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C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日

本工業規格である。

これによって,JIS C 0364-5-52 : 2000 及び JIS C 0364-5-523 : 2002 は廃止・統合され,この規格に置き換

えられる。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60364-5-52 : 2001,Electrical

installations of buildings−Part 5-52 : Selection and erection of electrical equipment−Wiring systems を基礎とし

て用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

JIS C 60364-5-52

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)  許容電流

附属書 B(参考)  箇条 523 の表の簡略法の一例

附属書 C(参考)  許容電流を表す表

附属書 D(参考)  平衡三相系統における高調波電流の影響

附属書 E(参考)  JIS C 60364 の第 1 部∼第 6 部の再構成


C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

目  次

ページ

序文

1

520

  概要

1

520.1

  適用範囲

1

520.2

  引用規格

1

520.3

  一般事項

2

521

  配線方法の種類

3

521.4

  バスダクト方式

3

521.5

  交流回路

3

521.6

  電線管及びトランキング方式

11

522

  外的影響に関する配線設備の選定及び施工

11

522.1

  周囲温度  (AA)

11

522.2

  外部熱源

11

522.3

  水の存在  (AD)

11

522.4

  侵入固形物の存在  (AE)

11

522.5

  腐食又は汚染物質の存在  (AF)

12

522.6

  衝撃  (AG)

12

522.7

  振動  (AH)

12

522.8

  その他の機械的応力  (AJ)

12

522.9

  植物及び/又はかびの存在  (AK)

13

522.10

  動物の存在  (AL)

13

522.11

  太陽放射  (AN)

13

522.12

  地震の影響  (AP)

13

522.13

  風  (AR)

13

522.14

  製造又は貯蔵材料の性質  (BE)

13

522.15

  建築物の設計  (CB)

13

523

  許容電流

14

523.5

  複数回路の集合

14

523.6

  通電導体の数

14

523.7

  並列使用導体

15

523.8

  配線経路中における施設条件の変化

15

524

  導体の断面積

15

525

  需要家設備における電圧降下

16

526

  電気的接続

16

527

  火災の拡大を最小にするための配線設備の選定及び施工

17

527.1

  防火区画による措置

17


C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)  目次

(3)

ページ

527.2

  配線設備の貫通部のシール

17

528

  配線設備と他の供給設備との接近

18

528.1

  他の電気供給設備との接近

18

528.2

  非電気供給設備との接近

18

529

  清掃を含む保守性に関する配線設備の選定及び施工

19

附属書 A(規定)許容電流

20

附属書 B(参考)箇条 523 の表の簡略法の一例

45

附属書 C(参考)許容電流を表す表

49

附属書 D(参考)平衡三相系統における高調波電流の影響

53

附属書 E(参考)JIS C 60364 の第 部∼第 部の再構成

55

参考文献

57

 
 


C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

白      紙


日本工業規格

JIS

 C

60364-5-52

:2006

(IEC 60364-5-52

:2001

)

建築電気設備−

第 5-52 部:電気機器の選定及び施工−

配線設備

Electrical installations of buildings

Part 5-52 : Selection and erection of electrical equipment

Wiring systems

序文  この規格は,2001 年に第 2 版として発行された IEC 60364-5-52,Electrical installations of buildings−

Part 5-52 : Selection and erection of electrical equipment−Wiring systems を翻訳し,技術的内容及び規格票の様

式を変更することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

520

  概要

520.1

適用範囲  この規格は,配線設備の選定及び施工について規定する。

備考1.  この規格は一般に保護導体にも適用するが,保護導体に対する詳細な要求事項は JIS C 

60364-5-54

に示す。

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

IEC 60364-5-52 : 2001

,Electrical installations of buildings−Part 5-52 : Selection and erection of

electrical equipment−Wiring systems (IDT)

520.2

  引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成

する。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を

構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年又は発行年を付記していない引用

規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 0920

  電気機械器具の外郭による保護等級(IP コード)

備考  IEC 60529  Degrees of protection provided by enclosures (IP Code)(

2

)  が,この規格と一致してい

る。

JIS C 3664

  絶縁ケーブルの導体

備考  IEC 60228  Conductors of insulated cables が,この規格と一致している。

JIS C 3665-1

  電気ケーブルの難燃試験−第 1 部:絶縁電線又はケーブルの一条垂直試験

備考  IEC 60332-1  Tests on electric cables under fire conditions−Part 1 : Test on a single vertical


2

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

insulated wire or cable が,この規格と一致している。

JIS C 60364-4-41

  建築電気設備−第 4-41 部:安全保護−感電保護

備考  IEC 60364-4-41  Electrical installations of buildings−Part 4-41 : Protection for safety−Protection

against electric shock が,この規格と一致している。

JIS C 60364-4-42

  建築電気設備−第 4-42 部:安全保護−熱の影響に対する保護

備考  IEC 60364-4-42  Electrical installations of buildings−Part 4-42 : Protection for safety−Protection

against thermal effects が,この規格と一致している。

JIS C 60364-4-43

  建築電気設備−第 4-43 部:安全保護−過電流保護

備考  IEC 60364-4-43  Electrical installations of buildings−Part 4-43 : Protection for safety−Protection

against overcurrent が,この規格と一致している。

JIS C 60364-5-51

  建築電気設備−第 5-51 部:電気機器の選定及び施工−共通規定

備考  IEC 60364-5-51   Electrical installations of buildings −Part 5-51 : Selection and erection of

electrical equipment−Common rules からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS C 60364-5-54

  建築電気設備−第 5-54 部:電気機器の選定及び施工−接地設備,保護導体及び保

護ボンディング導体

備考  IEC 60364-5-54   Electrical installations of buildings −Part 5-54 : Selection and erection of

electrical equipment − Earthing arrangements, protective conductors and protective bonding

conductors が,この規格と一致している。

IEC 60287-1-1 : 1994

,Electric cables−Calculation of the current rating−Part 1 : Current rating equations

(100 % load factor) and calculation of losses−Section 1 : General

IEC 60287-2-1 : 1994

,Electric cables−Calculation of the current rating−Part 2 : Thermal resistance−Section

1 : Calculation of thermal resistance

IEC 60287-3-1 : 1995

,Electric cables−Calculation of the current rating−Part 3 : Sections on operating

conditions−Section 1: Reference operating conditions and selection of cable type (

1

)

IEC 60332-3-24 : 2000

,Tests on electric cables under fire conditions−Part 3-24 : Test for vertical flame spread

of vertically-mounted bunched wire or cables−Category C

IEC 60439-2 : 2000

,Low-voltage switchgear and controlgear assemblies−Part 2 : Particular requirements for

busbar trunking systems (busways)

IEC 60502

  Power cables with extruded insulation and their accessories for rated voltages from 1 kV (Um=

1.2 kV) up to 30 kV (Um=36 kV)

IEC 60614 (all parts)

,Specification for conduits for electrical installations

IEC 60702

  Mineral insulated cables and their termunations with a rated voltage not exceeding 750 V

IEC 61200-52 : 1993

,Electrical installation guide−Part 52 : Selection and erection of electrical equipment−

Wiring systems

ISO 834 (all parts)

,Fire-resistance tests−Elements of building construction

注(

1

)  IEC 60287-3-1 (1995)  とその追補 1 (1999)  との合併版 1.1 (1999)  がある。

(

2

)  IEC 60529 とその追補 1 (1999)  との合併版 2.1 (2001)  がある。

520.3

  一般事項  配線設備の選定及び施工に当たっては,ケーブル及び電線,それらの端末処理及び/又

は接続,それらの支持又はちょう架並びにそれらの外的影響に対するエンクロージャ又は保護方式に適用


3

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

するものとして,JIS C 60364-1 の基本的原則を適用することを考慮しなければならない。

521

  配線方法の種類

521.1

  施設方法は,その外的影響を当該製品規格の要求事項が満たしている場合は,使用する電線又はケ

ーブルの種類に応じて

表 52-1 によらなければならない。

521.2

  施設方法は,その施設状況に応じて

表 52-2 によらなければならない。

521.3

  施設方法の例及び適切な許容電流の参照を表 52-3 に示す。

備考1.  この規格で示していない配線方法の種類でもこの規格の一般規定に適合する場合は使用して

もよい。

2.

表 52-3 は,同一の許容電流を安全に使用し得るとみなされる設備の基準的方法を示している。

521.4

  バスダクト方式  バスダクト方式は IEC 60439-2 に適合し,かつ,製造業者の説明書に従って施設

しなければならない。その施設は,

箇条 522522.1.1522.3.3522.8.7522.8.8 及び 522.8.9 を除く。),箇

条 525,箇条 526,箇条 527 及び箇条 528 の要求事項によらなければならない。

521.5

  交流回路  強磁性エンクロージャ内に収納する交流回路の導体は,各回路の全導体を同一エンクロ

ージャ内に収めるように配慮しなければならない。

備考  この条件が満たされないときは,誘導効果によって過熱及び過大な電圧降下を生じるおそれが

ある。

表 52-1 (52F)  配線方法の選定

施設方法

電線及びケーブル

固定

せず

直接

固定

電線管

ケーブル

トランキング
(幅木形,床
面埋込形を含

む)

ケ ー ブ ル

ダクト

ケーブル

ラダー, 
ケーブル 
トレイ,

ケーブル 
ブラケット

が い し

引き

支持

用線

裸電線

絶縁電線

多心

+ 0

外装ケーブル 
(金属がい装及び 
無機絶縁を含む。

)  単心 0  +

+ 0

    +  使用できる。 
    −  使用できない。

    0  適用できない,又は通常実用上使用しない。


4

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 52-2 (52G)  配線設備の施工

施設方法

施設状況

固定

せず

直接

固定

電線

ケーブル

ト ラ ン キ ン グ
(幅木形,床面
埋込形を含む)

ケーブル

ダクト

ケーブル

ラダー, 
ケーブル 
トレイ,

ケーブル 
ブラケット

がいし

引き

支持

用線

建築物空所 40,

46, 
15,16

0 15,

16, 
41,42

− 43

30,31,32,

33,

    34

ケーブルチャネル 56 56

54,55

0 44,45 30,31,32,

33,

    34

地中埋設 72,73 0 70,71

− 70,71 0  −

構造体埋設 57,58 3 1,2,

59,60

50,51,52,53

44,45 0  −

露出取付

− 20,

21, 
22,23

4,5

6,7,8,9,12,

13,14

6,7,8,

9

30,31,32,

33,

    34

36

架空

− 0

10,11

− 30,31,32,

33,

    34

36 35

水中 80

80

0

− 0 0

    表中の番号は,

表 52-3 の項目番号を示す。

    −  使用できない。 
    0  適用できない,又は通常実用上使用しない。


5

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 52-3 (52H)  許容電流を求める指針としての施設方法の例

備考  この図は,実際の製品又は設備事例を示すものではなく,施設方法の説明用のものである。

項目

番号

施設方法

記述

許容電流を求めるために使用する

基準施設方法(

附属書 参照)

1

 
 
 

2

 
 
 

3

 
 
 

4

 
 
 

5

 
 

断熱壁  (

1

)  内に施設した電線管内の絶縁電線

又は単心ケーブル 
 
 
 
断熱壁  (

1

)  内に施設した電線管内の多心ケー

ブル 
 
 
 
断熱壁  (

1

)  内に直接埋め込んだ多心ケーブル

 
 
 
 
木造若しくは石造壁面に取り付けた電線管内

の,又はその壁面から電線管外径の 0.3 倍未満
のすき間を設けて施設した電線管内の絶縁電
線又は単心ケーブル 
 
木造若しくは石造壁面に取り付けた電線管内
の,又はその壁面から電線管外径の 0.3 倍未満

のすき間を設けて施設した電線管内の多心ケ
ーブル

A1

 
 
 

A2

 
 
 

A1

 
 
 

B1

 
 
 

B2

 

6

 

7

 
 

8

 

9

 

木造壁面に取り付けたケーブルトランキング
内の絶縁電線又は単心ケーブル

−  水平施設  (

2

)

−  垂直施設  (

2

),(

3

)

 
 
 
木造壁面に取り付けたケーブルトランキング

内の多心ケーブル 
−  水平施設  (

2

)

−  垂直施設  (

2

),(

3

)

B1

 
 
 
 
 

検討中  (

4

)

注(

1

)  壁の内面材の熱伝達係数は 10 W/m

2

・K 以上。

(

2

)  附属書 の施設方法 B1 及び施設方法 B2 に対して示す値は,単一の回路に対するものである。

トランキング内に複数の回路が存在する場合は,内部のバリヤ又は仕切の有無にかかわらず,

表 A.52-17 に示

す集合減少係数を適用する。

(

3

)  ケーブルを垂直に施設し,換気が制約される場合は注意しなければならない。垂直部の頂部の周囲温度は,

かなり上昇することがある。この問題は検討中である。

(

4

)  基準施設方法 B2 に対する値を使用することができる。


6

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 52-3 (52H)  許容電流を求める指針としての施設方法の例(続き)

項目 
番号

施設方法

記述

許容電流を求めるために使用する
基準施設方法(

附属書 参照)

10

 

11

 
 
 
 

12

 
 

13

 

14

 
 
 

15

 

16

 
 

20

 
 

21

 
 

22

 
 

 

 
 

つり下げたケーブルトランキング内の絶縁電
線又は単心ケーブル(

5

)

 
つり下げたケーブルトランキング内の多心ケ
ーブル(

5

)

 
 
 
 
線ぴ内に布設した絶縁電線又は単心ケーブル
(

6

)

 
 
幅木トランキング内の絶縁電線又は単心ケー
ブル 
 
幅木トランキング内の多心ケーブル 
 
 
 
 
扉枠内に施設した電線管内の絶縁電線又は単
心若しくは多心ケーブル(

7

)

 
窓枠内に施設した電線管内の絶縁電線又は単
心若しくは多心ケーブル(

7

)

 
 
単心ケーブル又は多心ケーブル:

−  木造壁面に固定,又は木造壁面とケーブ

ル直径の 0.3 倍未満のすき間を設けた施

−  木造天井面に直接固定して施設 
 
 
 
−  天井から離隔して施設

B1

 

B2

 
 
 
 

A1

 
 

B1

 

B2

 
 
 

A1

 

A1

 
 

C

 
 

C,表 A.52-17 の項目 3 も使用

 
 

検討中

 

注(

5

)  附属書 の施設方法 B1 及び施設方法 B2 に対して示す値は,単一の回路に対するものである。

トランキング内に複数の回路が存在する場合は,内部のバリヤ又は仕切の有無にかかわらず,

表 A.52-17 に示

す集合減少係数を適用する。

(

6

)  構造材及び必然的に存在する空気スペースによって,エンクロージャの熱抵抗率は小さいと考える。構造が施

設方法 6 又は施設方法 7 と熱的に同等である場合は,基準方法 B1 を使用してもよい。

(

7

)  構造材及び必然的に存在する空気スペースによって,エンクロージャの熱抵抗率は小さいと考える。構造施設

方法 6,7,8 又は 9 と熱的に同等である場合は,基準方法の B1 又は B2 を使用してもよい。 


7

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 52-3 (52H)  許容電流を求める指針としての施設方法の例(続き)

項目 
番号

施設方法

記述

許容電流を求めるために使用する
基準施設方法(

附属書 参照)

30

 
 
 
 
 
 

31

 
 
 
 
 

32

 
 
 
 
 
 

33

 

34

 
 
 
 
 

35

 
 

36

単心ケーブル又は多心ケーブル:

−  非打抜き形トレイに施設  (

10

)

 
 
 
 
 
 
−  打抜き形トレイに施設  (

10

)

 
 
 
 
 
 
−  ブラケット又はワイヤメッシュに施設

(

10

)

 
 
 
 
 
 
−  壁面からケーブル直径の 0.3 倍を超える

すき間

 
−  ラダーに施設 
 
 
 
 
 

ちょう架用線から懸垂した又はちょう架用線
と一体化した単心又は多心ケーブル 
 
 
がいし引きなどの裸線又は絶縁電線

C

表 A.52-17 の項目 2 も使用  (

8

)

 
 
 
 
 

E 又は F

表 A.52-17 の項目 4 も使用  (

8

),(

9

)

