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C 8157

:2011

(1)

目  次

ページ

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

2

4

  一般要求事項 

4

5

  表示

4

5.1

  一般要求事項 

4

5.2

  表示内容及び表示場所 

4

6

  寸法

5

7

  加速寿命試験 

5

8

  ランプ電力 

5

9

  光束

6

10

  ビームの開き 

6

11

  光源色及び演色性による区分 

6

12

  ランプ寿命 

6

12.1

  概要

6

12.2

  光束維持 

6

12.3

  内蔵した制御装置の耐久試験

7

附属書 A(規定)ランプ特性の測定方法 

9

附属書 B(規定)形式の構成

10


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まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本電球工業会(JELMA)及び財

団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日

本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 C

8157

:2011

一般照明用電球形 LED ランプ(電源電圧 50 V 超)

−性能要求事項

Self-ballasted LED-lamps for general lighting services > 50 V

-Performance requirements

適用範囲 

この規格は,家庭用又はそれに類する一般照明用に用い,かつ,安定に点灯動作する装置と一体化した

電源電圧が 50 V を超え 250 V 以下の電球形 LED ランプの性能要求事項,その試験方法及び試験条件につ

いて規定する。

この規格で適用する電球形 LED ランプの範囲を,次に示す。

−  定格ランプ電力:60 W 以下

−  定格入力電圧:交流又は直流で 50 V を超え 250 V 以下

−  口金:E 形(E11,E12/15,E14/20,E17/20,E26/25)

,B 形(B22d)及び GX53

既存のランプの代替を目的とした電球形 LED ランプの最大外郭寸法及び光束は,JIS C 7501JIS C 7523

JIS C 7525

又は JIS C 7530 による。さらに,光束は,代替するランプの全光束,又は口金を上向きとした

ときの下半球光束の値を満たさなければならない。

この規格は,

意図的に生産された JIS Z 9112 に含まない有色光を光源色とする電球形 LED ランプには適

用しない。また,OLED(有機 EL)を光源とする電球形状のランプにも適用しない。

これらの要求事項は,形式試験だけに関するものである。

全数試験及びバッチ試験に対する推奨事項は,検討中である。

これらの性能要求事項は,JIS C 8156 の要求事項に付加するものである。

注記 1  照明器具に取り付けて点灯する場合,性能は,この規格に規定する値と異なっていてもよい。

この規格に適合する電球形 LED ランプは,電圧が定格電圧の 92 %∼106 %及び周囲温度が−10  ℃∼

40

℃の環境で,JIS C 8105-1 に規定する照明器具内で始動して,満足に動作する。

注記 2  この規格は,2011 年 12 月 20 日現在,IEC SC34A 委員会で原案に対するコメント収集が終了

している段階にある,次の原案を参考にしている。

IEC/CD 62612:2009

,Self-ballasted LED-lamps for general lighting services > 50 V−Performance

requirements

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 7507

  ノギス

JIS C 7501

  一般照明用白熱電球


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JIS C 7523

  家庭用小形電球

JIS C 7525

  反射形投光電球

JIS C 7530

  ボール電球

JIS C 7620-2

  一般照明用電球形蛍光ランプ−第 2 部:性能仕様

JIS C 7710

  電球類ガラス管球の形式の表し方

JIS C 7801

  一般照明用光源の測光方法

JIS C 8105-1

  照明器具−第 1 部:安全性要求事項通則 

JIS C 8156

  一般照明用電球形 LED ランプ(電源電圧 50 V 超)−安全仕様

JIS Z 8113

  照明用語

JIS Z 9112

  蛍光ランプの光源色及び演色性による区分

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8113 によるほか,次による。

3.1 

電球形 LED ランプ(self-ballasted LED-lamp)

E

形,B 形又は GX53 口金のいずれかを備え,LED 単体又は LED モジュール,及びそれが安定に点灯動

作するために必要な付加装置を組み合わせ一体としたもので,恒久的に機能を損なわずには分解できない

ランプ。

3.2 

(電球形 LED ランプの)形式(type)

口金の種類による形式とは別に,固有の光学的定格及び電気的定格によって電球形 LED ランプを区分し

たもの。

3.3 

定格値(rated value)

