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日本工業規格

JIS

 C

7710

-1988

電球類ガラス管球の形式の表し方

Designation Method for Glass Bulbs of Lamps

1.

適用範囲  この規格は,電球類ガラス管球の形式の表し方について規定する。

引用規格: 

JIS Z 8113

  照明用語

2.

用語の意味  この規格で用いる主な用語の意味は,JIS Z 8113(照明用語)によるほか,次による。

(1)

電球類  電球及び放電ランプの総称。

(2)

ガラス管球  ガラス管及びガラス球の総称。

(3)

口金取付位置の仮想線  電球類完成品のガラス管球形状を把握するため,ネック軸に直交し口金取付

位置近くに仮に定めた直線で,この規格では C-D 線で表す。

3.

種類  種類は,次による。

(1)

基本形  基本となるガラス管球形状で付表 による。

(2)

複合形  基本形の形状をしているが,部分的に基本形とは異なった形状をもつガラス管球形状で付表

2

による。

(3)

特殊形  主にプレスガラス球で付表 による。

4.

形式の表し方  形式の表し方は,次による。

(1)

形式は形状を表す記号と,大きさを表す記号の組合せによる。

(2)

形状を表す記号は,

付表 1によって,アルファベットの大文字の 3 文字以内の記号で表す。

(3)

大きさを表す記号は,次のいずれかによる。

(a)

最大部直径の公称値をミリメートルで表す。

(b)

短辺と長辺の公称値をミリメートルで表し,×印で結んで表す。

1:A 60(60mm の公称最大径をもった A 形ガラス球)

2:REC 142×200(短辺 142mm,長辺 200mm の角形プレスガラス球)


2

C 7710-1988

付表 1  形状を表す記号と形状図(基本形)

形状を表
す記号

形状図

形状の説明

参考

A

球形の本体部がネック部に,次の曲率半径  (r)  の
曲面で結ばれたガラス球。

①ガラス球の外側に曲率半径がある。 
②本体の球形の半径より大きな曲率半径

③ネック部と球形本体との双方に接する。

備考  球形本体のネック部の境界に鮮明な

直線部をもたない。

ガラス球側面の曲率半径  (r)  がガラス球径の

2

1

以上あり,この中心がガラス球最大径の平面上に
あるガラス球。

B

備考 
こ の 形 式 の ガ ラ ス
球には,下部及び上
部(下部より大きな
曲率半径をもつ。)
の 二 つ の 曲 率 半 径
を も つ ガ ラ ス 球 に
も適用される。

Bulged 
(たる形)

C

上部の円すい面と下部の半球面とが結ばれた形
状のガラス球。

Conical 
(円すい形)

E

B

形ガラス球に近い形状をしているが,側面形状

がだ円面で構成されたガラス球。

Elliptical 
(だ円形)

F

表面に不規則な縦溝をもつろうそくの炎に似せ
た形状のガラス球。

Flame 
(炎形)

G

球形の形状をもったガラス球。

Globular 
(球形)


3

C 7710-1988

形状を表
す記号

形状図

形状の説明

参考

K

前面ガラスは球面の一部を構成し,最大径部とネ
ック部との間の形状が,円すい面で構成されたガ
ラス球。

M

前面ガラスは球面の一部を構成し,ガラス球最大
径の平面上に中心をもつ小さな曲率半径の曲面
で前面ガラスと結ばれ,かつネック部にもこの曲
率半径の曲面で結ばれたガラス球。

Mushroom 
(マッシュルー
ム形)

P

球面と円すい面とからなる本体と,ガラス球の外
側に曲率半径をもつ曲面でつながったガラス球。

R

最大径部より下がだ円面又は放物面で構成され,
この部分に光を反射する反射膜を付けるよう設
計されたガラス球。

Reflector 
(反射形)

S

球面の一部からなる前面ガラスと,円すい面の側
面とが,滑らかな曲面で結ばれたガラス球。

Straight  
Sided 
( 側 面 円 す い
形)

T

円筒形をしたガラス管。

Tubular 
(管形)


4

C 7710-1988

付表 2  形状を表す記号と形状図(複合形)

