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C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS C 1082-2

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(参考)  IEC 60375 からの抜粋−電気及び磁気に関する規則

附属書(参考)  (IEC 61175 からの抜粋)

JIS C 1082

は,主題部を“電気技術文書”として,次の各部によって構成する。

  第 1 部:一般要求事項

  第 2 部:機能図

  第 3 部:接続図,表及びリスト

  第 4 部:配置及び据付け文書


C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

(1) 

目次

ページ

序文

1

1.

  一般事項

1

1.1

  適用範囲

1

1.2

  引用規格

1

2.

  機能線図についての一般原則

2

2.1

  一般事項

2

2.2

  配置

2

2.3

  位置参照方式

3

2.4

  図記号

3

2.5

  電源回路の表示

6

2.6

  電気的及び非電気的回路の組合せの表示

6

2.7

  2 値論理回路の表示

6

2.8

  電流及び磁束の向き;電圧極性

8

2.9

  共通的に使われる基本回路の配置

8

2.10

  内部分岐線に接続される端子

8

2.11

  簡略化技法

9

2.12

  補足

9

図 1 から 43

10

3.

  全体図

31

3.1

  一般事項

31

3.2

  配置

31

3.3

  非電気的プロセスの制御システムの全体図

31

3.4

  例

31

図 44 から 54

33

4.

  機能線図

42

4.1

  一般事項

42

4.2

  機能線図の内容

42

4.3

  例

42

図 55 から 57

43

5.

  回路図

43

5.1

  一般事項

43

5.2

  回路図の内容

44

5.3

  多くの端子の記号

44

5.4

  使用しない部品

44

5.5

  分散接続(ワイヤード−AND,ワイヤード−OR)

44


C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

目次

(2) 

5.6

  例

45

図 58 から 72

46

表 1 から 5

64

附属書 A(参考)  IEC 60375 からの抜粋−電気及び磁気に関する規則

71

附属書(参考)

72


日本工業規格

JIS

 C

1082-2

: 1999

 (IEC61082-2

:

 1993

)

電気技術文書−

第 2 部:機能図

Preparation of documents used in electrotechnology

Part 2 : Function-oriented diagrams

序文  この規格は,1993 年に第 1 版として発行された IEC 61082-2, Preparation of documents used in

electrotechnology

−Part 2 : Function-oriented diagrams を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日

本工業規格である。

1.

一般事項

1.1

適用範囲  この規格は,電気技術で用いる文書の作成のうち,全体図,機能図及び回路図のような

機能図についての基準について規定する。

1.2

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成

する。出版時に明示された版号が有効であるが,すべての規格は改正されるので,この規格の関係者は,

次の最新版のものを調査し適用するよう推奨する。

JIS C 1082-1: 1999

  電気技術文書−第 1 部:一般要求事項

備考  IEC 61082-1 : 1991 Preparation of documents used in electrotechnology−Part 1 : General

requirements

がこの規格と一致している。

IEC 60375 : 1972 Conventions concerning electric and magnetic circuits

IEC 60617-1 : 1985 Graphical symbols for diagrams

−Part 1 : General information, general index.

Crossref/erence tables

IEC 60617-2 : 1983 Graphical symbols for diagrams

−Part 2 : Symbol elements, qualifying symbols

and other symbols having general application

IEC 60617-3 : 1983 Graphical symbols for diagrams

−Part 3 : Conductors and connecting devices

IEC 60617-4 : 1983 Graphical symbols for diagrams

−Part 4 : Passive components

IEG 60617-5 : 1983 Graphical symbols for diagrams

−Part 5 : Semiconductors and electron tubes

IEC 60617-6 : 1983 Graphical symbols for diagrams

−Part 6 : Production and conversion of

electrical energy

IEC 60617-7 : 1983 Graphical symbols for diagrams

−Part 7 : Switchgear, controlgear and protective

devices

IEC 60617-8 : 1983 Graphical symbols for diagrams

−Part 8 : Measuring instruments, lamps and

signalling devices


2

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

IEC 60617-9 : 1983 Graphical symbols for diagrams

−Part 9 : Telecommunications : Switching and

peripheral equipment

IEC 60617-10 : 1983 Graphical symbols for diagrams

−Part 10 : Telecommunications : Transmission

IEC 60617-11 : 1983 Graphical symbols for diagrams

−Part 11 : Architectural and topographical

installation plans and diagram

IEC 60617-12 : 1991 Graphical symbols for diagrams

−Part 12 : Binary logic elements

IEC 60617-13 : 1993 Graphical symbols for diagrams

−Part 13 : Analogue elements

IEC 60750 : 1983 Item designation in electrotechnology

IEC 60848 : 1988 Preparation of function charts for control systems

IEC 61175 : 1993 Designations for signals and connections

ISO 3511-1 : 1977 Process measurement control functions and instrumentation

− Symbolic

representation

−Part 1 : Basic requirements

ISO 3511-2 : 1984 Process measurement control functions and instrumentation

− Symbolic

representation

−Part 2 : Extension of basic requirements

ISO 3511-4 : 1985 Industrial process measurement control functions and instrumentation

−Part 4 :

Basic symbols for process computer, interface, and shared display/control functions

参考  IEC 規格番号は,1997 年 1 月 1 日から実施の IEC 規格新番号体系によるものであり,

これより前に発行された規格についても,規格番号に 60000 を加えた番号に切り替え

た。これは,番号だけの切替えであり,内容は同一である。

2.

機能線図についての一般原則

2.1

一般事項  機能線図は,JIS C 1082-1 の規定及び JIS C 1082-2 の規定に従って,作成しなければなら

ない。

2.2

配置  図記号及び回路は,JIS C 1082-1 の 4.2 に従って,工程及び/又は信号の流れ及び機能的関連

性を強調するように配置することが望ましい。該当すれば,地形上の情報を加えてよいが,この配置の中

心になってはならない。

信号の流れを強調するために,回路の接続線は実用上直線にすることが望ましい。特別な,基本的な回

路については,2.9 で示す配置を適用することが望ましい。

機能上の関連を強調するために,機能的に関連する品目の記号は互いにまとめる(グループ化する)こ

とが望ましい。例として,

図 を参照。

ある場合においては,二つの要求事項が異なる結果を導くことがあるが,そのどちらかに優先順位を与

えなければならない。

−  機能グループ内で,大きさ及び複雑さに制限のある機器については,優先度は信号の流れに与えるこ

とが望ましい。

−  システム及び複雑な機器については,全体的な機能に関する構成が強調されたほうがよく,優先度は

機能のグループ化に与えられることが望ましい。機能グループ間の信号の流れは,グループ内のもの

より複雑になってよい。

重要度の等しい並列の経路は,共通経路に対して対称的に配置することが望ましい。例として,

図 

参照。

並列な垂直(水平)経路中の類似の品目は,水平(垂直)に配置することが望ましい。例として,

図 3


3

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

を参照。

2.3

位置参照方式  図面中の記号又は分断された接続線の端部の位置表示が困難な場合は,図面には次

のような位置参照方式がなければならない。

a)

