>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)から,

工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経

済産業大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 61191-4:1998,Printed board

assemblies-Part 4: Sectional specification-Requirements for terminal soldered assemblies

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS C 61191

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS C 61191-1 

第 1 部:通則−表面実装及び関連する実装技術を用いた電気機器及び電子機器用はんだ

付け実装要求事項

JIS C 61191-2 

第 2 部:部門規格−表面実装はんだ付け要求事項

JIS C 61191-3 

第 3 部:部門規格−挿入実装はんだ付け要求事項

JIS C 61191-4 

第 4 部:部門規格−端子実装はんだ付け要求事項


 
C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  一般事項

1

1.1

  適用範囲 

1

1.2

  分類

1

2.

  引用規格

1

3.

  共通事項

2

4.

  一般的端子及び部品実装への要求事項 

2

4.1

  線材及びケーブルの準備 

2

4.2

  端子の組込み 

2

4.3

  端子への取付け

5

5.

  受入要求事項 

12

5.1

  管理及び是正処置

13

5.2

  端子のはんだ付け

13

6.

  不適合なはんだ付け実装の手直し

13

 


日本工業規格

JIS

 C

61191-4

:2006

(IEC 61191-4

:1998

)

プリント配線板実装−第 4 部:部門規格−

端子実装はんだ付け要求事項

Printed board assemblies ― Part 4: Sectional specification ―

Requirements for terminal soldered assemblies

序文  この規格は,1998 に第 1 版として発行された IEC 61191-4,Printed board assemblies  ―  Part 4: Sectional

specification

―  Requirements for terminal soldered assemblies を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更

することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 

一般事項

1.1 

適用範囲  この規格は,端子実装のはんだ付けに対する要求事項について規定する。この規格の要

求事項は,端子と線材との相互接合構造のすべての実装及びその他の関連技術(表面実装,挿入実装など)

を含む実装の端子と線材との接合部に適用する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

IEC 61191-4:1998

,Printed board assemblies  ―  Part 4: Sectional specification  ― Requirements for

terminal soldered assemblies (IDT)

1.2 

分類  この規格は,電気機器及び電子機器が意図する最終製品の用途によって分類することを認め

ている。一般的に,生産性,複雑性,要求性能,検証(検査・試験)の頻度などの違いを考慮し,最終製

品に対して次の三つのレベルを設定している。

−レベル A:一般電気製品(民生用)

−レベル B:業務用電気製品(産業用)

−レベル C:高性能電気製品(特殊用)

  組立品の購入者には,その製品が属するレベルを決定する責任がある。契約書には,要求するレベル及

び適切な規定値又は特殊性に対する追加の要求事項を明記する。適用するレベルの間には,製品が重複す

る場合がある(JIS C 61191-1 の 4.3 参照)

参考  参照規格の項目番号について対応国際規格では 4.となっているが,4.3 だけが対象範囲であるた

め修正して明確にした。

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 61191-1

  プリント配線板実装−第1部:通則−表面実装及び関連する実装技術を用いた電気機



C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

器及び電子機器用はんだ付け実装要求事項

備考 IEC 

61191-1:1998

  Printed board assemblies ― Part 1: Generic specification ― Requirements

for soldered electrical and electronic assemblies using surface mount and related assembly

technologies

が,この規格と一致している。

3. 

共通事項  JIS C 61191-1 の要求事項は,この規格の必す(須)事項である。

4. 

