>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

C 8159-2

:2013

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

2

4

  一般要求事項  

3

5

  表示 

3

5.1

  一般  

3

5.2

  表示内容及び表示場所  

4

6

  形式 

5

7

  口金 

5

7.1

  一般  

5

7.2

  ランプ装着検出用抵抗  

5

7.3

  口金ピン間の入力等価容量  

5

8

  寸法 

5

9

  質量 

5

10

  電気特性  

5

10.1

  ランプ電力  

5

10.2

  ランプ電圧  

6

10.3

  始動特性  

6

11

  光学特性  

6

11.1

  全光束  

6

11.2

  配光特性  

6

11.3

  光源色  

6

11.4

  演色性  

6

12

  6 000 h 時点の光束維持率,又は光束維持率区分  

6

12.1

  一般  

6

12.2

  6 000 h 時点の光束維持率  

6

12.3

  光束維持率区分  

6

13

  寿命  

7

14

  試験方法  

7

14.1

  一般  

7

14.2

  表示  

7

14.3

  電気特性試験  

7

14.4

  光学特性試験  

7

14.5

  光束維持率及び寿命点灯試験  

7


C 8159-2

:2013  目次

(2)

ページ

15

  形式検査  

8

16

  データシート  

8

16.1

  データシート No.の一般法則  

8

16.2

  データシートのリスト  

9

附属書 A(規定)直管 LED ランプの形式  

15

附属書 B(規定)直管 LED ランプの電気特性及び光学特性の試験方法  

16

附属書 C(規定)光束維持率及び寿命点灯試験における諸条件並びに留意事項  

18

附属書 D(規定)形式検査  

19

附属書 E(参考)設計試作時検査及び受渡検査  

20

附属書 F(規定)光束維持率区分  

21

附属書 G(参考)直管 LED ランプ制御装置の設計のための情報  

22

附属書 H(参考)直管 LED ランプ照明器具の設計のための情報  

23

附属書 I(参考)防水性能を意図する照明器具に装着する直管 LED ランプのための情報  

24


C 8159-2

:2013

(3)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本照明工業会(JLMA)及び

一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があ

り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。

パナソニック株式会社(以下,略号 P)  大阪府門真市大字門真 1048

東芝ライテック株式会社(以下,略号 T)  神奈川県横須賀市船越町 1 丁目 201 番 1

−  照明用電源装置,及び照明器具  2011 年 7 月 29 日  特許第 4788400 号:P

−  直管形 LED ランプ,ランプソケット,照明器具 2011 年 11 月 11 日  特許第 4862102 号:P,T

−  直管形 LED ランプ,ランプソケット,照明器具 2011 年 11 月 11 日  特許第 4862103 号:P,T

− LED ランプおよび照明器具 2011 年 11 月 18 日  特許第 4866975 号:P,T

−  直管形ランプ,ソケットおよび照明装置 2012 年 2 月 3 日  特許第 4915603 号:P,T

−  照明装置  2012 年 7 月 27 日  特許第 5046067 号:T

−  照明装置  2012 年 7 月 27 日  特許第 5046068 号:T

− LED 駆動装置,照明装置及び照明器具(出願中)特開 2010-055824:P

− LED ランプおよび照明器具(出願中)特開 2012-009379:P,T

− LED 点灯装置(出願中)特開 2012-009391:P,T

−  直管形 LED ランプ及びそれに用いるランプソケット(出願中)特開 2012-009392:P,T

−  照明装置(出願中)特開 2012-009397:P,T

−  直管形ランプ,ソケットおよび照明装置(出願中)特開 2012-009399:P,T

− LED ランプシステム(出願中)特開 2012-009400:P,T

− LED ランプ用電源装置および LED ランプシステム(出願中)特開 2012-028222:P,T 

上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施

の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対

しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。

この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ

る。

この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標

準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。

なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。


C 8159-2

:2013  目次

(4)

JIS C 8159

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

C

8159-1

  第 1 部:安全仕様

JIS

C

8159-2

  第 2 部:性能要求事項


   

日本工業規格

JIS

 C

8159-2

:2013

一般照明用 GX16t-5 口金付直管 LED ランプ−

第 2 部:性能要求事項

Non-integrated linear LED lamps with GX16t-5 cap for general lighting

services-Part 2: Performance requirements

序文 

この規格は,LED 制御装置を内蔵しない“発光ダイオード(LED)ランプ”の一種である一般照明用

GX16t-5 口金付直管 LED ランプについて,その性能確保を図るため制定した。

この規格の対象とする LED ランプは,口金及び制御装置をもたない LED モジュール部を,LED ランプ

から取り外せないように一体化したものである。

適用範囲 

この規格は,LED 制御装置を内蔵しない,GX16t-5 口金付直管 LED ランプ(以下,直管 LED ランプと

いう。

)の性能要求事項について規定する。

この規格は,次の直管 LED ランプに適用する。

−  定格ランプ電力 :60 W 以下

−  ランプ電圧

:リップルのない直流 120 V(120 V ripple free d.c.)以下

−  口金

:GX16t-5

この規格は,蛍光ランプの関連規格(JIS C 7617-1JIS C 7618-1 など)で規定する口金を用い,かつ,

制御装置を内蔵した直管 LED ランプには,適用しない。この規格を適用する直管 LED ランプは,JIS C 

8105-1

で定める照明器具の絶縁階級を示す,クラス I 照明器具及びクラス II 照明器具に対応することがで

きる。

注記 1  直管 LED ランプ制御装置の設計のための情報を附属書 に,直管 LED ランプ照明器具の設

計のための情報を

附属書 に,また,防水性能を意図する照明器具に装着する直管 LED ラ

ンプのための情報を

附属書 に記載する。

注記 2  “リップルのない直流 120 V(120 V ripple free d.c.)”とは,正弦波で 10 %(実効値)以下の

リップル成分で,最大ピーク電圧 140 V 以下の直流 120 V の直流系統を意味する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 7516