 
 
 
 

E 又は F

 
 
 
 
 
 

E 若しくは F

表 A.52-17 の項目 4 若しくは 5 も
使用,又は G (

8

),(

9

)

E 又は F

 
 
 
 
 

E 又は F

 
 

G

注(

8

)  場合によっては,特別の係数,例えば,表 A.52-20 及び表 A.52-21 を用いることがより適切であろう(附属書

A

の A.52.4.2 参照)

(

9

)  ケーブルを垂直に施設し,換気が制約される場合は注意しなければならない。垂直部の頂部の周囲温度は,か

なり上昇することがある。この問題は検討中である。

(

10

)  D

e

=多心ケーブルの外径:

−  単心ケーブル 3 本を俵積みに束ねている場合は,ケーブルの外径の 2.2 倍,又は,

−  単心ケーブル 3 本を並列に配置している場合は,ケーブル外径の 3 倍。 


8

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 52-3 (52H)  許容電流を求める指針としての施設方法の例(続き)

項目 
番号

施設方法

記述

許容電流を求めるために
使用する基準施設方法(

属書 参照)

40

 
 
 

41

 
 
 

42

 
 

43

 
 
 

44

 
 

45

 
 
 

46

 
 

47

 

 

建築物空所内の単心又は多心ケーブル  (

11

),(

12

)

 
 
 
 
建築物空所内に施設した電線管内の絶縁電 
線  (

11

),(

13

)

 
 
 
建築物空所内に施設した電線管内の単心又は多

心ケーブル 
 
 
建築物空所内に施設したケーブルダクト内の絶
縁電線  (

11

),(

13

)

 
 
 
建築物空所内に施設したケーブルダクト内の

単心又は多心ケーブル 
 
 
熱抵抗率 2 m・K/W 以下の石造内に施設したケー
ブルダクト内の絶縁電線  (

11

),(

12

)

 
 
 
熱抵抗率 2 m・K/W 以下の石造内に施設したケー

ブルダクト内の単心又は多心ケーブル 
 
 
二重床内又は二重天井内に施設した単心又は多
心ケーブル  (

11

),(

12

)

1.5D

e

V<5 D

e

B2

5 D

e

V<50 D

e

B1

1.5 D

e

V<20 D

e

B2

V

≧20D

e

B1

検討中

 
 

1.5 D

e

V<20 D

e

B2

V

≧20 D

e

B1

検討中

 
 

1.5 D

e

V<5 D

e

B2

5 D

e

V<50 D

e

B1

検討中

 
 

1.5 D

e

V<5 D

e

B2

5 D

e

V<50 D

e

B1

注(

11

)  は石造のダクト若しくは空所の小さい方の寸法若しくは直径,又は方形ダクト,二重床若しくは二重天井内

空間の垂直深さ。

(

12

)  D

e

=多心ケーブルの外径:

−  単心ケーブル 3 本を俵積みに束ねている場合は,ケーブルの外径の 2.2 倍

−  単心ケーブル 3 本を平列に配置している場合は,ケーブル外径の 3 倍

(

13

)  D

e

は電線管の外径又はケーブルダクトの垂直深さ


9

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 52-3 (52H)  許容電流を求める指針としての施設方法の例(続き)

項目 
番号

施設方法

記述

許容電流を求めるために使
用する基準施設方法(

附属書

A

参照)

50

 
 

51

 
 

52 
53

 
 
 
 

54

 
 

55

 
 

56

 
 

57

 
 
 

58

 

 

 

床面埋込形ケーブルトランキング内の絶縁電線
又は単心ケーブル 
 
 
床面埋込形ケーブルトランキング内の多心ケー

ブル 
 
 
埋め込んだトランキング内の絶縁電線又は単心
ケーブル 
 
埋め込んだトランキング内の多心ケーブル 
 
 
 
水平又は垂直に施設した非換気形ケーブルチャ
ネル内に施設した電線管内の絶縁電線又は単心

ケーブル  (

15

)

床内の開放形又は換気形ケーブルチャネル内に
施設した電線管内の絶縁電線  (

14

),(

16

)

 
 
水平又は垂直に施設した開放形又は換気形ケー
ブルチャネル内の単心又は多心外装ケーブル
(

16

)

機械的損傷に対する保護を施さずに,熱抵抗率
2 m・K/W 以下の石造内に直接埋設した単心又は
多心ケーブル  (

17

),(

18

)

 
 
機械的損傷に対する保護を施して,熱抵抗率 2 
m・K/W 以下の石造内に直接埋設した単心又は
多心ケーブル  (

17

),(

18

)

B1

 
 

B2

 

B1

 

B2

 
 
 

1.5D

e

V<20 D

e

B2

V

≧20 D

e

B1

B1

 
 

B1

 
 

C

 
 
 

C

注(

14

)  方法 55 で施設した多心ケーブルに対しては,基準方法 B2 に対する許容電流を使用する。

(

15

)  D

e

は,電線管の外径。

 

V

は,チャネルの内部の深さ。

チャネルの深さは,幅よりも重要である。

(

16

)  これらの施設方法は,じんあいのたい積による許容電流の減少及び火災の危険を防止できるように,認められ

た人以外の人の立入りが制限された区域に限って使用することを推奨する。

(

17

)  導体が 16 mm

2

以下のケーブルでは,許容電流はより多くなる可能性がある。

(

18

)  石造の熱抵抗率は,2 m・K/W 以下である。


10

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 52-3 (52H)  許容電流を求める指針としての施設方法の例(続き)

項目 
番号

施設方法

記述

許容電流を求めるために使用する
基準施設方法(

附属書 参照)

59

 
 
 

60

 
 
 
 

70

 
 
 

71

 
 
 

72

 
 
 

73

 
 
 

80

 

 

 
石造壁内に施設した電線管内の絶縁電線又は
単心ケーブル  (

19

)

 
 
 
石造壁内に施設した電線管内の多心ケーブル 
(

19

)

 
 
 
 
地中に埋設した管路内の多心ケーブル 
 
 
 
 
地中に埋設した管路内の単心ケーブル 
 
 
 
 
地中に直接埋設した単心又は多心外装ケーブ

−  機械的損傷に対する保護を施さない 
    (

備考参照)

 
地中に直接埋設した単心又は多心外装ケーブ

−  機械的損傷に対する保護を施す

    (

備考参照)

 
水中の単心又は多心外装ケーブル

B1

 
 
 

B2

 
 
 
 

D

 
 
 

D

 
 
 

D

 
 
 

D

 
 
 

検討中

 

備考  土壌熱抵抗率が 2.5 m・K/W 程度であるとき,この項目に直接埋設ケーブルを含めることができる。より低い

土壌熱抵抗率では,直接埋設ケーブルに対する許容電流は,管路内のケーブルに対するものよりもかなり多い。

注(

19

)  石造の熱抵抗率は,2 m・K/W 以下である。


11

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

521.6

  電線管及びトランキング方式  すべての導体が,そのうちの最大公称電圧に対して絶縁されている

場合は,複数の回路を同一の電線管又はトランキング内に収めることができる。

522

  外的影響に関する配線設備の選定及び施工

備考  JIS C 60364-5-51 の表 51A に分類する外的影響のうち,配線設備にとって関係の深いものをこ

の箇条に規定する。

522.1

  周囲温度  (AA)

522.1.1

  配線設備は,その使用場所の最高周囲温度に対し適切であるように,また,表 52-4 に示す最高許

容温度を超えないように選定及び施工しなければならない。

522.1.2

  ケーブル及び配線器具類などの配線設備構成部品は,当該製品規格又は製造業者が示す限度内の

温度に限り施設し又は取り扱わなければならない。

522.2

外部熱源

522.2.1

  外部熱源からの悪影響を避けるため,次の対策の一つ又はこれらと同等の有効な方法を講じ,配

線設備を保護しなければならない。

−  遮へい

−  熱源からの十分な離隔

−  起きるおそれのある温度上昇に関し十分に配慮した方式の選定

−  絶縁材料の局部的強化又は取替え

備考  外部熱源からの熱は,次のものから放射,対流又は伝導によって伝わる。例えば,

−  温水システム

−  プラント装置及び照明

−  生産工程

−  熱伝導材料

−  配線設備又はその周囲媒体が受ける太陽熱

522.3

  水の存在  (AD)

522.3.1

  配線設備は,水の浸入による損傷がないように選定及び施工しなければならない。完成した配線

設備は,それぞれの場所に適した保護等級 IP に適合しなければならない。

備考  一般に固定配線設備におけるケーブルの外装及び絶縁物は,そのままの状態で湿気の浸入に対

し耐性があるとみることができる。頻繁に飛まつを受けるか,水浸又は水没するおそれのある

ケーブルは,特別な考慮を払わなければならない。

522.3.2

  配線設備内に水が滞留又は凝結するおそれがある場合は,それを排出するための措置を講じなけ

ればならない。

522.3.3

  配線設備が波にさらされるおそれがある場合 (AD6) は,機械的損傷に対して保護するため 522.6

522.7

及び 522.8 の措置の一つ以上を講じなければならない。

522.4

  侵入固形物の存在  (AE)

522.4.1

  配線設備は,固形物の侵入によって起こる危険を最小にするように選定及び施工しなければなら

ない。完成した配線設備は,それぞれの場所に適した保護等級 IP に適合しなければならない。

522.4.2

  影響のある量のほこりが存在する場所 (AE4) では,追加予防措置を講じて配線設備の放熱を阻害

するような量のほこり又はその他の物質がたい(堆)積するのを防止しなければならない。

備考  ほこりの除去をより容易にするような配線設備が必要な場合がある(箇条 529 参照)。


12

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

522.5

  腐食又は汚染物質の存在  (AF)

522.5.1

  水を含む腐食又は汚染物質の存在が腐食又は劣化を生じさせるおそれがある場合は,それらの影

響を受けるおそれのある配線設備の部分をこれらの物質に耐える材料で適切に保護するか又は製造しなけ

ればならない。

備考  施工時に施す適切な保護には,保護テープ巻き,塗装又はグリース塗布を含めてもよい。

522.5.2

  電解作用を生じるおそれのある異種金属は,相互の接触による影響を避けるような特別措置を施

した場合を除き,相互に接触しないように配置しなければならない。

522.5.3

  材料が相互作用によって又は個別に劣化若しくは危険な状態になるおそれがある場合は,それら

を相互に接触しないように配置しなければならない。

522.6

  衝撃  (AG)

522.6.1

  配線設備は,例えば,衝撃,貫通,圧縮などの機械的応力によって起こる損傷を最小にするよう

に選定及び施工しなければならない。

522.6.2

  固定設備において厳しさ中 (AG2) 又は厳しさ大 (AG3) の衝撃が発生し得る場合は,次のいずれ

かの措置を施して保護しなければならない。

−  配線設備の機械的特性

−  場所の選定

−  部分的又は全体に追加して施す機械的保護措置

−  上記のいずれかの組合せ

522.7

  振動  (AH)

522.7.1

  厳しさ中 (AH2) 又は厳しさ大 (AH3) の振動を受ける機器の構造体に支持又は固定する配線設

備は,特にケーブル及びその接続部において,これらの条件に対して適切でなければならない。

備考  振動機器への接続に特別な注意を払うことが望ましい。部分的に可とう配線設備などを採用し

てもよい。

522.7.2

  照明器具などつり下げ形電気使用機器の固定形設備は,可とう性心線をもつケーブルで接続しな

ければならない。振動及び移動のおそれもない場合は,非可とう性心線のケーブルを使用することができ

る。

522.8

  その他の機械的応力  (AJ)

522.8.1

  配線設備は,その工事中,使用中又は保守の際に,ケーブル及び絶縁電線の外装及び絶縁物並び

にそれらの端末に損傷を与えないように選定及び施工しなければならない。

522.8.2  (522.8.1.1)

  電線管又はケーブルダクトを構造体に埋め込む場合は,すべての絶縁電線又はケーブ

ルを引き込む前に,各回路に対する施工を完了していなければならない。

522.8.3  (522.8.1.2)

  配線設備の曲げ半径は,電線又はケーブルが損傷を受けないようなものでなければな

らない。

522.8.4  (522.8.1.3)

  電線又はケーブルが施設方法によって連続的に支持されない場合は,電線又はケーブ

ルがその自重によって損傷を受けないように,適切な間隔及び適切な方法で支持しなければならない。

522.8.5  (522.8.1.4)

  配線設備が連続的な引張応力を受ける場合(例えば,垂直布設における自重)は,電

線又はケーブルがその自重によって損傷を受けないように,必要な断面積をもつ適切な種類のケーブル又

は電線並びに取付方法を選定しなければならない。

522.8.6  (522.8.1.5)

  電線又はケーブルを引き込み又は引き抜くことを意図した配線設備は,その作業がで

きるよう,適切な接近手段を講じなければならない。


13

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

522.8.7  (522.8.1.6)

  床内に埋め込む配線設備は,床の用途に応じた使用によって起こる損傷を防止するた

め十分に保護しなければならない。

522.8.8  (522.8.1.7)

  壁内に堅固に固定して埋め込む配線設備は,水平若しくは垂直に又は部屋の縁に平行

に布設しなければならない。

構造体内に隠ぺいするが固定しない配線設備は,実用的な最短経路をとってもよい。

522.8.9  (522.8.1.8)

  導体及び接続部に過度の引張応力がかかるのを防止するためには,可とう配線設備と

しなければならない。

522.9

  植物及び/又はかびの存在  (AK)

522.9.1

  経験又は予測によって危険条件 (AK2) となる場合は,それに対応した配線設備を選定するか又

は特別な保護措置を講じなければならない。

備考  これらの植物類の除去をより容易にするような施設方法が必要な場合がある(箇条 529 参照)。

522.10

  動物の存在  (AL)

522.10.1

  経験又は予測によって危険条件 (AL2) となる場合は,それに対応した配線設備を選定するか又

は特別な保護措置を講じなければならない。次にその例を示す。

−  配線設備の機械的特性

−  場所の選定

−  部分的又は全体に追加して施す機械的保護措置

−  上記のいずれかの組合せ

522.11

  太陽放射  (AN)

522.11.1

  経験又は予測によって影響がある量の太陽放射 (AN2) がある場合は,その条件に適する配線設

備を選定し,施工するか又は適切な遮へいを施さなければならない。

備考  温度上昇を扱う 522.2.1 も参照。

522.12

  地震の影響  (AP)

522.12.1

  その施設場所の地震による危険を考慮して,配線設備を選定し施工しなければならない。

522.12.2

  経験による地震の危険度が厳しさ小 (AP2) 又はそれ以上の場合は,特に次のことに注意を払わ

なければならない。

−  配線設備の建築構造体への固定

−  例えば安全設備など,すべての重要な機器と固定配線との接続は,可とう性を考慮して選定しなけれ

ばならない。

522.13

  風  (AR)

522.13.1

  522.7 振動 (AH) 及び 522.8 その他の機械的応力 (AJ) を参照。

522.14

  製造又は貯蔵材料の性質  (BE)

522.14.1

  箇条 527 火災の拡大を最小にするための配線設備の選定及び施工を参照。

522.15 (522.14)

  建築物の設計  (CB)

522.15.1 (522.14.1)

  構造体等の変位による危険が存在する場合 (CB3) は,その相互変位を許容できるよう

なケーブルの支持及び保護方式を採用し,電線及びケーブルに過度な機械的応力がかからないようにしな

ければならない。

522.15.2 (522.14.2)

  可とう又は非固定の構造体 (CB4) に対しては,可とう配線方式を使用しなければなら

ない。


14

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

523

  許容電流

523.1 (523.1.3)

  通常の使用状態での耐用期間において,すべての導体に流す電流は,

表 52-4 に規定する最

高許容温度以下でなければならない。その電流値は,523.2 によって選定するか,又は 523.3 によって決定

しなければならない。

表 52-4 (52-A)  絶縁物の種類に対する最高許容温度

絶縁物の種類

最高許容温度  (

20

)

塩化ビニル (PVC) 
架橋ポリエチレン (XLPE) 及びエチレンプロピレンゴム (EPR)

無機物(PVC 被覆又は人が触れるおそれがある被覆なし) 
無機物(人が触れるおそれがなく,かつ,可燃性材料に接触しな

い被覆なし)

 70  導体において 
 90  導体において  (

21

)

 70  外装管において 
105  外装管において  (

21

),(

22

)

注(

20

)  表 52-4 に示す導体の最高許容温度は,附属書 に表示する許容電流値の基礎となるもので,IEC 

60502 : 1983

及び IEC 60702 : 1981 から引用した。

(

21

)  導体が 70  ℃を超える温度で使用する場合は,導体に接続する機器が接続箇所に現れる温度に適合

することを確認しなければならない。

(

22

)  無機絶縁ケーブル (MI) については,ケーブルの温度定格,端末処理,環境条件及びその他の外的

影響に応じて,より高い許容温度とすることができる。

523.2  (523.1.4)

  絶縁電線及び非がい装ケーブルに対する電流が,

表 52-3 に関連して附属書 の表から該

当する値を選定し,

附属書 に示す必要な補正係数をそれぞれ適用した値以下であれば,523.1 の要求事

項に適合するものとみなす。

備考1.  附属書 の表を簡略化してもよい。簡略法の一例を附属書 に示す。

2.

