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C 3364

:2009

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  種類及び記号 

1

4

  特性

2

5

  材料,構造及び加工方法 

5

6

  試験方法

9

6.1

  導体抵抗試験 

9

6.2

  耐電圧試験 

9

6.3

  導体検査 

9

6.4

  寸法の確認 

9

6.5

  架橋ポリエチレン絶縁体のホットセット試験

9

6.6

  常温での絶縁抵抗測定 

9

6.7

  導体最高許容温度での絶縁抵抗測定 

9

6.8

  時間耐電圧試験

10

6.9

  寸法

10

6.10

  機械的特性 

10

6.11

  熱可塑性

10

6.12

  その他の特性 

10

6.13

  難燃試験 

10

7

  試験

10

7.1

  試験に関する定義

10

7.2

  出荷試験 

10

7.3

  抜取試験 

11

7.4

  電気形式試験 

11

7.5

  非電気形式試験

11

8

  製品の呼び方 

11

9

  表示及び包装 

11

9.1

  ケーブルの表示

11

9.2

  包装の表示 

11

9.3

  包装

12

附属書 JA(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

13


C 3364

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本電線工業会(JCMA)から,工業

標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産

業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 C

3364

:2009

制御用ケーブル(IEC 仕様)

Control cables

序文 

この規格は,2004 年に第 2 版として発行された IEC 60502-1 を基に作成した日本工業規格であるが,国

内法規との整合を図るため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で対応国際規格の技術的内容を変更している箇所は,変更の一覧表にその説明をつけて

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,600 V 以下の制御回路に用いる,塩化ビニル樹脂を主体としたコンパウンド(以下,ビニ

ルという。

又は架橋ポリエチレンで絶縁し,

ビニル又はポリエチレンでシースを施した制御用ケーブル

(以

下,ケーブルという。

)について規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60502-1:2004

,Power cables with extruded insulation and their accessories for rated voltages from

1 kV (U

m

 = 1,2 kV) up to 30 kV (U

m

 = 36 kV)−Part 1: Cables for rated voltages of 1 kV (U

m

 = 1,2

kV) and 3 kV (U

m

 = 3,6 kV) (MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを示

す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用

規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 3667

  定格電圧 1 kV∼30 kV の押出絶縁電力ケーブル及びその附属品−定格電圧 0.6/1 kV のケ

ーブル

種類及び記号 

種類及び記号は,

表 による。


2

C 3364

:2009

表 1−種類及び記号 

種類

記号

a)

制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル(IEC 仕様) PVC/PVC(CVV)

制御用架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(IEC 仕様) XLPE/PVC(CCV)

制御用架橋ポリエチレン絶縁ポリエチレンシースケーブル(IEC 仕様) XLPE/PE(CCE)

a)

  記号の意味は,次による。

C:

PVC,V:

XLPE,C:

PE,E:

制御用 
ビニル

架橋ポリエチレン 
ポリエチレン

特性 

特性は,箇条 によって試験を行ったとき,

表 による。


3

C 3364

:2009

表 2−特性 

項目

要求事項

試験方法
適用箇条

導体抵抗

表 及び表 の値以下

6.1 

耐電圧

AC 3 500 V に 5 分間耐えなければならない。

6.2 

導体

JIS C 3667

の導体構造の要求事項に適合し

なければならない。

6.3 

寸法(外径測定を含む。

絶縁体及びシースの厚さは,箇条 の要求
事項に適合しなければならない。

6.4 

荷重時の伸び 175

%以下

架橋ポリエチレン絶縁
体のホットセット

冷却後の永久伸び 15

%以下

6.5 

体積抵抗率  ρ 10

13

 Ω・cm 以上

常温での絶縁抵抗

ビニル

絶縁抵抗定数  K

i

 36.7

MΩ・km 以上

6.6 

体積抵抗率  ρ 10

10

 Ω・cm 以上

ビニル

絶縁抵抗定数  K

i

 0.037

MΩ・km 以上

体積抵抗率  ρ 10

12

 Ω・cm 以上

導体最高許容温度での
絶縁抵抗

架橋ポリ 
エチレン  絶縁抵抗定数  K

i

 3.67

MΩ・km 以上

6.7 

4 時間耐電圧

AC 2 400 V に 4 時間耐えなければならない。

6.8 

寸法

厚さ

絶縁体及びシースの厚さは,箇条 の要求
事項に適合しなければならない。

6.9 

引張強さ 12.5

N/mm

2

以上

老化前

伸び 150

%以上

引張強さ 12.5

N/mm

2

以上

引張強さの変化率

±25  %

伸び 150

%以上

ビニル

老化後

伸びの変化率

±25  %

引張強さ 12.5

N/mm

2

以上

老化前

伸び 200

%以上

引張強さの変化率

±25  %

絶縁体

架橋ポリエチ

レン

老化後

伸びの変化率

±25  %

引張強さ 12.5

N/mm

2

以上

老化前

伸び 150

%以上

引張強さ 12.5

N/mm

2

以上

引張強さの変化率

±25  %

伸び 150

%以上

ビニル

老化後

伸びの変化率

±25  %

引張強さ 12.5

N/mm

2

以上

老化前

伸び 300

%以上

シース

ポリエチレン

老化後

伸び 300

%以上

引張強さの変化率

±25  %

絶縁体

伸びの変化率

±25  %

引張強さの変化率

±25  %

ビニル 
シース

伸びの変化率

±25  %

機械的特性

完成品ケーブル 
の追加老化

ポリエ 
チレン

シース

伸び 300

%以上

6.10 


4

C 3364

:2009

表 2−特性(続き) 

項目

要求事項

試験方法
適用箇条

絶縁体

ビニル

加熱変形

シース

ビニル及びポリエチレ

くぼみの値の中央値は試験片の厚さの平均
値の 50  %以下

低温曲げ(12.5 mm 以
下の絶縁線心に適用)

クラックがあってはならない。

低 温 伸 び 試 験 ( 12.5 
mm を超える絶縁線心
に適用)

20  %以下であってはならない。

絶縁体

低温衝撃

クラックがあってはならない。

低温曲げ(仕上外径が
12.5 mm 以下のケーブ
ルに適用)

クラックがあってはならない。

低温伸び(仕上外径が
12.5 mm を超えるケー
ブルに適用)

20  %以下であってはならない。

熱可塑性

低温

ビニル

シース

低温衝撃

クラックがあってはならない。

6.11 

加熱減量

絶縁体が架橋ポリエチレンの場合
のビニルシース

1.5 mg/cm

2

以下

巻付加熱

ビニル絶縁体及びシース

クラックがあってはならない。

ビニル

絶縁破壊をしてはならない。

耐水

絶縁体

架橋ポリエチレン

質量増加量 1 mg/cm

2

以下

絶縁体

架橋ポリエチレン

収縮率 4  %以下

収縮

シース

ポリエチレン

収縮率 3  %以下

荷重時の伸び 175

%以下

架橋ポリエチレン 
絶縁体のホット 
セット

冷却後の永久伸び 15

%以下

その他の特性

カーボンブラック 
含有量

黒色ポリエチレンシース 2.5±0.5  %

6.12 

難燃性

一 条 ケ ー ブ ル の
難燃

ビニルシースケーブル

ケーブルは,上部支持材の下端から炭化の
終了点までの長さが 50 mm 以上の場合,合

格とする。また,炭化が下方に拡がり,上
部支持材の下端からの長さが 540 mm 以上
の場合,不合格とする。

不合格のときは,更に 2 回の追加試験を行
ってもよい。その 2 回の試験結果が合格で
あれば,そのケーブルは試験に合格したも

のとする。

6.13 


5

C 3364

:2009

材料,構造及び加工方法 

材料,構造及び加工方法は,

表 3,表 及び a)f)による。

表 3−制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル(IEC 仕様) 

導体

参考

線心数

公称

断面積

 

mm

2

構成

素線数/素線径

又は形状 
(参考)

本/mm

外径

(参考)

 

mm

絶縁体

厚さ

a)