  金属製直尺

JIS B 7601

  上皿天びん


2

C 8159-2

:2013

   

JIS C 1102-2

  直動式指示電気計器  第 2 部:電流計及び電圧計に対する要求事項

JIS C 1102-3

  直動式指示電気計器  第 3 部:電力計及び無効電力計に対する要求事項

JIS C 7709-1

  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性  第 1 部  口金

JIS C 8105-1

  照明器具−第 1 部:安全性要求事項通則

JIS C 8105-5

  照明器具−第 5 部:配光測定方法

JIS C 8152-2

  照明用白色発光ダイオード(LED)の測光方法−第 2 部:LED モジュール及び LED ラ

イトエンジン

JIS C 8159-1

  一般照明用 GX16t-5 口金付直管 LED ランプ−第 1 部:安全仕様

JIS Z 8113

  照明用語

JIS Z 8724

  色の測定方法−光源色

JIS Z 8725

  光源の分布温度及び色温度・相関色温度の測定方法

JIS Z 8726

  光源の演色性評価方法

JIS Z 9112

  蛍光ランプ・LED の光源色及び演色性による区分

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8159-1JIS Z 8113 及び JIS Z 9112 によるほか,次による。

3.1 

エージング(aging)

直管 LED ランプの特性を安定させるために,特定の条件で初期点灯すること。

なお,この初期点灯は,未点灯の直管 LED ランプに一度だけ実施する点灯のことであり,それ以外で実

施する点灯を含まない。

注記  一般的に,初期点灯以外で試験測定前に実施する点灯は,エージングではなく,予備点灯など

という。

3.2 

初特性(initial characteristics)

直管 LED ランプが安定するために必要なエージング後において,特定の条件で点灯したときの全光束,

ランプ電力などの特性。

3.3 

光束維持率(lumen maintenance)

規定の条件で直管 LED ランプを点灯したときの,寿命までの期間内で,特定の経過時間における直管

LED ランプの光束の初期値に対する比。光束維持率は,製造業者又は責任ある販売業者(以下,製造業者

等という。

)が指定し,一般に百分率(%)で表す。

注記  この規格の“製造業者又は責任ある販売業者”とは,電気用品安全法の“届出事業者”に類す

る者で,製品の国内での製造事業者及び輸入事業を行う販売(卸売など)業者である。

3.4 

寿命(life)

規定の条件で直管 LED ランプを点灯したときの光束維持率が,70 %以上を保持している期間。

なお,製造業者等がそれ以上の光束維持率の値を指定する場合は,その値を保持している期間。

注記 1  直管 LED ランプの寿命特性は,蛍光ランプの関連規格(JIS C 7617-1JIS C 7618-1 など)

で規定するランプとは異なる。直管 LED ランプは,突発的な LED 単体の故障による不点灯


3

C 8159-2

:2013

がほとんどなく,一般的に時間の経過とともに徐々に暗くなる。

注記 2  実使用において許容できる光束維持率の最小値は,直管 LED ランプの用途によって異なる場

合がある。この規格では,一般照明用として 70 %(L

70

)の光束維持率を選定している。選定

した維持率に関する情報は,製造業者等が提供する。

3.5 

定格ランプ寿命(rated lamp life)

規定の条件で点灯したときの光束が,定格光束の 70 %以上で製造業者等が指定する値を維持している期

間。定格ランプ寿命は,時間又は“h”で表す。定格ランプ寿命は,製造業者等の試験によるほか,LED

単体部品の製造業者等の LED の動作条件を表す温度及び電流,並びに光学特性の維持率の時間変化の関係

を示した技術資料などから,理論的に導き出した推定値を採用してもよい。

3.6 

形式検査(type test)

製品の設計が,関連する規格の要求事項に適合していることを確認するために,形式検査サンプルを用

いて行う一つの検査又は一連の検査。

3.7 

形式検査サンプル(type test sample)

形式検査のために製造業者等が提供する,一つのサンプル又は同じ種別の集団からなるサンプル。

一般要求事項 

この規格に該当する直管 LED ランプは,JIS C 8159-1 の要求事項に適合しなければならない。

直管 LED ランプは,その性能が通常かつ正常な使用において,信頼性があるように設計しなければなら

ない。一般的に,これは箇条 5∼箇条 13 の要求事項を満足することによって成し遂げることができる。

直管 LED ランプの全ての形式に対して,全ての試験を行うことを基本とする。製造業者等の同意のもと

に,ある製品グループから選定した機種などを代表機種として,試験を行ってもよい。

表示 

5.1 

一般 

製品には,5.2.1 の内容を記載しなければならない。包装には,5.2.2 の内容を記載しなければならない。

Website,カタログなどには,5.2.3 の内容を記載しなければならない。表示内容と表示場所との関係を表 1

に示す。


4

C 8159-2

:2013

   

表 1−表示内容と表示場所との関係 

箇条

表示内容

表示場所

(A)  製品 (B)

包装 (C)

Website,カタログなど

5.2.1 

a)

形式 X

X

X

b)

製造業者に関する表示 X

X

X

c)

定格ランプ電力値 X

X

X

d)

定格光束 X

a)

 X

X

5.2.2 

b)

定格ランプ電流

− X

X

d)

光源色

− X

X

e)

定格ランプ寿命,及び定格ラン

プ寿命時点における光束維持率

− X

X

f)

平均演色評価数 Ra

− X

X

5.2.3 

b)  6 000 h

時点の光束維持率,又は

光束維持率区分

− X

“X”は,表示場所であることを示し,

“−”は,表示場所でないことを示す。

注記  この表は,表示の必要性を示すものではなく,表示場所を示すだけのものである。また,一般使用者に向け

た表示は列(A)及び列(B)に,一般使用者以外に向けた表示は列(C)に,区分けしている。

a)

