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C 3342

:2012

(1)

目  次

ページ

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  種類及び記号 

1

4

  特性

1

5

  材料,構造及び加工方法 

2

6

  試験方法

9

6.1

  外観

9

6.2

  構造

10

6.3

  導体抵抗 

10

6.4

  耐電圧

10

6.5

  絶縁抵抗 

10

6.6

  絶縁体及びシースの引張り 

10

6.7

  加熱

10

6.8

  耐油

10

6.9

  巻付加熱 

10

6.10

  低温巻付け 

10

6.11

  加熱収縮

11

6.12

  耐寒

11

6.13

  加熱変形 

11

6.14

  難燃

11

7

  検査

11

8

  製品の呼び方 

12

9

  表示及び包装 

12

9.1

  ケーブルの表示

12

9.2

  包装の表示 

12

9.3

  包装

12


C 3342

:2012

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本電線

工業会(JCMA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS C 3342:2000 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 C

3342

:2012

600 V

ビニル絶縁ビニルシースケーブル(VV)

600 V Polyvinyl chloride insulated and sheathed cables

適用範囲 

この規格は,600 V 以下の回路に用いる塩化ビニル樹脂を主体としたコンパウンド(以下,ビニルとい

う。

)を絶縁体及びシースとするビニル絶縁ビニルシースケーブル(以下,ケーブルと総称する。

)につい

て規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 3005

  ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法

JIS C 3102

  電気用軟銅線

種類及び記号 

種類及び記号は,

表 による。

表 1−種類及び記号

種類

記号

a)

600 V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形 VVR

b)

600 V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形 VVF 

a)

  記号の意味は,次による。

V:ビニル 
R:丸形 
F:平形

b)

  丸形を単に VV と呼ぶこともある。

特性 

特性は,箇条 によって試験を行ったとき,

表 による。


2

C 3342

:2012

表 2−特性

項目

特性

試験方法
適用箇条

導体抵抗

表 3∼表 の値以下

6.3 

水中

表 3∼表 の試験電圧に 1 分間耐えなければなら
ない。

6.4 a) 

空中

表 4∼表 の 2 倍の試験電圧に 1 分間耐えなけれ
ばならない。

6.4 b) 

耐電圧

スパーク

表 の 5 倍の試験電圧に耐えなければならない。

6.4 c) 

絶縁抵抗

表 3∼表 の値以上

6.5 

引張強さ 10

MPa 以上

絶縁体

伸び 100

%以上

引張強さ 10

MPa 以上

絶縁体及び 
シースの引張り

シース

伸び 120

%以上

6.6 

引張強さ

加熱前の値の 85 %以上

加熱

伸び

加熱前の値の 80 %以上

6.7 

管状

浸油前の値の 85 %以上

ダンベル状

引張強さ

浸油前の値の 80 %以上

管状

浸油前の値の 85 %以上

耐油

ダンベル状

伸び

浸油前の値の 60 %以上

6.8 

巻付加熱

6.9 

低温巻付け

表面にひび及び割れを生じてはならない。

6.10 

加熱収縮 3

%以下

6.11 

耐寒

試験片が破壊してはならない。

6.12 

加熱変形

厚さの減少率 50 %以下

6.13 

難燃 60 秒以内で自然に消えなければならない。

6.14 

材料,構造及び加工方法 

材料,構造及び加工方法は,

表 3∼表 及び a)e)による。


3

C 3342

:2012

表 3600 V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形  単心

導体

参考

直径 mm

又は

公称断面積

mm

2

構成

素線数/素線径

mm

又は形状

外径

(参考)

mm

絶縁体

厚さ

a)

 

mm

シース

厚さ

a)

 

mm

仕上外径
(参考)

 

mm

導体抵抗

(20  ℃)

 

Ω/km

試験
電圧

 

V

絶縁抵抗
(20  ℃)

 

MΩ・km

概算

質量

kg/km

標準

条長

m

包装

直径 1.0 1.0  5.6

22.8

41

1.2 1.2  5.8

15.8

46

1.6 1.6  6.2

8.92

60

2.0 2.0

2.3

(0.8)

