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C 6960

:2012

(1) 

目  次

ページ

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

2

4

  エネルギー消費効率の測定方法

10

4.1

  共通測定条件 

10

4.2

  小型ルーター(VPN 機能なし) 

12

4.3

  小型ルーター(VPN 機能あり) 

12

4.4

  大型ルーター(ボックス型)

16

4.5

  大型ルーター(シャーシ型)

17

4.6

  L3 スイッチ(ボックス型) 

17

4.7

  L3 スイッチ(シャーシ型) 

18

4.8

  L2 スイッチ(ボックス型) 

18

4.9

  L2 スイッチ(シャーシ型) 

19

5

  測定器具

19

6

  測定結果の表現 

19

7

  測定結果の記録 

20

附属書 A(規定)適用除外機器 

22

附属書 B(参考)測定システムの構成例

23

附属書 C(参考)ボックス型及びシャーシ型について

40

附属書 D(参考)参考文献

42


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(2) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会

(CIAJ)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの

申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


   

日本工業規格

JIS

 C

6960

:2012

ルーティング機器及びスイッチング機器の

エネルギー消費効率の測定方法

Routing equipments and switching equipments-

Method for measuring the energy efficiency

適用範囲 

この規格は,ルーティング機器(以下,ルーターという。

)及びスイッチング機器(以下,スイッチとい

う。

)のエネルギー消費効率の測定方法について規定する。

この規格で規定するルーターは,小型ルーター,大型ルーター及びレイヤ 3 スイッチ(以下,L3 スイッ

チという。

)とする。また,この規格で規定するスイッチは,レイヤ 2 スイッチ(以下,L2 スイッチとい

う。

)とする。ただし,

附属書 に規定する機器には,適用しない。

ルーター及びスイッチの分類を

図 に示す。

図 1−ルーター及びスイッチの分類

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 1102-2

  直動式指示電気計器  第 2 部:電流計及び電圧計に対する要求事項

JIS C 1102-3

  直動式指示電気計器  第 3 部:電力計及び無効電力計に対する要求事項

JIS X 0001

  情報処理用語−基本用語

JIS X 0009

  情報処理用語(データ通信)

JIS X 0026

  情報処理用語(開放型システム間相互接続)

ルーティング機器 

(ルーター) 

3.1.1 参照)

スイッチング機器

(スイッチ)

3.1.2 参照)

L2 スイッチ

3.1.6 参照)

小型ルーター

(3.1.3 参照)

大型ルーター

3.1.4 参照)

L3 スイッチ

3.1.5 参照)

VPN

機能

なし

VPN

機能

あり

ボックス

シャ

ボックス

シャ

ボックス

シャ


2

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JIS X 5003

  開放型システム間相互接続の基本参照モデル

JIS Z 8401

  数値の丸め方

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS X 0001JIS X 0009 及び JIS X 0026 によるほか,次による。

3.1 

機器などの定義 

3.1.1 

ルーティング機器,ルーター(router)

ネットワーク上のデータを,開放型システム間相互接続(以下,OSI という。

)の第 3 層を利用し,イン

ターネットプロトコル(以下,IP という。

)アドレスを参照し,IP アドレスヘッダ情報のタイムトゥライ

ブ(以下,TTL という。

)の減算動作を行い,異なるデータリンクへの中継を行うことを主な目的とする

機器。

3.1.2 

スイッチング機器,スイッチ(switch)

ネットワーク上のデータを,OSI 第 2 層を利用し,メディアアクセスコントロール(以下,MAC という。

アドレスを参照して中継を行うことを主な目的とする機器。

3.1.3 

小型ルーター(small-scale router)

実効伝送速度が 200 Mbit/s 以下のルーターで L3 スイッチでない機器,又は無線 LAN インタフェース付

ルーターでは実効伝送速度 100 Mbit/s 以下の機器。

なお,小型ルーターには,仮想専用線網(以下,VPN という。

)機能なしと VPN 機能ありとがある。

3.1.4 

大型ルーター(large-scale router)

実効伝送速度が 200 Mbit/s を超えるルーターで L3 スイッチでない機器。

なお,大型ルーターには,ボックス型とシャーシ型とがある。

3.1.5 

レイヤ スイッチ,L3 スイッチ(layer3 switch)

OSI

の第 3 層を利用してネットワーク上のデータの中継を行い,イーサネットのインタフェースだけが

搭載可能な機器。

ただし,次のイーサネットフレームのいずれかを送受信し,かつ,データに含まれる OSI 第 3 層の情報

を利用してデータの中継を行う機能をもつ機器は小型ルーター又は大型ルーターに分類し,L3 スイッチか

らは除外する。

a)

中継転送に利用する OSI 第 3 層のパケットを含むデータを格納する OSI 第 2 層(ただし,イーサネッ

トは除く。

)のフレームをペイロードとするイーサネットフレーム。例として,ポイントトゥポイント

プロトコルオーバイーサネット(以下,PPPoE という。

)などがある。

b)

中継転送に利用する OSI 第 3 層のパケットを含むデータを格納する OSI 第 3 層のパケットをペイロー

ドとするイーサネットフレーム。例として,ポイントトゥポイントトンネリングプロトコル(以下,

PPTP

という。

,レイヤ 2 トンネリングプロトコル(以下,L2TP という。

,セキュリティアーキテク

チャーフォーインターネットプロトコル(以下,IPsec という。

)などがある。

なお,L3 スイッチには,ボックス型とシャーシ型とがある。


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注記 L3 スイッチは,OSI 第 3 層の情報を利用してデータの中継を行うため,ルーターに分類する。

3.1.6 

レイヤ スイッチ,L2 スイッチ(layer2 switch)

OSI

の第 2 層を利用してネットワーク上のデータの中継を行い,通信インタフェースを 3 ポート以上も

つスイッチ。

なお,L2 スイッチには,ボックス型とシャーシ型とがある。

3.1.7 

アクセスポイント(access point)

無線 LAN 方式によってネットワーク上のデータを中継する装置。

3.1.8 

アクセスポイント制御スイッチ(access point control switch)

アクセスポイントを制御する機能をもつスイッチ。

3.1.9 

衛星インタフェース付ルーター(artificial satellite interface router)

人工衛星を介して通信する機能をもつルーター。

3.1.10 

ケーブルモデム終端装置,CMTS(Cable Modem Termination System)

ケーブルテレビ(以下,CATV という。

)局側に設置する集合型のケーブルモデム終端装置で,使用者宅

に設置するケーブルモデムと対になって動作する CATV インターネット用の装置。

3.1.11 

侵入検査装置,IDS(Intrusion Detection System)

パケットの全データをあらかじめ保持している攻撃パターンと比較し,合致する場合に通知を行う装置。

3.1.12 

侵入防止装置,IPS(Intrusion Prevention System 又は Intrusion Protection System)

IDS

と同等の検出機能に加え,自動的に通信を遮断する装置。

3.1.13 

精密パケット検査装置,DPI(Deep Packet Inspection)

OSI

の第 4 層から第 7 層までの情報及び固有のパターン(シグネチャ)を基にアプリケーション及びプ

ロトコルの判別を行い,ネットワークの可視化・ファイル共有ソフトなどの特定のトラフィック制御を行

う装置。

3.1.14 

セットトップボックス(set top box)

映像信号出力機能をもつルーター。

3.1.15 

ダイヤルアップルーター(dial up router)

公衆回線を使って接続先の電話番号にダイヤルして,インターネット・コンピュータなどに接続する方

式のルーター。

3.1.16 

デジタル加入者線,DSL(Digital Subscriber Line)

より線ケーブル通信線路で高速デジタル通信を行う技術。


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3.1.17 

ディーエスラムスイッチ,DSLAM スイッチ(Digital Subscriber Line Access Multiplexer Switch)

DSL

を集約し,高速な基幹通信回線に中継するスイッチ。

3.1.18 

統合脅威管理装置,UTM(Unified Threat Management)

ファイアウォール,VPN 機能,IDS 及び IPS の機能をもつ装置。

3.1.19 

ネットワーク負荷試験装置(network load tester)

ネットワークに接続する機器間でデータを転送することによって,ネットワークに負荷を与えることで,

その性能を測定する試験装置。

注記  ネットワークに負荷を与えて,その性能を測定する方法は,RFC2544(附属書 D)を参照。

3.1.20 

ファイアウォール(firewall)

内部のネットワークと外部との通信を制限し,内部ネットワークの安全の維持を目的とした装置。

3.1.21 

負荷分散装置(load balancer)

単体での能力を上回る処理を実現するために,処理を行う装置の前段に設置し,複数の装置に処理要求

を振り分ける装置。

3.1.22 

ホームピーエヌエースイッチ,HomePNA スイッチ(Home Phoneline Networking Alliance Switch)

家庭内の電話回線を用いてインターネットに接続するスイッチ。

3.1.23 

WAN

最適化装置(Wide Area Network Application Services)

データの損失はないが,高遅延のために転送速度が大きく低下する通信プロトコルに介入することによ

って,転送速度の低下を抑制する装置。

3.2 

機器の構造などの定義 

3.2.1 

片方向型 L2 スイッチ(simplex type L2 switch)

イーサネットフレームの転送を,次の方法で行う L2 スイッチ。

a)

ポート群 A からポート群 B への転送は,MAC アドレスを参照して,中継するポートを決定して行う。

b)

ポート群 B からポート群 A への転送は,MAC アドレス参照せず,中継するポートを変えないで行う。

片方向型 L2 スイッチの一例を,

図 に示す。


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図 2−片方向型 L2 スイッチの一例 

3.2.2 

クラスタ型(cluster type)

単独で動作するルーター又はスイッチを複数結合し,仮想的に 1 台のルーター又はスイッチのように動

作させる構成。

3.2.3 

シャーシ型(chassis type)

