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C 1302:2018  

(1) 

目 次 

ページ 

序文  1 

1 適用範囲 1 

2 引用規格 1 

3 用語及び定義  2 

3.1 性能に関する項目  2 

3.2 安全及び構造に関する項目  3 

4 絶縁抵抗計の種別  4 

5 定格測定電圧及び有効最大表示値の推奨値  4 

6 要求事項 6 

6.1 定格動作条件  6 

6.2 許容差及び偏位の許容範囲  6 

6.3 開放回路電圧  7 

6.4 定格電流  7 

6.5 短絡電流  7 

6.6 出力電圧  7 

6.7 直流電圧重畳時の影響  7 

6.8 環境の影響  7 

6.9 瞬時最大電圧  8 

6.10 電池チェック機能  8 

6.11 測定可能回数  8 

6.12 安全性  8 

6.13 測定端子  8 

6.14 振動に対する耐性  9 

6.15 過電圧保護  9 

6.16 種別の識別機能  9 

6.17 付加機能  9 

7 表示及び操作説明書  9 

7.1 製品に対する表示  9 

7.2 操作説明書  10 

8 試験 10 

8.1 試験条件及び標準状態  10 

8.2 許容差,固有不確かさ及び偏位の許容範囲  10 

8.3 開放回路電圧  11 

8.4 定格電流  11 

8.5 短絡電流  11 


 

C 1302:2018 目次 

(2) 

ページ 

8.6 出力電圧  12 

8.7 直流電圧重畳時の影響  12 

8.8 環境の影響  12 

8.9 瞬時最大電圧  13 

8.10 電池チェック機能  13 

8.11 測定可能回数  13 

8.12 安全性  13 

8.13 測定端子  13 

8.14 振動に対する耐性  13 

8.15 過電圧保護  13 

8.16 種別の識別機能  14 

8.17 付加機能  14 

8.18 表示及び操作説明書  14 

8.19 試験結果の記録  14 

9 検査 14 

9.1 形式検査  14 

9.2 受渡検査  14 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表  15 

 

 


 

C 1302:2018  

(3) 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本

電気計測器工業会(JEMIMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工

業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工

業規格である。 

これによって,JIS C 1302:2014は改正され,この規格に置き換えられた。 

なお,平成31年2月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ

ーク表示認証において,JIS C 1302:2014によることができる。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

 


 

 

日本工業規格          JIS 

 

C 1302:2018 

 

絶縁抵抗計 

Insulation resistance testers 

 

序文 

この規格は,2007年に第2版として発行されたIEC 61557-1及びIEC 61557-2を基とし,技術的内容を

変更して作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

 

適用範囲 

この規格は,電池を内蔵する定格測定電圧1 000 V以下で,測定対象として次のa)〜e)に用いる絶縁抵

抗計であって可搬なものについて規定する。 

a) 低電圧配電路の絶縁測定 交流1 000 V及び直流1 500 V以下の配電系統で,電源が切断されている電

路及び機器の絶縁測定 

b) 機器,器具,部品などの絶縁測定 

注記 発電状態にない太陽電池アレイは,器具又は部品に該当する。 

c) 高電圧設備の絶縁測定 

d) 発電状態にある太陽電池アレイのP-N端子間を短絡する方法での絶縁測定 

e) 発電状態にある太陽電池アレイのP-N端子間を短絡しない方法での絶縁測定 

 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

IEC 61557-1:2007,Electrical safety in low voltage distribution systems up to 1 000 V a.c. and 1 500 V 

d.c.−Equipment for testing, measuring or monitoring of protective measures−Part 1: General 

requirements 

IEC 61557-2:2007,Electrical safety in low voltage distribution systems up to 1 000 V a.c. and 1 500 V 

d.c.−Equipment for testing, measuring or monitoring of protective measures−Part 2: Insulation 

resistance(全体評価:MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。 

JIS C 0920:2003 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード) 


C 1302:2018  

 

注記 対応国際規格:IEC 60529:2001,Degrees of protection provided by enclosures (IP Code)(IDT) 

JIS C 1010-1:2014 測定用,制御用及び試験室用電気機器の安全性−第1部:一般要求事項 

注記 対応国際規格:IEC 61010-1:2010,Safety requirements for electrical equipment for measurement, 

control, and laboratory use−Part 1: General requirements(MOD) 

JIS C 1010-2-30:2014 測定用,制御用及び試験室用電気機器の安全性−第2-30部:試験及び測定回路

に対する個別要求事項 

注記 対応国際規格:IEC 61010-2-030:2010,Safety requirements for electrical equipment for measure- 

ment, control, and laboratory use−Part 2-030: Particular requirements for testing and measuring 

circuits(MOD) 

JIS C 1102-1:2011 直動式指示電気計器−第1部:定義及び共通する要求事項 

JIS C 60068-2-6:2010 環境試験方法−電気・電子−第2-6部:正弦波振動試験方法(試験記号:Fc) 

 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 

3.1 

性能に関する項目 

3.1.1 

出力電圧(output voltage) 

測定端子間に発生する電圧。 

3.1.2 

定格測定電圧(rated output voltage) 

絶縁抵抗計の出力電圧に対する定格電圧表示で,供給を意図している電圧。 

3.1.3 

開放回路電圧(open-circuit voltage) 

測定端子を開放したときの出力電圧。 

3.1.4 

定格電流(rated current) 

絶縁抵抗計がその定格測定電圧を供給することができる電流。 

3.1.5 

短絡電流(short-circuit current) 

測定端子を短絡したときに測定端子間を流れる電流。 

3.1.6 

第1有効測定範囲及び第2有効測定範囲 

絶縁抵抗計が計測できる範囲のうち,この規格の許容差を保証する製造業者が定めた範囲。第1有効測

定範囲は,±5 %の許容差を超えない範囲。第2有効測定範囲は,±10 %の許容差を超えない範囲。 

3.1.7 

有効最大表示値(effective maximum indicated value) 

絶縁抵抗計の許容差を保証する範囲内における最大の表示値。 

3.1.8 

中央表示値(effective medium value) 

第1有効範囲の中央付近の製造業者が定めた抵抗表示値(図1参照)。 


C 1302:2018  

 

3.1.9 

許容差(limit deviation tolerance) 

標準状態における絶縁抵抗計の表示値の許容できる範囲。 

3.1.10 

固有不確かさ(intrinsic uncertainty) 

標準状態における絶縁抵抗計の性能特性の不確かさ。 

3.1.11 

動作不確かさ(operating instrumental uncertainty) 

固有不確かさ,及び定格動作条件内の各影響量によって生じた変動を包括した絶縁抵抗計の性能特性の

不確かさ。 

3.1.12 

影響量(influence quantity) 

絶縁抵抗計の表示値に変動を与える定格動作条件の変化量。 

3.1.13 

影響量による変動[variation(due to an influence quantity)] 

