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C 7617-1

:2008

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  一般事項

1

1.1

  適用範囲 

1

1.2

  引用規格 

1

1.3

  用語及び定義 

2

2

  安全要求事項 

3

2.1

  一般事項 

3

2.2

  表示

3

2.3

  口金の機械的要求事項 

3

2.4

  絶縁抵抗 

5

2.5

  耐電圧

5

2.6

  充電部の露出 

5

2.7

  耐熱性及び耐燃焼性

5

2.8

  口金の沿面距離

6

2.9

  ランプの口金温度上昇 

6

2.10

  ランプ長の最小値

6

2.11

  照明器具設計のための指示(参考) 

7

2.12

  安定器設計のための指示 

7

3

  評価

7

3.1

  一般事項 

7

3.2

  製造業者の記録による全生産品の評価 

7

3.3

  個々の検査についての製造業者記録に基づく評価 

11

3.4

  ロットの不合格条件

11

3.5

  全生産品検査の抜取方法 

12

3.6

  ロット検査の抜取方法 

12

附属書 A(規定)G5 及び G13 口金付ランプの口金接着強さ試験用ホルダ

13

附属書 B(規定)口金温度上昇試験 

14

附属書 C(参考)照明器具設計のための指示 

15

附属書 D(規定)設計試作時検査の判定条件 

16

附属書 E(規定)安定器設計のための指示

17

附属書 JA(規定)包装の表示 

18

附属書 JB(規定)評価 

20

附属書 JC(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

22


C 7617-1

:2008

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本電球

工業会(JELMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと

の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS C 7617-1:1999 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

JIS C 7617

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

C

7617-1

第 1 部:安全仕様

JIS

C

7617-2

第 2 部:性能規定


日本工業規格

JIS

 C

7617-1

:2008

直管蛍光ランプ− 
第1部:安全仕様

Double-capped fluorescent lamps

Part 1 : Safety specifications

序文 

この規格は,1999 年に第 2 版として発行された IEC 61195 を基に作成した日本工業規格であるが,一部

我が国の実情に即したため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JC に示す。

一般事項 

1.1 

適用範囲 

この規格は,一般照明用直管蛍光ランプの安全性を規定するもので,対象は,Fa6,FaX6,Fa8,G5,

G13

,2G13,R17d,RX17d 及び W4.3×8.5d 口金付ランプとする。

注記 1  この規格は,安全性についての合否判定だけを規定するもので,光束,光源色,始動特性,

電気特性及び寿命特性については規定していない。これらについては,JIS C 7617-2 を参照。

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 61195:1999

,Double-capped fluorescent lamps−Safety specifications (MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを

示す。

1.2 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。

これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追

補を含む。

)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 7507

  ノギス

JIS C 1302

  絶縁抵抗計

JIS C 7617-2:2003

  直管蛍光ランプ−第 2 部:性能規定

注記  対応国際規格:IEC 60081,Double-capped fluorescent lamps−Performance specifications (MOD)

JIS C 7709

(規格群)  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性

注記  対応国際規格:IEC 60061(all parts),Lamp caps and holders together with gauges for the control of

interchangeability and safety (on line data base)

JIS C 60695-2-10:2004

  耐火性試験−電気・電子−グローワイヤ試験装置及び一般試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60695-2-10,Fire hazard testing−Part 2-10 : Glowing/hot-wire based test


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C 7617-1

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methods

−Glow-wire apparatus and common test procedure (IDT)

JIS Z 8113

  照明用語

JIS Z 9015-1

  計数値検査に対する抜取検査手順−第 1 部:ロットごとの検査に対する AQL 指標型抜

取検査方式

1.3 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8113 によるほか,次による。

1.3.1 

直管蛍光ランプ  (double-capped fluorescent lamp) 

その発光の大部分が,放電から発生する紫外放射が蛍光物質を励起することによって得られる両口金付

直管形低圧水銀放電ランプ。

1.3.2 

種別 (group) 

電気特性,陰極特性,寸法及び始動方法が同じランプの区分。

1.3.3 

形式 (type)  

同じ種別で,光学特性及び光源色が同じランプの区分。

1.3.4 

ファミリー (family)  

材料,部品,ランプ径,使用方法などが共通のランプ種別。

1.3.5 

定格ランプ電力 (nominal wattage) 

ランプに表示されたワット数。

1.3.6 

設計試作時検査 (design test)  

関連する要求項目について,あるファミリー,種別,又は幾つかの種別の設計を確認するために行う検

査。

1.3.7 

形式検査 (periodic test) 

その製品のばらつきが,設計の範囲内にあるかを定期的に繰り返し確認する一連の検査。

1.3.8 

稼動時検査 (running test) 

品質評価のデータを提出するため,高い頻度で繰り返し行う検査。

1.3.9 

ロット (batch) 

合否判定の試験に使用するために特定されたあるファミリー又は種別のすべてのランプ。

1.3.10 

全生産品 (whole production) 

製造業者のリストに載せてある,この規格を適用したすべての形式のランプの 12 か月間の生産品。

1.3.10A 

大きさの区分 


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C 7617-1

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寸法及び点灯回路に互換性があるランプを区分する数字。JIS C 7617-2  附属書1参照。

安全要求事項 

2.1 

一般事項 

ランプは,普通に使用されたとき,使用者及び周囲に対して危険を及ぼさないように設計,製造されて

いなければならない。

合否判定は,規定のすべての試験を実施して行う。

注記  ランプが長すぎて試験が困難な場合は,問題を緩和するための方法を,製造業者と認証の専門

家との間で話し合ってもよい。

2.2 

表示 

2.2.1 

製品の表示 

ランプには,見やすく,容易に消えない方法で,次の事項を表示する。

a)

形式

b)

製造業者名若しくは責任ある販売業者名,又はそれらの略号

c)

定格ランプ電力(W,watts,若しくはワット)

,又はランプを特定できる英数字,記号

d)

