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C 3363

:2009

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  種類及び記号 

1

4

  特性

2

5

  材料,構造及び加工方法 

4

6

  試験方法

6

6.1

  導体抵抗試験 

6

6.2

  耐電圧試験 

6

6.3

  導体検査 

6

6.4

  寸法の確認 

6

6.5

  EP ゴム絶縁体及びクロロプレンシースのホットセット試験 

6

6.6

  導体最高許容温度での絶縁抵抗測定 

7

6.7

  時間耐電圧試験

7

6.8

  寸法

7

6.9

  機械的特性 

7

6.10

  熱可塑性 

7

6.11

  その他の特性 

7

6.12

  難燃試験 

7

7

  試験

7

7.1

  試験に関する定義

7

7.2

  出荷試験 

7

7.3

  抜取試験 

8

7.4

  電気形式試験 

8

7.5

  非電気形式試験

8

8

  製品の呼び方 

8

9

  表示及び包装 

8

9.1

  ケーブルの表示

8

9.2

  包装の表示 

8

9.3

  包装

9

附属書 JA(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

10


C 3363

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本電線工業会(JCMA)から,工業

標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産

業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 C

3363

:2009

600 V EP

ゴム絶縁ケーブル(IEC 仕様)

600 V Ethylene-propylene rubber insulated cables

序文 

この規格は,2004 年に第 2 版として発行された IEC 60502-1 を基に作成した日本工業規格であるが,国

内法規との整合を図るため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で対応国際規格の技術的内容を変更している箇所は,変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,600 V 以下の電力用又は制御用の回路に使用する,EP ゴムで絶縁し,ポリクロロプレン(以

下,クロロプレンという。

)又は塩化ビニル樹脂を主体としたコンパウンド(以下,ビニルという。

)でシ

ースを施した EP ゴム絶縁ケーブル(以下,ケーブルという。

)について規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60502-1:2004

,Power cables with extruded insulation and their accessories for rated voltages from

1 kV (U

m

 = 1,2 kV) up to 30 kV (U

m

 = 36 kV)−Part 1: Cables for rated voltages of 1 kV (U

m

 = 1,2

kV) and 3 kV (U

m

 = 3,6 kV) (MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを

示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用

規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 3667

  定格電圧 1 kV∼30 kV の押出絶縁電力ケーブル及びその附属品−定格電圧 0.6/1 kV のケ

ーブル

種類及び記号 

種類及び記号は,

表 による。


2

C 3363

:2009

表 1−種類及び記号

種類

記号

a)

600 V EP ゴム絶縁クロロプレンシースケーブル(IEC 仕様)

600 V EPR/CR(PN)

600 V EP ゴム絶縁ビニルシースケーブル(IEC 仕様)

600 V EPR/ PVC(PV)

a)

記号の意味は,次による。

EPR,P  :EP ゴム   
CR,N  :クロロプレン 
PVC,V :ビニル

特性 

特性は,箇条 によって試験を行ったとき,

表 による。

表 2−特性

項目

要求事項

試験方法
適用箇条

導体抵抗

表 3∼表 の値以下

6.1 

耐電圧

AC 3 500 V に 5 分間耐えなければならない。

6.2 

導体

JIS C 3667

の導体構造の要求事項に適合しな

ければならない。

6.3 

寸法(外径測定を含む。

絶縁体及びシースの厚さは,箇条 の要求事
項に適合しなければならない。

6.4 

荷重時の伸び 175

%以下

EP ゴム絶縁体及びクロロプレンシース
のホットセット

冷却後の永久伸び

15  %以下

6.5 

体積抵抗率  ρ 10

12

 Ω・cm 以上

導体最高許容温度での絶縁抵抗

絶縁抵抗定数  K

i

 3.67

MΩ・km 以上

6.6 

4 時間耐電圧

AC 2 400 V に 4 時間耐えなければならない。

6.7 

厚さ

絶縁体及びシースの厚さは,箇条 の要求事

項に適合しなければならない。

6.8 

引張強さ 4.2

N/mm

2

以上

老化前

伸び 200

%以上

引張強さの変化率

±30  %

絶縁体

EP ゴム

老化後

伸びの変化率

±30  %

引張強さ 10.0

N/mm

2

以上

老化前

伸び 300

%以上

引張強さの変化率

±30  %

伸び 250

%以上

老化後

伸びの変化率

±40  %

引張強さの変化率

±40  %

クロロプ

レン

耐油後

伸びの変化率

±40  %

引張強さ 12.5

N/mm

2

以上

老化前

伸び 150

%以上

引張強さ 12.5

N/mm

2

以上

引張強さの変化率

±25  %

伸び 150

%以上

機械的特性

シース

ビニル

老化後

伸びの変化率

±25  %

6.9 


3

C 3363

:2009

表 2−特性(続き) 

