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C 3662-5:2017

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1  適用範囲  

1

1.1  適用範囲  

1

1.2  引用規格  

1

2  平形金糸コード  

2

2.0A  一般  

2

2.1  記号  

2

2.2  定格電圧  

2

2.3  構造  

3

2.4  試験  

3

2.5  使用指針  

3

3  (規定なし)  

4

4  装飾電灯器具用ビニルコード  

4

4.1  記号  

4

4.2  定格電圧  

4

4.3  構造  

4

4.3A  要求事項(構造以外)  

5

4.4  試験  

5

4.5  使用指針  

5

5  ライトビニルシースコード  

6

5.1  記号  

6

5.2  定格電圧  

6

5.3  構造  

6

5.3A  要求事項(構造以外)  

7

5.4  試験  

7

5.5  使用指針  

7

6  オーディナリービニルシースコード  

8

6.1  記号  

8

6.2  定格電圧  

8

6.3  構造  

9

6.3A  要求事項(構造以外)  

9

6.4  試験  

9

6.5  使用指針  

9

7  耐熱性ライトビニルシースコード(導体最高温度 90  ℃用)  

11

8  耐熱性オーディナリービニルシースコード(導体最高温度 90  ℃用)  

12


C 3662-5:2017  目次

(2)

ページ

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

13


C 3662-5:2017

(3)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本

電線工業会(JCMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を

改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格で

ある。これによって,JIS C 3662-5:2009 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS C 3662 の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS C 3662-1  第 1 部:通則

JIS C 3662-2  第 2 部:試験方法

JIS C 3662-3  第 3 部:固定配線用シースなしケーブル

JIS C 3662-4  第 4 部:固定配線用シース付きケーブル

JIS C 3662-5  第 5 部:可とうケーブル(コード)

JIS C 3662-6  第 6 部:エレベータケーブル及び可とう接続用ケーブル

JIS C 3662-7  第 7 部:遮へい付き又は遮へいなしの 2 心以上の多心可とうケーブル


日本工業規格

JIS

 C

3662-5

:2017

定格電圧 450/750 V 以下の塩化ビニル絶縁ケーブル

-第 5 部:可とうケーブル(コード)

Polyvinyl chloride insulated cables of rated voltages up to and including

450/750 V-Part 5: Flexible cables (cords)

序文 

この規格は,2011 年に第 3 版として発行された IEC 60227-5 を基とし,安全性を確認できない製品を削

除し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,附属書 JA に示す。

適用範囲 

1.1 

適用範囲 

この規格は,定格電圧 300/500 V 以下の塩化ビニル絶縁可とうケーブル(コード)について規定する。

全てのケーブルは,JIS C 3662-1 の該当要求事項及びこの規格の個別要求事項に適合しなければならない。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60227-5:2011,Polyvinyl chloride insulated cables of rated voltages up to and including 450/750 V

-Part 5: Flexible cables (cords)(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,“修正している”

ことを示す。

1.2 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。

JIS C 3660-1-1:2003  電気・光ケーブルの絶縁体及びシース材料の共通試験方法-第 1-1 部:試験法総

則-厚さ及び仕上寸法の測定-機械的特性試験

注記 1  対応国際規格:IEC 60811-1-1:1993,Common test methods for insulating and sheathing materials

of electric cables-Part 1: Methods for general application-Section 1: Measurement of thickness

and overall dimensions-Tests for determining the mechanical properties 及び Amendment 1:2001

(IDT)

注記 2  IEC 60811 の規格群は,部の再編成のため改正中である。IEC 60811-100 に現行及び計画中

の部編成の相互参照表がある。以下,JIS C 3660 の規格群の対応国際規格に関する注記に

おいて同じ。

JIS C 3660-1-2:2003  電気・光ケーブルの絶縁体及びシース材料の共通試験方法-第 1-2 部:試験法総

則-熱老化試験方法


2

C 3662-5:2017

注記  対応国際規格:IEC 60811-1-2:1985,Common test methods for insulating and sheathing materials of

electric cables-Part 1-2: Methods for general application-Thermal ageing methods,Amendment

