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C 61300-2-26

:2013

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  概要 

2

4

  装置 

2

4.1

  試験槽  

2

4.2

  加湿用水  

2

4.3

  噴霧装置  

2

4.4

  加熱装置  

2

4.5

  加湿装置  

2

4.6

  塩水噴霧  

2

5

  手順 

3

5.1

  前処理  

3

5.2

  初期測定  

3

5.3

  試験  

3

5.4

  後処理  

3

5.5

  最終測定  

3

6

  試験の厳しさの程度  

3

7

  個別に規定する事項  

4

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

5


C 61300-2-26

:2013

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)

及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS C 61300

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS C 61300-1

  第 1 部:通則

JIS

C

61300-2-1

  第 2-1 部:正弦波振動試験

JIS

C

61300-2-2

  第 2-2 部:繰返しかん合試験

JIS

C

61300-2-5

  第 2-5 部:光ファイバクランプ強度試験(ねじり)

JIS

C

61300-2-9

  第 2-9 部:衝撃試験

JIS

C

61300-2-12

  第 2-12 部:落下衝撃試験

JIS

C

61300-2-14

  第 2-14 部:光パワー損傷のしきい値試験

JIS

C

61300-2-15

  第 2-15 部:結合部ねじり試験

JIS

C

61300-2-17

  第 2-17 部:低温試験

JIS

C

61300-2-18

  第 2-18 部:高温試験

JIS

C

61300-2-19

  第 2-19 部:高温高湿試験(定常状態)

JIS

C

61300-2-21

  第 2-21 部:混合温湿度サイクル試験

JIS

C

61300-2-22

  第 2-22 部:温度サイクル試験

JIS

C

61300-2-26

  第 2-26 部:塩水噴霧試験

JIS

C

61300-2-45

  第 2-45 部:浸水試験

JIS

C

61300-2-46

  第 2-46 部:湿熱サイクル試験

JIS

C

61300-2-47

  第 2-47 部:熱衝撃試験

JIS

C

61300-2-48

  第 2-48 部:温湿度サイクル試験

JIS

C

61300-3-2

  第 3-2 部:シングルモード光デバイスの光損失の偏光依存性

JIS C 61300-3-3

  第 3-3 部:挿入損失及び反射減衰量変化のモニタ方法

JIS

C

61300-3-4

  第 3-4 部:損失測定

JIS

C

61300-3-6

  第 3-6 部:反射減衰量測定

JIS

C

61300-3-7

  第 3-7 部:シングルモード光部品の光損失及び反射減衰量の波長依存性測定

JIS

C

61300-3-11

  第 3-11 部:結合力及び離脱力測定

JIS

C

61300-3-15

  第 3-15 部:球面研磨光ファイバコネクタのフェルール端面の頂点偏心量測定

JIS

C

61300-3-16

  第 3-16 部:球面研磨光ファイバコネクタのフェルール端面の曲率半径測定

JIS

C

61300-3-20

  第 3-20 部:波長選択性のない光ブランチングデバイスのディレクティビティ測定

JIS

C

61300-3-24

  第 3-24 部:偏波面保存光ファイバ付き光ファイバコネクタのキー位置精度測定


C 61300-2-26

:2013

(3)

JIS

C

61300-3-26

  第 3-26 部:光ファイバとフェルール軸との角度ずれの測定

JIS

C

61300-3-27

  第 3-27 部:多心光ファイバコネクタプラグの穴位置測定

JIS

C

61300-3-28

  第 3-28 部:過渡損失測定

JIS C 61300-3-30

  第 3-30 部:多心光ファイバコネクタ用フェルールの研磨角度及び光ファイバ位置

測定

JIS C 61300-3-31

  第 3-31 部:光ファイバ光源の結合パワー比測定

JIS C 61300-3-32

  第 3-32 部:光受動部品の偏波モード分散測定

JIS C 61300-3-34

  第 3-34 部:ランダム接続時の挿入損失

JIS C 61300-3-36

  第 3-36 部:光ファイバコネクタフェルールの内径及び外径の測定

JIS

C

61300-3-43

  第 3-43 部:光ファイバ光源のモードトランスファファンクション測定


日本工業規格

JIS

 C

61300-2-26

:2013

光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−

基本試験及び測定手順−第 2-26 部:塩水噴霧試験

Fiber optic interconnecting devices and passive components-

Basic test and measurement procedures-Part 2-26: Tests-Salt mist

序文 

この規格は,2006 年に第 2 版として発行された IEC 61300-2-26 を基に,技術的内容を変更することなく

作成した日本工業規格であるが,JIS C 61300 規格群における細分箇条の構成を統一するため,対応国際規

格の一部を日本工業規格として変更している。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,塩水噴霧に対する光ファイバ接続デバイス及び光受動部品を構成する金属の耐食性,及び