項目

要求事項

試験方法
適用箇条

引張強さの変化率

±30  %

絶縁体

伸びの変化率

±30  %

引張強さの
変化率

±30  %

クロロプ
レン

伸びの 
変化率

±40  %

引張強さの
変化率

±25  %

機械的特性

完成品ケーブル
の追加老化

シース

ビニル

伸びの

変化率

±25  %

6.9

加熱変形

ビニルシース

くぼみの値の中央値は試験片の厚さの平

均値の 50  %以下

低温曲げ

ビニルシース(仕上外径が 12.5 
mm 以下のケーブルに適用)

クラックがあってはならない。

低温伸び

ビニルシース(仕上外径が 12.5 
mm を超えるケーブルに適用)

20  %以下であってはならない。

熱可塑性

低温

低温衝撃

ビニルシース

クラックがあってはならない。

6.10

加熱減量

ビニルシース 1.5

mg/cm

2

以下

巻付加熱

ビニルシース

クラックがあってはならない。

オゾン

絶縁体

クラックがあってはならない。

荷重時の伸び 175

%以下

EP ゴム絶縁体
及びクロロプレ
ンシースのホッ
トセット

冷却後の永久伸び 15

%以下

その他の特性

耐水

絶縁体

質量増加量 5 mg/cm

2

以下

6.11

難燃性

一条ケーブルの
難燃

シース

クロロプレン 
ビニル

ケーブルは,上部支持材の下端から炭化の
終了点までの長さが 50 mm 以上の場合,合
格とする。また,炭化が下方に拡がり,上

部支持材の下端からの長さが 540 mm 以上
の場合,不合格とする。 
不合格のときは,更に 2 回の追加試験を行

ってもよい。その 2 回の試験結果が合格で
あれば,そのケーブルは試験に合格したも
のとする。

6.12


4

C 3363

:2009

材料,構造及び加工方法 

材料,構造及び加工方法は,

表 3∼表 及び a)∼f)による。

表 3600 V EP ゴム絶縁ケーブル(IEC 仕様)単心ケーブル

導体

参考

概算質量

kg/km

公称

断面積

 

構成

素線数/素線径

又は形状

(参考)

外径

(参考)

絶縁体

厚さ

a)

シース

厚さ

a)

仕上
外径

(参考)

最大 
導体

抵抗

(20  ℃)

絶縁 
抵抗

(20  ℃)

クロロプレン

シース

ビニルシース

標準
条長

 

mm

2

本/mm

mm  mm mm mm  Ω/km MΩ・km

m

1.5 7/0.52

1.56

6.6

12.2

65

60

2.5 7/0.67

2.01

7.1

7.56

80

75

4 7/0.85  2.55

7.6

4.70

500

100 95

6 7/1.04  3.12

8.2

3.11

125

120

10 7/1.35  4.05

9.1

1.84

400

175 170

16 7/1.70  5.10

1.0

10.5

1.16 240

235

25 7/2.14  6.42

1.2

12.0

0.734

355

345

35 7/2.52  7.56

13.0

0.529

460

450

50 19/1.78  8.90

1.4

15.0

0.391

300

600 590

70 19/2.14 10.7

1.4

17.0

0.270 820

810

95

19/2.52

12.6

1.6

19.5

0.195

1 120

1 110

120 37/2.03 14.2

1.5

21

0.154

1 370

1 360

150

37/2.25

15.8

1.8

1.6

23

0.126

1 680

1 660

185

37/2.52

17.6

2.0

1.7

26

0.100

2 090

2 070

300

240

61/2.25

20.3

2.2

1.8

29

0.076 2

2 730

2 700

300

61/2.52

22.7

2.4

1.9

32

0.060 7

3 390

3 360

400

61/2.85

25.7

2.6

2.0

36

0.047 5

4 290

4 260

500

61/3.2

28.8

2.1

40

0.036 9

5 360

5 320

630

127/2.52

32.8

2.2

44

0.028 6

6 790

6 740

800

127/2.85

37.1

48

8 630

8 570

分割圧縮 34.0

2.8

2.3

45

0.022 4

8 390

8 340

1 000

127/3.2

41.6

3.0

2.5

54

200

10 900

10 800

分割圧縮 38.0

50

0.017 7

10 500

10 400

200

a)