JIS C 1082-1

の 4.8.2 に従う区分参照方式。

b)

回路の枝が数字で識別される回路番号参照方式。例については,

図 を参照。

c)

図面の一つの端に沿って,品目指定が 1 列で繰り返される品目指定表参照方式。品目指定は,列(又

は行)の中に配置されることが望ましい。一つは最も頻繁に使用される部品(コンデンサ,抵抗,リ

レーなど)の形式で,もう一つはその他の部品の形式。例として,

図 を参照。

2.4

図記号

2.4.1

一般事項  記号は,機能,装置,機能又は装置の組立を表示できる,そして JIS C 1082-1 の 4.3 

従って選択しなければならない。

ある装置に関しては,機能の記述の方法に代わりの方法があってよい。例えば,同一の装置を論理積素

子として又は論理和素子として表示できる。他の装置としては,乗算器として又は 2 乗素子として表示で

きる(例えば,IEC 60617 の記号 13-07−01 及び 13-07-02)

選択した記号は,システム中の装置によって実際に実行される機能を表示しなければならない。

2.4.2

機能と実際の部品又は装置  IEC 60617 の多くの記号は,これらの機能を遂行できる実際の部品又

は装置と同様に,機能も表示することができる。

備考 02-16-01 及び 02-16-02 に関連して:極性の表示及び基

準電流の向きについては,IEC 60375 を参照。

機能の表示の他の方法は,その内部に性質を示す記号又は説明文を付け加えた長方形(記号 02-01-02)

を使用することである。この方法は,IEC 60617 の中に規定の記号が存在しない場合だけ利用するのが望

ましい。必要ならば,作成した記号は図面中又は補足文書で解説しなければならない。

備考  Z は数式で置き換えてよい。例えば,R+jwL


4

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

2.4.3

ソフトウェアの助けによって実現する機能  ソフトウェアの助けによって実現する機能を表示す

ることが必要であれば,ISO 3511-4 の六角形の記号を性質を示す記号として使用しなければならない。例

として,

図 を参照。

2.4.4

部品を表示する方法

2.4.4.1

一般事項  JIS C 1082-1 の 2.1.3.1 から 2.1.3.6 で規定される部品を表示する 6 種類の方法のいずれ

かを又はすべてを同一図面中で使用してよい。単純な場合には,一体又はグループ化表示で十分である。

より複雑な回路においては,他の方法が必要となる。繰り返し,グループ化及び分散表示が,特に集積回

路では有効である。

IEC 60617

は一体又はグループ化表示の記号を示している。その他の方法については,次の規定を適用

する。

2.4.4.2

半分割表示  半分割表示においては,装置の内部的なものであって,外部とは接続できない機能

的従属部品間の連動及び接続は明確に表示されていなければならない。

半分割表示は,慣例的に機械的機能連動のある部品に適用されている。しかし,この方法は,例えば,2

値論理要素にも使用できる。この概念を

図 で説明している。

例えば,

図 の AND ゲートと OR ゲート間に示される内部接続は,実線で示されなければならない。

この内部接続は,次のものによって示されなければならない。

−  あいまい性がなければ,内部接続の端の端子指定の省略,又は

−  端子指定の通常の表記,例えば,INT(INT=内部)のような記述,又は

−  図面又は補足文書の中の説明にある特別な識別子。

内部接続を示す接続線は,JIS C 1082-1 の 4.4.6 の要求事項を満足することを条件として分断されてもよ

い。例として,

図 を参照。

2.4.4.3

分割表示  分割表示においては,機能的従属部品間の内部の連動及び接続は単に示されるだけで

ある。分割表示は,電磁リレーのコイルと対応する接点の場合のように,その内部連動が本質的に明白で

ある場合にだけ使われることが望ましい。

部品の一部を表示する各記号は,同じ部品であることを表示するために,他のすべての記号に関係付け

る品目指定をもたなければならない。

必要ならば,駆動又は受動部品に対する他の部品への,及びその逆の場合の位置参照を 2.3 に従って示

さなければならない。

駆動又は受動部品から他の部品への参照は,駆動又は受動部品に隣接する挿入図又は挿入表で実現して

よい。この場所が現実的でない場合は,これは図面中のどこへでも,又は別の文書中に配置してよい。後

者の場合,その文書への参照を駆動又は受動部品の記号に付け加えなければならない。

例  図 に挿入図の利用の例を示す。図 では挿入図が挿入表で置き換えられている。

駆動又は受動部品の個別の特性の記号は,この部品の記号とともに示さなければならない。駆動又は受

動部品の特性を示す記号,又は全部品に共通なものは,駆動又は受動部品の記号とともに示すことが望ま

しい。例として,

表 を参照。手動運転装置については,簡略化繰返し表示(2.4.4.4 参照)を利用してよ

い。例として,

図 10 を参照。


5

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

2.4.4.4

繰返し表示  繰返し表示においては,部品の各々の機能的に独立した部分は,各々の場所では部

分的に接続されて,幾つかの場所では一体表示で示される。結果として,同一の端子が一つの図面内で一

度以上出現してもよい。それぞれの出現箇所には,同一の端子は他のすべての出現箇所と関係づけた端子

の指定で表記しなければならない。しかし繰り返される端子への接続は,1 か所でだけ示される必要があ

る。しかし,接続線,その他の接続の表示は,混同が起こりそうにないことを条件として,端子のすべて

の追加の出現箇所のところに与えられてもよい。簡略化については,JIS C 1082-1 の 4.6.4 を参照。また,

図 10 も参照。

繰り返しの情報を識別する必要がある場合は,括弧内に繰返し端子の指定をすることによって,又は図

面内で説明する特別な識別子によってなされなければならない。

2.4.4.5

分散表示  部品の部分間に接続,又は連動がない,つまりこれらの部分は機能的に独立している

場合,これらの部分についての記号は分散表示で示されてよい。部品の部分を表す各々の記号は,同一部

品を表す他のすべての記号に関係する品目指定をもたなければならない。

一部品の個別の部分は共通の電源接続をもっていてよい。

2.4.4.6

表示方法の組合せ  グループ化又は分散している部品の機能的に独立した部分を表示する他の

方法は,機能的に従属している部品(一体,半分割,分割及び繰り返し)を表示する他の方法の一つと組

み合わせてもよい。例として,

表 を参照。

2.4.5

可動部分のある部品の表示

2.4.5.1

動作状態  可動部分のある部品,例えば,接点はその位置又は状態を次のように示さなければな

らない。

a)

単安定の手動又は電機部品,例えば,リレー,接触器,ブレーキ及びクラッチは,非駆動又は非通電

状態で示す。しかし,特別な場合においては,これらの部品を駆動又は通電状態で示すと,図面がよ

りよく理解できる場合がある。この場合には,図面の中でこの状態であることを記述していなければ

ならない。

b)