電球形 LED ランプを規定の条件で点灯した場合の,製造業者又は責任ある販売業者(以下,製造業者等

という。

)が公表している電球形 LED ランプの諸特性値。

注記  この規格の“製造業者又は責任ある販売業者”とは,電気用品安全法の“届出事業者”に類す

るもので,我が国の製造事業者及び輸入事業を行う販売(卸売など)業者である。

3.4 

試験電圧(test voltage)

試験を行うときの電圧。

3.5 

光束維持率(lumen maintenance)

規定の条件で電球形 LED ランプを点灯したときの,寿命までの期間内で指定された特定の経過時間にお

ける電球形 LED ランプの光束の初期値に対する比。一般に百分率(%)で表す。

ランプが複数の LED で構成している電球形 LED ランプの場合,

それらの組合せにおける光束比とする。

3.6 

初期値(initial value)

エージング後,及び/又は点灯状態が安定したときの光学的特性及び電気的特性。

3.7 


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寿命(個別の電球形 LED ランプ)[life (of an individual LED-lamp)] 

既定の条件で電球形 LED ランプを点灯したときの光束が初期光束の 70 %以上(

注記 参照)を維持し

ている期間。寿命は,通常,製造業者等が,故障率と組み合わせて公表する(

注記 及び 3.9 を参照)。

注記 1  電球形 LED ランプの寿命特性は,従来のランプとは異なる。電球形 LED ランプは,突発的

な LED 単体の故障による不点灯がなく,一般的に時間の経過とともに徐々に暗くなる。

注記 2  組込形制御装置では,突然寿命とみなされる場合がある。3.7 の定義では,光を発生しない電

球形 LED ランプの場合,製造業者等が公表する光束の最低値における動作を意味していない

ことから,寿命とみなされる。

注記 3  光束維持率の減衰限度値は,電球形 LED ランプの用途によって異なる場合がある。この規格

では,一般照明用として 70 %(L

70

)の光束維持率を選定している。選定した維持率に関する

情報は,製造業者等から提供される。

注記 4  電球形 LED ランプの寿命は,通常,電球形 LED ランプの 50 %が故障したときを F

50

として,

選択した光束維持率と組み合わせて,

L

70

F

50

”のように示す。専門家向けの製品について

は,

L

70

F

10

”が望ましい。これは,定格ランプ寿命に達したとき,不点灯による故障を含

めて初期光束の 70 %を維持できない電球形 LED ランプが,10 %発生する場合があることを

意味する。

3.8 

定格ランプ寿命(rated lamp life) 

既定の条件で点灯したとき,電球形 LED ランプが定格光束の 70 %以上の光束を維持している期間。定

格ランプ寿命は,製造業者等の試験によるほか,LED 単体部品の製造業者等の LED の動作条件を表す温

度及び電流,並びに光学的特性の維持率の時間変化の関係を示した技術資料などから,理論的に導き出し

た推定値を採用してもよい。定格ランプ寿命は,製造業者等が故障率と組み合わせて公表する。

注記  3.7 の注記 1,注記 及び注記 を参照する。

3.9 

故障率(failure rate),F

x

複数の同じ形式の電球形 LED ランプを試験したとき,所定の時間内に寿命となった個数の,試験した個

数に対する割合。単位は,百分率(%)で表す。

注記 1  故障率は,点灯装置の故障を含む。

注記 2  一般に,故障率 10 %及び/又は 50 %を適用する。F

10

及び/又は F

50

と表記する。

3.10 

色表示(color code)

相関色温度及び平均演色評価数 R

a

で定義する白色光の電球形 LED ランプの色特性の記号。

3.11 

安定時間(stabilisation time)

電球形 LED ランプが熱的に安定状態になるまでの時間。

3.12 

エージング(ageing)

電球形 LED ランプの特性が安定状態になるまでの特定の条件における初期点灯。

3.13 

形式試験(type test)


4

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製品の設計が関連する規格の要求事項に適合していることを確認するために,形式試験サンプルを用い

て行う一つ又は一連の試験。

3.14 

形式試験サンプル(type test sample)

