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C 1901 : 1987

(1) 

目次

ページ

第 1 節  概説 1

1.

  適用範囲と目的 1

1.1

  適用範囲 1

1.2

  目的1

2.

  定義2

2.1

  一般的なシステム用語 2

2.2

  信号とその経路 3

3.

  インタフェースシステムの概要 3

3.1

  インタフェースの目的 3

3.2

  基本的な伝送能力 4

3.3

  メッセージの経路とバス構造 5

3.4

  インタフェースシステム要素 6

第 2 節  機能的仕様 7

4.

  機能区分 7

4.1

  デバイスファンクション 8

4.2

  インタフェースファンクションの概念 8

4.3

  メッセージの概念 10

5.

  インタフェースファンクションの規定に使用される記号法13

5.1

  ステートダイヤグラムの表記記号 13

5.2

  メッセージの出力記号 14

6.

  ソースハンドシェークインタフェース (SH) ファンクション 15

6.1

  概説15

6.2

  SH ファンクションのステートダイヤグラム 15

6.3

  SH ファンクションのステートの説明 15

6.4

  SH ファンクションのサブセット 18

6.5

  SH ファンクションの補足説明及び指針 18

7.

  アクセプタハンドシェークインタフェース (AH) ファンクション 18

7.1

  概説18

7.2

  AH ファンクションのステートダイヤグラム19

7.3

  AH ファンクションのステートの説明19

7.4

  AH ファンクションのサブセット21

7.5

  AH ファンクションの補足説明及び指針21

8.

  トーカインタフェース (T) ファンクション(シリアルポール機能を含む。)21

8.1

  概要21

8.2

  T ファンクションのステートダイヤグラム 22


C 1901 : 1987

目次

(2) 

ページ

8.3

  T ファンクションの説明25

8.4

  T と TE ファンクションのサブセット 27

8.5

  T 及び TE ファンクションの補足説明及び指針 28

9.

  リスナインタフェース (L) ファンクション 28

9.1

  概説28

9.2

  L ファンクションのステートダイヤグラム 29

9.3

  L ファンクションの説明30

9.4

  L ファンクションと LE ファンクションのサブセット 32

9.5

  L 及び LE ファンクションの補足説明及び指針 32

10.

  サービスリクエストインタフェース (SR) ファンクション 33

10.1

  概説33

10.2

  SR ファンクションのステートダイヤグラム33

10.3

  SR ファンクションのステートの説明 34

10.4

  SR ファンクションのサブセット 34

10.5

  SR ファンクションの補足説明と指針 34

11.

  リモートローカルインタフェース (RL) ファンクション 35

11.1

  概説 35

11.2

  RL ファンクションのステートダイヤグラム35

11.3

  RL ファンクションの説明 35

11.4

  RL ファンクションのサブセット 36

11.5

  RL ファンクションの補足説明及び指針 37

12.

  パラレルポールインタフェース (PP) ファンクション 37

12.1

  概説37

12.2

  PP ファンクションのステートダイヤグラム 38

12.3

  PP ファンクションの説明39

12.4

  PP ファンクションのサブセット40

12.5

  PP ファンクションの補足説明及び指針 40

13

  デバイスクリアインタフェース (DC) ファンクション

13.1

  概説41

13.2

  DC ファンクションのステートダイヤグラム 41

13.3

  DC ファンクションの説明41

13.4

  DC ファンクションのサブセット42

13.5

  DC ファンクションの補足説明及び指針42

14

  デバイストリガインタフェース (DT) ファンクション42

14.1

  概説42

14.2

  DT ファンクションのステートダイヤグラム 42

14.3

  DT ファンクションの説明 42

14.4

  DT ファンクションのサブセット 43

14.5

  DT ファンクションの補足説明及び指針 43


C 1901 : 1987

目次

(3) 

ページ

15.

  コントローラインタフェース (C) ファンクション 43

15.1

  概説43

15.2

  C ファンクションのステートダイヤグラム44

15.3

  C ファンクションの説明44

15.4

  C ファンクションのサブセット51

15.5

  C ファンクションの補足説明及び指針51

16.

  リモートメッセージのコード化及び転送 53

16.1

  リモートメッセージのコード 53

16.2

  リモートメッセージのコード化の概念 53

16.3

  リモートメッセージの転送 53

16.4

  リモートメッセージのコード表の構成及び取り決め54

16.5

  リモートメッセージのコード表の全容 54

16.6

  JIS コード説明:メッセージコード化の概要 57

16.7

  ステート移行時間の値 57

第 3 節  電気的仕様 57

17.

  適用範囲 57

18.

  論理ステートと電気的ステートとの関係 58

19

  ドライバの必要条件 58

19.1

  ドライバのタイプ 58

19.2

  ドライバの仕様 58

20.

  レシーバの必要条件 58

20.1

  レシーバの仕様(許容値) 58

20.2

  レシーバの仕様(推奨) 59

21.

  複合デバイスの負荷に対する必要条件 59

21.1

  終端抵抗 59

21.2

  負電圧のクランプ 59

21.3

  DC 負荷条件 59

21.4

  容量性負荷の制限 60

21.5

  代表的な回路構成 60

22.

  接地条件 61

23.

  ケーブル特性 61

23.1

  導線の必要条件 61

23.2

  ケーブル構造 61

24

  ステートの移行時間 62

第 4 節  機械的仕様 63

25.

  適用範囲 63

26.

  コネクタタイプ 63

26.1

  電気的特性 63

26.2

  機械的特性 63


C 1901 : 1987

目次

(4) 

ページ

26.3

  環境特性 63

27.

  コネクタピン割付け 63

28.

  装置用コネクタの取付方法 64

29.

  ケーブルアセンブリ 65

第 5 節  システムへの応用と設計者に対する指針 66

30.

  システムへの適合性 66

30.1

  一般的指針 66

31.

  データ転送速度 66

32.

  デバイスの能力 67

32.1

  ビジーファンクション 67

32.2

  リモートローカルの応用 68

33.

  論理 AND 及び OR による動作 69

33.1

  RFD 及び DAC メッセージ 69

33.2

  SRQ メッセージ 69

33.3

  回路構成 69

34.

  アドレスの割当て方法 72

35.

  インタフェースファンクションの組合せ例 72

第 6 節  システムの必要条件とユーザに対する指針 72

36.

  システムへの適合性 72

37.

  システムを構築する場合の必要条件 72

38.

  アドレスの割当て方法 73

38.1

  トーカアドレス 73

38.2

  リスナアドレス 73

38.3

  2 次アドレス 73

39.

  ケーブル接続制限 74

39.1

  最大ケーブル長 74

39.2

  最大ケーブル長の分配 74

39.3

  ケーブル構成 74

39.4

  グランドに対する注意 74

40.

  操作シーケンス 74

40.1

  データ転送 74

40.2

  シリアルポー 75

40.3

  コントロールの受渡し 75

40.4

  パラレルポール 75

40.5

  デバイスを強制的にリモート制御状態にする場合76

40.6

  インタフェースクリアを送る場合 76

40.7

  tca 使用に対しての制限76

附属書 A  計測システムの例 77

附属書 B  ハンドシェークのタイミング79


C 1901 : 1987

目次

(5) 

附属書 C  インタフェースファンクションに  許されるサブセットと能力識別コード 82

附属書 D  インタフェースメッセージ参照リスト87

附属書 E  マルチラインインタフェースメッセー 89

附属書 F  論理回路の構成 90

附属書 G  パラレルポールシーケンス 92

附属書 H  データシート上でのインタフェース  パラメータの記述93

附属書 J  この規格で規定するケーブルのシールド  効果を改善するために推奨される手法

98

参考  用語及び略号索引

100


日本工業規格

JIS

 C

1901

: 1987

計測器用インタフェースシステム

An Interface System for Programmable Measuring Instruments

第 節  概説 

1.

適用範囲と目的

1.1

適用範囲

1.1.1.

この規格は,機器システムを組み立てるために,プログラマブル若しくはノンプログラマブルな電

子計測器とその他の機器又はアクセサリとの接続に使用されるインタフェース系に適用する。

1.1.2.

この規格は,次のような機器システム用インタフェース,又はその一部に適用する。

(1)

接続されている装置間の転送データがデジタルの場合(アナログは除く。

(2)

接続しているケーブルの合計の長さが 20m を超えない場合。

(3)

いずれの 1 本の信号ラインに対してもそのデータ転送速度が 1 メガビット/秒を超えない場合。

この規格の基本的な機能に関する仕様は,次の条件を満足するデジタルインタフェースにも適用する。

(1)

デバイス間の距離がより大きい。

(2)

より多くのデバイスを必要とする。

(3)

より大きい耐雑音性を必要とする環境。

(4)

これらの組合せ。

このような拡張した応用に対しては,異なった電気的及び機械的仕様が必要とされる。

(例えば,対称性をもつ回路構成,高いスレショルドレベルをもつ論理回路構成,特殊なコネクタ及び

ケーブル構成)

1.1.3

この規格は,機器のシステムにおいて有用とみなされるプロセッサ,発振器,表示器,記憶装置,

ターミナルユニットのような他のシステム要素に応用できる。

1.1.4

この規格は,通常,電気的に条件の良い,かつ物理的寸法(システムコンポーネント間の距離)も

限定された実験室及び生産試験室の環境に対して適用する。

1.1.5

この規格の主要な目的は,単品で十分使用できる機器を外的手段を用いて他の機器と接続可能にす

るインタフェースシステムを示すことである。また,この規格は,その機器内の各部分間の接続にも適用

する。

1.2

目的  この規格は,次のことを目的とする。

(1)

限定された距離で使用するための多目的システムの定義。

(2)

システムを通して相互に接続され,確実に情報が伝達されるために装置が満たすべき,デバイスに依

存しないインタフェースの機能的,電気的,機械的必要条件の決定。

(3)

システムに関する用語,定義の決定。

(4)

メーカ個々に製造された機器が一つの機能システムとして接続可能にすること。

(5)

同時にシステムに接続される機器に幅広い能力(簡単な能力から複雑な能力まで)を許容すること。


2

C 1901 : 1987

(6)

メッセージをコントローラや中間ユニットを経由しないで機器間で直接伝達することも可能にするこ

と。

(7)

システムに接続される機器の機能に最小限の制限を与えるだけで構成できるようなシステムの定義。

(8)

幅広いデータ転送速度にわたって非同期転送可能にするシステムの定義。

(9)

システム自身が比較的低価格で,かつ低価格のデバイスを相互接続することができるシステムの定義。

(10)

簡単に使用できるシステムの定義。

1.2.1

この規格は,機器システム用インタフェースの特性だけとし,装置の設計仕様,無線障害規制への

配慮,性能,安全性は,適用しない。

備考  性能及び安全性に関しては,IEC 359(電子測定装置の機能的性能の表し方),IEC 348(電子

測定器に対する安全規格)を参照のこと。

引用規格,対応国際規格及び関連規格:83 ページに示す。

2.

定義  特に区別する必要のない限り,この規格では次のように定義する。

(1)

“システム”とは,一般にデバイス間の確実なデータ転送を行うためのすべての回路,ケーブル,コ

ネクタ,メッセージ,制御方法などを含んでいるバイト直列ビット並列インタフェースシステムを示

す。

(2)

“デバイス”又は“機器 (Apparatus) ”とは,この規格を満足するインタフェースと接続されるプロ

グラマブルな測定デバイス又は製品を示す。

2.1

一般的なシステム用語

2.1.1. 

システム  指定された機能を実行することによって,与えられた目的を達成するように構成した要

素の組合せ。

備考  システムとその周辺又は他のシステムとは,それらとこのシステム間の結合を切断する仮想界

面によって区分される。これらの界面を通じて,システムは周辺から影響を受けたり,外部シ

ステムからの作用を受けるとともに,それ自身が周辺や外部システムに作用を及ぼす。

2.1.2

インタフェース  考察するシステムとその他のシステム間,又はシステム構成部間で,これを通じ

て情報伝達が行われる境界面。

2.1.3

インタフェースシステム  デバイス間の情報伝達に必要なインタフェースのデバイスに依存しな

い機械的,電気的,機能的要素の集まり。ケーブル,コネクタ,送受信回路,信号ライン仕様,タイミン

グ及び制御規定並びに機能的論理回路は,その典型的なシステム要素である。

2.1.4

プログラマブル  特定の仕事を行うために,デバイス内部の回路状態を変えるためのデータを受信

する能力をもたせるデバイスの特性。

2.1.5

リモート制御  異なる仕事をデバイスに行わせるために,その電気的インタフェース結合を介して

デバイスをプログラマブルにする方法。

2.1.6

ローカル制御  種々の仕事をデバイスに行わせるために,デバイス自身のもつローカル(前面又は

後面パネル)コントロールを行うことによってデバイスをプログラマブルにする方法(手動制御とも呼ば

れる。

2.1.7

適合性  デバイスがこの規格に基づいて設計されている場合,変更を必要としないで互いに接続で

きる度合い(機械的,電気的,機能的に)


3

C 1901 : 1987

2.1.8

ハンドシェークサイクル  ステータスとコントロール信号との“インタロックされたシーケンス

(かみ合わされた順序)

”によって,インタフェースを介してデジタル信号が各データバイトを転送する過

程。

“インタロックされたシーケンス”とは,そのシーケンスにおいて一つの現象 (event) が起きる前に必

ずその前の現象が起こっていなければならないような固定されたシーケンスをいう。

2.1.9

プログラマブルな測定機器  システムからの命令によって指定された動作を行う測定機器。必要な

場合には,その測定結果をシステムへ送る機能がある。

2.1.10

ターミナルユニット  考察しているインタフェースシステムを終端する機器であり,またこれによ

って,このインタフェースシステムと他のインタフェースシステム間の接続を行う(必要な場合には符号

変換も行う。

)機器。

2.2

信号とその経路

2.2.1

信号  伝達情報の物理的表現。

備考  この規格に関しては,一般的にいう“信号”よりも限定された定義で,この規格ではデジタル

電気信号だけを示す。

2.2.2

信号パラメータ  電気量のパラメータ。その値又はその値のシーケンスは情報を伝達する。

2.2.3

信号レベル  任意の基準振幅と比較した信号の振幅(この規格においては電圧)。

2.2.3.1

高ステート  二つのバイナリロジックステートの一つで表されるメッセージ内容を示す相対的

に正の信号レベル。

2.2.3.2

低ステート  二つのバイナリロジックステートの一つで表されるメッセージ内容を示す相対的

に正でない信号レベル。

2.2.4

信号ライン  接続するデバイス間のメッセージの伝達に使用しているインタフェースシステム内

の信号線。

2.2.5

バイト  計算機の 1 ワードより一般的に短く,1 単位として操作する隣接したバイナリビットのグ

ループ(通常,8 ビットで示す。

2.2.6

バス  多数のデバイスが接続され,その間のメッセージを伝達するインタフェースシステムによっ

て使用する信号ラインの組合せ又は 1 本の信号ライン。

2.2.6.1

一方向性バス  個々のどのデバイスにも使用するメッセージの転送方向が,一方向だけ(入力だ

け,又は出力だけ)のバス。

2.2.6.2

双方向性バス  個々のどのデバイスにも使用するメッセージの転送方向が,双方向(入出力共用)

のバス。

2.2.7

バイト直列  共通のバスを用いて情報を伝達するために用いる一連のビット並列であるデータバ

イト。

2.2.8

ビット並列  同時に発生するデータビット (Concurrent data bits) の集まり。ビット並列データは,

グループ(バイト)として同時に取り扱うこともあり,個々のデータビットとして独立に取り扱うことも

ある。

3.

インタフェースシステムの概要

3.1

インタフェースの目的

3.1.1

インタフェースシステムの全般的な目的は,接続したデバイスの間で誤りなく“メッセージ”の転

送を行うための能率よい伝送路を設ける。


4

C 1901 : 1987

3.1.2

インタフェースシステムによって転送するメッセージ(ある量の情報)には,大別して次の 2 種類

がある。

(1)

インタフェースシステム自体を管理するために用いるメッセージで,この規格では“インタフェース

メッセージ”と呼ぶ。

(2)

インタフェースシステムによって接続されたデバイス間で転送するメッセージで,このメッセージは,

直接インタフェースシステムによって使用するものではない。この規格では“デバイスディペンデン

トメッセージ”

(デバイスに依存するメッセージ)と呼ぶ。

備考  デバイスディペンデントメッセージの詳細にわたる規定は,この規格の範囲外とする。

3.2

基本的な伝送能力

3.2.1

デバイス間で効率的に情報交換を行う場合,次の 3 種類の機能をもつデバイスが必要である。

(1)

リスナとして動作するデバイス

(2)

トーカとして動作するデバイス

(3)

コントローラとして動作するデバイス

備考  この規格では,デバイスの役割をより良く記述するために“トーカ”及び“リスナ”という用

語は特別の意味をもつ。これらの用語は他のトランスミッタ(送信機)

,レシーバ(受信機)と

いった術語との混同を避けるために用いている。

3.2.2

この規格で定められるインタフェースシステムの記述において

(a)

リスナとしての能力をもつデバイスは,インタフェースシステムに接続された他のデバイスからの

デバイスメッセージを受信できるように,あるインタフェースメッセージによってアドレスされる。

(b)

トーカとしての能力をもつデバイスは,インタフェースシステムに接続された他のデバイスにデバ

イスディペンデントメッセージを送信できるように,あるインタフェースメッセージによってアドレ

スされる。

(c)

コントローラとしての能力をもつデバイスは,他のデバイスをリスナ又はトーカにアドレス(指定)

することができる。また,他のデバイスに決められた動作をするように命令するためのインタフェー

スメッセージを送ることもできる。

しかし,コントローラだけの能力をもつデバイスはデバイスディペンデントメッセージを受信も送

信もすることはできない。

備考  この規格を通して用いられるコントローラという用語は,インタフェースシステムの管理を行

うものだけを意味するもので,データプロセッシング用のものとは異なる。

インタフェースシステムで用いられる種々のタイプのコントローラ機能の区分は,第 2 節に

おいて更に説明する。

3.2.3

リスナ,トーカ,コントローラの機能は,インタフェースシステムに接続されたデバイスに別々に,

又は任意の組合せで一緒に存在する(

図 参照)。

3.2.4

基本的なリスナ,トーカ及びコントローラ機能に加えて,本システムは次のような動作を行うイン

タフェースメッセージをもつ。

(a)

シリアルポール手順は,

(トーカ機能をもつ)デバイスがコントローラに何らかの動作を要求すると

き,サービスリクエストメッセージを送信することによって始められる。コントローラは,これに対

しどのデバイスがサービスを要求しているかを調べるために,順番に可能性をもつすべてのデバイス

のステータスバイトを読み込む。

(b)

パラレルポール機能は,コントローラの要請に応じて,1 ビットのステータス(状態)情報を他の


5

C 1901 : 1987

いくつかのデバイスと同時に送信する能力をデバイスに与える。

パラレルポール応答に使用するデータラインの各デバイスへの割り振りは,インタフェースメッセ

ージによって指定することもできる。

(c)

デバイスクリア及びデバイストリガ機能は,コントローラからの指令に基づいて,自身を初期設定

又はトリガ入力ありの状態に設定する能力をデバイスに与える。

これは,システム内の指定された他のデバイス又はすべてのデバイスと同時に行うこともできる。

(d)

リモート/ローカル機能は,自身をバスからのデータでプログラムされるようにするか,ローカル

データ(正面パネルのコントロール)でプログラムされるようにするかの選択を行う機能をデバイス

に与える。

3.3

メッセージの経路とバス構造

3.3.1

インタフェースシステムは,すべての情報,インタフェースメッセージとデバイスディペンデント

メッセージを相互接続されたデバイス間で伝達するために 16 本の信号ラインをもっている。

3.3.2

メッセージは,そのメッセージの内容とインタフェースシステムとの関係に従って,1 本又は数本

の線でコード化される。

3.3.3

バスの構造は,機能的に次の 3 種類の信号線の組に分類し,その基本伝送路を

図 に示す。

(1)

データバス:8 本の信号ライン

(2)

データバイトを転送するための転送制御バス:3 本の信号ライン

(3)

インタフェース管理バス:5 本の信号ライン

3.3.3.1

8

本のインタフェース信号ラインは,すべての 7 ビットのインタフェースメッセージとデバイス

ディペンデントメッセージを転送する。

(a)

データ入出力 1 (DIO 1)  ライン

(h)

データ入出力 8 (DIO 8)  ライン

メッセージバイトは,DIO ラインを用いて次の形で転送する。

(1)

ビット並列バイト直列転送

(2)

非同期転送

(3)

双方向転送

備考  メッセージは,必要に応じて個々の DIO ライン上を転送する。

3.3.3.2

3

本の信号ラインの組は,一つのトーカ又は一つのコントローラから,一つ又は複数のリスナへ,

DIO

ライン上のデータバイトを効率的に転送するために使用する。

(a) Data

Valid

(DAV)

は,DIO ライン上の情報の有効性を示す。

(b)  Not Ready For Data (NRFD)

は,デバイス側が情報を受けとる準備ができたか否かを示す。

(c)  Not Data Accepted (NDAC)

は,デバイス側が情報を受け取り終わったか否かを示す。

DAV

,NRFD,NDAC の信号ラインは,インタフェースを通して各データバイトを転送するために,い

わゆる“3 ワイヤハンドシェーク”

と呼ばれる動作を行う。

3

ワイヤハンドシェークの考え方は,6.及び 7.で述べる。

参考  3 ワイヤハンドシェークについては,工業所有権があるので,解説 2.を参照のこと。

3.3.3.3

5

本の信号ラインは,インタフェースを通じた情報の流れを管理するために使用する。

(a) ATN

(Attention)

は,DIO ライン上の情報をどのように解釈すべきか,またいずれのデバイスがその情

報に対して応答しなければならないかを定義するために(コントローラによって)使用する。


6

C 1901 : 1987

(b) IFC

(Interface

Clear)

は,インタフェースシステム(すべてのデバイスはこの一部を内部に含んでいる。

を初期状態にセットするために(コントローラによって)使用する。

(c) SRQ

(Service

Request)

は,注意が必要なことを示すため,かつ現在行われているシーケンスに対して

割り込みを要求するために(デバイスによって)使用する。

(d)  REN (Remote Enable)

は,他のメッセージと合わせて用いられ,デバイスのリモート/ローカル制御

切換のために(コントローラによって)使用する。

(e)  EOI (End or Identify)

は,複数バイト転送のとき,その最後のバイトを示すために(トーカによって)

使用する。また,ATN と組み合わせて,パラレルポールを実行する場合に(コントローラによって)

使用する。

3.4

インタフェースシステム要素  インタフェースシステム要素は,次のものがある。

(1)

機能的要素

(2)

電気的要素

(3)

機械的要素


7

C 1901 : 1987

図 1  インタフェースの機能と構造

第 節  機能的仕様 

4.

機能区分  デバイスは特定の用途向に設計された物理的なもので,それは各々,固有の役割をもつ次

の機能に区分される。

(1)

デバイスファンクション(この定義は機器の用途に依存する。


8

C 1901 : 1987

(2)

インタフェースファンクション(この定義は機器の用途に無関係である。

(3)

メッセージコーディングロジック

インタフェースファンクションが送信又は受信するすべての情報伝達は“メッセージ”と“ステートリ

ンケージ”によって定義する(4.3 を参照)

信号線を使用して送・受信されるすべてのメッセージは,16.で定義されるコーディングロジックに従っ

てコード化する。

4.1

デバイスファンクション  デバイスファンクションの領域にある全体の概念とか目的,形,内容,

構成など(例えば,アナログ信号の測定機能,測定範囲,操作モードなど)は,この規格では規定しない。

図 は設計者がデバイスの能力を自由に定義することができるデバイスファンクション領域 (B) と,こ

の規格によって規定するインタフェースファンクション領域 (A) を示している。

4.2

インタフェースファンクションの概念

4.2.1

インタフェースファンクション  インタフェースファンクションとは,デバイスにメッセージを受

信,処理,送出するための基本的な動作能力を与えるものである。各々,特定のプロトコルに従って動作

する一群のインタフェースファンクションは,この節で定義される。各々のインタフェースファンクショ

ンは,決められたメッセージを送・受信するだけである。

4.2.2

インタフェースファンクションステート

4.2.2.1

各々のインタフェースファンクションは,相互に排他的な“ステート”を接続した一つ又はそれ

以上のグループによって定義する。

4.2.2.2

相互に排他的なステートを接続した一つのグループ内では,同一時点においてはただ一つのステ

ートだけアクティブである。

4.2.2.3

インタフェースファンクションの各々のステートは,そのステートがアクティブである間にイン

タフェースを経由して送・受信されるメッセージと,そのグループ内で,あるステートから他のステート

に移行する条件とで定義される。これらのメッセージや条件は,ステートの能力を定義している。


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C 1901 : 1987

図 2  デバイスの機能区分 

:この規格によって限定される能力 
:設計者によって限定される能力

①:インタフェースバス信号線

②:インタフェースファンクションに送受されるリモートメッセージ 
③:デバイスファンクションに送受されるデバイスディペンデントメッセージ 
④:インタフェースファンクション間のステートリンケージ

⑤:デバイスファンクションとインタフェースファンクション間のローカルメッセージ

(インタフェースファンクションへのメッセージはこの規格で決められているが,インタ
フェースファンクションからのメッセージは設計者に任せられる。

ここに,

⑥:コントローラ内のデバイスファンクションによって送られるリモートインタフェースメッセ

ージ

4.2.3

インタフェースファンクションの分類

4.2.3.1

設計者は,個々のデバイスの応用範囲に適したインタフェースファンクションを任意に選択し,

組み合わせることができる。

図 及び表 は,有効なインタフェースファンクションの分類である。


10

C 1901 : 1987

表 1

インタフェースファンクションの分類

インタフェースファンクション

記  号

関連メッセージ経路

ソースハンドシェーク SH

1

,2,4,5

アクセプタハンドシェーク AH

1

,2,4,5

トーカ又は拡張トーカ

T

又は TE 1,2,3,4,5

リスナ又は拡張リスナ

L

又は LE 1,2,3,4,5

サービスリクエスト SR

1

,2,4,5

リモートローカル RL

1

,2,4,5

パラレルポール PP

1

,2,4,5

デバイスクリア DC

1

,2,4,5

デバイストリガ DT

1

,2,4,5

コントローラ C

1

,2,4,5,6

4.2.3.2

どの瞬間でも,インタフェースファンクションの組合せ(特定のデバイス用に設計者が選択した

組合せ)による能力は,各インタフェースファンクション内でその瞬間にアクティブになっているすべて

のステートの論理的接続である。

4.2.4

インタフェースファンクションの論理設計

4.2.4.1

インタフェースファンクションの定義に用いられているステートダイヤグラムは,そのファンク

ションの論理的及び物理的動作を実現するための明確な回路構成を示してはいない。

例えば,すべてのステートがラッチの FF 又は他の記憶素子をもつ必要があるわけではない。

4.2.4.2

インタフェースファンクションを定義しているステートダイヤグラムは,論理回路設計に広い自

由度を与えるべく考慮してある(例えば,ランダムロジック,シーケンシャルロジック等)

4.2.4.3

本節で定義する各インタフェースファンクションの各ステートに関するすべての条件を満足す

る限り,設計者はある一つの論理設計に二つ又はそれ以上のインタフェースファンクションの組合せを行

うことは自由である。

4.2.4.4

この節では,ステートダイヤグラム,詳細説明,要求及び指針は,デバイス側に対して書かれ,

またデバイス側から見て理解されねばならない。

第 節及び第 節は,システム側から見たデバイス間の

関係を示す。

4.2.4.5

インタフェースファンクションは,規格として定義されていないメッセージコーディングはどん

なものでも無視する(応答しない。

4.2.4.6

ファンクションは,定義された退出条件が得られた後,定められた条件に矛盾しない限り,いく

らでも(0 秒を含む。

)そのステートにとどまってよい。

4.3

メッセージの概念

4.3.1

メッセージ  各々のメッセージは一つの情報量を構成し,ある特定の時間に True 又は False として

受けとられる。

インタフェースファンクション及びその周りの物との間のすべての情報は,メッセージの送・受信によ

って伝達する。

4.3.2

ローカルメッセージの伝達経路と内容

4.3.2.1

インタフェースファンクションとデバイスファンクションとの間で送られるメッセージを,

“ロ

ーカルメッセージ”と呼ぶ。

4.3.2.2

ローカルメッセージは,デバイスファンクションとインタフェースファンクションとの間で送ら

れる(

図 のメッセージ経路⑤を参照)。


11

C 1901 : 1987

備考  ある種のローカルメッセージはリモートメッセージを意味し,又は逆の場合もある。

4.3.2.3

設計者は,インタフェースファンクションに対して新しいローカルメッセージを使用することは

許されない。

4.3.2.4

インタフェースファンクションからデバイスファンクションに送られるローカルメッセージの

使用法は設計者に任せる。

4.3.2.5

デバイスファンクションによって送られるローカルメッセージは,ステート移行に必要な時間だ

け存在しなければならない。

4.3.3

リモートメッセージの伝達経路と内容

4.3.3.1

異なったデバイスのインタフェースファンクション間で,インタフェースを経て送られるメッセ

ージを,

“リモートメッセージ”と呼ぶ。

4.3.3.2

リモートメッセージは,

“インタフェースメッセージ”か“デバイスディペンデントメッセージ”

かのいずれかである。

4.3.3.3

各々のインタフェースメッセージは,他のデバイスのインタフェースファンクションのステート

移行を起こさせるために送られる。

インタフェースメッセージは,

図 のメッセージ経路②に示すように,インタフェースファンクション

によって受けとられるが,デバイスには直接伝達されない。

4.3.3.4

デバイスディペンデントメッセージは,デバイスファンクションとメッセージコーディングロジ

ックとの間で規定されたインタフェースファンクションを経由して渡される。これらは,インタフェース

ファンクション内ではステート移行を生じさせない。

図 のメッセージ経路③に示すデバイスディペンデントメッセージの例は,デバイスのプログラムデー

タ,デバイスの測定データ,デバイスのステータスデータなどがある。

4.3.4

ステートリンケージの伝達経路と内容

4.3.4.1

ステートリンケージは,

図 のメッセージ経路④に示すように,一つのインタフェースファンク

ションのアクティブステートへの移行が,他のインタフェースファンクションの規定されたアクティブス

テートの存在に依存するような二つのインタフェースファンクションの論理結合である。

4.3.5

メッセージコーディング

4.3.5.1

メッセージコーディングは,リモートメッセージのコード変換を行うところである。

4.3.5.2

1

本の信号線によって送るメッセージを,

“ユニラインメッセージ”と呼ぶ。これらのメッセージ

の二つ以上を同時に送ることができる。

4.3.5.3

いくつかの互いに排他的な組合せをもつ他のメッセージと信号線のグループを共有するメッセ

ージを,

“マルチラインメッセージ”と呼ぶ。同時には,ただ一つのマルチラインメッセージ(メッセージ

バイト)しか送ることができない。

4.3.6

マルチラインメッセージの分類

4.3.6.1

マルチラインメッセージは,ATN メッセージが True の場合,インタフェースメッセージとして

判断される。

4.3.6.2

マルチラインメッセージは,ATN メッセージが False の場合,デバイスディペンデントメッセー

ジとして判断される。


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4.3.6.3 ATN

メッセージが True の場合は,各デバイスはこれらのマルチラインメッセージのいずれか又

はすべてを受信し,それに相応した動作を行ってよい。これらのメッセージは,デバイスのもつインタフ

ェースファンクションの範囲とインタフェースファンクション内のアクティブなステートの組合せによっ

て決定される。

インタフェースメッセージは,次のように分類される。

(1)

ユニバーサルコマンド(インタフェースファンクションステートにかかわりなくすべてのテバイスに

よって受信される。

(2)

アドレスコマンド(受信すべくアドレスされたデバイスによって受信される。

(3)

アドレス(すべてのデバイスによって受信される。

(4)  2

次アドレス,2 次コマンド(1 次アドレス,又は 1 次コマンドで受信可能状態にされたすべてのデバ

イスによって受信される。

特定のコマンドのリストは

表 36 による。

4.3.6.4 ATN

メッセージが False のときは,リスナに指定されていれば,自分へのデバイスディペンデン

トメッセージを受信し,それに相応した動作を行ってよい。

4.3.7

メッセージ伝達規定

4.3.7.1

リモートメッセージ規定

(a)

デバイスが送信するすべてのリモートメッセージの値(True 又は False)は,どんなときでもそのイン

タフェースファンクションのアクティブステートが指示する。

(b)

メッセージの値を送るために用いるインタフェース信号線は,リモートメッセージコーディング(

38

参照)で規定するレベルに設定する。

(c)

通常のインタフェースの動作は,二つ以上のデバイスが同時にリモートメッセージの正反対の値を送

ることを許すから,これらの不一致を解決する方法が与えられる。

これは,インタフェースのメッセージ転送の二つの手段“Active 転送”と“Passive 転送”を行うこ

とによって達成される。インタフェースは二つのメッセージの値が不一致の場合,一つは Active であ

り,その他は Passive であるように構成される。メッセージは,不一致が発生した場合には常に Active

値が Passive な値を無効にするように転送される。

(d)

リモートメッセージは,次の四つの方法の一つで転送することができる。

(1) Active True

で送信する値は,確実に受信される(デバイスはその値が無効にされることを許さない。

(2) Passive

True

で送信する値は,受信される値であるとは限らないし,デバイスはその値が無効にされ

ることを許容しなくてはならない。

(3) Active False

で送信する値は,確実に受信される(デバイスはその値が無効にされることを許さな

い。

(4) Passive False

で送信する値は,受信される値であるとは限らないし,デバイスはその値が無効にさ

れることを許容しなくてはならない。

(e)

この規格では,

インタフェースファンクションによって送られるリモートメッセージの値 True と False

の語句は,規定しない限り Active True と Active False を意味する。

(f)

二つのリモートメッセージ,DAC と RFD については,False 値だけがアクティブであることを定義す

る。

そのため論理 AND 動作がインタフェース信号線上でなされると考えられる(33.を参照のこと。

(g)

一つのリモートメッセージ,SRQ については,True 値だけがアクティブであると定める。そのため論


13

C 1901 : 1987

理 OR 動作がインタフェース信号線上でなされると考えられる(33.を参照のこと。

(h) True

で送るマルチラインメッセージだけは,

(DIO ラインを経て送る。

)マルチラインメッセージが性

質上,互いに排他的であることから,インタフェースファンクションのステートによって規定する。

そのステートがアクティブである間は,

他の規定がないマルチラインメッセージはすべて Passive False

で送られる。

4.3.7.2

ローカルメッセージの伝達規定

(a)

ローカルメッセージのコーディングは,この規定の範囲外であり,デバイスの設計者に任せる。

(b)

インタフェースファンクションの互いに排他的なステート群間の移行を制御するローカルメッセージ

は互いに排他的であることが望ましい。

5.