標準状態から定格動作条件内で一つの影響量だけを変化させたときの表示値の差。 

3.1.14 

目盛の長さ(scale length) 

両端の目盛線の間をわたり,最も短い目盛線の中心を通る線(曲線又は直線)の長さ。二つ以上の目盛

をもつ絶縁抵抗計は,最も長い目盛の長さ。JIS C 1102-1の2.4.1参照。 

3.1.15 

電池有効範囲(available effective battery voltage) 

内蔵する電池が絶縁抵抗計の性能を満足させる電池電圧の範囲。 

3.1.16 

太陽電池アレイ(photovoltaic array) 

太陽電池架台及び/又は基礎,その他の工作物をもち,太陽電池モジュール又は太陽電池パネルを機械

的に一体化し,結線した集合体。太陽光発電システムの一部を形成する。JIS C 8960参照。 

3.2 

安全及び構造に関する項目 

3.2.1 

測定カテゴリ(measurement category) 

測定回路を接続することを意図した主電源回路の種類による測定回路の分類。JIS C 1010-2-30の3.5.101

参照。 

3.2.2 

二重絶縁(double insulation) 

基礎絶縁及び補強絶縁の両者から構成する絶縁。JIS C 1010-1の3.6.3参照。 

3.2.3 

強化絶縁(reinforced insulation) 

感電に対して,二重絶縁によって与えられる以上の保護を与える絶縁。 


C 1302:2018  

 

3.2.4 

汚染度(pollution degree) 

周囲環境で存在し得る汚染レベルを示す数値。JIS C 1010-1の3.6.6参照。 

3.2.5 

IPコード(IP code) 

外郭による,危険な箇所への接近,外来固形物の侵入,及び水の浸入に対する保護等級。JIS C 0920の

3.4参照。 

 

絶縁抵抗計の種別 

4.1 

絶縁抵抗計(Insulation resistance testers) 

測定対象として箇条1のa)〜e)に用いる携帯用絶縁抵抗計。 

注記 発電状態にある太陽電池アレイは,P-N端子間を短絡する方法でなければ正しく測定ができな

い場合がある。 

4.2 

PV絶縁抵抗計(PV Insulation resistance testers) 

絶縁抵抗計のうち,箇条1 e)だけに用いるもの。 

なお,絶縁抵抗計に適用される項目は,基本的にPV絶縁抵抗計に適用する。 

 

定格測定電圧及び有効最大表示値の推奨値 

定格測定電圧は,直流電圧で,25 V,50 V,100 V,125 V,250 V,500 V,又は1 000 Vのいずれかとす

る。 

有効最大表示値は,1 MΩ,2 MΩ,5 MΩ,10 MΩ,20 MΩ,50 MΩ,100 MΩ,200 MΩ,500 MΩ,1 000 

MΩ,2 000 MΩ,3 000 MΩ,及び4 000 MΩを推奨値とする。 

 

注記 指針形においては,有効最大表示値の1/1 000から1/2に近い1,2,5又はそれらの10の整数

乗倍の抵抗値までを第1有効測定範囲,その値を超え,有効最大表示値及びゼロに近い表示値

までを第2有効測定範囲とするなど目盛例の図を参考にする(図1参照)。 

 


C 1302:2018  

 

 

 

定格測定電圧 

25 V 

25 V 

 

50 V 

50 V 

有効最大表示値 

5 MΩ 

10 MΩ 

 

5 MΩ 

10 MΩ 

 

 

定格測定電圧 

100/125 V 

100/125 V 

 

250 V 

250 V 

有効最大表示値 

10 MΩ 

20 MΩ 

 

20 MΩ 

50 MΩ 

 

注記 

 
 

◎ 

中央表示値は,第1有効測定範囲のほぼ中央にある1,2,5又はそれらの10の整数乗倍の抵抗表示値とする。 

図1−定格測定電圧に対する有効最大表示値の例 

 

は,第1有効測定範囲(矢印の両端の目盛線を含む。)を表す。 

は,第2有効測定範囲を表す。 

は,中央表示値を表す。 


C 1302:2018  

 

 

定格測定電圧 

500 V 

500 V 

500 V 

1 000 V 

1 000 V 

有効最大表示値 

50 MΩ 

100 MΩ 

1 000 MΩ 

200 MΩ 

2 000 MΩ 

 

注記 

 
 

◎ 

中央表示値は,第1有効測定範囲のほぼ中央にある1,2,5又はそれらの10の整数乗倍の抵抗表示値とする。 

図1−定格測定電圧に対する有効最大表示値の例(続き) 

 

要求事項 

6.1 

定格動作条件 

絶縁抵抗計の定格動作条件は,次のa)〜c)の範囲を含まなければならない。 

a) 周囲温度:0 ℃〜40 ℃ 

b) 姿勢 

:標準姿勢±90° 

なお,指針形において,JIS C 1102-1のD-2“目盛板を水平に使用する計器”の記号を表示する場合

は水平±30°。 

c) 電池電圧:電池有効範囲 

6.2 

許容差及び偏位の許容範囲 

6.2.1 

第1有効測定範囲の許容差 

第1有効測定範囲の許容差は,8.2.1の方法によって試験したとき,表示値の±5 %を超えてはならない。 

6.2.2 

第2有効測定範囲の許容差 

第2有効測定範囲の許容差は,8.2.2の方法によって試験したとき,表示値の±10 %を超えてはならない。 

6.2.3 

偏位の許容範囲 

指針形において,無限大表示及びゼロ表示からの偏位は,8.2.3の方法によって試験したとき,目盛の長

さの0.7 %を超えてはならない。 

ディジタル形において,ゼロ表示からの偏位は,8.2.3の方法によって試験したとき,6ディジットを超

えてはならない。 

は,第1有効測定範囲(矢印の両端の目盛線を含む。)を表す。 

は,第2有効測定範囲を表す。 

は,中央表示値を表す。 


C 1302:2018  

 

6.3 

開放回路電圧 

開放回路電圧は,8.3の方法によって試験したとき,定格測定電圧の1.25倍を超えてはならない。 

6.4 

定格電流 

定格電流は,8.4の方法によって試験したとき,1 mA以上でなければならない。 

ただし,PV絶縁抵抗計においては,定格電流が1 mA未満でもよい。PV絶縁抵抗計の定格電流は,製

造業者が定めなければならない。 

6.5 

短絡電流 

短絡電流のピーク値は,8.5の方法によって試験したとき,15 mAを超えてはならない。 

含まれている交流成分のピーク値は,8.5の方法によって試験したとき,1.5 mAを超えてはならない。 

6.6 

出力電圧 

絶縁抵抗計の出力電圧は,直流電圧でなければならない。8.6の方法によって試験したときの表示値の変

化は,±10 %を超えてはならない。 

6.7 

直流電圧重畳時の影響 

PV絶縁抵抗計は,直流電圧を重畳した場合に,8.7の方法によって試験したときの表示値の変化は,±

10 %を超えてはならない。 

6.8 

環境の影響 

6.8.1 

動作不確かさ 

絶縁抵抗計の動作不確かさは,次の式(1)によって求め,±30 %を超えてはならない。 

固有不確かさ及び各影響量による変動は,第1有効測定範囲において,8.2.1及び8.8.1〜8.8.3の試験の

結果から求めた最も大きな値を用いる。 

2

3

2

2

2

1

15

.1

E

E

E

A

B

  (1) 

