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C 6837

:2015

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

2

4

  形名及び種類  

2

4.1

  形名の構成  

2

4.2

  種類  

3

5

  材料,形状及び寸法  

3

5.1

  材料及び形状  

3

5.2

  寸法  

3

6

  特性 

4

6.1

  機械特性  

4

6.2

  伝送特性  

6

6.3

  環境特性  

6

7

  包装及び 条の標準長さ  

8

8

  製品の呼び方  

8

9

  表示 

8

附属書 A(規定)PSI-980/1 000-A1 及び PSI-980/1 000-A2 光ファイバ素線の詳細仕様  

9

附属書 B(規定)PSI-735/750 光ファイバ素線の詳細仕様  

11

附属書 C(規定)PSI-485/500 光ファイバ素線の詳細仕様  

13

附属書 D(規定)PSI-980/1 000-B 光ファイバ素線の詳細仕様  

15

附属書 E(規定)PGI-500/750 光ファイバ素線の詳細仕様  

17

附属書 F(規定)PGI-200/490 光ファイバ素線の詳細仕様  

19

附属書 G(規定)PGI-120/490 光ファイバ素線の詳細仕様  

21

附属書 H(規定)PGI-62.5/245 光ファイバ素線の詳細仕様  

23

附属書 I(規定)モードスクランブラの仕様  

25

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

26


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まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般財団法人光産

業技術振興協会(OITDA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業

規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業

規格である。これによって,JIS C 6837:2008 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 C

6837

:2015

全プラスチックマルチモード光ファイバ素線

All plastic multimode optical fibers

序文 

この規格は,2009 年に第 3 版として発行された IEC 60793-2-40 を基として,2008 年の改正で追加した

対応国際規格には規定されていない規格内容(標準大気条件,包装,製品の呼び方及び表示)は記載を残

し,また,対応国際規格には記載されているが情報提供段階にある項目(

附属書 J)については記載せず

作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,コア及びクラッドにプラスチックを使用したステップインデックス形並びにグレーデッド

インデックス形マルチモード光ファイバ素線(以下,

“光ファイバ素線”という。

)について規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60793-2-40:2009

,Optical fibres−Part 2-40: Product specifications−Sectional specification for

category A4 multimode fibres(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 6820

  光ファイバ通則

JIS C 6822

  光ファイバ構造パラメータ試験方法−寸法特性

注記  対応国際規格:IEC 60793-1-20,Optical fibres−Part 1-20: Measurement methods and test

procedures−Fibre geometry 及び IEC 60793-1-22,Optical fibres−Part 1-22: Measurement methods 
and test procedures−Length measurement(MOD)

JIS C 6823

  光ファイバ損失試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60793-1-40,Optical fibres−Part 1-40: Measurement methods and test

procedures−Attenuation 及び IEC 60793-1-46,Optical fibres−Part 1-46: Measurement methods

and test procedures−Monitoring of changes in optical transmittance(MOD)

JIS C 6824

  マルチモード光ファイバ帯域試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60793-1-41,Optical fibres−Part 1-41: Measurement methods and test


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C 6837

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procedures−Bandwidth(MOD)

JIS C 6825

  光ファイバ構造パラメータ試験方法−光学的特性

注記  対応国際規格:IEC 60793-1-43,Optical fibres−Part 1-43: Measurement methods and test

procedures−Numerical aperture(MOD)

JIS C 6827

  光ファイバ波長分散試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60793-1-42,Optical fibres−Part 1-42: Measurement methods and test

procedures−Chromatic dispersion(MOD)

JIS C 60068-1

  環境試験方法−電気・電子−通則

注記  対応国際規格:IEC 60068-1,Environmental testing−Part 1: General and guidance(IDT)

IEC 60793-1-47

,Optical fibres−Part 1-47: Measurement methods and test procedures−Macrobending loss

IEC 60793-1-50

,Optical fibres−Part 1-50: Measurement methods and test procedures−Damp heat (steady

state) tests

IEC 60793-1-51

,Optical fibres−Part 1-51: Measurement methods and test procedures−Dry heat (steady state)

tests

IEC 60793-1-52

, Optical fibres − Part 1-52: Measurement methods and test procedures − Change of

temperature tests

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 6820JIS C 6822JIS C 6823JIS C 6824 及び JIS C 6825

による。

形名及び種類 

4.1 

形名の構成 

形名の構成は,JIS C 6820 の箇条 4(形名)の規定に基づき,次の配列による。

  光ファイバ

  の材質を表

  す記号

  光ファイバの

  屈折率分布又は

  種類を表す記号

  光ファイバ

  の寸法を表

  す記号

  その他必要

  な事項を表

  す記号

例    P   SI  −

980/1 000

A1

なお,記号は,次による。

−  光ファイバの材質を表す記号は P とし,全プラスチックを表す。

−  光ファイバの屈折率分布又は種類を表す記号は,次のいずれか一方とする。

− SI:マルチモードステップインデックス形

− GI:マルチモードグレーデッドインデックス形

−  光ファイバの寸法を表す記号は,コア径/クラッド径で表し,単位は,マイクロメートル(μm)とす

る。

−  その他必要な事項を表す記号は,PSI-980/1 000 だけに用い,次の意味をもつ。

− A1:理論 NA0.50±0.15

− A2:理論 NA0.485±0.045 の低損失かつ広帯域光ファイバ素線


3

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−  B:理論 NA0.30±0.05

4.2 

種類 

光ファイバ素線の種類は,寸法及びその他必要な事項によって,

表 に示す 9 種類に分類する。

表 1−光ファイバ素線の種類 

種類

  PSI-980/1 000-A1

  PSI-980/1 000-A2

  PSI-735/750

  PSI-485/500

  PSI-980/1 000-B

  PGI-500/750

  PGI-200/490

  PGI-120/490

  PGI-62.5/245

材料,形状及び寸法 

5.1 

材料及び形状 

光ファイバ素線の材料及び形状は,次による。

a)

