C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
(1)
目 次
ページ
序文
1
1
適用範囲
1
2
概要
1
3
かん合標準
1
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
(2)
まえがき
この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人光産業技術振興協会 (OITDA) 及び
財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格に従うことは,次に示す特許権の使用に該当するおそれがある。
発明の名称 光コネクタ構造(3160322 号)
設定登録日 平成 13 年 2 月 16 日
なお,この記載は,上記に示す特許権の効力,範囲などに関して何ら影響を与えるものではない。
上記の特許権者は,日本工業標準調査会に対して,非差別的及び合理的な条件で,いかなる者に対して
も当該特許権の実施を許諾する意志があることを保証している。
この規格の一部が,上記に示す以外の特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実
用新案登録出願に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,
出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責任は
もたない。
JIS C 5964
の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS
C
5964-7
第 7 部:MPO コネクタ類(F13)
JIS
C
5964-20
第 20 部:LC 形光コネクタ類
日本工業規格
JIS
C
5964-7
:2010
(IEC 61754-7
:2008
)
光ファイバコネクタかん合標準−
第 7 部:MPO コネクタ類(F13)
Fiber optic connector interfaces-Part 7 : Type MPO connector family (F13)
序文
この規格は,2008 年に第 3 版として発行された IEC 61754-7 を基に,技術的内容及び対応国際規格の構
成を変更することなく作成した日本工業規格である。
1
適用範囲
この規格は,MPO コネクタ類のかん合構造及び互換寸法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61754-7 : 2008
,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Fibre optic connector
interfaces−Part 7: Type MPO connector family (IDT)
なお,対応の程度を表す記号 (IDT) は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,一致していることを
示す。
2
概要
この MPO 形コネクタ類は,直径 0.7 mm の 2 本のピンを利用して,通常 6.4 mm×2.5 mm の角形フェル
ールが整列したことを特徴とする多心光コネクタである。フェルール端面に位置するガイドピン又はガイ
ドピン穴間に,1 列配列の場合 12 心までの光ファイバを,2 列配列の場合 24 心までの光ファイバを配列す
ることが可能である。
この光コネクタは,プッシュプル形のかん合機構及び光軸方向に荷重を加えるばねをもつ。プラグには
1 個のキーがあり,かん合するとき,プラグ及びアダプタの接続方向及び位置関係に制限を加える。
光コネクタかん合部は,フェルール端面に位置するピンをもつ M 形プラグ,ピン穴をもつ F 形プラグ及
び
図 1 に示すアダプタで構成する。F 形プラグは,M 形プラグと互換性をもつ。
さらに,F 形プラグと M 形プラグとのかん合は,アダプタの代わりに,バックプレーンハウジング及び
プリント板ハウジングでも形成される。
3
かん合標準
この規格は,次のかん合標準を対象とする。
かん合標準 61754-7-1:MPO-F 形プラグ斜め研磨かん合標準−プッシュプル
かん合標準 61754-7-1-1:2〜12 心のかん合標準
かん合標準 61754-7-1-2:16〜24 心のかん合標準
かん合標準 61754-7-2:MPO-M 形プラグ斜め研磨かん合標準−プッシュプル
2
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
かん合標準 61754-7-2-1:2〜12 心のかん合標準
かん合標準 61754-7-2-2:16〜24 心のかん合標準
かん合標準 61754-7-3:MPO アダプタかん合標準−プッシュプル
かん合標準 61754-7-4:MPO-F 形プラグ直角研磨かん合標準−プッシュプル
かん合標準 61754-7-4-1:2〜12 心のかん合標準
かん合標準 61754-7-4-2:16〜24 心のかん合標準
かん合標準 61754-7-5:MPO-M 形プラグ直角研磨かん合標準−プッシュプル