1:1989 及び Amendment 2:2000(IDT)

JIS C 3660-1-4:2003  電気・光ケーブルの絶縁体及びシース材料の共通試験方法-第 1-4 部:試験法総

則-低温試験

注記  対応国際規格:IEC 60811-1-4:1985,Common test methods for insulating and sheathing materials of

electric cables-Part 1-4: Methods for general application-Tests at low temperature,Amendment

1:1993 及び Amendment 2:2001(IDT)

JIS C 3660-3-1:2003  電気・光ケーブルの絶縁体及びシース材料の共通試験方法-第 3-1 部:ビニルコ

ンパウンドの試験方法-加熱変形試験-巻付加熱試験

注記  対応国際規格:IEC 60811-3-1:1985,Common test methods for insulating and sheathing materials of

electric cables-Part 3-1: Methods specific to PVC compounds-Pressure test at high temperature-

Tests for resistance to cracking,Amendment 1:1994 及び Amendment 2:2001(IDT)

JIS C 3660-3-2:2011  電気・光ケーブルの絶縁体及びシース材料の共通試験方法-第 3-2 部:ビニルコ

ンパウンドの試験方法-加熱減量試験及び熱安定性試験

注記  対応国際規格:IEC 60811-3-2:1985,Common test methods for insulating and sheathing materials of

electric cables-Part 3-2: Methods specific to PVC compounds-Loss of mass test-Thermal

stability test,Amendment 1:1993 及び Amendment 2:2003(IDT)

JIS C 3662-1:2009  定格電圧 450/750 V 以下の塩化ビニル絶縁ケーブル-第 1 部:通則

注記  対応国際規格:IEC 60227-1:2007,Polyvinyl chloride insulated cables of rated voltages up to and

including 450/750 V-Part 1: General requirements(MOD)

JIS C 3662-2:2009  定格電圧 450/750 V 以下の塩化ビニル絶縁ケーブル-第 2 部:試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60227-2:1997,Polyvinyl chloride insulated cables of rated voltages up to and

including 450/750 V-Part 2: Test methods 及び Amendment 1:2003(IDT)

JIS C 3664:2007  絶縁ケーブルの導体

注記  対応国際規格:IEC 60228,Conductors of insulated cables

JIS C 3665-1-2:2007  電気ケーブル及び光ファイバケーブルの燃焼試験-第 1-2 部:絶縁電線又はケー

ブルの一条垂直燃焼試験-1 kW 混合ガス炎による方法

注記  対応国際規格:IEC 60332-1-2,Tests on electric and optical fibre cables under fire conditions-Part

1-2: Test for vertical flame propagation for a single insulated wire or cable-Procedure for 1 kW

pre-mixed flame

平形金糸コード 

2.0A  一般 

次を除き,JIS C 3662-1 の該当要求事項に従わなければならない。

2.1 

記号 

60227 IEC 41 とする。

2.2 

定格電圧 

300/300 V とする。


3

C 3662-5:2017

2.3 

構造 

2.3.1 

導体 

線心数は,2 とする。

各導体は,綿,ポリアミド又はこれらと同等の材料のより糸に,1 本以上の銅又は銅合金の平らな線を

ら旋状に巻き付けて素線とし,その素線数本を束ねるか又はより合わせるかする。

導体抵抗は,表 の 5 欄の値以下とする。

2.3.2 

絶縁体 

絶縁体は,各導体上にタイプ PVC/D の塩化ビニルコンパウンドを被覆したものとする。

絶縁体の厚さは,表 の 1 欄の規定値による。

絶縁抵抗は,表 の 4 欄の規定値以上とする。

2.3.3 

線心の集合 

導体は,平行に並べて,絶縁体を被覆したものとする。

絶縁体は,線心の分離を容易にするため,導体間の両側に溝を設ける。

2.3.4 

仕上り外径 

平均仕上り外径は,表 の 2 欄及び 3 欄の範囲内とする。

2.4 

試験 

2.3 の要求事項への適合性は,表 の目視検査及び試験によって確認する。

2.5 

使用指針 

通常の使用状態における導体最高温度は,70  ℃とする。

表 1-タイプ 60227 IEC 41 の一般的要求値 

1 2 3 4 5

絶縁体厚さ

平均仕上り外径

a)