コアは,プラスチックの材料を用い,断面は円形とする。

b)

クラッドは,コアよりも低い屈折率をもつプラスチックの材料を用い,コアの上にこれと密接して同

心円状に配置する。

5.2 

寸法 

寸法規定の項目及びその測定方法は,

表 による。光ファイバ素線に共通な寸法の項目は,表 による。

また,個別の種類に対して追加する寸法の項目は,

表 及び表 による。寸法の値は,附属書 A∼附属書

H

による。

表 2−寸法規定の項目及びその測定方法 

項目

適用規格

クラッド径

a)

JIS C 6822 

クラッド非円率

JIS C 6822 

コア径

JIS C 6822 

光ファイバ長

JIS C 6822 

コア/クラッド偏心量

JIS C 6822 

コア非円率

JIS C 6822 

a)

  クラッド径は,保護層を含む光ファイバ外

径を意味し,必ずしも光学的なクラッド径

を意味するものではない。 


4

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表 3−光ファイバ素線に共通な寸法の項目 

項目

単位

規定値

クラッド非円率 %

6 以下

a)

コア径

μm

附属書 A∼附属書 参照

光ファイバ長 km

附属書 A∼附属書 参照

a)

  附属書 F∼附属書 に規定がある場合は,それに従う。

表 4PSI-980/1 000-A1PSI-980/1 000-A2PSI-735/750PSI-485/500PSI-980/1 000-B 

及び PGI-500/750 に対して追加する寸法の項目 

項目

クラッド径

表 5PGI-200/490PGI-120/490 及び PGI-62.5/245 に対して追加する寸法の項目 

項目

クラッド径

コア非円率

コア/クラッド偏心量

特性 

6.1 

機械特性 

6.1.1 

一般事項 

機械特性の項目及び試験方法は,

表 による。光ファイバ素線に共通な項目の規定は,表 による。ま

た,個別の種類について

附属書 A∼附属書 に規定する項目を,表 及び表 に示す。

なお,試験項目全てを行わなくてもよい。また,抜取試験でもよい。

表 6−機械特性の項目及び試験方法 

項目

試験方法

引張強さ

6.1.2 

表 7−光ファイバ素線に共通な項目 

項目

単位

規定値

引張降伏伸び %

4.0 以上

表 8PSI-980/1 000-A1PSI-980/1 000-A2PSI-735/750PSI-485/500PSI-980/1 000-B 

及び PGI-500/750 に対して追加する項目 

項目

引張降伏強さ

表 9PGI-200/490PGI-120/490 及び PGI-62.5/245 に対して追加する項目 

項目

引張降伏強さ 
4 %伸び引張強さ


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6.1.2 

引張強さ試験方法 

6.1.2.1 

標準大気条件 

試験状態は,JIS C 60068-1 の 5.3[測定及び試験のための標準大気条件(標準状態)

]の規定に従い,温

度 15  ℃∼35  ℃,相対湿度 25 %∼75 %,かつ,気圧 86 kPa∼106 kPa とする。

6.1.2.2 

降伏点の定義 

全プラスチックマルチモード光ファイバ素線の張力−伸び曲線の例を,

図 に示す。張力は,まず張力

のピークに達するまで付与された伸びに対し単調に増加する。張力がピークに達した後,試料の伸びは非

可逆的となり張力は減少する。それによって,局所的なくびれ及び伸びが発生する場合がある。この現象

は降伏として知られており,このピークを降伏点と呼び,降伏点における張力を引張降伏強さ,伸びを引

張降伏伸びと定義する。

図 1−全プラスチックマルチモード光ファイバ素線の張力−伸び曲線の例 

6.1.2.3 

装置 

引張強さの試験装置としては,例えば,被測定光ファイバ素線に対し相対的な動きを与える縦方向引張

試験機がある。試験装置は,被測定光ファイバ素線を潰すことなく一定の動きを与えるものでなければな

らない。また,試験装置は,試験中に張力又は負荷を測定し記録する機能をもっていなければならない。

光ファイバ素線の破断を防ぐため,被測定試料に過剰な力を与えない把持機構を使用する必要がある。

2 か所の把持部の間にある試料の長さは,100 mm∼200 mm とする。

6.1.2.4 

手順 

引張速度は,100 mm/min(±10 %)とする。引張降伏強さ及び引張降伏伸びは,6.1.2.2 に規定する張力

−伸び曲線から求める。個別規格で規定がない限り,引張降伏強さ及び 4 %の伸びにおける引張強さを記

録する。

なお,引張破断強度は,全プラスチックマルチモード光ファイバ素線には適用しない。

6.1.2.5 

要求事項 

要求事項は,

附属書 A∼附属書 に規定する。被測定試料が把持部で破壊した場合は,試験を無効とし

やり直す。被測定試料の数は,統計的扱いに十分な数とする。


6

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6.2 

伝送特性 

伝送特性の項目及び試験方法は,

表 10 による。また,各々の種類に対し個別に附属書 A∼附属書 

規定する特性は,

表 11 による。

表 10−伝送特性の項目及び試験方法 

項目

適用規格

損失

a)