大きさの区分(形)

(ただし,大きさの区分と定格ランプ電力が異なるものだけ)

ワットの代わりにランプ長の表示でもよい。

スリムライン形の場合は,a)及び b)だけの表示でもよい。

2.2.2 

ランプ表示の合否判定は,次による。 

a)

目視によって,表示の内容及び明りょうさを検査する。

b)

新品ランプで,表示の消えにくさを次の方法で試験する。

ランプ表示を,水でぬらした滑らかな布で 15 秒間(1 秒間 1 往復程度の速さ)

,手でこする。

この試験後,判読できなければならない。

2.2.2A 

包装の表示は,

附属書 JA による。 

2.3 

口金の機械的要求事項 

2.3.1 

構造及び接合 

口金及びガラス管は,ランプの使用中に外れないような構造に組み立てられていなければならない。

合否判定は,次の試験による。

2.3.1.1 

初期口金接着強さ 

G5

及び G13 口金付のランプでは,初期に口金ピンの根元とガラス管との間に,その他の口金付のラン

プでは,初期に口金胴部とガラス管との間にねじりモーメントを徐々に加えて試験を行う。

表 のねじりモーメントを加えたとき,ランプの口金はガラス管としっかり接着しており,かつ,口金

の構成部品は,6°を超えて回ってはならない。


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C 7617-1

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表 1−初期のねじりモーメント

口金の種類

ねじりモーメント (Nm)

G5 0.5

G13 1.0

R17d

,RX17d 1.0

Fa6

,FaX6,Fa8 1.0

G5

及び G13 の口金接着強さ試験のためのホルダは,

附属書 による。

2.3.1.2 

加熱後の口金接着強さ 

120

℃±5  ℃の温度で 2 000 h±50 h 加熱した後も,

表 に規定されたねじりモーメントを加えたとき,

口金はガラス管にしっかりと接着しており,かつ,口金の構成部品が 6°を超えて回ってはならない。試

験方法は,2.3.1.1 による。

定格ランプ電力 40 W を超えるランプに使う G13 口金については,加熱温度を 140  ℃±5  ℃とする。

表 2−加熱後のねじりモーメント

口金の種類

ねじりモーメント (Nm)

G5 0.3

G13 0.6

R17d

,RX17d 0.6

Fa6

,FaX6,Fa8 0.6

2.3.1.3 2G13

口金の場合 

a) 

初期  ガラス管と口金とは,40 N の軸方向の張力で緩んではならない。かつ,3 Nm の曲げモーメン

トで緩んではならない。これらの試験は張力と曲げモーメントが同時に加わらないよう行う。曲げモ

ーメントは,口金に最も近い部分のガラス管部分を,ガラス部分に均一に力が加わるような方法でつ

かみ,加える。支点は,口金基準面(受金との合わせ面)にする。張力及び曲げモーメントは,急に

かけないで,ゼロから規定値まで徐々に加える。

b) 

加熱後  120  ℃±5  ℃の温度で 2 000 h±50 h 加熱した後,口金に張力と曲げモーメントを加える試験

を行う。規定値については,検討中である。

2.3.2 

口金の寸法要求事項 

2.3.2.1 

ランプには,JIS C 7709-1 に規定する口金を使用しなければならない。 

2.3.2.2 

適合性は,JIS C 7709-3 に規定するゲージ,若しくは JIS B 7507 に規定するノギス又はこれらと同

等以上の精度をもつ測定器によって確認する。

表 に参照シートを示す。


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C 7617-1

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表 3JIS C 7709 の参照シート

シート No.

JIS C 7709-1 

JIS C 7709-3 

口金の種類

口金

ゲージ

G13 1-40

3-40-1

∼3

G5 1-34

3-34-1

∼3

Fa6 7004-55

7006-41

R17d 1-101

3-101-1

∼2

RX17d 1-10 A 3-101

A-1

∼2

Fa8 7004-57

7006-40/7006-40A

2G13 7004-33 7006-33

FaX6 1-31 3-31

2.4 

絶縁抵抗 

2.4.1 

ピン又はコンタクトと口金の金属シェルとの間の絶縁抵抗は,2 M

Ω 以上とする。 

2.4.2 

合否判定は,JIS C 1302 に規定する直流 500 V の絶縁抵抗計で測定して行う。 

2.5 

耐電圧 

2.5.1 

この試験は,口金の内部に抵抗器のついたランプには適用しない。 

2.5.2 2.4

と同じ部分間での絶縁は,耐電圧試験中に,フラッシオーバ又は絶縁破壊が起こってはならな

い。 

2.5.3 

合否判定は,50 Hz 又は 60 Hz のほぼ正弦波の交流 1 500 V の電圧を,1 分間印加して行う。最初は

半分以下の電圧を加え,その後速やかに規定電圧まで上げる。電圧降下を伴わないグロー放電は,不良と

はみなさない。 

2.6 

充電部の露出 

2.6.1 

充電部から絶縁されている金属部分に漏電してはならない。 

2.6.2 

ピン以外は,いかなる導電部分も口金から突き出してはならない。 

2.6.3 

合否判定は,適切な測定及び/又は目視検査による。さらに,器材の定期的な日常点検及び検査の

有効性の確認を実施しなくてはならない。 

2.7 

耐熱性及び耐燃焼性 

2.7.1 

口金に使う絶縁材料は,耐熱性のものでなければならない。 

2.7.2 

耐熱性の合否判定は,次の試験による。 

口金は,恒温槽において 125  ℃±5  ℃の温度で 168 時間試験する。

定格ランプ電力 40 W を超えるランプに用いる G13 口金については,試験温度を 140  ℃±5  ℃にする。

試験後,口金は,次の要求事項を満足しなければならない。

a)  2.4

及び 2.5 の規定を満足する。

b)

目視で確認できる口金ピンの緩み,き裂,膨張又は収縮があってはならない。

c)