最小絶縁抵抗

最大導体抵抗

規定値

mm

下限

mm

上限

mm

(70  ℃)

M

Ω・km

(20  ℃)

Ω/km

0.8 2.2×4.4 3.5×7.0 0.019

270

a)

  平均仕上り外径は,IEC 60719 に基づき算出した。


4

C 3662-5:2017

表 2-タイプ 60227 IEC 41 の試験 

1 2  3

4

項目 No.

試験

試験の種類

試験方法を規

定した JIS

a)

適用箇条

電気試験

1.1 

導体抵抗

T,S

JIS C 3662-2 

2.1 

1.2 

完成品ケーブルの耐電圧試験(2 000 V)

T,S

JIS C 3662-2 

2.2 

1.3 

絶縁抵抗(70  ℃) T

JIS C 3662-2 

2.4 

構造及び寸法

JIS C 3662-1

JIS C 3662-2 

2.1 

構造の適合性の確認

T,S

JIS C 3662-1 

目視検査及び
手による試験

2.2 

絶縁体厚さの測定

T,S

JIS C 3662-2 

1.9 

2.3 

仕上り外径の測定

T,S

JIS C 3662-2 

1.11 

絶縁体の機械的特性

3.1 

老化前後の引張試験 T

JIS C 3660-1-1

JIS C 3660-1-2 

9.1

8.1 

3.2 

加熱減量試験 T

JIS C 3660-3-2 

8.1 

加熱変形試験 T

JIS C 3660-3-1 

8.1 

低温の弾性

5.1 

絶縁体の低温巻付試験 T

JIS C 3660-1-4 

8.1 

巻付加熱試験 T

JIS C 3660-3-1 

9.1 

完成品ケーブルの機械的強度

7.1 

曲げ試験 T

JIS C 3662-2 

3.2 

7.2 

引張衝撃強度試験 T

JIS C 3662-2 

3.3 

難燃性試験 T

JIS C 3665-1-2 

a)

  この表で引用する規格は,1.2(引用規格)に記載する規格の西暦年の版を使用する。

(規定なし) 

装飾電灯器具用ビニルコード 

4.1 

記号 

60227 IEC 43 とする。

4.2 

定格電圧 

300/300 V とする。

4.3 

構造 

4.3.1 

導体 

線心数は,1 とする。

導体は,JIS C 3664 のクラス 6 の要求事項による。

4.3.2 

絶縁体 

絶縁体は,2 層とし,導体上にタイプ PVC/D の塩化ビニルコンパウンドを 2 重に押し出して被覆したも

のとする。

絶縁体の外層は,内層と対比する色とし,内層と粘着させる。

絶縁体の内層及び外層を結合した厚さは,表 の 3 欄及び 4 欄による。各層の最小値は,表 の 2 欄の


5

C 3662-5:2017

規定値以上とする。

70  ℃における絶縁抵抗は,表 の 7 欄の規定値以上とする。

4.3.3 

線心識別 

外層の優先色は,緑とする。

4.3.4 

仕上り外径 

平均仕上り外径は,表 の 5 欄及び 6 欄の範囲内とする。

4.3A  要求事項(構造以外) 

4.3 以外の要求事項は,JIS C 3662-1 の該当特性要求事項に従わなければならない。

4.4 

試験 

4.4.1 

総則 

4.3 の要求事項への適合性は,表 の目視検査及び試験によって確認する。さらに,4.4.2 の長期直流耐

電圧試験によって確認する。

4.4.2 

長期直流耐電圧試験 

長期直流耐電圧試験は,次による。

a)