一般的端子及び部品実装への要求事項  次の要求事項は,すべての部品実装に適用する。

4.1 

線材及びケーブルの準備  絶縁被覆は,規定の絶縁クリアランスを得るために,線材又はリードか

らはく離する。化学的なはく離剤は,単線だけに使用し,はんだ付けの前に除去するか又は中和する。絶

縁体をはく離する場合には,切りきずの発生又は線材及び残りの絶縁部を損傷しないように注意する。レ

ベル A 又はレベル B の実装では,一本の線材での切りきず又は損傷したより(撚り)線の数は,

表 に示

す限界値を超えてはならない。電圧 6 kV 以上で使用する線材又はレベル C の実装に対しては,損傷した

より(撚り)線があってはならない。切りきずのあるより線の数は,

表 による。熱的はく離での絶縁体

の変色は,あってもよい。 

表 1  切りきず又は損傷のあるより(撚り)線の限界値

より線の数

レベル A 及びレベル B の

最大許容本数

レベル C の

最大許容本数

        7 未満 0

0

  7

∼15 1

0

16

∼18 2

0

19

∼25 3

0

26

∼36 4

0

37

∼40 5

0

        41 以上 6

0

4.1.1 

より線の予備はんだ  より線をはんだ付けする部分は,実装の前に予備はんだをする。はんだは,

より線の中に浸透し,予備はんだをした部分がぬれた状態にする。絶縁部へのはんだの吸い上がりは,最

少にする。

4.2 

端子の組込み  はんだ端子の組込みに対する詳細な要求は,次による。

4.2.1 

端子の取付け(機械的)  プリント配線板の導体又はグランド層に接合しない端子は,ロール形フ

ランジ形状のものを使用する(

図 参照)。ランドが絶縁され,導通のあるプリント配線板の配線又はグラ

ンド層に接合しない場合は,ランドを,ロール形フランジの台座として使用してもよい。 
 
 
 
 


3

C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

図 1  ロール形フランジ端子

4.2.2 

端子脚部(shank)の不連続性  端子の脚部は,孔あき,割れ,ひび又はプリント配線板の処理に

使用する油脂,フラックス,インク,その他の物質の固まりなどによって不連続となってはならない。同

心円状のひび割れは,あってはならない。

4.2.3 

フランジの不連続性  ロール形フランジは,割れ,ひび又はプリント配線板の処理に使用する油脂,

フラックス,インク,その他の液体物質などが取付部の孔に詰ったりして不連続となってはならない。

かしめ後,かしめ部には,同心円状のひび又は割れがあってはならないが,互いに 90 度以上離れた放射状

のひび又は割れが三つ以下で,かつ,端子の中心円筒部に達しなければよい(

図 参照)。

  2  ロール形フランジの不連続性

4.2.4 

端子の取付け(電気的)  フレア形フランジ端子は,図 3a に示すように,フレア側のランド

又はグランド層への取付けのために,単独のめっきスルーホールに取り付ける。また,プリント配線板の

基材にフランジを締め付けてはならない。じょうご形ショルダ端子は,使用しない(

図 3b 参照)。端子は,

上面が導通回路で,裏面がロール形フランジであれば,プレインホールに取り付けてもよい(

図 3c 参照)。

放射状割れ目 

個以下) 

合格 

 2a 

割れ目の円筒部への 

入り込み 

不合格

 2b 



C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

  3  フレア形フランジ端子

4.2.5 

フランジの角度  フレア形フランジのきょう(夾)角は,35 度から 120 度までの間とし,フラン

ジ部の長さは,ランドの表面から 0.4∼1.5 mm の間にあって,要求される最小電気的安全間隔(

図 参照)

をもち,また,フレアの直径は,ランドの直径以下とする。

単独ランド

フレア形フランジ

フラットショルダ

めっきスルーホール

図  3a

図  3b

基板

ロールフランジ

図  3c


5

C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

  4  フレア角度

4.2.6 

脚部の不連続性  取付け後,端子の脚部は,4.2.2 の要求事項を満足しなければならない。

4.2.7 

フレア形フランジの不連続性  端子のフレア形フランジは,孔あき,ひび割れ,き裂又はプリント

配線板の処理に使用する油脂,フラックス,インク,その他の物質の固まりなどによって不連続になって

はならない。フレア処理の後,フランジは,4.2.3 の要求事項を満足しなければならない。

4.3 

端子への取付け  プリント配線板,端子板又はシャーシに取り付けた端子への部品及び線材の取付

けに対する詳細な要求事項は,次の規定による。

4.3.1 

線材及びリードの巻付け  線材及びリードは,はんだ付けの前に機械的に端子に固定することが望

ましい。これは,はんだ付け中に接合部分が動かないようにするためである。リード及び線材は,タレッ

ト及びピン端子に 180 度以上巻き付け,タレットに十分な余裕がある場合には,オーバラップしてもよい(

図 

照)。

ピン端子の線材の先端は,十分なはんだフィレットを作るため,先端から少なくとも線材の直径分の間

隔をあける。現地での補修のための十分なサービスループがあることが望ましい。

直径が,0.25 mm 以下の線材の場合には,最少 1 回,最大 3 回巻き付けなければならない。機械的な固定

ができない線材を留めるために,例えば,コネクタはんだカップ,溝付端子ポスト,熱収縮はんだ付け部

品などに使用する小さな部品の場合は例外とする。線材及びリードは,少なくともポストと 180 度の角度

で接触し,互いに巻込み合ってはならない。

  0.4 mm 以上 
  1.5 mm 以下

35°

∼120°



C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

 