 
 

mm

シース

厚さ

a)

 
 

mm

仕上 
外径

(参考)

 

mm

最大 
導体 
抵抗

(20  ℃)

Ω/km

絶縁

抵抗

(20  ℃)

MΩ・km

概算

質量

 

kg/km

標準

条長

 

m

1.5 7/0.52  1.56

11.0

12.1

20 130

2.5 7/0.67  2.01

0.8

11.5 7.41

165

4 7/0.85 2.55

13.5

4.61

10

230

6 7/1.04 3.12

14.5

3.08

8

290

7/1.35 4.05

16.5

405

10

円形圧縮 3.7

16.0

1.83 7

380

7/1.70 5.10

18.5

565

2

16

円形圧縮 4.7

1.0

18.0

1.15 6

535

1.5 7/0.52  1.56

11.5

12.1

20 160

2.5 7/0.67  2.01

0.8

12.0 7.41

200

4 7/0.85 2.55

14.5

4.61

10

290

6 7/1.04 3.12

15.5

3.08

8

375

7/1.35 4.05

17.5

535

10

円形圧縮 3.7

17.0

1.83 7

505

7/1.70 5.10

20

755

3

16

円形圧縮 4.7

1.0

19.0

1.15 6

720

1.5 7/0.52  1.56

12.0

12.1

20 190

2.5 7/0.67  2.01

0.8

13.0 7.41

245

4 7/0.85 2.55

15.5

4.61

10

360

6 7/1.04 3.12

17.0

3.08

8

470

7/1.35 4.05

19.0

680

10

円形圧縮 3.7

18.5

1.83 7

640

7/1.70 5.10

22

970

4

16

円形圧縮 4.7

1.0

21

1.15 6

915

1.5 7/0.52  1.56

13.0

12.1

20 220

2.5 7/0.67  2.01

0.8

14.0 7.41

290

4 7/0.85 2.55

17.0

4.61

10

425

6 7/1.04 3.12

18.5

3.08

8

545

7/1.35 4.05

21

800

5

10

円形圧縮 3.7

1.0

20

1.83 7

765

1.5 7/0.52  1.56

14.0

12.1

20 255

2.5 7/0.67  2.01

0.8

15.5 7.41

340

4 7/0.85 2.55

18.0

4.61

10

495

6 7/1.04 3.12

20

3.08

8

645

7/1.35 4.05

23

945

6

10

円形圧縮 3.7

1.0

1.8

22

1.83 7

905

300


6

C 3364

:2009

表 3−制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル(IEC 仕様)(続き) 

導体

参考

線心数

公称

断面積

 

mm

2

構成

素線数/素線径

又は形状 
(参考)

本/mm

外径

(参考)

 

mm

絶縁体

厚さ

a)

 
 

mm

シース

厚さ

a)

 
 

mm

仕上 
外径

(参考)

 

mm

最大 
導体 
抵抗

(20  ℃)

Ω/km

絶縁

抵抗

(20  ℃)

MΩ・km

概算

質量

 

kg/km

標準

条長

 

