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C 3663-6

:2007 (IEC 60245-6:1994, Amd.1:1997, Amd.2:2003)

(1) 

目  次

ページ

序文

1

1

  総則

1

1.1

  適用範囲

1

1.2

  引用規格

1

2

  アーク溶接電極ケーブル

2

2.1

  記号

2

2.2

  定格電圧

2

2.3

  構造

2

2.4

  試験

2

2.5

  使用指針

2


C 3663-6

:2007 (IEC 60245-6:1994, Amd.1:1997, Amd.2:2003)

(2) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本電線

工業会(JCMA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査

会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS C 3663-6:2003 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。

JIS C 3663

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

C

3663-1

第 1 部:一般的要求事項

JIS

C

3663-2

第 2 部:試験方法

JIS

C

3663-3

第 3 部:耐熱シリコンゴム絶縁ケーブル

JIS

C

3663-4

第 4 部:コード及び可とうケーブル

JIS

C

3663-5

第 5 部:エレベータケーブル

JIS

C

3663-6

第 6 部:アーク溶接電極ケーブル

JIS

C

3663-7

第 7 部:耐熱性エチレンビニルアセテートゴム絶縁ケーブル

JIS

C

3663-8

第 8 部:高可とう性コード


   

日本工業規格

JIS

 C

3663-6

:2007

(IEC 60245-6

:1994

, Amd.1

:1997

, Amd.2

:2003

)

定格電圧 450/750 V  以下のゴム絶縁ケーブル−

第 6 部:アーク溶接電極ケーブル

Rubber insulated cables

−Rated voltages up to and including 450/750 V−

Part 6: Arc welding electrode cables

序文

この規格は,

1994

年に第 2 版として発行された IEC 60245-6

Amendment 1 (1997)

及び Amendment 2 (2003)

を基に,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格である。ただし,追補(amendment)について

は,編集し,一体とした。また,箇条番号は,対応国際規格に合わせた。

1

総則

1.1

適用範囲

この規格は,アーク溶接電極ケーブルの個別仕様について規定する。すべてのケーブルは,JIS C 3663-1

に規定された該当要求事項及びこの規格の個別要求事項に適合しなければならない。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60245-6:1994

,Rubber insulated cables−Rated voltages up to and including 450/750 V−Part 6:

Arc welding electrode cables

,Amendment 1 (1997)及び Amendment 2 (2003) (IDT)

なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,一致していることを示す。

1.2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。

これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追

補を含む。

)には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 3660-1-1:2003

  電気・光ケーブルの絶縁体及びシース材料の共通試験方法−第 1-1 部:試験法総

則−厚さ及び仕上寸法の測定−機械的特性試験

注記  対応国際規格:IEC 60811-1-1,Common test methods for insulating and sheathing materials of

electric cables and optical cables

−Part 1-1: Methods for general application−Measurement of

thickness and overall dimensions

−Tests for determining the mechanical properties 及び Amendment

1 (IDT)

JIS C 3660-1-2:2003

  電気・光ケーブルの絶縁体及びシース材料の共通試験方法−第 1-2 部:試験法総

則−熱老化試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60811-1-2,Common test methods for insulating and sheathing materials of

electric cables

−Part 1: Methods for general application−Section Two : Thermal ageing methods,

Amendment 1

及び Amendment 2 (IDT)

JIS C 3660-2-1:2003

  電気・光ケーブルの絶縁体及びシース材料の共通試験方法−第 2-1 部:エラスト


2

C 3663-6

:2007 (IEC 60245-6:1994, Amd.1:1997, Amd.2:2003)

   

マーの特性試験方法−オゾン,ホットセット及び耐油試験

注記  対応国際規格:IEC 60811-2-1,Common test methods for insulating and sheathing materials of

electric and optical cables

−Part 2-1: Methods specific to elastomeric compounds−Ozone resistance,

hot set and mineral oil immersion tests

及び Amendment 1 (IDT)

JIS C 3663-1

  定格電圧 450/750 V 以下のゴム絶縁ケーブル−第 1 部:一般的要求事項

注記  対応国際規格:IEC 60245-1,Rubber insulated cables−Rated voltages up to and including 450/750

V

−Part 1: General requirements (MOD)

JIS C 3663-2:2003

  定格電圧 450/750 V 以下のゴム絶縁ケーブル−第 2 部:試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60245-2,Rubber insulated cables−Rated voltages up to and including 450/750

V

−Part 2: Test methods,Amendment 1 及び Amendment 2 (MOD)

