

て判定する。

12.6

コードグリップランプソケット及び鎖接続用に設計する全てのランプソケットは,導体を端子に接

続する場所でねじれを含む張力がないように,また,コードの外側カバーを,ランプソケットの中で固定

し摩耗から保護するように,そのランプソケットを可とうコードに固定できる装置を備えなければならな

い。張力除去及びねじれ防止の方法は,明らかでなければならない。

コードが,過度の機械的ストレス又は熱的ストレスを受ける程度まで,コードをランプソケット中に押

し込むことが可能であってはならない。

コードに結び目を作るか,又はその末端をひもで結ぶような,間に合わせの予防措置は許されない。

ただし,電気設備技術基準に準じている場合は,この限りではない。

装置は,

絶縁材料製であるか,

又はコード上の絶縁故障が可触金属部を充電部にするおそれがある場合,


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C 8280

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固定した絶縁用の裏打ち(内層)を備えなければならない。

その装置は,次のような設計でなければならない。

−  ランプソケットに 1 か所以上固定するか,又はランプソケットと一体とする。

−  そのランプソケットに接続する可能性のある種々のタイプの可とうコードに適している。

−  コードに極端な圧力を加えない。

−  通常の使用状態のように締め付け又は緩めたとき,損傷するおそれがない。

その装置は,次のタイプの可とうコードに適していなければならない。

−  JIS C 3663 の 60245 IEC 51

−  JIS C 3663 の 60245 IEC 53 又は類似のもの

−  JIS C 3662 の 60227 IEC 52

−  電気用品の技術上の基準を定める省令

(昭和 37 年通商産業省令第 85 号)

の別表第一に適合するもの。

適否は,目視検査及び次の試験によって,判定する。

ランプソケットに,可とうコードを取り付ける。張力及びねじれの緩和装置を適切に使用する。導体を

端子中に導入し,端子ねじを,導体が容易にはその位置を変えないように軽く締め付ける。この準備の後

に,コードは,更にランプソケットの中に押し込むことが可能であってはならない。

そして可とうコードに,

表 に示す該当する値の引張力を 100 回加える。それぞれ,継続時間は 1 秒間

とする。引張力は,急激に加えてはならない。

その直後,可とうコードに,

表 に規定するトルクを 1 分間加える。

表 6−引張力とトルクの値

全ての導体を一緒にした全公称断面積

mm

2

引張力

N

トルク

N・m

1.5 以下

60

0.15

 1.5 を超え  3 以下

60

0.25

3 を超え

5 以下

80

0.35

5 を超え

8 以下 120

0.35

ランプソケットは,上に規定する適切なタイプのコードのそれぞれを用いて試験する。

試験は,最初に 10.1 に規定する最小断面積をもつ導体を用いて行い,次に,つり下げ装置が許容する最

大断面積又は 10.1 に規定する最大断面積のいずれか小さい導体について行う。

鎖接続用に設計したランプソケットの試験は,ランプソケットの設計に合わせたケーブルを用いて実施

する。ケーブルは,30 N の引張力を 50 回加える。トルク試験は,実施しない。

試験中,可とうコードが,張力及びねじれの緩和装置によって損傷してはならない。試験の終了時に,

コードは,2 mm を超えて変位してはならず,導体の末端が,端子内において著しく変位してはならない。

変位を測定することができるように,試験を始める前に,張力緩和装置からほぼ 2 cm の距離で,張力を

加えた状態でコード上に表示を付ける。試験の終わりに,張力緩和装置を基準にしたときのこの表示の変

位を,コードに張力を加えたままの状態で測定する。

12.7

外郭付ランプソケット及び独立形ランプソケットのつり下げ装置は,ランプソケット内の絶縁破壊

の場合に,充電するおそれがある可触金属部をもってはならない。さらに,ねじを切った差込口があるラ

ンプソケット中にねじ込むことを意図したつり下げ装置は,12.2 の要求事項を満足しなければならない。

適否は,目視検査及び 12.6 の試験によって判定する。


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12.8

特に組込用を意図しないランプレセプタクルは,電源電線用のへこみをもたなければならない。こ

のへこみは,ランプソケットの取付面に垂直な電線管からの背面差込を許すために,次の最小寸法をもた

なければならない。

−  高さ:7 mm

−  長さ:底部の直径又は幅に等しい

−  幅  :16 mm,中心部において,直径 23 mm の円形空間に拡大

適否は,測定によって判定する。

寸法要求事項は,E5 及び E10 ランプソケットには適用しない。

12.9

特に組込用以外のランプレセプタクルの底部は,3 mm 径以上のねじによって固定するのに,適切で

なければならない。

適否は,測定によって判定する。

(対応国際規格の

図 に示すゲージを用いた検査方法を削除した。)

この要求事項は,E5 及び E10 ランプソケットには適用しない。

12.10

ケーブル引込口(単数又は複数)を,ランプレセプタクルの可触外部表面上に準備する場合,それ

らは,ランプレセプタクルの可触外部表面から測定したとき,1 mm 以上の距離の機械的保護を与えるよ

うに,該当するケーブルカバー,電線管,筒管(トランキング)などの導入を許さなければならない。

適否は,測定及び 10.1 の据付試験によって判定する。

12.11

接点は,有効で確実な接触を通常の使用中に保証するように設計し,組み立てなければならない。

接点を動かすことは,ドームと外側枠との間の随意の固定動作から独立していなければならない。

注記 1  実際の電球口金に関する接触問題にとって,接触受金形は,この点で唯一の実際的解決策で

ある。

適否は,目視検査及び 19.2 の試験によって判定する。

注記 2  単一の側面接点は許容する。

12.12

(削除)

12.13

電球のフィラメントを橋絡するための装置は,ランプソケットに組み込んではならない。

適否は,目視検査によって,また,必要な場合,試験によって判定する。

12.14

保持装置付ランプソケットは,緩めるトルクに確実に耐えなければならない。

JIS C 7709-1

に規定する該当する口金シートに適合する商業用の黄銅の口金を,

表 の電球口金のタイ

プによる締付トルクで保持装置付試験ランプソケットに押し込む。

表 7−締付トルク

単位  N・m

電球口金

トルク

E26

1.5±0.1

E39

2.0±0.1

電球は約 30°戻す。この位置で,除去トルクを測定する。

除去トルクは,

表 の最小トルク未満であってはならず,また,最大トルクを超えてはならない。


27

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表 8−緩めるための最小及び最大トルク

単位  N・m

電球口金

最小トルク

最大トルク

E26

0.5 2.0

E39

1.0 4.0

注記  電球口金が損傷を受けたり摩耗してみえる場合,新しい口金を試験に使用することが望ましい。

13

スイッチ付きランプソケット

13.1

スイッチは,250 V 以下で使用する普通形(非防水形)の E12,E14,E17 及び E26 ランプソケット

に限り許容する。

適否は,目視検査によって判定する。

13.2

スイッチ付きランプソケットは,12.3 の構造要求事項及び 13.313.5 の追加要求事項,又は JIS C 

4526-1

の関連要求事項に適合しなければならない。

注記  JIS C 4526-1 の関連要求事項の選択の指針は,附属書 による。

13.3

ランプソケット中のスイッチは,フィラメント電球又は一般照明(GLS)のための安定器内蔵形電

球で構成する負荷の断続ができなければならない。

適否は,次の試験によって判定する。

−  “T”又は“t”の表示のない E12 ランプソケットのスイッチは動作温度 60  ℃

− E17 ランプソケットのスイッチは動作温度 125  ℃

− E14 ランプソケットのスイッチは動作温度 100  ℃

− E26 ランプソケットのスイッチは動作温度 125  ℃

冷蔵庫又は食品冷凍庫の中での使用を意図したランプソケットスイッチは,定格動作温度で試験しなけ

ればならない。

“T”又は“t”温度表示をもつランプソケットのスイッチは,次の動作温度(最低値 25  ℃)で試験し

なければならない。

− E12 及び E14 ランプソケット:ランプソケットの温度表示値から 40  ℃減じた温度

− E17 及び E26 ランプソケット:ランプソケットの温度表示値から 50  ℃減じた温度

スイッチは,定格電圧の 1.1 倍の電圧及び定格電流の 1.25 倍の電流の誘導性交流(力率 0.6±0.05)を用

いて試験する。

スイッチは,一定の間隔で,毎分 30 回の速度で 200 回のスイッチ動作を,通常の方法で操作する。

次に,スイッチは,定格電圧及び定格電流の交流(力率 1)を用いて試験する。

スイッチは,一定の間隔で,毎分 30 回の速度で 20 000 回(キーソケット及びスイッチ付き分岐ソケッ

トは,10 000 回)のスイッチ動作を,通常の方法で操作する。

注記  上記試験を JIS C 4526-1 の対応する試験によって置き換えることは,検討中である。

試験の終了時に,ランプソケットは,14.4 に規定する絶縁抵抗及び耐電圧に対する試験に耐えなければ

ならず,良好な動作状態になければならない。

13.4

スイッチ付きランプソケットは,スイッチの可動部分と電源電線との間の偶然の接触を防止する構

造でなければならない。

適否は,10.1 及び手による試験によって判定する。

13.5

スイッチ操作部は充電部から,効果的に絶縁しなければならず,また,それが折れるか又は損傷を


28

C 8280

:2011

受けた場合に,充電部が露出してはならない。

適否は,目視検査及び 13.3 に規定する試験によって判定する。

13.6

冷蔵庫及び食品冷凍庫の中で使用する意図のランプソケット中のスイッチは,その機器のランプの

定格ワット数に従う電球を用いて試験してもよい。

14

耐湿性,絶縁抵抗及び耐電圧

14.1

防滴形及び防雨形ランプソケットの外郭は,水の浸入に対して必要な保護等級を備えなければなら

ない。

適否は,次の試験によって判定する。

ランプソケットは,それ向けに設計されたケーブル又は電線管を取り付ける。

ランプレセプタクルは,排出孔がある場合にはそのうちの 1 個を開放し,下方に向けた状態で垂直面に

取り付ける。他のランプソケットは,それらの電球差込口を垂直下方に向けて取り付ける。

防滴形ランプソケットの試験は,JIS C 0920 

付図 に原理を示す装置によって行う。ランプソケット

の上方 200 mm の高さから垂直に,装置の全面に均一になるように,毎分 3 mm∼5 mm の降雨を行う。試

験時間は,10 分間とする。試験のために用いる水は,温度 15  ℃±10  ℃とする。

防雨形ランプソケットの試験は,JIS C 0920 に規定する IPX3 の試験によって行う。

この処理の直後,ランプソケットは,14.4 に規定する耐電圧試験に耐えなければならず,目視検査によ

って,水がかなりの程度まで入っていなかったことを示さなければならない。

注記  水が充電部と接触している場合,水は,かなりの程度入っているとみなす。この場合,電球を

挿入するときに限り,充電部となる受金は,充電部とはみなさない。

14.2

防滴形及び防雨形ランプソケットのインレット開口部は,電線を伝う水滴がランプソケットの内側

に達するおそれがないような方法で,電源電線の接続ができなければならない。

適否は,目視検査によって判定する。

14.3

ランプソケットは,通常の使用状態で起きるかもしれない湿気条件に耐えなければならない。

適否は,

この箇条の湿度処理並びにその直後の 14.4 の絶縁抵抗の測定及び耐電圧試験によって判定する。

ケーブル差込口がある場合は,開けたままにしておく。

(配線用)孔がある場合は,それらのうちの一つ

を開ける。

湿度処理は,相対湿度 91 %∼95 %に維持した空気の恒湿槽中で実施する。空気温度は,試験品が配置で

きる全ての場所で,20  ℃∼30  ℃の任意の都合のよい値 t±1  ℃に維持する。

恒湿槽中に配置する前に,試験品は,t  ℃∼(t+4)℃の温度にする。

ランプソケットは,恒湿槽中に,次の期間保持する。

−  通常のランプソケットは,2 日間(48 時間)

− IPX1 防滴形ランプソケットは,7 日間(168 時間)

− IPX3 防雨形ランプソケットは,7 日間(168 時間)

注記 1  大抵の場合,試験品は,湿度処理の前に,それらを 4 時間以上この温度に保持することによ

って,規定する温度にすることができる。

注記 2  相対湿度 91∼95 %は,恒湿槽中に空気との十分に広い接触面をもつ硫酸ナトリウム(Na

2

SO

4

又は硝酸カリウム(KNO

3

)の飽和水溶液を置くことによって得ることができる。キャビネッ

ト内を規定条件に到達させるために,内部の空気の一定の循環を確保し,一般的に,熱絶縁

されたキャビネットを使用することが必要である。


29

C 8280

:2011

この処理の後,ランプソケットは,この規格に適合しなくなるような損傷があってはならない。

14.4

絶縁抵抗及び耐電圧は,次の間で適切でなければならない。

a)

異極の充電部間。

b)  a)