  一般使用者に向けた製品で包装がない場合に限り表示する。

5.2 

表示内容及び表示場所 

5.2.1 

製品への表示事項 

製品への表示事項は,次による。

a) 

形式 

b) 

製造業者等の名前又は商標 

c) 

定格ランプ電力値  定格ランプ電力値は,“W”,“watts”又は“ワット”で表示する。また,定格ラ

ンプ電力の値の近傍に,

“定格ランプ電力”と表示する場合は,それを“定格消費電力”と表示しても

よい。

d) 

定格光束  定格光束は,一般使用者に向けた製品で包装がない場合に限り,全光束にて,“lm”又は

“ルーメン”で表示する。

5.2.2 

包装への表示事項 

包装への表示事項は,次による。ただし,照明器具組込用などを目的とする最終使用者向けでない製品

については,受渡当事者間の合意による。

a) 5.2.1

に規定する事項 

b) 

定格ランプ電流  定格ランプ電流は,16.2.2 に規定するランプデータシートによる。

c) 

定格光束  定格光束は,全光束にて,“lm”又は“ルーメン”で表示する。定格光束は,最終使用者

向けでない製品においても,表示することが望ましい。

d) 

光源色  光源色は,JIS Z 9112 に規定する区分記号(光源色の種類を表す記号)又は色温度(相関色

温度)によって表示する。

なお,区分記号又は色温度に加えて,色度点(x,y)を表示してもよい。この場合は,範囲(公差

などを含める。

)を表示する。

e) 

定格ランプ寿命,及び定格ランプ寿命時点における光束維持率  定格ランプ寿命,及び定格ランプ寿

命時点における光束維持率を表示する。定格ランプ寿命は時間(h)で表示し,また,定格ランプ寿命

時点における光束維持率は百分率(%)で表示する。


5

C 8159-2

:2013

注記  定格ランプ寿命,及び定格ランプ寿命時点における光束維持率は,製造業者等による試験,

製造業者等が保有している技術資料などから,製造業者等が理論的に導き出す事項である。

この規格では,この表示事項に対する具体的な適合性試験は規定していない。

f) 

平均演色評価数 R

5.2.3 Website

カタログなどへの表示事項 

製造業者等が発行する Website,カタログなどへの表示事項は,次による。

a) 5.2.1

及び 5.2.2 に規定した事項 

b)  6 000 h

時点の光束維持率,又は光束維持率区分  6 000 h 時点での光束維持率は,百分率(%)で表示

する。また,光束維持率区分は,

表 F.1 に示す区分記号で表示する。

6 000 h 時点の光束維持率,又は光束維持率区分のいずれか一方は,必ず表示しなければならない。

形式 

直管 LED ランプの形式は,

附属書 による。

口金 

7.1 

一般 

直管 LED  ランプに使用する口金は,

JIS C 7709-1

に規定する GX16t-5 口金とし,

通電端子をもつ GX16t-5

(A)

(以下,通電用の口金という。

)と機械的保持だけの機能をもつ GX16t-5(B)

(以下,非通電用の口

金という。

)とで構成する。

7.2 

ランプ装着検出用抵抗 

口金のピン間には直管 LED ランプの受金への確実な装着を検出するために,14.3 によって試験したとき,

ランプデータシートに規定する値の抵抗器を接続していなければならない。

注記  直管 LED ランプは,ランプ装着検出用抵抗が接続されていない場合,照明器具に直管 LED ラ

ンプを装着したときに点灯しない,又はランプ制御装置が正常な機能及び性能を満足しないこ

とがある。

7.3 

口金ピン間の入力等価容量 

口金ピン間の入力等価容量は,ランプデータシートに規定する値を超えてはならない。

寸法 

直管 LED ランプの寸法は,14.1 によって試験したとき,ランプデータシートに規定する値に適合しなけ

ればならない。

質量 

製造業者等が直管 LED ランプの質量を公表する場合,直管 LED ランプの質量は,14.1 によって試験し

たとき,公表する値の 110 %以下でなければならない。

10 

電気特性 

10.1 

ランプ電力 

ランプ電力の初期値は,関連するランプデータシートに規定する範囲内の値であり,かつ,製造業者等

が公表する定格ランプ電力の 115 %以下でなければならない。


6

C 8159-2

:2013

   

10.2 

ランプ電圧 

ランプ電圧の初期値は,関連するランプデータシートに規定する範囲内の値でなければならない。

10.3 

始動特性 

直管 LED ランプは,初期値を測定するとき,定格ランプ電流の 80 %の通電状態で,確実に点灯し,そ

の点灯を維持しなければならない。

11 

光学特性 

11.1 

全光束 

製造業者等が公表する直管 LED ランプの全光束の定格値及び初期値の個々値は,次の a) 及び b) を満足

しなければならない。

a)

全光束の定格値は,データシートに規定する値以上でなければならない。

b)

全光束の初期値の個々値は,製造業者等が公表する定格値の 92 %以上でなければならない。

11.2 

配光特性 

直管 LED ランプの配光は,直管 LED ランプの下方,頂角 120°の円すい(錐)形の範囲内に 70 %を超

えて光束を集中させてはならない。

注記  頂角 120°の円すい(錐)形とは,立体角で表すと π (sr) に相当する。

11.3 

光源色 

光源色の初期値の個々値は,JIS Z 9112 

表 2(LED の光源色の色度範囲)に規定する色度範囲になけ

ればならない。

11.4 

演色性 

演色性の初期値の個々値は,次の a)c) を満足しなければならない。

a)

演色性の初期値の個々値は,JIS Z 9112 

表 5(LED の演色性の最低値)に規定する値以上でなけれ

ばならない。

b)

