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C 3215-2

:2016

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

2

3

  用語及び定義,試験における一般事項並びに外観  

2

4

  寸法 

2

5

  導体抵抗  

2

6

  伸び 

2

7

  軟らかさ  

2

8

  可とう性及び密着性  

2

9

  耐熱衝撃  

3

10

  耐軟化  

3

11

  耐摩耗  

3

12

  耐溶剤  

3

13

  絶縁破壊  

3

14

  均一性  

4

15

  温度指数  

4

16

  耐冷媒  

4

17

  はんだ付け性  

4

18

  融着性  

4

19

  誘電正接  

6

20

  耐トランス油  

6

21

  加熱減量  

6

22

  ピンホール試験  

6

23

  包装  

6

附属書 JA(規定)代替特性  

7

附属書 JB(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

9


C 3215-2

:2016

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本電線工業会(JCMA)及び

一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があ

り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

なお,JIS C 3202:2014 の規定を JIS C 3215 の規格群の附属書に順次移行させることによって,JIS C 

3202:2014

は廃止された。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS C 3215

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS C 3215-0-1

  巻線共通規格−第 0-1 部:一般特性−エナメル銅線

JIS C 3215-0-2

  巻線共通規格−第 0-2 部:一般特性−エナメル平角銅線

JIS C 3215-0-3

  巻線共通規格−第 0-3 部:一般特性−エナメルアルミニウム線

JIS C 3215-0-4

  巻線共通規格−第 0-4 部:一般特性−ガラス巻平角銅線及びエナメルガラス巻平角銅

JIS C 3215-1

  巻線個別規格−第 1 部:クラス 105 のポリビニルアセタール銅線

JIS C 3215-2

  巻線個別規格−第 2 部:クラス 130 の融着層付きはんだ付け可能ポリウレタン銅線

JIS C 3215-4

  巻線個別規格−第 4 部:クラス 130 のはんだ付け可能ポリウレタン銅線

JIS C 3215-8

  巻線個別規格−第 8 部:クラス 180 のポリエステルイミド銅線

JIS C 3215-14

  巻線個別規格−第 14 部:クラス 105 のポリビニルアセタールアルミニウム線

JIS C 3215-17

  巻線個別規格−第 17 部:クラス 105 のポリビニルアセタール平角銅線

JIS C 3215-31

  巻線個別規格−第 31 部:温度指数 180 のポリエステル(イミド)塗料焼付ガラス巻平

角銅線及びエナメルガラス巻平角銅線

JIS C 3215-32

  巻線個別規格−第 32 部:温度指数 155 のポリエステル(イミド)塗料焼付ガラス巻平

角銅線及びエナメルガラス巻平角銅線

JIS C 3215-54

  巻線個別規格−第 54 部:クラス 155 のポリエステル銅線


日本工業規格

JIS

 C

3215-2

:2016

巻線個別規格−第 2 部:クラス 130 の融着層付き

はんだ付け可能ポリウレタン銅線

Specifications for particular types of winding wires-Part 2: Solderable

polyurethane enamelled round copper wire, class 130, with a bonding layer

序文 

この規格は,2012 年に第 4 版として発行された IEC 60317-2 を基とし,完全整合化に向けた経過措置と

して,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

この規格の共通規格は,JIS C 3215-0-1:2014 である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,

附属書 JB に示す。また,附属書 JA は対応国際規格にはない事項である。

適用範囲 

この規格は,クラス 130 のポリウレタン樹脂を主体としたエナメル銅線の上に融着皮膜をもつ二重皮膜

のエナメル銅線(以下,融着層付きはんだ付け可能ポリウレタン銅線という。

)について規定する。基本的

な化学特性が変わらず,かつ,規定する全ての電線特性を満足する,変性したポリウレタン樹脂にも適用

できる。

注記 1  変性した樹脂とは,特性及び適用性を向上させるため,化学的に変性した樹脂又は 1 種類以

上の添加剤を加えた樹脂のことをいう。

この規格は,次のサイズ範囲の融着層付きはんだ付け可能ポリウレタン銅線について規定する。

−  グレード 1B:0.020 mm 以上,2.000 mm 以下

−  グレード 2B:0.020 mm 以上,2.000 mm 以下

−  0 種:0.100 mm 以上,0.600 mm 以下

−  1 種:0.050 mm 以上,0.600 mm 以下

−  2 種:0.025 mm 以上,0.600 mm 以下

公称導体径は,JIS C 3215-0-1 の箇条 に規定がある。

この規格では,対応国際規格で引用がない巻線試験方法の規格について,引用すべき規格番号及び適用

箇条を具体的に規定している。

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60317-2:2012

, Specifications for particular types of winding wires − Part 2: Solderable

polyurethane enamelled round copper wire, class 130, with a bonding layer

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。


2

C 3215-2

:2016

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

)は適用しない。

JIS C 3215-0-1:2014

  巻線共通規格−第 0-1 部:一般特性−エナメル銅線

注記  対応国際規格:IEC 60317-0-1:2008,Specifications for particular types of winding wires−Part 0-1:

General requirements

−Enamelled round copper wire(MOD)

JIS C 3216-3:2011

  巻線試験方法−第 3 部:機械的特性

JIS C 3216-4:2011

  巻線試験方法−第 4 部:化学的特性

JIS C 3216-5:2011

  巻線試験方法−第 5 部:電気的特性

JIS C 3216-6:2011

  巻線試験方法−第 6 部:熱的特性

用語及び定義,試験における一般事項並びに外観 

3.1 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 3215-0-1 の 3.1 による。

3.2 

試験における一般事項 

試験における一般事項は,JIS C 3215-0-1 の 3.2 による。ただし,JIS C 3215-0-1 とこの規格との間に相

違のある場合は,この規格の規定を優先する。

クラス 130 の融着層付きはんだ付け可能ポリウレタン銅線は,温度指数 130 以上,かつ,耐熱衝撃温度

155

℃以上に適合しなければならない。

注記  温度指数に相当する温度(℃)は,その温度での線の使用を必ずしも推奨するものではない。

推奨する使用温度は,使用機器に含まれる多くの要因に依存する。

3.3 

外観 

外観は,JIS C 3215-0-1 の 3.3 による。

寸法 

寸法は,JIS C 3215-0-1 の箇条 による。

導体抵抗   

導体抵抗は,JIS C 3215-0-1 の箇条 による。

伸び   

伸びは,JIS C 3215-0-1 の箇条 による。

軟らかさ 

軟らかさは,JIS C 3215-0-1 の箇条 による。

可とう性及び密着性 

可とう性及び密着性は,JIS C 3215-0-1 の箇条 による。剝離試験の計算に用いる定数 は,150 mm と

する。


3

C 3215-2

:2016

耐熱衝撃 

耐熱衝撃は,JIS C 3215-0-1 の箇条 による。耐熱衝撃の最低試験温度は,155  ℃とする。

10 

耐軟化 

耐軟化は,JIS C 3216-6 の箇条 によって試験したとき,170  ℃で 2 分以内に短絡してはならない。た

だし,受渡当事者間の協定がある場合は,JA.10 によってもよい。

11 

耐摩耗 

耐摩耗は,公称導体径 0.250 mm 以上,2.000 mm 以下の融着層付きはんだ付け可能ポリウレタン銅線に

適用する。JIS C 3216-3 の箇条 によって試験したときの最小破壊力は,

表 に適合しなければならない。

ただし,受渡当事者間の協定がある場合は,JA.11 によってもよい。

表 1−耐摩耗 

公称導体径

mm

グレード 1B

グレード 2B

最小

平均破壊力

N

3

回の試験の中の

最小破壊力

N

最小

平均破壊力

N

3

回の試験の中の

最小破壊力

N

0.250 2.30

1.95

4.10

3.50

0.280 2.50

2.10

4.40

3.70

0.315 2.70

2.30

4.75

4.00

0.355 2.90

2.50

5.10

4.30

0.400 3.15

2.70

5.45

4.60

0.450 3.40

2.90

5.80

4.90

0.500 3.65

3.10

6.20

5.25

0.560 3.90

3.30

6.65

5.60

0.630 4.20

3.55

7.10

6.00

0.710 4.50

3.80

7.60

6.45

0.800 4.80

4.10

8.10

6.90

0.900 5.20

4.40

8.70

7.40

1.000 5.60

4.75

9.30

7.90

1.120 6.00

5.15

10.0

8.50

1.250 6.50

5.55

10.7

9.10

1.400 7.00

5.95

11.4

9.70

1.600 7.50

6.35

12.2

10.4

1.800 8.00

6.80

13.1

11.1

2.000 8.60

7.30

14.0

11.9

この表に記載のない公称導体径の場合,より大きく最も近い公称導体径の最小
破壊力を適用する。

12 

耐溶剤 

耐溶剤は,適用しない。

13 

絶縁破壊 

