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C 60695-11-5

:2007 (IEC 60695-11-5:2004)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日

本工業規格である。これによって,JIS C 60695-2-2 : 2000 は廃止され,この規格に置き換えられる。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60695-11-5 : 2004,Fire hazard testing

−Part 11-5 : Test flames−Needle-flame test method−Apparatus, confirmatory test arrangement and guidance を基

礎として用いた。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

JIS C 60695-11-5

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)  試験炎確認試験装置の配置

附属書 B(参考)  装置製造業者及び供給元へのアクセス


C 60695-11-5

:2007 (IEC 60695-11-5:2004)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

2

3.

  定義

2

4.

  試験の概要

2

5.

  試験装置の概要

2

5.1

  バーナ

2

5.2

  試験炎

3

5.3

  燃焼試験箱

3

5.4

  規定の敷物

3

5.5

  計時装置

3

6.

  試験試料

3

7.

  試験の厳しさ

3

8.

  前処理条件

4

9.

  試験手順

4

9.1

  試験試料の位置

4

9.2

  ニードルフレームの接炎

4

9.3

  試験試料の個数

4

10.

  観察及び測定

4

11.

  試験結果の評価基準

4

12.

  当該関連規格に規定すべき事項

4

13.

  試験報告書

5

附属書 A(規定)試験炎確認試験装置の配置

6

附属書 B(参考)装置製造業者及び供給元へのアクセス

10

参考文献

11

 


日本工業規格

JIS

 C

60695-11-5

:2007

(IEC 60695-11-5

:2004

)

耐火性試験−電気・電子−

第 11-5 部:試験炎−ニードルフレーム

(注射針バーナ)試験方法−

装置,試験炎確認試験装置の配置及び指針

Fire hazard testing

Part 11-5 : Test flames

Needle-flame test method

Apparatus, confirmatory test arrangement and guidance

序文  この規格は,2004 年に第 1 版として発行された IEC 60695-11-5,Fire hazard testing−Part 11-5 : Test

flames

−Needle-flame test method−Apparatus, confirmatory test arrangement and guidance を翻訳し,技術的内

容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

火災危険に関連する電気・電子製品の試験の最良の方法は,火災時の状況を試験に再現することである

が,これは不可能に近い。したがって,実用的な理由から,火災危険に関連する電気・電子製品の試験方

法は,火災時の現象に限りなく近い状況をシミュレートするのが最も望ましい。

電気的作用による過剰な熱応力を受け,かつ,劣化によって安全性を損なうおそれがある電気・電子機

器の各部は,機器内部で生じる熱及び火によって悪影響を受けないようになっていなければならない。

機器内部にある,絶縁材料又は他の可燃性材料でできていて,炎が燃え広がりやすい電気・電子機器の

各部は,故障したコンポーネントによって生じる炎によって着火することがある。ある条件下,例えば,

トラッキングによる炭化導電路に沿って流れる異常電流,コンポーネントなどの過負荷及び不完全接続に

よっても炎が生じることがあり,生じた炎によって近傍の可燃部分に着火することがある。

この規格は,管理下にある試験室条件での熱及び炎に対する材料,製品又は組立品の性能を測定及び表

現するために用いるもので,この試験の結果は,特定の最終用途の火災危険の評価に関するすべての要因

を考慮した火災の危険性評価の一つの要素として使用できる。しかし,これだけで実際の火災における材

料,製品又は組立品の火災危険又は火災の危険性を表現若しくは評価するために用いるものではない。

この規格は,危険な材料,操作及び装置を含んでいるおそれがある。

また,この規格は,その利用によって引き起こされるすべての安全問題には対応していない。

したがって,この規格の利用者は,利用する前に適切な安全及び健康を守る手段を講じ,かつ守るべき

安全基準の内容を明確にする責任がある。

1.