演色性の初期値の個々値は,データシートに規定する値以上でなければならない。

c)

演色性の初期値の個々値は,製造業者等が公表した値より 3 を超えて下回ってはならない。

12 

6 000 h

時点の光束維持率,又は光束維持率区分 

12.1 

一般 

6 000 h 時点の光束維持率,又は光束維持率区分は,次の 12.2 又は 12.3 のいずれかを満足しなければな

らない。

なお,光束維持率区分は,

附属書 による。

12.2 

6 000 h

時点の光束維持率 

6 000 h 時点の光束維持率は,次の a) 及び b) を満足しなければならない。

a) 6

000

h 時点の光束維持率の値は,80 %以上でなければならない。

b) 6

000

h 時点の光束維持率の値は,製造業者等が公表する値の 92 %以上でなければならない。

12.3 

光束維持率区分 

光束維持率区分は,

附属書 による。また,製造業者等が公表する場合,定格ランプ寿命の 25 %,又は

6 000 h 時点のいずれか短い時点までの光束維持率の値は,光束維持率区分に対応する光束維持率の最低値

表 F.1 参照)の値以上でなければならない。


7

C 8159-2

:2013

13 

寿命 

定格ランプ寿命は,製造業者等が公表する値とする。

なお,定格ランプ寿命時点の光束維持率の値は,次の a) 及び b) を満足しなければならない。

a)

定格ランプ寿命時点の光束維持率の値は,70 %以上でなければならない。

b)

定格ランプ寿命時点の光束維持率の値は,製造業者等が公表する値の 92 %以上でなければならない。

注記  定格ランプ寿命,及び定格ランプ寿命時点における光束維持率は,製造業者等による試験,製

造業者等が保有している技術資料などから,製造業者等が理論的に導き出す事項である。この

規格では,この要求事項に対する具体的な適合性試験は規定していない。

14 

試験方法 

14.1 

一般 

試験の一般的事項は,次による。

a)

試験に用いる直管 LED ランプは,その製品の定格値に沿った特性をもつものとする。

b)

特に規定がない場合,試験は 25±1  ℃の周囲温度で行う。

c)

直管 LED ランプの口金の構造は,JIS C 7709-1 に規定する方法で試験を行う。また,直管 LED ラン

プの寸法は,JIS B 7516 に規定する金属製直尺又はこれと同等以上の測定器具によって測定する。

d)

直管 LED ランプの質量は,

JIS B 7601

に規定する上皿天びん又はこれと同等以上の測定器具によって,

測定する。

e)

初特性を確認する前に実施するエージングの時間は,0 h とする。ただし,製造業者等が安定するため

に必要なエージングの時間などを公表する場合は,その値とする。また,製造業者等が公表するエー

ジングの時間は,1 000 h 以下でなければならない。

14.2 

表示 

直管 LED ランプの表示事項及びその読みやすさは,目視で確認する。

14.3 

電気特性試験 

直管 LED ランプの電気特性試験は,

附属書 による。口金ピン間の抵抗値は直管 LED ランプを点灯し

ない状態で回路計などで測定する。口金ピン間の入力等価容量は製造業者等の提供する設計仕様で判定す

る。

14.4 

光学特性試験 

14.4.1 

全光束 

直管 LED ランプの全光束は,

附属書 BJIS C 8152-2 及び JIS Z 8724 による。

14.4.2 

配光特性 

直管 LED ランプの配光特性は,JIS C 8105-5 を準用して,25±2  ℃の周囲温度で測定する。

14.4.3 

光源色 

直管 LED ランプの光源色は,JIS Z 8725 で規定する相関色温度による。

14.4.4 

演色性 

直管 LED ランプの演色性は,JIS Z 8726 で規定する演色評価数による。

14.5 

光束維持率及び寿命点灯試験 

直管 LED ランプの光束維持率及び寿命点灯試験は,次によって,直管 LED ランプを下向きに水平点灯

して,6 000 h 行い,経時的に全光束の初期値に対する変動(光束維持率)を測定する。

寿命点灯試験中に経時的に光束維持率及び色度を測定する。測定の時間間隔は,1 000 h 又はそれ以下と


8

C 8159-2

:2013

   

する。ただし,最初の 1 000 h までは,1 000 h より短い間隔で測定することが望ましい。

全光束の測定及び寿命点灯試験における諸条件は,次による。

a)

全光束の測定は,14.4.1 による。

なお,寿命点灯試験中の直管 LED ランプにおいて,全光束を測定する場合は,事前に汚れなどを清

拭しておかなければならない。

b)

寿命点灯試験における諸条件は,

附属書 による。

15 

形式検査 

直管 LED ランプの形式検査は,

附属書 による。

注記  直管 LED ランプの設計試作時検査及び受渡検査は,附属書 を基礎とすることが望ましい。

16 

データシート 

16.1 

データシート No.の一般法則 

16.1.1 

ランプ寸法測定位置の図示データシート 

ランプ寸法測定位置の図示データシートにおけるデータシート No.は,次による。

a)

最初の番号は,この規格の番号“8159-2”を表し,その前に“JIS C”を付ける。

b)  2

番目の文字は,直管 LED ランプの種類を表す。一つ目の種類は,

“01”として,新たな品種追加を

する場合は,

“02”を付ける。

c)

3 番目の数字は,このデータシートの版番号を表す。初版は,“1”として,初回の改正では,“2”を

付ける。

JIS C 8159-2  _  X・・X  _  X・・X

最初の番号

直管 LED ランプの種類

版番号

16.1.2 

ランプデータシート 

ランプデータシートにおけるデータシート No.は,次による。

a)

最初の番号は,この規格の番号“8159-2”を表し,その前に“JIS C”を付ける。

b)  2

番目の文字は,

附属書 に規定する形式 1 項を表す。

c)

3 番目の数字は,附属書 に規定する形式 2 項を表す。

d)  4

番目の数字は,このデータシートの版番号を表す。初版は,

“1”として,初回の改正では,

“2”を

付ける。

JIS C 8159-2  _  X・・X  _  X・・X  _  X・・X

最初の番号

形式 1 項

形式 2 項

(大きさの区分) 版番号


9

C 8159-2

:2013

16.2 

データシートのリスト 

16.2.1 

ランプ寸法測定位置の図示データシート 

ランプ寸法の測定位置を示す図示データシートは,次による。

シート No.