2

アーク溶接電極ケーブル

2.1

記号

ゴムでシースしたアーク溶接電極ケーブル:60245 IEC 81

クロロプレン又はこれと同等の合成ゴムでシースされたアーク溶接電極ケーブル:60245 IEC 82

2.2

定格電圧

このケーブルは,主として溶接用として使用するため,定格電圧は規定しない。

2.3

構造

2.3.1

導体

線心数:1

導体は,

表 の要求事項による。素線は,めっきなし又はめっきありのいずれかとする。

2.3.2

セパレータ

導体上には,適切な材料のセパレータを施す。

2.3.3

被覆

導体及びセパレータには,次の構成の一つを被覆する。

2.3.3.1

絶縁体及びシースを一体で構成する場合は,最小引張強さが 12 N/mm

2

のタイプ SE 3 のゴムコン

パウンドを押出し被覆する。被覆の厚さは,

表 の 3 欄に示す。

2.3.3.2

絶縁体及びシースを一体で構成する場合は,タイプ SE 4 のクロロプレンゴム又はこれと同等の

合成エラストマーコンパウンドを押出し被覆する。被覆の厚さは,

表 の 3 欄に示す。

2.3.3.3

タイプ IE 4 のゴムコンパウンドの絶縁体,タイプ SE 4 のクロロプレンゴム又はこれと同等の合

成エラストマーコンパウンドのシースからなる押出し混成被覆とする。絶縁体の上には,繊維テープを施

してもよい。混成被覆の合計厚さは,

表 の 3 欄に示す。シースの厚さは,表 の 4 欄に示す。

絶縁体は,押出し被覆による場合以外は 2 層以上とする。

2.3.4

仕上外径

平均仕上外径は,

表 の 5 欄及び 6 欄の範囲内とする。

2.4

試験

2.3

の要求事項への適合性は,検査及び

表 の試験によって確認する。

2.5

使用指針

検討中


3

C 3663-6

:2007 (IEC 60245-6:1994, Amd.1:1997, Amd.2:2003)

表 1−タイプ  60245 IEC 81 及び 60245 IEC 82 の一般的要求値

1

2

3

4

5 6 7 8

平均仕上外径

最大導体抵抗

導体公称

断面積

mm

2

導体の最大

素線径

mm

被覆の合計

厚さ規定値

2)

mm

混成被覆

1)

シース厚さ

規定値

2)

mm

下限

mm

上限

mm

めっき

あり

Ω/km

めっき

なし

Ω/km

16 0.21 2.0  1.3

8.8

11.0

1.19

1.16

25 0.21 2.0  1.3

10.1

12.7

0.780

0.758

35 0.21 2.0  1.3

11.4

14.2

0.552

0.536

50 0.21 2.2  1.5

13.2

16.5

0.390

0.379

70 0.21 2.4  1.6

15.3

19.2

0.276

0.268

95 0.21 2.6  1.7

17.1

21.4

0.204

0.198

1)

混成被覆の絶縁体厚さは,測定しない。

2)

厚さは,JIS C 3663-1 の 5.5.3 によって測定する。

表 2−タイプ 60245 IEC 81 及び 60245 IEC 82 の試験

1 2 3  4

項目

No.

試験

試験の

種類

試験方法

JIS C

適用箇条

1

電気試験

1.1

導体抵抗

T

,S

3663-2 2.1 

1.2

完成品ケーブルの耐電圧試験

(1 000 V)

T

,S

3663-2 2.2 

2

構造及び寸法特性の規定

2.1

構造の適合性の確認

T

,S

3663-1 

目視検査及び

手触り試験

2.2

絶縁体厚さの測定

T

,S

3663-2 1.9 

2.3

仕上外径の測定

2.3.1

平均値

T

,S

3663-2 1.11 

2.3.2

真円度

T

,S

3663-2 1.11 

3

絶縁体の機械的特性

1)

3.1

老化前の引張試験 T

3660-1-1 9.1 

3.2

老化後の引張試験 T

3663-2 4. 

3.3

空気加圧での老化後の引張試験 T

3660-1-2 8.2 

3.4

ホットセット試験 T

3660-2-1 9. 

3.5

オゾン試験 T

3660-2-1 8. 

4

被覆又は混成被覆のシースの機
械的特性

4.1

老化前の引張試験 T

3660-1-1 9.2 

4.2

老化後の引張試験 T

3660-1-2 8.1.3.1 

4.3

浸油後の引張試験

2)

 T

3660-2-1 10. 

4.4

(削除)

4.5

ホットセット試験 T

3660-2-1 9. 

5

完成品ケーブルの機械的強度

5.1

静的可とう性試験 T

3663-2 3.2 

1)

タイプ IE 4 のゴムコンパウンドを分離可能な絶縁体とした混成被覆をもつ,ケーブ

ルについてだけ適用する。

2)

タイプ  60245 IEC 82 についてだけ適用する。


4

C 3663-6

:2007 (IEC 60245-6:1994, Amd.1:1997, Amd.2:2003)

   

参考文献  JIS C 3404  溶接用ケーブル