絶縁破壊は,JIS C 3215-0-1 の箇条 13 による。高温での試験温度は,130  ℃とする。


4

C 3215-2

:2016

14 

均一性 

均一性は,JIS C 3215-0-1 の箇条 14 による。

15 

温度指数   

温度指数は,JIS C 3215-0-1 の箇条 15 による。最小温度指数は,130 とする。

16 

耐冷媒 

耐冷媒は,適用しない。

17 

はんだ付け性 

はんだ付け性は,JIS C 3216-4 の箇条 によって試験したとき,17.117.3 に適合しなければならない。

ただし,受渡当事者間の協定がある場合は,JA.17 によってもよい。

17.1 

公称導体径 0.050 mm 以下の場合 

はんだ付け性は,はんだ槽の温度を 375±5  ℃とする。最大浸せき(漬)時間は,2 s とする。

はんだ付けされた線の表面は,滑らかであり,かつ,皮膜のかす及びはんだのむらがあってはならない。

17.2 

公称導体径 0.050 mm を超え,0.100 mm 以下の場合 

はんだ付け性は,はんだ槽の温度を 375±5  ℃とする。最大浸せき時間は,2 s とする。

はんだ付けされた線の表面は,滑らかであり,かつ,皮膜のかす及びはんだのむらがあってはならない。

17.3 

公称導体径 0.100 mm を超えの場合 

はんだ付け性は,はんだ槽の温度を 375±5  ℃とする。浸せき時間は,2 s 以上として,公称導体径に次

の倍率を乗じたものとする。

−  グレード 1B:12 s/mm

−  グレード 2B:16 s/mm

はんだ付けされた線の表面は,滑らかであり,かつ,皮膜のかす及びはんだのむらがあってはならない。

18 

融着性 

融着性は,JIS C 3216-3 の箇条 によって試験したとき,18.1 及び 18.2 に適合しなければならない。た

だし,受渡当事者間の協定がある場合は,JA.18 によってもよい。

18.1 

加熱融着 

18.1.1 

ヘリカルコイルの融着力 

ヘリカルコイルの融着力に用いる試験片は,JIS C 3216-3 の 7.1.2.2 によって作製する。

18.1.1.1 

常温試験 

常温試験は,JIS C 3216-3 の 7.1.2.3 によって実施する。加熱温度は,融着皮膜の材質の違いに従い,受

渡当事者間の協定によって定める。ポリアミドの融着材料の場合,200±2  ℃,ポリビニルブチラールの融

着材料の場合は,170±2  ℃を推奨温度とする。

結果:試験片に

表 に示す力を加えたとき,剝がれが生じてはならない。ただし,コイルの最初及び最

後のターンを除く。

18.1.1.2 

高温試験 

高温試験は,JIS C 3216-3 の 7.1.2.4 によって実施する。高温試験の温度は,融着皮膜の材質の違いに従

い,受渡当事者間の協定によって定める。ポリアミドの融着材料の場合,155±2  ℃,ポリビニルブチラー


5

C 3215-2

:2016

ルの融着材料の場合は,90±2  ℃を推奨温度とする。

結果:試験片に

表 に示す力を加えたとき,剝がれが生じてはならない。ただし,コイルの最初及び最

後のターンを除く。

表 2−融着コイルに加える力 

公称導体径

mm

融着コイルに加える力

N

超え

以下

常温試験

高温試験

− 0.050 −

a)

a)

0.050 0.071  0.05  0.04

0.071 0.100  0.08  0.06

0.100 0.160  0.12  0.08

0.160 0.200  0.25  0.19

0.200 0.315  0.35  0.25

0.315 0.400  0.70  0.55

0.400 0.500  1.10  0.80

0.500 0.630  1.60  1.20

0.630 0.710  2.20  1.70

0.710 0.800  2.80  2.10

0.800 0.900  3.40  2.60

0.900 1.000  4.20  3.20

1.000 1.120  5.00  3.80

1.120 1.250  5.80  4.40

1.250 1.400  6.50  4.90

1.400 1.600  8.50  6.40

1.600 1.800 10.00  7.90

1.800 2.000 12.00  7.90

a)