  絶縁体及びシースの平均厚さ及び最小厚さについては,箇条 の c)及び f)を参照。


5

C 3363

:2009

表 4600 V EP ゴム絶縁ケーブル(IEC 仕様)心ケーブル

導体

参考

概算質量

kg/km

公称

断面積

構成

素線数/素線径

又は形状 
(参考)

外径

(参考)

絶縁体

厚さ

a)

シース

厚さ

a)

仕上 
外径

(参考)

最大 
導体 
抵抗

(20  ℃)

絶縁

抵抗

(20 ℃)

クロロプレン

シース

ビニルシース

標準

条長

 

mm

2

本/mm mm

mm

mm

mm

Ω/km

MΩ・km

m

1.5 7/0.52  1.56

11.5

12.2

155

145

2.5 7/0.67  2.01

12.5

7.56

190

180

4 7/0.85 2.55

13.5

4.70

500

235 225

6 7/1.04 3.12

14.5

3.11

295  285

10 7/1.35 4.05

16.5

1.84

400

410 395

16 7/1.70 5.10

1.0

18.5 1.16

565

545

25 7/2.14 6.42

1.2

22

0.734

825  805

35

7/2.52

7.56

25

0.529

1 070

1 050

50 19/1.78 8.90

1.8

28 0.391

300

1 420

1 390

70 19/2.14

10.7

1.4

1.9

32

0.270

1 910

1 880

95

19/2.52

12.6

2.0

37

0.195

2 580

2 540

120

37/2.03

14.2

1.6

2.1

40

0.154

3 180

3 130

150

37/2.25

15.8

1.8

2.2

45

0.126

3 880

3 830

185

37/2.52

17.6

2.0

2.4

49

0.100

4 830

4 770

300

240

61/2.25

20.3

2.2

2.6

56

0.076 2

6 310

6 240

300 61/2.52

22.7

2.4

2.7

62

0.060

7

200

7 820

7 730

200

a)

  絶縁体及びシースの平均厚さ及び最小厚さについては,箇条 の c)及び f)を参照。

 
 
 
 
 
 

表 5600 V EP ゴム絶縁ケーブル(IEC 仕様)心ケーブル

導体

参考

概算質量

kg/km

公称

断面積

構成

素線数/素線径

又は形状

(参考)

外径

(参考)

絶縁体

厚さ

a)

シース

厚さ

a)

仕上 
外径

(参考)

最大 
導体

抵抗

(20  ℃)

絶縁 
抵抗

(20  ℃)

クロロプレン

シース

ビニルシース

標準
条長

mm

2

本/mm mm

mm

mm

mm

Ω/km

MΩ・km

m

1.5 7/0.52  1.56

12.0

12.2

180

170

2.5 7/0.67  2.01

13.0

7.56

230

220

4 7/0.85 2.55

14.5

4.70

500

295 280

6 7/1.04 3.12

15.5

3.11

370  355

10 7/1.35 4.05

17.5

1.84

400

530 515

16 7/1.70 5.10

10

20 1.16

740

725

25

7/2.14

6.42

24

0.734

1 110

1 090

35 7/2.52 7.56

1.2

26

0.529

1 440

1 420

50 19/1.78 8.90

1.8

30 0.391

300

1 920

1 890

70 19/2.14

10.7

1.4

2.0

34

0.270

2 570

2 530

95

19/2.52

12.6 2.1

40

0.195 3

500

460

120

37/2.03

14.2

1.6

2.2

43

0.154

4 310

4 260

150

37/2.25

15.8

1.8

2.3

48

0.126

5 270

5 220

185

37/2.52

17.6

2.0

2.5

53

0.100

6 570

6 500

300

240

61/2.25

20.3

2.2

2.7

60

0.076 2

8 600

8 510

300 61/2.52

22.7 2.4

2.9

67

0.060

7

200

10 700

10 600

200

a)

