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C

 6490 :

 19
98

 解

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS C 6490

:1998

  プリント配線板用銅張積層板−耐燃性ガラス布基材ポリイミド樹

IEC 60249-2-16

:1992

  プリント配線板用銅張積層板

(

耐燃性ガラス布基材ポリイミド樹脂

対比項目

規定項目

(I) 

JIS

の規定内容

 (II) 

国 際 規 格 番

(III) 

国際規格の規定内容

 (IV) 

JIS

と国際規格との相違点

 (V) 

JIS

と国際規格との整合

が困難な理由及び今後の
対策

(1) 

適用範囲

○ ガラス布基材ポリイミド樹

脂を用いたプリント配線板
用銅張積層板について規定

する。

○ 同左

≡ 特になし

(2) 

用語・記号

○ 材料・性能を表す記号につい

て規定する。

○ 同左

≡ 特になし

(3) 

種類・等級

○ 標準品・高品質品について規

定する。

○ 同左

≡ 特になし

(4) 

性能

○ 電気的・非電気的性能及び列

観について規定する。

○ 同左

JIS

においては

,

下記の項目を

任意項目とした。

・表面電食性

・端部尾食性

200

℃での表面抵抗

200

℃での体積抵抗率

新たに 絶緑抵抗 の項目を
追加した。

表面電食性 及び 端部

電食性

については

,

日本に

おいては品質改善によって
考慮する必要のないレベル
に早くから達しており

,

省略

しても間題はない。もし

,

縁材料部分の異常があれば

,

新しく追加した

絶縁抵抗

'

の測定において異常値が検
出できる。

200

℃での表面抵抗

200

℃での体積抵抗率

の試験項目は

,

使用条件を無

視し

,

ガラス転移温度に近い

温度条件下における測定で
あり

,

手間のかかるわりには

得られる情報の少ない測定

法であるため

,

特に要求のな

い限り省略すべき試験項目
である。

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C

 6490 :

 19
98

 解

JIS

と対応する国際規格との対比表(続き)

対比項目

規定項目

(I) 

JIS

の規定内容

 (II) 

国 際 規 格 番

(III) 

国際規格の規定内容

 (IV) 

JIS

と国際規格との相違点

 (V) 

JIS

と国際規格との整合

が困難な理由及び今後の
対策

  なお

,

前述の試験項目を任

意項目とすること及び 絶縁

抵抗

試験の追加について

,

提案中である。

(5) 

成分・化学的

性質

,

物理的

性質

○ 銅はくの接着に関係する特

性及び打ち抜き・機械加工性
について規定する。

○ 同左

JIS

においては

,

下記の項目を

任意項目とした。

・ランド引きはがし強さ

175

℃加熱後の銅はく引き

はがし強さ

・溶媒蒸気にさらされた後の

銅はく引きはがし強さ

・受渡当事者間で合意した溶

媒にさらされた後の銅は

く引きはがし強さ

・めっき模擬実験後の銅はく

引きはがし強さ

IEC

に規定されている方法

の多くは

,

銅はくの接着力が

極めて不安定であったころ
に制定されたものであるた

,

数多くの条件を想定して

試験法と規格値を定めてい
るが

,

現在ではいずれの項目

も問題なく合格できるレペ
ルであり,はんだ付けを考慮
想定した熱処理後の引きは

がし強さの測定と銅はく面
の異常の調査で十分と考え
られるため

JIS

においては

任意項目とした。

  なお

,

前述の試験項目を任

意項目とすることについて

,

提案中である。

(6) 

形状・寸法及

び 寸 法 許 容

○ 銅張積層板の寸法とその許

容差について規定する。

○ 同左

= 日本の取引の現状を考慮し

,

銅張積層板の寸法につい

てはメートル系のものを推
奨することとした。

(7) 

材料・原料

○ 用いる材料と

,

その構成につ

いて規定する。

○ 同左

(8) 

試験方法

JIS C 6481

,

IEC 60249-1

及び

IEC 61189-2

による

IEC 60249-1

及び

IEC 61189-2

よる

= 新たに 絶縁抵抗 の項目を

追加したことによりその試
験方法は

,

JIS C 6481

による

こととした。

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C

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 19
98

 解

JIS

と対応する国際規格との対比表(続き)

対比項目

規定項目

(I) 

JIS

の規定内容

 (II) 

国 際 規 格 番

(III) 

国際規格の規定内容

 (IV) 

JIS

と国際規格との相違点

 (V) 

JIS

と国際規格との整合

が困難な理由及び今後の
対策

(9) 

呼び方

○ ポリイミド樹脂の種類によ

って

,2

種類の名称を用いる。

○ 同左

(10) 

表示

○ 対応規格番号

,

耐燃性及び構

成について表示する。

○ 同左

備考

1

対比項目

(1)

及び

(III)

の小欄で

,

は該当する項目を規定している場合を示す。

2.

対比項目

(IV)

の小欄の記号の意味は

,

次による。

≡ :的内容は同等である。ただし

,

軽微な技術上の差異がある。

≠ :

JIS

,

国際規格と技術的内容が同等でない。