遮断器及び断路器は,開放 (OFF) 位置で示す。二つ以上の位置又は状態のどちらにもなり得る開閉器

については,必要ならば,図面中で説明を加えなければならない。

c) OFF

と表記された位置のある多安定の手動制御スイッチは,その位置で示す。OFF と表記される位置

のない制御スイッチは,図面で指定する位置で示す。

緊急作動,待機,警報,試験などのための手動制御スイッチは,機器の正常運転中の位置で,又は

その他の指定の位置で示されることが望ましい。

d)

カムや位置,レベル,速度,圧力,温度などの変動によって動作するパイロットスイッチは,図面で

指定する位置で示す。

2.4.5.2

機能説明  複雑な機能をもつ手動制御スイッチについては,その機能を理解するために必要なら

ば,図面中にグラフを含まなければならない。

図 11 及び IEC 60617-7 を参照。

パイロットスイッチについては,

図面は記号に隣接して動作説明を含まなければならない。この説明は,

次のように構成する。

図 12 及び表 の左の列の例に従って作成されたグラフ。表 の例の中で,軸上の“0”の表記は“接

点開”を示し,

“1”は“接点閉”を示す。混同が起きないようならば,この表記は省略できる。

−  駆動素子の記号。カム動作又は同様の作動素子については,

表 の第 3 列に示す記号を使用してもよ

い。

備考  記号又は表。例として図 13 を参照。


6

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

IEC 60617

は駆動位置の接点の記号及び/又は作動素子のヒステリシスを指定する方法を指定していな

いために,このことは常に可能ではない。

2.4.6

接点記号による半導体スイッチの表示  メーク接点が記号 07-26-01 で,又はブレーク接点が

07-26-03

で表される半導体スイッチは,初期状態を,つまり補助電圧源がスイッチ入の瞬間を,示してい

なければならない。

2.4.7

接点記号の向き  接点記号は,仮想の動きの方向と一致するように向いていることが望ましい。例

えば,部品が駆動されたときの水平な接続線では上方への動きを,又は垂直な接続線では右への動きであ

る。このことは,完全な部品についての記号が,機械式ラッチ,阻止(インタロック)装置,遅延装置な

どについての記号を含む場合に特に重要である。しかし,複雑な接点構成であって,機械式ラッチなどの

ない回路に分割表示を利用する場合,交差する線を最小にして図面のより見やすい配置につながるならば,

接点記号の向きを変更してよい。

2.5

電源回路の表示  装置の電力又は電圧供給の要求事項を満足する接続は,回路図中に表示しなけれ

ばならないが,他の図面に表示してもよい。この接続は,図式に示されてもよく,表又は注で指定されて

もよい。例として,

図 14 を参照。

電源線は,回路分岐とは反対側で示し(

図 15 参照),回路の一方の上部又は下部に一緒にまとめること

が望ましい(

図 16 参照)。電源線は,また,JIS C 1082-1 の 4.4.6 の要求事項を満足することを条件として,

図面の配置のために分断されてもよい。例として,

図 17 を参照。

ブロック記号に対する電源線は,信号の流れに対して直角に描く。例として,

図 18 を参照。

これらの方法は,機能又は構成ユニットの内部で使用してもよい。例として,

図 17 を参照。

二つ以上の記号で表示できる部品は,それらのうちの一つである電源接続だけを示してもよい。例とし

て,

図 19 を参照。

2.6

電気的及び非電気的回路の組合せの表示  非電気的及び電気的機能間の関連は,明確に表示されな

ければならない。例として,

図 20 を参照。矢印の一方の端の点(ドット)は,モータの回転の向き及び抵

抗のしゅう動接点の動きの向きに対応している。

2.7

2

値論理回路の表示

2.7.1

一般事項  2 値論理要素及び信号の一般規定は,IEC 60617-12 で見ることができる。

信号の指定の規定は,IEC 61175 で見ることができる。

2.7.2

論理規約及び論理極性の表示  ハードウェア装置を表すために 2 値論理要素の記号が使われる場

合,論理状態とこの状態を表すために使われる物理量の公称値(論理レベル)との間の関係を確定する必

要がある。このことを達成するには二つの方法がある。

a)

論理否定記号の使用(記号 12-07-01 及び 12-07-02)

。これは,全図面について,又は図面の一部につ

いて,正又は負のいずれか一方の単一論理規約を適用する必要がある(2.7.2.1 参照)

b)

論理極性記号(記号 12-07-03 から 12-07-06)のあり,なしで必要な(外部)論理レベルと図面中のす

べての 2 値論理要素のそれぞれの入力及び出力の内部論理状態との関係を表示する直接論理極性表示

の使用。

用語“状態”及び“レベル”は,次の図と共に IEC 60617-123

章で説明されている。


7

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

2.7.2.1

単一論理規約  この方法では,与えられた外部論理状態と論理レベル間の対応は,すべての入出

力で同一となる。

論理否定の記号は,外部論理状態と内部論理状態との間の関係を決定するために必要なものは使用しな

ければならない。特に,入力又は出力における論理否定記号の存在は,内部及び外部状態がその端子につ

いて互いに逆極性であることを示す。論理否定記号がないことは,内部及び外部状態がその端子について

同じであることを示す。論理極性の記号は,この方法では使用してはならない。単一論理規約を使った図

の例として,

図 21 を参照(正論理規約)。

使っている規約は,正論理であろうと負論理であろうと,図の中で又は参照文献で明確に述べられなけ

ればならない。この記述には,論理状態及び必要ならば,物理量に対応する公称値を示す小さな波形グラ

フを含んでよい。

備考  異なる論理規約を同じ図面の異なる場所で使ってよい。例えば,対称的な技術の間のインタフ

ェースのどちらかの側で。それぞれの場所で適用する規約は,明確に示されるべきであり,そ

れぞれを適用する図面の範囲も明確に図で示すことが望ましい。

a)

正論理規約  すべての論理接続について,物理量の大きい方の正の値(H−レベル)が外部の 1−状態

に対応する。小さい方の正の値(L−レベル)は,外部の 0−状態に対応する。このことは,次の図で

表現できる。

正論理

正論理規約を使った図の例として

図 21 を参照。

b)

負論理規約  すべての論理接続について,物理量の小さい方の正の値(L−レベル)が外部の 1‐状態

に対応する。大きい方の正の値(H−レベル)は,外部の 0−状態に対応する。このことは,次の図で

表現できる。

負論理

2.7.2.2

論理極性直接表示  この方法では,内部論理状態すべての 2 値論理要素のそれぞれの入力の(外

部)論理レベルとの間の関係が,論理極性記号のあり,なしによって直接示される。特に,入力又は出力

における論理極性記号がある場合は,

(外部の)低レベルがその端子について内部の 1−状態に対応する。

論理極性記号がない場合は,

(外部の)高レベルの端子について内部の 1−状態に対応することを示す。外

部論理状態と内部論理状態又は(外部)論理レベルの間の関係は,記号によっては定まらない。

(外部)論

理レベルと信号状態の間の関係は,信号の指定によってだけ定まる(IEC 61175 参照)