ボックス型ではない機器の構造。

なお,独立動作可能なボックス型装置を複数用いて構成している構造は,シャーシ型に該当しない。

注記  シャーシ型の構造については,附属書 を参照。

3.2.4 

スイッチカード(switch card)

ルーティング回路又はスイッチング回路だけを搭載する基板。

3.2.5 

バックプレーン(back plane)

スイッチカード,ラインカードなどを接続する配線板。

3.2.6 

非対称構成ルーター(unsymmetrical structure router)

特定のポート間のルーティングができないルーター。ルーター機能及び L2 スイッチ機能で構成し,L2

スイッチのインタフェース間でルーティングができない,非対称構成ルーターの一例を

図 に示す。

図 3−非対称構成ルーターの一例

3.2.7 

ボックス型(box type)

ネットワーク上のデータのパケット又はフレームのヘッダを参照して中継する宛先を決定し,パケット

片方向型 L2 スイッチ 

ポート群 A

ポート群 B

A

1

ポート

A

n

ポート

B

1

ポート

B

n

ポート

MAC アドレス

テーブル

非対称構成ルーター

ルーター 
機能

L2 

スイッチ 
機能

×

ルーティング方向

ルーティング方向

ルーティング不可


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又はフレームを転送する機能をもち,装置本体に搭載してある単一の回路基板が,使用者によって,装置

本体から容易に取り外すことができない構造。

注記  ボックス型の構造については,附属書 を参照。

3.2.8 

ラインカード(line card)

外部インタフェース回路を搭載する基板。

3.3 

機能,プロトコルなどの定義 

3.3.1 

イーサネット(Ethernet)

バス構造のローカルエリアネットワーク(LAN)

注記  イーサネットは,IEEE802.3(附属書 D)を参照。

3.3.2 

インターネットプロトコル,IP(Internet Protocol)

OSI

第 3 層のプロトコルの一つで,インターネットで使用するプロトコル。

注記 IP は,RFC791RFC950 などを参照。

3.3.3 

インターネットプロトコルバージョン 4IPv4(Internet Protocol Version 4)

IP

アドレスを 32 ビットで構成する IP。

注記 IPv4 は,RFC791 などを参照。

3.3.4 

インターネットプロトコルバージョン 6IPv6(Internet Protocol Version 6)

IP

アドレスを 128 ビットで構成する IP。

注記 IPv6 は,RFC2460 などを参照。

3.3.5 

エーディエスエル,ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)

DSL

の一種で,上りと下りとでデータ通信速度が非対称になっている高速デジタル通信技術。

通常は下り(WAN から LAN の方向)の速度が,上り(LAN から WAN の方向)の速度より高速に設定

されている。

3.3.6 

仮想専用線網,VPN(Virtual Private Network)

公衆回線をあたかも専用回線のように使用するために,OSI におけるある層の情報を暗号化した上で,

元の層と同じか又はそれよりも上位の層のペイロードとして転送する技術。

3.3.7 

経路制御プロトコル(routing protocol)

ネットワークの経路情報を取得するために使用するプロトコル。

3.3.8 

セキュリティアーキテクチャーフォーインターネットプロトコル,IPsec(Security Architecture for Internet

Protocol

VPN

の一種であり,OSI 第 3 層のプロトコルである IP を,同じ第 3 層である IP を利用して中継するプ

ロトコル。


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注記 IPsec は,RFC2401 などを参照。

3.3.9 

電力線通信,PLC(Power Line Communication)

電力線を通信回線として利用する技術。

3.3.10 

動的経路制御プロトコル(dynamic routing protocol)

ルーターが IP パケットのルーティングを行うときに,経路制御プロトコルで取得した経路情報に基づき,

中継先を動的に変更するプロトコル。

3.3.11 

パワオーバイーサネット,PoE(Power over Ethernet)

イーサネットの配線で利用する,より線ケーブルを通じて端末などに電力を供給する技術。

注記 PoE は,IEEE802.3af 及び IEEE802.3at を参照。

3.3.12 

非同期転送モード,ATM(Asynchronous Transfer Mode)

データ,音声など異なる種類の情報を 53 バイトの固定長セルに分割して伝送する方式。

3.3.13 

ボイスオーバ IPVoIP(Voice over IP)

IP

上で音声通話を実現する技術。

3.3.14 

ポイントトゥポイントプロトコル,PPP(Point to Point Protocol)

2

点間を接続して,1 対 1 で通信を行うための OSI 第 2 層のプロトコル。

注記 PPP は,RFC1661 を参照。

3.3.15 

ポイントトゥポイントトンネリングプロトコル,PPTP(Point to Point Tunneling Protocol)

VPN

の一種であり,OSI 第 2 層のプロトコルである PPP を,OSI 第 3 層である IP を利用して中継するプ

ロトコル。

注記 PPTP は,RFC2637 を参照。

3.3.16 

ポイントトゥポイントプロトコルオーバイーサネット,PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)

PPP

のフレームをイーサネットで中継するプロトコル。

注記 PPPoE は,RFC2516 を参照。

3.3.17 

無線 LAN(wireless LAN)

無線方式のインタフェースをもつ LAN。

注記  無線 LAN の詳細は,無線周波数 2.4 GHz 帯では IEEE802.11b 及び IEEE802.11g,5 GHz 帯では

IEEE802.11a

,並びに拡張機能である IEEE802.11n を参照。

3.3.18 

無線 WAN(wireless WAN)

無線方式のインタフェースをもつ公衆ネットワーク。

注記  無線 WAN の詳細は,IEEE802.16-2004IEEE802.16e-2005 などを参照。


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3.3.19 

レイヤ トンネリングプロトコル,L2TP(Layer2 Tunneling Protocol)

OSI

第 2 層のプロトコルである PPP を,OSI 第 3 層である IP を利用して中継するプロトコル。暗号化の

機能をもたないため,VPN として利用する場合は IPsec を併用する必要があるところが PPTP と異なる。

注記 L2TP は,RFC2661 を参照。

3.4 

その他の用語の定義 

3.4.1 

アクセスコントロールリスト,ACL(Access Control List)

あらかじめ設定したパケットヘッダなどの条件と対応する動作を記載したリスト。ルーターは,入力す

るパケットのヘッダとリスト内の条件とを比較し,一致したリストに記載の動作を実行する。

3.4.2 

インターネットプロトコルアドレス,IP アドレス(IP address)

OSI

第 3 層において,IP パケットの宛先を示すアドレス。

3.4.3 

インターネットプロトコルパケット,IP パケット(IP packet)

インターネット上のパケット。

3.4.4 

オーバヘッド(overhead)

パケット又はフレームの構成におけるデータ部以外の制御情報。

3.4.5 

開放型システム間相互接続,OSI(Open System Interconnection)

コンピュータ相互間の通信を可能とするために,コンピュータ間における通信方法を階層別に規定した

JIS X 5003

に規定するプロトコル体系。OSI における七層構成の参照モデルを,

図 に示す。

図 4OSI における七層構成の参照モデル

3.4.6 

カスケード接続(cascade)

複数のポートをもつ機器において,複数のポートを縦列に多段接続すること。測定システムにおけるカ

スケード接続の構成例を

表 B.5 c),表 B.6 c)(附属書 参照)などに示す。

第 7 層(L7)

:応用層

第 6 層(L6)

:プレゼンテーション層

第 5 層(L5)

:セション層

第 4 層(L4)

:トランスポート層

第 3 層(L3)

:ネットワーク層

第 2 層(L2)

:データリンク層

第 1 層(L1)

:物理層

開放型システム B

開放型システム A

中継開放型

システム

物理媒体

L7

L6

L5

L4

L3

L2

L1

L7

L6

L5

L4

L3

L2

L1

L3

L2

L1

物理媒体


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3.4.7 

実効伝送速度(throughput)

ルーター及びスイッチの出力端で測定する伝送速度の総和。各機器の実効伝送速度の算出例を

表 に示

す。

表 1−実効伝送速度の算出例 

機器分類

機器例

実効伝送速度の値

小型ルーター

・出力の総和

  70+50=120 Mbit/s 
・無線 LAN 付ルーターの場合 
  下り(WAN→LAN)の出力

  70 Mbit/s

大型ルーター

及び

L3

スイッチ

・出力の総和

8 Gbit/s

×4=32 Gbit/s

L2

スイッチ

・出力の総和

100 Mbit/s

×4=400 Mbit/s

3.4.8 

スイッチング(switching)

OSI

第 2 層を利用して,ネットワーク上のデータの中継をする動作。

3.4.9 

タイムトゥライブ,TTL(Time To Live)

パケットが一つのルーターを通過するたびに 1 を減算して,IP ヘッダに記載する値。TTL が 0 になった

場合には,ネットワーク上のパケットの無限ループを防止するために,パケットを破棄する。

3.4.10 

定常状態(steady state)

所定のパケット又はフレームを安定に通信できる状態において,消費電力が安定に測定できる状態。

3.4.11 

トラフィック(traffic)

インターネット,LAN などの,コンピュータ及びネットワーク上を流れるデータ量。

100 Mbit/s

50 Mbit/s

(LAN)

(WAN)

70 Mbit/s

100 Mbit/s

小型ルーター

10 Gbit/s

×4 ポートの場合

10 Gbit/s

8 Gbit/s

10 Gbit/s

8 Gbit/s

10 Gbit/s

8 Gbit/s

10 Gbit/s

8 Gbit/s

入力
出力

ルーター

ポート

ポート

ポート

ポート

100 Mbit/s

×4 ポートの場合

100 Mbit/s 
100 Mbit/s 
100 Mbit/s 
100 Mbit/s 
100 Mbit/s 
100 Mbit/s 
100 Mbit/s 
100 Mbit/s

入力
出力

ポート

ポート

ポート

ポート


10

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3.4.12 

ペイロード(payload)