ここに, 

A: 固有不確かさ(%) 

 

B: 動作不確かさ(%) 

 

En: 各影響量による変動(%) 

 

 n=1〜3(6.8.2.2〜6.8.2.4による。) 

6.8.2 

影響量による変動 

6.8.2.1 

影響量による変動の算出 

8.1に規定する標準状態から6.1に規定する定格動作条件の限度において,一つの影響量だけを変化させ

たときの影響量による変動Enは,次の式(2)によって求める。 

100

f

x

r

n

A

E

E

E

(%)  (2) 

ここに, 

Er: 標準状態における試験点での標準抵抗器の抵抗値と表示値と

の差 

 

Ex: 定格動作条件の限度に影響量を変化させたときの標準抵抗器

の抵抗値と表示値との差 

 

Af: 試験点の抵抗値 

6.8.2.2 

姿勢の影響量による変動(E1) 

姿勢の影響量による変動は,8.8.1の方法による試験の結果から式(2)によって求める。 

指針形においては,無限大表示における偏位は,8.8.1の方法によって試験したとき,目盛の長さの2 %

を超えてはならない。 


C 1302:2018  

 

6.8.2.3 

供給電圧の影響量による変動(E2) 

供給電圧の影響量による変動は,8.8.2の方法による試験の結果から式(2)によって求める。 

8.8.2の方法によって試験したとき,6.2.1に規定する許容範囲を超えてはならない。 

6.8.2.4 

温度の影響量による変動(E3) 

温度の影響量による変動は,8.8.3の方法による試験の結果から式(2)によって求める。 

標準状態のときの表示値及び表示に対する変化は,8.8.3の方法によって試験したとき,6.2.1及び6.2.3

に規定する許容範囲を超えてはならない。 

6.8.3 

湿度の影響 

湿度は8.8.4の方法によって試験したとき,6.2.1及び6.2.2に規定する許容範囲を超えてはならない。 

6.9 

瞬時最大電圧 

瞬時に発生する過渡的な電圧は,8.9の方法によって試験したとき,定格測定電圧の1.5倍を超えてはな

らない。 

6.10 電池チェック機能 

絶縁抵抗計は,電池の有効又は無効の範囲を確認できる表示機能をもたなければならない。 

電池電圧を常時監視しない絶縁抵抗計は,電池チェック時に電池の負荷を定格電力の50 %以上にしなけ

ればならない。試験は,8.10の方法によって行う。 

6.11 測定可能回数 

8.11の方法によって試験を行い,測定可能回数を求めなければならない。 

6.12 安全性 

安全性に関する一般的な構造上の要求事項は,JIS C 1010-1及びJIS C 1010-2-30を満たさなければなら

ない。また,絶縁抵抗計の構造は,a)〜c)を満たさなければならない。 

a) 感電に対する保護 :二重絶縁又は強化絶縁 

b) 汚染度 

:汚染度2以上 

c) 測定カテゴリ 

:測定カテゴリII以上 

6.13 測定端子 

6.13.1 測定端子の構造 

絶縁抵抗計には,測定端子として,線路端子及び接地端子を設けなければならない。また,測定端子は,

テストリードを確実に接続できる構造でなければならない。 

注記 必要に応じてガード端子を設けることができる。 

6.13.2 測定端子の極性 

測定端子の極性は,線路端子が出力電圧の“−”極,接地端子が出力電圧の“+”極でなければならな

い。 

6.13.3 測定端子の表示 

測定端子及びガード端子には,表1の表示を付けなければならない。 

 

表1−測定端子の表示 

線路端子 

ライン,LINE a)又は−のいずれか 

接地端子 

アース,EARTH a)又は+のいずれか 

ガード端子 

ガード又はGUARD a) 

注a) 小文字でもよい。 

 


C 1302:2018  

 

6.14 振動に対する耐性 

振動に対する耐性は,8.14の方法によって試験したとき,構造的に損傷がなく,また,その試験後に6.2.1

に規定する許容範囲を超えてはならない。 

6.15 過電圧保護 

6.15.1 交流に対する過電圧保護 

6.15.1.1 交流に対する過電圧保護一般 

8.15.1の方法によって試験した場合,使用者が危険にさらされてはならない。8.15.1の試験後,損傷があ

る場合は,損傷があることを使用者が分かるようにし,指示及び表示値が危険な解釈を導くことがないよ

うにしなければならない。 

6.15.1.2 電圧低減措置の適用 

絶縁抵抗計に次のような表示が一つでもある場合,過電圧を表示した電圧に下げることができる。 

a) 文章を表示する場合の例 

xxx Vを超える配電系統では,使用してはならない。 

b) 記号を表示する場合の例(図2を参照) 

 

記号及び外枠には,背景色に対して対照的な色を使用しなければならない。 

図2−過電圧を交流660 Vに低減する場合の表示例 

 

表示する電圧は,絶縁抵抗計を用いる配電系統の線間電圧の1.1倍以上の電圧でなければならない。 

8.15.1の試験後,構造的に損傷がなく,また,6.2.1に規定する許容範囲を超えてはならない。 

6.15.2 直流に対する過電圧保護 

8.15.2の方法によって試験した場合,使用者が危険にさらされてはならない。8.15.2の試験後,保護デバ

イスの動作及び構造的な損傷がなく,また,6.2.1に規定する許容範囲を超えてはならない。 

6.16 種別の識別機能 

PV絶縁抵抗計は,PV絶縁抵抗計であることを識別できなければならない。種別の切替えが可能な場合,

有効となっている種別が識別できなければならない。試験は,8.16の方法によって行う。 

6.17 付加機能 

絶縁抵抗計には,電圧,電流,抵抗などの測定機能,通信機能などを設けることができる。 

 

表示及び操作説明書 

7.1 

製品に対する表示 

製品には,次のa)〜n)の表示を備えていなければならない。また,それらは,8.18の方法によって試験

したとき,明瞭で読みやすく消えないものでなければならない。 

a) 名称(“絶縁抵抗計”,“PV絶縁抵抗計”など) 

b) 形名 

c) 測定する量の単位 

> 660 V 


10 

C 1302:2018  

 

d) 定格測定電圧 

e) 定格電流 

f) 

測定範囲 

g) 6.8.1を満たす測定範囲 

h) ヒューズを使用する場合は,溶断特性及び定格電流 

i) 