インタフェースファンクションの規定に使用される記号法

5.1

ステートダイヤグラムの表記記号

5.1.1

インタフェースファンクションの各ステートは,図で円として表し,そのステートは,常に S で終

わる四つの大文字を円内に表記する。

5.1.2

インタフェースファンクションのステートの間のすべての許される“移行”は,図でそれらを表し

ている円の間の矢印によって表す。

5.1.3

各移行は,その値が True 又は False である条件式によって制限する。他のステートへの移行条件が

すべて False ならば,インタフェースファンクションは現在のステートにとどまらなければならない。そ

れらの条件のうち一つが True になった場合だけインタフェースファンクションは指示されたステートに

移行する。

もしも,時間値が規定されていなければ,その条件が True になったら,いつでも新しいステートに移行

することができる。

5.1.3.1

条件式は,論理記号 AND,OR,NOT と共に使用される一つ又はそれ以上のローカルメッセージ,

リモートメッセージ,ステートリンケージ及び時間制限から成り立っている。

5.1.3.2

インタフェースファンクションへのローカルメッセージは,例えば rdy のように,英小文字で書

かれた 3 文字の記号で表す。

5.1.3.3.

リモートメッセージ(インタフェースを経由して受けとられる。

)は,英大文字で書かれた 3 文

字の記号で表す(

例:ATN)。


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5.1.3.4

別のステートダイヤグラムとのリンケージは,だ円で囲まれた 4 文字記号によって表す(

例:

もし,囲まれたステートが現在アクティブならば,ステートリンケージは True であり,そうでないなら

ば False である。

5.1.3.5

最小時間制限は,記号“Tn”で表す。この記号は,少なくとも規定された時間,そのステートに

留まった後,次のステートに移行することを示す。これらの時間制限値を

表 39 に記す。

5.1.3.6

論理 AND は,記号“∧”で表す。

5.1.3.7

論理 OR は,記号“∨”で表す。

5.1.3.8

論理 AND は,括弧で制限されていないならば論理 OR に優先する。

5.1.3.9

論理 NOT は,否定されるべき条件の上の棒線によって表す。結果として,否定された条件は,

線の下の条件が False の場合だけ True である。

5.1.4

もし,更に移行が最大時間制限“

t

n

以内)

”,によって制限されるならば,そのステートは条件が

True

になった後,その制限時間内にアクティブにならなければならない。

5.1.5

条件の一部がオプションで,設計者の選択によっては True である必要がない場合には,オプショ

ン部分を〔      〕で囲んで示す。

5.1.6

もし,特定の条件がダイヤグラムの他のすべてのステートから,一つのステートに移行を起こすな

らば,すべての個々の移行を書く代わりに省略した記号法を用いる。

起点となるステートをもたない矢印は,この状態を表すために用いられており,すべての他のステート

から起こり得るステートである。また,この条件は,ダイヤグラム中の他のすべての移行に関して False

であると見なせるので,これらはダイヤグラムから省略する(

例:IFC 又は REN)。

条件→

5.1.7

“Power off” (POFS) は,ほとんどのインタフェースファンクションで有効なステートであり,本

来はすべてのダイヤグラムで Power on 時に達せられるステートに導く移行として表されるべきであるが,

pon

を省略形として用いる。

(1)

ステートダイヤグラムで使用される省略記号法

(2)

上記シンボルの意味する完全な表現

5.2

メッセージの出力記号

5.2.1

各インタフェースファンクションのステートダイヤグラムとともに記載したメッセージ出力表は,

そのファンクションの各ステートで送ることができるリモートメッセージだけを要約している。

5.2.2

メッセージ出力表の列は,インタフェースファンクションのステートを示すのに使用している。


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5.2.3

メッセージ出力表の行は,インタフェースファンクションの少なくとも一つのステートの間に送る

ことができるリモートメッセージを示す。

5.2.4

それぞれのテーブルの記入事項は,特定のステートがアクティブの間送らなければならないメッセ

ージの値を示している。

(1)

“T”は Active True を示す。

(2)

“F”は Active False を示す。

(3)

“(T)”は Passive True を示す。

(4)

“(F)”は Passive False を示す。

5.2.5

必要な場合は,各テーブルの 1 行に送ることができるマルチラインリモートメッセージ群を示す。

マルチラインメッセージは,テーブルに記されたのと一致するステートが起こった場合には True で出力さ

れる。マルチラインメッセージは本来排他的であるから,False では表していない。マルチラインメッセー

ジの周りの括弧は Active True ではなく Passive True で送らなければならないことを示している。

5.2.6

デバイスファンクションの動作の欄は,デバイスファンクションが送・受信を許されるメッセージ

を要約している。インタフェースファンクションからデバイスファンクションへのローカルメッセージは,

この規格の範囲外であり,設計者の選択で適当な動作をさせるために使用してよい。

6.

ソースハンドシェークインタフェース (SH) ファンクション

6.1

概説  SH ファンクションは,マルチラインメッセージを確実に送信する機能をデバイスにもたせる

ものである。接続された一つの SH ファンクションと,一つ又はそれ以上のアクセプタハンドシェークイ

ンタフェースファンクション(それぞれ個別のデバイスに含まれる。

)間のハンドシェークシーケンスによ

って各マルチラインメッセージの非同期転送が確実に行われる。SH ファンクションは,マルチラインメ

ッセージバイト転送の開始,及び終了を制御する。このファンクションは,DAV,RFD,DAC メッセージ

を用いてメッセージバイトの効率の良い転送を行う。

6.2

SH

ファンクションのステートダイヤグラム  SH ファンクションは,図 に示すステートダイヤグ

ラムと 6.に記述されているステートに従って動作する。

表 は,あるアクティブステートから次のステー

トに移行するためのメッセージやステートについて記述したものである。

表 は,各ステートがアクティ

ブのときに送るメッセージ及びデバイスファンクションの動作を示す。

6.3

SH

ファンクションのステートの説明

6.3.1

SIDS (Source Idle State)  

6.3.1.1 SIDS

では,SH ファンクションはハンドシェークサイクルに関与しない。そして新しいメッセー

ジバイトを送信しない。

SH

ファンクションは,電源投入時に SIDS に入る。

6.3.1.2 SIDS

では,SH ファンクションは DAV メッセージを Passive False で送信する。

6.3.1.3 SH

ファンクションは,次の条件で SIDS から SGNS へ移行する。

(1) TACS

がアクティブの場合。

(2)

又は,SPAS がアクティブな場合。

(3)

又は,CACS がアクティブな場合。


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図 3  ソースハンドシェークのステートダイヤグラム

表 2  SH メッセージ及びステートの一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

pon-power on

SIDS

−SOURCE IDLE STATE

nba-new byte available

SGNS

−SOURCE GENERATE STATE

ATN

−ATTENTION SDYS−SOURCE DELAY STATE

RFD

−READY FOR DATA

STRS

−SOURCE TRANSFER STATE

DAC

−DATA ACCEPTED

SWNS

−SOURCE WAIT FOR NEW CYCLE STATE

 SIWS

−SOURCE IDLE WAIT STATE

−TALKER ACTIVE STATE(T ファンクション)

−SERIAL POLL ACTIVE STATE(T ファンクション)

−CONTROLLER ACTIVE STATE(C ファンクション)

−CONTROLLER TRANSFER STATE(C ファンクション)

表 3  SH メッセージ出力

リモートメッセージ送信

SH

ステート

DAV

デバイスファンクションの動作

SIDS (F)

デバイスファンクションはマルチラインメッセージを変更できる。

SGNS F

同上

SDYS F

DAB

,EOS マルチラインメッセージ及び END メッセージを変更しない。

STRS T

同上

SWNS

T or F

デバイスファンクションはマルチラインメッセージを変更することを要求さ

れている。

SIWS (F)

同上


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6.3.2

SGNS (Source Generate State)  

6.3.2.1 SGNS

では,デバイスは新しいメッセージバイトを用意し,SH ファンクションはそのメッセージ

バイトが有効となるのを待つ。

6.3.2.2 SGNS

では,SH ファンクションは DAV メッセージを False で送信する。このステートでは,デ

バイスは T ファンクションや C ファンクションを経由して(TACS 及び CACS の間に)送信するマルチラ

インメッセージを変えてもよい。

6.3.2.3 SH

ファンクションは,SGNS から次の条件で別のステートへ移行する。

(a) nba

メッセージが True になると SDYS へ移行する。

(b)

次の条件で t

2

以内に SIDS へ移行する。

(1) ATN

メッセージが True で,しかも CACS 及び CTRS のいずれもアクティブでない場合。

(2)

又は ATN メッセージが False で,しかも TACS 及び SPAS のいずれもアクティブでない場合。

6.3.3

SDYS (Source Delay State)  

6.3.3.1 SDYS

では,

SH

ファンクションは SGNS の間に変更したメッセージバイトがインタフェース信号

線上で落ちつくのを待つ。また,すべての AH ファンクションがメッセージを受け取る準備が完了するの

を待つステートでもある。

6.3.3.2 SDYS

では,SH ファンクションは DAV メッセージを False で送信する。このステートではデバ

イスは,マルチラインメッセージを変更しない。

6.3.3.3 SH

ファンクションは,SDYS から次の条件で別のステートへ移行する。

(a) RFD

メッセージが True になったら,T

1

時間後に STRS へ移行する。

(b)

次の場合,t

2

時間以内に SIDS へ移行する。

(1) ATN

メッセージが True で,しかも CACS 及び CTRS のいずれもアクティブでない場合。

(2) ATN

メッセージが False で,TACS 及び SPAS のいずれもアクティブでない場合。

6.3.4

STRS (Source Transfer State)  

6.3.4.1 STRS

では,SH ファンクションは AH ファンクションに有効なメッセージバイトを転送している

状態であることを示している。

6.3.4.2 STRS

では,SH ファンクションは DAV メッセージを True で送信する。このステートでデバイス

はマルチラインメッセージ及び END メッセージ(もし使用しているならば)を変更しない。

6.3.4.3 SH

ファンクションは,STRS から次の条件で別のステートへ移行する。

(a)

次の場合は,t

2

時間以内に SIWS (Source Idle Wait State)  へ移行する。

(1) ATN

メッセージが True で,しかも CACS 及び CTRS のいずれもアクティブでない場合。

(2)

又は,ATN メッセージが False で,しかも TACS 及び SPAS のいずれもアクティブでない場合。

備考  これは非同期の割り込みを意味する(15.5 参照)。

(b) DAC

メッセージは True になったら,SWNS へ移行する。

6.3.5

SWNS (Source Wait For New Cycle State)  

6.3.5.1 SWNS

では,SH ファンクションはデバイスが新しいメッセージバイトを送出するのを待ってい

るステートである。

6.3.5.2 SWNS

では,SH ファンクションは DAV メッセージを True,False のいずれにしてもよい。この

ステートのときデバイスは,マルチラインメッセージを変えてもよい。

6.3.5.3 SH

ファンクションは,SWNS から次の条件で別のステートへ移行する。

(a) nba

メッセージが False ならば,SGNS へ移行する。


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C 1901 : 1987

(b)

次の場合には,t

2

時間以内に SIWS へ移行する。

(1) ATN

メッセージが True で,しかも CACS 及び CTRS のいずれもアクティブでない場合。

(2)

又は,ATN メッセージが False で,しかも TACS 及び SPAS のいずれもアクティブでない場合。

6.3.6

SIWS (Source Idle Wait State)  

6.3.6.1 SIWS

では,SH ファンクションは外部的なメッセージバイト転送に関してはアクティブではない。

しかし,自分自身が次の新しいメッセージバイトの送信サイクルが始まるのを待つ内部動作としてはア

クティブである。このステートを使用すると,インタフェース上のデータの損失なしにメッセージバイト

転送シーケンスに対する割り込みが可能であり,デバイスは割り込みが生じた時点で,次の新しいメッセ

ージバイトを送信する準備状態で待ち続ければよい。

6.3.6.2 SIWS

では,DAV メッセージを Passive False で送信する。

6.3.6.3 SH

ファンクションは,SIWS から次の条件で別のステートへ移行する。

(a) nba

メッセージが False ならば,SIDS へ移行する。

(b) TACS

又は SPAS がアクティブである場合,又は CACS がアクティブの場合,SWNS へ移行する。

6.4

SH

ファンクションのサブセット  SH ファンクションに許されるサブセットを表 に示す。

表 4

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

SH0

SH1

SH

の機能なし

SH

の全機能をもつ

すべて

なし

なし 
なし

なし

T1

∼T8,TE1∼TE8,C5∼C28 の

いずれか

6.5

SH

ファンクションの補足説明及び指針

6.5.1

nba

メッセージについての説明

6.5.1.1 nba

メッセージが True であるということは,

デバイスが新しいメッセージを発生したことを示し,

インタフェース信号線上のメッセージが有効となったことを示す。

6.5.1.2 nba

メッセージは,SIDS,SGNS のときだけ,True にできる。nba メッセージは他のどのステート

でも False にしてよい。

6.5.2

アイドルステートへの移行条件の別の表現  図 における割り込みに関する表現 (ATN∧

は,各ステートへの移行が ATN の変化後 t

2

時間以

内に完了する場合には,

という表現に置き換えてもよい。

7.

アクセプタハンドシェークインタフェース (AH) ファンクション

7.1

概説  SH ファンクションは,リモートマルチラインメッセージを確実に受信する機能をデバイスに

もたせるものである。一つの SH ファンクションと,一つ又はそれ以上の AH ファンクション(それぞれ

別々のデバイスに含まれる。

間とのハンドシェークシーケンスによって各メッセージバイトを確実に転送

する。

AH

ファンクションは,バス上のメッセージバイト転送において,自分自身がメッセージ受信準備完了

又は受信完了するまでその転送の開始及び終了を遅らすことができる。AH ファンクションは,DAV,RFD,

DAC

メッセージを用いてメッセージバイトの効率のよい転送を行う。


19

C 1901 : 1987

7.2

AH

ファンクションのステートダイヤグラム  AH ファンクションは,図 及び 7.で説明するステー

トに従って動作する。

表 は,あるアクティブステートから次のステートに移行するとき必要なメッセー

ジやステートを示す。

表 は,各ステートがアクティブのとき送るメッセージ及びデバイスファンクショ

ンの動作を示す。

7.3

AH

ファンクションのステートの説明

7.3.1

AIDS (Accepter Idle State)  

7.3.1.1 AIDS

では,AH ファンクションはアクティブであってはならず,ハンドシェークサイクルに関与

しない。

AH

ファンクションは,電源投入時にこのステートに入る。

7.3.1.2 AIDS

では,RFD,DAC メッセージを Passive True で送信する。

7.3.1.3 AH

ファンクションは,AIDS から次の条件で t

2

時間以内に ANRS へ移行する。

(1) ATN

メッセージが True の場合。

(2)

又は,LACS がアクティブの場合。

(3)

又は,LADS がアクティブの場合。

図 4  アクセプタハンドシェークのステートダイヤグラム

(

1

)

このような転送は普通のインタフェース操作ではあり得ない。しかしながら,こ
の移行を設けることによってインタフェースファンクションの設計を簡単にする

ことができる。

表 5  AH メッセージ及びステート一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

pon

−power on

AIDS

−ACCEPTOR IDLE STATE

rdy

−ready for next message

ANRS

−ACCEPTOR NOT READY STATE

tcs

−take control synchronously(

1

) ACRS

−ACCEPTOR READY STATE

 ACDS

−ACCEPT DATA STATE

ATN

−ATTENTION AWNS−ACCEPTOR WAIT FOR NEW CYCLE STATE

DAV

−DATA VALID

−LISTENER ADDRESSED STATE(L ファンクション)

−LISTENER ACTIVE STATE(L ファンクション)

(

1

)  15.3.7.1

を参照


20

C 1901 : 1987

表 6  AH のメッセージ出力

リモートメッセージ出力

AH

ステート

RFD DAC

デバイスファンクションの動作

AIDS (T) (T)

デバイスはマルチラインメッセージも END メッセージも受け取
らない。

ANRS F  F

同上

ACRS (T)  F

同上

AWNS F  (T)

同上

ACDS F  F

デバイスはもし LACS がアクティブならばマルチラインメッセ
ージを受けることができる。

7.3.2

ANRS (Acceptor Not Ready State)  

7.3.2.1 ANRS

では,AH ファンクションはデバイス内部がハンドシェークサイクルを続ける準備がまだ

できていないことを示す。

7.3.2.2 ANRS

では,RFD,DAC メッセージを False で送信する。

7.3.2.3 AH

ファンクションは,ANRS から次の条件で別のステートへ移行する。

(a) tcs

メッセージが False で,しかも ATN メッセージが True,又は rdy メッセージが True の場合,ACRS

ステートへ移行する(15.3.7.1 を参照)

(b) ATN

メッセージが False で,しかも LADS も LACS もいずれもアクティブでない場合,AIDS へ移行

する。

(c)

もし DAV メッセージが True の場合,AWNS へ移行する(しかし,このようなことは通常のインタフ

ェース操作ではあり得ない。

7.3.3

ACRS (Acceptor Ready State)    

7.3.3.1 ACRS

では,

AH

ファンクションはマルチラインメッセージを受け取る準備ができたことを示す。

7.3.3.2 ACRS

では,DAC メッセージを False にし,RFD メッセージを Passive True で送信する。

7.3.3.3 AH

ファンクションは,ACRS から次の条件で別のステートへ移行する。

(a) DAV

メッセージが True になれば,ACDS (Accept Data State)  へ移行する。

(b) ATN

メッセージが False で,しかも LADS 及び LACS のいずれもアクティブでない場合,AIDS へ移

行する。

(c) ATN

メッセージも,rdy メッセージも False の場合には,t

2

時間以内に ANRS へ移行する。

7.3.4

ACDS (Accept Date State)  

7.3.4.1 ACDS

では,AH ファンクションは SH ファンクションに対してメッセージバイトを有効のままで

いるよう指示する。このステートの間だけ DIO ライン上のメッセージは有効である。

ATN

メッセージが True の場合,ACDS はインタフェースファンクションに対して現在バスはインタフェ

ースメッセージを転送中であり,DIO ラインにそのメッセージが確立していることを示す。

LACS

がアクティブの場合,ACDS はデバイスファンクションに対して現在のデバイスディペンデント

メッセージが有効であることを示す。

7.3.4.2 ACDS

では,DAC,RFD メッセージを False で送信する。

7.3.4.3 AH

ファンクションは,ACDS から次の条件で別のステートへ移行する。

(a) ATN

メッセージが True の場合は T

3

時間経過後,又は ATN メッセージが False の場合は rdy メッセー

ジが False になったとき,AWNS (Acceptor Wait For New Cycle State)  へ移行する。

(b) ATN

メッセージが False で,LADS 及び LACS のいずれもアクティブでない場合,AIDS へ移行する。


21

C 1901 : 1987

(c)

もし DAV メッセージが False の場合,ACRS へ移行する。

7.3.5

AWNS (Acceptor Wait For New Cycle State)  

7.3.5.1 AWNS

では,AH ファンクションはマルチラインメッセージを受け取り終わったことを示す。

7.3.5.2 AWNS

では,RFD メッセージを False で送信し,DAC メッセージを Passive True で送信する。

7.3.5.3 AH

ファンクションは,AWNS から次の条件で別のステートへ移行する。

(a) DAV

メッセージが False ならば ANRS へ移行する。

(b) ATN

メッセージが False で,しかも LADS 及び LACS のいずれもアクティブでない場合,AIDS へ移

行する。

7.4

AH

ファンクションのサブセット  AH ファンクションに許されるサブセットは,表 のとおりであ

る。

表 7

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

AH0 AH

の機能なし

すべて

なし

なし

AH1 AH

全機能をもつ

なし

なし

なし

7.5

AH

ファンクションの補足説明及び指針

7.5.1 rdy

メッセージは ACRS の間に False になってはならない。

ACRS

から ANRS へ移行できるのは ATN

が False になったときだけである。

7.5.2 AH

ファンクションが受け取る RFD メッセージは,すべてのアクティブな AH ファンクションから

転送される RFD メッセージの論理 AND である。同様に SH ファンクションによって受け取られる DAC

メッセージも,すべて AH ファンクションから転送される DAC メッセージの論理 AND である。一つの

SH

ファンクションと多くの AH ファンクションとの論理 AND のとりかたは,NRFD,NDAC 信号ライン

の使用方法として 33.に示す。

7.5.3

インタフェースファンクションは,規格化されたステートダイヤグラムに従って動作するよう設計

する必要がある。しかし,そのステートダイヤグラムを正確に記述する必要はない。

次に,その一例を示す。

インタフェースメッセージの受信によって生じる各インタフェースファンクションのステート移行は,

そのメッセージを受信後行ってもよい。ただし,この場合,移行が終了するまで,次のメッセージ受信の

ため RFD メッセージを False にしておく。

インタフェースメッセージ受信中にステート移行を行う

(ステートダイヤグラムに忠実な移行)

場合と,

現象的にとらえられただけでは区別できない。

このようなステート移行を行う場合は,AH ファンクションの退出条件が True であっても RFD メッセー

ジを False にしておくため,ANRS に留まるべきである。

8.

トーカインタフェース (T) ファンクション(シリアルポール機能を含む。)

8.1

概要

8.1.1

T

ファンクションは,他のデバイスへデータ(シリアルポール中のステータスデータを含む。

)を

インタフェースを通じて送る機能をデバイスに与える。

この機能は,T ファンクションがトーカとしてアドレスされたときだけ存在する。


22

C 1901 : 1987

8.1.2

T

ファンクションには 2 種類あり,一つはアドレス拡張機能をもち,もう一つはもたない。通常の

T

ファンクションは,1 バイトアドレスを使用する。アドレス拡張機能をもつ T ファンクション(以下,

TE

という。

)は,2 バイトアドレスを使用する。他のすべての点については T と TE ファンクションの機

能は,全く同様である。

8.1.3

2

種類の T ファンクションのうちのどちらか一つが固有のデバイスに必要である。

備考  T ファンクションと TE ファンクションには広範囲にわたり類似性があるため,8.にまとめて述

べられている。

8.2

T

ファンクションのステートダイヤグラム

8.2.1

T

ファンクションは,

図 のステートダイヤグラムと 8.に記述されているステートに従って動作す

る。

表 は,あるアクティブステートから次のステートに移行するためのメッセージやステートについて記

述したものである。

表 は,各ステートがアクティブのときに送らなければならないメッセージ及びデバイスファンクショ

ンの動作を示す。

8.2.2 TE

ファンクションは,

図 のステートダイヤグラムと 8.に記述されているステートに従って動作

する。

表 10 は,あるアクティブステートから次のステートに移行するためのメッセージやステートについて記

述したものである。

表 11 は,各ステートがアクティブのときに送らなければならないメッセージ及びデバイスファンクショ

ンの動作を示す。

図 5  トーカのステートダイヤグラム


23

C 1901 : 1987

表 8  メッセージ及びステートの一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

pon

−power on

TIDS

−TALKER IDLE STATE

ton

−talk only

TADS

−TALKER ADDRESSED STATE

IFC

−INTERFACE CLEAR

TACS

−TALKER ACTIVE STATE

ATN

−ATTENTION SPAS−SERIAL POLL ACTIVE STATE

MTA

−MY TALK ADDRESS

SPIS

−SERIAL POLL IDLE STATE

SPE

−SERIAL POLL ENABLE

SPMS

−SERIAL POLL MODE STATE

SPD

−SERIAL POLL DISABLE

−ACCEPT DATA STATE(AH ファンクション)

OTA

−OTHER TALK ADDRESS

MLA

−MY LISTEN ADDRESS

表 9  又は TE メッセージの出力表

リモートメッセージの送信(

2

)

T

ステート

条  件

マルチライン END  RQS(

4

)

デバイスファンクションの動作

TIDS

(NUL)

(F)

(F)

デバイスはメッセージを送信してはいけない。

TADS

(NUL)

(F)

(F)

デバイスはアドレスされるが,メッセージを送信して

はいけない。

TACS

DAB(

1

)

又は EOS(

1

)

T(

1

)

又は F(

1

)

(F)

デバイスは DAB,EOS 又は DAB と同時に END メッ

セージを送信することができる。

SPAS APRS(

1

)

でない場合

STB

又は T F

デバイスは STB メッセージを 1 バイト送信できる(

3

)

SPAS APRS

の場合

STB(

1

)

又は T T

同上

(

1

)

メッセージの送信はデバイスファンクションの T ファンクションにより可能となる。

(

2

)  16.