小規模設備で日常使用するための,かつ,回路設計電流と過電流保護器の種類及び定格電流

との関係から電線太さを選定するための簡略法を検討中である。

523.3 (523.1.5)

  許容電流の適正値は,IEC 60287 に規定する方法,試験,又は方法が定められている場合

には承認された方法を用いた計算によって決定してもよい。これを採用する場合は,負荷の特性及び埋設

ケーブルでは土壌の熱抵抗の影響を考慮しなければならない。

523.4 (523.2.1)

  周囲温度は,当該ケーブル又は絶縁電線が無負荷のときの周囲媒体の温度である。

523.5 (523.4)

  複数回路の集合  集合減少係数は,最高許容温度が同一の絶縁電線又はケーブルの集合に対

して適用する。

最高許容温度が異なるケーブル又は絶縁電線の集合では,集合中のケーブル又は絶縁電線のすべての許

容電流に,集合中のケーブル又は絶縁電線の中で最高許容温度が最も低いものを基準とし,適切な集合減

少係数を適用しなければならない。

使用条件が分かっていることによって,1 本のケーブル又は絶縁電線がその集合許容電流の 30 %以下の

電流しか通さないと考えられる場合は,そのケーブル又は絶縁電線を無視して,その集合中の残りのもの

に対して減少係数を適用することができる。

523.6 (523.5)

  通電導体の数

523.6.1 (523.5.1)

  一回路の中で対象とする導体の数は,負荷電流が通電される導体の数である。多相回路

の導体の電流が平衡状態とみなされる場合は,その中性線を考慮する必要がない。この条件のもとに,4

心ケーブルの許容電流は,各線導体が同一断面積の 3 心ケーブルの許容電流と同じである。4 心ケーブル


15

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

及び 5 心ケーブルは,3 導体だけが通電導体であるときには,許容電流をより大きくすることができる。

523.6.2 (523.5.2)

  線電流が不平衡であることによって,多心ケーブルの中性線に電流が流れる場合,中性

線電流による温度上昇は,1 本以上の線導体から発生する熱が減少することによって相殺される。この場

合,導体太さは最も大きい線電流に基づいて選ばなければならない。

いかなる場合でも,中性線は 523.1 に適合するのに十分な断面積をもたなければならない。

523.6.3 (523.5.3)

  中性線電流の値が,線導体の負荷電流に対応した値よりも大きくなる場合は,その回路

の許容電流を決定する上において,中性線も考慮しなければならない。そのような電流は,三相回路内の

高調波電流が無視できないことに起因している。高調波の含有率が 10 %を超える場合は,中性線は線導体

より小さくしてはならない。高調波電流に起因する熱の影響及び高次の高調波電流に対応する減少係数を

附属書 に示す。

523.6.4 (523.5.4)

  保護導体(PE 導体)だけに使用する導体は,検討対象としない。PEN 導体は,中性線と

同じように取り扱わなければならない。

523.7 (523.6)

  並列使用導体  2 本以上の導体を同一系統の相又は同一の極に並列に接続する場合は,次の

いずれかによる。

a)

並列導体間に負荷電流が均等に配分されるような方法を取らなければならない。

導体が同一材質,同一断面積で,ほぼ同じ長さで,全長にわたって分岐回路がない場合で,かつ,

次のいずれかの場合は,この要求事項に適合するとみなす。

−  並列使用導体が多心ケーブル又は単心よ(撚)りケーブル若しくはよ(撚)り絶縁電線

−  並列使用導体が俵積み若しくは平列配置の非よ(撚)り単心ケーブル又は非よ(撚)り絶縁電線

で,断面積が銅では 50 mm

2

以下,アルミニウムでは 70 mm

2

以下のもの

−  [並列使用導体が俵積み若しくは平列配置の非よ(撚)り単心ケーブル又は非よ(撚)り絶縁電

線で,断面積が銅では 50 mm

2

超過,アルミニウムでは 70 mm

2

超過である場合]

,そのような構

成に必要な特別な配置が取り入れられているもの。これらの配置は異なる相又は極の適切な組合

せ及び離隔で構成する。

(この問題は検討中である。

b)  523.1

の要求事項に適合するように,負荷電流を配分する特別の考慮をしなければならない。

523.8  (523.7)

  配線経路中における施設条件の変化  配線経路中のある部分と他の部分とで放熱が異なる

場合は,配線径路中,最も悪い放熱条件の部分を基準に許容電流を決定しなければならない。

524

  導体の断面積

524.1

  交流回路の線導体及び直流回路の充電用導体の断面積は,表 52-5 に示す値以上でなければならな

い。

備考  これは機械的な理由によるものである。

524.2

  中性線がある場合,その断面積は,次の場合に線導体と同じでなければならない。

−  単相 2 線式回路のすべての部分

−  多相及び単相 3 線式回路において,線導体が銅で 16 mm

2

又はアルミニウムで 25 mm

2

以下の場合

524.3

  多相回路の各線導体が銅で 16 mm

2

又はアルミニウムで 25 mm

2

を超えるものであって,次の条件の

すべてに適合する場合は,その中性線の断面積を線導体より小さくしてもよい。

−  通常の供給時において,中性線に高調波電流がある場合,それを含めた予想最大電流は,小さくした

断面積の中性線の許容電流を超えない。

備考  通常の供給条件下の回路に流れる負荷電流は,各相間に実質的に等しくすることが望ましい。


16

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

−  中性線は,JIS C 60364-4-43 の 431.2 の規定に従って過電流保護されている。

−  中性線の太さは,銅で 16 mm

2

又はアルミニウムで 25 mm

2

以上である。

表  52-5 (52J)  導体の最小断面積

導体

配線設備の種類

使用回路

材質

断面積 mm

2

電力及び照明回路

アルミニウム

1.5

2.5(備考 1.  参照)

ケーブル及び

絶縁電線

信号及び制御回路

銅 0.5(

備考 2.  参照)

電力回路

アルミニウム

10 
16

固定設備

裸導体

信号及び制御回路

銅 4

特定の機器用回路

当該 JIS 又は IEC 
格による

上記以外の機器用
回路

0.75(

23

)

絶縁電線及びケーブルを用
いた可とう接続

特殊な適用のため
の特別低電圧回路

0.75

備考1.  アルミニウム導体の端末処理に使用するコネクタは,特定の使用目的に対し試験さ

れ承認されたものでなければならない。

2.

電子機器用に用いる信号及び制御回路では,最小断面積を 0.1 mm

2

とすることがで

きる。

注(

23

) 7 心以上の多心可とうケーブルでは,備考 2.を適用する。

525

  需要家設備における電圧降下  検討中である。

備考  他の条件を考慮しなければ,実務的には需要家設備の源点から機器までの電圧降下は,設備の

公称電圧の 4 %以下が望ましい。

上記の他の条件には,電動機及び大きな突入電流をもつ機器の始動時間を含む。

異常な運転による過渡電圧及び電圧変動などの一時的条件は無視してもよい。

526

  電気的接続

526.1

  導体相互及び導体と他の機器との接続は,永続性のある電気的連続性をもち,かつ,十分な機械的

強度及び機械的保護を備えるものでなければならない。

備考  IEC 61200-52 参照。

526.2

  接続方法は,次に適合することを考慮して選定しなければならない。

−  導体及びその絶縁の材料

−  導体を構成する素線の本数及び形状

−  導体の断面積

−  ともに接続する導体の本数

備考  はんだ接続は,電力配線に使用しないことが望ましい。使用するときは,接続部はクリープ及

び機械的応力を考慮して設計することが望ましい(522.6522.7 及び 522.8 参照)

526.3

  接続部は,次の場合を除き,検査,試験及び保守のために接近できるものでなければならない。

−  埋設ケーブルの接続部


17

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

−  コンパウンド詰め又はカプセル内の接続部

−  シーリングヒーティング,フロアヒーティング及びトレースヒーティングなどの発熱体とリード線と

の接続部

526.4

  必要な場合は,通常の運転時に温度が上昇する接続部は,接続部につながる導体の絶縁物及びその

導体の支持物の性能を阻害しないように注意しなければならない。

527

  火災の拡大を最小にするための配線設備の選定及び施工

527.1

  防火区画による措置

527.1.1

  火災の拡大を最小にするため,適切な材料を選定し,箇条 522 に従って施工しなければならない。

527.1.2

  配線設備は,一般建築構造の性能及び火災安全性を低下させないように施設しなければならない。

527.1.3

  少なくとも JIS C 3665-1 の要求事項に適合するケーブル及び IEC 60614 並びに配線設備に関する

その他の IEC 規格に規定する必要な耐火性をもつ製品は,特別な予防措置なしに施設してもよい。

備考  特別な危険性が認められる設備では,IEC 60332-3-24 で規定する束ねたケーブルに対するより

厳しい試験に適合するケーブルを必要とすることがある。

527.1.4

  JIS C 3665-1 の炎伝搬の要求事項に適合しないケーブルを使用する場合は,機器と恒久的配線設

備との接続のための短い部分に限定し,さらに,いかなる場合でも,一つの防火区画から他の区画に貫通

させてはならない。

527.1.5

  ケーブル以外の配線設備の部分であって,IEC 60614 及び配線設備に関するその他の IEC 規格に

おいて,炎伝搬の要求事項には適合しないが,それ以外のすべての要求事項に適合する場合,その使用に

当たっては,適切な不燃性の建築材料で完全に覆わなければならない。

備考  527.1.3 及び 527.1.5 で“その他の規格”を引用することを検討中である。

527.2

  配線設備の貫通部のシール

527.2.1

  配線設備が床,壁,屋根,天井,間仕切り,中空壁など建築構造物を貫通する場合,配線設備が

通過した後に残る開口部は,貫通前の建築構造の各部材に規定する耐火等級に従ってシールしなければな

らない(ISO 834 参照)

備考1.  (527.4.1)  配線設備を施工する間に,シール措置を一時的に必要とする場合がある。

2.

(527.4.2)  改造作業に当たっては,シールはできるだけ速やかに回復させることが望ましい。

527.2.2

  耐火性能が規定された建築構造部材を貫通する電線管,ケーブルダクト,ケーブルトランキング,

ブスバー,バスダクトなどの配線設備は,527.2.1 で要求する外部のシールと同様に貫通前の各部材の耐火

等級になるように内部もシールしなければならない。

527.2.3

  当該配線設備のシール方法が形式試験されているものである場合は,527.2.1 及び 527.2.2 に適合

する。

527.2.4

  IEC 60614 の炎伝搬試験に適合する材料の電線管及びトランキング設備で,かつ,内断面積が 710

mm

2

以下のものは,次の両方に適合する場合は内部をシールする必要はない。

−  JIS C 0920 の IP33 の試験に適合する設備

−  貫通する建築構造体によって分離された一方の区画内にある配線設備の端末で,JIS C 0920 の IP33 の

試験に適合するもの。

527.2.5

  配線設備は荷重に耐えることを目的とした建築構造部材を貫通してはならない。ただし,貫通後

にもその部材が荷重に耐えることが保証できる場合はこの限りでない(ISO 834 参照)

527.2.6

  527.2.1 及び 527.2.3 に従って使用するすべてのシールは,次の要求事項及び 527.2.7  (527.3)  に適


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C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

合しなければならない。

備考1.  これらの要求事項は,製品の IEC 規格が整備されれば,そちらへ移してもよい。

−  これらは,接触している配線設備の材料と両立することが望ましい。

−  これらは,シールの性能を低下させることなく配線設備の放熱を可能にすることが望ま

しい。

−  これらは,火災時に配線設備の支持材が損傷して生じるおそれがある応力に耐えられる

ような十分な機械的耐久性をもつことが望ましい。

2.

次のいずれかの場合は,この箇条に適合するとみることができる。

−  ケーブルクランプ又はケーブル支持材のいずれかをシール材から 750 mm 以内に施設し,

また,それらはシール材に引張力を伝えない程度まで,シール材の火災側の支持材が損

壊することによって予想される機械的荷重に耐え得る。

−  シール方式それ自体が十分な支持機能をもつように設計する。

527.2.7 (527.3.1)

  上記 527.2.1 又は 527.2.2 に適合するためのシール措置は,そこに使用した配線設備と同

じ等級の外的影響に耐え,かつ,次の要求事項のすべてに適合しなければならない。

−  燃焼生成物に対し,貫通する建築構造部材と同程度に耐える。

−  水の浸透に対し,施設する建築構造部材に要求されるものと同じ保護等級を備える。

−  配線設備を伝わって移動してきたり,又はシールの周りに集まる滴下水からシール及び配線設備を保

護しなければならない。ただし,シールに用いる材料が最終的に組み上げられたとき,湿気に対しす

べて耐える場合は,この限りでない。

527.2.8 (527.5.1)

  シール措置は,関連製品の IEC 形式試験と関連する施工指導書に適合していることを検

証するため,検査を行わなければならない(ISO で検討中)

528

  配線設備と他の供給設備との接近

528.1

  他の電気供給設備との接近  JIS C 0366 のバンドⅠ及びバンドⅡの電圧の回路は,同じ配線設備の

中に収めてはならない。ただし,すべてのケーブルがそのうちの最大電圧に対し絶縁されているか,又は

次の方法の一つに適合する場合は,この限りでない。

−  多心ケーブルの全導体がそのケーブルに加わる最大電圧に対し絶縁されている。

−  ケーブルがその系統の電圧に対し絶縁され,かつ,ケーブルダクト又はケーブルトランキングの別区

画に施設する。

−  別々の電線管を用いる。

備考  電磁気及び静電気の両方に関する電気的障害に対する特別の配慮を通信回路,データ伝送回路

などに適用する必要がある場合がある。

528.2

  非電気供給設備との接近

528.2.1

  配線設備は,配線を損傷するおそれのある熱,煙,蒸気などを発生する設備に接近して施設して

はならない。ただし,配線からの熱の発散を阻害しないように配置した遮へい物によって有害な影響から

保護する場合は,この限りでない。

528.2.2

  結露を起こすおそれのある設備(水,蒸気又はガス)の下に配線設備を布設する場合は,配線設

備が有害な影響を受けないように予防措置を講じなければならない。

528.2.3

  電気供給設備を非電気供給設備に接近して施設する場合は,非電気供給設備で予想できるどのよ

うな運転が行われても電気供給設備に損傷を与えないように,また,その逆もないように電気供給設備を


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C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

配置しなければならない。

備考  これは,次のいずれかによって達成してもよい。

−  各供給設備間の十分な離隔

−  機械的又は熱的遮へいの使用

528.2.4

  電気供給設備が非電気供給設備と極めて接近した配置となる場合は,次の二つの条件に適合しな

ければならない。

−  非電気供給設備が通常の使用時に起こり得る危険に対し,配線設備を適切に保護する。

−  非電気供給設備の金属性部分は系統外導電性部分とみなし,JIS C 60364-4-41 

箇条 413 の要求事項

による間接接触保護を行う。

529

  清掃を含む保守性に関する配線設備の選定及び施工

529.1

  保守を行うと思われる人の知識と経験とを考慮して,配線設備の選定及び施工を行わなければなら

ない。

529.2

  保守を実行するために何らかの保護措置を取り外す必要がある場合は,いずれも当初もっていた保

護等級を低減せずに保護措置を復元できるような措置を講じなければならない。

529.3

  保守が必要と思われる配線設備の部分はすべて,安全,かつ,十分に接近できるような措置を講じ

なければならない。

備考  状況によっては,恒久的な接近手段として,はしご,通路などを設けることを必要とする場合

がある。


20

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

附属書 A(規定)許容電流

A.52.1

概要(523.1.1  適用範囲)  この附属書の要求事項は,通常の使用期間中において,通電電流の

熱的影響を受ける導体及び絶縁物に対し,十分な寿命を与えることを目的とする。導体断面積の選定に影

響するその他の考慮すべき事項として,感電保護  (JIS C 60364-4-41),熱的影響に対する保護  (JIS C 

60364-4-42)

,過電流保護(JIS C 60364-4-43),電圧降下(JIS C 60364-5-52 

箇条 525),電線を接続する機

器端子の温度制限(JIS C 60364-5-52 

箇条 526)などがある。

現時点では,この附属書は,公称電圧が交流 1 kV 以下又は直流 1.5 kV 以下の非がい装ケーブル及び絶

縁電線を対象としている。この附属書は,単心がい装ケーブルには適用しない。

備考  単心がい装ケーブルを使用する場合は,この附属書に示す許容電流をかなり低減することが必

要であろう。ケーブル供給者と協議することが望ましい。これはまた,1 本の金属管路内の単

心非がい装ケーブルに対しても適用する(521.5 参照)

523.1.4

備考 3.