の充電部と外部の金属部分(ランプレセプタクルの底部,又は外郭の固定用のねじを含む。

)との間,

及び a)の充電部と可触組立ねじとの間。

c)

金属外郭の可触裏打ちが,12.3 に従って保護のために要求されるか,又は充電部と外郭の金属部分と

の間の距離が

表 13a)及び表 13b)の注

e)

で要求する距離未満の場合は,金属外郭の裏打ちの内面と外面

との間。

適否は,湿度処理の直後に,恒湿槽の中又は試験品を規定の温度にした室内で,絶縁抵抗の測定及び耐

電圧試験を行うことによって判定する。

絶縁抵抗は,ほぼ 500 V の直流電圧を加えて測定する。測定は,電圧を 1 分間印加した後に行う。

絶縁抵抗は,次の箇所に対し,連続して測定する。

d)

異極の充電部間

e)

共通接続した上記の充電部と本体との間

f)

絶縁用の裏打ちがある場合は,その内面に接触した金属はく(箔)と可触金属部との間

e)

で用いた語“本体”は,外部の金属部分,底部・外郭の固定ねじ,可触組立ねじ及び外部の絶縁部分

と接触する金属はくを含む。

d)

及び e)で規定する測定は,まず,

図 11 に示す試験用口金を挿入したランプソケットで,次に空のラン

プソケットで行う。

スイッチがある場合は,

“オン”にする。

金属はくを空のランプソケットの試験に用いるとき,金属受金を接点から絶縁する必要がある場合,金

属はくは,金属受金に接触していなければならない。

絶縁抵抗は,次の値以上でなければならない。

−  d)による測定は,2 MΩ

−  他の全ての場合は,4 MΩ

絶縁抵抗試験の直後,周波数が 50 Hz 又は 60 Hz,実効値が(2U+1 000)V(は,定格電圧)の正弦

波形の交流電圧を,規定する箇所の間に 1 分間加える。さらに,スイッチ付きランプソケットは,この電

圧を,スイッチの開位置及び閉位置の両方で,異極の充電部とその他の金属部との間に加える。

定格電圧が 60 V を超えない E5 及び E10 ランプソケットの異極の充電部間の耐電圧試験電圧は,500 V

に低減する。

最初に,規定電圧の半分以下の電圧を加え,そして,全電圧まで急速に上げる。

試験中に,フラッシオーバ又は絶縁破壊が発生してはならない。

試験に用いる耐電圧試験機は,出力電圧を該当する試験電圧に調節した後,出力端子を短絡したとき,

出力電流が 200 mA 以上であるように設計しなければならない。

過電流リレーは,出力電流が 100 mA 未満であるときに動作してはならない。

印加した試験電圧の実効値は,±3 %で測定するように留意する。

電圧降下のないグロー放電は,無視する。


30

C 8280

:2011

15

機械的強度

15.1

ランプソケットは,十分な機械的強度をもち,ランプソケットを電線管までねじ込むことによるひ

ずみだけでなく,電球の挿入によるひずみにも耐えなければならない。

適否は,15.215.7 の試験によって判定する。

注記  キャンドルランプソケットを除いて,ランプソケットの取付用若しくは附属させるための腕木

又は類似の装置は,この箇条の要求事項では扱わない。そのような装置の機械的強度は,ラン

プソケットが意図する機器の規格の要求事項を満足しなければならない。

15.2

外側枠,受金及びドームの機械的強度は,試験品に試験用口金をねじ込むことによって判定する。

次のトルクを 1 分間加える。

− E5 ランプソケットは,0.3 N・m

− E10 及び EZ10 ランプソケットは,0.3 N・m

− E11 ランプソケットは,0.5 N・m

− E12 ランプソケットは,0.5 N・m

−  ねじを切った差込口によって固定する E14 キャンドルランプソケットは,0.5 N・m

−  外側枠によって締め付ける E14 キャンドルランプソケットは,1.2 N・m

−  その他の E14 及び EZ14 ランプソケットは,1.2 N・m

− E17 ランプソケットは,1.2 N・m

− E26 ランプソケットは,2 N・m

− E39 ランプソケットは,4 N・m

E14 試験用口金寸法は,表 の規定による。

表 9−試験用口金の寸法

単位  mm

ランプソケット

寸法  S

a)

中心接点の直径

E14 5.5  4.8

a)

  寸法 の意味は,図 13 を参照する。

その他の試験用口金寸法は,

図 18A の規定による。

E5 及び E10 ランプソケットは,試験は,そのランプソケットが,設計で意図した電球口金と同一の寸法

の口金を用いて実施する。

試験は,2 回行う。1 回目は外側枠のところで試験品を締め付け,2 回目はねじを切った差込口,ドーム

又は背板に,そのランプソケットの形式に従って,試験品を固定して行う。

試験の終了時に,試験品は,その通常の使用を阻害する変化があってはならない。

15.3

試験品のドーム又は背板を固定し,15.2 に示すトルクを,外側枠とドームの間のねじ込み接続を締

め付けるように,1 分間外側枠に加える。

この試験は,外側枠とドームとの間の接続の緩みも,いかなる他の損傷をも引き起こしてはならない。

この試験は,E5 及び E10 ランプソケットには適用しない。

15.4

ねじを切った差込口があるランプソケットのドームは,通常の使用状態で黄銅電線管に固定する。

止めねじは,16.1 の表に示す値に等しいトルクで締め付け,ねじを切った差込口の固定を,15.2 に規定す

るトルクを反時計方向に 1 分間加えることによって試験する。

このトルクを加えることによって,ねじを切った差込口が緩んで,黄銅電線管から離れてはならない。


31

C 8280

:2011

しかし,ねじを切った差込口が緩んで離れる場合,更に止めねじは,この試験中に,差込口が緩んで離

れるのを防止するために必要である最小トルクで締め付け,この最小値を記録する。

注記 1  この試験中,トルクを約 20 %の刻みで増加することが実際的である。

加えたトルクの最小値を,16.1 の試験のために記録する。

注記 2  15.215.4 の試験は,図 による装置を使用することが望ましい。

15.5

ドームとねじを切った差込口との間の接続の強度は,

図 12 に示すように検査する。

試験品を,水平の姿勢で,ねじを切った差込口によって固定する。口金に対して,受容できる最大 IEC

寸法のねじ山及び

図 12 によるその他の寸法をもつ芯棒をそのランプソケットにねじ込み,1 分間,図 12

に示す質量を負荷する。芯棒の末端は,5 mm を超えて下がってはならない。

試験品は,損傷してはならない。永久的な変形が発生する場合は,試験品を元の姿勢に押し込み,試験

を 5 回繰り返し,その後,試験品は,その通常の使用を阻害する損傷があってはならない。

この試験は,キャンドルランプソケットに適用しない。

15.6

導電性の外面がある又はない絶縁材料の外側枠及び受金と金属製のランプソケット外面との間にあ

る絶縁用リングの機械的強度は,次に示す詳細に従って,JIS C 60068-2-75 に規定する振り子衝撃試験の

手段によって,検査する[JIS C 60068-2-75 の 3.9(製品規格に規定する事項)参照]

a)

取付方法  試験品を,その軸が支持物に対して水平,かつ,平行な状態になるようにして,外郭の端

がベニヤ板に触れるように取付具を用いて取り付ける。

注記 1  円筒形の形状と異なったランプソケットは,適切な松の木にくさびをさすことによって,

軸がベニヤ板に平行になる状態にしてもよい。

b)

落下高さ  打撃素子を表 10 に示した高さから落下させる。

表 10−落下高さ

単位  mm

材料

落下高さ

磁器材料 100±1

他の材料 150±1.5

ただし,装飾用カバーなしで試験するキャンドルランプソケットは,100 mm の落下高さで試験す

る。

c)

衝撃回数  外側枠の端及び絶縁用リングの周囲に均等に 4 回当てる。

絶縁材料のランプソケットは,外側枠の端に当てる。金属ランプソケットは,受金と外面との間に

ある絶縁用リングの位置に当てる。

b)

に規定するようなキャンドルランプソケットには,周囲の 90゜ずれた 2 か所に各 1 回の衝撃を加

える。その衝撃は,キャンドルランプソケットの端から 5 mm 離れた部分に当てる。

d)

前処理  規定しない。

e)

初期測定  規定しない。

f)

姿勢及び衝撃の位置  c)  参照。

g)

動作及び機能の観測  試験品は,衝撃の間は動作させない。

h)

合否判定基準  試験後,試験品は,この規格に適合しなくなるような重大な損傷を示してはならない。

特に次に注意する。

1)

充電部が可触になってはならない。


32

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箇条 17 に規定する値未満に沿面距離及び空間距離を減らさないランプソケットの損傷並びに感

電に対する保護及び水の浸入に対して影響を及ぼさない小さな破片は,無視する。

2)

裸眼で見えない亀裂及び繊維で強化されたモールドの表面の亀裂は,無視する。

その部分を省略すればランプソケットが規格に適合する場合,その部分の外側表面の亀裂又は孔

は無視する。

i)

後処理条件  規定しない。

j)

最終測定  h)  参照。

E5 及び E10 のランプソケットの機械的強度は,JIS C 60068-2-32 に規定する自由落下試験によって判定

する。

E5 及び E10 ランプソケットは,安全に影響を与える損傷なしに,毎分 5 回転の速度で回転するタンブリ

ングバレルの 3 mm 厚のスチール板に 500 mm の高さから 50 回落下(すなわち,1 分間に 10 回の落下)す

ることに耐えなければならない。

注記 2  照明器具又は他の装置に用いるランプソケットの機械的強度は,JIS C 60068-2-75 に規定す

るスプリング衝撃装置によって試験してもよい。JIS C 8105-1 では,部品の材料及び照明器

具の種類によって 0.2∼0.7 N・m の値の衝撃を加える。

15.6.1

さらに,スナップオン形の外側枠のランプソケットは,次の試験を行う。

ランプソケットの軸に沿って,外側枠に 5 kg の質量の押し力及び引き力を 1 分間加える。

試験後,外側枠は,意図した位置に保持されていなければならない。

さらに,標準試験指の先端を用いて,あらゆる位置に 30 N の力を加えたとき,外側枠が外れてはならな

い。

15.7

金属ランプソケットは,外部金属部品(外側枠及びドーム)の機械的強度を,

図 の装置によって,

試験する。

種々の部品は,完全なランプソケットに載せて試験する。各部品は,

表 11 に示す力を 1 分間,2 回加え

る。力は,相互に直角である 2 本の直径に加える。試験は,外側枠及び外面が導電性の絶縁材料製のドー

ムについては行わない。

この試験の間及び後に,試験品の変形は,

表 11 に示す値を超えてはならない。

表 11−最大変形の値

ランプソケット

N

最大変形

mm

試験中

試験後

EZ10,E11,E12,E14,EZ14,E17

 75

1

0.3

E26

100 2  0.3

E39

100 4  0.5

この試験は,E5 及び E10 ランプソケット並びにこれらと類似の小形ランプソケットには適用しない。

15.8

差込口及びパッキング押さえは,通常の取付け及び使用中に発生する機械的ストレスに耐えなけれ

ばならない。

適否は,次の試験によって判定する。

ねじ込みパッキング押さえは,パッキングの内径の下方の最も近い整数で表したミリメートルに等しい

直径をもつ円筒形金属棒を取り付ける。次に,パッキング押さえを,適切なスパナによって締め付ける。


33

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金属性のパッキング押さえは 30 N,又は成形材でできたパッキング押さえは 20 N の力を,半径 25 cm の