かん合標準 61754-7-5-1:2〜12 心のかん合標準
かん合標準 61754-7-5-2:16〜24 心のかん合標準
かん合標準 61754-7-6: MPO バックプレーンハウジングかん合標準−自己保持
かん合標準 61754-7-7: MPO プリント板ハウジングかん合標準−自己保持
かん合標準 61754-7-8: MPO アダプタ(キー溝同一方向)かん合標準−プッシュプル
かん合できる組合せを,
表 0 に示す。また,MPO コネクタ構成を,図 1 に示す。
表 0−かん合できる組合せ
F 形プラグ
アダプタ/ハウジング
M形プラグ
61754-7-1-1 61754-7-3 61754-7-2-1
61754-7-1-2 61754-7-3 61754-7-2-2
61754-7-4-1 61754-7-3 及び 61754-7-8 61754-7-5-1
61754-7-4-2 61754-7-3 及び 61754-7-8 61754-7-5-2
61754-7-1-1 61754-7-6
及び 61754-7-7 61754-7-2-1
61754-7-1-2 61754-7-6
及び 61754-7-7 61754-7-2-2
61754-7-4-1 61754-7-6
及び 61754-7-7 61754-7-5-1
61754-7-4-2 61754-7-6
及び 61754-7-7 61754-7-5-2
注記 2〜12 心のプラグは,より小さい方の心数に互換性をもつ。また,16〜24 心
のプラグは,より小さい方の心数に互換性をもつ。
図 1−MPO コネクタ構成
3
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
MPO-F 形プラグ斜め研磨かん合部を図 2 に,光ファイバ心線配列図を図 3 に,それぞれ示す。また,図
2
に示す MPO-F 形プラグ斜め研磨かん合部の寸法を,
表 1 に示す。
ゲージピンを
図 4 に,ゲージピン寸法を表 2 に,それぞれ示す。
プラグゲージを
図 5 に,プラグゲージ寸法を表 3 に,それぞれ示す。
注 1 X は,二つのガイドピン穴中心を結ぶ直線とし,Y は,二つのガイドピン穴中心の中点を通る X と垂直な
直線とする。Z は,機械的基準面とする。
注 2 各ガイドピン穴には,ゲージピンが 1.7 N 以下の力で 5.5 mm 以上の深さまで入らなければならない。さら
に,プラグの二つのガイドピン穴には,プラグゲージが 3.4 N 以下の力で 5.5 mm 以上の深さまで入らなけ
ればならない。
注 3 フェルールは,かん合時の弾性力によって変位するため,寸法 I は変動する。フェルール端面から Z 面まで
の距離 J が 8.2 mm〜8.4 mm のとき,フェルール押し圧力は 7.8 N〜11.8 N とする。
注 4 カップリング端から Z 面までの距離が 0 mm〜0.1 mm のとき,カップリング押し圧力は 2.9 N〜6.9 N とする。
注 5 アダプタ結合部は,MPO プラグをアダプタから外すときに,カップリングを図の左方向へずらすことによ
ってロックが外れなければならない。カップリング端は Z 面から左方向に 2.0 mm 以上変位可能でなければ
ならない。
図 2−MPO-F 形プラグ斜め研磨かん合部−プッシュプル
4
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
表 1−MPO-F 形プラグ斜め研磨かん合部の寸法
単位 mm
符号
寸法
最小
最大
A
a)
0.699 0.701
C
b)
4.597 4.603
D
6.3 6.5
E
8.34 8.54
F
9.49 9.59
G
10.85 11.05
H
12.19 12.59
I
c)
8.8 9.2
J
7.9 8.1
K
1.4
−
L
d) e)
0.2
0.8
M
2.4 2.6
N
2.8 3.0
O
4.89 4.99
P
5.59 5.69
Q
5.7
−
R
− 7.7
S
2.9 3.1
T
− 0.8
U
2.4 2.5
AA
42° 45°
AB
− 45°
AC
– 45°
AD
7.5° 8.5°
注
a)
寸法以外の規定は,図 2 の注 2 による。
b)
二つのガイドピン穴の中心間距離とする。
c)
非かん合時のプラグ端の中央部ファイバ面からの距離とする。寸法以外の
規定は,
図 2 の注 3 による。
d)
寸法 L は,非かん合時のカップリング端から Z 面までの距離とする。
e)
寸法以外の規定は,図 2 の注 4 及び注 5 による。
5
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
単位 mm
図 3−光ファイバ心線配列図
6
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
単位 mm
図 3−光ファイバ心線配列図(続き)
7
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
単位 mm
図 4−ゲージピン
表 2−ゲージピン寸法
単位 mm
符号
寸法
注記
最小値
最大値
A
a)
0.698 5
0.699 0
−
B