形式試験のために製造業者等が提供する,1 個のサンプル又は複数の同種のサンプル。

一般要求事項 

電気的性能及び光学的性能の初期値は,箇条 8∼箇条 12 の規定に適合しなければならない。この規格の

性能要求事項は,JIS C 8156 に規定する事項に加えて適合しなければならない。電気的特性及び光学的特

性の試験条件は,

附属書 による。

表示 

5.1 

一般要求事項 

表示する項目は,JIS C 8156 によるほか,次による。製造業者等は,5.2 に規定する表示内容及び表示場

所に明瞭に表示しなければならない。

a)

一般照明用電球の代替及び小形一般照明用電球の代替を用途として公表する電球形 LED ランプ(反射

形ランプの代替を目的とするものは除く。

)は,形式,定格電圧,定格ランプ電力,定格光束,光源色

の区分及び定格ランプ寿命を表示しなければならない。また,平均演色評価数 R

a

なども合わせて表示

することが望ましい。

b)

反射形ランプの代替を用途として公表する電球形 LED ランプは,形式,定格電圧,定格ランプ電力,

最大光度,ビームの開き,ビーム光束(定格光束)

,光源色の区分及び定格ランプ寿命を表示しなけれ

ばならない。また,平均演色評価数 R

a

なども合わせて表示することが望ましい。

注記  小形一般照明用電球は,一般にクリプトン電球,ミニクリプトン電球などと呼ばれている。

反射形ランプは,一般にビーム電球,レフランプ,投光用電球,反射鏡(ミラー)付ハロゲ

ン電球などと呼ばれている。

光源色は,JIS Z 9112 による光源色の色名及び/又は区分を表示する。

5.2 

表示内容及び表示場所 

表示内容及び表示場所は,

表 による。

表 1−表示内容及び表示場所 

表示内容 (A)製品

a)

 (B)

包装

a)

 (C)

データシート

又はリーフレット

a)

a)

形式

附属書 による。

x x

x

b)

定格電圧(V)

必要に応じて定格周波数(Hz)を表示する。

x x

x

c)

定格ランプ電力(W) 

“消費電力”と表示してもよい。

必要に応じて力率を表示する。

x x

x

d)

入力(ランプ)電流(A)   
(参考値として表示してもよい。

− x


5

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表 1−表示内容及び表示場所(続き) 

表示内容 (A)製品

a)

 (B)

包装

a)

 (C)

データシート

又はリーフレット

a)

e)

定格光束(lm)

・一般形の場合:全光束及び/又は下半球光束

(lm)

・反射形及びスポットランプの場合:最大光度

(cd)

,ビームの開き(ビーム角)

(°)及び

ビーム光束(lm)

b) 

x

x

x

x

f)

光源色(箇条 11 参照)

光源色は,区分記号又は色温度で表示する。その

区分記号は,JIS Z 9112 による。

相関色温度(CCT),並びに色度点(x,y)及びそ

の公差を表示してもよい。

x

x

g)

定格ランプ寿命及びそれに関する光束維持率(L

x

− x

x

h)

平均演色評価数 R

a

(箇条 11 参照)

− x

i)

故障率(F

x

(定格ランプ寿命に対応)

− x

j)

光束維持率区分(

表 参照)

− x

“x”は,表示が必要であることを示し,

“−”は,表示しなくてもよいことを示す。

a)

一般使用者に向けた表示は列(A)及び列(B)に,専門家に向けた表示は列(C)に,区分けしている。

b)

包装がない場合は,製品に表示をしなければならない。

寸法 

電球形 LED ランプの寸法は,JIS B 7507 に規定するノギスなどを用いて測定し,製造業者等が公表した

寸法に適合しなければならない。電球形 LED ランプの最大外郭寸法は,代替対象ランプの形状寸法との互

換を明確に表示する場合,代替対象ランプの外郭寸法の最大値を超えてはならない。

加速寿命試験 

箇条 12 に定格ランプ寿命の 25  %(最大 6 000 時間)の試験時間の規定があり,定格ランプ寿命の 25  %

又は 6 000 時間のいずれの時間より短い時間で同等の結果を得ることができる条件での試験は,有効な加

速試験となる。ただし,これら二つの試験結果が同等か否かの疑義がある場合,これら二つの試験を並行

して実施しなければならない。

ランプ電力 

電球形 LED ランプのランプ電力の初期値は,定格電力の 115 %以下でなければならない。定格ランプ電

力が 25 W を超える場合,製造業者等は,力率を±0.05 の公差で公表しなければならない。

注記 1  電球形 LED ランプのランプ電力は,制御回路部と光源部との合計の電力であり,

“消費電力”