図 5  線材及びリードの巻付け

4.3.2 

サイドルート(side route)接合  4.3.1 に基づいて機械的に固定されている場合には,最少 90 度の

巻付けを適用してもよい

図 参照)。リード及び線材の先端は,最小の電気的安全間隔が保たれていれば,

端子の基部の直径を超えて出てもよい。バスワイヤを除き,可能な場合には,線材は,登り順に配置して

最大のものを一番下にする。

  線材又は部品のリードは,溝を通して配線し,少なくともポストの一つの角(

図 参照)と線材とを確

実に接触させて巻き付けなければならない。線材又はリードは,端子の基部の上面部又は既に取り付けて

ある線材の上部表面に確実に接触させなければならない(

図 参照)。

  取付数は,一つの端子ポスト当たり 3 本以下とし,次による。

a)

巻き及び線材の重なりがない。

b)

線材の間隔及び線材と端子板又はパネルとの間隔は,少なくとも線材絶縁部の厚さとする。

c)

巻きは,交互に逆巻きにする(

図 6b 参照)。

上部ガイド溝

下部ガイド溝

絶縁クリアランス

ベース

絶縁クリアランス


7

C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

図 6  二また端子のサイドルート接合及び巻付け

4.3.3 

上下ルート(top and bottom route)接合  線材は,確実に接触するように端子の基部又はポストに

巻き付け,4.3.1 に基づいて機械的に固定する場合には,90 度以上曲げなければならない(

図 参照)。線

材のリードは,端子の上面部又は組み込まれている線材に接触しなければならない。二本以上の線材を組

み込む場合は,線材は同時に挿入するが,それぞれ別々に反対側のポストに巻き付けなければならない。

  設計上,二また端子の上ルートへの線材が要求される場合には,線材は,二また端子の先端の間にまっ

図 6a

図 6b

図 6c

図 6d

図 6e

図 6f

90°(最小)巻付

端子フランジ

リード



C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

すぐに送り込まなければならない。二またの間隔は,二重に折り曲げた線材で埋めるか又は二またの間隔

が許す範囲(

図 7c 及び図 7d 参照)で,別の線材を使用して間隔を埋めなければならない。

図 7  上下ルートの端子接合

4.3.4 

連続結線  三本以上の端子を連続結線する場合には,連続単線バスワイヤは,次のように端子間

を結んでもよい(

図 参照)。

a)

最初の端子及び最後の端子の接合が,4.3.1 の要求事項を満足する。

b)

巻付け部以外の渡り部は,環境条件で張力を緩和するため湾曲形状にする。

c)

孔あき端子の場合,線材は,少なくとも各中間端子の二つの互いに外側になる接触面を用いて接続し

なければならない(

図 8e 参照)。

7b 

図 7c 

図 7d

図 7a 

図 7b


9

C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

 
 

図 8  連続結線の線材巻付け

4.3.5 

サービスループ  リード線は,図 に示すように,曲がりを付けて配線する。曲がりは,現地での

修復ができる程度でなければならない。はんだ付け後,線材は,4.3.6 の絶縁クリアランスの要求事項を満

足しなければならない。

図 9  リード配線のサービスループ

4.3.6 

絶縁クリアランス  線材の絶縁部先端と接合はんだとのクリアランス(C)は,次の規定による

図 10 参照)。

a)

最小クリアランス:  絶縁部は,はんだ接合部と接触してもよいが,はんだで覆われてはならない。

線材の線すじ(筋)は,絶縁部の先端で目視できなければならない。

b)

最大クリアランス:  クリアランスは,線材の絶縁部を含む直径の 2 倍又は 1.5 mm のいずれか大き

い方を超えない範囲とするが,隣接する導体と短絡してはならない。

図 8a 

図 8c 

図 8b

図 8d 

図 8e 

図 8f 

不合格(不十分)

合格


10 
C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

 
 
 

図 10  絶縁クリアランス(C)の測定

 

4.3.7 

線材の巻き方向  リード線は,時計回り又は反時計回り(応力の方向に合わせ)に巻いてもよいが,

リード線の結線の曲がり具合は,連続的で,また,端子にその他の線材を巻き付ける妨げになってはなら

ない。 

4.3.8 

最大取付数  タレット又は二また端子の各溝部に対する取付数は,三本までとする。その他の端子

への取付数も,

端子が三本を超える取付数を許容するように設計されていない場合には,

三本以下とする。

4.3.9 

応力緩和  端子に接合する部品のリード及び線材は,応力緩和の仕組みをもつのが望ましい(図

11

参照)

。部品は,樹脂固定をしていない端子間では,応力緩和のない接合をしてはならない。

 
 
 
 
 
 
 


11

C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

 
 
 
 

