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C 0806-6:2006  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)か

ら,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,

経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60286-6:2004,Packaging of 

components for automatic handling ― Part 6: Bulk case packaging for surface mounting componentsを基礎とし

て用いた。 

この規格に従うことは,次に示す特許権の使用に該当するおそれがある。 

1. 発明の名称 電子部品チップ収納カセット 

設定登録日 1995年11月22日(登録番号)日本国特許 第1991941号 

2. 発明の名称 電子部品チップ収納カセット 

設定登録日 1994年12月26日(登録番号)日本国特許 第1894884号 

なお,この記載は,上記に示す特許権の効力範囲などに対して何ら影響を与えるものではない。 

上記特許権者は,日本工業標準調査会に対して,非差別的,かつ,合理的な条件で,いかなる者に対し

ても当該特許権の実施を許諾する意志があることを保証している。 

この規格の一部が,上記に示す以外の技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,

又は出願公開後の実用新案登録出願に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,

このような技術的性格をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録

出願にかかわる確認について責任はもたない。 

JIS C 0806-6には,次に示す附属書がある。 

附属書A(参考)包装容量 

附属書B(参考)SMDの残量表示 

附属書C(参考)ラベル情報 

附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表 

JIS C 0806の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS C 0806-1 第1部:アキシャルリード線端子部品の連続テープによるパッケージング 

JIS C 0806-2 第2部:ラジアルリード線端子部品の連続テープによるパッケージング 

JIS C 0806-3 第3部:表面実装部品の連続テープによるパッケージング 

JIS C 0806-6 第6部:表面実装部品用バルクケースによるパッケージング 

C 0806-6:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1. 適用範囲 ························································································································ 1 

2. 引用規格 ························································································································ 1 

3. 定義 ······························································································································ 2 

3.1 制電性プラスチック(静電気放散性プラスチック) ······························································ 2 

4. 要求事項 ························································································································ 2 

4.1 バルクケースの外観 ······································································································· 2 

4.2 シャッタ機構 ················································································································ 2 

4.3 寸法 ···························································································································· 2 

4.4 材質 ···························································································································· 4 

4.5 機械的性能 ··················································································································· 4 

5. 表示 ······························································································································ 5 

附属書A(参考)包装容量 ····································································································· 6 

附属書B(参考)SMDの残量表示 ··························································································· 7 

附属書C(参考)ラベル情報 ·································································································· 8 

附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表 ··································································· 9 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

C 0806-6:2006 

自動実装部品のパッケージング― 

第6部:表面実装部品用バルクケースによる 

パッケージング 

Packaging of components for automatic handling ―  

Part 6: Bulk case packaging for surface mounting components 

序文 この規格は,2004年に第2版として発行されたIEC 60286-6:2004,Packaging of components for 

automatic handling ― Part 6: Bulk case packaging for surface mounting componentsを翻訳し,技術的内容を変

更して作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変

更の一覧表をその説明を付けて,附属書1(参考)に示す。 

1. 適用範囲 この規格は,表面実装部品(以下,SMDという。)を収納するバルクケースによるパッケ

ージングについて規定する。バルクケースは,部品の輸送,保管及び直接又は適切なフィーダを用いて装

着機に部品を供給できるように設計されている。バルクケースは,接続部によってフィーダ又は自動装着

機に取り付ける。 

 備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。 

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD

(修正している),NEQ(同等でない)とする。 

IEC 60286-6:2004,Packaging of components for automatic handling ― Part 6: Bulk case packaging 

for surface mounting components (MOD) 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 7507 ノギス 

JIS K 6911 熱硬化性プラスチック一般試験方法 

JIS K 6999 プラスチック−プラスチック製品の識別及び表示 

備考 ISO 11469 Plastics ― Generic identification and marking of plastic productsが,この規格と一致

している。 

JIS K 7110 プラスチック − アイゾット衝撃強さの試験方法 

備考 ISO 180 Plastics ― Determination of Izod impact strengthからの引用事項は,この規格の該当

事項と同等である。 

JIS X 0503 バーコードシンボル − コード39 − 基本仕様 

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C 0806-6:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 ISO/IEC 16388 Information technology ― Automatic identification and data capture techniques 

― Bar code symbology specifications ― Code 39が,この規格と一致している。 

JIS Z 0202 包装貨物−落下試験方法 

備考 ISO 2248 Packing ― Complete, filled transport packages ― Vertical impact test by droppingか