試料  完成品からシースを除去した 5 m の試料で試験を行う。ただし,シースなし平形コードについ

ては,線心を分離してはならない。

5 心までのケーブルについては,

各線心について試験を行う。5 心を超える多心ケーブルについては,

ケーブル内の各色につき 1 本の線心を試験し,色数が 5 色未満のものについては,必要に応じて同色

の線心を複数試験し,5 本以上の線心に対して試験を行う。

シースを取り除く作業の間は,線心に損傷を与えないように留意する。

b)  試験手順  試料は,温度 60±5  ℃,濃度 10 g/L の塩化ナトリウム水溶液に浸す。試料の両端は,水溶

液から長さ約 250 mm 突き出す。試料の導体を負極に接続し,塩化ナトリウム水溶液に浸した銅電極

を正極に接続して,直流 220 V の電圧を 240 時間印加する。

c)

判定基準  試験中,絶縁破壊してはならない。また,試験後,外観に損傷又はその兆候があってはな

らない。ただし,線心の変色については,無視する。

4.4.3 

(規定なし) 

4.5 

使用指針 

通常の使用状態における導体最高温度は,70  ℃とする。

表 3-タイプ 60227 IEC 43 の一般的要求値 

1 2 3 4 5 6  7

公称断面積

mm

2

各層の絶縁体

厚さ最小値

mm

仕上り絶縁体

厚さ最小値

mm

仕上り絶縁体

厚さ平均値

mm

平均仕上り外径

a)

最小絶縁抵抗

(70  ℃)

M

Ω・km

下限

mm

上限

mm

0.5  0.2 0.6 0.7 2.3 2.7 0.014

0.75 0.2 0.6 0.7 2.4 2.9 0.012

a)

  平均仕上り外径は,IEC 60719 に基づき算出した。


6

C 3662-5:2017

表 4-タイプ 60227 IEC 43 の試験 

1 2  3

4

項目 No.

試験

試験の種類

試験方法を規

定した JIS

a)

適用箇条

電気試験

1.1 

導体抵抗

T,S

JIS C 3662-2 

2.1 

1.2 

完成品ケーブルの耐電圧試験(2 000 V)

T,S

JIS C 3662-2 

2.2 

1.3 

絶縁抵抗(70  ℃) T

JIS C 3662-2 

2.4 

1.4 

長期直流耐電圧試験 T

JIS C 3662-5 

4.4.2 

構造及び寸法

JIS C 3662-1

JIS C 3662-2 

2.1 

構造の適合性の確認

T,S

JIS C 3662-1

JIS C 3662-5 

目視検査及び
手による試験

4.3 

2.2 

内層の絶縁体厚さの測定 
(最小厚だけ)

T,S

JIS C 3662-2 

1.9 

2.3 

外層の絶縁体厚さの測定 
(最小厚だけ)

T,S

JIS C 3662-2 

1.9 

2.4 

絶縁体厚さの測定

b)

T,S

JIS C 3662-2 

1.9 

2.5 

仕上り外径の測定

T,S

JIS C 3662-2 

1.11 

絶縁体の機械的特性

3.1 

老化前の引張試験

b)

 T

JIS C 3660-1-1 

9.1 

3.2 

老化後の引張試験

b)

 T

JIS C 3660-1-2 

8.1.3.1 

3.3 

加熱減量試験

b)

 T

JIS C 3660-3-2 

8.1 

加熱変形試験

b)

 T

JIS C 3660-3-1 

8. 