m

1.5 7/0.52  1.56

14.0

12.1

20 275

2.5 7/0.67  2.01

0.8

15.5 7.41

365

4 7/0.85 2.55

18.0

4.61

10

540

7

6 7/1.04 3.12

1.0

20 3.08 8 705

1.5 7/0.52  1.56

15.0

12.1

20 310

2.5 7/0.67  2.01

0.8

16.5 7.41

415

4 7/0.85 2.55

19.5

4.61

10

615

8

6 7/1.04 3.12

1.0

22 3.08 8 810

1.5 7/0.52  1.56

17.0

12.1

20 390

2.5 7/0.67  2.01

0.8

19.0 7.41

525

4 7/0.85 2.55

23

4.61

10

785

10

6 7/1.04 3.12

1.0

25 3.08 8

1 030

1.5 7/0.52  1.56

18.0

12.1

20 440

2.5 7/0.67  2.01

0.8

19.5 7.41

595

4 7/0.85 2.55

24

4.61

10

890

12

6 7/1.04 3.12

1.0

26 3.08 8

1 180

1.5 7/0.52  1.56

19.0

12.1

20 520

2.5 7/0.67  2.01

0.8

21 7.41

715

15

4 7/0.85 2.55

1.0

26

4.61

10

1 080

1.5 7/0.52  1.56

21

12.1

20 660

2.5 7/0.67  2.01

0.8

24 7.41

910

20

4 7/0.85 2.55

1.0

29

4.61

10

1 390

1.5 7/0.52  1.56

25

12.1

20 955

2.5 7/0.67  2.01

0.8

1.8

28 7.41

1 330

30

4 7/0.85 2.55

1.0

2.0

35

4.61

10

2 070

300

a)

  絶縁体及びシースの平均厚さ及び最小厚さについては,箇条 の c)及び f)を参照。


7

C 3364

:2009

表 4−制御用架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(IEC 仕様)及び 

制御用架橋ポリエチレン絶縁ポリエチレンシースケーブル(IEC 仕様) 

導体

参考

概算質量

kg/km

線心数

公称

断面積

 

mm

2

構成

素線数/素線径

又は形状 
(参考)

本/mm

外径

(参考)

 

mm

絶縁体

厚さ

a)

 
 

mm

シース

厚さ

a)

 
 

mm

仕上

外径

(参考)

 

mm

最大

導体 
抵抗

(20  ℃)

Ω/km

絶縁 
抵抗

(常温)

MΩ・km

ビニル 
シース

ポリエ
チレン

シース

標準
条長

 

m

1.5 7/0.52 1.56

10.5

12.1

120

95

2.5 7/0.67 2.01

11.5

7.41

2 500

150 125

4 7/0.85

2.55

12.5

4.61

2 000

195

165

6 7/1.04

3.12

13.5

3.08

245

215

7/1.35 4.05

15.5

350

315

10

円形圧縮 3.7

14.5

1.83

1 500

335 300

7/1.70 5.10

17.5

1 000

495

450

2

16

円形圧縮 4.7

16.5

1.15

1 500 480 440

1.5 7/0.52 1.56

11.0

12.1

140

115

2.5 7/0.67 2.01

12.0

7.41

2 500

180 155

4 7/0.85

2.55

13.0

4.61

2 000

240

210

6 7/1.04

3.12

14.0

3.08

310

280

7/1.35 4.05

16.0

460

420

10

円形圧縮 3.7

15.5

1.83

1 500

440 405

7/1.70 5.10

18.5

1 000

655

610

3

16

円形圧縮 4.7

17.5

1.15

1 500 640 595

1.5 7/0.52 1.56

11.5

12.1

165

140

2.5 7/0.67 2.01

12.5

7.41

2 500

220 190

4 7/0.85

2.55

14.0

4.61

2 000

295

260

6 7/1.04

3.12

15.5

3.08

390

350

7/1.35 4.05

17.5

580

535

10

円形圧縮 3.7

17.0

1.83

1 500

555 515

7/1.70 5.10

20

1 000

835

785

4

16

円形圧縮 4.7

19.0

1.15

1 500 815 770

1.5 7/0.52 1.56

12.5

12.1

195

165

2.5 7/0.67 2.01

13.5

7.41

2 500

260 225

4 7/0.85

2.55

15.0

4.61

2 000

350

315

6 7/1.04

3.12

16.5

3.08

465

425

7/1.35 4.05

19.0

700

655

5

10

円形圧縮 3.7

18.5

1.83

1 500

675 630

1.5 7/0.52 1.56

13.5

12.1

225

195

2.5 7/0.67 2.01

15.0

7.41

2 500

300 265

4 7/0.85

2.55

16.5

4.61

2 000

410

370

6 7/1.04

3.12

18.0

3.08

550

505

7/1.35 4.05

21

830

775

6

10

円形圧縮 3.7

20

1.83

1 500

800 750

1.5 7/0.52 1.56

13.5

12.1

240

210

2.5 7/0.67 2.01

15.0

7.41

2 500

325 290

4 7/0.85

2.55

16.5

4.61

2 000

450

410

7

6 7/1.04

3.12

0.7 1.8

18.0 3.08 1 500  605  560

300


8

C 3364

:2009

表 4−制御用架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(IEC 仕様)及び 

制御用架橋ポリエチレン絶縁ポリエチレンシースケーブル(IEC 仕様)(続き) 