表 38 を参照のこと。

(

3

) SH

ファンクションによって送信はコントロールする。

(

4

)  8.3.4.1

を参照のこと。

(

5

)  10.3.3

を参照、のこと。


24

C 1901 : 1987

図 6  拡張トーカのステートダイヤグラム

備考 TE ファンクションと L ファンクションとを同時に使うときは

にする。

表 10  TE メッセージ及びステートの一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

pon

−power on

TIDS

−TALKER IDLE STATE

ton

−talk only

TADS

−TALKER ADDRESSED STATE

IFC

−INTERFACE CLEAR

TACS

−TALKER ACTIVE STATE

ATN

−ATTENTION SPAS−SERIAL POLL ACTIVE STATE

MTA

−MY TALK ADDRESS

TPIS

−TALKER PRIMARY IDLE STATE

OTA

−OTHER TALK ADDRESS

TPAS

−TALKER PRIMARY ADDRESSED STATE

OSA

−OTHER SECONDARY ADDRESS

SPIS

−SERIAL POLL IDLE STATE

PCG

−PRIMARY COMMAND GROUP

SPMS

−SERIAL POLL MODE STATE

SPE

−SERIAL POLL ENABLE

−ACCEPT DATA STATE(AH ファンクション)

SPD

−SERIAL POLL DISABLE

−LISTENER PRIMARY ADDRESSED STATE

MSA

−MY SECONDARY ADDRESS

(L ファンクション)


25

C 1901 : 1987

8.3

T

ファンクションの説明

8.3.1.  TIDS (Talker Idle State)

8.3.1.1 TIDS

では,T ファンクション又は TE ファンクションは,デバイスメッセージの転送に関与して

はならない。

T

,TE ファンクションは,電源投入時に TIDS になる。

8.3.1.2 TIDS

では,

END

及び RQS メッセージは Passive False で送信する。

また,

NUL

メッセージは Passive

False

で送信する。

8.3.1.3

T

ファンクションは,次の条件の場合 TIDS から TADS へ移行する。

(1) MTA

メッセージが True で,しかも ACDS がアクティブの場合。

(2)

又は,ton メッセージが True の場合(8.5.3 を参照)

8.3.1.4 TE

ファンクションは,次の条件の場合は TIDS から TADS へ移行する。

(1) MSA

メッセージが True で,かつ ACDS がアクティブで,しかも TPAS がアクティブの場合。

(2)

又は,ton メッセージが True の場合。

8.3.2

TADS (Talker Addressed State)  

8.3.2.1 TADS

では,T ファンクションはそのトーカアドレスを受け取って,デバイスメッセージの送信

の準備状態にあるが,まだ送信はしない。TADS では,TE ファンクションのその 1 次及び 2 次トーカアド

レスを受け取って,デバイスメッセージの送信の準備状態にあるが,また送信はしない。

8.3.2.2 TADS

では,END,RQS メッセージは Passive False で送信する。また,NUL メッセージは Passive

True

で送信する。

8.3.2.3

T

ファンクションは,次の条件で他のステートへ移行する。

(a) ATN

メッセージが False で,かつ SPMS がアクティブでない場合,TACS へ移行する。

(b) ATN

メッセージが False で,しかも SPMS がアクティブの場合,SPAS へ移行する。

(c)

次の場合,TIDS へ移行する。

(1) OTA

メッセージが True で,かつ ACDS がアクティブの場合。

(2)

又は,MLA メッセージが True で,かつ ACDS がアクティブの場合。

(3)

又は,IFC メッセージが True ならば,t

4

時間以内に移行する。

備考 MLA の使用はオプションである。

8.3.2.4 TE

ファンクションは,次の条件で他のステートへ移行する。

(a) ATN

メッセージが False で,しかも SPMS がインアクティブの場合,TACS へ移行する。

(b) ATN

メッセージが False で,しかも SPMS がアクティブの場合,SPAS へ移行する。

(c)

次の場合,TIDS へ移行する。

(1) OTA

メッセージが True で,しかも ACDS がアクティブの場合。

(2)

又は,OSA メッセージが True で,かつ TPAS がアクティブで,しかも ACDS がアクティブの場合。

(3)

又は,MSA メッセージが True で,かつ LPAS がアクティブで,しかも ACDS がアクティブの場合。

(4)

又は,IFC メッセージが True ならば,t

4

時間以内に移行する。

備考 MSA の使用はオプションである(図 の備考参照)。

8.3.3

TACS (Talker Active State)  


26

C 1901 : 1987

8.3.3.1 TACS

では,T ファンクション,TE ファンクションはデバイスファンクションから DIO ライン上

にデバイスメッセージ(DAB,EOS,STB,END など)を送信することを許可する。デバイスメッセージ

の内容はデバイスファンクションで決定される。デバイスファンクションが DAB メッセージの内容(END

メッセージを使用している場合は,END の True,False の決定も含む。

)を換えるタイミングは,SH ファ

ンクションによって決定される。

8.3.3.2 TACS

の間,DAB (Data Byte)  や EOS (End of String),END メッセージがデバイスファンクション

によって送信される。

RQS

メッセージは Passive False で送信する。

備考  データのコーディングとフォーマットは,一般的にデバイスに依存し,この規格の範囲外であ

る。

8.3.3.3

T

ファンクション,TE ファンクションは,次の条件で他のステートへ移行する。

(a) ATN

メッセージが True ならば,t

2

時間以内に TADS へ移行する。

(b) IFC

メッセージが True ならば,t

4

時間以内に TIDS へ移行する。

8.3.4

SPAS (Serial Poll Active State)  

8.3.4.1 SPAS

では,T 又は TE ファンクションは,ステータスバイト(RQS メッセージと STB メッセー

ジによって構成される。

)の転送をコントロールするための SH ファンクションを使用して,デバイスファ

ンクションから DIO ラインへ一つのステータスバイトの送信を許可する。コントローラはデバイスからの

ステータスバイトを 1 バイトだけ受信すればよいのだが,コントローラがその最初の 1 バイトを受信後,

ATN

ラインを True にしない場合は,デバイスはさらにそのステータスバイトを送信し続けてよい。この

場合,最初の 1 バイト以外は転送中各ビットが変化してもよい。ただし,RQS メッセージは SR ファンク

ションによって保持されている。

8.3.4.2 SPAS

では,APRS がアクティブ又はアクティブでないいずれの場合でも END メッセージは True

又は False のいずれかで送信する。APRS がアクティブの場合には RQS メッセージを True で,APRS がア

クティブでない場合には False で送信する。さらに STB メッセージは,デバイスファンクションによって

送信する。

備考 APRS は,SR ファンクションに含まれる。

8.3.4.3

T

ファンクション,TE ファンクションは,次の条件で他のステートへ移行する。

(a) ATN

メッセージが True ならば,t

2

時間以内に TADS へ移行する。

(b) IFC

メッセージが True ならば,t

4

時間以内に TIDS へ移行する。

8.3.5

SPIS (Serial Poll Idle State)  

8.3.5.1 SPIS

では,T ファンクション,TE ファンクションはシリアポールに無関係である。

T

ファンクション,TE ファンクションは,電源投入時に SPIS になる。

8.3.5.2 SPIS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

8.3.5.3

T

ファンクション,TE ファンクションは,SPE メッセージが True で,かつ ACDS がアクティブ

の場合 SPMS へ移行する。

8.3.6

SPMS (Serial Poll Mode State)  

8.3.6.1 SPMS

では,T ファンクション,TE ファンクションはシリアルポールに関与できる。

8.3.6.2 SPMS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

8.3.6.3

T

ファンクション,TE ファンクションは,次の条件で SPMS から SPIS へ移行する。

(1) SPD

メッセージが True で,かつ ACDS がアクティブの場合。


27

C 1901 : 1987

(2)

又は,IFC メッセージが True ならば,t

4

時間以内に移行する。

8.3.7

TPIS (Talker Primary Idle State)  

8.3.7.1 TPIS

では,TE ファンクションはその 1 次アドレスを認識できるが,2 次アドレスには応答でき

ない。TE ファンクションは,電源投入時に TPIS になる。

8.3.7.2 TPIS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

8.3.7.3 TE

ファンクションは,MTA メッセージが True で,かつ AH ファンクションが ACDS の場合,

TPIS

から TPAS へ移行する。

8.3.8

TPAS (Talker Primary Addressed State)  

8.3.8.1 TPAS

では,TE ファンクションはその 2 次アドレスを認識し,応答することができる。

8.3.8.2 TPAS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

8.3.8.3 TE

ファンクション,PCG メッセージが True で,かつ MTA メッセージが False で,かつ ACDS

がアクティブならば,TPAS から TPIS へ移行する。

8.4

T

と TE ファンクションのサブセット  T と TE ファンクションに許されるサブセットを表 11 及び表

12

に示す。

表 11

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

能力

基本的ト

ーカ

シリアル

ポール

トークオ

ンリー

モード

トーカ指

定解除

MLAに

より

T0 N

N

N N

すべて

なし

なし

T1 Y

Y

Y N

なし

を除く SH1,AH1

T2 Y

Y

N N

なし

1. 

を除く

2. 

ton

は常に False

同上

T3 Y

N

Y N

  SPIS

,SPMS,SPAS

を除く

同上

T4 Y

N

N N

  SPIS

,SPMS,SPAS

1. 

を除く

2. 

ton

は常に False

同上

T5 Y

Y

Y Y

なし

を含む SH1 かつ(L1∼L4 又は LE1

∼LE4)

T6 Y

Y

N Y

なし

1. 

を含む

2. 

ton

は常に False

同上

T7 Y

N

Y Y

  SPIS

,SPMS,SPAS

を含む

同上

T8 Y

N

N Y

  SPIS

,SPMS,SPAS

1. 

を含む

2. 

ton

は常に False

同上


28

C 1901 : 1987

表 12

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

能力

基本的拡

張トー

シリアル

ポール

トークオ

ンリー

モード

によりト

ーカ指

定解除

TE0 N

N

N N

すべて

なし

なし

TE1 Y

Y

Y N

なし

を除く SH1,AH1

TE2 Y

Y

N N

なし

1. 

を除く

2. 

ton

は常に False

同上

TE3 Y

N

Y N   SPIS

,SPMS,SPAS

を除く

同上

TE4 Y

N

N N   SPIS

,SPMS,SPAS

1. 

を除く

2. 

ton

は常に False

同上

TE5 Y

Y

Y Y

なし

を含む SH1 かつ(L1∼L4 又は LE1

∼LE4)

TE6 Y

Y

N Y

なし

1. 

を含む

2. 

ton

は常に False

同上

TE7 Y

N

Y Y

  SPIS

,SPMS,SPAS

を含む

同上

TE8 Y

N

N Y

  SPIS

,SPMS,SPAS

1. 

を含む

2. 

ton

は常に False

同上

8.5

T

及び TE ファンクションの補足説明及び指針

8.5.1

T

ファンクション,TE ファンクションを含むデバイスは,MTA,MSA アドレスをユーザが変更で

きるような機能をもつ。

8.5.2 TACS

でのデータ送信中の割り込みは,送信データフォーマットに影響を与えてはいけない。

デバイスの TACS への復帰時のデータ送信は,中断の点の出力データ列のところから続行されることを

推奨する。

8.5.3 ton

メッセージを含むデバイスは,トークオンリー状態をつくるマニュアルスイッチをもつ。

9.

リスナインタフェース (L) ファンクション

9.1

概説

9.1.1

L

ファンクションは,他のデバイスからのデバイスディペンデントデータ(ステータスデータを含

む。

)を,インタフェースをとおして受けとる機能をデバイスに与える。この機能は,L ファンクションが

リスナとしてアドレス指定されたときだけ存在する。

9.1.2

L

ファンクションには 2 種類あり,一つはアドレス拡張機能をもち,もう一つはもたない。通常の

L

ファンクションは,1 バイトアドレスを使用する。アドレス拡張機能をもつ L ファンクション(以下,

LE

という。

)は,2 バイトアドレスを使用する。その他のすべての点では,L と LE ファンクションの機能

は同じである。

9.1.3

2

種類の L ファンクションのうち,どちらか一つがデバイスに組み込まれる必要がある。

備考  L ファンクションと LE ファンクションには,広範囲にわたり類似性があるため,9.でまとめて


29

C 1901 : 1987

述べる。

9.2

L

ファンクションのステートダイヤグラム

9.2.1

L

ファンクションは,

図 のステートダイヤグラムと 9.に記述されているステートに従って動作し

なければならない。

表 13 は,あるアクティブステートから別のステートに移行させるためのメッセージや

ステートについて記述したものである。

表 14 は各ステートがアクティブのときに必要とするデバイスファ

ンクションの動作を示す。

9.2.2 LE

ファンクションは,

図 のステートダイヤグラムと 9.で記述されているステートに従って動作

しなければならない。

表 15 は,あるアクティブステートから次のステートに移行させるためのメッセージ

やステートについて記述したものである。

表 14 は各ステートがアクティブのときに必要とするデバイスフ

ァンクションの動作を示す。

図 7  リスナステートダイヤグラム

表 13  メッセージ及びステートの一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

pon

−power on

LIDS

−LISTENER IDLE STATE

ltn

−listen LADS−LISTENER ADDRESSED STATE

lun

−local unlisten

LACS

−LISTENER ACTIVE STATE

lon

−listen only

IFC

−INTERFACE CLEAR

−ACCEPT DATA STATE(AH ファンクション)

ATE

−ATTENTION

−CONTROLLER ACTIVE STATE(C ファンクション)

UNL

−UNLISTEN

MLA

−MY LISTEN ADDRESS

MTA

−MY TALK ADDRESS

表 14  又は LE メッセージの出力表

L

又は LE ステート  リモートメッセージ送信

デバイスファンクションの動作

LIDS

デバイスはメッセージを受信してはいけない。

LADS

なし

デバイスはメッセージを受信してはいけない。

LACS

デバイスは ACDS がアクティブになるごとにデバイスディペン
デントメッセージバイトを受信することができる。


30

C 1901 : 1987

図 8  拡張リスナステートダイヤグラム

備考 LE ファンクションと T ファンクションとを同時に使うときは

にする。

9.3

L

ファンクションの説明

9.3.1

LIDS (Listener Idle State)  

9.3.1.1 LIDS

では,L ファンクション又は LE ファンクションは,デバイスディペンデントメッセージの

転送に関与してはならない。L 又は LE ファンクションは,電源投入時に LIDS になる。

9.3.1.2 LIDS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

表 15  LE メッセージ及びステートの一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

pon

−power on

LIDS

−LISTENER IDLE STATE

ltn

−listen LACS−LISTENER ACTIVE STATE

lun

−local unlisten

LADS

−LISTENER ADDRESSED STATE

lon

−listen only

LPIS

−LISTENER PRIMARY IDLE STATE

IFC

−INTERFACE CLEAR

LPAS

−LISTENER PRIMARY ADDRESSED STATE

ATE

−ATTENTION

UNL

−UNLISTEN

−ACCEPT DATA STATE(AH ファンクション)

MLA

−MY LISTEN ADDRESS

−CONTROLLER ACTIVE STATE(C ファンクション)

PCG

−PRIMARY COMMAND GROUP

−TALKER PRIMARY ADDRESSED STATE

MSA

−MY SECONDARY ADDRESS

(T ファンクション)

9.3.1.3

L

ファンクションは,次の条件の場合,LIDS から LADS へ移行する。

(1) MLA

メッセージが True で,かつ ACDS がアクティブの場合。

(2)

又は,lon メッセージが True の場合(9.5.3 を参照)

(3)

又は,ltn メッセージが True で,かつ CACS がアクティブの場合。

9.3.1.4 LE

ファンクションは,次の条件の場合 LIDS から LADS へ移行する。

(1) MSA

メッセージが True で,かつ ACDS がアクティブで,かつ LPAS がアクティブの場合。

(2)

又は,lon メッセージが True の場合。

(3)

又は,ltn メッセージが True で,かつ CACS がアクティブの場合。


31

C 1901 : 1987

9.3.2

LADS (Listener Addressed State)  

9.3.2.1 LADS

では,L ファンクションはそのリスナアドレスを受け取ってデバイスディペンデントメッ

セージの受信の準備状態にあるが,まだ受信はしていない。LADS では,LE ファンクションは 1 次,2 次

リスナアドレスを受け取ってデバイスディペンデントメッセージの受信の準備状態にあるが,まだ受信は

しない。

9.3.2.2 LADS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

9.3.2.3

L

ファンクションは,次の条件で LADS から別のステートへ移行する。

(a) ATN

メッセージが False ならば,t

2

の時間以内に LACS へ移行する。

(b)

次の場合,LIDS へ移行する。

(1) UNL

メッセージが True で,かつ ACDS がアクティブの場合。

(2)

又は,lun メッセージが True で,かつ CACS がアクティブの場合。

(3)

又は,MTA メッセージが True で,かつ ACDS がアクティブの場合。

(4)

又は,IFC メッセージが True ならば,t

4

の時間以内に移行する。

備考 MTA メッセージの使用はオプションである。

9.3.2.4 LE

ファンクションは,次の条件で LADS から他のステートへ移行する。

(a) ATN

メッセージが False ならば,t

2

の時間以内に LACS へ移行する。

(b)

次の場合 LIDS へ移行する。

(1) UNL

メッセージが True で,かつ ACDS がアクティブの場合。

(2)

又は,lun メッセージが True で,かつ CACS がアクティブの場合。

(3)

又は,MSA メッセージが True で,かつ TPAS と ACDS がアクティブの場合。

(4)

又は,IFC メッセージが True ならば,t

4

の時間以内に移行する。

備考 MSA メッセージを含む表現法の使用はオプションである(図 の備考参照)。

9.3.3

LACS (Listener Active State)  

9.3.3.1 LACS

では,

L

ファンクション又は LE ファンクションはデバイスファンクションに対してインタ

フェース信号ラインを経由してデバイスディペンデントメッセージ (DAB,EOS,STB,END,RQS)  を受

信することを許可する。AH ファンクションは,メッセージの転送を抑制するために,デバイスファンク

ションによって使用される。

備考  データのコーディングとフォーマットは,一般的に個々のデバイスで自由に定めるので,この

規格の範囲外である。

9.3.3.2 LACS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

9.3.3.3

L

ファンクション又は LE ファンクションは,次の条件で LACS より別のステートへ移行する。

(a) ATN

メッセージが True ならば,t

2

時間以内に LADS へ移行する。

(b) IFC

メッセージが True ならば,t

4

時間以内に LIDS へ移行する。

9.3.4

LPIS (Listener Primany Idle State)  

9.3.4.1 LPIS

では,LE ファンクションはその 1 次アドレスを認識できるが,2 次アドレスには応答でき

ない。LE ファンクションは,電源投入時に LPIS になる。

9.3.4.2 LPIS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

9.3.4.3 LE

ファンクションは,MLA メッセージが True で,かつ ACDS がアクティブの場合,LPIS から

LPAS

へ移行する。

9.3.5

LPAS (Listener Primany Addressed State)  


32

C 1901 : 1987

9.3.5.1 LPAS

では,LE ファンクションはその 2 次アドレスを認識し,応答することができる。

9.3.5.2 LPAS

では,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

9.3.5.3 LE

ファンクションは,PCG メッセージが True で,かつ MLA メッセージが False で,かつ ACDS

がアクティブならば,LPAS から LPIS へ移行する。

9.4

L

ファンクションと LE ファンクションのサブセット  L と LE ファンクションに許されるサブセッ

トを

表 16 及び表 17 に示す。

表 16

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

能力

基本的リ

スナ

リスンオ

ンリー

モード

リスナ指

定解除

MTA命

令によ

L0  N N N

すべて

なし

なし

L1  Y Y N

なし

を除く AH1

L2  Y N N

なし

1. 

を除く

2. 

lon

は常に False

同上

L3  Y Y Y

なし

を含む AH1 かつ

(T1∼T8 又は TE1

∼TE8)

L4  Y N Y

なし

1. 

を含む

2. 

lon

は常に False

同上

表 17

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

能力

基本的拡

張リス

リスンオ

ンリー

モード

によりリ

スナ解

LE0 N N N

すべて

なし

なし

LE1 Y Y N

なし

を除く AH1

LE2 Y N N

なし

1.

を除く

2.

 lon

は常に False

同上

LE3 Y Y Y

なし

を含む AH1 かつ

(T1∼T8 又は TE1

∼TE8)

LE4 Y N Y

なし

1.

を含む

2.

 lon

は常に False

同上

* T

ファンクションとともに使用されるときは,MTA に置き換えられる。


33

C 1901 : 1987

9.5  L

及び LE ファンクションの補足説明及び指針

9.5.1

L

ファンクション又は LE ファンクションを含むデバイスは,MLA 及び MSA として認識されるリ

スンアドレス及びセカンダリアドレスをユーザがフィールドで変更できるような機能をもつ。

9.5.2 LACS

でのデータ受信中の割り込みは,受信データに影響を与えてはいけない。

デバイスの LACS への復帰時のデータ受信は,中断の点の入力データ列のところから続行されることを

推奨する。

9.5.3 lon

メッセージを含む各々のデバイスは,リスンオンリー状態をつくるマニュアルスイッチをもつ。

10.

サービスリクエストインタフェース (SR) ファンクション

10.1

概説  SR ファンクションは,インタフェースを管理中のコントローラへの非同期のサービスを要求

する能力をデバイスにもたせる。また,それはシリアルポール中の複合ステータスバイトの RQS メッセー

ジの内容を同期させるので,一たん当番コントローラにより RQS メッセージを True で受信されるとイン

タフェースによって開放される。

10.2  SR

ファンクションのステートダイヤグラム  SR ファンクションは,図 に示されたステートダイ

ヤグラムと 10.に記述されている。ステートに従って動作しなければならない。

表 18 は,あるアクティブ

ステートから別のアクティブステートに移行させるためのメッセージやステートについて記述したもので

ある。

表 19 は,各ステートがアクティブのときに送らなければならないメッセージ及びデバイスファンクショ

ン動作を示す。

図 9  サービスリクエストのステートダイヤグラム

表 18  SR メッセージ及びステートの一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

pon

−power on

NPRS

−NEGATIVE POLL RESPONSE STATE

rsv

−request service

SRQS

−SERVICE REQUEST STATE

 APRS

−AFFIRMATIVE POLL RESPONSE STATE

−SERIAL POLL ACTIVE STATE(T ファンクション)

表 19  SR メッセージ出力表

リモートメッセージの送信

SR

ステート

SRQ

デバイスファンクションの動作

NPRS (F)

SRQS T

APRS (F)

なし


34

C 1901 : 1987

10.3  SR

ファンクションのステートの説明

10.3.1  NPRS (Negative Poll Response State)  

10.3.1.1 NPRS

では,SR ファンクションはサービス要求をしていない。

SR

ファンクションは、電源投入時に NPRS になる。

10.3.1.2 NPRS

では,SRQ メッセージは Passive False で送信する。

備考 SPAS がアクティブのとき,RQS メッセージは False で送信される(8.3.4 参照)。

10.3.1.3 SR

ファンクションは,rsv メッセージが True で,かつ SPAS がアクティブでない場合,NPRS か

ら SRQS へ移行する。

10.3.2  SRQS (Service Request State)  

10.3.2.1 SRQS

では,SR ファンクションはインタフェース全体にサービス要求中であることを示す。

10.3.2.2 SRQS

では,SRQ メッセージは True で送信する。

10.3.2.3 SR

ファンクションは,次の条件で SRQS から別のステートへ移行する。

(a) rsv

メッセージが False で,かつ SPAS がアクティブでない場合,NPRS へ移行する。

(b) SPAS

がアクティブならば,APRS (Affirmative Poll Response State)  へ移行する。

10.3.3  APRS (Affirmative Poll Response State)  

10.3.3.1 APRS

では,SR ファンクションはサービスを必要としているが,インタフェースにはサービス要

求を出していない。

10.3.3.2 APRS

では,SRQ メッセージは Passive False で送信する。

備考 SPAS がアクティブのとき,RQS メッセージはトーカによって True で送信される(8.3.4 

照)

10.3.3.3 SR

ファンクションは,rsv メッセージが False で,かつ SPAS がアクティブでない場合,APRS か

ら NPRS へ移行する。

10.4  SR

ファンクションのサブセット  SR ファンクションに許されるサブセットを表 20 に示す。

表 20

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他の

ファンクションのサブセット

SR0 SR

機能なし

すべて

なし

なし

SR1 SR

の全機能をもつ

なし

なし T1,T2,T5,T6,TE1,TE2,TE5,TE6 のいずれか

10.5  SR

ファンクションの補足説明と指針

10.5.1 SR

ファンクションは,単一理由のサービス要求に使用されることを目的としている。

もし一つのデバイス中に二つ以上のサービス要求理由がある場合は,それぞれの理由に対応した SR フ

ァンクション及び rsv メッセージを使用する。

10.5.1.1 SRQ

メッセージは,一つのデバイス内のいずれかの SR ファンクションによって要求が発生する

ときに True で送信する。

10.5.1.2  T

ファンクションが SPAS のとき,

もしデバイス内のいずれかの SR ファンクションが APRS にあ

るならば,RQS メッセージは True で送信する。

10.5.2  C

ファンクションを経由して受け取られた SRQ メッセージは,すべての SR ファンクションによっ

て送られた SRQ メッセージの論理 OR である。

SRQ

信号ラインの使用方法は,33.2 に示す。


35

C 1901 : 1987

11.

リモートローカルインタフェース (RL) ファンクション

11.1

概説  RL ファンクションは,インタフェースの情報で動作させる(リモート動作)か又は正面パネ

ルの情報で動作させる(ローカル動作)かを選択できる機能をデバイスに与える。

11.2  RL

ファンクションのステートダイヤグラム  RL ファンクションは,図 10 に示すステートダイヤグ

ラムと 11.に記述されているステートに従って動作するように構成しなければならない。

表 21 は,あるア

クティブステートから別のステートに移行させるためのメッセージやステートについて記述したものであ

る。

表 22 は,各々のステートがアクティブのときに必要なデバイスファンクションの動作を規定する。

図 10  リモートローカルのステートダイヤグラム

備考 RL ファンクションが LE ファンクションと共に使用されるときは,

MLA

におきかえなくてはならない。

表 21  RL メッセージ及びステートの一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

pon

−power on

LOCS

−LOCAL STATE

rtl

−return to local

LWLS

−LOCAL WITH LOCKOUT STATE

REN

−REMOTE ENABLE

REMS

−REMOTE STATE

LLO

−LOCAL LOCKOUT

RWLS

−REMOTE WITH LOCKOUT STATE

GTL

−GO TO LOCAL

−ACCEPT DATA STATE(AH ファンクション)

MLA

−MY LISTEN ADDRESS

−LISTENER ADDRESSED STATE(T ファンクション)

MSA

−MY SECONDARY ADDRESS

−LLISTNER PRIMARY ADDRESS STATE

(LE ファンクション)

表 22  RL メッセージ出力表

RL

ステート

リモートメッセージの送信

デバイスファンクションの動作

デバイスはローカル動作状態

LOCS

LWLS

REMS

RWLS

なし

デバイスはリモート動作状態

11.3  RL

ファンクションの説明

11.3.1  LOCS (Local State)  


36

C 1901 : 1987

11.3.1.1 LOCS

ステートでは,

(正面又は背面パネルに)関連したデバイスファンクションのすべてのロー

カル制御が実施され,デバイスはインタフェースからデバイスディペンデントメッセージに応答はしない

が,これを保持してもよい。RL ファンクションは電源投入時に LOCS に入る。

11.3.1.2 LOCS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

11.3.1.3 RL

ファンクションは,次の条件で LOCS から別のステートへ移行する。

(a) rtl

メッセージが False で,

MLA

メッセージが True で,

しかも ACDS がアクティブの場合,

REMS (Remote

State)

へ移行する。

(b)

ユニバーサルコマンド (Local Lockout) メッセージが True であり,

しかも ACDS がアクティブの場合,

LWLS (Local With Lockout State)

へ移行する。

11.3.2  LWLS (Local With Lockout State)  

11.3.2.1 LWLS

では,関連したデバイス False のすべてのローカル制御が操作でき,デバイスではインタ

フェースからのデバイスディペンデントメッセージに応答はしないが,これを保持してもよい(rtl メッセ

ージは無視される)

11.3.2.2 LWLS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

11.3.2.3 RL

ファンクションは,次の条件で LWLS から別のステートへ移行する。

(a) MLA

メッセージが True であり,しかも ACDS がアクティブの場合,RWLS (Remote With Lockout State)

へ移行する。

(b) REN

メッセージが False であるならば,t

4

の時間以内に LOCS へ移行する。

11.3.3  REMS (Remote State)  

11.3.3.1 REMS

では,ローカルメッセージをインタフェースファンクションに送信する機能を除き,リモ

ートコントロールに対応したデバイスファンクションのローカル制御機能は動作しない。デバイスファン

クションは,リモートデバイスの制御下にある。

11.3.3.2 REMS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

11.3.3.3 RL

ファンクションは,次の条件で REMS から他のステートへ移行する。

(a) LLO

メッセージが True であり,しかも ACDS がアクティブの場合,RWLS へ移行する。

(b)

次の場合に,LOCS へ移行する。

(1) REN

メッセージが False である場合,t

4

の時間以内に移行する。

(2)

又は,GTL メッセージが True で,ACDS 及び LADS がアクティブの場合。

(3)

又は,rtl メッセージが True であり,しかも LLO メッセージが False であるか,又は ACDS がアク

ティブでない場合。

11.3.4  RWLS (Remote With Lockout State)  

11.3.4.1 RWLS

ではローカルメッセージをインタフェースファンクションに送信する機能を除き,リモー

トコントロールに対応したデバイスファンクションのローカル制御機能は動作しない。デバイスファンク

ションは,リモート制御動作中である(rtl メッセージは無視される。

11.3.4.2 RWLS

は,リモートメッセージを送信する機能をもたない。

11.3.4.3 RL

ファンクションは,次の条件で RWLS から別のステートへ移行する。

(a) REN

メッセージが False ならば,t

4

の時間以内に LOCS へ移行する。

(b) GTL

メッセージが True であり,しかも LADS 及び ACDS がアクティブの場合,LWLS へ移行する。

11.4  RL

ファンクションのサブセット  RL ファンクションに許されるサブセットを表 23 に示す。

表 23


37

C 1901 : 1987

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

RL0 RL

機能なし

すべて

なし

なし

RL1

すべての RL 機能をもつ

なし

なし L1∼L4 又は LE1∼LE4

RL2

ローカルロックアウト動作なし

LWLS

,RWLS rtl は常に False である。

L1

∼L4 又は LE1∼LE4

11.5  RL

ファンクションの補足説明及び指針

11.5.1

デバイスがデバイスディペンデントメッセージを送信するか,ローカルで設定できるデータとかち

あうことのないようなデバイスディペンデントメッセージを受信するかのどちらかの能力は,RL ファン

クションのアクティブなステートとは無関係である。

11.5.2 REMS

又は RWLS のどちらかがアクティブであるときは,ローカル制御の使用は無視し,インタ

フェースからのすべてのデータに応答する。

しかし,特にプログラムを貯える能力をもっているデバイスは,次のように設計してもよい。

(1)

インタフェースから新しいデータを受け終わるまで,今行っているローカル制御の状態を継続するこ

と。

(2)

又は,インタフェースから新しいデータを受け終わるまでは以前に受信してあるデータを使用するこ

と。

11.5.3

逆に,LOCS 又は LWLS のどちらかがアクティブのときはローカル制御に復帰し,インタフェース

経由で受信するデータは無視する。しかし,次のように設計してもよい。

(1)

ローカル制御でデータが設定されるまでは一番新しく受けた入力データを用いること。

(2)

又は,LOCS 又は LWLS がアクティブになるときのローカル制御設定データを用いること。

11.5.4 rtl

メッセージは,永続的に発生させてはいけない。

11.5.5

ローカルプログラミングソース(例えば,人間の操作)によるデバイスのローカル制御方法は,こ

の規格外である。

12.