  絶縁体及びシースの平均厚さ及び最小厚さについては,箇条 の  c)  及び f)  を参照。


6

C 3363

:2009

a) 

導体  導体は,円形より線又は分割圧縮より線とし,JIS C 3667 の箇条 5(導体)に規定するすずめ

っき軟銅線とする。

なお,導体形状及び公称断面積は,

表 による。

表 6−導体形状及び公称断面積

導体形状

公称断面積

円形より線

1.5 mm

2

以上  1 000 mm

2

以下

分割圧縮より線

800 mm

2

1 000 mm

2

b) 

セパレータ  導体上には,適切なセパレータを施してもよい。

c) 

絶縁体  絶縁体は,JIS C 3667 の箇条 6(絶縁体)による。a)  の導体上又は b)  のセパレータ上に,

タイプ EPR の EP ゴムを

表 3∼表 の厚さに同心円状に被覆する。絶縁体の平均厚さは,表 3∼表 5

の値以上とし,最小厚さは,

表 3∼表 の値の 90  %から 0.1 mm を減じた値以上とする。

なお,絶縁体上には,適切なテープを施してもよい。

d) 

線心の識別  線心の識別は,絶縁体又は絶縁体表面の色,その他適切な方法によって行い,推奨する

色は次による。

2 心

黒,白

3 心

黒,白,赤

e) 

線心のより合せ  線心のより合せは,JIS C 3667 の箇条 7(多心ケーブルのより合せ,内部カバリン

グ,介在物及び線心の識別)による。

f) 

シース  シースは,JIS C 3667 の箇条 13(シース)による。

単心ケーブルでは c)  の絶縁体上に,多心丸形ケーブルでは e)  の線心のより合せ上に,タイプ ST

2

のビニル又はタイプ SE

1

のクロロプレンを

表 3∼表 の厚さに被覆する。シースの色は,黒を推奨す

る。シースの平均厚さは,

表 3∼表 の値以上とし,最小厚さは,表 3∼表 の値の 85  %から 0.2 mm

を減じた値以上とする。

なお,ケーブルの表面には,有害なきずがあってはならない。

試験方法 

6.1 

導体抵抗試験 

導体抵抗試験は,JIS C 3667 の 15.2(導体抵抗試験)による。

6.2 

耐電圧試験 

耐電圧試験は,JIS C 3667 の 15.3(耐電圧試験)による。

6.3 

導体検査

導体検査は,JIS C 3667 の 16.4(導体検査)による。

6.4 

寸法の確認 

寸法の確認は,JIS C 3667 の 16.5(絶縁体及び非金属シースの厚さの測定)及び JIS C 3667 の 16.8(外

径の測定)による。

6.5 EP

ゴム絶縁体及びクロロプレンシースのホットセット試験 

EP ゴム絶縁体及びクロロプレンシースのホットセット試験は,JIS C 3667 の 16.9[エチレンプロピレン

ゴム(EPR),硬質エチレンプロピレンゴム(HEPR)及び架橋ポリエチレン(XLPE)の絶縁体並びにエラストマ


7

C 3363

:2009

系シースのホットセット試験]による。

6.6 

導体最高許容温度での絶縁抵抗測定 

導体最高許容温度での絶縁抵抗測定は,JIS C 3667 の 17.2(導体最高許容温度での絶縁抵抗測定)によ

る。

6.7 4

時間耐電圧試験 

4 時間耐電圧試験は,JIS C 3667 の 17.3(4 時間耐電圧試験)による。

6.8 

寸法 

寸法は,JIS C 3667 の 18.1(絶縁体厚さの測定)及び JIS C 3667 の 18.2(非金属シース厚さの測定)に

よる。

6.9 

機械的特性 

機械的特性は,JIS C 3667 の 18.3(老化前後の絶縁体の機械的特性の測定試験)

JIS C 3667 の 18.4(老

化前後の非金属シースの機械的特性の測定試験)及び JIS C 3667 の 18.5(完成品ケーブルの追加老化試験)

