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日本工業規格

JIS

 C5567

-1989

(IEC94-6

-1985

)

磁気テープ録音再生システム

第 6 部  リール・ツー・リールシステム

Magnetic Tape Sound Recording and Reproducing Systems

Part 6 : Reel

−to−Reel Systems

この規格は,

1985

年第 4 版として発行された IEC 94-6 (Magnetic tape sound recording and reproducing systems

Part 6 : Reel-to-reel systems)

を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業

規格である。

第 1 章  一般事項

1.

適用範囲  この規格は,リール・ツー・リール録音再生システムに適用する。

対応国際規格: 

IEC 94-6

  Magnetic tape sound recordiong and reproducing systems. Part 6 : Reel-to-reel systems

第 2 章  機械的要求事項 

12.

リール及びハブの適用並びにその機械的要求事項

12.1

適用

12.1.1

業務用プログラム交換  業務用プログラム交換には,次に規定するリール及びハブを使用すること。

12.1.1.1  6.30mm

幅磁気テープ

図 による中心孔 20mm のハブ

図 による中心孔 8mm のリール

図 による中心孔 76mm のリール

図 による中心孔 76mm のハブ

12.1.1.1' 6.30mm

幅磁気テープ

図 2´による中心孔 8mm,直径 178mm 以下のリール

12.1.1.2  12.7mm

25.4mm50.8mm 幅磁気テープ

図 による中心孔 76mm のリール

図 による中心孔 76mm のハブ

12.1.2

テープレコード及び民生用テープ  テープレコード及び民生用テープには,次に規定するリールを

使用すること。

12.1.2.1  6.30mm

幅磁気テープ


2

C5567-1989 (IEC94-6-1985)

図 による中心孔 8mm のリール

12.2

リール及びハブの機械的要求事項  リール及びハブの機械的並びに寸法的要求事項について,図 1

及び該当する各表に示す。


3

C5567-1989 (IEC94-6-1985)

図 1  中心孔 20mm のハブ


4

C5567-1989 (IEC94-6-1985)

図 2  中心孔 8mm のリール


5

C5567-1989 (IEC94-6-1985)

図 2´  駆動ピン用穴付き中心孔 8mm のリール(直径 178mm 以下)


6

C5567-1989 (IEC94-6-1985)

表 I  中心孔 8mm のリール

公称寸法  C±1

D

min.

E

±1

最大慣性モーメント 最大質量

mm mm

mm

mm

kgm

2

 g

 75

45

*

 75

75

14

・10

6

30

100 45

*

 90  100

40

・10

6

50

130 45

90

127

 110

・10

6

60

150 50

90

147

 200

・10

6

80

180 60

90

178

 450

・10

6

 110

180 102 90 178

  450

・10

6

 110

220 90

90

220

 800

・10

6

 140

250 100 90 250

 1

300

・10

6

 170

270 114 90 266

 1

500

・10

6

 200

*

直径 35mm を用いている国もある。

備考  次の条件を適用する。

1.

リールは,いずれの側からも装着できるように対称形でな
ければならない。

2.

直径 以内では,リールの幅は 13.5mm を確保すること。

直径 以上では,リールの幅は 13.5mm 以下であること。

3.

リールの幅が 13.5mm の寸法の平面を超えない限り,フラ
ンジの表面にボス,リブ又は浮彫りデザインを施してもよ

い。


7

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5

)

図 3  中心孔 76mm のリール

図 4  中心孔 76mm のハブ

寸法

E

F

H

J

K

L

M

S

表 II

III IV IV IV IV

III

III


8

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5)

中心孔 76mm のリール及びハブの寸法 

表 II  寸法 E(リールだけ)(図 3

単位 mm

公称寸法

実寸法  (E)

200 202

−204

230 228

−230

270 266

−268

360 355

−357

表 III  寸法 S及び F(図 及び図 4

単位 mm

寸法

S

±0.15

M

±0.5

F

部分 ハブだけ プラスチ

ック

金属

プラスチ
ック

金属

テープ幅

 6.3

 8.9

13.0

11.7

*

 0.08  0.05

12.7 15.2

− 18.1 0.08 0.05

25.4 27.9

− 30.8 0.12 0.05

50.8 53.3

− 56.2 0.16 0.05

表 IV  寸法 HJ及び L(図 3

単位 mm

寸法

プラスチック

金属

H

  1.5 以下

**

1.3

以下

J

  2.8 以下

**

2.0

以下

K

76.4

+0.4

 76.2

+0.2

L

  5.6

+0.3

5.6

+0.2

*

場合によっては座金を用いて,円滑なテープの走行性を保証する必要がある。

** 6.30mm

幅のテープだけ。

備考1.  リール及びハブは,いずれの側からも装着できるように対称形であること。

2.