6.6 5.65

75

2.6 2.6

2.5

(1.0)

7.6 3.35

105

3.2

単線

3.2 2.7

(1.2)

(1.5)

8.6 2.21

1 500

50

145

300

たば

公称断面積 2 7/0.6

1.8

6.4

9.24

65

3.5 7/0.8  2.4

2.3

(0.8)

7.0 5.20

85

5.5 7/1.0  3.0

2.5

(1.0)

8.0 3.33

115

たば

7/1.2 3.6

9.0

2.31

155

8

円形圧縮 3.4

2.7

(1.2)

8.8 2.29

1 500

50

150

7/1.6 4.8

11.0

1.30

235

14

円形圧縮 4.4

2.9

(1.4)

10.5 1.31

225

7/2.0 6.0

12.5

0.824

335

22

円形圧縮 5.5

3.1

(1.6)

12.0 0.832

2 000

320

7/2.6 7.8

14.5

0.487

515

19/1.6 8.0

15.0

0.479

520

38

円形圧縮 7.3

14.0

0.481

40

510

19/2.0 10.0

17.0

0.303

750

60

円形圧縮 9.3

3.3

(1.8)

16.0 0.305

735

19/2.6 13.0

20 0.180

1

200

100

円形圧縮 12.0

3.5

(2.0)

(1.5)

19.0 0.183

2 500

30

1 160

37/2.3 16.1

24 0.118

20

1

760

150

円形圧縮 14.7

3.8

(2.2)

(1.6)

23 0.122

30

1

690

300

37/2.6 18.2

27 0.092

2

200

円形圧縮 17.0

4.1

(2.4)

(1.7)

26 0.091

5

2 220

61/2.3 20.7

30 0.072

2

2

830

250

円形圧縮 19.0

4.2

(2.4)

(1.8)

28 0.073

9

2

740

200

61/2.6 23.4

33 0.056

5

3

580

325

円形圧縮 21.7

4.5

(2.6)

(1.9)

31 0.056

8

3

520

61/2.9 26.1

4.7

(2.6)

(2.1)

36 0.045

4

4

390

400

円形圧縮 24.1 4.6

(2.6)

(2.0)

34 0.046

2

3 000

20

4 280

150

ドラム


4

C 3342

:2012

表 3600 V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形  単心(続き)

導体

参考

直径 mm

又は

公称断面積

mm

2

構成

素線数/素線径

mm

又は形状

外径

(参考)

mm

絶縁体

厚さ

a)

 

mm

シース

厚さ

a)

 

mm

仕上外径
(参考)

 

mm

導体抵抗
(20  ℃)

 

Ω/km

試験
電圧

 

V

絶縁抵抗
(20  ℃)

 

MΩ・km

概算

質量

kg/km

標準

条長

m

包装

61/3.2 28.8

5.0

(2.8)

(2.2)

39 0.037

3

5

320

公称断面積 500

円形圧縮 26.9

4.9

(2.8)

(2.1)

37 0.036

9

5

310

91/2.9 31.9

5.3

(3.0)

(2.3)

43 0.030

4

6

470

600

円形圧縮 29.5

5.2

(3.0)

(2.2)

40 0.030

8

6

340

127/2.8 36.4

5.7

(3.2)

(2.5)

48 0.023

4

8

340

円形圧縮 8

360

800

分割圧縮

34.0 5.6

(3.2)

(2.4)

46 0.023

1

8 350

127/3.2 41.6

5.9

(3.2)

(2.7)

54

0.017 9

10 800

円形圧縮

50

0.018 5

10 500

1 000

分割圧縮

38.0 5.8

(3.2)

(2.6)

51 0.018

7

3 500

20

10 400

100 ドラム

a)

  絶縁体厚さ及びシース厚さの括弧内寸法は,絶縁体とシースとを二層で加工した場合のそれぞれの厚さを示す。


5

C 3342

:2012

表 4600 V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形  

導体

参考

直径 mm

又は

公称断面積

mm

2

構成

素線数/素線径

mm

又は形状

外径

(参考)

mm

絶縁体

厚さ

 

mm

シース

厚さ

a)