ところに 1 分間加える。

試験の終わりに,パッキング押さえ,差込口及び外郭は,損傷してはならない。

15.9

ランプレセプタクルは,損傷なしに,支持物に固定することに耐えるように設計しなければならな

い。

適否は,次の試験によって判定する。

ランプレセプタクルの背板を,背板の固定孔の軸間の距離に等しい間隔をあけた二つのねじ穴をもつ,

硬く平たん(坦)な鋼板にねじで固定する。

固定用ねじの公称直径は次のとおり。ただし,3 mm,3.5 mm,4 mm のいずれかを指定値としてもよい。

− E10,EZ10,E11,E12,EZ14,E17 及び E26 ランプソケットは,3 mm ねじ

−  それ以外のランプソケットは,4 mm ねじ

ねじは,徐々に締め付ける。加える最大トルクは,次の値とする。

− 3

mm ねじは,0.5 N・m

− 3.5 mm ねじは,0.8 N・m

− 4

mm ねじは,1.2 N・m

これらの要求事項は,E5 ランプソケットに適用しない。

特に器具内用のランプレセプタクルは,この試験を,製造業者が規定する附属器具を用いて実施する。

この試験後,ランプレセプタクルは,それを更に使用することを阻害する損傷があってはならない。

16

ねじ,通電部及び接続

16.1

ねじ及び機械的接続は,その故障によって,ランプソケットに危険が生じるおそれのある場合,通

常の使用状態で発生する機械的ストレスに耐えなければならない。

適否は,目視検査及び次の試験によって判定する。

注記  ねじ込み接続は,既に部分的に,箇条 15 の試験によって判定している。

ランプソケットに接続するとき,動かすかもしれないねじ及びナットは,

表 12 に示すトルクを加える適

切な試験用ねじ回しによって,締付け及び緩めを次の回数行う。ただし,15.4 の試験中に増加したトルク

を適用したねじで,トルクを増加して締め付ける止めねじは除く。

−  金属に切っためねじ山の中で,動くねじは 5 回

−  絶縁材料に切っためねじ山の中で,動くねじは 10 回

表 12 の 1 欄は,締め付けたとき,ねじが孔から突出しない頭なしねじに適用する。2 欄は,その他のね

じに適用する。絶縁材料に切っためねじ山の中で動くねじは,毎回,完全に外し,再挿入する。

この試験後,ねじを切った接続部に,更に使用することを阻害する損傷があってはならない。


34

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表 12−トルク値

公称ねじ径

mm

トルク  N・m 
1 2

2.8 以下 0.20  0.4

 2.8 を超え 3.0 以下 0.25  0.5 
 3.0 を超え 3.2 以下 0.30  0.6 
 3.2 を超え 3.6 以下 0.40  0.8 
 3.6 を超え 4.1 以下 0.70  1.2 
 4.1 を超え 4.7 以下 0.80  1.8 
 4.7 を超え 5.3 以下 0.80  2.0 
 5.3 を超え 6.0 以下

− 2.5

 6.0 を超え 8.0 以下

− 8.0

 8.0 を超え 10.0 以下

− 17.0

 10.0 を超え 12.0 以下

− 29.0

 12.0 を超え 14.0 以下

− 48.0

 14.0 を超え 16.0 以下

− 114.0

注記  ランプソケットに接続するとき,動かすねじは,例えば,接続を行うために緩めなければなら

ないカバー固定ねじを含む。ランプソケットをそれらの支持台に固定するためのねじ及び電線

管のねじ山接続は,除外する。

試験用ねじ回しの刃の形状は,試験するねじの,溝に合わなければならない。ねじは,急激に締め付け

てはならない。

16.2

絶縁材料に切ったねじ山の中で動くねじの場合,ねじ山の長さは,3 mm に公称ねじ径の 3 分の 1 を

加えた値以上でなければならない。ただし,この長さは,8 mm を超える必要はない。

ねじをねじ山に適正に挿入することを確保しなければならない。

適否は,目視検査,測定及び手による試験によって判定する。

注記  適正に挿入することに関する要求事項は,そのねじを斜めに挿入することが防止されている場

合,例えば,固定する部品によって,めねじに作ったへこみによって,又はねじ山を除いたリ

ード部をもつねじの使用によって,そのねじを案内する場合は,満足する。

16.3

電気的接続は,接触圧力が,セラミック以外の絶縁材料を通して伝達されないように設計しなけれ

ばならない。ただし,絶縁材料に発生するかもしれない,いかなる収縮をも補償するのに十分な弾性が金

属部分にある場合を除く。

ねじは,亜鉛又はアルミニウムのような,軟らかい又はクリープしやすい金属製であってはならない。

接触圧力伝達ねじ及びそのランプソケットに接続を行うとき動かすかもしれない 3 mm 未満の公称径の

ねじは,金属ナット又は金属インサート中にねじ込まなければならない。固定用のねじは,この要求事項

は適用しない。

適否は,目視検査によって判定する。

16.4

機械的接続だけでなく,電気的接続としても用いられるねじ及びリベットは,緩まないように固定

しなければならない。

適否は,目視検査及び手による試験によって判定する。

注記 1  ばね座金は,十分な固定を備える場合がある。リベットの場合,非円形の軸又は適切な刻み

目は,固定に対して十分であるかもしれない。

注記 2  温度上昇時に軟化する密封コンパウンドは,通常の使用中にねじれを受けないねじ接続に対


35

C 8280

:2011

してだけ十分な固定となる。

16.5

通電部分は,銅製であるか,50 %以上の銅を含む合金製であるか,又は同等以上の特性をもつ材料

製でなければならない。

この要求事項は,端子ねじのような電流伝導に本質的には寄与しないねじには適用しない。

適否は,目視検査によって,また,必要な場合,化学的分析によって判定する。

箇条 18 及び箇条 21 の試験は,電流容量,機械的強度及び通常の使用状態で起こるおそれのある腐食に

関して,銅と同等であるかどうかを判定できる。

注記  腐食及び機械的特性には,特別に留意することが望ましい。

17

沿面距離及び空間距離

17.1

沿面距離及び空間距離は,ランプソケットを通常の使用状態のように取り付け,電球をランプソケ

ットの中に挿入するか,又はそれから外すとき,

表 13a)及び表 13b)に示す値以上でなければならない。

電球口金の中心接点は,次の直径をもたなければならない。

− E5 ランプソケットは,2.4 mm

− E10 及び EZ10 ランプソケットは,3.8 mm

− E11 ランプソケットは,3.5 mm

− E12 及び EZ14 ランプソケットは,4.0 mm

− E14 ランプソケットは,5.5 mm

− E17 ランプソケットは,5.0 mm

− E26 ランプソケットは,11.5 mm

− E39 ランプソケットは,15.0 mm

浮動部品の動きは,沿面距離又は空間距離が規定値未満に減少することを防止するように,制限しなけ

ればならない。

注記 1  表 13a)で規定する距離は,JIS C 60664-1 に従って,耐インパルスカテゴリ II のものに適用し,

表 13b)で規定する距離は,耐インパルスカテゴリ III のものに適用する。また,通常,非導

電性の汚損だけが発生するが,場合によっては,凝結によって起こされる一時的な導電性を

予想しなければならない場所に置かれるので,両方の表とも汚損度 2 を参照している。他の

耐インパルスカテゴリ又はそれ以上の汚損度の距離の情報については,JIS C 60664-1 を考慮

することが望ましい。

注記 2  この箇条による沿面距離及び空間距離の値は,絶対最小値である事実に注意する。

注記 3  表 13a)及び表 13b)の電圧は定格電圧であり,始動電圧ではない。


36

C 8280

:2011

表 13a)−正弦交流電圧(50/60 Hz)耐インパルスカテゴリ II に対する最小距離

距離

mm

定格電圧  V

50 100

125

g)

150 200 250 300 500

e)

600

1

異極の充電部間

2

絶縁材料で覆われない場合,充電部と接地する外部金属部(ランプレセプタクルの組
立ねじを含む)との間

−  沿面距離

絶縁  PTI≧600

b), c), d)

 0.6

0.71

0.75

0.8 1.5 1.5 1.6  3 3.4

      PTI<600

b)

 1.2

1.4

1.5

1.6 2.0 2.5 3.0  5 6.2

−  空間距離

e)

(この表の を除く)

0.2 0.5 0.5

0.8 1.5 1.5 1.6  3 3.4

2A

充電部と接地しない外部金属部との間

−  沿面距離

絶縁  PTI≧600

b), c), d)

0.6

1.5

1.5

1.5

1.5

1.5

1.6

3

3.4

      PTI<600

b)

1.2

1.5

1.5

1.6

2.0

2.5

3.0

5

6.2

−  空間距離

e)

0.2

1.5

1.5

1.5

1.5

1.5

1.6

3

3.4

3

ランプレセプタクルの空間距離

a)

−  異極の充電部間 0.6

0.71

0.75

0.8 1.5 1.5 1.6  3 3.4

−  充電部とクラス 0I 又は I 照明器具への取付けを意図したランプレセプタクル中の電

源電線のための空間の境界との間(充電部と取付面との間)

0.6 0.71

0.75

0.8 1.5 1.5 1.6  3 3.4

−  充電部とクラス 0 照明器具への取付けを意図したランプレセプタクル中の電源電線

のための空間の境界との間(充電部と取付面との間)

0.6

1.5

1.5

1.5

1.5

1.5

1.6

3

3.4

−  造営材への取付けを意図したランプレセプタクルの充電部と取付面との間

6.0

f)

6.0

f)

6.0

f)

6.0

f)

6.0

f)

6.0

f)

注記 1  沿面距離及び空間距離に対する値は,表の間を直線補間法によって,中間の定格電圧値に対して補ってもよい。14.4 の耐電圧試験で十分とみなされる 25 V 未満

の定格電圧は,値を規定しない。

注記 2  上記の規定値は,クラス 0,クラス 0I 又はクラス I 照明器具に組み込むソケットを意図しており,クラス II 照明器具に組み込むソケットについては,照明器具

全体又はソケット単体で JIS C 8105-1 

表 11.1 の二重絶縁又は強化絶縁の最小距離を満たす必要がある。

a)

  この値は,取付面に起こり得る不均一を考慮する。

b)

  JIS C 2134 による PTI(保証トラッキング指数)

c)

  トラッキングが発生するおそれがない,通電しないか又は接地する意図でない部分までの沿面距離の場合,全ての材料に対して,実際の PTI にかかわらず,PTI 600

以上の材料に対して規定する値を適用する。

60 秒未満の動作電圧を受ける沿面距離の場合,全ての材料に対して PTI 600 以上の材料に対して規定する値を適用する。

d)

  じんあい又は湿気による汚染を受けるおそれがない沿面距離の場合,実際の PTI にかかわらず,PTI 600 以上の材料に対して規定する値を適用する。

e)

  中が空のランプソケット(ねじ切りのないランプソケット)における充電部と充電していない受金との間の空間距離は,2 mm 以上でなければならない。

f)

  台の裏面の充電部は,造営材に取り付ける屋外用のものにあっては台の裏面から,その他のものにあっては台の取付面からそれぞれ 3 mm 以上(熱硬化性樹脂を

充塡するものにあっては,1 mm 以上)の深さとし,かつ,その上を電気絶縁物[65  ℃の温度で軟化しない耐水質のもの(硫黄を除く。

)に限る。

]によって覆っ

てある場合を除く。

g)

  定格電圧 100 V のランプソケットについても,この規定値を適用する。

36

C

 8280


201

1


37

C 8280

:2011

表 13b)−正弦交流電圧(50/60 Hz)耐インパルスカテゴリ III に対する最小距離

距離

mm

定格電圧  V

50 125

g)

150 250 300 500

e)

600

1

異極の充電部間の沿面距離及び空間距離 0.6

1.5

1.5

3

3.2

4

5.5

2

絶縁材料で覆われない場合,充電部と外部金属部(ランプレセプタクルの組立ねじを含む)との間

−  沿面距離

絶縁  PTI≧600

b), c), d)

0.6 1.5 1.5 3  3.2  4 5.5

      PTI<600

b)

1.2 1.5 1.6 3  3.2  5 6.2

−  空間距離

e)

(この表の を除く)

0.2 1.5 1.5 3  3.2  4 5.5

3

ランプレセプタクルの空間距離

a)

−  異極の充電部間

0.6 1.5 1.5 3  3.2  4 5.5

−  充電部とクラス 0I 又は I 照明器具への取付けを意図したランプレセプタクル中の電源電線のための

空間の境界との間(充電部と取付面との間)

0.6 1.5 1.5 3  3.2  4 5.5

−  充電部とクラス 0 照明器具への取付けを意図したランプレセプタクル中の電源電線のための空間の

境界との間(充電部と取付面との間)

0.6

1.5

1.5

3

3.2

4

5.5

−  造営材への取付けを意図したランプレセプタクルの充電部と取付面との間

6.0

f)

6.0

f)

6.0

f)

6.0

f)

注記 1  沿面距離及び空間距離に対する値は,表の間を直線補間法によって,中間の定格電圧値に対して補ってもよい。14.4 の耐電圧試験で十分とみなされる 25 V 未

満の定格電圧は,値を規定しない。

注記 2  上記の規定値は,クラス 0,クラス 0I 又はクラス I 照明器具に組み込むソケットを意図しており,クラス II 照明器具に組み込むソケットについては,照明器

具全体又はソケット単体で JIS C 8105-1 

表 11.1 の二重絶縁又は強化絶縁の最小距離を満たす必要がある。

a)

  この値は,取付面に起こり得る不均一を考慮する。

b)

  JIS C 2134 による PTI(保証トラッキング指数)

c)

  トラッキングが発生するおそれがない,通電しないか又は接地する意図でない部分までの沿面距離の場合,全ての材料に対して,実際の PTI にかかわらず,PTI

600 以上の材料に対して規定する値を適用する。

60 秒未満の動作電圧を受ける沿面距離の場合,全ての材料に対して PTI 600 以上の材料に対して規定する値を適用する。

d)

  じんあい又は湿気による汚染を受けるおそれがない沿面距離の場合,実際の PTI にかかわらず,PTI 600 以上の材料に対して規定する値を適用する。

e)