導体

参考

概算質量

kg/km

線心数

公称

断面積

 

mm

2

構成

素線数/素線径

又は形状 
(参考)

本/mm

外径

(参考)

 

mm

絶縁体

厚さ

a)

 
 

mm

シース

厚さ

a)

 
 

mm

仕上

外径

(参考)

 

mm

最大

導体 
抵抗

(20  ℃)

Ω/km

絶縁 
抵抗

(常温)

MΩ・km

ビニル 
シース

ポリエ
チレン

シース

標準
条長

 

m

1.5 7/0.52 1.56

14.5

12.1

270

235

2.5 7/0.67 2.01

16.0

7.41

2 500

370 330

4 7/0.85

2.55

17.5

4.61

2 000

510

465

8

6 7/1.04

3.12

19.5

3.08

1 500

690

640

1.5 7/0.52 1.56

16.5

12.1

340

300

2.5 7/0.67 2.01

18.0

7.41

2 500

465 420

4 7/0.85

2.55

21

4.61

2 000

645

595

10

6 7/1.04

3.12

23

3.08

1 500

870

815

1.5 7/0.52 1.56

17.0

12.1

380

335

2.5 7/0.67 2.01

19.0

7.41

2 500

525 475

4 7/0.85

2.55

21

4.61

2 000

735

680

12

6 7/1.04

3.12

24

3.08

1 500

1 000

940

1.5 7/0.52 1.56

18.0

12.1

445

400

2.5 7/0.67 2.01

20

7.41

2 500

625 575

15

4 7/0.85

2.55

23

4.61

2 000

885

825

1.5 7/0.52 1.56

20

12.1

565

510

2.5 7/0.67 2.01

23

7.41

2 500

795 740

20

4 7/0.85

2.55

25

4.61

2 000

1 140

1 070

1.5 7/0.52 1.56

24

12.1

810

745

2.5 7/0.67 2.01

1.8

27 7.41

2 500

1 160 1 090

30

4 7/0.85

2.55

0.7

1.9 31  4.61 2 000 1 690 1 600

300

a)

  絶縁体及びシースの平均厚さ及び最小厚さについては,箇条 の c)及び f)を参照。

a)

導体  導体は,円形より線又は円形圧縮より線とし,JIS C 3667 の箇条 5(導体)に規定するめっき

なし軟銅線とする。

なお,導体形状及び公称断面積は,

表 による。

表 5−導体形状及び公称断面積 

導体形状

公称断面積

円形より線

1.5

mm

2

以上 16  mm

2

以下

円形圧縮より線

 10  mm

2

, 16

mm

2

b)

セパレータ  導体上には,適切なセパレータを施してもよい。

c)

絶縁体  絶縁体は,JIS C 3667 の箇条 6(絶縁体)による。a)  の導体上又は b)  のセパレータ上に,

タイプ PVC/A のビニル,又はタイプ XLPE の架橋ポリエチレンを

表 及び表 の厚さに同心円状に被

覆する。絶縁体の平均厚さは,

表 及び表 の値以上とし,最小厚さは,表 及び表 の値の 90  %

から 0.1 mm を減じた値以上とする。


9

C 3364

:2009

なお,絶縁体上には,適切なテープを施してもよい。

d)

線心の識別  線心の識別は,次によって行う。

1)

色による識別  4 心以下のケーブルの線心の識別は,絶縁体又は絶縁体表面の色,その他適切な方

法によって行い,推奨する色は次による。

なお,架橋ポリエチレンの白は,自然色でもよい。

2 心  黒,白

3 心  黒,白,赤

4 心  黒,白,赤,緑

2)