による。

6.10 

熱可塑性 

熱可塑性は,JIS C 3667 の 18.7(高温での絶縁体及び非金属シースの加熱変形試験)及び JIS C 3667 

18.8

(ビニル絶縁体,ビニルシース及びハロゲンフリーシースの低温試験)による。

6.11 

その他の特性 

その他の特性は,JIS C 3667 の 18.6(タイプ ST

2

のビニルシースの加熱減量試験)

JIS C 3667 の 18.9(ビ

ニル絶縁体及びシースの巻付加熱試験)

JIS C 3667 の 18.10[エチレンプロピレンゴム(EPR)及び硬質エチ

レンプロピレンゴム(HEPR)の絶縁体のオゾン試験]

JIS C 3667 の 18.11[エチレンプロピレンゴム(EPR),

硬質エチレンプロピレンゴム(HEPR)及び架橋ポリエチレン(XLPE)の絶縁体並びにエラストマ系シースの

ホットセット試験]及び JIS C 3667 の 18.13(絶縁体の耐水性試験)による。

6.12 

難燃試験 

難燃試験は,JIS C 3667 の 18.14.1(一条ケーブルの難燃試験)による。

試験 

試験は,箇条 の試験方法によって,次の 7.27.5 の項目について行い,箇条 4,箇条 及び 9.1 の規定

に適合しなければならない。ただし,受渡当事者間の協定によって,その一部又は全部を省略することが

できる。

7.1 

試験に関する定義 

a) 

出荷試験  製造業者が,各製造長さ単位について出荷前に検査するために行う試験。

b) 

抜取試験  完成品が規定された要求事項に適合していることを実証するために,ある一定の検査周期

で完成品ケーブルの試料及び完成品ケーブルから採取したケーブルを構成する原材料副資材について

製造業者が行う試験。

c) 

形式試験  意図した実使用条件下で十分な機能・特性をもつことを実証するために,この規格に該当

するケーブルについて行う試験。

注記  形式試験は,一度実施された後は,性能特性に影響を与えるようなケーブル材料,設計又は

製造工程の変更がなければ繰り返す必要のない性質のものである。

7.2 

出荷試験 

出荷試験は,JIS C 3667 の箇条 15(出荷試験)によって,次の項目について行う。


8

C 3363

:2009

a)

導体抵抗試験

b)

耐電圧試験

7.3 

抜取試験 

抜取試験は,JIS C 3667 の箇条 16(抜取試験)によって,次の項目について行う。

a)

導体検査

b)

寸法の確認

c) EP

ゴム絶縁体及びクロロプレンシースのホットセット試験

7.4 

電気形式試験 

電気形式試験は,JIS C 3667 の箇条 17(電気形式試験)によって,次の項目について行う。

a)

導体最高許容温度での絶縁抵抗測定

b)  4

時間耐電圧試験

7.5 

非電気形式試験 

非電気形式試験は,JIS C 3667 の箇条 18(非電気形式試験)によって,次の項目について行う。

a)

寸法

b)

機械的特性

c)

熱可塑性

d)

その他の特性

e)

難燃試験

製品の呼び方 

製品の呼び方は,次のいずれかによる。

−  種類及び線心数×公称断面積

−  記号及び線心数×公称断面積

  600 V EP ゴム絶縁クロロプレンシースケーブル(IEC 仕様)    3×25 mm

2

又は

600 V EPR/CR(PN)    3×25 mm

2

表示及び包装 

9.1 

ケーブルの表示 

ケーブルの表示は,適切な所に容易に消えない方法で,次の事項を連続表示する。

a)  IEC

規格に準拠した仕様の製品である旨の表示(例  IEC

b)

製造業者名又はその略号

c)

記号

d)

導体サイズの表示

9.2 

包装の表示 

包装の表示は,適切な方法で次の事項を表示する。

a)

種類又は記号

b)

線心数及び公称断面積

c)

長さ

d)

質量(ドラム巻きの場合は,総質量も併記する。


9

C 3363

:2009

e)

ドラムの回転方向

f)

製造業者名又はその略号

g)

製造年又はその略号

h)

規格番号  (JIS C 3363)

9.3 

包装 

包装は,1 条ずつドラム巻き又はたば巻きとし,運搬中損傷のないように適切な方法で行う。


附属書 JA

(参考)