 

mm

仕上外径
(参考)

 

mm

導体抵抗

(20  ℃)

 

Ω/km

試験
電圧

 

V

絶縁抵抗

(20  ℃)

 

MΩ・km

概算

質量

kg/km

標準

条長

m

包装

直径 1.0 1.0

8.7

23.3

85

1.2 1.2

9.1

16.1

95

1.6 1.6

9.9

9.10

120

300

2.0 2.0

0.8

11.0 5.76

155

2.6 2.6

1.0

13.0

3.42

225

200

3.2

単線

3.2 1.2

1.5

15.0 2.25

1 500

50

315 150

たば

公称断面積 2 7/0.6  1.8

10.5

9.42

130

300

3.5 7/0.8

2.4

0.8

11.5 5.30

175

200

5.5 7/1.0

3.0

1.0

13.5

3.40

245

7/1.2 3.6

2.36

335

8

円形圧縮 3.4

1.2 15.5

2.34

1 500

50

325

150

たば

7/1.6 4.8

19.0

1.33

520

14

円形圧縮 4.4

1.4

1.5

18.0 1.34

500

7/2.0 6.0

1.6

23

0.840

760

22

円形圧縮 5.5

1.6

1.5 21  0.849

2 000

715

7/2.6 7.8

27

0.497

1

190

19/1.6 8.0

28

0.489

1

200

38

円形圧縮 7.3

1.7

26 0.491

40

1 160

19/2.0 10.0

32 0.309

1

740

60

円形圧縮 9.3

1.8

1.9

31 0.311

1

680

19/2.6 13.0

2.2 39 0.184

2

800

100

円形圧縮 12.0

2.0

2.1 37  0.187

2 500

30

2 670

37/2.3 16.1

2.5 47 0.120

20

4

120

150

円形圧縮 14.7

2.2

2.3 44  0.124

30 3

870

300

37/2.6 18.2

2.7 52 0.094

0

5

190

200

円形圧縮 17.0

2.6  50  0.093

3

5

090

61/2.3 20.7

2.9 58 0.073

6

6

570

250

円形圧縮 19.0

2.4

2.7 54  0.075

4

6

250

200

61/2.6 23.4

3.1 64 0.057

6

8

300

325

円形圧縮 21.7

2.6

3.0 61  0.057

9

3 000

20

8 040

150

ドラム

a)

  シース厚さは,標準的な構造の場合であって,押さえテープの選定によって 0.1 mm 薄くなることがある。


6

C 3342

:2012

表 5600 V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形   

導体

参考

直径 mm

又は

公称断面積

mm

2

構成

素線数/素線径

mm

又は形状

外径

(参考)

mm

絶縁体

厚さ

 

mm

シース

厚さ

a)

 

mm

仕上外径
(参考)

 

mm

導体抵抗
(20  ℃)

 

Ω/km

試験
電圧

 

V

絶縁抵抗
(20  ℃)

 