ナンバリングによる識別  5 心以上のケーブルの線心の識別は,ナンバリングによって,絶縁体の

表面に 1∼30 の算用数字を約 30 mm の間隔において連続して印刷することによって行う。

なお,絶縁体の色は,ビニルは黒とし,架橋ポリエチレンは白とする。白は,自然色でもよい。

e)

線心のより合せ  線心のより合せは,JIS C 3667 の箇条 7(多心ケーブルのより合せ,内部カバリン

グ,介在物及び線心の識別)による。

f)

シース  シースは,JIS C 3667 の箇条 13(シース)による。

e)

の線心のより合せ上に,PVC/PVC の場合はタイプ ST

1

のビニル,XLPE/PVC の場合はタイプ ST

2

のビニル,XLPE/PE の場合はタイプ ST

7

のポリエチレンを

表 及び表 の厚さに被覆する。シースの

色は,黒を推奨する。シースの平均厚さは,

表 及び表 の値以上とし,最小厚さは,表 及び表 4

の値の 85  %から 0.2 mm 減じた値以上とする。

なお,ケーブルの表面には,有害なきずがあってはならない。

試験方法 

6.1 

導体抵抗試験 

導体抵抗試験は,JIS C 3667 の 15.2(導体抵抗試験)による。

6.2 

耐電圧試験 

耐電圧試験は,JIS C 3667 の 15.3(耐電圧試験)による。

6.3 

導体検査 

導体検査は,JIS C 3667 の 16.4(導体検査)による。

6.4 

寸法の確認 

寸法の確認は,JIS C 3667 の 16.5(絶縁体及び非金属シースの厚さの測定)及び JIS C 3667 の 16.8(外

径の測定)による。

6.5 

架橋ポリエチレン絶縁体のホットセット試験 

架橋ポリエチレン絶縁体のホットセット試験は,JIS C 3667 の 16.9[エチレンプロピレンゴム(EPR),硬

質エチレンプロピレンゴム(HEPR)及び架橋ポリエチレン(XLPE)の絶縁体並びにエラストマ系シースのホ

ットセット試験]による。

6.6 

常温での絶縁抵抗測定 

常温での絶縁抵抗測定は,JIS C 3667 の 17.1(常温での絶縁抵抗測定)による。

6.7 

導体最高許容温度での絶縁抵抗測定 

導体最高許容温度での絶縁抵抗測定は,JIS C 3667 の 17.2(導体最高許容温度での絶縁抵抗測定)によ

る。


10

C 3364

:2009

6.8 4

時間耐電圧試験 

4 時間耐電圧試験は,JIS C 3667 の 17.3(4 時間耐電圧試験)による。

6.9 

寸法 

寸法は,JIS C 3667 の 18.1(絶縁体厚さの測定)及び JIS C 3667 の 18.2(非金属シース厚さの測定)に

よる。

6.10 

機械的特性 

機械的特性は,JIS C 3667 の 18.3(老化前後の絶縁体の機械的特性の測定試験)

JIS C 3667 の 18.4(老

化前後の非金属シースの機械的特性の測定試験)及び JIS C 3667 の 18.5(完成品ケーブルの追加老化試験)

による。

6.11 

熱可塑性 

熱可塑性は,JIS C 3667 の 18.7(高温での絶縁体及び非金属シースの加熱変形試験)及び JIS C 3667 

18.8

(ビニル絶縁体,ビニルシース及びハロゲンフリーシースの低温試験)による。

6.12 

その他の特性 

その他の特性は,JIS C 3667 の 18.6(タイプ ST

2

のビニルシースの加熱減量試験)

JIS C 3667 の 18.9(ビ

ニル絶縁体及びシースの巻付加熱試験)

JIS C 3667 の 18.13(絶縁体の耐水性試験)

JIS C 3667 の 18.16

[架橋ポリエチレン(XLPE)絶縁体の収縮試験]