低温の弾性

5.1 

絶縁体の低温巻付試験

b)

 T

JIS C 3660-1-4 

8.1 

巻付加熱試験

b)

 T

JIS C 3660-3-1 

9.1 

難燃性試験 T

JIS C 3665-1-2 

a)

  この表で引用する規格は,1.2(引用規格)に記載する規格の西暦年の版を使用する。

b)

  二つの層を同じ材料で同時に押し出すため,合成層は 1 層として試験を行い,1 層として評価す

る。

ライトビニルシースコード 

5.1 

記号 

60227 IEC 52 とする。

5.2 

定格電圧 

300/300 V とする。

5.3 

構造 

5.3.1 

導体 

線心数は,2 及び 3 とする。

導体は,JIS C 3664 のクラス 5 の要求事項による。

5.3.2 

絶縁体 

絶縁体は,各導体上にタイプ PVC/D の塩化ビニルコンパウンドを被覆したものとする。

絶縁体の厚さは,表 の 2 欄の規定値による。

絶縁抵抗は,表 の 6 欄の規定値以上とする。


7

C 3662-5:2017

5.3.3 

線心の集合 

丸形コード:線心は,互いにより合わせる。

平形コード:線心は,平行に並べる。

5.3.4 

シース 

シースは,線心のより合せ上にタイプ PVC/ST5 の塩化ビニルコンパウンドを被覆したものとする。

シース厚さは,表 の 3 欄の規定値による。

シースは,介在物として線心間の隙間を充塡した場合,線心に粘着してはならない。線心のより合せ上

には,セパレータを施してもよい。ただし,セパレータは,線心に粘着してはならない。

完成品の丸形コードは,円形断面でなければならない。

5.3.5 

仕上り外径 

丸形コード及び平形コードの平均仕上り外径は,表 の 4 欄及び 5 欄の範囲内とする。

5.3A  要求事項(構造以外) 

5.3 以外の要求事項は,JIS C 3662-1 の該当特性要求事項に従わなければならない。

5.4 

試験 

5.3 の要求事項への適合性は,表 の目視検査及び試験によって確認する。

5.5 

使用指針 

通常の使用状態における導体最高温度は,70  ℃とする。

表 5-タイプ 60227 IEC 52 の一般的要求値 

1 2 3 4 5 6

線心数及び

絶縁体厚さ

シース厚さ

平均仕上り外径

a)

最小絶縁抵抗

公称断面積

mm

2

規定値

mm

規定値

mm

下限

mm

上限

mm

(70  ℃)

M

Ω・km

2×0.5 0.5  0.6  4.6

又は

3.0×4.9

5.9

又は

3.7×5.9

0.012

2×0.75 0.5

0.6

4.9

又は

3.2×5.2

6.3

又は

3.8×6.3

0.010

3×0.5

0.5 0.6 4.9 6.3

0.012

3×0.75

0.5 0.6 5.2 6.7

0.010

a)

  平均仕上り外径は,IEC 60719 に基づき算出した。


8

C 3662-5:2017

表 6-タイプ 60227 IEC 52 の試験 

1 2  3

4

項目 No.

試験

試験の種類

試験方法を規

定した JIS

a)

適用箇条

電気試験

1.1 

導体抵抗

T,S

JIS C 3662-2 

2.1 

1.2 

線心耐電圧試験(1 500 V)

T,S

JIS C 3662-2 

2.3 

1.3 

完成品ケーブルの耐電圧試験(2 000 V)