JIS C 6823 

帯域

a)

JIS C 6824 

限定モード励振(RML)下の帯域

a)

JIS C 6824 

最大理論 NA

JIS C 6825 

理論 NA

JIS C 6825 

NA

JIS C 6825 

波長分散

JIS C 6827 

マクロベンド損失

IEC 60793-1-47 Method

  B

a)

  損失及び帯域を測定する場合には,該当する試験方法規格又はこの規格の附

属書 A∼附属書 で規定する適切な励振条件を適用することが望ましい。帯
域は,光ファイバ長に対し線形であるとは限らない。帯域は,光ファイバ長
100 m での値で表す。

表 11−附属書 A∼附属書 で規定する伝送特性の項目 

項目

損失

帯域

最大理論 NA,理論 NA 又は NA

波長分散

a)

マクロベンド損失

a)

  附属書 A∼附属書 には適用しない。

6.3 

環境特性 

環境試験の項目,試験方法及び試験条件を

表 12,環境試験によって変化し得る機械特性及び伝送特性の

項目を,

表 13 に示す。また,各々の種類に対して規定する特性は,表 14,表 15 及び表 16 による。

表 12−環境試験の項目,試験方法及び試験条件 

試験条件の種類

a)

試験環境

試験方法

b)

試験条件

c)

A

湿熱

IEC 60793-1-50 

温度+75  ℃,相対湿度 85 %,30 日間

乾熱

IEC 60793-1-51 

温度+85  ℃,30 日間

温度サイクル

IEC 60793-1-52 

T

a

:−40  ℃,T

b

:+85  ℃

B

湿熱

IEC 60793-1-50 

温度+60  ℃,相対湿度 85 %,30 日間

乾熱

IEC 60793-1-51 

温度+70  ℃,30 日間

温度サイクル

IEC 60793-1-52 

T

a

:−20  ℃,T

b

:+70  ℃

a)

  試験条件 A 又は B の選択は,受渡当事者間の合意によって取り決めることが望ましい。

b)

  ここで参照した試験方法規格には,全プラスチックマルチモード光ファイバ素線に関する規定はないが,試

験方法として適用可能である。

c)

  これらの試験条件を,この表で引用の試験方法規格に規定した条件に代えて適用する。


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C 6837

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表 13−環境試験によって変化し得る機械特性及び伝送特性の項目 

項目

試験方法

損失変動

JIS C 6823 

抗張力

6.1.2 

これらの試験は,通常,同一設計の光ファイバ素線に対しタイプ試験として定期的に実施する。

その他に規定がない限り,被測定試料は,試験前に標準大気条件で 24 時間以上保管する。また,環境試

験終了後測定までの回復期間として許容される時間は,各々の環境試験方法の規定による。

なお,PSI-980/1 000-A1,PSI-980/1 000-A2,PSI-735/750,PSI-485/500,PSI-980/1 000-B 及び PGI-500/750

の環境試験は,通常,光ファイバコードの状態で行う。光ファイバ素線の環境試験は,その形態で販売さ

れる場合に限って実施する。

6.3.1 

機械特性の耐環境性 

環境試験終了後の抗張力が,

表 14 に適合することを確認する。

表 14−抗張力に対する要求仕様 

試験環境

引張降伏伸び

湿熱 4.0

%以上

6.3.2 

伝送特性の耐環境性 

初期値に対する損失の変化は,

表 15 又は表 16 の値以下でなければならない。

なお,要求仕様が二通り存在する理由は,それぞれに対応する光ファイバ種類の使用環境が異なるため

である。

表 15PSI-980/1 000-A1PSI-980/1 000-A2PSI-735/750PSI-485/500PSI-980/1 000-B 

及び PGI-500/750 に対する損失変化の要求仕様 

試験環境

項目

単位

上限

湿熱 650

nm での損失増加 dB/100

m

5 以下 
(水の吸収による損失も含む。

乾熱 650

nm での損失増加 dB/100

m 2 以下

温度サイクル 650

nm での損失増加 dB/100

m 2 以下


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表 16PGI-200/490PGI-120/490 及び PGI-62.5/245 に対する損失変化の要求仕様 

試験環境

項目

単位

上限

湿熱

650 nm,850 nm 及び/又は 1 300 nm
のうち任意の波長(複数の選択も可
能)における損失増加

a)

dB/100 m

1.0 以下 
(水の吸収による損失も含む。

乾熱

650 nm,850 nm 及び/又は 1 300 nm
のうち任意の波長(複数の選択も可

能)における損失増加

dB/100 m

0.5 以下

温度サイクル

650 nm,850 nm 及び/又は 1 300 nm
のうち任意の波長(複数の選択も可
能)における損失増加

dB/100 m

0.5 以下

a)

  1 300 nm では,水の吸収による影響が顕著なため,損失増加は,被測定試料を標準大気条件で 24 時間以上回

復させた後の値で規定する。

包装及び 条の標準長さ 

包装は,束又はボビン巻きとし,運搬のときに損傷しないよう,適切な保護を施さなければならない。1

条の標準長さは,受渡当事者間の合意による。

製品の呼び方 

製品の呼び方は,JIS C 6820 の箇条 7(製品の呼び方)の規定によって,名称又は光ファイバ素線の形

名による。

なお,名称は,光ファイバ素線の種類を表す。

例  名称の場合:全プラスチックマルチモード光ファイバ素線  980/1 000-A1

光ファイバ素線の形名の場合:PSI-980/1 000-A1

表示 

表示は,JIS C 6820 の 8.2(包装に対する表示)の規定によって,束又はボビンに,次の事項を容易に消

えない方法で表示する。

a)