公称導体径 0.050 mm 以下の場合は,受渡当事者間の協定による。

18.1.2 

ツイストコイルの融着力 

ツイストコイルの融着力に用いる試験片は,JIS C 3216-3 の 7.2.3 によって作製する。常温試験及び高温

試験は,JIS C 3216-3 の 7.2.4 によって実施する。

18.1.2.1 

常温試験 

常温試験は,導体径 0.315 mm の試験片を用いる。通電時間は,30 s とし,電流値は,受渡当事者間の協

定によって定める。ポリアミド及びポリビニルブチラールの融着材料の場合は,2.7±0.1 A を推奨電流値

とする。

結果:試験片に 100 N の力を加えたとき,破壊してはならない。

18.1.2.2 

高温試験 

高温試験は,18.1.2.1 で用いた条件で融着させた導体径 0.315 mm の試験片を用いる。

高温試験の温度は,融着皮膜の材質違いに従い,受渡当事者間の協定によって定める。ポリアミドの融

着材料の場合,155±2  ℃,ポリビニルブチラールの融着材料の場合は,90±2  ℃を推奨温度とする。

結果:試験片に 10 N の力を加えたとき,破壊してはならない。

18.2 

溶剤融着 

溶剤融着は,検討中でまだ適用しない。


6

C 3215-2

:2016

19 

誘電正接 

誘電正接は,適用しない。

20 

耐トランス油     

耐トランス油は,適用しない。

21 

加熱減量 

加熱減量は,適用しない。

22 

ピンホール試験 

ピンホール試験は,検討中である。ただし,受渡当事者間の協定がある場合は,JA.22 によってもよい。

23 

包装 

包装は,JIS C 3215-0-1 の箇条 23 による。


7

C 3215-2

:2016

附属書 JA

(規定) 
代替特性

この附属書は,本体の対応する箇条を補足するものであり,本体で規定する寸法及び特性に対し,置き

換えて適用が可能な規格値について規定する。

注記  この附属書で規定する規格値は,この規格を IEC 60317-2 に整合させるに当たり,この内容に

よって大きな変更となり市場の混乱が予想される事項について,完全整合化に向けた経過措置

として,JIS C 3202 に従った特性値を併記したものである。

JA.10 

耐軟化 

JIS C 3216-6

の JA.4 によって試験したときの耐軟化温度は,170  ℃以上とする。

JA.11 

耐摩耗 

耐摩耗は,公称導体径 0.260 mm 以上,0.600 mm 以下の融着層付きはんだ付け可能ポリウレタン銅線に

適用する。JIS C 3216-3 の箇条 によって試験したときの最小破壊力は,

表 JA.1 に適合しなければならな

い。

表 JA.1−耐摩耗 

公称導体径

mm

0

1

2

最小

平均破壊力

N

3

回の試験の中の

最小破壊力

N

最小

平均破壊力

N

3

回の試験の中の

最小破壊力

N

最小

平均破壊力

N

3

回の試験の中の

最小破壊力

N

0.260

3.4

2.9

2.4

2.0

1.6

1.3

0.270

3.4

2.9

2.4

2.0

1.6

1.3

0.280

3.4

2.9

2.4

2.0

1.6

1.3

0.290

3.4

2.9

2.4

2.0

1.6

1.3

0.300

3.7

3.1

2.6

2.3

1.9

1.6

0.320

3.8

3.2

2.7

2.3

1.9

1.6

0.350

3.8

3.2

2.7

2.3

1.9

1.6

0.370

3.9

3.3

2.7

2.3

1.9

1.6

0.400

4.2

3.5

3.0

2.6

2.0

1.6

0.450

4.6

3.8

3.1

2.6

2.0

1.7

0.500

4.9

4.2

3.5

2.9

2.3

2.0

0.550

5.0

4.2

3.5

2.9

2.4

2.0

0.600

5.0

4.3

3.5

3.0

2.4

2.0

この表に記載のない公称導体径の場合,より大きく最も近い公称導体径の最小破壊力を適用する。

JA.17 

はんだ付け性 

はんだ付け性は,JIS C 3216-4 の JA.5 によって試験し,はんだ温度が 400±5  ℃で

表 JA.2 の時間浸せき

したとき,一様にはんだが付き,かすが残ってはならない。


8

C 3215-2

:2016

表 JA.2−はんだ浸せき条件 

導体径

mm

浸せき時間

s

超え

以下

− 0.32

2

0.32 0.50

3

0.50 0.60

4

JA.18 

融着性 

融着性は,JIS C 3216-3 の JA.7 によって試験し,加熱温度を 150±5  ℃で

表 JA.3 の力を加えたとき,線

間に剝がれがあってはならない。

加熱温度は,受渡当事者間の協定で変更してもよい。

表 JA.3−融着コイルに加える力 

導体径

mm

融着コイルに加える力

N

超え

以下

0.20 0.29

0.392

0.29 0.45

0.686

0.45 0.60

1.57

JA.22 

ピンホール試験 

ピンホール試験は,JIS C 3216-5 の箇条 による。ピンホール個数は,

