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C 4526-2-5

:2005 (IEC 61058-2-5:1994)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日

本工業規格である。

これによって,JIS C 4526-2-5:2000 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 61058-2-5:1994,Switches for

appliances

−Part 2-5 : Particular requirements for change-over selectors を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

JIS C 4526

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS C 4526-1

第 1 部:一般要求事項

JIS C 4526-2-1

第 2-1 部:コードスイッチの個別要求事項

JIS C 4526-2-4

第 2-4 部:独立形固定スイッチの個別要求事項

JIS C 4526-2-5

第 2-5 部:切換セレクタの個別要求事項


C 4526-2-5

:2005 (IEC 61058-2-5:1994)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

1

4.

  一般要求事項

2

5.

  試験に関する一般注意事項

2

6.

  定格

2

7.

  分類

2

8.

  表示及び文書

2

9.

  感電に対する保護

2

10.

  接地接続の手段

2

11.

  端子及び端子部

2

12.

  構造

2

13.

  機構

3

14.

  固形異物,じんあい,水の浸入及び高湿状態に対する保護

3

15.

  絶縁抵抗及び耐電圧

3

16.

  温度上昇

3

17.

  耐久性

3

18.

  機械的強度

4

19.

  ねじ,通電部品及び接続

4

20.

  空間距離,沿面距離,固体絶縁及び剛性プリント配線板アセンブリのコーティング

4

21.

  耐熱性及び耐火性

4

22.

  耐食性

4

23.

  電子的スイッチの異常動作及び故障状態

4

24.

  構成部品

4

25.

  EMC 要求事項

4

附属書

5

 


日本工業規格

JIS

 C

4526-2-5

:2005

(IEC 61058-2-5

:1994

)

機器用スイッチ−

第 2-5 部:切換セレクタの個別要求事項

Switches for appliances

Part 2-5 : Particular requirements for change-over selectors

序文  この規格は,1994 年に第 1 版として発行された IEC 61058-2-5,Switches for appliances−Part 2-5 :

Particular requirements for change-over selectors

を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業

規格であり,JIS C 4526-1:2005(機器用スイッチ−第 1 部:一般要求事項)と併読する規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格とは異なるが,実質の差異はなく,主に

JIS C 4526-1:2005

の項目番号及び名称に合わせる上で相違が生じた部分である。

1.

適用範囲  この規格は,JIS C 4526-1 の 1.  によるほか,次による。ただし,1.11.3 は,この規格に

よる。

1.1

この規格は,定格電圧が 440 V 以下,定格電流が 63 A 以下で,家庭用,又はこれに類する用途の機

器及び他の装置の内部若しくは外郭に付けるか又はこれとともに使用され,手,足その他の人間の動作に

よって動かされる機器用切換セレクタについて規定する。

1.2

この規格は,機器若しくは装置に又はそれと組み合わせるか若しくは組み込むように意図された切

換セレクタについて規定する。

備考 1.  (削除)

参考  原国際規格から“備考 1.  熱帯性気候用に変更する場合,要求事項の追加が必要にな

る場合がある”を削除した。

 2.

機器及び装置に関する規格が,切換装置に対して追加の,又は代替の要求事項を含んでいる

場合があるので注意を要する。

 3.

この規格を通じて,

“機器”という用語は,

“機器又は装置”を意味する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

IEC 61058-2-5 : 1994

,Switches for appliances−Part 2-5 : Particular requirements for change-over

selectors

(IDT)

1.3

この規格は,電子部品を組み込んだ切換セレクタにも適用する。

2.

引用規格  引用規格は,JIS C 4526-1 の 2.  による。

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 4526-1 の 3.  によるほか,次による。


2

C 4526-2-5

:2005 (IEC 61058-2-5:1994)

3.3.101

切換セレクタ(change-over selector)  一つ又はそれ以上の電気回路の接続の変更に使用する,電

流を開閉するのではなく,電流を流すように設計された装置。

4.

一般要求事項  一般要求事項は,JIS C 4526-1 の 4.  による。

5.

試験に関する一般注意事項  試験に関する一般注意事項は,JIS C 4526-1 の 5.  によるほか,次による。

ただし,5.5.15.5.2 及び 5.5.3 は,この規格では適用しない。

5.5.101

  13.18.  の試験については,試料番号 3∼5 を使用する。

6.

定格  定格は,JIS C 4526-1 の 6.  による。

7.

分類  分類は,JIS C 4526-1 の 7.  によるほか,次による。ただし,7.1.2 は,この規格では適用しない。

7.1.4.101

  50 動作サイクル

7.1.7.101

  ロック切換セレクタ

7.1.7.102

  アンロック切換セレクタ

7.1.7.103

  工具で操作される切換セレクタ

備考  アクチュエータの複雑な操作(例えば,スイッチの動作を完了するための少なくとも二つの異

なる方向への後続操作による。

)は,ロック手段とみなす。

8.

表示及び文書  表示及び文書は,JIS C 4526-1 の 8.  によるほか,次による。ただし,表 の番号 4.5

4.88.1 及び 8.4.18.4.4 は,この規格では適用しない。

 101  切換セレクタ情報

番号

項目

切換セレクタ

−  特定タイプ参照記号付き               U.T. 
−  共通タイプ参照記号付き     C.T.