と表示する場合がある。

注記 2  力率を記載する場合は,ランプ電力(W)の表示の後に,力率を表す“λ”に続き数値を記載

する(例えば,λ 0.9 など)

。力率が 0.85(85 %)以上の場合,

“高力率”と付してもよい。ま

た,進相が 0.95 以下の場合,進相を表す文字“C”を末尾に付けて表す(例えば,λ 0.85C な

ど)

注記 3  高調波電流は,照明器具との組合せで評価する。


6

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光束 

電球形 LED ランプの全光束又は下半球光束の初期値は,定格値の 90 %以上でなければならない。ただ

し,反射形の電球形 LED ランプの最大(中心)ビーム光度の初期値は,定格値の 75 %以上でなければな

らない。

10 

ビームの開き 

電球形 LED ランプのビームの開き(角度)の初期値は,定格値の±25 %でなければならない。

11 

光源色及び演色性による区分 

電球形 LED ランプの光源色及び演色性は,JIS Z 9112 に規定する方法で測定する。電球形 LED ランプ

の平均演色評価数 R

a

は,初期値及び定格ランプ寿命の 25 %に相当する時間(最大 6 000 時間)点灯した後

で測定する。いずれの値も,製造業者等が公表する最低値より 5 を超えて下回ってはならない。

注記  平均演色評価数 R

a

の下限値は,JIS Z 9112 において検討中。

12 

ランプ寿命 

12.1 

概要 

電球形 LED ランプの寿命は,光束維持性能(12.2 参照)及び内蔵した制御装置の耐久性試験(12.3 参照)

の結果との組合せで評価する。

全バッチの試験サンプルの電球形 LED ランプに対する 12.2 及び 12.3 の試験で合否を判定する故障率は,

3.7

及び 3.9 の規定を参照する。

12.2 

光束維持 

光束維持は,点灯時間が定格ランプ寿命の 25 %(最大 6 000 時間)になるまでの,初期光束に対する光

束低下率を“光束維持区分”から選択する(

図 参照)。  光束維持区分は,光束の初期値に対して 10 %き

ざみの光束低下による 3 区分とする(

表 参照)。

注記 1  電球形 LED ランプの典型的な寿命は,一般的に非常に長いため,全寿命期間について実際の

光束低下(L

70

)を測定することは現実的ではない。そのため,任意の電球形 LED ランプの

期待寿命(L

70

)時間を決定するための概算方法を提示している。

注記 2  電球形 LED ランプの LED 発光部の光束維持の状態は,形式又は製造業者等ごとに著しく異

なるので,単純な数学的関係で,全ての LED の光束維持の状態を表現することは不可能であ

る。また,初期の急激な光束低下が,そのまま個々の LED の定格ランプ寿命につながるとは

限らない。

表 2−定格ランプ寿命の 25 %時点又は最大 6 000  時間後の光束維持区分 

初期光束(0 時間時)に対する光束低下率

光束維持区分

10 %

以下 1

10 %

を超え 20 %以下 2

20 %

を超え 30 %以下 3

初期光束を測定し,定格ランプ寿命の 25 %に相当する点灯時間(最大 6 000 時間)で再び光束を測定す

る。初期光束値を 100 %とし,電球形 LED ランプの寿命を決定するための最初の測定値として用いる。次


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に定格ランプ寿命の 25 %に相当する点灯時間(最大 6 000 時間)で光束を測定し,初期光束値に対するパ

ーセントで表す。

定格ランプ寿命の 25 %に相当する点灯時間(最大 6 000 時間)になるまで,1 000 時間ごとに測定する

ことが望ましい。

注記 3 1

000

時間ごとの測定は,測定値に対する信頼性を高めるのに役立つ。

電球形 LED ランプは,次の評価基準に適合した場合に,試験に合格したとみなす。

a)

定格ランプ寿命の 25 %に相当する点灯時間時点(最大 6 000 時間)における光束維持率は,70  %(L

70

)

以上を原則とする。製造業者等が定格ランプ寿命の光束維持率 70 %(L

70

)

以外を設定する場合,その設

定値以上とする。

b)