T,S

JIS C 3662-2 

2.2 

1.4 

絶縁抵抗(70  ℃) T

JIS C 3662-2 

2.4 

構造及び寸法

JIS C 3662-1

JIS C 3662-2 

2.1 

構造の適合性の確認

T,S

JIS C 3662-1 

目視検査及び
手による試験

2.2 

絶縁体厚さの測定

T,S

JIS C 3662-2 

1.9 

2.3 

シース厚さの測定

T,S

JIS C 3662-2 

1.10 

2.4

2.4.1

2.4.2 

仕上り外径及び真円度の測定 
平均値 
真円度

T,S

T,S

JIS C 3662-2

JIS C 3662-2 

1.11

1.11 

絶縁体の機械的特性

3.1 

老化前後の引張試験 T

JIS C 3660-1-1

JIS C 3660-1-2 

9.1

8.1 

3.2 

加熱減量試験 T

JIS C 3660-3-2 

8.1 

シースの機械的特性

4.1 

老化前後の引張試験 T

JIS C 3660-1-1

JIS C 3660-1-2 

9.2

8.1 

4.2 

加熱減量試験 T

JIS C 3660-3-2 

8.2 

加熱変形試験

5.1 

絶縁体 T

JIS C 3660-3-1 

8.1 

5.2 

シース T

JIS C 3660-3-1 

8.2 

低温の弾性及び耐衝撃性

6.1 

絶縁体の低温巻付試験 T

JIS C 3660-1-4 

8.1 

6.2 

シースの低温巻付試験 T

JIS C 3660-1-4 

8.2 

6.3 

完成品ケーブルの低温衝撃試験 T

JIS C 3660-1-4 

8.5 

巻付加熱試験

7.1 

絶縁体 T

JIS C 3660-3-1 

9.1 

7.2 

シース T

JIS C 3660-3-1 

9.2 

完成品ケーブルの機械的強度

8.1 

可とう性試験 T

JIS C 3662-2 

3.1 

難燃性試験 T

JIS C 3665-1-2 

a)

  この表で引用する規格は,1.2(引用規格)に記載する規格の西暦年の版を使用する。

オーディナリービニルシースコード 

6.1 

記号 

60227 IEC 53 とする。

6.2 

定格電圧 

300/500 V とする。


9

C 3662-5:2017

6.3 

構造 

6.3.1 

導体 

線心数は,2,3,4 及び 5 とする。

導体は,JIS C 3664 のクラス 5 の要求事項による。

6.3.2 

絶縁体 

絶縁体は,各導体上にタイプ PVC/D の塩化ビニルコンパウンドを被覆したものとする。

絶縁体の厚さは,表 の 2 欄の規定値による。

絶縁抵抗は,表 の 6 欄の規定値以上とする。

6.3.3 

線心及び介在物がある場合のより合せ 

丸形コード:線心及び介在物がある場合には,一括して,互いにより合わせる。

平形コード:線心は,平行に並べる。

2 心の丸形コードの場合,線心間の隙間は,介在物又は充実シースによって,充塡する。介在物は,線

心に粘着してはならない。

6.3.4 

シース 

シースは,線心のより合せ上にタイプ PVC/ST5 の塩化ビニルコンパウンドを被覆したものとする。

シース厚さは,表 の 3 欄の規定値による。

シースは,介在物として線心間の隙間を充塡した場合,線心に粘着してはならない。線心のより合せ上

には,セパレータを施してもよい。ただし,セパレータは,線心に粘着してはならない。

完成品の丸形コードは,円形断面でなければならない。

6.3.5 

仕上り外径 

丸形コード及び平形コードの平均仕上り外径は,表 の 4 欄及び 5 欄の範囲内とする。

6.3A  要求事項(構造以外) 

6.3 以外の要求事項は,JIS C 3662-1 の該当特性要求事項に従わなければならない。

6.4 

試験 

6.3 の要求事項への適合性は,表 の目視検査及び試験によって確認する。

6.5 

使用指針 

通常の使用状態における導体最高温度は,70  ℃とする。


10

C 3662-5:2017

表 7-タイプ 60227 IEC 53 の一般的要求値 

1 2 3 4 5 6

線心数及び

絶縁体厚さ

シース厚さ

平均仕上り外径

a)

最小絶縁抵抗

公称断面積

mm

2

規定値

mm

規定値

mm

下限

mm

上限

mm

(70  ℃)