  中が空のランプソケット(ねじ切りのないランプソケット)における充電部と充電していない受金との間の空間距離は,2 mm 以上でなければならない。

f)

  台の裏面の充電部は,造営材に取り付ける屋外用のものにあっては台の裏面から,その他のものにあっては台の取付面からそれぞれ 3 mm 以上(熱硬化性樹脂

を充塡するものにあっては,1 mm 以上)の深さとし,かつ,その上を電気絶縁物[65  ℃の温度で軟化しない耐水質のもの(硫黄を除く。

)に限る。

]によって

覆ってある場合を除く。

g)

  定格電圧 100 V のランプソケットについても,この規定値を適用する。

37

C

 8280


201

1


38

C 8280

:2011

注記 4  特別なソケットタイプのための標準定格に関する情報を,箇条 に示す。

注記 5  外側枠とドームとの間の接続のための金属製の固定装置(9.3 参照)は,次のように考慮する。

−  固定装置が,中心接点と一体になっていれば,

表 13a)及び表 13b)中の の空間距離を適

用する。

−  固定装置が,側面接点と一体になっていれば,

表 13a)及び表 13b)の注

e)

を適用する。

−  固定装置が別々の部分である場合は,その他の距離を要求する部分ができる限り短くな

るように考慮する。

表 14−非正弦波パルス電圧に対する最小距離

定格パルス電圧  ピーク

kV 2 2.5 3 4 5 6 8

最小空間距離

mm 1 1.5 2 3 4 5.5 8

正弦波電圧及び非正弦波パルス電圧の両方を受ける距離に対する最小必要距離は,

表 13 又は表 14 のい

ずれかの表中で示す最高値以上でなければならない。

沿面距離は,要求される最小空間距離以上でなければならない。

異極の充電部間の最小沿面距離及び空間距離は,直列接続を意図した E5 ランプソケットは,1 mm に,

E10 ランプソケットは,2 mm(PTI<600 として)に低減する(最大定格電圧は,E5 ランプソケットは 25

V 及び E10 ランプソケットは 60 V。)。

適否は,10.1 による最大断面積の電源電線を,端子に接続して及び接続せずに測定することによって判

定する。

17.2

密封コンパウンドは,へこみの縁で,突出してはならない。

適否は,目視検査によって判定する。

18

通常動作

通常の使用は,過度の摩耗又はその他の有害な作用をもたらしてはならない。

絶縁及び偶然の接触に対する保護は,重大な悪影響を受けてはならない。裏打ち,障壁及び類似のもの

は,十分な機械的強度をもち,確実に固定しなければならない。

通常動作で予想される温度上昇及び振動は,電気的接続の緩みを引き起こしてはならない。

適否は,次の試験によって判定する。

試験品を,

図 に示す試験装置の中に置く。図 に示す試験用口金を,毎分約 15 回の速度で 100 回ねじ

込み,ねじ回して外す。

ランプソケットは,動作回数の半分の回数の間,ランプソケットの形に従って,ねじを切った差込口,

ドーム又は背板によって固定し,また,他の半分の間は,外側枠で固定する。

試験用口金は,次のトルクによってねじ込む。

− EZ10 ランプソケットは,0.23 N・m

− E11 及び E12 ランプソケットは,0.38 N・m

−  キャンドルランプソケット E14 は,0.4 N・m

− E14 及び EZ14 ランプソケットは,1 N・m

− E17 ランプソケットは,1 N・m

− E26 ランプソケットは,1.5 N・m

− E39 ランプソケットは,3 N・m


39

C 8280

:2011

試験の終了時に試験品は,次の状態であってはならない。

−  その動作を阻害する摩耗

−  感電保護を弱める損傷

−  電気的接点の緩み

−  枠とドームとの間の接続の緩み

−  ねじを切った差込口を固定する止めねじの緩み

最後に,試験品は,8.2 の要求事項を満足し,14.4 の耐電圧試験に耐えなければならない。試験電圧は,

それぞれの場合において,500 V 低くする。

注記  箇条 14 の耐湿処理は,この耐電圧試験の前では,繰り返さない。

これらの要求事項は,E5 及び E10 ランプソケットに適用しない。

19

熱耐久性

19.1

ランプソケットは,十分な耐熱性をもたなければならない。

適否は,19.219.4 及び 19.4A の試験によって判定する。

19.2

ランプソケットは,次による。

−  (対応国際規格の,E27 ランプソケットの規定を削除した。

− E14 ランプソケットは,次による。

ランプソケットを使用目的に従って取り付け,

図 13 に適合する硬い鋼(なるべく,ステンレス鋼)

の試験口金 B を,キャンドルランプソケット E14 の場合は 0.4 N・m のトルクで,また,他の全てのラ

ンプソケット E14 の場合は 1 N・m のトルクで,中にねじ込む。次にランプソケットに試験用口金 B

をねじ込んだ状態で,ほぼ 70  ℃の温度の恒温槽中に,試験用口金の質量がランプソケットを圧迫し

ないようにソケットアップの垂直姿勢で配置する。この温度は,1 時間±15 分以内に 145  ℃に上昇さ

せる。照明器具と一体になった部品となるランプソケットは,この温度は JIS C 8105-1 の 12.4.2 の動

作条件に従って測定された温度に 10 K を加える。その許容差は±5  ℃とする。

この温度に達した後,その温度を保持し,ランプソケットに,ランプソケットの定格電流に等しい

電流を 48 時間流す。

この期間後,ランプソケットを恒温槽から取り出し,試験用口金なしで,24 時間冷却する。

図 13 に適合する,硬い黄銅口金 A 又は図 18A の試験用口金を,同一のトルクを用いて,そのラン

プソケットにねじ込み,そして,ねじって外す。この操作を 10 回実施し,その後,ランプソケットの

端子間の接触抵抗を,測定する。

この測定は,6 V 以下の交流回路において,ランプソケットの定格電流で行う。スイッチ付きラン

プソケットは,スイッチの接触抵抗は,無視する。接触抵抗の実測値は,0.02 Ω を超えてはならない。

注記  試験用口金は,接点抵抗測定のために,ランプソケット中にねじ込む前に,入念に清掃し,

磨いておく。

− EZ10,E11,E12,EZ14,E17 及び E26 ランプソケットは,E14 の試験値を

表 14A に置き換えて適用

する。


40

C 8280

:2011

表 14A−耐熱性の試験条件

ランプソ

ケット

試験用

口金 B

トルク

N・m

初期配置温度

1 時間後の温度

(E14)

図 13 

(1.0)

(70)

(145)

EZ10

図 18A 

0.38 70  235

E11

図 18A 

0.38 70  235

E12

図 18A 

0.38 70  110

EZ14

図 18A 

0.38 70  235

E17

図 18A 

0.45 70  175

E26

図 18A 

1.5 85 175

a)

a)

  照明器具と一体になった部品となるランプソケットは,試験温度は,

JIS C 8105-1

の 12.4.2 による照明器具の中で測定した温度である。

− E26 及び E14 ランプソケットは,次による。

“T”又は“t”表示ランプソケットは,表示温度に 10 K を加えた温度で試験する。

冷蔵庫及び食品冷凍庫中で使用するランプソケットは,定格動作温度の上限値に 10 K を加えた温度で試

験する。

これらの要求事項は,E5,E10 及び E39 ランプソケットには適用しない。

19.3

接点及びその他の通電部分は,過度の温度上昇を防止するような構造でなければならない。

適否は,その端子の中に,10.1 による最大断面積の導体を取り付けたランプソケットについて,19.2 

試験の直後に行う次の試験によって判定する。

端子ねじは,16.1 に規定するトルクの 3 分の 2 のトルクで締め付ける。ランプソケットは,開放端を下

方に向け,その定格電流の 1.25 倍の電流を,1 時間流す。

端子の温度上昇は,45 K を超えてはならない。

この温度は,溶融粒子又は熱電対によって測定し,温度計は用いない。

この試験に対して,E14 は,

図 11 に示す特殊な試験用口金,その他は図 18A の試験用口金を使用する。

試験後,10.4 で規定するように,導体が損傷していないことを確認する。

注記  蜜ろう(蝋)の小球(直径 3 mm,溶融温度 65  ℃)は,周囲温度が,20  ℃に等しい場合,溶

融粒子として,用いてもよい。

これらの要求事項は,定格電圧が 60 V 以下の E5 及び E10 ランプソケットには適用しない。

19.4

次に,熱耐久性を,

表 15 に示す温度の恒温槽の中で試験する。

“t”表示ランプソケットは,この項を適用しない。


41

C 8280

:2011

表 15−恒温槽の温度

単位  ℃

ランプソケット

温度

E10 全般

75

E5 及び E10[照明器具と一体になっている

a)

75 又は測定温度+15(いずれか高い方)

EZ10 及び E11

260

E12

135

E14 170

EZ14

260

E17

200

E26

200

E39

260

a)

 E5,E10 及びクリスマスツリー照明飾りのような照明器具と一体になった類似の小

さいランプソケットは,温度は照明器具において,ランプガラスから口金までの接
合部から 2 mm の距離の電球口金上で測定する。

“T”表示ランプソケットは,表示温度に 35 K を加えた温度で試験する。

冷蔵庫及び食品冷凍庫の中で使用するランプソケットは,次によって試験する。

a)

定格最低温度

b)

定格動作温度に 35 K を加えた温度

a)

の場合,試験時間は,16 時間に低減する。

この試験の直後,ランプソケットに,15.6 の試験を再度行う。

図 13(試験用口金 B)又は図 18A に適合する硬い鋼の(なるべく,ステンレス鋼製の)試験用口金を,

ランプソケットに十分に深くねじ込む。次に,試験用口金をねじ込んだ状態で,

表 15 に規定する温度のほ

ぼ 2 分の 1 の温度をもつ恒温槽中に,試験用口金の質量がランプソケットを圧迫しないようにソケットア

ップの垂直姿勢で配置する。この温度は,1 時間±15 分以内に要求する試験温度に上げる。この後,試験

は,中断することなく,168 時間続ける。

試験温度は,±5 K に維持する。

試験中は,ランプソケットは,特に次の点において,さらなる使用を阻害するいかなる変化も受けては

ならない。

−  感電保護の低減

−  電気接点の緩み

−  割れ目,膨れ又は収縮

−  密封コンパウンドの流出

試験用口金は,ほぼ室温に冷却した後,ランプソケットから外す。

試験終了のときに,ねじ山が変形しなかったかどうか検査する。試験は,JIS C 7709-3 に受金ねじ山通

りゲージがある場合,その該当するものによって行う。受金ねじ山通りゲージがないものは,適切なラン

プを使用して行う。

さらに,そのランプソケットは,15.2 及び 15.6 に規定する条件のもとで行う機械的強度試験に耐えなけ

ればならない。ただし,トルクは元の値の 50 %に下げ,落下高さは,50 mm に下げる。

密封コンパウンドは,充電部が露出する程度まで流出してはならない。コンパウンドの単なる変位は,

無視する。

この試験は,一体となったランプソケットには行わない。


42

C 8280

:2011

19.4A

“t”表示ランプソケットは,次に適合しなければならない。

つまみ又はボタンの部分以外は,

表 15A に示す温度の空気中に 1 時間,つまみ又はボタンは,100  ℃±

3  ℃の空気中に 1 時間放置したとき,緩み,膨れ,ひび,割れ,変形その他の異状が生じてはならない。

プルソケット,分岐ソケットなどの引きひもの先端に取り付けられているものには,この要求事項は適

用しない。

表 15A−恒温槽の温度

単位  ℃

区分

温度

公称直径が 26 mm 未満の受金をもつ 100±3

公称直径が 26 mm の受金をもつ 150±3

公称直径が 26 mm を超える受金をもつ

200±3

20

耐熱性,耐炎性及び耐トラッキング性

20.1

絶縁材料

接点を保持する部分,絶縁材料製のランプソケットの外付け部分及び導電性の外面をもつ絶縁材料製の

外付け部分は,耐熱性でなければならない。

セラミック以外の材料の適否は,

図 10 に示す装置を用いたボールプレッシャー試験によって判定する。

この規格の箇条 20 によって要求する全ての試験は,

照明器具と一体になったランプソケットには行わな

い。同様の試験が,JIS C 8105-1 

第 13 章で要求される。ただし,これらの試験の動作条件は,ランプソ

ケットの特性及びこの規格の箇条 20 に規定するものを考慮する。

E5 及び E10 ランプソケットは,接点を保持する部分だけにボールプレッシャー試験を行う。

試験する部品の表面は,水平の姿勢に配置し,直径 5 mm の鋼球を,20 N の力でこの表面に押し付ける。

試験は,19.4 に示す温度で恒温槽の中で行う。ただし,E5 及び E10 ランプソケットは,温度を 125  ℃

とする。

“t”表示ランプソケットは,表示温度に 35 K を加えた温度(ただし,充電部保持材は 125  ℃以上。

で試験を行う。

試験負荷及び支持装置は,試験が始まる前に,それらが,安定した試験温度に達したことを保証するの

に十分な時間,恒温槽中に配置する。

試験する部品は,試験負荷を加える前に,1 時間,恒温槽中に配置する。

試験する面が屈曲する場合は,鋼球で押す部品を支える。この目的のために,完全な試験品で試験を行

うことができない場合は,適切な部分をそれから切り出してもよい。

試験品は,厚さ 2.5 mm 以上とするが,この厚さを試験品上からとることができない場合は,2 個以上の

試験品を積み重ねる。

1 時間後,鋼球を試験品から外し,試験品を,ほぼ室温に冷却するために,冷水中に 10 秒間浸せきする。

鋼球による痕跡の直径は,2 mm を超えてはならない。

注記  ランプソケット受金のような曲面の場合,へこみがだ円であれば,短軸を測定する。

疑義がある場合,痕跡の深さを測定し,直径(φ)をφ=2

)