電池の種類,極性及び個数 

j) 

製造業者名又は登録商標 

k) 製造番号 

l) 

製造年 

m) “

”の記号(JIS C 1010-1による附属文書参照記号) 

n) その他JIS C 1010-1で要求している事項 

注記1 製品に対する表示は,英語を用いてよい。 

注記2 f)は,有効最大表示値を用いてよい。 

注記3 g)は,第1有効測定範囲を意味する。 

7.2 

操作説明書 

操作説明書には,次のa)〜l)を記載しなければならない。 

a) 測定結線図 

b) 測定方法の説明 

c) 電源を切断した状態の測定対象を測定する旨の警告 

d) 測定原理の概要 

e) 動作不確かさ,固有不確かさ及びE1〜E3の変動に対する説明 

f) 

定格測定電圧,有効最大表示値などの仕様 

g) 電池の種類及び個数 

h) 充電式電池の場合は充電電流,充電電圧及び充電時間 

i) 

測定可能回数 

j) 

JIS C 0920によるIPコード 

k) その他,JIS C 1010-1で要求している事項 

l) 

その他,必要な特記事項 

 

試験 

8.1 

試験条件及び標準状態 

試験は,特に規定していない限り,次の標準状態の下で実施する。 

a) 周囲温度: 23 ℃±5 ℃ 

b) 相対湿度: 75 %以下 

c) 姿勢  : 標準姿勢±5° 

d) 電池電圧: 電池有効範囲 

8.2 

許容差,固有不確かさ及び偏位の許容範囲 

8.2.1 

第1有効測定範囲の許容差及び固有不確かさ 

測定端子に標準抵抗器を接続して試験する。試験点は,第1有効測定範囲の最大表示値,最小表示値及

び中央表示値の3点とする。 


11 

C 1302:2018  

 

8.2.2 

第2有効測定範囲の許容差 

測定端子に標準抵抗器を接続して試験する。試験点は,第2有効測定範囲の最大表示値及び最小表示値

の2点とする。 

8.2.3 

偏位の許容範囲 

測定端子を開放及び短絡して試験する。指針形における試験点は,無限大表示及びゼロ表示の2点,デ

ィジタル形における試験点は,ゼロ表示の1点とする。 

8.3 

開放回路電圧 

図3のように結線し,S1を閉じS2を開放し,可変抵抗器Rを調整して検出器Gでゼロ点を検出したと

きの電圧を直流電圧計VSで測定する。 

注記 受渡検査においては,上記の方法で試験したときの結果に対して,相関が確認された代替手段

(例えば,“高インピーダンス電圧計による測定”)によって試験してよい。 

8.4 

定格電流 

図3のように結線し,S2を閉じS1及びS3を開放し,定格測定電圧を維持できる下限測定抵抗値に相当

する標準抵抗器RSを接続したときの電流を直流電流計ASで測定して試験する。ただし,PV絶縁抵抗計は,

製造業者が定めた定格測定電圧を維持できる下限測定抵抗値に相当する標準抵抗器RSを接続したときの

電流を,直流電流計ASで測定して試験する。 

注記 受渡検査においては,RSと並列に高インピーダンス電圧計を接続し,RSの抵抗値及び高インピ

ーダンス電圧計の測定値から定格電流を算出する方法を用いてよい。 

8.5 

短絡電流 

図3のように結線し,S2及びS3を閉じS1を開放したときの電流を,直流電流計ASで測定して試験する。 

交流成分は,S2を閉じS1及びS3を開放し,RSに1 kΩ±1 %の標準抵抗器を接続して,RS両端の電圧を

オシロスコープなどで測定して試験する。 

注記 受渡検査においては,交流成分は試験しなくてよい。 

 

 

 

VS 

:直流電圧計(0.5級) 

AS 

:直流電流計(0.5級) 

:検出器(ゼロ点検出用) 

:保護用抵抗器(500 kΩ) 

RS 

:標準抵抗器 

:可変抵抗器 

:電池又は直流電圧源 

S1,S2,S3 :スイッチ 

 

 

図3−開放回路電圧,定格電流及び短絡電流の試験回路(例) 

絶縁抵抗計 

AS 

VS 

接地端子 

線路端子 

RS

S3 

S2 

S1 


12 

C 1302:2018  

 

8.6 

出力電圧 

定格測定電圧及び定格電流から算出した値の抵抗器を測定端子間に接続し,抵抗器と並列に2 μF±10 %

のコンデンサを接続して試験する。ただし,指針形において,算出した抵抗値に対応する目盛線が存在し

ない場合は,算出した抵抗値に最も近い目盛の抵抗値で試験する。 

8.7 

直流電圧重畳時の影響 

図4のように結線し,電池又は直流電圧の極性を入れ替えて試験する。電圧は100 V以上とする。RSは,

第1有効測定範囲の最小表示値,及び定格測定電圧500 Vのときは500 kΩ±1 %,定格測定電圧1 000 Vの

ときは1 MΩ±1 %とする。 

注記1 この細分箇条は,PV絶縁抵抗計以外の絶縁抵抗計には適用しない。 

注記2 高インピーダンスの電池又は直流電圧源を用いると,測定値に影響を及ぼす可能性が考えら

れる。 

 

 

 

:電池又は直流電圧源 

RS 

:標準抵抗器 

図4−直流電圧重畳時の影響の試験回路(例) 

 

8.8 

環境の影響 

8.8.1 

姿勢の影響量による変動(E1) 

標準状態から前後及び左右にそれぞれ90°に傾けて試験する。ただし,指針形において,JIS C 1102-1

のD-2の記号の表示を適用する場合は,30°に傾けて試験する。試験点は,第1有効測定範囲の最大表示

値,最小表示値及び中央表示値の3点とする。指針形においては,無限大表示を加えた4点とする。 

注記 受渡検査における試験点は,無限大表示の1点でよい。 

8.8.2 

供給電圧の影響量による変動(E2) 

電池の代わりに直流安定化電源を接続し,電池の公称電圧及び電池有効範囲の上限値及び下限値におい

て,8.2.1と同様の方法で試験する。試験点は,第1有効測定範囲の最大表示値,最小表示値及び中央表示

値の3点とする。 

注記 受渡検査における試験点は,最も大きな定格測定電圧における中央表示値の1点でよい。 

8.8.3 

温度の影響量による変動(E3) 

結露しないように標準状態から0 ℃に変化させて平衡状態に到達後,及び標準状態から40 ℃に変化さ

せて平衡状態に到達後の二つの条件について試験する。試験点は,ゼロ表示,第1有効測定範囲の最大表

示値及び最小表示値並びに中央表示値の4点とする。指針形においては,無限大表示を加えた5点とする。 

8.8.4 

湿度の影響 

結露しないように標準状態から相対湿度を90 %に変化させて試験する。試験点は,第1有効測定範囲及

び第2有効測定範囲の最大表示値及び最小表示値,並びに中央表示値の5点とする。 

 