光束維持率区分は,製造業者等が設定する区分又は上位の区分とする。

図 1−光束維持率試験中の維持率の変化例及び光束維持区分 

12.3 

内蔵した制御装置の耐久試験 

12.3.1 

一般要求事項 

試験は,電球形 LED ランプ単位で分解していない状態にて行わなければならない。

試験後,  次の要求事項を満足しなければならない。

a)

電球形 LED ランプ内の LED 単体又はモジュールの故障がない。

b)

電球形 LED ランプにひび,分解,L

70

を下回る光束低下などの致命的欠陥がない。

c)

銘板の

がれなどの物理的影響がない。

この試験に使った電球形 LED ランプは,この規格中の他の試験に使用してはならない。

12.3.2 

サイクル試験 

電球形 LED ランプは,次に示す a)及び b)によって試験したとき,試験サンプルの全てが 15 分間の点灯

における評価基準に適合しなければならない。

a)

温度サイクル試験  非通電の電球形 LED ランプを

0

4

10

℃の恒温槽内に 1 時間以上放置後,速やかに

4

0

50

℃の恒温槽内に移し

1

時間以上放置する。これを

1

サイクルとして

50

サイクル連続して行う。

b)

点滅試験

30

秒間

ON

(通電)及び

30

秒間

OFF

(非通電)を

1

サイクルとして,定格ランプ寿命の


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半分の時間単位のサイクル数だけ繰返し試験をする

(例えば,

定格ランプ寿命が

20 000

時間の場合は,

10 000

サイクルとなる。

12.3.3 

高温動作試験 

電球形

LED

ランプは,

45

℃の周囲温度で,試験電圧を連続して印加し,定格ランプ寿命の

25 %

に相当

する時間(最大

6 000

時間)点灯する。この最終時点及び室温まで冷えた後,電球形

LED

ランプは,定格

電圧の印加で点灯し,

15

分間以上点灯し続けなければならない。

注記

この試験の目的は,例えばコンデンサ信頼性設計の確認である。


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附属書 A

(規定)

ランプ特性の測定方法

A.1 

一般 

特に指定がない限り,測定は,

JIS C 7620-2

附属書 A

(電気特性及び光学的特性の試験方法)によっ

て行う。

試験は,定格電圧で行う。周囲温度

25

±

2

℃で相対湿度が最大

65 %

の無風状態で測定する。寿命試験

中は周囲温度

20

℃∼

30

℃の間で点灯することが望ましい。

試験電圧は,定格電圧に対して安定時間中は±

0.5 %

,測定時は±

0.2 %

でなければならない。エージン

グ及び寿命試験中の電圧は,±

2 %

とする。電源電圧の全高調波成分[ひずみ(歪)率]は,

3 %

を超えて

はならない。高調波成分[ひずみ(歪)率]は,個々の高調波成分を合計した実効値(

R.M.S.

)の,基本

波の実効値に対する割合(

%

)で定義される。また,全ての試験は,定格周波数の±

0.5 %

でなければなら

ない。

製造業者等から特に指定がない限り,電球形

LED

ランプは光束維持試験を含む全ての試験において,周

囲に何もない(電球形

LED

ランプを取り囲むような構造物のない)状態で口金を垂直上方にして試験する。

なお,定格電圧に範囲がある場合は,その範囲内で光束が低くなる商用電源電圧で行う。製造業者等の

指定がある場合は,その値で行う。

A.2 

電気的特性 

A.2.1 

エージング 

電球形

LED

ランプは,通常,初特性試験前のエージングを要求しない。

注記 

放電ランプ類で一般的に行う初特性測定時以前の

100

時間点灯は,省略してもよい。

A.2.2 

安定時間 

電球形

LED

ランプの温度上昇が

1 K/h

以下の場合,熱的に安定したとみなす。試験は,熱的に安定して

から行う。

注記 

別途確認した温度が

1 K/h

を超えて上昇しない試験条件によって,電球形

LED

ランプの安定時

間を定め,適用することができる。

A.3 

光学的特性 

初期光束などの光出力値は,電球形

LED

ランプが熱的に安定した後に測定する。安定時間は,

A.2.2

よる。全光束の測定は,

JIS C 7620-2

による。最大(中心)ビーム光度及びビームの開きの測定は,

JIS C 

7801

による。


10

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附属書 B

(規定)

