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C 8113

:2015

(1)

目  次

ページ

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

1

4

  投光器の種類  

2

5

  一般的試験要求事項  

2

6

  構造及び部品  

2

7

  電気性能  

3

7.1

  点灯  

3

7.2

  入力特性  

3

7.3

  力率  

3

8

  光学的特性  

3

8.1

  一般的要求事項  

3

8.2

  配光性能  

3

8.3

  配光測定の方法  

4

9

  表示 

5


C 8113

:2015

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本

照明工業会(JLMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を

改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格で

ある。これによって,JIS C 8113:2008 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 C

8113

:2015

投光器の性能要求事項

Performance requirements for Floodlights

適用範囲 

この規格は,電源電圧が 1 000 V 以下の電気光源を用いた投光器の性能について規定する。ただし,一

般用照明器具ではないもの

1)

には適用しない。

なお,投光器の安全性については,JIS C 8105-2-5 に規定する。

1)

一般用照明器具でないものの例を,JIS C 8105-3 の箇条 1(適用範囲)の注記に記載している。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 8105-2-5

  照明器具−第 2-5 部:投光器に関する安全性要求事項

JIS C 8105-3:2011

  照明器具−第 3 部:性能要求事項通則

JIS C 8105-5

  照明器具−第 5 部:配光測定方法

JIS Z 8113

  照明用語

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8105-3 の箇条 3(用語及び定義)及び JIS C 8105-3 の A.3

(用語及び定義)

,並びに JIS Z 8113 によるほか,次による。

3.1 

主ビーム 

投光照明の目的に寄与する光束の範囲。

注記  軸対称配光の主ビームは円すい形となり,二面対称配光の主ビームは角すい形となる。

3.2 

主ビームの開き 

主ビームの基準軸(光軸)を含む主ビームの断面内の,基準軸の両側合計の角度(以下,開きという。

によって指定する,主ビーム光束を計算する範囲。

3.3 

主ビーム効率 

交換形ランプをもたない投光器の場合,器具光束に対する主ビーム光束の比率。それ以外の投光器の場

合,ランプの全光束に対する主ビーム光束の比率。


2

C 8113

:2015

   

3.4 

主ビーム光束 

主ビームの開きに含まれる光束。

投光器の種類 

投光器の種類は,

表 による。

表 1−投光器の種類 

区分

種類

配光特性

配光の対称性

軸対称配光,一面対称配光,二面対称配光,非対称配光

ビームの開き

狭角形,中角形,広角形,その他

光源

LED

光源,白熱電球(ハロゲン電球を含む。

,蛍光ランプ,その他の放電ランプ

一般的試験要求事項 

試験条件は,JIS C 8105-3 の箇条 5(試験条件)及び JIS C 8105-3 の A.6(一般的要求事項及び試験上の

注意事項)によるほか,箇条 6,箇条 及び箇条 による。

構造及び部品 

構造及び部品は,JIS C 8105-3 の箇条 6(構造及び部品)及び JIS C 8105-3 の A.7(構造及び部品に関す

る要求事項)によるほか,次による。

a) 

開閉部  ランプの取替え,清掃などのために開閉する部分の締付方法は,簡単かつ確実であり,更に,

危険が生じるおそれのない構造でなければならない。

注記  合否は,目視検査及び開閉する部分を締付けすることによって判定するのが望ましい。

b) 

取付部寸法  投光器の取付部寸法は,図 によることが望ましい。

部位

d

1

mm

mm

d

2

mm

θ 

(度)

