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日本工業規格

JIS

 C

3109

-1994

硬アルミニウムより線

Hard-drawn aluminium stranded conductors

1.

適用範囲  この規格は,主として母線及び架空き電線に使用する硬アルミニウムより線(以下,より

線という。

)について規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS C 3002

  電気用銅線及びアルミニウム線試験方法

JIS C 3108

  電気用硬アルミニウム線

2.

この規格の中で{  }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって参

考として併記したものである。

2.

記号  記号は,HAとする。

3.

特性  特性は,7.で試験を行ったとき,付表 のとおりとする。

4.

寸法  寸法は,公称断面積で表し,より線構成は,付表 のとおりとする。

5.

外観  外観は,表面滑らかで,きず,さび,裂け目,わらい,その他実用上有害な欠点があってはな

らない。

6.

材料及び加工方法

6.1

素線  素線は,より合わせ前において JIS C 3108 に規定するものでなければならない。

6.2

より  よりは,素線を一様かつ緊密に同心円により合わせ,そのより方向は各層交互反対で,最外

層において S よりとする。

また,ピッチは,最外層においてその層心径の 20 倍以下,中間層ではその層心径の 25 倍以下とする。

6.3

素線の接続  各素線には,より線 1 条を通じて,より合わせの際 1 か所に限り溶接法又は圧接法に

よって接続点を設けることができる。

この場合,接続点は,各層において,より線の長さ 15m につき,1 か所を超えてはならない。

7.

試験方法

7.1

外観  外観は,JIS C 3002 の 3.(外観)による。

7.2

構造  構造は,JIS C 3002 の 4.(構造)による。

7.3

引張荷重  引張荷重は,JIS C 3002 の 5.(引張り)による。


2

C 3109-1994

8.

検査  検査は,7.の試験方法によって,次の項目について行い,3.4.5.及び 6.の規定に適合しなけれ

ばならない。ただし,引張荷重検査は,受渡当事者間の協定によって,省略することができる。

(1)

外観

(2)

構造

(3)

引張荷重

9.

包装  包装は,1 条ごとにたば巻又はドラム巻とし,運搬中損傷しないように適切な方法で行う。

10.

製品の呼び方  製品の呼び方は,名称及び公称断面積又は記号及び公称断面積による。

  硬アルミニウムより線 150mm

2

(硬アルミより線 150mm

2

としてもよい。

又は  HAl 150mm

2

11.

表示  表示は,たば又はドラムの適切なところに次の事項を容易に消えない方法で表示する。

(1)

名称又は記号

(2)

公称断面積

(3)

より線構成

(4)

長さ

(5)

正味質量

(6)

総質量(ドラム巻の場合)

(7)

回転方向(ドラム巻の場合)

(8)

製造業者名又はその略号

(9)

製造年月


3

C 3109-1994

付表 1  硬アルミニウムより線

公称断面積

よ り 線 構 成
素線数/ 
    素線径

最小引張荷重

参考

mm

2

 mm

kN

{kgf}

計算断面積

mm

2

外径

mm

質量

kg/km

電気抵抗

Ω/km

標準条長

mm

包装

(55) 7/3.2

8.21

{

  837}

56.29 9.6

153.8 0.507

95

7/4.2

13.9 { 1 420}

96.95

12.6

264.9

0.295

1 000

150

19/3.2

22.3 { 2 270}

152.8

16.0

418.7

0.188

1 500

(200)

19/3.7

29.8 { 3 040}

204.3

18.5

559.8

0.140

240

19/4.0

34.2 { 3 490}

238.8

20.0

654.5

0.120

1 300

300

37/3.2

43.4 { 4 430}

297.6

22.4

820.1

0.096 9

1 500

400

37/3.7

58.0 { 5 910}

397.8

25.9

1 097

0.072 6

510

37/4.2

73.3 { 7 470}

512.5

29.4

1 413

0.056 3

660

61/3.7

95.6 { 9 750}

655.8

33.3

1 812

0.044 1

850

61/4.2

120.9 {12 330}

844.9

37.8

2 334

0.034 2

1 300

980

91/3.7

142.7 {14 550}

978.3

40.7

2 716

0.029 7

1 260

91/4.2

180.3 {18 390}

1 260

46.2

3 499

0.023 0

600

ドラム

備考1.  この表の数値は,20℃におけるものとする。

2.

計算断面積,外径,電気抵抗及び質量は,素線径の許容差 0 に対するものとする。

3.

最小引張荷重は,素線の最小引張荷重の総和の 90%として計算した値である。

4.

電気抵抗及び質量は,次のより込率によって計算した値である。

より本数

より込率

%

7 1.2

19 1.5

37 2.1

61 2.3

91 2.8

5.

公称断面積で(  )内のものは,今後できる限り使用しないこととする。


4

C 3109-1994

非鉄金属部会  アルミニウム電線専門委員会  構成表(昭和 43 年 6 月 1 日改正のとき)

氏名

所属

(委員会長)

嶋  津  保次郎

日本電気株式会社

和  田  文  夫

通商産業省公益事業局

小  川  正  己

通商産業省鉱山局

分  部  武  男

工業技術院標準部

根  橋  正  人

工業技術院標準部

坂  本  雄  吉

電力中央研究所

中  谷      宏

工業技術院電気試験所

松  林  義  数

住友電気工業株式会社

平  野  慎  吾

古河電気工業株式会社

星  野  智  彦

藤倉電線株式会社

今  井  利  宣

日立電線株式会社

井  原  九州男

大日日本電線株式会社

小  林  隆  司

タツタ電線株式会社

本  田  昭  夫

昭和電線電纜株式会社

関  根  正  義

日本電線工業会

松  村      清

日本国有鉄道電気局

岩清水  隆  男

日本電信電話公社

河  崎  小五郎

東京電力株式会社

的  場      皎

関西電力株式会社

(事務局)

吉  枝  正  明

工業技術院標準部材料規格課

(事務局)

武  笠  二  郎

工業技術院標準部電気規格課(昭和 53 年 3 月 1 日改正のとき)

神  長  直  之

工業技術院標準部電気規格課(昭和 53 年 3 月 1 日改正のとき)

(事務局)

三  上  裕  久

工業技術院標準部電気規格課(平成 6 年 7 月 1 日改正のとき)

畠  山      孝

工業技術院標準部電気規格課(平成 6 年 7 月 1 日改正のとき)