口金の寸法は,2.3.2 の規定を満足しなければならない。

2.7.3 

絶縁部材の外側は,異常過熱に対し耐燃焼性がなければならない。 

2.7.4 

耐燃焼性の合否判定は,次の試験による。 

試験温度 650  ℃でグローワイヤ(赤熱棒押し付け)試験を行う。試験装置は,JIS C 60695-2-10 による。

試験材料を保持具に鉛直に取り付け,1 N の力でグローワイヤを押し付ける。試料の上端から 15 mm 以


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C 7617-1

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上離れた場所が望ましい。グローワイヤは,試料の中へ 7 mm 以上入り込ませない。

30

秒後,試料をグローワイヤから引き離す。試料のいかなる火炎又は赤熱も,グローワイヤから引き離

して 30 秒以内に消えなければならない。燃焼又は溶融した試料の小片で,試料の下 200 mm±5 mm に置

いた 5 層からなる 1 枚の薄葉紙が発火してはならない。

グローワイヤの温度及び加熱電流は,試験開始前に 1 分間以上一定にしておく。この間,熱放射が試料

に影響を及ぼさないように配慮しなければならない。グローワイヤの温度は,被覆された細い線径の熱電

対を用いて測定する。熱電対の構造及び校正については,JIS C 60695-2-10 による。

注記  次の危険に対し,試験員の安全及び健康に配慮する。

−  爆発又は火災

−  煙及び毒性生成物の吸入

−  毒性残留物

2.8 

口金の沿面距離 

2.8.1 

ピン又はコンタクトと口金の金属シェル間との最小沿面距離は,JIS C 7709-0 の要求事項に適合し

ていなければならない。関連する口金シート No.は,

表 に示す。 

2.8.2 

合否判定は,最も沿面距離の短い位置での測定による。 

2.9 

ランプの口金温度上昇 

2.9.1 

G5

,G13 及び 2G13 口金をもつスタータ形ランプの場合,周囲温度からの口金温度上昇値は,95 K

を超えてはならない。W4.3×8.5d 口金ランプの場合,

図 に示す測定点の口金温度上昇は 55 K を超えて

はならない。

図 1−温度測定点

2.9.2 

合否判定は,

附属書 で規定する方法によって行う。 

2.9.3 

例えば,公称 26 mm のガラス管径をもつランプファミリーの中の一つのランプ種別の口金温度上

昇が最大であることが分かっている場合,このランプ種別についての試験だけでその他のすべての同径の

口金付ランプファミリーに対する試験を省略することができる。 

2.10 

ランプ長の最小値 

2.10.1 

照明器具へのランプの装着を確実にするために,ランプ長の最小値は次の規定を満足しなければな

らない。 

− G5 及び G13 口金付ランプ:B(最小値)


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C 7617-1

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− Fa8 口金付ランプ:B(最小値)

− R17d,RX17d 及び Fa6 口金付ランプ:C(最小値)

− FaX6 口金付ランプ:A(最小値)

A

(最小値)

B(最小値)及び C(最小値)は,JIS C 7617-2 の規定による。

この規定にないランプに関しては,製造業者のデータを参考にする。

2.10.2 

合否判定は,測定による。 

2.11 

照明器具設計のための指示(参考) 

附属書 参照。

2.12 

安定器設計のための指示 

附属書 による。

評価 

3.1 

一般事項 

この箇条では,最終完成品の検査記録の組合せによる全生産品の評価を基とし,製造業者がこの規格を

満足している製品であることを示すために使用しなければならない方法を規定する。3.23.3 及び 3.5 

は,製造業者の記録による評価の詳細を規定する。

特定のロット(Batch)だけを確認する場合の抜取方法の詳細は,3.4及び3.6で規定する。ロット検査には,

不合格品が含まれていることを前提としている。

ある安全要求事項がロット検査で確認できなかった場合,

また製造業者に過去の確認データがない場合は,

そのロット検査は,

ロット評価の目的には使用できない。

評価に関しては,3.2 から 3.6 に代えて

附属書 JB を用いてもよい。

3.2 

製造業者の記録による全生産品の評価 

3.2.1 

製造業者は,

生産品が 3.3 の個々の規定を満足している証拠を示さなければならない。

製造業者は,

この目的のために,生産品についてこの規格の要求条件に関する既に行った検査結果を提出できるように

しなければならない。 

3.2.2 

検査結果は作業記録から引き出されるため,それ自体では直ちに決められた様式にはまとめられな

い。 

3.2.3 

一般に品質評価は,個々の工場が 3.3 の諸項目について合格判定基準を満足しているかどうかで行

われる。しかし,同じ品質管理体制であれば,幾つかの工場をまとめてもよい。 

3.2.4 

製造業者は,製造工場ごとに認証範囲のランプをランプファミリー,種別又は形式などのリストな

どによって明示しなければならない。リストアップされたすべてのランプが対象となる。追加又は削除の

通知は,いつでも行える。 

3.2.5 

検査結果を提示するに当たり,製造業者は

表 の第 4 欄に従って,異なるランプファミリー,種別

又は形式でまとめてもよい。 

全生産品評価は,製造業者の品質管理手法が最終検査に対して品質管理システムを満足していることを

要求する。製造業者は,工程内検査及び試験に基づく品質管理システムの枠組の範囲で,最終完成品検査

の代替としての工程内検査によって規格の要求に従ってもよい。


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C 7617-1

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表 4−検査記録,抜取個数及び合格品質水準のグループ分け

5

最少累計抜取数

1

項目番号

2

検査内容

3

検査の
種類

4

検査結果を累計でき
るランプ種別

ランプ

年間 
継続生産

ランプ

間欠生産

6

合格品質 
水準

(AQL)

a)

2.2.2 a) 

表示の識別性

稼 動 時
検査

同一なつ(捺)印法
を使用する全品

   200

    2.5

2.2.2 b) 