リールは,その中心軸を通過するいかなる縦断面も,斜線部分に収まるような構造であること。これはフランジの凸部及び反り,ボス,リブ又は浮彫りデザイ

ンを含むものとする。


9

C5567-1989 (IEC94-6-1985)

14.

テープに対応する磁気トラックの配置及び寸法  14.の各項は,トラックパターン,それぞれの幅のテ

ープのトラック位置及びトラックパターンに対応した各磁気トラックのチャネル配分について規定する。

図 519 は,それぞれ左図がトラックパターン(録音,再生ヘッドの製造業者に関連)。

又は,右図がテープ上のトラック位置(テープ駆動装置の製造業者に関連)を示す。

テープに記録されたトラックパターンは,両図の規定に必ず一致しているものとする。

図では,記録の方向をトラック上の斜線で表している。

複数のトラック上に同時に録音する場合,ヘッドギャップはインラインとし,ヘッドの位相は全周波数

において次のとおりでなければならない。

(1)

全幅に録音されたキャリブレーションテープの再生出力は,全スピーカから同相音圧で出力されるこ

と(再生ヘッドの調整)

(2)

同相信号で録音したときの再生出力は,全スピーカから同時音圧で出力されること(録音ヘッドの調

整)

14.1  6.30mm

幅テープのトラックパターン

14.1.1

業務用の トラック−チャネル−単方向−モノ録音

図 によること。

14.1.2

業務用及び民生用の トラック−チャネル−双方向−モノ録音*

図 によること。

14.1.3

業務用及び民生用の トラック−チャネル−単方向−ステレオ録音*

図 及び図 によること。

トラック 1 は,左側チャネルの録音に使用する。

トラック 2 は,右側チャネルの録音に使用する。

(*)  14.1.2 及び 14.1.3 における 2 トラック録音の互換性を保つためには,テープのエッジから中心

線までの両トラックを消去しておくことが望ましい。

14.1.4

民生用の トラック−チャネル−双方向−モノ録音

図 によること。

各トラックは,1-4-3-2 の順で交互の方向に録音されるものとする。

14.1.5

民生用の トラック−チャネル−双方向−ステレオ録音

図 によること。

トラック 1 及び 3 は,テープの走行方向に対して同時に用い,また,トラック 2 及び 4 は,反対方向に

対してそれぞれ使用する。

トラック 1 及び 4 は,左側チャネルの録音,また,トラック 3 及び 2 は右側チャネルの録音にそれぞれ

使用する。

14.1.6

業務用及び民生用の トラック−チャネル−単方向−クワドラ録音又はそのほかのチャネル相互

に関係する録音

図 10 によること。

14.2  12.7mm

幅テープのトラックパターン

14.2.1

業務用の トラック−チャネル−単方向−ステレオ録音

図 11 によること。

トラック 1 は,左側チャネルの録音に使用する。

トラック 2 は,右側チャネルの録音に使用する。


10

C5567-1989 (IEC94-6-1985)