表 A.52-2A.52-13 の値は,絶縁電線及び非がい装ケーブルに適用し,IEC 60502 に規定する寸法及び

JIS C 3664

に示す導体抵抗を使用し,IEC 60287 に示す方法によって求めた。ケーブルの構造上の既知の

実態的な相違(例えば,導体の形状)及び製造上の許容誤差によって,寸法,ひいては各導体寸法に対す

る許容電流にある幅が生じる。表示した許容電流は,この幅に安全性を考慮し,さらに,導体断面積に対

してプロットしたとき,滑らかなカーブ上にあるように選定した。

523.1.4

備考 4.

導体断面積 25 mm

2

以上の多心ケーブルについては,円形又は成形導体のいずれにも適用して差し支え

ない。表示の値は,成形導体による寸法から求めた。

A.52.2 (523.2)

周囲温度

A.52.2.1 (523.2.2)

  この附属書に表示する許容電流値は,基準周囲温度を次の値としている。

−  気中の絶縁電線及びケーブルに対しては,施設方法にかかわらず:30  ℃

−  埋設ケーブルに対しては,土壌に直接埋設又は地中の管路内ともに:20  ℃

A.52.2.2  (523.2.3)

  絶縁電線又はケーブルの使用場所の周囲温度が基準周囲温度と異なる場合は,

A.52-14

及び

表 A.52-15 に示す適切な補正係数を表 A.52-2∼表 A.52-13 の許容電流値に適用しなければなら

ない。埋設ケーブルについては,土壌の温度が年間数週間しか 25  ℃を超えないときは補正する必要はな

い。

備考  気中のケーブル及び絶縁電線について,周囲温度がまれにしか基準周囲温度を超えない場合に,

表示した許容電流を補正せずに使用できるようにすることを検討中である。

A.52.2.3 (523.2.4)

表 A.52-14 及び表 A.52-15 の補正係数は,太陽又はその他の赤外放射による温度上昇が

あったとしても,それによる温度上昇を考慮していない。ケーブル又は絶縁電線がこのような放射を受け

る場合,許容電流は IEC 60287 に規定する方法で求めなければならない。

A.52.3  (523.3)

  土壌熱抵抗率  地中ケーブルに対してこの附属書で表示した許容電流は,土壌熱抵抗率が

2.5 m・K/W の場合である。この値は,土壌の種類及び地理的位置が指定されていないときに,世界的に使

用できるよう考慮したものである(IEC 60287-3-1 参照)

実際の土壌熱抵抗率が 2.5 m・K/W より大きい場所においては,許容電流を適切に減少させるか,又はケ


21

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

ーブルに接している周囲の土壌をより適切なものに置き換えなければならない。このような事例は,

通常,

非常に乾燥した土地条件の場合に認められる。2.5 m・K/W 以外の土壌熱抵抗率に対する補正係数を

A.52-15

に示す。

備考  地中ケーブルに対してこの附属書で表示した許容電流は,建築物の内部及び周囲に施設する場

合だけを意図している。その他の設備については,実際の通電負荷状態に適合した土壌熱抵抗

率のより的確な値が調査によって得られる場合には,許容電流値は IEC 60287 に示す計算方法

によって求めるか又は電線製造業者から入手してもよい。

A.52.4 (523.4)

  複数回路の絶縁電線又はケーブル

A.52.4.1  (523.4.1)

  表 A.52-1 の施設方法の種類 AD  表 A.52-2∼表 A.52-7 に示す許容電流は,次の導体

本数の単一回路に対するものである。

−  2 本の絶縁電線若しくは 2 本の単心ケーブル又は 1 本の 2 心ケーブル

−  3 本の絶縁電線若しくは 3 本の単心ケーブル又は 1 本の 3 心ケーブル

これを超える絶縁電線又はケーブルを集合させて施設する場合は,

表 A.52-17A.52-19 に規定する集合

減少係数を適用しなければならない。

備考  集合減少係数は,すべての充電用導体が負荷率 100 %で連続して定常運転されているものとし

て計算している。設備の使用条件によって負荷が 100 %未満となる場合は,この集合減少係数

はもっと高くしてもよい。

A.52.4.2  (523.4.2)

  表 A.52-1 の施設方法の種類 及び F  表 A.52-8∼表 A.52-13 の許容電流は,それぞれ

の基準施設方法に関するものである。

トレイ,クリート及びこれらに類するものへの施設については,単一の回路及び集合させた複数回路と

も許容電流は,施設ごとに気中開放の絶縁電線又はケーブルの該当する配置について示す

表 A.52-8∼表

A.52-13

の電流値に,

表 A.52-20 及び表 A.52-21 に示す集合減少係数を乗じて求めなければならない。

次の備考は A.52.4.1 及び A.52.4.2 に関するものである。

備考1.  集合減少係数は,対象とする導体太さの範囲,絶縁電線又はケーブルの種類及び施設条件に

対する平均値として計算している。各表の下にある備考に注意し,場合によっては,より正

確に計算することが望ましい。

2.

集合減少係数は,等負荷の同種の絶縁電線又はケーブルからなる集合を基準として計算して

いる。異なる太さのケーブル又は絶縁電線からなる集合の場合は,細い方のものに流れる電

流に注意を払うべきである(A.52.5.3 参照)

A.52.5  (523.4.3)

  異なる太さのものが含まれる場合  表示の集合減少係数は,等負荷の同種のケーブル又

は絶縁電線に適用する。異なる太さの等負荷の絶縁電線又はケーブルの集合に対する集合減少係数の計算

は,その集合中の合計本数及び太さの混ざり具合による。このような係数は表示できないが,集合ごとに

計算しなければならない。このような係数の計算方法は,この規格の適用範囲外である。このような計算

が適用できる幾つかの例を次に示す。

備考  導体太さの範囲が,隣合う 4 段階以上にわたっている集合は,異なる太さの集合とみなすこと

ができる。同種ケーブル又は絶縁電線の集合は,すべてのケーブル又は絶縁電線の許容電流が

同一の最高許容導体温度を基準としている場合,及び集合中の導体太さの範囲が標準太さの隣

合う 3 段階以内である場合に,一つの集合であるとみなす。

A.52.5.1 (523.4.3.1)

  電線管,ケーブルトランキング又はケーブルダクト内に収納する場合  電線管,ケー

ブルトランキング又はケーブルダクト内の異なる太さの絶縁電線又はケーブルの集合に対して,安全側に


22

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

ある集合減少係数は,次の式によって求める。

n

F

1

=

ここに,  F:  集合減少係数 

n

:  集合中のケーブル数又は絶縁電線数

この等式によって得られる集合減少係数は,太さが細い方は過負荷になる危険が減少するが,太さが太

い方の利用率を低下させるであろう。同一集合中に太さが大小のケーブル又は絶縁電線が混在しなければ,

このような利用率の低下を避けることができる。

電線管内の異なる太さの絶縁電線又はケーブルの集合について,特別に留意した計算方法を使用するこ

とで,より正確な集合減少係数を作ることになる。

この課題は,検討中である。

A.52.5.2 (523.4.3.2)

  トレイ上に施設する場合  異なる太さの絶縁電線又はケーブルの集合のときは,太さ

が細い方を流れる電流に注意を払わなければならない。異なる太さの絶縁電線又はケーブルの集合につい

て特別に留意した計算方法を使用することが望ましい。

A.52.5.1

によって得られる集合減少係数は,安全側にある値である。この課題は,検討中である。

A.52.6 (523.8)

  施設方法

A.52.6.1 (523.8.1)

  基準方法  基準方法は,許容電流を試験又は計算によって決定するための施設方法であ

る。

基準方法 A1,表 52-3 の項目 1(断熱壁内に施設した電線管内の絶縁電線又は単心ケーブル)及び基準

方法 A2

表 52-3 の項目 2(断熱壁内に施設した電線管内の多心ケーブル)

壁は,耐候性外面材,断熱材及び木製又は木製に類する熱伝達係数が 10 W/m

2

・K 以上の内面材からなる。

電線管は内面材に接近して固定するが,内面材とは必ずしも接触しなくてもよい。ケーブルからの熱は,

内面材だけを通して放散するものとする。電線管は,金属製又は合成樹脂製のいずれでもよい。

基準方法 B1,表 52-3 の項目 4(木造壁面に取り付けた電線管内の絶縁電線又は単心ケーブル)及び B2

表 52-3 の項目 5(木造壁面に取り付けた電線管内の多心ケーブル)

電線管と壁面とのすき間が電線管の直径の 0.3 倍未満であるように木造壁に取り付けた電線管。電線管

は金属製又は合成樹脂製のいずれでもよい。電線管を石造壁に固定する場合には,ケーブル又は絶縁電線

の許容電流は更に大きくなるであろう。この課題は,検討中である。

基準方法 C,表 52-3 の項目 20(木造壁面に取り付けた単心又は多心ケーブル)

ケーブルと壁面とのすき間がケーブルの直径の 0.3 倍未満であるように木造壁面に取り付けたケーブル。

ケーブルを石造壁に固定又は埋設する場合には,許容電流値は更に大きくなるであろう。この課題は,検

討中である。

備考  “石造壁”には,れんが積み,コンクリート,プラスタ及びこれに類するもの(断熱材以外の)

を含むものとする。

基準方法 D,表 52-3 の項目 70(地中埋設した管路内の多心ケーブル)

熱抵抗率 2.5 m・K/W の土壌に直接接触して深さ 0.7 m に置いた合成樹脂製,陶器製又は金属製の管路に

引き込むケーブル(A.52.3 参照)

基準方法 E及び G,表 52-3 の項目 32 及び項目 33(気中開放の単心又は多心ケーブル)

すべての熱放散が妨げられないように支持したケーブル。太陽放射及びその他の熱源による加熱を考慮


23

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

しなければならない。空気の自然対流が妨げられないよう注意しなければならない。実際には,ケーブル

とあらゆる隣接物表面との離隔が,多心ケーブルではケーブル外径の 0.3 倍以上,又は単心ケーブルでは

ケーブルの直径以上であれば,気中開放条件に適合する許容電流を用いてもよい。

A.52.6.2 (523.8.2)

  その他の方法

床面又は天井下面に取り付けたケーブル:これは,天井面に取り付けたケーブルに対する許容電流が,

自然対流の減少によって壁又は床に対する値よりわずかに減少する(

表 A.52-17 参照)ことを除けば,基

準方法 C と同様である。

ケーブルトレイ:打抜き形トレイは,ケーブル固定具を容易に使用できるように規則的な配列の孔をも

つ。打抜き形トレイに施設したケーブルの許容電流は,底の面積の 30 %を孔が占める試験用トレイによっ

て求める。孔がトレイの底の面積の 30 %未満の場合は,そのトレイは非打抜き形とみなす。これは基準方

法 C と同じである。

ラダー支持:ケーブル周囲の空気の流通抵抗が最小となるような構造とする。すなわち,ケーブルの下

の金属製支持部分が,その布設面積の 10 %未満となるようにする。

クリート及びハンガ:ケーブルの長さ方向に間隔を置いてケーブルを支持し,ケーブル周囲の空気の流

通が実質上完全に自由なケーブル支持材。

表 A.52-1∼表 A.52-21 に対する共通の備考

備考1.  固定電気設備に一般的に使用される絶縁電線及びケーブルの種類並びに施設方法に対する許

容電流を表示した。表の電流値は,直流又は公称周波数が 50 Hz 又は 60 Hz の交流に対する

連続定常使用(負荷率 100 %)に関するものである。

2.

表 A.52-1 は,表示した許容電流を適用する基準施設方法を項目分けした。

3.

備考 5.)設備設計にコンピュータ支援システムを使用する場合の便宜のために,表 A.52-2

表 A.52-13 の許容電流は,導体の寸法に関連する簡単な式で表すことができる。この式及

び適用する係数を,

附属書 C(附属書 B)に示す。


24

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 A.52-1 (52-B1)  表示の許容電流値の基本を形成する基準施設方法の一覧

表及び欄

単一回路に対する許容電流

ビニル絶縁

架橋ポリエチレ
ン/エチレンプ
ロピレンゴム絶

無機絶縁

(MI)

基準施設方法

心線数

周 囲 温
度 補 正
係数

集 合 減
少係数

 2

3

2

3

1,2,3

1 2

3

4

5

6

7

8

9

A1

A.52

-2

欄 2

A.52-4

欄 2

A.52-3

欄 2

A.52-5

欄 2

A.52-14

A.52-17

A2

A.52

-2

欄 3

A.52-4

欄 3

A.52-3

欄 3

A.52-5

欄 3

A.52-14

A.52-17

                                      木造壁面に取り付け 
                                      た電線管内の絶縁電 
                    線又は単心ケーブル 

B1

A.52

-2

欄 4

A.52-4

欄 4

A.52-3

欄 4

A.52-5

欄 4

A.52-14

A.52-17

                                      木造壁面に取り付け 
                                      た電線管内の多心ケ 
                                      ーブル

B2

A.52

-2

欄 5

A.52-4

欄 5

A.52-3

欄 5

A.52-5

欄 5

A.52-14

A.52-17

                                      木造壁面に取り付け 
                                      た単心又は多心ケー 
                                      ブル

 
 

C

A.52

-2

欄 6

A.52-4

欄 6

A.52-3

欄 6

A.52-5

欄 6

外装管

温度 70  ℃

表 A.52-6

外装管

温度

105  ℃

表 A.52-7 

A.52-14

A.52-17

                                      地中に埋設した管路

内の多心ケーブル

 
 

D

A.52

-2

欄 7

A.52-4

欄 7

A.52-3

欄 7

A.52-5

欄 7

A.52-15

A.52-19

                                      気中開放の多心ケー 
                                      ブル

 
 
壁との離隔距離は 
ケーブル外径の 0.3 
倍以上

E

表 A.52-10

アルミニウム

表 A.52-11 

表 A.52-12

アルミニウム

表 A.52-13 

外装管

温度 70  ℃

表 A.52-8

外装管

温度

105  ℃

表 A.52-9 

A.52-14

A.52-17

表 A.52-1 (52-B1)  表示の許容電流値の基本を形成する基準施設方法の一覧(続き)

断熱壁内に施設した
電線管内の絶縁電線
又は単心ケーブル

断熱壁内に施設した
電線管内の多心ケー
ブル


25

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表及び欄

単一回路に対する許容電流

ビニル絶縁

架橋ポリエチレ
ン/エチレンプ
ロピレンゴム絶

無機絶縁

(MI)

基準施設方法

心線数

周 囲 温
度 補 正
係数

集 合 減
少係数

 2

3

2

3

1,2,3

1 2

3

4

5

6

7

8

9

                                  気中開放の密着した 
                                  単心ケーブル

 
 