適用範囲  この規格は,火災危険をシミュレーション技術によって評価する手段として,故障状態に

よって生じる小さな炎の影響をシミュレートするためのニードルフレーム(注射針バーナ)試験について

規定する。この規格は,電気・電子機器,そのサブアセンブリ及びコンポーネントに適用し,固体電気絶

縁材料又は他の可燃性材料に適用する。


2

C 60695-11-5

:2007 (IEC 60695-11-5:2004)

なお,製品規格を作成するときには,可能な限りこの基本安全規格を用いる。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

IEC 60695-11-5 : 2004

,Fire hazard testing−Part 11-5 : Test flames−Needle-flame test method−

Apparatus, confirmatory test arrangement and guidance (IDT)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発行年を付記していない引用規格は,その

最新版(追補を含む。

)を適用する。

ISO/IEC 13943 : 2000

  Fire safety−Vocabulary

ISO 4046-4 : 2002

  Paper, board, pulps and related terms−Vocabulary−Part 4 : Paper and board grades and

converted products

ISO 9626 : 1991

  Stainless steel needle tubing for the manufacture of medical devices

ASTM B187

  Standard specification for copper, bus bar, rod, and shapes and general purpose rod, bar, and

shapes

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,ISO /IEC 13943 による。

4.

試験の概要

警告  試験実施者の健康を守るため,次の事項に対して予防措置を講じなければならない。

・  爆発又は火の危険

・  煙及び/又は毒性生成物の吸入

・  毒性残留物

この試験は,規定の条件下で試験炎によって着火する部分がないこと,又は試験炎によって着火した可

燃性部分が,炎又は試験試料から落下した燃焼滴下物又は赤熱滴下物によって,火が燃え広がらず,燃焼

の持続時間及び燃焼距離が許容値以下であることを調べる。

この試験は,着火した他の部分から生じる小さな炎が,試験試料に及ぼす影響を予測するものであるた

め,製品規格には,接炎時間及び判定基準を規定する必要がある。

5.

試験装置の概要

5.1

バーナ  試験炎を作るためのバーナチューブは,長さ 35 mm 以上,内径 0.5 mm±0.1 mm 及び外径

0.9 mm

以下のものを使用する。

備考  ISO 9626 [1](標準厚さ 0.8 mm 又は薄い厚さ)に規定するチューブが,この規格の内径 0.5 mm

±0.1 mm 及び外径 0.9 mm 以下の要求に合致する。

バーナには,純度 95 %以上のブタンガス又はプロパンガスを供給する。バーナチューブに空気の混入が

ないようにする。


3

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:2007 (IEC 60695-11-5:2004)

5.2

試験炎  バーナチューブの軸を垂直に保ち,暗色の背景で明かりを暗くして見たときに炎の長さが

12 mm

±1 mm になるように供給ガスを調節する(

 1a 参照)。試験炎は,附属書 に規定する装置及び

手順によって確認する。銅ブロックを温度 100  ℃±5  ℃から 700  ℃±3  ℃まで昇温する時間を,23.5 s±

1.0 s

とする。

5.3

燃焼試験箱  燃焼試験箱の容積は,0.5 m

3

以上とする。燃焼試験箱の中は,燃焼中の試験試料の周囲

に生じる通常の空気の対流を除いて空気の流れがないものとする。燃焼試験箱は,試験の進行状況を観察

できるものとする。燃焼試験箱の内部表面は,暗色にする。

安全性及び利便性を考慮して,完全に密閉できる燃焼試験箱は,有毒な燃焼生成物を排出するために,

排気ファンのような換気装置を取り付けることが望ましい。換気装置は,試験中は停止し,燃焼生成物を

取り除くために,試験後直ちに運転する。換気装置には,確実に閉まるダンパが必要である。

備考  試験試料の背後を観察できる鏡を設置することは,実用的であることが分かっている。

5.4

規定の敷物  試験試料からの有炎滴下物又は赤熱滴下物による炎の燃え広がりの可能性を調べるた

めに,試験試料の周囲若しくは下方にある材料又は部品は,試験試料との距離が通常の使用状態に取り付

けたときと等しくなるように置く。

試験試料としてサブアセンブリ又はコンポーネントを単独に使用する場合には,特に当該関連規格で規

定がない場合,試験炎が試験試料に当たる箇所から下方 200 mm±5 mm に,厚さ約 10 mm の平滑な木の板

に包装用薄葉紙を 1 枚かぶせたものを置く。包装用薄葉紙は,ISO 4046-4 の 4.215 に規定するひょう(坪)