パケット通信又はフレーム通信において,パケット又はフレームの総サイズのうち,宛先アドレス,発

信元アドレスなどの管理情報(ヘッダ情報)を除いた正味のデータ。

3.4.13 

ヘッダ(header)

パケットの先頭に位置する,送信元アドレス,宛先アドレスなどの管理情報。

3.4.14 

メディアアクセスコントロールアドレス,MAC アドレス(Media Access Control address)

OSI

第 2 層で機能するイーサネット機器固有のアドレス。

3.4.15 

ユニキャスト通信(unicast communication)

ネットワーク内で,単一の通信相手を特定できるアドレスを用いて,データを送信する技術。

3.4.16 

リンク速度(link rate)

符号化を含んだ OSI 第 1 層での単位時間当たりにビットを転送する速度(

例参照)。

例  IEEE802.11a 及び IEEE802.11g の無線 LAN における最大リンク速度は,54 Mbit/s である。

3.4.17 

ルーティング(routing)

OSI

第 3 層を利用して,ネットワーク上のデータの中継をする動作。

エネルギー消費効率の測定方法 

4.1 

共通測定条件 

4.2

から 4.9 までに示すエネルギー消費効率の測定は,次の条件で行う。

a)

周囲温度は,16  ℃∼32  ℃とする。ただし,無線 LAN 付のルーターにおいては,0  ℃∼40  ℃とする。

b)

消費電力測定構成は,

表 及び次による。

1)

被測定装置の基本性能・機能を損なうことなく着脱できる部品又は停止可能な機能は,取外し又は

停止して最大実効伝送速度が得られる構成で測定する(

例参照)。

例  着脱できる部品又は停止可能な機能には,冗長構成とするための基板,電源,ファン及び機

能拡張のためのオプション基板などがある。

2)

測定に使用しないポートは,未接続とする。

3)

測定中に,被測定装置の設定内容を変更してはならない。

4)

被測定装置は,定常状態とする。

5) PoE

給電機能をもつ被測定装置は,

図 に示すように,給電機能付イーサネットポートに接続する

ネットワーク負荷試験装置の受電の負荷機能を,無負荷(接続しない)として測定する。

c)

測定に使用する電源は,次による。

1)

電源電圧は,次による。

−  交流電源の場合は,定格電圧±10 %の範囲とする。

−  直流電源の場合は,定格電圧−48 V のときは−57 V∼−40.5 V,他の定格電圧のときは定格電圧±

10 %

の範囲とする。


11

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2)

交流電源の周波数は,定格周波数とする。

3)

交流電源を使用する機器の場合,交流プラグにおける消費電力を測定する。

4)

交流電源の場合,有効電力を消費電力とする。

表 2−消費電力測定構成 

電源構成

測定構成図

注記

交流電源部搭載

交流電源は,次のいずれで
もよい。

1)

  商用交流コンセント

2)

  交流安定化電源

直流電源部搭載

直流電源は,次のいずれで
もよい。

1)

  直流給電装置

2)

  直流安定化電源

交流アダプタ 
( 被 測 定 装 置 が 交 流

ア ダ プ タ の 使 用 を 指
定している場合)

交流電源は,次のいずれで
もよい。

1)

  商用交流コンセント

2)

  交流安定化電源

交 流 又 は 直 流 電 源 部
搭載

交流電源は,次のいずれで
もよい。

1)

  商用交流コンセント

2)

  交流安定化電源

a)

被測定装置とネットワーク負荷試験装置との接続間に,擬似受電の負荷(試験機,手製回路など)

を入れてはならない。

b)

ネットワーク負荷試験装置が受電の負荷機能をもっていても使用してはならない。すなわち,無
負荷となるように設定しなければならない。

図 5PoE 測定構成 

交流 
電源

被測定装置

直流電源部

電力計

交流アダプタ

交流アダプタは被測定装置の 
添付品又は指定品を使用する。

被測定装置

交流電源部

電力計

交流 
電源

又は

直流電流計

被測定装置

直流電源部

電力計

直流 
電源

直流電圧計

被測定装置

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

●    ●    ●

擬似受電の

負荷

×

×

×

a) 

受電の負荷

機能:OFF

×

b) 

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

直流ではなく

交流を測定する。

被測定装置

交流電源部

電力計

交流
電源

直流電源部


12

C 6960

:2012

   

4.2 

小型ルーター(VPN 機能なし) 

4.2.1 

エネルギー消費効率 

小型ルーター(VPN 機能なし)のエネルギー消費効率は,4.2.2 で規定する測定方法によって測定した最

大実効伝送速度における消費電力[単位は,ワット(W)

]とする。

4.2.2 

測定方法 

小型ルーター(VPN 機能なし)のエネルギー消費効率は,最大実効伝送速度における消費電力を測定す

る。

なお,消費電力及び最大実効伝送速度を測定するときの条件は,次による。

a)

測定パケット  測定パケットは,次による。

1)

ユニキャスト通信用の IPv4 又は IPv6 パケットを用いる。

2)

測定パケット長は,OSI 第 3 層のプロトコルデータ単位(以下,PDU という。

)の長さとする。測

定パケット長は,1 500 バイトとする。ただし,測定パケット長が 1 500 バイトのパケットを伝送で

きない場合は,パケット長が最大のパケットとする。

3)

ヘッダ部のデータパターンは,任意とし,測定パケットのデータは全て 0 とする。

4)

被測定装置に対して送信するパケットのビット速度及び総数は,最大性能を得るために必要最小限

なビット速度及び総数でもよい。

b)

測定構成  測定構成は,次による。

小型ルーター(VPN 機能なし)の測定構成例を,

表 B.2(附属書 参照)に示す。

1)

最大実効伝送速度は,次の式で定義し,次の 2)及び 3)に示す構成で測定する。

9

10

/

8

)

(

×

+

×

=

Y

X

R

T

ここに,

T

最大実効伝送速度(Gbit/s)

R

被測定装置が出力する 1 秒当たりの出力パケット数の
総和(

表 参照)

X

パケット長(バイト)

Y

オーバヘッド(制御情報)分のパケット長(バイト) 
(回線インタフェースがイーサネットの場合のオーバ
ヘッドは 38 バイト)

2)

被測定装置が受信したパケットをルーティングする設定とする。

なお,非対称構成ルーターは,OSI 第 2 層又は OSI 第 1 層中継のパケット転送はルーティングし

ているとはいえないため,実効伝送速度の測定には含まない。

3)

無線 LAN 付ルーターは,次の条件とする。

−  無線通信方向は,下り(WAN 側から無線 LAN 側)への送信方向とする。

−  同時動作可能な無線 LAN インタフェースが複数ある場合は,同時動作する構成とする。

−  データの圧縮機能及び出力電力等の調整機能を停止した構成とする。

−  リンク速度は,被測定装置の最大リンク速度とする。

4.3 

小型ルーター(VPN 機能あり) 

4.3.1 

エネルギー消費効率 

小型ルーター(VPN 機能あり)のエネルギー消費効率は,4.3.2 で規定する測定方法で測定した最大実効

伝送速度における消費電力[単位は,ワット(W)

]とする。測定パケット長が 46 バイト,238 バイト,

494

バイト,1 006 バイト及び 1 500 バイトの 5 点でエネルギー消費効率を測定し,各々の数値に加重平均

の係数を乗じた値をエネルギー消費効率とする。


13

C 6960

:2012

エネルギー消費効率 は,次の式によって算出する。

E

P

46

×C

46

P

238

×C

238

P

494

×C

494

P

1 006

×C

1 006

P

1 500

×C

1 500

ここに,

E

エネルギー消費効率(W)

P

46

測定パケット長が 46 バイトで,最大実効伝送速度にお
ける消費電力(W)

C

46

測定パケット長が 46 バイトでの加重平均係数(0.03)

P

238

測定パケット長が 238 バイトで,最大実効伝送速度にお
ける消費電力(W)

C

238

測定パケット長が 238 バイトでの加重平均係数(0.05)

P

494

測定パケット長が 494 バイトで,最大実効伝送速度にお
ける消費電力(W)

C

494

測定パケット長が 494 バイトでの加重平均係数(0.09)

P

1 006

測定パケット長が 1 006 バイトで,最大実効伝送速度に
おける消費電力(W)

C

1 006

測定パケット長が 1 006 バイトでの加重平均係数(0.18)

P

1 500

測定パケット長が 1 500 バイトで,最大実効伝送速度に
おける消費電力(W)

C

1 500

測定パケット長が 1 500 バイトでの加重平均係数(0.65)

4.3.2 

測定方法 

小型ルーター(VPN 機能あり)のエネルギー消費効率は,最大実効伝送速度における消費電力を測定す

る。

なお,消費電力及び最大実効伝送速度を測定するときの条件は,次による。

a)

測定パケット  測定パケットは,次による。

1)

ユニキャスト通信用の IPv4 又は IPv6 パケットを用いる。

2)

測定パケット長は,OSI 第 3 層の PDU の長さとする。測定パケット長は,46 バイト,238 バイト,

494

バイト,1 006 バイト及び 1 500 バイトの 5 点とする。各々のパケット長で測定した消費電力値

を用いて,4.3.1 に規定する算出式で計算した値をエネルギー消費効率とする。

3)

 IP

ヘッダ部のデータパターンは,IPv4 の場合は

表 3,IPv6 の場合は表 を参照し,適切な内容に設

定する。

受信 IP アドレスは 256 種類用意し,1 回の測定の中で 256 種類の受信 IP アドレスをもつ IP パケ

ットを順次,又はランダムに使用する。

4)

 IP

ヘッダ以外のヘッダ部の内容は,任意とする。データ部のデータパターンは,全てのビットが 0

である場合及び全てのビットが 1 である場合を除く任意とし,固定パターンでもよい。

5)