M

Ω・km

2×0.75 0.6

0.8

5.7

又は

3.7×6.0

7.2

又は

4.5×7.2

0.011

2×1 0.6 0.8  5.9

又は

3.9×6.2

7.5

又は

4.7×7.5

0.010

2×1.5

0.7 0.8  6.8 8.6

0.010

2×2.5 0.8  1.0  8.4  10.6  0.009

2×4 0.8 1.1  9.7

12.1

0.007

3×0.75

0.6 0.8  6.0 7.6

0.011

3×1 0.6 0.8  6.3 8.0

0.010

3×1.5

0.7 0.9  7.4 9.4

0.010

3×2.5 0.8  1.1  9.2  11.4  0.009

3×4 0.8 1.1 10.3

12.8

0.007

4×0.75

0.6 0.8  6.6 8.3

0.011

4×1 0.6 0.9  7.1 9.0

0.010

4×1.5 0.7  1.0  8.4  10.5  0.010

4×2.5 0.8  1.1  10.1  12.5  0.009

4×4 0.8 1.2 11.5

14.3

0.007

5×0.75

0.6 0.9  7.4 9.3

0.011

5×1 0.6 0.9  7.8 9.8

0.010

5×1.5 0.7  1.1  9.3  11.6  0.010

5×2.5 0.8  1.2  11.2  13.9  0.009

5×4 0.8 1.3 12.8

15.9

0.007

a)

  平均仕上り外径は,IEC 60719 に基づき算出した。


11

C 3662-5:2017

表 8-タイプ 60227 IEC 53 の試験 

1 2  3

4

項目 No.

試験

試験の種類

試験方法を規

定した JIS

a)

適用箇条

電気試験

1.1 

導体抵抗

T,S

JIS C 3662-2 

2.1 

1.2 

絶縁体厚さによる線心耐電圧試験

T,S

JIS C 3662-2 

2.3 

1.2.1 

0.6 mm 以下の場合(1 500 V) T

JIS C 3662-2 

2.3 

1.2.2 

0.6 mm を超える場合(2 000 V) T

JIS C 3662-2 

2.3 

1.3 

完成品の耐電圧試験(2 000 V) T

JIS C 3662-2 

2.2 

1.4 

絶縁抵抗(70  ℃) T

JIS C 3662-2 

2.4 

構造及び寸法

JIS C 3662-1

JIS C 3662-2 

2.1 

構造の適合性の確認

T,S

JIS C 3662-1

JIS C 3662-2 

目視検査及び
手による試験

2.2 

絶縁体厚さの測定

T,S

JIS C 3662-2 

1.9 

2.3 

シース厚さの測定

T,S

JIS C 3662-2 

1.10 

2.4 

仕上り外径及び真円度の測定

2.4.1 

平均値

T,S

JIS C 3662-2 

1.11 

2.4.2 

真円度

T,S

JIS C 3662-2 

1.11 

絶縁体の機械的特性

3.1 

老化前後の引張試験 T

JIS C 3660-1-1

JIS C 3660-1-2 

9.1

8.1 

3.2 

加熱減量試験 T

JIS C 3660-3-2 

8.1 

シースの機械的特性

4.1 

老化前後の引張試験 T

JIS C 3660-1-1

JIS C 3660-1-2 

9.2

8.1 

4.2 

加熱減量試験 T

JIS C 3660-3-2 

8.2 

非移行性試験 T

JIS C 3660-1-2 

8.1.4 

加熱変形試験

6.1 

絶縁体 T

JIS C 3660-3-1 

8.1 

6.2 

シース T

JIS C 3660-3-1 

8.2 

低温の弾性及び耐衝撃性

7.1 

絶縁体の低温巻付試験 T

JIS C 3660-1-4 

8.1 

7.2 

シースの低温巻付試験 T

JIS C 3660-1-4 

8.2 

7.3 

完成品ケーブルの低温衝撃試験 T

JIS C 3660-1-4 

8.5 

巻付加熱試験

8.1 

絶縁体 T

JIS C 3660-3-1 

9.1 

8.2 

シース T

JIS C 3660-3-1 

9.2 

完成品ケーブルの機械的強度

9.1 

可とう性試験 T

JIS C 3662-2 

3.1 

10 

難燃性試験 T

JIS C 3665-1-2 

a)