らの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 

3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 

3.1 

制電性プラスチック(静電気放散性プラスチック)destaticed plastics (electrostatic dissipative plastics) 

表面抵抗率の値が1.0×105Ω/□以上,1.0×1012Ω/□以下のプラスチック。 

参考 Ω/□は,抵抗Rをスケア数(l/w)で除したものであり,シート抵抗と呼ばれる。 

 ここに, 

     l :  長さ 

     w :  幅 

4. 要求事項  

4.1 

バルクケースの外観 外観は,図1に示す。ラベルの詳細は,附属書Cを参照する。 

図 1 バルクケース − 外観 

4.2 

シャッタ機構 バルクケースには,開口部を開閉するためのスライド式のシャッタ機構を設ける。 

4.3 

寸法 全体図及び個々の寸法に対する文字記号は,図2に示す。 

残量の割合を示す比率目盛は,ラベルの反対側の面とする。詳細は,附属書Bを参照する。 

シャッタ機構 

開口部 

接続部 

ラベル 

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C 0806-6:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 適切な数の小さなエア抜き穴を,ケースの底面に設けてもよい。 

図 2 全体図及び寸法記号 

4.3.1 

外形寸法  

長さ L1 = 36.0 mm     mm 

高さ H1 = 110 mm±0.7 mm 

幅   W1 = 12.0 mm±0.1 mm 

  0 
−0.2 

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C 0806-6:2006  

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4.3.2 

接続部の寸法 接続部の寸法は,表1による。 

表 1 接続部寸法 

                  単位 mm 

文字記号 

寸法 

接続部長さ L2 

31.5 

+0.2 
 0 

開口部長さ L3 (代表値) 

19 

高さ H2 

1.5 

+0.1 
 0 

高さ H3 

2.0 

 0 
−0.1 

高さ H4 

3.0 

+0.2 
 0 

高さ H5 (代表値) 

11 

高さ H6 (代表値) 

1.9 

高さ H7 

1.0    ±0.1 

幅P3 

1.6    ±0.1 

幅W2 

8.8    ±0.1 

幅 W3 

6.8    ±0.1 

開口部幅 W4 (代表値) 

開口部位置 P1 (公称値) 

4.3.3 

スライド式シャッタ  

・スライド長さ (代表値) 

L4 = 10 mm 

・スライド開始位置 (開口部全開)  P2 = 53.3 mm 

4.4 

材質 容器の材質は,静電気を拡散する透明又は半透明の制電性プラスチックとする。バルクケー

スは,輸送中,保管中及びその後の部品の機械的特性,電気的特性,はんだ付け性及び表示に有害な影響

を与えない材質で構成する。 

4.4.1 

リサイクル 図1及び図2に示すバルクケースには,恒久的,かつ,目視可能で適切なリサイクル

マークを表記する。 

推奨する表記マークは,JIS K 6999による。 

4.5 

機械的性能  

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C 0806-6:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

4.5.1 

機械的安定性 部品を収納したバルクケースは,保管中,輸送中及び使用中に,部品が損傷を受け

ず,かつ,部品の取出しが容易となる機械的安定性を保たなければならない。 

4.5.2 

性能及び試験方法 バルクケースの性能及び試験方法は,表2による。 

表2 バルクケースの性能及び試験方法 

番号  試験項目 

性能 

試験方法 

 材料強度 

アイゾット衝撃強さ 
30 J/m2以上 

JIS K 7110による。 

 材料の表面 
 抵抗率 

1.0×105  〜 1.0×1012 Ω/□  

JIS K 6911の5.13(抵抗率)による。 

 落下強度 

破損,組合せのがたなどの異常
がない。また,外観に著しい変
化がない。 

空のバルクケースの開口部を下にして,高さ
1 mから1回自然落下させる。落下面は,JIS 
Z 0202の5.1(5)による。 

 しゅう動力 

シャッタが,試験の前後1〜5 N
で開閉できる。 

初期及び50回スライド後,プッシュプルゲー
ジで測定する。 

 高温放置 

4.3に規定の寸法を満足する。 
組合せのがたなどの異常がな
い。また,外観に著しい変化が
ない。 

空のバルクケースを50 ℃±2 ℃の雰囲気中
に24時間自然放置した後,標準状態に3時間
放置後,番号3(落下強度)試験を行い,各
部の寸法をノギス(1)によって測定する。外観
は,目視又は10倍の拡大鏡を用いて検査す
る。 