被測定装置に対して送信するパケットのビット速度及び総数は,最大性能を得るために必要最小限

なビット速度及び総数でもよい。

b)

測定構成  測定構成は,次による。

小型ルーター(VPN 機能あり)の測定構成例を,

表 B.3 に示す。

1)

最大実効伝送速度は,次の式で定義し,次の 2)6)に示す構成で測定する。

9

10

/

8

)

(

×

+

×

=

Y

X

R

T

ここに,

T

最大実効伝送速度(Gbit/s)

R

測定装置が出力する 1 秒当たりの出力パケット数の総
和(

表 参照)

X

パケット長(バイト)

Y

オーバヘッド(制御情報)分のパケット長(バイト) 
(回線インタフェースがイーサネットの場合のオーバ


14

C 6960

:2012

   

ヘッドは 38 バイト)

2)

測定パケット長が 1 500 バイトの場合に最大実効伝送速度が得られる構成とする。

なお,構成は他のパケット長の測定において変更できない。

3)

非対称構成ルーターは,OSI 第 2 層又は OSI 第 1 層中継のパケット転送はルーティングしていない

ため,実効伝送速度の測定には含まない。

4)

測定においては,被測定装置が受信したパケットを ACL によって検査してから転送する設定とす

る。適用する ACL の内容を,

表 及び表 に示す。測定対象のパケットは全てこの ACL の検査を

行う。

なお,ACL で設定できるフィルタの数が 25 個未満のものは,設定できる最大数まで設定し,ACL

をもたないものは,設定しなくてよい。

5)

測定装置から送信し,被測定装置によって転送したパケット以外は,測定対象パケットとしてカウ

ントしてはならない。測定装置は,常に受信するパケットのパケット長を検査し,期待するパケッ

ト長であることを確認する。

6)

動的経路制御プロトコルをもつ被測定装置は,一つ以上の動的経路制御プロトコルを動作させて測

定する。


15

C 6960

:2012

表 3ACL 及び測定パケット(IPv4 の場合)

フィルタ番号

処理

始点 IP アドレス

終点 IP アドレス

1

破棄 AAA.BBB.1.1

AAA.BBB.101.1

2

破棄 AAA.BBB.2.1

AAA

.BBB.102.1

3

破棄 AAA.BBB.3.1

AAA.BBB.103.1

4

破棄 AAA.BBB.4.1

AAA.BBB.104.1

5

破棄 AAA.BBB.5.1

AAA.BBB.105.1

6

破棄 AAA.BBB.6.1

AAA.BBB.106.1

7

破棄 AAA.BBB.7.1

AAA.BBB.107.1

8

破棄 AAA.BBB.8.1

AAA.BBB.108.1

9

破棄 AAA.BBB.9.1

AAA.BBB.109.1

10

破棄 AAA.BBB.10.1

AAA.BBB.110.1

11

破棄 AAA.BBB.11.1

AAA.BBB.111.1

12

破棄 AAA.BBB.12.1

AAA.BBB.112.1

13

破棄 AAA.BBB.13.1

AAA.BBB.113.1

14

破棄 AAA.BBB.14.1

AAA.BBB.114.1

15

破棄 AAA.BBB.15.1

AAA.BBB.115.1

16

破棄 AAA.BBB.16.1

AAA.BBB.116.1

17

破棄 AAA.BBB.17.1

AAA.BBB.117.1

18

破棄 AAA.BBB.18.1

AAA.BBB.118.1

19

破棄 AAA.BBB.19.1

AAA.BBB.119.1

20

破棄 AAA.BBB.20.1

AAA.BBB.120.1

21

破棄 AAA.BBB.21.1

AAA.BBB.121.1

22

破棄 AAA.BBB.22.1

AAA.BBB.122.1

23

破棄 AAA.BBB.23.1

AAA.BBB.123.1

24

破棄 AAA.BBB.24.1

AAA..BBB.124.1

25

通過

全てのアドレス

全てのアドレス

ルーターには,一方向のトラフィックにつきそれぞれこの表の内容の ACL を設定する。

AAA.BBB

は,IP アドレスの上位一区切れ目,二区切れ目を示し,その値は,10.0,10.1,

…,10.255,192.168 のいずれかとする。

測定パケットに対して,ルーターは,1∼25 番の順序でフィルタを適用した後,パケットを

転送する。

測定パケットは,フィルタ 25 番だけに適合する形に設定する。


16

C 6960

:2012

   

表 4ACL 及び測定パケット(IPv6 の場合)

フィルタ番号

処理

始点 IP アドレス

終点 IP アドレス

1

破棄 XXXX:YYYY:0:1::1  XXXX:YYYY:0:101::1

2

破棄 XXXX:YYYY:0:2::1  XXXX:YYYY:0:102::1

3

破棄 XXXX:YYYY:0:3::1  XXXX:YYYY:0:103::1

4

破棄 XXXX:YYYY:0:4::1  XXXX:YYYY:0:104::1

5

破棄 XXXX:YYYY:0:5::1  XXXX:YYYY:0:105::1

6

破棄 XXXX:YYYY:0:6::1  XXXX:YYYY:0:106::1

7

破棄 XXXX:YYYY:0:7::1  XXXX:YYYY:0:107::1

8

破棄 XXXX:YYYY:0:8::1  XXXX:YYYY:0:108::1

9

破棄 XXXX:YYYY:0:9::1  XXXX:YYYY:0:109::1

10

破棄 XXXX:YYYY:0:a::1  XXXX:YYYY:0:10a::1

11

破棄 XXXX:YYYY:0:b::1  XXXX:YYYY:0:10b::1

12

破棄 XXXX:YYYY:0:c::1  XXXX:YYYY:0:10c::1

13

破棄 XXXX:YYYY:0:d::1  XXXX:YYYY:0:10d::1

14

破棄 XXXX:YYYY:0:e::1  XXXX:YYYY:0:10e::1

15

破棄 XXXX:YYYY:0:f::1  XXXX:YYYY:0:10f::1

16

破棄 XXXX:YYYY:0:10::1  XXXX:YYYY:0:110::1

17

破棄 XXXX:YYYY:0:11::1  XXXX:YYYY:0:111::1

18

破棄 XXXX:YYYY:0:12::1  XXXX:YYYY:0:112::1

19

破棄 XXXX:YYYY:0:13::1  XXXX:YYYY:0:113::1

20

破棄 XXXX:YYYY:0:14::1  XXXX:YYYY:0:114::1

21

破棄 XXXX:YYYY:0:15::1  XXXX:YYYY:0:115::1

22

破棄 XXXX:YYYY:0:16::1  XXXX:YYYY:0:116::1

23

破棄 XXXX:YYYY:0:17::1  XXXX:YYYY:0:117::1

24

破棄 XXXX:YYYY:0:18::1  XXXX:YYYY:0:118::1

25

通過

全てのアドレス

全てのアドレス

ルーターには,一方向のトラフィックにつきそれぞれこの表の内容の ACL を設定する。

XXXX:YYYY

は,IP アドレスの上位一区切れ目,二区切れ目を示し,その値は,2001:1,

2001:2

,…,2001:ffff のいずれかとする。

測定パケットに対して,ルーターは,1∼25 番の順序でフィルタを適用した後,パケットを

転送する。

測定パケットは,フィルタ 25 番だけに適合する形に設定する。

4.4 

大型ルーター(ボックス型) 

4.4.1 

エネルギー消費効率 

大型ルーター(ボックス型)のエネルギー消費効率は,4.4.2 で規定する測定方法で測定した最大実効伝

送速度における消費電力[単位は,ワット(W)

]とし,4.3.1 で規定する算出式によって,5 点のパケット

長で測定した各々の数値に加重平均の係数を乗じた値とする。

4.4.2 

測定方法 

大型ルーター(ボックス型)のエネルギー消費効率は,最大実効伝送速度における消費電力を測定する。

なお,消費電力及び最大実効伝送速度を測定するときの条件は,次による。

a)

測定パケット  4.3.2 a)  で規定する測定パケットで測定する。

b)

測定構成  測定構成は,次による。

大型ルーター(ボックス型)の測定構成例を,

表 B.4 及び表 B.5 に示す。

1)

4.3.2 b)

で規定する構成で測定する。


17

C 6960

:2012

2)

ポートのカスケード接続形態で測定してもよい。その場合の最大実効伝送速度は,カスケード接続

したポート数を考慮して算出する。

4.5 

大型ルーター(シャーシ型) 

4.5.1 

エネルギー消費効率 

大型ルーター(シャーシ型)のエネルギー消費効率は,4.5.2 で規定する測定方法で測定した最大実効伝

送速度における消費電力[単位は,ワット(W)

]とし,4.3.1 で規定する算出式によって,5 点のパケット

長で測定した各々の数値に加重平均の係数を乗じた値とする。

4.5.2 

測定方法 

大型ルーター(シャーシ型)のエネルギー消費効率は,最大実効伝送速度における消費電力を測定する。

なお,消費電力及び最大実効伝送速度を測定するときの条件は,次による。

a) 

測定パケット  4.3.2 a)  で規定する測定パケットで測定する。

b) 

測定構成  測定構成は,次による。

大型ルーター(シャーシ型)の測定構成例を,

表 B.6 に示す。

1) 4.3.2 

b)

で規定する構成で測定する。

2) 

ポートのカスケード接続形態で測定してもよい。その場合の最大実効伝送速度は,カスケード接続

したポート数を考慮して算出する。

4.6 L3

スイッチ(ボックス型) 

4.6.1 

エネルギー消費効率 

L3

スイッチ(ボックス型)のエネルギー消費効率は,4.6.2 で規定する測定方法で測定した最大実効伝

送速度における消費電力[単位は,ワット(W)