量 12 g/m

2

∼30 g/m

2

の柔らかくて強く,かつ軽い包装紙とする。

試験試料が完全に自立構造の機器の場合,機器を通常の使用位置に置いて,包装用薄葉紙で包んだ木の

板が機器のベースの外側で,どの方向からも 100 mm 以上離れた位置になるように置く。

試験試料が壁掛け式の機器の場合,機器を通常の使用位置で,包装用薄葉紙で包んだ木の板の上方 200

mm

±5 mm になるように掛ける。

試験試料を掛けるための手段及びバーナを配置するための手段が必要となる可能性もある。

5.5

計時装置  計時装置は,精度が±0.5 s のものとする。

6.

試験試料  試験試料は,可能な限り完成品,サブアセンブリ又はコンポーネントとする。試験を行う

ために,エンクロージャから部品を取り外したり又は適切な部分を切り出したりする必要がある場合,試

験条件が,形態,換気条件,熱応力の影響及び起こり得る火の出方,又は試験試料近傍への燃焼滴下物若

しくは赤熱滴下物に関して通常の機器の使用状態とかけ離れないように注意しなければならない。

大きな装置から適切な部分を切り出して試験試料を作る場合,試験炎が,例えば,切出し口のような正

しくない箇所に当たらないように注意しなければならない。

機器内にあるサブアセンブリ又はコンポーネントがそのままでは試験できない場合,機器から取り出し

た試験試料で試験を行う。

7.

試験の厳しさ  試験炎の推奨接炎時間  (t

a

)

は,次による。

  5 s,10 s,20 s,30 s,60 s,120 s

すべての時間値の許容差は,

s

0

1

とする。

備考  試験炎の接炎時間は,最終製品の特性との関連で選ぶことが望ましい。


4

C 60695-11-5

:2007 (IEC 60695-11-5:2004)

8.

前処理条件  当該関連規格で特に規定がない場合,試験試料,木の板及び包装用薄葉紙を試験実施前

に温度 15∼35  ℃,相対湿度 45∼75 %の雰囲気中に 24 h 以上放置する。

9.

試験手順

9.1

試験試料の位置  当該関連規格で特に規定がない場合,通常の使用状態で最も燃えやすい位置に試

験試料を置く。通常の使用状態で起こる以外の方法で試験試料を固定するとき,試験炎の効果又は炎の伝

ぱに影響しないようにする。

9.2

ニードルフレームの接炎  試験炎は,正常使用時又は故障時に発生する炎によって最も影響を受け

るおそれのある,試験試料表面部分に接炎する。接炎の例を,

図 1b 及び図 1c に示す。

接炎時間は,当該関連規格に規定する。

試験炎の先端が試験試料の表面に接するように,試験炎を置く。規定の接炎時間後に,試験炎を取り去

る。

試験炎の接炎中に,溶融物又は有炎燃焼物が滴下する場合,バーナチューブの中に滴下物が入らないよ

うにするため,バーナ先端の中心と試験試料の残りの部分との間隔を,溶融物の糸引き部分は無視して,8

mm

±1 mm に保ちながら,バーナチューブを垂直からの角度 45°まで傾けてよい。

当該関連規格で要求がある場合,同じ試験試料で 1 か所以上に接炎するが,試験結果に影響を及ぼさな

いよう,前の試験で損傷を受けた部分に接炎しないよう注意しなければならない。

9.3

試験試料の個数  当該関連規格で特に規定がない場合,3 個の試験試料について,試験を行う。

10.