 低温放置 

4.3に規定の寸法を満足する。 
組合せのがたなどの異常がな
い。また,外観に著しい変化が
ない。 

空のバルクケースを−25 ℃±2 ℃の雰囲気
中に24時間自然放置した後,標準状態に3
時間放置後,番号3(落下強度)の試験を行
い,各部の寸法をノギス(1) によって測定す
る。外観は,日視又は10倍の拡大鏡を用いて
検査する。 

注(1) ノギスは,JIS B 7507に規定する1級もので,最小読取値が0.02 mm又はこれと同等以上の精度

をもつものとする。 

5. 表示 バルクケースには,引きはがし可能なラベルをはり付けるスペースを設ける。ラベルは,正面

及びシャッタ機構面に貼る(図1参照)。 

ラベルの表示事項は,製品規格及び受渡当事者間の協定による。 

表示情報は,標準的な書体又は,光学式文字認識(以下,OCRという。),バーコード,磁気記録など

の自動読取り用の形態とする。バーコードの場合には,JIS X 0503に規定するコード39の使用を推奨する。

OCRの場合には,OCR Bの使用が望ましい。 

リサイクルマークの表示は,4.4.1による。 

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C 0806-6:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書A(参考)包装容量 

この附属書は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。 

A1. 部品の品種 この包装方式は,小形のSMD(例えば,コンデンサ,抵抗器,電子又は電子機構部品

など)に適用する。 

A2. 部品の収納数量 コンデンサ及び抵抗器の寸法記号別標準収納数量は,表A.1,表A.2及び表A.3に

示す。 

表A.1 コンデンサ 

寸法記号 

公称寸法  

mm 

標準収納数量個 

長さL 

幅W 

厚さT 

1005M 

1.0 

0.5 

0.5 

50 000 

1608M 

1.6 

0.8 

0.8 

15 000 

2012M 

2.0 

1.25 

0.6 

1.25 

10 000 

5 000 

備考 

寸法記号の識別子Mは,メートル系の単位であることを示す。 

表A.2 抵抗器 

寸法記号 

公称寸法  

mm 

標準収納数量個 

長さL 

幅W 

厚さT 

RR 1005M 

1.0 

0.5 

0.35 

50 000 

RR 1608M 

1.6 

0.8 

0.45 

25 000 

RR 2012M 

2.0 

1.25 

0.55 

10 000 

備考 

寸法記号の識別子Mは,メートル系の単位であることを示す。 

表A.3 抵抗器(円筒形) 

寸法記号 

公称寸法  

mm 

標準収納数量個 

長さL 

直径D 

RC 1610M 

1.6 

1.0 

10 000 

RC 2012M 

2.0 

1.25 

5 000 

備考 

寸法記号の識別子Mは,メートル系の単位であることを示す。 

C 0806-6:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書B(参考)SMDの残量表示 

この附属書は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。 

B1. 

SMDの残量表示 バルクケースの底の内壁から開口部内壁までの距離を100 %として,その距離の

100 %,90 %,80 %,70 %,60 %,50 %,40 %,30 %,20 %,10 %及び0 %に対応する各位置

に,SMDの残量の割合を示す目盛を,それぞれ10,9,8,7,6,5,4,3,2,1及び0と表示する。 

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C 0806-6:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書C(参考)ラベル情報 

この附属書は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。 

C1. ラベルの材質 ラベルの材質は特に指定しない。ただし,引きはがし可能な貼付ラベルをはがさず

に,その上に重ねてラベルをはる場合(例えば,バルクケースをリユースする場合)には,前に貼ってあ

るラベルと同一の材質とする。プラスチックラベルを使用する場合には,ラベル上にJIS K 6999に基づき,

材質を表示する。 

C2. ラベルの接着特性 バルクケースを温度−25 ℃から+50 ℃,相対湿度45 %から75 %で輸送,保

管及び/又は使用したとき,ラベルは,リユースするためにバルクケースからはがすことができなければ

ならない。 

関連規格 TR C 0027-1:2002 静電気現象からの電子デバイスの保護−第1部:一般要求事項 

備考 IEC/TS 61340-5-1:1998 Electrostatics−Part5-1 : Protection devices from electrostatic 

phenomena−General requirementsがこの規格と一致している。 

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C 0806-6:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表 