MΩ・km

概算

質量

kg/km

標準

条長

m

包装

直径 1.0 1.0

9.1

23.3

100

1.2 1.2  9.5

16.1

115

300

1.6 1.6  10.5

9.10

150

200

2.0 2.0

0.8

11.5 5.76

195

2.6 2.6

1.0

13.5

3.42

290

150

たば

3.2

単線

3.2 1.2

1.5

16.0 2.25

1 500

50

410 300 ドラム

公称断面積 2 7/0.6  1.8

11.0

9.42

160

3.5 7/0.8  2.4

0.8

12.5 5.30

220

200

たば

5.5 7/1.0  3.0

1.0

14.5

3.40

320

7/1.2 3.6

16.5

2.36

440

8

円形圧縮 3.4

1.2

16.0 2.34

1 500

50

425

7/1.6 4.8

20

1.33

690

14

円形圧縮 4.4

1.4

1.5

19.0 1.34

665

7/2.0 6.0

24

0.840

1

020

22

円形圧縮 5.5

1.6 1.6

23 0.849

2 000

975

7/2.6 7.8

29

0.497

1

620

19/1.6 8.0

30

0.489

1

640

38

円形圧縮 7.3

1.8

28 0.491

40

1 590

19/2.0 10.0

2.0

34 0.309

2

400

60

円形圧縮 9.3

1.8

1.9 33  0.311

2

320

19/2.6 13.0

2.3

42 0.184

3

870

100

円形圧縮 12.0

2.0

2.2 40  0.187

2 500

30

3 720

37/2.3 16.1

2.6

50 0.120

20 5

720

150

円形圧縮 14.7

2.2

2.5 47  0.124

30 5

430

300

37/2.6 18.2

2.8

56 0.094

0

7

220

200

円形圧縮 17.0

2.7  53  0.093

3

7

130

61/2.3 20.7

3.0

62 0.073

6

9

160

250

円形圧縮 19.0

2.4

2.9 58  0.075

4

8

800

200

61/2.6

23.4

3.3

69

0.057 6

11 700

325

円形圧縮 21.7

2.6

3.1 65  0.057

9

3 000

20

11 300

150

ドラム

a)

  シース厚さは,標準的な構造の場合であって,押さえテープの選定によって 0.1 mm 薄くなることがある。


7

C 3342

:2012

表 6600 V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形  

導体

参考

直径 mm

又は

公称断面積

mm

2

構成

素線数/素線径

mm

又は形状

外径

(参考)

mm

絶縁体

厚さ

 

mm

シース

厚さ

a)

 

mm

仕上外径
(参考)

 

mm

導体抵抗

(20  ℃)

 

Ω/km

試験
電圧

 

V

絶縁抵抗
(20  ℃)

 

MΩ・km

概算

質量

kg/km

標準

条長

m

包装

直径 1.0 1.0

9.8

23.3

120

300

1.2 1.2  10.5

16.1

140

1.6 1.6  11.5

9.10

185

200

2.0 2.0

0.8

12.5 5.76

240

150

たば

2.6 2.6

1.0

15.0

3.42

365

3.2

単線

3.2 1.2

1.5

17.0 2.25

1 500

50

515

300 ドラム

公称断面積 2 7/0.6  1.8

12.0

9.42

195

200

3.5 7/0.8  2.4

0.8

13.5 5.30

275

150

5.5 7/1.0  3.0

1.0

16.0

3.40

400

200

7/1.2 3.6

18.0

2.36

555

150

たば

8

円形圧縮 3.4

1.2

1.5

17.5 2.34

1 500

50

535

7/1.6 4.8

1.6

22

1.33

890

14

円形圧縮 4.4

1.4

1.5 21  1.34

855

7/2.0 6.0

27

0.840

1

320

22

円形圧縮 5.5

1.6 1.7

25 0.849

2 000

1 260

7/2.6 7.8

32

0.497

2

100

19/1.6 8.0

33

0.489

2

120

38

円形圧縮 7.3

1.9

31 0.491

40

2 060

19/2.0 10.0

38 0.309

3

120

60

円形圧縮 9.3

1.8

2.1

36 0.311

3

030

19/2.6 13.0

2.5 47 0.184

5

060

100

円形圧縮 12.0

2.0

2.4 44  0.187

2 500

30

4 870

37/2.3 16.1

2.8 56 0.120

20 7

480

150

円形圧縮 14.7

2.2

2.7 52  0.124

30 7

110

300

37/2.6 18.2

3.0 62 0.094

0

9

440

200

円形圧縮 17.0

2.9  59  0.093

3

9

330

61/2.3

20.7

3.3

69

0.073 6

12 100

250

円形圧縮 19.0

2.4

3.1

65

0.075 4

11 600

200

61/2.6

23.4

3.6

77

0.057 6

15 300

325

円形圧縮 21.7

2.6

3.4 73  0.057

9

3 000

20

14 900

150

ドラム

a)

  シース厚さは,標準的な構造の場合であって,押さえテープの選定によって 0.1 mm 薄くなることがある。


8

C 3342

:2012

表 7600 V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形  

導体

参考

直径 mm

又は

公称断面積

mm

2

構成

素線数/素線径

mm

又は形状

外径

(参考)

mm

絶縁体

厚さ

 

mm

シース

厚さ

 

mm

仕上外径
(参考)