観察及び測定  試験試料,規定の敷物及び/又は周囲にあるものが着火した場合,その燃焼時間  (t

b

)

を測定し,記録する。

燃焼時間とは,試験炎を取り去ったときから,炎が消え去るときまで並びに試験試料,規定の敷物及び

/又は周囲にあるものの赤熱が認められなくなるときまでの時間をいう。

11.

試験結果の評価基準  関連製品規格で特に規定がない場合,試験試料が次のいずれか一つに該当する

ときに,ニードルフレーム試験に適合する。

a)

試験試料に有炎燃焼及び赤熱燃焼がなく,かつ規定の敷物又は包装用薄葉紙に着火しない場合。

b)

試験試料及び周囲にあるものの有炎燃焼又は赤熱燃焼が,ニードルフレームを取り去った後,30 s 未

満,すなわち t

b

<30 s,で消える場合で,更に,周囲にあるものが完全に燃え尽きず,かつ,規定の敷

物又は包装用薄葉紙に着火しない場合。

12.

当該関連規格に規定すべき事項  当該関連規格に,次の事項を規定する。

a)  8. 

の規定と異なる場合,その前処理条件

b)  9.3

の規定と異なる場合,試験試料の個数

c)

試験試料の位置(9.1 参照)

d)

試験を行う面及び接炎する箇所(9.2 参照)

e)

試験試料からの有炎滴下物又は赤熱滴下物の影響を調べるために使用する規定の敷物(5.4 参照)

f)

試験の厳しさの程度:

−  試験炎の接炎時間(t

a

7.  参照)

g)  10. 

及び 11.  と異なる場合,その要求事項:


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−  機器内のいろいろな部分,遮へい及び障壁の形状並びに配置を考慮に入れた許容燃焼時間及び燃焼

距離

−  安全基準との適合性を調べる場合に,規定した判定基準で十分であるかどうか,又は更に厳しい基

準を必要とするかどうかの確認

13.

試験報告書  試験報告書には,次の情報を含める。

a)

試験試料のタイプ及び種類(6.  参照)

b)

試験試料の作製方法(6.  参照)

c)

試験試料の前処理条件(8.  参照)

d)

試験試料の個数(9.3 参照)

e)

試験の厳しさの程度:

−  試験炎の接炎時間(t

a

7.  及び 12.  参照)

f)

試験面及びニードルフレームの接炎箇所(9.2 参照)

g)

試験試料からの有炎滴下物又は赤熱滴下物の影響を調べるための規定の敷物(5.4 参照)

h)

同じ試験試料で,1 か所以上接炎したかどうか(9.2 参照)

i)

試験結果(10.  及び 11.  参照)

単位  mm

図 1a  試験炎の調節

単位  mm

図 1b  試験位置(例)

図 1c  試験位置(例)

  1  ニードル(注射針)バーナ


6

C 60695-11-5

:2007 (IEC 60695-11-5:2004)