。この方式において

は,論理否定記号は,外部接続については使用してはならない。極性直接表示を使った図の例として,

22

を参照。

参考  附属書に IEC 61175 の抜粋を示す。

論理極性直接表示で作成されていて,論理極性記号のない図面については,直接論理極性を使用してい

ることを示す説明が図面の中に,又は参照文書になければならない。

用語“論理極性直接表示”は,論理レベルが外部論理状態からは間接的にだけ得られ,内部論理状態に

よってだけ得ることのできる単一論理規約との対比として使われる。

論理極性直接表示は,この方法で正及び負論理の両方を含むために混合論理と呼ばれていた。これは,

単一論理規約に含まれる論理レベルと外部論理状態との間の固定的な関係は,論理極性直接表示にはない

に誤ったものである。それゆえに,用語“混合論理”は賛同されていない。


8

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

2.7.3

論理否定又は極性反転での代替記号の利用  機能線図において,論理否定の数は,理解を容易にす

るために最小限にすることが望ましい。例えば,接続線の駆動側及び被駆動側の両方に示されている論理

否定(二重否定)の記号は,機能線図を回路図に変換するというような特別な要求がない限り,省略する

ことが望ましい(

表 参照)。

回路図の中では,入力における論理極性又は否定の表記は,その入力に供給される信号源のものと同じ

物を選ぶことが望ましい。これがなされれば,図面の読み手は,出力の内部論理状態をその出力で駆動さ

れる入力の内部論理状態としてそのまま適用できる。論理極性直接表示の場合,信号名の形式を IEC 61175

に規定するように選択するならば,信号の指定はレベルの表示を除き,内部論理状態の意味を直接表現す

る(

図 23 参照)。

しかし,信号によって接続されているすべての入出力が同じ極性又は否定表記をもつように記号の組を

選ぶことは,常に可能ではない。信号源の論理極性又は否定表記と,分配先の表記とに食い違いがあると

きは,図面の読み手は信号源の内部論理状態を,次の入力の内部論理状態として使う前に反転しなければ

ならない。この不整合は,論理回路設計における誤りの共通要因であるので,どこにこの不整合(及び反

転)が意識的に存在するかを示すことは役に立つ。この不整合(及び反転)を強調することが望ましく,

これは接続線に交差した短い直交線(不整合記号)を用いてなされることが望ましい(

図 24 参照)。

この記号は,接続を不整合記号で二つの部分に分割し,その個々は一致する論理極性又は否定表記を含

む。接続線が分岐していれば,接続ツリーを一致する分岐に分けるために一つ以上の記号を使うことが望

ましい(

図 25 参照)。

2.8

電流及び磁束の向き;電圧極性  分岐線中の電流の基準の向き,磁束の向きの表示,電圧の基準極

性及び結合している電気回路の電圧極性の対応は,IEC 60375 に従って示されることが望ましい。この規

格の抜粋は

附属書 にある。

2.9

共通的に使われる基本回路の配置  共通的に使われる基本回路は,様式化された形(パターン)を

もつことが望ましい。追加の部品は,基本形が認識できるようにして配置することが望ましい。

2.9.1

端子の表記  二端子受動回路は,同一の側の端子で表示する(図 26 参照)。

フィルタ,平滑回路,減衰器(アッテネータ)及び移相回路のような四端子受動回路は,仮想的な四角

のコーナーに示される端子で表すことが望ましい(

図 27 参照)。

2.9.2

基本ブリッジ回路  基本ブリッジ回路は,図 28 のように表すことが望ましい。

2.9.3

RC

結合増幅段  RC 結合増幅段の基本要素の記号は,次の図に示すように配置することが望まし

い。

a)

ベース接地(二つの変形)

図 29 参照

b)

エミッタ接地,

図 30 参照

c)

コレクタ接地(エミッタフォロア)

図 31 参照

2.9.4

基本双安定回路  電気的双安定回路の基本要素の記号は,図 32 に示すように配置することが望ま

しい。

2.9.5

スターデルタ始動器のあるモータ回路  スターデルタ始動器のあるモータ回路は,図 33 に示すよ

うに描くことが望ましい。外部接続のための全端子は,特に始動器が

図 40 のように端子機能線図によって

表される場合は,同一の相の順序で示すことが望ましい。

2.10

内部分岐線に接続される端子  端子指定の位置及び配列についての般規則は,JIS C 1082-1 の 4.7.3

で与えられる。

内部分岐線への端子接続については,例えば,1 個の部品の幾つかの接点についての共通端子について


9

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

は,端子指定は最も外側の接続点の外部に配置しなければならない。

端子 13 が 4 個の接点のすべてに共通である制御スイッチを示す

図 34 を参照。

付図 35 は端子 1 が入力又は出力として交互に使われる例を示す。

2.11

簡略化技法  簡略化技法の一般規則は,JIS C 1082-1 の 4.6 で与えられている。

2.11.1

多重接続  一つの回路の二つ以上の同一の分岐線は,一つの分岐線で表現すること,及び IEC 

60617

の記号 03-02-09 を用いて示すことができる。例として,

図 36 を参照。

JIS C 1082-1

の 4.4.7.2 及び 4.6.3 に記述される技法は,

図 37 に示すように使われてもよい。品目指定を

除いては同一である右側の 8 回路は,簡略化して示している。

2.11.2

多機能端子  2 値論理装置の中の多機能入出力の全機能が,同じ極性の動作記号を要求する場合,

及びどのラベルを入力及び出力機能に適用しているかに関してあいまいさがない場合は,1 個の端子で示

してよく,そして斜線 (/) が異なる機能に関係するラベルを分けるために使われる。

図 35 の中のものとは異なる機能を示している図 38 を参照。

図面の配置を改善するために,多機能端子を 2.4.4.4 の要求事項を満足することを条件として,記号の外

形に,端子指定を繰り返して一つ以上描いてもよい。

図 35 の中のものと同じ機能を示している図 39 を参

照。

2.11.3

端子機能線図  機能ユニット,グループ又は構成ユニットの内部機能は,端子機能線図でも表示で

きる。

端子機能線図は,次のものを含む外枠又は境界で構成しなければならない。

−  回路図(適用できれば,簡略化して)