直管 LED ランプの種類

JIS C 8159-2-01-1

GX16t-5 口金付直管 LED ランプ

16.2.2 

ランプデータシート 

ランプの電気特性及び光学特性等を示す図示データシートは,次による。

シート No.

形式

第 1 項

形式

第 2 項

公称寸法

mm

JIS C 8159-2-LDL-20-1

LDL

20

580

JIS C 8159-2-LDL-40-1

LDL

40

1 198


10

C 8159-2

:2013

   

制定 2013

GX16t-5

口金付直管 LED ランプ 

形式,形状,及び寸法測定部位を示す 

ランプ寸法測定位置の図示データシート 

ページ 1/1

この図は,管理が必要な寸法を示すだけのものであり,

関連するランプデータシートとともに使用する。

 GX16t-5 口金付直管 LED ランプ 

A

及び の寸法値は,次による。

A

=口金面間距離

B

=口金面から反対側のピン先端までの距離

(両方のピンについて適用する。

Bmax

Amax+7.1 mm

Bmin

Amax+4.7 mm

C

=ランプ全長,すなわち,ピン先端間の距離

Cmax

Amax+(2×7.1)=Amax+14.2

Cmin

=規定しない

ランプデータシートに与えられる寸法は,上記の式に従う。

注記  は,最大外径を規定するものであり,形状を規定するものではない。

 

JIS C 8159-2-01-1


11

C 8159-2

:2013

制定 2013

GX16t-5

口金付直管 LED ランプ 

ランプデータシート 

ページ 1/2

種別:LDL 20

大きさの区分

定格ランプ電流

A

ランプ電力の範囲

W

口金

公称寸法

mm

20 0.35

7.9∼16.6 GX16t-5

580

 

寸法  mm

A B 

C D 

標準値

最大値

最小値

最大値

最大値

区分の記号

標準値

最大値

580  581.3 586.0 588.4 595.5

T 25.5

26.7

S 32.5

34.0

注記  は,最大外径を規定するものであり,形状を規定するものではない。

 

(個々のランプにおける)電気特性

試験電流  A

ランプ電圧  V

ランプ電力  W(参考)

0.35

最大値 47.5

(16.6)

最小値 22.5

(7.9)

注記  括弧内の数値は,試験電流にランプ電圧を乗じた値である。

 

全光束及び演色性

光源色の種類を

表す記号

a)

全光束 lm

(定格値)

演色性(Ra)

D

80 以上

N 1

000 以上

W

WW

L

注記  全光束は,個々のランプに対する要求事項ではない。 

a)

  光源色の種類を表す記号は,JIS Z 9112 による。

 

寿命特性

6 000 h 時点の光束維持率,又は光束維持率区分(規定)

定格ランプ寿命(参考)

全光束が初期値の 70 %になるまでの

点灯時間(推定値)

 h

12.2

又は 12.3 による。 40

000 以上

注記  寿命特性は,個々の直管 LED ランプに対する要求事項ではない。

 

JIS C 8159-2-LDL-20-1


12

C 8159-2

:2013

   

制定 2013

GX16t-5

口金付直管 LED ランプ 

ランプデータシート 

ページ 2/2

種別:LDL 20

装着検出用抵抗

入力等価容量

抵抗値

kΩ

公称許容差

最大値  %

抵抗の定格電力

最小値  W

最大値

μF

150

±1 1/4

0.1

 

制御装置の出力電圧範囲及び出力電流の許容差(参考)

出力電流安定化の対象となるランプ電圧の範囲(V)

最大

最小

47.5 22.5

定格入力電源電圧での出力電流の許容差

±10 %

 

(参考)直管 LED ランプの発光効率(lm・W

1

ランプ電力  W

全光束(N 色)lm

効率  lm・W

1

最大値 16.6

1

000

60

中心値 12.3

1

000

82

最小値 7.9

000

126

 

JIS C 8159-2-LDL-20-1


13

C 8159-2

:2013

制定 2013

GX16t-5

口金付直管 LED ランプ 

ランプデータシート 

ページ 1/2

種別:LDL 40

大きさの区分

定格ランプ電流

A

ランプ電力の範囲

W

口金

公称寸法

mm

40 0.35

14.3∼33.3 GX16t-5  1

198

 

寸法  mm

A B 

C D 

標準値

最大値

最小値

最大値

最大値

区分の記号

標準値

最大値

1 198.0

1 199.4

1 204.1

1 206.5

1 213.6

T 25.5

26.7

S 32.5

34.0

注記  は,最大外径を規定するものであり,形状を規定するものではない。

 

(個々の直管 LED ランプにおける)電気特性

試験電流  A

ランプ電圧  V

ランプ電力  W(参考)

0.35

最大値 95

(33.3)

最小値 41

(14.3)

注記  括弧内の数値は,試験電流に直管 LED ランプ電圧を乗じた値である。

 

全光束及び演色性

光源色の種類を

表す記号

a)

全光束 lm

(定格値)

演色性(Ra)

D

80 以上

N 2

300 以上

W

WW

L

注記  全光束は,個々のランプに対する要求事項ではない。 

a)

  光源色の種類を表す記号は,JIS Z 9112 による。

 