JIS C 3667 の 18.11[エチレンプロピレンゴム(EPR),硬

質エチレンプロピレンゴム(HEPR)及び架橋ポリエチレン(XLPE)の絶縁体並びにエラストマ系シースのホ

ットセット試験]及び JIS C 3667 の 18.15[黒色ポリエチレン(PE)シースのカーボンブラック含有量の測

定]による。

6.13 

難燃試験 

難燃試験は,JIS C 3667 の 18.14.1(一条ケーブルの難燃試験)による。

試験 

試験は,箇条 の試験方法によって,次の 7.27.5 の項目について行い,箇条 4,箇条 及び 9.1 の規定

に適合しなければならない。ただし,受渡当事者間の協定によって,その一部又は全部を省略することが

できる。

7.1 

試験に関する定義 

a)

出荷試験  製造業者が,各製造長さ単位について規定された出荷前に検査するために行う試験。

b)

抜取試験  完成品が規定された要求事項に適合していることを実証するために,ある一定の検査周期

で完成品ケーブルの試料及び完成品ケーブルから採取したケーブルを構成する原材料副資材について

製造業者が行う試験。

c)

形式試験  意図した実使用条件下で十分な機能・特性をもつことを実証するために,この規格に該当

するケーブルについて行う試験。

注記  形式試験は,一度実施された後は,性能特性に影響を与えるようなケーブル材料,設計又は

製造工程の変更がなければ繰り返す必要のない性質のものである。

7.2 

出荷試験 

出荷試験は,JIS C 3667 の箇条 15(出荷試験)によって,次の項目について行う。

a)

導体抵抗試験

b)

耐電圧試験


11

C 3364

:2009

7.3 

抜取試験 

抜取試験は,JIS C 3667 の箇条 16(抜取試験)によって,次の項目について行う。

a)

導体検査

b)

寸法の確認

c)

架橋ポリエチレン絶縁体のホットセット試験

7.4 

電気形式試験 

電気形式試験は,JIS C 3667 の箇条 17(電気形式試験)によって,次の項目について行う。

a)

常温での絶縁抵抗測定(ビニル絶縁ケーブルだけ)

b)

導体最高許容温度での絶縁抵抗測定

c)

4 時間耐電圧試験

7.5 

非電気形式試験 

非電気形式試験は,JIS C 3667 の箇条 18(非電気形式試験)によって,次の項目について行う。

a)

寸法

b)

機械的特性

c)

熱可塑性

d)

その他の特性

e)

難燃試験

製品の呼び方 

製品の呼び方は,次のいずれかによる。

−  種類及び線心数×公称断面積

−  記号及び線心数×公称断面積

例 1  制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル(IEC 仕様)  3×2.5 mm

2

又は

 PVC/PVC(CVV)

  3×2.5 mm

2

例 2  制御用架橋ポリエチレン絶縁ポリエチレンシースケーブル(IEC 仕様)  20×2.5 mm

2

又は

 XLPE/PE(CCE)

  20×2.5 mm

2

表示及び包装 

9.1 

ケーブルの表示 

ケーブルの表示は,適切な所に容易に消えない方法で,次の事項を連続表示する。

a)  IEC

規格に準拠した仕様の製品である旨の表示(例  IEC

b)

製造業者名又はその略号

c)

記号

d)

導体サイズの表示

9.2 

包装の表示 

包装の表示は,適切な方法で次の事項を表示する。

a)

種類又は記号

b)

線心数及び公称断面積


12

C 3364

:2009

c)

長さ

d)

質量(ドラム巻きの場合は,総質量も併記する。

e)

ドラムの回転方向

f)

製造業者名又はその略号

g)

製造年又はその略号

h)

規格番号(JIS C 3364

9.3 

包装 

包装は,1 条ずつドラム巻き又はたば巻きとし,運搬中損傷のないように適切な方法で行う。


附属書 JA

(参考)

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS C 3364:2009

  制御用ケーブル(IEC 仕様)

IEC 60502-1:2004

,Power cables with extruded insulation and their accessories for rated

voltages from 1 kV (U

m

 = 1,2 kV) up to 30 kV (U

m

 = 36 kV)−Part 1: Cables for rated

voltages of 1 kV (U

m

 = 1,2 kV) and 3 kV (U

m

 = 3,6 kV)

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご

との評価及びその内容

箇条番号

及び名称

内容

(Ⅱ)