壁との離隔距離は 
ケーブル外径以上

F

表 A.52-10

アルミニウム

表 A.52-11 

表 A.52-12

アルミニウム

表 A.52-13 

外装管

温度 70  ℃

表 A.52-8

外装管

温度

105  ℃

表 A.52-9 

A.52-14 

A.52-17

G

表 A.52-10

アルミニウム

表 A.52-11 

表 A.52-12

アルミニウム

表 A.52-13 

外装管

温度 70  ℃

表 A.52-8

外装管

温度

105  ℃

表 A.52-9 

A.52-14 

表 A.52-2 (52-C1)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法に対する許容電流  (A)

ビニル絶縁/通電導体数:2/銅又はアルミニウム

気中開放の離隔した
単心ケーブル


26

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

導体温度:70  ℃/周囲温度:気中 30  ℃,地中 20  ℃

表 A.52-1 の施設方法

A1 A2 B1 B2  C  D

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4 5 6 7

銅 
              1.5 
              2.5 
              4 
              6 
            10 
            16 
            25 
            35 
            50 
            70 
            95 
     120 
     150 
     185 
     240

300

 
            14.5 
            19.5 
            26 
            34 
            46 
            61 
            80 
            99 
          119 
     151 
     182 
     210 
     240 
     273 
     321 
     367

 
            14 
            18.5 
            25 
            32 
            43 
            57 
            75 
            92 
          110 
     139 
     167 
     192 
     219 
     248 
     291 
     334

 
            17.5 
            24 
            41 
            57 
            76 
     101 
     125 
     151 
     192 
     232 
     269 
            − 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            16.5 
            24 
            32 
            41 
            57 
            76 
     101 
     125 
     192 
     201 
     232 
            − 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            19.5 
            27 
            36 
            46 
            63 
            85 
          112 
     138 
     168 
     213 
     258 
     299 
     344 
     392 
     461 
     530

 
            22 
            29 
            38 
            47 
            63 
            81 
     104 
     125 
     148 
     183 
     216 
     246 
     278 
     312 
     361 
     408

アルミニウム 
              2.5 
              4 
              6 
            10 
            16 
            25 
            35 
            50 
            70 
            95 
     120 
     150 
     185 
     240 
     300

 
            15 
            20 
            26 
            36 
            48 
            63 
            77 
            93 
          118 
     142 
     164 
     189 
     215 
     252 
     289

 
            14.5 
            19.5 
            25 
            33 
            44 
            58 
            71 
            86 
     108 
     130 
     150 
     172 
     195 
     229 
     263

 
            18.5 
            25 
            32 
            44 
            60 
            79 
            97 
          118 
     150 
     181 
     210 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            17.5 
            24 
            30 
            41 
            54 
            71 
            86 
     104 
     131 
     157 
     181 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            21 
            28 
            36 
            49 
            66 
            83 
     103 
     125 
     160 
     195 
     226 
     261 
     298 
     352 
     406

 
            22 
            29 
            36 
            48 
            62 
            80 
            96 
          113 
     140 
     166 
     189 
     213 
     240 
     277 
     313

備考  欄 3,5,6 及び 7 の太さが 16 mm

2

以下は,円形導体のものとする。これより大きい太さに対する値は,成形導

体に関するもので,これは円形導体に対し安全に適用できる。 

表 A.52-3 (52-C2)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法に対する許容電流  (A)

架橋ポリエチレン又はエチレンプロピレンゴム絶縁/通電導体数:2/銅又はアルミニウム


27

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

導体温度:90  ℃/周囲温度:気中 30  ℃,地中 20  ℃

表 A.52-1 の施設方法

A1 A2 B1 B2  C  D

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4 5 6 7

銅 
              1.5 
              2.5 
              4 
              6 
            10 
            16 
            25 
            35 
            50 
            70 
            95 
     120 
     150 
     185 
     240

300

 
            19 
            26 
            35 
            45 
            61 
            81 
     106 
     131 
     158 
     200 
     241 
     278 
     318 
     362 
     424 
     486

 
            18.5 
            25 
            33 
            42 
            57 
            76 
            99 
     121 
     145 
     183 
     220 
     253 
     290 
     329 
     386 
     442

 
            23 
            31 
            42 
            54 
            75 
     100 
     133 
     164 
     198 
     253 
     306 
     354 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            22 
            30 
            40 
            51 
            69 
            91 
          119 
     146 
     175 
     221 
     265 
     305 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            24 
            33 
            45 
            58 
            80 
     107 
     138 
     171 
     209 
     269 
     328 
     382 
     441 
     506 
     599 
     693

 
            26 
            34 
            44 
            56 
            73 
            95 
     121 
     146 
     173 
     213 
     252 
     287 
     324 
     363 
     419 
     474

アルミニウム 
              2.5 
              4 
              6 
            10 
            16 
            25 
            35 
            50 
            70 
            95 
     120 
     150 
     185 
     240 
     300

 
            20 
            27 
            35 
            48 
            64 
            84 
     103 
     125 
     158 
     191 
     220 
     253 
     288 
     338 
     387

 
            19.5 
            26 
            33 
            45 
            60 
            78 
            96 
          115 
     145 
     175 
     201 
     230 
     262 
     307 
     352

 
            25 
            33 
            43 
            59 
            79 
     105 
     130 
     157 
     200 
     242 
     281 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            23 
            31 
            40 
            54 
            72 
            94 
          115 
     138 
     175 
     210 
     242 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            26 
            35 
            45 
            62 
            84 
     101 
     126 
     154 
     198 
     241 
     280 
     324 
     371 
     439 
     508

 
            26 
            34 
            42 
            56 
            73 
            93 
          112 
     132 
     163 
     193 
     220 
     249 
     279 
     322 
     364

備考  欄 3,5,6 及び 7 の太さが 16 mm

2

以下は,円形導体のものとする。これより大きい太さに対する値は,成形導

体に関するもので,これは円形導体に対し安全に適用できる。 

表 A.52-4 (52-C3)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法に対する許容電流  (A)

ビニル絶縁/通電導体数:3/銅又はアルミニウム


28

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

導体温度:70  ℃/周囲温度:気中 30  ℃,地中 20  ℃

表 A.52-1 の施設方法

A1 A2 B1 B2  C  D

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4 5 6 7

銅 
              1.5 
              2.5 
              4 
              6 
            10 
            16 
            25 
            35 
            50 
            70 
            95 
     120 
     150 
     185 
     240

300

 
            13.5 
            18 
            24 
            31 
            42 
            56 
            73 
            89 
     108 
     136 
     164 
     188 
     216 
     245 
     286 
     328

 
            13 
            17.5 
            23 
            29 
            39 
            52 
            68 
            83 
            99 
     125 
     150 
     172 
     196 
     223 
     261 
     298

 
            15.5 
            21 
            28 
            36 
            50 
            68 
            89 
          110 
     134 
     171 
     207 
     239 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            15 
            20 
            27 
            34 
            46 
            62 
            80 
            99 
          118 
     149 
     179 
     206 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            17.5 
            24 
            32 
            41 
            57 
            76 
            96 
          119 
     144 
     184 
     223 
     259 
     299 
     341 
     403 
     464

 
            18 
            24 
            31 
            39 
            52 
            67 
            86 
     103 
     122 
     151 
     179 
     203 
     230 
     258 
     297 
     336

アルミニウム 
              2.5 
              4 
              6 
            10 
            16 
            25 
            35 
            50 
            70 
            95 
     120 
     150 
     185 
     240 
     300

 
            14 
            18.5 
            24 
            32 
            43 
            57 
            70 
            84 
     107 
     129 
     149 
     170 
     194 
     227 
     261

 
            13.5 
            17.5 
            23 
            31 
            41 
            53 
            65 
            78 
            98 
          118 
     135 
     155 
     176 
     207 
     237

 
            16.5 
            22 
            28 
            39 
            53 
            70 
            86 
     104 
     133 
     161 
     186 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            15.5 
            21 
            27 
            36 
            48 
            62 
            77 
            92 
          116 
     139 
     160 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            18.5 
            25 
            32 
            44 
            59 
            73 
            90 
          110 
     140 
     170 
     197 
     227 
     259 
     305 
     351

 
            18.5 
            24 
            30 
            40 
            52 
            66 
            80 
            94 
          117 
     138 
     157 
     178 
     200 
     230 
     260

備考  欄 3,5,6 及び 7 の太さが 16 mm

2

以下は,円形導体のものとする。これより大きい太さに対する値は,成形導

体に関するもので,これは円形導体に対し安全に適用できる。 

 
 

表 A.52-5 (52-C4)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法に対する許容電流  (A)

架橋ポリエチレン又はエチレンプロピレンゴム絶縁/通電導体数:3/銅又はアルミニウム


29

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

導体温度:90  ℃/周囲温度:気中 30  ℃,地中 20  ℃

表 A.52-1 の施設方法

A1 A2 B1 B2  C  D

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4 5 6 7

銅 
              1.5 
              2.5 
              4 
              6 
            10 
            16 
            25 
            35 
            50 
            70 
            95 
     120 
     150 
     185 
     240

300

 
            17 
            23 
            31 
            40 
            54 
            73 
            95 
          117 
     141 
     179 
     216 
     249 
     285 
     324 
     380 
     435

 
            16.5 
            22 
            30 
            38 
            51 
            68 
            89 
     109 
     130 
     164 
     197 
     227 
     259 
     295 
     346 
     396

 
            20 
            28 
            37 
            48 
            66 
            88 
          117 
     144 
     175 
     222 
     269 
     312 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            19.5   
            26 
            35 
            44 
            60 
            80 
     105 
     128 
     154 
     194 
     233 
     268 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            22 
            30 
            40 
            52 
            71 
            96 
          119 
     147 
     179 
     229 
     278 
     322 
     371 
     424 
     500 
     576

 
            22 
            29 
            37 
            46 
            61 
            79 
     101 
     122 
     144 
     178 
     211 
     240 
     271 
     304 
     351 
     396

アルミニウム 
              2.5 
              4 
              6 
            10 
            16 
            25 
            35 
            50 
            70 
            95 
     120 
     150 
     185 
     240 
     300

 
            19 
            25 
            32 
            44 
            58 
            76 
            94 
          113 
     142 
     171 
     197 
     226 
     256 
     300 
     344

 
            18 
            24 
            31 
            41 
            55 
            71 
            87 
     104 
     131 
     157 
     180 
     206 
     233 
     273 
     313

 
            22 
            29 
            38 
            52 
            71 
            93 
          116 
     140 
     179 
     217 
     251 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            21 
            28 
            35 
            48 
            64 
            84 
     103 
     124 
     156 
     188 
     216 
            − 
            − 
            − 
            −

 
            24 
            32 
            41 
            57 
            76 
            90 
          112 
     136 
     174 
     211 
     245 
     283 
     323 
     382 
     440

 
            22 
            29 
            36 
            47 
            61 
            78 
            94 
          112 
     138 
     164 
     186 
     210 
     236 
     272 
     308

備考  欄 3,5,6 及び 7 の太さが 16 mm

2

以下は,円形導体のものとする。これより大きい太さに対する値は,成形導

体に関するもので,これは円形導体に対し安全に適用できる。 

表 A.52-6 (52-C5)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法 に対する許容電流  (A)

無機絶縁/銅導体及び銅外装管/


30

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

ビニル被覆又は人が触れるおそれのある被覆なしのケーブル(備考 2.参照)

金属外装管温度:70  ℃/基準周囲温度:30  

表 A.52-1 の方法 C に対する導体の数及び配置

通電導体数:3

通電導体数:2

2 心又は単心

多心又は俵積みの単心

平列の単心

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4

    500 V 
                        1.5 
                        2.5 
                        4

 
           23 
           31 
           40

 
           19 
           26 
           35

 
           21 
           29 
           38

    750 V 
                        1.5 
                        2.5 
                        4 
                        6 
                      10 
                      16 
           25

           35 
           50 
           70

           95 
                    120 
                    150 
                    185 
                    240

 
           25

           34 
           45 
           57

           77 
          102 
          133

          163 
          202 
          247

          296 
          340 
          388

          440 
          514

 
           21

           28 
           37 
           48

           65 
           86 
          112

          137 
          169 
          207

          249 
          286 
          327

          371 
          434

 
           23

           31 
           41 
           52

           70 
           92 
          120

          147 
          181 
          221

          264 
          303 
          346

          392 
          457

備考1.  単心ケーブルでは,同一回路のケーブルは外装管をその両端で相互に接続する。

2.

人が触れるおそれのある被覆なしケーブルでは,0.9 を乗じた値とすることが望ましい。

表 A.52-7 (52-C6)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法 に対する許容電流  (A)

無機絶縁/銅導体及び銅外装管/


31

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

人が触れるおそれのない,及び可燃性材料に接触しない,被覆なしのケーブル

金属外装管温度:105  ℃/基準周囲温度:30  ℃

表 A.52-1 の方法 C に対する導体の数及び配置

通電導体数:3

通電導体数:2

2 心又は単心

多心又は俵積みの単心

平列の単心

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4

    500 V 
                        1.5 
                        2.5 
                        4

 
           28 
           38 
           51

 
           24 
           33 
           44

 
           27 
           36 
           47

    750 V 
                        1.5 
                        2.5 
                        4 
                        6 
                      10 
                      16 
           25

           35 
           50 
           70

           95 
                    120 
                    150 
                    185 
                    240

 
           31

           42 
           55 
           70

           96 
          127 
          166

          203 
          251 
          307

          369 
          424 
          485

          550 
          643

 
           26

           35 
           47 
           59

           81 
          107 
          140

          171 
          212 
          260

          312 
          359 
          410

          465 
          544

 
           30

           41 
           53 
           67

           91 
          119 
          154

          187 
          230 
          280

          334 
          383 
          435

          492 
          572

備考1.  単心ケーブルでは,同一回路のケーブルは外装管をその両端で相互に接続する。

2.

集合に対する補正を行う必要はない。

3.

この表の外装管温度は高く,通常は木造壁に適用できないので,石造壁に対して基準方法 C を適用する。

表 A.52-8 (52-7)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法 E及び に対する許容電流  (A)

無機絶縁/銅導体及び銅外装管/


32

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

ビニル被覆又は人が触れるおそれのある被覆なしのケーブル(備考 2.参照)

金属外装管温度:70  ℃/基準周囲温度:30  ℃

表 A.52-1 の方法 E,F 及び G に対する導体の数及び配置

通電導体数:3

通電導体数:2

2 心又は単心

 

方法 E 又は方法 F

多心又は

俵積みの単心

方法 E 又は方法 F

平列の単心

密着

方法 F

平列の単心

垂直離隔

方法 G

平列の単心

水平離隔

方法 G

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4 5 6

   500 V 
                1.5 
                2.5 
                4

 
       25 
       33 
       44

 
       21 
       28 
       37

 
       23 
       31 
       41

 
       28 
       34 
       45

 
       29 
       39 
       51

   750 V 
                1.5 
                2.5 
                4 
                6 
              10 
              16 
       25

       35 
       50 
       70

       95 
            120 
            150 
            185 
            240

 
       26

       36 
       47 
       60

       82 
      109 
      142

      174 
      215 
      264

      317 
      364 
      416

      472 
      552

 
       22

       30 
       40 
       51

       69 
       92 
      120

      147 
      182 
      223

      267 
      308 
      352

      399 
      466

 
       26

       34 
       45 
       57

       77 
      102 
      132

      161 
      198 
      241

      289 
      331 
      377

      426 
      496

 
       28

       37 
       49 
       62

       84 
      110 
      142

      173 
      213 
      259

      309 
      353 
      400

      446 
      497

 
       32

       43 
       56 
       71

       95 
      125 
      162

      197 
      242 
      294

      351 
      402 
      454

      507 
      565

備考1.  単心ケーブルでは,同一回路のケーブルは外装管をその両端で相互に接続する。

2.