101 

切換装置のタイプ

101.1 

切換セレクタの記号  Ma

Do

8.3

JIS C 4526-1

の 8.3 によるほか,次による。

切換セレクタに関する記号は動作サイクル数に関する記号を囲む箱として示す。……………………1E3

8.101

  アクチュエータの異なる位置をはっきりと表示しなければならない。

適否は,目視検査によって判定する。

9.

感電に対する保護  感電に対する保護は,JIS C 4526-1 の 9.  による。

10.

接地接続の手段  接地接続の手段は,JIS C 4526-1 の 10.  による。

11.

端子及び端子部  端子及び端子部は,JIS C 4526-1 の 11.  による。

12.

構造  構造は,JIS C 4526-1 の 12.  によるほか,次による。

12.2.1  JIS C 4526-1

の 12.2.1 によるほか,次による。


3

C 4526-2-5

:2005 (IEC 61058-2-5:1994)

アクチュエータのロック手段は,工具を使用しない限り,それを移動又は除去できないように固定しな

ければならない。

12.2.101

切換セレクタは規定の定格電流を通すことができなければならず,短絡電流といったような規定

の異常回路状態で,電流を規定時間流すことができなければならない。

13.

機構  機構は,JIS C 4526-1 の 13.  によるほか,次による。

13.1  JIS C 4526-1

の 13.1 は,7.1.7.101 及び 7.1.7.103 に従って区分される切換セレクタには適用しない。

14.

固形異物,じんあい,水の浸入及び高湿状態に対する保護  固形異物,じんあい及び水の浸入に対す

る保護並びに高湿状態に対する保護は,JIS C 4526-1 の 14.  による。

15.

絶縁抵抗及び耐電圧  絶縁抵抗及び耐電圧は,JIS C 4526-1 の 15.  による。

16.

温度上昇  温度上昇は,JIS C 4526-1 の 16.  によるほか,次による。

16.2.2  JIS C 4526-1

の 16.2.2 によるほか,次による。

j) 

の試験については,試料に 20 回の動作サイクルを加えない。

17.

耐久性  耐久性は,JIS C 4526-1 の 17.  によるほか,次による。ただし,17.2.1 及び 17.2.3.4.117.2.5.3

は,この規格では適用しない。

17.101

機械的耐久試験  7.1.4.17.1.4.6 に従って区分される切換セレクタについては,機械的耐久試験を

行う。熱的及び機械的状態は,17.2.2 及び 17.2.3 のとおりである。試験中,切換セレクタには電気負荷を

加えない。

ロック手段をもつ切換セレクタ(7.1.7.101 に基づいて区分される。

)については,ロック機構についても

機械的耐久試験を行う。ただし,この試験は別個に行うことができ,別個の試験用試料を使用することが

できる。

7.1.4.7

7.1.4.8 及び 7.1.4.101 に基づいて区分される切換セレクタについては,機械的耐久試験を行い,

その試験の後で 11.1.1.3.4 に基づく温度サイクル試験を行う。

試験後,17.3 に基づく条件が満たしていれば,スイッチは適合しているものとみなす。

備考  ねじなし端子をもつ切換セレクタについては,11.1.1.3.4 の試験中にこの試験を行う。

17.102

異常動作  アンロック切換セレクタ(7.1.7.102 に基づいて区分される。)は,異常動作の下で十分

な切換容量をもたなければならない。

交流と直流の両用に意図されたアンロック切換セレクタについては,一組の試験用試料に cos

φ

=0.6 の

定格負荷で 10 動作サイクルを加え,別の一組の試験用試料に直流定格非誘導負荷で 10 動作サイクルを加

えることによって適否を判定する。他の切換セレクタは,関係する性質の電源で試験する。

アンロック切換セレクタは,周囲温度 25±10  ℃で手で操作する。

試験後,次の場合にはスイッチが適合しているものとみなす。

−  すべての動作が宣言されたとおりに機能する。

−  端子の温度上昇試験を定格電流で行う点を除き,16.2 に従って試験したときに,端子の温度上昇が 55

K

以下である。


4

C 4526-2-5

:2005 (IEC 61058-2-5:1994)

18.

機械的強度  機械的強度は,JIS C 4526-1 の 18.  による。

19.

ねじ,通電部品及び接続  ねじ,通電部品及び接続は,JIS C 4526-1 の 19.  による。

20.

空間距離,沿面距離,固体絶縁及び剛性プリント配線板アセンブリのコーティング  空間距離,沿面

距離,固体絶縁及び剛性プリント配線板アセンブリのコーティングは,JIS C 4526-1 の 20.  による。

21.

耐熱性及び耐火性  耐熱性及び耐火性は,JIS C 4526-1 の 21.  による。

22.

耐食性  耐食性は,JIS C 4526-1 の 22.  による。

23.

電子的スイッチの異常動作及び故障状態  電子的スイッチの異常動作及び故障状態は,JIS C 4526-1

の 23.  による。

24.

構成部品  構成部品は,JIS C 4526-1 の 24.  による。

25.  EMC

要求事項  EMC 要求事項は,JIS C 4526-1 の 25.  による。


5

C 4526-2-5

:2005 (IEC 61058-2-5:1994)

附属書

附属書は,JIS C 4526-1 

附属書 A∼附属書 による。