表示の耐久性

形 式 検

同一なつ(捺)印法

を使用する全品

        50

    2.5

2.3.1.1 

2.3.1.3 a) 

初期口金接着強さ

形 式 検

同一接着剤と同一口

金を同一ランプ寸法
とともに使用する全

   125

    80

    0.65

2.3.1.2 

2.3.1.3 b) 

加熱後の口金接着強

設 計 試
作 時 検

同一接着剤と同一口
金を同一ランプ寸法
とともに使用する全

D.1

参照

2.3.2 

口金寸法

形 式 検

同一口金を使用する

全品

32

    2.5

2.4 

絶縁抵抗

設 計 試
作 時 検

同一口金を同一ラン
プ寸法とともに使用

する全品

D.2

参照

2.5 

耐電圧

設 計 試

作 時 検

同一口金を同一ラン

プ寸法とともに使用
する全品

D.2

参照

2.6 

充電部の露出

全数

検査

グループ及びタイプ

で分ける

2.7.2 

耐熱性

設 計 試

作 時 検

同一口金を同一ラン

プ寸法とともに使用
する全品

D.3

参照

2.7.4 

耐燃焼性

設 計 試

作 時 検

同一口金を同一ラン

プ寸法とともに使用
する全品

D.3

参照

2.8 

口金の沿面距離

設 計 試
作 時 検

同一口金を同一ラン
プ寸法とともに使用
する全品

D.3

参照

2.9 

ランプの口金温度上

設 計 試
作 時 検

2.9.3

の 検 査 に 供 す

るランプ

D.4

参照

2.10 

ランプ長の最小値

稼 動 時
検査

全種類

   200

80

(参考値)

0.65

(参考値)

注記  ランプの片端を検査する設計試作時検査(附属書 参照)を除き,両端を検査すべきである。片側又は

両方の口金が規格を満足しないランプは,不合格となる。

a)

 AQL

については,JIS Z 9015-1 による。


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C 7617-1

:2008

3.2.6 

製造業者は,

表 の第 5 欄に示すそれぞれの項目について,十分な検査記録を提供しなければなら

ない。 

3.2.7 

製造業者の記録で,不合格の数は,

表 の第 6 欄に示す合格品質水準(AQL)の規定に対応した表 5

又は

表 に示す限度値を超えてはならない。 

表 5−合格判定数  AQL0.65  

ランプ検査数量

(製造業者記録による)

合格判定個数

ランプ検査数量

(製造業者記録による)

合格判定数

80

1

2

001

1.03

81

∼ 125

2

2

100

1.02

126

∼ 200

3

2

400

1.00

201

∼ 260

4

2

750

0.98

261

∼ 315

5

3

150

0.96

316

∼ 400

6

3

550

0.94

401

∼ 500

7

4

100

0.92

501

∼ 600

8

4

800

0.90

601

∼ 700

9

5

700

0.88

701

∼ 800  10

6

800

0.86

801

∼ 920

11

8

200

0.84

921

∼ 1

040

12

10

000

0.82

1 041

∼ 1

140

13

13

000

0.80

1 141

∼ 1

250

14

17

500

0.78

1 251

∼ 1

360

15

24

500

0.76

1 361

∼ 1

460

16

39

000

0.74

1 461

∼ 1

570

17

69

000

0.72

1 571

1 680

18

145 000

0.70

1 681

1 780

19

305 000

0.68

1 781

1 890

20

1 000 000

0.67

1 891

2

000 21


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C 7617-1

:2008

表 6−合格判定数  AQL2.5  

ランプ検査数量

(製造業者記録による)

合格判定個数

ランプ生産数量

(製造業者記録による)

合格判定数

32

2

1 001

3.65

33

∼ 50  3

1 075

3.60

51

∼ 65  4

1 150

3.55

66

∼ 80  5

1 250

3.50

81

∼ 100

6

1 350

3.45

101

∼ 125

7

1 525

3.40

126

∼ 145

8

1 700

3.35

146

∼ 170

9

1 925

3.30

171

∼ 200  10

2 200

3.25

201

∼ 225  11

2 525

3.20

226

∼ 255  12

2 950

3.15

256

∼ 285  13

3 600

3.10

286

∼ 315  14

4 250

3.05

316

∼ 335  15

5 250

3.00

336

∼ 360  16

6 400

2.95

361

∼ 390  17

8 200

2.90

391

∼ 420  18

11 000

2.85

421

∼ 445  19

15 500

2.80

446

∼ 475  20

22 000

2.75

476

∼ 500  21

34 000

2.70

501

∼ 535  22

60 000

2.65

536

∼ 560  23

110 000

2.60

561

∼ 590  24

500 000

2.55

591

∼ 620  25

1 000 000

2.54

621

∼ 650  26

651

∼ 680  27

681

∼ 710  28

711

∼ 745  29

746

∼ 775  30

776

∼ 805  31

806

∼ 845  32

846

∼ 880  33

881

∼ 915  34

916

∼ 955  35

956

∼ 1

000

36


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C 7617-1

:2008

3.2.8 

評価に対する見直しの期間は,事前に決定された年に限る必要はなく,見直しの日付の直前の連続

12

か月であればよい。 

3.2.9 

規定された基準をかつては満足していたが,現在は満足しなくなっている製造業者は,次のことを

示すことができれば,この規格に適合する。 

a) 

検査記録にその傾向がほぼ認められてきた後,直ちにその状況を改善する行動が取られてきた場合。

b) 

規定の合格水準が,次の期間内に再度確立された場合はその期間。

1) 2.3.1

及び 2.9 については 6 か月

2) 

他の項については 1 か月

a)