PV絶縁抵抗計 

接地端子 

線路端子 

RS  


13 

C 1302:2018  

 

8.9 

瞬時最大電圧 

測定端子間に中央表示値を示す抵抗器を接続し,抵抗器を開放したときの測定端子間の電圧波形を,ス

トレージオシロスコープ(入力インピーダンス:公称10 MΩ以上)などで測定して試験する。 

8.10 電池チェック機能 

電池の有効又は無効の範囲を確認できる表示機能があることを目視によって確認する。電池の代わりに

直流安定化電源を接続し,電池有効範囲の下限値未満において,電池が無効の範囲を表示することを確認

する。 

電池電圧を常時監視しない絶縁抵抗計の場合は,電池チェック時の消費電力を電力計などで測定して試

験する。 

8.11 測定可能回数 

絶縁抵抗計に表示された種類かつ新品の電池を用いて,電池有効範囲の下限に相当する電圧に達するま

での測定可能回数を,全ての定格測定電圧において次のa)〜c)の条件によって試験する。充電式電池を用

いる場合は,試験の前に電池を満充電する。 

a) 試験点:定格測定電圧を維持できる下限測定抵抗値 

b) 1回の測定時間:5秒以上 

c) 測定間隔:約25秒間 

8.12 安全性 

JIS C 1010-2-30の箇条6〜箇条17及び箇条101に従って試験する。 

8.13 測定端子 

8.13.1 測定端子の構造 

指定のテストリードを接続し,確実に接続できることを確認する。 

8.13.2 測定端子の極性 

測定端子間に電圧計を接続し,出力電圧の極性を確認する。 

8.13.3 測定端子の表示 

6.13.3の表示があることを目視によって確認する。 

8.14 振動に対する耐性 

振動に対する耐性は,JIS C 60068-2-6の試験方法で,次のa)〜d)の条件によって試験する。また,その

試験後に,目視及び8.2.1の方法で許容差を試験する。 

a) 振動周波数 :25 Hz 

b) 変位振幅  :1 mm 

c) 耐久試験時間:20分 

d) 振動方向  :相互に直角な3軸 

注記 振動試験は,8.1の標準状態で行わなくてよい。 

8.15 過電圧保護 

8.15.1 交流に対する過電圧保護 

最も大きな定格測定電圧の1.2倍の実効値で50 Hz又は60 Hzの正弦波に近い交流電圧を測定端子間に

印加して試験する。印加時間は,測定スイッチがオンの状態で10秒以上,オフの状態で10秒以上とする。 

注記1 6.15.1.2を適用する場合,表示した電圧で試験してよい。 

注記2 試験後の動作確認前に,使用者が交換可能なヒューズの交換などを行ってよい。 


14 

C 1302:2018  

 

8.15.2 直流に対する過電圧保護 

最も大きな定格測定電圧の1.2倍に充電した2 μFのコンデンサを測定端子間に接続して試験する。測定

スイッチは,オン及びオフのそれぞれの状態で,コンデンサの極性を入れ替えて試験する。 

8.16 種別の識別機能 

PV絶縁抵抗計は,種別が識別できることを目視などで確認する。種別の切替えが可能な場合,有効と

なっている種別が識別できることを確認する。 

8.17 付加機能 

この規格では,試験の対象としない。 

8.18 表示及び操作説明書 

箇条7に規定する内容が,表示又は記載されていることを目視で確認する。また,製品に対する表示の

耐久性は,JIS C 1010-1の5.3に従って試験する。 

8.19 試験結果の記録 

各試験結果は,記録として残さなければならない。 

 

検査 

9.1 

形式検査 

形式検査は,次のa)及びb)の項目について行う。 

a) 要求事項(箇条6全て) 

b) 表示及び操作説明書 

9.2 

受渡検査 

受渡検査は,次のa)〜h)の項目について行う。ただし,受渡当事者間の協定によって,項目を省略して

もよい。 

a) 許容差 

b) 開放回路電圧 

c) 定格電流 

d) 短絡電流 

e) 姿勢の影響量による変動 

f) 

供給電圧の影響量による変動 

g) 電池チェック機能 

h) 製品に対する表示 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献 JIS C 8960:2012 太陽光発電用語 


15 

C 1302:2018  

 

附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

 

JIS C 1302:2018 絶縁抵抗計 

IEC 61557-1:2007,Electrical safety in low voltage distribution systems up to 1 000 V a.c. 
and 1 500 V d.c.−Equipment for testing, measuring or monitoring of protective measures
−Part 1: General requirements 
IEC 61557-2:2007,Electrical safety in low voltage distribution systems up to 1 000 V a.c. 
and 1 500 V d.c.−Equipment for testing, measuring or monitoring of protective measures
−Part 2: Insulation resistance 

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

1 適用範囲 電池式絶縁抵抗計 

a) 低電圧配電路 
b) 機器,器具,部品 
c) 高電圧設備 
d) 発電状態にある
太陽電池アレイ(P-N
端子間を短絡する) 
e) 発電状態にある太
陽電池アレイ(P-N
端子間を短絡しな
い) 

IEC 61557-1 

低電圧配電システ
ムの電気的安全性
を試験するための
測定及び監視機器
の一般的要求事項 

変更 

JISは,電池駆動だけ。 
対応国際規格は,DC,AC電源
のほか,手動式発電機を含む。 
対応国際規格には,測定対象と
して太陽電池アレイがない。 

対応国際規格ではAC電源及び手動
式発電機を含むが,JISでは従来どお
り電池駆動だけとした。今後の市場
動向によって,次回改正時に国際規
格への整合を検討する。 
測定対象は対応国際規格 では1 500 
V以下の電路・機器となっているが,
JISでは,他の法規との整合性から
“高電圧設備”を,市場動向から“発
電中の太陽電池アレイ”を追加した。 
今後の市場動向によって,次回改正
時に国際規格への提案を検討する。 

IEC 61557-2 

絶縁抵抗を測定す
るための機器に適
用される要求事項 

2 引用規格  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


16 

C 1302:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

3 用語及び
定義 

3.1.1 出力電圧 
3.1.2 定格測定電圧 
3.1.3 開放回路電圧 
3.1.4 定格電流 
3.1.5 短絡電流 

IEC 61557-1 
IEC 61557-2 
IEC 61557-1 
IEC 61557-1 
IEC 61557-1 

3.9 
3.1 
3.10 
3.13 
3.14 

 

一致 

 