寿命特性

6 000 h 時点の光束維持率,又は光束維持率区分(規定)

定格ランプ寿命(参考)

全光束が初期値の 70 %になるまでの

点灯時間(推定値)

 h

12.2

又は 12.3 による。 40

000 以上

注記  寿命特性は,個々のランプに対する要求事項ではない。

 

JIS C 8159-2-LDL-40-1


14

C 8159-2

:2013

   

制定 2013

GX16t-5

口金付直管 LED ランプ 

ランプデータシート 

ページ 2/2

種別:LDL 40

装着検出用抵抗

入力等価容量

抵抗値

kΩ

公称許容差

最大値  %

抵抗の定格電力

最小値  W

最大値

μF

300

±1 1/8

0.1

 

制御装置の出力電圧範囲及び出力電流の許容差(参考)

出力電流安定化の対象となるランプ電圧の範囲(V)

最大

最小

95 41

定格入力電源電圧での出力電流の許容差

±10 %

 

(参考)直管 LED ランプの発光効率(lm・W

1

ランプ電力  W

全光束(N 色)lm

効率  lm・W

1

最大値 33.3

2

300

69

中心値 23.8

2

300

96

最小値 14.3

2

300

160

 

JIS C 8159-2-LDL-40-1


15

C 8159-2

:2013

附属書 A

(規定)

直管 LED ランプの形式

直管 LED ランプの形式は,次の 1∼6 項によって表し,種別は,1∼3 項及び 5 項で表す。

1 項

2 項

3 項

4 項

5 項

6 項

直管 LED ラン

プの種類及び
形状を表す記

  直管 LED ラン

プの大きさの
区分を表す数

  直管 LED ラン

プの管径を表

す記号

2)

光源色の種類

を表す記号

定格ランプ電

力を表す数値

  全光束を表す

数値

LDL: 
GX16t-5 口 金
付直管 LED ラ
ンプであるこ

とを示す記号

 40:全長

1)

1 198 mm のも
の 
20:全長

1)

580 mm の も
の 

  S:32.5 mm 相

当のもの 
T:25.5 mm 相
当のもの

光源色の種類

を表す記号

定格ランプ電

力を表す整数

  全光束の定格

値(lm)を 100

で除し,小数
点以下を切り

捨てた整数値

 
 
D:昼光色 
N:昼白色 
W:白色 
WW:温白色
L:電球色

  例 

 
23:全光束の
定 格 値 2 300

∼ 2 390 lm の
もの 
 
10:全光束の
定 格 値 1 000

∼ 1 090 lm の

もの

 
光源色の種類

を 表 す 記 号

は,JIS Z 9112
による。 

3 項と 4 項と
の間を“・”

で区切る。 

4 項と 5 項と
の間を“/”で

区切る。

  5 項と 6 項と

の間を“/”で

区切る。

1)

  2 項の全長とは,箇条 16 のランプデータシートにおける 寸法の標準値(公称寸法)を示す。

2)

  3 項の直管 LED ランプの管径を表す記号とは,箇条 16 のランプデータシートにおける 寸法

の区分を示す。また,管径は,最大外径を規定するものであり,形状を規定するものではない。

形式の例

例  LDL 40 S・N / 20 / 23

(GX16t-5 口金付直管 LED ランプ,大きさの区分 40 形,全長 1 198 mm,ランプ管径 32.5 mm 相

当,光源色の種類は昼白色,定格ランプ電力 20 W,全光束の定格値は 2 300 lm)


16

C 8159-2

:2013

   

附属書 B

(規定)

直管 LED ランプの電気特性及び光学特性の試験方法

B.1 

一般 

この附属書は,直管 LED ランプの電気特性及び光学特性の試験方法について規定する。

B.2 

試験方法 

電気特性は,周囲温度 25±1  ℃,相対湿度 65 %以下の雰囲気で,直管 LED ランプに直接風が当たらな

い状態で下向きに水平点灯して,次のように試験しなければならない。

a)

安定時間は 45 分とし,測定は次による。

1)

安定時間中,光束又は光度及びランプ電力を 1 分間隔以上で測定する。

2)

安定時間中は,光束又は光度の測定の最大値と最小値との差が 15 分間 0.5 %以下でなければならな

い。

3)

安定時間中は,ランプ電力の最大値と最小値との差が 15 分間 1.0 %以下でなければならない。

b)

同一種別を繰り返し測定する場合には,安定時間中における特性変化の補正によって,安定時間は,

15 分としてもよい。

なお,測定ごとの光学特性の相関を確保するために,トレーサビリティの確保された標準光源を使用し

て,測定ごとに測定装置を校正する。測定装置は試験点灯期間を通して同じものを使用することが望まし

い。

注記  相関を確保する方法として,寿命点灯試験を行わない同種の直管 LED ランプの光学特性の測定

結果を参照してもよい。

B.3 

周囲温度 

B.3.1 

測定位置 

適切な球形光束計で試験する場合には,周囲温度は,次の位置において測定する。

a)

直管 LED ランプの管壁から,球形光束計の公称直径に対して 10 %以上離れた位置

b)

球形光束計の内壁から,球形光束計の公称直径に対して,1/6 以上離れた位置

c)