及び b)に従って,正しい対策が行われたと認められたとき,合格していないこれらのランプファミリ

ー,種別又は形式の不合格期間についての検査記録は,12 か月間の合計から除く。正しい対策が行われた

期間の検査記録は残す。

3.2.10 

製造業者は,3.2.5 で許容する種別でまとめて行う検査の結果のある項目で不合格になった場合,

もし追加の検査によってその問題が特定のファミリー,

種別又は形式だけに存在することを示せたときは,

すべてのランプファミリー,種別又は形式を不合格としなくてもよい。この場合,これらを 3.2.9 に従っ

て処理するか,又は製造業者が規格に適したと考えているファミリー,種別又は形式のリストから削除す

る。 

3.2.11 3.2.10

の規定に従って,リスト(3.2.4 参照)からファミリー,種別又は形式が削除された場合,

4

の不合格の発生した欄で規定する年間最低抜取数に等しい数のランプについての検査で満足のいく結果

が得られたときは,復活させることができる。このサンプルは短期間内に収集しなければならない。 

3.2.12 

新製品の場合,既存のランプファミリー,種別又は形式と共通の特徴があると考えられ,生産が開

始された後,

直ちに抜取計画にその新製品が取り入れられれば,

合格しているものとみなすことができる。

共通の特徴のないものは,生産開始前に検査をしなければならない。 

3.3 

個々の検査についての製造業者記録に基づく評価 

表 は各項目の規定に基づき,検査の内容及び関連する情報を規定している。

設計試作時検査は,物理的構造,機械的構造,材料又は製造過程に関連する生産品を作り実質的な変化

が起こったときだけ必要となる。

検査は,

それらの特性が変化によって影響を受けるときだけ要求される。

3.4 

ロットの不合格条件 

検査本数に関係なく,

表 及び附属書 に規定する項目のいずれかで,限度不良数になったロットは不

合格になる。したがって,検査途中のある項目で不良数が規定の数になった時点で,そのロットは直ちに

不合格になる。


12

C 7617-1

:2008

表 7−ロット検査時抜取試料数及び不合格判定個数

該当項目

検査内容

供試ランプ数

不合格となる不良数

2.2.2 a) 

表示の識別性

                      200

                        11

2.2.2 b) 

表示の耐久性

                        50

                          4

  (参考値)

2.10 

ランプ長の最小値

                      200

                          4

  (参考値)

2.4.2 

絶縁抵抗

D.2

を適用

2.3.2 

口金寸法

                        32

                          3

2.6 

充電部の露出

                      500

                          1

2.3.1.1 

初期口金接着強さ

                      125

                          3

2.3.1.3 a) 

2.5 

耐電圧

D.2

を適用

2.3.1.2 

加熱後の口金接着強さ

D.1

を適用

2.3.1.3 b) 

2.7.2 

耐熱性

D.3

を適用

2.7.4 

耐燃焼性

D.3

を適用

2.8 

口金の沿面距離

D.3

を適用

2.9 

ランプの口金温度上昇

検査適用せず

3.5 

全生産品検査の抜取方法 

3.5.1 

表 の条件を適用する。 

3.5.2 

全生産品の稼動時検査は,生産日に少なくとも 1 日 1 回は行わなければならない。それらは工程内

検査でもよい。

表 の条件が満たされるならば,検査ごとに検査回数が異なってもよい。 

3.5.3 

全生産品検査は,

表 の第 5 欄に示す条件を下回らない範囲で,ランダムに抜き取った試料で行う。

ある検査のために抜き取ったランプを,他の検査に必ずしも使用する必要はない。 

3.5.4 

製造業者は,充電部の露出(2.6 参照)に関する全生産品検査については,継続的に 100 %検査し

ていることを証明しなければならない。 

3.6 

ロット検査の抜取方法 

3.6.1 

検査のためのランプは,適切に説明できるように互いに合意した方法に従って選ばなくてはならな

い。最小 10 区分以上からなるロットの総区分の約 1/3 から,できるだけランダムに選択する。 

3.6.2 

ランプ破損の場合に備えて,検査する本数のほかに多少のランプを追加しておかなくてはならない。

これらの追加ランプは,必要な場合に検査規定数量を満足させるための補足にだけ用いる。 

破損したランプを交換しても検査結果が何も変わらない場合,そしてそれ以降の検査に必要なランプ本

数がまだあるならば,交換する必要はない。

もし交換したのであれば,壊れたランプは検査用として含めない。

3.6.3 

ロット検査のランプの試料数 

少なくとも 500 本以上とする(

表 参照)。

3.6.4 

検査の順序 

検査は,

表 の一覧表の項目順に 2.5(耐電圧)までを実行する。それ以降の検査ではランプに損傷の可

能性があるので,各検査試料は最初の試料から別にとる。


13

C 7617-1

:2008

附属書 A

(規定)

G5

及び G13 口金付ランプの口金接着強さ試験用ホルダ

序文 

この附属書は,G5 及び G13 口金付ランプの口金接着強さ試験用ホルダについて規定する。

単位  mm

寸法 G5  G13 公差

C 16.0

36.0

最小値

D

  4.75 12.7

±0.03

E

 2.8

 2.8

+0.3

G

 1.5

 1.5

概略値

H

 4.0

 4.0

概略値

 4.8

 7.8

最小値

注記  上記図面は,ホルダ寸法のうち,必要な部分だけを示して

いる。

試験の実施中に疑問が生じた場合だけ確認すればよい。

図 A.1本ピンの口金付ランプの口金接着強さ試験用ホルダ 

試験のとき,口金とホルダとの適切なかん合のために,ランプを保持する位置決め装置をホルダから適

切な場所に取り付けておかなければならない。

口金面とホルダ面とを密着させなければならない。


14

C 7617-1

:2008

附属書 B

(規定)