異なる金属間の腐食防止処理が十分であるかを評価する試験手順について規定する。

注記 1  関連する基本試験及び測定手順の通則は,JIS C 61300-1 に規定する。

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 61300-2-26:2006

,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic test and

measurement procedures

−Part 2-26: Tests−Salt mist(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 60068-2-11

  環境試験方法(電気・電子)塩水噴霧試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60068-2-11,Environmental testing−Part 2: Tests−Test Ka: Salt mist(IDT)

JIS C 61300-1

  光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第 1 部:通則

注記  対応国際規格:IEC 61300-1,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic

test and measurement procedures

−Part 1: General and guidance(IDT)

JIS C 61300-3-3

  光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第 3-3 部:挿入

損失及び反射減衰量変化のモニタ方法

注記  対応国際規格:IEC 61300-3-3,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic

test and measurement procedures

−Part 3-3: Examinations and measurements−Active monitoring of


2

C 61300-2-26

:2013

changes in attenuation and return loss

(IDT)

IEC 61300-3-1

,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Basic test and measurement

procedures

−Part 3-1: Examinations and measurements−Visual examination

概要 

この規格に規定する試験は,JIS C 60068-2-11 に基づき,供試品を 35  ℃の試験槽内で塩水噴霧環境に放

置する。

装置 

4.1 

試験槽 

試験槽の材料は,塩水噴霧の腐食力に影響を与えてはならない。

試験槽は,次の条件を満足するものとし,構造の詳細及び塩水噴霧の発生方法は,任意選択とする。

a)

槽内の条件が,この規格の規定の範囲内にある。

b)

槽内の条件は,乱気流による影響が少なく一定で,かつ,一様な条件が得られ,また,供試品によっ

て槽内条件が影響されない十分な内容積のものとする。

c)

塩水噴霧が,直接供試品にかからない。

d)

槽内の天井,壁又は他の部分にたまった滴が,供試品に落ちない。

e)

槽は,内圧が上がらないように,かつ,噴霧された塩水が槽内で一様となるように,適切な通気孔を

設ける。通気孔の終端部は,槽内に強い気流を生じるような装置外部の突風から保護する。

4.2 

加湿用水 

規定の湿度を得るために,脱塩化又は脱イオン化した蒸留水を使う。試験装置によって,さび(錆)及

び腐食物が供試品にかからないようにする。

4.3 

噴霧装置 

噴霧装置は,微細な湿った濃い霧を発生するような設計及び構造となっていなければならない。噴霧装

置は,塩溶液に反応しない材料で作る。

4.4 

加熱装置 

加熱装置は,槽を加熱し,制御する。

4.5 

加湿装置 

加湿装置は,槽温度よりも高い温度で空気を湿らせる。

4.6 

塩水噴霧 

4.6.1 

塩溶液 

4.6.1.1 

塩溶液濃度 

試験に使用する塩は,塩化ナトリウム(NaCl)とし,乾燥状態での全不純物の質量分率が 0.3 %以下,

ヨウ化ナトリウムの質量分率が 0.1 %以下でなければならない。

塩溶液濃度は,質量分率で(5±1)%とする。

塩溶液は,質量分率で蒸留水又は脱塩水 95 に対し,塩 5±1 の割合で溶解して作る。

4.6.1.2 pH

 