表 JA.4 に適合しなければならな

い。ピンホール個数が規定値に適合しない場合は,同一巻枠から更に 2 本とって再試験を行うことができ

る。

表 JA.4−最大ピンホール個数 

区分

最大ピンホール個数

0

種 5

1

種 8

2

種 12

参考文献 JIS 

3202:2014

  エナメル線


9

C 3215-2

:2016

附属書 JB

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS C 3215-2:2016

  巻線個別規格−第 2 部:クラス 130 の融着層付きはんだ付け

可能ポリウレタン銅線

IEC 60317-2:2012

, Specifications for particular types of winding wires − Part 2:

Solderable polyurethane enamelled round copper wire, class 130, with a bonding layer

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

1

適用範囲

種 別 ご と の 適 応 サ

イズ範囲

 1

JIS

とほぼ同じ

追加

0

種,1 種及び 2 種を追加した。

国内の IEC 規格対応状況を勘案

し,経過措置として,適応サイズ
範囲が異なる種別を追加した。

次回見直し時,IEC 規格整合化を

図る。

巻 線 試 験 方 法 の 規

 1

追加

巻線試験方法を規定する規格の規
格番号及び適用箇条を具体的に規

定した。

規格利用者の利便を図ったもので
あり,対応国際規格との技術的差

異はない。

10

耐軟化

10  JIS

とほぼ同じ

選択

受渡当事者間の協定によって附属

書 JA を選択してもよいとした。

国内の IEC 規格対応状況を勘案

し,経過措置として JIS C 3216-6
の JA.4 を用いることができるよ

うにした。次回見直し時,IEC 

格整合化を図る。

11

耐摩耗

11  JIS

とほぼ同じ

選択

受渡当事者間の協定によって附属
書 JA を選択してもよいとした。

国内の IEC 規格対応状況を勘案
し,経過措置として 0 種,1 種及

び 2 種に対する規定を追加し,こ

れを選択肢とした。次回見直し時,

IEC

規格整合化を図る。

17

は ん だ

付け性

17

JIS

とほぼ同じ

選択

受渡当事者間の協定によって附属

書 JA を選択してもよいとした。

国内の IEC 規格対応状況を勘案

し,経過措置として JIS C 3202 

附属書 C に規定した規格値を追加
した。次回見直し時,IEC 規格整

合化を図る。

9

C

 321

5-2


201

6


10

C 3215-2

:2016

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

18

融着性

18  JIS

とほぼ同じ

選択

受渡当事者間の協定によって附属

書 JA を選択してもよいとした。

国内の IEC 規格対応状況を勘案

し,経過措置として JIS C 3202 
附属書 C に規定した規格値を追加

した。次回見直し時,IEC 規格整

合化を図る。

22

ピ ン ホ

ール試験

23

JIS

と同じ

変更

箇条番号を,規格内の序列に合わ
せ,22 に変更した。

箇条番号変更は,関連規格と合わ
せ,規格内で整合させた。

23

JIS

とほぼ同じ

選択

受渡当事者間の協定によって附属

書 JA を選択してもよいとした。

国内の IEC 規格対応状況を勘案

し,経過措置として 0 種,1 種及

び 2 種に対する規定を追加し,こ
れを選択肢とした。次回見直し時,

IEC

規格整合化を図る。

23

包装

30 JIS

とほぼ同じ

変更

箇条番号を,規格内の序列に合わ

せ,23 に変更した。

箇条番号変更は,関連規格と合わ

せ,規格内で整合させた。

附 属 書 JA
(規定)

代替特性(耐軟化,
耐摩耗,はんだ付け

性,融着性及びピン

ホール試験)

追加

耐軟化,耐摩耗,はんだ付け性,融
着性及びピンホール試験の代替特

性を追加した。

国内の IEC 規格対応状況を勘案
し,経過措置として JIS C 3202 

附属書 C に規定した規格値を追加

した。次回見直し時,IEC 規格整
合化を図る。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 60317-2:2012,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

−  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更  国際規格の規定内容を変更している。

−  選択  国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしている。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

− MOD

国際規格を修正している。

10

C

 321

5-2


201

6