5

(

p

p

を用いて計算する。ここで

p

は,痕

跡の深さを示す。

20.2

感電に対する保護を備えた,絶縁材料製の外付け部品(外側枠,受金,ドーム又は背板)及び充電

部又は

ELV

[特別低電圧(JIS C 61558-1 の 3.7.15 参照)

]部分を正しい位置に保持する絶縁材料製部品(端

子/接点組立品)は,耐炎性及び耐着火性でなければならない。


43

C 8280

:2011

セラミック以外の材料は,適否は,20.3 又は 20.4 の試験によって判定する。

電球を,ランプソケットに挿入するときに限り,充電部となる受金は,この要求事項においては,充電

部とはみなさない。

したがって,上記の受金を正しい位置に保持する絶縁材料は,20.3 によって判定する。

20.3

感電に対する保護を備えた,絶縁材料製の外付け部品(導電性外面をもつ外付け部品を含む。

)及び

ELV

部分を正しい位置に保持する絶縁材料製部品は,JIS C 60695-2-11 によるグローワイヤ試験を行う。

詳細は次による。

試験品は,完全なランプソケットである。試験を実施するために,ランプソケットの部品を取り去る

ことが必要な場合は,試験条件が通常の使用状態で発生する状態と著しく異ならないように留意する。

試験品は,運搬台に取り付け,上縁からなるべく

15 mm

以上離れたところに,

1 N

の力で,グローワ

イヤの先端が,試験する面の中心に入るように押し付ける。試験品へのグローワイヤの侵入は,機械

的に

7 mm

に制限する。

上記の試験品に対する試験の実施が,試験品が小さすぎるために不可能である場合,上記の試験は,同

一の材料でできた別の試験品(正方形

30 mm

×

30 mm

でその試験品の最小厚さに等しい厚さのもの)で行

う。

グローワイヤの先端の温度は,

650

℃とする。

30

秒後,試験品は,グローワイヤの先端との接触から引き離す。グローワイヤの温度及び加熱電流は,

試験を開始する前に

1

分間一定とする。熱放射が,この期間,試験品に影響を与えないように留意する。

グローワイヤの先端温度は,JIS C 60695-2-11 で規定するように組み立て,校正したシースのある細い熱

電対によって測定する。

試験品の炎又は赤熱は,グローワイヤを引き抜いた後

30

秒以内に消えなければならない。また,有炎

滴下物は,試験品の下,

200 mm

±

5 mm

に水平に広げた JIS P 0001 の番号 6228 に定義された

1

枚の包

装用ティシュに着火してはならない。

20.4

充電部又は

ELV

ランプ導体を正しい姿勢に保持する,絶縁材料製の部品は,JIS C 60695-11-5 によ

るニードルフレーム試験を行う。詳細は次による。

試験品は,完全なランプソケットとする。試験を実施するために,ランプソケットの部品を外すこと

が必要な場合は(例えば,試験する部分を別の方法で覆うような接点)

,試験条件が通常の使用状態で

発生する状態と著しく異ならないように留意する。

試験炎は,試験する面の中心に当てる。

接炎時間は,

10

秒間とする。

持続する炎は,ガス炎を取り去った後

30

秒以内に消えなければならない。材料からの有炎滴下物は,

試験品の下

200 mm

±

5 mm

に水平に広げた,

1

枚の包装用ティシュに着火してはならない。

注記

追加の情報は,

図 18 の説明資料を参照。

20.5

防滴形及び防雨形ランプソケットの場合,充電部又は

ELV

部分を正しい位置に保持する絶縁用部品

は,十分な耐トラッキング性をもたなければならない。

セラミック以外の材料の適否は,JIS C 2134 の耐トラッキング試験によって判定しなければならない。

次の事項を条件とする。

試験品が

15 mm

×

15 mm

以上の正方形の平面をもたない場合,試験は,滴下した液体が,試験中に,


44

C 8280

:2011

試験品から流れ出ない限り,寸法を低減して,平たんな表面上で実施してもよい。ただし,人工的な

装置を,その表面上に液体を保持するために使用しないほうがよい。疑義がある場合,試験は,同一

工程で製造された,同一材料の規定の寸法をもつ別の試験品で実施してもよい。

試験品の厚さが

3 mm

未満の場合は

2

個,又は必要な場合,それを超える個数の試験品を,

3 mm

以上

の厚さとなるように積み上げるのがよい。

試験は,試験品の

3

か所で,又は

3

個の試験品上で行う。

電極は,白金製とし,JIS C 2134 の 7.3(測定溶液)に規定する溶液

A

を用いる。

防滴形及び防雨形ランプソケットの試験品は,

PTI 175

の試験電圧で破壊することなく

50

滴に耐えな

ければならない。

 0.5

A

以上の電流が,試験品表面上の電極間の導電性経路内で

2

秒以上流れ,過電流リレーが動作する

場合,又は試験品が,過電流リレーを開放することなしに燃焼する場合,故障が発生している。

JIS C 2134

の 9.(浸食の測定)は適用しない。

21

過度の残留ストレス(自然割れ)及びさびに対する抵抗力

21.1

銅又は銅合金の圧延板の接点及びその他の部品は,その破壊によって危険が生じるおそれのある場

合,過度の残留ストレスによって,損傷を受けてはならない。

適否は,次の試験によって判定する。

試験品の表面は,入念に清掃する。ワニスはアセトンで,油脂及び指痕は石油アルコール又は類似のも

のによって,取り除く。

試験品は,その底部を

pH

10

の塩化アンモニウム溶液によって覆った試験槽の中に,

24

時間配置する

(試験用キャビネット,試験用溶液,及び試験手順は,

附属書 参照。)。

この処理後,試験品を,流水の中で洗う。

24

時間後,それらを光学的倍率

8

倍で目視検査したとき,割

れ目を示してはならない。

絶縁用リングの固定部分の近傍の,金属ランプソケットの外側枠の非常に制限された部分において発生

するかもしれない割れ目は,考慮しない。

注記

試験結果に影響しないように,試験品は注意して取り扱うことが望ましい。

21.2

鉄を含有する部品は,そのさびがランプソケットの安全を危うくするおそれのある場合は,適切な

防せい(錆)保護を施さなければならない。

適否は,次の試験によって判定する。

全ての油脂は,適切な脱脂剤の中に,

10

分間浸せきすることによって,被試験部品から除く。次に,温

20

℃±

5

℃の塩化アンモニウム

10 %

水溶液に

10

分間浸せきする。乾燥させないが,水滴を振り落と

した後に,部品を温度

20

℃±

5

℃の飽和水蒸気で満たした箱の中に

10

分間置く。

その部品を,温度

100

℃±

5

℃の恒温槽の中で

10

分間乾燥した後,鋭い縁のさびの痕跡及び黄色がか

った薄膜は,こすって除いてもよい。その後,それらの表面にさびの徴候があってはならない。

小形のら(螺)旋ばねなど及び摩耗にさらされる鉄を含んだ部品は,油脂層は,十分な防せい(錆)手

段と考える。

そのような部品は,試験を行わない。


45

C 8280

:2011

附属書 A

規定)

自然割れ・腐食試験

この附属書は,自然割れ・腐食試験について規定する。

環境保護の関係で,試験用溶液,体積,及び容器の体積は,試験所の自由裁量で,変更してもよい。

この場合,

試験容器は,

試験品の体積よりも

500

1 000

倍大きい範囲の容積を保持することが望ましい。

また,試験溶液の体積は,容器体積の溶液体積に対する比率が

20

1

10

1

の範囲にあるようにすること

が望ましい。ただし,疑義がある場合には,A.1 の条件を適用する。

A.1

試験槽

閉じることができるガラス容器を,試験で用いる。これらは,例えば,デシケータ容器又は簡単なガラ

ス製の細長い箱(グランドリム及び蓋付き)であってもよい。容器の容積は,

10 L

以上とする。試験溶液

の体積に対する試験用空間の比率は,ある一定の値(

20

1

10

1

)に維持しなければならない。

A.2

試験溶液

溶液

1 L

の作成

塩化アンモニウム(試薬級

NH

4

Cl

107 g

を蒸溜水又は完全に鉱物質を抜いた約

0.75 L

の水に溶かし,

22

℃で

pH

10

に達するのに必要な水酸化ナトリウム

30 %

溶液(試薬級

NaOH

及び蒸溜水又は完全に鉱

物質を抜いた水から作成)を加える。その他の温度に対しては,この溶液を

表 A.1 に規定する

pH

値に調

節する。

表 A.1pH の調整

温度

試験溶液

pH

22±1 10.0±0.1 
25±1 9.9±0.1 
27±1 9.8±0.1 
30±1 9.7±0.1

pH

調節の後,蒸溜水又は完全に鉱物を抜いた水を調合し,

1 L

にする。

これは,

pH

値を変化させない。

pH

調節中は,温度は,いかなる場合でも,±

1

℃に保ち,

pH

値を±

0.02

の確度をもつ計器を用いて測

定する。

試験溶液は,長期間にわたって使用できるが,蒸気中のアンモニア濃度基準となる

pH

値は,少なくと

3

週間ごとに判定し,必要な場合は,調節する。

A.3

試験手続

アンモニア蒸気が,妨害を受けることなく効果を表すように,試験槽中に試験品を入れる。なるべくつ

り下げる。


46

C 8280

:2011

試験品は,試験溶液中に浸せきしてはならず,相互に接触してはならない。

支持物又はつり下げ装置は,アンモニア蒸気の影響を受けない材料,例えば,ガラス又は陶器でできて

いなければならない。

試験は,試験結果に大きな誤差が出るおそれがある,温度変動によってもたらされる目に見える水の形

成を除くために,一定温度

30

℃±

1

℃で実施する。

試験の前に,試験溶液を含む試験槽を,温度

30

℃±

1

℃にする。引続き試験槽に,

30

℃に予熱した試

験品をできるだけ素早く入れて閉じる。

この瞬間が,試験開始時間と考えなければならない。


47

C 8280

:2011

附属書 B

参考)

ランプソケットのスイッチに適用する JIS C 4526-1 の要求事項の指針

(13.2

参照)

この附属書で引用する箇条及び細分箇条は,JIS C 4526-1 を参照する。

6.

定格

6.1

及び 6.3 は,次の限度値を適用する。

6.1

最大定格電圧は,

250 V

とする。

6.3

最大定格電流は,

2 A

とする。

7.1

スイッチの分類

7.1.1

電源の種類による分類

7.1.1.1

だけを適用する。

7.1.2

スイッチの各回路で制御する負荷の種類による分類

7.1.2.4

7.1.2.7 及び 7.1.2.8 だけを適用する。

7.1.3

周囲温度による分類

7.1.3.2

だけを適用する。

7.1.4

動作サイクルによる分類

7.1.4.3

だけを適用する。

冷蔵庫又は食品冷凍庫中で使用するスイッチ付きランプソケットは,そのスイッチが冷蔵庫又は食品冷

凍庫の扉によって動作する場合は,7.1.4.2 を適用する。

7.1.9

耐熱性及び耐火性による分類

7.1.9.1

だけを適用する。

8.

表示及び文書

適用しない:JIS C 8280 の 13.3 を適用する。

16.