パラレルポールインタフェース (PP) ファンクション

12.1

概説

12.1.1 PP

ファンクションは,あらかじめトーカに指定されることなく,当番コントローラに対して PPR

メッセージを送る能力をデバイスに与える。

12.1.2

信号 DIO1∼8 は,パラレルポール時において,デバイスのステータスビットを転送するのに使用

されている。デバイスはパラレルポールに先だってコントローラ又はローカルメッセージによって PPR メ

ッセージを送信する 1 本の DIO ラインを割り振られる。1 ラインに 1 デバイスを割り振ることで 8 個のデ

バイスまで可能であるが,パラレルポールコマンドで DIO ラインを割り振ることによって任意の数のデバ

イスも可能である。

12.1.3

システム内でパラレルポール機能を使用する場合,コントローラは必要に応じてパラレルポールを

行う必要がある。

12.1.4

パラレルポール機能はサービス要求を示すために使用することができる。

この能力は次の点で SRQ

メッセージの使用の場合とは異なる。

(1)

コントローラがパラレルポールシーケンスを開始するが,シリアルポールシーケンスの開始はどのデ

バイスからでも要求を出せる。

(2)

パラレルポールでは同時に多数のデバイスからステータスデータの転送が可能であるが,シリアルポ


38

C 1901 : 1987

ールでは各々のデバイスからステータス情報を順番に収集する。

12.2  PP

ファンクションのステートダイヤグラム

12.2.1 PP

ファンクションは,

図 11 に示すステートダイヤグラムと 12.に記述されているステートに従っ

て動作する。

表 24 は,あるアクティブステートから別のステートに移行させるためのメッセージやステー

トについて記述したものである。

表 25 は,各ステートがアクティブのときに送られるメッセージ及びデバ

イスファンクションの動作を示す。

図 11  パラレルポールのステートダイヤグラム

備考 PP ファンクションのステート移行の使い方の制

御は,

表 27 を参照のこと。

表 24  PP メッセージ及びステートの一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

pon

−power on

PPIS

−PARALLEL POLL IDLE STATE

ist

−individual status(

表 25) PPSS−PARALLEL POLL STANDBY STATE

lpe

−local poll enabled

PPAS

−PARALLEL POLL ACTIVE STATE

 PUCS

−PARALELL POLL UNADDRESSED TO CONFIGURE STATE

 PACS

−PARALELL POLL ADDRESSED TO CONFIGURE STATE

IDY

−IDENTIFY

−ACCEPT DATA STATE(AH ファンクション)

PPE

−PARALLEL POLL ENABLE

−LISTENER ADDRESSED STATE(L ファンクション)

PPD

−PARALLEL POLL DISABLE

PPC

−PARALLEL POLL CONFIGURE

PCG

−PRIMARY COMMAND GROUP

PPU

−PARALLEL POLL UNCONFIGURE


39

C 1901 : 1987

表 25  PP メッセージ出力

リモートメッセージ送信

PP

ステート

制限

PPRn(

2

)

デバイスファンクションの動作

PPIS

(F)

PPSS

(F)

PPAS ist

≡S’(

1

) T

PPAS ist S’(

1

) (F)

なし

(

1

)  12.3.3.2

を参照のこと。

(

2

)

この欄は,デバイスに割り当てられる特定のメッセージだけに適用する。

12.3  PP

ファンクションの説明

12.3.1  PPIS (Parallel Poll Idle State)  

12.3.1.1 PPIS

では,PP ファンクションはコントローラによって発せられるパラレルポールに対して応答

できない。

PP

ファンクションは,電源投入時に PPIS になる。

12.3.1.2 PPIS

では,すべての PPR メッセージは Passive False として送られる。

12.3.1.3 PP

ファンクションは,次の条件で PPIS から PPSS へ移行する。ただし,必ず次の一方を使用す

ること。

(1) PPE

メッセージが True で,かつ PACS 及び ACDS がアクティブの場合。

(2)

又は,lpe メッセージが True の場合。

12.3.2  PPSS (Parallel Poll Standby State)  

12.3.2.1 PPSS

では,PP ファンクションはコントローラによって発せられるパラレルポールに対していつ

でも応答できる状態である。

12.3.2.2 PPSS

では,すべての PPR メッセージは Passive False として送られる。

12.3.2.3 PP

ファンクションは,次の条件で PPSS から別のステートへ移行する。

(a) IDY

メッセージが True である(パラレルポール実行中)場合には,t

5

時間以内に PPAS へ移行する。

(b)

次の場合には,PPIS へ移行する。ただし,必ず次の一方を使用すること。

(1) lpe

メッセージが False の場合。

(2)

又は,PPD メッセージが True で,かつ PACS と ACDS がアクティブの場合。又は,PPU メッセー

ジが True で,かつ ACDS がアクティブの場合。

12.3.3  PPAS (Paralle Poll Active State)  

12.3.3.1 PPAS

では,PP ファンクションはコントローラによって発せられているパラレルポールに応答し

ている状態である。

12.3.3.2 PPAS

では,ist メッセージの値と最後に受けた PPE コマンドの一部の S (Sense) ビットの値が等

しい場合だけ,PPR メッセージの一つが True で送られる。送信される PRR メッセージは,最後に受信し

た PPE コマンドの一部の P1 から P3 の 3 ビットによって指定されたものである。

表 26 は,P1 から P3 の

値の各々の組合せ(12.5 を参照)によって割り振られる PPR メッセージを示している。他のすべての PPR

メッセージは Passive False として送られる。

12.3.3.3

もし,IDY メッセージが False になる(パラレルポールが終了する。

)ならば,PP ファンクショ

ンは,PPAS から PPSS へ,t

5

の時間以内に移行する。


40

C 1901 : 1987

表 26

PP

メッセージ

最後に受けた PPE コマンドによる各ビット

指定された PPR メッセージ

P3 P2 P1

0 0 0

PPR1

0 0 1

PPR2

0 1 0

PPR3

0 1 1

PPR4

1 0 0

PPR5

1 0 1

PPR6

1 1 0

PPR7

1 1 1

PPR8

12.3.4  PUCS (Parallel Poll Unaddressed To Configure State)  

12.3.4.1 PUCS

では,インタフェースを通して受けるどんな PPE 又は PPD メッセージも,PP ファンクシ

ョンは無視する。PP ファンクションは,電源投入時に PUCS になる。

12.3.4.2 PUCS

では,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

12.3.4.3

もし,PPC メッセージが True で,LADS と ACDS がアクティブならば,PP ファンクションは,

PUCS

から PACS へ移行する。

12.3.5  PACS (Parallel Poll Addressed To Configure State)  

12.3.5.1 PACS

では,PP ファンクションはインタフェースを通して受ける PPE 又は PPD メッセージに対

して動作することができる。もし,PPE メッセージを受けるなら,それに伴うビット S,P1,P2,P3 を PP

ファンクションは記憶している。

12.3.5.2 PACS

では,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

12.3.5.3 PCG

メッセージが True で,PPC メッセージが False で,そして ACDS がアクティブならば,PP

ファンクションは,PACS から PUCS へ移行する。

12.4  PP

ファンクションのサブセット  PP ファンクションに許されるサブセットを表 27 に示す。

表  27

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

要求される他のファン

クションのサブセット

PP0 PP

機能なし

すべて

なし

なし

PP1

リモートコンフ

ィグレーション

なし

1.

含む。

2.

を含む。

3.

 lpe

を除く。

L1

∼L4 又は LE1∼LE4

PP2

ローカルコンフ

イグレーション

PUCS

PACS

1. 

lpe

を含む。

2.

除く。

3.

を除く。

4.

ローカルメッセージは S, P1, P2, P3 に

置き換えられる。

なし

12.5  PP

ファンクションの補足説明及び指針  もし,PP2 を使用するならば,パラレルポールのときに使

用される PPR メッセージとメッセージ検出方法を指定する PPE コマンドを,

フィールドでの設計が可能な

ローカルメッセージで置き換える。


41

C 1901 : 1987

13

デバイスクリアインタフェース (DC) ファンクション 

13.1

概説  DC ファンクションは,特定のデバイス又はデバイスのグループの一部のクリア(イニシャラ

イズ)を行う機能を与えるものである。グループとは,一つのシステムの中でのサブセット又は全部のア

ドレスに指定されたデバイスである。

13.2  DC

ファンクションのステートダイヤグラム  DC ファンクションは図 12 に示すステートダイヤグ

ラムと 13.に記述されているステートに従って動作する。

表 28 は,あるアクティブステートから次のステ

ートに移行するためのメッセージやステートについて記述したものである。

表 29 は,各ステートがアクテ

ィブのときに要求されるデバイスファンクションの動作を示す。

13.3  DC

ファンクションの説明

13.3.1  DCIS (Device Clear Idle State)  

13.3.1.1 DCIS

では,DC ファンクションは動作しない。

13.3.1.2 DCIS

では,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

13.3.1.3 DC

ファンクションは ACDS がアクティブのとき,次のどちらかの条件で DCIS から DCAS へ移

行する。

(1) DCL

メッセージが True の場合。

(2) LADS

がアクティブで,SDC メッセージが True の場合。

備考 SDC メッセージはオプションである。

13.3.2  DCAS (Device Clear Active State)  

13.3.2.1 DCAS

では,DC ファンクションはデバイスファンクションをクリアさせる内部メッセージをデ

バイスファンクションへ送る。

13.3.2.2 DCAS

ではリモートメッセージを送信する能力をもたない。

13.3.2.3 DC

ファンクションは,ACDS がアクティブでない条件か,又は次の(1)(2)が同時に起こる場合

の条件で DCAS から DCIS へ移行する。

(1) DCL

メッセージが True でない。

(2) SDC

メッセージが True で,かつ LADS がアクティブであることが,True でない。

備考 SDC メッセージはオプションである。

図 12  デバイスクリアステートダイヤグラム

表 28  DC メッセージ及びステートの一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

DCL

−DEVICE CLEAR

DCIS

−DEVICE CLEAR IDLE STATE

SDC

−SELECTED DEVICE CLEAR

DCAS

−DEVICE CLEAR ACTIVE STATE

−ACCEPT DATA STATE(AH ファンクション)

−LISTENER ADDRESSED STATE(L ファンクション)


42

C 1901 : 1987

表 29  DC メッセージ出力

DC

ステート

リモートメッセージ送信

デバイスファンクションの動作

DCIS

通常の動作中

DCAS

なし

既知の特定ステートへ戻る。

13.4  DC

ファンクションのサブセット  DC ファンクションに許されるサブセットを表 30 に示す。

表 30

分類

説明

省略されるステー

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

DC0 DC

機能なし

すべて

なし

なし

DC1 DC

の全機能をもつ

なし

なし L1∼L4 又は LE1∼LE4

DC2 SDC

機能を省く

なし

を省略する。 AH1

13.5  DC

ファンクションの補足説明及び指針

13.5.1  DCAS

の説明

13.5.1.1 DCAS

は,デバイスファンクションだけに影響し,その他のインタフェースファンクション(IFC

によってクリアされるファンクション)には影響しない。

13.5.1.2

デバイスは,その動作に支障のない限り任意の目的に DC ファンクションを使用してもよい。こ

のファンクションの通常の使い方は,デバイスファンクションを電源投入時の状態にすることである。し

かし,設計者が適当だと考えられる状態にデバイスファンクションを設定するために,このファンクショ

ンを使用してもよい。ただし,この状態については設計者が明記しなければならない。

14

デバイストリガインタフェース (DT) ファンクション

14.1

概説  DT ファンクションは,個々のデバイス又はデバイスのグループの一部に基本動作を開始させ

る機能を与えるものである。グループとは,一つのシステムの中の一つのサブセット又は全部のアドレス

指定されたデバイスである。

14.2  DT

ファンクションのステートダイヤグラム  DT ファンクションは図 13 に示すステートダイヤグラ

ムと 14 に記述されているステートに従って動作する。

表 31 は,あるアクティブステートから次のステー

トに移行するためのメッセージやステートについて記述したものである。

表 32 は,各ステートがアクティ

ブのときに要求されるデバイスファンクションの動作を示す。

14.3  DT

ファンクションの説明

14.3.1  DTIS (Device Trigger Idle State)  

14.3.1.1 DTIS

では,DT ファンクションは動作しない。

14.3.1.2 DTIS

では,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

14.3.1.3 DT

ファンクションは,LADS 及び ACDS がアクティブで,かつ GET メッセージが True の場合,

DTIS

から DTAS へ移行する。

14.3.2  DTAS (Device Trigger Active State)  

14.3.2.1 DTAS

では,DT ファンクションはデバイスファンクションの基本動作を開始させる内部メッセー

ジをデバイスファンクションへ送る。

14.3.2.2 DTAS

は,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

14.3.2.3 DT

ファンクションは,次の条件で DTAS から DTIS へ移行する。

(1) ACDS

がアクティブでない場合。

(2)

又は,LADS がアクティブでない場合。


43

C 1901 : 1987

(3)

又は,GET メッセージが False の場合。

図 13  デバイストリガのステートダイヤグラム

表 31  DT メッセージ及びステートの一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

GET

−GROUP EXECUTE TRIGGER

DTIS

−DEVICE TRIGGER IDLE STATE

 DTAS

−DEVICE TRIGGER ACTIVE STATE

−ACCEPT DATA STATE(AH ファンクション)

−LISTENER ADDRESSED STATE(L ファンクション)

表 32  DT メッセージ出力

DT

ステート

リモートメッセージ送信

デバイスファンクションの動作

DTIS

通常の動作中

DTAS

なし

トリガ動作を始める。

14.4  DT

ファンクションのサブセット  DT ファンクションに許されるサブセットを表 33 に示す。

表 33

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

DT0 DT

機能なし

すべて

なし

なし

DT1 DT

の全機能をもつ

なし

なし L1∼L4 又は LE1∼LE4

14.5  DT

ファンクションの補足説明及び指針

14.5.1  DTAS

の説明

14.5.1.1 DTAS

は,デバイス(又はデバイスの一部分)が指定された動作を開始することを示す。

14.5.1.2 DTAS

がアクティブになった後,デバイスは直ちに動作を開始する方が望ましい。

14.5.1.3

一度デバイスが動作開始したら,その動作が終了するまでの次の動作開始を行ってはいけない。

最初の動作が終了した後でだけ,デバイスは次の DTAS のアクティブの条件に応じて新しい次の動作を始

めることができる。

15.

コントローラインタフェース (C) ファンクション

15.1

概説

15.1.1  C

ファンクションはインタフェースを通じてデバイスのアドレス,ユニバーサルコマンド,アドレ

スコマンドを他のデバイスに送る機能をもつ。また,どのデバイスがサービスを要求しているかを決める

ためのパラレルポールを行う機能をもつ。

15.1.2  C

ファンクションは,インタフェースを通じて ATN メッセージを送っている間だけ動作可能であ

る。


44

C 1901 : 1987

15.1.3

もし,インタフェースシステム内に C ファンクションをもつデバイスが二つ以上ある場合は,い

かなるときも動作中の一つを除いて他のものはすべて CIDS (Controller Idle State)  になっていなければなら

ない。

C

ファンクションをもつデバイスが CIDS になっていないときは(インタフェースシステムの)

“コント

ローラ・インチャージ(当番コントローラ)

”と呼ばれる。

また,この規格では C ファンクションをもつデバイス間の“コントローラ・インチャージ”の交替を可

能とするプロトコルが示されている。

15.1.4

インタフェースに接続されているデバイスの中の一つ,デバイスの C ファンクションだけ SACS

(System Control Active State)

となることができる。

インタフェースの操作を行っている間は SACS になっていなければならず,そしてコントローラ・イン

チャージ(当番コントローラ)であるか否かに関係なく,IFC,REN メッセージをインタフェースを通し

て送信する能力をもつ。このデバイスを(インタフェースシステムの)

“システムコントローラ”と呼ぶ。

15.2  C

ファンクションのステートダイヤグラム  C ファンクションは図 14 で示すステートダイヤグラム

と 15.を通じて記述されるステートに従って動作する。

表 34 は,あるアクティブステートから別のステー

トに移行するためのメッセージやステートについて記述したものである。

表 35 は,各ステートがアクティブのときに送られるメッセージ及びデバイスファンクションの動作を示

す。

15.3  C

ファンクションの説明

15.3.1  CIDS (Controller Idle State)  

15.3.1.1 CIDS

では,C ファンクションはインタフェースをコントロールするすべての能力を失う。C ファ

ンクションは電源投入時に CIDS になる。

15.3.1.2 CIDS

では,ATN,IDY は Passive False で送信され,NUL メッセージは Passive True で送信される。

備考 IDY メッセージは ATN と EOI 信号線によって符号化される。15.3 を通して,ATN メッセージ

が True で送信され,IDY メッセージがアクティブすなわち Passive False で送信されるときは,

いつでも EOI 信号線は,アクティブすなわち Passive False である。

15.3.1.3  C

ファンクションは,次の条件で CIDS から CADS (Controller Addressed State)  へ移行する。

(1)

(コントローラ・インチャージのコントローラが送信する。

)TCT メッセージが True であり,TADS

と ACDS がアクティブの場合。

(2)

又は,SIAS (System Control Interface Clear Active State)  がアクティブの場合。

備考 TCT メッセージはオプションである。


45

C 1901 : 1987

図 14  コントローラのステートダイヤグラム

表 34  メッセージ及びステートの一覧表

メッセージ:

インタフェースステート:

pon

−power on

CIDS

−CONTROLLER IDLE STATE

rsc

−request system control

CADS

−CONTROLLER ADDRESSED STATE

rpp

−request parallel poll

CTRS

−CONTROLLER TRANSFER STATE

gts

−go to standby

CACS

−CONTROLLER ACTIVE STATE

tca

−take control asynchronously

CPWS

−CONTROLLER PARALLEL POLL WAIT STATE

tcs

−take control synchronously

CPPS

−CONTROLLER PARALLEL POLL STATE

sic

−send interface clear

CSHS

−CONTROLLER STANDBY HOLD STATE

sre

−send remote enable

CSBS

−CONTROLLER STANDBY STATE


46

C 1901 : 1987

メッセージ:

インタフェースステート:

 CAWS

−CONTROLLER ACTIVE WAIT STATE

IFC

−INTERFACE CLEAR

CSWS

−CONTROLLER SYNCHRONOUS WAIT STATE

ATN

−ATTENTION CSRS−CONTROLLER SERVICE REQUESTED STATE

TCT

−TAKE CONTROL

CSNS

−CONTROLLER SERVICE NOT REQUESTED STATE

 SNAS

−SYSTEM CONTROL NOT ACTIVE STATE

 SACS

−SYSTEM CONTROL ACTIVE STATE

 SRIS

−SYSTEM CONTROL REMOTE ENABLE IDLE STATE

 SRNS

−SYSTEM CONTROL REMOTE ENABLE NOT ACTIVE STATE

 SRAS

−SYSTEM CONTROL REMOTE ENABLE ACTIVE STATE

 SIIS

−SYSTEM CONTROL INTERFACE CLEAR IDLE STATE

 SINS

−SYSTEM CONTROL INTERFACE CLEAR NOT ACTIVE STATE

 SIAS

−SYSTEM CONTROL INTERFACE CLEAR ACTIVE STATE

−ACCEPT DATA STATE(AH ファンクション)

−ACCEPTOR NOT READY STATE(AH ファンクション)

−SOURCE DELAY STATE(SH ファンクション)

−SOURCE TRANSFER STATE(SH ファンクション)

−TALKER ADDRESSED STATE(T ファンクション)

表 35  メッセージの出力表(

1

)

リモートメッセージ送信

C

ステート

ATN IDY

マルチライン

デバイスファンクションの動作

CIDS (F)  (F)  (NUL)

インタフェースメッセージを送ってはいけない。

CADS (F)

(F)  (NUL)

同上

CACS T

F

(

2

)

インタフェースメッセージを送ることが可能

CPWS T

T  (NUL)

インタフェースメッセージを送ってはいけない。

CPPS T

T  (NUL)

PPR

メッセージを受信することが可能

CSBS F

(F) (NUL)

インタフェースメッセージを送ってはいけない。

CSWS T F

又は(F) (NUL)

同上

CAWS T

F  (NUL)

同上

CTRS T

F  TCT TCT

メッセージを送り続けなければならない。

CSHS F

(F) (NUL)

インタフェースメッセージを送ってはいけない。

リモートメッセージ送信

C

ステート

IFC

デバイスファンクションの動作

SIIS

SINS

SIAS

(F)

F

T

なし

リモートメッセージ送信

C

ステート

REN

デバイスファンクションの動作

SRIS

SRNS

SRAS

(F)

F

T

なし

リモートメッセージ送信

C

ステート

デバイスファンクションの動作

CSNS

CSRS

なし

サービス要求なし

サービス要求を認識している。

(

1

)

送信されるメッセージの値は,それらのステートに影響を及ぼすものだけを示した。表における各々のセク

ションは,C ファンクション内の違ったステートのグループである。

(

2

)

表 38 に C ファンクションから送信されるマルチラインのインタフェースメッセージを示す。これらのメッ
セージは,C ファンクションによって働きが可能になるが,デバイスファンクションの中で発生される。

15.3.2  CADS (Controller Addressed State)  


47

C 1901 : 1987

15.3.2.1 CADS

では、C ファンクションはインタフェースのコントローラ・インチャージになる過程にあ

る。しかし現在のコントローラが ATN メッセージの送信を止めるまでこの状態にとどまっている。

15.3.2.2 CADS

では,ATN 及び IDY メッセージは Passive False で,NUL メッセージは Passive True で送信

される。

15.3.2.3  C

ファンクションは,次の条件で CADS から別のステートへ移行する。

(a) ATN

メッセージが False の場合は,CACS (Controller Active State)  へ移行する。

(b) IFC

メッセージが True であり,SACS がアクティブでない場合には t

4

時間以内に CIDS へ移行する。

15.3.3  CACS (Controller Active State)  

15.3.3.1 CACS

では,C ファンクションはデバイスファンクションからインタフェースの信号ラインへの

マルチラインインタフェースメッセージの送信を可能にする。これらのメッセージには,デバイスアドレ

ス,ユニバーサルコマンド,又はアドレスコマンドが含まれる。

SH

ファンクションは,デバイスファンクションが送るべきマルチラインメッセージの内容を変更して

もよいタイミングを決定する。しかし,メッセージ内容は,デバイスファンクションによって単独に決め

られるものである。

15.3.3.2 CACS

がアクティブのとき,ATN メッセージは True で,IDY メッセージは False で連続して送信

される。このとき,

表 36 の中のマルチラインメッセージは,デバイスファンクションによって送信される

かもしれない。

15.3.3.3  C

ファンクションは,次の条件で CACS から別のステートへ移行する。

(a) TCT

メッセージ(自身のデバイスファンクションにより送信されるが,リモートメッセージとして受

信される。

)が True で,TADS がアクティブでない(オプション)場合で,かつ ACDS がアクティブ

の場合,CTRS (Controller Transfer State)  へ移行する。

(b) rpp

メッセージが True で,STRS と SDYS の双方がアクティブでない場合に,CPWS (Controller Parallel

Poll Wait State)

へ移行する。

(c) IFC

メッセージが True であり,SACS がアクティブでない場合に,t

4

時間以内に CIDS (Controller Idle

State)

へ移行する。

(d) gts

メッセージが True であり,STRS 及び SDYS のいずれもアクティブでない場合に,CSBS (Controller

Standby State)

へ移行する。

表 36

ユニバーサルコマンド(マルチライン)

アドレス

−LLO

− (LAD)(

1

)

−DCL

− (TAD)(

2

)

−SPE

−UNL

−SPD  
−PPU

アドレスコマンド

2

次コマンド

−GET(リスナアドレスコマンド)

− (SAD)(

3

)

−GTL(リスナアドレスコマンド)

−PPD

−PPC(リスナアドレスコマンド)

−PPE

−SDC(リスナアドレスコマンド)

−TCT(トーカアドレスコマンド)

(

1

)

ある特定なデバイスのリスナアドレスを示している(MLA として受信される)

(

2

)

ある特定なデバイスのトーカアドレスを示している(MTA 又は OTA として受信される)

(

3

)

ある特定なデバイスの 2 次アドレスを示している(MSA 又は OSA として受信される)


48

C 1901 : 1987

15.3.4  CPWS (Controller Parallel Poll Wait State)  

15.3.4.1 CPWS

では,

C

ファンクションはインタフェースを通じてパラレルポールを行おうとしているが,

DIO

ラインが安定するまでこのステートで待っている。

15.3.4.2 CPWS

では,C ファンクションは IDY メッセージを True で,NUL メッセージを Passive True で

送信する。

15.3.4.3  C

ファンクションは,次の条件で CPWS から別のステートへ移行する。

(a)  T

6

の時間が経過した後,CPPS (Controller Parallel Poll State)  へ移行する。

(b) IFC

メッセージが True で,しかも SACS がアクティブでない場合,t

4

時間以内に CIDS へ移行する。

(c) rpp

メッセージが False の場合,CAWS へ移行する。

15.3.5  CPPS (Controller Parallel Poll State)  

15.3.5.1 CPPS

では,C ファンクションは,パラレルポールを実行し,インタフェースの信号ライン経由

で受信される PPR メッセージの値をデバイスファンクションに伝える。

15.3.5.2 CPPS

では,IDY メッセージは True で,NUL メッセージは Passive True で送信される。

15.3.5.3  C

ファンクションは,次の条件で CPPS から別のステートへ移行する。

(a) rpp

メッセージが False の場合,CAWS へ移行する。

(b) IFC

メッセージが True であり,SACS がアクティブでない場合,t

4

時間以内に CIDS へ移行する。

15.3.6  CSBS (Controller Standby State)  

15.3.6.1 CSBS

では,C ファンクションはインタフェースを通じて複数のデバイスがデバイスディペンデ

ントメッセージを転送することを許可する。

15.3.6.2 CSBS

では,ATN メッセージは False で,IDY メッセージは Passive False で,NUL メッセージは

Passive True

で送信される。

15.3.6.3  C

ファンクションは,次の条件で CSBS から別のステートへ移行する。

(a) tcs

メッセージが True で,かつ ANRS がアクティブのとき,CSHS へ移行する。

(b) tca

メッセージが True のとき,CSWS へ移行する。

(c) IFC

メッセージが True で,かつ SACS がアクティブでないとき,t

4

時間以内に CIDS へ移行する。

15.3.7  CSWS (Controller Synchronous Wait State)  

15.3.7.1 CSWS

では,

C

ファンクションが CAWS (Controller Active Wait State)  へ入るプロセス中にあるが,

現在アクティブのトーカがインタフェースを通じて送られた ATN メッセージを確実に感知するために,C

ファンクションは T

7

の時間このステートで待っている。もし,tcs メッセージによってこのステートに入

った場合,デバイスファンクションはこのステートの間,tcs メッセージを True で送り続ける。このこと

によってこのデバイスの AH ファンクションはインタフェースを通して RFD メッセージを False で送り続

けることになり,次のデータバイトの転送を止めてしまう。

15.3.7.2 CSWS

では,ATN メッセージは True で,IDY メッセージはアクティブすなわち Passive False で,

そして NUL メッセージは Passive True で送信される。

15.3.7.3  C

ファンクションは,次の条件で CSWS から別のステートへ移行する。

(a)  t

7

の時間が経過した後又は TADS がアクティブの場合,CSWS へ移行する。

(b) IFC

メッセージが True で,しかも SACS がアクティブでない場合,t

4

時間以内に CIDS へ移行する。

15.3.8  CAWS (Controller Active Wait State)  


49

C 1901 : 1987

15.3.8.1 CAWS

では,

C

ファンクションは CACS に移行する前に T

9

の時間だけこのステートで待っている。

これは,EOI ラインが十分安定し,その値を保証するために必要である。また,デバイスが誤って応答し

てパラレルポールを実行しないために必要である。

15.3.8.2 CAWS

では,

ATN

メッセージは True で,

IDY

メッセージは False で,

NUL

メッセージは Passive True

で送信される。

15.3.8.3  C

ファンクションは,次の条件で CAWS から別のステートへ移行する。

(a) rpp

メッセージが False で,更に T

9

の時間が経過した場合,CACS へ移行する。

(b) rpp

メッセージが True の場合,CPWS へ移行する。

(c) IFC

メッセージが True で,SACS がアクティブでない場合,t

4

時間以内に CIDS へ移行する。

15.3.9  CTRS (Controller Transfer State)  

15.3.9.1 CTRS

では,C ファンクションは,TCT アドレスコマンドを他のデバイスに送信し続ける。これ

は,C ファンクションがアイドル (CIDS) に移行する過程において行われる。

15.3.9.2 CTRS

では,ATN メッセージは True で,IDY メッセージは False で送信され,さらに,TCT メッ

セージは,連続して True で送信される。

15.3.9.3  C

ファンクションは,次の条件で (CTRS) から CIDS へ移行する。

(1) STRS

がアクティブでなくなる場合。

(2)

又は,IFC メッセージが True で,しかも SACS がアクティブでない場合に,t

4

時間以内に移行する。

15.3.10  CSRS (Controller Service Requested State)  

15.3.10.1 CSRS

では,C ファンクションはインタフェースシステム内の少なくとも一つのデバイスがサー

ビスを要求していることをローカルメッセージによってデバイスファンクションに伝えている。

15.3.10.2 CSRS

では,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

15.3.10.3  C

ファンクションは,SRQ メッセージが False の場合に,CSRS から CSNS (Controller Service Not

Requested State)