− 

3.1.6 第1有効測定範
囲及び第2有効測定
範囲 
3.1.7 有効最大表示値 
3.1.8 中央表示値 
3.1.9 許容差 

− 

− 

− 

追加 

旧規格を踏襲し,我が国で長年
使用されている用語を追加し
た。 

我が国固有の事情のため,国際規格
への提案はしない。 

3.1.10 固有不確かさ 
3.1.11 動作不確かさ 
3.1.12 影響量 
3.1.13 影響量による
変動 

IEC 61557-1 
IEC 61557-1 
IEC 61557-1 
IEC 61557-1 

3.20 
3.21 
3.24 
3.25 

 

一致 

 

− 

3.1.14 目盛の長さ 

− 

− 

− 

追加 

目盛の長さの算出に必要である
ため追加した。 

次回改正時の要求項目に合わせ,記
載内容を検討する。 

3.1.15 電池有効範囲 

− 

− 

− 

追加 

旧規格を踏襲し,我が国で長年
使用されている用語を追加し
た。 

我が国固有の事情のため,国際規格
への提案はしない。 

3.1.16 太陽電池アレ
イ 

− 

− 

− 

追加 

PV絶縁抵抗計の測定対象であ
る太陽電池アレイを追加した。 

我が国ではPV絶縁抵抗計が普及し
ている事情から,測定対象として定
義した。PV絶縁抵抗計のIEC要求事
項が規定された時点で整合性を検討
する。 

 

 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


17 

C 1302:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

3 用語及び
定義 

3.2 安全及び構造に
関する項目 

− 

− 

− 

追加 

対応国際規格で使用している用
語であるが定義はされていない
ため,旧規格を踏襲して定義し
た。 

我が国固有の事情のため,国際規格
への提案はしない。 

4 絶縁抵抗
計の種別 

− 

− 

− 

− 

追加 

PV絶縁抵抗計の種別を追加し
た。 

固有の要求事項などを識別するため
定義した。PV絶縁抵抗計のIEC要求
事項が規定された時点で整合性を検
討する。 

5 定格測定
電圧及び有
効最大表示
値の推奨値 

− 

− 

− 

− 

追加 

国内外で使用されている定格・
表示値を推奨値として追加し
た。 

対応国際規格にはないが,市場の混
乱を避けるため追加した。 
注記において,指針形における目盛
例と第1及び第2有効測定範囲の例
とを参考として記載した。 
次回改正時に国際規格への整合を検
討する。 

6 要求事項 6.1 定格動作条件 

IEC 61557-1 

4.2 

定格動作条件 

変更 

対応国際規格の温度範囲35 ℃
に対して,JISは40 ℃とした。
また,JISには姿勢の条件に対す
る緩和措置がある。 

我が国の気象環境,及び使用されて
いる絶縁抵抗計の実情を考慮し,旧
規格を踏襲した。我が国固有の事情
のため,国際規格への提案はしない。 

6.2 許容差及び偏位
の許容範囲 

− 

− 

− 

追加 

有効測定範囲に対する要求事項
を踏襲し追加した。 

市場の混乱を避けるため,我が国固
有の要求事項を踏襲した。次回改正
時に,国際規格への整合を検討する。 

6.3 開放回路電圧 

IEC 61557-2 

4.2 

開放回路電圧 

変更 

試験方法を追加した。 
PV絶縁抵抗計の固有項目とし
て,1 mA以外を定格電流とする
除外規定を追加した。 

JISの試験方法を明確にするという
事情によって,国際規格への提案は
しない。 
PV絶縁抵抗計においては,定格電流
が制限されるため,除外規定を追加
した。PV絶縁抵抗計のIEC要求事項
が規定された時点で整合性を検討す
る。 

6.4 定格電流 

IEC 61557-2 

4.3 

定格電流 

6.5 短絡電流 

IEC 61557-2 

4.4 

短絡電流 

6.6 出力電圧 

IEC 61557-2 

4.1 

出力電圧 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


18 

C 1302:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

6 要求事項 6.7 直流電圧重畳時

の影響 

− 

− 

− 

追加 

PV絶縁抵抗計固有の要求項目
として追加した。 

PV絶縁抵抗計のIEC要求事項が規
定された時点で整合性を検討する。 

6.8.1 動作不確かさ 

IEC 61557-1 
IEC 61557-2 

4.1 
4.5 

動作不確かさ 
動作不確かさ 

変更 

対応国際規格で規定している2
種類の動作不確かさの考え方か
ら,パーセント(%)動作不確
かさを選択した。 

JISの試験方法を明確にするという
事情によって,国際規格への提案は
しない。 

6.8.2 影響量による変
動 

IEC 61557-1 
IEC 61557-2 

4.1 
4.5 

動作不確かさ 
動作不確かさ 

変更 

対応国際規格は算出式がない
が,混乱を避けるため,旧規格
の算出式を踏襲して記載した。 

JISの試験方法を明確にするという
事情によって,国際規格への提案は
しない。 
我が国で多く使用されている指針形
は疑似対数目盛を使用していること
から,計算式に基底値を使用すると
本来の定義と異なる意味になるた
め,代わりに試験点の抵抗値を用い
た。 

6.8.3 湿度の影響 

− 

− 

− 

追加 

湿度の影響への要求を追加し
た。 

我が国の気象環境を考慮し,旧規格
を踏襲した。我が国固有の事情のた
め,国際規格への提案はしない。 

6.9 瞬時最大電圧 

− 

− 

− 

追加 

過渡電圧による機器損傷のおそ
れがあるため,瞬時最大電圧へ
の要求を追加した。 

我が国の固有項目として必要な要求
事項であることから,旧規格を踏襲
した。我が国固有の事情のため,国
際規格への提案はしない。 

6.10 電池チェック機
能 

IEC 61557-1 

4.3 

電池チェック機能 

変更 

対応国際規格で規定していない
具体的な条件を追加した。 

具体的な条件を明確にして,機能と
して一定以上の品質を担保するよう
にした。対応国際規格の動向をみて
整合性を検討する。 

6.11 測定可能回数 

IEC 61557-1 
IEC 61557-2 

5.2.7 
5.2.3 

 

一致 

 

− 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


19 

C 1302:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

6 要求事項 6.12 安全性 

IEC 61557-1 


4.5 
4.6 
4.8 

一般要求事項 
保護等級 
汚染等級 
測定カテゴリ 
試験 

変更 

対応国際規格では項目が分かれ
ているが,JISでは安全性という
項目にまとめた。 
JISの適用範囲に含まれない要
求事項は削除した。 
対応国際規格では保護等級であ
るが,JISでは感電に対する保護
に変更した。 

安全規格JIS C 1010-1及びJIS C 
1010-2-30を適用するため,安全性と
いう一つの項目にまとめた。 
IEC 61010-1に合わせて,感電に対す
る保護に変更した。 