温度上昇

16.1

一般要求事項

冷蔵庫又は食品冷凍庫中で使用するランプソケットのスイッチは,定格動作温度で試験する。

20.2

沿面距離

材料グループ

IIIb

は使用しない。

冷蔵庫又は食品冷凍庫中で使用するスイッチ付きランプソケットは,

JIS C 9335-2-24

の 29.2 を適用する。


48

C 8280

:2011

附属書 C 

参考)

機器規格の特別要求事項のための指針−家庭用及びこれに類する電気機器

注記

この規格は,照明器具のための JIS C 8105 の規格群の要求事項を基にしている。他の機器(

家庭用電気機器)に適用する場合には,関連機器規格の要求事項を遵守することが望ましい。

C.1

関連規格の一覧表

表 C.1 は,経験的に,この規格によってカバーされるランプソケットが組み込まれる可能性のある製品

規格への参照を含む。この表は,既存の規格から選択したものであり,全てを網羅したものではない。

表 C.1−関連規格の一覧表

規格

題名

JIS C 9335-1 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 1 部:一般要求事項

JIS C 9335-2-6 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-6 部:据置形ホブ,オーブン,クッキングレ
ンジ及びこれらに類する機器の個別要求事項

JIS C 9335-2-9 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-9 部:可搬形ホブ,オーブン,トースタ及び
これらに類する機器の個別要求事項

JIS C 9335-2-11 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-11 部:回転ドラム式電気乾燥機の個別要求

事項

JIS C 9335-2-24 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-24 部:冷却用機器,アイスクリーム機器及

び製氷機の個別要求事項

JIS C 9335-2-25 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-25 部:電子レンジ及び複合形電子レンジの

個別要求事項

JIS C 9335-2-27 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-27 部:紫外線及び赤外線による皮膚照射用

装置の個別要求事項

JIS C 9335-2-31 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-31 部:レンジフードの個別要求事項

JIS C 9335-2-36 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-36 部:業務用電気レンジ,オーブン,こん

ろ及びこんろ部の個別要求事項

JIS C 9335-2-42 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-42 部:業務用コンベクション,蒸し器及び
スチームコンベクションオーブンの個別要求事項

JIS C 9335-2-43 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-43 部:衣類乾燥機及びタオルレールの個別
要求事項

JIS C 9335-2-49 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-49 部:業務用電気温蔵庫の個別要求事項

JIS C 9335-2-59 

家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第 2-59 部:電撃殺虫器の個別要求事項

IEC 60335-2-99 

Household and similar electrical appliances − Safety − Part 2-99: Particular requirements for 
commercial electric hoods

C.2

特別要求事項の参照

JIS C 9335-1

:一般要求事項

8.

  充電部への接近に対する保護

11.

  温度上昇

表 3(最大通常温度上昇値)

24.

  部品


49

C 8280

:2011

  24.124.1.3 及び 24.1.6 を適用する。

29.

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁

  耐トラッキングの要求事項は,29.2 による。

  固体絶縁の要求事項は,29.3 による。

30.

  耐熱性及び耐火性

附属書 E(規定)ニードルフレーム試験

附属書 H(規定)スイッチ

附属書 N(規定)耐トラッキング試験

附属書 O(参考)30.の試験の選択及び順序

JIS C 9335-2-24

:冷却用機器,アイスクリーム機器及び製氷機の個別要求事項

7.

  表示及び取扱説明

JIS C 9335-2-24

の 7.には,ランプソケットに対する特別な表示要求事項はない。しかし,次の要求事

項は必要であるとみなす。

冷蔵庫の冷蔵室及び食品冷凍庫中で使用するランプソケットは,ランプソケットが受ける定格最小温

度をランプソケットに表示しなければならない(例えば,−

30

℃)

8.

  充電部への接近に対する保護

24.

  部品

扉のスイッチに関する個別要求事項は,24.1.3 による。

29.

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁

耐トラッキングの要求事項は,29.2 による。

冷蔵庫の冷蔵室及び食品冷凍庫中で使用するランプソケットの場合,試験品は,

PTI 250

の試験電圧に

おいて損傷なく

50

滴に耐えなければならない。


50

C 8280

:2011

h=0.866 03s

h/4=0.216 51s
h
/8=0.108 25s

t

0

=5/8h=0.541 27s

注*

基準山形は,外部及び内部ねじ山の限度値を定義する偏差を適用した山形である。

単位  mm

名称

ねじ

ナット

d d

2

d

1

D D

2

D

1

最大

最小

最大

最小

最大

最小

最大

最小

最大

最小

M 8×1 1 8.000

7.800 7.350

7.238

6.917

8.000

7.462

7.350 7.117 6.917

M10×1 1 10.000

9.800 9.350

9.238

8.917

10.000

9.462

9.350 9.117 8.917

M13×1 1 13.000

12.800 12.350

12.190

11.917

13.000

12.510

12.350 12.117 11.917

M16×1 1 16.000

15.800 15.350

15.190

14.917

16.000

15.510

15.350 15.117 14.917

a)

  ランプソケット用のニップルねじ山−ISO メートルねじ山

図 1−ナット及びねじに対する基準山形及び設計山形


51

C 8280

:2011

h=0.960 491s

h/6=0.160 082s

t

0

=2/3h=0.640 327s

r=0.137 329s

注*

基準山形は,外部及び内部ねじ山の限度値を定義する偏差を適用した山形である。

単位  mm

名称

n**

ねじ

ナット

d d

2

 

d

1

 D 

D

2

 

D

1

 

最大

最小

最大

最小

最大

最小

最大

最小

最大

最小

G3/8A 19 16.662

16.412 15.806

15.681

14.950

16.662

15.931

15.806 15.395  14.50

注**  ねじ山の数/インチ

b)

  ランプソケット用のニップルねじ山−ISO 標準パイプねじ山

図 1−ナット及びねじに対する基準山形及び設計山形(続き)


52

C 8280

:2011

基準山形[

図 1 a)を参照]

受金ねじ山通りゲージ

電球口金止まりゲージ

単位  mm

名称

d d

2

d

1

摩耗

許容差

許容差

許容差

M10×1 1 9.800 ±0.004

9.350

+0.012
−0.020

8.917

±0.004

0.012

M13×1 1 12.800 ±0.004

12.350

+0.012
−0.020

11.917

±0.004

0.012

M16×1 1 15.800 ±0.004

15.350

+0.012
−0.020

14.917

±0.004

0.012

基準山形[

図 1 a)を参照]

受金ねじ山通りゲージ

電球口金止まりゲージ

単位  mm

名称

D D

2

D

1

摩耗

許容差

許容差

許容差

M10×1 1 10.000 ±0.004

9.350

+0.012
−0.020

9.117

±0.004

0.012

M13×1 1 13.000 ±0.004

12.350

+0.012
−0.020

12.117

±0.004

0.012

M16×1 1 16.000 ±0.004

15.350

+0.012
−0.020

15.117

±0.004

0.012

a)

  ISO メートルねじ山用

図 2−ニップルねじ山用ゲージ


53

C 8280

:2011

基準山形[

図 1 b)を参照]

受金ねじ山通りゲージ

電球口金止まりゲージ

単位  mm

名称

n*

d d

2

d

1

摩耗

許容差

許容差

許容差

G3/8A 19

16.412

  0 
−0.008

15.806

  0 
−0.020

14.950

  0 
−0.018

注*

ねじ山の数/インチ

基準山形[

図 1 b)を参照]

受金ねじ山通りゲージ

電球口金止まりゲージ

単位  mm

名称

n*

D D

2

D

1

摩耗

許容差

許容差

許容差

G3/8A 19

16.662

+0.018
−0.005

15.806

+0.005
−0.028

15.395

+0.008 
  0

+0.005

注*

ねじ山の数/インチ

b)

  ISO 標準パイプねじ山用

図 2−ニップルねじ山用ゲージ(続き)

図 3(削除)


54

C 8280

:2011

図 4−通常動作試験機

(対応国際規格の,試験用口金 E40 の図を削除した。

材料:硬化鋼

試験用口金のねじ山の寸法は,JIS C 7709-1 の口金シート No. 1-19-1 の E14 に対して記載する最大値と最小値との間

になければならない。

単位  mm

ランプソケット

E G H S  T 

α 

(°)

β 

(°)

E14

12 17 4.8  4  17 45 45

許容差

±0.5

±0.1

+0.1

0

±0.1

±0.5

±1

図 5−箇条 18 の試験の試験用口金


55

C 8280

:2011

図 6−トルク装置


56

C 8280

:2011

単位  mm

タンブリングバレルの本体は,厚さ 1.5 mm の鋼板によって作る。

試験品が,個々の落下の間に置かれる区画は,硬度 80 IRHD の,瀬戸物,金属などのかけらに耐える

ゴムを材料としたゴム部分によって裏打ちする。また,これらの同一の区画の滑り面は,

“フォーマイカ”

のような積層プラスチックシートを材料として作る。

タンブリングバレルは,透明なアクリル製の蓋をもつ開口部を取り付ける。

タンブリングバレルの軸は,ドラム自身の中に突出しない。

図 7−タンブリングバレル


57

C 8280

:2011

注記  この図は情報としてこの規格に記載して

いるが,基本規格がある。

図に関して疑義が生じた場合は,JIS C 

60068-2-75

を参照する。

図 8−衝撃試験装置

単位  mm

注記  この図は情報としてこの規格に記載しているが,基本規格がある。図に関して疑義が生じた場

合は,JIS C 60068-2-75 を参照する。

図 8a−取付支持台


58

C 8280

:2011

図 9−加圧装置

単位  mm

図 10−ボールプレッシャー試験装置


59

C 8280

:2011

指示のない値に対する許容差:
30 mm 以下:±0.05 
30 mm を超える:±0.10 
角度:±0.5°

試験用口金のねじ山の寸法は,

それぞれ E10 及び E14 に対して,

JIS C 7709-1

の口金シート No. 1-15-1 及び No. 1-19-1

に規定する最大値と最小値との間とする。

黄銅口金の内径は,関連するスタンダードシートに示す寸法 d

1

よりも 2 mm 小さくする。

導体の断面積は,E10 及び E14 は,それぞれ 0.75 mm

2

及び 1.5 mm

2

とする。導体は,非可とう(単芯又はより線)

導体とする。 
注記 E5 ランプソケットの値は検討中。 
注*

絶縁材料は,寸法安定性があり,成形が容易で,PTI 値 600 をもつような材料とする。例えば,PTFE は,適切

な材料である。

**  金属部に限る。試験口金 E10 には適用しない。 
*** E14 の試験用口金には,45゜の面取りがゲージの円筒部分に必要である。

単位  mm

ランプ

ソケット

B C

1

C

2

H S E T 

最小

最小

最大

E10 18

60 6

0.5

2.5

4

− 9.5

19 13

E14 38

80 9.5

0.5

3.8

6.2

4.5

12

16 27.2

17.1

図 1114.4 及び 19.3 の試験用口金


60

C 8280

:2011

単位  mm

単位  mm

ランプ

ソケット

a b G 

(kg)

E14 19 100 1

図 12−曲げ装置


61

C 8280

:2011

単位  mm

注*

試験用口金 A のねじ山の寸法は,

JIS C 7709-1

の口金シート No. 1-19-1 で規定する最大値と最小値との間とする。

試験用口金 B のねじ山の寸法は,JIS C 7709-1 の口金シート No. 1-19-1 で規定する最小値及び許容差が±0.05

mm とする。

単位  mm

記号

寸法

許容差

試験用口金 A

試験用口金 B

試験用口金 A

試験用口金 B

C

1

 

0.5 1.0

0

−0.1

0

−0.1

C

2

 

2.5 3.0

0

−0.1

0

−0.1

3.5

+0.1

0

4.5 4.0

+0.06

0

0

−0.06

H

1

 

4.8 4.8

±0.04

±0.04

H

2

 

6 6

±0.04

±0.04

10 10

+0.04

0

+0.06

0

12 12  −

β 

− 45°

±10′

図 13E14 ランプソケットのための試験用口金 及び試験用口金 B


62

C 8280

:2011

図 14(削除)

図 15(削除)

単位  mm

材料:金属,ただし別記あるときは除く。 
特殊許容差のない寸法上の許容差:

    角度:

0

17

0

°

− .

    直線寸法: 
    25 mm 以下:

0

05

0.

