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C 2254

:2011

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

1A

  引用規格

1

1B

  用語及び定義

1

2

  一般要求事項

2

3

  マイカ板の欠点及び導電性物質の検出

2

4

  厚さ

2

5

  種類及び特性

2

6

  曲げ強さ

3

7

  受渡形状

3

8

  表示

3

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表

4


C 2254

:2011

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,電気機能材料工業

会(JEIA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと

の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これに

よって,JIS C 2254:2004 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 C

2254

:2011

電熱用マイカ板

Rigid mica materials for electric heating equipment

序文

この規格は,1983 年に第 1 版として発行された IEC 60371-3-3 を基に,対応国際規格には規定されてい

ない引用規格,用語の定義及び特性の試験方法を追加して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。変更の

一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

1

適用範囲

この規格は,電熱器に用いる,はがしマイカ又は集成マイカから成るマイカ板(以下,マイカ板という。

に対する要求特性について規定する。

これらの製品は,適切な接着剤,及び硬質マイカ又は軟質マイカから製造する。

接着剤は,支持体があれば使用中に全部消失してもよい。形状を保持する材料の場合,接着剤は全部又

は部分的に残ってもよい。この場合,接着剤は使用温度に耐えなければならない。

製品は,シート,短冊品又は平板の小片とする。最小の製品厚さは,はがしマイカで 0.30 mm,集成マ

イカで 0.20 mm とする。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IEC 60371-3-3:1983

,Specification for insulating materials based on mica. Part 3: Specifications for

individual materials. Sheet 3: Rigid mica materials for heating equipment

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

1A

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 2116

  電気絶縁用マイカ製品試験方法

注記  対応国際規格:IEC 60371-2,Specification for insulating materials based on mica−Part 2: Methods

of test

(MOD)

JIS C 2250

  電気絶縁用マイカ製品通則

1B

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 2250 による。


2

C 2254

:2011

2

一般要求事項

マイカ板は,硬さが均一なものとし,柔らかな箇所及び異物があってはならない。はがしマイカの仕様

及び外観上の特性は,受渡当事者間の協定による。

3

マイカ板の欠点及び導電性物質の検出

許容される欠点の種類及び数,並びに導電性物質の検出は,受渡当事者間の協定による。

4

厚さ

厚さの許容差は,

表 及び表 による。厚さの試験方法は,JIS C 2116 の箇条 5(厚さ)による。

表 1−マイカ板のはがしマイカ材料の厚さの許容差

単位  mm

許容差

測定した各点の厚さ

呼び厚さ

平均厚さ

無研磨

研磨

0.30

以下

±0.06

+0.20    −0.13

0.30

を超え 0.40 以下

±0.06

+0.20    −0.15

0.40

を超え 0.50 以下

±0.07

+0.25    −0.15

0.50

を超え 0.60 以下

±0.08

+0.25    −0.15

0.60

を超え 0.80 以下

±0.10

+0.27    −0.17

0.80

を超え 1.00 以下

±0.12

+0.30    −0.20

受渡当事者間の協

定による。

1.00

を超える

受渡当事者間の協定による。

表 2−マイカ板の集成マイカ材料の厚さの許容差

単位  mm

許容差

(無研磨及び研磨)

呼び厚さ

平均厚さ

測定した各点の厚さ

0.20

以上  0.30 以下

±0.04

±0.05

0.30

を超え 0.40 以下

±0.04

±0.06

0.40

を超え 0.50 以下

±0.05

±0.07

0.50

を超え 0.60 以下

±0.05

±0.07

0.60

を超え 0.80 以下

±0.06

±0.08

0.80

を超え 1.00 以下

±0.07

±0.10

1.00

を超える

呼び厚さの±10 %

5

種類及び特性

マイカ板の種類及び特性は,

表 による。特性の試験方法は,JIS C 2116 による。

注記  対応国際規格は,特性の試験方法が欠落しているため,追加した。


3

C 2254

:2011

表 3−マイカ板の種類及び特性

種類

マイカ及び接着剤の種類

接着剤含有率

%

絶縁破壊の強さ

kV/mm

見掛け密度

g/cm

3

HS1

硬質はがしマイカで接着剤が有機質のもの 5.0 以下

7

以上 1.9∼2.5

HS2

軟質はがしマイカで接着剤が有機質のもの 5.0 以下

7

以上 2.0∼2.6

HS3

硬質はがしマイカで接着剤がけい素樹脂のもの

10.0

以下

7

以上 1.8∼2.4

HP4

集成マイカで接着剤が有機質のもの 6.0 以下

7

以上 2.0∼2.4

HP5

集成マイカで接着剤がけい素樹脂のもの 12.0 以下

7

以上 1.6∼2.1

HP6

集成マイカで接着剤が無機質のもの

7

以上

6

曲げ強さ

曲げ強さの試験方法は,JIS C 2116 の箇条 11(曲げ強さ及び曲げ弾性率)による。

曲げ強さは,受渡当事者間の協定による。

7

受渡形状

マイカ板は,通常,次の形状で受け渡す。寸法及び寸法の許容差(厚さを除く。

)は,受渡当事者間の協

定による。

a)

長さ約 1 m,幅 0.5∼1 m のシート状(原板)

b)

シートから切断した,又は打ち抜いた 200 mm 以下の短冊状(切断品)

c)

指定寸法に切断した,又は打ち抜いた小片状(切断品)

8

表示

包装の見やすい箇所に,次の事項を表示する。

a)

この規格の規格番号及び種類(

例  JIS C 2254  種類 HS3)

b)

製造業者名又はその略号

c)

呼び厚さ及び寸法

d)

数量及び/又は質量


附属書 JA

参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS C 2254:2011

  電熱用マイカ板

IEC 60371-3-3:1983

  Specification for insulating materials based on mica. Part 3:

Specifications for individual materials. Sheet 3: Rigid mica materials for heating

equipment

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号

及び題名

内容

(II)

国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異の

理由及び今後の対策

1A

引 用

規格

追加

箇条を追加した。

IEC

規格では,引用規格が規定され

ていないが,必要なため追加した。

IEC

へ提案する。

1B

用 語

及び定義

追加

箇条を追加した。

JIS C 2250

でマイカに関する用語及

び 定 義 を 規 定 し て い る た め 追 加 し
た。

5

種 類 及

び特性

特性の試験方法 5

追加

試験方法を追加した。

IEC

規格では,特性の試験方法が規

定されていない。必要なため追加し
た。

IEC

へ提案する。

6

曲 げ 強

6

曲げ強さについては検討

追加

国内の実状を反映して,試験方
法は,JIS C 2116 を,また,曲

げ強さは受渡当事者間の協定
を追加した。

IEC

規格は検討中であるが,JIS は必

要なため追加した。 

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:IEC 60371-3-3:1983,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

4

C

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