人が触れるおそれのある被覆なしのケーブルでは,0.9 を乗じた値とすることが望ましい。

3.  D

e

はケーブルの外径。

表 A.52-9 (52-C8)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法 E及び に対する許容電流  (A)

無機絶縁/銅導体及び銅外装管/


33

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

人が触れるおそれのない被覆なしのケーブル(備考 2.参照)

金属外装管温度:105  ℃/基準周囲温度:30  

表 A.52-1 の方法 E,F 及び G に対する導体の数及び配置

通電導体数:3

通電導体数:2

2 心又は単心

 

方法 E 又は方法 F

多心又は

俵積みの単心

方法 E 又は方法 F

平列の単心

密着

方法 F

平列の単心

垂直離隔

方法 G

平列の単心

水平離隔

方法 G

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4 5 6

   500 V 
                1.5 
                2.5 
                4

 
       31 
       41 
       54

 
       26 
       35 
       46

 
       29 
       39 
       51

 
       33 
       43 
       56

 
       37 
       49 
       64

   750 V 
                1.5 
                2.5 
                4 
                6 
              10 
              16 
       25

       35 
       50 
       70

       95 
            120 
            150 
            185 
            240

 
       33

       45 
       60 
       76

      104 
      137 
      179

      220 
      272 
      333

      400 
      460 
      526

      596 
      697

 
       28

       38 
       50 
       64

       87 
      115 
      150

      184 
      228 
      279

      335 
      385 
      441

      500 
      584

 
       32

       43 
       56 
       71

       96 
      127 
      164

      200 
      247 
      300

      359 
      411 
      469

      530 
      617

 
       35

       47 
       61 
       78

      105 
      137 
      178

      216 
      266 
      323

      385 
      441 
      498

      557 
      624

 
       40

       54 
       70 
       89

      120 
      157 
      204

      248 
      304 
      370

      441 
      505 
      565

      629 
      704

備考1.  単心ケーブルでは,同一回路のケーブルは外装管をその両端で相互に接続する。

2.

集合に対する補正を行う必要はない。

3.  D

e

はケーブルの外径。

表 A.52-10 (52-C9)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法 E及び に対する許容電流  (A)

ビニル絶縁/銅導体


34

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

導体温度:70  ℃/基準周囲温度:30  ℃

表 A.52-1 の施設方法

多心ケーブル

単心ケーブル

通電導体数:3  平列

離隔

通電導体数

2

通電導体数

3

通電導体数

2

密着

通電導体数

3

俵積み

密着

水平

垂直

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4 5 6  7  8

            1.5 
            2.5 
            4 
            6 
          10 
          16 
     25 
     35

     50 
     70 
     95 
        120 
        150 
        185 
        240 
        300 
        400 
        500 
        630

     22 
     30

     40 
     51 
     70

     94 
    119 
    148

    180 
    232 
    282

    328 
    379 
    434

    514 
    593 
      −

      − 
      −

     18.5 
     25

     34 
     43 
     60

     80 
    101 
    126

    153 
    196 
    238

    276 
    319 
    364

    430 
    497 
      −

      − 
      −

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    131 
    162 
    196

    251 
    304 
    352

    406 
    463 
    546

    629 
    754 
    868

  1 005 

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    110 
    137 
    167

    216 
    264 
    308

    356 
    409 
    485

    561 
    656 
    749

    855 

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    114 
    143 
    174

    225 
    275 
    321

    372 
    472 
    507

    587 
    689 
    789

    905 

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    146 
    181 
    219

    281 
    341 
    396

    456 
    521 
    615

    709 
    852 
    982

  1 138 

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    130 
    162 
    197

    254 
    311 
    362

    419 
    480 
    569

    659 
    795 
    920

  1 070 

備考1.  太さが 16 mm

2

以下は,円形導体のものとする。これより大きい太さに対する値は,成形導体に関するもので,

これは円形導体に対し安全に適用できる。

2.  D

e

はケーブルの外径。

表 A.52-11 (52-C10)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法 E及び に対する許容電流  (A)

ビニル絶縁/アルミニウム導体


35

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

導体温度:70  ℃/基準周囲温度:30  

表 A.52-1 の施設方法

多心ケーブル

単心ケーブル

通電導体数:3  平列

離隔

通電導体数

2

通電導体数

3

通電導体数

2

密着

通電導体数

3

俵積み

密着

水平

垂直

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4 5 6  7  8

            2.5 
            4 
            6 
          10 
          16 
     25 
     35 
     50

     70 
     95 
        120 
        150 
        185 
        240 
        300 
        400 
        500 
        630

     23 
     31

     39 
     54 
     73

     89 
    111 
    135

    173 
    210 
    244

    282 
    322 
    380

    439 
      − 
      −

      −

     19.5 
     26

     33 
     46 
     61

     78 
     96 
    117

    150 
    183 
    212

    245 
    280 
    330

    381 
      − 
      −

      −

      − 
      −

      − 
      − 
      −

     98 
    122 
    149

    192 
    235 
    273

    316 
    363 
    430

    497   
    600 
    694

    808

      − 
      −

      − 
      − 
      −

     84 
    105 
    128

    166 
    203 
    237

    274 
    315 
    375

    434 
    526 
    610

    711

      − 
      −

      − 
      − 
      −

     87 
    109 
    133

    173 
    212 
    247

    287 
    330 
    392

    455 
    552 
    640

    746

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    112 
    139 
    169

    217 
    265 
    308

    356 
    407 
    482

    557 
    671 
    775

    900

      − 
      −

      − 
      − 
      −

     99 
    124 
    152

    196 
    241 
    282

    327 
    376 
    447

    519 
    629 
    730

    852

備考1.  太さが 16 mm

2

以下は,円形導体のものとする。これより大きい太さに対する値は,成形導体に関するもので,

これは円形導体に対し安全に適用できる。

2.  D

e

はケーブルの外径。

表 A.52-12 (52-C11)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法 E及び に対する許容電流  (A)

架橋ポリエチレン又はエチレンプロピレンゴム絶縁/銅導体


36

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

導体温度:90  ℃/基準周囲温度:30  ℃

表 A.52-1 の施設方法

多心ケーブル

単心ケーブル

通電導体数:3  平列

離隔

通電導体数

2

通電導体数

3

通電導体数

2

密着

通電導体数

3

俵積み

密着

水平

垂直

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4 5 6  7  8

            1.5 
            2.5 
            4 
            6 
          10 
          16 
     25 
     35

     50 
     70 
     95 
        120 
        150 
        185 
        240 
        300 
        400 
        500 
        630

     26 
     36

     49 
     63 
     86

    115 
    149 
    185

    225 
    289 
    352

    410 
    473 
    542

    641 
    741 
      −

      − 
      −

     23 
     32

     42 
     54 
     75

    100 
    127 
    158

    192 
    246 
    298

    346 
    399 
    456

    538 
    621 
      −

      − 
      −

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    161 
    200

    342 
    310 
    377

    437 
    504 
    575

    679 
    783 
    940

  1 043 
  1 254

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    135 
    169

    207 
    268 
    328

    383 
    444 
    510

    607 
    603 
    823

    946 
  1 088

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    141 
    176

    216 
    279 
    342

    400 
    464 
    533

    634 
    736 
    868

    998 
  1 151

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    182 
    226

    275 
    353 
    430

    500 
    577 
    661

    781 
    902 
  1 085

  1 253 
  1 454

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    161 
    201

    246 
    318 
    389

    454 
    527 
    605

    719 
    833 
  1 008

  1 169 
  1 362

備考1.  太さが 16 mm

2

以下は,円形導体のものとする。これより大きい太さに対する値は,成形導体に関するもので,

これは円形導体に対し安全に適用できる。

2.  D

e

はケーブルの外径。

表 A.52-13 (52-C12)  表 A.52-1 (52-B1)  の施設方法 E及び に対する許容電流  (A)

架橋ポリエチレン又はエチレンプロピレンゴム絶縁/アルミニウム導体


37

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

導体温度:90  ℃/基準周囲温度:30  ℃

表 A.52-1 の施設方法

多心ケーブル

単心ケーブル

通電導体数:3  平列

離隔

通電導体数

2

通電導体数

3

通電導体数

2

密着

通電導体数

3

俵積み

密着

水平

垂直

導体の

公称断面積

mm

2

1 2 3 4 5 6  7  8

            2.5 
            4 
            6 
          10 
          16 
     25 
     35 
     50

     70 
     95 
        120 
        150 
        185 
        240 
        300 
        400 
        500 
        630

     28 
     38

     49 
     67 
     91

    108 
    135 
    164

    211 
    257 
    300

    346 
    397 
    470

    543 
      − 
      −

      −

     24 
     32

     42 
     58 
     77

     97 
    120 
    146

    187 
    227 
    263

    304 
    347 
    409

    471 
      − 
      −

      −

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    121 
    150 
    184

    237 
    289 
    337

    389 
    447 
    530

    613 
    740   
    856

    996

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    103 
    129 
    159

    206 
    253 
    296

    343 
    395 
    471

    547 
    663 
    770

    899

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    107 
    135 
    165

    215 
    264 
    308

    358 
    413 
    492

    571 
    694 
    806

    942

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    138 
    172 
    210

    271 
    332 
    387

    448 
    515 
    611

    708 
    856 
    991

  1 154

      − 
      −

      − 
      − 
      −

    122 
    153 
    188

    244 
    300 
    351

    408 
    470 
    561

    652 
    792 
    971

  1 077

備考1.  太さが 16 mm

2

以下は,円形導体のものとする。これより大きい太さに対する値は,成形導体に関するもので,

これは円形導体に対し安全に適用できる。

2.  D

e

はケーブルの外径。

表 A.52-14 (52-D1)  気中ケーブルの許容電流に適用する

30 

℃以外の周囲大気温度に対する補正係数


38

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

絶縁体

無機(MI)(

1

)

周囲温度(

1

)

ビニル

架橋ポリエチレン 
及び 
エチレンプロピレン

ゴム

ビニル被覆又は人が触
れるおそれのある被覆

なし

70  ℃

人が触れるおそれの
ない被覆なし 

105  ℃

                10 
                15 
                20 
                25 
                35 
                40 
            45 
            50 
            55

            60 
            65 
                70 
                75 
                80 
                85 
                90 
                95

1.22 
1.17 
1.12 
1.06 
0.94 
0.87 
0.79 
0.71 
0.61 
0.50

− 

− 
− 

− 

1.15 
1.12 
1.08 
1.04 
0.96 
0.91 
0.87 
0.82 
0.76 
0.71 
0.65 
0.58 
0.50 
0.41

− 

1.26 
1.20 
1.14 
1.07 
0.93 
0.85 
0.87 
0.67 
0.57 
0.45

− 

− 
− 

− 

1.14 
1.11 
1.07 
1.04 
0.96 
0.92 
0.88 
0.84 
0.80 
0.75 
0.70 
0.65 
0.60 
0.54 
0.47 
0.40 
0.32

注(

1

)  より高い周囲温度については,製造業者と協議する。

表 A.52-15 (52-D2)  地中埋設の管路内のケーブルの許容電流に適用する

20

℃以外の周囲温度に対する補正係数


39

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

絶縁体

地中温度

ビニル

架橋ポリエチレン及びエチレンプ

ロピレンゴム

10 
15 
25 
30 
35 
40 
45 
50 
55 
60 
65 
70 
75 
80

1.10 
1.05 
0.95 
0.89 
0.84 
0.77 
0.71 
0.63 
0.55 
0.45

− 
− 

1.07 
1.04 
0.96 
0.93 
0.89 
0.85 
0.80 
0.76 
0.71 
0.65 
0.60 
0.53 
0.46 
0.38

表 A.52-16 (52-D3)  基準施設方法 に対する許容電流に適用する

土壌熱抵抗率が 2.5 mK/W 以外の地中に埋設した

管路内のケーブルに対する補正係数

熱抵抗率  m・K/W

1 1.5 2 2.5 3

補正係数

1.18 1.1 1.05 1 0.96

備考1.  補正係数は,表 A.52-2∼表 A.52-5 に含む施設方法について,導体太さの範囲及び種類にわたって平均

化して示している。補正係数の総体的精度は,±5 %以内である。

2.

補正係数は,地中に埋設した管路に引き込むケーブルに適用する。また,地中に直接埋設するケーブル
に対しては,熱抵抗率が 2.5 m・K/W 未満の場合の補正係数はより大きくなる。より正確な値が必要な場
合は,IEC 60287 に示す方法で計算することができる。

3.

補正係数は,0.8 m 以内の深さに埋設した管路に適用する。

表 A.52-17 (52-E1)  表 A.52-2 (52-C1)  ∼表 A.52-13 (52-C12)  の許容電流に用いる

複数回路又は複数の多心ケーブルの集合に対する減少係数


40

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

回路又は多心ケーブルの数

許容電流に用いる

基準施設方法

項目

配置

(ケーブルは

密着)

1 2 3 4 5  6 7 8 9 12

16 20

1

気中で束ねる,

露出,埋込み 
又は隠ぺい

1.00 0.80 0.70 0.65 0.60 0.57

0.54 0.52 0.50

0.45 0.41 0.38

表 A.52-2

表 A.52-13

方法 A∼方法 F

2

壁,床又は 
非 打 抜 き 形 ト
レイに 1 層

1.00 0.85 0.79 0.75 0.73 0.72

0.72 0.71 0.70

3

木 造 天 井 面 に
直接固定した 1

0.95 0.81 0.72 0.68 0.66 0.64

0.63 0.62 0.61

表 A.52-2

表 A.52-7

方法 C

4

打抜き形水平

又 は 垂 直 ト レ
イに 1 層

1.00 0.88 0.82 0.77 0.75 0.73

0.73 0.72 0.72

5

ラダー支持

又 は ク リ ー ト
などに 1 層

1.00 0.87 0.82 0.80 0.80 0.79

0.79 0.78 0.78

9 を超える回路
又は多心ケーブ
ルの減少係数は

ない

表 A.52-8

表 A.52-13

方法 E 及び方法 F

備考1.  これらの係数は,等負荷のケーブルの同形の集合に適用する。

2.

隣接するケーブル間の水平離隔がその全直径の 2 倍を超える場合は,集合減少係数を適用する必要はない。

3.

次の場合は,同一係数を適用する

−  単心ケーブル 2 本又は 3 本の集合 
−  多心ケーブル

4.

配線設備が 2 心ケーブルと 3 心ケーブルとで構成する場合,ケーブルの合計数を回路の数とし,2 心ケーブ

ルには 2 通電導体の表に,3 心ケーブルには 3 通電導体の表にその対応する係数を適用する。

5.

集合が 本の単心ケーブルで構成する場合,2 通電導体の n/2 回路,又は 3 通電導体の n/3 とみなしてよい。

6.

表の値は,

表 A.52-1∼表 A.52-13 に含む施設方法について,導体太さの範囲及び種類にわたって平均化して

示している。表の数値の精度は,5 %以内である。

7.