    25 mm を超える:±0.2

両関節とも,同一面及び同一方向で,角度 90°(許容差

°

+10

0

)にわたって,動かすことができる。

図 16−標準試験指(JIS C 0920 による)


63

C 8280

:2011

図は,ランプソケットの代表的な部分を示すことを意図しており,形状を限定す

るものではない。

注記  この例では,②と③及び④とがこの箇所で永続的に共通接続する。その他の

構造では,①及び③は,一つにまとまった組立部である。

①  端子/接点組立品

②  外側枠

③  受金 
④  絶縁用リング

⑤  シェードリング

⑥  ドーム 
⑦  ねじを切った差込口

図 17−定義の説明


64

C 8280

:2011

E14 ランプソケットは,5 mm の幅のスロットからニードル(針)の侵入を許す孔がある。

図の左側は,側面の接点範囲の試験に対するニードルフレーム試験の方法を示す。

図の右側は,中心接点範囲の試験に対するニードルフレーム試験の方法を示す。 
ニードル(針)の最小長さは 35 mm である。

図 1820.4 のニードルフレーム試験用試験品の準備


65

C 8280

:2011

単位  mm

a)

  E11 b)  E12 c)  E17 

d)

  E26 e)  E39 

材質は,黄銅及びステンレス鋼とする。

ねじ山の寸法は,JIS C 7709-1 による。

図 18A−耐熱試験用の口金ジグの寸法


66

C 8280

:2011

単位  mm

f)

  EZ10 g)  EZ14 

材質は,黄銅及びステンレス鋼とする。

図 18A−耐熱試験用の口金ジグの寸法(続き)


67

C 8280

:2011

形状は,一例を示す

単位  mm

ランプソケット

A B 

C H 

H

1

h

h

1

ねじ部の

長さ  S

α

a)

β

a)

E11 11.9 以上

− 16∼17.2

11.5

− 36 以上

E12 13.5 以上

− 16∼17 11 以下

9 以上

E17 18.5 以上

− 19∼20 11.5∼13.5

− 11.5 以上

合成樹脂製 E26  28.2 以上

31.5 33  24∼25 17∼19 7

7∼8 14 以上 0.6 以上 0.6 以上

磁器製     E26

29

38

41

24∼25 17∼19 7

7∼8 14 以上 0.6 以上 0.6 以上

E39 44

− 54 40∼42 27∼29

− 24 以上 0.6 以上 0.6 以上

a)

  αβ は が最大,が最小の場合の数値を示す。と との組合せでは αβ が不要な場合もある。

シェード止めを必要としない構造のものでは,h

1

の溝を設けなくてもよい。この場合,外径は,以上とする。

許容差のない寸法は,基準寸法とする。

ねじ部は,JIS C 7709-1 に記載する口金を確実にねじ込むことができる寸法とする。

注記 1 E26 は,JIS C 7709-1 に記載する E26/25 の口金用である。 
注記 2 E39 は,JIS C 7709-1 に記載する E39/41 の口金用である。

図 18B−普通形の受金部の寸法


68

C 8280

:2011

形状は,一例を示す。

単位  mm

ランプソケット

A B 

H  H

1

 h h

1

 

α

a)

β

a)

E11 11.9 以上

17.2 以下

11.5

E12 13.5 以上

16∼17

11 以下

E17 18.5 以上

19∼20

13.5 以下

合成樹脂製 E26  28.2 以上 31.5  33

24∼25

19 以下

7 7∼8

0.6 以上 0.6 以上

磁器製     E26

29

38

41

24∼25

19 以下

7 7∼8

0.6 以上 0.6 以上

a)

  αβ は が最大,が最小の場合の数値を示す。と との組合せでは αβ が不要な場合もあ

る。

シェード止めを必要としない構造のものでは,h

1

の溝を設けなくてもよい。

外径は,以上とする。

両面接触子の高さは,H

1

以上とする。

許容差のない寸法は,基準寸法とする。

図 18C−部分受金の受金部の寸法


69

C 8280

:2011

取付孔中心間距離  E26  27±0.5 mm

                  E39  33±0.5 mm

形状は,一例を示す。

a)

  キーレスソケットの場合 

取付孔中心間距離 
E26 35±0.5 mm 
 47±0.5 mm 
 50±0.5 mm 
 67±0.5 mm 
E39 69±0.5 mm 
(E39 の取付孔は,円周を 3 等分した位置に設ける。

取付孔中心間距離 
E26 50±0.5 mm 
E39 68±0.5 mm 
(E39 の取付孔は,円周を 3 等分した位置に設ける。

1)

  表面取付け 

2)

  つば付き半埋込み 

b)

  ランプレセプタクルの場合

図 18D−ソケットの取付寸法


70

C 8280

:2011

参考文献

JIS C 7709-0

  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性  第

0

部:電球類

の口金・受金及びそれらのゲージ類の総括的事項

注記

対応国際規格:IEC 60061-4

Lamp caps and holders together with gauges for the control of

interchangeability and safety

Part 4: Guidelines and general information

MOD

JIS C 9335-1

:2003

  家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第

1

部:一般要求事項

注記

対応国際規格:IEC 60335-1

:2001

Household and similar electrical appliances

Safety

Part 1: General requirements

MOD

JIS C 61558-1

  変圧器,電源装置,リアクトル及びこれに類する装置の安全性−第

1

部:通則

及び試験

注記

対応国際規格:IEC 61558-1

:2005

Safety of power supplies, reactors and similar products

Part 1: General requirements and tests

MOD


71

C 8280

:2011

附属書 JA

参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS C 8280:2011

  ねじ込みランプソケット

IEC 60238:2004

  Edison screw lampholders,Amd. 1:2008

(I)JIS の規定

(II)

国際

規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの

評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の

理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

1.1 適用範

次のソケットについて
規定 
E11,E12,E14,EZ14,
E17,E26,E39,EZ10
及び E10

上記とかん(嵌)合し

ないその他の形状

 1.1

次のソケットについて
規定 
E14,E27,E40 及び E10

変更・ 
追加

JIS

では,適用範囲について

・ E11,E12,E17,EZ10 及び EZ14

を追加した。

・ E27 を E26 に,E40 を E39 に置き換

えた。

・  上 記 と か ん 合 し な い こ と を 条 件

に,その他のねじ込みランプソケ
ットも認めた。

・  日本国内で使用されている E11,

E12,E17,EZ10 及び EZ14 のラ
ンプソケットを追加した。

・  IEC 60238 の E27 及び E40 は,

E26 及び E39 と不完全にかん合
し,危険が生じるおそれがあるた

め置き換えた。

 
ランプ口金の動向に合わせて対応。

2.26 
二次回路

二次回路の定義

2.26

JIS

とほぼ同じ

削除

IEC

規格では,二次回路におかれる部

品について,一段低い耐インパルスカ
テゴリ II を適用するとなっているが,

一次回路も耐インパルスカテゴリ II を

基本としている(7.1 参照)ことと矛盾
することから,

“耐インパルスカテゴリ

II”の記述を削除した。

JIS C 8105-1

の 1.2.77.2 に合わせた。

4.2

試験の周囲温度

4.1

JIS

とほぼ同じ

追加

JIS

では次を追加。

ただし,試験の結果に影響を与えない
場合,周囲温度は,この限りでない。

他の JIS に合わせた。

4.4

試験トルク

4.4

JIS

とほぼ同じ

変更・

追加

E11,E12,E17,EZ10 及び EZ14 のラ
ンプソケットの要求事項を追加し,E29

及び E40 をそれぞれ E26 及び E39 に置
き換えた。

追加したサイズのランプソケットに

対する要求事項を規定した。

71

C

 8

280


20
1

1


72

C 8280

:2011

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

5.1

形状ごとの標準定格電

 5.1

標準定格電圧は,250 V

で規定される

変更・

追加

JIS

では,口金のサイズ,使用用途ごと

に標準定格電圧を定めた。

同一サイズ,用途での定格を定め,

標準化を図った。 
追加したサイズのランプソケットに

対する要求事項を規定した。

5.2

標準定格電流

5.2

JIS

とほぼ同じ

変更・

追加

E11,E12,E17,E26,E39,EZ10 及び
EZ14 のランプソケット(以下,国内サ
イズのランプソケットという。

)の標準

定格電流を規定した。

同上

5.3

削除

5.3

E40 ランプソケットの
標準

削除 E40 に対する規定を削除。 E40 は,この規格では扱わないため削

除した。

5.4

定格動作温度

5.4

JIS

とほぼ同じ

変更・追

国内サイズのランプソケットの定格動
作温度を規定した。

追加したサイズのランプソケットに
対する要求事項を規定した。

5.4A

“t”表示ソケット

追加

JIS

では,定格動作温度よりも低い場合

に表示する合成樹脂外郭のランプソケ

ットの定格動作温度(

“t”表示)を規定

した。

通常より低い温度で動作するランプ

ソケットを高温表示“T”と区別。

今後,LED ランプの普及に伴い,必
要となる可能性があるためデビエー

ションとして残した。

6.2

水の浸入に対する保護

 6.2

JIS

とほぼ同じ

追加

JIS

では,防雨形ランプソケットの分類

を追加した。

電 気 用 品 安 全 法 の 型 式 区 分 に あ る

“防雨形”の分類を追加した。

6.6

熱耐久性

6.6

JIS

とほぼ同じ

追加

“t”表示のランプソケットの分類を追
加した。

“t”表示の規定を追加したことによ
る。

7.1

7.1

JIS

とほぼ同じ

追加

定格電圧 300 V 及び定格電圧 600 V の

定格パルス電圧を,それぞれ,2.5 kV

及び 4 kV とした。

IEC

規格の主旨に合わせて,追加し

た日本の標準定格電圧に対する最小

定格パルス電圧を明確にした。

定格 125 V のランプソケットには,定
格パルス電圧の適用を除外した。

定格 125 V のランプソケットの最小
定格パルス電圧は,本来は 1.5 kV と

なるが,表 14 に 1.5 kV に対する規定

値がない(JIS C 8105-1 に規定がない
ため,追加できない)ため,最小定

格パルス電圧を明確にすることはで

きなかった。

72

C

 8

280


20
1

1


73

C 8280

:2011

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

7.1(続き)

7.1

JIS

とほぼ同じ

追加

防雨形に対する表示を追加した。 6.2 の分類に防雨形を追加したことに

よる。

器具内用ランプソケットの識別表示を
規定した(ランプソケット上又はカタ

ログに表示する。

器具内用ランプソケットの取扱いを
関連項目で規定したため,識別する。

端子に接続できる電線を製造業者が指

定する場合の規定を追加した。

端子の要求事項にデビエーションを

追加したことにより,表示が必要と
なった(箇条 10 を参照)

“t”表示を追加した。

“t”表示の規定を追加したことによ

る。

7.2

表示記号

7.2

JIS

とほぼ同じ

追加

防雨形に対する表示記号(IPX3)を追

加した。

6.2 の分類に防雨形を追加したことに
よる。

器具内用ランプソケットの識別表示の
方法を追加した。

器具内用ランプソケットの表示を追
加したため,その記号を追加した。

端子に接続できる電線の表示方法を追

加した。

電線の断面積の単位を表す記号を明

確にした。

“t”表示の定格動作温度の表示方法を

追加した。

追加した“t”表示の表示方法も“T”

表示の規定と合わせた。

7.4

接地端子の記号

7.4

JIS

とほぼ同じ

追加

接地記号について丸アース記号を追加
した。

この記号は,接地用端子の第 1 接続
点に使用する記号だが,この規格は

独立形及び独立形以外の両方をカバ

ーするため,両方の記号を残した。

8.1

口金の寸法

8.1

JIS

とほぼ同じ

追加・ 
削除

国内サイズのランプソケットの口金の
寸法を規定し,JIS C 8302 の規定を追

加した(E27 及び E40 の規定を削除)

追加したサイズのランプソケットに
対する寸法規定を明確にした。また,

従来 JIS である JIS C 8302 の規定を

追加することによって,この規格だ
けで完結できるようにした。

8.2

ランプを挿入したとき

の接触

 8.2

JIS

とほぼ同じ

追加・

削除

追加した国内サイズのランプソケット

の電球との接続の確実性を確認する手

段は,市販 の 電球で行う こ とにした
(E27 及び E40 の規定を削除)

追加したサイズについては,接触ゲ

ージの規定がないため,市販の電球

で接触を確認することにした。

73

C

 8

280


20
1

1


74

C 8280

:2011

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

8.3

受金及び接点の厚さ

8.3 JIS とほぼ同じ

追加・

削除

追加した国内サイズのランプソケット

の受金及び接点の厚さ及び測定方法を
規定した

(E27 及び E40 の規定を削除)

追加したサイズのランプソケットに

対する受金及び接点の厚さ及び測定
方法を明確にした。

8.4

外側枠の構造

8.4

JIS

とほぼ同じ

追加・

削除

追加した国内サイズのランプソケット

の外側枠の ね じ部の寸法 を 規定した

(E27 及び E40 の規定を削除)

追加したサイズのランプソケットに

対する外側枠のねじ部の寸法を明確

にした。

8.5

差込口のねじの構造

8.5 JIS とほぼ同じ

追加・ 
削除

追加した国内サイズのランプソケット
のねじ部の寸法を規定した(E27 及び
E40 の規定を削除)。

追加したサイズのランプソケットに
対するねじ部の寸法及び測定方法を

明確にした。

8.6

止めねじの寸法

8.6

JIS

とほぼ同じ

追加

国内の止めねじのサイズを追加した。

国内にある標準ねじサイズを追加し

た。

8.7A

ランプレセプタクルの
取付寸法

追加

ランプレセ プ タクルの取 付 孔につい
て,JIS C 8302 の規定を追加した。

従来 JIS である JIS C 8302 の規定を
追加することによって,この規格だ

けで完結できるようにした。

9.1

電球の挿入中及び電球

を挿入した後の感電保

 9.1

JIS

とほぼ同じ

追加・

削除

追加した国内サイズのランプソケット

の感電防止の検証は,ランプを完全に
挿入した状態で,標準試験指によって

検証するものとした(E27 及び E40 の

規定を削除)