10.8 11.2
参考値
BA
0.2 0.4
−
BB
0.2 0.5
−
BC
6.0
−
−
注
a)
BC 寸法での表面粗さ Rz は,0.1 μm とする。
8
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
単位 mm
図 5−プラグゲージ
表 3−プラグゲージ寸法
単位 mm
符号
寸法
注記
最小値
最大値
A
a)
0.698 5
0.699 0
ピン 2 本ともに適用
C
4.599 5
4.600 5
−
D
6.3 6.5
参考値
U
2.4 2.5
参考値
BA
0.2 0.4
−
BB
0.2 0.5
−
BC
6.0 6.5
−
注
a)
表面粗さ Rz は,0.1 μm とする。
9
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
MPO-M 形プラグ斜め研磨かん合部を図 6 に,その寸法を表 4 に示す。
単位 mm
注 1 ガイドピン保持力は,19.6 N 以上なければならない。
注 2 フェルールは,かん合時の弾性力によって変位するため,寸法 I は変動する。フェルール端面から Z 面までの
距離 J が 8.2 mm〜8.4 mm のとき,フェルール押し圧力は 7.8 N〜11.8 N とする。
注 3 カップリング端から Z 面までの距離が 0 mm〜0.1 mm のとき,カップリング押し圧力は 2.9 N〜6.9 N とする。
注 4 アダプタ結合部は,MPO プラグをアダプタから外すときに,カップリングを図の左方向へずらすことによって
ロックが外れなければならない。
カップリング端は Z 面から左方向に 2.0 mm 以上変位可能でなければならない。
図 6−MPO-M 形プラグ斜め研磨かん合部−プッシュプル
10
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
表 4−MPO-M 形プラグ斜め研磨かん合部の寸法
単位 mm
符号
寸法
最小
最大
A
a)
0.697 0.699
C
b)
4.597 4.603
D
6.3 6.5
E
8.34 8.54
F
9.49 9.59
G
10.85 11.05
H
12.19 12.59
I
c)
8.8 9.2
J
7.9 8.1
K
1.4
−
L
d) e)
0.2 0.8
M
2.4 2.6
N
2.8 3.0
O
4.89 4.99
P
5.59 5.69
Q
5.7
−
R
− 7.7
S
2.9 3.1
T
– 0.8
U
2.4 2.5
AA
42º 45º
AB
− 45º
AC
− 45º
AD
7.5º 8.5º
BA
0.2 0.4
BB
f)
0.2 0.5
CA
1.6 3.3
注
a)
表面粗さ Rz は,0.5 μm 以下とする。寸法以外の規定は,図 6 の注 1 による。
b)
2 本のガイドピンの中心間距離とする。
c)
非かん合時のプラグ端の中央部ファイバ面からの距離とする。寸法以外の
規定は,
図 6 の注 2 による。
d)
寸法 L は,非かん合時のカップリング端から Z 面までの距離とする。
e)
寸法以外の規定は,図 6 の注 3 及び注 4 による。
f)
ガイドピンの先端形状は,半球対称で,かつ,曲率半径は 0.15 mm 以上と
する。
11
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
MPO アダプタかん合部を図 7 に,その寸法を表 5 に示す。
注記 係止片端は,機械的基準面 Z の右側又は左側のどちらに位置してもよい。
図 7−MPO アダプタかん合部−プッシュプル
12
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
表 5−MPO アダプタかん合部の寸法
単位 mm
符号
寸法
最小
最大
E
8.54 8.74
F
9.6 9.7
H
12.6
−
I
8.2 8.4
K
− 1.39
L
a)
0 0.1
M
1.6 2.0
N
2.4 2.6
O
5.0 5.1
P
5.7 5.9
R
7.8
−
S
3.4 3.6
V
0.95 1.15
W
11.8 12.2
X
3.4
−
AA
45° 48°
AB
45° 50°
注
a)
機械的基準面 Z から係止片端までの距離とする。
13
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
MPO-F 形プラグ直角研磨かん合部を図 8 に,その寸法を表 6 に示す。
注 1 各ガイドピン穴には,ゲージピンが 1.7 N 以下の力で 5.5 mm 以上の深さまで入らなければならない。さらに,
プラグの二つのガイドピン穴には,プラグゲージが 3.4 N 以下の力で 5.5 mm 以上の深さまで入らなければなら
ない。
注 2 フェルールは,かん合時の弾性力によって変位するため,寸法 I は変動する。フェルール端面から Z 面までの
距離 J が 8.2 mm〜8.4 mm のとき,フェルール押し圧力は 7.8 N〜11.8 N とする。
注 3 カップリング端から Z 面までの距離が 0 mm〜0.1 mm のとき,カップリング押し圧力は 2.9 N〜6.9 N とする。