塩溶液の pH 値は,35±2  ℃の水温での測定で,6.5∼7.2 とする。

pH

値は,試験中,この範囲に保持しなければならない。そのため,希釈塩酸水又は水酸化ナトリウムを

用いて,pH 値を調整してもよい。ただし,調整した場合も,塩溶液の濃度は規定の質量分率(5±1)%と


3

C 61300-2-26

:2013

する。

pH

値は,新しい塩溶液ごとに測定する。

4.6.1.3 

塩溶液の再使用 

噴霧した塩溶液は,再使用してはならない。

4.6.2 

空気の供給 

噴霧装置に供給する圧縮空気には,油,ほこりなどの不純物があってはならない。

試験条件を満足するように,圧縮空気を加湿及び加熱する。空気圧は,使用する噴霧装置が微細な濃い

霧を発生するのに適切な値とする。

塩の付着によって噴霧装置が詰まらないように,また,空気をノズルの放出部で 85 %以上の相対湿度と

するために,自動的に一定の深さで温水を満たす容器の中に,空気を微細な気泡にして通す方法がある。

この場合の水温は,35  ℃以上とするのがよい。空気の流量の増加及び/又は試験槽及び試験槽周囲の熱絶

縁の低下によって,水温が上昇することがある。水温は,試験槽内に過剰な湿度の水蒸気を送り込むよう

な高温にしてはならない。また,水温は,規定の試験温度を超えてはならない。

手順 

5.1 

前処理 

製造業者の指示に従って,供試品を準備し,清掃する。

供試品を IEC 61300-3-1 によって外観検査して,破損がないことを確認する。

別途規定がない場合,JIS C 61300-1 に規定する標準的環境条件に供試品を 2 時間放置する。

5.2 

初期測定 

個別の規定に従って,供試品の初期測定を行う。

5.3 

試験 

JIS C 60068-2-11

の手順に従って,試験を行う。個別の規定に従って,供試品の試験の準備をする。別

途規定がない場合,供試品は非稼働状態で試験を行う。

槽及び供試品の温度を,標準的環境条件に安定させる。周辺機器に接続する光ファイバも含めて,供試

品を通常の稼働配置で槽内に置く。

槽の温度及び湿度並びに塩溶液の濃度及び pH 値を,規定の試験条件とする。

試験中に光学測定が必要な場合,1 時間以下の間隔で測定を行う。測定は,JIS C 61300-3-3 に従う。

試験終了後,供試品は,温度が標準的環境条件となるまで槽内で自然冷却する。

5.4 

後処理 

別途規定がない場合,JIS C 61300-1 で規定する標準的環境条件に供試品を 2 時間放置する。製造業者の

指示に従って,供試品を清掃する。

5.5 

最終測定 

試験終了後は,全てのジグを取り外し,供試品への恒久的な損傷がないことを確認するために,個別に

規定する最終測定を行う。最終測定の結果は,個別に規定する性能要求を満足しなければならない。

個別に規定がない場合,IEC 61300-3-1 で規定する外観検査によって,供試品に腐食,金属の劣化などが

ないか確認する。

試験の厳しさの程度 

試験の厳しさの程度は,暴露時間とし,次の暴露時間から選定して,個別に規定する。


4

C 61300-2-26

:2013

−  暴露時間:16,24,48,96,168,336 又は 672 h

試験条件は,次による。

−  温度:35±2  ℃

−  塩濃度:

(5±1)%

− pH 値:6.5∼7.2

−  湿度:85 %以上

個別に規定する事項 

必要に応じて,次の事項を製品規格などに規定する。

−  暴露時間

−  塩濃度:

(5±1)%

−  供試品の光学特性又は非光学特性

−  前処理

−  後処理

−  初期測定及び初期性能要求

−  試験中の測定及び試験中の性能要求

−  最終測定及び最終性能要求

−  この規格で規定する試験手順からの変更点

−  この規格で規定する以外の合否判定基準

参考文献  JIS C 61300-3-4  光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第 3-4

部:損失測定 

注記  対応国際規格:IEC 61300-3-4,Fibre optic interconnecting devices and passive components

−Basic test and measurement procedures−Part 3-4: Examinations and measurements−

Attenuation

(IDT)


附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS C 61300-2-26:2013

  光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測

定手順−第 2-26 部:塩水噴霧試験

IEC 61300-2-26:2006

  Fibre optic interconnecting devices and passive components

−Basic test and measurement procedures−Part 2-26: Tests−Salt mist

(I)JIS の規定

(II)

国際規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号
及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

5

手順 5.1

5.1

∼5.2

細分箇条番号以外は,JIS
と同じ

変更

IEC

規格の 5.1 及び 5.2 を JIS

では 5.1 とした。ただし,内容

の変更はない。

一連の JIS C 61300 規格群におい
て細分箇条の構成を統一するた

め,変更した。今後,IEC に修正
提案する。

 5.2

∼5.5

5.3

∼5.6

細分箇条番号以外は,JIS
と同じ

変更

IEC

規格の細分箇条は項番が

繰り上がり,内容は JIS と対応

している。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 61300-2-26:2006,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

5

C

 613

00
-2

-26


20
13