図 11  応力緩和の例

4.3.10 

孔あき端子  単独端子へ配線する場合には,線材は,孔を通して端子に巻き付けなければならない

図 12 参照)。連続結線する場合には,線材は,単独端子に接合する場合と同じ方法で最初及び最後の端

子に接合する。渡り部は,少なくとも各中間端子の二つの互いに隣接しない側の接触面に接合する(

図 8e

参照)

購入者が,線材のかしめ・ボンディング一体設計を認めた場合には,孔あき端子へ接合する線材は,端

図 11a 

図 11b 

図 11c 

図 11d 


12 
C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

子の少なくとも二面(隣接又は非隣接)に接触させる。線材の巻きは,少なくとも 1/4 回,最高 3/4 回と

する。リード及び線材の先端は,最大リード線の直径分はみ出してもよい(

図 12d 及び図 12e 参照)。

 
 
 

図 12  孔あき端子の線材巻付け

4.3.11 

カップ端子及び中空円筒形端子のはんだ付け  線材は,カップにはんだが十分に入るようにし,フ

ラックスがたまらないようにしてカップ端子にはんだ付けをする。

4.3.11.1 

はんだカップへの線材及びリードのはんだ付け  カップに装着する線材は,三本までとする。線

材の素線のよりが乱れたり,素線が動いたりしてはならない。線材は,カップの底まで挿入し,はんだフ

ィレットは,接触面に沿って形成しなければならない。はんだは,カップの内側の全体でよくぬれ,少な

くともカップの 75  %を満たしていなければならない。はんだは,検査孔から見えるところになければな

らない。また,はんだは,検査孔からわずか上に出てもよく,また,カップからあふれてもよい。カップ

の外にあふれたはんだは,薄い膜を形成するのが望ましい。

図 12a 

図 12b

図 12c 

図 12d 

図 12e 


13

C 61191-4:2006 (IEC 61191-4:1998)

5. 

受入要求事項  JIS C 61191-1 に規定する材料,工程及び製品では,この項で規定する受入れの要求事

項よりも良質の相互接合を得ることができる。工程及びその管理は,レベルCの製品受入要求事項に適合

するか又はそれを超える製品を生産する能力があることが望ましい。

5.1 

管理及び是正処置  JIS C 61191-1 に規定する受入,是正処置限界,管理限界の設定及び一般実装要

求基準は,この規格の必す(須)部分である。さらに,次の事項は,すべてのはんだ付け端子及び相互接

合の受入れで満足しなければならない。

5.2 

端子のはんだ付け  めっきスルーホールに組み込んだ端子は,端子フランジ及びランド又はグラン

ド層の両方に対して,はんだがよいぬれを示すのが望ましい(

表 参照)。

表 2  端子を組み込んだめっきスルーホールの最低受入基準  (

1

)

基準

  レベル  A

  レベル  B

  レベル  C

A  部品面のリード及び内壁に対するぬれ

規定しない

    180  °

    270  °

B  はんだの垂直充てん度合(

規定しない

    75  %

    75  %

C  はんだ面の周辺フィレット及びぬれ

    270  °

    270  °

    330  °

D  部品面のランドはんだぬれ面積比率

    0  %

    0  %

    0  %

E  はんだ面のランドはんだぬれ面積比率

    75  %

    75  %

    75  %

(

1

)

    はんだぬれとは,はんだ付け工程によってはんだが付いた部分を意味する。

(

2

)

    くぼみは,はんだ面及び部品面合計で,25  %まで認める。

5.2.1 

線材−端子の取付け  平たん端子及び柱状端子に対するはんだの量は,線材又は端子の線すじが判

別できるように調整する。筒状端子の筒内は,はんだで満たされる必要はない。 

5.2.2 

部品本体の表示及び基板上の略号  部品本体の表示及び基板上の略号は,明りょうでなければなら

ない。また,部品は,その表示が見えるように装着するのが望ましい。 

6. 

不適合なはんだ付け実装の手直し  不適合なはんだ接合の手直しは,その不適合の記録が完了するま

で実施してはならない。このデータは,原因を推定し,必要な是正処置を決定するために使用する(JIS C 

61191-1

参照)

。手直しを実施する場合,手直し後は,5.2

表 不適合の表参照)の要求事項に基づいて検

査をする。

表 3  端子取付け及びはんだ付けの不適合

  No.

不適合

  1

JIS C 

61191

-1

の表 に示す不適合

  2

表 の許容範囲を超える線材の損傷

  3

配線の絶縁部又は部品の損傷

  4

リード部品及び線材の不適切な応力緩和

  備考  応力緩和のための曲げ部分のはんだが,応力緩和の妨げにならない。