 

mm

導体抵抗
(20  ℃)

 

Ω/km

試験
電圧

 

V

絶縁抵抗
(20  ℃)

 

MΩ・km

概算

質量

kg/km

標準

条長

m

包装

直径 1.0 1.0 5.6×8.2 22.8

70

1.2 1.2 5.5×8.6 15.8

80

1.6 1.6 6.2×9.4 8.92

105

2.0 2.0

0.8

6.6×10.5

5.65 130

2.6 2.6

1.0

7.6×12.5

3.35 195

3.2

単線

3.2 1.2

1.5

8.6×14.5

2.21

1 500

50

270

100

たば

公称断面積 2 7/0.6  1.8

6.4×9.8 9.24

110

3.5 7/0.8  2.4

0.8

7.0×11.0

5.20 150

5.5 7/1.0  3.0

1.0

8.0×13.0

3.33 210

8 7/1.2  3.6

1.2

1.5

9.0×15.0

2.31

1 500

50

290

100

たば

表 8600 V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形   

導体

参考

直径 mm

又は

公称断面積

mm

2

構成

素線数/素線径

mm

又は形状

外径

(参考)

mm

絶縁体

厚さ

 

mm

シース

厚さ

 

mm

仕上外径

(参考)

 

mm

導体抵抗

(20  ℃)

 

Ω/km

試験

電圧

 

V

絶縁抵抗

(20  ℃)

 

MΩ・km

概算 
質量

kg/km

標準
条長

m

包装

直径 1.0 1.0 5.6×11.0

22.8 95

1.2 1.2 5.8×11.5

15.8 110

1.6 1.6 6.2×13.0

8.92 145

2.0 2.0

0.8

6.6×14.0

5.65 190

2.6 2.6

1.0

7.6×17.0

3.35 285

3.2

単線

3.2 1.2

1.5

8.6×20 2.21

1 500

50

400

100

たば

公称断面積 2 7/0.6  1.8

6.4×13.5

9.24 155

3.5 7/0.8  2.4

0.8

7.0×15.0

5.20 215

5.5 7/1.0  3.0

1.0

8.0×18.0

3.33 310

8 7/1.2  3.6

1.2

1.5

9.0×21 2.31

1 500

50

430

100

たば

a)

導体  導体は,形状によって単線,円形より線,円形圧縮より線及び分割圧縮より線に区分し,次に

よる。

なお,導体形状,及び導体径又は公称断面積は,

表 による。

表 9−導体形状,及び導体径又は公称断面積

導体形状

導体径又は公称断面積

単線 1.0

mm 以上  3.2 mm 以下

円形より線 2

mm

2

以上  1 000 mm

2

以下

円形圧縮より線 8

mm

2

以上  1 000 mm

2

以下

分割圧縮より線 800

mm

2

,1 000 mm

2

1)

単線  単線は,JIS C 3102 に規定する軟銅線とする。

2)

円形より線  円形より線は,JIS C 3102 に規定する軟銅線を同心円状により合わせたもの又は硬銅


9

C 3342

:2012

線を同心円状により合わせた後,焼きなまして,軟銅にしたものとする。ただし,2.8 mm を使用す

る場合は,径の許容差,伸び及び導電率は,2.6 mm の値とする。

なお,最外層のより方向は,S よりとする。

3)

円形圧縮より線  円形圧縮より線は,JIS C 3102 に規定する軟銅線若しくはこれに準じたものをよ

り合わせて円形に圧縮成形したもの又は硬銅線をより合わせ,円形に圧縮成形した後,焼きなまし

て,軟銅にしたものとする。

なお,最外層のより方向は,S よりとする。

4)

分割圧縮より線  分割圧縮より線は,JIS C 3102 に規定する軟銅線又はこれに準じたものをより合

わせて圧縮成形して各分割部分導体とし,S よりにより合わせて円形としたものとする。

なお,各分割部分導体相互間には,適切な絶縁を施す。また,より合わせた後,バインダテープ

を巻いてもよい。

b)