]とし,4.3.1 で規定する算出式によって,5 点のパケット

長で測定した各々の数値に加重平均の係数を乗じた値とする。

4.6.2 

測定方法 

L3

スイッチ(ボックス型)のエネルギー消費効率は,最大実効伝送速度における消費電力を測定する。

なお,消費電力及び最大実効伝送速度を測定するときの条件は,次による。

a)

測定パケット  測定パケットは,次による。

1)

ユニキャスト通信用の IPv4 又は IPv6 パケットを用いる。

2)

測定パケット長は,OSI 第 3 層の PDU の長さとする。測定パケット長は,46 バイト,238 バイト,

494

バイト,1 006 バイト及び 1 500 バイトの 5 点とする。各々のパケット長で測定した消費電力値

を用いて,4.3.1 に規定する算出式で計算した値をエネルギー消費効率とする。

3)

 IP

ヘッダ部の内容は,任意とする。

4)

 IP

ヘッダ以外のヘッダ部の内容は,任意とする。データ部のデータパターンは,全てのビットが 0

である場合及び全てのビットが 1 である場合を除く任意とし,固定パターンでもよい。

5)

被測定装置に対して送信するパケットのビット速度及び総数は,最大性能を得るために必要最小限

なビット速度及び総数でもよい。

b)

測定構成  測定構成は,次による。

L3

スイッチ(ボックス型)の測定構成例を,

表 B.7 に示す。

1)

最大実効伝送速度は,次の式で定義し,次の 2)6)に示す構成で測定する。

9

10

/

8

)

(

×

+

×

=

Y

X

R

T

 

ここに,

T

最大実効伝送速度(Gbit/s)

R

被測定装置が出力する 1 秒当たりの出力パケット数の


18

C 6960

:2012

   

総和(

表 参照)

X

パケット長(バイト)

Y

オーバヘッド(制御情報)分のパケット長(バイト) 
(回線インタフェースがイーサネットの場合のオーバ
ヘッドは 38 バイト)

2)

測定パケット長が 1 500 バイトの場合に最大実効伝送速度が得られる構成とする。

なお,構成は,他のパケット長の測定において変更できない。

3)

ポートのカスケード接続形態で測定してもよい。その場合の最大実効伝送速度は,カスケード接続

したポート数を考慮して算出する。

4)

測定装置から送信し,被測定装置によって転送したパケット以外は,測定対象パケットとしてカウ

ントしてはならない。測定装置は,常に受信するパケットのパケット長を検査し,期待するパケッ

ト長であることを確認する。

5)

動的経路制御プロトコルをもつ被測定装置は,一つ以上の動的経路制御プロトコルを動作させて測

定する。

6)

測定は,ACL で検査する必要はない。

4.7 L3

スイッチ(シャーシ型) 

4.7.1 

エネルギー消費効率 

L3

スイッチ(シャーシ型)のエネルギー消費効率は,4.7.2 で規定する測定方法で測定した最大実効伝

送速度における消費電力[単位は,ワット(W)

]とし,4.3.1 で規定する算出式によって,5 点のパケット

長で測定した各々の数値に加重平均の係数を乗じた値とする。

4.7.2 

測定方法 

L3

スイッチ(シャーシ型)のエネルギー消費効率は,最大実効伝送速度における消費電力を測定する。

なお,消費電力及び最大実効伝送速度を測定するときの条件は,次による。

a)

測定パケット  4.6.2 a)  で規定する測定パケットで測定する。

b)

測定構成  4.6.2 b)  で規定する構成で測定する。

L3

スイッチ(シャーシ型)の測定構成例を,

表 B.8 に示す。

4.8 L2

スイッチ(ボックス型) 

4.8.1 

エネルギー消費効率 

L2

スイッチ(ボックス型)のエネルギー消費効率は,4.8.2 で規定する測定方法で測定した消費電力[単

位は,ワット(W)

]を最大実効伝送速度[単位は,ギガビット毎秒(Gbit/s)

]で除した値とする。

4.8.2 

測定方法 

L2

スイッチ(ボックス型)のエネルギー消費効率は,最大実効伝送速度における消費電力を測定する。

なお,消費電力及び最大実効伝送速度を測定するときの条件は,次による。

a)

測定フレーム  測定フレームは,次による。

1)

ユニキャスト通信用のフレームを用いる。

2)

測定フレーム長は,OSI 第 2 層の PDU の長さとする。測定フレーム長は,1 518 バイトとする。

3)

ヘッダ部のデータパターンは,任意とする。

なお,測定フレームのデータパターンは,全て 0 とする。

4)

被測定装置に対して送信するフレームのビット速度及び総数は,最大性能を得るために必要最小限

なビット速度及び総数でもよい。

b)

測定構成  測定構成は,次による。


19

C 6960

:2012

L2

スイッチ(ボックス型)の測定構成例を,

表 B.9 に示す。

1)

最大実効伝送速度は,次の式で定義し,次の 2)4)に示す構成で測定する。

9

10

/

8

)

(

×

+

×

=

Y

L

R

T

 

ここに,

T

最大実効伝送速度(Gbit/s)

R

被測定装置が 1 秒当たりに出力するフレーム数の総和

表 参照)

L

フレーム長(バイト)

Y

オーバヘッド(制御情報)分のフレーム長(バイト) 
(回線インタフェースがイーサネットの場合のオーバ
ヘッドは 20 バイト)

2)

測定フレーム長が 1 518 バイト時に最大実効伝送速度が得られる構成とする。

3)

ポートのカスケード接続形態で測定してもよい。その場合の最大実効伝送速度は,カスケード接続

したポート数を考慮して算出する。

4)

被測定装置が受信したフレームをスイッチングする設定とする。

4.9 L2

スイッチ(シャーシ型) 

4.9.1 

エネルギー消費効率 

L2

スイッチ(シャーシ型)のエネルギー消費効率は,4.9.2 で規定する測定方法で測定した最大実効伝

送速度における消費電力[単位は,ワット(W)

]とする。

4.9.2 

測定方法 

L2

スイッチ(シャーシ型)のエネルギー消費効率は,最大実効伝送速度における消費電力を測定する。

なお,消費電力及び最大実効伝送速度を測定するときの条件は,次による。

a)

測定フレーム  4.8.2 a)  で規定する測定フレームで測定する。

b)

測定構成  4.8.2 b)  で規定する構成で測定する。

L2

スイッチ(シャーシ型)の測定構成例を,

表 B.10 に示す。

測定器具

測定器具は,次による。

a)

実効伝送速度を測定する試験装置は,ネットワークを相互に接続している装置の性能を測定できる測

定器とする。

注記  ネットワークを相互に接続している装置の性能測定の方法は,RFC2544 参照。

b)

交流電源の電力を測定する測定器は,JIS C 1102-3 で規定した性能をもつ電力計,又は同等以上の性

能をもつ電子式電力計とする。

直流電源の電力を測定する測定器は,JIS C 1102-3 で規定した性能以上で,直流電力の測定可能な

電子式電力計とする。ただし,JIS C 1102-2 で規定した直流電圧計及び直流電流計,又は同等以上の

性能をもつ電子式電圧計及び電子式電流計を用いて測定した電圧と電流との積を電力としてもよい。

測定結果の表現 

測定結果の表現は,次による。

a) 

測定したエネルギー消費効率は,次のように表現する。

1) 

エネルギー消費効率が消費電力の場合は,ワット(W)の単位で,JIS Z 8401 に従い小数点以下 2

位を四捨五入して,小数点以下 1 桁の値とする。


20

C 6960

:2012

   

2) 

エネルギー消費効率が消費電力[単位は,ワット(W)

]を最大実効伝送速度[単位は,ギガビット

毎秒(Gbit/s)

]で除した値の場合は,

[W/(Gbit/s)]の単位で,JIS Z 8401 に従い小数点以下 2 位を

四捨五入して,小数点以下 1 桁の値とする。

b) 

測定した最大実効伝送速度は,ギガビット毎秒(Gbit/s)の単位又はメガビット毎秒(Mbit/s)の単位

で,有効数字 2 桁以上とする。

測定結果の記録 

測定結果は,記録する。次の事項を記録することが望ましい。

a)

測定者

b)

測定年月日

c)

製品名及び型名

d)

機種分類

e)

測定条件  測定条件は,次による。

1)

測定システム構成概略

2)

被測定装置の構成(搭載内容)

,及びハードウェア・ソフトウェアのバージョン

3)

周囲温度

4)

測定電源の種類(交流又は直流)

,測定電源電圧[ボルト(V)

,測定電源周波数[ヘルツ(Hz)

5)

測定器の種類

−  ネットワーク負荷試験装置:製造業者名,形式名,シリアル番号,使用ソフトウェアなど

−  電力を測定する測定器:製造業者名,形式名など

f) 

測定結果  測定結果は,次による。

1) 

エネルギー消費効率

2) 

最大実効伝送速度

g)

適用規格(この規格の番号)

h)

その他特記事項

測定結果記録書の様式例を,

図 に示す。


21

C 6960

:2012

測定結果記録書

製品名,型名    :

機種分類  :

                                測定年月日:                  測定者:

   1.  測定条件

番号

項目

測定条件

1

適用規格

JIS C 6960 

2

測 定 シ ス テ ム 構 成

概略

3

被測定装置の構成

(搭載内容)

4

周囲温度

周囲温度:

5

測定電源

直流/交流    電源電圧:        電源周波数:

6

ネットワーク

負荷試験装置

製造業者名:        形式名:        シリアル番号:

使用ソフトウェア:

7

電 力 を 測 定 す る 測

定器

製造業者名:        形式名:

8

その他

特記事項

   2.  測定結果

番号

項目

測定結果

1

エネルギー消費効率

2

最大実効伝送速度

図 6−測定結果記録書の様式例 


22

C 6960

:2012

   

附属書 A

(規定)

適用除外機器

A.1 

ルーターで除外する機器 

次の機器は,この規格の適用除外とする。

a)