口金温度上昇試験 

序文 

この附属書は,口金温度上昇試験について規定する。

この試験は,次の条件に従って行う。

B.1 

試験回路には,JIS C 7617-2 に規定する適切な試験用安定器を用いる。

B.2 

供給電圧は,定格電圧の 110  %とし,スタータ回路は短絡する。 

B.3 

試験に用いるランプは,通常製品ではあるが陰極効力がない,いわゆるエミッタなしで特別に造ら

れたものとする。 

B.4 

試験に用いるランプは,裸の状態で,25  ℃±5  ℃で無風の恒温槽の中にナイロン糸でつ(吊)るす。

口金ピンがなす面が水平になるようにする。 

B.5 

ランプへの電気的接続には断面積 1 mm

2

±5  %の銅線を用い,口金ピンに直接接続する。 

B.6 

G5

,G13 及び 2G13 口金については,熱電対は,口金の絶縁物のできるだけ中央へ取り付ける。 

B.7 

この試験は,温度が安定点に達するまで継続する。 


15

C 7617-1

:2008

附属書 C 
(参考)

照明器具設計のための指示

序文 

この附属書は,照明器具設計のための指示について記載するものであって,規定の一部ではない。

C.1 

ランプの安全な点灯のための指針 

ランプの安全な点灯のためには,C.2 及び C.3 の事柄を守ることが望ましい。

C.2 

通常点灯時の口金温度の最大値 

関連する試験は JIS C 8105-1 にある。

C.2.1 G5

G13 及び 2G13 口金付ランプ 

照明器具は,意図するランプが取り付けられた状態で,通常点灯状態での口金の縁(フレア部分)及び

絶縁物部分の温度が 120  ℃を超えない設計とする。

定格ランプ電力 40 W を超えるランプで,

G13

及び 2G13

口金付の場合は,口金温度が 140  ℃を超えないようにする。

口金の縁の温度を測定するために,熱電対の接点を,口金とガラスの接合部から 2 mm 以内の口金胴部

に取り付ける。

絶縁物の温度を測定するためには,熱電対の接点を,

口金絶縁物表面のピン間のほぼ中央に取り付ける。

熱電対用ワイヤ(それぞれ直径が 0.2 mm 以下)も,取付箇所まで絶縁する。

C.2.2 R17d

RX17dFa6FaX6 及び Fa8 口金付ランプ 

規定値及び測定箇所は,検討中である。

C.2.3 W4.3

×8.5d 口金付ランプ 

温度測定位置における口金温度は,100  ℃以下でなければならない。

C.3 

受金の間隔 

照明器具設計に当たっては,JIS C 7709-2 による受金の間隔及び JIS C 7709-3 によるゲージに関する要

求事項に配慮する。


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C 7617-1

:2008

附属書 D 
(規定)

設計試作時検査の判定条件

序文 

この附属書は,形式検査にも適用できる。

ランプの片側だけをランダムに選んで,この試験を行う。

D.1 

加熱後の口金接着強さ(2.3.1.2 参照) 

試験は,a)又は b)のいずれかによる。

a)

  試料数:32          不良が 2 以上の場合は不合格とする。

b)

  試料数 10 に対して不合格品がない場合は,合格とする。

D.2 

絶縁抵抗及び耐電圧(2.4 及び 2.5 参照) 

試験は,a)又は b)のいずれかによる。

a)

それぞれの試験は,個々に判定する。

1

回目の試料数:125        不良が 2 以上の場合は不合格とする。不良が 1 ならば,もう 1 回試験す

る。

2

回目の試料数:125  (新たにサンプリングしたもの)        不良が 2 以上の場合は不合格とする。

これは 1 回目の不良も含めた数。

b)

試料数 20 個に対して不合格品がない場合は,合格とする。

D.3 

耐熱性(2.7.2 参照),耐燃焼性(2.7.4 参照),口金の沿面距離(2.8 参照) 

それぞれの試験は,個々に判定する。

1

回目の試料数:5          不良が 0 の場合は合格とする。不良が 2 以上の場合は不合格とする。不良

が 1 ならばもう 1 回試験する。

2

回目の試料数:5  (新たにサンプリングしたもの)          不良が 2 以上の場合は不合格とする。こ

れは 1 回目の不良を含めた数。

D.4 

ランプの口金温度上昇(2.9 参照) 

1

回目の試料数:5          すべての試料の温度上昇値が規格値よりも 5  K以上低ければ合格とし、2

回目の試験は行わない。口金温度上昇値が 95 K を超える不良が 2 以上の場合は不合格とする。それ以外の

場合はもう 1 回試験する。

2

回目の試料数:5  (新たにサンプリングしたもの)      1 回目の試料を含め 2 以上の口金温度上昇値

が 95 K を超える場合は不合格とする。

D.5 

その他 

設計試作時検査において D.1 から D.4 以外の検査項目については,1 個のサンプルで確認を行う。


17

C 7617-1

:2008

附属書 E

(規定)

安定器設計のための指示

序文 

この附属書は,安定器設計のための指示について規定する。

E.1 

ランプを安全に動作させるための指針 

ランプを安全に動作させるために,安定器は E.2 及び E.3 の事柄を守ることが望ましい。

E.2 

異常動作条件でのランプ端部温度 

安定器は,ランプが始動しない場合に,ランプ端部の過熱を引き起こすような陰極予熱の継続をさせて

はならない。また,ランプが動作している間に,片側の陰極が消耗したり,壊れた場合(部分整流)には,

安定器の適切な対策によって,ランプ端部の過熱を防止しなければならない。

E.3 

印加電圧限界 

G5

口金付の管径 16 mm のランプにおいては,ランプに印加される電圧は,対地 430 V を超えてはなら

ない。


18

C 7617-1

:2008

附属書 JA

(規定)

包装の表示

序文

この附属書は,2.2.2A に基づいて規定するもので,対応国際規格にはない事項である。

JA.1 

適用範囲 

最小包装容器には,JA.2 の一般的事項,及び JA.3 に記された注意事項のうち必要な項目の指示文章の

要旨を表示する。

JA.2 

一般的事項 

a)

形式

b)

製造業者名若しくは責任ある販売業者名又はそれらの略号

c)

定格ランプ電力(W,watts,若しくはワット)

,又はランプを特定できる英数字,記号

d)

大きさの区分(ワット形又は形)