規格番号及び光ファイバ素線の種類

b)

長さ

c)

製造年月又はその略号

d)

製造業者名又はその略号


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C 6837

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附属書 A

(規定)

PSI-980/1 000-A1

及び PSI-980/1 000-A2 光ファイバ素線の詳細仕様

A.1 

概要 

この附属書は,PSI-980/1 000-A1 及び PSI-980/1 000-A2 光ファイバ素線の詳細仕様について規定する。

PSI-980/1 000-A1 及び PSI-980/1 000-A2 光ファイバ素線の詳細仕様を,次に示す。本体に規定している共

通項目の一部についても,利便性のため再掲し,表の“参照”欄にその細分箇条を記載している。

A.2 

寸法 

PSI-980/1 000-A1 及び PSI-980/1 000-A2 の寸法は,表 A.1 による。 

表 A.1PSI-980/1 000-A1 及び PSI-980/1 000-A2 の寸法 

項目

単位

規定値

参照

クラッド径

μm 1

000±60

5.2 

クラッド非円率 %

6 以下

5.2 

コア径

μm

a) 

5.2 

光ファイバ長 km

b) 

5.2 

a)

  コア径は一般にクラッド径より 15 μm∼35 μm 小さい。

b)

  光ファイバ長は,受渡当事者間の合意によって取り決めることが望ましい。

A.3 

機械特性 

PSI-980/1 000-A1 及び PSI-980/1 000-A2 の機械特性は,表 A.2 による。 

表 A.2PSI-980/1 000-A1 及び PSI-980/1 000-A2 の機械特性 

項目

単位

規定値

参照

引張降伏強さ N

56 以上

6.1 

引張降伏伸び %

4.0 以上

6.1 

A.4 

伝送特性 

PSI-980/1 000-A1 及び PSI-980/1 000-A2 の伝送特性は,表 A.3 による。 
PSI-980/1 000-A2 光ファイバ素線は,PSI-980/1 000-A1 よりも低損失かつ広帯域であり伝送距離が拡大さ

れる。


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C 6837

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表 A.3PSI-980/1 000-A1 及び PSI-980/1 000-A2 の伝送特性 

項目

単位

規定値

参照

PSI-980/1 000-A1

PSI-980/1 000-A2

全モード励振による 650 nm での損

dB/100 m

a)

 40 以下 40 以下

6.2 

定常モード励振による 650 nm での

損失

c)

dB/100 m

a)

 30 以下 18 以下

6.2 

650 nm での帯域の最小値 MHz(100 m での値)

b)

10

6.2 

限定モード励振(RML)下の帯域 MHz(100 m での値)

b)

− 40

6.2 

理論 NA

− 0.50±0.15 0.485±0.045

6.2 

650 nm でのマクロベンド損失 
(半径 25 mm の 90 度曲げ 10 回)

dB 0.5 以下 0.5 以下

6.2 

a)

  実用長が 100 m 以下であるため,この長さで規定する。dB/100 m での損失値を 10 倍することによって,dB/km

で表記した損失値とのおおよその比較が可能である。

b)

  実用長が 100 m 以下であるため,この長さで規定する。100 m での帯域の値を 10 で除すことによって,MHz・

km で表記した値とのおおよその比較が可能である。

c)

  附属書 参照。

A.5 

環境特性 

6.3

に規定の環境特性を,満足しなければならない。


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C 6837

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附属書 B

(規定)

PSI-735/750

光ファイバ素線の詳細仕様

B.1 

概要 

この附属書は,PSI-735/750 光ファイバ素線の詳細仕様について規定する。

PSI-735/750 光ファイバ素線の詳細仕様を,次に示す。本体に規定している共通項目の一部についても,

利便性のため再掲し,表の“参照”欄にその細分箇条を記載している。

B.2 

寸法 

PSI-735/750 の寸法は,表 B.1 による。 

表 B.1PSI-735/750 の寸法 

項目

単位

規定値

参照

クラッド径

μm 750±45

5.2 

クラッド非円率 %

6 以下

5.2 

コア径

μm

a) 

5.2 

光ファイバ長 km

b) 

5.2 

a)

  コア径は一般にクラッド径より 15 μm∼35 μm 小さい。

b)

  光ファイバ長は,受渡当事者間の合意によって取り決めることが望ましい。

B.3 

機械特性 

PSI-735/750 の機械特性は,表 B.2 による。 

表 B.2PSI-735/750 の機械特性 

項目

単位

規定値

参照

引張降伏強さ N

32 以上

6.1 

引張降伏伸び %

4.0 以上

6.1 

B.4 

伝送特性 

PSI-735/750 の伝送特性は,表 B.3 による。


12

C 6837

:2015

表 B.3PSI-735/750 の伝送特性 

項目

単位

規定値

参照

全モード励振による 650 nm での損失 dB/100

m

a)

 40 以下

6.2 

定常モード励振による 650 nm での損失

c)

 dB/100

m

a)

 30 以下

6.2 

650 nm での帯域の最小値 MHz(100 m での値)

b)