国内のランプソケットは,ランプ挿

入途中の感電保護ができていないた
め,国内のサイズのランプソケット

は現状に合わせ,ランプ挿入後に検

証するものとした。対応するために
は,ランプ形状の標準化及び受金を

部分接触に変更するなどの対応が必

要であり,長期間にわたる変更が必
要になる。

また,国内のランプソケットに対す

る感電保護検証ゲージがないため,
検証方法として標準試験指を適用す

ることにした。

9.3

外側枠とドームとの固

 9.3

JIS

とほぼ同じ

変更 E27 を E26 に置き換えた。

国内サイズのランプソケットに合わ

せた。

9.5

樹脂外郭を要求するソ
ケット

 9.3

JIS

とほぼ同じ

追加

防雨形ラン プ ソケットの 外 郭につい
て,絶縁材料製であることを規定した。

感電防止の観点から,追加した防雨
形も絶縁材料製に限定した。

74

C

 8

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1

1


75

C 8280

:2011

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

10.1

接続する導体の断面積

10.1  JIS とほぼ同じ

変更・

追加

国内サイズのランプソケットは,製造

業者が宣言した種類の導体又は定格電
流にみあったサイズの導体が接続でき

るよう,表示及び端子の構造を規定し

た。

電気設備技術基準など,関係する法

規によって導体を選定する場合,ラ
ンプの口金の寸法ではなく定格電流

から導体を選定するため,定格電流

を基に端子形状を定めた。

10.2.1

接続装置

10.1

JIS

とほぼ同じ

追加

IEC

規格では,ねじなし端子について

は,非可とう及び可とう導体の両方を

接続できることが要求されているが,

JIS

では使用電線を表示することによ

り,片方でもよいことにした。

ねじなし端子は,使用電線として単
線を使用するのが一般的で,専用端

子が普及しているため,これを認め

た。

10.5

ピラー端子

10.5

JIS

とほぼ同じ

追加

追加した国内サイズのランプソケット

に使用するピラー端子のねじ径を追加

した。

国内サイズのランプソケットのピラ

ー端子の寸法は,電気用品安全法技

術基準に合わせた。

10.6

ねじ端子

10.6

JIS

とほぼ同じ

追加

追加した国内サイズのランプソケット
に使用するねじ端子のねじ径を追加し

た。

国内サイズのランプソケットのねじ
端子の寸法は,電気用品安全法技術

基準に合わせた。

11.2

接地の連続性

11.2

JIS

とほぼ同じ

追加・

削除

試験を実施するためにドームと外側枠

を結合するためのトルクについて,追
加した国内サイズのランプソケットの

規定を追加した(E27 及び E40 の規定

を削除)

国内サイズのランプソケットの規定

を明確にした。

12.1

標準ねじ山

12.1

JIS

とほぼ同じ

変更

JIS C 7709-2

の該当する受金シートに

合致するか確認するものとした。

国内サイズに対する受金シートを追
加した。

12.2

電線管との接続

12.2

JIS

とほぼ同じ

追加・

削除

電線管との接続について,追加した国

内サイズのランプソケットの規定を追

加した(E27 及び E40 の規定を削除)

国内サイズのランプソケットの規定

を明確にした。

12.6

コード止め及び接続電

 12.6

JIS

とほぼ同じ

追加

電気設備技術基準に準じているコード
止めを認めた(張力止めとして,コー

ドに結び目を作ったり,端末をひもで

結ぶ方法。

IEC

規格で禁止しているコード止め

方法でも,設備基準で認められてい

るものがあり,他法令との整合のた

め追加した。

75

C

 8

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20
1

1


76

C 8280

:2011

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

12.6(続き) コード止め及び接続電

 12.6

JIS

とほぼ同じ

追加

電気用品の技術上の基準を定める省令

(昭和 37 年通商産業省令第 85 号)の
別表第一に適合するものを使用電線と

して追加した。

日本で使用されている電線を追加し

た。

12.9

ランプレセプタクルを

固定するねじ孔

 12.9

JIS

とほぼ同じ

変更

ランプレセプタクルを固定するねじ孔

を 3 mm 以上であればよいものとした。
IEC 規格は 4 mm 以上)

また,検証用のゲージを用いないで測

定で確認することにした。

造営材に固定する際に,使用するね

じが異なるため,大きさだけを規定
した。

12.12

削除

12.12 ランプソケットにソケ

ットアウトレットを取

り付けることを禁止し

ている。

削除

ランプソケットにソケットアウトレッ
トを取り付けることを禁止する規定を

削除した。

電気用品として,電力を取り出すコ
ンセントが附属したアダプタ,ラン

プソケットが存在するため。

12.14

保持装置付ランプソケ
ットの締付トルク

 12.14 保持装置付ランプソケ

ットに,E27 及び E40

だけ規定している。

変更 E27 を E26 に,E40 を E39 に変更した。 国内ランプソケットのサイズに対す

る規定を明確にした。

13.1

スイッチ付きランプソ

ケットの定格

 13.1

JIS

とほぼ同じ

変更・

追加

E12,E17 及び E26 を追加して規定し,
E27 を削除した。

追加したサイズのランプソケットに

対する要求事項を明確にした。

13.3

スイッチの開閉試験

13.3 JIS とほぼ同じ

追加

国内サイズのランプソケット及び“t”
表示付きソケットの動作試験のための

周囲温度を規定した。

追加したサイズのランプソケットに
対する要求事項を明確にした。また,

“t”表示に対する試験周囲温度を明

確にした。

キーソケット及びスイッチ付き分岐ソ
ケットのスイッチ動作回数を 10 000 回

として規定した。

一般に壁スイッチと組み合わせて使
用されるものであり,通常のスイッ

チ付きソケットよりも開閉が行われ

る回数は少ないため,動作回数を軽
減した。

14.1

水の浸入の防止

14.1

JIS

とほぼ同じ

追加

防雨形ランプソケットに,IPX3 の試験

を行うことを明記した。

追加した防雨形ランプソケットの規

定として,IPX3 相当の試験を追加し

た。

76

C

 8

280


20
1

1


77

C 8280

:2011

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

14.2

防滴形及び防雨形のイ

ンレット開口部の構造

 14.2

JIS

とほぼ同じ

追加

防雨形ランプソケットに,電線を伝っ

て水が浸入しないことを規定した。

防雨形を追加したことによる。

14.3

耐湿性能試験

14.3

JIS

とほぼ同じ

追加

防雨形ランプソケットに,耐湿試験の
条件を規定した。

同上

15.2

口金,外郭及び取付け

部分などの機械的強度

 15.2

JIS

とほぼ同じ

追加・

削除

国内サイズのランプソケットに,ねじ

込みトルク及び試験用口金を追加して

規定した

(E27 及び E40 の規定を削除)

追加したサイズのランプソケットに

対する要求事項を明確にした。

15.7

最大変形試験

15.7

JIS

とほぼ同じ

追加・ 
削除

国内サイズのランプソケットに,最大
変形の値を規定した(E27 及び E40 の

規定を削除)

同上

15.9

ランプレセプタクルの

固定

 15.9

JIS

とほぼ同じ

追加・

削除

国内サイズのランプソケットに,取付

けねじ及び締付トルクを規定した。

同上

17.1

ランプソケットの絶縁
距離

 17.1

JIS

とほぼ同じ

追加・ 
変更

国内サイズのランプソケットの,電球
口金の中心接点の大きさを規定した。

表 13a)及び表 13b)について,日本の標

準絶縁電圧並びに 100 V 及び 200 V の
絶縁距離の規定を追加した。

追加したサイズのランプソケットに
対する要求事項を明確にした。 
 
日本の標準値に対する規定を JIS C 

8105-1

と整合する形で追加した。

18 通常動

ランプソケットのねじ

込み試験

 18

JIS

とほぼ同じ

追加・

変更

国内サイズのランプソケットに,ねじ

りトルクを規定した。

追加したサイズのランプソケットに

対する要求事項を明確にした。

19.1

耐熱性

19.1

JIS

とほぼ同じ

追加 19.4A の試験を追加した。

追加した項目を引用した。

19.2

ランプソケットの過熱

試験

 19.2

JIS

とほぼ同じ

追加・

削除

国内サイズのランプソケットに関する

熱耐久性試験の試験条件を規定し,E27
に関する規定を削除した。また,

“t”表

示付きランプソケットの試験条件を追

加した。

追加したサイズのランプソケットに

対する要求事項を明確にした。また,
“t”表示の試験温度を明確にした。

19.3

過電流試験

19.3

JIS

とほぼ同じ

追加 E14 以外のランプソケットについて,

試験に使用する口金を規定した。

同上

19.4

ランプソケットの熱耐

久性試験

 19.4

JIS

とほぼ同じ

追加・

削除

国内サイズのランプソケットの熱耐久

性試験の試験条件を規定した(

“t”表示

には適用しない。

同上

77

C

 8

280


20
1

1


78

C 8280

:2011

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

19.4A

“t”表示ランプソケッ

トの耐熱性

追加

“t”表示付きランプソケットの耐熱試

験を追加した。

19.4 の代わりに,

“t”表示に適用する

試験を追加した(電気用品安全法技
術基準から引用)

20.1

ボールプレッシャー試

 20.1

JIS

とほぼ同じ

追加

“t”表示付きランプソケットの外郭の

ボールプレッシャー試験温度を緩和し

た。

“t”表示付きランプソケットの外郭

は,充電部保持となっていないこと

があり,通常,充電部保持に適用さ
れる 125  ℃の試験温度を緩和した。

20.5

耐トラッキング性   20.5

JIS

とほぼ同じ 

追加

防雨形ランプソケットに,耐トラッキ

ング性の要求事項を規定した。

防雨形を追加したことによる。

附属書 B

(参考)

JIS C 4526-1

でランプ

ソケットのスイッチに
適用する要求事項の指

附 属

書 B
( 参

考)

IEC

規格では,附属書

B の 20.2 で IEC 
61058-1

の Note5 を引

用している。

変更

IEC

規格では,冷蔵庫又は食品冷凍庫

に使用されるソケットの保証トラッキ
ング指数については,IEC 61058-1 
20.2 Note5 を参照しているが,JIS C 
9335-2-24

を直接引用することによっ

て,要求されるレベルを明確にした。

IEC 61058-1

の対応規格である JIS C 

4526-1

では,冷蔵庫の IEC 規格(IEC 

60335-2-24

の変更に伴い 20.2 の備考

5.を削除している。このため,JIS C 
4526-1

の 20.2 の備考 5.を引用できな

い。JIS C 8280 では,ソケットが冷蔵

庫内に使用されたときの CTI 及び汚

損度を明確にする必要がある。

図 3

削除

図 3

ランプレセプタクルの
ねじ孔検証用ゲージ

削除

JIS

では削除した。 12.9 参照

図 5

箇条 18 の試験の試験

用口金

図 5

JIS

とほぼ同じ

削除 E27 及び E40 のサイズを削除した。

この規格では,扱わないため。

図 8a

衝撃試験の取付支持台

図 8a

JIS

とほぼ同じ

変更

試料を取り付ける板の厚さが 8 mm と

なるように修正した。

JIS C 60068-2-75

に合わせた。

図 11 14.4 及び 19.3 の試験用

口金

図 11

JIS

とほぼ同じ

削除 E27 及び E40 のサイズを削除した。

この規格では,扱わないため。

図 14

削除

図 14

E27 の試験用口金

削除 E27 のサイズを削除した。

この規格では,扱わないため。

図 15

削除

図 15

E40 の試験用口金

削除 E40 のサイズを削除した。

この規格では,扱わないため。

図 18A

耐熱試験用の口金ジグ

の寸法

追加

国内サイズのランプソケットの耐熱性

試験用口金のサイズを規定した。

追加したサイズのランプソケットに

対する試験用口金を明確にした。

78

C

 8

280


20
1

1


79

C 8280

:2011

(I)JIS の規定

(II) 
国際

規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

図 18B

普通形の受金部の寸法

追加

国内サイズのランプソケットの普通形

の受金部の寸法のサイズを規定した。

追加したサイズのランプソケットに

対する普通形の受金部の寸法を明確
にした。

図 18C

部分受金の受金部の寸

追加

国内サイズのランプソケットの部分受

金の受金部 の 寸法のサイ ズ を規定し

た。

追加したサイズのランプソケットに

対する部分受金の受金部の寸法を明

確にした。

図 18D

ソケットの取付寸法

追加

国内サイズのランプソケットの取付寸
法のサイズを規定した。

追加したサイズのランプソケットに
対する取付寸法を明確にした。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:

IEC 60238:2004,Amd. 1:2008,MOD)

被引用法規

電気用品の技術上の基準を定める省令

関連する法規

電気設備に関する技術規準を定める省令

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

−  削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

−  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更  国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

−  MOD  国際規格を修正している。

79

C

 8

280


20
1

1