形式の構成

B.1 

一般 

この附属書は,電球形

LED

ランプの形式の構成について規定する。

B.2 

形式付与方法 

電球形

LED

ランプの形式の構成は,次による(

表 B.1

参照)

a)

1

項,第

3

項,第

4

項及び第

5

項は必ず表記し,第

2

項,第

6

項及び第

7

項は必要に応じて表記す

る。

b)

1

項の“ランプの種類及び形状を表す記号”は,

JIS C 7710

に規定する形状に適合又はそれに類似

するものとし,

A

形,

C

形,

G

形,

R

形,

T

形及びその他の

6

区分とし,それぞれ

LDA

LDC

LDG

LDR

LDT

及び

LDF

と表記する。

c)

2

項の“定格電圧を表す数値”は,定格電圧が

100 V

の場合は表記しないで,

100 V

以外の定格電

圧について“○○○

V

”と表記する。

d)

3

項の“定格ランプ電力を表す数値”は,定格ランプ電力の小数点以下を四捨五入して整数で表記

し,

1 W

未満は“

1

”と表記する。

e)

4

項の“光源色を表す記号”は,

  JIS Z 9112

による。

f)

5

項の“配光角を示す記号”は,

N

:狭角配光形(

15

°未満)

M

:中角配光形(

15

°以上

30

°未満)

W

:広角配光形(

30

°以上

90

°未満)

H

:準全般配光形(

90

°以上

180

°未満)及び

G

:全般配光形

180

°以上)の

5

区分とし,ここでいう配光角は,口金上方鉛直点灯における下方光度の

2

分の

1

の範囲を表す全角とする。ただし,第

5

項の前には“

-

”を付す。

g)

6

項の“口金の種類を表す記号”は,使用口金が

E26

の場合は表記しないで,それ以外の口金

E11

E12

E14

E17

B22d

GX53

などの場合に表記する。ただし,第

6

項の前には“

-

”を付す。

h)

7

項の“特殊仕様を示す記号”は,

D

:調光タイプなどの特殊仕様を示す”場合にだけ表記する。

ただし,第

7

項の前には“

/

”を付す。

参考文献 JIS 

8726

  光源の演色性評価方法

CIE 127

:2007

Measurement of LEDs 


11

C 8157

:2011

表 B.1

形式の構成 

例 1 LDA8L-H は,“A 形,定格電圧 100 V,定格ランプ電力 7.5 W∼8.4 W,電球色,準全般配光形及び口金 E26”を表す。 
例 2 LDA6N-H-E17/D は,“A 形,定格電圧 100 V,定格ランプ電力 5.5 W∼6.4 W,昼白色,準全般配光形,口金 E17 及び調光タイプ”を表す。 
例 3 LDR200V6D-M-B22d は,“R 形,定格電圧 200 V,定格ランプ電力 5.5 W∼6.4 W,昼光色,中角配光形,口金 B22d”を表す。 

a)

第 1 項のランプの種類及び形状には,JIS C 7710 の A 形,C 形,G 形,R 形及び T 形に準じるもの又はそれに類似するもの,並びにそれら以外のものがある。

D

:調光タイプ

など

記号の前に 
“/”を付す。

LDA

:A 形

LDC

:C 形

LDG

:G 形

LDR

:R 形

LDT

:T 形

LDF

:その他の

100 V

は表記し

ない。

100 V

以外の電

圧について表記

する。

小数点以下を四

捨五入して表記
する。

1 W

未満は“1”

と表記する。

L

:電球色

WW

:温白色

W

:白色

N

:昼白色

D

:昼光色

N

:狭角配光形

M

:中角配光形

W

:広角配光形

H

:準全般配光形

G

:全般配光形

記号の前に

“-(ハイフン)

を付す。

E26

は表記しな

い。 
そ れ 以 外 の

E11

,E12,E14

E17

,B22d,

GX53

などは表

記する。

記号の前に 
“-(ハイフン)

を付す。

特殊仕様を示す
記号

ランプの種類及
び形状

a)

を表す

記号

定格電圧を表す
数値

定格ランプ電力
を表す数値

光源色を表す記

配光角を示す記

口金の種類を表
す記号

第 7 項

第 1 項

第 2 項

第 3 項

第 4 項

第 5 項

第 6 項

11

C

 815

7


20
1

1