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS C 3363:2009

  600 V EP ゴム絶縁ケーブル(IEC 仕様)

IEC 60502-1:2004

,Power cables with extruded insulation and their accessories for

rated voltages from 1 kV (U

m

 = 1,2 kV) up to 30 kV (U

m

 = 36 kV)−Part 1: Cables for

rated voltages of 1 kV (U

m

 = 1,2 kV) and 3 kV (U

m

 = 3,6 kV)

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号

及び名称

内容

(Ⅱ)

国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

1  適 用 範

600 V 以下の EP ゴ
ム絶縁ケーブル

1

定格電圧 0.6/1 kV (U

m

1.2 kV)  及び 1.8/3 kV (U

m

=3.6 kV) の押出固体絶
縁電力ケーブル

変更

1.8/3 kV (U

m

=3.6 kV) のケー

ブルの規定を削除した。

絶縁体の種類を EP ゴムに限定
している。

JIS C 3667

の附属書 JA 参照

2  引 用 規

JIS C 3667 

 2 l

kV 及び 3 kV ケーブルの

引 用 規 格 を 規 定 し て い
る。

変更 l

kV ケーブルの引用規格だけ

を採用し,3 kV ケーブルの引
用規格を削除した。

JIS C 3667

の附属書 JA 参照

3  種 類 及
び記号

種 類 及 び 記 号 を 規
定している。

なし

規定なし

追加

製品の種類及び記号を規定し
た。

従来 JIS から IEC 整合 JIS への移
行期間中 の従来 JIS 製品 と の区
別・誤用防止の観点から規定した。

4  特性 EP ゴム絶縁ケーブ

ル に 関 す る 特 性 項

目と要求事項,試験
方 法 適 用 箇 条 を 規
定している。

 5



13

PVC,EPR,HEPR 及び架
橋ポリエチレン絶縁ケー

ブルに関する特性項目と
要求事項,試験方法を規
定している。

変更 EP ゴム絶縁ケーブルに関する

特性項目と要求事項,試験方法

だけを採用し,他の材料の規定
を削除した。

EP ゴム絶縁ケーブルだけを対象に
した JIS であるため,他の材料に

関する規定を削除した。

5  材料,構
造 及 び 加
工方法

具 体 的 な 構 造 表 を
規定したほか,線心
の 識 別 方 法 を 規 定

している。

なし

規定なし

追加

標準的な公称断面積と線心数
の組合せを示し,導体構成,導
体外径,仕上外径や概算質量な

どの参考値を記載した。

製品の標準化及び接続材料等の設
計,選定における利便性向上を図
るため,構造表を追加した。また,

安全上の観点から線心識別が必要
であり,これを規定した。

10

C

 336

3


2

009


(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び名称

内容

(Ⅱ)

国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

6  試 験 方

EP ゴム絶縁ケーブ
ル に 関 す る 試 験 方

法を規定している。

7  試験

試験に関する定義,
出荷試験項目,抜取

試験項目,電気形式
試 験 項 目 及 び 非 電
気 形 式 試 験 項 目 を

規定している。

14 
15 
16 
17 
18

PVC,EPR,HEPR 及び架
橋ポリエチレン絶縁ケー

ブルに関する試験方法や
試 験 項 目 を 規 定 し て い
る。

変更 EP ゴム絶縁ケーブルに対する

試験方法や試験項目だけを採

用し,他の材料の規定を削除し
た。

EP ゴム絶縁ケーブルだけを対象に
した JIS であるため,他の材料に

関する規定を削除した。

7.1  試 験
に 関 す る
定義

出 荷 試 験 , 抜 取 試

験,形式試験だけを
規定している。

 19

竣 工 試 験 を 規 定 し て い

る。

変更

竣工試験の規定を採用しなか

った。

JIS C 3667

の附属書 JA 参照

8  製 品 の
呼び方

製 品 の 呼 び 方 を 規

定している。

なし

規定なし

追加

製品の呼び方を規定した。

従来 JIS から IEC 整合 JIS への移

行期間中の,従来 JIS 製品との区
別・誤用防止の観点から規定した。

9  表 示 及
び包装

表 示 内 容 及 び 包 装
方 法 を 規 定 し て い
る。

なし

規定なし

追加

表示内容及び包装方法を規定
した。

JIS C 3667

の附属書 JA 参照

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 60502-1:2004,MOD

 
注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

11

C

 336

3


20
0

9