上表に示していない幾つかの施設及びその他の方法については,特別な事例として計算した係数を使用する
ことが適切である。例として,

表 A.52-20∼表 A.52-21 を参照。

表 A.52-18 (52-E2)  地中に直接埋設したケーブルの複数回路に対する減少係数

表 A.52-2 (52-C1)  ∼表 A.52-5 (52-C4)  の施設方法 D


41

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

単心又は多心ケーブル

ケーブル相互の離隔  (a)

a

回路数

0(ケーブル密着)

ケーブル直径

0.125 m

0.25 m

0.5 m





6

0.75 
0.65 
0.60 
0.55 
0.50

0.80 
0.70 
0.60 
0.55 
0.55

0.85 
0.75 
0.70 
0.65 
0.60

0.90 
0.80 
0.75 
0.70 
0.70

0.90 
0.85 
0.80 
0.80 
0.80

a

多心ケーブル

 
 

 
 

a

単心ケーブル

 
 

 
 
 
備考  表の値は,埋設深さが 0.7 m,土壌熱抵抗率が 2.5 m・K/W の場合に適用する。この値は,表 A.52-2∼表 A.52-5

に示すケーブルの太さの範囲及び種類に対する平均値である。平均をとり,数値を丸めたことによって,大部

分の場合±10 %以内の誤差という結果を得ている。更に正確な値が必要な場合は,IEC 60287-2-1 に規定する方
法で計算することができる。

表 A.52-19 (52-E3)  地中埋設の管路内に施設したケーブルの複数回路に対する減少係数

表 A.52-2 (52-C1)  ∼表 A.52-5 (52-C4)  の施設方法 D


42

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

A)

単一管路に多心ケーブルを収める場合

管路相互間の離隔  (a)

a

ケーブル数

0(ケーブル密着)

0.25 m

0.5 m

1.0 m





6

0.85 
0.75 
0.70 
0.65 
0.60

0.90 
0.85 
0.80 
0.80 
0.80

0.95 
0.90 
0.85 
0.85 
0.80

0.95 
0.95 
0.90 
0.90 
0.90

a

多心ケーブル

備考  表の値は,埋設深さが 0.7 m,土壌熱抵抗率が 2.5 m・K/W の場合に適用する。この値は,表 A.52-2A.52-5 に示

すケーブルの太さの範囲及び種類に対する平均値である。平均をとり,数値を丸めたことによって,大部分の
場合±10 %以内の誤差という結果を得ている。更に正確な値が必要な場合は,IEC 60287 に規定する方法で計算

することができる。 

B)

  一組の管路に単心ケーブルを収める場合

管路相互間の離隔  (a)

a

単心ケーブル 2 本

又は 3 本による

回路数

0(ケーブル密着)

0.25 m

0.5 m

1.0 m





6

0.80 
0.70 
0.65 
0.60 
0.60

0.90 
0.80 
0.75

070

0.70

0.90 
0.85 
0.80 
0.80 
0.80

0.95 
0.90 
0.90 
0.90 
0.90

a

単心ケーブル

 

備考  表の値は,埋設深さが 0.7 m,土壌熱抵抗率が 2.5 m・K/W の場合に適用する。この値は,表 A.52-2∼表 A.52-5

に示すケーブルの太さの範囲及び種類に対する平均値である。平均をとり,数値を丸めたことによって,大部
分の場合±10 %以内の誤差という結果を得ている。更に正確な値が必要な場合は,IEC 60287 に規定する方法で

計算することができる。

表 A.52-20 (52-E4)  気中開放の多心ケーブルの許容電流に適用する

複数の多心ケーブルの集合に対する減少係数


43

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 A.52-8 (52-C7)  ∼表 A.52-13 (52-C12)  の施設方法 E

ケーブルの数

表 52-3 の施設方法

トレ
イの

1 2 3 4 6 9



3

1.00
1.00
1.00

0.88
0.87
0.86

0.82
0.80
0.79

0.70 
0.77 
0.76

0.76 
0.73 
0.71

0.73
0.68
0.66

打抜き形

トレイ

備考 3.

31



3

1.00
1.00
1.00

1.00

  0.9

0.98

0.98
0.96
0.95

0.95 
0.92 
0.91

0.91 
0.87 
0.85

− 
− 


2

1.00
1.00

0.88
0.88

0.82
0.81

0.78 
0.76

0.73 
0.71

0.72
0.70

垂直の打抜

き形トレイ 

備考 4.

31


2

1.00
1.00

0.91
0.91

0.89
0.88

0.88 
0.87

0.87 
0.85

− 



3

1.00
1.00
1.00

0.87
0.86
0.85

0.82
0.80
0.79

0.80 
0.78 
0.76

0.79 
0.76 
0.73

0.78
0.73
0.70

ラダー支持,

クリートな

備考 3.

32 
33 
34



3

1.00
1.00
1.00

1.00
0.99
0.98

1.00
0.98
0.97

1.00 
0.97 
0.96

1.00 
0.96 
0.93

− 

備考1.  表の値は,表 A.52-8∼表 A.52-13 で扱うケーブルの種類及び導体の太さの範囲に対する平均値で

ある。この値の範囲は一般的に 5 %未満である。

2.

係数は,上に示すように 1 層に施設したケーブルの集合に適用し,相互に接触した 2 層以上に施
設したケーブルには適用しない。そのような施設方法ではかなり小さい値となり,その値は適切
な方法で決定しなければならない。

3.

この値は,トレイ間の垂直離隔が 300 mm で,トレイと壁の間が 20 mm 以上の場合のものである。
これより狭い離隔では,係数を減少することが望ましい。

4.

この値は,背面対向に取り付けたトレイ間の水平離隔が 225 mm の場合のものである。これより

狭い離隔では,係数を減少することが望ましい。

表 A.52-21 (52-E5)  気中開放の単心ケーブル 回路の許容電流に適用する

単心ケーブルによる複数回路の集合に対する減少係数(備考 2.参照)


44

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 A.52-8 (52-C7)  ∼表 A.52-13 (52-C12)  の施設方法 F

三相回路の数(

備考 5.

表 52-3 の施設方法

トレイ

の数

1 2 3

次のケーブルの許容電流に対
して集合減少係数を適用

打抜き形

トレイ

備考 3.

31



3

0.98 
0.96 
0.95

0.91 
0.87 
0.85

0.87 
0.81 
0.78

水平に配置した 3 本の

ケーブル

垂直の打抜き

形トレイ

備考 4.

31


2

0.96 
0.95

0.86 
0.84

− 

垂直に配置した 3 本の

ケーブル

ラダー支持,

クリート等 

備考 3.

32 
33 
34



3

1.00 
0.98 
0.97

0.97 
0.93 
0.90

0.96 
0.89 
0.86

水平に配置した 3 本の

ケーブル

打抜き形

トレイ

備考 3.

31



3

1.00 
0.97 
0.96

0.98 
0.93 
0.92

0.96 
0.89 
0.86

垂直の打抜き

形トレイ

備考 4.

31


2

1.00 
1.00

0.91 
0.90

0.89 
0.86

ラダー支持, 
クリートなど

備考 3.

32 
33 
34



3

1.00 
0.97 
0.96

1.00 
0.95 
0.94

1.00 
0.93 
0.90

 
 
 
俵積みした 3 本のケーブル

備考1.  表の値は,表 A.52-8∼表 A.52-13 で扱うケーブルの種類及び導体の太さの範囲に対する平均値である。この

値の範囲は一般的に 5 %未満である。

2.

係数は,表に示すように 1 層に施設したケーブル(又は俵積みの集合)に適用し,相互に接触した 2 層以上
に施設したケーブルには適用しない。そのような施設方法ではかなり小さい値となり,その値は適切な方法
で決定しなければならない。

3.

この値は,トレイ間の垂直離隔が 300 mm の場合のものである。これより狭い離隔では係数を減少すること
が望ましい。

4.

この値は,背面対向に取り付けたトレイ間の水平離隔が 225 mm で,トレイと壁の間が 20 mm 以上の場合の

ものである。

これより狭い離隔では,係数を減少することが望ましい。

5.  1

相当たり複数のケーブルが並列になっている回路では,この表では 1 相当たり 2 本並列であれば 2 回路と

みなす。


45

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

附属書 B(参考)箇条 523 の表の簡略法の一例

この附属書は,

表 A.52-2∼表 A.52-5  (52-C152-C4),表 A.52-10∼表 A.52-13  (52-C952-C12)  及び表

A.52-17

表 A.52-21 (52-E152-E5)  を簡略化する方法の一例を示す。

これ以外の適切な方法の使用を除外するものではない[523.2 (523.1.4)  

備考 1.参照]。


46

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 B.52-1 (A.52-1)  許容電流  (A)

表 A.52-1

基準方法

通電導体の数及び絶縁の種類

A1

3

PVC

2

PVC

 3

XLPE

2

XLPE

A2 3

PVC

2

PVC

 

3

XLPE

2

XLPE

B1

3

PVC

2

PVC

 3

XLPE

 

2

XLPE

B2

3

PVC

2

PVC

 3

XLPE

2

XLPE

C

    3

PVC

 2

PVC

3

XLPE

 2

XLPE

E

     3

PVC

 2

PVC

3

XLPE

 2

XLPE

PVC

 2

PVC

3

XLPE

 2

XLPE

1

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13

太さ (mm

2

)

銅 
    1.5 
    2.5 
        4 
        6 
   10 
   16 
   25 
   35 
   50 
   70 
   95 
  120 
  150 
  185 
  240

 
 
    13     
    17.5 
    23 
    29 
    39 
    52 
    68 
    − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  −

 
    13.5
    18 
    24 
    31 
    42 
    56 
    73 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  −

 
    14.5   
    19.5 
    26 
    34 
    46 
    61 
    80 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  −

 
    15.5

21 
28

    36 
    50 
    68 
    89 
 110 
 134 
 171 
 207 
 239 
  − 
  − 
  −

 
 
    17 
    23 
    31 
    40 
    54 
    73 
    95 
 117 
 141 
 179 
 216 
 249 
 285 
 324 
 380

 
    18.5
    25 
    34 
    43 
    60 
    80 
 101 
 126 
 153 
 196 
 238 
 276 
 318 
 362 
 424

 
    19.5
    27 
    36 
    46 
    63 
    85 
 110 
 137 
 167 
 213 
 258 
 299 
 344 
 392 
 461

 
 
    22 
    30 
    40 
    51 
    70 
    94 
 119 
 147 
 179 
 229 
 278 
 322 
 371 
 424 
 500

 
 
    23 
    31 
    42 
    54 
    75 
 100 
 127 
 158 
 192 
 246 
 298 
 346 
 395 
 450 
 538

 
 
    24 
    33 
    45 
    58 
    80 
 107 
 135 
 169 
 207 
 268 
 328 
 382 
 441 
 506 
 599

 
 
    26 
    36 
    49 
    63 
    86 
 115 
 149 
 185 
 225 
 289 
 352 
 410 
 473 
 542 
 641

 
 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
 161 
 200 
 242 
 310 
 377 
 437 
 504 
 575 
 679

アルミニウム 
    2.5 
        4 
        6 
   10 
   16 
   25 
   35 
   50 
   70 
   95 
  120 
  150 
  185 
  240

    13.5   
    17.5 
    23 
    31 
    41 
    53 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  −

 
    14 
    18.5
    24 
    32 
    43 
    57 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  −

 
    15 
    20 
    26 
    36 
    48 
    63 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
  −

    16.5
    22 
    28 
    39 
    53 
    70 
    86 
 104 
 133 
 161 
 186 
  − 
  − 
  −

    18.5
    25 
    32 
    44 
    58 
    73 
    90 
 110 
 140 
 170 
 197 
 226 
 256 
 300

    19.5
    26 
    33 
    46 
    61 
    78 
    96 
 117 
 150 
 183 
 212 
 245 
 280 
 330

 
    21 
    28 
    36 
    49 
    66 
    83 
 103 
 125 
 160 
 195 
 226 
 261 
 298 
 352

 
    23 
    31 
    39 
    54 
    73 
    90 
 112 
 136 
 174 
 211 
 245 
 283 
 323 
 382

 
    24 
    32 
    42 
    58 
    77 
    97 
 120 
 146 
 187 
 227 
 263 
 304 
 347 
 409

 
    26 
    35 
    45 
    62 
    84 
 101 
 126 
 154 
 198 
 241 
 280 
 324 
 371 
 439

 
    28 
    38 
    49 
    67 
    91 
 108 
 135 
 164 
 211 
 257 
 300 
 346 
 397 
 470

 
  − 
  − 
  − 
  − 
  − 
 121 
 150 
 184 
 237 
 289 
 337 
 389 
 447 
 530

備考  上記の許容電流を各々の施設方法に適用するためには,表 B.52-2∼表 B.52-3 を導体の太さの範囲を決定するため

に協議しなければならない。 

参考 1.  通電導体の数については,523.6 を参照。

2.

  PVC はビニル,XLPE は架橋ポリエチレンを示す。

表 B.52-2 (A.52-2)  許容電流  (A)


47

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

通電導体の数及び絶縁の種類

施設方法

太さ

mm

2

2PVC 3PVC 2XLPE

3XLPE

D

銅 
                1.5 
                2.5 
                4 
                6 
              10 
              16 
              25 
              35 
              50 
              70 
              95 
            120 
            150 
            185 
            240 
            300

 
            22 
            29 
            38 
            47 
            63 
            81 
     104 
     125 
     148 
     183 
     216 
     246 
     278 
     312 
     361 
     408

 
            18 
            24 
            31 
            39 
            52 
            67 
            86 
     103 
     122 
     151 
     179 
     203 
     230 
     258 
     297 
     336

 
            26 
            34 
            44 
            56 
            73 
            95 
     121 
     146 
     173 
     213 
     252 
     287 
     324 
     363 
     419 
     474

 
            22 
            29 
            37 
            46 
            61 
            79 
     101 
     122 
     144 
     178 
     211 
     240 
     271 
     304 
     351 
     396

D

アルミニウム 
                2.5 
                4 
                6 
              10 
              16 
              25 
              35 
              50 
              70 
              95 
            120 
            150 
            185 
            240 
            300

 
            22 
            29 
            36 
            48 
            62 
            80 
            96 
          113 
     140 
     166 
     189 
     213 
     240 
     277 
     313

 
            18.5 
            24 
            30 
            40 
            52 
            66 
            80 
            94 
          117 
     138 
     157 
     178 
     200 
     230 
     260

 
            26 
            34 
            42 
            56 
            73 
            93 
          112 
     132 
     163 
     193 
     220 
     249 
     279 
     322 
     364

 
            22 
            29 
            36 
            47 
            61 
            78 
            94 
          112 
     138 
     164 
     186 
     210 
     236 
     272 
     308

表 B.52-3 (A.52-3)  複数回路又は複数の多心ケーブルの集合に対する減少係数

表 B.52-1

 (A.52-1)

の許容電流に使用する


48

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

回路又は多心ケーブルの数

項目

配置

1 2 3 4 6 9 12 16

20

1

2

 

3

 

4

 

5

埋設又は隠ぺい 
 
壁,床又は非打抜き 
形トレイに 1 層 
 
天井面に直接固定し 
て 1 層 
 
水平又は垂直の打抜 
き形トレイに 1 層 
 
(ケーブル)ラダー
支持又はクリートな
どに 1 層

1.00 
 
1.00 
 
 
0.95 
 
 
1.00 
 
 
1.00

0.80 
 
0.85 
 
 
0.80 
 
 
0.90 
 
 
0.85

0.70 
 
0.80 
 
 
0.70 
 
 
0.80 
 
 
0.80

0.70 
 
0.75 
 
 
0.70 
 
 
0.75 
 
 
0.80

0.55 
 
0.70 
 
 
0.65 
 
 
0.75 
 
 
0.80

0.50 
 
0.70 
 
 
0.60 
 
 
0.70 
 
 
0.80

0.45 

 

 

 

0.40 

 

 

 

0.40 

 

 

 


49

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

附属書 C(参考)許容電流を表す表

表 A.52-2∼表 A.52-13 に示す値は,許容電流と導体断面積との関係を示す滑らかな曲線上にある。

これらの曲線は,次の式を用いて求めることができる。

n

m

S

B

S

A

I

×

×

=

ここに,

I

許容電流 (A)

S

導体の公称断面積 (mm

2

)(

1

)

A

及び B: ケーブルの種類及び施設方法による係数

m

及び n: ケーブルの種類及び施設方法による指数

注(

1

)  公称断面積が 50 mm

2

の押出絶縁のケーブルでは,47.5 mm

2

という値を使用することが望まし

い。

その他のすべての太さ及び MI ケーブルのすべての太さに対しては,公称値で十分に正確で

ある。

係数及び指数の値を次の表に示す。許容電流は,20 A 以下については直近の 0.5 A 単位で,また,20 A

超過については直近の 1 A 単位で値を丸める。

得られた有効数字の値は,許容電流の精度を表すものとして扱わない。

実用的には,第 1 項はすべての場合に必要であるが,第 2 項は太い単心ケーブルを使用する八つの場合

にだけ必要となる。

表 A.52-2∼表 A.52-13 で使用する該当範囲以外の導体太さに対して,これらの係数及び指数を使用する

ことは適切でない。


50

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 C.52-1 (B.52-1)  係数及び指数の表

銅導体

アルミニウム導体

許容電流表

A m A m 

A.52-2

2

3≦120 mm

2

3>120 mm

2


5

6≦16 mm

2

6>16 mm

2

7

            11.2 
            10.8 
            10.19 
            13.5 
            13.1 
            15.0 
            15.0 
            17.6

     0.611 8 
     0.601 5 
     0.611 8 
     0.625 
     0.600 
     0.625 
     0.625 
     0.551