  この表で引用する規格は,1.2(引用規格)に記載する規格の西暦年の版を使用する。

耐熱性ライトビニルシースコード(導体最高温度 90  ℃用) 

(対応国際規格の規定を不採用とした。


12

C 3662-5:2017

耐熱性オーディナリービニルシースコード(導体最高温度 90  ℃用) 

(対応国際規格の規定を不採用とした。

参考文献  JIS C 3306  ビニルコード

IEC 60719,Calculation of the lower and upper limits for the average outer dimensions of cables with

circular copper conductors and of rated voltages up to and including 450/750 V


13

C 3662-5:2017

附属書 JA

(参考)

JIS と対応国際規格との対比表

JIS C 3662-5:2017  定格電圧 450/750 V 以下の塩化ビニル絶縁ケーブル-第 5 部:
可とうケーブル(コード)

IEC 60227-5:2011,Polyvinyl chloride insulated cables of rated voltages up to and

including 450/750 V-Part 5: Flexible cables (cords)

(I)JIS の規定

(II) 
国際
規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策

箇条番号 
及び題名

内容

箇条
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

2  平 形 金 糸 コ ー

2.0A

追加

箇条 2 に規定してある事項以外の要求事
項に対する判定基準を明確にするため,
“次を除き,JIS C 3662-1 の該当要求事項
に従わなければならない。”を追加した。

規格運用のための利便性を考慮した。
次回の IEC 規格の見直しの際,追加
を提案する。

4  装 飾 電 灯 器 具
用ビニルコード

4.3A

追加

構造以外の要求事項に対する判定基準を
明確にするため,“4.3 以外の要求事項は,

JIS C 3662-1 の該当特性要求事項に従わ
なければならない。”を追加した。

規格運用のための利便性を考慮した。 
次回の IEC 規格の見直しの際,追加
を提案する。

5  ラ イ ト ビ ニ ル
シースコード

5.3A

追加

構造以外の要求事項に対する判定基準を
明確にするため,“5.3 以外の要求事項は,

JIS C 3662-1 の該当特性要求事項に従わ
なければならない。”を追加した。

規格運用のための利便性を考慮した。 
次回の IEC 規格の見直しの際,追加
を提案する。

6  オ ー デ ィ ナ リ
ー ビ ニ ル シ ー ス
コード

6.3A

追加

構造以外の要求事項に対する判定基準を
明確にするため,“6.3 以外の要求事項は,

JIS C 3662-1 の該当特性要求事項に従わ
なければならない。”を追加した。

規格運用のための利便性を考慮した。 
次回の IEC 規格の見直しの際,追加
を提案する。

7  耐 熱 性 ラ イ ト
ビ ニ ル シ ー ス コ
ード

削除

7

記号,定格電圧,
構造,試験及び
使用指針を規定

削除

導体最高温度 90  ℃用の製品を採用しな
かった。

このコードを使用した場合の安全性
を確認できないため,削除した。 
次回の見直し時に再検討し,安全性が
確保できたときに JIS に採用する。

13

C

 366

2-5

201

7


14

C 3662-5:2017

(I)JIS の規定

(II) 
国際
規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策

箇条番号 
及び題名

内容

箇条
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

8  耐 熱 性 オ ー デ
ィ ナ リ ー ビ ニ ル
シースコード

削除

8

記号,定格電圧,
構造,試験及び
使用指針を規定

削除

導体最高温度 90  ℃用の製品を採用しな
かった。

このコードを使用した場合の安全性
を確認できないため,削除した。 
次回の見直し時に再検討し,安全性が
確保できたときに JIS に採用する。

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 60227-5:2011,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

-  削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
-  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

- MOD

国際規格を修正している。

14

C

 366

2-5

201

7