JIS C 0806-6:2005 自動実装部品のパッケージング 第6部:表面実装部品用バル
クケースによるパッケージング 

IEC 60286-6:2004,Packaging of components for automatic handling ― Part 6: Bulk 
case packaging for surface mounting components 

(Ⅰ) JISの規定 

(Ⅱ) 国際 
規格番号 

(Ⅲ) 国際規格の規定 

(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の項目
ごとの評価及びその内容 
 表示箇所:本体及び附属書 
 表示方法:点線の下線又は実線の側線 

(Ⅴ) JISと国際規格との技術的差異の理由
及び今後の対策 

項目 
番号 

内容 

項目 
番号 

内容 

項目ごとの
評価 

技術的差異の内容 

1.適用範囲  自動実装部分を収納する

バルクケースによるパッ
ケージングについて規定。 

IEC 
60286-6 

1. 

JISと同じ。 

IDT 

― 

― 

2.引用規格  JIS K 6999 

JIS X 0503 

2. 

ISO 11469 
ISO/IEC 16388 

IDT 

― 

― 

JIS K 7110,JIS Z 0202 

ISO 180,ISO 2448 

MOD/変更 

JISからの引用事項は,
対応ISO規格の該当事
項と同等である。 

― 

JIS B 75047,JIS K 6911 

― 

MOD/追加 

― 

JISとして必要な規格の追加,不要な規
格の削除。 

― 

IEC 60093,ISO 6906 MOD/削除 

― 

3.定義 

用語の定義を規定。 

3. 

JISと同じ 

IDT 

― 

― 

4.要求事項 
 

4.1〜4.4 

4. 

4.1〜4.4 

IDT 

― 

― 

4.5機械的性能 

4.5機械的性能 

MOD/追加 

表2は,IEC規格では附
属書(参考)。 

我が国ではEIAJ ET-7201A(1992年制
定,1996年改正)を広く活用している
ので,性能及び試験方法を定めた表2
を規定事項とした。IEC規格は,
ET-7201Aを元に規格化しているが,審
議の過程で参考に修正された。 

9

C

0

8

0

6

:2

0

0

5

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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10 

C 0806-6:2006  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JIS C 0806-6:0000 自動実装部品のパッケージング 第6部:表面実装部品用バル
クケースによるパッケージング 

IEC 60286-6:2004,Packaging of components for automatic handling ― Part 6: Bulk 
case packaging for surface mounting components 

(Ⅰ) JISの規定 

(Ⅱ) 国際 
規格番号 

(Ⅲ) 国際規格の規定 

(Ⅳ) JISと国際規格との技術的差異の項目
ごとの評価及びその内容 
 表示箇所:本体及び附属書 
 表示方法:点線の下線又は実線の側線 

(Ⅴ) JISと国際規格との技術的差異の理由
及び今後の対策 

項目 
番号 

内容 

項目 
番号 

内容 

項目ごとの
評価 

技術的差異の内容 

5.表示 
 

ラベルの表示事項は,製品
規格及び受渡当事者間の
協定による。 

5. 

JISとほぼ同じ 

MOD/追加 
 

“受渡当事者間の協定”
を追加。 

我が国での実態に則した規定内容とし
た。IEC規格の見直し時に,改正提案す
る予定。 

附属書A 

(参考)包装容量 
  表2 抵抗器 
  表3 抵抗器(円筒形) 

附属書A(参考) 

MOD/変更 

表に記載の,一部の寸法
記号,寸法及び標準収納
数量を変更。 

チップ固定抵抗器の規格であるIEC 
60115-8 Amd 1の内容を反映させた。ま
た,円筒形では,現在バルクケースを適
用している寸法及び標準収納数量に変
更した。IEC規格の見直し時に,改正提
案する予定。 

附属書B 

(参考)残量表示 

附属書B(参考) 

IDT 

― 

― 

附属書C 

(参考)ラベル情報 

附属書C(参考) 

IDT 

― 

― 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:MOD 

 
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。 

  ―IDT……………… 技術的差異がない。 
  ―MOD/削除……… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
  ―MOD/追加……… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
  ―MOD/変更……… 国際規格の規定内容を変更している。 
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。 
  ―MOD…………… 国際規格を修正している。 
 

1

0

C

0

8

0

6

-6

:2

0

0

5

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。