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C 3663-3

:2003 (IEC 60245-3 : 1994    Amendment 1 : 1997)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人  日本電

線工業会(JCMA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調

査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS C 3663-3:1998 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60245-3:1994,Rubber insulated

cables - Rated voltages up to and including 450/750V - Part 3 : Heat resistant silicone insulated cables

を基礎とし

て用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS C 3663

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

C

3663-1

第1部 : 一般的要求事項

JIS

C

3663-2

第2部 : 試験方法

JIS

C

3663-3

第3部 : 耐熱シリコンゴム絶縁ケーブル

JIS

C

3663-4

第4部 : コード及び可とうケーブル

JIS

C

3663-5

第5部 : エレベータケーブル

JIS

C

3663-6

第6部 : アーク溶接電極ケーブル

JIS

C

3663-7

第7部 : 耐熱性エチレンビニルアセテートゴム絶縁ケーブル

JIS

C

3663-8

第8部 : 高可とう性コード


C 3663-3

:2003 (IEC 60245-3 : 1994    Amendment 1 : 1997)

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  総則

1

1.1

  適用範囲 

1

1.2

  引用規格 

1

2.

  180℃耐熱シリコンゴム絶縁ケーブル 

2

2.1

  記号

2

2.2

  定格電圧 

2

2.3

  構造

2

2.4

  試験

2

2.5

  使用指針 

2

 


日本工業規格

JIS

 C

3663-3

:2003

(IEC 60245-3

:1994

Amendment 1:1997

)

定格電圧 450/750V 以下のゴム絶縁ケーブル−

第 3 部 : 耐熱シリコンゴム絶縁ケーブル

Rubber insulated cables - Rated voltages up to and including 450/750V -

Part 3 : Heat resistant silicone insulated cables

序文  この規格は,1994 年に第 2 版として発行された IEC 60245-3:1994,Rubber insulated cables - Rated

voltages up to and including 450/750V - Part 3 : Heat resistant silicone insulated cables

及び Amendment 1(1997)

を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格である。ただし,追補(Amendment)に

ついては,編集し,一体とした。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。

1.

総則

1.1

適用範囲  この規格は,定格電圧 300/500V のシリコンゴム絶縁ケーブルの個別仕様について規定す

る。すべてのケーブルは,JIS C 3663-1 の該当要求事項及びこの規格の個別要求事項に適合しなければな

らない。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD(修

正している)

,NEQ(同等でない)とする。

IEC 60245-3:1994

,Rubber insulated cables - Rated voltages up to and including 450/750V - Part 3 :

Heat resistant silicone insulated cables

及び Amendment 1(1997)(IDT)

1.2

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 3660-1-1

,電気・光ケーブルの絶縁体及びシース材料の共通試験方法−第 1-1 部:試験法総則−

厚さ及び仕上寸法の測定−機械的特性試験

備考 IEC 60811-1-1 : 1993, Common test methods for insulating and sheathing materials of electric and

optical cables - Part 1-1 : Methods for general application - Measuring of thickness and overall

dimensions - Tests for determining the mechanical properties

及び Amendment 1(2001)が,この規

格と一致している。

JIS C 3660-1-2

,電気・光ケーブルの絶縁体及びシース材料の共通試験方法−第 1-2 部:試験法総則−

熱老化試験方法

備考 IEC 60811-1-2 : 1985, Common test methods for insulating and sheathing materials of electric and

optical cables - Part 1-2 : Methods for general application - Thermal ageing methods

並びに

Amendment 1 (1989)

及び Amendment 2(2000)が,この規格と一致している。

JIS C 3660-2-1

,電気・光ケーブルの絶縁体及びシース材料の共通試験方法−第 2-1 部:エラストマー


2

C 3663-3

:2003 (IEC 60245-3 : 1994    Amendment 1 : 1997)

の特性試験方法−オゾン,ホットセット及び耐油試験

備考 IEC 60811-2-1 : 1998, Common test methods for insulating and sheathing materials of electric and

optical cables - Part2-1 : Methods specific to elastomeric compounds - Ozone resistance, hot set and

mineral oil immersion test

及び Amendment 1(2001)が,この規格と一致している。

JIS C 3663-1

,定格電圧 450/750V 以下のゴム絶縁ケーブル−第 1 部:一般的要求事項

備考  IEC 60245-1 : 1994, Rubber insulated cables - Rated voltages up to and including 450/750V - Part

1 : General requirements

並びに Amendment 1 (1997)  及び Amendment 2(1997)からの引用事

項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS C 3663-2

,定格電圧 450/750V 以下のゴム絶縁ケーブル−第 2 部:試験方法

備考 IEC 

60245-2 : 1994

,Rubber insulated cables - Rated voltages up to and including 450/750V - Part

2

:Test methods 並びに Amendment 1(1997)及び Amendment 2(1997)からの引用事項は,

この規格の該当事項と同等である。

JIS C 3664

,絶縁ケーブルの導体

備考  IEC 60228 : 1987, Conductors of insulated cables が,この規格と一致している。

2.

180

℃耐熱シリコンゴム絶縁ケーブル

2.1

記号  60245 IEC 03

2.2

定格電圧  300/500V

2.3

構造

2.3.1

導体  線心数:1

導体は,JIS C 3664 の class 5 の要求事項による。

素線は,めっきなし,すずめっきあり又はすず以外の金属,例えば,銀めっきを施したものでもよい。

2.3.2

セパレータ  適切なセパレータを導体上に施してもよい。

2.3.3

絶縁体  絶縁体は,導体上に 1 層のタイプ IE 2 のシリコンゴムコンパウンドを被覆する。

絶縁体厚さは,

表 の 2 の規定値による。

2.3.4

外部編組  線心は,JIS C 3663-1 の 5.4.2 に適合するように処理したガラス繊維編組によって保護

する。

2.3.5

仕上外径  平均仕上外径は,表 の 3 及び 4 に示す範囲内とする。

2.4

試験  2.3 の要求事項への適合性は,表 の試験によって確認する。

2.5

使用指針  通常の使用状態における導体最高温度:180℃


3

C 3663-3

:2003 (IEC 60245-3 : 1994    Amendment 1 : 1997)

表 1  タイプ  60245 IEC 03 の寸法

1 2 3  4

平均仕上外径

公称断面積

mm

2

絶縁体厚さ

規定値

mm

下限

mm

上限

mm

0.5 0.6 2.6  3.3

0.75 0.6  2.8  3.5

1 0.6

2.9 3.7

1.5 0.7 3.4  4.2

2.5 0.8 4.0  5.0

4 0.8

4.5 5.6

6 0.8

5.0 6.2

10 1.0

6.2 7.8

16 1.0

7.3 9.1

表 2  タイプ 60245 IEC03 の試験

1 2  3

4

項目 No.

試験

試験の種類

試験方法

JIS C

適用箇条

1

電気試験

1.1

導体抵抗 T, S

3663-2

2.1

1.1

耐電圧試験(2 000V)

T, S

3663-2

2.2

2

構造及び寸法特性の規定

2.1

構造の適合性の確認 T, S

3663-1

目視検査及び

手ざわり試験

2.2

絶縁体厚さの測定 T, S

3663-2

1.9

2.3

仕上外径の測定

2.3.1

平均値 T, S

3663-2

1.11

2.3.2

真円度 T, S

3663-2

1.11

3

絶縁体の機械的特性

3.1

老化前の引張試験 T

3660-1-1

9.1

3.2

老化後の引張試験 T

3660-1-2

8.1.3.1

3.3

ホットセット試験 T

3660-2-1

9

関連規格  JIS C 3323  600V けい素ゴム絶縁電線