(ただし,大きさの区分と定格ランプ電力が異なるものだけ)

ワットの代わりにランプ長の表示でもよい。

スリムライン形の場合は,a)及び b)だけの表示でもよい。

JA.3 

注意事項 

JA.3.1 

表示の仕方 

表示の場所

使用者の見やすい場所

文字の大きさ

指示文章の文字 1.2

mm

以上

区分及び図記号 5

mm

以上

JA.3.2  

表示内容 

№  区分

図記号

指示文章

理由

措置

適用品種

1

警告

取付け,取外しや器具清掃のときは,必ず電源

を切ってください。

感電の原因となります。

感電

2

注意

器具の引きひもを強くはじいたり,ランプに絡

ませないでください。

破損の原因となることがあります。

破損・けが

3

注意

ラピッドスタート式器具には使用しないでく

ださい。

器具の過熱の原因となることがあります。

器具過熱

不点灯

短寿命

ス タ ー タ 式 器 具

に 使 用 し て く だ

さい。

4

注意

スタータ式器具には使用しないでください。

器具の過熱の原因となることがあります。

器具過熱

ラ ピ ッ ド ス タ ー

ト 式 器 具 に 使 用

してください。

省 電 力 を 目 的 に

設 計 さ れ た ラ ピ

ッ ド ス タ ー ト 形

ランプ

5

注意

防水形の器具に使用する場合は,器具に適合し

た管径のランプを使用してください。

防水効果がなくなり,漏電の原因となることが

あります。

漏電

器 具 に 適 合 し た

ラ ン プ 管 径 を 確

認してください。


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C 7617-1

:2008

№  区分

図記号

指示文章

理由

措置

適用品種

6

注意

透光性カバー付きのような熱的余裕の少ない

照明器具や,電源電圧が過電圧になりやすい場

合などには使用しないでください。器具過熱の

原因となることがあります。

器具過熱

省 電 力 設 計 以 外

の ラ ン プ を 使 用

してください。

省 電 力 を 目 的 に

設 計 さ れ た ラ ピ

ッ ド ス タ ー ト 形

ランプ

7

注意

 

落としたり,物をぶつけたり,(荷重をかけ
たり),無理な力を加えたり,きずをつけた

りしないでください。 
(特に器具の清掃のときは,ご注意くださ
い。)破損した場合,けがの原因となること

があります。

破損・ 
落下・けが

110

ワ ッ ト な ど

の長いランプは

落下防止のため
中央部を保持す
ると一層安全が

確保されます。

8

注意

引火する危険性の雰囲気(ガソリン,可燃性ス

プレー,シンナー,ラッカー,粉じんなど)で

使用しないでください。

火災や爆発の原因となる場合があります。

火災

爆発

防 爆 構 造 の 器 具

を 使 用 し て く だ

さい。

9

注意

適合した器具(ソケット,安定器,グロースタ

ータなど)で指定されたワット数のランプを必

ず使用してください。

過熱や発煙の原因となることがあります。

過熱・発煙

器 具 に 表 示 し て

あ る 適 合 ラ ン プ

種別(大きさ)を

確 認 し て く だ さ

い。

10

注意

点灯中や点灯直後は,ランプが熱いので手や肌

などを触れないでください。

やけどの原因となることがあります。

やけど

交 換 や 清 掃 は 十

分 に 冷 え て か ら

行ってください。

11

注意

使用済のランプは割らずに破棄してください。

(ランプを割ると)ガラス破片が飛散し,けが

の原因となることがあります。

けが

(ガラス破

片飛散)

12

注意

雨や水滴のかかる状態や,湿度の高いところで

使用しないでください。

破損の原因となることがあります。

破損・短寿

命・落下・

絶縁不良・

けが

防 水 構 造 の 器 具

を 使 用 し て く だ

さい。

13

注意

ソケット(及びランプホルダ)に確実に取り付

けてください。ランプの落下,

(接触不良によ

る過熱,発煙)の原因となることがあります。

落 下 ・ 破

損・けが

不点灯・過

熱・発煙

ソ ケ ッ ト の ガ タ

や 間 隔 を 十 分 確

かめてください。

14

注意

紙や布でおおったり,燃えやすいものに近づけ

ないでください。

火災の原因となることがあります。

火災・

器具過熱

15

注意

酸などの腐食性雰囲気のところでは,一般器具

によるランプの使用はしないでください。

漏電や落下の原因となることがあります。

口金腐食・

漏電・落下

耐 食 構 造 の 器 具

を 使 用 し て く だ

さい。

16

注意

振動や衝撃のあるところでは,

(一般器具によ

る)ランプの使用はしないでください。

落下の原因となることがあります。

破 損 ・ 落

下・けが

不点灯・過

耐 震 構 造 を 考 慮

し た 設 計 に し て

ください。

17

注意

塗料などを塗らないでください。

ランプが過熱し,破損の原因となることがあり

ます。

過熱

破損

けが

カ ラ ー ラ ン プ を

使 用 し て く だ さ

い。

18

注意

粉じんの多いところでは,一般器具によるラン

プの使用はしないでください。

器具の過熱の原因となることがあります。

器具過熱

短寿命

防 塵 構 造 の 器 具

を 使 用 し て く だ

さい。


20

C 7617-1

:2008

附属書 JB

(規定)

評価

序文 

この附属書は,対応国際規格にはない事項である。

JB.1 

一般事項 

評価方法について規定する。

JB.2 

検査 

JB.2.1 

設計試作時検査 

設計試作時検査は,箇条 に規定する方法で次の項目について行う。

a)

表示の識別性

b)

表示の耐久性

c)

初期口金接着強さ

d)

加熱後の口金接着強さ

e)

口金寸法

f)

絶縁抵抗

g)

耐電圧

h)

充電部の露出

i)

耐熱性

j)

耐燃焼性

k)

口金の沿面距離

l)

ランプの口金温度上昇

m)