ルーティング機能をもつが,他に主たる機能をもち,その機能分離が困難である機器

次の機能をもつ機器を適用除外の対象とする。

1)

セットトップボックス

2)

ファイアウォール

3)

侵入検査装置(IDS)

4)

侵入防止装置(IPS)

5)

精密パケット検査装置(DPI)

6)

総合脅威管理装置(UTM)

7)

負荷分散装置(ロードバランサ)

8)

 WAN

最適化装置

9)

ケーブルモデム終端装置(CMTS)

b) 

測定のためには特殊なインタフェースを必要とするなど,測定困難な機器

次の機器を適用除外の対象とする。

1)

パーソナルコンピュータ等製品の拡張スロットなどに組み込む機器

2)

 WAN

側インタフェースが無線だけのルーター

3)

 PLC

機能付小型ルーター

4)

 VoIP

の回線数が 3 以上のルーター

5)

衛星インタフェース付ルーター

6)

 ATM

インタフェース固定搭載ルーター

7)

ダイヤルアップルーター

8)

クラスタ型接続の機能をもつシャーシ型大型ルーター

A.2 

スイッチで除外する機器 

次の機器は,測定のためには特殊なインタフェースを必要とするなど測定困難な機器のため,この規格

の適用除外とする。

a)

 HomePNA

スイッチ

b)

 DSLAM

スイッチ

c)

パーソナルコンピュータ等製品の拡張スロット等に組み込む L2 スイッチ

d)

アクセスポイント制御スイッチ

e)

 PLC

機能付 L2 スイッチ

f)

片方向型のシャーシ型 L2 スイッチ

g)

無線 LAN 付 L2 スイッチ


23

C 6960

:2012

附属書 B

(参考)

測定システムの構成例

ルーター及びスイッチのエネルギー消費効率の代表的な測定システムは,

表 B.1 のとおり分類できる。

参考にすることが望ましい測定システムの構成例を,分類ごとに

表 B.2∼表 B.10 に示す。

表 B.1−代表的な測定システムの構成例

機器分類の名称

表番号

構成

小型ルーター(VPN 機能なし)

表 B.2

a)

WAN

:有線イーサネット

LAN

:有線イーサネット

b)

WAN

:有線イーサネット

LAN

:有線イーサネット及び VoIP ポート

c)

WAN

:有線イーサネット

LAN

:無線及び有線イーサネット

d)

WAN

:ADSL

LAN

:有線イーサネット

e)

WAN

:ADSL

LAN

:有線イーサネット及び VoIP ポート

f)

WAN

:ADSL

LAN

:無線及び有線イーサネット

小型ルーター(VPN 機能あり)

表 B.3 a)

WAN

:有線イーサネット

LAN

:有線イーサネット

b)

WAN

:有線イーサネット

LAN

:有線イーサネット及び VoIP ポート

大型ルーター(ボックス型):

WAN

と LAN との区別あり

表 B.4 a)

WAN

:有線イーサネット

LAN

:有線イーサネット

(拠点側設置)

b)

WAN

:有線イーサネット

LAN

:有線イーサネット及び VoIP ポート

大型ルーター(ボックス型)

表 B.5 a)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が偶数

WAN

と LAN との区別なし

b)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が奇数

(センタ側設置)

c)

カスケード接続で合計機器ポート数が偶数

大型ルーター(シャーシ型)

表 B.6 a)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が偶数

b)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が奇数

c)

カスケード接続で合計機器ポート数が偶数

d)

全ポート試験装置接続,合計機器ポート数が偶数及びルーテ

ィング回路が 2 回路

e)

全ポート試験装置接続,合計機器ポート数が奇数及びルーテ
ィング回路が 2 回路

f)

カスケード接続,合計機器ポート数が偶数及びルーティング
回路が 2 回路


24

C 6960

:2012

   

表 B.1−代表的な測定システムの構成例(続き)

機器分類の名称

表番号

構成

L3

スイッチ(ボックス型)

表 B.7

a)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が偶数

 b)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が奇数

 c)

カスケード接続で合計機器ポート数が偶数

 d)

全ポート試験装置接続,合計機器ポート数が偶数及びスイッ
チング回路が 2 回路

 e)

全ポート試験装置接続,合計機器ポート数が奇数及びスイッ
チング回路が 2 回路

 f)

カスケード接続,合計機器ポート数が偶数及びスイッチング
回路が 2 回路

L3

スイッチ(シャーシ型)

表 B.8 a)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が偶数

b)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が奇数

c)

カスケード接続で合計機器ポート数が偶数

d)

全ポート試験装置接続,合計機器ポート数が偶数及びスイッ

チング回路が 2 回路

e)

全ポート試験装置接続,合計機器ポート数が奇数及びスイッ

チング回路が 2 回路

f)

カスケード接続,合計機器ポート数が偶数及びスイッチング

回路が 2 回路

L2

スイッチ(ボックス型)

表 B.9 a)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が偶数

b)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が奇数

c)

カスケード接続で合計機器ポート数が偶数

d)

全ポート試験装置接続,合計機器ポート数が偶数及びスイッ
チング回路が 2 回路

e)

全ポート試験装置接続,合計機器ポート数が奇数及びスイッ
チング回路が 2 回路

f)

カスケード接続,合計機器ポート数が偶数及びスイッチング
回路が 2 回路

L2

スイッチ(シャーシ型)

表 B.10 a)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が偶数

b)

全ポート試験装置接続で合計機器ポート数が奇数

c)

カスケード接続で合計機器ポート数が偶数

d)

全ポート試験装置接続,合計機器ポート数が偶数及びスイッ

チング回路が 2 回路

e)

全ポート試験装置接続,合計機器ポート数が奇数及びスイッ

チング回路が 2 回路

f)

カスケード接続,合計機器ポート数が偶数及びスイッチング

回路が 2 回路

表 B.2∼表 B.10 で用いる記号の凡例を,次に示す。

:被測定装置とネットワーク負荷試験装置との間のパケット又はフレームの経路,

    又は被測定装置ポート間のパケット又はフレームの経路

:被測定装置内のパケット又はフレームの経路

:無線のパケット又はフレームの経路


25

C 6960

:2012

表 B.2−小型ルーター(VPN 機能なし) 

機器分類  B.2  小型ルーター(VPN 機能なし)

構成

a) WAN

:有線イーサネット

    LAN:有線イーサネット

概要

非対称構成時の LAN イーサネットハブの未使用ポートは,未接続とする。

構成図

機器分類  B.2  小型ルーター(VPN 機能なし)

構成

b) WAN

:有線イーサネット

    LAN:有線イーサネット及び VoIP ポート

概要

非対称構成時の LAN イーサネットハブの未使用ポートは,未接続とする。

LAN

の VoIP ポートは,無負荷(未接続)とする。

構成図

機器分類  B.2  小型ルーター(VPN 機能なし)

構成

c) WAN

:有線イーサネット

    LAN:無線及び有線イーサネット

概要

無線は,片方向だけとする。無線を有線イーサネットに変換する変換機などを用いる。

LAN

イーサネットハブポートは,全て未接続とする。

構成図

被測定装置

WAN

LAN

イーサネット

ポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

ネットワーク負荷試験装置

未接続

未接続

未接続

被測定装置

WAN

LAN

イーサネット

ポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

VoIP

ポート

VoIP

ポート

ネットワーク負荷試験装置

未接続

未接続

未接続

未接続

未接続

被測定装置

WAN

LAN

イーサネット

ポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

無線

ネットワーク負荷試験装置

未接続

未接続

未接続

未接続

無線を有線イーサ

ネットに変換する

変換機など


26

C 6960

:2012

   

表 B.2−小型ルーター(VPN 機能なし)(続き)

機器分類  B.2  小型ルーター(VPN 機能なし)

構成

d) WAN

:ADSL

    LAN:有線イーサネット

概要 ADSL と有線イーサネットとを相互に変換する変換機などを用いる。

非対称構成時の LAN イーサネットハブの未使用ポートは,未接続とする。

構成図

機器分類  B.2  小型ルーター(VPN 機能なし)

構成

e) WAN

:ADSL

    LAN:有線イーサネット及び VoIP ポート

概要 ADSL と有線イーサネットとを相互に変換する変換機などを用いる。

非対称構成時の LAN イーサネットハブの未使用ポートは,未接続とする。

LAN

の VoIP ポートは,無負荷(未接続)とする。

構成図

機器分類  B.2  小型ルーター(VPN 機能なし)

構成

f) WAN

:ADSL

    LAN:無線及び有線イーサネット

概要 ADSL と有線イーサネットとを相互に変換する変換機などを用いる。

無線は,片方向だけとする。無線を有線イーサネットに変換する変換機などを用いる。

LAN

イーサネットハブポートは,全て未接続とする。

構成図

被測定装置

ADSL と有線イーサ

ネットとを相互に変

換する変換機など

WAN

LAN

ADSL

ポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

ネットワーク負荷試験装置

未接続

未接続

未接続

ADSL と有線イーサ

ネットとを相互に変

換する変換機など

被測定装置

WAN

ADSL

ポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

ネットワーク負荷試験装置

未接続

未接続

未接続

VoIP

ポート

VoIP

ポート

未接続

未接続

LAN

被測定装置

WAN

LAN

ADSL

ポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

無線

ネットワーク負荷試験装置

未接続

未接続

未接続

未接続

ADSL と有線イーサ

ネットとを相互に変

換する変換機など

無線を有線イーサ

ネットに変換する

変換機など


27

C 6960

:2012

表 B.3−小型ルーター(VPN 機能あり)

機器分類  B.3  小型ルーター(VPN 機能あり)

構成

a) WAN

:有線イーサネット

    LAN:有線イーサネット

概要 WAN バックアップポートは,無負荷(未接続)とする。

非対称構成時の LAN イーサネットハブの未使用ポートは,未接続とする。

構成図

機器分類  B.3  小型ルーター(VPN 機能あり)