 10

6.2 

理論 NA

− 0.50±0.15

6.2 

650 nm でのマクロベンド損失 
(半径 25 mm の 90 度曲げ 10 回)

dB 0.5 以下

6.2 

a)

  実用長が 100 m 以下であるため,この長さで規定する。dB/100 m での損失値を 10 倍することによって,dB/km

で表記した損失値とのおおよその比較が可能である。

b)

  実用長が 100 m 以下であるため,この長さで規定する。100 m での帯域の値を 10 で除すことによって,MHz・

km で表記した値とのおおよその比較が可能である。

c)

  附属書 参照。

B.5 

環境特性 

6.3

に規定の環境特性を,満足しなければならない。


13

C 6837

:2015

附属書 C 
(規定)

PSI-485/500

光ファイバ素線の詳細仕様

C.1 

概要 

この附属書は,PSI-485/500 光ファイバ素線の詳細仕様について規定する。

PSI-485/500 光ファイバ素線の詳細仕様を,次に示す。本体に規定している共通項目の一部についても,

利便性のため再掲し,表の“参照”欄にその細分箇条を記載している。

C.2 

寸法 

PSI-485/500 の寸法は,表 C.1 による。 

表 C.1PSI-485/500 の寸法 

項目

単位

規定値

参照

クラッド径

μm 500±30

5.2 

クラッド非円率 %

6 以下

5.2 

コア径

μm

a) 

5.2 

光ファイバ長 km

b) 

5.2 

a)

  コア径は一般にクラッド径より 15 μm∼35 μm 小さい。

b)

  光ファイバ長は,受渡当事者間の合意によって取り決めることが望ましい。

C.3 

機械特性 

PSI-485/500 の機械特性は,表 C.2 による。 

表 C.2PSI-485/500 の機械特性 

項目

単位

規定値

参照

引張降伏強さ N

14 以上

6.1 

引張降伏伸び %

4.0 以上

6.1 

C.4 

伝送特性 

PSI-485/500 の伝送特性は,表 C.3 による。


14

C 6837

:2015

表 C.3PSI-485/500 の伝送特性 

項目

単位

規定値

参照

全モード励振による 650 nm での損失 dB/100

m

a)

 40 以下

6.2 

定常モード励振による 650 nm での損失

c)

 dB/100

m

a)

 30 以下

6.2 

650 nm での帯域の最小値 MHz(100 m での値)

b)

 10

6.2 

理論 NA

− 0.50±0.15

6.2 

650 nm でのマクロベンド損失 
(半径 25 mm の 90 度曲げ 10 回)

dB 0.5 以下

6.2 

a)

  実用長が 100 m 以下であるため,この長さで規定する。dB/100 m での損失値を 10 倍することによって,dB/km

で表記した損失値とのおおよその比較が可能である。

b)

  実用長が 100 m 以下であるため,この長さで規定する。100 m での帯域の値を 10 で除すことによって,MHz・

km で表記した値とのおおよその比較が可能である。

c)

  附属書 参照。

C.5 

環境特性 

6.3

に規定の環境特性を,満足しなければならない。


15

C 6837

:2015

附属書 D 
(規定)

PSI-980/1 000-B

光ファイバ素線の詳細仕様

D.1 

概要 

この附属書は,PSI-980/1 000-B 光ファイバ素線の詳細仕様について規定する。

PSI-980/1 000-B 光ファイバ素線の詳細仕様を,次に示す。本体に規定している共通項目の一部について

も,利便性のため再掲し,表の“参照”欄にその細分箇条を記載している。

D.2 

寸法 

PSI-980/1 000-B の寸法は,表 D.1 による。 

表 D.1PSI-980/1 000-B の寸法 

項目

単位

規定値

参照

クラッド径

μm 1

000±60

5.2 

クラッド非円率 %

6 以下

5.2 

コア径

μm

a) 

5.2 

光ファイバ長 km

b) 

5.2 

a)

  コア径は一般にクラッド径より 15 μm∼35 μm 小さい。

b)

  光ファイバ長は,受渡当事者間の合意によって取り決めることが望ましい。

D.3 

機械特性 

PSI-980/1 000-B の機械特性は,表 D.2 による。 

表 D.2PSI-980/1 000-B の機械特性 

項目

単位

規定値

参照

引張降伏強さ N

56 以上

6.1 

引張降伏伸び %

4.0 以上

6.1 

D.4 

伝送特性 

PSI-980/1 000-B の伝送特性は,表 D.3 による。


16

C 6837

:2015

表 D.3PSI-980/1 000-B の伝送特性 

項目

単位

規定値

参照

全モード励振による 650 nm での損失 dB/100

m

a)

 40 以下

6.2 

NA0.3 の励振による 650 nm での損失 dB/100

m

a)

 18 以下

6.2 

NA0.3 の限定モード励振による,650 nm での帯域
の最小値

MHz(100 m での値)

b)

 100

6.2 

理論 NA

− 0.30±0.05

6.2 

650 nm でのマクロベンド損失 
(半径 25 mm の 90 度曲げ 10 回)

dB 0.5 以下

6.2 

a)

  実用長が 100 m 以下であるため,この長さで規定する。dB/100 m での損失値を 10 倍することによって,

dB/km で表記した損失値とのおおよその比較が可能である。

b)

  実用長が 100 m 以下であるため,この長さで規定する。100 m での帯域の値を 10 で除すことによって,

MHz・km で表記した値とのおおよその比較が可能である。

D.5 

環境特性 

6.3

に規定の環境特性を,満足しなければならない。


17

C 6837

:2015

附属書 E

(規定)