注 4 アダプタ結合部は,MPO プラグをアダプタから外すときに,カップリングを図の左方向へずらすことによって
ロックが外れなければならない。
カップリング端は Z 面から左方向に 2.0 mm 以上変位可能でなければならない。
図 8−MPO-F 形プラグ直角研磨かん合部−プッシュプル
14
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
表 6−MPO-F 形プラグ直角研磨かん合部の寸法
単位 mm
符号
寸法
最小
最大
A
a)
0.699 0.701
C
b)
4.597 4.603
D
6.3 6.5
E
8.34 8.54
F
9.49 9.59
G
10.85 11.05
H
12.19 12.59
I
c)
8.8 9.2
J
7.9 8.1
K
1.4
−
L
d) e)
0.2 0.8
M
2.4 2.6
N
2.8 3.0
O
4.89 4.99
P
5.59 5.69
Q
5.7
−
R
− 7.7
S
2.9 3.1
U
2.4 2.5
AA
42° 45°
AB
− 45°
AC
− 45°
注
a)
寸法以外の規定は,図 8 の注 1 による
b)
二つのガイドピン穴の中心間距離とする。
c)
非かん合時のプラグ端の中央部ファイバ面からの距離とする。寸法以外
の規定は,
図 8 の注 2 による。
d)
寸法 L は,非かん合時のカップリング端から Z 面までの距離とする。
e)
寸法以外の規定は,図 8 の注 3 及び注 4 による。
15
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
MPO-M 形プラグ直角研磨かん合部を図 9 に,その寸法を表 7 に示す。
単位 mm
注 1 ガイドピン保持力は,19.6 N 以上なければならない。
注 2 フェルールは,かん合時の弾性力によって変位するため,寸法 I は変動する。フェルール端面から Z 面までの
距離 J が 8.2 mm〜8.4 mm のとき,フェルール押し圧力は 7.8 N〜11.8 N とする。
注 3 カップリング端から Z 面までの距離が 0 mm〜0.1 mm のとき,カップリング押し圧力は 2.9 N〜6.9 N とする。
注 4 アダプタ結合部は,MPO プラグをアダプタから外すときに,カップリングを図の左方向へずらすことによって
ロックが外れなければならない。
カップリング端は Z 面から左方向に 2.0 mm 以上変位可能でなければならない。
図 9−MPO-M 形プラグ直角研磨かん合部−プッシュプル
16
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
表 7−MPO-M 形プラグ直角研磨かん合部の寸法
単位 mm
符号
寸法
最小
最大
A
a)
0.697 0.699
C
b)
4.597 4.603
D
6.3 6.5
E
8.34 8.54
F
9.49 9.59
G
10.85 11.05
H
12.19 12.59
I
c)
8.8 9.2
J
7.9 8.1
K
1.4
−
L
d) e)
0.2 0.8
M
2.4 2.6
N
2.8 3.0
O
4.89 4.99
P
5.59 5.69
Q
5.7
−
R
− 7.7
S
2.9 3.1
U
2.4 2.5
AA
42° 45°
AB
− 45°
AC
− 45°
BA
f)
0.2 0.4
BB
0.2 0.5
CA
1.6 3.3
注
a)
表面粗さ Rz は,0.5 μm 以下とする。寸法以外の規定は,図 9 の注 1 による。
b)
2 本のガイドピンの中心間距離とする。
c)
非かん合時のプラグ端の中央部ファイバ面からの距離とする。寸法以外の規定
は,
図 9 の注 2 による。
d)
寸法 L は,非かん合時のカップリング端から Z 面までの距離とする。
e)
寸法以外の規定は,図 9 の注 3 及び注 4 による。
f)
ガイドピンの先端形状は,半球対称で,かつ,曲率半径は 0.15 mm 以上とする。
17
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
MPO バックプレーンハウジングかん合部を,図 10 に示す。また,その寸法を表 8 に,等級及びバック
パネル板厚の寸法を
表 9 に,それぞれ示す。
図 10−MPO バックプレーンハウジングかん合部−自己保持
18
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
注
a)
内部ハウジングは,インナラッチが完了するとき,図の右方向に,0.9 mm 以上変位しなければならない。さら
に,インナラッチを解放するとき,図の左方向に 2 mm 以上変位しなければならない。
b)
インナラッチスプリングは,内部係止の着脱時に,0.65 mm 以上変位しなければならない。
図 10−MPO バックプレーンハウジングかん合部−自己保持(続き)
19
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
表 8−MPO バックプレーンハウジングかん合部の寸法
単位 mm
符号
寸法
注記
最小
最大
E
8.54 8.74
直径の一部