国際 
規格 
番号

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

1  適 用 範

600 V 以下の制御用ビ
ニル又は架橋ポリエチ

レン絶縁ケーブル

1

定格電圧 0.6/1 kV (U

m

= 1.2

kV) 及 び 1.8/3 kV (U

m

=3.6

kV)の押出固体絶縁電力ケ
ーブル

変更

1.8/3 kV (U

m

=3.6 kV)のケーブル

の規定を削除した。

絶縁体の種類をビニル又は架橋ポ
リエチレンに限定している。

JIS C 3667

の附属書 JA 参照

2  引 用 規

JIS C 3667 

 2

l

kV 及び 3 kV ケーブルの引

用規格を規定している。

変更 l

kV ケーブルの引用規格だけを採

用し,3 kV ケーブルの引用規格を
削除した。

JIS C 3667

の附属書 JA 参照

3  種 類 及
び記号

種類及び記号を規定し
ている。

なし

規定なし

追加

製品の種類及び記号を規定した。

従来 JIS から IEC 整合 JIS への移
行期間中の従来 JIS 製品との区
別・誤用防止の観点から規定した。

4  特性

制御用ビニル又は架橋
ポリエチレン絶縁ケー

ブルに関する特性項目
と要求事項,試験方法
適用箇条を規定してい

る。

 5



13

PVC,EPR,HEPR 及び架橋
ポリエチレン絶縁ケーブル

に関する特性項目と要求事
項,試験方法を規定してい
る。

変更

制御用ビニル又は架橋ポリエチレ
ン絶縁ケーブルに関する特性項目

と要求事項,試験方法だけを採用
し,他の材料の規定を削除した。

制御用ビニル又は架橋ポリエチレ
ン絶縁ケーブルだけを対象にした

JIS

であるため,他の材料に関す

る規定を削除した。

5  材 料 ,
構 造 及 び

加工方法

具体的な構造表を規定
したほか,線心の識別

方法を規定している。

なし

規定なし

追加

標準的な公称断面積と線心数の組
合せを示し,導体構成,導体外径,

仕上外径や概算質量などの参考値
を記載した。

製品の標準化及び接続材料等の設
計,選定における利便性向上を図

るため,構造表を追加した。また,
安全上の観点より線心識別が必要
であり,これを規定した。

13

C

 336

4


20
0

9


(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容

箇条番号

及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際 
規格

番号

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

6  試 験 方

制御用ビニル又は架橋

ポリエチレン絶縁ケー
ブルに関する試験方法
を規定している。

7  試験

試験に関する定義,出
荷試験項目,抜取試験
項目,電気形式試験項

目及び非電気形式試験
項目を規定している。

14 
15 
16 
17 
18

PVC,EPR,HEPR 及び架橋
ポリエチレン絶縁ケーブル
に関する試験方法や試験項
目を規定している。

変更

制御用ビニル又は架橋ポリエチレ

ン絶縁ケーブルに対する試験方法
や試験項目だけを採用し,他の材
料の規定を削除した。

制御用ビニル又は架橋ポリエチレ

ン絶縁ケーブルだけを対象にした

JIS

であるため,他の材料に関す

る規定を削除した。

7.1 試験に
関 す る 定

出荷試験,抜取試験,
形式試験だけを規定し
ている。

 19

竣工試験を規定している。

変更

竣工 試験 の 規定 を採 用 しな かっ
た。

JIS C 3667

の附属書 JA 参照

8  製 品 の
呼び方

製品の呼び方を規定し
ている。

なし

規定なし

追加

製品の呼び方を規定した。

従来 JIS から IEC 整合 JIS への移
行期間中の,従来 JIS 製品との区
別・誤用防止の観点から規定した。

9  表 示 及
び包装

表示内容及び包装方法
を規定している。

なし

規定なし

追加

表示 内容 及 び包 装方 法 を規 定し
た。

JIS C 3667

の附属書 JA 参照

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 60502-1:2004,MOD

 
注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

−  追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

−  MOD  国際規格を修正している。 

14

C

 336

4


2

009