PGI-500/750

光ファイバ素線の詳細仕様

E.1 

概要 

この附属書は,PGI-500/750 光ファイバ素線の詳細仕様について規定する。

PGI-500/750 光ファイバ素線の詳細仕様を,次に示す。本体に規定している共通項目の一部についても,

利便性のため再掲し,表の“参照”欄にその細分箇条を記載している。

E.2 

寸法 

PGI-500/750 の寸法は,表 E.1 による。 

表 E.1PGI-500/750 の寸法 

項目

単位

規定値

参照

クラッド径

μm 750±45

5.2 

クラッド非円率 %

6 以下

5.2 

コア径

μm 500 以上

5.2 

光ファイバ長 km

a) 

5.2 

a)

  光ファイバ長は,受渡当事者間の合意によって取り決めることが望ましい。

E.3 

機械特性 

PGI-500/750 の機械特性は,表 E.2 による。 

表 E.2PGI-500/750 の機械特性 

項目

単位

規定値

参照

引張降伏強さ N

32 以上

6.1 

引張降伏伸び %

4.0 以上

6.1 

E.4 

伝送特性 

PGI-500/750 の伝送特性は,表 E.3 による。 

表 E.3PGI-500/750 の伝送特性 

項目

単位

規定値

参照

NA0.3 の励振による 650 nm での損失 dB/100

m

a)

 18 以下

6.2 

NA0.3 の限定モード励振による,650 nm での帯域の最小値 MHz(100 m での値)

b)

200

6.2 

最大理論 NA

− 0.25±0.07

6.2 

650 nm でのマクロベンド損失 
(半径 25 mm の 90 度曲げ 10 回)

dB 0.5 以下

6.2 

a)

  実用長が 100 m 以下であるため,この長さで規定する。dB/100 m での損失値を 10 倍することによって,dB/km

で表記した損失値とのおおよその比較が可能である。

b)

  実用長が 100 m 以下であるため,この長さで規定する。100 m での帯域の値を 10 で除すことによって,MHz・

km で表記した値とのおおよその比較が可能である。


18

C 6837

:2015

E.5 

環境特性 

6.3

に規定の環境特性を,満足しなければならない。


19

C 6837

:2015

附属書 F

(規定)

PGI-200/490

光ファイバ素線の詳細仕様

F.1 

概要 

この附属書は,PGI-200/490 光ファイバ素線の詳細仕様について規定する。

PGI-200/490 光ファイバ素線の詳細仕様を,次に示す。本体に規定している共通項目の一部についても,

利便性のため再掲し,表の“参照”欄にその細分箇条を記載している。

F.2 

寸法 

PGI-200/490 の寸法は,表 F.1 による。 

表 F.1PGI-200/490 の寸法 

項目

単位

規定値

参照

クラッド径

μm 490±10

5.2 

クラッド非円率 %

4 以下

5.2 

コア/クラッド偏心量

μm 6 以下

5.2 

コア径

μm 200±10

5.2 

コア非円率 %

6 以下

5.2 

光ファイバ長 km

a) 

5.2 

a)

  光ファイバ長は,受渡当事者間の合意によって取り決めることが望ましい。

F.3 

機械特性 

PGI-200/490 の機械特性は,表 F.2 による。 

表 F.2PGI-200/490 の機械特性 

項目

単位

規定値

参照

引張降伏強さ N

7 以上

6.1 

4 %伸び引張強さ N

7 以上

6.1 

引張降伏伸び %

4.0 以上

6.1 

F.4 

伝送特性 

PGI-200/490 の伝送特性は,表 F.3 による。


20

C 6837

:2015

表 F.3PGI-200/490 の伝送特性 

項目

単位

規定値

参照

650 nm での損失

a)

 dB/100

m

f)

 10 以下

6.2 

850 nm での損失

a)

 dB/100

f)

4 以下

6.2 

1 300 nm での損失

a)

 dB/100

f)

4 以下

6.2 

650 nm での帯域の最小値

b)

 MHz(100 m での値)

c)

 800

6.2 

850 nm での帯域の最小値

b)

 MHz(100 m での値)

c)

 1

500∼4 000

d)

6.2 

1 300 nm での帯域の最小値

b)

 MHz(100 m での値)

c)

 1

500∼4 000

d)

6.2 

NA

− 0.190±0.015

6.2 

850 nm でのマクロベンド損失 
(半径 25 mm の 90 度曲げ 10 回)

e)

dB 1.25 以下

6.2 

ゼロ波長分散 nm

1

200 以上 1 650 以下

6.2 

ゼロ分散スロープ ps/(nm

2

・km) 0.06 以下

6.2 

a)

  JIS C 6823 に規定の試験方法による場合,マンドレル直径としては通常 60 mm を用いる。

b)

  JIS C 6824 に規定の,プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ及び全プラスチックマルチモード

光ファイバ用全モード励振による。

c)

 100

m∼500 m の長さで測定する。実際の測定長から基準長である 100 m での値に換算する手法は,要求

に応じ提示する。典型的な実用長が 100 m であるため,MHz・100 m で規定する。100 m での帯域の値を
10 で除すことによって,MHz・km で表記した値とのおおよその比較が可能である。

d)

  これらの値は規格値の範囲を示す。この範囲内で特定される値は,受渡当事者間の合意による。

e)