              8.61 
       8.361 
              7.84 
            10.51 
            10.24 
            11.6 
            10.55 
            13.5

     0.616 
     0.602 5 
     0.616 
     0.625 4 
     0.599 4 
     0.625 
     0.640 
     0.551

A.52-3

2

3≦120 mm

2

3>120 mm

2


5

6≦16 mm

2

6>16 mm

2

7

            14.9 
            14.46 
            13.56 
            17.76 
            17.25 
            18.77 
            17.0 
            20.8

     0.611 
     0.598 
     0.611 
     0.625 0 
     0.600 
     0.628 
     0.650 
     0.548

            11.6 
            11.26 
            10.56 
            13.95 
            13.5 
            14.8 
            12.6 
            15.8

     0.615 
     0.602 
     0.615 
     0.627 
     0.603 
     0.625 
     0.648 
     0.550

A.52-4

2

3≦120 mm

2

3>120 mm

2


5

6≦16 mm

2

6>16 mm

2

7

            10.4 
            10.1 
       9.462 
            11.84 
            11.65 
            13.5 
            12.4 
            14.6

     0.605 
     0.592 
     0.605 
     0.628 
     0.600 5 
     0.625 
     0.635 
     0.550

              7.94 
       7.712 
       7.225 
       9.265 
              9.03 
            10.5 
       9.536 
            11.3

     0.612 
     0.598 4 
     0.612 
     0.627 
     0.601 
     0.625 
     0.632 4 
     0.550

A.52-5

2

3≦120 mm

2

3>120 mm

2


5

6≦16 mm

2

6>16 mm

2

7

            13.34 
            12.95 
            12.14 
            15.62 
            15.17 
            17.0 
            15.4 
            17.3

     0.661 
     0.598 
     0.611 
     0.625 2 
          0.60 
     0.623 
     0.635 
     0.549

            10.9 
            10.58 
              9.92 
            12.3 
            11.95 
            13.5 
            11.5 
            13.3

     0.605 
     0.592 
     0.605 
     0.630 
     0.605 
     0.625 
     0.639 
     0.551

表 C.52-1 (B.52-1)  係数及び指数の表(続き)


51

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

係数及び指数

許容電流表

A m B  n 

500 V  2

          3 
          4

            18.5 
            14.9 
            16.8

          0.56 
     0.612 
        0.59

− 
− 

− 
− 

A.52-6

750 V  2

          3

              4

            19.6 
            16.24 
            18.0

     0.596 
     0.599 5 
        0.59

− 
− 

− 
− 

500 V  2

          3 
          4

            22.0 
            19.0 
            21.2

          0.60 
          0.60 
        0.58

− 
− 

− 
− 

A.52-7 
 

750 V  2

          3

              4

             
            20.3 
            23.88

          0.60 
          0.60 
     0.579 4

− 
− 

− 
− 

500 V  2

          3 
          4 
          5 
          6

            19.5 
            16.5 
            18.0 
            20.2 
            23.0

          0.58 
          0.58 
        0.59 
          0.58 
          0.58

− 
− 
− 
− 

− 
− 
− 
− 

A.52-8 
 

750 V      2 
                      3 
                      4 
5≦120 mm

2

5>120 mm

2

6≦120 mm

2

6>120 mm

2

            20.6 
            17.4 
            20.15 
            22.0 
            22.0 
            25.17 
            25.17

          0.60 
          0.60 
     0.584 5 
          0.58 
          0.58 
     0.578 5 
     0.578 5

− 
− 
− 

1×10

-11

1.9×10

-11

− 
− 
− 

5.25

5.15

500 V      2 
                      3 
                      4 
                      5 
                      6

            24.2 
            20.5 
            23.0 
            26.1 
            29.0

          0.58 
          0.58 
          0.57 
     0.549 
          0.57

− 
− 
− 
− 

− 
− 
− 
− 

A.52-9 
 

750 V      2 
                      3 
                      4 
5≦120 mm

2

5>120 mm

2

6≦120 mm

2

6>120 mm

2

            26.04 
            21.8 
            25.0 
            27.55 
            27.55 
            31.58 
            31.58

     0.599 7 
          0.60 
     0.585 
     0.579 2 
     0.579 2 
     0.579 1 
     0.579 1

− 
− 
− 

1.3×10

-10

1.8×10

-7

− 
− 
− 

4.8

3.55

表 C.52-1 (B.52-1)  係数及び指数の表(続き)

係数及び指数

許容電流表

A m B  n 

A.52-10

2≦16 mm

2

            16.8

          0.62


52

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

2>16 mm

2

3≦16 mm

2

3>16 mm

2

4

5≦300 mm

2

5>300 mm

2

6≦300 mm

2

6>300 mm

2


8

            14.9 
            14.3 
            12.9 
            17.1 
            13.28 
            13.28 
            13.75 
            13.75 
            18.75 
            15.8

     0.646 
          0.62 
          0.64 
     0.632 
     0.656 4 
     0.656 4 
     0.658 1 
     0.658 1 
     0.637 
     0.654

− 
− 
− 
− 

6×10

-5

1.2×10

-4

− 

− 
− 
− 
− 

2.14

2.01

− 

A.52-11

2≦16 mm

2

2>16 mm

2

3≦16 mm

2

3>16 mm

2





8

            12.8 
            11.4 
            11.0 
              9.9 
            12.0 
              9.9 
            10.2 
            13.9 
            11.5

     0.627 
          0.64 
          0.62 
          0.64 
     0.653 
     0.663 
     0.666 
     0.647 
     0.668

− 
− 
− 
− 
− 
− 
− 
− 

− 
− 
− 
− 
− 
− 
− 
− 

A.52-12

2≦16 mm

2

2>16 mm

2

3≦16 mm

2

3>16 mm

2

4

5≦300 mm

2

5>300 mm

2

6≦300 mm

2

6>300 mm

2


8

            20.5 
            18.6 
            17.8 
            16.4 
            20.8 
            16.0 
            16.0 
            16.57 
            16.57 
            22.9 
            19.1

     0.623 
     0.646 
     0.623 
     0.637 
     0.636 
     0.663 3 
     0.663 3 
     0.665 
     0.665 
     0.664 
     0.662

− 
− 
− 
− 
− 

6×10

-4

3×10

-4

− 

− 
− 
− 
− 
− 

1.793

1.876

− 

A.52-13

2≦16 mm

2

2>16 mm

2

3≦16 mm

2

3>16 mm

2





8

            16.0

13.4

            13.7 
            12.6 
            14.7 
            11.9

12.3 
16.5 
13.8

     0.625

0.649 
0.623 
0.635 
0.654 
0.671 
0.673 
0.659 
0.676

− 
− 
− 
− 
− 
− 
− 
− 

− 
− 
− 
− 
− 
− 
− 
− 


53

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

附属書 D(参考)平衡三相系統における高調波電流の影響

D.1 (C.1) 

  4

心ケーブル及び 心ケーブルの 心通電時における高調波電流に対する減少係数  523.6.3 

は,中性線電流の値が,線導体の負荷電流に相当する値より大きくなる場合は,その回路の許容電流を決

定する上において,中性線を流れる電流を考慮しなければならないことを規定している。

この附属書は,平衡三相系統の中性点に電流が流れる場合について規定している。このような中性線電

流は,中性点で相殺されない高調波成分をもつ線電流によるものである。中性点で相殺されない主要な高

調波は通常第 3 調波である。第 3 調波による中性線電流の大きさは,線導体を流れる商用周波数電流の大

きさを超える場合もある。そのような場合,中性線電流は,その回路のケーブルの許容電流に大きな影響

を与える。

この附属書に示す減少係数は,平衡三相回路に適用する。三相の内の二相にだけ負荷が掛かっている場

合は,更に厄介な状況になることが認められている。この場合,中性線には不平衡電流に加えて高調波電

流が流れる。このような状況が中性線の過負荷を招くことになる。

大きな高調波電流の発生源と考えられる機器は,例えば,蛍光灯照明群及びコンピュータに見られるよ

うな直流電源である。高調波障害に関する更に詳しい情報は,IEC 61000 を参照。

表 D.52-1 に示す減少係数は,4 心ケーブル又は 5 心ケーブルの中に中性線があり,それが線導体と同一

材質及び同一断面積であるケーブルにだけ適用する。これらの減少係数は,第 3 調波電流に基づいて計算

されている。すなわち 10 %を超える,例えば,9 次,12 次などの更に高い高調波が予想される場合は,よ

り小さい減少係数を適用する。線間に 50%を超える不平衡がある場合は,より小さい減少係数を適用する

ことができる。

3 本の通電導体をもつケーブルの許容電流に適用するときは,表示の減少係数は,4 本の通電導体をもつ

ケーブルの第 4 導体の電流が高調波によるものである場合の許容電流を示す。減少係数は,線導体におけ

る高調波電流の熱的影響も考慮している。

中性線電流が線電流より大きいと予想される場合は,ケーブル太さは,中性線電流に基づいて選定する

ことが望ましい。

中性線電流が線電流よりあまり大きくない場合で,中性線電流に基づいてケーブル太さを選定する場合

は,3 本の通電導体について表示する許容電流を低減することが必要である。

中性線電流が線電流の 135 %を超える場合で,中性線電流に基づいてケーブル太さを選定する場合,3

本の線導体は全負荷状態ではないので,線導体から発生する熱の減少分で,中性線から発生する熱を相殺

し,3 本の通電導体の許容電流は,減少係数を適用する必要がない程度となる。

表 D.52-1 (C.52-1)  心ケーブル及び 心ケーブルの高調波電流に対する減少係数

減少係数

線電流の第 3 調波含有率

%

太さ選定を線電流に
基づいて行う

太さ選定を中性線電
流に基づいて行う

                  0∼15 
                15∼33 
                33∼45 
                  >45

                1.0 
                0.86

− 

                0.86 
                1.0


54

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

D.2 (C.2)

高調波電流に対する減少係数の適用例  設計負荷が 39 A の三相回路を施設方法 C で,壁に取り

付けた 4 心ビニル絶縁ケーブルを使用して施設する場合を検討する。

表 A.52-4 によって,銅導体の 6 mm

2

ケーブルは許容電流が 41 A であり,したがって,回路に高調波が

存在しなければ適切である。

第 3 調波が 20 %存在する場合は,減少係数 0.86 を適用し,設計負荷が次のようになる。

A

45

86

.

0

39

=

この負荷には,10 mm

2

のケーブルが必要である。

第 3 調波が 40 %存在する場合は,ケーブル太さの選定は次の中性線電流に基づいて,次となる。

Α

8

.

46

3

4

.

0

39

=

×

×

そして,減少係数 0.86 を適用し,次の設計負荷を導く。

A

4

.

54

86

.

0

8

.

46

=

この負荷に対しては,10 mm

2

のケーブルが適切である。

第 3 調波が 50 %存在する場合は,ケーブル太さは再び次の中性線電流に基づいて選定する。

Α

5

.

58

3

5

.

0

39

=

×

×

この場合は,減少係数は 1 であり,16 mm

2

のケーブルが必要となる。

上記のケーブル選定はすべてケーブルの許容電流に基づいており,電圧降下及びその他の設計上の要因

は考慮していない。


55

C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

附属書 E(参考)JIS C 60364 の第 1 部∼第 6 部の再構成

表 E.1  再構成後の部と従来の部との関係

再構成後の JIS 番号及
び名称

新 JIS に含まれる旧

JIS

番号

発行年

旧 JIS 名称

C 0364-1 1999

1  通則

C 0364-2-21 1999

2  用語定義:21  一般用語の指針

C 60364-1

基本的原則,一般特性
の評価及び用語の定義  C 0364-3+追補 1,2 1999  3  一般特性の評価

C 0364-4-41

+追補 1 1997  4  安全保護:41  感電保護

追補 2 2002

C 0364-4-47

+追補 1 1999  4  安全保護:47  安全保護手段の適用:

470  一般事項,471  感電保護手段

C 60364-4-41

安全保護−感電保護

C 0364-4-481 1999

4  安全保護:48  外的影響に対応した保護手段の選
択:481  外的影響に関連する感電保護に対する保護手

C 0364-4-42 1999

4  安全保護:42  熱の影響に対する保護

C 60364-4-42

安全保護−熱の影響に
対する保護

C 0364-4-482 1999

4  安全保護:48  外的影響に対応した保護手段の選
択:482  火災に対する保護

C 0364-4-43 1999

4  安全保護:43  過電流保護

追補 1 2000

C 0364-4-473 1999

4  安全保護:47  安全保護手段の適用:473  過電流保
護方式

C 60364-4-43

安全保護−過電流保護

追補 1 2001

C 0364-4-442

+追補 1

1999 4  安全保護:44  過電圧保護:442  高圧系統の地絡事

故に対する低圧設備の保護

追補 2 2002

C 0364-4-443 1999

4  安全保護:44  過電圧保護:443  大気現象又は開閉
による過電圧保護

追補 1 2001

C 0364-4-444 1999

4  安全保護:44  過電圧保護:444  建築電気設備にお
ける電磁障害(EMI)保護

C 60364-4-44

安全保護−妨害電圧及
び電磁妨害に対する保

C 0364-4-45 1999

4  安全保護:45  不足電圧保護

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

表 E.1  再構成後の部と従来の部との関係(続き)

再構成後の JIS 番号及
び名称

新 JIS に含まれる旧

JIS

番号

発行年

旧 JIS 名称

C 0364-3

+追補 1,2

1999 3  一般特性の評価

C 60364-5-51

電気機器の選定及び施
工−共通規定

C 0364-5-51 1999

5  電気機器の選定と施工:51  共通規定

C 0364-5-52 1999

追補 1 2000

5  電気機器の選定と施工:52  配線設備

C 60364-5-52

電気機器の選定及び施
工−配線設備

C 0364-5-523 2002

5  電気機器の選定及び施工:523  配線設備の許容電流

C 0364-4-46 1999

4  安全保護:46  断路及び開閉

C 0364-5-53 1999

5  電気機器の選定と施工:53  スイッチギヤ及びコン
トロールギヤ

C 0364-5-534 2000

5  電気機器の選定と施工:53  スイッチギヤ及びコン
トロールギヤ:534  過電圧保護装置

C 60364-5-53

電気機器の選定及び施
工−断路,開閉及び制

C 0364-5-537

+追補 1

1999 5  電気機器の選定と施工:53  スイッチギヤ及びコン

トロールギヤ:537  断路及び開閉用装置

C 0364-5-54

+追補 1

1997 5  電気機器の選定と施工:54  接地設備及び保護導体

C 0364-5-548 

1999

C 60364-5-54

電気機器の選定及び施

工−接地設備,保護導
体及び保護ボンディン
グ導体

追補 1 2001

5  電気機器の選定と施工:548  情報技術設備のための
接地設備及び等電位ボンディング

C 0364-3

+追補 1,2

1999 3  一般特性の評価

C 0364-5-551 1999

5  電気機器の選定と施工:55  その他機器:551  低圧
発電装置

C 0364-5-559 2002

5  電気機器の選定及び施工:55  その他の機器:559 
照明器具及び照明設備

C 0364-5-56 1999

C 60364-5-55

電気機器の選定及び施
工−その他の機器

追補 1 2001

5  電気機器の選定と施工:56  安全供給

C 0364-6-61

+追補 1 1999

C 60364-6-61

検証−最初の検証

追補 2 2000

6  検証:61  最初の検証

参考1.  旧 JIS 名称の部,章及び節の文字は省略してある。

2.

旧 JIS 番号の後の+1,2 又は+1 は,JIS に各追補が含まれていることを表している。

3.

原国際規格においては,IEC 60364-4-46JIS C 0364-4-46)は分割されて,それぞれ新

第 4-41 部及び第 5-53

部に再構成されたことになっているが,実状は全部が第 5-53 部に含まれている。したがって,この表の JIS 
C 60364-4-41

に含まれる旧 JIS からは,JIS C 0364-4-46 は除外してある。

4.

第 部は,再構成対象外。


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C 60364-5-52

:2006 (IEC 60364-5-52:2001)

参考文献

IEC 61000 (all parts)

,Electromagnetic compatibility (EMC)