絶縁体  絶縁体は,a)の導体上にビニルを表 3∼表 の厚さに導体と同心円状に被覆する。

絶縁体の平均厚さは,6.2(構造)により試験を行ったとき,

表 3∼表 の値の 90 %以上とし,最小

厚さは,

表 3∼表 の値の 80 %以上とする。

単心ケーブルは,この絶縁加工を終わったものを完成品とする。この場合,ケーブルの表面には,

6.1

(外観)により試験を行ったとき,有害な傷及び気泡があってはならない。

なお,絶縁体は,2 層構造で作ってもよい。

c)

線心の識別  線心の識別は,絶縁体若しくは絶縁体表面の色又はその他適切な方法によって行う。色

による識別の場合は,通常,次による。

単心…黒

2 心…黒,白

3 心…黒,白,赤

4 心…黒,白,赤,緑

d)

線心のより合わせ  線心のより合わせは,線心の所要条数を同心より又は SZ よりで,円形により合

わせる。ピッチは層心径の 30 倍以下とする。ただし,SZ よりを施した部分にあってはこの限りでな

い。この場合,必要に応じ適切な介在物とともにより合わせる又は適切な混合物を被覆してもよい。

ただし,介在物などは,線心から分離しやすいものとする。

線心のより合わせ上には,必要に応じて適切な押さえテープを施してもよい。

e)

シース  シースは,単心ケーブル(二層構造)では b)の絶縁体上に,多心丸形ケーブルでは d)の線心

のより合わせ上に,ビニルを

表 3∼表 の厚さに被覆する。平形ケーブルでは c)の線心の所要条数を

並列にした上,ビニルを

表 及び表 の厚さに被覆する。シースの色は,通常丸形の場合は黒,平形

の場合は灰色とする。シースの平均厚さは,6.2(構造)により試験を行ったとき,

表 3∼表 の値の

90 %以上とし,最小厚さは,丸形で表 3∼表 の値の 85 %以上,平形で表 及び表 の値の 80 %以上

とする。

なお,ケーブルの表面には,6.1(外観)により試験を行ったとき,有害な傷があってはならない。

試験方法 

6.1 

外観 

外観は,JIS C 3005 の 4.1(外観)による。


10

C 3342

:2012

6.2 

構造 

構造は,JIS C 3005 の 4.3(構造)による。

6.3

導体抵抗 

導体抵抗は,JIS C 3005 の 4.4(導体抵抗)による。

6.4 

耐電圧 

耐電圧は,次の a)c)のいずれかによる。ただし,単心ケーブルについては a)又は c),多心ケーブルに

ついては a)又は b)とする。

a)

水中  水中は,JIS C 3005 の 4.6 a)(水中)による。

b)

空中  空中は,JIS C 3005 の 4.6 b)(空中)による。

c)

スパーク  スパークは,JIS C 3005 の 4.6 c)(スパーク)による。

6.5 

絶縁抵抗 

絶縁抵抗は,JIS C 3005 の 4.7.1(常温絶縁抵抗)による。

6.6 

絶縁体及びシースの引張り 

絶縁体及びシースの引張りは,JIS C 3005 の 4.16(絶縁体及びシースの引張り)による。

6.7 

加熱 

加熱は,JIS C 3005 の 4.17(加熱)による。加熱温度及び加熱時間は,JIS C 3005 の 4.17.2(試験方法)

表 の B による。

6.8 

耐油 

耐油は,JIS C 3005 の 4.18(耐油)による。浸油温度及び浸油時間は,JIS C 3005 

表 6(加熱温度及

び加熱時間)の A による。

6.9 

巻付加熱 

巻付加熱は,導体公称断面積 100 mm

2

以下のものについて行い,JIS C 3005 の 4.19.1(A 法)による。

加熱温度は,120  ℃±3  ℃とし,巻付回数及び円筒の径は,

表 10 による。

表 10−巻付回数及び円筒の径 

単線

mm

より線

mm

2

仕上外径

a)

mm

巻付回数

円筒の径

3.2 以下

8 以下

絶縁体外径の 1 倍

14,22

6

38 1

絶縁体

60,100

約 1/2

絶縁体外径の 2 倍

15 未満 6

仕上外径の 5 倍

15 以上 20 未満

仕上外径の 8 倍

シース

20 以上

約 1/2

仕上外径の 10 倍

a)