14.2.2

業務用の トラック−チャネル−双方向−ステレオ録音

図 12 によること。

トラック 1 及び 2 はテープの走行方向に対して同時に用い,また,トラック 3 及び 4 は反対方向に対し

てそれぞれ使用する。

トラック 1 及び 4 は左側チャネルの録音,また,トラック 2 及び 3 は右側チャネルの録音にそれぞれ使

用する。

14.2.3

業務用の トラック−チャネル−単方向−クワドラ録音又はそのほかのチャネル相互に関係する

録音

図 13 によること。

レコード会社間でディスクリート 4 チャネルのプログラムをテープ速さ 38.1cm/s で交換する場合,トラ

ックは,次のように割り当てること。

トラック 1:前方左チャネルの録音

トラック 2:前方右チャネルの録音

トラック 3:後方左チャネルの録音

トラック 4:後方右チャネルの録音

14.3  25.4mm

幅テープのトラックパターン

14.3.1

業務用の トラック−チャネル−双方向−ステレオ録音

図 14 によること。

トラック 1 及び 2 はテープの走行方向に対して同時に用い,また,トラック 3 及び 4 は反対方向に対し

てそれぞれ使用する。

トラック 1 及び 4 は左側チャネルの録音,また,トラック 2 及び 3 は右側チャネルの録音にそれぞれ使

用する。

14.3.2

業務用の トラック−チャネル−単方向録音 

図 15 によること。

14.3.3

業務用の トラック−チャネル−単方向録音

図 16 によること。

14.4  50.8mm

幅テープのトラックパターン

14.4.1

業務用の 16 トラック−16 チャネル−単方向録音

図 17 によること。

14.4.2

業務用の 24 トラック−24 チャネル−単方向録音

図 18 によること。

14.4.3

業務用の 32 トラック−32 チャネル−単方向録音

図 19 によること。


11

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5

)

図 5  業務用の トラック−チャネル−単方向−モノ録音(14.1.1 参照)


12

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5)

図 6  業務用及び民生用の トラック−チャネル−双方向−モノ録音(14.1.2 参照)


13

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5

)

図 7  業務用及び民生用の トラック−チャネル−単方向−ステレオ録音(14.1.3 及び図 参照)

[NAB 規格磁気テープ録音再生(リール・ツー・リール)1965 年 4 月に基づく。


14

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5)

図 8  業務用及び民生用の トラック−チャネル−単方向−ステレオ録音(14.1.3 参照及び図 参照)


15

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5

)

図 9  民生用の トラック−チャネル−双方向−モノ録音(14.1.4 参照)

          民生用の トラック−チャネル−双方向−ステレオ録音(14.1.5 参照)


16

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5)

図 10  業務用及び民生用の トラック−チャネル−単方向−クワドラ緑音又はそのほかのチャネル相互に関係する録音(14.1.6 参照)


17

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5

)

図 11  業務用の トラック−チャネル−単方向−ステレオ録音(14.2.1 参照)


18

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5)

図 12  業務用の トラック−チャネル−双方向−ステレオ録音(14.2.2 参照)


19

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5

)

図 13  業務用の トラック−チャネル−単方向−クワドラ録音 

[又はその他のチャネル相互に閥係する録音(14.2.3 参照)]


20

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5)

図 14  業務用の トラック−チャネル−双方向−ステレオ録音(14.3.1 参照)


21

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5

)

図 15  業務用の トラック−チャネル−単方向録音(14.3.2 参照)


22

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5)

図 16  業務用の トラック−チャネル−単方向録音(14.3.3 参照)


23

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5

)

図 17  業務用の 16 トラック−16 チャネル−単方向録音(14.4.1 参照)


24

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5)

図 18  業務用の 24 トラック−24 チャネル−単方向録音(14.4.2 参照)


25

C

5567-1

989 (

IEC
94-6-

198

5

)

図 19  業務用の 32 トラック−32 チャネル−単方向録音(14.4.2 参照)


26

C5567-1989 (IEC94-6-1985)

新規原案調査作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

吉  川  昭吉郎

幾徳工業大学

伊  藤  福  蔵 TDK 株式会社

船  越  正  次 TDK 株式会社

狩  野  政  男

社団法人日本電子機械工業会

郷  木      昇

財団法人電波技術協会

岩  下  隆  二

パイオニア株式会社

高  須  大八郎

ティアック株式会社 AV 事業部

斉  藤      健

ティアック株式会社入間工場

臼  田  元  大

社団法人日本レコード協会

菊  田  俊  雄

キングレコード株式会社

小  林  一  磨

株式会社ポニーキャニオン

竹ヶ原  俊  幸

日本放送協会

工  藤  俊一郎

社団法人日本民間放送連盟

富  田      保

株式会社東京放送

樋  口  安  宣

住友スリーエム株式会社

佐  藤  周  二

ソニーマグネプロダクツ株式会社

渡  辺  史  郎

日立マクセル株式会社

加  藤      浩

富士写真フイルム株式会社

本  田  幸  雄

通商産業省機械情報産業局

前  田  勲  男

工業技術院標準部

池  田  順  一

財団法人日本規格協会

満  間      猛

社団法人日本磁気メディア工業会