−  機能線図

−  ファンクションチャート又はシーケンスチャート

−  文

端子機能線図は,ユニットがある応用においてどのように接続できるか,及びどこで必要な測定をする

ことができるかが明らかであるような方法で作成されなければならない。

端子機能線図は,他の機能に関する図と同一の配列の原則で配置することが望ましく,また機能ユニッ

ト,グループ若しくは構成ユニットのすべての動作又は実行を理解するために必要なすべての文書の参照

を含んでいることが望ましい。

図 40 は,物理装置の中に組み込まれたスターデルタ始動器についての端子機能線図の例を含む。機能は,

簡略化回路図及び端子機能線図の下方左側のグラフで表されている。

JIS C 1082-1

図 19 と図 20 は,他の二つの例である。

図 41 は,機能がファンクションチャートで表されている端子機能線図である。

2.11.4

ブロック記号及び端子機能線図で表示される回路  機能ユニット又はグループは,明確化と場所の

節約のために,ブロック記号又は端子機能線図で表示してよい。この場合は,機能ユニット又はグループ

の更に詳細な情報を与える参照を図面に対して作成しなければならない。例として,

図 40 及び図 42 を参

照。

2.11.5

繰返し回路  繰返し回路の配置は,それぞれの繰返し回路について使われる適当な表示で一度だけ

示されるだけでよい。この場合,詳細な表示についての参照は,それぞれの簡略化表示で示されなければ

ならない。例として,

図 及び図 43 を参照。

2.12

補足  外部回路及び説明文のような追加の情報を図面に,その回路の理解又は応用の目的で加えて

よい(

図 40 参照)。


10

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

回路を理解するために必要な外部又は共通回路を簡略化様式で含んでよい。

図 1  機能に関係する部品の例 


11

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 2  重要度の等しい並列の経路の例

図 3  回路番号参照方式の例 


12

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

コンデンサ

−C5

−R14

−R17

−R18

−R20

−R15

−R19

抵抗

−R16

−V18

−V6

−Kl

その他

−V7

図 4  表形式参照方式の例


13

C

 1082-

2 : 1

999 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 5  推奨する配列原則の例。品目指定が数字で示されていないのは,配列の原則だけを示すためのものであるため


14

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 6  内部配線の表示の例 

図 7  分断された内部接続線の例 

図 8  挿入図の使用例


15

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 9  挿入表の使用例 

図 10  簡略化繰返し表示で示される手動スイッチの例 

図 11  手動制御スイッチの機能を説明するグラフの例


16

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 12  速度監視のためのパイロットスイッチの機能を説明するグラフの例 

図 13  速度監視のためのパイロットスイッチの機能を説明する注の例 

図 14  電力又は電圧供給のための接続表示の例


17

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 15  極性の表示のある線路によ 

って表される電源を示す例 

図 16  グループ化電源線路の例

図 17  電源のある機能ユニットの例 


18

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 18  ブロック記号に対する電源線路の例

図 19  電源部分がある部品の例 

図 20  電気的機能に関連する機械的機能の例


19

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 21  正論理規約による回路図の例:タイミングパルス発生器


20

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 22  論理極性直接表示の回路図の例:タイミングパルス発生器 


21

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 23  論理否定を含まない入出力論理極性の組合せ 

図 24  不整合記号の適用例 

図 25  不整合記号の適用例

図 26  二端子受動回路網の例

図 27  四端子受動回路網の例


22

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 28  基本ブリッジの例 

図 29  ベース接地 NPN トランジスタの RC 結合増幅段の例


23

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 30  エミッタ接地 NPN トランジスタの RC 結合増幅段の例 

図 31  コレクタ接地 NPN トランジスタの RC 結合増幅段の例 

図 32  基本回路の例:RS ラッチ回路


24

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 33  スターデルタ始動器のあるモータ回路の例 

図 34  内部分岐線に接続された端子 

のあるスイッチの例 

図 35  端子 が交互に入力と 

出力になる部品の例


25

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 36  多重接続の例


26

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 37  右の部分を簡略化して示した 個の回路の例 

図 38  多機能端子 のある部品の簡略化表現の例 

図 39  端子 の繰返し表示の例


27

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 40  補足応用情報(破線部)のある端子機能線図の例:スターデルタ始動器 


28

C

 1082-

2

 : 1

9

99 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 41  ファンクションチャート (SFC) を使用した補足応用情報が示されている端子機能線図の例 


29

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 42  回路図の中にブロック記号を使用した例:電源用整流器 


30

C

 1082-

2

 : 1

9

99 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 43  回路図の例:ページ印刷レシーバ 


31

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

3.

全体図

3.1

一般事項  全体図は,すべてのシステム,サブシステム,設備,機器,ソフトウェアなどの,例え

ば,無線受信機又は発電所の,全体を示すものでなければならない。これは,主要な機能及び/又は部品

間の主な関係を示すものでなければならない。

この形式の図は,教育,訓練,操作及び保守の目的での導入に使うことができる。

備考  全体図は,引き続く設計作業,例えば,機能線図又は回路図のような更に詳細な図の作成のた

めに使うことができる。

3.2

配置  全体図は,機能的レイアウトで示されることが望ましい。付図 を参照。位置情報を付け加

えてよい。例として,

付図 44 を参照。

ネットワークマップのように,機能を理解する上で,位置情報が重要な場合は,トポグラフ(地形的)