  直径 60 mm のマンドレルによる励振によって測定する。

f)

  典型的な実用長が 100 m であるため,この長さで規定する。dB/100 m での損失値を 10 倍することによっ

て,dB/km で表記した損失値とのおおよその比較が可能である。

F.5 

環境特性 

6.3

に規定の環境特性を,満足しなければならない。


21

C 6837

:2015

附属書 G 
(規定)

PGI-120/490

光ファイバ素線の詳細仕様

G.1 

概要 

この附属書は,PGI-120/490 光ファイバ素線の詳細仕様について規定する。

PGI-120/490 光ファイバ素線の詳細仕様を,次に示す。本体に規定している共通項目の一部についても,

利便性のため再掲し,表の“参照”欄にその細分箇条を記載している。

G.2 

寸法 

PGI-120/490 の寸法は,表 G.1 による。 

表 G.1PGI-120/490 の寸法 

項目

単位

規定値

参照

クラッド径

μm 490±10

5.2 

クラッド非円率 %

4 以下

5.2 

コア/クラッド偏心量

μm 6 以下

5.2 

コア径

μm 120±10

5.2 

コア非円率 %

6 以下

5.2 

光ファイバ長 km

a) 

5.2 

a)

  光ファイバ長は,受渡当事者間の合意によって取り決めることが望ましい。

G.3 

機械特性 

PGI-120/490 の機械特性は,表 G.2 による。 

表 G.2PGI-120/490 の機械特性 

項目

単位

規定値

参照

引張降伏強さ N

7 以上

6.1 

4 %伸び引張強さ N

7 以上

6.1 

引張降伏伸び %

4.0 以上

6.1 

G.4 

伝送特性 

PGI-120/490 の伝送特性は,表 G.3 による。


22

C 6837

:2015

表 G.3PGI-120/490 の伝送特性 

項目

単位

規定値

参照

650 nm での損失

a)

 dB/100

m

f)

 10 以下

6.2 

850 nm での損失

a)

 dB/100

m

f)

 3.3 以下

6.2 

1 300 nm での損失

a)

 dB/100

m

f)

 3.3 以下

6.2 

650 nm での帯域の最小値

b)

 MHz(100 m での値)

c)

 800

6.2 

850 nm での帯域の最小値

b)

 MHz(100 m での値)

c)

 1

880∼5 000

d)

6.2 

1 300 nm での帯域の最小値

b)

 MHz(100 m での値)

c)

 1

880∼5 000

d)

6.2 

NA

− 0.190±0.015

6.2 

850 nm でのマクロベンド損失 
(半径 25 mm の 90 度曲げ 10 回)

e)

dB 0.6 以下

6.2 

ゼロ波長分散 nm

1

200 以上 1 650 以下

6.2 

ゼロ分散スロープ ps/(nm

2

・km) 0.06 以下

6.2 

a)

  JIS C 6823 に規定の試験方法による場合,マンドレル直径としては通常 60 mm を用いる。

b)

  JIS C 6824 に規定の,プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ及び全プラスチックマルチモード

光ファイバ用全モード励振による。

c)

 100

m∼500 m の長さで測定する。実際の測定長から基準長である 100 m での値に換算する手法は,要求

に応じ提示する。典型的な実用長が 100 m であるため,MHz・100 m で規定する。100 m での帯域の値を
10 で除すことによって,MHz・km で表記した値とのおおよその比較が可能である。

d)

  これらの値は規格値の範囲を示す。この範囲内で特定される値は,受渡当事者間の合意による。

e)

  直径 60 mm のマンドレルによる励振によって測定する。

f)

  典型的な実用長が 100 m であるため,この長さで規定する。dB/100 m での損失値を 10 倍することによっ

て,dB/km で表記した損失値とのおおよその比較が可能である。

G.5 

環境特性 

6.3

に規定の環境特性を,満足しなければならない。


23

C 6837

:2015

附属書 H 
(規定)

PGI-62.5/245

光ファイバ素線の詳細仕様

H.1 

概要 

この附属書は,PGI-62.5/245 光ファイバ素線の詳細仕様について規定する。

PGI-62.5/245 光ファイバ素線の詳細仕様を,次に示す。本体に規定している共通項目の一部についても,

利便性のため再掲し,表の“参照”欄にその細分箇条を記載している。

H.2 

寸法 

PGI-62.5/245 の寸法は,表 H.1 による。 

表 H.1PGI-62.5/245 の寸法 

項目

単位

規定値

参照

クラッド径

μm 245±5

5.2 

クラッド非円率 %

4 以下

5.2 

コア/クラッド偏心量

μm 3 以下

5.2 

コア径

μm 62.5±5

5.2 

コア非円率 %

6 以下

5.2 

光ファイバ長 km

a) 

5.2 

a)

  光ファイバ長は,受渡当事者間の合意によって取り決めることが望ましい。

H.3 

機械特性 

PGI-62.5/245 の機械特性は,表 H.2 による。 

表 H.2PGI-62.5/245 の機械特性 

項目

単位

規定値

参照

引張降伏強さ N

1.75 以上

6.1 

4 %伸び引張強さ N

1.75 以上

6.1 

引張降伏伸び %

4.0 以上

6.1 

H.4 

伝送特性 

PGI-62.5/245 の伝送特性は,表 H.3 による。


24

C 6837

:2015

表 H.3PGI-62.5/245 の伝送特性 

項目

単位

規定値

参照

850 nm での損失

a)

 dB/100

m

f)