  平形ケーブルは,その短径をもって仕上外径とみなす。

6.10 

低温巻付け 

低温巻付けは,導体公称断面積 100 mm

2

以下の絶縁体だけについて行い,JIS C 3005 の 4.20.1(A 法)

による。冷却温度は,−10  ℃±1  ℃とし,巻付回数及び円筒の径は,

表 11 による。


11

C 3342

:2012

表 11−巻付回数及び円筒の径

単線

mm

より線

mm

2

巻付回数

円筒の径

3.2 以下

8 以下 6

絶縁体外径の 3 倍

14,22 3

絶縁体外径の 4 倍

38,60

絶縁体外径の 5 倍

100

約 1/2

絶縁体外径の 6 倍

6.11 

加熱収縮 

加熱収縮は,導体公称断面積 100 mm

2

以下の単心ケーブルについて行い,JIS C 3005 の 4.21(加熱収縮)

による。

6.12 

耐寒 

耐寒は,シースと同一コンパウンドについて行い,JIS C 3005 の 4.22(耐寒)による。冷却温度は,−

15  ℃±0.5  ℃とする。

6.13 

加熱変形 

加熱変形は,JIS C 3005 の 4.23(加熱変形)による。加熱温度は,120  ℃±3  ℃とし,荷重は

表 12 によ

る。ただし,板状試験片を用いる場合の荷重は,10 N とする。

表 12−荷重

単線

mm

より線

mm

2

仕上外径

a)

mm

荷重

N

1.0 3 
1.2

4

1.6∼3.2 2∼8 5

14∼38 7

60 10

絶縁体

100 以上

15

8 未満

5

8 以上  12 未満

7

シース

12 以上 10

a)

  平形ケーブルの仕上外径は,短径と長径との和を 2 で除

した値とする。

6.14 

難燃 

難燃は,JIS C 3005 の 4.26(難燃)による。試験方法は,JIS C 3005 の 4.26.2 b)(傾斜試験)による。

検査 

検査は,次の項目について箇条 によって行い,箇条 及び箇条 の規定に適合しなければならない。

ただし,受渡当事者間の協定によって,その一部又は全部を省略してもよい。

a)

外観

b)

構造

c)

導体抵抗

d)

耐電圧

e)

絶縁抵抗(耐電圧試験をスパークで行った場合は,常温絶縁抵抗は省略する。


12

C 3342

:2012

f)

絶縁体及びシースの引張り

g)

加熱

h)

耐油

i)

巻付加熱

j)

低温巻付け

k)

加熱収縮

l)

耐寒

m)

加熱変形

n)

難燃

製品の呼び方 

製品の呼び方は,種類及び線心数×導体径若しくは公称断面積,又は種類の記号及び線心数×導体径若

しくは公称断面積による。

例 1 600

V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形 3×22 mm

2

又は VVR3×22 mm

2

例 2 600

V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形 2×2.6 mm 又は VVF2×2.6 mm

例 3 600

V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形 1×60 mm

2

又は VV1×60 mm

2

表示及び包装 

9.1 

ケーブルの表示 

ケーブルの表示は,次の事項について適切なところに容易に消えない方法で連続表示する。

a) VV

又は

表 による記号

b)

製造業者名又はその略号

c)

製造年又はその略号

9.2 

包装の表示 

包装の表示は,次の事項について適切な方法で表示する。

a)

種類又は記号

b)

線心数及び導体径又は公称断面積(19 本よりの 38 mm

2

のものは,導体構成を記す。

c)

長さ

d)

質量(ドラム巻きの場合は,総質量も併記する。

e)

ドラムの回転方向

f)

製造業者名又はその略号

g)

製造年又はその略号

9.3 

包装 

包装は,1 条ずつドラム巻き又はたば巻きとし,運搬中損傷しないように適切な方法で行う。