ランプ長の最小値

JB.2.2  

形式検査 

形式検査は,箇条 に規定する方法で次の項目について行う。

a)

表示の識別性

b)

表示の耐久性

c)

初期口金接着強さ

d)

口金寸法

e)

充電部の露出

JB.2.3  

受渡検査 

受渡検査は,要求があったときに限り抜取検査で行い,検査試料数及び合格判定個数は,受渡当事者間

で協議のうえ,決定する。

a)

口金寸法

b)

初期口金接着強さ


21

C 7617-1

:2008

JB.2.4  

抜取検査方法 

設計試作時検査及び形式検査での,試料の大きさ及び合格判定個数は,

表 JB.1 による。

表 JB.1−試料の大きさ,合格判定個数及び合格判定基準 

検査項目

試料の大きさ

(

本)

合格判定個数

(

本)

合格判定基準

a)

表示の識別性

2.2.2 a)

による。

b)

表示の耐久性

5

2.2.2 b)

による。

c)

初期口金接着強さ

2.3.1.1

又は 2.3.1.3 a)による。

d)

加熱後の口金接着強さ

2.3.1.2

又は 2.3.1.3 b)による。

e)

口金寸法

2.3.2

による。

f)

絶縁抵抗

2.4

による。

g)

耐電圧

10

2.5

による。

h)

充電部の露出

2.6

による。

i)

耐熱性

2.7.2

による。

j)

耐燃焼性

2.7.4

による。

k)

口金の沿面距離

2.8

による。

l)

ランプの口金温度上昇

5

2.9

による。

m)

ランプ長の最小値 10

0

2.10

による。

参考文献  JIS C 8105-1  照明器具−第 1 部:安全性要求事項通則 

注記  対応国際規格:IEC 60598-1,Luminaires−Part 1: General requirements and tests (MOD)


附属書 JC

(参考)

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS C 7617-1 : 2008

  直管蛍光ランプ−第 1 部:安全仕様

IEC 61195 : 1999

,Double-capped fluorescent lamps−Safety specifications

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号 及
び名称

内容

(Ⅱ) 
国 際 規

格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

1.1

適用範囲 Fa6,FaX6,Fa8,

G5

,G13,2G13,

R17d

,RX17d 及び

W4.3

×8.5d 口金を

もつ一般照明用直
管蛍光ランプ。

 1.1

Fa6

,Fa8,G5,G13,2G13,

R17d

及び W4.3×8.5d 口

金をもつ一般照明用直管

蛍光ランプ。

追加 FaX6,RX17d を追加している

が,規定内容から国際規格と同
等。

国内品種を追加。 
市場実績が大きく,変更が不可能。

IEC

への提案はしない。

1.2

引用規格

1.3

用語及び

定義

主な用語の定義。

1.3

主な用語の定義。

追加

大きさの区分を追加。

差異の理由は,本体の差異の内容
による。

2.2

表示

製品の表示内容と
試験及び包装の表
示。

 2.2

製品の表示内容と試験。

追加

形式,大きさの区分を追加。 
スリムライン形の場合の表示
を追加。

包装の表示を追加。

市場混乱の防止。 
国内品種への対応。 
安全性の確保のため必す(須)

2.3

口金の機

械的要求事

口金及びガラス管
の初期及び加熱後

の口金接着強さ及
び口金の寸法。

 2.3

口金及びガラス管の初期
及び加熱後の口金接着強

さ及び口金の寸法。

追加 RX17d,Fa6,Fa8,FaX6 を追

加。

口金寸法確認に測定器を追加。
規定内容から国際規格と同等。

国内品種の追加。 
試験方法の明確化。

IEC

への提案はしない。

2.8

口金の沿

面距離

ピンと金属シェル
間との沿面距離。

 2.8

ピンと金属シェル間との
沿面距離。

変更

IEC 60061-1

を IEC 60061-4 

相当する JIS C 7709-0 に変更。

IEC

規格の誤記。

22

C 7

6

1

7

-1


2

007


(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号 及

び名称

内容

(Ⅱ) 
国 際 規
格番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

2.10

ランプ

長の最小値

照明器具へのラン

プの装着を確実に
するためのランプ
長の最小値。

 2.10

照明器具へのランプの装

着を確実にするためのラ
ンプ長の最小値。

追加 RX17d,FaX6 を追加。

規定内容から国際規格と同等。

国内品種を追加。

IEC

への提案はしない。

附属書 B(規
定)口金温度
上昇試験

口金温度上昇試験
の規定

口金温度上昇試験の規定

変更

JIS C 7617-2

に規定するラン

プデータシートを引用した方
が分かりやすいため引用規格

を置き換えた。

運用の利便性向上。

附属書 C(参

考)照明器具
設計のため
の指示

照明器具設計時に

注意すべき事項。

 Annex

C

照明器具設計時に注意す

べき事項。

追加 RX17d,FaX6 を追加。

規定内容から国際規格と同等。

国内品種を追加。

IEC

への提案はしない。

附属書 D(規
定)設計試作
時検査の判

定条件

設計試作時検査の
各項目の試料数と
判定個数。

 Annex

D

設計試作時検査の各項目
の試料数と判定個数。

追加

合格判定個数が 0 となる試料
数を追加。

日 本 で は 安 全 性 評 価 に 平 均 値

(AQL)

で管理する方法はなじまな

い。IEC への提案を検討する。

附属書 JA

(規

定)包装の表

最小包装容器に表

示する事項。

追加

国際規格には規定なし。

国内における消費者保護志向の高

まりと,使用環境の多様化によっ
て,製造物責任の面から不可欠。

附属書 JB

(規

定)評価

評価方法に関する

事項。

追加

国際規格には規定なし。

認証機関による制度体制がないこ

とと,商慣習の差異,ロット構成
の違いによる品質保証システムの
相違のため。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 61195:1999,MOD

23

C

 761

7-

1


2

007


注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

24

C 7

6

1

7

-1


2

007