構成

b) WAN

:有線イーサネット

    LAN:有線イーサネット及び VoIP ポート

概要 WAN バックアップポートは,無負荷(未接続)とする。

非対称構成時の LAN イーサネットハブの未使用ポートは,未接続とする。

LAN

の VoIP ポートは,無負荷(未接続)とする。

構成図

未接続

未接続

未接続

被測定装置

WAN

LAN

イーサネット

ポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

バックアップ

ポート

ネットワーク負荷試験装置

未接続

未接続

未接続

未接続

被測定装置

WAN

イーサネット

ポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

バックアップ

ポート

ネットワーク負荷試験装置

未接続

VoIP

ポート

VoIP

ポート

未接続

未接続

LAN


28

C 6960

:2012

   

表 B.4−大型ルーター(ボックス型)WAN と LAN との区別あり(拠点側設置) 

機器分類  B.4  大型ルーター(ボックス型)

:WAN と LAN との区別あり(拠点側設置)

構成

a) WAN

:有線イーサネット

    LAN:有線イーサネット

概要

最大性能を実現できる構成とする。

WAN

バックアップポートは,無負荷(未接続)とする。

非対称構成時の LAN イーサネットハブの未使用ポートは,未接続とする。

構成図

機器分類  B.4  大型ルーター(ボックス型)

:WAN と LAN との区別あり(拠点側設置)

構成

b) WAN

:有線イーサネット

    LAN:有線イーサネット及び VoIP ポート

概要

最大性能を実現できる構成とする。

WAN

バックアップポートは,無負荷(未接続)とする。

非対称構成時の LAN イーサネットハブの未使用ポートは,未接続とする。

LAN

の VoIP ポートは,無負荷(未接続)とする。

構成図

被測定装置

LAN

イーサネット

ポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

バックアップ

ポート

ネットワーク負荷試験装置

未接続

WAN

未接続

未接続

未接続

未接続

未接続

未接続

被測定装置

WAN

イーサネット

ポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

イーサネット

ハブポート

バックアップ

ポート

ネットワーク負荷試験装置

未接続

VoIP

ポート

VoIP

ポート

未接続

未接続

LAN


29

C 6960

:2012

表 B.5−大型ルーター(ボックス型):WAN と LAN との区別なし(センタ側設置)

機器分類  B.5  大型ルーター(ボックス型)

:WAN と LAN との区別なし(センタ側設置)

構成

a)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 2 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

異なる 2 ポート間のルーティングとする。 
ルーティング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

構成図

機器分類  B.5  大型ルーター(ボックス型)

:WAN と LAN との区別なし(センタ側設置)

構成

b)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が奇数

    (合計機器ポート数が 3 ポート以上の奇数全てで構成可能)

概要

3

ポート間のルーティング及び異なる 2 ポート間のルーティングとする。

ルーティング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

構成図

機器分類  B.5  大型ルーター(ボックス型)

:WAN と LAN との区別なし(センタ側設置)

構成

c)

カスケード接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 4 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

試験装置との接続は,2 ポートとする。

残りの偶数ポートは,異なる二つのポート同士を接続する。 
ルーティング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

構成図

被測定装置

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ネットワーク負荷試験装置

ルーティング回路

被測定装置

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ネットワーク負荷試験装置

ルーティング回路

被測定装置

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ネットワーク負荷試験装置

ルーティング回路


30

C 6960

:2012

   

表 B.6−大型ルーター(シャーシ型)

機器分類  B.6  大型ルーター(シャーシ型)

構成

a)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 2 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

異なる 2 ポート間のルーティングとする。 
ルーティング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間のルーティングとする。

構成図

機器分類  B.6  大型ルーター(シャーシ型)

構成

b)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が奇数

    (合計機器ポート数が 3 ポート以上の奇数全てで構成可能)

概要

3

ポート間のルーティング及び異なる 2 ポート間のルーティングとする。

ルーティング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間のルーティングとする。

構成図

機器分類  B.6  大型ルーター(シャーシ型)

構成

c)

カスケード接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 4 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

試験装置との接続は,2 ポートとする。 
残りの偶数ポートは,異なる二つのポート同士を接続する。 
ルーティング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間のルーティングとする。

構成図

被測定装置

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ネットワーク負荷試験装置

ルーティング回路

スイッチカード

ラインカード 1

ラインカード 2

バックプレーン

被測定装置

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ネットワーク負荷試験装置

ルーティング回路

スイッチカード

ラインカード 1

ラインカード 2

バックプレーン

被測定装置

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ネットワーク負荷試験装置

ルーティング回路

スイッチカード

ラインカード 1

ラインカード 2

バックプレーン


31

C 6960

:2012

表 B.6−大型ルーター(シャーシ型)(続き)

機器分類  B.6  大型ルーター(シャーシ型)

構成

d)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が偶数,かつ,ルーティング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 2 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

異なる 2 ポート間のルーティングとする。 
ルーティング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間のルーティングとする。

構成図

機器分類  B.6  大型ルーター(シャーシ型)

構成

e)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が奇数,かつ,ルーティング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 3 ポート以上の奇数全てで構成可能)

概要

3

ポート間のルーティング及び異なる 2 ポート間のルーティングとする。

ルーティング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間のルーティングとする。

構成図

機器分類  B.6  大型ルーター(シャーシ型)

構成

f)

カスケード接続で,合計機器ポート数が偶数,かつ,ルーティング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 4 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

試験装置との接続は,2 ポートとする。 
残りの偶数ポートは,異なる二つのポート同士を接続する。 
ルーティング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間のルーティングとする。

構成図

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ルーティング回路

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ルーティング回路

バックプレーン

ラインカード 1

ラインカード 2

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ルーティング回路

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ルーティング回路

バックプレーン

ラインカード 1

ラインカード 2

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ルーティング回路

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

イーサネット

ポートなど

ルーティング回路

バックプレーン

ラインカード 1

ラインカード 2


32

C 6960

:2012

   

表 B.7L3 スイッチ(ボックス型)

機器分類  B.7  L3 スイッチ(ボックス型)

構成

a)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 2 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

異なる 2 ポート間の L3 スイッチングとする。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

構成図

機器分類  B.7  L3 スイッチ(ボックス型)

構成

b)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が奇数

    (合計機器ポート数が 3 ポート以上の奇数全てで構成可能)

概要

3

ポート間の L3 スイッチング及び異なる 2 ポート間の L3 スイッチングとする。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

構成図

機器分類  B.7  L3 スイッチ(ボックス型)

構成

c)

カスケード接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 4 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

試験装置との接続は,2 ポートとする。 
残りの偶数ポートは,異なる二つのポート同士を接続する。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

構成図

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L3 スイッチング回路

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L3 スイッチング回路

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L3 スイッチング回路


33

C 6960

:2012

表 B.7L3 スイッチ(ボックス型)(続き) 

機器分類  B.7  L3 スイッチ(ボックス型)

構成

d)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が偶数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 2 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

異なる 2 ポート間の L3 スイッチングとする。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

構成図

機器分類  B.7  L3 スイッチ(ボックス型)

構成

e)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が奇数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 3 ポート以上の奇数全てで構成可能)

概要

3

ポート間の L3 スイッチング及び異なる 2 ポート間の L3 スイッチングとする。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

構成図

機器分類  B.7  L3 スイッチ(ボックス型)

構成

f)

カスケード接続で,合計機器ポート数が偶数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 4 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

試験装置との接続は,2 ポートとする。 
残りの偶数ポートは,異なる二つのポート同士を接続する。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

構成図

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路


34

C 6960

:2012

   

表 B.8L3 スイッチ(シャーシ型)

機器分類  B.8  L3 スイッチ(シャーシ型)

構成

a)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 2 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

異なる 2 ポート間の L3 スイッチングとする。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間の L3 スイッチングとする。

構成図

機器分類  B.8  L3 スイッチ(シャーシ型)

構成

b)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が奇数

    (合計機器ポート数が 3 ポート以上の奇数全てで構成可能)

概要

3

ポート間の L3 スイッチング及び異なる 2 ポート間の L3 スイッチングとする。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間の L3 スイッチングとする。

構成図

機器分類  B.8  L3 スイッチ(シャーシ型)

構成

c)

カスケード接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 4 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

試験装置との接続は,2 ポートとする。 
残りの偶数ポートは,異なる二つのポート同士を接続する。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間の L3 スイッチングとする。

構成図

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L3 スイッチング回路

スイッチカード

ラインカード 1

ラインカード 2

バックプレーン

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L3 スイッチング回路

スイッチカード

ラインカード 1

ラインカード 2

バックプレーン

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L3 スイッチング回路

スイッチカード

ラインカード 1

ラインカード 2

バックプレーン


35

C 6960

:2012

表 B.8L3 スイッチ(シャーシ型)(続き)

機器分類  B.8  L3 スイッチ(シャーシ型)

構成

d)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が偶数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 2 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

異なる 2 ポート間の L3 スイッチングとする。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間の L3 スイッチングとする。

構成図

機器分類  B.8  L3 スイッチ(シャーシ型)

構成

e)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が奇数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 3 ポート以上の奇数全てで構成可能)

概要

3

ポート間の L3 スイッチング及び異なる 2 ポート間の L3 スイッチングとする。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間の L3 スイッチングとする。

構成図

機器分類  B.8  L3 スイッチ(シャーシ型)

構成

f)

カスケード接続で,合計機器ポート数が偶数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 4 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

試験装置との接続は,2 ポートとする。 
残りの偶数ポートは,異なる二つのポート同士を接続する。

L3

スイッチング回路を介する(L2 スイッチングとしない。

バックプレーン間の L3 スイッチングとする。

構成図

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

バックプレーン

ラインカード 1

ラインカード 2

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

バックプレーン

ラインカード 1

ラインカード 2

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

バックプレーン

ラインカード 1

ラインカード 2


36

C 6960

:2012

   