寸法 18∼20 55 18∼20 40 以上

図 1−取付部寸法 


3

C 8113

:2015

電気性能 

7.1 

点灯 

安定器を内蔵した投光器の点灯は,JIS C 8105-3 の 7.1(点灯)による。LED モジュール用制御装置を内

蔵した投光器の点灯は,JIS C 8105-3 の A.8.2(点灯)による。

7.2 

入力特性 

入力特性は,JIS C 8105-3 の 7.5(入力特性)及び JIS C 8105-3 の A.8.3(入力特性)による。

7.3 

力率 

力率は,JIS C 8105-3 の 7.6(力率)及び JIS C 8105-3 の A.8.4(力率)による。

光学的特性 

8.1 

一般的要求事項 

投光器の光学的特性は,JIS C 8105-3 の箇条 8(光学的特性)及び JIS C 8105-3 の A.9(光学的特性に関

する要求事項)による。

8.2 

配光性能 

配光性能は,8.3 によって測定を行い,

表 の配光性能に適合しなければならない。ただし,軸対称配光

又は二面対称配光の投光器においてガードなどをもつ場合は,主ビーム効率が,この規定値を下回っても

よい。

表 2−配光性能 

配光特性の種類

配光
特性

記号

配光性能

配光の対称性

の種類

ビームの開き

の種類

ビームの開き

a)

主ビーム

鉛直面上

(度)

水平面上

(度)

主ビームの開き

(度)

主ビーム効率

(%)

軸対称配光

狭角形

N

 30

未満

30

25

以上

中角形

M

30

以上 60 未満

60

30

以上

広角形

W

 60

以上

90

35

以上

二面対称配光

狭角形

NW

30

未満

60

以上

鉛直面上 30

水平面上 90

30

以上

中角形

MW

30

以上

60

未満

60

以上

鉛直面上 60

水平面上 90

35

以上

広角形

WW

60

以上

60

以上

鉛直面上 90

水平面上 90

40

以上

一面対称配光

区分しない

OS

規定しない。

非対称配光

区分しない

AS

注記  二面対称配光の鉛直面は,基準軸を含む鉛直面を指す[図 2 a)]。

二面対称配光の水平面は,基準軸を含む水平面を指す[

図 2 b)]。

a)

ビームの開きは,基準軸を含む平面上における基準軸光度の 10 %の光度の開き角度を指す。


4

C 8113

:2015

   

a)

  鉛直面 

b)

  水平面 

図 2−二面対称配光の鉛直面及び水平面 

8.3 

配光測定の方法 

配光測定の方法は,JIS C 8105-5 によるほか,次による。

a)

測定した配光に基づいて主ビーム光束を求め,主ビーム効率を算出する。

b)

測定範囲及び測定点は,軸対称配光は

表 3,二面対称配光は表 による。

c)

表 及び表 の測定点の記号は,配光測定装置によって区分した図 のいずれかの方式による。

a)

  XY 軸方式 

b)

  HV 方式 

c)

  θφ方式 

図 3−配光測定装置の方式による測定点の記号 

表 3−軸対称配光の測定点 

単位  度

ビームの開き

の種類

測定範囲及び測定点

φ

 

θ

 

狭角形

測定範囲

0

∼360

0

∼15

測定点

90

ごと

1

ごと

中角形

測定範囲

0

∼360

0

∼17

20

∼30

測定点

90

ごと

1

ごと

5

ごと

広角形

測定範囲

0

∼360

0

∼45

測定点

90

ごと

5

ごと


5

C 8113

:2015

表 4−二面対称配光の測定点 

単位  度

ビームの開き

の種類

測定範囲及び測定点

X

,H

φ

 

Y

,V,

θ

狭角形

測定範囲

0

∼45

0

∼360

0

∼12

15

測定点

5

ごと

5

ごと

1

ごと

15

中角形

測定範囲

0

∼45

0

∼360

0

∼12

15

∼30

測定点

5

ごと

5

ごと

1

ごと

5

ごと

広角形

測定範囲

0

∼45

0

∼360

0

∼45

測定点

5

ごと

5

ごと

5

ごと

表示 

表示は,JIS C 8105-3 の箇条 9(表示)及び JIS C 8105-3 の A.5(表示)によるほか,次による。

a) 

配光特性の種類又は記号  表 に示す配光特性の種類又は配光特性の記号を,本体,カタログ,取扱

説明書などに表示しなければならない。

b) 

光源の種類  表 に示す光源の種類に応じた表示を,本体,カタログ,取扱説明書などに表示しなけ

ればならない。