6.13 測定端子 

IEC 61557-1 

4.4 

端子 

変更 

端子の極性,表示及びガード端
子の指定を追加。充電部への偶
然の接触及び保護導体の規定を
削除した。 

使用者の立場を考慮し,旧規格を踏
襲した。充電部への偶然の接触に対
する規定は,安全規格JIS C 1010-1
の要求と重複するため削除した。JIS
は適用範囲が電池駆動であり,保護
導体を設けることはないため,保護
導体の規定を削除した。我が国固有
の事情のため,国際規格への提案は
しない。 

6.14 振動に対する耐
性 

IEC 61557-1 

4.10 

 

一致 

 

− 

6.15 過電圧保護 

IEC 61557-2 

4.6 
6.6 

6.16 種別の識別機能 

− 

− 

− 

追加 

PV絶縁抵抗計の動作原理上,定
格電流が1 mA流せないことか
ら,一般の絶縁抵抗計と区別す
るために種別を明確にする要求
を追加した。 

PV絶縁抵抗計のIEC要求事項が規
定された時点で整合性を検討する。 

6.17 付加機能 

− 

− 

− 

追加 

絶縁抵抗測定機能以外の機能を
具備したものでもJIS C 1302に
適合可能とするため,旧規格を
踏襲し追加した。 

我が国固有の事情のため,国際規格
への提案はしない。 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


20 

C 1302:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

6 要求事項 

− 

IEC 61557-1 

4.7 

過電圧カテゴリ 

削除 

JISに規定なし。 

JISの適用範囲外とした製品に対す
る規定のため削除した。我が国固有
の事情のため,国際規格への提案は
しない。 

− 

IEC 61557-1 

4.9 

電磁両立性 

削除 

JISに規定なし。 

形式試験による製造業者の負担が増
加することから,今回の改正では対
応国際規格に整合しないことにし
た。次回の改正時までに対応を検討
する。 

7 表示及び
操作説明書 

7.1 製品に対する表
示 
a) 名称(“絶縁抵抗
計”“PV絶縁抵抗計”
など) 

IEC 61557-1 
IEC 61557-2 
IEC 61557-1 

5.1 
5.1 
5.1.1 

 

一致 

 

− 

b) 形名 

IEC 61557-1 

5.1.8 

型番,名称,識別方
法 

一致 

 

− 

c) 測定する量の単位 
d) 定格測定電圧 
e) 定格電流 
f) 測定範囲 
g) 6.8.1を満たす測定
範囲 
h) ヒューズを使用
する場合は,溶断特
性及び定格電流 
i) 電池の種類,極性
及び個数 
j) 製造業者名又は登
録商標 

IEC 61557-1 
IEC 61557-2 
IEC 61557-2 
IEC 61557-1 
IEC 61557-2 
 
IEC 61557-1 
 
 
IEC 61557-1 
 
IEC 61557-1 

5.1.2 
5.1.1 
5.1.2 
5.1.3 
5.1.3 
 
5.1.4 
 
 
5.1.5 
 
5.1.7 

 

一致 

 

− 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


21 

C 1302:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

7 表示及び
操作説明書 

k) 製造番号 
l) 製造年 

 

 

− 

追加 

製造番号は機器を識別するため
に必要であり,製造年は使用者
からの要望によって,それぞれ
を追加した。 

我が国では必要なものであるため,
旧規格を踏襲した。我が国固有の事
情のため,国際規格への提案はしな
い。 

m) JIS C 1010-1によ
る附属文書参照記号 

IEC 61557-1 

5.1.9 

 

一致 

 

− 

n) その他JIS C 
1010-1で要求してい
る事項 

IEC 61557-1 

− 

IEC 61557-1 

5.1.6 

電源の公称電圧な
ど 

削除 

JISに規定なし。 

JISの適用範囲外とした製品に対す
る規定のため削除した。我が国固有
の事情のため,国際規格への提案は
しない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


22 

C 1302:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

7 表示及び
操作説明書 

7.2 操作説明書 
 
a) 測定結線図 
b) 測定方法の説明 
c) 電源を切断した
状態の測定対象を測
定する旨の警告 
d) 測定原理の概要 
e) 動作不確かさ,固
有不確かさ及び変動
に対する説明 
f) 仕様 
g) 電池の種類及び
個数 
h) 充電式電池の場
合は充電電流,充電
電圧及び充電時間 
i) 測定可能回数 
 
j) JIS C 0920による
IPコード 
k) その他,JIS C 
1010-1で要求してい
る事項 
l) その他,必要な特
記事項 

IEC 61557-1 
IEC 61557-2 
IEC 61557-1 
IEC 61557-1 
IEC 61557-2 
 
 
IEC 61557-1 
IEC 61557-1 
 
 
IEC 61557-1 
IEC 61557-1 
 
IEC 61557-1 
 
 
IEC 61557-1 
IEC 61557-2 
IEC 61557-1 
 
IEC 61557-1 
 
 
IEC 61557-1 

5.2 
5.2 
5.2.1 
5.2.2 
5.2.1 
 
 
5.2.3 
5.2 
 
 
5.2.4 
5.2.5 
 
5.2.6 
 
 
5.2.7 
5.2.3 
5.2.8 
 

 
 
5.2.9 

 

一致 

 

− 

− 

IEC 61557-2 

5.2.2 

手動発電機の操作 

削除 

JISに規定なし。 

JISの適用範囲外とした製品に対す
る規定のため削除した。我が国固有
の事情のため,国際規格への提案は
しない。 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


23 

C 1302:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

8 試験 

8.1 試験条件及び標
準状態 

IEC 61557-2 

6.1 

標準状態,動作不確
かさを規定 

変更 

手動式発電機の条件を削除。 
相対湿度の条件を追加。 
周囲温度,姿勢の条件を変更し
た。 

混乱を避けるため,従来から使用さ
れてきた条件を踏襲した。手動式発
電機の条件は,適用範囲から外れる
ため削除した。動作不確かさに対す
る要求は,別の項目で規定したため
削除した。湿度の高い我が国の気候
などを考慮して相対湿度を追加し
た。我が国固有の事情のため,国際
規格への提案はしない。 

8.2 許容差,固有不確
かさ及び偏位の許容
範囲 

− 

− 

− 

追加 

市場の混乱を避けるため,有効
測定範囲に対する要求事項を追
加した。 

市場の混乱を避けるため,我が国固
有の有効測定範囲に対する要求事項
を踏襲した。旧規格で固有誤差とし
ていた用語を不確かさを踏まえて許
容差に変更した。次回改正時に,国
際規格への整合を検討する。 

8.3 開放回路電圧 

IEC 61557-2 

6.2 

開放回路電圧の試
験 

追加 

対応国際規格では,測定回路及
び測定方法が不明のため追加し
た。 

JISの試験方法を明確にするという
事情によって,国際規格への提案は
しない。 

8.4 定格電流 

IEC 61557-2 

6.3 

定格電流の試験 

追加 

対応国際規格では,測定回路及
び測定方法が不明のため追加し
た。 
PV絶縁抵抗計の測定方法を追
加した。 

JISの試験方法を明確にするという
事情によって,国際規格への提案は
しない。 

8.5 短絡電流 

IEC 61557-2 

6.4 

測定電流の試験 

追加 

対応国際規格では,測定回路及
び測定方法が不明のため追加し
た。 

JISの試験方法を明確にするという
事情によって,国際規格への提案は
しない。 

 