F
9.6 9.7
直径の一部
H
12.6 –
直径の一部
K
1.19 1.39 −
L
0 0.1
−
M
1.6 2.0 −
N
2.4 2.6 −
O
5.0 5.1 −
P
5.7 5.9 −
S
3.4 3.6 −
V
0.95 1.15 −
W
11.8 12.2
直径の一部
X
3.4
−
−
AA
45° 48° −
AB
45° 50° −
DA
−
−
表 9 参照
DB
−
−
表 9 参照
DC
12.25 12.35 −
DD
16.5 16.6 −
DE
14.3 14.4 −
DF
9.91 10.01 −
DG
8.2 8.4 −
DH
a)
7.9 8.1 −
DI
a)
4.15 4.45 −
DJ
2.65 2.75 −
DK
4.1 4.3 −
DL
3.35 3.45 −
DM
0.9 1.0 −
DN
0.55 0.65 −
DO
11.55 11.65 −
DP
9.91 10.01 −
DQ
9.15 9.25 −
DR
0.35 0.45 −
DS
0.25 0.35 −
DT
0.55 0.65 −
DU
0.55 0.70 −
EA
12.14 12.2 −
EB
4.95 5.05 −
EC
7.94 8.00 −
ED
5.6 5.8 −
EE
8.15 8.25 −
EF
5.55 5.65 −
EG
2.55 2.65 −
EH
0.85 0.95 −
EI
8.6 8.7 −
EJ
1.45 1.55 −
EK
1.9 2.0 −
EL
0.35 0.45 −
注
a)
内部ハウジングの内部係止部が結合した状態で,最も左側位置に移動したときの値。
20
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
表 9−等級及びバックパネル板厚の寸法
単位 mm
等級
a)
符号
寸法
注記
最小
最大
1
DA
DB
2.0
2.65
2.1
2.75
バックパネル板厚 2.4 mm
1
DA
DB
2.0
3.45
2.1
3.55
バックパネル板厚 3.2 mm
注
a)
等級は,インタフェースの等級を示す。
MPO プリント板ハウジングかん合部を図 11 に,その寸法を表 10 に示す。
図 11−MPO プリント板ハウジングかん合部−自己保持
21
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
図 11−MPO プリント板ハウジングかん合部−自己保持(続き)
22
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
表 10−MPO プリント板ハウジングかん合部の寸法
単位 mm
符号
寸法
注記
最小
最大
E
8.54 8.74
直径の一部(円弧)
F
9.6 9.7
直径の一部
H
12.6
−
直径の一部
K
1.19 1.39 −
L
0 0.1
−
M
1.6 2.0 −
N
2.4 2.6 −
O
5.0 5.1 −
P
5.7 5.9 −
R
7.8
−
−
S
3.4 3.6 −
V
0.95 1.15 −
W
11.8 12.2
直径の一部
X
3.4
−
−
AA
45° 48° −
AB
45° 50° −
DD
a)
16.5 16.6 −
DE
14. 05
14.15
−
DF
9.8 9.9 −
DG
7.9 8.1 −
DP
9.8 9.9 −
EA
12.21 12.27 −
EB
5.1 5.2 −
EC
8.01 8.07 −
ED
5.9 6.1 −
EH
0.75 0.85 −
FA
9.1 9.3 −
FB
0.6 0.8 −
FC
1.35 1.65 −
FD
0.25 0.35 −
FE
11.05 11.15 −
FF
1.55 1.65 −
FG
8.9 9.0 −
FH
1.4 1.6 −
FI
1.9 2.2 −
FJ
6.35 6.55 −
FK
2.9 3.0 −
FL
0.35 0.45 −
注
a)
主係止片の先端部の間隔。バックプレーンハウジング及びプリント板ハウジングが,結合
又は離脱する場合,18.6 mm 以上にならなければならない。
23
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
MPO アダプタ(キー溝同一方向)かん合部を図 12 に,その寸法を表 11 に示す。
注記 係止片端は,機械的基準面 Z の右側又は左側どちらに位置してもよい。
図 12−MPO アダプタ(キー溝同一方向)かん合部−プッシュプル
24
C 5964-7
:2010 (IEC 61754-7:2008)
表 11−MPO アダプタ(キー溝同一方向)かん合部の寸法
単位 mm
符号
寸法
最小
最大
E
8.54 8.74
F
9.6 9.7
H
12.6
−
I
8.2 8.4
K
− 1.39
L
a)
0 0.1
M
1.6 2.0
N
2.4 2.6
O
5.0 5.1
P
5.7 5.9
R
7.8
−
S
3.4 3.6
V
0.95 1.15
W
11.8 12.2
X
3.4
−
AA
45° 48°
AB
45° 50°
注記 MPO コネクタプラグ接続用のキー溝が同一方向に設置されている。
注
a)
機械的基準面 Z から係止片端までの距離とする。