レイアウトを利用してよい。例としては,JIS C 1082-1 及び

図 18 を参照。

全体図は,全体システムを描く,より高いレベル,及びシステムのサブシステムを描く,より低いレベ

ルなどの機能に関する構成の異なるレベルで作成されてよい。例として,

図 45,図 46 及び図 47 を参照。

品目を表す記号は,図の中に情報や制御,エネルギー,及び材料が分かるように,明確にそれらの流れ

る経路が分かるように配置されなければならない。

あるレベルの全体図は,より低いレベルを説明する文書の参照を含んでよい。長方形を含むそれぞれの

記号は,必要な場合は,品目指定を指定しなければならない。例としては,

図 46 を参照。

3.3

非電気的プロセスの制御システムの全体図  非電気的プロセスの制御システムの全体図は,そのプ

ロセスフロー図に基づいていなければならない。例えば,

図 48 は,ISO 3511-1ISO 3511-2 及び ISO 3511-4

で規定される計測及び制御のための記号を使用したプロセスフロー図を示している。

図 49 は図 48 の制御

システムの計測及び制御機能が電気的な手段で実現している全体図を示す。

3.4

例  この節で与える図は,JIS C 1082-1 及び JIS C 1082-2 で与えられる規定及び推奨の適用例を示し

ている。これは,機器に関する推奨を意味するものではない。

3.4.1

工業プラント  図 45 は,例えば,主工程中の材料の流れ,電力及び流体動力の流れ,及び冷却水

の流れのような重要な流れの経路のある製鋼所の幾つかの主要な部分を一緒に示している。材料の流れは,

閉じた矢印で示されている。各システムは,IEC 60750 に従う品目指定によって指定されている。

図 46 は,図 45 の=W1 で示した冷却水供給システムの構成を示す。

図 47 は,図 45 の=E1 で示した電源システムの構成を示す。これには,特に次のものも含んでいる。

図中の各種サブシステムは,他の図面中で更に詳細に示されていることを仮定している。

3.4.2

無線受信機(ラジオ)  図 50 は,無線受信機の各段の効果を説明する全体図を示す。

3.4.3

電話交換機  図 51 は,電話交換機の全体図を示す。この例では,説明は,四角形の中に記されて

いる。

この図は,二つの同一のユニットを表示する簡略法で示しており,CONTROL X,CONTROL Y は一方

が他方の後ろになっている。


32

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

特に三つの音声データバス SPEECH と三つの信号データバス SIGNALLING があって,それぞれは二つ

の分岐線に分かれており,一つの分岐線はユニット CONTROL X に,他の一つはユニット CONTROL Y に

接続されている。

3.4.4

サイリスタコンバータ制御式ポンプ装置  図 52 は,モータがサイリスタコンバータユニット−A1

によって制御されるポンプシステムの全体図を示す。このシステム設計では,サイリスタコンバータユニ

ット  (−A1)  が,メインユニットの−A11,  −A31 及び−A41 からなる他のシステムによって制御される必

要がある。

3.4.5

コンピュータを応用した監視装置  図 53 は,機能がコンピュータユニットによって実現される自

動監視装置の監視ユニットの全体図を示す。

3.4.6

高圧開閉装置(スイッチギヤ)アセンブリ  図 44 は,位置情報付きの高圧開閉装置(スイッチギ

ヤ)アセンブリの全体図を示す。

3.4.7

建造物の供給電源  図 54 は,建造物の供給電源の全体図(単線接続図)を示す。


33

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 44  位置情報のある全体図の例:高圧開閉装置(スイッチギヤ)アセンブリ 


34

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 45  全体図の例:製鋼所 


35

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

備考  アステリスク(*)は,ポンプについての本来の品目指定を示す。非電気的装置の品目指定は,どの国際規格で

も扱っていない。

図 46  全体図の例:冷却水供給システム(図 45 =W 1


36

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 47  全体図の例:電力配電システム(図 45 =E 1 


37

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 48  プロセスフロー図の一部:加熱機器。制御機能は,ISO 3511-1 に従って示されている

図 49  付図 48 の図に基づいた全体図の一部 

図 50  全体図の例:無線受信機 


38

C

 1082-

2

 : 1

9

99 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 51  全体図の例:電話交換機 


39

C

 1082-

2 : 1

999 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 52  全体図の例:サイリスタコンバータ制御ポンプシステム


40

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 53  全体図の例:自動監視装置の監視ユニット 


41

C

 1082-

2 : 1

999 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

備考  品目指定については検討中。 
参考  IEC 1082-2 : 1993 の発行時点では,品目記号は IEC 60750 で検討中であったが,現時点 (1997) では IEC 61346 が発行されてい

る。

図 54  全体図の例:建造物の供給電源


42

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

4.

機能線図

4.1

一般事項  機能線図は,すべての種類のシステム,サブシステム,設備,機器,ソフトウェアなど

の機能的な役割の詳細を示さなければならないが,機能の実現方法までは説明しなくてもよい。

この形式の図は,システム又はサブシステムの設計において利用することができ,又は動作原理を説明

するために,例えば,教育若しくは訓練の目的で,利用することができる。

機能線図は,すべての種類のシステム,サブシステムなどを説明するために用いることができ,次の目

的でしばしば利用される。

−  フィードバック制御システム

−  リレー論理システム

−  2 値論理システム

等価回路図は,システムの物理的動作の詳細を説明及び解析する目的で作られた特別な形式の機能線図

である。これは通常,システム全体の動作の説明又は実際の物理的実現の説明よりも詳細である。例えば,

変圧器とその負荷を示している

付図 55 を参照。

4.2

機能線図の内容  機能線図は,最低限,その信号及び主要な制御経路が示された必要な機能の記号

を含んでいなければならない。波形,数式及びアルゴリズムのようなその他の情報を含んでよい。位置,

物理的品目及び端子の指定のような物理的情報及び組立のための情報は,通常は含む必要はない。

4.3

例  4.3 で与える図は,JIS C 1082-1 及び JIS C 1082-2 で規定する規則及び推奨の適用を示す。これ

は,装置についての推奨を意味するものではない。

4.3.1

変圧器とその負荷  例として,付図 55 を参照。

4.3.2

定電圧発電機  例として,付図 56 を参照。

4.3.3

タイミングパルス発信装置  付図 57 は,タイミングパルス発信装置の中の発信器をスタート,ス

トップする条件を示す。周波数分割器は,移相器と結合されている。


43

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 55  機能線図の例(等価回路図):変圧器とその負荷

図 56  機能線図の例(等価回路図):定電圧発電機

図 57  論理機能線図の例:タイミングパルス発信装置

5.

回路図

5.1

一般事項  回路図は,システム,サブシステム,設備,機器などの施工(接続)の詳細を示さなけ

ればならないが,構成部品の物理的寸法,形状又は位置は考慮する必要がない。回路図は次のために必要

な情報を与えるものとする。

−  回路の機能の理解(線図,表,プログラム文書,その他の図などのような補助情報が用いられる。


44

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

−  接続用文書の準備(組立の設計情報もまた用いられる。

−  試験及び故障点標定(ハンドブック,接続用文書などが用いられる。

−  据付け及び保守

5.2

回路図の内容  回路図は,次を含んでいるものとする。

a)

回路の部品又は機能を表す図記号

b)

部品又は機能間の接続の表示

c)

品目指定

d)

端子の指定

e)

論理信号に適用される信号レベル規約

f)

経路及び回路をたどるために必要な情報(信号の指定,位置参照)

g)

機能を理解するために必要な補助情報

発電所又は工業プラントの制御システムについての回路図は,主回路を制御システムの機能の学習がで

きる程度に示すことも望ましい。これは,多くの場合,主回路又はその一部を単線表示で示すことで十分

である。しかし,ある場合には,例えば,どのように計器用変圧器が接続されているかを示すために複線

表示を用いてもよい。

5.3

多くの端子の記号  多くの端子を,例えば,数百のピンをもつ装置の記号が 1 枚のシート又は図面

に配置するのに大きすぎる場合は,次の方法によることが望ましい。

a)

装置が機能的に独立した部分をもつ場合は,2.4.4.5 で示した分散表示を用いる。

b)

装置が機能的に依存する部分をもつ場合は,2.4.4.2 で示した半分割表示を用いる。

c)

装置が内部機能線図によって表すことができる場合は,記号を機能線図内の記号及び(内部)接続線

で置き換えて,個々の記号を適切な場所に配置する。

d)

記号を,単一端子記号によって,関連する多重端子を示す記号によって簡略化する。代わりの方法と

しては,多重端子の入出力の詳細を別の表で説明してもよい。

図 59 及び JIS C 1082-1 の 4.6.2 を参照。

e)