附属書 A(規定)試験炎確認試験装置の配置

A.1

  試験炎の確認−原理  図  A.2 の試験炎確認試験装置の配置を用いたとき,図 A.1 に示す銅ブロック

を温度 100  ℃±5  ℃から 700  ℃±3  ℃まで昇温する時間を,23.5 s±1.0 s とする。

A.2

  試験装置

A.2.1

  バーナ  バーナは,本体 5.1 による。

A.2.2

  調節弁  ガス流量を設定するための調節弁が必要である。

A.2.3

銅ブロック  銅ブロックの材料は,高導電性電気銅 Cu-ETP UNS C11000(ASTM B187 参照)とする。

 A.1 に示すように,銅ブロックは直径 4 mm±0.01 mm で,穴あけ加工前の銅ブロック状に機械加工

し,また表面を研磨加工した状態のときの質量を 0.58 g±0.01 g とする。

A.2.4

熱電対  直径 0.5 mm の金属シース付きの細線熱電対タイプ K (NiCr/NiAl)。

熱電対を銅ブロックにしっかりと固定するには,

図  A.2 に示すとおり,熱電対を穴の底まで差し込んだ

ことを確認後,熱電対の周りの銅をかしめて,熱電対を固定する方法を推奨する。

A.2.5

温度指示記録計及び計時装置  これらの装置は,銅ブロックの温度が 100  ℃±5  ℃から 700  ℃±

3

℃まで昇温する時間を,測定の不確かさ 0.1 s で測定できるものとする。計時装置の精度は,±0.5 s  と

する。

A.3

手順  図  A.3 に炎の高さ調節のための適切なゲージの一例を示す。基準締付けブロックは,バーナ

チューブの先端に引っかからず,バーナの炎の基端部にも触れないように取り付ける。

図  A.2 に従って,試験炎確認試験装置を空気の流れがない環境に設置し,ガス配管の接続部は漏れが

ないようにする。

−  ガス流量を調節する間,バーナを銅ブロックから遠ざけて,炎が銅ブロックに影響を及ぼさないよう

にする。

−  ガスに点火して,暗色の背景で明かりを暗くして見たときに,炎の高さが 12 mm±1 mm になるよう

にガスの流量を調節する。

備考  疑義がある場合には,照度 20 lx の明るさの環境下で行う。

−  必要がある場合,5 分間以上バーナをそのままの位置にしておき,炎を熱平衡状態にした後,炎の高

さを調節する。

−  温度指示記録計及び計時装置を作動させるとともに,バーナを銅ブロックの下に再配置する。

−  銅ブロックの温度が 100  ℃±5  ℃から 700  ℃±3  ℃まで上昇する時間を,3 回測定する。測定と測定

との間には,銅ブロックの温度を 50  ℃以下になるまで空気中で自然冷却する。

備考 700 ℃以上の温度では,熱電対が破損しやすいため,700  ℃に達した直後に,熱電対からバー

ナを取り去るのがよい。

−  銅ブロックが未使用の場合は,その表面の状態を整えるために,予備試験を 1 回行う。この 1 回目の

結果は破棄する。

−  秒単位で平均時間を計算して結果とする。

−  その結果が 23.5 s±1.0 s の範囲内にあれば,その炎が確認されたことになる。

−  炎は,ガスの供給を変更したとき又は取り替えたときには,毎回,この

附属書  A に従って確認する。


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C 60695-11-5

:2007 (IEC 60695-11-5:2004)

単位  mm

許容差:別途規定されていない場合  ±0.1 mm,±0.5°

材質:高導電性電気銅 Cu-ETP UNS C 11000(ASTM B187 参照) 
質量: 0.58 g±0.01 g(ドリル加工前)

図  A.1  銅ブロック


8

C 60695-11-5

:2007 (IEC 60695-11-5:2004)

単位  mm

熱電対を穴の底まで差し込んだことを確認後,

熱電対を損傷しないように,熱電対の周りの

銅をかしめて固定する。

銅ブロックは,試験中,本来の位置から動かないようにつり下げる。

 A.2  試験炎確認試験装置の配置


9

C 60695-11-5

:2007 (IEC 60695-11-5:2004)

単位  mm

許容差:別途規定されていない場合    ±1 mm,±5°

図  A.3  炎の高さゲージ(例)


10

C 60695-11-5

:2007 (IEC 60695-11-5:2004)

附属書 B(参考)装置製造業者及び供給元へのアクセス

この附属書は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

装置製造業者及び供給元の最新のリストは,IEC TC89 専門委員会の事務局が管理している。詳細は,

IEC

のウエブサイト (http://www.iec.ch) で知ることができる。


11

C 60695-11-5

:2007 (IEC 60695-11-5:2004)

参考文献

[1]

  ISO 9626 : 1991,Stainless steel needle tubing for the manufacture of medical devices

[2]

  IEC 60695-11-40 : 2002,Fire hazard testing−Part 11-40 : Test flames−Confirmatory tests−Guidance