形状を表
す記号

形状図

形状の説明

参考

BA

B

形ガラス球の形状をしているが,

ガラス球先端

がとがった形状のガラス球。

BT

B

形ガラス球の形状をしているが,

ガラス球上部

が円筒形の形状のガラス球。

CA

C

形ガラス球の形状をしているが,

ガラス球先端

がとがった形状のガラス球。

CC

C

形ガラス球の形状をしているが,

ガラス球下部

が円すい形の形状のガラス球。

CF

C

形ガラス球の形状をしているが,

ガラス球先端

に向けて,外周に斜めによじれた溝付きの形状
のガラス球。

ED

E

形ガラス球の形状をしているが,ガラス球上部

がへこんだ形状のガラス球。

GT

G

形ガラス球の形状をしているが,ガラス球上

部が円筒形の形状のガラス球。


5

C 7710-1988

形状を表
す記号

形状図

形状の説明

参考

GST

G

形ガラス球の形状をしているが,ガラス球の

上下が円筒形の形状のガラス球。

PS

P

形ガラス球の形状をしているが,ガラス球の下

部が円筒形の形状のガラス球。

RD

R

形ガラス球の形状をしているが,

ガラス球上部

がへこんだ形状のガラス球。

TL

T

形ガラス球の形状をしているが,前面にレンズ

部をもったガラス球。

TD

T

形ガラス管の形状をしているが,部分的に凹

(又は凸)の形状のガラス管。

備考  複合形の形状を表す記号は,基本形の形状を表す記号の後に次の記号を追加して表す。

追加記号

複合形状の説明

複合形の形状を表す記号

A

ガラス球先端がとがった形状 BA CA

C

ガラス球下部が円すい形状 CC

D

部分的に凹(又は凸)の形状 ED,

RD TD

F

ガラス管球先端に向けて外周に斜めによじれた溝付き

CF

L

前面レンズ TL

S

ガラス球下部が円筒形状 PS

T

ガラス球上部が円筒形状

BT, GT, GST


6

C 7710-1988

付表 3  形状を表す記号と形状図(特殊形)

形状を表
す記号

形状図

形状の説明

参考

PAR

前面の形状が丸形のプレスガラスと,放物反射
面をもつプレスガラスとが溶着されているガラ
ス球。

Parabolic

Aluminized

Reflector

(反射式丸形)

REC

前面の形状が角形のプレスガラスと,放物反射

面をもつプレスガラスとが溶着されているガラ
ス球。

Rectangular

(反射式角形)

改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

三  嶋  泰  雄

工業技術院電子技術総合研究所

中  川  靖  夫

埼玉大学工学部

横  江  信  義

通商産業省機械情報産業局

平  野  隆  之

工業技術院標準部

菅  原  淳  夫

財団法人日本規格協会

佐  藤  靖  夫

東京都立工業技術センター光音部

鰐  渕      実

財団法人機械電子検査検定協会

八乙女      孝

財団法人日本写真機光学機器検査協会

浅  野      貢

社団法人日本照明器具工業会

水  落  雅  之

建設省建設大臣官房営繕部

梶  原  義  弘

国民生活センター商品テスト部

村  岡  良  三

社団法人日本自動車部品工業会

(分科会主査)

犬  飼  秀  哉

松下電子工業株式会社照明事業部

大  沢      勇

株式会社東芝照明事業部

小  玉  忠  良

株式会社日立製作所青梅工場

喜  多  憲三郎

株式会社日立製作所青梅工場

豊  嶋      彬

スタンレー電気株式会社電球技術課

西  影  陽  介

日本電気ホームエレクトロニクス株式会社

元  橋  博  行

東芝電材株式会社施設照明事業部

小  林  正  二

岩崎電気株式会社品質管理部

坂  山  幸  平

三菱電機株式会社大船製作所

伊  藤  清之助

東輝電気工業株式会社技術部

西  村  隆  雄

松下電工株式会社電材事業本部

横  山      勝

近藤シルバニア株式会社開発室

中  川  光三郎

電気硝子工業会

斎  藤  哲  夫

社団法人日本電球工業会

(

関係者)

山  村  修  蔵

工業技術院標準部電気・情報規格課

備考  ○:分科会委員