代わりの方法がなく,装置を単一の記号で表す場合は,その記号の外形を幾つかの部分に分けて,分

割表示の規定を利用する,2.4.4.3 参照。例えば,

図 58 参照。

5.4

使用しない部品  回路図又は附属文書の中において,部品の使用していない機能的部分,例えば,

使用していない接点,巻線及び素子の一部は表示又は参照されることが望ましい。構成部品の中の使用し

ていない機能的に独立した部分,例えば,デュアルインラインスイッチパッケージの中の使われないスイ

ッチ又はパッケージの中の使われないゲートを表示又は参照しても差し支えない。

5.5

分散接続(ワイヤード−AND,ワイヤード−OR)  IEC 60617-12 に分散論理積記号を表現する二つ

の基本的方法及び分散論理和記号を表現する二つの基本的方法がある。

それぞれの場合において,方法 1 は,実現する論理機能を表すための修飾記号を付け加えられた接合を

示す通常の方法の一つを使う。

方法 2 は,接合を,論理機能が,個別要素に代わって分散接続で形成されることを示す特性記号◇に続

く“&”又は“≧1”修飾記号を含む長方形で置き換える(

図 60 参照)。

方法 2 は,正及び負論理の否定入力及び否定出力のための修飾記号,並びに直接論理表示の論理極性表

示のために,修飾記号を使用できる。これは,一つの例外:すべての入力及び出力が,分散接続では論理

否定又は反転ができないために,同一の特性記号を示さなければならない,を除いて,論理が個別論理ゲ

ートで形成する場合に使われるものと同じ方法で長方形記号を使用する。

方法 1 では,外形がなく,したがって,入力及び出力修飾記号を使用することはできない。それゆえに,


45

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

分散接続で形成される論理を理解するために,一緒に接続されている出力の形式を考慮する必要がある。

一緒に接続されている L 形開放回路出力(例えば,コレクタ開放 NPN)は,アクティブハイ AND 又は

アクティブローOR のどちらかを形成する。一緒に接続されている H 型開放回路出力(例えば,エミッタ

開放 NPN)は,アクティブハイ OR 又はアクティブローAND のどちらかを形成する(

表 参照)。

表 は,同一の否定記号又は論理極性記号が,駆動出力又は被駆動入力で適切に使用できることを仮に

示している。それにもかかわらず,図面のすべての場所で,この推奨に従うことが不可能な場合は,否定

出力又はアクティブロー出力特性記号の有無は,どの形式の論理,AND 又は OR,を適用するかに影響し

ない。

付図 61 において,AND 及び OR の表現は,同等である。

同じ原則を直接論理極性表示に適用する。

図 62 において,AND 及び OR の表現は,同等である。

5.6

例  5.6 で示す図は,JIS C 1082-1 及び JIS C 1082-2 の規定の適用例と推奨例を示している。これら

は,機器の設計の推奨例を意味するものではない。

5.6.1

冷却水供給システム  この例は,どのように全体図が,同一の配列原則を使った回路図の作成の基

礎となるかを示している。利用者は全体線図によって最初に全体を把握することができ,さらに,必要に

よって,回路図を見て,同じシステムに関する詳細を知ることができるので,機能を理解しやすい。

この例は,3.4.1 で紹介される,冷却水供給システム=W1 を示す

図 46 の中の全体図に基づいている。

図 63 は,協調制御システム=W1=A1 を示す回路図のシート 31 を示す。論理ユニット=W1=A1−A31

は,制御機能が IEC 60848 によるファンクションチャートの手段で表される端子機能線図によって表現さ

れている。遷移状態と動作は,外部接続についての信号の指定と関連する。端子機能線図は,その機能を

実現するためのものではない。

協調制御システムにより制御される三つのポンプ運転システムは,回路図のシート 32,33,34 に表され

ている。

図 64 は,ポンプ運転システム=W1=P1 を示す。シート 31 の協調制御システムと(図 63 参照)

シート 32,33 及び 34 のポンプ運転システム間の接続は,信号の指定及び位置参照によって示される。

スターデルタ始動器(スタータ)は,機能を知るのに十分な端子機能線図によって示される。

図 65 は,電磁リレーによる=W1=A1−A31 の機能の具体例を示す。

図 66 の中で,機能は 2 値論理ハードウェア要素によって具体化されている。

図 67 の中で,機能は,その基本システムが=W1=D1 で表記されるコンピュータシステムによって実行

される。アプリケーションプログラムの境界線の内側の修飾記号 DBE を付した長方形は,入出力チャネル

についてのデータベース単位を表す。アプリケーションプログラムは,これとは別の文書である。

この場合において,協調制御システム=W1=A1 がコンピュータとプログラムで実現している場合は,

図 46 の全体図の中の長方形=Wl=A1 は,2.4.3 で述べたように,コンピュータの適用を表示する六角形の

記号を付加しても差し支えない。

5.6.2

電気通信機器  図 68 は,リレー技術を用いた電気通信機器の中の機能ユニットを,分割表示で示

している。

図 69 は,主に 2 値論理及びアナログ素子を用いた電気通信機器の中の機能ユニットを示している。

5.6.3

ページ印刷受信機  この例は(図 43 参照),ページ印刷受信機の IF(中間周波数)段及び検波器

の部分の回路図を示している。フィルタ−Z1,−Z2 及び−Z3 については,ブロック記号を用いると同時に

別回路図としてその所在を示す。

この図は,品目指定を除いて同一の回路の簡略化の可能性を表している。第二の回路の品目指定は,表

の中にある。


46

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

5.6.4

サイリスタコンバータユニット  この例は,図 52 の中の全体図で描かれているサイリスタコンバ

ータユニットのある部分の二つのシートで構成された回路図を示す。

図 70 は,サイリスタコンバータユニット−A1 の電機子供給ユニット−U1 を表す。この機能は,ハード

ウェア素子で具体化されている。

図 71 は,サイリスタコンバータユニット−A1 の MMI(マンマシンインタフェース)ユニット−A11 及

び論理ユニット−A31 を示す。この場合,論理ユニットは,別の文書によるプログラムをもつ内蔵式コン

ピュータで構成される。修飾記号 DBE をもつ長方形は,入出力チャネルについてのデータベース単位を表

す。

5.6.5

プログラマブルプロセスコントローラ  図 72 では,メモリコントローラ回路の一部を示している。

5.6.6

タイミングパルス発信装置  図 21 及び図 22 は,図 57 の中の機能線図に基づく。図 21 は,正論理

規約を採用し,

図 22 は,直接論理極性を採用している。


47

C

 1082-

2 : 1

999 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 58  多くの端子のある記号の簡略化の例 


48

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 59  多くの端子がある記号の外形を分割する例 

図 60  分散接続を表現する方法 


49

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 61  否定及び二重否定出力のある分散接続の例 

図 62  アクティブハイ及びアクティブロー出力のある分散接続の例 


50

C

 1082-

2

 : 1

9

99 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 63  回路図のシート 31:冷却水供給システムの協調制御システム。論理ユニット−A31 は, 