直管 LED ランプの中心と同じ高さのランプ軸付近。ただし,全長 1.0 m を超えるランプを全長の 1.6

倍を超える公称直径をもつ球形光束計で測定する場合,及び全長 1.5 m を超えるランプを全長の 1.2

倍を超える公称直径をもつ球形光束計で測定する場合には,ランプ軸付近でなくてもよい。

B.3.2 

測定条件 

球形光束計内部の均一な温度分布は,試験の間一定に保たなければならない。ランプ管壁の隣接付近を

除くランプの中心を含む水平面においては,温度差±1  ℃を要求する。加熱システムをもつ球形光束計で

は,特に注意を払わなければならない。

B.3.3 

装置 

周囲温度を測定する装置は,一般的に,熱電対又はサーミスタを用いる。また,双方とも小さなシール

ドで放射を保護する。


17

C 8159-2

:2013

B.4 

電気特性 

B.4.1 

試験回路 

直管 LED ランプは,

図 B.1 に示す回路を用いて試験しなければならない。

B.4.2 

試験電流 

電流の変動は,全点灯時間中±0.5 %,測定中において±0.2 %でなければならない。

B.4.3 

計測器 

使用する電気計測器は,試験で要求する精度を保証するものでなければならない。JIS C 1102-2 又は JIS 

C 1102-3

に規定する階級指数 0.5 以上の計器,又は精度がこれと同等以上の計器を用いる。

図 B.1−電気特性及び光学特性の試験回路 


18

C 8159-2

:2013

   

附属書 C 
(規定)

光束維持率及び寿命点灯試験における諸条件並びに留意事項

C.1 

一般 

この附属書は,GX16t-5 口金付直管 LED ランプの光束維持率及び寿命点灯試験における環境条件,電気

条件並びに留意事項について規定する。

C.2 

光束維持率及び寿命点灯試験における環境条件 

光束維持率及び寿命点灯試験における環境条件は,次による。

a)

周囲温度は,20  ℃を下回ってはならない。25±5  ℃であることが望ましい。ただし,試験中は,直管

LED ランプに過度の振動,衝撃などが加わらないようにする。

b)

点灯中は直管 LED ランプに直接に気流が当たらないようにする。

c)

複数の直管 LED ランプを配列して点灯する場合には,相互に熱の影響を受けないようにする。

C.3 

光束維持率及び寿命点灯試験における電気条件 

点灯は,特に指定がある場合を除いて,連続点灯とする。

注記  直管 LED ランプを点灯する制御装置(点灯回路)は,附属書 及び JIS C 8159-1 の附属書 E

(直管 LED ランプ制御装置設計のための情報)を満足するものを使用することが望ましい。

C.4 

故障の確認及び処置 

不点灯などの突発的な故障が発生したときは,故障発生の時間点を記録するとともに,状態及び原因を

調査して,直管 LED ランプ自体の問題か取扱上の事故なのかを区別して記録する。直管 LED ランプ自体

の問題であるときは試験結果で報告する。


19

C 8159-2

:2013

附属書 D 
(規定) 
形式検査

D.1 

一般 

この附属書は,GX16t-5 口金付直管 LED ランプの形式検査について規定する。

D.2 

形式検査 

形式検査は,次による。

a) 

形式検査項目  検査は,次の項目について行う。

1)

表示

2)

口金

3)

寸法

4)

質量

5)

始動特性

6)

ランプ電力

7)

ランプ電圧

8)

全光束

9)

配光特性

10)

光源色

11)

演色性

12) 6 000 h

時点の光束維持率,又は光束維持率区分

b) 

検査方法  検査は,抜取検査にて実施する。サンプル数及び合格判定個数は,表 D.1 による。

表 D.1−サンプル数,合格判定個数,試験方法及び要求事項 

検査項目

サンプル数

合格判定個数

a)

要求事項

表示

5

0

箇条 による

口金 20

2

箇条 による

寸法,質量 20

2

箇条 及び箇条 による

始動特性 15

2

箇条 10 による

ランプ電力 15

2

箇条 10 による

ランプ電圧 15

2

箇条 10 による

全光束 15

2

箇条 11 による

配光特性

3

0

箇条 11 による

光源色

3

0

箇条 11 による

演色性

3

0

箇条 11 による

光束維持率(6 000 h) 10

2

箇条 12 による

光束維持率区分 10

2

箇条 12 による

a)

  合格判定個数は,許容できる不合格の個数を表す。


20

C 8159-2

:2013

   

附属書 E

(参考)

設計試作時検査及び受渡検査

E.1 

一般 

この附属書は,GX16t-5 口金付直管 LED ランプの設計試作時検査及び受渡検査について記載する。

E.2 

設計試作時検査 

設計試作検査は,直管 LED ランプの構造,使用材料などの主要な設計変更をする場合に行う。検査項目

は,次による。

注記  設計試作検査での検査方法(サンプル数,合格判定個数など)は,規定しない。

a)

表示

b)

口金

c)

寸法

d)

質量

e)

始動特性

f)

ランプ電力

g)

ランプ電圧

h)

全光束

i)

配光特性

j)

光源色

k)

演色性

l) 6

000

h 時点の光束維持率,又は光束維持率区分

E.3 

受渡検査 

受渡検査は,要求がある場合に行い,次による。

a) 

検査項目  検査は,次の項目について行う。

1)

口金

2)

寸法

3)

始動特性  (周囲温度 20∼27  ℃)

4)

ランプ電力

5)

ランプ電圧

6)

全光束

b) 

検査方法  サンプル数及び合格判定個数は,受渡当事者間の協定による。また,品質管理(AQL)指

標型抜取検査方式を用いる場合は,JIS Z 9015-1 を適用するのがよい。


21

C 8159-2

:2013

附属書 F

(規定)

光束維持率区分

F.1 

一般 

この附属書は,GX16t-5 口金付直管 LED ランプの光束維持率区分について規定する。

光束維持率区分とは,定格ランプ寿命の 25 %,又は 6 000 h 時点のいずれか短い時点での光束維持率を

基にしたものであり,製造業者等が

表 F.1 によって公表する。

表 F.1−光束維持率区分 

光束維持率(%)