 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


24 

C 1302:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

8 試験 

8.6 出力電圧 

IEC 61557-2 

6.5 

コンデンサ負荷の
影響を規定 

追加 

試験点の目盛が存在しない指針
形の試験点を追加した。 

指針形の定格測定電圧125 V,250 V
などにおいて,目盛がない抵抗値が
試験点になることを考慮し追加し
た。JISの試験方法を明確にするとい
う事情によって,国際規格への提案
はしない。 

8.7 直流電圧重畳時
の影響 

− 

− 

− 

追加 

PV絶縁抵抗計追加に伴い,固有
の試験項目を追加した。 

PV絶縁抵抗計のIEC要求事項が規
定された時点で整合性を検討する。 

8.8 環境の影響 

− 

− 

− 

追加 

環境の影響に関係する要求事項
を追加した。 

JISを分かりやすくするため,環境の
影響に関係する要求事項をまとめ追
加した。JISの試験方法を明確にする
という事情によって,国際規格への
提案はしない。 

8.8.1 姿勢の影響量
による変動(E1) 

IEC 61557-1 

6.1 

姿勢の影響の試験 

追加 

試験点及び±30°の試験方法を
追加した。 

疑義が生じないよう,試験点を明確
化した。JISの試験方法を明確にする
という事情によって,国際規格への
提案はしない。 

8.8.2 供給電圧の影
響量による変動(E2) 

IEC 61557-1 

6.3 

供給電圧の影響の
試験 

変更 

配電系統及び手動式発電機を電
源とする場合の条件を削除し
た。試験点を追加した。 

配電系統及び手動式発電機を電源と
する条件は適用範囲から外れるため
削除した。疑義が生じないよう,試
験点を明確化した。我が国固有の事
情のため,国際規格への提案はしな
い。 

8.8.3 温度の影響量
による変動(E3) 

IEC 61557-1 

6.2 

温度の影響の試験 

変更 

試験点を追加した。35 ℃を
40 ℃に変更した。 

測定器の使用環境を考慮して変更し
た。試験方法及び試験点は旧規格を
踏襲した。我が国固有の事情のため,
国際規格への提案はしない。 

8.8.4 湿度の影響 

− 

− 

− 

追加 

湿度の影響を規定したため追加
した。 

我が国固有の事情のため,国際規格
への提案はしない。 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


25 

C 1302:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

8 試験 

8.9 瞬時最大電圧 

− 

− 

− 

追加 

瞬時最大電圧の試験方法を追加
した。 

我が国の固有項目として必要な要求
事項であることから,旧規格を踏襲
した。我が国固有の事情のため,国
際規格への提案はしない。 

8.10 電池チェック機
能 

IEC 61557-1 

6.4 

JISとほぼ同じ。 

追加 

試験方法を追加した。 

疑義が生じないよう,試験方法を明
確化した。JISの試験方法を明確にす
るという事情によって,国際規格へ
の提案はしない。 

8.11 測定可能回数 

IEC 61557-2 

6.7 

 

一致 

 

− 

8.12 安全性 

IEC 61557-1 


6.5 

試験 
保護等級 

変更 

対応国際規格には保護等級に対
する規定しかない。安全規格全
般の試験方法を追加した。 

JISの試験方法を明確にするという
事情によって,国際規格への提案は
しない。 

8.13 測定端子 

IEC 61557-1 

6.6 

端子 

変更 

テストリードの接続の試験に変
更した。 

対応国際規格で規定している充電部
への接触に対する試験は8.12で説明
しているため,8.13では接続の試験
方法に変更した。 

8.14 振動に対する耐
性 

IEC 61557-1 

4.10 
6.7 

振動試験 
機械的な要求事項 

変更 

動作不確かさを許容差に変更し
た。 

許容差を採用したため,動作不確か
さを確認する方法を許容差を確認す
るように変更した。我が国固有の事
情のため,国際規格への提案はしな
い。 

8.15 過電圧保護 

IEC 61557-2 

4.6 
6.6 

 

一致 

 

− 

8.16 種別の識別機能 

− 

− 

− 

追加 

種別を明確にする要求に対する
試験を追加した。 

PV絶縁抵抗計のIEC要求事項が規
定された時点で整合性を検討する。 

8.17 付加機能 

− 

− 

− 

追加 

試験する必要がないことを明確
化するために追加した。 

試験する必要がないことを明確化す
るために追加した。我が国固有の事
情のため,国際規格への提案はしな
い。 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


26 

C 1302:2018  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差異の
理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

8 試験 

8.18 表示及び操作説
明書 

IEC 61557-1 

6.8 

 

一致 

 

− 

8.19 適合性の記録 

IEC 61557-2 

6.8 

9 検査 

9.1 形式検査 

 

 

 

 

 

JISでは検査項目を細別に整理し,対
応国際規格による各検査項目を全て
含めた。 

a) 要求事項 
 
 
 
b) 表示及び操作説明
書 

IEC 61557-1 
IEC 61557-1 
IEC 61557-1 
IEC 61557-1 
IEC 61557-1 

6.2 
6.5 
6.6 
6.7 
6.8 

温度の影響 
保護クラス 
端子 
機械的な要求事項 
表示及び操作説明
書 

一致 

 

9.2 受渡検査 
a) 許容差 
b) 開放回路電圧 
c) 定格電流 
d) 短絡電流 
e) 姿勢の影響量によ
る変動 
f) 供給電圧の影響量
による変動 
g) 電池チェック機能 
h) 製品に対する表示 

 

 

 

 

 

JISでは検査項目を細別に整理し,対
応国際規格による各検査項目を全て
まとめた。 

IEC 61557-2 

6.1 

固有不確かさ 

変更 

対応国際規格は不確かさ。 

IEC 61557-2 
IEC 61557-2 
IEC 61557-2 
IEC 61557-1 
 
IEC 61557-1 
 
IEC 61557-1 
IEC 61557-1 

6.2 
6.3 
6.4 
6.1 
 
6.3 
 
6.4 
6.8 

開放回路電圧 
定格電流 
短絡電流 
姿勢の影響 
 
供給電圧の影響 
 
電池チェック機能 
表示及び操作説明
書 

一致 

 

 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:(IEC 61557-1:2007,IEC 61557-2:2007,MOD) 

 

 

 

 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8

 

 

 

 

 


27 

C 1302:2018  

 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

− 一致  技術的差異がない。 
− 削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
− 追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
− 変更  国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

− MOD  国際規格を修正している。 

 

8

 

C

 1

3

0

2

2

0

1

8