へ移行する。

15.3.11  CSNS (Controller Service Not Requested State)  

15.3.11.1 CSNS

では,C ファンクションは,インタフェース内の一つのデバイスもサービスを要求してい

ないことをローカルメッセージによってデバイスファンクションに伝えている。

15.3.11.2 CSNS

では,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

15.3.11.3  C

ファンクションは,SRQ メッセージが True の場合に,CSNS から CSRS へ移行する。

15.3.12  SNAS (System Control Not Active State)  

15.3.12.1 SNAS

では,C ファンクションはすべてのシステムコントロールの能力を全くもたない。

15.3.12.2 SNAS

では,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

15.3.12.3  C

ファンクションは,rsc メッセージが True になる場合,SNAS から SACS へ移行する。

15.3.13  SACS (System Control Active State)  

15.3.13.1 SACS

では,C ファンクションはシステムコントロールの能力を実行することができる。

15.3.13.2 SACS

では,リモートメッセージを送信する能力をもたない。

15.3.13.3  C

ファンクションは,rsc メッセージが False になる場合,SACS から SNAS へ移行する。

15.3.14  SIIS (System Control Interface Clear Idle State)  

15.3.14.1 SIIS

では,C ファンクションはインタフェースをクリアする能力をもたない。C ファンクション

は,電源投入時に SIIS になる。

15.3.14.2 SIIS

では,IFC メッセージは Passive False で送信される。


50

C 1901 : 1987

15.3.14.3  C

ファンクションは,

SACS

がアクティブの場合,

次の条件で SIIS から別のステートへ移行する。

(a) sic

メッセージが False の場合,SINS (System Control Interface Clear Not Active State)  へ移行する。

(b) sic

メッセージが True の場合,SIAS (System Control Interface Clear Active State)  へ移行する。

15.3.15  SINS (System Control Interface Clear Not Active State)  

15.3.15.1 SINS

では,C ファンクションはインタフェースをクリアすることはできない。

15.3.15.2 SINS

では,IFC メッセージは False で送信し続けられる。

15.3.15.3  C

ファンクションは,次の条件で SINS から別のステートへ移行する。

(a) sic

メッセージが True の場合,SIAS へ移行する。

(b) SACS

がアクティブでない場合に,SIIS へ移行する。

15.3.16  SIAS (System Control Interface Clear Active State)  

15.3.16.1 SIAS

では,C ファンクションはインタフェースをクリアする。システムに接続されているすべて

のインタフェースファンクションは IFC メッセージの True に応答する。そして既知の初期の状態となるこ

とが必要である。

15.3.16.2 SIAS

では,IFC メッセージは True で送信される。

15.3.16.3  C

ファンクションは,次の条件で SIAS から別のステートへ移行する。

(a) sic

メッセージが False になってから少なくとも T

8

の時間以上 SIAS にとどまった後,

SINS

へ移行する。

(b) SACS

がアクティブでない場合に,SIIS へ移行する。

15.3.17  SRIS (System Control Remote Enable Idle State)  

15.3.17.1 SRIS

では,C ファンクションはインタフェースシステムをリモート動作させる能力をもたない。

システムコントローラとして機能することを指定されたもの以外のすべての C ファンクションは,SRIS

の状態に止まる。C ファンクションは,電源投入時 SRIS になる。

15.3.17.2 SRIS

では,REN メッセージは Passive False で送信される。

15.3.17.3  C

ファンクションは,次の条件で SRIS から別のステートへ移行する。

(a) sre

メッセージが False で,かつ SACS がアクティブの場合,SRNS (System Control Remote Enable Not

Active State)

へ移行する。

(b) sre

メッセージが True で,

SACS

がアクティブの場合,

SRIS

に少なくとも T

8

の時間とどまった後,

SRAS

(System Control Remote Enable Active State)

へ移行する。

15.3.18  SRNS (System Control Remote Enable Not Active State)  

15.3.18.1 SRNS

では,C ファンクションはインタフェース上の他のデバイスをリモート動作にすることが

できない。

15.3.18.2 SRNS

では,REN メッセージは Passive False で送信される。

15.3.18.3  C

ファンクションは,次の条件で SRNS から別のステートへ移行する

(a) sre

メッセージが少なくとも T

8

の時間以上続けて True である場合に,SRAS へ移行する。

(b) SACS

がアクティブでない場合に,SRIS へ移行する。

15.3.19  SRAS (System Control Remote Enable Active State)  

15.3.19.1 SRAS

では,C ファンクションはインタフェース上の他のデバイスをリモート動作することがで

きる。

15.3.19.2 SRAS

では,REN メッセージは True で送信し続けられる。

15.3.19.3  C

ファンクションは,次の条件で SRAS から別のステートへ移行する。

(a) sre

メッセージが False の場合,SRNS へ移行する。


51

C 1901 : 1987

(b) SACS

がアクティブでない場合に,SRIS へ移行する。

15.3.20  CSHS (Controller Standby Hold State)  

15.3.20.1 CSHS

では,C ファンクションは,システムに接続されている DAV メッセージを False と見なす

まで,このステートで待っている。CSHS は,tcs シーケンス中に ATN と DAV メッセージが同時に発生し

たとアイドルデバイスが誤って認識することを防止する。

15.3.20.2 CSHS

では,ATN メッセージは False で,IDY メッセージは Passive False で,NUL メッセージは

Passive True

で送信される。

15.3.20.3  C

ファンクションは,次の条件で CSHS から別のステートへ移行する。

(a)  T

10

の時間を経過した場合,CSWS へ移行する。

(b) tcs

メッセージが False の場合,CSBS へ移行する。

(c) IFC

メッセージが True で,しかも SACS がアクティブでない場合,t

4

時間以内に CIDS へ移行する。

15.4  C

ファンクションのサブセット  C ファンクションのサブセットを表 37 に示す。

15.5  C

ファンクションの補足説明及び指針

15.5.1

警告:tca メッセージは十分に注意して使用すること。

15.5.1.1 tca

メッセージの使用に対しての制限:デバイスディペンデントメッセージが True であり,tca メ

ッセージが True になるような場合には,設計者は正しいデータがインタフェースを通じて転送されると思

ってはならない。

15.5.1.2

バックグラウンド:デバイスディペンデントメッセージが True のときは,いつでもコントローラ

はトーカに対して tca メッセージを使って非同期の割り込みをかけてもよい。もしデバイスディペンデン

トメッセージが True でしかも ATN が True になると,割り込みをかけられたバイトが紛失したり,他のデ

バイスによって間違ってインタフェースメッセージ(

例:コマンド又はアドレス)として解釈されること

があり,予定されないステートの変化をさせてしまうことがある。


52

C 1901 : 1987

表 37  ファンクションのサブセット

分類

能力

必要なステート

その他 
の条件

必要とされる他
のファンクショ
ンのサブセット

システム

コント

ローラ

IFC

送信

,コン

トロー

ラ・イ

ンチ

ャージ

REN

送信

SR

Q

に対

する応

インタフ

ェース

メッセ

ージ送

コントロ

ールの

受け

コントロ

ールの

渡し

自分自身

へのコ

ントロ

ールの

渡し

パラレル

ポール

ハンドシ

ェーク

に同期

してコ

ント

ロールの

受渡し

をする

(

5

)

SNAS

SAC

S

SIIS

SIAS

SINS

SR

IS

SR

AS

SR

N

S

CS

N

S

CS

RS

CA

CS

CS

BS

CS

H

S

CS

W

S

CA

W

S

C

ADS

CI

D

S

CTRS

CP

W

S

C

PPS

(T

ADS)

(

7

)

tcs

が常

Fa

ls

e

とは限ら

ない。

C1

C2

SH1

AH1

L1

L4

又は

LE

1

LE

4

T1

T8

TE

1

TE

8

C0 N

N N N    N N N N N N

O O O O O O O O O

O  O  O  O

−  − − −

C1 Y

−  −  −    −  −  −  −  −  −  (

1

)

R

− − − − − − − − −  −  −  −  −  − − −

C2

− Y  −  −    −  −  −  −  −  −  (

1

)

− R − − − − − − − −  −  − R −  − − −

C3

−  − Y −    −  −  −  −  −  −  (

1

)

− − R − − − − − − −  −  − R −  − − −

C4

−  −  − Y    −  −  −  −  −  −  (

1

)

− − − R − − − − − −  −  −  −  −  − − −

C5

−  −  −  −    Y Y Y Y Y Y (

2

)(

3

)

− − − − R R R R R

R

R

R

−  −  R

R

R

C6

−  −  −  −    Y Y Y Y Y N (

2

)(

3

)

− − − − R R R R R

R

R

O

−  −  R − R

C7

−  −  −  −    Y Y Y Y N Y (

2

)(

3

)

− − − − R R R R O

R

R

R

−  −  R

R

R

C8

−  −  −  −    Y Y Y Y N N (

2

)(

3

)

− − − − R R R R O

R

R

O

−  −  R − R

C9

−  −  −  −    Y Y Y N Y Y (

2

)(

3

)

− − − − R R R R R

R

O

R

−  −  R

R

R

C10

−  −  −  −    Y Y Y N Y N (

2

)(

3

)

− − − − R R R R R

R

O

O

−  −  R − R

C11

−  −  −  −    Y Y Y N N Y (

2

)(

3

)

− − − − R R R R O

R

O

R

−  −  R

R

R

C12

−  −  −  −    Y Y Y N N N (

2

)(

3

)

− − − − R R R R O

R

O

O

−  −  R − R

C13

−  −  −  −    Y Y N N Y Y (

2

)

− − − − R R R O R

O

O

R

− R  R

R

C14

−  −  −  −    Y Y N N Y N (

2

)

− − − − R R R O R

O O O

− R  R − −

C15

−  −  −  −    Y Y N N N Y (

2

)

− − − − R R R O O

O

O

R

− R  R

R

C16

−  −  −  −    Y Y N N N N (

2

)

− − − − R R R O O

O O O

− R  R − −

C17

−  −  −  −    Y N Y Y Y Y (

2

)(

3

)(

4

)

− − − − R O R R R

R R R

−  −  R

R

R

C18

−  −  −  −    Y N Y Y Y N (

2

)(

3

)(

4

)

− − − − R O R R R

R

R  O

−  −  R − R

C19

−  −  −  −    Y N Y Y N Y (

2

)(

3

)(

4

)

− − − − R O R R

O

R R R

−  −  R

R

R

C20

−  −  −  −    Y N Y Y N N (

2

)(

3

)(

4

)

− − − − R O R R O

R

R  O

−  −  R − R

C21

−  −  −  −    Y N Y N Y Y (

2

)(

3

)(

4

)

− − − − R O R R R

R

O

R

−  −  R

R

R

C22

−  −  −  −    Y N Y N Y N (

2

)(

3

)(

4

)

− − − − R O R R R

R O O

−  −  R − R

C23

−  −  −  −    Y N Y N N Y (

2

)(

3

)(

4

)

− − − − R O R R O

R

O

R

−  −  R

R

R

C24

−  −  −  −    Y N Y N N N (

2

)(

3

)(

4

)

− − − − R O R R O

R O O

−  −  R − R

C25

−  −  −  −    Y N N N Y Y (

2

)

− − − − R O O O R

O

O

R

−  −  R

R

C26

−  −  −  −    Y N N N Y N (

2

)

− − − − R O O O R

O O O

−  −  R − −

C27

−  −  −  −    Y N N N N Y (

2

)

− − − − R O O O O

O

O

R

−  −  R

R

C28

−  −  −  −    Y N N N N N (

2

)

− − − − R O O O O

O O O

−  −  R − −

“O”

:省略  “R”

:必要  “−”

:不必要  “Y”

:YES  “N”

:NO

(

1

) C5

から C28までの中の一つのサブセットと,C1から C4までの一つ以上のサブセットの組合せが可能。

(

2

) C5

から C28 までの中の一つのサブセットだけ選択可能。

(

3

)

マルチコントローラシステムの中で動作するデバイスは必ず CTRS を含まなければならない。

(

4

) C2

を含まない場合には,このサブセットを選択できない。

(

5

)  C

ファンクションを示す“C”とそれに続く数字によって選択されたサブセットを示している。 

例:C1,2,3,4,8)

(

6

) CIDS

から CADS に移行する場合の過渡的な部分。

(

7

) CACS

から CTRS に移行する場合の過渡的な部分。


53

C 1901 : 1987

15.5.2

もし,tcs メッセージを使用する場合には,False から True にするのは CSBS のステートのときだけ

可能である。tcs メッセージは CAWS の間だけに True から False へ変えなければならない。これらの制限

によって,同期制御動作中一定時間にわたり RFD が False に保持されることを保証している。tcs と ANRS

による CSBS から CSWS への移行は,コントローラ機能をもつデバイスが LACS ステートにあるリスナと

して参加することを想定している。

16.

リモートメッセージのコード化及び転送

16.1

リモートメッセージのコード  各リモートメッセージは,1 本又は複数のインタフェースラインを経

由して送・受信する。

16.

はリモートメッセージの分類及びコード化の方法,及び信号ライン上への転送方法を定義する。種々

のインタフェースファンクシヨンによって転送されるすべてのリモートメッセージのコード表を

表 38 

示す。

16.2

リモートメッセージのコード化の概念

16.2.1

メッセージは,1 本又は複数の信号ラインの論理状態にコード化する。

16.2.2

ユニラインメッセージとは,1 本の信号ラインの論理状態として送・受信するメッセージを示す

例:ATN メッセージ)。

16.2.3

マルチラインメッセージとは,複数の信号ラインの論理状態の組合せによって送・受信するメッセ

ージを示す(

例:DCL メッセージ)。

16.2.4

メッセージには他のメッセージの論理的組合せ (AND,OR,NOT)  によって定義するメッセージ

もある(

例:OTA メッセージ)。

16.2.5

送信するメッセージと受信するメッセージのコードは同一のものである。

16.3

リモートメッセージの転送

16.3.1

メッセージは,規定された 1 本又は複数のメッセージラインを論理的に 1 又は 0 にすることによっ

て送信する。

コードとして規定されていない信号ラインへの出力を行ってはならない。

16.3.2

メッセージは,規定された 1 本又は複数のメッセージラインの論理的な 1 又は 0 を感知することに

よって受信する。

コードとして規定されていない信号ラインは無視すること。

16.3.3

ユニラインメッセージの“値”は,それに相当する論理値になると同時に有効となる。

表 3,表 6,表 9,表 19,表 25 及び表 35 のメッセージが送られる状態を参照のこと。)。

16.3.4

マルチラインメッセージは,SH 又は AH ファンクションによって規定する間だけ有効になる。送

信するマルチラインメッセージは,SH ファンクションがソーストランスファステート (STRS) のとき有

効となる。

受信するマルチラインメッセージは,AH ファンクションがアクセプトデータステート (ACDS) のとき

有効となる。

16.3.5

すべての Passive メッセージは,信号ラインを 0 として転送する。これをインタフェース上で実施

するためには,信号ラインの状態が論理 OR になっていることだけ要求される。

16.4

リモートメッセージのコード表の構成及び取り決め


54

C 1901 : 1987

16.4.1

インタフェースファンクションが送受信可能なすべてのメッセージについて,名前と記号を記述し

ている。

16.4.2

表 38 において,メッセージの値の True がバス信号線の論理値 1 に,False の値が 0 に対応してい

る。

16.4.3

表中の各リモートメッセージは,メッセージの送信に必要なエンコード及び受信に必要なデコード

の両方を示している。

16.4.4

ユニラインメッセージの True の値は,一つの信号ラインに規定した論理値を割り当てることによ

って示す。

備考  ある種のユニラインメッセージ(例:SRQ)は随時変化するが,特定のタイミングでだけ変化

するもの(

例:END)もある。

16.4.5

マルチラインメッセージの True の値は,それぞれのメッセージ用として規定した信号線に,論理

値(1 又は 0)の唯一の組合せを割り当てることによって示す。

16.4.6

メッセージの False の値は,True の値として示した唯一の論理値(1 又は 0)の組合せ以外のすべ

ての組合せである。

16.4.7

表 38 に登録されているメッセージは,ユニライン (U) 又はマルチライン (M) のどちらかの形式

に分類される。メッセージは,インタフェースファンクション又はデバイスファンクション内で果たす機

能に応じて,更に 7 種類の級に分類される。

16.4.8

信号線のもつ論理値を,

表 38 では 0,1,X,Y で示す。

これらの表す論理値を以下に示す。

0

  =  論理 0

1

  =  論理 1

X

  =  (受信メッセージのコードとしては)無視する。

X

  =  (送信メッセージのコードとしては)別のメッセージによる指定がない限り出力をしない。

Y

  =  (送信メッセージのコードとしては)任意。

16.5

リモートメッセージのコード表の全容  表 38 は,それぞれのインタフェースファンクションが送信

(又は受信)するリモートメッセージを表している。実際には表中の 2 個以上のメッセージを異なったイ

ンタフェースファンクションが同時(

例:DAB メッセージが True で,かつ ATN メッセージが False)に

送ることもある。

表 38 (

9

)

,及び(

10

)

附属書 参照〕。


55

C 1901 : 1987

表 38  リモートメッセージコード表

メッセージの True の値を決定するバス信号線

とコード

記号

メッセージ名

D

I

O

8 7

6 5 4

3  2

D

I

O

1

D

A

V

N

R

F

D

N

D

A

C

A

T

N

E

O

I

S

R

Q

I

F

C

R

E

N

ACG

ADDRESSED COMMAND GROUP

M

AC

Y 0

0 0 X

X X X   X X X   1 X X X X

ATN

ATTENTION

U

UC

X X

X X X

X X X   X X X   1 X X X X

D D

D D D

D D D   X X X   0 X X X X

DAB DATA

BYTE(

1

)(

9

)

M

DD

8 7

6 5 4

3

2

1

DAC

DATA ACCEPTED

U

HS

X X

X X X

X X X   X X 0    X X X X X

DAV

DATA VALID

U

HS

X X

X X X

X X X   1  X X   X X X X X

DCL

DEVICE CLEAR

M

UC

Y 0

0 1 0

1 0 0   X X X   1 X X X X

END END(

9

)

U

ST

X X

X X X

X X X   X X X   0 1 X X X

E E

E E E

E E E   X X X   0 X X X X

EOS

END OF STRING(

2

)(

9

)

M

DD

8 7

6 5 4

3

2

1

GET

GROUP EXECUTE TRIGGER

M

AC

Y 0

0 0 1

0 0 0   X X X   1 X X X X

GTL

GO TO LOCAL

M

AC

Y 0

0 0 0

0 0 1   X X X   1 X X X X

IDY

IDENTIFY

M

UC

X X

X X X

X X X   X X X   1 1 X X X

IFC

INTERFACE CLEAR

U

UC

X X

X X X

X X X   X X X   X X X 1 X

LAG

LISTEN ADDRESS GROUP

M

AD

Y 0

1 X X

X X X   X X X   1 X X X X

LLO

LOCAL LOCKOUT

M

UC

Y 0

0 1 0

0 0 1   X X X   1 X X X X

Y 0

1 L L

L L L   X X X   1 X X X X

MLA MY

LISTEN

ADDRESS(

3

)

M

AD

5 4

3

2

1

Y 1

0 T T

T T T   X X X   1 X X X X

MTA MY

TALK

ADDRESS(

4

)

M

AD

5 4

3

2

1

Y 1

1 S S

S S S   X X X   1 X X X X

MSA MY

SECONDARY

ADDRESS(

5

)

M

SE

5 4

3

2

1

NUL

NULLBYTE

M

DD

0 0

0 0 0

0 0 0   X X X   X X X X X

OSA OTHER

SECONDARY

ADDRESS

M

SE

(OSA

=SCG∧ MSA )

OTA OTHER

TALK

ADDRESS

M

AD

(OTA

=TAG∧ MTA )

PCG

PRIMARY COMMAND GROUP

M

--

(PCG

=ACG∨UCG∨LAG∨TAG)

PPC

PARALLEL POLL CONFIGURE

M

AC

Y 0

0 0 0

1 0 1   X X X   1 X X X X

Y 1

1 0 S

P P P   X X X   1 X X X X

PPE

PARALLEL POLL ENABLE(

6

)

M

SE

3

2

1

M

Y 1

1 1 D

D D D   X X X   1 X X X X

PPD

PARALLEL POLL DISABLE(

7

)

SE

4

3

2

1

PPR1 PARALLEL

POLL

RESPONSE1(

10

)

U

ST

X X

X X X

X X 1    X X X   1 1 X X X

PPR2 PARALLEL

POLL

RESPONSE2(

10

)

U

ST

X X

X X X

X 1  X   X X X   1 1 X X X

PPR3 PARALLEL

POLL

RESPONSE3(

10

)

U

ST

X X

X X X

1  X X   X X X   1 1 X X X

PPR4 PARALLEL

POLL

RESPONSE4(

10

)

U

ST

X X

X X 1

X X X   X X X   1 1 X X X

PPR5 PARALLEL

POLL

RESPONSE5(

10

)

U

ST

X X

X 1 X

X X X   X X X   1 1 X X X

PPR6 PARALLEL

POLL

RESPONSE6(

10

)

U

ST

X X

1 X X

X X X   X X X   1 1 X X X

PPR7 PARALLEL

POLL

RESPONSE7(

10

)

U

ST

X 1

X X X

X X X   X X X   1 1 X X X

PPR8 PARALLEL

POLL

RESPONSE8(

10

)

U

ST

1 X

X X X

X X X   X X X   1 1 X X X

PPU

PARALLEL POLL UNCONFIGURE

M

UC

Y 0

0 1 0

1  0  1    X  X  X    1 X X X X

REN

REMOTE ENABLE

U

UC

X X

X X X

X X X   X X X   X X X X 1

RFD

READY FOR DATA

U

HS

X X

X X X

X X X   X 0  X   X X X X X

RQS REQUEST

SERVICE(

9

)

U

ST

X 1

X X X

X X X   X X X   0 X X X X

SCG

SECONDARY COMMAND GROUP

M

SE

Y 1

1 X X

X X X   X X X   1 X X X X


56

C 1901 : 1987

メッセージの True の値を決定するバス信号線

とコード

記号

メッセージ名

D

I

O

8 7

6 5 4

3  2

D

I

O

1

D

A

V

N

R

F

D

N

D

A

C

A

T

N

E

O

I

S

R

Q

I

F

C

R

E

N

SDC

SELECTED DEVICE CLEAR

M

AC

Y 0

0 0 0

1  0  0

X  X  X

1 X X X X

SPD

SERIAL POLL DISABLE

M

UC

Y 0

0 1 1

0  0  1

X  X  X

1 X X X X

SPE

SERIAL POLL ENABLE

M

UC

Y 0

0 1 1

0 0 0   X X X   1 X X X X

SRQ

SERVICE REQUEST

U

ST

X X

X X X

X X X   X X X   X X 1 X X

S X

S S S

S S S   X X X   0 Y X X X

STB STATUS

BYTE(

8

)(

9

)

M

ST

8

6 5 4

3

2

1

TCT

TAKE CONTROL

M

AC

Y 0

0 0 1

0 0 1   X X X   1 X X X X

TAG

TALK ADDRESS GROUP

M

AD

Y 1

0 X X

X X X   X X X   1 X X X X

UCG

UNIVERSAL COMMAND GROUP

M

UC

Y 0

0 1 X

X X X   X X X   1 X X X X

UNL

UNLISTEN

M

AD

Y 0

1 1 1

1 1 1   X X X   1 X X X X

(

1

) D1

∼D8は,デバイスディペンデントデータビットを示す。

(

2

) E1

∼E8 は,EOS メッセージに用いるためのデバイスによって自由に選べるコードを示す。このメッセージは,

連続した DAB メッセージを終端するときなどに使用する。

(

3

) L1

∼L5 は,デバイスのリスナアドレスを示す(38.2.1 参照)

(

4

) T1

∼T5 は,デバイスのトーカアドレスを示す(38.1.1 参照)

(

5

) S1

∼S5 は,デバイスの 2 次アドレスを示す(38.3.1 参照)

(

6

)  S

は,パラレルポールレスポンスの極性を規定する。

S

レスポンス

0 0

0 1

P1

∼P3 はパラレルポールを実行するときに送信する PPR メッセージを示す。

(

7

) D1

∼D4 は,無意味のビットである。送信側では,全部“0”として送信する。しかし,受信するデバイスは

デコードする必要はない。

(

8

) S1

∼S6,S8 は,デバイスによって自由に選択できるビットである。

注:DIO7 ラインは RQS メッセージに対して用いられる。)

(

9

) ATN

メッセージの送信は,常に C ファンクションが行う。しかし,DIO ラインのメッセージ及び EOI ライン

のメッセージは,T ファンクションが送信する。

(

10

) ATN

及び EOI ラインの送信は,常に C ファンクションが行う。しかし,DIO ラインのメッセージ送信は,常

に PP ファンクションが行う。

備考  表 38 の説明

信号レベル:

記号:

(形式)

0

=信号のレベルが高ステート

1

=信号のレベルが低ステート

表 38 のコードについては 18.に示した電気的信号レベルと等価なものと解釈してよい。 
U

=ユニラインメッセージ

M

=マルチラインメッセージ


57

C 1901 : 1987

(級) AC=アドレスコマンド

AD

=アドレス(トーカ又はリスナ)

DD

=デバイスディペンデントデータ

HS

=ハンドシェーク

UC

=ユニバーサルコマンド

SE

=2 次メッセージ

ST

=ステータス

16.6  JIS

コード説明:メッセージコード化の概要  多くのデバイスは JIS 7 ビットコード[JIS X 0201(情

報交換用符号)

]を使用している。このコードは,生成及び解釈のしやすいコードである。JIS コードとこ

の規格で規定したメッセージ(バイナリビットパターン)との関係を次に示す。

16.6.1

インタフェースメッセージ  インタフェースシステムは,ATN メッセージが True のときに,イン

タフェースメッセージをデバイスに対して出力するために,

表 38 に示したメッセージコードを使用する。

このコードは DIO 1 から DIO 7 が,それぞれ JIS コードのビット 1 から 7 に対応する。JIS コードには,

ATN

メッセージ(ビット又は信号線)によって規定するコードは含んでいない。

この規格によるインタフェースシステムを端末機を通して他のシステムに接続する場合には,正しい情

報交換を可能にし,JIS コードの示す別の意味との矛盾を避けるために,この規格の範囲を超えたプロト

コルが使用される。

16.6.2

デバイスディペンデントメッセージ  デバイスディペンデントメッセージについては,この規格の

範囲外である。トーカとリスナがインタフェースメッセージによって指定され,ATN メッセージが False

になった後は,例えば BCD といったような 8 ビット以内の一般的なバイナリコードやアルファニューメ

リックコードを使用してよい。

備考1.  可能ならば,アルファニューメリックコード(JIS コードの一部,カラム2から5)をデバイ

スメッセージの情報交換に使用するのが望ましい。JIS コードのビット1から7を DIO 1から

DIO 7

に対応させる。

2.

(例えば,バイナリといった)他のコードを使用する場合には,MSB (Most significant bit)  を,

大きい番号の DIO 信号線に割り付けるべきである(例えば,ビット 8 を DIO 8 にする。

16.6.3  JIS

コードについては,この規格のコードと対照させて,

附属書 に示す。

16.7

ステート移行時間の値  第 節のインタフェースファンクションとステートダイヤグラム全体に記

載された Tx と ty の値は,

第 節の 24.で定義する。

第 節  電気的仕様 

17.

適用範囲  この節では,次の条件で使用するインタフェースシステムに関する電気的仕様を定義する。

(1)

デバイスの間の物理的距離が短い

(2)

電気的ノイズが比較的少ない環境

レシーバ/ドライバ回路の電気的仕様は TTL 技術に基づく。

備考1.  ドライバやレシーバと接続するインタフェースファンクション回路に用いるデバイス技術は,

設計者に一任する。

2.

ドライバやレシーバは,設計しようとするインタフェースファンクションに必要な信号ライ

ンだけに使用すればよい(終端については 21.を参照。

3.

ドライバにオープンコレクタドライバを使用するか,又はトライステートドライバを使用す


58

C 1901 : 1987

るかは 19.及び 31.に記述しているデータ転送速度を考慮して決定すること。

18.

論理ステートと電気的ステートとの関係

18.1

リモートメッセージのコード

表 38 の論理ステートと各信号ラインの電気的ステートの電圧レベルと

の関係を次に示す。

コードの

論理ステート

電気的信号レベル

0

“高ステート”( +2.0V)

1

“低ステート”( +0.8V)

高ステート及び低ステートは,電源電圧が+5.25V を超えない場合に,ロジックのグランドを基準にし

た標準の TTL レベルに基づく。

18.2

この節では,電流は正の符号のとき接続点に流入し,負の符号のとき接続点から流出することを示

す。

19

ドライバの必要条件  メッセージはインタフェース上において,Active 又は Passive という方法で送信

する(4.3 参照)

すべての Passive True のメッセージ転送は“高ステート”で行われ,オープンコレクタドライバを使用

して信号線上を伝達する。

19.1

ドライバのタイプ

19.1.1 SRQ

,NRFD,NDAC 信号線にはオープンコレクタドライバを使用する。

19.1.2 DIO

1

∼8,DAV,IFC,ATN,REN,EOI 信号線にはオープンコレクタドライバ,又はトライステ

ートドライバのどちらを使用してもよい。ただし,パラレルポールを使用するシステムの場合には,DIO 1

∼8 のドライバにはオープンコレクタドライバを用いる(12.3.3 参照)

参考  より速いデータ転送を必要とする場合は,トライステートドライバが効果的である。

19.1.3

システム内の各デバイスが DIO,DAV,EOI ラインのドライバにトライステートドライバを使用し

ているならば,そのシステムのコントローラは ATN ラインのドライバにトライステートドライバを使用す

ることを推奨する。

19.2

ドライバの仕様

(1)

“低ステート”

:出力電圧 +0.5V

ただし,電流シンクが+48mA のとき

(トライステート,又はオープンコレクタドライバを使用する。

ドライバは,連続して 48mA の電流シンク能力をもつこと。

(2)

“高ステート”

:出力電圧(トライステートドライバの場合)+2.4V

(ただし,−5.2mA のとき)

出力電圧(オープンコレクタドライバの場合)

21.5 参照のこと。

上記の電圧値は,デバイスのコネクタにおけるグランドラインに対する信号ラインの電圧値である。ド

ライバに対する追加条件は 21.を参照のこと。

20.

レシーバの必要条件

20.1

レシーバの仕様(許容値)  通常のノイズ除去特性をもつレシーバの仕様は,次のとおりである。


59

C 1901 : 1987

入力電圧 +0.8V(低ステートにおいて)

入力電圧 +2.0V(高ステートにおいて)

レシーバに対する追加条件は 21.3 を参照のこと。

20.2

レシーバの仕様(推奨)  より大きなノイズ除去特性を得るために全ての信号線のレシーバにシュ

ミット形のレシーバを使用することを推奨する。

(1)

“低ステート”

:低ステートへの反転スレショルド電圧 +0.8V

(2)

“高ステート”

:高ステートへの反転スレショルド電圧 +2.0V

(3)

“ヒステリシス”

: 0.4V

21.