光束維持率の最低値

区分

 90 以上 90

9

 80 以上  90 未満 80  8

注記  光束維持率区分は,定格ランプ寿命を推定するものではない。また,製造業者等が提供する定

格ランプ寿命時点における光束維持率とは異なるものである。

F.2 

要求事項 

光束維持率区分に対応する光束維持率の最低値(

表 F.1 参照)は,製造業者等が公表する定格ランプ寿

命時点における光束維持率を下回ってはならない。


22

C 8159-2

:2013

   

附属書 G 
(参考)

直管 LED ランプ制御装置の設計のための情報

G.1 

一般 

この附属書に記載する情報は,GX16t-5 口金付直管 LED ランプに適合する制御装置を設計する場合に考

慮することが望ましい。

G.2 

一般要求事項 

GX16t-5 口金付直管 LED ランプ制御装置は,G.3G.5 に示す要求事項に加えて,JIS C 8153 に適合しな

ければならない。ただし,JIS C 8153 の箇条 7(出力電圧及び出力電流)及び箇条 11(可聴周波数におけ

るインピーダンス)を除く。

JIS C 8147-2-13

及び JIS C 8153 における“LED モジュール”は,

“GX16t-5 口金付直管 LED ランプ”を

含み,JIS C 8147-1 における“ランプ”は,

“GX16t-5 口金付直管 LED ランプ”を含むと解釈する。

G.3 

制御装置の出力電流波形 

制御装置に直管 LED ランプを接続し,制御装置に定格入力電圧を加えて,ランプデータシートに規定す

る電気特性を備える直管 LED ランプで安定に点灯した後の,制御装置の入力電圧における半サイクルごと

の出力電流の包絡波形は,入力電圧のゼロ位相点を基準として同じ位相角での相互差が,4 %以下でなけ

ればならない。

注記  この要求事項の目的は,入力電圧の半サイクルごとの出力電流波形の不一致を防止することで

ある。

G.4 

制御装置の出力電圧及び出力電流 

制御装置に定格周波数の定格入力電圧を加えて,直管 LED ランプを制御装置の定格出力で点灯させたと

きの制御装置の出力電圧及び出力電流は,

ランプデータシートに規定した範囲を満足しなければならない。

G.4.1 

始動時の要求事項 

制御装置は,始動時において,ランプデータシートに規定する装着検出用抵抗を検出して始動しなけれ

ばならない。ランプデータシートに規定する電気特性を備える直管 LED ランプを点灯させたとき,制御装

置の出力電流は,2 秒以内に,安定点灯時の値の 110 %以下になるのが望ましい。

G.4.2 

動作時の出力電流 

定格入力電圧の 92∼106 %を供給し,ランプデータシートに規定する電気特性を備える直管 LED ランプ

を点灯させたとき,制御装置の出力電流は,定格ランプ電流の値に対して±10 %でなければならない。

複数の種別の直管 LED ランプに適合する制御装置は,最小電力及び最大電力の負荷で試験しなければな

らない。

G.5 

高調波電流 

制御装置の入力電流の高調波成分は,JIS C 61000-3-2 に適合しなければならない。


23

C 8159-2

:2013

附属書 H 
(参考)

直管 LED ランプ照明器具の設計のための情報

H.1 

一般事項 

直管 LED ランプの適切な機能を守るために,この附属書に記載する情報は,GX16t-5 口金付直管 LED

ランプに適合する照明器具を設計する場合に考慮することが望ましい。

H.2 

余裕空間 

この規格に適合する直管 LED ランプを機械的に取り付けるために,直管 LED ランプ用の照明器具は,

関連するランプデータシート(箇条 16 参照)に規定する最大ランプ寸法 に対して,適切な空間を確保

することが望ましい。


24

C 8159-2

:2013

   

附属書 I

(参考)

防水性能を意図する照明器具に装着する直管 LED ランプのための情報

I.1 

一般事項 

この附属書に記載する情報は,GX16t-5 口金付直管 LED ランプに適合する照明器具で,防水形を意図し

た照明器具に使用する GX16t-5 口金付直管 LED ランプを設計する場合に考慮することが望ましい。

注記 1  防水形の区分は,JIS C 8105-1 に規定されている。

注記 2  防水形は,防水形を意図する照明器具に装着して使用する場合であり,GX16t-5 口金付直管

LED ランプ単体での防水ではない。

I.2 

区分 

防水形を意図した照明器具に装着する GX16t-5 口金付直管 LED ランプの形状は,

表 I.1 による。また,

包装など(取扱説明書を含む。

)に,

表 I.1 に記載の区分を表記することが望ましい。

表 I.1−口金周辺部の寸法及び区分 

単位  mm

記号

区分

WS25A WS25B  WT25

最小

標準値

最大

最小

標準値

最大

最小

標準値

最大

A

1

 

− 30.5

29.7

26.7

A

2

 

24.3 25.5 26.7 24.3 25.5 26.7 24.3 25.5 26.7

27.0

− 45.0 27.0 − 45.0 13  − 40

a)

  寸法 は,防水キャップの寸法が適用される範囲を示し,また,この範囲で防水キャップ内部にあるパッキ

ンと寸法 A

2

の管とが密着する。

b)

  寸法 の範囲の管形状は円筒形状であり,表面は凹凸がなく滑らかでなければならない。


25

C 8159-2

:2013

参考文献 JIS 

8147-1

  ランプ制御装置−第 1 部:通則及び安全性要求事項

JIS C 8147-2-13

  ランプ制御装置−第 2-13 部:直流又は交流電源用 LED モジュール用制御装

置の個別要求事項

JIS C 8153

  LED モジュール用制御装置−性能要求事項

JIS C 61000-3-2

  電磁両立性−第 3-2 部:限度値−高調波電流発生限度値(1 相当たりの入力電

流が 20 A 以下の機器)

JIS Z 9015-1

  計数値検査に対する抜取検査手順−第 1 部:ロットごとの検査に対する AQL 指

標型抜取検査方式