ファンクションチャートのある境界線で表される 


51

C

 1082-

2 : 1

999 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 64  図 63 と同じ回路図のシート 32。ポンプのアステリスクの説明については,図 46 を参照


52

C

 1082-

2

 : 1

9

99 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 65  回路図のシート 31:図 63 及び付図 64 と同じ機器。論理ユニット−A31 の機能は,リレーで具体化している


53

C

 1082-

2 : 1

999 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 66  回路図のシート 31:図 63 及び図 64 と同じ機器。論理ユニット−A31 の機能は,値論理ハードウェア素子で 

具体化している


54

C

 1082-

2

 : 1

9

99 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 67  回路図のシート 31:図 63 及び図 64 と同じ機器。論理ユニット−A31 の機能は,コンピュータで具体化している


55

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 68  (52 及び 53 ページ)−分割表示を利用した回路の例:電磁リレーを使用した電気通信機器


56

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)


57

C

 1082-

2 : 1

999 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 69  回路図の例:主に 値論理とアナログ素子を利用した電気通信機器


58

C

 1082-

2

 : 1

9

99 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 69  回路図の例:主に 値論理とアナログ素子を利用した電気通信機器


59

C

 1082-

2 : 1

999 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 69  回路図の例:主に 値論理とアナログ素子を利用した電気通信機器 


60

C

 1082-

2

 : 1

9

99 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 70  回路図の例:DC モータの電機子電源供給のためのサイリスタコンバータ


61

C

 1082-

2 : 1

999 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

図 71  回路図の例:マンマシンインタフェース (MMI) 及び論理装置


62

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

図 72  回路図の例:メモリコントローラ回路の一部


63

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)


64

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

表 1  一体及び分割表示の比較

No.

一体表示

分割表示

1

2

3

4

5


65

C

 1082-

2 : 1

999 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

表 2  片側のグループ化及び分離表記と他の側の一体,半分割,分割,繰返し及び簡略化繰返し表示の組合せの例

No.

表示

方法

一体

半分割

分割

繰返し*

簡略化繰返し*

グルー

プ化

実用性なし

不可能

(電源を除き)

1

分散

実用性なし

不可能

(電源を除き)

*

繰返し端子記号の周囲に 2.11.2 及び 2.4.4.4 による括弧を付け加えてよい。


66

C

 1082-

2

 : 1

9

99 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

No.

表示

方法

一体

半分割

分割

繰返し*

簡略化繰返し

グルー

プ化

不可能

(電源を除き)

実用性なし

2

分散

不可能

(電源を除き)

実用性なし

*

繰返し端子記号の周囲に 2.11.2 及び 2.4.4.4 による括弧を付け加えてよい。


67

C

 1082-

2 : 1

999 (IEC

6108

2-2

: 1993

)

No.

表示

方法

一体

半分割

分割

繰返し*

簡略化繰返し*

グルー

プ化

実用性なし

実用性なし

3

分散

*

繰返し端子記号の周囲に 2.11.2 及び 2.4.4.4 による括弧を付け加えてよい。


68

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

表 3  接点の機能を表現するグラフ及びカム記号の例

グラフ記号

No.

回路図中の表現

カム記号

説明

1

温度が 15℃以上で接点閉

2

温度上昇時 35℃で接点閉, 
下降時 25℃で開*

3

速度上昇時 0m/s で接点閉,

5.2m/s

で開,

5m/s

で閉*

4

60

°と 180°の間及び 240°と 330°の間で接点閉

5

位置 X と位置 Y の間で接点開

6

位置 X だけで接点閉

7

位置 X の端及びこれを超える位置で接点閉

*

復帰値が重要でない場合は,これを括弧内に入れるか又は省略してよい。


69

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

表 4  機能線図の中の論理否定についての論理否定記号の使用例

望ましい表記

望ましくない表記

1

2


表 5  分散接続の例

No.

説明

正論理

負論理

論理極性直接表示

1

L

形開放回路出

力の接続によっ

て形成される集
約論理積接続

>

2

L

形開路出力の

接続によって形

成される分散論
理和接続

3

H

形開路出力の

接続によって形

成される分散論
理和接続

4

H

形開路出力の

接続によって形
成される分散論
理積接続

5

分散論理和多重

接続

備考1. AND 又は OR 記号は,素子の出力又はその他の適切な場所で繰り返してよ

い。

2.

機能の具体化に必要なすべての外部部品は,表の中で示され又は引用される
ことが望ましい。


71

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

附属書 A(参考)  IEC 60375 からの抜粋−電気及び磁気に関する規則

序文  この附属書 A(参考)は,解説のまとめ方について記述するものであり,規定の一部ではない。

IEC 60375

は,図の中で支線の電流の規準の向きの表現方法を,幾つかの矢印の表現で,定めている。

例えば,

又は電流に対する文字記号に付けられた二つの添え字で,例えば,

IEC 60375

は,また磁束の表示も定めている。例えば,

電圧の極性を知るために,IEC 60375 では三つの方法が与えられている。

矢印の後端は,より高い基準電位に対応する。

結合している電気回路の電圧極性間の対応は,次の図のように示すことが望ましい。


72

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

附属書(参考)

序文  この附属書(参考)は,解説のまとめ方について記述するものであり,規定の一部ではない。

附属書表 1  状態,レベル,信号名(論理極性直接表示)


73

C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)

JIS C 401

(シーケンス制御用展開接続図)改正委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

関  口      隆

横浜国立大学

(幹事)

渡  部  剛  士

株式会社東芝

(幹事)

加  藤      清

富士電機株式会社

(委員)

橋  爪  邦  隆

工業技術院

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

小  川      晋

社団法人日本電機工業会

桝  本  博  司

東京都立産業技術研究所

大  西  忠  治

新日本製鐵株式会社

内  藤  辰  男

日産自動車株式会社

鶴  岡  寛  治

福山共同機工株式会社

那  須  利  雄

三菱電機株式会社

小須田  徹  夫

株式会社明電舎

金  田  信  人

株式会社日立製作所

柳  橋      健

東京電力株式会社

(関係者)

戸  田  政  義

工業技術院

吉  村  大  輔

工業技術院

田  中      勝

財団法人日本規格協会

早稲田  邦  夫

株式会社日立製作所

中  路  勝  彦

三菱電機株式会社

岡  島  生  三

三菱電機株式会社

鈴  木  正  志

三菱電機株式会社

清  水      圭

日産自動車株式会社

赤  枝      悟

日産自動車株式会社

境  野  真  道

日産自動車株式会社

(事務局)

細  川      亮

社団法人電気学会