複合デバイスの負荷に対する必要条件

21.1

終端抵抗  各信号ラインは,抵抗性負荷によって終端する(ドライバ及びレシーバとの接続には無

関係に)

この主な目的は,ラインに接続されているすべてのデバイスが,高インピーダンスになったとき,その

ラインの電圧(定常状態における)を安定にするためである。また,この負荷はライン上のインピーダン

スを一様にし,ノイズ除去特性の改善に役立つ。

仕様条件は 21.3.3 を,負荷の代表値は 21.5 を参照のこと。

21.2

負電圧のクランプ  レシーバが接続されている各信号ラインは,負電圧入力に対する保護手段を備

えておく。一般的に,この回路要素はレシーバの素子に内蔵されているダイオードクランプである。

21.3  DC

負荷条件

21.3.1

デバイスの DC 負荷特性は,電圧クランプ回路,終端抵抗,レシーバ/ドライバ回路によって影響

を受ける。このため個々の素子ではなく,すべてのデバイスのインタフェース回路によって DC 負荷特性

は決定される。

しかし,この項では,終端抵抗及び電圧クランプに回路に対する完全な仕様を規定する。

21.3.2

負荷測定条件は高インピーダンス状態のドライバをもつデバイス中に,レシーバ,ドライバ及び終

端抵抗回路が接続されていること。

21.3.3

デバイス中の各信号ラインは,次の DC 負荷特性をもち,更に

図 15 の網目外の範囲内に納める。

①  :1   0mA のとき

U

<3.7V

②  :1   0mA のとき

U

>2.5V

③  :1 −12.0mA のとき

U

>−1.5V

(レシーバがある場合だけ)

④  :U 0.4V I<−1.3mA

⑤  :U 0.4V I>−3.2mA

⑥  :U 5.5V I<2.5mA

⑦  :U 5.0V I>0.7mA 又は小信号インピーダンス

Z 2k

Ω(1MHz のとき)


60

C 1901 : 1987

図 15  直流負荷境界条件

備考 DC 負荷線の傾きは.一般的に 3k

Ω以下の抵抗値に相当する。

21.4

容量性負荷の制限  各信号ラインの容量性負荷は,1 デバイス当たり 100pF 以下とし,実質上グラ

ンド間に存在させる。

21.5

代表的な回路構成  図 16 に代表的な入出力回路構成を示す。

図 16  代表的な信号ラインの入出力回路

(

1

)

浮遊容量の許容値は21.4を参照のこと。

(

2

)

通常はレシーバ素子に内蔵されている。


61

C 1901 : 1987

この基本回路は,TTL 回路及びディスクリートな素子回路と互換性がある。

代表的回路構成の各仕様値は,次のとおりである。

RL

1

:3k

Ω±5%

RL

2

:6.2k

Ω±5%

ドライバ:出力の漏れ電流=+0.25mA

max

Uz=+5.25V のとき)

(ただし,オープンコレクタドライバ使用の場合)

出力の漏れ電流=±40

µA

max

Uz=+2.4V のとき)

(ただし,トライステートドライバ使用の場合)

レシーバ:入力電流=−1.6mA

max

Uz=+0.4V のとき)

入力の漏れ電流=+40

µA

max

Uz=+2.4V のとき)

=+1.0mA

max

Uz=+5.25V のとき)

電源電圧:+5V±5%

図 16 に示すように,1 デバイス内の各信号ラインは 1 個のドライバと 1 個のレシーバだけを接続してよ

い。

また,21.3 の複合デバイスの負荷に対する仕様を満足すれば,上記制限を受けない,他の回路構成であ

ってもよい。

22.

接地条件

22.1

接続ケーブルの外被シールドは,コネクタの 1 本のピンを通じて,フレーム(安全接地)に接続の

こと。これは,外部ノイズの影響及びその発生を最小にするためである。

備考  デバイス間の各フレーム電位が,システム動作に支障を生じるほど,相違があってはならない。

このインタフェースシステムの接続方法では過度なグランド電流を扱うことができるわけで

はない。

22.2

各コントロール及びステータスの信号ラインのリターン用グランドは,トランジェント時のクロス

トークによる干渉を最少にするために,ロジック回路のドライバ又はレシーバのところでロジックのグラ

ンドに接続することを推奨する。

22.3

フレームが金属板か,接地端子に接続されている場合,グランドループを防ぐために,ロジックグ

ランドとフレーム電位を簡単に切り離せるような構造にすることを推奨する。

23.

ケーブル特性

23.1

導線の必要条件  導線 1m 当たりの最大抵抗値を次に示す。

(1) 

各信号ライン(

例:DIO 1,ATN) 0.14

(2) 

各信号ラインのリターン用グランドライン 0.14

(3) 

共通のグランドライン 0.085

(4) 

シールド部 0.0085

23.2

ケーブル構造

23.2.1

ケーブルは最小 24 本の導線をもち,そのうち 16 本は信号ラインに,残りはそのロジックグランド

リターンと外被シールドに使用すること。

23.2.2

最大線間容量は 1m 当たり 150pF とする(ただし,1kHz で測定する。

備考  この場合,線間とは 1 本の信号ラインに対するすべてのライン間(他の信号ライン,グランド


62

C 1901 : 1987

ライン,シールド部)とする。

23.2.3

シールド部は,少なくとも 85%の密度にする。

23.2.4

ケーブルには,信号線間のクロストークの影響,外部ノイズに対する信号線の感度,及び外部環境

へのインタフェース信号の漏れを最小にするような構造をもたせる。

(1) DAV

,NRFD,NDAC,EOI,ATN,IFC,REN,SRQ の各信号線は,ロジックグランド線とのツイス

トペアを用いるか,それと等価な方法により絶縁をする(クロストークを最小にするため)

(2) 16

本の信号線をすべてアース線とツイストペアにする構造をとらなくても,DIO ライン以外の線だけ

ツイストペアにし,それらをしん(芯)線としてその周囲に DIO ラインを配置する構造をとれば十分

満足できる。

(3)

ケーブルには,それ自身と両端のコネクタまでの全体シールドをもたせる。

(4)

又は,同様の効果をもった別の内部構造のケーブルを使用してもよい。

24

ステートの移行時間  接続するデバイスの間で,最大限の適合性が得られるよう,表 39 は,デバイス

への信号入力と出力の間の時間関係についての規約を示す。時間値 T

1

と T

6

T

9

は,伝送路の通常の伝播遅

れ時間と,他のデバイス内での代表的な回路の遅れ時間を許す。測定は,接続コネクタから見て,出力源

のドライバの遷移が見られた時間から行う。

時間値 T

1

と T

6

T

9

表 39 で規定した最小値に近いときには,注意が必要である。このときには電圧値,

容量,そしてクロストークが限界に近づく。このことは,次の条件が望まれることを示唆する。

(1)

高ステートのドライバ電圧は,その最大値が維持されていること。

(2)

ケーブルの抵抗値と容量は,可能な限り低い値に保たれていること。

(3)

クロストークは最小値に保たれていること。

表 39

時間の分類(

1

)

適用されるファンクション

説明

その値

T

1

 SH

マルチラインメッセージのセットリング・タイム

2

µs(

2

)

t

2

 SH

,AH,T,TE,L,LE ATN に対する応答時間

200ns

T

3

 AH

インタフェースメッセージを受信する時間(

3

)

>0(

4

)

t

4

T

,TE,L,LE,C,RL IFC への応答時間又は REN が False になったときの応答時間  <100

µs

t

5

 PP

ATN

∧EOI に対する応答時間

200ns

T

6

 C

パラレルポール実行時間

2

µs

T

7

 C

現在のトーカが ATN メッセージを感知するのをコントロー

ラが待つための遅れ時間

500ns

T

8

 C

IFC

の維持時間又は REN が False のときの維持

100

µs

T

9

 C

EOI

に対する遅れ時間(

5

)

1.5

µs(

6

)

T

10

 C

DAV

に対する遅れ時間

1.5

µs

(

1

)

小文字 で表す時間は,あるステートへの移行時間の最大値を示す。

大文字 で表す時間は,各ファンクションが次のステートへ移行するまでそのステートにとどまらなけれ

ばならない最小時間を示す。

(

2

)  DIO

,DAV,EOI ラインにトライステートドライバを使用する場合,T

1

は次の値となる。

(a)

1100ns

(b)

コントローラの ATN ラインにトライステートドライバを使用した場合は 700ns。

(c) ATN

が False になった後,最初に転送するバイトは上記の(a)又は(b)を満足しなければならないが,2 番目

以後のバイトに対しては, 500ns でよい。

(d)  31.3

で規定した条件では,ATN が False になった後,最初のバイトに続くバイトでは, 350ns でよい。 


63

C 1901 : 1987

(

3

)

インタフェースメッセージを受信するために必要な時間(応答には必ずしも必要ではない。

(

4

)

実行状態により異なる。

(

5

)

データ有効状態を示すための EOI,NDAC,NRFD ラインに必要な遅れ時間。

(

6

)

トライステートドライバを使用する場合 600ns。 

第 節  機械的仕様 

25.

適用範囲  この節では,次の条件で使用するインタフェースシステムに関する機械的仕様を定義する。

(1)

装置間の物理的距離が限られている。

(2)

星状,又は直線状のバス接続で使用されている。

(3)

コネクタの取付場所が限られている。

26.

コネクタタイプ  ラックやパネルタイプのコネクタで,次に示す特性を最低限もった品質の良いコネ

クタを使用すること。

26.1

電気的特性

定格電圧:200V

定格電流:5A/ピン(25℃時)

接触抵抗:<20m

Ω(10mA 時)

絶縁抵抗:>1G

試験電圧:500V(1 分間,20℃)

容量    :<1.5pF(1kHz でのピン間)

耐  久  性:>1000h (1A,70℃)

26.2

機械的特性

ピ  ン  数:24

ピン間隔:2.16mm(セルフワイピング)

極性(シェル形状):台形

シェル材質:耐腐食性,導電性材質

各ピンの保持力:>0.15N

挿抜力(F):8N<F<89N(代表値)

耐久性:500 回以上の挿入でも接触抵抗の仕様を満足すること。

隣接ピン間のすきま:0.5mm

はんだ付け性(適用できる場合):235℃,2 秒間

26.3

環境特性  温度,湿度,及び振動に関する基本的環境特性は,JIS C 0010[環境試験方法(電気・電

子)通則]に準じる。

27.

コネクタピン割付け  ケーブル用コネクタ及び装置用コネクタに対するピン割付けは,次表のとおり

とする。

ピン番号

信号線名

ピン番号

信号線名

1

DIO 1

13

DIO 5

2

DIO 2

14

DIO 6

3

DIO 3

15

DIO 7

4

DIO 4

16

DIO 8


64

C 1901 : 1987

ピン番号

信号線名

ピン番号

信号線名

5

EOI (24)

17

REN (24)

6 DAV 18

Gnd,

(6)

7 NRFD 19

Gnd,

(7)

8 NDAC 20

Gnd,

(8)

9 IFC 21

Gnd,

(9)

10 SRQ 22

Gnd,

(10)

11 ATN 23

Gnd,

(11)

12 SHIELD 24

Gnd,

LOGIC

備考 Gnd,

(n)

は,括弧内の数字で示した信号線のリ

ターン用グランドであることを示している。ま
た,EOI と REN のリターン用グランドは 24 番
ピンである。

28.

装置用コネクタの取付方法

28.1

各装置には,レセプタクルタイプのコネクタを取り付ける。プラグタイプのコネクタが合うように,

以下に示す代表的寸法をもつこと。12 本のピンを 2 列に,台形のシェルの中央に位置させる。コネクタ取

付部は,ケーブルアセンブリの固定用ねじを受けられるようになっていること。

コネクタの取付方向としては,装置の通常使用状態を背面から見たときに,1 番ピンが右上の隅にくる

ような方向を推奨する。コネクタの取付位置は,ケーブルを曲げる余裕として,最低 40mm は確保する必

要がある。

図 17-1 

28.2

コネクタの取付けは,パネルの外側からでも,内側からでもよい。

そのための代表的パネル取付穴寸法を

図 17-2 に示す。

図 17-2  コネクタ用パネル取付穴寸法

28.3

コネクタは,

図 18 で示すように,パネルへの取付方法により決まるどちらか一方のスタッド付きス

タンドオフによって取り付けられる。


65

C 1901 : 1987

図 18  取付方法

ここに,  ①  :ばね座金  厚さ 1.2mm (typ)

②  :代表値(パネル厚,ばね座金厚,コネクタハウジング厚による。

③  :JIS メートルねじ M3.5×0.6 又は相当品

④  :ねじのサイズは設計者に任せる(適合性に影響しないため)

29.

ケーブルアセンブリ

29.1

ケーブルアセンブリは,プラグとレセプタクルの対でできたコネクタをケーブルの両端に備えてい

る。コネクタを積み重ねるアセンブリ方法としては,

図 19 に示すようなしっかりした構造のものを推奨す

る(多数のケーブルアセンブリの接続時においても確実な接続をするため。

29.2

各コネクタアセンブリには,二つの抜け止めのある固定用ねじを付けること。

各固定用ねじの機械的寸法は,

図 20 に従う。

また,固定用ねじの抜け止めのために止め輪又は相当品を使用すること。

29.3  29.1

に従ってアセンブリされた一対のコネクタは,

図 21 で示すように適切なハウジングで部分的に

覆われていることが望ましい。

個々のケーブルアセンブリは 4m 以下の任意の長さでよい。ハウジングの材質はプラスチックでも金属

でもよいが,後者の方が EMC(電磁環境整合性)特性が優れているので好ましい。ケーブルアセンブリ全

体を遮へいする適切な方法に関する追加情報は,

附属書 による。

図 19  積み重ね式コネクタアセンブリ


66

C 1901 : 1987

図 20  固定用ねじ

ここに,①JIS メートルねじ M3.5×0.6 又は相当品

図 21  ケーブル用コネクタハウジング

第 節  システムへの応用と設計者に対する指針 

30.

システムへの適合性

30.1

一般的指針  このインタフェースシステムは,インタフェースファンクションを任意に選ぶことが

可能なため,

幅広い汎用性がある。

また各インタフェースファンクション内にも多くのオプションがある。

さらに設計者は,デバイスファンクション内のあらゆるデバイス特有の能力を自由に選ぶことができる。

30.1.1

設計者には,デバイスのもっている能力(選択したインタフェースシステム,及びそれに関するデ

バイス特有の動作)を完全に定義する責任がある。その結果,デバイスのエンドユーザは効果的にデバイ

スをシステムに応用できる。

30.1.2

第 節で示したインタフェースファンクションの最小構成をとると,システムへ適合させるための

最小限の信号線は次のようになる。

(1) DIO1-7

(2) DAV

,NRFD,NDAC

(3) IFC

,ATN(コントローラを使用しないシステムの場合は不要)

30.1.3

システムへの適合性を保つため,設計者は第 2 節に定義されている範囲を超えたインタフェースフ

ァンクションを使用しないこと。

31.

データ転送速度  インタフェースバスを用いてデバイスの情報伝達をさせようと考えている設計者は,

デバイスの性能レベルとシステムの性能レベルとの関係を十分考慮すること。


67

C 1901 : 1987

次にその指針を示す。

31.1 48mA

のオープンコレクタドライバを用いて,2m ごとに標準負荷を付けた場合,20m までの転送速

度は最大 250 キロバイト/秒である。

31.2 48mA

のトライステートドライバを用いて,2m ごとに標準負荷を付けた場合,20m までの転送速度

は最大 500 キロバイト/秒である。

31.3

より高速での転送  システムとして最高のデータ転送速度(通常,1 メガバイト/秒まで可能)を達

成するためには,設計者は次の項目を実施する必要がある。

(1) 48mA

のトライステートドライバを使用する。

(2)

ケーブル長をできるだけ短くし,最大でも 15m 以内とする。さらに,少なくとも 1m ごとに 1 台分と

等価な負荷を入れること。

(3)

すべてのデバイスの電源を入れる。

(4) REN

と IFC を除く各線でデバイスの容量を最小にし,デバイス当たり 50pF 以下の容量とする。

(5)  T

1

として最小の 350ns を用いる。

(6)

必要であれは,一つのデバイスの 1 信号線当たり一つ以上のプルアップ抵抗を付ける。ただし,一つ

のシステム当たり 15 負荷までとする。

備考1.  T

1

として最小の350ns を用いて設計されたデバイスを上記以外の状態で使用した場合は,満足

いく転送(すなわち,エラーのない転送)を保証することはできない。

2.

T

1

<700ns にすること,デバイス容量を 50pF 以下にすること,プルアップ抵抗を付けること

は,同一のことを意味する。

3.

デバイス内にデータバイト用のバッファを用いると,転送速度に有利になる。

32.

デバイスの能力

32.1

ビジーファンクション  システムとして操作するうえで,あるデバイスをプログラムしたり,デバ

イス内でのある動作を開始させた後に他のデバイスと通信することは有用である(このとき,最初のデバ

イスは要求された仕事の実行中であってもよい。

ビジーファンクション(仕事が終了するまで動作中)は,デバイスのステートであり,インタフェース

のステートではない。

デバイスのビジー条件とは独立に,インタフェースバスに情報を伝達させるには,次の三つの方法が可

能である。

(1) NRFD

保持

(2) SRQ

とシリアルポール

(3)

パラレルポール

シリアルポール法,パラレルポール法については

第 節で記述する。

32.1.1  NRFD

保持  NRFD 信号は,ビジーファンクションに合わせてゲートしてもよい。このような方法

を用いる場合には,NRFD 信号(RFD メッセージ)の定義は“次のデータバイトを受信する用意ができた”

こと以上のことを含むようになる。また内部のビジー信号は,AH ファンクションを通して,NRFD 信号

にゲートされる。

この方法では,デバイスは“ビジーサイクル”中はリスナ解除されてもよい。またこの間インタフェー

スは別の目的に使用してもよい。リスナとして再びアドレスされたときに,デバイスはインタフェースに

対して内部のビジーステータスを示さなければならない。NRFD ラインを 1 にセットすることにより“ビ


68

C 1901 : 1987

ジー”を,NRFD ラインを 0 にセットすることによって“動作終了”を,デバイスは示す。

備考  デバイスが自分自身で元に戻れない,又はビジーではない条件に到達しないようなビジーファ

ンクションに NRFD 保持を使用する場合は,

潜在するハングアップの状態をクリアするために,

もう一つのリスナアドレス(常にアクセス可能であること。

)をもたなければならない。

32.2

リモートローカルの応用

32.2.1

デバイスをある特定なものに応用させるために,設計者は,そのデバイス内であれば,どのような

ファンクションであっても,リモートプログラムを可能にしてよいが,

第 節で定義したインタフェース

ファンクションで直接作用するローカルコントロールファンクションはリモートプログラムを可能にして

はならない。

32.2.2

リモート及びローカル制御できるプログラマブルなデバイスには,

図 22 に示されるような象徴的

制御の一部,又はすべてを実施するためのスイッチが必要である。ただし,この図では,スイッチする技

法,スイッチの位置,そしてスイッチされたメッセージの内容からなる集合を包括的に含んではいない。

図 22  リモート/ローカル切換

ここに,

①:  リモートメッセージ

例:ATN,MLA インタフェースメッセージ,DAB デバイスメッセージ)

②:  プログラマブルなデバイスファンクションのリモート制御

例:レンジ,ファンクション)

及びデバイスファンクションの実行

例:トリガ,クリア)

B

  バッファメモリを入れることのできる位置

通常,B1 と B2 は組で使用され,B3 は単独で使用される。


69

C 1901 : 1987

33.

論理 AND 及び OR による動作  SH,AH,及び SR のインタフェースファンクションに用いられる 3

種のメッセージの場合においては,

あるインタフェースファンクションによって送信されたメッセージは,

他のインタフェースファンクションによって受信されたメッセージと必ずしも同じである必要はない(信

号ラインの伝達特性による時間の相違に関係なく。

(1) SH

によって受信される RFD(又は DAC)メッセージは,

(すべての AH によって)送信される RFD

(又は DAC)の論理 AND 機能でなければならない。

(2)  C

ファンクションによって受信される SRQ メッセージは,

(すべての SR によって)送信される SRQ

の論理 OR 機能でなければならない。

備考  (すべての AH によって)受信される DAV メッセージは(唯一の SH によって)送信される

DAV

メッセージでなければならない。

33.1  RFD

及び DAC メッセージ

33.1.1 AH

ファンクションによって True(又は False)で送信される RFD(又は DAC)メッセージは,各々

NRFD

(又は NDAC)信号ラインを 0 (H)  にセットするか又は NRFD(又は NDAC)信号ラインを 1 (L)  に

ドライブするかによってなされる。

33.1.2 SH

ファンクションによって受信される RFD(又は DAC)メッセージは,信号ラインの状態が 0 (H)

であるとき[すべての RFD(又は DAC)が Passive True を送信しているとき]True で受信される。

33.1.3 SH

ファンクションによって受信される RFD(又は DAC)メッセージは,信号ラインの状態が 1 (L)

であるとき[一つ以上の RFD(又は DAC)が False を送信しているとき]False で受信される。

33.1.4

これらの状態の等価的論理回路は,次のように表される。

33.2  SRQ

メッセージ

33.2.1 SR

ファンクションによって各々True 又は False で送信される SRQ メッセージは,SRQ 信号ライン

を 1 (L)  にドライブするか,又は 0 (H)  にセットするかによってなされる。

33.2.2  C

ファンクションによって送信される SRQ メッセージは,バス信号ラインが 1 (L)  であるとき(一

つ以上の SR ファンクションが SRQ メッセージを True で送信しているとき)True で受信される。

33.2.3  C

ファンクションによって受信される SRQ メッセージは,バス信号ラインの状態が,0 (H)  である

(すべての SR ファンクションが SRQ メッセージを Passive False で送信しているとき)とき,C ファンク

ションによって False が受信される。

33.2.4

これらの状態の等価論理回路は,次のように表される。

33.3

回路構成

33.3.1

各々のバス信号ライン上のこれらのファンクションの基本的回路構成は,

21.

図 16 に代表される。

ドライバ素子は,

図 23 で代表されるようなバイステート(オープンコレクタ)ドライブでなければならな

い。

備考  送受信回路は,デバイスの内部の論理及びバスの論理と矛盾しなければ,インバータでもノン

インバータでもよい。


70

C 1901 : 1987

図 23  バイステート信号ライン論理

(オープンコレクタドライバ)

33.3.2  33.1

及び 33.2 で述べられたように,デバイス A と B による NRFD(又は SRQ)のインタフェース

バス信号ラインは,

図 24 に示されるようになる。

デバイス C で受信される合成波形がバス上に存在することになる。

デバイス A と B に見られる信号レベルは,単にデバイス内部で存在し,バス信号ライン上にはない。


71

C 1901 : 1987

図 24  信号ラインの論理とタイミングの関係

34.

アドレスの割当て方法 


72

C 1901 : 1987

34.1

一般に,

デバイスは基本的仕事を行う場合には 1 個のトーカと 1 個のリスナアドレスをもてばよい。

しかしシステムの必要上,一つのデバイスに複数のトーカ(又はリスナ)アドレスをもたせてもよい。例

えば,あるデバイスが 2 個のトーカアドレスをもっている場合,1 個は生の測定データの送信に,もう 1

個は処理したデータの送信に使用することもできる。ただし,1 次アドレスを使い過ぎると,システムの

構成のときに制限を受けるので,複数のアドレスをもたせるのは,最小限にとどめるべきである。

35.

インタフェースファンクションの組合せ例  設計者は,デバイスの応用に必要なインタフェースファ

ンクションを自由に選ぶことができる。インタフェースファンクションの選択に当たっては,

第 節で定

義されている可能な組合せの項のように,他のファンクションが必然的に必要となる場合もある。

次にインタフェースの組合せ例を示す。

しかし,

ここで示すのはその代表的な組合せ例を示すのであって,

すべてを示しているわけではない。

デバイス

インタフェースファンクションの使用例

信号発生器

(リスナだけ)

AH

,L,RL,DT

テープリーダ

(トーカだけ)

SH

,AH,T

デジタル電圧計

(トーカ,リスナ)

SH

,AH,T,L,SR,

RL

,PP,DC,DT

カルキュレータ

(トーカ,リスナ,コントローラ)

SH

,AH,T,L,C

第 節  システムの必要条件とユーザに対する指針 

36.

システムへの適合性

36.1

一般的指針  このインタフェースに適合するように設計されたデバイスは,インタフェースを介し

て情報交換する能力より更に幅広い能力を備えている場合がある。しかし,この規格は,デバイス特有の

操作方法を規定するものではなく,インタフェースシステムの機械的,電気的,機能的な能力を規定する

ものである。

36.1.1

操作方法に関する適合性についてはユーザに責務がある。ただし,ユーザはインタフェースシステ

ムと関係するすべてのデバイスの特性を十分理解しているものとする(例えば,プログラムデータのコー

ド,出力データのフォーマットなど)

37.

システムを構築する場合の必要条件

37.1

システムを構成するための制限

37.1.1

デバイスの最大数  一つのインタフェースに接続できるデバイスは,最大 15 個とする。

37.1.2

最小システム構成

37.1.2.1

インタフェースシステムは,少なくとも 1 個の T ファンクション,1 個の L ファンクション,1

個の C ファンクションをもつデバイスを 1 個以上もっているものとする。

37.1.2.2 ton

メッセージをもつすべての T ファンクション(T1,T3,T5,T7,又は TE1,TE3,TE5,TE7)

と lon メッセージをもつ L ファンクション(L1,L3,又は LE1,LE3)で構成されているシステムは,ton

及び lon メッセージが True の場合,C ファンクションなしでも動作可能である。


73

C 1901 : 1987

一般に,ton と lon メッセージは,パネル面のスイッチにより True,False の切換えが可能である。

37.1.3

システムコントローラ  一つ以上のコントローラをもつすべてのシステムは,次の条件を満足して

いるものとする。

(1)  SACS (System Control Active State)

のステートにいる C ファンクションは,システム中において必ず 1

個であること。

(2)

システムの中のすべてのコントローラは,コントロールの受渡しが可能とする。

37.1.4

デバイスの電源オン,オフ

37.1.4.1

少なくとも

3

2

以上のデバイスの電源がオンの状態にないとデータ伝送が正しく行われることは保

証できない。一方,電源オフ状態のデバイスが高ステートの仕様(すべての信号ラインのドライバが Passive

False

の状態にあり,デバイスのロジックグランドに対して 2.5V 以上の電位が確保されている。

)を満たす

場合には,システムは正常に動作する可能性がある。

37.1.4.2

特殊なドライバ(この規格の範囲外)を用いるなどして,その予防策を講じておかないと,シス

テム動作中にデバイスの電源を投入するとシステムは不完全な動作を行う可能性がある。

38.

アドレスの割当て方法

38.1

トーカアドレス

38.1.1  T

又は TE ファンクションをもつデバイスは,

T1

∼T5 の値によってそのマイトーカアドレス (MTA)

指定される。ただし,次に示すようなすべて“1”のパターンは除く。

1

1

1

2

1

3

1

4

1

5

T

T

T

T

T

備考

この制限は,以前のシステムに対する適合性のためだけに残されている(

UNT

と同じパターン)

38.1.2

二つ以上の

T

ファンクションがある場合(同じデバイス内にあるか,又は異なるデバイス内にあ

るかを問わず)

MTA

コードの

T1

T5

を同じ値にしてはいけない。

38.1.3

  T

ファンクションと

L

ファンクションの両方をもつデバイスは,

MTA

コードの

T1

T5

MLA

ードの

L1

L5

を同じ値にしてもよい。

38.1.4

 TE

ファンクションの

1

次アドレスの

MTA

コードの

T1

T5

と,

T

ファンクションの

MTA

コード

T1

T5

は同じ値にしてはいけない。

38.2

リスナアドレス

38.2.1

  L

又は

LE

ファンクションをもつデバイスは,

L1

L5

の値によって,そのマイリスナアドレス

(MLA)

を指定される。ただし,次に示すようなすべて“

1

”のパターンは除く。

1

1

1

2

1

3

1

4

1

5

L

L

L

L

L

38.2.2

二つ以上の

L

ファンクションがある場合(一般に,異なるデバイス内にある)

MLA

コードの

L1

L5

を同じ値にしてもよい。

38.2.3

  L

ファンクションと

T

ファンクションの両方をもつデバイスは,

MLA

コードの

L1

L5

MTA

ードの

T1

T5

を同じ値にしてもよい。

38.3

2

次アドレス

38.3.1

 TE

ファンクション又は

LE

ファンクションをもつデバイスは,

S1

S5

の値によって,そのマイセ

カンダリアドレス

 (MSA)

を指定される。ただし,次に示すようなすべて“

1

”のパターンは除く。


74

C 1901 : 1987

1

1

1

2

1

3

1

4

1

5

S

S

S

S

S

38.3.2

二つ以上の

TE

ファンクションがある場合(同じデバイス内にあるか,又は異なるデバイス内にあ

るかを問わず)

MTA

コードの

T1

T5

及び

MSA

コードの

S1

S5

を同じ値にしてはいけない。

38.3.3

二つ以上の

LE

ファンクションがある場合(一般的に,異なるデバイス内にある。

MLA

コード

L1

L5

及び

MSA

コードの

S1

S5

を同じ値にしてもよい。

38.3.4

 TE

ファンクションと

LE

ファンクションの両方をもつデバイスは,

MTA

コードの

T1

T5

MLA

コードの

L1

L5

を同じ値にしてもよい。また同じ

2

次アドレスを使用してもよい。

39.

ケーブル接続制限

39.1

最大ケーブル長  一つのバスシステムの中の一群の装置を互いに接続するのに使用できる最大ケー

ブル長は,

2m

×(装置数)又は

20m

のどちらか短い方とする。

39.2

最大ケーブル長の分配  39.1 で定められた最大ケーブル長は,使用者が適当にシステムの装置に分

配してよい。しかし,

1

本のケーブル長が

4m

を超える場合には,注意を要する。

39.3

ケーブル構成  使用者は,適当と思われる方法でケーブル接続してよい。(例えば,星形,直線状形

等)

39.4

グランドに対する注意  システムは過大なグランド電流を扱える能力をもたないので,各デバイス

間に電位差を生じるような使用をしてはいけない。

40.