表 B.9L2 スイッチ(ボックス型)

機器分類  B.9  L2 スイッチ(ボックス型)

構成

a)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 2 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

異なる 2 ポート間の L2 スイッチングとする。

L2

スイッチング回路を介する。

構成図

機器分類  B.9  L2 スイッチ(ボックス型)

構成

b)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が奇数

    (合計機器ポート数が 3 ポート以上の奇数全てで構成可能)

概要

3

ポート間の L2 スイッチング及び異なる 2 ポート間の L2 スイッチングとする。

L2

スイッチング回路を介する。

構成図

機器分類  B.9  L2 スイッチ(ボックス型)

構成

c)

カスケード接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 4 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

試験装置との接続は,2 ポートとする。 
残りの偶数ポートは,異なる二つのポート同士を接続する。

L2

スイッチング回路を介する。

構成図

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L2 スイッチング回路

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L2 スイッチング回路

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L2 スイッチング回路


37

C 6960

:2012

表 B.9L2 スイッチ(ボックス型)(続き) 

機器分類  B.9  L2 スイッチ(ボックス型)

構成

d)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が偶数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 2 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

異なる 2 ポート間の L2 スイッチングとする。

L2

スイッチング回路を介する。

構成図

機器分類  B.9  L2 スイッチ(ボックス型)

構成

e)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が奇数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 3 ポート以上の奇数全てで構成可能)

概要

3

ポート間の L2 スイッチング及び異なる 2 ポート間の L2 スイッチングとする。

L2

スイッチング回路を介する。

構成図

機器分類  B.9  L2 スイッチ(ボックス型)

構成

f)

カスケード接続で,合計機器ポート数が偶数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 4 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

試験装置との接続は,2 ポートとする。 
残りの偶数ポートは,異なる二つのポート同士を接続する。

L2

スイッチング回路を介する。

構成図

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L2 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L2 スイッチング回路

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L2 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L2 スイッチング回路

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路


38

C 6960

:2012

   

表 B.10L2 スイッチ(シャーシ型)

機器分類  B.10  L2 スイッチ(シャーシ型)

構成

a)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 2 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

異なる 2 ポート間の L2 スイッチングとする。

L2

スイッチング回路を介する。

バックプレーン間の L2 スイッチングとする。

構成図

機器分類  B.10  L2 スイッチ(シャーシ型)

構成

b)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が奇数

(合計機器ポート数が 3 ポート以上の奇数全てで構成可能)

概要

3

ポート間の L2 スイッチング及び異なる 2 ポート間の L2 スイッチングとする。

L2

スイッチング回路を介する。

バックプレーン間の L2 スイッチングとする。

構成図

機器分類  B.10  L2 スイッチ(シャーシ型)

構成

c)

カスケード接続で,合計機器ポート数が偶数

    (合計機器ポート数が 4 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

試験装置との接続は,2 ポートとする。 
残りの偶数ポートは,異なる二つのポート同士を接続する。

L2

スイッチング回路を介する。

バックプレーン間の L2 スイッチングとする。

構成図

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L2 スイッチング回路

スイッチカード

ラインカード 1

ラインカード 2

バックプレーン

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L2 スイッチング回路

スイッチカード

ラインカード 1

ラインカード 2

バックプレーン

被測定装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

ネットワーク負荷試験装置

L2 スイッチング回路

スイッチカード

ラインカード 1

ラインカード 2

バックプレーン


39

C 6960

:2012

表 B.10L2 スイッチ(シャーシ型)(続き) 

機器分類  B.10  L2 スイッチ(シャーシ型)

構成

d)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が偶数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 2 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

異なる 2 ポート間の L2 スイッチングとする。

L2

スイッチング回路を介する。

バックプレーン間の L3 スイッチングとする。

構成図

機器分類  B.10  L2 スイッチ(シャーシ型)

構成

e)

全ポート試験装置接続で,合計機器ポート数が奇数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 3 ポート以上の奇数全てで構成可能)

概要

3

ポート間の L2 スイッチング及び異なる 2 ポート間の L2 スイッチングとする。

L2

スイッチング回路を介する。

バックプレーン間の L2 スイッチングとする。

構成図

機器分類  B.10  L2 スイッチ(シャーシ型)

構成

f)

カスケード接続で,合計機器ポート数が偶数,かつ,スイッチング回路が 2 回路

    (合計機器ポート数が 4 ポート以上の偶数全てで構成可能)

概要

試験装置との接続は,2 ポートとする。 
残りの偶数ポートは,異なる二つのポート同士を接続する。

L2

スイッチング回路を介する。

バックプレーン間の L2 スイッチングとする。

構成図

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L3 スイッチング回路

バックプレーン

ラインカード 1

ラインカード 2

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L2 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L2 スイッチング回路

バックプレーン

ラインカード 1

ラインカード 2

被測定装置

ネットワーク負荷試験装置

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L2 スイッチング回路

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

イーサネット

ポート

L2 スイッチング回路

バックプレーン

ラインカード 1

ラインカード 2


40

C 6960

:2012

   

附属書 C 
(参考)

ボックス型及びシャーシ型について

ボックス型の構造例を

図 C.1 に,シャーシ型の構造例を図 C.2 に示す。

図 C.1−ボックス型の構造例

図 C.2−シャーシ型の構造例

注記 1  ルーター又はスイッチを構成する主な回路部分を,次に示す。

a)

機能部  パケット又はフレームのヘッダを参照して中継する宛先を決定し,パケット又は

フレームを転送する機能部。

b)

インタフェース部  外部装置からパケットを受信し,外部装置へパケットを送信する機能

③電源部

③電源部

②インタフェース部

②インタフェース部

  ①

d)

  冷却部 
使用者によって容易に取り外す
ことができるかどうかは問わな
い。

c)

  電源部

使用者によって容易に取り外すこと

ができるかどうかは問わない。

b)

  インタフェース部

使用者によって容易に取り外すこと
ができるかどうかは問わない。

きょう体

a)

  機能部

パケット又はフレームのヘッダを参照し

て中継する宛先を決定し,パケット又は
フレームを転送する機能部。

使用者によって容易に取り
外すことができない。

③電源部

③電源部

②インタフェース部

②インタフェース部

  ①

d)

  冷却部

使用者によって容易に取り外
すことができるかどうかは問わ
ない。

c)

  電源部

使用者によって容易に取り外すこと

ができるかどうかは問わない。

きょう体

    ①

使用者によって容易に取り
外すことができる。

a)

  機能部

パケット又はフレームのヘッダを参照し
て中継する宛先を決定し,パケット又は
フレームを転送する機能部。

b)

  インタフェース部

使用者によって容易に取り外すこ
とができるかどうかは問わない。


41

C 6960

:2012

のうち,物理媒体(光又は電気)の種別,転送距離の別,信号の送受のための符号化,転

送レートなどを決定するインタフェース部。

c)

電源部  外部の電源(交流電源又は直流電源)から,他の回路部分に搭載した各種部品へ

電力を供給する電源部。

d)

冷却部  ファンなどの冷却部。

注記 2  ボックス型とは,注記 の回路部分のうち,a)  機能部が単一の回路基板上に構成してあり,

使用者によって容易に取り外すことができない機器をいう。a)  機能部以外の b)  インタフェ

ース部,c)  電源部及び d)  冷却部が,使用者によって容易に取り外すことができるかどうか

は問わない。

なお,a)  機能部の機能の一部が b)  インタフェース部と同一の回路基板上に搭載してある

場合,この基板が使用者によって容易に取り外すことができても,a)  機能部の主要機能を構

成する回路基板が使用者によって容易に取り外すことができない機器は,ボックス型に分類

する。

注記 3  シャーシ型は,ボックス型でない機器となるので,a)  機能部が単一又は複数の回路基板で構

成してあり,使用者によって容易に取り外すことができる機器をいう。ボックス型と同様に,

b)

インタフェース部,c)  電源部及び d)  冷却部が,使用者によって容易に取り外すことがで

きるかどうかは問わない。

なお,a)  機能部の機能の全てが b)  インタフェース部と同一の回路基板上に搭載してある

場合,この基板が使用者によって容易に取り外すことができる機器は,シャーシ型に分類す

る。


42

C 6960

:2012

   

附属書 D 
(参考) 
参考文献

IEEE802 委員会が制定した規格)

IEEE802.3

  Ethernet

IEEE802.3af

  Power over Ethernet

IEEE802.3at

  Power over Ethernet

IEEE802.11a

  Wireless Local Area Network

IEEE802.11b

  Wireless Local Area Network

IEEE802.11g

  Wireless Local Area Network

IEEE802.11n

  Wireless Local Area Network

IEEE802.16-2004

  Worldwide Interoperability for Microwave Access

IEEE802.16e-2005

  Mobile Worldwide Interoperability for Microwave Access

注記  IEEE802 は,米国電気電子学会(IEEE)の 802 委員会が制定した規格である。

IETF における技術仕様)

RFC791

  Internet Protocol

RFC950

  Internet Standard Subnetting Procedure

RFC1661

  The Point-to-Point Protocol

RFC2401

  Security Architecture for the Internet Protocol

RFC2460

  Internet Protocol,Version 6 (IPv6)Specification

RFC2516

  A Method for Transmitting PPP Over Ethernet

RFC2544

  Benchmarking Methodology for Network Interconnect Devices

RFC2637

  Point-to-Point Tunneling Protocol

RFC2661

  Layer Two Tunneling Protocol

注記  IETF(Internet Engineering Task Force)は,インターネットで利用する技術標準を策定する国際

的組織である。IETF における技術仕様は,RFC(Request For Comments)として標準化されて

いる。