 3.3 以下

6.2 

1 300 nm での損失

a)

 dB/100

m

f)

 3.3 以下

6.2 

850 nm での帯域の最小値

b)

 MHz(100 m での値)

c)

 1

880∼5 000

d)

6.2 

1 300 nm での帯域の最小値

b)

 MHz(100 m での値)

c)

 1

880∼5 000

d)

6.2 

NA

− 0.190±0.015

6.2 

850 nm でのマクロベンド損失 
(半径 25 mm の 90 度曲げ 10 回)

e)

dB 0.25 以下

6.2 

ゼロ波長分散 nm

1

200 以上 1 650 以下

6.2 

ゼロ分散スロープ ps/(nm

2

・km) 0.06 以下

6.2 

a)

  JIS C 6823 に規定の試験方法による場合,マンドレル直径としては通常 20 mm を用いる。

b)

  JIS C 6824 に規定の,プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ及び全プラスチックマルチモード光

ファイバ用全モード励振による。

c)

 100

m∼500 m の長さで測定する。実際の測定長から基準長である 100 m での値に換算する手法は,要求

に応じ提示する。典型的な実用長が 100 m であるため,MHz・100 m で規定する。100 m での帯域の値を
10 で除すことによって,MHz・km で表記した値とのおおよその比較が可能である。

d)

  これらの値は規定値の範囲を示す。この範囲内で特定される値は,受渡当事者間の合意による。

e)

  直径 20 mm のマンドレルによる励振によって測定する。

f)

  典型的な実用長が 100 m であるため,この長さで規定する。dB/100 m での損失値を 10 倍することによっ

て,dB/km で表記した損失値とのおおよその比較が可能である。

H.5 

環境特性 

6.3

に規定の環境特性を,満足しなければならない。


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C 6837

:2015

附属書 I

(規定)

モードスクランブラの仕様

I.1 

概要 

この附属書は,モードスクランブラの仕様について規定する。

PSI-980/1 000-A1,PSI-980/1 000-A2,PSI-735/750,PSI-485/500,及び PSI-980/1 000-B について,定常モ

ード励振による損失測定に適用する 8 字形モードスクランブラ(

図 I.1 参照)の仕様を規定する。

I.2 

仕様 

モードスクランブラは,被測定光ファイバと同一種類の全プラスチックマルチモード光ファイバコード

で作製する。

モードスクランブラの仕様に関わる数値を,

表 I.1 に示す。

図 I.1−全プラスチックマルチモード光ファイバ用モードスクランブラ 

表 I.1−モードスクランブラの仕様 

光ファイバ種類

光ファイバ長

m

マンドレル外径

mm

2 本のマンドレル

の間隔

mm

8 字巻の回数

PSI-980/1 000-A1 
PSI-980/1 000-A2

20 42  3  10

PSI-735/750 15

35

3

20

PSI-485/500 10

32

2

40

PSI-980/1 000-B

20

42

3

10


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C 6837

:2015

附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS C 6837:2015

  全プラスチックマルチモード光ファイバ素線

IEC 60793-2-40:2009

,Optical fibres−Part 2-40: Product specifications−Sectional

specification for category A4 multimode fibres

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

1  適 用 範

1

JIS

とほぼ同じ

変更

対応国際規格の表 1 を箇条 4

に移動した。

内容に差異はない。

3  用 語 及
び定義

追加

JIS

通則及び試験方法の用語及

び定義を参照した。

JIS

体系に従った。内容に差異は

ない。

4  形 名 及
び種類

形名及び主な特性

1

JIS

とほぼ同じ

変更

JIS

体系の形名を使用した。

JIS

体系に従った。分類の表記だ

けが異なり,技術内容に差異はな

い。分類の表記は日本固有の体系
であり,今後も継続する。

5  材料,形
状 及 び 寸

5.1  材料及び形状

追加

コアの断面が円形であること

等の文言を追加した。

従来の JIS に従った。5.2 寸法で

規定されており,技術内容に差異

はない。

 5.2

寸法

3.1

一致

6  特性 6.1

機械特性   3.2 JIS とほぼ同じ

追加

試 験 場 所 の 状 態 に つ い て
6.1.2.1 に標準大気条件の詳細
を規定した。

国際規格に,参照試験法規格とし

て提案する予定である。

 6.2

伝送特性   3.3

一致

 6.3

環境特性   3.4

一致

7  包 装 及
び 1 条の
標準長さ

追加

我が国として必要な規定を追

加した。

我が国における普及品に対する

対応が必要である。IEC に提案す
る。

8  製 品 の
呼び方

追加

我が国として必要な規定を追

加した。

我が国における普及品に対する

対応が必要である。

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C

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7


2

015


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C 6837

:2015

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

9  表示

追加

我が国として必要な規定を追

加した。

我が国における普及品に対する

対応が必要である。IEC に提案す
る。

附 属 書 I

(規定)

附属書 I

JIS

とほぼ同じ。

追加 I.2 を追加した。

他の附属書に合わせた。技術内容

に差異はない。

附属書 J

PSI-980/1 000-A1 及び 
PSI-980/1 000-A2 光 フ ァ
イバ素線の 650 nm 以下

の伝送特性仕様

削除

対応国際規格の附属書 J(参考)

は技術提供段階であり,規格とし
て規定するほど技術の確立及び

検証がされていないため,JIS 

は採用しない。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 60793-2-40:2009,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致……………… 技術的差異がない。

    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

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