操作シーケンス  大部分のインタフェース間の通信には,一連のコード化されたメッセージを送る必

要がある。他にいろいろの方法もあるが,次のシーケンスは,指定された動作として推奨されているもの

である。ただし〔    〕印は,シーケンス上削除してもよい。また(    )印は,この規格では特に規定

されていないメッセージを示す。

40.1

データ転送

ここに, (LAD) :特定のメッセージのリスナアドレスを表す。

 (TAD)

:特定のデバイスのトーカアドレスを表す。


75

C 1901 : 1987

 (DAB)

:任意のデータバイトを示す。

40.2

シリアルポール(通常

SRQ

1

のときにコントローラによって発せられる。

ここに, (TAD)

特定のデバイスのトーカアドレスを表す。

 (SBN)

サービス要求していないデバイスのステータスバイトを表す。

(Bit7

=0) (SBN=STB∧ RQS )

 (SBA)

サービスを要求しているデバイスのステータスバイトを表す。

   (Bit

7

=1) (SBA=STB∧RQS)

40.3

コントロールの受渡し

ATN

ここに,

 (TAD)

:特定のデバイスのトーカアドレスを表す。

40.4

パラレルポール

40.4.1

パラレルポールのライン割り振り

ATN

IDY

ここに,

 (LAD)

:特定のデバイスのリスナアドレスを表す。

PPE

コマンド:

PPD

コマンドによりクリアされる。

パラレルポール:

PPU

コマンドによりクリアされる。

40.4.2

パラレルポールの応答


76

C 1901 : 1987

ATN

IDY

40.5

デバイスを強制的にリモート制御状態にする場合

ATN

REN

ここに,

 (LAD)

:特定のデバイスのリスナアドレスを表す(デバイスはインタフェース上で

REN

0

になると,いつでもローカル状態に復帰する。

40.6

インタフェースクリアを送る場合

IFC

が送られても,

DCL

LLO

PPU

,及び

REN

のユニバーサ

ルコマンドに対応するステートは影響されない。

40.7

tca

使用に対しての制限  デバイスメッセージが

True

である間に

tca

メッセージが

True

になる場合

があるならば,設計者は正しいデータがインタフェースを通して転送されていると考えてはいけない

15.5.1.2 参照)

引用規格:

JIS C 0010

  環境試験方法(電気・電子)通則

JIS X 0201

  情報交換用符号

対応国際規格:

IEC 625-1

An interface system for programmable measuring instruments (byte serial bit parallel)

Part1 Functional specifications, electrical specifications, mechanical specifications, system

applications and requirements for the designer and user

関連規格:IEC 348

Safety requirements for electronic measuring apparatus

IEC 359

Expression of the functional performance of electronic measuring equipment

IEEE Std. 

488-1978/488A-1980 Digital Interface for Programmable Instrumentation


77

C 1901 : 1987

附属書 A  計測システムの例

附属書 図 に示されるシステムは,多くの計測システムの典型的な例を示す。このインタフェースシス

テムを用いて測定を実行させる場合,

2

種類のシーケンスが考えられる。

シーケンス

#1

プロセッサが各装置をプログラマブルにし測定する。

そしてその測定結果をプロセッサに戻す。

シーケンス

#2

プロセッサが各装置をプログラマブルにし測定する。

そしてその測定結果を他のデバイスに戻す。

附属書 図 A  計測システムの一例

・シーケンス#1(測定結果をプロセッサに戻す。)

1.

プロセッサは

IFC

メッセージを送信して,インタフェースシステムを初期状態にセットする。

2.

プロセッサは

DCL

メッセージを送信して,すべてのデバイスを初期状態(又はプリセット状態)にセ

ットする。

3.

プロセッサは

D.C.

プログラマブル電源のリスナアドレスを送信し,次に

D.C.

電源に対する設定値を送

る。

4.

プロセッサは

UNL

命令を送信し,次に 3.と同様にして別のデバイスをリスナに指定する。

5.

試験に必要なすべてのデバイスを設定するまで,4.を繰り返す。そして

UNL

命令を送信する。

6.

プロセッサは測定デバイス(

例:デジタル周波数メータ)のリスナアドレスを送信する。そして測定

条件(

例:レンジ等)をコード化したデータを送る。

7.

プロセッサは

UNL

命令を送信し,次に自分をリスナに指定し,測定デバイスのトーカアドレスを送

信する。

8.

測定デバイスは一連の測定を終了すると,その結果をリスナ(プロセッサ)に送信する。


78

C 1901 : 1987

・シーケンス#2(測定結果を直接デジタルプリンタに送る。)

1.

6.

はシーケンス

#1

と同じ。

7.

プロセッサは

UNL

命令を送信する。次にデジタルプリンタをリスナに,測定デバイスをトーカに指

定する。

8.

測定デバイスは一連の測定を終了すると,その結果をリスナ(デジタルプリンタ)に送信する。

備考

プロセッサが自分自身とデジタルプリンタの両方をリスナに指定した場合,測定データは両方

のデバイスによって受信される(ただし,データ受信速度が異なる場合,その遅い方の速度で

データの転送速度が決定される。


79

C 1901 : 1987

附属書 B  ハンドシェークのタイミング

B.1 

一般的説明  インタフェースシステムによって転送される各データバイトは,ソースとアクセプタ間

のハンドシェーク過程を使用する。代表的な例としてはソースがトーカ,アクセプタがリスナである。

附属書 図 B-1 は,ハンドシェークシーケンスのタイミングチャートを

DAV

NRFD

NDAC

信号の波

形によって示している。データを受信するのに少し異なる応答時間をもつ

2

個以上のリスナによって,同

じデータを受信させる場合,

NRFD

NDAC

ラインは各リスナのドライブする波形の合成波形を示す。

附属書 図 B-2 は,ソースとアクセプタ間のデータバイトの転送シーケンスをフローチャートを用いて

示す。

フローチャート及びタイミングチャートに記述されている同じ数字は,同一時刻であることを示す。

B.2

ハンドシェークシーケンスのタイミングチャート

附属書 図 B-1  個のトーカと複数のリスナ間のハンドシェークのタイミングチャート

附属書 図 B-2 のフローチャートを参照のこと。)

ここに,

H

+2.0V

L

+0.8V

B.3

ハンドシェークのフローチャート


80

C 1901 : 1987

附属書 図 B-2  ハンドシェークシーケンスを用いてデータを転送する場合の 

ソースとアクセプタ間のフローチャート(B.4 に注釈を記述する。)

備考

アクセプタハンドシェークの実現方法は,このフローチャートの例に限られるわけではない

7.5.3 を参照)

B.4

ハンドシェーク過程の注釈

ソースは,

DAV

ラインを

H

にする(データが有効になっていないことを示す。

アクセプタは,

NRFD

ラインを

L

にする(データを受信する準備が完了していないことを

示す。

。またアクセプタは,

NDAC

ラインを

L

にする(データの受信が完了していないこ

とを示す。

  t

-2

ソースは,エラー条件をチェックする(

NRFD

NDAC

ラインが共に

H

であるかをチェッ

クする。

。そしてソースは,

DIO

ライン上にデータをセットする。

  t

-2

t

0

ソースは,

DIO

ラインにデータが完全にセットされるまで待つ。

  t

-1

すべてのアクセプタが最初のデータバイトを受信する準備が完了したことを示す(

NRFD

ラインが

H

になる。

  t

0

ソースは,

NRFD

ラインが

H

であることを確認した後,

DAV

ラインを

L

にセットする(

DIO

ライン上のデータが有効状態であることを示す。

  t

1

アクセプタは,

DAV

ラインが

L

であることを確認した後,

NRFD

ラインを

L

にセットする


81

C 1901 : 1987

(アクセプタがもはやデータ受信準備完了状態ではなく,データ受信状態に移ったことを

示す。

  t

2

データ受信速度が最も速いアクセプタは,

NDAC

ラインを

H

にセットする(データを受信

完了したことを示す。

。ただし,他のアクセプタがまだ

NDAC

ラインを

L

にセットしてい

ると,

NDAC

ラインは

L

を維持する。

  t

3

データ受信速度が最も遅いアクセプタが

NDAC

ラインを

H

にセットする(データを受信完

了したことを示す。

  すべてのアクセプタがデータ受信完了したことを示す(

NDAC

ラインが

H

になる。

  t

4

ソースは,

NDAC

ラインが

H

であることを確認した後,

DAV

ラインを

H

にセットする。

この状態での

DIO

ライン上のデータは有効ではないと考える。

  t

4

t

7

ソースは,

DIO

ライン上のデータを変える。

  t

7

t

9

ソースは,

DIO

ラインにデータが完全にセットされるまで待つ。

  t

5

アクセプタは,

DAV

ラインが

H

であることを確認した後,

NDAC

ラインを

L

にセットする

(次のデータ転送サイクルに入る。

  t

6

データ受信速度が最も速いアクセプタは,

NRFD

ラインを

H

にセットする(次のデータバ

イトを受信する準備が完了したことを示す。

。ただし,他のアクセプタがまだ

NRFD

ライ

ンを

L

にしていると,

NRFD

ラインは

L

を維持する。

  t

8

データ受信速度が最も遅いアクセプタが

NDAC

ラインを

H

にセットする(次のデータバイ

トを受信する準備が完了したことを示す。

NRFD

ラインが

H

になる。

  t

9

ソースは,

NRFD

ラインが

H

であることを確認した後,

DAV

ラインを

L

にセットする(

DIO

ライン上のデータが有効状態であることを示す。

  t

10

アクセプタは,

DAV

ラインが

L

であることを確認した後,

NRFD

ラインを

L

にセットする

(アクセプタはもはやデータ受信準備完了状態ではなく,データ受信状態に移ったことを

示す。

  t

11

データ受信速度が最も速いアクセプタは,

NDAC

ラインを

H

にセットする(データを受信

完了したことを示す。

。⑧と同じ。

  t

12

データ受信速度が最も遅いアクセプタが

NDAC

ラインを

H

にセットする(データを受信完

了したことを示す。

。⑨と同じ。

  t

13

ソースは,

NDAC

ラインが

H

であることを確認した後,

DAV

ラインを

H

にセットする。⑩

と同じ。

21

ソースは,

DAV

ラインを

H

にセットした後,

DIO

ライン上のデータを除去する。

22  t

14

アクセプタは,

DAV

ラインが

H

であることを確認した後,

NDAC

ライン

L

にセットする(次

のデータ転送サイクルに入る。

23

  3

本のハンドシェークライン(

NRFD

NDAC

DAV

ライン)は①,②のような初期状態に

戻っている。


82

C 1901 : 1987

附属書 C  インタフェースファンクションに 

許されるサブセットと能力識別コード

C.1

サブセットの一覧表  ソースハンドシェークインタフェース

 (SH)

に許されるサブセット

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

SH0 SH

の機能なし

すべて

なし

なし

SH1 SH

の全機能をもつ

なし

なし T1∼T8,TE1∼TE8

C5

∼C28 のいずれか

アクセプタハンドシェークインタフェース

 (AH)

ファンクションに許されるサブセット

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

AH0 AH

の機能なし

すべて

なし

なし

AH1 AH

の全機能をもつ

なし

なし

なし

トーカインタフェース

 (T)

ファンクションに許されるサブセット

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

能力

基本的ト

ーカ

シリアル

ポール

トークオ

ンリー

モード

トーカ指

定解除

MLAに

より

T0 N

N

N N

すべて

なし

なし

T1 Y

Y

Y N

なし

を除く SH1,AH1

T2 Y

Y

N N

なし

1.

を除く

2.

 ton

は常に False

同上

T3 Y

N

Y N  SPIS

,SPMS,SPAS

を除く

同上

T4 Y

N

N N  SPIS

,SPMS,SPAS

1.

を除く

2.

 ton

は常に False

同上

T5 Y

Y

Y Y

なし

を含む SH1 及び L1∼L4 又は LE1

∼LE4 のいずれか

T6 Y

Y

N Y

なし

1.

を含む

2.

 ton

は常に False

同上

T7 Y

N

N Y  SPIS

,SPMS,SPAS

を含む

同上

T8 Y

N

N Y  SPIS

,SPMS,SPAS

1.

を含む

2.

 ton

は常に False

同上


83

C 1901 : 1987

拡張トーカ

 (TE)

ファンクションに許されるサブセット

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

能力

基本的拡

張トー

シリアル

ポール

トークオ

ンリー

モード

によりト

ーカ指

定解除

TE0 N N N N

すべて

なし

なし

TE1 Y Y Y N

なし

を除く SH1,AH1

TE2 Y Y N N

なし

1.

を除く

2.

 ton

は常に False

同上

TE3 Y N Y N    SPIS

,SPMS,SPAS

を除く

同上

TE4 Y N N N    SPIS

,SPMS,SPAS

1.

を除く

2.

 ton

は常に False

同上

TE5 Y Y Y Y

なし

を含む SH1 及び L1∼L4 又は LE1

∼LE4 のいずれか

TE6 Y Y N Y

なし

1.

を含む

2.

 ton

は常に False

同上

TE7 Y N Y Y    SPIS

,SPMS,SPAS

を含む

同上

TE8 Y N N Y    SPIS

,SPMS,SPAS

1.

を含む

2.

 ton

は常に False

同上

リスナインタフェース

 (L)

ファンクションに許されるサブセット

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる

他のファン

クションのサブセット

能力

基本的リ

スナ

リスンオ

ンリー

モード

リスナ指

定解除

MTAに

よって

L0 N

N N

すべて

なし

なし

L1 Y

Y N

なし

を除く AH1

L2 Y

N N

なし

1.

を含む

2.

 lon

は常に False

AH1

L3 Y

Y Y

なし

を含む AH1 及び T1∼T8 又は TE1

∼TE8 のいずれか

L4 Y

N Y

なし

1.

を含む

2.

 lon

は常に False

同上


84

C 1901 : 1987

拡張リスナ

 (LE)

ファンクションに許されるサブセット

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

能力

基本的拡

張リス

リスンオ

ンリー

モード

*

によりリ

スナ指

定解除

LE0 N N N

すべて

なし

なし

LE1 Y Y N

なし

を除く AH1

LE2 Y N N

なし

1.

を除く

2.

 lon

は常に False

AH1

LE3 Y Y Y

なし

を含む AH1 及び T1∼T8 又は TE1

∼TE8 のいずれか

LE4 Y N Y

なし

1.

を含む

2.

 lon

は常に False

同上

* T

ファンクションと共に使用されるときは,MTA に置き換えられる。

サービスリクエストインタフェース

 (SR)

ファンクションに許されるサブセット

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

SR0 SR

機能なし

すべて

なし

なし

SR1

SR

の全機能をもつ

なし

なし

T1

,T2,T5,T6,TE1,

TE2

,TE5,TE6 のいずれか

リモートローカルインタフェース

 (RL)

ファンクションに許されるサブセット

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

RL0 RL

機能なし

すべて

なし

なし

RL1

すべての RL 機能をも

なし

なし L1∼L4 又は LE1∼LE4

RL2

ローカルロックアウト

動作なし

LWLS

,RWLS rtl は常に False である

L1

∼L4 又は LE1∼LE4

パラレルポールインタフェース

 (PP)

ファンクションに許されるサブセット

分類

説明

省略される

ステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

PP0 PP

機能なし

すべて

なし

なし

PP1

リモ ートコン フィ

ギュレーション

なし

1.

を含む

2

.

を含む

3.

 lpe

を除く

L1

∼L4 又は LE1∼LE4

PP2

ロー カルコン フィ

ギュレーション

PUCS

,PACS

1.

 lpe

を含む

2.

を除く

3.

を除く

4.

ローカルメッセージは S,P1,P2,P3,に

置き換えられる。

なし


85

C 1901 : 1987

デバイスクリアインタフェース

 (DC)

ファンクションに許されるサブセット

分類

説明

省略される

ステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

DC0 DC

機能なし

すべて

なし

なし

DC1 DC

の全機能をもつ

なし

なし L1∼L4 又は LE1∼LE4

DC2 SDC

機能を除く

なし

を除く AH1

デバイストリガインタフェース

 (DT)

ファンクションに許されるサブセット

分類

説明

省略されるステート

その他の条件

必要とされる他のファン

クションのサブセット

DT0 DT

機能なし

すべて

なし

なし

DT1 DT

の全機能をもつ

なし

なし L1∼L4 又は LE1∼LE4

コントローラインタフェース

 (C)

ファンクションに許されるサブセット

分類

能力

注記

必要なステート

その他

の条件

必要とされる他

のファンクショ

ンのサブセット

システム

コント

ローラ

IFC

送信

,コン

トロー

ラ・イ

ンチ

ャージ

REN

送信

SR

Q

に対

する応

インタフ

ェース

メッセ

ージ送

コントロ

ールの

受け

コントロ

ールの

渡し

自分自身

へのコ

ントロ

ールの

渡し

パラレル

ポール

ハンドシ

ェーク

に同期

してコ

ント

ロールの

受渡し

をする

(

5

)

SNAS

SAC

S

SIIS

SIAS

SINS

SR

IS

SR

AS

SR

N

S

CS

N

S

CS

RS

CA

CS

CS

BS

CS

H

S

CS

W

S

CA

W

S

CA

D

S

CI

D

S

CTRS

CP

W

S

C

PPS

(

6

)

(T

ADS)

(

7

)

tcs

が常

Fa

ls

e

とは限ら

ない

C1

C2

SH1

AH1

L1

L4

又は

LE

1

LE

4

T1

T8

TE

1

TE

8

C0 N

N N N    N N N N N N

O O O O O O O O O

O  O  O  O

−  − − −

C1 Y

−  −  −    −  −  −  −  −  −  (1)

R

− − − − − − − − −  −  −  −  −  − − −

C2

− Y  −  −    −  −  −  −  −  −  (1)

− R − − − − − − − −  −  − R −  − − −

C3

−  − Y −    −  −  −  −  −  −  (1)

− − R − − − − − − −  −  − R −  − − −

C4

−  −  − Y    −  −  −  −  −  −  (1)

− − − R − − − − − −  −  −  −  −  − − −

C5

−  −  −  −    Y Y Y Y Y Y (2)(3)

− − − − R R R R R

R

R

R

−  −  R

R

R

C6

−  −  −  −    Y Y Y Y Y N (2)(3)

− − − − R R R R R

R

R

O

−  −  R − R

C7

−  −  −  −    Y Y Y Y N Y (2)(3)

− − − − R R R R O

R

R

R

−  −  R

R

R

C8

−  −  −  −    Y Y Y Y N N (2)(3)

− − − − R R R R O

R

R

O

−  −  R − R

C9

−  −  −  −    Y Y Y N Y Y (2)(3)

− − − − R R R R R

R

O

R

−  −  R

R

R

C10

−  −  −  −    Y Y Y N Y N (2)(3)

− − − − R R R R R

R

O

O

−  −  R − R

C11

−  −  −  −    Y Y Y N N Y (2)(3)

− − − − R R R R O

R

O

R

−  −  R

R

R

C12

−  −  −  −    Y Y Y N N N (2)(3)

− − − − R R R R O

R

O

O

−  −  R − R

C13

−  −  −  −    Y Y N N Y Y (2)

− − − − R R R O R

O

O

R

− R  R

R

C14

−  −  −  −    Y Y N N Y N (2)

− − − − R R R O R

O O O

− R  R − −

C15

−  −  −  −    Y Y N N N Y (2)

− − − − R R R O O

O

O

R

− R  R

R

C16

−  −  −  −    Y Y N N N N (2)

− − − − R R R O O

O O O

− R  R − −

C17

−  −  −  −    Y N Y Y Y Y (2)(3)(4)

− − − − R O R R R

R R R

−  −  R

R

R


86

C 1901 : 1987

分類

能力

注記

必要なステート

その他

の条件

必要とされる他

のファンクショ

ンのサブセット

C18

−  −  −  −    Y N Y Y Y N (2)(3)(4)

− − − − R O R R

R

R

R

O

−  −  R − R

C19

−  −  −  −    Y N Y Y N Y (2)(3)(4)

− − − − R O R R O

R R R

−  −  R

R

R

C20

−  −  −  −    Y N Y Y N N (2)(3)(4)

− − − − R O R R O

R

R  O

−  −  R − R

C21

−  −  −  −    Y N Y N Y Y (2)(3)(4)

− − − − R O R R R

R

O

R

−  −  R

R

R

C22

−  −  −  −    Y N Y N Y N (2)(3)(4)

− − − − R O R R R

R O O

−  −  R − R

C23

−  −  −  −    Y N Y N N Y (2)(3)(4)

− − − − R O R R O

R

O

R

−  −  R

R

R

C24

−  −  −  −    Y N Y N N N (2)(3)(4)

− − − − R O R R O

R O O

−  −  R − R

C25

−  −  −  −    Y N N N Y Y (2)

− − − − R O O O R

O

O

R

−  −  R

R

C26

−  −  −  −    Y N N N Y N (2)

− − − − R O O O R

O O O

−  −  R − −

C27

−  −  −  −    Y N N N N Y (2)

− − − − R O O O O

O

O

R

−  −  R

R

C28

−  −  −  −    Y N N N N N (2)

− − − − R O O O O

O O O

−  −  − − −

“O”

:省略  “R”

:必要  “−”

:不必要  “Y”

:YES  “N”

:NO

(1) C5から C28までの中の一つのサブセットと,C1から C4までの一つ以上のサブセットの組合せが可能

(2) C5

から C28 までの中の一つのサブセットだけ選択可能。

(3)

マルチコントローラシステムの中で動作するデバイスは必ず CTRS を含まなければならない。

(4) C2

を含まない場合には,このサブセットを選択できない。

(5)  C

ファンクションを示す“C”とそれに続く数字によって選択されたサブセットを示している。

例:C1,2,3,4,8)

(6) CIDS

から CADS に移行する場合の過渡的な部分。

(7) CACS

から CTRS に移行する場合の過渡的な部分。

C.2

能力識別コード  そのデバイスに備えられているインタフェースファンクションの完全な組合せを

明らかにするために,各デバイスのインタフェースコネクタの下,又は周辺にこの規格の能力コードを表

示することが役立つかもしれない。この規格においては,各インタフェースファンクション及びそれにつ

いての許容されるサブセットはその能力を識別するための,アルファベットと数字による等価的なコード

をもっている。すべてのそうしたインタフェースファンクションの能力を示すコードは,アルファベット

と数字による簡潔な文字列で表現でき,ユーザがシステムを組み立てる場合の手助けとなるように,その

デバイスの外面に表示することができるであろう。

例えば,基本的トーカファンクション,ステータスバイト送信能力,基本的リスナファンクション,リ

スンオンリーモードのスイッチ,サービスリクエスト能力,ローカルロックアウトなしのリモートローカ

ル能力,手動割り付けによるパラレルポール能力,完全なデバイスクリア能力をもち,デバイストリガと

コントローラの能力をもたないデバイスは,次のコードによって識別できるであろう。

0

の記号を使って,能力の欠如を示すことが許される(

例:

DT0

はデバイストリガ能力がないことを示

す。

。上記の例では,

8

個のインタフェースファンクションが識別されている。これに加えて,このデバ

イスに含まれている電気的インタフェースのタイプも規定されている。

E1

の標記はオープンコレクタドラ

イバを示し,

E2

の標記は

3

ステートドライバを示すために使用される。

システム構築に役立つ,デバイスの付加的な能力については,物理的な装置上の適当な位置及びその装

置の関連説明書に加えられてもよい。


87

C 1901 : 1987

附属書 D  インタフェースメッセージ参照リスト

インタフェースファンクションによって受信されるローカルメッセージ

記号(ニモニック)

メッセージ

関連するインタフェース機能

gts

go to standby

C

ist

individual service request    (qualifier)

PP

lon listen only

L

,LE

〔lpe〕

local poll enable

PP

ltn listen

L

,LE

lun local

unlisten

L

,LE

nba

new byte available

SH

pon power on

SH

,AH,T,TE,L,LE,SR,RL,PP,C

rdy

ready for next message

AH

rpp

request parallel poll

C

rsc

request system control

C

rsv request

service

SR

rtl return

to local

RL

sic send

interface

clear

C

sre

send remote enable

C

tca

take control asynchronously

C

tcs

take control synchronously

AH

,C

ton ta

only

T

,TE

インターフェースファンクションからデバイスファンクションへ 
送信されるローカルメッセージ

規定されていない。

備考  第 節のデバイスファンクションの相互作用を記述した出力表を参照のこと。これがデバイスファン

クションへローカルメッセージが送信されるのに適合した各ステートに対するガイドラインを与え
る。

受信されるリモートメッセージ

記号(ニモニック)

メッセージ

関連するインタフェース機能

ATN ATTENTION

SH

,AH,T,TE,L,LE,PP,C

DAB

DATE BYTE

(via L

,LE)

DAC DATA

ACCEPTED

SH

DAV DATA

VALID

AH

DCL DEVICE

CLEAR

DC

END END

(via

L

,LE)

GET GROUP

EXECUTE

TRIGGER DT

GTL GO TO

LOCAL

RL

IDY IDENTIFY

L

,LE,PP

IFC INTERFACE

CLEAR

T

,TE,L,LE,C

LLO LOCAL

LOCKOUT

RL

MLA MY

LISTEN

ADDRESS

L

,LE,RL

〔MLA〕 MY

LISTEN

ADDRESS

T

MSA or

〔MSA〕 MY

SECONDARY

ADDRESS

TE

,LE

MTA MY

TALK

ADDRESS

T

,TE

〔MTA〕 MY

TALK

ADDRESS

L

OSA OTHER

SECONDARY

ADDRESS

TE

OTA OTHER

TALK

ADDRESS

T

,TE

PCG PRIMARY

COMMAND

GROUP

TE

,LE,PP


88

C 1901 : 1987

記号(ニモニック)

メッセージ

関連するインタフェース機能

PPC

PARALLEL POLL CONFIGURE

PP

〔PPD〕

PARALLEL POLL DISABLE

PP

〔PPE〕

PARALLEL POLL ENABLE

PP

PPRn

PARALLEL POLL RESPONSE n

(via C)

PPU

PARALLEL POLL UNCONFIGURE

PP

REN REMOTE

ENABLE

RL

RFD

READY FOR DATA

SH

RQS

REQUEST SERVICE

(via L

,LE)

〔SDC〕

SELECTED DEVICE CLEAR

DC

SPD SERIAL

POLL

DISABLE

T

,TE

SPE

SERIAL POLL ENABLE

T

,TE

SRQ

SERVICE REQUEST

(via C)

STB

STATUS BYTE

(via L

,LE)

TCT or

〔TCT〕 TAKE

CONTROL

C

UNL UNLISTEN

L

,LE

  送信されるリモートメッセージ

記号(ニモニック)

メッセージ

関連するインタフェース機能

ATN ATTENTION

C

DAB DATA

BYTE

(via

T

,TE)

DAC DATA

ACCEPTED

AH

DAV DATA

VALID

SH

DCL

DEVICE CLEAR

(via C)

END END

(via

T)

GET

GROUP EXECUTE TRIGGER

(via C)

GTL GO TO

LOCAL

(via C)

IDY IDENTIFY

C

IFC INTERFACE

CLEAR

C

LLO LOCAL

LOCKOUT

(via C)

MLA or

〔MLA〕

MY LISTEN ADDRESS

(via C)

MSA or

〔MSA〕

MY SECONDARY ADDRESS

(via C)

MTA or

〔MTA〕 MY

TALK

ADDRESS

(via

C)

OSA

OTHER SECONDARY ADDRESS

(via C)

OTA OTHER

TALK

ADDRESS

(via C)

PCG

PRIMARY COMMAND GROUP

(via C)

PPC

PARALLEL POLL CONFIGURE

(via C)

〔PPD〕

PARALLEL POLL DISABLE

(via C)

〔PPE〕

PARALLEL POLL ENABLE

(via C)

PPRn

PARALLEL POLL RESPONSE n

PP

PPU

PARALLEL POLL UNCOFIGURE

(via C)

REN REMOTE

ENABLE

C

RFD

READY FOR DATA

AH

RQS REQUEST

SERVICE

T

,TE

〔SDC〕

SELECTED DEVICE CLEAR

(via C)

SPD

SERIAL POLL DISABLE

(via C)

SPE

SERIAL POLL ENABLE

(via C)

SRQ SERVICE

REQUEST

SR

STB STATUS

BYTE

(via

T

,TE) 

TCT

TAKE CONTROL

(via C)

UNL UNLISTEN

(via

C)


89

C 1901 : 1987

附属書 E  マルチラインインタフェースメッセージ

(ローマ文字用 7 単位符号 JIS X 0201

備考①  MSG=インタフェースメッセージ

②  b

1

=DIO I……b

2

=DIO 7

③  2 次コマンドが必要

④  最もしばしば用いられるサブセット(コラム 2 から 5) 
⑤  38.を参照


90

C 1901 : 1987

附属書 F  論理回路の構成

F.1 

設計者のステートダイヤグラムの解釈を手助けすることを目的として,インタフェースファンクショ

ンの内部に生じる種々の状態について可能な回路構成を示す。

この

附属書 の回路構成は唯一の可能な例ではなく,推奨される回路構成を表しているのでもない。こ

れらは教育的な目的のためだけのものである。

F.2

ステートダイヤグラムは,次の二つの概念を表現するのに用いられる。

(1)

インタフェースファンクションの取り得る異なった応答を区別し,そのインタフェースファンクショ

ンの一つ又はそれ以上の特有な状態(ステート)を明確にする。

(2)

インタフェースファンクションが正しい応答を発生させるために記憶しておかねばならない過去の事

象がどのようなものであったかを明確にする。

各々のステートダイヤグラムに示されたそれぞれのステートは,上に示す目的のいずれか一つ又は両方

を満足している。例えば,

L

ファンクションの

LADS

は,これに伴うデバイスファンクションへの特別の

メッセージを送信しないため

LIDS

と区別することはできない。しかし,

LADS

のステートはデバイスが

バスからリスナアドレスを受け取ったことを保持している。したがって,

ATN

メッセージが,低レベルに

なったときに

LACS

に移行することができる(

図 参照)。

逆に

LACS

は保持力をもたないが,

LADS

ではできなかった能力を示すためのステートである。この二

つのステート間の相違は,単に

ATN

メッセージの論理の相違だけである。そして

LACS

が保持力を必要と

しないのは,この

ATN

メッセージの論理値が,常に利用できるためである。

F.3 

記憶能力を必要としないステート

DT

ファンクションは,記憶能力を必要としないインタフェース

ファンクションの一例である。

図 13 のステートダイヤグラムは次のようである。

保持能力を必要としないため、このインタフェースファンクションは,単なる AND ゲートで構成できる。

F.4

記憶能力を必要とするステート

SR

ファンクションは,記憶能力を必要とする一例である。

図 

ステートダイヤグラムは次のようである。


91

C 1901 : 1987

上図の

NPRS

SRQS

,もし

False

であるという条件さえあれば,ステートは

rsv

メッセージ

の値に従う回路で示される。これは一般的な

D

ラッチで構成される。

完全な回路にするためには,ラッチの電源投入後に

SPAS

が発生したことを記憶する部分だけ加える必

要がある。この回路は一般的な

RS

フリップフロップ等で作られ,先のラッチに加えると次のようになる。

この回路において

SRFF

は,ラッチされた

rsv

メッセージが

False

になっているときはいつでもその出力

は,クリア状態になっていなければならない。ラッチされた

rsv

メッセージが

True

になっても,

SPAS

初めてアクティブになり,セットされるまで,その出力はクリア状態を保つ。一たんセットされれば,

RQS

メッセージは既に送信されており,

SRQ

はもはや

True

に保たれる必要はないことを記憶している。


92

C 1901 : 1987

附属書 G  パラレルポールシーケンス

G.1

信号波形

G.2

インタフェースファンクションのアクティブステート

(

1

) PPRn

メッセージの True の状態は,PPE メッセージによって決定された二つの相反するステート

の内の一つで示される。

(

2

)

データラインのストローブは,CPPS の間に設計者によって決められた任意の内部タイミングで
コントローラによって発生される(パラレルポールの間のステータスデータの伝達は,ハンドシ

ェーク課程を使用しない。


93

C 1901 : 1987

附属書 H  データシート上でのインタフェース 

パラメータの記述

次のガイドラインは,この規格の規定を満足する製品のドキュメント,特にデータシートの作成準備を

容易にするためのものである。

この規格の規定を満足する製品は,デバイス機能にかかわる部分の能力をもっている。そのような能力

のうち,この規格のインタフェースポートを介してアクセス可能な部分について言及しておくことは,そ

の機器を使用したシステムのユーザにとって有用であろう。

附属書 は,重要なインタフェース関連のパラメータを記述するに当たっての,設計者とユーザ両者

を対象とした,基本的なチェックリストである。したがって,リストに記載されたパラメータのすべてが,

あらゆる製品で使用されるわけではない。

記載したパラメータは,おおまかなガイドラインとなることを意図したものであり,完全なものとみな

すべきではない。

データシートに載せることのできるデータ量は,

記載スペースとそのデータシートの主要目的

(例えば,

詳細な技術的データシート,概要を記述したパンフレット,操作説明書の簡易リスト)に依存する。

H.1 

概要  この規格の規定を満足する機器のデータシートには,その機器の一般的な性能,プログラム

可能な範囲,

(インタフェースにかかわる)システムパフォーマンスなどを,ユーザが検討するだけの情報

は載せておくように推奨する。同様に,機器の取扱説明書では,システム構築が容易になるようインタフ

ェースに関する性能について,より詳細に記述することを推奨する。

記述内容は,この規格を考慮すべきである。

この規格の

第 節及び第 節は,インタフェースの能力について,機器設計者が定義すること,システ

ムユーザが熟知していることを要求している。

システムを完全に操作するには,システム内の各デバイスのもつ各機器固有な特性についての詳細な知

識が必要であり(そのような詳細な知識を得るためには,この規格に含まれる以上の情報が必要かもしれ

ない。

,したがってこの規格の規定を満足しているというだけではトータルな意味での適合性は必ずしも

得られるとは限らないことに注意すべきである。

設計者は次の推奨案に加えて,その機器固有の機能の中でプログラマブルな部分についての詳細な情報

をユーザに示すべきである。

H.2

インタフェースファンクションの能力の記述  対象となるデバイスのもつインタフェース機能の種

類は,少なくともシンボリック表現によって,データシートに記載することを推奨する。

例示した簡単な説明文は,記載スペースがあるならば,有用であろう。

ある製品がインタフェース機能のすべてを必要とするわけではない。そのような場合は,機能を示す記

号と数字の

0

によって“機能をもたない”ことを表現することができる(

例:

C0

H.2.1

ソースハンドシェークインタフェース (SH) ファンクション

SH1

全機能をもつ。

H.2.2

アクセプタハンドシェークインタフェース (AH) ファンクション

AH1

全機能をもつ。

H.2.3

トーカインタフエース (T) ファンクション


94

C 1901 : 1987

T1

基本的トーカ,シリアルポール,トークオンリーモードの機能をもつ。

T2

基本的トーカ,シリアルポールの機能をもつ。

T3

基本的トーカ,トークオンリーモードの機能をもつ。

T4

基本的トーカの機能をもつ。

T5

基本的トーカ,シリアルポール,トークオンリーモード,

MLA

によってトーカ指定解

除の機能をもつ。

T6

基本的トーカ,シリアルポール,

MLA

によってトーカ指定解除の機能をもつ。

T7

基本的トーカ,トークオンリーモード,

MLA

によってトーカ指定解除の機能をもつ。

T8

基本的トーカ,

MLA

によってトーカ指定解除の機能をもつ。

H.2.4

拡張トーカ (TE) ファンクション

TE1

基本的拡張トーカ,シリアルポール,トークオンリーモードの機能をもつ。

TE2

基本的拡張トーカ,シリアルポールの機能をもつ。

TE3

基本的拡張トーカ,トークオンリーモードの機能をもつ。

TE4

基本的拡張トーカの機能をもつ。

TE5

基本的拡張トーカ,シリアルポール,トークオンリーモード,

によりト

ーカ指定解除の機能をもつ。

TE6

基本的拡張トーカ,シリアルポール,

によってトーカ指定解除の機能を

もつ。

TE7

基本的拡張トーカ,トークオンリーモード,

によってトーカ指定解除の

機能をもつ。

TE8

基本的拡張トーカ,

によってトーカ指定解除の機能をもつ。

H.2.5

リスナインタフェース (L) ファンクション

L1

基本的リスナ,リスンオンリーモードの機能をもつ。

L2

基本的リスナの機能をもつ。

L3

基本的リスナ,リスンオンリーモード,

MTA

によってリスナ指定解除の機能をもつ。

L4

基本的リスナ,

MTA

によってリスナ指定解除の機能をもつ。

H.2.6

拡張リスナ (LE) ファンクション

LE1

基本的拡張リスナ,リスンオンリーモードの機能をもつ。

LE2

基本的拡張リスナの機能をもつ。

LE3

基本的拡張リスナ,リスンオンリーモード,

によってリスナ指定解除の機

能をもつ。

LE4

基本的拡張リスナ,

によってリスナ指定解除の機能をもつ。

H.2.7

サービスリクエストインタフェース (SR) ファンクション

SR1

全機能をもつ。

H.2.8

リモートローカルインタフェース (RL) ファンクション

RL1

全機能をもつ。

RL2

ローカルロックアウトの機能を除く。

H.2.9

パラレルポールインタフェース (PP) ファンクション

PP1

リモートメッセージによって

DIO

ラインの割り振りを行う。

PP2

ローカルメッセージによってだけ

DIO

ライン割り振りを行う。


95

C 1901 : 1987

H.2.10

デバイスクリアインタフェース (DC) ファンクション

DC1

全機能をもつ。

DC2 SDC

の機能を除く。

H.2.11

デバイストリガインタフェース (DT) ファンクション

DT1

全機能をもつ。

H.2.12

コントローラインタフェース (C) ファンクション

C1

システムコントローラの機能をもつ。

C2 IFC

送信,コントローラインチャージの機能をもつ。

C3 REN

送信の機能をもつ。

C4 SRQ

に対する応答の機能をもつ。

C5

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受け,コントロールの渡し,自分自

身へのコントロールの渡し,パラレルポール,ハンドシェークに同期してコントロール

する機能をもつ。

C6

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受け,コントロールの渡し,自分自

身へのコントロールの渡し,パラレルポールの機能をもつ。

C7

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受け,コントロールの渡し,自分自

身へのコントロールの渡し,ハンドシェークに同期してコントロールする機能をもつ。

C8

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受け,コントロールの渡し,自分自

身へのコントロールの渡しの機能をもつ。

C9

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受け,コントロールの渡し,パラレ

ルポール,ハンドシェークに同期してコントロールする機能をもつ。

C10

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受け,コントロールの渡し,パラレ

ルポールの機能をもつ。

C11

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受け,コントロールの渡し,ハンド

シェークに同期してコントロールする機能をもつ。

C12

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受け,コントロールの渡しの機能を

もつ。

C13

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受け,パラレルポールハンドシェー

クに同期してコントロールする機能をもつ。

C14

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受け,パラレルポールの機能をもつ。

C15

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受け,ハンドシェークに同期してコ

ントロールする機能をもつ。

C16

インタフェースメッセージの送信,コントロールの受けの機能をもつ。

C17

インタフェースメッセージの送信,コントロールの渡し,自分自身へのコントロールの

渡し,パラレルポール,ハンドシェークに同期してコントロールする機能をもつ。

C18

インタフェースメッセージの送信,コントロールの渡し,自分自身へのコントロールの

渡し,パラレルポールの機能をもつ。

C19

インタフェースメッセージの送信,コントロールの渡し,自分自身へのコントロールの

渡し,ハンドシェークに同期してコントロールする機能をもつ。

C20

インタフェースメッセージの送信,コントロールの渡し,自分自身へのコントロールの


96

C 1901 : 1987

渡しの機能をもつ。

C21

インタフェースメッセージの送信,コントロールの渡し,パラレルポール,ハンドシェ

ークに同期してコントロールする機能をもつ。

C22

インタフェースメッセージの送信,コントロールの渡し,パラレルポールの機能をもつ。

C23

インタフェースメッセージの送信,コントロールの渡し,ハンドシェークに同期してコ

ントロールする機能をもつ。

C24

インタフェースメッセージの送信,コントロールの渡しの機能をもつ。

C25

インタフェースメッセージの送信,パラレルポール,ハンドシェークに同期してコント

ロールする機能をもつ。

C26

インタフェースメッセージの送信,パラレルポールの機能をもつ。

C27

インタフェースメッセージの送信,ハンドシェークに同期してコントロールする機能を

もつ。

C28

インタフェースメッセージの送信の機能をもつ。

備考

 C5

C28

の中から一つと

C1

C4

までの一つ以上の組合せが可能。

H.3

代表的時間値の記述  この項で述べる時間値の記述は,システム全体の構成(トーカ,リスナ,コ

ントローラの特性)に大いに依存している。実際の時間値は,実際の測定条件,機器の特性,また計器又

はコントローラのどちらかに内蔵されているオペレーティングシステムソフトウェアにも大いに依存する

であろう。そのため,一義的に値をスペック化することは困難であり,適確ではない。

H.3.1

DAB

メッセージの転送速度

(a)

データ入力レート(リスナにアドレスされたとき)

例:

N

キロバイト/秒  関連条件(構成,データ型,機能操作)

(b) 

データ出力レート(トーカにアドレスされたとき)

例:

N

キロバイト/秒  関連条件(構成,データ型,機能操作)

H.3.2

その他の時間値

例:(a)  インタフェースハンドシェーク遅延時間(タイムアウト,ホールド)

(b)

  デバイスコマンドに対する応答時間

(c)

  インタフェースメッセージに対する応答時間

H.4 

デバイスディペンデントメッセージの記述  最も記述しなければいけない情報は,実はデバイスに

依存している。それゆえ明確な例をあげられない。次にデータシートに記述されていると役立つ情報のリ

ストを示す。

H.4.1

アドレスの能力

(a)

リスナアドレスとしての有効なコードセット

例:コード表

2

0

から

3

14

まで

(b)

トーカアドレスとしての有効なコードセット

例:コード表

4

0

から

4

15

まで

(c)

工場出荷時のプリセット値

例:

MLA

2

7

MTA

4

7

(d)

特殊アドレス機能

例:

アドレス

4

7

=生データ

アドレス

4

8

=処理後データ


97

C 1901 : 1987

H.5

ドライバ/レシーバの電気的能力

H.5.1

オープンコレクタドライバの信号ライン=

E1

DIO

ラインに適用される。

H.5.2

  3

ステートドライバの信号ライン=

E2

DIO

ラインに適用される。


98

C 1901 : 1987

附属書 J  この規格で規定するケーブルのシールド 

効果を改善するために推奨される手法

この規格では,様々な環境のもとで,許容される

EMC

特性を得たコネクタとケーブルのアセンブリを

規定している。しかしながら,アプリケーションの内容によっては,電磁ふく射の影響を更に減少させる

ことが望まれたり,必要であったりすることもある。この推奨方法は,計測システムでの電磁ふく射の影

響を減らすための一般的な手引となり,この規格の他の規定によって得られる特性を更に改善することが

できる。

ケーブルアセンブリ(接続ケーブルと結合されたコネクタ)

,及び機器のすぐ内側のコネクタとケーブル

のインタフェースは,多方面にわたり,全体の計測システムの

EMC

特性を決定付けるということが,一

般的に受け入れられている。

次に示す指針は,この規格において

EMC

特性を改善するために,この規格に規定されたコネクタを,

どのようにして機器に接続するかを記述する。それらのシールドは,基本的な二つの形式の電波障害の影

響を減らしている。

(a)

他の

RF

システムに影響を与えるケーブルとコネクタからのリーケージに対するシールド。

(b)

ケーブルとコネクタへの外部からの電波障害に対するシールド。これは結果としてこの規格で記述す

るデータ転送に影響を与える。

これらの目的は,リーケージを最小化するケーブル配線のテクニックを使用することによって達成され

る。

次に詳細を記述する。

J.1

バスケーブルとコネクタ

J.1.1

十分にシールドされたケーブルを使用する  最小限

85%

の被覆率が必要であり,更に改良するには

90%

の被覆率とする。編組とメタライズドマイラー又ははく(箔)の組合せは,ケーブルのシールドが一

層改良される。これを推奨する。

J.1.2

良好な RF 接続テクニックを使用する  装置上で,ケーブルのシールドとコネクタの間を

1

本又は

数本のコネクタピンによるグランド接続だけをあてにするのでは,不十分である。例を示すと,その代わ

りに、金属製のコネクタハウジングを通してシャーシへの十分な

RF

接続を行うことが必要になる。既に

使用しているコネクタハウジングの形状に対する適合性(機械的にまた電気的に)が得られることに注意

する。

J.1.3

金属のコネクタハウジングを使用する  コネクタハウジングは金属製にする。ハウジングはシャー

シへの接続に使用されるので,ハウジングの接触部分は電気的な接点として設計されて仕上げられる(

例:

金属製で導体であるハウジング,金属でカバーしたコネクタ又はその同等品,ケーブルシールドと金属製

のハウジング間の良好な

RF

接続等)

J.1.4

電磁ふく射のシールドは,ピギーバックコネクタの端を包む金属カバーを使うことによって,更に

改善される。しかしながら,この手段は例外的な場合にだけ使用する。コネクタのコンタクトによる,

RF

リーケージの影響度は小さい。

J.2

この規格に適合したコネクタを装置に使用する。


99

C 1901 : 1987

J.2.1

この規格によるコネクタのポートは,金属のシェルを使用し,ケーブルのコネクタハウジングに対

し,十分な

RF

接続を保障する(J.1.3 の条件にかなっている。

J.2.2

コネクタのシールドピンの間の電気的接続は,金属のハウジングとシャーシに取り付けるコネクタ

のシェル,そしてシャーシフレームに対し,可能な限り短い経路でショートされるように作られている。

目立ったシールド効果の低下は

50mm

を超えるグランド長さのときに起こる。したがって,この規格のコ

ネクタのポートとの内部接続を行うのにフラットケーブルが使われたときには,シールドはこのケーブル

を通してシャーシに接続することができない。このことはロジック信号グランドには適用しない。これら

のグランドは,信号線と同じ経路をたどって接続する。

附属書 図 J-1  RF 接続(グランド)点

備考1.  指摘箇所は,すべて金属面とする。

2.

それぞれの指摘箇所は高品質の電気的接合が推奨される。

3.

★印は最も重要な接続点であり,良好な RF 処理が是非必要とされる。


100

C 1901 : 1987

参考  用語及び略号索引

この規格を利用する人たちへの手引書として,規格内で使用している用語及び略号の索引を記載する。

この索引は,この規格内で使用されている用語(略号)の定義箇所及び使用箇所を示すことによって利

用(使用)者の理解を助け,内容の確認を容易にすることを目的としている。

この索引は,用語(略号)が解説又は定義されている節,項番号を記述し,解説又は定義のない用語(略

号)については,主に使用されている節,項番号又は関連する節,項番号を記述している。

(1)

この規格で定義されている用語及びこの規格固有の用語索引(五十音順)

−あ−

アクセプタハンドシェークインタフェースファンクション 
    (Acceptor Handshake Interface Function)

7.1

アクティブ (Active)

4.3.7.1

アクティブステート (Active State)

4.3.7.1

アテンション (Attention)

3.3.3.3

アドレス (Address)

34/38

アドレスコマンド (Address Command)

15.3.3.3

−い−

一方向性バス (Unidirectional Bus)

2.2.6.1

一次アドレス (Primary Address)

8.1.2/9.1.2

インタフェース (Interface)

2.1.2

インタフェースクリア (Interface Clear)

3.3.3.3

インタフェースシステム (Interface System)

2.1.3

インタフェースファンクション (Interface Function)

4.2.1

インタフェースメッセージ (Interface Message)

3.1.2

インターロック (Inter lock)

2.1.8

−か−

拡張トーカ (Extended Talker)

8.1.2

拡張リスナ (Extended Listener)

9.1.2

管理バス  (Interface Management Bus)

3.3.3

−き−

機器 (Apparatus)

2.  

−け−

ケーブルアセンブリ (Cable Assembly)

29.  

−こ−

高ステート (High State)

2.2.3.1

コマンド (Command)

4.3.6.3

コントローラ (Controller)

3.2

コントローラインチャージ (Controller-in-charge)

15.1.3

コントローラインタフェースファンクション

    (Controller Interface Function)

15.1


101

C 1901 : 1987

−さ−

サービスリクエスト (Service Request)

3.3.3.3

サービスリクエストインタフェースファンクション 
    (Service Request Interface Function)

10.1

−し−

システム (System)

2.1.1

システムコントローラ (System controller)

15.1.4/37.1.3

受信準備完了 (Ready for Data)

3.3.3.2/7.1

受信完了 (Date Accepted)

3.3.3.2/7.1

シリアルポール (Serial Poll)

8.3.5/8.3.6

信号パラメータ (Signal Parameter)

2.2.2

信号ライン (Signal Line)

2.2.4

信号レベル (Signal Level)

2.2.3

−す−

ステータスバイト (Status Byte)

8.3.4.1

ステート (State)

5.1.1

ステートリンケージ (State Linkage)

4.3.4

3

ワイヤハンドシェーク  (3 Wire Handshake)

3.3.3.2

−そ−

双方向性バス (Bidirectional Bus)

2.2.6.2/21.5

ソースハンドシェークインタフェースファンクション 
    (Source Handshake Interface Function)

6.1

−た−

ターミナルユニット (Terminal Unlt)

2.1.10

−て−

低ステート (Low State)

2.2.3.2

データバイト (Data Byte)

3.3.3

データバス (Data Bus)

3.3.3

データ有効 (Data Valid)

3.3.3.2

デバイス (Device)

2. /3.2.1

デバイスクリアインタフェースファンクション 
    (Device Clear Interface Function)

13.1

デバイストリガインタフェースファンクション

    (Device Trigger Interface Function)

14.1

デバイスファンクション (Device Function)

4.1

デバイスメッセージ (Device Message)

3.1.2

適合性  (Compatibility)

2.1.7

転送制御バス  (Data Byte Transfer Control Bus)

3.3.3

−と−

トーカ (Talker)

3.2

トーカインタフェースファンクション 
    (Talker Interface Function)

8.1

トーカアドレス (Talker Address)

38.1

トークオンリー (Talk Only)

8.3.1.3/8.5.3

当番コントローラ (Controller-incharge)

15.1.3


102

C 1901 : 1987

True

4.3.7.1

−に−

2

次アドレス (Secondary Address)

8.3.2.1/9.3.2.1

2

次コマンド (Secondary Command)

15.3.3.2

−は−

バイト (Byte)

2.2.5

バイト直列 (Byte Serial)

2.2.7

バス (Bus)

2.2.6

パッシブ (Passive)

4.3.7.1

パラレルポールインタフェースファンクション

    (Parallel Poll Interface Function)

12.1

ハンドシェーク (Handshake)

3.3.3.2

ハンドシェークサイクル (Handshake Cycle)

2.1.8

ハンドシェークシーケンス (Handshake Sequence)

附属書 B

−ひ−

ビジー (Busy)

32.1.1

ビジーサイクル (Busy Cycle)

32.1.1

ビジーファンクション (Busy Function)

32.1

ビット並列 (Bit Parallel)

2.2.8

非同期転送 (Asynchronous Communication)

1.2

−ふ−

プログラマブル (Programable)

2.1.4

False

4.3.7.1

−ま−

マルチライン (Multiline)

16.2.3

マルチラインメッセージ (Multiline Message)

4.3.6

−め−

メッセージ (Message)

4.3.1

メッセージコーディング (Message Coding)

4.3.5

メッセージバイト (Message Byte)

4.3.5.3

−り−

リスナ (Listener)

3.2

リスナインタフェースファンクション  (Listener Interface Function)

9.1

リスナアドレス (Listener Address)

38.2

リスンオンリー (Listen Only)

9.3.1.3/9.5.3

リモートイネーブル (Remote Enable)

3.3.3.3

リモート制御 (Remote Control)

2.1.5

リモートメッセージ (Remote Message)

4.3.3/16.  

リモートローカルインタフェースファンクション

    (Remote Local Interface Function)

11.1

−ろ−

ローカル制御 (Local Control)

2.1.6

ローカルプログラミングソース  (Local Programing Source)

11.5.5


103

C 1901 : 1987

ローカルメッセージ (Local Message)

4.3.2

−ゆ−

ユニバーサルコマンド (Universal Command)

15.3.3.1

ユニラインメッセージ (Uniline Message)

16.2.2

(2)

この規格固有の略号索引(アルファベット順)

−A−

ACDS (Accept Date State)

7.3.4

ACG (Addressed Command Group)

16.5

ACRS (Acceptor Ready State)

7.3.3

AH (Acceptor Handshake Interface Function)

7.1

AIDS (Acceptor Idle State)

7.3.1

ANRS (Acceptor Not Ready State)

7.3.2

APRS (Affirmative Poll Response State)

10.3.3

ATN (Attention)

3.3.3.3

AWNS (Acceptor Wait For New Cycle State)

7.3.5

−C−

C (Controller Interface Function)

15.1

CACS (Controller Active State)

15.3.3

CADS (Controller Addressed State)

15.3.2

CAWS (Controller Active Wait State)

15.3.8

CIDS (Controller Idle State)

15.3.1

CPWS (Controller Parallel Poll Wait State)

15.3.4

CSBS (Controller Standby State)

15.3.6

CSHS (Controller Standby Hold State)

15.3.20

CSNS (Controller Service Not Requested State)

15.3.11

CPPS (Controller Parallel Poll State)

15.3.5

CSRS (Controller Service Requested State)

15.3.10

CSWS (Controller Synchronous Wait State)

15.3.7

CTRS (Controller Transfer State)

15.3.9

−D−

DAB (Data Byte)

8.3.3/9.3.3

DAC (Data Accepted)

6.1/7.1

DAV (Data Valid)

3.3.3.2

DC (Device Clear Interface Function)

13.1

DCAS (Device Clear Active State)

13.3.2

DCIS (Device Clear Idle State)

13.3.1

DCL (Device Clear)

13.3.1

DIO (Data Input Output)

3.3.3.1

DT (Device Trigger Interface Function)

14.1

DTAS (Device Trigger Active State)

14.3.2

DTIS (Device Trigger Idle State)

14.3.1

−E−

END (End)

8.3.3/9.3.3.1/16.5

EOI (End or Identify)

3.3.3.3/16.5/40.1

EOS (End of String)

8.3.3/9.3.3.1/16.5/40.1


104

C 1901 : 1987

−G−

GET (Group Execute Trigger)

14.3.1.3/16.5

GTL (Go To Local)

11.3.3.3/11.3.4.3/16.5

gts (go to standby)

15.3.3.3

−I−

IDY (Identify)

12.3.2.3/12.3.3.3/15.3.5.2

IFC (Interface Clear)

3.3.3.3/16.5/40.6

ist (individual status)

12.3.3.2

−L−

L (Listener Interface Function)

9.1

LACS (Listner Active State)

9.3.3

LAD (Listener Address)

40.1

LADS (Listener Addressed State)

9.3.2

LAG (Listener Address Group)

16.5

LE (Extend Listener Function)

9.1.2

LIDS (Listener Idle State)

9.3.1

LLO (Local Lockout)

11.3.1.3

LOCS (Local State)

11.3.1

lon (listen only)

9.3.1.3

LPAS ( Listener Primary Addressed State)

9.3.5

lpe (local poll enable)

12.3.1.3

LPIS (Listener Primary Idle State)

9.3.4

ltn (listen)

9.3.1.3

LWLS (Local With Lockout State)

11.3.2

lun (local unlisten)

9.3.2.3

−M−

MLA (My Listener Address)

9.3.1.3

MSA (My Secondary Address)

8.3.1.4/9.3.1.4

MTA (My Talker Address)

8.3.1.3

−N−

nba (new byte available)

6.3.2.3

NDAC (Not Date Accepted)

3.3.3.2/6.7

NPRS (Negative Poll Responce State)

10.3.1

NRFD (Not Ready For Data)

3.3.3.2

NUL (Null Byte)

16.5

−O−

OSA (Other Secondary Address)

8.2.2/8.3.2.4

OTA (Other Talker Address)

8.2.1/8.3.2.4

−P−

PACS (Parallel Poll Addressed to Configure State)

12.3.5

PCG (Primary Command Group)

16.5

pon (power on)

5.1.7

PP (Parallel Poll Interface Function)

12.1

PPAS (Parallel Poll Active State)

12.3.3

PPC (Parallel Poll Configure)

12.3.4.3


105

C 1901 : 1987

PPD (Parallel Poll Disable)

12.3.2.3

PPE (Parallel Poll Enable)

12.3.1.3

PPIS (Parallel Poll Idle State)

12.3.1

PPR (Parallel Poll Response)

12.3.3.2

PPSS (Parallel Poll Standby State)

12.3.2

PPU (Parallel Poll Unconfigure)

12.3.2.3

PUCS (Parallel Poll Unaddressed to Configure State)

12.3.4

−R−

rdy (ready for next message)

7.3.2.3

REMS (Remote State)

11.3.3

REN (Remote Enable)

3.3.3.3

RFD (Ready For Data)

7.3.3.2

RL (Remote Local Interface Function)

11.1

rpp (request parallel poll)

15.3.3.3

RQS (Request Service)

10.5.1.2

rsc (request system control)

15.3.12.3

rsc (request service)

10.3.1.3

rtl (return to local)

10.3.3.3

RWLS (Remote With Lockout State)

11.3.4

−S−

SACS (System Control Active State)

15.3.13

SCG (Secondary Command Group)

16.6.1

SDC (Selected Device Clear)

13.3.2.3

SDYS (Source Delay State)

6.3.3

SGNS (Source Generate State)

6.3.2

SH (Source Handshake Interface Function)

6.1

SIAS (System Control Interface Clear Active State)

15.3.16

sic (send interface clear)

15.3.1.3

SIDS (Source Idle State)

6.3.1

SIIS (System Control Interface Clear Idle State)

15.3.14

SINS (System Control Interface Clear Not Active State)

15.3.15

SIWS (Source Idle Wait State)

6.3.6

SNAS (System Control Not Active State)

15.3.12

SPAS (Serial Poll Active State)

8.3.4

SPD (Serial Poll Disable)

8.3.6.3

SPE (Serial Poll Enable)

8.3.5.3

SPIS (Serial Poll Idle State)

8.3.5

SPMS (Serial Poll Mode State)

8.3.6

SR (Service Request Interface Function)

10.1

SRAS (System Control Remote Enable Active State)

15.3.19

sre (send remote enable)

15.3.17.3

SRIS (System Control Remote Enable Idle State)

15.3.17

SRNS (System Control Remote Enable Not Active State)

15.3.18

SRQ (Service Request)

3.3.3.3

SRQS (Service Request State)

10.3.2

STB (Status Byte)

8.3.4.1/16.6.1

STRS (Source Transfer State)

6.3.4

SWNS (Source Wait For New Cycle State)

6.3.5


106

C 1901 : 1987

−T−

T (Talker Interface Function)

8.1

TACS (Talker Active State)

8.3.3

TAD (Talker Address)

40.1

TADS (Talker Addressed State)

8.3.2

TAG (Talker Address Group)

16.5

tca (take control asynchronously)

15.3.6.3

tcs (take control synchronously)

7.3.2.3/15.3.6.3

TCT (Take Control)

15.3.9.1

TE (Exteded Talker Function)

8.1.2

TIDS (Talker Idle State)

8.3.1

ton (talk only)

8.3.1.3

TPAS (Talker Primary Addressed State)

8.3.8

TPTS (Talker Primary Idle State)

8.3.7

−U−

UCG (Universal Command Group)

16.5

UNL (Unlisten)

9.3.2.3

UNT (Untalk)

38.1.1

計測器用インタフェースシステム

JIS

原案作成委員会

構成表

氏名

所属

(委員長)

大  森  俊  一

東京理科大学

工学部

兵  頭      洋

通商産業省機械情報産業局

太  田  健一郎

工業技術院標準部

横  島  一  郎

工業技術院電子技術総合研究所

電波電子部

山  崎  修  快

日本電気計器検定所

標準研究部

藤  沢  和  也

財団法人機械電子検査検定協会

計量・標準事業部

猪  野  欽  也

東京都立工業技術センター計測制御部

藤  本  正  弘

社団法人

日本電気計測器工業会

加  藤  治  朗

株式会社アドバンテストソフトウェア開発部

澤  谷      基

安藤電気株式会社

計測機器事業部第

2

技術部

戸  田  博  道

アンリツ株式会社

計測機器事業部第

1

技術部

酒  井      聡

岩崎通信機株式会社

産業計測事業部計測技術部

有  井  敏  彦

菊水電子工業株式会社

計測事業部

山  古  勇  玄

日本無線株式会社

技術第

5

百  瀬  英  穂

松下通信工業株式会社

電子計測事業部技術部

門  脇      淳

横河・ヒューレット・パッカード株式会社

開発生産本部技術

1

豊  則  有  擴

横河北辰電機株式会社

測定機器技術部

菅  原  淳  夫

財団法人日本規格協会

(事務局)

高  田  範  雄

社団法人日本電子機械工業会